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JPH0882108A - 自走式立体駐車場 - Google Patents

自走式立体駐車場

Info

Publication number
JPH0882108A
JPH0882108A JP21923195A JP21923195A JPH0882108A JP H0882108 A JPH0882108 A JP H0882108A JP 21923195 A JP21923195 A JP 21923195A JP 21923195 A JP21923195 A JP 21923195A JP H0882108 A JPH0882108 A JP H0882108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
road
traveling
short
lane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21923195A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nakaoka
進 中岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ICHIKEN KK
OI KENKO KK
Original Assignee
ICHIKEN KK
OI KENKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ICHIKEN KK, OI KENKO KK filed Critical ICHIKEN KK
Priority to JP21923195A priority Critical patent/JPH0882108A/ja
Publication of JPH0882108A publication Critical patent/JPH0882108A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 走行用車路1は平面から見ると矩形を呈して
いて、360°の旋回走行により1階分の高さを昇降す
るよう螺旋状に複数階の各層へ連通されている。この車
路1の外側路縁に沿って、車路1に対し車輛を直交状に
駐車できるよう、該外縁と平行する方向のみに傾斜する
平坦な外側駐車区画21、21・・が設けられ、又前記
内側路縁にも、同様に平坦な内側駐車区画22、22・
・が設けられている。3階から4階へ旋回する車路1の
途中のコーナー部3aと1階フロアーのコーナー部3b
とを結ぶ短絡車路4を、車路1の外側の駐車区画21の
外側に設ける。 【効果】 短絡車路を使用することによって、階を飛ば
して昇降移動することができ、スムースな車輛の移動を
可能化し、しいては事故の発生率低下にも繋げることが
できるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛がほぼ方形又はト
ラック形に一周旋回走行する毎に1階分の高さを昇降す
ることができるよう、複数層の各階へ走行用車路が螺旋
状に設けられ、しかもその車路が車路と直交する方向へ
車輛を駐車する駐車区画を有しており、運転者は走行用
車路を走行し乍ら目的の駐車区画へ移動することができ
るタイプの、所謂傾床型自走式立体駐車場に関する。
【0002】
【従来の技術】自走式立体駐車場は、水平のフロア面を
有した各階をランプウェイで連絡したもの、ほぼ方形又
はトラック形の走行用車路を螺旋状に設け、この走行用
車路の内側や外側に駐車区画を設けたもの、更にそれら
のものを駐車効率を高めるため一層改良したもの等、種
々存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】走行用車路の片側又は
両側に駐車区画を設ける傾床型自走式立体駐車場は、駐
車効率を高め、狭いスペースでも建設が可能であるとい
う利点があるが、走行用車路に沿って駐車区画が設けら
れているため、駐車区画に出入する車輛とそのまま通過
する車輛とが鉢合せとなり、車輛の流れがスムースにい
かない欠点があった。特に、駐車場のフロアーが多層に
形成されていたり、1フロアー当りの駐車区画の数が多
い場合には、この現象が著しく、この種の傾床型駐車場
の大型化に伴ないその解決手段が強く望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行用車路に
短絡車路を付加することによって、車輛の流れをスムー
スにせんとするもので、その構成は、車輛がほぼ方形又
はトラック形に一周旋回走行する毎に1階分の高さを昇
降できるよう複数層の各階へ螺旋状に設けられた走行用
車路と、該走行用車路の傾斜部分の少なくとも片側に駐
車区画を少なくとも部分的に設けてなる傾床型自走式立
体駐車場において、前記走行用車路の外側へ、該走行用
車路と繋がり且つ少なくとも1階分の高さ以上の高さを
車輛が昇降する短絡車路を別個に設けたこと、にある。
ここに、傾床型自走式立体駐車場とは、走行用車路の傾
斜部分に駐車区画があるものを総称し、走行用車路が全
て傾斜している連続傾床型自走式立体駐車場に限定する
ものではない。又短絡車路は走行用車路の任意の箇所で
