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JPH0880092A - モータの駆動制御装置 - Google Patents

モータの駆動制御装置

Info

Publication number
JPH0880092A
JPH0880092A JP6211498A JP21149894A JPH0880092A JP H0880092 A JPH0880092 A JP H0880092A JP 6211498 A JP6211498 A JP 6211498A JP 21149894 A JP21149894 A JP 21149894A JP H0880092 A JPH0880092 A JP H0880092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
state
inverter
overload
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6211498A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Watanabe
勲 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP6211498A priority Critical patent/JPH0880092A/ja
Publication of JPH0880092A publication Critical patent/JPH0880092A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】同時に駆動されない複数のモータを1台のイン
バータにより制御し、インバータに装備された電子サー
マルを利用して各モータの過負荷保護を行う。 【構成】インバータ16の出力端子U,V,W には走行用モー
タ9が電磁接触器MC1 の常開接点MC1aを介して、昇降装
置の駆動用モータ11が電磁接触器MC2 の常開接点MC2a
を介してそれぞれ接続されている。台車コントローラ15
には両電磁接触器MC1,MC2 の励消磁回路23が設けられて
いる。インバータ16に装備されたCPU24はオン状態に
あるモータの負荷状態を電流検出回路26の出力信号に基
づいて演算し、過負荷遮断基準値に達したときモータの
駆動を停止させる。CPU24は端子TH及び端子SD間に接
続された常開接点MC1aの開閉状態から両モータ9,11のオ
ン状態を判断し、オン状態にあるモータの過負荷遮断基
準値に基づいて停止指令を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの駆動制御装置に
係り、詳しくは同時に駆動されることがない複数のモー
タを1台のインバータにより変速制御する装置における
モータの駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インバータで可変速制御されるモータ
(例えば、かご型誘導電動機)を駆動源として使用する
装置は種々の分野で広く使用されている。モータを変速
制御する場合、モータの焼損を防ぐため通常は熱動形の
サーマルリレーが使用されるが、低速度運転時のモータ
冷却低下による温度上昇までは検知できない。そこでイ
ンバータには、内蔵されたマイコンにより運転電流値と
周波数とからモータ温度特性を演算してモータの過熱保
護を行う所謂電子サーマルが装備されている。
【0003】一方、天井に架設されたレールに沿って移
動して、荷を工場あるいは倉庫内のステーションからス
テーションへと搬送する天井走行式搬送装置には、荷を
昇降させる昇降装置を備えたものがある(例えば、特開
平6−80389号公報)。この搬送装置では走行用の
モータと昇降装置の駆動用モータとは別のモータが使用
されている。そして、安全上から昇降装置は走行中は作
動されず、搬送装置の走行が停止した状態においてのみ
昇降装置が作動される。
【0004】この種の搬送装置においては、作業を効率
良く行うため、両モータには可変速モータが使用され、
しかも両モータが同時に駆動されることがないため、両
モータを1台のインバータで可変速制御するようになっ
ている。そして、前記のようにインバータにはモータの
焼損を防止するため、電子サーマルが装備されている
が、電子サーマルは1台のモータを駆動する場合を対象
