JPH08521U - 研磨用具 - Google Patents
研磨用具Info
- Publication number
- JPH08521U JPH08521U JP008926U JP892695U JPH08521U JP H08521 U JPH08521 U JP H08521U JP 008926 U JP008926 U JP 008926U JP 892695 U JP892695 U JP 892695U JP H08521 U JPH08521 U JP H08521U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- polishing
- diameter
- polishing member
- fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 自動車ボディー等の研磨作業に用いる研磨用
具に関し、小径のパッド2と径の異なる大径の研磨部材
3とを、面ファスナーを介し結合したときに、相互の中
心を正確に一致させるようにすると共に、そのパッド
が、他の研磨材等にも併用できるようにする。 【解決手段】 研磨用具は、研磨機の駆動軸に装着さ
れ、研磨材取付面5を平面状に形成させた小径のパッド
2と、大径の研磨部材3とを、面ファスナーを介しパッ
ドと結合できるようにした研磨部材の結合部に、パッド
の径が嵌入する凹形6の貼着面を設ける。
具に関し、小径のパッド2と径の異なる大径の研磨部材
3とを、面ファスナーを介し結合したときに、相互の中
心を正確に一致させるようにすると共に、そのパッド
が、他の研磨材等にも併用できるようにする。 【解決手段】 研磨用具は、研磨機の駆動軸に装着さ
れ、研磨材取付面5を平面状に形成させた小径のパッド
2と、大径の研磨部材3とを、面ファスナーを介しパッ
ドと結合できるようにした研磨部材の結合部に、パッド
の径が嵌入する凹形6の貼着面を設ける。
Description
【0001】
本考案は、自動車ボディー等の研磨作業に用いる研磨用具に関するものである 。
【0002】
これまでは、電動または空気駆動式の研磨機を使用した塗装の剥離作業やパテ の成型研磨において、パッドの研磨材取付面は平面状になっているのが普通であ った。そして、この研磨材取付面に面ファスナーを介し取付けられた大径のスポ ンジ体からなる研磨部材で、塗装面の塗り肌の調整や艶出しなどの研磨作業を行 なっていた。ところが、塗り肌の調整には研削力の優れたものを使用する一方、 艶出し作業においてはきめの細かいものを用いるといった具合に、工程ごとに研 磨部材を頻繁に取替えていた。
【0003】
小径のパッドと大径の研磨部材とを相互に装着した際は、回転させたときに芯 振れが生じないように双方の中心を正確に合わせようとして、大径の研磨部材側 の取付面にパッドと同径の面ファスナーを設けたり、円を描いて中心を合わせる ことも行なわれていた。しかしながら、これらのやり方では正確にセンターを出 すこともできず、使用中にずれてきて脱落飛散となり、危険であった。 本考案が解決しようとする課題は、小径のパッドと径の異なる大径の研磨部材 とを、面ファスナーを介し結合したときに、相互の中心を正確に一致させるよう にすると共に、そのパッドが、他の研磨材等にも併用できるようにする点にある 。
【0004】
本考案に係る研磨用具は、研磨機の駆動軸に装着され、研磨材取付面を平面状 に形成させた小径のパッドと、大径の研磨部材とを、面ファスナーを介し前記パ ッドと結合できるようにした前記研磨部材の結合部に、前記パッドの径が嵌入す る凹形の貼着面を設けたものであるが、前記駆動軸の作動の方法は特に限定する ものではない。前記パッドは、円形または角形のものが普通であるが、その他の 形状でもよい。また素材は限定されず、例えば樹脂やゴム或いはアルミニウムや 板バネ等の金属で製作してもよいし、これらは単体でも必要に応じてスポンジ等 の緩衝材を設けてもよい。前記研磨部材としては、スポンジ体に限定されず例え ば研磨布紙、ファイバーディスク、羊毛バフ、砥石、フエルト、砥粒を付着した 不織布またはスポンジ、研磨性を備えたゴム等が考えられるが、勿論、これ以外 のものでもよい。前記凹形の貼着面は、研磨部材にくぼみを一体に形成してもよ いし、研磨部材の面上に環状の側壁を突設するようにしてもよい。前記研磨部材 に設けられた面ファスナーは研磨部材に直に接着してもよいが、前記パッドの径 を越えない大きさであれば、その他の部材を介してもよい。
【0005】
本考案に係る研磨用具は、研磨機の駆動軸に装着したパッドを研磨部材に形成 された凹形の貼着面に嵌合し、面ファスナーのA面とB面とを接続して使用する 。パッドは径全体がくぼみにすっぽりと嵌っているため中心の一致点は全く狂う ことがない。いわゆるマジック式の面ファスナーは、その構造上毛足の長い分た わみが生じるものであったが、これを回転させるとパッドは凹形の中においてち ょうど螺子のごとく、面ファスナーA面が研磨部材の面ファスナーB面に対して しっかりと深く結合し、面ファスナー特有の横ずれを防止する。したがって、芯 振れによる脱落飛散をも防止できる。また、従来はパッドと研磨部材とを結合し たときにパッドの周縁部が露出していた。このため、スポンジ体のような柔軟性 の研磨部材のときは、パッドのエッジ部分で被研磨面に傷を付けやすかった。と ころが、本考案のものはパッドの周縁部は凹形部分に覆われているので、複雑な 形状の被研磨面であっても傷付けるようなことがおこらない。また、パッドの研 磨材取付面が平面状に形成されているので、作業工程が変わってもパッドは交換 せずに、そのまま他の研磨材等を取付けて使用することが可能である。
