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JP2543723Y2 - 異常記憶装置 - Google Patents

異常記憶装置

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Publication number
JP2543723Y2
JP2543723Y2 JP1990070936U JP7093690U JP2543723Y2 JP 2543723 Y2 JP2543723 Y2 JP 2543723Y2 JP 1990070936 U JP1990070936 U JP 1990070936U JP 7093690 U JP7093690 U JP 7093690U JP 2543723 Y2 JP2543723 Y2 JP 2543723Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
abnormality
microcomputer
output port
charged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990070936U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0428310U (ja
Inventor
豊 ▲吉▼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP1990070936U priority Critical patent/JP2543723Y2/ja
Publication of JPH0428310U publication Critical patent/JPH0428310U/ja
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Publication of JP2543723Y2 publication Critical patent/JP2543723Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は石油ファンヒータ,炊飯器,電気保温ポット
等の種々の被制御体をこの被制御体に搭載されたマイク
ロコンピュータで制御する装置、所謂マイコン制御装置
の異常記憶装置に関する。
(従来の技術) 一般に、種々の電気器具例えば石油ファンヒータにお
いては、マイクロコンピュータを搭載し、気化器の温度
を検出するサーミスタおよび器具内の異常な温度上昇を
検出するサーモスタットからの検出データ、並びに操作
部からのスイッチ操作データをマイクロコンピュータに
入力し、予め定められたプログラムに基づいて燃焼を制
御するようになっている。そして、例えばサーミスタか
らの温度検出データに基づき気化器の温度が異常に高い
と判定された場合には燃焼を自動停止し、表示部に異常
発生を表示するように制御される。この異常発生表示に
より使用者が電源を切り、これにより気化器の温度が低
下し、システムは正常となって異常状態は再現しなくな
る。然も、ノイズ等の影響で発生したマイクロコンピュ
ータの暴走をプログラム内で検出した場合も同様に、燃
焼停止と異常発生表示が行われ、これにより使用者が電
源を切ることによりシステムは初期状態に復帰し、異常
状態は再現しなくなる。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来技術においては、何百回の運転で1回程度し
か発生しない異常状態の場合、これをメーカ側で調査し
ても異常状態が再現しない場合があり、適正な処理を行
うことができなかった。また、電源を切っても異常状態
を保持するために、マイクロコンピュータ自体をバック
アップさせたり、あるいは不揮発性メモリに異常発生デ
ータを記憶させたりすることも行われているが、これは
回路構成が複雑になり高価になるという問題があった。
こうした問題に対し、実願昭55−21306号(実開昭56
−127501号)のマイクロフィルムには、制御回路の停電
時において、装置本体の入力電流に異常電流が流れる
と、その異常電流のピーク値が、逆流防止用ダイオード
を介してコンデンサに記憶保持される保護装置が開示さ
れている。
しかし、このような構成のものを、マイコン制御装置
にそのまま組み込むと、例えばマイコンの種類によって
は初期リセット時に出力ポートが瞬間的に「HI」レベル
となる場合があるため、これが逆流防止用のダイオード
を介してコンデンサに記憶保持されてしまい、装置が異
常であると誤判断される不具合を生じる。
そこで本考案は、簡単な回路構成でありながら、真の
異常のみを記憶させることができる異常記憶装置を提供
することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の異常記憶装置は、被制御体を制御するマイク
ロコンピュータに異常発生信号を出力する出力ポートを
設け、この出力ポートに抵抗と第1のコンデンサからな
る直列回路を接続し、前記第1のコンデンサの充電電位
