JPH09103073A - Dc−dcコンバータ - Google Patents
Dc−dcコンバータInfo
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- JPH09103073A JPH09103073A JP7258503A JP25850395A JPH09103073A JP H09103073 A JPH09103073 A JP H09103073A JP 7258503 A JP7258503 A JP 7258503A JP 25850395 A JP25850395 A JP 25850395A JP H09103073 A JPH09103073 A JP H09103073A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of DC power input into DC power output
- H02M3/22—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC
- H02M3/24—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters
- H02M3/28—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC
- H02M3/325—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M3/335—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
- H02M3/33569—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only having several active switching elements
- H02M3/33576—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only having several active switching elements having at least one active switching element at the secondary side of an isolation transformer
- H02M3/33592—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only having several active switching elements having at least one active switching element at the secondary side of an isolation transformer having a synchronous rectifier circuit or a synchronous freewheeling circuit at the secondary side of an isolation transformer
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
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- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同期整流回路を備えたDC−DCコンバータ
に関し、動作の安定化と効率の向上とを図る。 【解決手段】 トランスTの一次巻線に、制御回路1に
よってオン,オフが制御されるメインスイッチング素子
(Q1)を接続し、二次巻線に、整流側同期整流スイッ
チング素子(Q4)とフライホイール側同整流スイッチ
ング素子(Q5)とからなる同期整流回路を接続したD
C−DCコンバータに於いて、整流側同期整流スイッチ
ング素子(Q4)及びフライホイール型同期整流スイッ
チング素子(Q5)と直列にコイル又は可飽和リアクト
ル(L1,L2)を接続した。
に関し、動作の安定化と効率の向上とを図る。 【解決手段】 トランスTの一次巻線に、制御回路1に
よってオン,オフが制御されるメインスイッチング素子
(Q1)を接続し、二次巻線に、整流側同期整流スイッ
チング素子(Q4)とフライホイール側同整流スイッチ
ング素子(Q5)とからなる同期整流回路を接続したD
C−DCコンバータに於いて、整流側同期整流スイッチ
ング素子(Q4)及びフライホイール型同期整流スイッ
チング素子(Q5)と直列にコイル又は可飽和リアクト
ル(L1,L2)を接続した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期整流回路を備
えたDC−DCコンバータに関する。同期整流回路は、
整流側ダイオードとフライホイール側ダイオードとを、
電界効果トランジスタ等の同期整流スイッチング素子に
置換し、トランスの二次巻線の誘起電圧の極性に対応し
てオン,オフ制御し、同期整流スイッチング素子のオン
抵抗が極めて小さいことにより、ダイオードを用いた場
合に比較してDC−DCコンバータの効率を向上するこ
とができるものである。このような同期整流回路を備え
たDC−DCコンバータの動作の安定化と効率の向上と
を図ることが要望されている。
えたDC−DCコンバータに関する。同期整流回路は、
整流側ダイオードとフライホイール側ダイオードとを、
電界効果トランジスタ等の同期整流スイッチング素子に
置換し、トランスの二次巻線の誘起電圧の極性に対応し
てオン,オフ制御し、同期整流スイッチング素子のオン
抵抗が極めて小さいことにより、ダイオードを用いた場
合に比較してDC−DCコンバータの効率を向上するこ
とができるものである。このような同期整流回路を備え
たDC−DCコンバータの動作の安定化と効率の向上と
を図ることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図13は従来例の説明図であり、同期整
流回路を備えたDC−DCコンバータの要部を示す。同
図に於いて、21は制御回路、22はバッテリ或いは交
流電圧を整流した直流電源、23,24は安定化した直
流電圧の出力端子、25はトランス、Q11はメインス
イッチング素子としての電界効果トランジスタ、Q14
は整流側同期整流スイッチング素子としての電界効果ト
ランジスタ、Q15はフライホイール側同期整流スイッ
チング素子としての電界効果トランジスタ、d11,d
14,d15は電界効果トランジスタの基板内のp層,
n層の接合によって形成されるボディダイオード(寄生
ダイオード)、L,Cは平滑用のチョークコイルとコン
デンサである。
流回路を備えたDC−DCコンバータの要部を示す。同
図に於いて、21は制御回路、22はバッテリ或いは交
流電圧を整流した直流電源、23,24は安定化した直
流電圧の出力端子、25はトランス、Q11はメインス
イッチング素子としての電界効果トランジスタ、Q14
は整流側同期整流スイッチング素子としての電界効果ト
ランジスタ、Q15はフライホイール側同期整流スイッ
チング素子としての電界効果トランジスタ、d11,d
14,d15は電界効果トランジスタの基板内のp層,
n層の接合によって形成されるボディダイオード(寄生
ダイオード)、L,Cは平滑用のチョークコイルとコン
デンサである。
【0003】制御回路21は、出力端子23,24間の
直流電圧と設定基準電圧とを比較し、その誤差分に対応
して、メインスイッチング素子としての電界効果トラン
ジスタQ11のオン期間を制御する。又この電界効果ト
ランジスタQ11のオン期間に於けるトランス25の二
次巻線の誘起電圧を、整流側同期整流スイッチング素子
の電界効果トランジスタQ14をオンとして整流し、且
つフライホイール側同期整流スイッチング素子の電界効
果トランジスタQ15をオフとする。
直流電圧と設定基準電圧とを比較し、その誤差分に対応
して、メインスイッチング素子としての電界効果トラン
ジスタQ11のオン期間を制御する。又この電界効果ト
ランジスタQ11のオン期間に於けるトランス25の二
次巻線の誘起電圧を、整流側同期整流スイッチング素子
の電界効果トランジスタQ14をオンとして整流し、且
つフライホイール側同期整流スイッチング素子の電界効
果トランジスタQ15をオフとする。
【0004】又制御回路21は、電界効果トランジスタ
Q11をオフとした時に、電界効果トランジスタQ14
をオフ、電界効果トランジスタQ15をオンとし、チョ
ークコイルLの蓄積エネルギによる電流を電界効果トラ
ンジスタQ15を介して流れるようにする。
Q11をオフとした時に、電界効果トランジスタQ14
をオフ、電界効果トランジスタQ15をオンとし、チョ
ークコイルLの蓄積エネルギによる電流を電界効果トラ
ンジスタQ15を介して流れるようにする。
【0005】又トランス25の二次巻線の誘起電圧を利
用して、整流側同期整流スイッチング素子としての電界
効果トランジスタQ14と、フライホイール側同期整流
スイッチング素子としての電界効果トランジスタQ15
とを制御し、トランス25の一次巻線に接続した電界効
果トランジスタQ11のオン,オフに同期して電界効果
トランジスタQ14,Q15のオン,オフを制御する構
成も知られている。
用して、整流側同期整流スイッチング素子としての電界
効果トランジスタQ14と、フライホイール側同期整流
スイッチング素子としての電界効果トランジスタQ15
とを制御し、トランス25の一次巻線に接続した電界効
果トランジスタQ11のオン,オフに同期して電界効果
トランジスタQ14,Q15のオン,オフを制御する構
成も知られている。
