JPH0887411A - パイプライン演算方法およびパイプライン演算装置 - Google Patents
パイプライン演算方法およびパイプライン演算装置Info
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- JPH0887411A JPH0887411A JP6223677A JP22367794A JPH0887411A JP H0887411 A JPH0887411 A JP H0887411A JP 6223677 A JP6223677 A JP 6223677A JP 22367794 A JP22367794 A JP 22367794A JP H0887411 A JPH0887411 A JP H0887411A
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- arithmetic unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、パイプライン演算器と非パイプラ
イン演算器とを含む複数の演算器により1つの書込ポー
トを共有し演算処理を実行する方法および装置に関し、
簡素な回路の追加により、各演算器の演算結果を効率よ
くレジスタに書き込めるようにして、演算処理性能の向
上をはかることを目的とする。 【構成】 パイプライン動作可能なパイプライン演算器
11と、パイプライン動作不可能な非パイプライン演算
器12と、これらの演算器11,12により書込ポート
13aを共有されるレジスタ13とをそなえ、各演算器
11,12による演算結果をレジスタ13に書き込みな
がら演算を実行する際に、パイプライン演算器11によ
る演算結果の書込ステージと非パイプライン演算器12
による演算結果の書込ステージとが重なる場合、パイプ
ライン演算器11に対する命令を解読するステージの実
行をインターロックするように構成する。
イン演算器とを含む複数の演算器により1つの書込ポー
トを共有し演算処理を実行する方法および装置に関し、
簡素な回路の追加により、各演算器の演算結果を効率よ
くレジスタに書き込めるようにして、演算処理性能の向
上をはかることを目的とする。 【構成】 パイプライン動作可能なパイプライン演算器
11と、パイプライン動作不可能な非パイプライン演算
器12と、これらの演算器11,12により書込ポート
13aを共有されるレジスタ13とをそなえ、各演算器
11,12による演算結果をレジスタ13に書き込みな
がら演算を実行する際に、パイプライン演算器11によ
る演算結果の書込ステージと非パイプライン演算器12
による演算結果の書込ステージとが重なる場合、パイプ
ライン演算器11に対する命令を解読するステージの実
行をインターロックするように構成する。
Description
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図6〜図11) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプライン演算器
(例えば乗算器等)と非パイプライン演算器(例えば除
算器等)とを含む複数の演算器により1つの書込ポート
を共有して、演算処理を実行するパイプライン演算方法
およびパイプライン演算装置に関する。
(例えば乗算器等)と非パイプライン演算器(例えば除
算器等)とを含む複数の演算器により1つの書込ポート
を共有して、演算処理を実行するパイプライン演算方法
およびパイプライン演算装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、複数の演算器からの演算結果を
浮動小数点レジスタ〔以下、FR(Floating point Reg
ister)という場合もある〕に書き込む手法としては、
FR側に演算器の数だけの書込ポートを設け書込タイミ
ングの制御を行なうことなく各演算器の演算結果をいつ
でもFRに書き込む手法と、1つの書込ポートを複数
の演算器で共有し書込タイミングの制御を行ないながら
各演算器の演算結果をFRに書き込む手法とがある。
浮動小数点レジスタ〔以下、FR(Floating point Reg
ister)という場合もある〕に書き込む手法としては、
FR側に演算器の数だけの書込ポートを設け書込タイミ
ングの制御を行なうことなく各演算器の演算結果をいつ
でもFRに書き込む手法と、1つの書込ポートを複数
の演算器で共有し書込タイミングの制御を行ないながら
各演算器の演算結果をFRに書き込む手法とがある。
【0004】ところで、近年の計算機では、命令を実行
するために、例えば図6に示すようなパイプライン動作
を行なっている。なお、図6において、2は命令キュ
ー、3は命令レジスタ、4はデコーダ(DEC)、5は
パイプライン制御回路、6は浮動小数点レジスタ(F
R)、9はパイプライン演算器で、これらの各構成要素
については、図8により詳細に説明する。
するために、例えば図6に示すようなパイプライン動作
を行なっている。なお、図6において、2は命令キュ
ー、3は命令レジスタ、4はデコーダ(DEC)、5は
パイプライン制御回路、6は浮動小数点レジスタ(F
R)、9はパイプライン演算器で、これらの各構成要素
については、図8により詳細に説明する。
【0005】パイプライン動作とは、前の命令の実行完
了を待たずに引き続く命令の実行を開始するような動作
で、複数の段階に分解可能な処理が、各段階に対応した
複数の処理機構へと配分されて処理され、処理されてい
く一つのデータが同一処理装置を複数回経由するような
動作をしない。そのパイプライン動作は、図6に示すよ
うに、命令選択ステージSf,レジスタ読出ステージF
f,演算実行ステージE1f〜Emf,書込ステージW
fから構成されている。ここで、命令選択ステージSf
は命令を選択するステージ、レジスタ読出ステージFf
は命令を解読しレジスタからデータを読み出すステー
ジ、演算実行ステージE1f〜Emfは演算を実行する
ステージ〔図6にはパイプライン演算器9の演算サイク
ル数(演算実行ステージ数)がmの場合、つまりmステ
ージに亘って演算を実行する場合が示されている〕、書
込ステージWfは演算結果をレジスタに書き込むステー
ジである。
了を待たずに引き続く命令の実行を開始するような動作
で、複数の段階に分解可能な処理が、各段階に対応した
複数の処理機構へと配分されて処理され、処理されてい
く一つのデータが同一処理装置を複数回経由するような
動作をしない。そのパイプライン動作は、図6に示すよ
うに、命令選択ステージSf,レジスタ読出ステージF
f,演算実行ステージE1f〜Emf,書込ステージW
fから構成されている。ここで、命令選択ステージSf
は命令を選択するステージ、レジスタ読出ステージFf
は命令を解読しレジスタからデータを読み出すステー
ジ、演算実行ステージE1f〜Emfは演算を実行する
ステージ〔図6にはパイプライン演算器9の演算サイク
ル数(演算実行ステージ数)がmの場合、つまりmステ
ージに亘って演算を実行する場合が示されている〕、書
込ステージWfは演算結果をレジスタに書き込むステー
ジである。
【0006】そして、パイプライン動作では、まず、最
初の命令選択ステージSfで、実行すべき命令を、パイ
プライン制御回路5により命令キュー2から選択して命
令レジスタ3に書き込み、次のレジスタ読出ステージF
fで、命令選択ステージSfで選択された命令をデコー
ダ4により解読し、その解読結果に基づいてFR6から
データを読み出してくる。
初の命令選択ステージSfで、実行すべき命令を、パイ
プライン制御回路5により命令キュー2から選択して命
令レジスタ3に書き込み、次のレジスタ読出ステージF
fで、命令選択ステージSfで選択された命令をデコー
ダ4により解読し、その解読結果に基づいてFR6から
データを読み出してくる。
【0007】この後、演算器9における演算実行ステー
ジE1f〜Emfで、読み出されたデータを用いて実際
に演算を実行し、演算実行ステージEmfで得られた最
終的な演算結果を、書込ステージWfでFR6に書き込
む。以上のような動作を、1サイクル(1ステージ)ず
つずらした状態で、複数ステージを並列的に実行(オー
バラップ実行)することにより、毎サイクル、データを
入力し、毎サイクル、演算結果を出力する。このような
動作が可能な演算器がパイプライン演算器9である。
ジE1f〜Emfで、読み出されたデータを用いて実際
に演算を実行し、演算実行ステージEmfで得られた最
終的な演算結果を、書込ステージWfでFR6に書き込
む。以上のような動作を、1サイクル(1ステージ)ず
つずらした状態で、複数ステージを並列的に実行(オー
バラップ実行)することにより、毎サイクル、データを
入力し、毎サイクル、演算結果を出力する。このような
動作が可能な演算器がパイプライン演算器9である。
【0008】一方、演算器としては、上述のようなパイ
プライン動作可能なパイプライン演算器9(例えば乗算
器等)のほか、例えば除算器等のように、複数ステージ
の並列的な実行(オーバラップ実行)ができない、つま
り、パイプライン動作が不可能な非パイプライン演算器
もある。このような非パイプライン演算器では、図7に
示すように、演算が開始されると、演算が終了するまで
の(n+1)・τの間、レジスタ読出ステージFfを実
行できず次のデータを入力することができない。なお、
nは非パイプライン演算器の演算サイクル数(演算実行
ステージ数)、τは1サイクル(1ステージ)に要する
時間(制御周期)であり、図7において、7は非パイプ
ライン演算器である。
プライン動作可能なパイプライン演算器9(例えば乗算
器等)のほか、例えば除算器等のように、複数ステージ
の並列的な実行(オーバラップ実行)ができない、つま
り、パイプライン動作が不可能な非パイプライン演算器
もある。このような非パイプライン演算器では、図7に