が所定レベルになると、逆流防止用のダイオードを介し
て信号記憶用の第2のコンデンサを充電するように構成
したものである。
(作用) 上記構成によって、マイクロコンピュータが異常状態
の発生を判定すると、出力ポートから「HI」レベルの異
常発生信号が出力し、抵抗を介して第1のコンデンサに
充電される。そして、この充電電位が所定レベルになる
と第2のコンデンサが充電され、この第2のコンデンサ
の充電電位がダイオードによって保持される。したがっ
て、異常発生が所定時間以上継続した場合にのみ第2の
コンデンサに充電され、これを確認することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。尚、本実施例は被制御体として石油ファンヒータを
例にしている。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例であり、第1図
および第2図において、1は商用電源、2は電源部であ
りマイクロコンピュータ3に駆動用の直流電圧を供給し
ている。マイクロコンピュータ3の入力ポートには操作
部4、気化器温度を検出するサーミスタ5、および器具
内の異常温度上昇を検出するサーモスタット6が接続さ
れているとともに、出力ポートには石油を気化器に供給
する電磁ポンプ7,点火ヒータ8,気化ヒータ9,ノズル口を
開閉するソレノイド10,ファン11および表示部12が接続
されている。さらにまた、マイクロコンピュータ3には
異常発生信号を出力する出力ポートA1,A2,A3を有して
おり、出力ポートA1には電流制限用の抵抗R1と逆流防止
用のダイオードD1と信号記憶用の充電されていないコン
デンサC1とが直列に接続されている。同様に出力ポート
A2には抵抗R2,ダイオードD2,コンデンサC2の直列回路
が接続され、出力ポートA3には抵抗R3,ダイオードD3
コンデンサC3の直列回路が接続されている。
そして、マイコン制御によって操作部4からのスイッ
チ操作データおよびサーミスタ5からの気化器温度デー
タに基づき、気化ヒータ9が通電されかつ電磁ポンプ7
が駆動されることにより石油が気化器に供給されて気化
され、ソレノイド10の通電により気化ガスがバーナに噴
射されるとともに、点火ヒータ8の通電により気化ガス
に点火されて燃焼を開始し、ファン11の駆動により温風
が室内に供給される。
正常な燃焼中において出力ポートA1,A2,A3には「L
O」レベルの信号が出力されているため、コンデンサ
C1,C2,C3には充電されない。このような運転状態にお
いて、マイクロコンピュータ3は第2図のフローチャー
トに示すように、気化器高温異常、気化器低温異常、マ
イコン暴走および器具内温度異常上昇の発生の有無を判
定し続ける。そして、いずれかの異常の発生を判定した
ときには燃焼を停止するとともに、表示部12に異常発生
を表示する。さらに、サーミスタ5からのデータに基づ
き気化器高温異常と判定されたときには、出力ポートA1
から「HI」レベルの異常発生信号を出力する。この出力
によって抵抗R1により制限された電流がダイオードD1
介してコンデンサC1に充電されるとともに、コンデンサ
C1の充電電位は逆流防止用のダイオードD1によって保持
される。また、サーミスタ5からのデータに基づき気化
器低温異常と判定されたときには、出力ポートA2から
「HI」レベルの異常発生信号が出力され、同様に抵抗
R2,ダイオードD2を介しコンデンサC2に充電されこの充
電電位が保持される。また、プログラム内においてマイ
コン暴走と判定されたときには出力ポートA3から「HI」
レベルの異常発生信号が出力されて抵抗R3,ダイオード
D3を介してコンデンサC3に充電されてこの充電電位が保
持される。一方、サーモスタット6からの検出データに
より器具内温度の異常上昇を判定したときには、出力ポ
ートA1,A2から「HI」レベルの異常発生信号が出力され
コンデンサC1,C2が共に充電されこの充電電位が保持さ
れる。この後使用者が異常表示をみて電源を切った場合
にもコンデンサC1,C2,C3のいずれかの充電電位は保持
される。これによりメーカ側で器具の異常状態を調査す
る際において、各コンデンサC1,C2,C3の両端の電圧を
測定することにより異常の有無並びにその種類を判断す
ることができる。
このように、異常発生時にこの異常発生信号をコンデ
ンサC1,C2,C3に充電してこの充電電位を保持するよう
に構成したため、例えば気化器高温異常発生後、器具の
冷却により正常状態になったり、あるいはマイコン暴走
後、電源を切ることによりシステムが初期状態になって
も、異常の有無並びに種類をコンデンサC1,C2,C3の電
圧の測定で確認できる。このため、簡単で安価な回路構
成によりメーカ側において異常状態を再現しなくても異
常の有無並びにその種類を正確に確認することができ
る。また数百回に一回程度の異常発生をも正確に確認で
きる。さらにまた、P−MOS等の消費電流の大きなマイ
コンでも異常状態を有効に記憶できる。
第3図は特に請求項に係わる異常記憶装置の構成を示
し、第1図および第2図と同一部分に同一符号を付し同