【0006】
【実施例】実施例1 本考案の実施例1を、図1及び図2に基づいて説明する。 図1は、研磨機1に装着された小径のパッド2と、このパッド2に結合される 大径の研磨部材3を示す斜視図である。図2は、パッド2と研磨部材3とを結合 させたときの結合部の一部分を破断して示す作用説明図である。パッド2は研磨 機1の図示せぬ駆動軸に取付けられており、その表面には後記面ファスナーB面 と一対の面ファスナーA面4が接着され、平面状の研磨材取付面5が設けられて いる。ここには周知であるいわゆるマジック式の研磨紙やクッションパッドを取 付けたバフ等も装着することが可能である。3はパッド2よりも大径にして円盤 状に成形されたポリウレタンからなるスポンジ体の研磨部材であり、その上面部 には中心よりの径を異にして一体的に凹部6が穿設され、底壁には面ファスナー B面7を接着した貼着面が設けられている。凹部6は、パッド2が嵌合できて容 易に取外しができるほどの寸法に設けられている。8は研磨時において発生した 研磨滓を逃がすための中央孔である。
【0007】実施例2 本考案の実施例2を、図3に基づいて説明する。 図3は、円盤状の大径の研磨部材9の上面部に中心より径を異にして環状の側 壁10を形成し、その内部に面ファスナー11・12を介しパッド13を嵌合さ せたものを示すものである。側壁10は、プラスチックにて環状に製作したもの を接着剤で取付けているが、プラスチックにて製作した場合、どちらかといえば 硬質のものよりも軟質の方がパッドから解離するときに研磨部材を反らしやすい ため良好である。したがって、柔軟性を有するゴム等にて製作してもよい。また 、何等かの粘性液をそのままでもよいが、粉体などと混合して帯状に立体的に塗 布し適度の硬さに硬化させて形成してもよい。そのほか、材質に関係なく何等か のやり方によって設けてもよい。また、側壁10は帯状でなくとも等間隔に設け てもよい。 なお、本考案は上記のほか、種々の形状のパッド、凹形の変形、研磨部材の種 類等考えられるがこれらはすべて本考案に含まれるものである。
【0008】
本考案に係る研磨用具によれば、パッドに対して研磨部材を瞬時に同心にでき るので作業能率が上がり、使用中芯振れによる脱落飛散がなく安全である。パッ ドは周縁部が覆われているので被研磨面に傷を付ける心配がない。更に、パッド の研磨材取付面が平面状であるから他の研磨材にも併用できて便利である。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構造及び作用を示す斜視図である。
【図2】同じく実施例1を示す作用説明図である。
【図3】実施例2を示す作用説明図である。
2 パッド 5 研磨材取付面 6 凹部 10 側壁
Claims (1)
- 【請求項1】 研磨機の駆動軸に装着され、研磨材取付
面を平面状に形成させた小径のパッドと、大径の研磨部
材とを、面ファスナーを介し前記パッドと結合できるよ
うにした前記研磨部材の結合部に、前記パッドの径が嵌
入する凹形の貼着面を設けたことを特徴とする研磨用
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008926U JPH08521U (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 研磨用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008926U JPH08521U (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 研磨用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08521U true JPH08521U (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=18528801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP008926U Pending JPH08521U (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 研磨用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08521U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147263A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 貴司 矢野 | 研磨システム、研磨用の中間パッド、および研磨バフ |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP008926U patent/JPH08521U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147263A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 貴司 矢野 | 研磨システム、研磨用の中間パッド、および研磨バフ |
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