示すように、演算が開始されると、演算が終了するまで
の(n+1)・τの間、レジスタ読出ステージFfを実
行できず次のデータを入力することができない。なお、
nは非パイプライン演算器の演算サイクル数(演算実行
ステージ数)、τは1サイクル(1ステージ)に要する
時間(制御周期)であり、図7において、7は非パイプ
ライン演算器である。
【0009】従って、パイプライン演算器9のようなパ
イプライン動作を行なうことは不可能である。一般的
に、除算器は非パイプライン演算器で、演算時間が非常
に長いため、命令として出現頻度が少ない。そこで、一
般に、図8や図10に示すように、除算器等の非パイプ
ライン演算器7とパイプライン動作が可能な演算器9と
については、FR6の書込ポート6aを共有することが
行なわれている。
イプライン動作を行なうことは不可能である。一般的
に、除算器は非パイプライン演算器で、演算時間が非常
に長いため、命令として出現頻度が少ない。そこで、一
般に、図8や図10に示すように、除算器等の非パイプ
ライン演算器7とパイプライン動作が可能な演算器9と
については、FR6の書込ポート6aを共有することが
行なわれている。
【0010】しかし、書込ポート6aを共有した場合、
2つの演算器7,9は同時にFR6へ書込を行なうこと
ができないため、従来、以下の2つの手法が用いられて
いる。 (a)非パイプライン演算器7が動作している間、パイ
プライン演算器9を動作させない。
2つの演算器7,9は同時にFR6へ書込を行なうこと
ができないため、従来、以下の2つの手法が用いられて
いる。 (a)非パイプライン演算器7が動作している間、パイ
プライン演算器9を動作させない。
【0011】(b)非パイプライン演算器7の書込ステ
ージWfとパイプライン演算器9の書込ステージWfと
が重なった時だけ、パイプライン演算器9の書込ステー
ジWfを1τだけ遅らせる。前者(a)の手法を適用し
たパイプライン演算装置の構成を図8に示す。この図8
において、1は演算パイプライン制御部で、この演算パ
イプライン制御部1は、図示しない制御部から演算命令
を受け取り、演算器7,9およびFR6を含む演算ユニ
ット全体のパイプラインの制御を行なうもので、命令キ
ュー2,命令レジスタ3,デコーダ(DEC)4および
パイプライン制御回路5を有して構成されている。
ージWfとパイプライン演算器9の書込ステージWfと
が重なった時だけ、パイプライン演算器9の書込ステー
ジWfを1τだけ遅らせる。前者(a)の手法を適用し
たパイプライン演算装置の構成を図8に示す。この図8
において、1は演算パイプライン制御部で、この演算パ
イプライン制御部1は、図示しない制御部から演算命令
を受け取り、演算器7,9およびFR6を含む演算ユニ
ット全体のパイプラインの制御を行なうもので、命令キ
ュー2,命令レジスタ3,デコーダ(DEC)4および
パイプライン制御回路5を有して構成されている。
【0012】ここで、命令キュー2は、図示しない制御
部から送られてくる演算命令を保持するものであり、命
令レジスタ3は、パイプライン制御回路5により選択さ
れて命令キュー2から読み出された演算命令を一時的に
格納するものである。また、デコーダ4は、命令レジス
タ3に格納された演算命令を解読し、その解読結果をF
R6や各演算器7,9へレジスタ番号,命令信号,演算
開始信号として送るものである。
部から送られてくる演算命令を保持するものであり、命
令レジスタ3は、パイプライン制御回路5により選択さ
れて命令キュー2から読み出された演算命令を一時的に
格納するものである。また、デコーダ4は、命令レジス
タ3に格納された演算命令を解読し、その解読結果をF
R6や各演算器7,9へレジスタ番号,命令信号,演算
開始信号として送るものである。
【0013】さらに、パイプライン制御回路5は、命令
キュー2に対して命令選択信号を発行するとともに、非
パイプライン演算器7が動作している間、デコーダ4に
対してレジスタ読出ステージFfのインターロック信号
を発行し、演算ユニットのパイプラインを制御するもの
である。そして、FR6は、演算パイプライン制御部1
で指定されたアドレスのデータを読み出し格納するとと
もに、各演算器7,9による演算結果を格納するための
ものである。
キュー2に対して命令選択信号を発行するとともに、非
パイプライン演算器7が動作している間、デコーダ4に
対してレジスタ読出ステージFfのインターロック信号
を発行し、演算ユニットのパイプラインを制御するもの
である。そして、FR6は、演算パイプライン制御部1
で指定されたアドレスのデータを読み出し格納するとと
もに、各演算器7,9による演算結果を格納するための
ものである。
【0014】また、非パイプライン演算器7は、除算器
等で、演算パイプライン制御部1(デコーダ4)から演
算開始信号を受け取ると演算を開始するものであり、パ
イプライン演算器9は、乗算器等で、前述した通りのパ
イプライン動作可能なもので、演算パイプライン制御部
1(デコーダ4)から演算開始信号を受け取ると演算を
開始するものである。
等で、演算パイプライン制御部1(デコーダ4)から演
算開始信号を受け取ると演算を開始するものであり、パ
イプライン演算器9は、乗算器等で、前述した通りのパ
イプライン動作可能なもので、演算パイプライン制御部
1(デコーダ4)から演算開始信号を受け取ると演算を
開始するものである。
【0015】上述の構成により、図9に示すように、非
パイプライン演算器7が演算を開始した後に、書込ポー
ト6aを共有するもう一方のパイプライン演算器9でも
演算を開始しようとした場合、命令選択ステージSfの
終了後、パイプライン制御回路5からデコーダ4へイン
ターロック信号が出力され、レジスタ読出ステージFf
でインターロックがかかり、パイプライン演算器9は演
算を開始しない。
パイプライン演算器7が演算を開始した後に、書込ポー
ト6aを共有するもう一方のパイプライン演算器9でも
演算を開始しようとした場合、命令選択ステージSfの
終了後、パイプライン制御回路5からデコーダ4へイン
ターロック信号が出力され、レジスタ読出ステージFf
でインターロックがかかり、パイプライン演算器9は演
算を開始しない。
【0016】そして、非パイプライン演算器7による演
算が終了し、その演算結果を書込ステージWfでFR6
に書き込むと、インターロック信号の出力が停止されて
レジスタ読出ステージFfのインターロック状態が解除
され、パイプライン演算器9による演算が開始される。
従って、パイプライン演算器9は、非パイプライン演算
器7の演算サイクル数(演算実行ステージ数)をnとす
ると、(n+1)・τの間、待機することになる。
算が終了し、その演算結果を書込ステージWfでFR6
に書き込むと、インターロック信号の出力が停止されて
レジスタ読出ステージFfのインターロック状態が解除
され、パイプライン演算器9による演算が開始される。
従って、パイプライン演算器9は、非パイプライン演算
器7の演算サイクル数(演算実行ステージ数)をnとす
ると、(n+1)・τの間、待機することになる。
【0017】次に、後者(b)の手法を適用したパイプ
ライン演算装置の構成を図10に示す。図10に示すよ
うに、このパイプライン演算装置も図8に示したものと
ほぼ同様に構成されているが、図10に示すパイプライ
ン演算装置のパイプライン制御回路5に、インターロッ
ク信号発生回路5Aがそなえられている。このインター
ロック信号発生回路5Aは、非パイプライン演算器7の
書込ステージWfとパイプライン演算器9の書込ステー
ジWfとが重なった時に、パイプライン演算器9に対し
て書込ステージWfのインターロック信号を発行するも
のである。
ライン演算装置の構成を図10に示す。図10に示すよ
うに、このパイプライン演算装置も図8に示したものと
ほぼ同様に構成されているが、図10に示すパイプライ
ン演算装置のパイプライン制御回路5に、インターロッ
ク信号発生回路5Aがそなえられている。このインター
ロック信号発生回路5Aは、非パイプライン演算器7の
書込ステージWfとパイプライン演算器9の書込ステー
ジWfとが重なった時に、パイプライン演算器9に対し
て書込ステージWfのインターロック信号を発行するも
のである。
【0018】上述の構成により、図11に示すように、
非パイプライン演算器7が演算を行なっている際に、書
込ポート6aを共有するもう一方のパイプライン演算器
9も演算を実行し、パイプライン演算器9の書込ステー
ジWfが、非パイプライン演算器7の書込ステージWf
のタイミングと重なった時、パイプライン演算器9の書
込ステージWfで、インターロック信号発生回路5Aか
らパイプライン演算器9に対してインターロック信号が
発行される。
非パイプライン演算器7が演算を行なっている際に、書
込ポート6aを共有するもう一方のパイプライン演算器
9も演算を実行し、パイプライン演算器9の書込ステー
ジWfが、非パイプライン演算器7の書込ステージWf
のタイミングと重なった時、パイプライン演算器9の書
込ステージWfで、インターロック信号発生回路5Aか
らパイプライン演算器9に対してインターロック信号が
発行される。
【0019】パイプライン演算器9は、インターロック
信号を受け取ると、インターロック状態になり、書込ス
テージWfの実行を停止し、非パイプライン演算器7が
FR6に演算結果を書き込むまでの1τの間だけ待機し
てから、インターロック状態を解除し書込ステージWf
を実行し、パイプライン演算器9による演算結果をFR
6に書き込む。
信号を受け取ると、インターロック状態になり、書込ス
テージWfの実行を停止し、非パイプライン演算器7が
FR6に演算結果を書き込むまでの1τの間だけ待機し
てから、インターロック状態を解除し書込ステージWf
を実行し、パイプライン演算器9による演算結果をFR
