JPH0868136A - スペーサ兼用ブロック連結体 - Google Patents
スペーサ兼用ブロック連結体Info
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- JPH0868136A JPH0868136A JP6278136A JP27813694A JPH0868136A JP H0868136 A JPH0868136 A JP H0868136A JP 6278136 A JP6278136 A JP 6278136A JP 27813694 A JP27813694 A JP 27813694A JP H0868136 A JPH0868136 A JP H0868136A
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Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な作業で外観的に優れたブロック壁等を
構築でき、しかも、正確、かつ、効率的な作業を行える
ようにしたスペーサ兼用ブロック連結体に関する。 【構成】 左右端部に半割縦孔51を形成した多数のブロ
ック材5を、複数列・複数段に積み重ね、半割縦孔51同
士の合体によってブロック連結用縦孔6を形成し、ブロ
ック材5上下面間、及び、ブロック連結用縦孔6内に接
着材を充填して構築するブロック壁W等において、上下
左右に隣接するブロック材5の角部が相互に十字状に交
接する部分に配設し、上下部を上下のブロック材5のブ
ロック連結用縦孔6内に嵌合する筒状の連結体本体1
と、同本体1の外周面から水平方向に伸延し、上段側の
ブロック材5と下段側のブロック材5との間に介入する
間隙形成用鍔部2とから形成した。
構築でき、しかも、正確、かつ、効率的な作業を行える
ようにしたスペーサ兼用ブロック連結体に関する。 【構成】 左右端部に半割縦孔51を形成した多数のブロ
ック材5を、複数列・複数段に積み重ね、半割縦孔51同
士の合体によってブロック連結用縦孔6を形成し、ブロ
ック材5上下面間、及び、ブロック連結用縦孔6内に接
着材を充填して構築するブロック壁W等において、上下
左右に隣接するブロック材5の角部が相互に十字状に交
接する部分に配設し、上下部を上下のブロック材5のブ
ロック連結用縦孔6内に嵌合する筒状の連結体本体1
と、同本体1の外周面から水平方向に伸延し、上段側の
ブロック材5と下段側のブロック材5との間に介入する
間隙形成用鍔部2とから形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡単な作業で外観的に
優れたブロック壁等を構築でき、しかも、正確、かつ、
効率的な作業を行えるようにしたスペーサ兼用ブロック
連結体に関するものである。
優れたブロック壁等を構築でき、しかも、正確、かつ、
効率的な作業を行えるようにしたスペーサ兼用ブロック
連結体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブロック壁構築用の補助
具、すなわち、ブロック材を短時間で正確に積層してブ
ロック壁を容易に構築できるようにしたスペーサ兼用ブ
ロック連結体は存在していなかった。
具、すなわち、ブロック材を短時間で正確に積層してブ
ロック壁を容易に構築できるようにしたスペーサ兼用ブ
ロック連結体は存在していなかった。
【0003】例えば、左右両端部にモルタル等の接着材
を充填するための半割縦孔を形成したブロック材でブロ
ック壁を構築する場合、一般には先ず基礎を築いて鉄筋
を垂直に伸延させ、下段のブロック材を水平に設置し、
その上面にモルタルをのせ、レベル等で水準をとり、叩
いたりして水平調整をしながら順次ブロック材を積層し
ていた。
を充填するための半割縦孔を形成したブロック材でブロ
ック壁を構築する場合、一般には先ず基礎を築いて鉄筋
を垂直に伸延させ、下段のブロック材を水平に設置し、
その上面にモルタルをのせ、レベル等で水準をとり、叩
いたりして水平調整をしながら順次ブロック材を積層し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な作業は腕と勘を頼りにするかなりの熟練を要するもの
であり、誰でもが容易に行えるものではなかった。
な作業は腕と勘を頼りにするかなりの熟練を要するもの
であり、誰でもが容易に行えるものではなかった。
【0005】また、モルタルが柔らかい間にブロック材
の水平調整を行うために、即座にブロック材を重ねるこ
とができず、ブロック材の積層にはかなりの時間を要し
ていた。
の水平調整を行うために、即座にブロック材を重ねるこ
とができず、ブロック材の積層にはかなりの時間を要し
ていた。
【0006】さらに、積層していくにしたがって、ブロ
ック壁の上部が反ったりする等、正確に仕上げることも
難しかった。
ック壁の上部が反ったりする等、正確に仕上げることも
難しかった。
【0007】本発明は、上記課題を解決することのでき
るスペーサ兼用ブロック連結体を提供することを目的と
している。
るスペーサ兼用ブロック連結体を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右端部に半
割縦孔を形成した多数のブロック材を、複数列・複数段
に積み重ね、半割縦孔同士の合体によってブロック連結