としており、2台のモータを1台のインバータで制御す
る場合は、一方のモータにサーマルリレーを設けて、そ
のサーマルリレーの信号に基づいて当該モータの過負荷
保護を行う必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来装置ではインバー
タで制御する2台のモータが同時に駆動されることがな
いにも拘らず、一方のモータの過負荷保護用にサーマル
リレーを設けなければならず、その分コストが高くなっ
た。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は同時に駆動されることがない複
数のモータが1台のインバータにより変速制御される装
置において、インバータに装備された電子サーマルを利
用して全てのモータの過負荷保護を行うことができるモ
ータの駆動制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、同時に駆動されることが
ない複数のモータを1台のインバータにより変速制御す
る装置において、各モータがオン状態にあるか否かを検
知する検知手段と、各モータ毎の過負荷遮断基準値を記
憶した記憶手段と、前記記憶手段に記憶された複数の過
負荷遮断基準値からオン状態にあるモータに対応する過
負荷遮断基準値を選択する選択手段と、インバータに装
備された電流検出手段の出力信号に基づいてオン状態に
あるモータの負荷状態を演算する演算手段と、前記演算
手段の演算結果がオン状態にあるモータの前記過負荷遮
断基準値に達したときに当該モータの負荷を軽減させる
指令信号を出力する制御手段とを設けた。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記検知手段
は各モータ駆動用のリレーの接点である。又、請求項3
に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明
において、前記指令信号は当該モータの停止指令信号で
ある。
【0009】又、請求項4に記載の発明では、請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記装置
は走行用モータと昇降装置駆動用モータとを装備した天
井走行式搬送装置である。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、複数のモータが1
台のインバータにより変速制御される。各モータは同時
に駆動されることがない。記憶手段には各モータ毎の過
負荷遮断基準値が記憶されている。検知手段により各モ
ータがオン状態にあるか否かが検知される。選択手段は
前記記憶手段に記憶された複数の過負荷遮断基準値から
オン状態にあるモータに対応する過負荷遮断基準値を選
択する。演算手段はインバータに装備された電流検出手
段の出力信号に基づいてオン状態のモータの負荷状態を
演算する。制御手段は演算手段により演算された負荷状
態を示す値がオン状態にあるモータの前記過負荷遮断基
準値に達したとき、当該モータの負荷を軽減させる指令
信号を出力する。
【0011】請求項2に記載の発明では、各モータが駆
動状態にあるか否かは、各モータ駆動用のリレーの接点
の状態から検知される。その他の作用は請求項1に記載
の発明と同様である。
【0012】又、請求項3に記載の発明では、オン状態
にあるモータの前記過負荷遮断基準値に達したとき、当
該モータの負荷を軽減させる指令信号としてモータの停
止指令が出力される。その他の作用は前記の発明と同様
である。
【0013】請求項4に記載の発明では、天井走行式搬
送装置の走行用モータと昇降装置駆動用モータとが1台
のインバータにより変速制御される。その他の作用は前
記の発明と同様である。
【0014】
【実施例】以下、本発明を天井走行式搬送装置に具体化
した一実施例を図面に従って説明する。
【0015】図2に示すように、天井走行式搬送装置1
は天井近傍に架設されたレール2に沿って自走する搬送
車3と、搬送車3にベルト4を介して吊下された昇降台
5とを備えている。搬送車3はレール2上を転動する駆
動輪6及び従動輪7と、レール2の側面を挟持するガイ
ド輪8とを備え、駆動輪6は減速機付の走行用モータ9
により駆動される。
【0016】図3に示すように、昇降台5を昇降させる
昇降装置10は昇降装置の駆動用モータ11により駆動