6に書き込む。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
(a)の手法を適用した従来のパイプライン演算装置で
は、非パイプライン演算器7が演算を行ない書込ステー
ジWfでFR6への書込を終えるまでの最大(n+1)
・τの間、パイプライン演算器9を使用することができ
なくなるため、演算処理性能が大幅に低下するという課
題があった。
(a)の手法を適用した従来のパイプライン演算装置で
は、非パイプライン演算器7が演算を行ない書込ステー
ジWfでFR6への書込を終えるまでの最大(n+1)
・τの間、パイプライン演算器9を使用することができ
なくなるため、演算処理性能が大幅に低下するという課
題があった。
【0021】これに対して、後者(b)の手法を適用し
た従来のパイプライン演算装置では、前者の装置につい
ての課題は解消されるが、書込ステージWfでパイプラ
イン演算器9を停止させるためには、パイプライン演算
器9における各パイプラインを同時に停止させる機構が
必要になる。このような停止機構を追加すると、回路が
複雑になり物量が増加するなどの課題があった。
た従来のパイプライン演算装置では、前者の装置につい
ての課題は解消されるが、書込ステージWfでパイプラ
イン演算器9を停止させるためには、パイプライン演算
器9における各パイプラインを同時に停止させる機構が
必要になる。このような停止機構を追加すると、回路が
複雑になり物量が増加するなどの課題があった。
【0022】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、簡素な回路を追加するだけで、書込ポートを
共有する複数の演算器による演算結果を効率よくレジス
タに書き込めるようにして、演算処理性能の向上をはか
ったパイプライン演算方法およびパイプライン演算装置
を提供することを目的とする。
たもので、簡素な回路を追加するだけで、書込ポートを
共有する複数の演算器による演算結果を効率よくレジス
タに書き込めるようにして、演算処理性能の向上をはか
ったパイプライン演算方法およびパイプライン演算装置
を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、11はパイプライン動作
可能なパイプライン演算器、12はパイプライン動作不
可能な非パイプライン演算器、13はパイプライン演算
器11および非パイプライン演算器12により書込ポー
ト13aを共有され各演算器11,12による演算結果
を書き込まれるレジスタ、14はパイプライン演算器1
1および非パイプライン演算器12における演算動作を
制御する演算パイプライン制御部である。
ック図で、この図1において、11はパイプライン動作
可能なパイプライン演算器、12はパイプライン動作不
可能な非パイプライン演算器、13はパイプライン演算
器11および非パイプライン演算器12により書込ポー
ト13aを共有され各演算器11,12による演算結果
を書き込まれるレジスタ、14はパイプライン演算器1
1および非パイプライン演算器12における演算動作を
制御する演算パイプライン制御部である。
【0024】そして、演算パイプライン制御部14に
は、インターロック実行部15がそなえられている。こ
のインターロック実行部15は、パイプライン演算器1
1による演算結果の書込ステージと非パイプライン演算
器12による演算結果の書込ステージとが重なる場合、
パイプライン演算器11に対する命令を解読するステー
ジの実行をインターロックするものである(請求項1,
4)。
は、インターロック実行部15がそなえられている。こ
のインターロック実行部15は、パイプライン演算器1
1による演算結果の書込ステージと非パイプライン演算
器12による演算結果の書込ステージとが重なる場合、
パイプライン演算器11に対する命令を解読するステー
ジの実行をインターロックするものである(請求項1,
4)。
【0025】また、非パイプライン演算器12に、この
非パイプライン演算器12が演算を終了する旨を予告・
通知する演算終了予告信号を生成して演算パイプライン
制御部14へ出力する演算終了予告信号発生回路16を
そなえ、インターロック実行部15が、演算終了予告信
号発生回路16からの演算終了予告信号に応じて、パイ
プライン演算器11に対する命令を解読するステージの
実行を1ステージ分だけインターロックするように構成
する(請求項2,5)。
非パイプライン演算器12が演算を終了する旨を予告・
通知する演算終了予告信号を生成して演算パイプライン
制御部14へ出力する演算終了予告信号発生回路16を
そなえ、インターロック実行部15が、演算終了予告信
号発生回路16からの演算終了予告信号に応じて、パイ
プライン演算器11に対する命令を解読するステージの
実行を1ステージ分だけインターロックするように構成
する(請求項2,5)。
【0026】このとき、演算終了予告信号発生回路16
は、非パイプライン演算器12のn−m番目〔mはパイ
プライン演算器11の演算実行ステージ数、n(>m)
は非パイプライン演算器12の演算実行ステージ数〕の
演算実行ステージの実行時に、演算終了予告信号を生成
する(請求項3,6)。
は、非パイプライン演算器12のn−m番目〔mはパイ
プライン演算器11の演算実行ステージ数、n(>m)
は非パイプライン演算器12の演算実行ステージ数〕の
演算実行ステージの実行時に、演算終了予告信号を生成
する(請求項3,6)。
【0027】
【作用】図1により上述した本発明のパイプライン演算
方法およびパイプライン演算装置では、演算パイプライ
ン制御部14により各演算器11,12における演算動
作を制御し、各演算器11,12による演算結果をレジ
スタ13に書き込みながら演算を実行する。
方法およびパイプライン演算装置では、演算パイプライ
ン制御部14により各演算器11,12における演算動
作を制御し、各演算器11,12による演算結果をレジ
スタ13に書き込みながら演算を実行する。
【0028】そして、パイプライン演算器11による演
算結果の書込ステージと非パイプライン演算器12によ
る演算結果の書込ステージとが重なる場合には、インタ
ーロック実行部15により、パイプライン演算器11に
対する命令を解読するステージの実行がインターロック
される。これにより、パイプライン演算器11に対する
命令が解読されず、パイプライン演算器11による演算
処理の実行が一時的に延期される。従って、従来のごと
く書込ステージでパイプライン演算器11の動作を停止
させることなく、非パイプライン演算器12による演算
結果の書込ステージと非パイプライン演算器12による
演算結果の書込ステージとの実行タイミングをずらし
て、各演算結果をレジスタ13へ書き込むことができる
(請求項1,4)。
算結果の書込ステージと非パイプライン演算器12によ
る演算結果の書込ステージとが重なる場合には、インタ
ーロック実行部15により、パイプライン演算器11に
対する命令を解読するステージの実行がインターロック
される。これにより、パイプライン演算器11に対する
命令が解読されず、パイプライン演算器11による演算
処理の実行が一時的に延期される。従って、従来のごと
く書込ステージでパイプライン演算器11の動作を停止
させることなく、非パイプライン演算器12による演算
結果の書込ステージと非パイプライン演算器12による
演算結果の書込ステージとの実行タイミングをずらし
て、各演算結果をレジスタ13へ書き込むことができる
(請求項1,4)。
【0029】また、非パイプライン演算器12が演算を
終了する前には、その旨を予告する演算終了予告信号
が、演算終了予告信号発生回路16により生成され、演
算パイプライン制御部14に通知される。そして、演算
終了予告信号に応じ、演算パイプライン制御部14のイ
ンターロック実行部15により、パイプライン演算器1
1に対する命令を解読するステージの実行が1ステージ
分だけインターロックされる。
終了する前には、その旨を予告する演算終了予告信号
が、演算終了予告信号発生回路16により生成され、演
算パイプライン制御部14に通知される。そして、演算
終了予告信号に応じ、演算パイプライン制御部14のイ
ンターロック実行部15により、パイプライン演算器1
1に対する命令を解読するステージの実行が1ステージ
分だけインターロックされる。
【0030】これにより、命令解読後のパイプライン演
算器11による演算処理の実行が1ステージ分だけ遅延
され、結果として、非パイプライン演算器12による演
算結果の書込ステージと非パイプライン演算器12によ
る演算結果の書込ステージとの実行タイミングが1ステ
ージ分だけずれることになり、各演算結果をレジスタ1
3へ順次書き込むことができる(請求項2,5)。
算器11による演算処理の実行が1ステージ分だけ遅延
され、結果として、非パイプライン演算器12による演
算結果の書込ステージと非パイプライン演算器12によ
る演算結果の書込ステージとの実行タイミングが1ステ
ージ分だけずれることになり、各演算結果をレジスタ1
3へ順次書き込むことができる(請求項2,5)。
【0031】このとき、演算終了予告信号発生回路16
により、演算終了予告信号が、非パイプライン演算器1
2のn−m番目の演算実行ステージの実行時、即ち、非
パイプライン演算器12が演算を終了する(m+1)ス
テージ前に生成される。つまり、この演算実行ステージ
の実行時にパイプライン演算器11に対する命令を解読
するステージを実行した場合、パイプライン演算器11
による演算結果の書込ステージと非パイプライン演算器
12による演算結果の書込ステージとが重なることにな
る。
により、演算終了予告信号が、非パイプライン演算器1
2のn−m番目の演算実行ステージの実行時、即ち、非
パイプライン演算器12が演算を終了する(m+1)ス
テージ前に生成される。つまり、この演算実行ステージ