一箇所の説明を省略して説明すると、この例では出力ポ
ートA1に抵抗R4と第1のコンデンサに相当するノイズ吸
収用のコンデンサC4からなる回路を接続し、抵抗R4とコ
ンテンサC4との接続点をトランジスタTRのベースに接続
し、このトランジスタTRのコンデンサと+V端子との間
に抵抗R1とダイオードD1と第2のコンデンサに相当する
コンデンサC1の直列回路を挿入接続したものであり、こ
れは気化器高温異常発生時に出力ポートA1から異常発生
信号が出力すると抵抗R4を介してコンデンサC4に充電さ
れ、この充電電位が所定レベルになるとトランジスタTR
がオン動作してコンデンサC1に充電されてこの充電電位
がダイオードD1によって保持されるようにしたものであ
り、異常発生が所定時間以上継続した場合にのみコンデ
ンサC1に充電され、これを確認できるようにしたもので
ある。このような回路を各出力ポートA1,A2,A3に設け
ることにより、例えばマイコンの種類によっては初期リ
セット時に出力ポートが瞬間的に「HI」レベルになる場
合があるが、このときにはコンデンサC1,C2,C3に充電
されず、正しい異常のみを記憶できる効果がある。
なお本考案は上記実施例に限定されるものではなく本
考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例
えば異常発生信号を出力する出力ポート並びにこのポー
トに接続する異常記憶用の回路の数は任意に選定でき、
1組の場合は異常発生の有無をコンデンサの電圧により
判別でき、複数組の場合は異常発生の有無とこの種類を
判別できる。
[考案の効果] 本考案は、被制御体を制御するマイクロコンピュータ
の異常発生信号を出力する出力ポートを設け、この出力
ポートに抵抗と第1のコンデンサからなる直列回路を接
続し、前記第1のコンデンサの充電電位が所定レベルに
なると、逆流防止用のダイオードを介して信号記憶用の
第2のコンデンサを充電するように構成したものであ
り、簡単な回路構成でありながら、真の異常のみを記憶
させることができる異常記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例であり、第1図は
回路構成図、第2図は異常発生時の処理を示すフローチ
ャート、第3図は他の実施例を示す回路構成図である。 3……マイクロコンピュータ D1,D2,D3……ダイオード C1,C2,C3……コンデンサ(第2のコンデンサ) C4……コンデンサ(第1のコンデンサ) R4……抵抗

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被制御体を制御するマイクロコンピュータ
    に異常発生信号を出力する出力ポートを設け、この出力
    ポートに抵抗と第1のコンデンサからなる直列回路を接
    続し、前記第1のコンデンサの充電電位が所定レベルに
    なると、逆流防止用のダイオードを介して信号記憶用の
    第2のコンデンサを充電するように構成したことを特徴
    とする異常記憶装置。
JP1990070936U 1990-07-02 1990-07-02 異常記憶装置 Expired - Lifetime JP2543723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990070936U JP2543723Y2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 異常記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990070936U JP2543723Y2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 異常記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0428310U JPH0428310U (ja) 1992-03-06
JP2543723Y2 true JP2543723Y2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=31607531

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990070936U Expired - Lifetime JP2543723Y2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 異常記憶装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127501U (ja) * 1980-02-21 1981-09-28

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JPH0428310U (ja) 1992-03-06

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