【0006】通常のpn接合のダイオードの順方向電圧
は0.6V程度であり、これに対して、低オン抵抗の電
界効果トランジスタは、10mΩ程度以下のオン抵抗の
ものも実現されている。従って、ダイオードの代わりに
電界効果トランジスタを用いて、ダイオードとして作用
するタイミングにオンとなるように制御する同期整流回
路を設けることによって、DC−DCコンバータの効率
を向上させることができる。
は0.6V程度であり、これに対して、低オン抵抗の電
界効果トランジスタは、10mΩ程度以下のオン抵抗の
ものも実現されている。従って、ダイオードの代わりに
電界効果トランジスタを用いて、ダイオードとして作用
するタイミングにオンとなるように制御する同期整流回
路を設けることによって、DC−DCコンバータの効率
を向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】整流側同期整流スイッ
チング素子としての電界効果トランジスタQ14と、フ
ライホイール側同期整流スイッチング素子としての電界
効果トランジスタQ15を、交互にオン,オフ制御する
ものであるが、動作遅延等によって、電界効果トランジ
スタQ14,Q15が同時にオン状態となると、トラン
ス25の二次巻線は短絡された状態となり、電界効果ト
ランジスタQ14,Q15に大きな電流が流れると共
に、トランス25の一次巻線に接続した電界効果トラン
ジスタQ11にも大きな電流が流れ、過大電流による損
失増加となる問題があり、最悪状態では、電界効果トラ
ンジスタQ11,Q14,Q15が破損する場合があ
る。本発明は、比較的簡単な構成により同期整流回路に
於ける短絡の問題を解決し、更に効率の改善を図ること
を目的とする。
チング素子としての電界効果トランジスタQ14と、フ
ライホイール側同期整流スイッチング素子としての電界
効果トランジスタQ15を、交互にオン,オフ制御する
ものであるが、動作遅延等によって、電界効果トランジ
スタQ14,Q15が同時にオン状態となると、トラン
ス25の二次巻線は短絡された状態となり、電界効果ト
ランジスタQ14,Q15に大きな電流が流れると共
に、トランス25の一次巻線に接続した電界効果トラン
ジスタQ11にも大きな電流が流れ、過大電流による損
失増加となる問題があり、最悪状態では、電界効果トラ
ンジスタQ11,Q14,Q15が破損する場合があ
る。本発明は、比較的簡単な構成により同期整流回路に
於ける短絡の問題を解決し、更に効率の改善を図ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のDC−DCコン
バータは、図1を参照して説明すると、(1)トランス
Tの一次巻線にメインスイッチング素子Q1を接続し、
二次巻線に整流側同期整流スイッチング素子Q4とフラ
イホイール側同期整流スイッチング素子Q5とからなる
同期整流回路を接続したDC−DCコンバータに於い
て、同期整流回路は、整流側同期整流スイッチング素子
Q4及びフライホイール側同期整流スイッチング素子Q
5の同時オン防止用のコイル又は可飽和リアクトルL
1,L2を、整流側同期整流スイッチング素子Q4及び
フライホイール型同期整流スイッチング素子Q5にそれ
ぞれ直列に接続した構成とした。
バータは、図1を参照して説明すると、(1)トランス
Tの一次巻線にメインスイッチング素子Q1を接続し、
二次巻線に整流側同期整流スイッチング素子Q4とフラ
イホイール側同期整流スイッチング素子Q5とからなる
同期整流回路を接続したDC−DCコンバータに於い
て、同期整流回路は、整流側同期整流スイッチング素子
Q4及びフライホイール側同期整流スイッチング素子Q
5の同時オン防止用のコイル又は可飽和リアクトルL
1,L2を、整流側同期整流スイッチング素子Q4及び
フライホイール型同期整流スイッチング素子Q5にそれ
ぞれ直列に接続した構成とした。
【0009】コイル又は可飽和リアクトルL1,L2に
より、整流側同期整流スイッチング素子Q4又はフライ
ホイール側同期整流スイッチング素子Q5がオンとなっ
た時の電流の立上りが遅れることにより、整流側同期整
流スイッチング素子Q4とフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5との何れか一方がオン状態の時、他
方がオン状態となっても、ターンオンした時の電流の立
上りが遅れることにより、同時オン状態によるトランス
Tの二次巻線の短絡状態を回避することができる。
より、整流側同期整流スイッチング素子Q4又はフライ
ホイール側同期整流スイッチング素子Q5がオンとなっ
た時の電流の立上りが遅れることにより、整流側同期整
流スイッチング素子Q4とフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5との何れか一方がオン状態の時、他
方がオン状態となっても、ターンオンした時の電流の立
上りが遅れることにより、同時オン状態によるトランス
Tの二次巻線の短絡状態を回避することができる。
【0010】(2)又同期整流回路は、整流側同期整流
スイッチング素子Q4及びフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5を制御回路1等よって外部からオ
ン,オフ制御し、且つ整流側同期整流スイッチング素子
Q4及びフライホイール側同期整流スイッチング素子Q
5のそれぞれのドレインD側にコイル又は可飽和リアク
トルL1,L2を接続することができる。
スイッチング素子Q4及びフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5を制御回路1等よって外部からオ
ン,オフ制御し、且つ整流側同期整流スイッチング素子
Q4及びフライホイール側同期整流スイッチング素子Q
5のそれぞれのドレインD側にコイル又は可飽和リアク
トルL1,L2を接続することができる。
【0011】制御回路1等の外部から整流側同期整流ス
イッチング素子Q4又はフライホイール側同期整流スイ
ッチング素子Q5のゲートGとソースSとの間に制御信
号を加えてオンとするもので、ドレインDに流れる電流
はコイル又は可飽和リアクトルL1,L2によって立上
りが遅延され、整流側同期整流スイッチング素子Q4と
フライホイール側同期整流スイッチング素子Q5の同時
オン状態によるトランスTの二次巻線の短絡状態を回避
することができる。
イッチング素子Q4又はフライホイール側同期整流スイ
ッチング素子Q5のゲートGとソースSとの間に制御信
号を加えてオンとするもので、ドレインDに流れる電流
はコイル又は可飽和リアクトルL1,L2によって立上
りが遅延され、整流側同期整流スイッチング素子Q4と
フライホイール側同期整流スイッチング素子Q5の同時
オン状態によるトランスTの二次巻線の短絡状態を回避
することができる。
【0012】(3)又同期整流回路は、整流側同期整流
スイッチング素子Q4及びフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5を、トランスTの二次巻線の誘起電
圧によってオン,オフ制御することができる。
スイッチング素子Q4及びフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5を、トランスTの二次巻線の誘起電
圧によってオン,オフ制御することができる。
【0013】トランスTの二次巻線の誘起電圧が一方の
極性の時に、整流側同期整流スイッチング素子Q4をオ
ンとし、且つフライホイール側同期整流スイッチング素
子Q5をオフとし、二次巻線の誘起電圧が他方の極性の
時に、整流側同期整流スイッチング素子Q4をオフと
し、且つフライホイール側同期整流スイッチング素子Q
5をオンとする。その時に動作遅延等により同時オンの
状態が発生しても、コイル又は可飽和リアクトルL1,
L2による電流の立上りが遅延されるので、トランスT
の二次巻線の短絡状態を回避することができる。
極性の時に、整流側同期整流スイッチング素子Q4をオ
ンとし、且つフライホイール側同期整流スイッチング素
子Q5をオフとし、二次巻線の誘起電圧が他方の極性の
時に、整流側同期整流スイッチング素子Q4をオフと
し、且つフライホイール側同期整流スイッチング素子Q
5をオンとする。その時に動作遅延等により同時オンの
状態が発生しても、コイル又は可飽和リアクトルL1,
L2による電流の立上りが遅延されるので、トランスT
の二次巻線の短絡状態を回避することができる。
【0014】(4)又同期整流回路は、整流側同期整流
スイッチング素子Q4及びフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5を、トランスTの補助巻線の誘起電
圧によってオン,オフ制御することができる。
スイッチング素子Q4及びフライホイール側同期整流ス
イッチング素子Q5を、トランスTの補助巻線の誘起電
圧によってオン,オフ制御することができる。
【0015】トランスTは一次巻線と二次巻線と補助巻
線とを有する構成とし、補助巻線の誘起電圧により、同
期整流回路の整流側同期整流スイッチング素子Q4及び
フライホイール側同期整流スイッチング素子Q5のオ
ン,オフを制御する。又ドレインDに接続したコイル又
は可飽和リアクトルL1,L2により同時オン状態とな
った時の電流の立上りの遅延により、トランスTの二次
巻線の短絡状態を回避することができる。
線とを有する構成とし、補助巻線の誘起電圧により、同
期整流回路の整流側同期整流スイッチング素子Q4及び
フライホイール側同期整流スイッチング素子Q5のオ
ン,オフを制御する。又ドレインDに接続したコイル又
は可飽和リアクトルL1,L2により同時オン状態とな
った時の電流の立上りの遅延により、トランスTの二次
巻線の短絡状態を回避することができる。