繋がっていればよく、走行用車路の1辺に沿って直線状
に形成されていても、2辺以上に沿って屈曲形成されて
いてもよい。本発明は前記の如く、走行用車路を上り
用、下り用の2通りとした対面通行方式のシングルタイ
プの駐車場を基本とするものであるが、この走行用車路
を左右一対対向して設け、その一方を上り走行用、他方
を下り走行用とすると共に、該一対の車路の一部を各層
において重合させた一方通行方式のツウィンタイプの駐
車場にも適用でき、かかるツウィンタイプの駐車場も本
発明の範疇に含まれるものである。この場合短絡車路
は、片側の車路にのみ付設されていればよく、又両側の
車路に設けられている場合であってもその付設状態は必
らずしも左右対称である必要はない。要は、車輛の収容
台数や、出入口の状態等をベースに、スムースな車輛の
流れを考慮した場合、その駐車場に最適な短絡車路を付
設すればよく、短絡車路の数や付設状態は設計上の問題
であって、種々変更可能である。
【0005】
【作用】短絡車路を使用することによって、階を飛ばし
て昇降移動することができ、スムースな車輛の移動を可
能化し、しいては事故の発生率低下にも繋げることがで
きるのである。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る自走式立体駐車場(以下
単に駐車場という)の実施例を図面に基いて詳細に説明
する。 [実施例1]第1図は、複数層の駐車場における一部を
斜視にて表わしたもので、第2図は同基準階の平面図で
ある。1は走行用車路(以下単に車路という)、2は駐
車区画を示す。車路1は平面から見ると矩形を呈してい
て、360°の旋回走行により1階分の高さを昇降する
よう螺旋状に複数階の各層へ連通されている。車路1の
外側路縁(以下単に外縁という)に沿っては、車路に対
し車輛を直交状に駐車できるよう、該外縁と平行する方
向(駐車した状態における車輛の車幅方向)のみに傾斜
する平坦な外側駐車区画21、21・・が設けられ、又
前記内側路縁(以下単に内縁という)にも、同様に平坦
な内側駐車区画22、22・・が設けられている。扨
て、以上の様な駐車場において本発明の特徴とするとこ
ろは、前記車路1の外側へ、該車路1と繋がり且つ少な
くとも1階分の高さ以上の高さを車輛が昇降する短絡車
路を別個に設けた点にある。即ち、本実施例において
は、3階から4階へ旋回する車路1の途中のコーナー部
3aと1階フロアーのコーナー部3bとを結ぶ短絡車路
4を、車路1の外側の駐車区画21の外側に設けるので
ある。コーナー部3aは直交する2つの傾斜直進部を整
合するよう湾曲傾斜面となっており、又コーナー部3b
はフラットである。そして、これら2つのコーナー部に
連なる短絡車路4の両端部4a,4bは通常フラットに
形成されるが、短絡車路の勾配等によって湾曲傾斜面と
することもできる。又短絡車路4の中間部に位置するコ
ーナー部4cも、前記同様フラットでも湾曲傾斜面でも
よい。この短絡車路4は昇降専用の車路であるため、前
記本車路1よりもその勾配を大とすることができるが、
13〜15%適当である。尚、短絡車路4の付設個所
は、少なくとも一階相当分の高さ以上離れた2地点を連
絡するものであれば、前記車路1の如何なる地点を両端
部としても差しつかえない。第3図は車路1の中間にお
いて短絡車路4の端部と連結する実施例を示すもので、
車路1と同一の床面を切り欠き、短絡車路4の端部との
間に接続車路5を架設する。又これらの短絡車路は、対
面通行又は一方通行のいずれとしてもよい。前記実施例
1では、短絡車路4を2辺の車路1の外側に付設したの
で、1辺の車路の長さが短い駐車場に対しても有効に適
用できる。即ち、通常の階高の2階半分にあたる約8m
を昇降するためには、短絡車路4の全長は少なくとも7
0mを必要とするが、この駐車場は2辺の外周を利用す
るので、70mの直線部を取ることができない敷地であ
っても、短絡車路4を屈曲形成することにより、2階半
を一気に昇降することができる。次にツウィンタイプの
駐車場を説明する。 [実施例2]第4図及び第5図は、螺旋状に設けられた
車路を左右に一対対設して設け、その一方を上り走行
用、他方を下り走行用とすると共に、該一対の車路の一
部を各層において重合させてなる、所謂ツウィンタイプ
の駐車場の実施例を示す斜視図である。11aは上り車
路、11bは下り車路、11cは重合部を示し、前記実
施例1と同一の構成は同一の符号を付してある。41
a、41bは、各車路11a、11bの外側に付設され
た短絡車路で、1層目の車路と3層目の車路とを連結し
ている。 [実施例3]第6図は、ツウィンタイプの駐車場の如く
上り走行用車路11aと下り走行用車路11bとを有す
る2連型駐車場を示す。この種の駐車場は、基本的には
前記第1実施例の所謂シングルタイプの駐車場を多列に
併設し、各層を連結車路30で繋ぐものであって、重合
部11cを有する前記ツウィンタイプの駐車場とは相違
する。本実施例では、連結車路30が背中合せに配設さ
れる外側駐車区画21、21・・の間に空間部31が形
成されるよう若干長目に形成されており、1階から2階
に至る前記空間部31には中央ランプウェイ32が設け
られている。42a,42bは短絡車路で、上り走行用
の短絡車路42aは、前記中央ランプウェイ32の上端
に続く個所から2層半上方のコーナー部40aに至るよ
う、下り走行用の短絡車路42bは、2〜3階の車路中
