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JPH0897710A - プログラマブル2線2相方式論理アレイ - Google Patents

プログラマブル2線2相方式論理アレイ

Info

Publication number
JPH0897710A
JPH0897710A JP6258809A JP25880994A JPH0897710A JP H0897710 A JPH0897710 A JP H0897710A JP 6258809 A JP6258809 A JP 6258809A JP 25880994 A JP25880994 A JP 25880994A JP H0897710 A JPH0897710 A JP H0897710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
wire
line
input
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6258809A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Masaki
亮 正木
Makoto Kuwata
真 鍬田
Ryuichi Satomura
隆一 里村
Nobuo Tanba
展雄 丹場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6258809A priority Critical patent/JPH0897710A/ja
Priority to US08/533,990 priority patent/US5610535A/en
Publication of JPH0897710A publication Critical patent/JPH0897710A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/173Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using elementary logic circuits as components
    • H03K19/177Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using elementary logic circuits as components arranged in matrix form
    • H03K19/17704Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using elementary logic circuits as components arranged in matrix form the logic functions being realised by the interconnection of rows and columns

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2線2相方式による実用回路化が推進できる
プログラマブル2線2相方式論理アレイを提供する。 【構成】 2線2相方式による複数からなる入力信号が
供給された複数からなる入力線と、上記入力線対と直交
するように配置された少なくとも1つの関数出力に対応
した出力線との交点に、プロセス的又は電気的にその書
き込みが可能とされて1ないし複数からなる入力信号に
対応した関数出力を形成するメモリセルを設ける。 【効果】 従来のようにいったん同期式論理により回路
設計を行った上で2線2相方式の論理回路に変換するこ
となく、従来のPLAと同じ手法で直接的に2線2相方
式の論理回路を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プログラマブル2線
2相方式論理アレイに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等のシステムを実現する方
法として、同期式論理回路が広く用いられている。素子
の高速化が進み、より高速なシステムを実現するために
性能向上が追求されるにつれて、同期式論理回路の限界
が認識され始めている。その問題の1つは、クロック周
波数の増大と共に、クロック周期に対するクロックスキ
ューの割合を一定以下に抑えることが困難となってシス
テムの実質的な性能向上が阻害されることである。ま
た、システムの低消費電力化のために、回路がスイッチ
する際しか電力を消費しないCMOS(相補型MOS)
が広く用いられているが、クロック周波数の向上ととも
にシステム中の回路の信号遷移の頻度が増大するためC
MOS回路の特長が生かされなくなってしまう。
【0003】そこで、クロックを使用せずに回路が論理
的に必要な場合しかスイッチしない非同期式論理回路の
実用化に大きな期待が寄せられている。非同期式論理回
路の実現方法としては様々なデータ表現の方式がある
が、その中で2線2相方式が比較的設計が容易であると
考えられている。この2線2相方式とは、1ビットのデ
ータDを2線信号(d+,d−)で表し、(d+,d
−)が(0,0)である場合には有効なデータが存在し
ない状態、すなわち無効状態を表し、遷移(0,0)→
(0,1)によって“0”の発生を表し、遷移(0,