用縦孔を形成し、ブロック材上下面間、及び、ブロック
連結用縦孔内に接着材を充填して構築するブロック壁等
において、上下左右に隣接するブロック材の角部が相互
に十字状に交接する部分に配設し、上下部を上下のブロ
ック材のブロック連結用縦孔内に嵌合する筒状の連結体
本体と、同本体の外周面から水平方向に伸延し、上段側
のブロック材と下段側のブロック材との間に介入する間
隙形成用鍔部とから形成したスペーサ兼用ブロック連結
体に係るものである。
割縦孔を形成した多数のブロック材を、複数列・複数段
に積み重ね、半割縦孔同士の合体によってブロック連結
用縦孔を形成し、ブロック材上下面間、及び、ブロック
連結用縦孔内に接着材を充填して構築するブロック壁等
において、上下左右に隣接するブロック材の角部が相互
に十字状に交接する部分に配設し、上下部を上下のブロ
ック材のブロック連結用縦孔内に嵌合する筒状の連結体
本体と、同本体の外周面から水平方向に伸延し、上段側
のブロック材と下段側のブロック材との間に介入する間
隙形成用鍔部とから形成したスペーサ兼用ブロック連結
体に係るものである。
【0009】また、本発明は以下の構成にも特徴を有す
る。
る。
【0010】(イ)上記連結体本体の外周面の一部をな
し、ブロック壁等の縦目地が形成される側で、かつ、相
互に対峙する側面に、それぞれ、垂直方向に伸延し、左
右のブロック材間に介入する縦目地形成用凸部を形成し
た。
し、ブロック壁等の縦目地が形成される側で、かつ、相
互に対峙する側面に、それぞれ、垂直方向に伸延し、左
右のブロック材間に介入する縦目地形成用凸部を形成し
た。
【0011】(ロ)上記間隙形成用鍔部を縦目地形成用
凸部と交差させた。
凸部と交差させた。
【0012】(ハ)端面に嵌合突起と嵌合孔とをそれぞ
れ対称位置に設けた二つの半割連結体からなり、前記端
面同士を付き合わせ、かつ、一方の嵌合突起と他方の嵌
合孔同士を嵌合させて一体とした。
れ対称位置に設けた二つの半割連結体からなり、前記端
面同士を付き合わせ、かつ、一方の嵌合突起と他方の嵌
合孔同士を嵌合させて一体とした。
【0013】(ニ)上記半割連結体の一側側面に、垂直
方向の切断部を設けた。
方向の切断部を設けた。
【0014】(ホ)上記半割連結体の少なくとも縦目地
形成用凸部を形成しない一対の側面に、鉄筋挿通用凹部
を形成した。
形成用凸部を形成しない一対の側面に、鉄筋挿通用凹部
を形成した。
【0015】また、本発明は、煉瓦等のブロック材を、
複数列・複数段に積み重ね、上下左右のブロック材を接
着材を介して連結し構築するブロック壁等において、左
右に隣接するブロック材間に配設し、上下のブロック材
間に介入する横目地形成用鍔部と左右のブロック材間に
介入する縦目地形成用鍔部とを具備することを特徴とす
るスペーサ兼用ブロック連結体、及び、ブロック材を水
平方向に連設し、隣接するブロック材を接着材を介して
連結して構築する縁石やU字溝等において、隣接するブ
ロック材間に配設し、ブロック材の端縁を支持する水平
基板と、同水平基板の中央に突設し、左右のブロック材
間に介入する仕切体とを具備することを特徴とすること
を特徴とするスペーサ兼用ブロック連結体に係るもので
ある。
複数列・複数段に積み重ね、上下左右のブロック材を接
着材を介して連結し構築するブロック壁等において、左
右に隣接するブロック材間に配設し、上下のブロック材
間に介入する横目地形成用鍔部と左右のブロック材間に
介入する縦目地形成用鍔部とを具備することを特徴とす
るスペーサ兼用ブロック連結体、及び、ブロック材を水
平方向に連設し、隣接するブロック材を接着材を介して
連結して構築する縁石やU字溝等において、隣接するブ
ロック材間に配設し、ブロック材の端縁を支持する水平
基板と、同水平基板の中央に突設し、左右のブロック材
間に介入する仕切体とを具備することを特徴とすること
を特徴とするスペーサ兼用ブロック連結体に係るもので
ある。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係るスペーサ兼用ブロック連
結体の使用状態を示す説明図、図2は同斜視図、図3は
同スペーサ兼用ブロック連結体を構成する半割連結体の
正面図、図4は同平面図、図5は同側面図である。
結体の使用状態を示す説明図、図2は同斜視図、図3は
同スペーサ兼用ブロック連結体を構成する半割連結体の
正面図、図4は同平面図、図5は同側面図である。
【0017】本実施例に係るスペーサ兼用ブロック連結
体A(以下連結体Aという)は、図1に示すように、左
右端部にモルタルM等の接着材を充填するための半割縦
孔51を形成したブロック材5を、複数列・複数段に配設
してブロック壁W等を構築する際に、上下左右に隣接す
るブロック材5の角部が相互に十字状に交接する部分
で、前記半割縦孔51が向かい合って形成するブロック連
結用縦孔6内に配設し、ブロック材5を短時間で正確に
積層してブロック壁Wを容易に構築できるようにしたも
のである。
体A(以下連結体Aという)は、図1に示すように、左
右端部にモルタルM等の接着材を充填するための半割縦
孔51を形成したブロック材5を、複数列・複数段に配設
してブロック壁W等を構築する際に、上下左右に隣接す
るブロック材5の角部が相互に十字状に交接する部分
で、前記半割縦孔51が向かい合って形成するブロック連