【0016】(5)又トランスTの一次巻線にメインス
イッチング素子Q1を接続し、二次巻線に同期整流回路
を接続し、メインスイッチング素子Q1と並列に、補助
スイッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続し、
メインスイッチング素子と補助スイッチング素子とのオ
ン,オフを制御する制御回路を設ける。
イッチング素子Q1を接続し、二次巻線に同期整流回路
を接続し、メインスイッチング素子Q1と並列に、補助
スイッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続し、
メインスイッチング素子と補助スイッチング素子とのオ
ン,オフを制御する制御回路を設ける。
【0017】補助スイッチング素子とコンデンサとの直
列回路は、メインスイッチング素子のターンオフ時のサ
ージ電圧を吸収するスイッチング・スナバ回路を構成す
るもので、メインスイッチング素子のオン,オフと反対
となるように、オフ,オンが制御される。その時のコン
デンサは、補助スイッチング素子のオン状態に於けるサ
ージ電圧の吸収と、補助スイッチング素子のオフ状態に
於けるボディダイオードを介した充電とにより、ほぼ一
定の電圧となる。
列回路は、メインスイッチング素子のターンオフ時のサ
ージ電圧を吸収するスイッチング・スナバ回路を構成す
るもので、メインスイッチング素子のオン,オフと反対
となるように、オフ,オンが制御される。その時のコン
デンサは、補助スイッチング素子のオン状態に於けるサ
ージ電圧の吸収と、補助スイッチング素子のオフ状態に
於けるボディダイオードを介した充電とにより、ほぼ一
定の電圧となる。
【0018】(6)又トランスTの一次巻線にメインス
イッチング素子Q1を接続し、二次巻線に同期整流回路
を接続し、トランスTの一次巻線に並列に補助スイッチ
ング素子とコンデンサとの直列回路を接続し、メインス
イッチング素子Q1と補助スイッチング素子とのオン,
オフを制御する制御回路1を設ける。
イッチング素子Q1を接続し、二次巻線に同期整流回路
を接続し、トランスTの一次巻線に並列に補助スイッチ
ング素子とコンデンサとの直列回路を接続し、メインス
イッチング素子Q1と補助スイッチング素子とのオン,
オフを制御する制御回路1を設ける。
【0019】トランスTの一次巻線と並列に、補助スイ
ッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続し、この
補助スイッチング素子を、メインスイッチング素子のオ
ン,オフと反対にオフ,オンとなるように制御すること
により、スイッチング・スナバ回路を構成することがで
きる。その場合のコンデンサの端子電圧は、サージ電圧
の吸収並びに補助スイッチング素子のボディダイオード
を介した充電とによりほぼ一定の電圧となる。
ッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続し、この
補助スイッチング素子を、メインスイッチング素子のオ
ン,オフと反対にオフ,オンとなるように制御すること
により、スイッチング・スナバ回路を構成することがで
きる。その場合のコンデンサの端子電圧は、サージ電圧
の吸収並びに補助スイッチング素子のボディダイオード
を介した充電とによりほぼ一定の電圧となる。
【0020】(7)又トランスTの一次巻線に第1,第
2のメインスイッチング素子を接続し、二次巻線に同期
整流回路を接続し、且つトランスTの一次巻線に並列
に、補助スイッチング素子とコンデンサとの直列回路を
接続し、第1,第2のメインスイッチング素子と補助ス
イッチング素子とのオン,オフを制御する制御回路1を
設ける。
2のメインスイッチング素子を接続し、二次巻線に同期
整流回路を接続し、且つトランスTの一次巻線に並列
に、補助スイッチング素子とコンデンサとの直列回路を
接続し、第1,第2のメインスイッチング素子と補助ス
イッチング素子とのオン,オフを制御する制御回路1を
設ける。
【0021】第1,第2のメインスイッチング素子をト
ランスTの一次巻線の両端に接続して、二石式のDC−
DCコンバータを構成し、一次巻線と並列に、補助スイ
ッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続してスイ
ッチング・スナバ回路を構成する。
ランスTの一次巻線の両端に接続して、二石式のDC−
DCコンバータを構成し、一次巻線と並列に、補助スイ
ッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続してスイ
ッチング・スナバ回路を構成する。
【0022】(8)又トランスTの一次巻線にメインス
イッチング素子Q1を接続し、二次巻線に同期整流回路
を接続し、且つ三次巻線に補助スイッチング素子とコン
デンサとを接続し、メインスイッチング素子と補助スイ
ッチング素子とのオン,オフを制御する制御回路を設け
る。
イッチング素子Q1を接続し、二次巻線に同期整流回路
を接続し、且つ三次巻線に補助スイッチング素子とコン
デンサとを接続し、メインスイッチング素子と補助スイ
ッチング素子とのオン,オフを制御する制御回路を設け
る。
【0023】トランスTは、一次巻線と二次巻線と三次
巻線とを有し、二次巻線には同期整流回路を接続し、三
次巻線には補助スイッチング素子とコンデンサとの直列
回路を接続する。この場合、三次巻線に接続されたスイ
ッチング・スナバ回路は、トランスTの一次巻線側に接
続したものと等価であり、三次巻線の巻数等を選定する
ことにより、コンデンサの容量選定が容易となる。
巻線とを有し、二次巻線には同期整流回路を接続し、三
次巻線には補助スイッチング素子とコンデンサとの直列
回路を接続する。この場合、三次巻線に接続されたスイ
ッチング・スナバ回路は、トランスTの一次巻線側に接
続したものと等価であり、三次巻線の巻数等を選定する
ことにより、コンデンサの容量選定が容易となる。
【0024】(9)又コンデンサの端子電圧により、メ
インスイッチング素子と、補助スイッチング素子とのオ
ン,オフを制御する制御回路を駆動する構成とする。
インスイッチング素子と、補助スイッチング素子とのオ
ン,オフを制御する制御回路を駆動する構成とする。
【0025】
【実施の形態】図1は本発明の第1の実施例の説明図で
あり、1は制御回路、2はバッテリや交流電圧を整流し
た直流電源、3,4は直流電圧の出力端子、Tはトラン
ス、Q1はメインスイッチング素子としての電界効果ト
ランジスタ、Q4は整流側同期整流スイッチング素子と
しての電界効果トランジスタ、Q5はフライホイール側
同期整流スイッチング素子としての電界効果トランジス
タ、d1,d4,d5は電界効果トランジスタの基板に
形成されたボディダイオード(寄生ダイオード)、L
1,L2はコイル又は可飽和リアクトル、L3,C2は
平滑用のチョークコイルとコンデンサ、R1,R2は抵
抗である。
あり、1は制御回路、2はバッテリや交流電圧を整流し
た直流電源、3,4は直流電圧の出力端子、Tはトラン
ス、Q1はメインスイッチング素子としての電界効果ト
ランジスタ、Q4は整流側同期整流スイッチング素子と
しての電界効果トランジスタ、Q5はフライホイール側
同期整流スイッチング素子としての電界効果トランジス
タ、d1,d4,d5は電界効果トランジスタの基板に
形成されたボディダイオード(寄生ダイオード)、L
1,L2はコイル又は可飽和リアクトル、L3,C2は
平滑用のチョークコイルとコンデンサ、R1,R2は抵
抗である。
【0026】この実施例は、外部制御型の同期整流回路
を示し、制御回路1は、出力端子3,4間の直流電圧と
設定基準電圧とを比較して電界効果トランジスタQ1の
オン期間を制御するものであり、且つ電界効果トランジ
スタQ1をオンとした時に、整流側同期整流スイッチン
グ素子としての電界効果トランジスタQ4をオンとし、
フライホイール側同期整流スイッチング素子としての電
界効果トランジスタQ5をオフとし、電界効果トランジ
スタQ1をオフとした時に、電界効果トランジスタQ4
をオフ、電界効果トランジスタQ5をオンとするよう
に、ゲートGとソースSとの間に制御信号を加える。こ
の時、コイル又は可飽和リアクトルL1,L2は、ドレ
インD側に接続されているから、ゲートGに加える制御
信号に影響を与えないことになる。
を示し、制御回路1は、出力端子3,4間の直流電圧と
設定基準電圧とを比較して電界効果トランジスタQ1の
オン期間を制御するものであり、且つ電界効果トランジ
スタQ1をオンとした時に、整流側同期整流スイッチン
グ素子としての電界効果トランジスタQ4をオンとし、
フライホイール側同期整流スイッチング素子としての電
界効果トランジスタQ5をオフとし、電界効果トランジ
スタQ1をオフとした時に、電界効果トランジスタQ4
をオフ、電界効果トランジスタQ5をオンとするよう
に、ゲートGとソースSとの間に制御信号を加える。こ
の時、コイル又は可飽和リアクトルL1,L2は、ドレ
インD側に接続されているから、ゲートGに加える制御
信号に影響を与えないことになる。
【0027】電界効果トランジスタQ1がオンとなっ
て、トランスTの一次巻線に直流電源2から電流が流れ
ると、電界効果トランジスタQ4はオン、電界効果トラ
ンジスタQ5はオフに制御され、トランスTの二次巻線
に誘起した電圧は、電界効果トランジスタQ4と可飽和
リアクトルL1とチョークコイルL3とを介して、コン
デンサC2の充電を行うと共に、出力端子3,4に直流
電圧として出力される。
て、トランスTの一次巻線に直流電源2から電流が流れ
ると、電界効果トランジスタQ4はオン、電界効果トラ
ンジスタQ5はオフに制御され、トランスTの二次巻線
に誘起した電圧は、電界効果トランジスタQ4と可飽和
リアクトルL1とチョークコイルL3とを介して、コン