0)→(1,0)によって“1”の発生を表すものであ
る。状態(1,1)は使用されない。このような2線2
相方式の非同期プロセッサに関しては、例えば1993
年1月発行雑誌『情報処理』vol.34、no.1、pp72-80 が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図12の(A)には通
常の論理回路が示され、(B)にはそれを2線2相方式
に置き替えた論理回路が示されている。このような論理
回路の置き替えは、例えば図13に示すように、通常の
単位ゲート回路とそれに対応した2線2相方式の単位ゲ
ート回路とを逐一対照して、各単位の論理ゲート回路毎
に置き替えるという煩わしい作業を必要とする。図12
のような比較的簡単な論理回路では、上記の置き替えは
それほど煩わしいものではない。しかし、実用的な回路
設計においては、通常極めて複雑な論理の組み合わせか
らなり、通常手慣れている同期式論理により回路を設計
し、その上で上記のような非同期論理である2線2相方
式の論理に置き替えることとなるために回路設計に2重
の手間がかってしまう。このような設計工数の増大が、
上記のような2線2相方式のような非同期論理の実用化
を妨げる大きな原因となっている。
【0005】本願発明者においては、上記のように同期
式論理により回路設計を行って、その上で非同期式論理
である2線2相方式に置き替えるのではなく、直接的に
2線2相方式による任意の論理を簡単に組むことができ
るプログラマブル2線2相方式論理アレイを考えた。
【0006】この発明の目的は、2線2相方式による実
用回路化が推進できるプログラマブル2線2相方式論理
アレイを提供することにある。この発明の他の目的は、
2線2相方式による論理設計が容易にできるようにした
プログラマブル2線2相方式論理アレイを提供すること
にある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、2線2相方式による複数か
らなる入力信号が供給された複数からなる入力線と、上
記入力線と直交するように配置された少なくとも1つの
関数出力に対応した出力線との交点に、プロセス的又は
電気的にその書き込みが可能とされ、1ないし複数から
なる入力信号に対応した関数出力を形成するメモリセル
を設ける。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、従来のようにいったん
同期式論理により回路設計を行った上で2線2相方式の
論理回路に変換することなく、従来のPLAと同じ手法
で直接的に2線2相方式の論理回路を実現できる。
【0009】
【実施例】図1には、この発明に係るプログラマブル2
線2相方式論理アレイの一実施例の概略回路図が示され
ている。同図の各回路は、公知の半導体集積回路の製造
技術により、単結晶シリコンのような1個の半導体基板
上において形成される。
【0010】同図において、縦方向には複数の入力線が
形成される。1つの入力線は、2線2相方式による入力
信号I1+,I1−の他に、かかる入力信号I1+,I
1−の状態検出信号線C1とが1組として構成される。
上記状態検出信号線C1は、上記入力信号I1+,I1
−を受けるオアゲート回路G1により形成される。つま
り、上記状態検出信号線C1は、(I1+,I1−)が
(0,0)となる有効なデータが存在しない状態、すな
わち無効状態のときにのみ0にされ、他の状態では1に
なる。
【0011】1ないしnからなる複数の入力信号線のう
ち、他の代表として例示的に示されている入力信号線第
2番目と第n番目に対応した入力線には、I2+,I2
−とその状態検出信号C2ないしIn+,In−とその
状態検出信号Cnがそれぞれに供給される。
【0012】上記のような入力線に対して直交するよう
に出力線が配置される。同図には、1ないしmからなる
複数の出力線のうち、第1番目、第2番目及び第m番目
の出力線が代表として例示的に示されている。第1番目
の出力線は、関数出力行と符号語状態検出行から構成さ
れる。他の出力線も、上記関数出力行とそれに対応した
符号語状態検出行から構成される。
【0013】上記入力線と出力線のうち、2線2相方式
の各入力信号対(I1+,I1−)〜(In+,In
−)と各関数行出力との交点に、論理積関数に対応して
選択的に接点(メモリセル)が設けられる。例えば、第
1番目の関数出力行は、上記代表として示された3つの
入力信号I1+、I2+及びIn−に接点が設けられ
る。このように3つの入力信号I1+、I2+及びIn
−の関数出力を得る場合には、それに対応した符号語状
態検出行は、かかる3つの入力線に対応された状態検出
信号線C1,C2及びCnとの交点に接点がそれぞれ設
けられる。
【0014】同様な手法に従い、第2番目の関数出力行
は、上記代表として示された3つの入力信号のうち2つ
の入力信号I1−とI2−に接点が設けられ、n番目の
入力信号In+,In−との間には接点が設けられな
い。このように2つの入力信号I1−とI2−の関数出
力を得る場合には、それに対応した符号語状態検出行
は、かかる2つの入力線に対応した状態検出信号線C1
とC2の交点に接点がそれぞれ設けられる。そして、第
m番目の関数出力行は、上記代表として示された3つの
入力信号のうち3つの入力信号I1−、I2−及びIn
+に接点が設けられる。このように3つの入力信号I1
−、I2−及びIn+の関数出力を得る場合には、それ
に対応した符号語状態検出行は、かかる3つの入力線に