結用縦孔6内に配設し、ブロック材5を短時間で正確に
積層してブロック壁Wを容易に構築できるようにしたも
のである。
【0018】また、連結体Aは、例えばガラス繊維入り
のABS樹脂等のような合成樹脂を用いて射出成形加工
により成形しており、上下部を上下のブロック材5のブ
ロック連結用縦孔6内に嵌合する筒状の連結体本体1
と、同本体1の外周面から水平方向に伸延し、上段側の
ブロック材5と下段側のブロック材5との間に介入する
間隙形成用鍔部2とを具備している。
のABS樹脂等のような合成樹脂を用いて射出成形加工
により成形しており、上下部を上下のブロック材5のブ
ロック連結用縦孔6内に嵌合する筒状の連結体本体1
と、同本体1の外周面から水平方向に伸延し、上段側の
ブロック材5と下段側のブロック材5との間に介入する
間隙形成用鍔部2とを具備している。
【0019】なお、本実施例では接着用充填材をモルタ
ルMとしているが、その他コンクリート等も含むものと
する。図1において、7は縦鉄筋、52はブロック材5の
縦孔である。
ルMとしているが、その他コンクリート等も含むものと
する。図1において、7は縦鉄筋、52はブロック材5の
縦孔である。
【0020】以下、連結体Aの構成についてさらに詳述
する。
する。
【0021】図2に示すように、連結体Aを構成する連
結体本体1は、上下方向に先すぼみ状に形成した筒状に
形成しており、本実施例ではその厚みtを2mmとしてい
る。
結体本体1は、上下方向に先すぼみ状に形成した筒状に
形成しており、本実施例ではその厚みtを2mmとしてい
る。
【0022】また、同本体1の外周面の中位には水平に
張り出した一対の間隙形成用鍔部2,2を相互に対峙させ
て形成している。
張り出した一対の間隙形成用鍔部2,2を相互に対峙させ
て形成している。
【0023】同間隙形成用鍔部2,2 が上下のブロック材
5,5 間に介入することにより横目地9を形成するための
間隙を形成することができる。
5,5 間に介入することにより横目地9を形成するための
間隙を形成することができる。
【0024】また、上記間隙形成用鍔部2,2 と90°位相
を変えて、垂直方向へ伸延する縦目地形成用凸部3,3 を
形成している。
を変えて、垂直方向へ伸延する縦目地形成用凸部3,3 を
形成している。
【0025】同縦目地形成用凸部3,3 が左右のブロック
材5,5 間に介入して縦目地8を形成するための間隙を形
成することができるさらに、同縦目地形成用凸部3の両
側には、それぞれ、連結体本体1の外周面からわずかに
突出した縦孔嵌合用突起4,4 を形成している。
材5,5 間に介入して縦目地8を形成するための間隙を形
成することができるさらに、同縦目地形成用凸部3の両
側には、それぞれ、連結体本体1の外周面からわずかに
突出した縦孔嵌合用突起4,4 を形成している。
【0026】上記連結体本体1の上下開口部は、それぞ
れ、矩形形状の四隅を切り取った八角形をなし、図7に
示すように、並設したブロック材5の半割縦孔51が向か
い合って形成するブロック連結用縦孔6に即した形状と
しており、同ブロック連結用縦孔6に連結体Aをしっか
りと嵌合できるようにしている。
れ、矩形形状の四隅を切り取った八角形をなし、図7に
示すように、並設したブロック材5の半割縦孔51が向か
い合って形成するブロック連結用縦孔6に即した形状と
しており、同ブロック連結用縦孔6に連結体Aをしっか
りと嵌合できるようにしている。
【0027】さらに、上記した縦孔嵌合用突起4,4 は弾
性を有するので、連結体Aの嵌合をより確実なものとし
ている。
性を有するので、連結体Aの嵌合をより確実なものとし
ている。
【0028】ところで、本連結体Aは、端面11に嵌合突
起12と嵌合孔13とをそれぞれ対称位置に設けた同一形状
の二つの半割連結体A1,A1 からなり、端面11同士を付き
合わせ、かつ、嵌合突起12と嵌合孔13とを嵌合させて一
体としている。
起12と嵌合孔13とをそれぞれ対称位置に設けた同一形状
の二つの半割連結体A1,A1 からなり、端面11同士を付き
合わせ、かつ、嵌合突起12と嵌合孔13とを嵌合させて一
体としている。
【0029】すなわち、図3〜図6に示すように、半割
連結体A1は、一側を大きく、他側をやや小さく開口した
テーパ状の外周面を有する短筒状の分割連結本体1aに、
それぞれ半分割した上記間隙形成用鍔部2、縦目地形成
用凸部3、縦孔嵌合用突起4が形成されている。
連結体A1は、一側を大きく、他側をやや小さく開口した
テーパ状の外周面を有する短筒状の分割連結本体1aに、
それぞれ半分割した上記間隙形成用鍔部2、縦目地形成
用凸部3、縦孔嵌合用突起4が形成されている。
【0030】嵌合突起12と嵌合孔13とは、縦目地形成用
凸部3の断面部分で、大きな開口部を有する側の端面11
に相互に対峙した状態で設けており、一方の嵌合突起12
と他方の嵌合孔13とを、一方の嵌合突起13と他方の嵌合
孔12とをそれぞれ嵌合させて連結体本体1を構成するも
のである(図6参照)。
凸部3の断面部分で、大きな開口部を有する側の端面11
に相互に対峙した状態で設けており、一方の嵌合突起12
と他方の嵌合孔13とを、一方の嵌合突起13と他方の嵌合
孔12とをそれぞれ嵌合させて連結体本体1を構成するも
のである(図6参照)。
【0031】また、各半割連結体A1の一側側面には垂直
方向の切断部14を設けており、同切断部14から縦割状に