される1対の駆動プーリ12と、2対のガイドプーリ1
3とを備え、第1端部が昇降台5に固定された4本のベ
ルト4は第2端部が駆動プーリ12に固定されている。
駆動用モータ11の正転駆動時に各ベルト4がそれぞれ
ガイドプーリ13を介して巻き上げられ、逆転駆動時に
各ベルト4が繰り出されるようになっている。そして、
駆動用モータ11の正逆転駆動により、昇降台5が搬送
車3の底部に近接する基準位置と、荷の移載を行う下降
位置との間を水平に保持された状態で移動する。なお、
レール2に沿って電源トロリー線(図示せず)が配設さ
れ、両モータ9,11は集電子(図示せず)を介して電
源トロリー線から電力の供給を受けるようになってい
る。
【0017】次に走行用モータ9及び駆動用モータ11
を制御するための電気的構成を図1に従って説明する。
天井走行式搬送装置1を制御する制御装置14は台車コ
ントローラ15及びインバータ16を備えている。台車
コントローラ15は図示しない機台運行管理用コンピュ
ータからの指令に基づいて、インバータ16を介して両
モータ9,11を制御する。
【0018】インバータ16は主回路17と制御回路1
8とから構成されている。主回路17は商用電源19に
接続されたコンバータ部20と、平滑回路部21と、直
流電力を交流電力に変換するインバータ部22とから構
成されている。インバータ16の出力端子U,V,Wに
は走行用モータ9がモータ駆動用のリレーとしての電磁
接触器MC1の常開接点MC1aを介して接続されている。
又、出力端子U,V,Wには駆動用モータ11がモータ
駆動用のリレーとしての電磁接触器MC2の常開接点MC
2aを介して走行用モータ9と並列に接続されている。
【0019】台車コントローラ15には24Vの電源端
子P24と、オープンコレクタ出力の端子OP1,OP
2が設けられている。端子OP1,OP2は台車コント
ローラ15に内蔵されたCPU(図示せず)からの指令
によりL(ロウ)レベルとなると出力端子P24からの
通電が可能となる。端子RUNはインバータ16の運転
中はLレベルとなって電源端子P24からの通電が可能
となり、インバータ16の停止時にH(ハイ)レベルと
なって電源端子P24からの通電が不能となる。
【0020】そして、各端子間に両電磁接触器MC1,
MC2の励消磁回路23が接続されている。電源端子P
24と端子RUNとの間には非常停止用のリレーCR1
が接続されている。電源端子P24及びリレーCR1の
間と端子OP1との間には、リレーCR1の常開接点CR
1aと、電磁接触器MC2の常閉接点MC2bと、電磁接触器
MC1とが直列に接続されている。常開接点CR1a及び常
閉接点MC2bとの間と端子OP2との間には、電磁接触器
MC1の常閉接点MC1bと電磁接触器MC2とが直列に接
続されている。
【0021】制御回路18は選択手段、演算手段及び制
御手段としての中央処理装置(以下、CPUという)2
4を備えている。CPU24は図示しない記憶装置(R
OM)に記憶されたプログラムに基づいて作動する。C
PU24は主回路17の電圧を検出する電圧検出回路2
5と、主回路17の電流を検出する電流検出手段として
の電流検出回路26とに接続されている。CPU24は
記憶手段としての記憶装置27に接続されている。記憶
装置27はバックアップ電源を備えた読み出し及び書換
え可能なメモリ(RAM)からなり、走行用モータ9の
過負荷遮断基準値A及び駆動用モータ11の過負荷遮断
基準値Bとが記憶装置27に記憶されている。CPU2
4はオン状態にあるモータの負荷状態を、電流検出回路
26からの出力信号に基づいて、すなわち運転電流値と
周波数から演算する。そして、オン状態にあるモータの
負荷状態が当該モータの過負荷遮断基準値に達したとき
にモータの駆動を停止させるようになっている。CPU
24と電流検出回路26は一般の電子サーマルと同様な
構成である。
【0022】CPU24と台車コントローラ15とはイ
ンバータ16に設けられた端子FLTと、台車コントロー
ラ15に設けられた入力端子IPとを介して接続されて
いる。そして、オン状態にあるモータの負荷状態が当該
モータの過負荷遮断基準値に達してCPU24が当該モ
ータを停止制御すると、CPU24から台車コントロー
ラ15に対し、端子FLT を介して故障信号が出力され
る。台車コントローラ15はこの信号を入力端子IPで
受信すると、電磁接触器MC1,MC2を消磁させるよ
うになっている。