対応された状態検出信号線C1,C2及びCnとの交点
に接点がそれぞれ設けられる。
【0015】上記接点は、例えば後述するように、上記
入力線にゲートが接続され、ソースが接地され、ドレイ
ンが出力線に接続されたMOSFET等から構成され
る。このようなMOSFETを形成するか否かは、かか
るMOSFETそのものを選択的に形成するか、あるい
は全ての交点にMOSFETを形成しておいて、そのド
レインと出力線との間にコンタクト(接続部)を設ける
か否をマスクパターンの変更によりプロセス的に行うよ
うにする。
【0016】あるいは、上記メモリセルは、MOSFE
Tをコントロールゲートとフローティングゲートとを備
えたスタックトゲート構造のMOSFETとし、かかる
コントロールゲートに選択的に電荷を蓄積させて、入力
信号線の選択レベルに対してそのしきい値電圧を高くし
て定常的にオフ状態にさせるか、あるいは入力信号線の
選択レベルに対して低いしきい値電圧として入力信号に
対応してオン状態/オフ状態にさせるようにしてもよ
い。上記フローティングゲートへの選択的な電荷の注入
は、公知のEPROMのようにドレイン近傍にホットキ
ャリアを発生させ、ゲートとドレイン間に高電界を発生
させてフローティングゲートに注入させるようにするも
の、あるいはフローティングゲートとドレイン又はソー
スとの間にトンネル絶縁膜を形成して、そこに選択的に
トンネル電流を流すようにして行うもの等種々の実施形
態を採ることができる。
【0017】このようなMOSFETを用いるものの
他、上記接点部分にpn接合ダイオードを設けておい
て、それに逆方向に高電圧を印加して入力線と出力線と
の間を短絡させるもの、入力線と出力線との交点にヒュ
ーズ手段を形成して短絡状態にしておいて、それを選択
的に切断させるようにするもの等であってもよい。
【0018】代表として例示的に示されている第1行目
の一対の出力線には、2相2線方式の出力信号O1+、
O1−を形成するために、出力部にはゲート回路G4と
G5が設けられる。ゲート回路G4とG5は、アンド
(AND)ゲート回路からなり、出力信号O1+を形成
するゲート回路G4には、符号語状態検出行と関数出力
行の信号が供給される。出力信号O1−を形成するゲー
ト回路G5には、上記符号語状態検出行と関数出力行の
反転信号が供給される。
【0019】他の代表として例示的に示されている第2
行目及び第m行目出力線対には、2相2線方式の出力信
号O2+、O2−とOm+、Om−を形成するために、
出力部にはゲート回路G6〜G9が設けられる。出力信
号O2+とOm+をそれぞれ形成するゲート回路G6と
G8には、それぞれの行に対応された符号語状態検出行
と関数出力行の信号が供給される。出力信号O2−とO
m−を形成するゲート回路G7とG9には、それぞれの
行に対応された上記符号語状態検出行と関数出力行の反
転信号が供給される。
【0020】図2には、上記2線2相方式論理アレイの
真理値図が示されている。第1行目を代表として例示的
に説明すると、3つの入力信号のうち、いずれか1つで
も(0,0)の無効状態にあると、その出力O1+、O
1−も(0,0)の無効状態となる。出力O1+、O1
−が(1,0)すなわち“1”になるのは、入力I1
+,I1−が(1,0)すなわち“1”、入力I2+,
I2−が(1,0)すなわち“1”で、入力Im+、I
m−が(0,1)すなわち“0”のときのみであり、こ
れ以外のときには出力O1+,O1−は(1,0)すな
わち“0”になる。他の第2行目と第m行目において
も、図1のメモリセルに対応して、図2の真理値図のよ
うな2線2相方式による論理関数出力を得ることができ
る。
【0021】図3には、この発明に係る2線2相方式論
理アレイの動作の一例を説明するための波形図が示され
ている。この波形図に示すように、各入力信号I+,I
−に対応した状態検出信号Cは、いずれかがハイレベル
なるとそれに対応してハイレベルとなる。そして、符号
語状態検出行は入力信号に対応した上記のような符号状
態検出信号の論理によって関数出力行からの出力信号の
有効/無効を制御する。それ故、入力信号のスキューに
よって誤った出力信号を生じることなく、全ての入力信
号が揃った時点で有効な出力信号が形成される。
【0022】図4には、この発明に係るプログラマブル
2線2相方式論理アレイの他の一実施例の概略回路図が
示されている。この実施例では、複数の関数出力行に対
して符号語状態検出行が共通に用いられる。これによ
り、符号語状態検出行の数を大幅に減らすことができる
とともに、2線2相式の出力信号を同期化させて出力さ
せるようにすることができる。つまり、高速動作が要求
される回路部分は、2線2相方式による論理部を構成
し、それほど高速動作が要求されない回路部分を従来の
同期式論理回路により構成したとき、2線2相方式によ
る論理回路の出力部に、この実施例の回路を用いること
により、2線2相方式による論理信号を通常の2値信号
に変換する際にハザード等を生じなくできる。
【0023】この実施例では、符号語状態検出行が全て
の関数出力行に共通に用いられるために、符号語状態検
出行と入力信号I1+,I1−〜In+,In−に対応
した状態検出信号線C1〜Cnとの全ての交点に接点
(メモリセル)が設けられる。これにより、符号語状態
検出行は、全ての入力信号I1+,I1−〜In+,I
n−の状態検出信号C1〜Cnが有効状態であるときに
のみ有効状態となる信号レベルにされる。出力線に設け
