JPH09101458A - ズームレンズ - Google Patents
ズームレンズInfo
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- JPH09101458A JPH09101458A JP7260147A JP26014795A JPH09101458A JP H09101458 A JPH09101458 A JP H09101458A JP 7260147 A JP7260147 A JP 7260147A JP 26014795 A JP26014795 A JP 26014795A JP H09101458 A JPH09101458 A JP H09101458A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】最近接撮影距離を短くしても収差劣化が小さい
ズームレンズを提供する。 【解決手段】物体側から順に正の第1群Gr1,負の第
2群Gr2,正の第3群Gr3,正の第4群Gr4から
成り、ズーミングにおいて全群Gr1〜Gr4が移動
し、フォーカシングにおいて第2群Gr2が移動すると
ともに、第3群Gr3のフローティング移動により間隔
d19が変化する。
ズームレンズを提供する。 【解決手段】物体側から順に正の第1群Gr1,負の第
2群Gr2,正の第3群Gr3,正の第4群Gr4から
成り、ズーミングにおいて全群Gr1〜Gr4が移動
し、フォーカシングにおいて第2群Gr2が移動すると
ともに、第3群Gr3のフローティング移動により間隔
d19が変化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズに関
するものである。更に詳しくは、近接撮影に適したズー
ムレンズに関するものである。
するものである。更に詳しくは、近接撮影に適したズー
ムレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ズームレンズの近接へのフォーカシング
としては、通常、1群繰り出し方式が一般的である。こ
のフォーカシング方式には、鏡胴構成が簡素化できる等
の利点があるが、その反面、最近接撮影距離を短くした
ときの収差劣化が著しい、移動群が大きい等の問題もあ
る。そのため、これに代わるフォーカシング方式とし
て、インターナルフォーカシング方式やリヤフォーカシ
ング方式が提案されている。
としては、通常、1群繰り出し方式が一般的である。こ
のフォーカシング方式には、鏡胴構成が簡素化できる等
の利点があるが、その反面、最近接撮影距離を短くした
ときの収差劣化が著しい、移動群が大きい等の問題もあ
る。そのため、これに代わるフォーカシング方式とし
て、インターナルフォーカシング方式やリヤフォーカシ
ング方式が提案されている。
【0003】特に、インターナルフォーカシング方式に
は、最近接撮影距離を短くすることができる、フォーカ
シング群が小さく軽量である、フォーカシング移動量が
小さい、収差劣化を小さくすることができる等の利点が
あり、近年、このフォーカシング方式を採用した商品が
増えている。例えば、物体側から順に正・負で始まり、
第2群をフォーカシング群として用いるズームレンズ
が、従来より種々知られており、第2群でのインターナ
ルフォーカシングによって近接撮影の収差劣化を小さく
している。
は、最近接撮影距離を短くすることができる、フォーカ
シング群が小さく軽量である、フォーカシング移動量が
小さい、収差劣化を小さくすることができる等の利点が
あり、近年、このフォーカシング方式を採用した商品が
増えている。例えば、物体側から順に正・負で始まり、
第2群をフォーカシング群として用いるズームレンズ
が、従来より種々知られており、第2群でのインターナ
ルフォーカシングによって近接撮影の収差劣化を小さく
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近接撮
影の収差劣化が小さいとは言っても、撮影距離が短くな
れば収差劣化は確実に発生し、撮影距離が短くなるにつ
れて収差劣化は大きくなってしまう。特に、撮影倍率β
が約-1/4倍を超えると、収差劣化(特に像面の倒れ)が著
しく大きくなってしまい、実用性能を確保することがで
きなくなる。
影の収差劣化が小さいとは言っても、撮影距離が短くな
れば収差劣化は確実に発生し、撮影距離が短くなるにつ
れて収差劣化は大きくなってしまう。特に、撮影倍率β
が約-1/4倍を超えると、収差劣化(特に像面の倒れ)が著
しく大きくなってしまい、実用性能を確保することがで
きなくなる。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
