JPH089767Y2 - マイコンコントローラ - Google Patents
マイコンコントローラInfo
- Publication number
- JPH089767Y2 JPH089767Y2 JP1988056923U JP5692388U JPH089767Y2 JP H089767 Y2 JPH089767 Y2 JP H089767Y2 JP 1988056923 U JP1988056923 U JP 1988056923U JP 5692388 U JP5692388 U JP 5692388U JP H089767 Y2 JPH089767 Y2 JP H089767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- set value
- display
- temperature
- microcomputer controller
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Temperature (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、種々の機器の制御に利用することができる
マイコンコントローラに関するもので、特に停電による
誤制御を防止するため、停電したことを表示する機能を
備えたマイコンコントローラに関するものである。
マイコンコントローラに関するもので、特に停電による
誤制御を防止するため、停電したことを表示する機能を
備えたマイコンコントローラに関するものである。
〈従来の技術〉 第3図及び第4図は従来のものの一例で、オープンシ
ョーケースに搭載される温度制御用マイコンコントロー
ラを示す。
ョーケースに搭載される温度制御用マイコンコントロー
ラを示す。
図において、1は庫内に設置された庫内温度検出器、
2は検出した庫内温度を表示する表示器、3は庫内温度
を制御するための設定値を与えるDIPスイッチ3aとデジ
タルスイッチ3bとからなる設定器、4は設定器3により
設定された設定値と、検出器1により検出された庫内温
度とを比較して被制御機器である冷凍機を制御リレー5
を介して制御するとともに、検出器1の検出値を表示器
2に表示させるマイコンであり、電源が印加されると、
第4図に示すようにマイコン4はイニシャライズ(10
1)され、続いて設定器3よりデジタルスイッチ3bで設
定された設定値を読み込む(102)。次に、温度検出器
1から庫内温度を読み込み(103)、これを表示器2に
表示(110)するとともに庫内温度と設定温度とを比較
(105)し、庫内温度が高いときは制御リレー5をON(1
06)とし、庫内温度が低いときは制御リレー5をOFF(1
07)として冷凍機の運転をON・OFFする。
2は検出した庫内温度を表示する表示器、3は庫内温度
を制御するための設定値を与えるDIPスイッチ3aとデジ
タルスイッチ3bとからなる設定器、4は設定器3により
設定された設定値と、検出器1により検出された庫内温
度とを比較して被制御機器である冷凍機を制御リレー5
を介して制御するとともに、検出器1の検出値を表示器
2に表示させるマイコンであり、電源が印加されると、
第4図に示すようにマイコン4はイニシャライズ(10
1)され、続いて設定器3よりデジタルスイッチ3bで設
定された設定値を読み込む(102)。次に、温度検出器
1から庫内温度を読み込み(103)、これを表示器2に
表示(110)するとともに庫内温度と設定温度とを比較
(105)し、庫内温度が高いときは制御リレー5をON(1
06)とし、庫内温度が低いときは制御リレー5をOFF(1
07)として冷凍機の運転をON・OFFする。
今、運転中に設定器3の設定値を変更したいときは、
DIPスイッチ3aをONにし、デジタルスイッチ3bの数字を
変更した後、DIPスイッチ3aをOFFにすると、このDIPス
イッチ3aのOFF動作でマイコン4が設定値の変更指令と
判断して新しいデジタルスイッチ3bの数字を設定値とし
てメモリーに記憶し、設定値が変更されるようになって
いる。このため、DIPスイッチ3aをON状態にしない限
り、誤ってデジタルスイッチ3bの数字を動かしても設定
値が変更されることはない。
DIPスイッチ3aをONにし、デジタルスイッチ3bの数字を
変更した後、DIPスイッチ3aをOFFにすると、このDIPス
イッチ3aのOFF動作でマイコン4が設定値の変更指令と
判断して新しいデジタルスイッチ3bの数字を設定値とし
てメモリーに記憶し、設定値が変更されるようになって
いる。このため、DIPスイッチ3aをON状態にしない限
り、誤ってデジタルスイッチ3bの数字を動かしても設定
値が変更されることはない。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来のマイコンコントローラにおいて
は、デジタルスイッチが誤って動かされ、この状態で停
電となって電源復帰した場合、誤った設定値で運転され
ることになるため、気付いた時には商品が傷んでいたと
いう問題を起すことがあった。
は、デジタルスイッチが誤って動かされ、この状態で停
電となって電源復帰した場合、誤った設定値で運転され
ることになるため、気付いた時には商品が傷んでいたと
いう問題を起すことがあった。
本考案は、このような問題を解決するために成された