られる一対のゲート回路は、前記図1の実施例と同様で
あるが、それに入力される符号語実施例検出行の信号が
すべての出力線に設けられる上記一対のゲート回路に対
して共通に用いられる。
【0024】図5には、この発明に係るプログラマブル
2線2相方式論理アレイの一実施例の具体的回路図が示
されている。この実施例は、特に制限されないが、図4
の実施例に対応しており、3つの入力線I1+,I1−
ないしI3+,I3−と共通に用いられる1つの符号語
状態検出行及び関数出力行からなる出力線が代表として
例示的に示されている。
【0025】この実施例では、入力線がゲートに接続さ
れ、出力線にドレインが接続され、ソースが接地された
MOSFETを用いるものであるので、それに対応して
状態検出信号C1〜C3を形成するゲート回路は、ノア
ゲート回路G1ないしG3により構成される。つまり、
2線2相方式の入力信号I1+,I−1が(1,0)又
は(0,1)の有効状態のとには、それに対応した状態
検出信号C1はロウレベルにされる。また、入力信号は
それぞれがインバータ回路により反転されて入力線に供
給される。
【0026】これにより、上記3つの入力線I1+,I
1−ないしI3+,I3−の全てが有効状態にあると
き、それぞれの状態検出信号線C1〜C3がロウレベル
にされて、かかる状態検出信号線C1〜C3にゲートが
接続されたMOSFETがオフ状態になる。このときに
は、符号語状態検出行は負荷としてのPチャンネル型M
OSFETQP1により電源電圧VDDのようなハイレ
ベルにされる。このハイレベルの信号は、インバータ回
路により反転されて、反転信号/Cとして関数出力行と
電源電圧VDDとの間に設けられた負荷としてのPチャ
ンネル型MOSFETQP2のゲートと、上記関数出力
行と回路の接地電位との間に設けられたリセット用のN
チャンネル型MOSFETQNのゲートに供給される。
本明細書においては、上記/はロウレベルがアクティブ
レベルであることを表している。図面では従来の論理記
法に従い、オーバーバーで表している。
【0027】それ故、関数出力行においては、全ての入
力信号が有効状態になったときに、上記反転信号/Cが
ロウレベルになって負荷MOSFETQP2がオン状態
となり、リセット用MOSFETQNがオフ状態になの
で、入力信号に対応して設けられたメモリセルQMのオ
ン状態/オフ状態に対応した関数出力信号が得られるこ
ととなる。つまり、これらの回路は、いずれかの入力信
号によりオン状態となるMOSFETQMと負荷MOS
FETQP2とで定常的に直流電流が流れて無駄な電流
消費が行われるのを防止するものである。
【0028】上記符号語状態検出回路の出力信号と、上
記関数出力行の出力信号及びそれを受けるインバータ回
路により反転させられた関数出力信号とを、アンドゲー
ト回路G4とG5に供給することにより、2線2相方式
の出力信号O1+,O1−が形成される。この出力信号
O1は、論理式で表すと、O1=I1・/I2・I3と
なる。
【0029】図6には、この発明に係るプログラマブル
2線2相方式論理アレイの他の一実施例の具体的回路図
が示されている。この実施例も、特に制限されないが、
図4の実施例に対応しており、3つの入力線I1+,I
1−ないしI3+,I3−と共通に用いられる1つの符
号語状態検出行及び関数出力行からなる出力線が代表と
して例示的に示されている。
【0030】この実施例では、符号語状態検出回路がC
MOS構成とされる。つまり、図5の実施例では、符号
語状態検出行において入力のいずれか1つでも無効状態
にあると、ノアゲート回路の出力信号がハイレベルとな
ってMOSFETQMをオン状態にし、負荷MOSFE
TQP1との間で直流電流が流れてしまう。そこで、符
号語状態検出行と電源電圧VDDとの間に各入力線に対
応して、Pチャンネル型MOSFETQP1〜QP3を
設けて、そのゲートにそれぞれの状態検出信号C1〜C
3を供給する。そして、上記符号語状態検出行と回路の
接地電位との間には、入力線に対応した数のNチャンネ
ル型MOSFETQN1〜QN3を直列形態に接続し、
それぞれのゲートには上記状態検出信号C1〜C3を供
給するものである。
【0031】つまり、これらのPチャンネル型MOSF
ETQP1〜QP3とNチャンネル型MOSFETQN
1〜QN3は、上記状態検出信号C1〜C3を入力信号
とするCMOSのナンドゲート回路を構成し、全ての状
態検出信号C1〜C3が有効レベルになるときにロウレ
ベルの出力信号を形成する。このため、状態検出信号C
1〜C3を形成する論理ゲート回路は、図5の実施例の
ようなノアゲート回路に代えて、オア(OR)ゲート回
路により構成される。
【0032】上記のように符号語状態検出信号のレベル
が前記図5の実施例と逆にされているので、インバータ
回路を通して検出信号Cが出力される。この検出信号C
は、関数出力行とその次に説明するプリチャージ回路と
の間に直列に設けられたNチャンネル型MOSFETQ
N4のゲートに供給される。つまり、上記信号Cがロウ
レベルの無効状態のときには、上記MOSFETQN4
がオフ状態になってプリチャージ回路と関数出力行とを
分離する。これにより、プリチャージ回路と、関数出力
行に設けられたMOSFETQMとの間で無駄な直流電
流が消費されるのを防止することができる。
【0033】プリチャージ回路は、プリチャージ制御信
号を受けるPチャンネル型MOSFETQP4により構
成される。プリチャージ制御信号は、特に制限されない