【0023】CPU24はPWM(Pulse Width Modula
tion) 回路28に接続され、PWM回路28はCPU2
4からの指令信号に従ってインバータ部22に制御指令
信号を出力する。CPU24は台車コントローラ15か
らの指令信号や両検出回路25,26からの電流・電圧
信号とを比較演算し、インバータ16の出力電圧・周波
数を決定する。
【0024】インバータ16に設けられた接点入力コモ
ン端子SDと入力端子THとの間には電磁接触器MC1
の常開接点MC1aが接続されている。この常開接点MC1aは
走行用モータ9及び駆動用モータ11がオン状態にある
か否かを検知する検知手段を構成する。そして、常開接
点MC1aが閉成状態になるとCPU24にLレベルの信号
が入力され、CPU24は走行用モータ9がオン状態に
あると判断する。常開接点MC1aが開放状態になるとCP
U24へのLレベルの信号が入力されなくなる。インバ
ータ16の運転中にLレベルの信号が入力されなくなる
と、CPU24は走行用モータ9がオフ状態、すなわち
駆動用モータ11がオン状態にあると判断する。CPU
24は走行用モータ9がオン状態のときは過負荷遮断基
準値として走行用モータ9の過負荷遮断基準値Aを、駆
動用モータ11がオン状態のときは駆動用モータ11の
過負荷遮断基準値Bを選択する。そして、CPU24は
モータの負荷状態を示す値が過負荷遮断基準値に達した
ときに、PWM回路28に停止指令を出力するようにな
っている。
【0025】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。機台運行管理用コンピュータからの指令に基
づいて作動する制御装置14により走行用モータ9が駆
動制御され、天井走行式搬送装置1がレール2に沿って
ステーション間を移動する。そして、ステーションで停
止した状態で制御装置14により駆動用モータ11が駆
動制御されて昇降台5が昇降動される。
【0026】天井走行式搬送装置1の作動時には台車コ
ントローラ15からの指令により端子RUNがLレベル
に保持され、リレーCR1が励磁されてその常開接点CR
1aが閉成される。そして、搬送車3の走行時には端子O
P1がLレベルに保持されて電磁接触器MC1が励磁さ
れ、その常開接点MC1aが閉成されるとともにその常閉接
点MC1bが開放される。この状態では出力端子U,V,W
と走行用モータ9との間に接続された常開接点MC1aが閉
成状態に保持され、走行用モータ9はインバータ部22
の出力に対応した速度で駆動される。CPU24は台車
コントローラ15からの指令等に基づいて、走行用モー
タ9を指令どおりに駆動させる出力電圧及び周波数を決
定し、PWM回路28に指令信号を出力する。そして、
インバータ部22はPWM回路28の指令信号に対応し
た速度で駆動される。
【0027】CPU24はPWM回路28にモータ駆動
用の信号を出力している間は、電流検出回路26の出力
信号及び周波数からモータの負荷状態を演算し、その値
と過負荷遮断基準値とを比較する。そして、負荷状態を
示す値が過負荷遮断基準値に達すると、PWM回路28
に停止指令を出力する。走行用モータ9がオン状態のと
きは、インバータ16の入力端子THに接続されている
常開接点MC1aが閉成状態に保持され、CPU24には走
行用モータ9がオン状態にあることを示す信号が入力さ
れる。CPU24はこの信号が入力されているときは、
過負荷遮断基準値として走行用モータ9の過負荷遮断基
準値Aを選択し、その値とモータの負荷状態を示す値と
を比較する。そして、走行用モータ9が過負荷状態にな
ると、CPU24からPWM回路28へ停止指令が出力
されて走行用モータ9が停止され、過負荷状態の継続に
よる焼損が防止される。又、CPU24は端子FLT を介
して台車コントローラ15へ故障信号を出力する。そし
て、台車コントローラ15はこの信号を受信すると、電
磁接触器MC1を消磁させる。その結果、それまで閉成
状態に保持されていた常開接点MC1aが開放されて走行用
モータ9への通電が完全に断たれる。
【0028】搬送車3が所定の位置で停止した状態で、
昇降装置10を作動する場合は、端子OP1の出力がオ
フ状態に保持されて電磁接触器MC1が消磁された後、
端子OP2がLレベルに保持される。そして、電磁接触
器MC2が励磁されてその常開接点MC2aが閉成されると
ともにその常閉接点MC2bが開放される。この状態では出
力端子U,V,Wと駆動用モータ11との間に接続され