デンサC2の充電を行うと共に、出力端子3,4に直流
電圧として出力される。
【0028】そして、電界効果トランジスタQ1をオフ
とすると、電界効果トランジスタQ4はオフ、電界効果
トランジスタQ5はオンに制御され、チョークコイルL
3の蓄積エネルギによる電流が電界効果トランジスタQ
5と可飽和リアクトルL2とを介して流れる。即ち、電
界効果トランジスタQ4,Q5は、メインスイッチング
素子の電界効果トランジスタQ1と同期して制御され、
トランスTの二次巻線の誘起電圧を整流することにな
る。
とすると、電界効果トランジスタQ4はオフ、電界効果
トランジスタQ5はオンに制御され、チョークコイルL
3の蓄積エネルギによる電流が電界効果トランジスタQ
5と可飽和リアクトルL2とを介して流れる。即ち、電
界効果トランジスタQ4,Q5は、メインスイッチング
素子の電界効果トランジスタQ1と同期して制御され、
トランスTの二次巻線の誘起電圧を整流することにな
る。
【0029】その場合に、例えば、電界効果トランジス
タQ4が完全にオフ状態となる前に、電界効果トランジ
スタQ5がターンオンすると、この電界効果トランジス
タQ5に流れる電流は、可飽和リアクトルL2によって
立上りが遅延される。それにって、トランスTの二次巻
線の短絡状態を回避できる。又電界効果トランジスタQ
5が完全にオフ状態となる前に、電界効果トランジスタ
Q4がターンオンした場合も、この電界効果トランジス
タQ4に流れる電流は、可飽和リアクトルL1によって
立上りが遅延されるから、トランスTの二次巻線の短絡
状態を回避できる。
タQ4が完全にオフ状態となる前に、電界効果トランジ
スタQ5がターンオンすると、この電界効果トランジス
タQ5に流れる電流は、可飽和リアクトルL2によって
立上りが遅延される。それにって、トランスTの二次巻
線の短絡状態を回避できる。又電界効果トランジスタQ
5が完全にオフ状態となる前に、電界効果トランジスタ
Q4がターンオンした場合も、この電界効果トランジス
タQ4に流れる電流は、可飽和リアクトルL1によって
立上りが遅延されるから、トランスTの二次巻線の短絡
状態を回避できる。
【0030】図2は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、図1と同一符号は同一部分を示し、Q2は補助スイ
ッチング素子としての電界効果トランジスタ、d2はボ
ディダイオード、Cos1,Cos2は電界効果トラン
ジスタQ1,Q2の寄生容量、C1はコンデンサであ
る。この実施例は、自己駆動型の同期整流回路を示し、
トランスTの二次巻線の誘起電圧が、抵抗R1とボディ
ダイオードd4とを介して電界効果トランジスタQ4の
ゲートGとソースSとの間に印加され、又抵抗R2とボ
ディダイオードd5とを介して電界効果トランジスタQ
5のゲートGとソースSとの間に印加されるように接続
する。又コイル又は可飽和リアクトルL1,L2をそれ
ぞれのソースS側に接続する。
り、図1と同一符号は同一部分を示し、Q2は補助スイ
ッチング素子としての電界効果トランジスタ、d2はボ
ディダイオード、Cos1,Cos2は電界効果トラン
ジスタQ1,Q2の寄生容量、C1はコンデンサであ
る。この実施例は、自己駆動型の同期整流回路を示し、
トランスTの二次巻線の誘起電圧が、抵抗R1とボディ
ダイオードd4とを介して電界効果トランジスタQ4の
ゲートGとソースSとの間に印加され、又抵抗R2とボ
ディダイオードd5とを介して電界効果トランジスタQ
5のゲートGとソースSとの間に印加されるように接続
する。又コイル又は可飽和リアクトルL1,L2をそれ
ぞれのソースS側に接続する。
【0031】制御回路1によりメインスイッチング素子
としての電界効果トランジスタQ1がオンとなって、ト
ランスTの一次巻線に直流電源2から電流が流れると、
トランスTの二次巻線に電圧が誘起する。この誘起電圧
が電界効果トランジスタQ4のゲートGに加えられる
と、抵抗R1,ゲートG,ソースS,ボディダイオード
d4,ドレインDの経路でゲート電流が流れて、電界効
果トランジスタQ4はオンとなる。そして、ドレイン電
流は、可飽和リアクトルL1とチョークコイルL3とを
介して流れ、コンデンサC2の充電及び出力端子3,4
へ直流電圧として出力される。
としての電界効果トランジスタQ1がオンとなって、ト
ランスTの一次巻線に直流電源2から電流が流れると、
トランスTの二次巻線に電圧が誘起する。この誘起電圧
が電界効果トランジスタQ4のゲートGに加えられる
と、抵抗R1,ゲートG,ソースS,ボディダイオード
d4,ドレインDの経路でゲート電流が流れて、電界効
果トランジスタQ4はオンとなる。そして、ドレイン電
流は、可飽和リアクトルL1とチョークコイルL3とを
介して流れ、コンデンサC2の充電及び出力端子3,4
へ直流電圧として出力される。
【0032】電界効果トランジスタQ1がオフとなる
と、トランスTの二次巻線の誘起電圧の極性が反転し、
電界効果トランジスタQ4はオフとなる。又電界効果ト
ランジスタQ5には、抵抗R2,ゲートG,ソースS,
ボディダイオードd5,ドレインDの経路でゲート電流
が流れて、電界効果トランジスタQ5はオンとなる。そ
して、チョークコイルL3の蓄積エネルギによる電流が
電界効果トランジスタQ5を介して流れる。
と、トランスTの二次巻線の誘起電圧の極性が反転し、
電界効果トランジスタQ4はオフとなる。又電界効果ト
ランジスタQ5には、抵抗R2,ゲートG,ソースS,
ボディダイオードd5,ドレインDの経路でゲート電流
が流れて、電界効果トランジスタQ5はオンとなる。そ
して、チョークコイルL3の蓄積エネルギによる電流が
電界効果トランジスタQ5を介して流れる。
【0033】この実施例に於いても、電界効果トランジ
スタQ4,Q5と直列にコイル又は可飽和リアクトルL
1,L2を接続したことにより、動作遅延等によって、
電界効果トランジスタQ4,Q5が同時にオン状態とな
る期間が生じたとしても、ターンオン時の電流の立上り
を遅延することによって、トランスTの二次巻線の短絡
状態を回避することができる。
スタQ4,Q5と直列にコイル又は可飽和リアクトルL
1,L2を接続したことにより、動作遅延等によって、
電界効果トランジスタQ4,Q5が同時にオン状態とな
る期間が生じたとしても、ターンオン時の電流の立上り
を遅延することによって、トランスTの二次巻線の短絡
状態を回避することができる。
【0034】又メインスイッチング素子としての電界効
果トランジスタQ1と並列に、コンデンサC1と電界効
果トランジスタQ2との直列回路を接続して、スイッチ
ング・スナバ回路を構成した場合を示す。この場合、電
界効果トランジスタQ2がオフで、電界効果トランジス
タQ1がターンオフすると、トランスTの一次巻線の逆
起電力により、コンデンサC1は、電界効果トランジス
タQ2のボディダイオードd2を介して充電され、又電
界効果トランジスタQ1の寄生容量Cos1が充電され
る。
果トランジスタQ1と並列に、コンデンサC1と電界効
果トランジスタQ2との直列回路を接続して、スイッチ
ング・スナバ回路を構成した場合を示す。この場合、電
界効果トランジスタQ2がオフで、電界効果トランジス
タQ1がターンオフすると、トランスTの一次巻線の逆
起電力により、コンデンサC1は、電界効果トランジス
タQ2のボディダイオードd2を介して充電され、又電
界効果トランジスタQ1の寄生容量Cos1が充電され
る。
【0035】又図2の下側に示す電界効果トランジスタ
Q1のオン,オフの電圧波形に於いて、直流電源2の電
圧をVin、電界効果トランジスタQ1のオン,オフの
1周期をT0 、オン期間をTonとし、k=Ton/T
0 とすると、コンデンサC1の充電電圧Vcは、 Vc=Vin/1−k Vin=Vc−Vf Vf=Vin(k/1−k) となる。なお、寄生容量Cos1,Cos2は、コンデ
ンサC1の容量に比較して極めて小さいものである。
Q1のオン,オフの電圧波形に於いて、直流電源2の電
圧をVin、電界効果トランジスタQ1のオン,オフの
1周期をT0 、オン期間をTonとし、k=Ton/T
0 とすると、コンデンサC1の充電電圧Vcは、 Vc=Vin/1−k Vin=Vc−Vf Vf=Vin(k/1−k) となる。なお、寄生容量Cos1,Cos2は、コンデ
ンサC1の容量に比較して極めて小さいものである。
【0036】そして、電界効果トランジスタQ1がオフ
で、電界効果トランジスタQ2がオンとなると、コンデ
ンサC1の端子電圧Vcは直流電源2の電圧Vinより
高いから、トランスTの一次巻線を介して直流電源2に
帰還される。この時、トランスTの二次側は、チョーク
コイルL3の逆起電力によって負荷に電力を供給してい
る状態となる。
で、電界効果トランジスタQ2がオンとなると、コンデ
ンサC1の端子電圧Vcは直流電源2の電圧Vinより
高いから、トランスTの一次巻線を介して直流電源2に
帰還される。この時、トランスTの二次側は、チョーク
コイルL3の逆起電力によって負荷に電力を供給してい
る状態となる。
【0037】又この時のコンデンサC1の放電は、トラ
ンスTの励磁インダクタンスを利用するもので、トラン
スTの二次側を開放状態とすることが好適となる。そこ
で、トランスTの一次巻線のリーケージインダクタンス
を増やすか、又はインダクタンスを接続することが考え
られる。しかし、電界効果トランジスタQ1のオン期間
の制御範囲が狭くなる欠点がある。
ンスTの励磁インダクタンスを利用するもので、トラン
スTの二次側を開放状態とすることが好適となる。そこ
で、トランスTの一次巻線のリーケージインダクタンス
を増やすか、又はインダクタンスを接続することが考え
られる。しかし、電界効果トランジスタQ1のオン期間
の制御範囲が狭くなる欠点がある。
【0038】そこで、図2の構成に於いて、トランスT