拡開することができる。
方向の切断部14を設けており、同切断部14から縦割状に
拡開することができる。
【0032】すなわち、ブロック壁W等を構築する際に
は縦鉄筋7を配設することが多いが、かかる切断部14を
設けたことにより、本連結体Aを配設する場合に同切断
部14から拡開させて縦鉄筋7を連結体本体1内に容易に
案内することができる。
は縦鉄筋7を配設することが多いが、かかる切断部14を
設けたことにより、本連結体Aを配設する場合に同切断
部14から拡開させて縦鉄筋7を連結体本体1内に容易に
案内することができる。
【0033】また、半割連結体A1の少なくとも縦目地形
成用凸部3を形成しない一対の側面には鉄筋挿通用凹部
15を形成している。
成用凸部3を形成しない一対の側面には鉄筋挿通用凹部
15を形成している。
【0034】これは、連結体本体1の上下端をなす端縁
から凹状に切欠したもので、ブロック壁W等を構築する
際、横鉄筋7aを配設する場合に備えて設けたものである
(図8参照) 。
から凹状に切欠したもので、ブロック壁W等を構築する
際、横鉄筋7aを配設する場合に備えて設けたものである
(図8参照) 。
【0035】連結体Aの各部寸法については、使用する
ブロック材5、特に、その半割縦孔51の大きさに合わせ
て最適な寸法をとることができる。
ブロック材5、特に、その半割縦孔51の大きさに合わせ
て最適な寸法をとることができる。
【0036】このように、連結体Aを半割連結体A1を合
体させて構成するようにしたので、一体成形が容易とな
って製造コストを低減することができる。
体させて構成するようにしたので、一体成形が容易とな
って製造コストを低減することができる。
【0037】また、半割連結体A1はテーパ状の外周面を
有するので、複数個を重ね合わせることができ、例え
ば、梱包、搬送する場合に省スペースとなって流通コス
トの低減も図ることができる。
有するので、複数個を重ね合わせることができ、例え
ば、梱包、搬送する場合に省スペースとなって流通コス
トの低減も図ることができる。
【0038】ここで、図1、図7、及び図8を参照しな
がら、実際に本連結体Aを使用する場合について説明す
る。
がら、実際に本連結体Aを使用する場合について説明す
る。
【0039】先ず、基礎を築いて縦鉄筋7を垂直に伸延
させ、複数個のブロック材5を、水平に、かつ、目地を
形成するための一定の間隙をあけて設置する。
させ、複数個のブロック材5を、水平に、かつ、目地を
形成するための一定の間隙をあけて設置する。
【0040】次いで、隣接するブロック材5,5 間に形成
された各ブロック連結用縦孔6内に連結体Aをそれぞれ
嵌合する。
された各ブロック連結用縦孔6内に連結体Aをそれぞれ
嵌合する。
【0041】このときに、半割連結体A1に形成した切断
部14から拡開して縦鉄筋7を内部に入れることができる
ので、作業者は縦鉄筋7の上端から一々連結体Aを挿通
する必要がなく、立ったり坐ったりするような無駄な労
力が不要となる。
部14から拡開して縦鉄筋7を内部に入れることができる
ので、作業者は縦鉄筋7の上端から一々連結体Aを挿通
する必要がなく、立ったり坐ったりするような無駄な労
力が不要となる。
【0042】連結体Aをそれぞれ各ブロック連結用縦孔
6内に嵌合すると、縦目地形成用凸部3の厚みt1(本実
施例では10mmとしている)により、一定幅の縦目地8を
形成できる間隙が左右の各ブロック材5間に形成され
る。
6内に嵌合すると、縦目地形成用凸部3の厚みt1(本実
施例では10mmとしている)により、一定幅の縦目地8を
形成できる間隙が左右の各ブロック材5間に形成され
る。
【0043】そして、各ブロック材5の上面にモルタル
Mをのせて、次段のブロック材5を積み重ねる。
Mをのせて、次段のブロック材5を積み重ねる。
【0044】このときに、上段のブロック材5の左右端
部は、連結体Aの鍔部2に乗っている。同鍔部2の十分
な長さD(本実施例では20mmとしている) によりブロッ
ク材5は安定して載置されており、また、同鍔部2の厚
みt2(本実施例では10mmとしている)により一定幅の横
目地9を形成できる間隙が上下の各ブロック材5間に形
成されることになる。
部は、連結体Aの鍔部2に乗っている。同鍔部2の十分
な長さD(本実施例では20mmとしている) によりブロッ
ク材5は安定して載置されており、また、同鍔部2の厚
みt2(本実施例では10mmとしている)により一定幅の横
目地9を形成できる間隙が上下の各ブロック材5間に形
成されることになる。
【0045】そして、各ブロック連結用縦孔6内にモル
タルMを充填して各ブロック材5を連結し、縦目地8及
び横目地9からはみ出したモルタルMを均して仕上げ
る。
タルMを充填して各ブロック材5を連結し、縦目地8及
び横目地9からはみ出したモルタルMを均して仕上げ
る。
【0046】このようにして、順次ブロック材5を積み
重ねていけば、ブロック壁Wを構築することができる。
重ねていけば、ブロック壁Wを構築することができる。
【0047】上記したように、縦目地8や横目地9の目
地幅を容易に一定に揃えることができ、しかも、連結体
Aを介在させることにより強度が向上し、さらに、水平
レベルを正確にとることができるので、積み重ねていく
間に反り返ったりするおそれもなく、ブロック壁Wの仕
上がり状態が良好で美観が高まる。