もので、停電したことを表示し得る機能を備えたマイコ
ンコントローラを提供することを目的とするものであ
る。
もので、停電したことを表示し得る機能を備えたマイコ
ンコントローラを提供することを目的とするものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決する為、本願考案は、設定器により設
定された設定値と検出器により検出された検出値とを比
較し、該検出値を表示器に表示するとともに、被制御機
器を制御するマイコンコントローラにおいて、電源印加
時には前記表示器を点滅させ、この点滅解除ののちに、
前記比較にもとづき被制御機器の運転を制御するもので
あって、前記表示器の点滅解除の操作は同時若しくは前
記設定値の設定に次いでのみ前記設定器による設定値の
設定と可能となることを特徴とするものである。
定された設定値と検出器により検出された検出値とを比
較し、該検出値を表示器に表示するとともに、被制御機
器を制御するマイコンコントローラにおいて、電源印加
時には前記表示器を点滅させ、この点滅解除ののちに、
前記比較にもとづき被制御機器の運転を制御するもので
あって、前記表示器の点滅解除の操作は同時若しくは前
記設定値の設定に次いでのみ前記設定器による設定値の
設定と可能となることを特徴とするものである。
〈作用〉 本考案は上記のように構成されているため、停電後、
電源復帰したときを含め電源が印加されたとき表示器が
点滅されるので、これにより停電があったことを確認す
ることができる。又、表示器の点滅解除操作は設定値の
設定と同時若しくは設定値の設定について可能となるた
め、設定値が誤って動かされた状態で停電となったとき
でも、新たに設定値を設定したのちに解除操作が行われ
ることになる。
電源復帰したときを含め電源が印加されたとき表示器が
点滅されるので、これにより停電があったことを確認す
ることができる。又、表示器の点滅解除操作は設定値の
設定と同時若しくは設定値の設定について可能となるた
め、設定値が誤って動かされた状態で停電となったとき
でも、新たに設定値を設定したのちに解除操作が行われ
ることになる。
従って、設定値の誤った状態での運転復帰はなくな
る。
る。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図において1は温度検出器、2は表示器、3はDI
Pスイッチ3aとデジタルスイッチ3bとからなる設定器、
4はマイコン、5は制御リレーで、以上は第3図に示し
た従来例と同様の構成である。
Pスイッチ3aとデジタルスイッチ3bとからなる設定器、
4はマイコン、5は制御リレーで、以上は第3図に示し
た従来例と同様の構成である。
本例では、上記のマイコン4に電源が印加されたと
き、表示器2の表示を点滅させるとともにDIPスイッチ3
aを通常の設定操作と同様にOFF・ON・OFF操作すること
により表示器2の点滅を解除する手段6を組込んだもの
である。
き、表示器2の表示を点滅させるとともにDIPスイッチ3
aを通常の設定操作と同様にOFF・ON・OFF操作すること
により表示器2の点滅を解除する手段6を組込んだもの
である。
上記のように構成することにより電源が印加される
と、第2図に示すようにマイコンコントローラはイニシ
ャライズ(101)され、続いて設定器3よりデジタルス
イッチ3bで設定された設定値を読み込み(102)、マイ
コン4に記憶する。次に温度検出器1から庫内温度を読
み込み(103)、設定器3のDIPスイッチ3aを後述するよ
うに操作するまで、表示器2に庫内温度を点滅させなが
ら表示(104)するとともに、読み込んだ庫内温度と設
定温度とを比較(105)して、庫内温度が設定温度より
高いときは制御リレー5をON(106)とし、庫内温度が
設定温度より低いときは制御リレー5をOFF(107)とし
て冷凍機の運転をON・OFF制御する。
と、第2図に示すようにマイコンコントローラはイニシ
ャライズ(101)され、続いて設定器3よりデジタルス
イッチ3bで設定された設定値を読み込み(102)、マイ
コン4に記憶する。次に温度検出器1から庫内温度を読
み込み(103)、設定器3のDIPスイッチ3aを後述するよ
うに操作するまで、表示器2に庫内温度を点滅させなが
ら表示(104)するとともに、読み込んだ庫内温度と設
定温度とを比較(105)して、庫内温度が設定温度より
高いときは制御リレー5をON(106)とし、庫内温度が
設定温度より低いときは制御リレー5をOFF(107)とし
て冷凍機の運転をON・OFF制御する。
表示器2の点滅は設定器3のDIPスイッチ3aをOFF・ON
・OFF操作(108)することにより解除され、同時、この
DIPスイッチ3aのON・OFF動作でマイコン4は現在のデジ
タルスイッチ3bの数字を設定値として記憶する。
・OFF操作(108)することにより解除され、同時、この
DIPスイッチ3aのON・OFF動作でマイコン4は現在のデジ
タルスイッチ3bの数字を設定値として記憶する。
ここで、停電などで電源が一旦ダウンしたときも、電
源復帰時上記のように表示器2が点滅するので、これに
より停電があったことを確認でき、又、点滅を解除する
際設定値を確認し、設定値が正しければそのままDIPス
イッチ3aを単にOFF・ON・OFF操作し、設定値が誤ってい
れば、デジタルスイッチ3bの数字を正しくセットした