であって、その目的は、最近接撮影距離を短くしても収
差劣化が小さいズームレンズを提供することにある。
であって、その目的は、最近接撮影距離を短くしても収
差劣化が小さいズームレンズを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のズームレンズは、物体側から順に正の第1
群及び負の第2群、並びにこの第2群よりも像面側に正
の第n群(但し、n:3以上の自然数である。)及び正の
第n+1群を有するズームレンズであって、ズーミング
において少なくとも前記第1群が移動し、フォーカシン
グにおいて前記第2群が移動するとともに前記第n群と
前記第n+1群との間隔が変化することを特徴とする。
に、本発明のズームレンズは、物体側から順に正の第1
群及び負の第2群、並びにこの第2群よりも像面側に正
の第n群(但し、n:3以上の自然数である。)及び正の
第n+1群を有するズームレンズであって、ズーミング
において少なくとも前記第1群が移動し、フォーカシン
グにおいて前記第2群が移動するとともに前記第n群と
前記第n+1群との間隔が変化することを特徴とする。
【0007】上記のように、物体側から順に正の第1群
及び負の第2群、並びにこの第2群よりも像面側に正の
第n群及び正の第n+1群を有し、ズーミングにおいて
少なくとも第1群が移動し、フォーカシングにおいて第
2群が移動する構成においては、第2群の移動によって
フォーカシングを行うと、球面収差の変動は小さいが、
撮影倍率が大きくなるに従って像面の倒れが大きくな
る。本発明では、以下のように正の第n群と正の第n+
1群との間隔を変化させることによって、この像面の倒
れを他の収差を大きく変化させることなく補正する。
及び負の第2群、並びにこの第2群よりも像面側に正の
第n群及び正の第n+1群を有し、ズーミングにおいて
少なくとも第1群が移動し、フォーカシングにおいて第
2群が移動する構成においては、第2群の移動によって
フォーカシングを行うと、球面収差の変動は小さいが、
撮影倍率が大きくなるに従って像面の倒れが大きくな
る。本発明では、以下のように正の第n群と正の第n+
1群との間隔を変化させることによって、この像面の倒
れを他の収差を大きく変化させることなく補正する。
【0008】軸上光線は、第1群によって収束傾向とな
り、その後、第2群によって発散傾向となる。そして、
2つの隣り合う正の群(即ち、第n群,第n+1群)によ
って、光線は収束傾向となる。このとき、第n群及び第
n+1群は軸上光線に対して同様に作用するため、第n
群と第n+1群との間の光線が光軸に対して成す角度
は、第n群に入射する光線が光軸に対して成す角度と、
第n+1群から射出する光線が光軸に対して成す角度と
の間の大きさになる。その結果、第n群と第n+1群と
の間の光線は、光軸に対して平行に近い光線となる。こ
のため、第n群と第n+1群との間隔が変化しても、こ
れによる軸上光線についての収差変動はあまり大きくな
らない。一方、軸外の光線は、第n群と第n+1群との
間で光軸に対して大きな角度を成すため、第n群と第n
+1群との間隔が変化すると、これによる軸外光線につ
いての像面の変化は大きくなる。従って、第n群と第n
+1群との間隔を変化させることによって、第2群での
フォーカシングにより生じる像面の倒れを補正すること
ができる。
り、その後、第2群によって発散傾向となる。そして、
2つの隣り合う正の群(即ち、第n群,第n+1群)によ
って、光線は収束傾向となる。このとき、第n群及び第
n+1群は軸上光線に対して同様に作用するため、第n
群と第n+1群との間の光線が光軸に対して成す角度
は、第n群に入射する光線が光軸に対して成す角度と、
第n+1群から射出する光線が光軸に対して成す角度と
の間の大きさになる。その結果、第n群と第n+1群と
の間の光線は、光軸に対して平行に近い光線となる。こ
のため、第n群と第n+1群との間隔が変化しても、こ
れによる軸上光線についての収差変動はあまり大きくな
らない。一方、軸外の光線は、第n群と第n+1群との
間で光軸に対して大きな角度を成すため、第n群と第n
+1群との間隔が変化すると、これによる軸外光線につ
いての像面の変化は大きくなる。従って、第n群と第n
+1群との間隔を変化させることによって、第2群での
フォーカシングにより生じる像面の倒れを補正すること
ができる。
【0009】本発明において望ましくは、全体構成を、
物体側より順に、正の第1群、負の第2群、正の第3群
及び正の第4群の4群構成とするのが良い。ズーム域の
拡大や収差補正上、全群が可動な構成が有利だからであ
る。この4群構成において更に望ましくは、フォーカシ
ングに際して第2群を移動させるとともに第3群を移動
させたり、フォーカシングに際して第2群を移動させる