地幅を容易に一定に揃えることができ、しかも、連結体
Aを介在させることにより強度が向上し、さらに、水平
レベルを正確にとることができるので、積み重ねていく
間に反り返ったりするおそれもなく、ブロック壁Wの仕
上がり状態が良好で美観が高まる。
【0048】また、上段のブロック材5は、下段のブロ
ック材5に直接接することがないので、モルタルMが固
まらない状態であっても次々と上方へ積み重ねていくこ
とができるので短時間で作業を終えることができる。
ック材5に直接接することがないので、モルタルMが固
まらない状態であっても次々と上方へ積み重ねていくこ
とができるので短時間で作業を終えることができる。
【0049】様々なブロック材5に適用させるための連
結体Aの変容例として、図9〜図12に示すものを説明
する。
結体Aの変容例として、図9〜図12に示すものを説明
する。
【0050】図9に示したものは、連結体本体1を平面
視で略矩形形状に形成すると共に、間隙形成用鍔2を連
結体本体1の外周面全周にわたって形成し、縦目地形成
用凸部3と交差させている。
視で略矩形形状に形成すると共に、間隙形成用鍔2を連
結体本体1の外周面全周にわたって形成し、縦目地形成
用凸部3と交差させている。
【0051】図10〜図12に示すものは、間隙形成用
鍔2と縦目地形成用凸部3とを十字状に交差させて、連
結体本体1の向かいあう一対の外側面に形成しており、
図10のものでは、鉄筋挿通用凹部15を外側四面にそれ
ぞれ形成している。
鍔2と縦目地形成用凸部3とを十字状に交差させて、連
結体本体1の向かいあう一対の外側面に形成しており、
図10のものでは、鉄筋挿通用凹部15を外側四面にそれ
ぞれ形成している。
【0052】図11に示すものは、連結体本体1を平面
視で略六角形に形成している。
視で略六角形に形成している。
【0053】図12に示すものは、筒状の連結体本体1
の内部に対角線状の補強壁21,21 を中央で交差状に形成
して強度アップを図っている。
の内部に対角線状の補強壁21,21 を中央で交差状に形成
して強度アップを図っている。
【0054】補強壁21を具備する本連結体Aでは、ブロ
ック壁Wを構築する際に縦鉄筋7を不要とすることも可
能である。
ック壁Wを構築する際に縦鉄筋7を不要とすることも可
能である。
【0055】なお、上述してきたものの他、連結体Aは
使用するブロック材5に対応させて様々な形状とするこ
とができる。また、間隙形成用鍔2は縦目地形成用凸部
3の厚みt1,t2 、あるいは長さD等も適宜変更可能であ
る。
使用するブロック材5に対応させて様々な形状とするこ
とができる。また、間隙形成用鍔2は縦目地形成用凸部
3の厚みt1,t2 、あるいは長さD等も適宜変更可能であ
る。
【0056】次に、他の実施例としてのスペーサ兼用ブ
ロック連結体Bについて図13及び図14を参照しなが
ら説明する。なお、スペーサ兼用ブロック連結体Bは、
例えばガラス繊維入りのABS樹脂等のような合成樹脂
を用いて射出成形加工により成形している。
ロック連結体Bについて図13及び図14を参照しなが
ら説明する。なお、スペーサ兼用ブロック連結体Bは、
例えばガラス繊維入りのABS樹脂等のような合成樹脂
を用いて射出成形加工により成形している。
【0057】これは、煉瓦等のブロック材5を、複数列
・複数段に積み重ね、上下左右のブロック材5をモルタ
ルM等の接着材を介して連結し構築するブロック壁W等
において、左右に隣接するブロック材5間に配設し、上
下のブロック材5,5 間に介入する横目地形成用鍔部31と
左右のブロック材5,5 間に介入する縦目地形成用鍔部32
とを具備することに特徴がある。
・複数段に積み重ね、上下左右のブロック材5をモルタ
ルM等の接着材を介して連結し構築するブロック壁W等
において、左右に隣接するブロック材5間に配設し、上
下のブロック材5,5 間に介入する横目地形成用鍔部31と
左右のブロック材5,5 間に介入する縦目地形成用鍔部32
とを具備することに特徴がある。
【0058】すなわち、図13に示すように、一定の厚
みを有する板状の横目地形成用鍔部31と、同横目地形成
用鍔部31の中央から突設した一定幅を有する縦目地形成
用鍔部32とからなり、図14に示すように、煉瓦等のブ
ロック材5を容易かつ短時間に積み重ねていくことがで
きると共に、一定の幅の縦目地8と横目地9とを形成す
ることができる。
みを有する板状の横目地形成用鍔部31と、同横目地形成
用鍔部31の中央から突設した一定幅を有する縦目地形成
用鍔部32とからなり、図14に示すように、煉瓦等のブ
ロック材5を容易かつ短時間に積み重ねていくことがで
きると共に、一定の幅の縦目地8と横目地9とを形成す
ることができる。
【0059】本実施例では、縦目地形成用鍔部32を横目
地形成用鍔部31と同厚みで左右に伸延させて伸延部32a
を形成し、ブロック材5を一定の幅(縦目地8の幅)で
正確に並べることができるようにしている。
地形成用鍔部31と同厚みで左右に伸延させて伸延部32a
を形成し、ブロック材5を一定の幅(縦目地8の幅)で
正確に並べることができるようにしている。
【0060】煉瓦等の積み重ねによるブロック壁Wの構
築作業は、一般家庭等においても例えば花壇等を作る場
合によく行われるが、上記構成により、素人であっても
容易に仕上がりの美しい構築が可能となる。