の一次巻線にコンデンサC1の放電電流が流れている最
中に、電界効果トランジスタQ2をオフとすると、トラ
ンスTの励磁インダクタンスLmによって、連続して電
界効果トランジスタQ1の寄生容量Cos1の充電電荷
の放電が行われる。この時の電界効果トランジスタQ1
に流れる電流の方向は、電界効果トランジスタQ1のオ
ン時に流れる電流の方向と逆となる。この場合の寄生容
量Cos1の放電時間Tcは、 Tc=2π(Lm・Cos1)1/2 となる。
の一次巻線にコンデンサC1の放電電流が流れている最
中に、電界効果トランジスタQ2をオフとすると、トラ
ンスTの励磁インダクタンスLmによって、連続して電
界効果トランジスタQ1の寄生容量Cos1の充電電荷
の放電が行われる。この時の電界効果トランジスタQ1
に流れる電流の方向は、電界効果トランジスタQ1のオ
ン時に流れる電流の方向と逆となる。この場合の寄生容
量Cos1の放電時間Tcは、 Tc=2π(Lm・Cos1)1/2 となる。
【0039】このトランスTの励磁電流をIm、Vco
s=Vin/(1−k)とすると、 1/2・Lm・Im2 >1/2・Cos1・Vcos2 の関係となるように設定することにより、電界効果トラ
ンジスタQ1のドレイン電流ID を、図2の下側に示す
ように、負方向(ボディダイオードd1を介して流れる
電流)から正方向(オン状態によりボディダイオードd
1をバイパスする方向に流れる電流)となるようにする
ことができる。即ち、メインスイッチング素子としての
電界効果トランジスタQ1を零電流の状態でスイッチン
グすることができから、スイッチング損失を零とするこ
とができる。
s=Vin/(1−k)とすると、 1/2・Lm・Im2 >1/2・Cos1・Vcos2 の関係となるように設定することにより、電界効果トラ
ンジスタQ1のドレイン電流ID を、図2の下側に示す
ように、負方向(ボディダイオードd1を介して流れる
電流)から正方向(オン状態によりボディダイオードd
1をバイパスする方向に流れる電流)となるようにする
ことができる。即ち、メインスイッチング素子としての
電界効果トランジスタQ1を零電流の状態でスイッチン
グすることができから、スイッチング損失を零とするこ
とができる。
【0040】又図1又は図2に於けるコイル又は可飽和
リアクトルL1,L2により、電界効果トランジスタQ
4,Q5が理想的に一方がオン,他方がオフとなった時
に、オン側の電流の立上りが遅れるから、トランスTの
二次側は開放状態となり、前述のように、トランスTの
励磁インダクタンスLmを利用してコンデンサC1の放
電を有効に行わせることができる。
リアクトルL1,L2により、電界効果トランジスタQ
4,Q5が理想的に一方がオン,他方がオフとなった時
に、オン側の電流の立上りが遅れるから、トランスTの
二次側は開放状態となり、前述のように、トランスTの
励磁インダクタンスLmを利用してコンデンサC1の放
電を有効に行わせることができる。
【0041】又前述の図2に示す実施例に於いて、可飽
和リアクトルL1,L2は、電界効果トランジスタQ
4,Q5のソースS側に接続した場合を示すが、ドレイ
ンD側に接続することも可能である。
和リアクトルL1,L2は、電界効果トランジスタQ
4,Q5のソースS側に接続した場合を示すが、ドレイ
ンD側に接続することも可能である。
【0042】図3は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、図1及び図2と同一符号は同一部分を示し、W1は
一次巻線、W2は二次巻線、WA1,WA2は補助巻線
を示す。又制御回路等は図示を省略している。メインス
イッチング素子としての電界効果トランジスタQ1を制
御回路(図示せず)によってオンとすると、トランスT
の一次巻線W1に直流電源2から電流が流れ、二次巻線
W2と補助巻線WA1,WA2とに電圧が誘起する。
り、図1及び図2と同一符号は同一部分を示し、W1は
一次巻線、W2は二次巻線、WA1,WA2は補助巻線
を示す。又制御回路等は図示を省略している。メインス
イッチング素子としての電界効果トランジスタQ1を制
御回路(図示せず)によってオンとすると、トランスT
の一次巻線W1に直流電源2から電流が流れ、二次巻線
W2と補助巻線WA1,WA2とに電圧が誘起する。
【0043】補助巻線WA1の誘起電圧が電界効果トラ
ンジスタQ4のゲートGとソースSとの間に加えられ
て、電界効果トランジスタQ4はオン状態となり、二次
巻線W2の誘起電圧は可飽和リアクトルL1を介して流
れ、チョークコイルL3とコンデンサC2とにより平滑
化されて出力端子3,4から図示を省略した負荷に供給
される。この時、補助巻線WA2の誘起電圧の極性が補
助巻線WA1の誘起電圧の極性と反対であるから、電界
効果トランジスタQ5はオフ状態となる。
ンジスタQ4のゲートGとソースSとの間に加えられ
て、電界効果トランジスタQ4はオン状態となり、二次
巻線W2の誘起電圧は可飽和リアクトルL1を介して流
れ、チョークコイルL3とコンデンサC2とにより平滑
化されて出力端子3,4から図示を省略した負荷に供給
される。この時、補助巻線WA2の誘起電圧の極性が補
助巻線WA1の誘起電圧の極性と反対であるから、電界
効果トランジスタQ5はオフ状態となる。
【0044】電界効果トランジスタQ1をオフとする
と、トランスTの二次巻線W2と補助巻線WA1,WA
2の誘起電圧の極性は反転し、電界効果トランジスタQ
4はオフ、電界効果トランジスタQ5はオンとなり、チ
ョークコイルL3の蓄積エネルギによる電流が電界効果
トランジスタQ5を介して流れる。この場合も、動作遅
延等によって電界効果トランジスタQ4,Q5の一方が
完全にオフ状態となる前に他方がターンオンしたとして
も、コイル又は可飽和リアクトルL1,L2により電流
の立上りを遅延させるから、トランスTの二次巻線W2
を短絡する状態が生じないことになる。
と、トランスTの二次巻線W2と補助巻線WA1,WA
2の誘起電圧の極性は反転し、電界効果トランジスタQ
4はオフ、電界効果トランジスタQ5はオンとなり、チ
ョークコイルL3の蓄積エネルギによる電流が電界効果
トランジスタQ5を介して流れる。この場合も、動作遅
延等によって電界効果トランジスタQ4,Q5の一方が
完全にオフ状態となる前に他方がターンオンしたとして
も、コイル又は可飽和リアクトルL1,L2により電流
の立上りを遅延させるから、トランスTの二次巻線W2
を短絡する状態が生じないことになる。
【0045】図3に示す実施例に於いては、可飽和リア
クトルL1,L2を電界効果トランジスタQ4,Q5の
ドレインD側に接続しているが、ソースS側に接続する
ことも可能である。
クトルL1,L2を電界効果トランジスタQ4,Q5の
ドレインD側に接続しているが、ソースS側に接続する
ことも可能である。
【0046】図4は本発明の第4の実施例の説明図であ
り、図1,図2と同一符号は同一部分を示し、5はパル
ス幅制御部(PWM)である。同期整流回路としては、
図2に示す自己駆動型の場合を示し、又スイッチング・
スナバ回路を構成するコンデンサC1の端子電圧Vcを
電源電圧として制御回路1を動作させる。
り、図1,図2と同一符号は同一部分を示し、5はパル
ス幅制御部(PWM)である。同期整流回路としては、
図2に示す自己駆動型の場合を示し、又スイッチング・
スナバ回路を構成するコンデンサC1の端子電圧Vcを
電源電圧として制御回路1を動作させる。
【0047】制御回路1に於いては、出力端子3,4間
の直流電圧と設定基準電圧とを比較し、誤差分に対応し
てパルス幅制御部5から電界効果トランジスタQ1のオ
ン幅が、出力直流電圧が設定基準電圧より高い場合は狭
く、反対に低い場合は広くなるように制御される。そし
て、電界効果トランジスタQ1がオンからオフに制御さ
れると、電界効果トランジスタQ2はオフからオンに制
御される。電界効果トランジスタQ1のターンオフによ
る逆起電力によって、コンデンサC1は、オン状態とな
った電界効果トランジスタQ2又はオフ状態の時でもボ
ディダイオードd2を介して充電される。
の直流電圧と設定基準電圧とを比較し、誤差分に対応し
てパルス幅制御部5から電界効果トランジスタQ1のオ
ン幅が、出力直流電圧が設定基準電圧より高い場合は狭
く、反対に低い場合は広くなるように制御される。そし
て、電界効果トランジスタQ1がオンからオフに制御さ
れると、電界効果トランジスタQ2はオフからオンに制
御される。電界効果トランジスタQ1のターンオフによ
る逆起電力によって、コンデンサC1は、オン状態とな
った電界効果トランジスタQ2又はオフ状態の時でもボ
ディダイオードd2を介して充電される。
【0048】このコンデンサC1の端子電圧Vcを制御
回路1に加える。制御回路1はこの端子電圧Vcを電源
電圧として、電界効果トランジスタQ1,Q2のオン,
オフを制御する。従って、コンデンサC1の容量は、制
御回路1の消費電力に対応して選定することができる。
又スイッチング・スナバ回路のコンデンサC1の充電電
荷を有効に利用することから、DC−DCコンバータの
効率を向上することができる。
回路1に加える。制御回路1はこの端子電圧Vcを電源
電圧として、電界効果トランジスタQ1,Q2のオン,
オフを制御する。従って、コンデンサC1の容量は、制
御回路1の消費電力に対応して選定することができる。
又スイッチング・スナバ回路のコンデンサC1の充電電
荷を有効に利用することから、DC−DCコンバータの
効率を向上することができる。
【0049】又トランスTの二次巻線に接続した自己駆
動型の同期整流回路に於いては、前述のように、電界効
果トランジスタQ4,Q5が動作遅延等によって同時に
オン状態の期間が生じても、コイル又は可飽和リアクト
ルL1,L2によって電流の立上りを遅延させるから、