の実行時にパイプライン演算器11に対する命令を解読
するステージを実行した場合、パイプライン演算器11
による演算結果の書込ステージと非パイプライン演算器
12による演算結果の書込ステージとが重なることにな
る。
【0032】従って、上述のタイミングで生成された演
算終了予告信号に応じて、パイプライン演算器11に対
する命令を解読するステージの実行を1ステージ分だけ
確実にインターロックすることができ、前述の通り、命
令解読後のパイプライン演算器11による演算処理の実
行が1ステージ分だけ遅延され、非パイプライン演算器
12による演算結果および非パイプライン演算器12に
よる演算結果をレジスタ13へ順次書き込むことができ
る(請求項3,6)。
算終了予告信号に応じて、パイプライン演算器11に対
する命令を解読するステージの実行を1ステージ分だけ
確実にインターロックすることができ、前述の通り、命
令解読後のパイプライン演算器11による演算処理の実
行が1ステージ分だけ遅延され、非パイプライン演算器
12による演算結果および非パイプライン演算器12に
よる演算結果をレジスタ13へ順次書き込むことができ
る(請求項3,6)。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例としてのパイプライン演
算装置を示すブロック図であり、この図2において、2
1は演算パイプライン制御部で、この演算パイプライン
制御部21は、図示しない制御部から演算命令を受け取
り、後述する除算器27,乗算器29および浮動小数点
レジスタ(FR)26を含む演算ユニット全体のパイプ
ラインの制御を行なうもので、命令キュー22,命令レ
ジスタ23,デコーダ(DEC)24およびパイプライ
ン制御回路25を有して構成されている。
する。図2は本発明の一実施例としてのパイプライン演
算装置を示すブロック図であり、この図2において、2
1は演算パイプライン制御部で、この演算パイプライン
制御部21は、図示しない制御部から演算命令を受け取
り、後述する除算器27,乗算器29および浮動小数点
レジスタ(FR)26を含む演算ユニット全体のパイプ
ラインの制御を行なうもので、命令キュー22,命令レ
ジスタ23,デコーダ(DEC)24およびパイプライ
ン制御回路25を有して構成されている。
【0034】ここで、命令キュー22は、図示しない制
御部から送られてくる演算命令を保持するものであり、
命令レジスタ23は、パイプライン制御回路25により
選択されて命令キュー22から読み出された演算命令を
一時的に格納するものである。また、デコーダ24は、
命令レジスタ23に格納された演算命令を解読し、その
解読結果をFR26や除算器27,乗算器29へレジス
タ番号,命令信号,演算開始信号として送るものであ
る。
御部から送られてくる演算命令を保持するものであり、
命令レジスタ23は、パイプライン制御回路25により
選択されて命令キュー22から読み出された演算命令を
一時的に格納するものである。また、デコーダ24は、
命令レジスタ23に格納された演算命令を解読し、その
解読結果をFR26や除算器27,乗算器29へレジス
タ番号,命令信号,演算開始信号として送るものであ
る。
【0035】さらに、パイプライン制御回路25は、命
令キュー22に対して命令選択信号を発行するほか、後
述するインターロック信号発生回路30を有しており、
演算ユニットのパイプラインを制御するものである。そ
して、FR26は、演算パイプライン制御部21で指定
されたアドレスのデータを読み出し格納するとともに、
除算器27,乗算器29により書込ポート26aを共有
され、これらの除算器27,乗算器29による演算結果
を格納するものである。
令キュー22に対して命令選択信号を発行するほか、後
述するインターロック信号発生回路30を有しており、
演算ユニットのパイプラインを制御するものである。そ
して、FR26は、演算パイプライン制御部21で指定
されたアドレスのデータを読み出し格納するとともに、
除算器27,乗算器29により書込ポート26aを共有
され、これらの除算器27,乗算器29による演算結果
を格納するものである。
【0036】また、除算器27は、パイプライン動作不
可能な非パイプライン演算器で、演算パイプライン制御
部21(デコーダ24)から演算開始信号を受け取ると
演算を開始するものであり、乗算器29は、パイプライ
ン動作可能なパイプライン演算器で、やはり演算パイプ
ライン制御部21(デコーダ24)から演算開始信号を
受け取ると演算を開始するものである。
可能な非パイプライン演算器で、演算パイプライン制御
部21(デコーダ24)から演算開始信号を受け取ると
演算を開始するものであり、乗算器29は、パイプライ
ン動作可能なパイプライン演算器で、やはり演算パイプ
ライン制御部21(デコーダ24)から演算開始信号を
受け取ると演算を開始するものである。
【0037】そして、本実施例の除算器27には、演算
終了予告信号発生回路28がそなえられている。除算器
27の演算実行ステージ数(演算サイクル数)をn、乗
算器29の演算実行ステージ数(演算サイクル数)をm
(<n)、1サイクル(1ステージ)に要する時間(制
御周期)をτとした場合、演算終了予告信号発生回路2
8は、除算器27のn−m番目の演算実行ステージの実
行時、即ち、除算器27が演算を終了する(m+1)・
τ前に、除算器27が演算を終了する旨を予告・通知す
る演算終了予告信号を生成して演算パイプライン制御部
21へ出力するものである。
終了予告信号発生回路28がそなえられている。除算器
27の演算実行ステージ数(演算サイクル数)をn、乗
算器29の演算実行ステージ数(演算サイクル数)をm
(<n)、1サイクル(1ステージ)に要する時間(制
御周期)をτとした場合、演算終了予告信号発生回路2
8は、除算器27のn−m番目の演算実行ステージの実
行時、即ち、除算器27が演算を終了する(m+1)・
τ前に、除算器27が演算を終了する旨を予告・通知す
る演算終了予告信号を生成して演算パイプライン制御部
21へ出力するものである。
【0038】一方、演算パイプライン制御部21のパイ
プライン制御回路25には、上述した演算終了予告信号
発生回路28からの演算終了予告信号を受けて動作する
インターロック信号発生回路(インターロック実行部)
30がそなえられている。このインターロック信号発生
回路30は、除算器27による演算結果の書込ステージ
Wfと乗算器29による演算結果の書込ステージWfと
が重なる場合、乗算器29に対する命令を解読するステ
ージFfの実行をインターロックするためのものであ
る。
プライン制御回路25には、上述した演算終了予告信号
発生回路28からの演算終了予告信号を受けて動作する
インターロック信号発生回路(インターロック実行部)
30がそなえられている。このインターロック信号発生
回路30は、除算器27による演算結果の書込ステージ
Wfと乗算器29による演算結果の書込ステージWfと
が重なる場合、乗算器29に対する命令を解読するステ
ージFfの実行をインターロックするためのものであ
る。
【0039】より詳細に説明すると、インターロック信
号発生回路30は、除算器27の演算終了予告信号発生
回路28から演算終了予告信号を受けた場合、その時点
でレジスタ読出ステージ(乗算器29に対する命令の解
読処理を含むステージ)Ffを実行すると、除算器27
による演算結果の書込ステージWfと乗算器29による
演算結果の書込ステージWfとが重なるものと判断し、
デコーダ24に対してレジスタ読出ステージFfのイン
ターロック信号を発行することにより、レジスタ読出ス
テージFfの実行を1ステージ(1τ)分だけインター
ロックするようになっている。
号発生回路30は、除算器27の演算終了予告信号発生
回路28から演算終了予告信号を受けた場合、その時点
でレジスタ読出ステージ(乗算器29に対する命令の解
読処理を含むステージ)Ffを実行すると、除算器27
による演算結果の書込ステージWfと乗算器29による
演算結果の書込ステージWfとが重なるものと判断し、
デコーダ24に対してレジスタ読出ステージFfのイン
ターロック信号を発行することにより、レジスタ読出ス
テージFfの実行を1ステージ(1τ)分だけインター
ロックするようになっている。
【0040】上述のごとく構成された本実施例のパイプ
ライン演算装置におけるパイプライン制御回路25およ
び演算終了予告信号発生回路28の動作を、それぞれ図
3(a),(b)を参照しながら説明する。まず、図3
(a)に示すフローチャート(ステップS1〜S4)に
より本実施例のパイプライン制御回路25の基本的な動
作を説明すると、このパイプライン制御回路25は、所
定サイクル1τ毎に、命令キュー22に対してその命令
キュー22内に格納されている命令を選択して命令レジ
スタ23へ出力するための命令選択信号を出力する(ス
テップS1,命令選択ステージSf)。
ライン演算装置におけるパイプライン制御回路25およ
び演算終了予告信号発生回路28の動作を、それぞれ図
3(a),(b)を参照しながら説明する。まず、図3
(a)に示すフローチャート(ステップS1〜S4)に
より本実施例のパイプライン制御回路25の基本的な動
作を説明すると、このパイプライン制御回路25は、所
定サイクル1τ毎に、命令キュー22に対してその命令
キュー22内に格納されている命令を選択して命令レジ
スタ23へ出力するための命令選択信号を出力する(ス
テップS1,命令選択ステージSf)。
【0041】そして、ステップS1による命令選択動作
の次サイクルで、インターロック発生回路30により除
算器27から演算終了予告信号を受けたか否かを判定し
(ステップS2)、受けていない場合には、ステップS
1に戻り、前述と同様にして命令選択動作を行なう。こ
れに対して、ステップS2で除算器27から演算終了予
告信号を受けたと判定した場合、インターロック発生回