間部40bから2層半下方の1階のフロアーに至るよ
う、それぞれ駐車場の外壁に沿って屈曲構成されてい
る。この駐車場においては、中央ランプウェイ32とそ
れに繋がる短絡車路42aを利用すれば、1階から3〜
4階へ一気に上昇することができるし、反対に2〜3階
から下降する車輛は、短絡車路42bを利用すればこれ
又一気に下降でき、螺旋状の車路11a、11bを使用
する必要はない。尚本実施例では前記短絡車路42a、
42bは駐車場の外壁から突出した状態で設けられてい
るが、これらの車路を駐車場の建物の中に組み入れ、前
記短絡車路の上下方に形成される空間を外向きディスプ
レーや倉庫等に利用することも可能である。
【0007】
【発明の効果】以上のように構成した駐車場は、螺旋状
の車路を利用して空き駐車区画を探し乍ら各階を順に移
動することも可能であるし、この車路とは別に設けられ
た短絡車路により、任意の階へ一気に移動することもで
きるので、状況に応じて最適なコースを選択することが
でき、駐車場内での渋滞は解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の各フロアの関係を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】車路と短絡車路との接続状態を示した他の実施
例の説明図である。
【図4】実施例2の各フロアの関係を示す斜視図であ
る。
【図5】図4の平面図である。
【図6】実施例3の各フロアの関係を示す斜視図であ
る。
【図7】図6の1層目の平面図である。
【図8】図6の2層目の平面図である。
【図9】図6の3層目の平面図である。
【図10】図6の4層目の平面図である。
【符号の説明】
1、11a、11b・・車路、2(21、22)・・駐
車区画、3a、3b・・コーナー部、4、41a、41
b、42a、42b・・短絡車路、5・・接続車路、1
1c・・重合部、30・・連結車路、31・・空間部、
32・・中央ランプウェイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛がほぼ方形又はトラック形に一周旋
    回走行する毎に1階分の高さを昇降できるよう複数層の
    各階へ螺旋状に設けられた走行用車路と、該走行用車路
    の傾斜部分の少なくとも片側に駐車区画を少なくとも部
    分的に設けてなる傾床形自走式立体駐車場において、前
    記走行用車路の外側へ、該走行用車路と繋がり且つ少な
    くとも1階分の高さ以上の高さを車輛が昇降する短絡車
    路を別個に設けたことを特徴とする自走式立体駐車場。
  2. 【請求項2】 前記短絡車路が、走行用車路の2辺以上
    に亘って屈曲形成されているところの特許請求の範囲第
    1項記載の自走式立体駐車場。
  3. 【請求項3】 車輛がほぼ方形又はトラック形に一周旋
    回走行する毎に1階分の高さを昇降できるよう複数層の
    各階へ螺旋状に設けられた走行用車路を左右に一対対向
    して設け、その一方を上り走行用、他方を下り走行用に
    するとともに、該一対の車路の一部を各層において重合
    させ、且つこれらの走行用車路の傾斜部分の少なくとも
    片側に駐車区画を少なくとも部分的に設けてなる傾床形
    自走式立体駐車場において、前記走行用車路の外側へ、
    該走行用車路と繋がり且つ少なくとも1階分の高さ以上
    の高さを車輛が昇降する短絡車路を別個に設けたことを
    特徴とする自走式立体駐車場。
  4. 【請求項4】 前記短絡車路が、走行用車路の2辺以上
    に亘って屈曲形成されているところの特許請求の範囲第
    3項記載の自走式立体駐車場。
JP21923195A 1995-08-28 1995-08-28 自走式立体駐車場 Pending JPH0882108A (ja)

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JP21923195A JPH0882108A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 自走式立体駐車場

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JP1280413A Division JPH0670343B2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 自走式立体駐車場

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107143176A (zh) * 2017-07-07 2017-09-08 苏州合展设计营造股份有限公司 一种路径优化的紧凑型多层停车库
CN111379451A (zh) * 2018-12-29 2020-07-07 初光 一种复式停车库

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107143176A (zh) * 2017-07-07 2017-09-08 苏州合展设计营造股份有限公司 一种路径优化的紧凑型多层停车库
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