とともに第4群を移動させたり、フォーカシングに際し
て第2群を移動させるとともに第3群と第4群を移動さ
せたりするのが良い。
物体側より順に、正の第1群、負の第2群、正の第3群
及び正の第4群の4群構成とするのが良い。ズーム域の
拡大や収差補正上、全群が可動な構成が有利だからであ
る。この4群構成において更に望ましくは、フォーカシ
ングに際して第2群を移動させるとともに第3群を移動
させたり、フォーカシングに際して第2群を移動させる
とともに第4群を移動させたり、フォーカシングに際し
て第2群を移動させるとともに第3群と第4群を移動さ
せたりするのが良い。
【0010】また、本発明において、第2群のフォーカ
シング移動量と、第n群と第n+1群との間隔の変化量
とが、次の条件式(1)を満足することが望ましい。この
条件式(1)を満たすことにより、最近接撮影における像
面の倒れをより効果的に補正することができる。 0.8・|x2|>|Δxn,n+1| ……(1) 但し、 x2:第2群のフォーカシング移動量 Δxn,n+1:フォーカシングにおいて変化する第n群と
第n+1群との間隔の変化量 である。
シング移動量と、第n群と第n+1群との間隔の変化量
とが、次の条件式(1)を満足することが望ましい。この
条件式(1)を満たすことにより、最近接撮影における像
面の倒れをより効果的に補正することができる。 0.8・|x2|>|Δxn,n+1| ……(1) 但し、 x2:第2群のフォーカシング移動量 Δxn,n+1:フォーカシングにおいて変化する第n群と
第n+1群との間隔の変化量 である。
【0011】また、本発明において、上記変化量Δx
n,n+1が、撮影距離によってのみ変化し、かつ、ズーミ
ングでは変化しないようにするのが望ましい。このよう
に構成すれば、鏡胴構成を簡素化することができるから
である。もちろん、ズーミングに応じて変化量Δx
n,n+1が変化するようにしてもよい。
n,n+1が、撮影距離によってのみ変化し、かつ、ズーミ
ングでは変化しないようにするのが望ましい。このよう
に構成すれば、鏡胴構成を簡素化することができるから
である。もちろん、ズーミングに応じて変化量Δx
n,n+1が変化するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施したズームレ
ンズを、図面を参照しつつ説明する。図3,図5,図7
は、第1〜第3の実施形態に係るズームレンズにそれぞ
れ対応するレンズ構成図であり、広角端における無限遠
撮影状態[W(∞)]及び最近接撮影状態[W(D)]でのレン
ズ配置を示している。各レンズ構成図中、矢印M2,M
3,M4は、対応する第2群Gr2,第3群Gr3,第
4群Gr4の広角端における無限遠撮影状態[W(∞)]か
ら最近接撮影状態[W(D)]にかけてのフォーカシング・
フローティング移動を模式的に示している。また、d5は
第1群Gr1と第2群Gr2との軸上面間隔、d13は第
2群Gr2と第3群Gr3との軸上面間隔、d19は第3
群Gr3と第4群Gr4との軸上面間隔を示している。
ンズを、図面を参照しつつ説明する。図3,図5,図7
は、第1〜第3の実施形態に係るズームレンズにそれぞ
れ対応するレンズ構成図であり、広角端における無限遠
撮影状態[W(∞)]及び最近接撮影状態[W(D)]でのレン
ズ配置を示している。各レンズ構成図中、矢印M2,M
3,M4は、対応する第2群Gr2,第3群Gr3,第
4群Gr4の広角端における無限遠撮影状態[W(∞)]か
ら最近接撮影状態[W(D)]にかけてのフォーカシング・
フローティング移動を模式的に示している。また、d5は
第1群Gr1と第2群Gr2との軸上面間隔、d13は第
2群Gr2と第3群Gr3との軸上面間隔、d19は第3
群Gr3と第4群Gr4との軸上面間隔を示している。
【0013】第1〜第3の実施形態は、物体側より順
に、正の第1群Gr1,負の第2群Gr2,正の第3群
Gr3及び正の第4群Gr4から成る4群構成のズーム
レンズである。第1群Gr1は、物体側から順に、像側
に凹の負メニスカスレンズと両凸の正レンズとの接合レ
ンズ,及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成って
いる。第2群Gr2は、物体側から順に、像側に凹の負
メニスカスレンズ,両凹の負レンズ,両凸の正レンズ及
び物体側に凹の負メニスカスレンズから成っている。第
3群Gr3は、物体側から順に、絞り,両凸の正レン
ズ,及び両凸の正レンズと両凹の負レンズとの接合レン
ズから成っている。第4群Gr4は、物体側から順に、
両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成っており、そ
の両凹の負レンズの物体側の面は非球面である。