が、上記の符号語状態検出回路の検出信号Cを利用する
ことができる。この他、適当な制御信号を用いるもので
あってもよい。
【0034】全ての入力信号が有効状態になる前に、P
チャンネル型MOSFETQP4がオン状態となってキ
ャパシタCSに電源電圧VDDのようなハイレベルにチ
ャージアップさせる。そして、全ての入力信号が有効状
態になって、関数出力行とプリチャージ回路との間に設
けられたNチャンネル型MOSFETQN4がオン状態
になったとき、いずれかの1つでもメモリセルQMがオ
ン状態なると、上記キャパシタCSをディスチャージさ
せてロウレベルの出力信号を形成する。また、かかる関
数出力行に設けられた全てのメモリセルQMがオフ状態
のときにはプリチャージレベルのままの信号を出力す
る。
【0035】つまり、この実施例の関数出力行は、図5
の実施例のように負荷MOSFETQP2とメモリセル
を構成するMOSFETQMとのコンダクタンス比によ
り出力レベルが決定されるレシオ型の論理ではなく、プ
リチャージレベルを入力信号に従ってディスチャージさ
せるか否かにより出力レベルを形成するというレシオレ
ス型(ダイナミック型)の論理を利用するものである。
このようなディスチャージ時間に対応した遅延時間を遅
延調整回路が形成し、符号語状態検出回路の出力信号を
出力ゲート回路G4,G5に伝えるので、上記関数出力
行の出力信号が確定したタイミングにほぼ合わせて2線
2相方式の出力信号O1+とO1−が形成される。
【0036】図7には、この発明に係るプログラマブル
2線2相方式論理アレイにおける単位セルの等価回路図
が示されている。単位回路は、前記のような符号語状態
検出回路出力線と、関数出力行出力線と、それぞれの入
力線と出力線との交点に設けられたメモリセルMN1〜
MN3が代表として例示的に示されている。メモリセル
MN1〜MN3のドレインとそれに対応した出力線との
間には、プログラム素子P1〜P3が設けられる。つま
り、このプログラム素子P1〜P3は、特に制限されな
いが、上記メモリセルMN1〜MN3のドレインとそれ
に対応された出力線との間を選択的に接続するコンタク
トあるいは選択的に切断されるヒューズ手段から構成さ
れる。
【0037】図8には、上記図7の単位セルの一実施例
のレイアウト図が示されている。同図において斜線を付
した部分Lは、半導体領域であり、メモリセルMN1〜
MN3のソース,ドレイン領域を構成する。同図におい
て横方向に延長されるのは第1層目ポリシリコン層FG
であり、上記入力線を構成しメモリセルMN1〜MN3
のゲート電極と一体的に構成される。同図において、縦
方向に延長されるのは第1金属配線層M1であり、上記
メモリセルMN1〜MN3のソース領域とコンタクトC
ONTにより接続されるソース接地線VSSである。特
に制限されないが、一対のソース接地線に挟まれ、か
つ、これらのソース接地線VSSと平行に、符号語状態
検出回路出力線と関数出力行出力線とが同じ第1金属配
線層M1により形成される。
【0038】単位セルは、上記のように3つのMOSF
ETMN1〜MN3からなり、関数出力行出力線に対応
された2つのメモリセルMN1とMN2は、ソース領域
を共通化し、ドレイン領域がそれぞれのゲート電極を挟
んで上下に振り分けられる。かかるドレイン領域には、
プログラムCONTが選択的に形成されて、ドレインと
出力線との接続が行われる。単位セルを構成する残り1
つのメモリセルMN3は、隣接する単位セルの同様なメ
モリセルと対を成すように形成される。つまり、矢印で
示したA−A’線に対して対称的に隣接する単位セルが
形成される。この隣接する単位セルのメモリセルと共通
にソースが構成され、ドレイン領域がそれぞれのゲート
電極を挟んで上下に振り分けて設けらる。そして、上記
単位セルに対応されたドレインは、プログラムCONT
により符号語状態検出回路出力線と選択的に接続され
る。
【0039】この実施例の論理アレイは、上記ソース線
を挟んで左右対称的に配置され、矢印で示したB−B’
線に対して上下対称的に他方に隣接する単位セルが形成
される。このようなパターンの繰り返しにより、単位セ
ルが3つのメモリセルから構成されるにもかかわらず、
プログラマブル2線2相方式論理アレイを高集積に形成
することができる。
【0040】図9には、この発明に係る論理アレイが搭
載された半導体集積回路装置の一実施例の概略ブロック
図が示されている。この実施例では、特に制限されない
が、半導体集積回路装置の全ての論理が2線2相方式論
理アレイにより構成される。複雑な論理回路を比較的簡
単に、しかも汎用性を持たせて形成することができるよ
うにするため、本発明に係る論理アレイPLAは、半導
体チップ上に縦方向と横方向に複数個が並べられて形成
される。つまり、同図では、横方向に5個、縦方向に5
個の全体で25個かなる論理アレイPLAがマトリッス
ク状に形成される。
【0041】上記論理アイレPLAの間には、配線チャ
ンネルが縦方向と横方向に配置される。配線チャンネル
は、複数からなる配線が平行に形成されてなるものであ
る。そして、縦方向に延長される配線チャンネルと横方
向に延長される配線チャンネルとの交点には、プログラ
マブルスイッチマトリックスが設けられる。このプログ
ラマブルスイッチマトリックスは、最も単純な手段とし
ては、上記縦方向と横方向の任意の配線間を接続するコ
ンタクトにより構成される。
【0042】上記論理アレイの論理の決定を、マスクR