た常開接点MC2aが閉成状態に保持され、駆動用モータ1
1はインバータ部22の出力に対応した速度で駆動され
る。
【0029】このとき、インバータ16の入力端子TH
に接続されている常開接点MC1aが開放状態に保持され
る。CPU24は常開接点MC1aが閉成状態にあることを
示す信号が入力されていないときは、過負荷遮断基準値
として駆動用モータ11の過負荷遮断基準値Bを選択す
る。従って、駆動用モータ11が過負荷状態になると、
CPU24から停止指令が出力されて駆動用モータ11
が停止され、過負荷状態の継続による焼損が防止され
る。又、CPU24は端子FLT を介して台車コントロー
ラ15へ故障信号を出力する。そして、台車コントロー
ラ15はこの信号を受信すると、電磁接触器MC2を消
磁させる。その結果、それまで閉成状態に保持されてい
た常開接点MC2aが開放されて駆動用モータ11への通電
が完全に断たれる。過負荷遮断基準値A及び過負荷遮断
基準値Bは所望の値に設定できるため、モータの使用条
件に対応して適宜変更することができる。
【0030】走行用モータ9の駆動中に誤って昇降装置
10の駆動信号が出力されて端子OP2がLレベルにな
っても、常閉接点MC1bが開放状態に保持されているた
め、電磁接触器MC2は励磁されず消磁状態に保持され
る。従って、搬送車3の走行中に誤って昇降台5が昇降
動されることはない。又、駆動用モータ11の駆動中に
誤って走行指令が出力されて端子OP1がLレベルにな
っても、常閉接点MC2bが開放状態に保持されているた
め、電磁接触器MC1は励磁されず消磁状態に保持され
る。従って、昇降装置10の作動中に誤って搬送車3が
走行することはない。
【0031】前記のようにこの実施例では本来インバー
タ16に設けられている電子サーマルを利用して、走行
用モータ9及び駆動用モータ11の過負荷状態での運転
継続を阻止することができる。従って、一方のモータに
サーマルリレーを取り付ける必要がなくなり、コストが
安くなる。又、この実施例では2台のモータ9,11の
いずれがオン状態にあるかを検知する検知手段として、
走行用モータ9の駆動用の電磁接触器MC1の常開接点
MC1aを使用しているため、よりコストが安くなる。
【0032】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 (1)入力端子THと接点入力コモン端子SDとの間
に、電磁接触器MC1の常開接点MC1aに代えて電磁接触
器MC2の常開接点MC2aを接続してもよい。この場合、
CPU24は常開接点MC2aが閉成状態に保持されると駆
動用モータ11がオン状態にあると判断して、過負荷遮
断基準値として過負荷遮断基準値Bを選択し、常開接点
MC2aが開放状態のとき過負荷遮断基準値として過負荷遮
断基準値Aを選択する。
【0033】(2)インバータ16に入力端子THを2
個(TH1,TH2)設け(図示せず)、一方の入力端子T
1 と接点入力コモン端子SDとの間に常開接点MC1aを
接続し、他方の入力端子TH2 と接点入力コモン端子S
Dとの間に常開接点MC2aを接続してもよい。この場合は
常開接点MC1a及び常開接点MC2aの閉成状態に対応してC
PU24に信号が入力されるため、オン状態にあるモー
タをより確実に特定できる。
【0034】(3)各モータがオン状態にあるか否かを
検知する検知手段としてモータ駆動用の電磁接触器の接
点に代えて、モータの駆動と対応して励消磁されるリレ
ーの接点を使用してもよい。例えば、励消磁回路23を
変更して図4に示すように、台車コントローラ15にオ
ープンコレクタ出力の端子OP3を設け、常開接点CR1a
及び常閉接点MC1bの間と端子OP3との間にリレーCR
2を接続する。そして、常開接点CR1a及び常閉接点MC1b
の間と常閉接点MC2bとの間に、リレーCR2の常開接点
CR2aを接続する。又、リレーCR2の常開接点CR2aを接
点入力コモン端子SDと入力端子THとの間に接続する
(図示せず)。この場合、走行用モータ9がオン状態の
ときはリレーCR2が励磁されてその常開接点CR2aが閉
成状態に保持され、駆動用モータ11がオン状態のとき
はリレーCR2が消磁されて常開接点CR2aが開放状態に
保持される。従って、前記実施例と同様にモータの過負
荷状態での運転継続が防止される。又、この場合、モー
タ駆動用の電磁接触器の接点が他の回路に使用されるこ