に、正の第1群Gr1,負の第2群Gr2,正の第3群
Gr3及び正の第4群Gr4から成る4群構成のズーム
レンズである。第1群Gr1は、物体側から順に、像側
に凹の負メニスカスレンズと両凸の正レンズとの接合レ
ンズ,及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成って
いる。第2群Gr2は、物体側から順に、像側に凹の負
メニスカスレンズ,両凹の負レンズ,両凸の正レンズ及
び物体側に凹の負メニスカスレンズから成っている。第
3群Gr3は、物体側から順に、絞り,両凸の正レン
ズ,及び両凸の正レンズと両凹の負レンズとの接合レン
ズから成っている。第4群Gr4は、物体側から順に、
両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成っており、そ
の両凹の負レンズの物体側の面は非球面である。
【0014】第2群Gr2の移動によってインターナル
フォーカシングが行われ、一方、このフォーカシングに
おいて、第3群Gr3や第4群Gr4のフローティング
移動により、第3群Gr3と第4群Gr4との軸上面間
隔d19が変化するため、第2群Gr2のフォーカシング
によって生じる像面の倒れが補正される。また、広角側
から望遠側にかけてのズーミングにおいて、すべての群
Gr1〜Gr4が前方に移動する。このように全群が移
動可能な構成は、前述したようにズーム域の拡大や収差
補正を行う上で有利である。
フォーカシングが行われ、一方、このフォーカシングに
おいて、第3群Gr3や第4群Gr4のフローティング
移動により、第3群Gr3と第4群Gr4との軸上面間
隔d19が変化するため、第2群Gr2のフォーカシング
によって生じる像面の倒れが補正される。また、広角側
から望遠側にかけてのズーミングにおいて、すべての群
Gr1〜Gr4が前方に移動する。このように全群が移
動可能な構成は、前述したようにズーム域の拡大や収差
補正を行う上で有利である。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施したズームレンズの構成
を、比較例と共にコンストラクションデータ,収差性能
等を挙げて更に具体的に説明する。コンストラクション
データにおいて、ri(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi
番目の面の曲率半径、di(i=1,2,3,...)は物体側から数
えてi番目の軸上面間隔を示しており、Ni(i=1,2,
3,...),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目のレ
ンズのd線に対する屈折率(Nd),アッベ数(νd)を示
している。また、曲率半径riに*印を付した面は非球面
で構成された面であることを示し、非球面の面形状を表
わす以下の数1の式で定義するものとする。
を、比較例と共にコンストラクションデータ,収差性能
等を挙げて更に具体的に説明する。コンストラクション
データにおいて、ri(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi
番目の面の曲率半径、di(i=1,2,3,...)は物体側から数
えてi番目の軸上面間隔を示しており、Ni(i=1,2,
3,...),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目のレ
ンズのd線に対する屈折率(Nd),アッベ数(νd)を示
している。また、曲率半径riに*印を付した面は非球面
で構成された面であることを示し、非球面の面形状を表
わす以下の数1の式で定義するものとする。
【0016】
【数1】
【0017】但し、数1の式中、 X :光軸方向の基準面からの変位量 Y :光軸と垂直な方向の高さ C :近軸曲率 ε:2次曲面パラメータ Ai:i次の非球面係数 である。
【0018】まず、実施例1〜実施例3及び比較例のコ
ンストラクションデータを、無限遠撮影状態におけるズ
ーミングによって変化する軸上面間隔(d5,d13,d19)と共
に示す。なお、無限遠撮影状態における広角端[W(∞)]
〜ミドル(中間焦点距離状態)[M(∞)]〜望遠端[T(∞)]
での、全系の焦点距離f及びFナンバーFNOを併せて示
す。
ンストラクションデータを、無限遠撮影状態におけるズ
ーミングによって変化する軸上面間隔(d5,d13,d19)と共
に示す。なお、無限遠撮影状態における広角端[W(∞)]
〜ミドル(中間焦点距離状態)[M(∞)]〜望遠端[T(∞)]
での、全系の焦点距離f及びFナンバーFNOを併せて示
す。