路30からデコーダ24に対して、レジスタ読出ステー
ジFfをインタロックするためのFfインターロック信
号を1τ間だけ出力する(ステップS3)。これによ
り、デコーダ24はパイプライン演算器29に対する命
令の解読動作を停止し、パイプライン演算器29に対し
てコマンドバリッド(命令信号,演算開始信号)を発行
しなくなり、パイプライン演算器29はレジスタ読出ス
テージFfで1τ間だけインターロックされる。
の次サイクルで、インターロック発生回路30により除
算器27から演算終了予告信号を受けたか否かを判定し
(ステップS2)、受けていない場合には、ステップS
1に戻り、前述と同様にして命令選択動作を行なう。こ
れに対して、ステップS2で除算器27から演算終了予
告信号を受けたと判定した場合、インターロック発生回
路30からデコーダ24に対して、レジスタ読出ステー
ジFfをインタロックするためのFfインターロック信
号を1τ間だけ出力する(ステップS3)。これによ
り、デコーダ24はパイプライン演算器29に対する命
令の解読動作を停止し、パイプライン演算器29に対し
てコマンドバリッド(命令信号,演算開始信号)を発行
しなくなり、パイプライン演算器29はレジスタ読出ス
テージFfで1τ間だけインターロックされる。
【0042】レジスタ読出ステージFfのインターロッ
クを行なったステージの次のステージでは、インターロ
ック発生回路30からデコーダ24へのFfインターロ
ック信号の出力を停止して、レジスタ読出ステージFf
のインターロックを解除し、デコーダ24による命令解
読動作を許可する(ステップS4)。この後、パイプラ
イン制御回路25による処理はステップS1へ移行す
る。また、レジスタ読出ステージFfを1ステージだけ
インターロックしたパイプライン演算器29のパイプラ
インは、それ以降、通常通りの動作(演算実行ステージ
E1f〜Emfおよび書込ステージWf)を実行する。
クを行なったステージの次のステージでは、インターロ
ック発生回路30からデコーダ24へのFfインターロ
ック信号の出力を停止して、レジスタ読出ステージFf
のインターロックを解除し、デコーダ24による命令解
読動作を許可する(ステップS4)。この後、パイプラ
イン制御回路25による処理はステップS1へ移行す
る。また、レジスタ読出ステージFfを1ステージだけ
インターロックしたパイプライン演算器29のパイプラ
インは、それ以降、通常通りの動作(演算実行ステージ
E1f〜Emfおよび書込ステージWf)を実行する。
【0043】また、図3(b)に示すフローチャート
(ステップS11,S12)により本実施例の演算終了
予告信号発生回路28の基本的な動作を説明すると、こ
の演算終了予告信号発生回路28は、所定サイクル1τ
毎に、除算器27の動作状態を監視し、除算器27の動
作ステージが、n−m番目の演算実行ステージE(n−
m)fになったか否かを判定する(ステップS11)。
(ステップS11,S12)により本実施例の演算終了
予告信号発生回路28の基本的な動作を説明すると、こ
の演算終了予告信号発生回路28は、所定サイクル1τ
毎に、除算器27の動作状態を監視し、除算器27の動
作ステージが、n−m番目の演算実行ステージE(n−
m)fになったか否かを判定する(ステップS11)。
【0044】除算器27の演算実行ステージE(n−
m)fの実行時に、乗算器29のレジスタ読出ステージ
Ffが同時に実行された場合、除算器27による演算結
果の書込ステージWfと乗算器29による演算結果の書
込ステージWfとが重なってしまい、FR26の書込ポ
ート26aを共有している状態では、いずれの書込処理
も行なえなくなってしまう。
m)fの実行時に、乗算器29のレジスタ読出ステージ
Ffが同時に実行された場合、除算器27による演算結
果の書込ステージWfと乗算器29による演算結果の書
込ステージWfとが重なってしまい、FR26の書込ポ
ート26aを共有している状態では、いずれの書込処理
も行なえなくなってしまう。
【0045】そこで、本実施例では、前述したように、
演算終了予告信号発生回路28により、除算器27の動
作ステージがn−m番目の演算実行ステージE(n−
m)fになったか否か、つまり、除算器27の動作ステ
ージが演算を終了する(m+1)ステージ前になったか
否かを判定し、該当ステージとなった場合(ステップS
11でYES判定の場合)、(m+1)ステージ後には
除算器27の演算が終了する旨を予告・通知する演算終
了予告信号を、演算終了予告信号発生回路28から演算
パイプライン制御部21(パイプライン制御回路25)
に対して発行している(ステップS12)。
演算終了予告信号発生回路28により、除算器27の動
作ステージがn−m番目の演算実行ステージE(n−
m)fになったか否か、つまり、除算器27の動作ステ
ージが演算を終了する(m+1)ステージ前になったか
否かを判定し、該当ステージとなった場合(ステップS
11でYES判定の場合)、(m+1)ステージ後には
除算器27の演算が終了する旨を予告・通知する演算終
了予告信号を、演算終了予告信号発生回路28から演算
パイプライン制御部21(パイプライン制御回路25)
に対して発行している(ステップS12)。
【0046】そして、この演算終了予告信号を受けたパ
イプライン制御回路25では、図3(a)にて前述した
通りステップS2〜S4の処理が実行され、乗算器29
に対するレジスタ読出ステージFfを1τ間だけインタ
ーロックすることにより、レジスタ読出ステージFf後
の乗算器29による演算処理の実行が1ステージ分だけ
遅延される。その結果、図4,図5に示すように、除算
器27による演算結果の書込ステージWfと乗算器29
による演算結果の書込ステージWfとの実行タイミング
が1ステージ分だけずれることになり、各演算結果をF
R26へ順次書き込むことができる。
イプライン制御回路25では、図3(a)にて前述した
通りステップS2〜S4の処理が実行され、乗算器29
に対するレジスタ読出ステージFfを1τ間だけインタ
ーロックすることにより、レジスタ読出ステージFf後
の乗算器29による演算処理の実行が1ステージ分だけ
遅延される。その結果、図4,図5に示すように、除算
器27による演算結果の書込ステージWfと乗算器29
による演算結果の書込ステージWfとの実行タイミング
が1ステージ分だけずれることになり、各演算結果をF
R26へ順次書き込むことができる。
【0047】次に、上述のように動作するパイプライン
制御回路25および演算終了予告信号発生回路28をも
つ本実施例のパイプライン演算装置全体の動作を、図4
を参照しながら説明する。なお、図4は、除算器27の
演算実行ステージ数をn、乗算器29の演算実行ステー
ジ数をm(<n)とした場合の動作を示すタイムチャー
トである。
制御回路25および演算終了予告信号発生回路28をも
つ本実施例のパイプライン演算装置全体の動作を、図4
を参照しながら説明する。なお、図4は、除算器27の
演算実行ステージ数をn、乗算器29の演算実行ステー
ジ数をm(<n)とした場合の動作を示すタイムチャー
トである。
【0048】まず、最初の命令選択ステージSfで、命
令キュー22内に格納されている複数の演算命令の中か
ら、パイプライン制御回路25から送られてくる命令選
択信号によって次に実行すべき命令を選択し、命令レジ
スタ23に格納する。次のレジスタ読出ステージFf
で、命令レジスタ23内に格納されている命令を演算パ
イプライン制御部21内のデコーダ24によって解読
し、その解読結果に基づき、レジスタ信号をFR26へ
発行して演算に必要なアドレスデータをFR26から除
算器27もしくは乗算器29に対して読み出す。また、
これと同時に命令信号および演算開始信号を除算器27
もしくは乗算器29に対して発行することにより、演算
(演算実行ステージ)が開始される。
令キュー22内に格納されている複数の演算命令の中か
ら、パイプライン制御回路25から送られてくる命令選
択信号によって次に実行すべき命令を選択し、命令レジ
スタ23に格納する。次のレジスタ読出ステージFf
で、命令レジスタ23内に格納されている命令を演算パ
イプライン制御部21内のデコーダ24によって解読
し、その解読結果に基づき、レジスタ信号をFR26へ
発行して演算に必要なアドレスデータをFR26から除
算器27もしくは乗算器29に対して読み出す。また、
これと同時に命令信号および演算開始信号を除算器27
もしくは乗算器29に対して発行することにより、演算
(演算実行ステージ)が開始される。
【0049】命令キュー22から選択された命令が除算
命令の場合には、レジスタ読出ステージFfで、デコー
ダ24により除算命令が解読され、そのデコード結果に
基づき、演算に必要なアドレスデータをFR26から除
算器27に対して読み出し、同時に除算器27に対して
命令信号および演算開始信号が発行され、除算演算が開
始される。これ以降、パイプライン演算回路25により
命令キュー22から乗算命令が選択されると、乗算器2
9による演算処理が、除算器27による演算処理と並行
して、パイプライン動作として実行される。
命令の場合には、レジスタ読出ステージFfで、デコー
ダ24により除算命令が解読され、そのデコード結果に
基づき、演算に必要なアドレスデータをFR26から除
算器27に対して読み出し、同時に除算器27に対して
命令信号および演算開始信号が発行され、除算演算が開
始される。これ以降、パイプライン演算回路25により
命令キュー22から乗算命令が選択されると、乗算器2
9による演算処理が、除算器27による演算処理と並行
して、パイプライン動作として実行される。
【0050】そして、図4に示すように、除算器27の
n−(m+1)番目の演算実行ステージE〔n−(m+
1)〕fで、パイプライン制御回路25から発行される
命令選択信号によって、命令キュー22内に格納されて