トランスTの二次巻線が短絡状態となることを回避でき
る。
動型の同期整流回路に於いては、前述のように、電界効
果トランジスタQ4,Q5が動作遅延等によって同時に
オン状態の期間が生じても、コイル又は可飽和リアクト
ルL1,L2によって電流の立上りを遅延させるから、
トランスTの二次巻線が短絡状態となることを回避でき
る。
【0050】図5は本発明の第5の実施例の説明図であ
り、図4と同一符号は同一部分を示す。この実施例は、
トランスTの一次巻線に並列に、電界効果トランジスタ
Q2とコンデンサC1との直列回路を接続したもので、
メインスイッチング素子としての電界効果トランジスタ
Q1のターンオフに伴うサージ電圧を、補助スイッチン
グ素子としての電界効果トランジスタQ2を介してコン
デンサC1に加えることにより吸収するものである。そ
して、このコンデンサC1の端子電圧Vcを、制御回路
1の電源電圧として加える。即ち、図4に示す実施例と
は、スイッチング・スナバ回路の構成が相違するが、同
期整流回路の構成,動作等は同様であるから、重複した
説明は省略する。
り、図4と同一符号は同一部分を示す。この実施例は、
トランスTの一次巻線に並列に、電界効果トランジスタ
Q2とコンデンサC1との直列回路を接続したもので、
メインスイッチング素子としての電界効果トランジスタ
Q1のターンオフに伴うサージ電圧を、補助スイッチン
グ素子としての電界効果トランジスタQ2を介してコン
デンサC1に加えることにより吸収するものである。そ
して、このコンデンサC1の端子電圧Vcを、制御回路
1の電源電圧として加える。即ち、図4に示す実施例と
は、スイッチング・スナバ回路の構成が相違するが、同
期整流回路の構成,動作等は同様であるから、重複した
説明は省略する。
【0051】図6は本発明の第6の実施例の説明図であ
り、図4及び図5と同一符号は同一部分を示し、Q1を
第1のメインスイッチング素子の電界効果トランジスタ
とした時、Q3は第2のメインスイッチング素子の電界
効果トランジスタであり、二石式のDC−DCコンバー
タの場合を示す。又トランスTの一次巻線と並列に、電
界効果トランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路
を接続し、トランスTの二次巻線に自己駆動型の同期整
流回路を接続している。そして、スイッチング・スナバ
回路を構成するコンデンサC1の端子電圧Vcを、制御
回路1の電源電圧とする。又同期整流回路等の構成及び
動作は、図4及び図5に示す実施例と同様であるから、
重複した説明は省略する。
り、図4及び図5と同一符号は同一部分を示し、Q1を
第1のメインスイッチング素子の電界効果トランジスタ
とした時、Q3は第2のメインスイッチング素子の電界
効果トランジスタであり、二石式のDC−DCコンバー
タの場合を示す。又トランスTの一次巻線と並列に、電
界効果トランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路
を接続し、トランスTの二次巻線に自己駆動型の同期整
流回路を接続している。そして、スイッチング・スナバ
回路を構成するコンデンサC1の端子電圧Vcを、制御
回路1の電源電圧とする。又同期整流回路等の構成及び
動作は、図4及び図5に示す実施例と同様であるから、
重複した説明は省略する。
【0052】図7は本発明の第7の実施例の説明図であ
り、図3及び図4と同一符号は同一部分を示す。この実
施例は、トランスTに補助巻線WA1,WA2を設け
て、同期整流回路の電界効果トランジスタQ4,Q5の
オン,オフを制御し、又スイッチング・スナバ回路のコ
ンデンサC1の端子電圧Vcを、制御回路1の電源電圧
とするものである。即ち、図4の実施例に於ける同期整
流回路を、図3の実施例に於ける同期整流回路に置換し
た構成に相当する。
り、図3及び図4と同一符号は同一部分を示す。この実
施例は、トランスTに補助巻線WA1,WA2を設け
て、同期整流回路の電界効果トランジスタQ4,Q5の
オン,オフを制御し、又スイッチング・スナバ回路のコ
ンデンサC1の端子電圧Vcを、制御回路1の電源電圧
とするものである。即ち、図4の実施例に於ける同期整
流回路を、図3の実施例に於ける同期整流回路に置換し
た構成に相当する。
【0053】図8は本発明の第8の実施例の説明図であ
り、図3,図5,図7と同一符号は同一部分を示す。こ
の実施例は、図3又は図7の実施例に於けるスイッチン
グ・スナバ回路を、図5の実施例に於けるスイッチング
・スナバ回路に置換した場合に相当する。即ち、トラン
スTに補助巻線WA1,WA2を設けて、同期整流回路
の電界効果トランジスタQ4,Q5のオン,オフを制御
し、又トランスTの一次巻線W1と並列に、電界効果ト
ランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路を接続
し、このコンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の
電源電圧とするものである。
り、図3,図5,図7と同一符号は同一部分を示す。こ
の実施例は、図3又は図7の実施例に於けるスイッチン
グ・スナバ回路を、図5の実施例に於けるスイッチング
・スナバ回路に置換した場合に相当する。即ち、トラン
スTに補助巻線WA1,WA2を設けて、同期整流回路
の電界効果トランジスタQ4,Q5のオン,オフを制御
し、又トランスTの一次巻線W1と並列に、電界効果ト
ランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路を接続
し、このコンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の
電源電圧とするものである。
【0054】図9は本発明の第9の実施例の説明図であ
り、二石式DC−DCコンバータの場合を示し、図3,
図7,図8の実施例に於ける同期整流回路と、図6の実
施例に於けるスイッチング・スナバ回路とを組合せた構
成に相当する。即ち、トランスTの一次巻線W1の両端
に第1,第2の電界効果トランジスタQ1,Q3を接続
し、又トランスTに補助巻線WA1,WA2を設け、こ
の補助巻線WA1,WA2の誘起電圧により同期整流回
路の電界効果トランジスタQ4,Q5のオン,オフを制
御し、又トランスTの一次巻線W1と並列に、電界効果
トランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路を接続
し、このコンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の
電源電圧とするものである。
り、二石式DC−DCコンバータの場合を示し、図3,
図7,図8の実施例に於ける同期整流回路と、図6の実
施例に於けるスイッチング・スナバ回路とを組合せた構
成に相当する。即ち、トランスTの一次巻線W1の両端
に第1,第2の電界効果トランジスタQ1,Q3を接続
し、又トランスTに補助巻線WA1,WA2を設け、こ
の補助巻線WA1,WA2の誘起電圧により同期整流回
路の電界効果トランジスタQ4,Q5のオン,オフを制
御し、又トランスTの一次巻線W1と並列に、電界効果
トランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路を接続
し、このコンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の
電源電圧とするものである。
【0055】図10は本発明の第10の実施例の説明図
であり、前述の各実施例に於ける符号と同一の符号は同
一部分を示す。この実施例は、トランスTに一次巻線W
1と二次巻線W2と三次巻線W3とを設け、一次巻線W
1にメインスイッチング素子としての電界効果トランジ
スタQ1を接続し、二次巻線W2に、整流側同期整流ス
イッチング素子としての電界効果トランジスタQ4と、
フライホイール側同期整流スイッチング素子としての電
界効果トランジスタQ5と、コイル又は可飽和リアクト
ルL1,L2とを含む同期整流回路を接続し、三次巻線
W3に、補助スイッチング素子としての電界効果トラン
ジスタQ2とコンデンサC1との直列回路を接続し、コ
ンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の電源電圧と
するものである。
であり、前述の各実施例に於ける符号と同一の符号は同
一部分を示す。この実施例は、トランスTに一次巻線W
1と二次巻線W2と三次巻線W3とを設け、一次巻線W
1にメインスイッチング素子としての電界効果トランジ
スタQ1を接続し、二次巻線W2に、整流側同期整流ス
イッチング素子としての電界効果トランジスタQ4と、
フライホイール側同期整流スイッチング素子としての電
界効果トランジスタQ5と、コイル又は可飽和リアクト
ルL1,L2とを含む同期整流回路を接続し、三次巻線
W3に、補助スイッチング素子としての電界効果トラン
ジスタQ2とコンデンサC1との直列回路を接続し、コ
ンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の電源電圧と
するものである。
【0056】三次巻線W3に接続した電界効果トランジ
スタQ2とコンデンサC1とは、トランスTの一次巻線
W1に接続した場合と等価的であり、三次巻線W3の巻
数の選定により、制御回路1に必要とする電圧を容易に
得ることができる。又直流電源2の電圧が高い場合は、
三次巻線W3の巻数の選定により、低耐圧の電界効果ト
ランジスタQ2を使用できるようにすることができる。
スタQ2とコンデンサC1とは、トランスTの一次巻線
W1に接続した場合と等価的であり、三次巻線W3の巻
数の選定により、制御回路1に必要とする電圧を容易に