築作業は、一般家庭等においても例えば花壇等を作る場
合によく行われるが、上記構成により、素人であっても
容易に仕上がりの美しい構築が可能となる。
【0061】なお、本実施例では、上記伸延部32a に長
さ調整用の切込み33を設けている。
さ調整用の切込み33を設けている。
【0062】これは、煉瓦等のブロック材5を縦積みす
るかあるいは横積みするかによってブロック材5自体の
厚みが変わることに対応可能としたものであり、同切込
み33から先端部分を容易に切離せるようにしている。
るかあるいは横積みするかによってブロック材5自体の
厚みが変わることに対応可能としたものであり、同切込
み33から先端部分を容易に切離せるようにしている。
【0063】さらに他の実施例として、図15〜図16
に示したスペーサ兼用ブロック連結体Cについて説明す
る。これも先の実施例同様な素材で形成している。
に示したスペーサ兼用ブロック連結体Cについて説明す
る。これも先の実施例同様な素材で形成している。
【0064】スペーサ兼用ブロック連結体Cは、ブロッ
ク材5を水平方向に連設し、隣接するブロック材5をモ
ルタルM等の接着材を介して連結して構築する縁石やU
字溝等において、隣接するブロック材5間に配設し、ブ
ロック材5の端縁を支持する水平基板41と、同水平基板
41の中央に突設し、左右のブロック材5間に介入する仕
切体42とを具備することに特徴がある。
ク材5を水平方向に連設し、隣接するブロック材5をモ
ルタルM等の接着材を介して連結して構築する縁石やU
字溝等において、隣接するブロック材5間に配設し、ブ
ロック材5の端縁を支持する水平基板41と、同水平基板
41の中央に突設し、左右のブロック材5間に介入する仕
切体42とを具備することに特徴がある。
【0065】図15及び図16に示すように、本実施例
では、薄板状の水平基板41の中央に一定の幅を有する仕
切体42を突設し、さらに、前記水平基板41の裏面に、一
対の嵌合凹部形成突起43a,43a を平行に突設してレール
嵌合部43を形成している。
では、薄板状の水平基板41の中央に一定の幅を有する仕
切体42を突設し、さらに、前記水平基板41の裏面に、一
対の嵌合凹部形成突起43a,43a を平行に突設してレール
嵌合部43を形成している。
【0066】すなわち、図17及び図18に示すよう
に、例えばU字溝44を構築する場合、ブロック材5の設
置面46にレール45を延設し、同レール45にレール嵌合部
43を嵌合させ、一定の間隔をあけて本スペーサ兼用ブロ
ック連結体Cを配設していく。
に、例えばU字溝44を構築する場合、ブロック材5の設
置面46にレール45を延設し、同レール45にレール嵌合部
43を嵌合させ、一定の間隔をあけて本スペーサ兼用ブロ
ック連結体Cを配設していく。
【0067】この際、レール45はブロック材5の安定を
図るために二本並設する。また、通常はスペーサ兼用ブ
ロック連結体Cの配設後に砂や土47でレール45を埋没さ
せた状態としておく。
図るために二本並設する。また、通常はスペーサ兼用ブ
ロック連結体Cの配設後に砂や土47でレール45を埋没さ
せた状態としておく。
【0068】なお、レール45の形状は適宜形成できるも
ので、上記レール嵌合部43もかかるレール45に合わせて
形成する。
ので、上記レール嵌合部43もかかるレール45に合わせて
形成する。
【0069】上記のように準備を整えた後、ブロック材
5を必要個数設置して、各ブロック5間、すなわち、上
記仕切体42より形成される間隙内にモルタルMを充填し
て各ブロック5同士を連結していく。これにより、水平
度の正確な、かつ、仕上がりのよいU字溝44が容易かつ
短時間に構築できる。
5を必要個数設置して、各ブロック5間、すなわち、上
記仕切体42より形成される間隙内にモルタルMを充填し
て各ブロック5同士を連結していく。これにより、水平
度の正確な、かつ、仕上がりのよいU字溝44が容易かつ
短時間に構築できる。
【0070】
【発明の効果】 本発明では、左右端部に半割縦孔を形成した多数のブ
ロック材を、複数列・複数段に積み重ね、半割縦孔同士
の合体によってブロック連結用縦孔を形成し、ブロック
材上下面間、及び、ブロック連結用縦孔内に接着材を充
填して構築するブロック壁等において、上下左右に隣接
するブロック材の角部が相互に十字状に交接する部分に
配設し、上下部を上下のブロック材のブロック連結用縦
孔内に嵌合する筒状の連結体本体と、同本体の外周面か
ら水平方向に伸延し、上段側のブロック材と下段側のブ
ロック材との間に介入する間隙形成用鍔部とから形成し
たことにより、モルタル等の接着材が半乾きであっても
構わず、ブロック材とスペーサ兼用ブロック連結体とを
交互に組立てていくだけで、容易、かつ短時間で正確な
レベルと均一な目地を有する仕上がりの美しいブロック
壁を構築することができる。
ロック材を、複数列・複数段に積み重ね、半割縦孔同士
の合体によってブロック連結用縦孔を形成し、ブロック
材上下面間、及び、ブロック連結用縦孔内に接着材を充
填して構築するブロック壁等において、上下左右に隣接
するブロック材の角部が相互に十字状に交接する部分に
配設し、上下部を上下のブロック材のブロック連結用縦
孔内に嵌合する筒状の連結体本体と、同本体の外周面か
ら水平方向に伸延し、上段側のブロック材と下段側のブ
ロック材との間に介入する間隙形成用鍔部とから形成し