いる命令の中から、書込ポート26aを共有する乗算器
29に対する演算命令が選択され命令レジスタ23に格
納された場合、その乗算器29に対する演算命令をその
まま実行すると、除算器27の書込ステージWfと乗算
器29の書込ステージWfとが重なってしまう。
n−(m+1)番目の演算実行ステージE〔n−(m+
1)〕fで、パイプライン制御回路25から発行される
命令選択信号によって、命令キュー22内に格納されて
いる命令の中から、書込ポート26aを共有する乗算器
29に対する演算命令が選択され命令レジスタ23に格
納された場合、その乗算器29に対する演算命令をその
まま実行すると、除算器27の書込ステージWfと乗算
器29の書込ステージWfとが重なってしまう。
【0051】そこで、本実施例では、図3(b)にて前
述した通り、除算器27が演算を終了する(m+1)ス
テージ前に、つまり、除算器27のn−m番目の演算実
行ステージE(n−m)fで、除算器27の演算終了予
告信号発生回路28から演算終了予告信号を、演算パイ
プライン制御部21(パイプライン制御回路25)に対
して発行している。
述した通り、除算器27が演算を終了する(m+1)ス
テージ前に、つまり、除算器27のn−m番目の演算実
行ステージE(n−m)fで、除算器27の演算終了予
告信号発生回路28から演算終了予告信号を、演算パイ
プライン制御部21(パイプライン制御回路25)に対
して発行している。
【0052】この演算終了予告信号を受けたパイプライ
ン制御回路25では、図3(a)にて前述した通り、イ
ンターロック信号発生回路30によりデコーダ24に対
してFfインターロック信号が1τ(1ステージ)間だ
け発行され、選択された命令の解読を実行しない。その
結果、乗算器29に対して演算信号および演算開始信号
が発行されなくなり、乗算器29には、図4に示すよう
に、レジスタ読出ステージFfで、1τ(1ステージ)
の間、インターロックがかかり、レジスタ読出ステージ
Ff以降の演算実行ステージE1f〜Emfの実行がす
べて1τずつ遅延される。
ン制御回路25では、図3(a)にて前述した通り、イ
ンターロック信号発生回路30によりデコーダ24に対
してFfインターロック信号が1τ(1ステージ)間だ
け発行され、選択された命令の解読を実行しない。その
結果、乗算器29に対して演算信号および演算開始信号
が発行されなくなり、乗算器29には、図4に示すよう
に、レジスタ読出ステージFfで、1τ(1ステージ)
の間、インターロックがかかり、レジスタ読出ステージ
Ff以降の演算実行ステージE1f〜Emfの実行がす
べて1τずつ遅延される。
【0053】従って、乗算器29による演算結果の書込
ステージWfが、除算器27による演算結果の書込ステ
ージWfよりも1ステージ分だけ遅れて実行されること
になり、これらの書込ステージWfが重ならず、各演算
結果をFR26へ順次書き込むことができる。なお、図
5は、上述のように動作するパイプライン制御回路25
および演算終了予告信号発生回路28をもつ本実施例の
パイプライン演算装置全体の動作を、演算実行ステージ
数としてより具体的な数値を設定して示すもので、基本
的な動作は図4により説明したものと全く同様である。
この図5では、除算器27の演算実行ステージ数nを3
8、乗算器29の演算実行ステージ数mを5とした場合
の動作が示されている。
ステージWfが、除算器27による演算結果の書込ステ
ージWfよりも1ステージ分だけ遅れて実行されること
になり、これらの書込ステージWfが重ならず、各演算
結果をFR26へ順次書き込むことができる。なお、図
5は、上述のように動作するパイプライン制御回路25
および演算終了予告信号発生回路28をもつ本実施例の
パイプライン演算装置全体の動作を、演算実行ステージ
数としてより具体的な数値を設定して示すもので、基本
的な動作は図4により説明したものと全く同様である。
この図5では、除算器27の演算実行ステージ数nを3
8、乗算器29の演算実行ステージ数mを5とした場合
の動作が示されている。
【0054】この図5に示す具体例では、除算器27の
32〔=n−(m+1)〕番目の演算実行ステージE3
2fで、命令キュー22内に格納されている命令の中か
ら乗算器29に対する演算命令が選択され命令レジスタ
23に格納された場合、その乗算器29に対する演算命
令をそのまま実行すると、除算器27の書込ステージW
fと乗算器29の書込ステージWfとが重なってしま
う。
32〔=n−(m+1)〕番目の演算実行ステージE3
2fで、命令キュー22内に格納されている命令の中か
ら乗算器29に対する演算命令が選択され命令レジスタ
23に格納された場合、その乗算器29に対する演算命
令をそのまま実行すると、除算器27の書込ステージW
fと乗算器29の書込ステージWfとが重なってしま
う。
【0055】そこで、前述した通り、除算器27が演算
を終了する6(=m+1)ステージ前に、つまり、除算
器27の33(=n−m)番目の演算実行ステージE3
3fで、除算器27の演算終了予告信号発生回路28か
ら演算終了予告信号をパイプライン制御回路25に対し
て発行し、インターロック信号発生回路30によりデコ
ーダ24に対してFfインターロック信号が1τ(1ス
テージ)間だけ発行され、選択された命令の解読を実行
しない。
を終了する6(=m+1)ステージ前に、つまり、除算
器27の33(=n−m)番目の演算実行ステージE3
3fで、除算器27の演算終了予告信号発生回路28か
ら演算終了予告信号をパイプライン制御回路25に対し
て発行し、インターロック信号発生回路30によりデコ
ーダ24に対してFfインターロック信号が1τ(1ス
テージ)間だけ発行され、選択された命令の解読を実行
しない。
【0056】その結果、乗算器29に対して演算信号お
よび演算開始信号が発行されなくなり、乗算器29に
は、図5に示すように、レジスタ読出ステージFfで、
1τ(1ステージ)の間、インターロックがかかり、レ
ジスタ読出ステージFf以降の演算実行ステージE1f
〜E5fの実行がすべて1τずつ遅延されて、乗算器2
9による演算結果の書込ステージWfが、除算器27に
よる演算結果の書込ステージWfよりも1ステージ分だ
け遅れて実行されることになり、これらの書込ステージ
Wfが重ならず、各演算結果をFR26へ順次書き込む
ことができる。
よび演算開始信号が発行されなくなり、乗算器29に
は、図5に示すように、レジスタ読出ステージFfで、
1τ(1ステージ)の間、インターロックがかかり、レ
ジスタ読出ステージFf以降の演算実行ステージE1f
〜E5fの実行がすべて1τずつ遅延されて、乗算器2
9による演算結果の書込ステージWfが、除算器27に
よる演算結果の書込ステージWfよりも1ステージ分だ
け遅れて実行されることになり、これらの書込ステージ
Wfが重ならず、各演算結果をFR26へ順次書き込む
ことができる。
【0057】このように、本発明の一実施例によれば、
乗算器29による演算結果の書込ステージWfと除算器
27による演算結果の書込ステージWfとが重なる場
合、乗算器29のレジスタ読出ステージ(命令解読ステ
ージ)Ffの実行が1τ間だけインターロックされる。
従って、従来のごとく書込ステージWfでパイプライン
演算器である乗算器29の動作を停止させることなく、
除算器27による演算結果の書込ステージWfと乗算器
29による演算結果の書込ステージWfとの実行タイミ
ングがずれ、各演算結果をFR26へ書き込めるので、
極めて簡素な回路(演算終了完了信号発生回路28)を
除算器27に追加するだけで、書込ポート26aを共有
する複数の演算器27,29による演算結果を効率よく
FR26に書き込むことができ、演算処理性能を大幅に
向上することができるのである。
乗算器29による演算結果の書込ステージWfと除算器
27による演算結果の書込ステージWfとが重なる場
合、乗算器29のレジスタ読出ステージ(命令解読ステ
ージ)Ffの実行が1τ間だけインターロックされる。
従って、従来のごとく書込ステージWfでパイプライン
演算器である乗算器29の動作を停止させることなく、
除算器27による演算結果の書込ステージWfと乗算器
29による演算結果の書込ステージWfとの実行タイミ
ングがずれ、各演算結果をFR26へ書き込めるので、
極めて簡素な回路(演算終了完了信号発生回路28)を
除算器27に追加するだけで、書込ポート26aを共有
する複数の演算器27,29による演算結果を効率よく
FR26に書き込むことができ、演算処理性能を大幅に
向上することができるのである。
【0058】なお、上述した実施例では、パイプライン
演算器が乗算器で非パイプライン演算器が除算器である
場合について説明したが、本発明は、これに限定される
ものでなく、パイプライン演算器は加算器,減算器等で
あってもよいし、非パイプライン演算器はパイプライン
動作不可能に構成されたものであればどのような演算器
であってもよい。
演算器が乗算器で非パイプライン演算器が除算器である
場合について説明したが、本発明は、これに限定される
ものでなく、パイプライン演算器は加算器,減算器等で
あってもよいし、非パイプライン演算器はパイプライン
動作不可能に構成されたものであればどのような演算器
であってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のパイプラ
イン演算方法およびパイプライン演算装置によれば、パ
イプライン演算器による演算結果の書込ステージと非パ
イプライン演算器による演算結果の書込ステージとが重
なる場合には、パイプライン演算器に対する命令を解読
するステージの実行をインターロックすることにより、
パイプライン演算器による演算処理の実行が一時的に延
期される。
イン演算方法およびパイプライン演算装置によれば、パ
イプライン演算器による演算結果の書込ステージと非パ