【0019】 《実施例1〜3,比較例のコンストラクションデータ》 f=22.5〜50.5〜78.0 FNo=4.10〜5.21〜5.67 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 105.189 d1 1.300 N1 1.83350 ν1 21.00 r2 49.269 d2 6.100 N2 1.58913 ν2 61.11 r3 -507.117 d3 0.100 r4 29.478 d4 4.500 N3 1.75450 ν3 51.57 r5 56.439 d5 1.870〜14.604〜21.719 r6 36.467 d6 1.100 N4 1.83400 ν4 37.05 r7 9.278 d7 5.090 r8 -31.258 d8 1.000 N5 1.75450 ν5 51.57 r9 21.659 d9 0.100 r10 16.555 d10 3.700 N6 1.79850 ν6 22.60 r11 -52.248 d11 0.920 r12 -16.197 d12 1.300 N7 1.69680 ν7 56.47 r13 -46.193 d13 9.806〜4.189〜1.810 r14 ∞(絞り) d14 0.800 r15 25.517 d15 3.350 N8 1.60311 ν8 60.74 r16 -24.538 d16 0.100 r17 24.105 d17 5.000 N9 1.51742 ν9 52.15 r18 -12.147 d18 1.340 N10 1.80741 ν10 31.59 r19 62.656 d19 5.400〜1.210〜0.770 r20 28.821 d20 4.760 N11 1.51742 ν11 52.15 r21 -17.785 d21 1.620 r22* -128.506 d22 1.440 N12 1.80750 ν12 35.43 r23 33.569
【0020】
【0021】図1に、上記コンストラクションデータで
表される実施例1〜3及び比較例の広角端における無限
遠撮影状態[W(∞)]でのレンズ構成と、その状態[W
(∞)]から望遠端における無限遠撮影状態[T(∞)]にか
けての各群Gr1〜Gr4の移動とを示す。図1に示す
矢印m1〜m4は対応する各群Gr1〜Gr4の移動を
示しており、各群Gr1〜Gr4の移動(いずれも前方
へ移動する。)によって、実施例1〜3及び比較例はズ
ーミング(f=22.5〜78.0mm)を行い、このズーミングに
よって、画角2ωは75°〜25°の範囲で変化する。
表される実施例1〜3及び比較例の広角端における無限
遠撮影状態[W(∞)]でのレンズ構成と、その状態[W
(∞)]から望遠端における無限遠撮影状態[T(∞)]にか
けての各群Gr1〜Gr4の移動とを示す。図1に示す
矢印m1〜m4は対応する各群Gr1〜Gr4の移動を
示しており、各群Gr1〜Gr4の移動(いずれも前方
へ移動する。)によって、実施例1〜3及び比較例はズ
ーミング(f=22.5〜78.0mm)を行い、このズーミングに
よって、画角2ωは75°〜25°の範囲で変化する。
【0022】表1〜表4に、実施例1〜実施例3及び比
較例の最近接撮影状態(撮影距離=0.25m)における広角
端[W(D)],ミドル[M(D)],望遠端[T(D)]での軸上
面間隔(d5,d13,d19),撮影倍率β及び有効Fナンバー有
効FNOを示す。
較例の最近接撮影状態(撮影距離=0.25m)における広角
端[W(D)],ミドル[M(D)],望遠端[T(D)]での軸上
面間隔(d5,d13,d19),撮影倍率β及び有効Fナンバー有
効FNOを示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】表5〜表8に、実施例1〜実施例3及び比
較例のフォーカシング{無限遠撮影状態〜最近接撮影状
態(撮影距離=0.25m)}における第2群Gr2〜第4群G
r4の移動量及び前記条件式(1)に対応する値を、広角
端[W(D)],ミドル[M(D)],望遠端[T(D)]のそ
れぞれについて示す。
較例のフォーカシング{無限遠撮影状態〜最近接撮影状
態(撮影距離=0.25m)}における第2群Gr2〜第4群G
r4の移動量及び前記条件式(1)に対応する値を、広角
端[W(D)],ミドル[M(D)],望遠端[T(D)]のそ
れぞれについて示す。
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【表7】
【0031】
【表8】
【0032】図2は、上記実施例1〜実施例3及び比較
例の無限遠撮影状態における収差図であり、広角端[W
(∞)]、ミドル[M(∞)]、望遠端[T(∞)]での諸収差を
示している。また、図4,図6,図8及び図10は、実