たことにより、モルタル等の接着材が半乾きであっても
構わず、ブロック材とスペーサ兼用ブロック連結体とを
交互に組立てていくだけで、容易、かつ短時間で正確な
レベルと均一な目地を有する仕上がりの美しいブロック
壁を構築することができる。
【0071】ブロック材を上方へ積み重ねていくにし
たがい反ってしまうような不具合を生じない。
たがい反ってしまうような不具合を生じない。
【0072】また、連結体本体の外周面の一部をな
し、ブロック壁等の縦目地が形成される側で、かつ、相
互に対峙する側面に、それぞれ、垂直方向に伸延し、左
右のブロック材間に介入する縦目地形成用凸部を形成し
たことにより、縦目地も均一となり、より正確で効率的
なブロック壁の構築が可能となる。
し、ブロック壁等の縦目地が形成される側で、かつ、相
互に対峙する側面に、それぞれ、垂直方向に伸延し、左
右のブロック材間に介入する縦目地形成用凸部を形成し
たことにより、縦目地も均一となり、より正確で効率的
なブロック壁の構築が可能となる。
【0073】また、端面に嵌合突起と嵌合孔とをそれ
ぞれ対称位置に設けた二つの半割連結体からなり、前記
端面同士を付き合わせ、かつ、一方の嵌合突起と他方の
嵌合孔同士を嵌合させて一体としたことにより、梱包、
輸送の際の省スペースが図れ、輸送コストの低減を図る
ことができる。
ぞれ対称位置に設けた二つの半割連結体からなり、前記
端面同士を付き合わせ、かつ、一方の嵌合突起と他方の
嵌合孔同士を嵌合させて一体としたことにより、梱包、
輸送の際の省スペースが図れ、輸送コストの低減を図る
ことができる。
【0074】製造が容易でコストダウンを図ることが
できる。
できる。
【0075】さらに、上記半割連結体の一側側面に、
垂直方向の切断部を設けたことにより、本スペーサ兼用
ブロック連結体を鉄筋の上端からくぐらせたりする必要
がなく作業が能率的となる。
垂直方向の切断部を設けたことにより、本スペーサ兼用
ブロック連結体を鉄筋の上端からくぐらせたりする必要
がなく作業が能率的となる。
【0076】また、上記半割連結体の少なくとも縦目
地形成用凸部を形成しない一対の側面に、鉄筋挿通用凹
部を形成したことにより、横鉄筋を配設する場合にも対
応が可能となり、かつ、スペーサ兼用ブロック連結体の
重量軽減を図り、コストダウンを図ることができる。
地形成用凸部を形成しない一対の側面に、鉄筋挿通用凹
部を形成したことにより、横鉄筋を配設する場合にも対
応が可能となり、かつ、スペーサ兼用ブロック連結体の
重量軽減を図り、コストダウンを図ることができる。
【図1】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の使
用状態を示す説明図である。
用状態を示す説明図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】同スペーサ兼用ブロック連結体を構成する半割
連結体の正面図である。
連結体の正面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】同側面図である。
【図6】半割連結体の連結を示す説明図である。
【図7】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の配
設状態を平面視で示す説明図である。
設状態を平面視で示す説明図である。
【図8】同側面視で示す説明図である。
【図9】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の一
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
【図10】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の
一形態を示す斜視図である。
一形態を示す斜視図である。
【図11】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の
一形態を示す斜視図である。
一形態を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の
一形態を示す斜視図である。
一形態を示す斜視図である。
【図13】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の
他の実施例を示す斜視図である。
他の実施例を示す斜視図である。
【図14】同使用状態を示す説明図である。
【図15】本発明に係るスペーサ兼用ブロック連結体の
他の実施例を示す斜視図である。
他の実施例を示す斜視図である。
【図16】同側面図である。
【図17】同使用状態を示す断面視による説明図であ
る。
る。
【図18】同使用状態を示す側面視による説明図であ
る。
る。
A スペーサ兼用ブロック連結体 M モルタル W ブロック壁 A1 半割連結体 1 連結体本体 2 間隙形成用鍔部 3 縦目地形成用凸部 5 ブロック材 6 ブロック連結用縦孔 11 端面 12 嵌合突起 13 嵌合孔 14 切断部 15 鉄筋挿通用凹部 51 半割縦孔
Claims (8)
- 【請求項1】 左右端部に半割縦孔(51)を形成した多数
のブロック材(5) を、複数列・複数段に積み重ね、半割
縦孔(51)同士の合体によってブロック連結用縦孔(6) を