とにより接点の予備がない状態でも支障がない。
【0035】(4)非常停止用のリレーCR1及びその
常開接点CR1aを省略してもよい。 (5)オン状態にあるモータが過負荷状態になったと
き、CPU24から停止指令を出力する代わりに、モー
タの負荷を軽減させる指令信号、例えばモータへの供給
電力を減少させる指令信号をPWM回路28に出力する
ようにしてもよい。この場合、走行速度あるいは昇降速
度が減少した状態で走行あるいは昇降台5の昇降動が可
能となり、多少時間が掛かっても目的の作業を完了する
ことができる。
【0036】(6)天井走行式搬送装置1に限らず、同
時に駆動されることがない複数のモータを1台のインバ
ータにより変速制御する他の装置に適用してもよい。モ
ータが3台以上の場合は、(2)と同様に各モータ駆動
用の電磁接触器の常開接点の開閉に基づく信号をCPU
24に出力する構成が好ましい。
【0037】前記各実施例及び変更例から把握できる請
求項記載以外の発明について、以下にその効果とともに
記載する。 (1)請求項1に記載の発明において、前記演算手段の
演算結果がオン状態にあるモータの前記過負荷遮断基準
値に達したときに、制御手段から当該モータへの供給電
力を減少させる指令信号を出力する。この場合はモータ
の過負荷状態での運転継続が防止されるとともに作業を
継続できる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項4
に記載の発明によれば、インバータにより変速制御され
る複数のモータの過負荷保護をインバータに装備された
電子サーマルを利用して行うことができ、サーマルリレ
ーを設ける場合に比較してコストが安くなる。請求項2
に記載の発明によれば、検知手段としてモータ駆動用の
リレーの接点が使用されるので、コストがより安くな
る。又、請求項3に記載の発明によれば、モータの過負
荷状態での運転継続が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例の回路図である。
【図2】同じく天井走行式搬送装置の概略側面図であ
る。
【図3】同じく天井走行式搬送装置の一部破断概略平面
図である。
【図4】変更例の回路図である。
【符号の説明】
1…天井走行式搬送装置、9…走行用モータ、10…昇
降装置、11…昇降装置駆動用モータ、16…インバー
タ、24…選択手段、演算手段及び制御手段としての中
央処理装置(CPU)、26…電流検出手段としての電
流検出回路、27…記憶手段としての記憶装置、MC
1,MC2…モータ駆動用リレーとしての電磁接触器、
MC1a…検知手段としての常開接点。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時に駆動されることがない複数のモー
    タを1台のインバータにより変速制御する装置におい
    て、 各モータがオン状態にあるか否かを検知する検知手段
    と、 各モータ毎の過負荷遮断基準値を記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数の過負荷遮断基準値から
    オン状態にあるモータに対応する過負荷遮断基準値を選
    択する選択手段と、 インバータに装備された電流検出手段の出力信号に基づ
    いてオン状態にあるモータの負荷状態を演算する演算手
    段と、 前記演算手段の演算結果がオン状態にあるモータの前記
    過負荷遮断基準値に達したときに当該モータの負荷を軽
    減させる指令信号を出力する制御手段とを設けたモータ
    の駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は各モータ駆動用のリレー
    の接点である請求項1に記載のモータの駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記指令信号は当該モータの停止指令信
    号である請求項1又は請求項2に記載のモータの駆動制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記装置は走行用モータと昇降装置駆動
    用モータとを装備した天井走行式搬送装置である請求項
    1〜請求項3のいずれかに記載のモータの駆動制御装
    置。
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