施例1〜実施例3及び比較例にそれぞれ対応する最近接
撮影状態における収差図であり、広角端[W(D)]、ミド
ル[M(D)]、望遠端[T(D)]での諸収差を示している。
各収差図中、実線(d)はd線に対する収差、破線(SC)
は正弦条件を表わしており、破線(DM)と実線(DS)は
メリディオナル面とサジタル面での非点収差をそれぞれ
表わしている。
例の無限遠撮影状態における収差図であり、広角端[W
(∞)]、ミドル[M(∞)]、望遠端[T(∞)]での諸収差を
示している。また、図4,図6,図8及び図10は、実
施例1〜実施例3及び比較例にそれぞれ対応する最近接
撮影状態における収差図であり、広角端[W(D)]、ミド
ル[M(D)]、望遠端[T(D)]での諸収差を示している。
各収差図中、実線(d)はd線に対する収差、破線(SC)
は正弦条件を表わしており、破線(DM)と実線(DS)は
メリディオナル面とサジタル面での非点収差をそれぞれ
表わしている。
【0033】上記実施例1〜実施例3は、前述した第1
〜第3の実施形態(図3,図5,図7)にそれぞれ対応し
ており、第2群Gr2のフォーカシング移動(各図中の
矢印M2)によって生じる像面の倒れは、第3群Gr3
と第4群Gr4との間隔d19の変化により補正される。
この第3群Gr3と第4群Gr4との間隔d19の変化
は、実施例1ではフォーカシングにおける第3群Gr3
の物体側へのフローティング移動(矢印M3)によって行
われ、実施例2ではフォーカシングにおける第4群Gr
4の像面側へのフローティング移動(矢印M4)によって
行われ、実施例3ではフォーカシングにおける第3群G
r3の物体側へのフローティング移動(矢印M3)及び第
4群Gr4の像面側へのフローティング移動(矢印M4)
によって行われる。
〜第3の実施形態(図3,図5,図7)にそれぞれ対応し
ており、第2群Gr2のフォーカシング移動(各図中の
矢印M2)によって生じる像面の倒れは、第3群Gr3
と第4群Gr4との間隔d19の変化により補正される。
この第3群Gr3と第4群Gr4との間隔d19の変化
は、実施例1ではフォーカシングにおける第3群Gr3
の物体側へのフローティング移動(矢印M3)によって行
われ、実施例2ではフォーカシングにおける第4群Gr
4の像面側へのフローティング移動(矢印M4)によって
行われ、実施例3ではフォーカシングにおける第3群G
r3の物体側へのフローティング移動(矢印M3)及び第
4群Gr4の像面側へのフローティング移動(矢印M4)
によって行われる。
【0034】比較例は、フローティングを行わずに第2
群Gr2の移動のみによってフォーカシングを行う例で
ある。図9に、この比較例の広角端における最近接撮影
状態[W(D)]でのレンズ配置を示す。図10の収差図か
ら、各撮影倍率β(=-0.12〜-0.28)において、像面がア
ンダーに倒れていることが分かる。特に、撮影倍率βが
-1/4倍を超えて-1/3.6倍に達する望遠端[T(D)]での像
面の倒れが顕著であるが、広角端[W(D)]での像面の倒
れによる性能劣化も見られる。
群Gr2の移動のみによってフォーカシングを行う例で
ある。図9に、この比較例の広角端における最近接撮影
状態[W(D)]でのレンズ配置を示す。図10の収差図か
ら、各撮影倍率β(=-0.12〜-0.28)において、像面がア
ンダーに倒れていることが分かる。特に、撮影倍率βが
-1/4倍を超えて-1/3.6倍に達する望遠端[T(D)]での像
面の倒れが顕著であるが、広角端[W(D)]での像面の倒
れによる性能劣化も見られる。
【0035】これに対し、実施例1〜実施例3では、比
較例と同様の撮影倍率においても像面性がきれいに補正
されている(図2,図4,図6,図8の収差図参照。)。
従って、無限遠から最近接にわたって良好な像面性能が
得られる。また、実施例1〜3は、撮影距離が同じであ
れば、像面補正のために変化する間隔d19がズーミング
によらず等しい実施例である。このようにした方が、カ
ム構成が簡単になるからである。もちろん、ズーミング
に応じて間隔d19が変化するように構成すれば、更に良
い像面補正が可能である。
較例と同様の撮影倍率においても像面性がきれいに補正
されている(図2,図4,図6,図8の収差図参照。)。
従って、無限遠から最近接にわたって良好な像面性能が
得られる。また、実施例1〜3は、撮影距離が同じであ
れば、像面補正のために変化する間隔d19がズーミング
によらず等しい実施例である。このようにした方が、カ
ム構成が簡単になるからである。もちろん、ズーミング
に応じて間隔d19が変化するように構成すれば、更に良
い像面補正が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、フ