形成し、ブロック材(5) 上下面間、及び、ブロック連結
用縦孔(6) 内に接着材を充填して構築するブロック壁
(W) 等において、上下左右に隣接するブロック材(5) の
角部が相互に十字状に交接する部分に配設し、上下部を
上下のブロック材(5) のブロック連結用縦孔(6) 内に嵌
合する筒状の連結体本体(1) と、同本体(1) の外周面か
ら水平方向に伸延し、上段側のブロック材(5) と下段側
のブロック材(5) との間に介入する間隙形成用鍔部(2)
とから形成したことを特徴とするスペーサ兼用ブロック
連結体。 - 【請求項2】 上記連結体本体(1) の外周面の一部をな
し、ブロック壁等の縦目地が形成される側で、かつ、相
互に対峙する側面に、それぞれ、垂直方向に伸延し、左
右のブロック材(5) 間に介入する縦目地形成用凸部(3)
を形成したことを特徴とする請求項1記載のスペーサ兼
用ブロック連結体。 - 【請求項3】 上記間隙形成用鍔部(2) を縦目地形成用
凸部(3) と交差させたことを特徴とする請求項2記載の
スペーサ兼用ブロック連結体。 - 【請求項4】 端面(11)に嵌合突起(12)と嵌合孔(13)と
をそれぞれ対称位置に設けた二つの半割連結体(A1)から
なり、前記端面(11)同士を付き合わせ、かつ、一方の嵌
合突起(12)と他方の嵌合孔(13)同士を嵌合させて一体と
したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
スペーサ兼用ブロック連結体。 - 【請求項5】 上記半割連結体(A1)の一側側面に、垂直
方向の切断部(14)を設けたことを特徴とする請求項4記
載のスペーサ兼用ブロック連結体。 - 【請求項6】 上記半割連結体(A1)の少なくとも縦目地
形成用凸部(3) を形成しない一対の側面に、鉄筋挿通用
凹部(15)を形成したことを特徴とする請求項4または5
に記載のスペーサ兼用ブロック連結体。 - 【請求項7】 煉瓦等のブロック材(5) を、複数列・複
数段に積み重ね、上下左右のブロック材(5) を接着材を
介して連結し構築するブロック壁(W) 等において、左右
に隣接するブロック材(5) 間に配設し、上下のブロック
材(5) 間に介入する横目地形成用鍔部(31)と、左右のブ
ロック材(5) 間に介入する縦目地形成用鍔部(32)とを具
備することを特徴とするスペーサ兼用ブロック連結体。 - 【請求項8】 ブロック材(5) を水平方向に連設し、隣
接するブロック材(5) を接着材を介して連結して構築す
る縁石やU字溝等において、隣接するブロック材(5) 間
に配設し、ブロック材(5) の端縁を支持する水平基板(4
1)と、同水平基板(41)の中央に突設し、左右のブロック
材(5) 間に介入する仕切体(42)とを具備することを特徴
とするスペーサ兼用ブロック連結体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6278136A JPH0868136A (ja) | 1994-06-24 | 1994-11-11 | スペーサ兼用ブロック連結体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP99059494 | 1994-06-24 | ||
JP6-9905 | 1994-06-24 | ||
JP6278136A JPH0868136A (ja) | 1994-06-24 | 1994-11-11 | スペーサ兼用ブロック連結体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868136A true JPH0868136A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=26552737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6278136A Pending JPH0868136A (ja) | 1994-06-24 | 1994-11-11 | スペーサ兼用ブロック連結体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0868136A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102587588A (zh) * | 2012-03-12 | 2012-07-18 | 中天建设集团有限公司 | 一种多功能混凝土垫块 |
KR101978604B1 (ko) * | 2018-07-30 | 2019-05-14 | 오정훈 | 건축용블록 조적가이드 |
-
1994
- 1994-11-11 JP JP6278136A patent/JPH0868136A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102587588A (zh) * | 2012-03-12 | 2012-07-18 | 中天建设集团有限公司 | 一种多功能混凝土垫块 |
KR101978604B1 (ko) * | 2018-07-30 | 2019-05-14 | 오정훈 | 건축용블록 조적가이드 |
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