後、DIPスイッチ3bをOFF・ON・OFF操作することにより
表示器2の点滅を解除(109)することができるため、
誤った設定値で運転復帰されるのを防止して、常に正常
な冷却運転を可能ならしめる。
源復帰時上記のように表示器2が点滅するので、これに
より停電があったことを確認でき、又、点滅を解除する
際設定値を確認し、設定値が正しければそのままDIPス
イッチ3aを単にOFF・ON・OFF操作し、設定値が誤ってい
れば、デジタルスイッチ3bの数字を正しくセットした
後、DIPスイッチ3bをOFF・ON・OFF操作することにより
表示器2の点滅を解除(109)することができるため、
誤った設定値で運転復帰されるのを防止して、常に正常
な冷却運転を可能ならしめる。
〈考案の効果〉 以上に説明したように本考案によると、停電があった
ことを表示器の点滅で確認することができるため、設定
器が誤って動かされた場合にこの設定値を確認,修正し
たのちに、点滅が解除できる。すなわちこの点滅により
必ず設定値の確認が喚起されることになって、設定値の
変動や誤りによる商品の損傷防止が図られる。
ことを表示器の点滅で確認することができるため、設定
器が誤って動かされた場合にこの設定値を確認,修正し
たのちに、点滅が解除できる。すなわちこの点滅により
必ず設定値の確認が喚起されることになって、設定値の
変動や誤りによる商品の損傷防止が図られる。
第1図は、本考案の一実施例を示すブロック図、 第2図は、同フローチャート、 第3図は、従来のもののブロック図 第4図は、従来のフローチャートである。 尚、図中1は温度検出器,2は表示器,3は設定器,4はマイ
コン,5は制御リレー,6は表示器点滅解除手段である。
コン,5は制御リレー,6は表示器点滅解除手段である。
Claims (1)
- 【請求項1】設定器により設定された設定値と、検出器
により検出された検出値とを比較し、該検出値を表示器
に表示するとともに、被制御機器を制御するマイコンコ
ントローラにおいて、 電源印加時には前記表示器を点滅させ、この点滅解除の
のちに、前記比較にもとづき被制御機器の運転を制御す
るものであって、 前記表示器の点滅解除の操作は前記設定器による設定値
の設定と同時若しくは前記設定値の設定に次いでのみ可
能となることを特徴とするマイコンコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056923U JPH089767Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | マイコンコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056923U JPH089767Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | マイコンコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01160504U JPH01160504U (ja) | 1989-11-08 |
JPH089767Y2 true JPH089767Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31282783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988056923U Expired - Lifetime JPH089767Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | マイコンコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089767Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR910020404A (ko) * | 1990-05-11 | 1991-12-20 | 강진구 | 자기 진단 기능을 가진 냉장고 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50148777A (ja) * | 1974-05-22 | 1975-11-28 | ||
JPS5916281B2 (ja) * | 1977-01-26 | 1984-04-14 | 株式会社日立製作所 | 計算制御装置の故障復帰時処理方式 |
JPS57105008A (en) * | 1980-12-23 | 1982-06-30 | Toshiba Corp | Alarm display device |
JPS57195417A (en) * | 1981-05-28 | 1982-12-01 | Tiger Vacuum Bottle Ind | Micro-computer control rice cooker |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP1988056923U patent/JPH089767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01160504U (ja) | 1989-11-08 |
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