OMのようにメモリセルと出力線との間に選択的にコン
タクトを設けるようにした場合には、同じ工程により上
記プログラマブルスイッチマトリックスの接続も行うこ
とができて好都合である。
【0043】プログラマブルスイッチマトリックスは、
MOSFETにより構成してもよい。すなわち、縦方向
又は横方向にそのまま延長させるか否かを決定するスイ
ッチMOSFETと、縦方向と横方向の配線を相互に接
続させるか否かを決定するスイッチMOSFETとの組
み合わせにより実現することができる。これらのMOS
FETの制御信号は、外部端子からシリアルに入力され
た設定信号をスタティック型RAMにより書き込むよう
にして形成するもの、あるいはヒューズ等の選択的な切
断により形成された制御信号によりそのオン状態/オフ
状態を設定するもの等種々の実施形態を採ることができ
る。このようにスイッチMOSFETを用いた場合に
は、スイッチマトリックス部の回路が複雑になる反面、
柔軟に配線経路を設定できるという利点が生じる。
【0044】上記のような論理アレイPLAには、配線
チャンネルから入力信号が供給され、配線チャンネルを
通して出力信号が送出される。上記のような配線チャン
ネルとスイッチマトリッスとの組み合わせにより、任意
の論理PLAの間での信号の伝達が可能になる。そし
て、半導体チップの周辺部分には、チップ外部とのイン
ターフェイス回路が設けられる。チップ外部の同期式回
路に適した出力信号を形成するインターフェイスとし
て、前記図4のような論理PLAを用いることができ
る。
【0045】図10には、この発明が適用されたマイク
ロプロセッサの一実施例の概略ブロック図が示されてい
る。この発明に係る2線2相方式の論理アレイは、制御
論理部と命令デコーダ部に利用される。演算器回路やシ
ーケンサ等制御論理、命令キャッシュ及びチップ外部と
のインターフェイス周辺制御論理等は、同期式の論理回
路により構成される。マイクロプロセッサの命令実行に
おいて最も高速動作が要求される上記のような制御論理
部及び命令デコーダ部にこの発明に係る2線2相方式の
論理アレイを用いることにより、同期式論理回路におけ
るクロックのスキュー等による動作限界を超えた高速動
作も可能になる。
【0046】図11には、この発明が適用されたマイク
ロプロセッサの他の一実施例の概略ブロック図が示され
ている。この発明に係る2線2相方式の論理アレイは、
演算器回路に設けられる専用演算器に利用される。つま
り、特殊な演算機能をユーザーが自由に加えられるよう
にするため、発明に係る2線2相方式の論理アレイが利
用される。つまり、この実施例では、上記のような2線
2相方式の論理アレイの高速動作化に加えて、その論理
の決定がプログラマブルにできることに着目したもので
ある。なお、高速動作化とユーザーにより自由に特殊な
演算機能を実現するため、上記図10の実施例に図11
の実施例とを組み合わせるようにしてもよい。
【0047】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 2線2相方式による複数からなる入力信号が供
給された複数からなる入力線と、上記入力線と直交する
ように配置された少なくとも1つの関数出力に対応した
出力線との交点に、プロセス的又は電気的にその書き込
みが可能とされて1ないし複数からなる入力信号に対応
した関数出力を形成するメモリセルを設けることによ
り、従来のようにいったん同期式論理により回路設計を
行った上で2線2相方式の論理回路に変換することな
く、従来のPLAと同じ手法で直接的に2線2相方式の
論理回路を実現できるという効果が得られる。
【0048】(2) 上記(1)により、2線2相方式
による論理回路の設計が容易となり、2線2相方式によ
る論理回路の普及促進が図られるという効果が得られ
る。
【0049】(3) 2相2線方式による一対の入力信
号及びかかる入力信号の状態検出信号とを1組にして複
数組の入力信号が供給される入力線に対して、直交する
ように配置された少なくとも1つの関数出力及びそれに
対応した符号語状態検出を行う出力線を設け、その交点
にプロセス的又は電気的にその書き込みが可能とされ、
1ないし複数からなる入力信号と状態検出信号にそれぞ
れ対応した関数出力と符号語状態検出出力とを形成する
メモリセルを設けることにより、簡単に2線2相方式の
論理回路を実現できるという効果が得られる。
【0050】(4) 2相2線方式による一対の入力信
号及びかかる入力信号の状態検出信号とを1組にして複
数組の入力信号が供給される入力線に対して、上記入力
線と直交するように配置された複数の関数出力及びこれ
ら複数の関数出力に共通に対応して符号語状態検出を行
う1つの出力線を設け、上記入力線と出力線との交点に
プロセス的又は電気的にその書き込みが可能とされ、1
ないし複数からなる入力信号と状態検出信号にそれぞれ
対応した関数出力と符号語状態検出出力とを形成するメ
モリセルを設けることにより、簡単に2線2相方式の論
理回路を実現できるとともに2線2相方式の出力信号を
同期化させて出力させることができるという効果が得ら
れる。
【0051】(5) 上記関数出力線に設けられる負荷
MOSFETを符号語状態検出信号により無効状態のと
きにはオフ状態にすることにより、無駄な電流消費を抑
えることができるという効果が得られる。
【0052】(6) 上記関数出力線とプリチャージ回
路が設けられた出力ノードとの間には、符号語状態検出