得ることができる。又直流電源2の電圧が高い場合は、
三次巻線W3の巻数の選定により、低耐圧の電界効果ト
ランジスタQ2を使用できるようにすることができる。
【0057】図11は本発明の第11の実施例の説明図
であり、前述の各実施例に於ける符号と同一符号は同一
部分を示す。この実施例は、一次巻線W1と、二次巻線
W2と、三次巻線W3と、補助巻線WA1,WA2とを
有するトランスTを備え、一次巻線W1に電界効果トラ
ンジスタQ1を接続し、二次巻線W2に、電界効果トラ
ンジスタQ4,Q5とコイル又は可飽和リアクトルL
1,L2とを含む同期整流回路を接続し、三次巻線W3
に、電界効果トランジスタQ2とコンデンサC1とを接
続し、コンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の電
源電圧とし、補助巻線WA1,WA2の誘起電圧により
同期整流回路の電界効果トランジスタQ4,Q5のオ
ン,オフを制御するものである。
であり、前述の各実施例に於ける符号と同一符号は同一
部分を示す。この実施例は、一次巻線W1と、二次巻線
W2と、三次巻線W3と、補助巻線WA1,WA2とを
有するトランスTを備え、一次巻線W1に電界効果トラ
ンジスタQ1を接続し、二次巻線W2に、電界効果トラ
ンジスタQ4,Q5とコイル又は可飽和リアクトルL
1,L2とを含む同期整流回路を接続し、三次巻線W3
に、電界効果トランジスタQ2とコンデンサC1とを接
続し、コンデンサC1の端子電圧Vcを制御回路1の電
源電圧とし、補助巻線WA1,WA2の誘起電圧により
同期整流回路の電界効果トランジスタQ4,Q5のオ
ン,オフを制御するものである。
【0058】従って、図10の実施例のスイッチング・
スナバ回路と、図7,図8,図9の実施例の同期整流回
路とを組合せた構成に相当し、それぞれの実施例と同様
な作用,効果を奏するものであり、重複した説明は省略
する。
スナバ回路と、図7,図8,図9の実施例の同期整流回
路とを組合せた構成に相当し、それぞれの実施例と同様
な作用,効果を奏するものであり、重複した説明は省略
する。
【0059】図12は本発明の第12の実施例の説明図
であり、前述の各実施例に於ける符号と同一符号は同一
部分を示し、Q6,Q7及びQ8,Q9は駆動回路を構
成する相補型の電界効果トランジスタである。トランス
Tの二次巻線W2に接続した同期整流回路は、図1に示
す外部制御型に相当し、又三次巻線W3にスイッチング
・スナバ回路を構成する電界効果トランジスタQ2とコ
ンデンサC1とを接続し、そのコンデンサC1の端子電
圧Vcを制御回路1の電源電圧とする。
であり、前述の各実施例に於ける符号と同一符号は同一
部分を示し、Q6,Q7及びQ8,Q9は駆動回路を構
成する相補型の電界効果トランジスタである。トランス
Tの二次巻線W2に接続した同期整流回路は、図1に示
す外部制御型に相当し、又三次巻線W3にスイッチング
・スナバ回路を構成する電界効果トランジスタQ2とコ
ンデンサC1とを接続し、そのコンデンサC1の端子電
圧Vcを制御回路1の電源電圧とする。
【0060】制御回路1は、出力端子3,4間の直流電
圧と設定基準電圧とを比較して、パルス幅制御部5によ
って、トランスTの一次巻線W1に接続した電界効果ト
ランジスタQ1のオン,オフと、三次巻線W3に接続し
た電界効果トランジスタQ2のオン,オフとを相補的に
制御する。
圧と設定基準電圧とを比較して、パルス幅制御部5によ
って、トランスTの一次巻線W1に接続した電界効果ト
ランジスタQ1のオン,オフと、三次巻線W3に接続し
た電界効果トランジスタQ2のオン,オフとを相補的に
制御する。
【0061】電界効果トランジスタQ1がオンになった
時の三次巻線W3の誘起電圧により、電界効果トランジ
スタQ6がオン,電界効果トランジスタQ7はオフとな
り、電界効果トランジスタQ4のゲートにコンデンサC
1の端子電圧Vcが駆動信号として加えられ、電界効果
トランジスタQ4はオンとなり、二次巻線W2の誘起電
圧が整流出力される。又この駆動信号により電界効果ト
ランジスタQ8はオフ,電界効果トランジスタQ9はオ
ンとなるから、電界効果トランジスタQ5はオフとな
る。
時の三次巻線W3の誘起電圧により、電界効果トランジ
スタQ6がオン,電界効果トランジスタQ7はオフとな
り、電界効果トランジスタQ4のゲートにコンデンサC
1の端子電圧Vcが駆動信号として加えられ、電界効果
トランジスタQ4はオンとなり、二次巻線W2の誘起電
圧が整流出力される。又この駆動信号により電界効果ト
ランジスタQ8はオフ,電界効果トランジスタQ9はオ
ンとなるから、電界効果トランジスタQ5はオフとな
る。
【0062】又電界効果トランジスタQ1がオフとなる
と、三次巻線W3の誘起電圧の極性が反転するから、電
界効果トランジスタQ6はオフ,電界効果トランジスタ
Q7はオンとなり、電界効果トランジスタQ4のゲート
に印加する駆動信号は零となるから、電界効果トランジ
スタQ4はオフとなり、又電界効果トランジスタQ8は
オン,電界効果トランジスタQ9はオフとなり、コンデ
ンサC1の端子電圧Vcが駆動信号として電界効果トラ
ンジスタQ5のゲートに加えられて、この電界効果トラ
ンジスタQ5はオンとなり、チョークコイルL3の蓄積
エネルギによる電流が流れる。又電界効果トランジスタ
Q2がオンとなって、三次巻線W3の誘起電圧によりコ
ンデンサC1が充電される。
と、三次巻線W3の誘起電圧の極性が反転するから、電
界効果トランジスタQ6はオフ,電界効果トランジスタ
Q7はオンとなり、電界効果トランジスタQ4のゲート
に印加する駆動信号は零となるから、電界効果トランジ
スタQ4はオフとなり、又電界効果トランジスタQ8は
オン,電界効果トランジスタQ9はオフとなり、コンデ
ンサC1の端子電圧Vcが駆動信号として電界効果トラ
ンジスタQ5のゲートに加えられて、この電界効果トラ
ンジスタQ5はオンとなり、チョークコイルL3の蓄積
エネルギによる電流が流れる。又電界効果トランジスタ
Q2がオンとなって、三次巻線W3の誘起電圧によりコ
ンデンサC1が充電される。
【0063】この実施例に於いても、同期整流回路は、
コイル又は可飽和リアクトルL1,L2を接続したこと
により、電界効果トランジスタQ4,Q5が同時にオン
状態となる期間が生じても、電流の立上りを遅延させる
から、二次巻線W2の短絡状態が生じないことになる。
又スイッチング・スナバ回路のコンデンサC1の充電電
圧Vcを制御回路1の電源電圧として利用することによ
り、効率を向上することができる。
コイル又は可飽和リアクトルL1,L2を接続したこと
により、電界効果トランジスタQ4,Q5が同時にオン
状態となる期間が生じても、電流の立上りを遅延させる
から、二次巻線W2の短絡状態が生じないことになる。
又スイッチング・スナバ回路のコンデンサC1の充電電
圧Vcを制御回路1の電源電圧として利用することによ
り、効率を向上することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、同期整
流回路の整流側同期整流スイッチング素子(Q4)とフ
ライホイール側同期整流スイッチング素子(Q5)とに
それぞれ直列にコイル又は可飽和リアクトルL1,L2
を接続したことにより、整流側同期整流スイッチング素
子(Q4)のオン,オフに対して、フライホイール側同
期整流スイッチング素子(Q5)をオフ,オンに制御
し、動作遅延等によって同時にオン状態となる期間が生
じても、コイル又は可飽和リアクトルL1,L2によっ
て電流の立上りに遅延を与えるから、トランスTの二次
巻線の短絡状態を回避することができる。従って、DC
−DCコンバータの動作の安定化を図り、且つ損失の増
大を防止することができる利点がある。
流回路の整流側同期整流スイッチング素子(Q4)とフ
ライホイール側同期整流スイッチング素子(Q5)とに
それぞれ直列にコイル又は可飽和リアクトルL1,L2
を接続したことにより、整流側同期整流スイッチング素
子(Q4)のオン,オフに対して、フライホイール側同
期整流スイッチング素子(Q5)をオフ,オンに制御
し、動作遅延等によって同時にオン状態となる期間が生
じても、コイル又は可飽和リアクトルL1,L2によっ
て電流の立上りに遅延を与えるから、トランスTの二次
巻線の短絡状態を回避することができる。従って、DC
−DCコンバータの動作の安定化を図り、且つ損失の増
大を防止することができる利点がある。
【0065】又メインスイッチング素子(Q1)を保護
する為のスイッチング・スナバ回路のコンデンサC1の
端子電圧Vcを制御回路1の電源電圧として利用するこ
とにより、DC−DCコンバータの効率を向上すること
ができる利点がある。
する為のスイッチング・スナバ回路のコンデンサC1の
端子電圧Vcを制御回路1の電源電圧として利用するこ
とにより、DC−DCコンバータの効率を向上すること
ができる利点がある。
【図1】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図3】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図4】本発明の第4の実施例の説明図である。
【図5】本発明の第5の実施例の説明図である。
【図6】本発明の第6の実施例の説明図である。
【図7】本発明の第7の実施例の説明図である。
【図8】本発明の第8の実施例の説明図である。
【図9】本発明の第9の実施例の説明図である。
【図10】本発明の第10の実施例の説明図である。
【図11】本発明の第11の実施例の説明図である。
【図12】本発明の第12の実施例の説明図である。
【図13】従来例の説明図である。
1 制御回路 2 直流電源 3 出力端子 4 出力端子 T トランス L1,L2 コイル又は可飽和リアクトル Q1 メインスイッチング素子としての電界効果トラン