ォーカシングにおいて第2群が移動するとともに第n群
と第n+1群との間隔が変化するので、最近接撮影距離
を短くしても収差劣化を小さくすることができる。従っ
て、従来よりも被写体に近接した撮影を行うことができ
る。
ォーカシングにおいて第2群が移動するとともに第n群
と第n+1群との間隔が変化するので、最近接撮影距離
を短くしても収差劣化を小さくすることができる。従っ
て、従来よりも被写体に近接した撮影を行うことができ
る。
【図1】第1〜第3の実施形態,実施例1〜3及び比較
例の無限遠撮影状態におけるズーミング動作を示すレン
ズ構成図。
例の無限遠撮影状態におけるズーミング動作を示すレン
ズ構成図。
【図2】実施例1〜3及び比較例の無限遠撮影状態にお
ける収差図。
ける収差図。
【図3】第1の実施形態及び実施例1の広角端でのフォ
ーカシング動作を示すレンズ構成図。
ーカシング動作を示すレンズ構成図。
【図4】実施例1の最近接撮影状態における収差図。
【図5】第2の実施形態及び実施例2の広角端でのフォ
ーカシング動作を示すレンズ構成図。
ーカシング動作を示すレンズ構成図。
【図6】実施例2の最近接撮影状態における収差図。
【図7】第3の実施形態及び実施例3の広角端でのフォ
ーカシング動作を示すレンズ構成図。
ーカシング動作を示すレンズ構成図。
【図8】実施例3の最近接撮影状態における収差図。
【図9】比較例の広角端での最近接撮影状態を示すレン
ズ構成図。
ズ構成図。
【図10】比較例の最近接撮影状態における収差図。
Gr1 …第1群 Gr2 …第2群 Gr3 …第3群 Gr4 …第4群
Claims (1)
- 【請求項1】 物体側から順に正の第1群及び負の第2
群、並びにこの第2群よりも像面側に正の第n群(但
し、n:3以上の自然数である。)及び正の第n+1群
を有するズームレンズであって、 ズーミングにおいて少なくとも前記第1群が移動し、フ
ォーカシングにおいて前記第2群が移動するとともに前
記第n群と前記第n+1群との間隔が変化することを特
徴とするズームレンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7260147A JPH09101458A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ズームレンズ |
US08/726,312 US5815321A (en) | 1995-10-06 | 1996-10-02 | Zoom lens system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7260147A JPH09101458A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ズームレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09101458A true JPH09101458A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17343968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7260147A Pending JPH09101458A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ズームレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09101458A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101086414B1 (ko) * | 2005-05-20 | 2011-11-25 | 삼성전자주식회사 | 이중 포커싱이 수행되는 디지털 영상 처리 장치의 자동포커싱 방법 |
WO2015087619A1 (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-18 | オリンパス株式会社 | 変倍光学系及びそれを備えた撮像装置、撮像システム |
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Citations (6)
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-
1995
- 1995-10-06 JP JP7260147A patent/JPH09101458A/ja active Pending
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