信号により無効状態のときにはオフ状態にされる出力ス
イッチMOSFETを設けてレシオレス論理とすること
により低消費電力化を図ることができるという効果が得
られる。
【0053】(7) 上記プログラマブル2線2相方式
論理アレイを、半導体基板上にマトリックス状態に複数
個配置し、かかるプログラマブル2線2相方式論理アレ
イの間には配線チャンネルを縦及び横方向に設け、かか
る配線チャンネルにおける縦方向と横方向の配線の交差
部分に、縦方向と横方向の任意の配線間を接続させるプ
ログラマブルスイッチマトリックスを設けることによ
り、任意の論理アレイ間での信号の授受ができるように
なり、複雑な論理回路を簡単に構成することができると
いう効果が得られる。
【0054】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、論理
アレイは、前記実施例のような論理積(アンド)アレイ
の他、論理和(オア)アレイを構成するものであっても
よい。例えば、マイクロプログラム方式のマイクロプロ
セッサにおいては、アンドアレイにより1つの関数出力
行を選び、かかる関数出力行の出力信号をオアアレイに
供給して、次アドレスの発生と演算等の基本操作を実現
する制御フィールドに伝えられるべき制御信号を形成す
るようにしてもよい。
【0055】論理アレイをMOSFETを用いたマスク
型ROMを利用する場合、前記実施例のような横型RO
Mに代えて、縦型ROMを利用することもできる。すな
わち、符号語状態検出行や関数出力行を直列形態のMO
SFETにより構成し、かかる直列MOSFETのゲー
トを上記複数の入力線に接続するようにすればよい。こ
の発明は、2線2相方式論理アレイとして各種ディジタ
ル回路に利用できるものである。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、2線2相方式による複数か
らなる入力信号が供給された複数からなる入力線と、上
記入力線と直交するように配置された少なくとも1つの
関数出力に対応された出力線との交点に、プロセス的又
は電気的にその書き込みが可能とされ、1ないし複数か
らなる入力信号に対応した関数出力を形成するメモリセ
ルを設けることにより、従来のようにいったん同期式論
理により回路設計を行った上で2線2相方式の論理回路
に変換することなく、従来のPLAと同じ手法で直接的
に2線2相方式の論理回路を実現できる。
【0057】上記により、2線2相方式による論理回路
の設計が容易となり、2線2相方式による論理回路の普
及促進が図られる。
【0058】2相2線方式による一対の入力信号及びか
かる入力信号の状態検出信号とを1組にして複数組の入
力信号が供給される入力線に対して、直交するように配
置された少なくとも1つの関数出力及びそれに対応した
符号語状態検出を行う出力線を設け、その交点にプロセ
ス的又は電気的にその書き込みが可能とされ、1ないし
複数からなる入力信号と状態検出信号にそれぞれ対応し
た関数出力と符号語状態検出出力とを形成するメモリセ
ルを設けることにより、簡単に2線2相方式の論理回路
を実現できる。
【0059】2相2線方式による一対の入力信号及びか
かる入力信号の状態検出信号とを1組にして複数組の入
力信号が供給される入力線に対して、上記入力線と直交
するように配置された複数の関数出力及びこれら複数の
関数出力に共通に対応して符号語状態検出を行う1つの
出力線を設け、上記入力線と出力線との交点にプロセス
的又は電気的にその書き込みが可能とされ、1ないし複
数からなる入力信号と状態検出信号にそれぞれ対応した
関数出力と符号語状態検出出力とを形成するメモリセル
を設けることにより、簡単に2線2相方式の論理回路を
実現できるとともに2線2相方式の出力信号を同期化さ
せて出力させることができる。
【0060】上記関数出力線に設けられる負荷MOSF
ETを符号語状態検出信号により無効状態のときにはオ
フ状態にされることにより、無駄な電流消費を抑えるこ
とができる。
【0061】上記関数出力線とプリチャージ回路が設け
られた出力ノードとの間に、符号語状態検出信号により
無効状態のときにはオフ状態にされる出力スイッチMO
SFETを設けてレシオレス型の論理とすることにより
低消費電力化を図ることができる。
【0062】上記プログラマブル2線2相方式論理アレ
イを、半導体基板上にマトリックス状態に複数個配置
し、かかるプログラマブル2線2相方式論理アレイの間
には配線チャンネルを縦及び横方向に設け、かかる配線
チャンネルにおける縦方向と横方向の配線の交差部分
に、縦方向と横方向の任意の配線間を接続させるプログ
ラマブルスイッチマトリックスを設けることにより、任
意の論理アレイ間での信号の授受ができるようになり、
複雑な論理回路を簡単に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプログラマブル2線2相方式論
理アレイの一実施例を示す概略回路図である。
【図2】図1の2線2相方式論理アレイを説明するため
の真理値図である。
【図3】この発明に係るプログラマブル2線2相方式論
理アレイの動作の一例を説明するための波形図である。
【図4】この発明に係るプログラマブル2線2相方式論
理アレイの他の一実施例を示す概略回路図である。
【図5】この発明に係るプログラマブル2線2相方式論
理アレイの一実施例を示す具体的回路図である。
【図6】この発明に係るプログラマブル2線2相方式論