イプライン演算器による演算結果の書込ステージとが重
なる場合には、パイプライン演算器に対する命令を解読
するステージの実行をインターロックすることにより、
パイプライン演算器による演算処理の実行が一時的に延
期される。
【0060】従って、非パイプライン演算器による演算
結果の書込ステージと非パイプライン演算器による演算
結果の書込ステージとの実行タイミングをずらして、各
演算結果をレジスタへ書き込めるので、簡素な回路を追
加するだけで、書込ポートを共有する複数の演算器によ
る演算結果を効率よくレジスタに書き込むことができ、
演算処理性能を大幅に向上できる効果がある(請求項
1,4)。
結果の書込ステージと非パイプライン演算器による演算
結果の書込ステージとの実行タイミングをずらして、各
演算結果をレジスタへ書き込めるので、簡素な回路を追
加するだけで、書込ポートを共有する複数の演算器によ
る演算結果を効率よくレジスタに書き込むことができ、
演算処理性能を大幅に向上できる効果がある(請求項
1,4)。
【0061】また、非パイプライン演算器が演算を終了
する前にその旨を予告する演算終了予告信号を生成し、
その演算終了予告信号に応じて、パイプライン演算器に
対する命令を解読するステージの実行を1ステージ分だ
けインターロックすることにより、命令解読後のパイプ
ライン演算器による演算処理の実行が1ステージ分だけ
遅延されて、非パイプライン演算器による演算結果の書
込ステージと非パイプライン演算器による演算結果の書
込ステージとの実行タイミングが1ステージ分だけず
れ、各演算結果を効率よくレジスタに書き込むことがで
き、演算処理性能の向上に寄与することになる(請求項
2,5)。
する前にその旨を予告する演算終了予告信号を生成し、
その演算終了予告信号に応じて、パイプライン演算器に
対する命令を解読するステージの実行を1ステージ分だ
けインターロックすることにより、命令解読後のパイプ
ライン演算器による演算処理の実行が1ステージ分だけ
遅延されて、非パイプライン演算器による演算結果の書
込ステージと非パイプライン演算器による演算結果の書
込ステージとの実行タイミングが1ステージ分だけず
れ、各演算結果を効率よくレジスタに書き込むことがで
き、演算処理性能の向上に寄与することになる(請求項
2,5)。
【0062】このとき、非パイプライン演算器のn−m
番目〔mはパイプライン演算器の演算実行ステージ数、
nは非パイプライン演算器の演算実行ステージ数〕の演
算実行ステージの実行時に、演算終了予告信号を生成す
ることにより、その演算終了予告信号に応じて、パイプ
ライン演算器に対する命令解読ステージの実行を1ステ
ージ分だけ確実にインターロックすることができ、前述
と同様の効果を得ることができる(請求項3,6)。
番目〔mはパイプライン演算器の演算実行ステージ数、
nは非パイプライン演算器の演算実行ステージ数〕の演
算実行ステージの実行時に、演算終了予告信号を生成す
ることにより、その演算終了予告信号に応じて、パイプ
ライン演算器に対する命令解読ステージの実行を1ステ
ージ分だけ確実にインターロックすることができ、前述
と同様の効果を得ることができる(請求項3,6)。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としてのパイプライン演算装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図3】(a)は本実施例のパイプライン制御回路の動
作を説明するためのフローチャート、(b)は本実施例
の演算終了予告信号発生回路の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
作を説明するためのフローチャート、(b)は本実施例
の演算終了予告信号発生回路の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】本実施例の動作を説明するためのタイムチャー
トである。
トである。
【図5】本実施例の動作を説明するためのタイムチャー
トである。
トである。
【図6】一般的なパイプライン動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図7】一般的な非パイプライン動作を説明するための
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図8】パイプライン演算器と非パイプライン演算器と
により1つの書込ポートを共有するパイプライン演算装
置の一例を示すブロック図である。
により1つの書込ポートを共有するパイプライン演算装
置の一例を示すブロック図である。
【図9】図8に示すパイプライン演算装置の動作を説明
するためのタイムチャートである。
するためのタイムチャートである。
【図10】パイプライン演算器と非パイプライン演算器
とにより1つの書込ポートを共有するパイプライン演算
装置の他例を示すブロック図である。
とにより1つの書込ポートを共有するパイプライン演算
装置の他例を示すブロック図である。
【図11】図10に示すパイプライン演算装置の動作を
説明するためのタイムチャートである。
説明するためのタイムチャートである。
11 パイプライン演算器 12 非パイプライン演算器 13 レジスタ 13a 書込ポート 14 演算パイプライン制御部 15 インターロック実行部 16 演算終了予告信号発生回路 21 演算パイプライン制御部 22 命令キュー 23 命令レジスタ 24 デコーダ(DEC) 25 パイプライン制御回路 26 浮動小数点レジスタ(FR) 26a 書込ポート 27 除算器(非パイプライン演算器) 28 演算終了予告信号発生回路 29 乗算器(パイプライン演算器) 30 インターロック信号発生回路(インターロック実
行部)
行部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 秀信 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 パイプライン動作可能なパイプライン演
算器と、パイプライン動作不可能な非パイプライン演算
器と、これらのパイプライン演算器および非パイプライ
ン演算器により書込ポートを共有されるレジスタとをそ
なえ、前記の各演算器による演算結果を該レジスタに書
き込みながら演算を実行するパイプライン演算方法であ
って、 該パイプライン演算器による演算結果の書込ステージと
該非パイプライン演算器による演算結果の書込ステージ
とが重なる場合、該パイプライン演算器に対する命令を
解読するステージの実行をインターロックすることを特
徴とする、パイプライン演算方法。 - 【請求項2】 該非パイプライン演算器が演算を終了す
る旨を予告・通知する演算終了予告信号を生成し、 該演算終了予告信号に応じて、該パイプライン演算器に
対する命令を解読するステージの実行を1ステージ分だ
けインターロックすることを特徴とする、請求項1記載
のパイプライン演算方法。 - 【請求項3】 前記演算終了予告信号が、該非パイプラ
イン演算器のn−m番目〔mは該パイプライン演算器の
演算実行ステージ数、n(>m)は該非パイプライン演
算器の演算実行ステージ数〕の演算実行ステージの実行
時に生成されることを特徴とする、請求項2記載のパイ
プライン演算方法。 - 【請求項4】 パイプライン動作可能なパイプライン演
算器と、 パイプライン動作不可能な非パイプライン演算器と、 これらのパイプライン演算器および非パイプライン演算
器により書込ポートを共有されるレジスタと、 これらのパイプライン演算器および非パイプライン演算
器における演算動作を制御する演算パイプライン制御部
とをそなえ、 該演算パイプライン制御部により前記の各演算器におけ
る演算動作を制御し前記の各演算器による演算結果を該
レジスタに書き込みながら演算を実行するパイプライン
演算装置であって、 該演算パイプライン制御部に、 該パイプライン演算器による演算結果の書込ステージと
該非パイプライン演算器による演算結果の書込ステージ
とが重なる場合、該パイプライン演算器に対する命令を
解読するステージの実行をインターロックするインター
ロック実行部がそなえられていることを特徴とする、パ
イプライン演算装置。 - 【請求項5】 該非パイプライン演算器に、該非パイプ
ライン演算器が演算を終了する旨を予告・通知する演算
終了予告信号を生成して該演算パイプライン制御部へ出
力する演算終了予告信号発生回路がそなえられ、 該インターロック実行部が、該演算終了予告信号発生回
路からの演算終了予告信号に応じて、該パイプライン演
算器に対する命令を解読するステージの実行を1ステー
ジ分だけインターロックすることを特徴とする、請求項
4記載のパイプライン演算装置。 - 【請求項6】 該演算終了予告信号発生回路が、該非パ
イプライン演算器のn−m番目〔mは該パイプライン演
算器の演算実行ステージ数、n(>m)は該非パイプラ
イン演算器の演算実行ステージ数〕の演算実行ステージ
の実行時に、前記演算終了予告信号を生成することを特
徴とする、請求項5記載のパイプライン演算装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223677A JPH0887411A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | パイプライン演算方法およびパイプライン演算装置 |