ジスタ Q4 整流側同期整流スイッチング素子としての電界効
果トランジスタ Q5 フライホイール側同期整流スイッチング素子とし
ての電界効果トランジスタ L3 チョークコイル C2 コンデンサ
ジスタ Q4 整流側同期整流スイッチング素子としての電界効
果トランジスタ Q5 フライホイール側同期整流スイッチング素子とし
ての電界効果トランジスタ L3 チョークコイル C2 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渕上 和利 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目17番3号 富士通電装株式会社内 (72)発明者 山本 哲也 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目17番3号 富士通電装株式会社内 (72)発明者 大津 信一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 島森 浩 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 時見 泉太郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 トランスの一次巻線にメインスイッチン
グ素子を接続し、二次巻線に整流側同期整流スイッチン
グ素子とフライホイール側同期整流スイッチング素子と
からなる同期整流回路を接続したDC−DCコンバータ
に於いて、 前記同期整流回路は、コイル又は可飽和リアクトルを、
前記整流側同期整流スイッチング素子及び前記フライホ
イール側同期整流素子にそれぞれ直列に接続した構成を
有することを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 【請求項2】 前記同期整流回路は、前記整流側同期整
流スイッチング素子及び前記フライホイール側同期整流
スイッチング素子を外部からオン,オフ制御し、且つ前
記整流側同期整流スイッチング素子及び前記フライホイ
ール側同期整流スイッチング素子のそれぞれのドレイン
側にコイル又は可飽和リアクトルを接続した構成を有す
ることを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバー
タ。 - 【請求項3】 前記同期整流回路は、前記整流側同期整
流スイッチング素子及び前記フライホイール側同期整流
スイッチング素子を、前記トランスの二次巻線の誘起電
圧によってオン,オフ制御する構成を有することを特徴
とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項4】 前記同期整流回路は、前記整流側同期整
流スイッチング素子及び前記フライホイール側同期整流
スイッチング素子を、前記トランスの補助巻線の誘起電
圧によってオン,オフ制御する構成を有することを特徴
とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項5】 前記トランスの一次巻線に前記メインス
イッチング素子を接続し、二次巻線に前記同期整流回路
を接続し、且つ前記メインスイッチング素子と並列に、
補助スイッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続
し、前記メインスイッチング素子と前記補助スイッチン
グ素子とのオン,オフを制御する制御回路を設けたこと
を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載のDC−
DCコンバータ。 - 【請求項6】 前記トランスの一次巻線に前記メインス
イッチング素子を接続し、二次巻線に前記同期整流回路
を接続し、且つ前記トランスの一次巻線に並列に補助ス
イッチング素子とコンデンサとの直列回路を接続し、該
コンデンサの端子電圧を電源電圧として、前記メインス
イッチング素子と前記補助スイッチング素子とのオン,
オフを制御する制御回路を設けたことを特徴とする請求
項1乃至4の何れか1項記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項7】 前記トランスの一次巻線に第1,第2の
メインスイッチング素子を接続し、二次巻線に前記同期
整流回路を接続し、且つ前記トランスの一次巻線に並列
に補助スイッチング素子とコンデンサとの直列回路を接
続し、前記第1,第2のメインスイッチング素子と前記
補助スイッチング素子とのオン,オフを制御する制御回
路を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1
項記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項8】 前記トランスの一次巻線に前記メインス
イッチング素子を接続し、二次巻線に前記同期整流回路
を接続し、且つ三次巻線と並列に補助スイッチング素子
とコンデンサとの直列回路を接続し、前記メインスイッ
チング素子と前記補助スイッチング素子とのオン,オフ
を制御する制御回路を設けたことを特徴とする請求項1
乃至4の何れか1項記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項9】 前記コンデンサの端子電圧により、前記
メインスイッチング素子と、前記補助スイッチング素子
とのオン,オフを制御する制御回路を駆動する構成を有
することを特徴とする請求項5乃至8の何れか1項記載
のDC−DCコンバータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7258503A JPH09103073A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Dc−dcコンバータ |
US08/724,955 US5726869A (en) | 1995-10-05 | 1996-10-02 | Synchronous rectifier type DC-to-DC converter in which a saturable inductive device is connected in series with a secondary-side switching device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7258503A JPH09103073A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Dc−dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09103073A true JPH09103073A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17321119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7258503A Pending JPH09103073A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Dc−dcコンバータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5726869A (ja) |
JP (1) | JPH09103073A (ja) |
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JP2003513606A (ja) * | 1999-11-05 | 2003-04-08 | エリクソン インコーポレイテッド | 同期整流の外部駆動方式 |
KR100508208B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2005-08-17 | 동양이엔피 주식회사 | 스위칭 전원 장치용 동기 정류 회로 |
JP2008532466A (ja) * | 2005-02-24 | 2008-08-14 | コンバーチーム リミテッド | 励磁アセンブリ |
JP2009261050A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Asti Corp | スイッチング電源装置用スナバ回路 |
JP2018126058A (ja) * | 2013-01-22 | 2018-08-09 | パワー・インテグレーションズ・インコーポレーテッド | 同期フライバック変換器における使用のための二次コントローラ、電力変換器、および同期フライバック変換器を制御する方法 |
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JPH1084624A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Funai Electric Co Ltd | スイッチング電源 |
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US5978238A (en) * | 1998-04-02 | 1999-11-02 | Lucent Technologies Inc. | Active clamp for buck-based converter and method of operation thereof |
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