理アレイの他の一実施例を示す具体的回路図である。
【図7】この発明に係るプログラマブル2線2相方式論
理アレイにおける単位セルの一実施例を示す等価回路図
である。
【図8】図7の単位セルの一実施例を示すレイアウト図
である。
【図9】この発明に係る論理アレイが搭載された半導体
集積回路装置の一実施例を示す概略ブロック図である。
【図10】この発明が適用されたマイクロプロセッサの
一実施例を示す概略ブロック図である。
【図11】この発明が適用されたマイクロプロセッサの
他の一実施例を示す概略ブロック図である。
【図12】従来の通常の論理回路とそれに対応した2線
2相方式による論理回路の回路図である。
【図13】従来の通常の単位ゲート回路とそれに対応し
た2線2相方式の単位ゲート回路の回路図である。
【符号の説明】
G1〜G9…ゲート回路、I1+,I1−〜In+,I
n−…入力信号、C1〜Cn…状態検出信号、O1+,
O1−〜Om+,Om−…出力信号、QM,MN1〜M
N3…メモリセル、QP1,QP4…Pチャンネル型M
OSFET、QN1〜QN4…Nチャンネル型MOSF
ET、CS…キャパシタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/173 101 9199−5K (72)発明者 丹場 展雄 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2線2相方式による複数からなる入力信
    号がそれぞれに供給された複数からなる入力線と、上記
    入力線と直交するように配置された少なくとも1つの関
    数出力に対応する出力線と、上記入力線と出力線との交
    点に設けられ、プロセス的又は電気的にその書き込みが
    可能とされ、1ないし複数からなる入力信号に対応した
    関数出力を形成するメモリセルとを備えてなることを特
    徴とするプログラマブル2線2相方式論理アレイ。
  2. 【請求項2】 2相2線方式による一対の入力信号及び
    かかる入力信号の状態検出信号とを1組にした複数組の
    入力信号がそれぞれに供給された入力線と、上記入力線
    と直交するように配置された少なくとも1つの関数出力
    及びそれに対応した符号語状態検出を行う符号語状態検
    出からなる出力線と、上記入力線と出力線との交点に設
    けられ、プロセス的又は電気的にその書き込みが可能と
    され、1ないし複数からなる入力信号と状態検出信号に
    それぞれ対応した関数出力と符号語状態検出出力とを形
    成するメモリセルとを備えてなることを特徴とするプロ
    グラマブル2線2相方式論理アレイ。
  3. 【請求項3】 2相2線方式による一対の入力信号及び
    かかる入力信号の状態検出信号とを1組にして複数組の
    入力信号がそれぞれに供給された入力線と、上記入力線
    と直交するように配置された複数の関数出力及びこれら
    複数の関数出力に共通に対応した符号語状態検出からな
    る出力線と、上記入力線と出力線との交点に設けられ、
    プロセス的又は電気的にその書き込みが可能とされ、1
    ないし複数からなる入力信号と状態検出信号にそれぞれ
    対応した関数出力と符号語状態検出出力とを形成するメ
    モリセルとを備えてなることを特徴とするプログラマブ
    ル2線2相方式論理アレイ。
  4. 【請求項4】 上記出力線には、関数出力と符号語状態
    検出とを受けて2線2相方式に対応した出力信号を形成
    する論理回路が設けられるものであることを特徴とする
    請求項2又は請求項3のプログラマブル2線2相方式論
    理アレイ。
  5. 【請求項5】 上記関数出力線には、符号語状態検出信
    号により無効状態のときにはオフ状態にされる負荷MO
    SFETが設けられるものであることを特徴とする請求
    項2、請求項3又は請求項4のプログラマブル2線2相
    方式論理アレイ。
  6. 【請求項6】 上記関数出力線とプリチャージ回路が設
    けられた出力ノードとの間には、符号語状態検出信号に
    より無効状態のときにはオフ状態にされる出力スイッチ
    MOSFETが設けられるものであることを特徴とする
    請求項2、請求項3又は請求項4のプログラマブル2線
    2相方式論理アレイ。
  7. 【請求項7】 上記プログラマブル2線2相方式論理ア
    レイは、半導体基板上にマトリックス状態に複数個配置
    され、かかるプログラマブル2線2相方式論理アレイの
    間には平行に配置される複数からなる配線により構成さ
    れた配線チャンネルが縦及び横方向に設けられ、かかる
    配線チャンネルにおける縦方向と横方向の配線の交差部
    分には、縦方向と横方向の任意の配線間を接続させるプ
    ログラマブルスイッチマトリックスが設けられるもので
    あることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4、請求項5又は請求項6のプログラマブル2線
    2相方式論理アレイ。
JP6258809A 1994-09-28 1994-09-28 プログラマブル2線2相方式論理アレイ Pending JPH0897710A (ja)

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