US08/955,238 US6460129B1 (en) | 1994-09-19 | 1997-10-21 | Pipeline operation method and pipeline operation device to interlock the translation of instructions based on the operation of a non-pipeline operation unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223677A JPH0887411A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | パイプライン演算方法およびパイプライン演算装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0887411A true JPH0887411A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16801924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6223677A Withdrawn JPH0887411A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | パイプライン演算方法およびパイプライン演算装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6460129B1 (ja) |
JP (1) | JPH0887411A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6745218B1 (en) | 1999-03-16 | 2004-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Adaptive digital filter |
US7117344B1 (en) | 1999-10-05 | 2006-10-03 | Fujitsu Limited | Processor execution, pipeline sharing instruction, and data source path |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3651482A (en) * | 1968-04-03 | 1972-03-21 | Honeywell Inc | Interlocking data subprocessors |
US4757445A (en) * | 1983-09-12 | 1988-07-12 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for validating prefetched instruction |
EP0166046B1 (en) * | 1984-06-25 | 1988-08-24 | International Business Machines Corporation | Graphical display apparatus with pipelined processors |
GB8606217D0 (en) * | 1986-03-13 | 1986-04-16 | Univ Strathclyde | Local area network priority control system |
US4888689A (en) * | 1986-10-17 | 1989-12-19 | Amdahl Corporation | Apparatus and method for improving cache access throughput in pipelined processors |
US4855947A (en) * | 1987-05-27 | 1989-08-08 | Amdahl Corporation | Microprogrammable pipeline interlocks based on the validity of pipeline states |
JP2858140B2 (ja) * | 1988-10-19 | 1999-02-17 | アポロ・コンピューター・インコーポレーテッド | パイプラインプロセッサ装置および方法 |
US5150469A (en) * | 1988-12-12 | 1992-09-22 | Digital Equipment Corporation | System and method for processor pipeline control by selective signal deassertion |
US5134693A (en) * | 1989-01-18 | 1992-07-28 | Intel Corporation | System for handling occurrence of exceptions during execution of microinstructions while running floating point and non-floating point instructions in parallel |
US5555384A (en) * | 1989-12-01 | 1996-09-10 | Silicon Graphics, Inc. | Rescheduling conflicting issued instructions by delaying one conflicting instruction into the same pipeline stage as a third non-conflicting instruction |
JPH04181468A (ja) | 1990-11-16 | 1992-06-29 | Fujitsu Ltd | ベクトル処理性能調整方式 |
US5420997A (en) * | 1992-01-02 | 1995-05-30 | Browning; Gary A. | Memory having concurrent read and writing from different addresses |
US5363490A (en) * | 1992-02-03 | 1994-11-08 | Unisys Corporation | Apparatus for and method of conditionally aborting an instruction within a pipelined architecture |
US5559977A (en) * | 1992-08-04 | 1996-09-24 | Intel Corporation | Method and apparatus for executing floating point (FP) instruction pairs in a pipelined processor by stalling the following FP instructions in an execution stage |
US5581719A (en) * | 1992-11-12 | 1996-12-03 | Digital Equipment Corporation | Multiple block line prediction |
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US5506968A (en) * | 1992-12-28 | 1996-04-09 | At&T Global Information Solutions Company | Terminating access of an agent to a shared resource when a timer, started after a low latency agent requests access, reaches a predetermined value |
US5530804A (en) * | 1994-05-16 | 1996-06-25 | Motorola, Inc. | Superscalar processor with plural pipelined execution units each unit selectively having both normal and debug modes |
US5619408A (en) * | 1995-02-10 | 1997-04-08 | International Business Machines Corporation | Method and system for recoding noneffective instructions within a data processing system |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6223677A patent/JPH0887411A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-10-21 US US08/955,238 patent/US6460129B1/en not_active Expired - Fee Related
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US7117344B1 (en) | 1999-10-05 | 2006-10-03 | Fujitsu Limited | Processor execution, pipeline sharing instruction, and data source path |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6460129B1 (en) | 2002-10-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |