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JPH0851800A - 誘導モータの制御方法 - Google Patents

誘導モータの制御方法

Info

Publication number
JPH0851800A
JPH0851800A JP6185876A JP18587694A JPH0851800A JP H0851800 A JPH0851800 A JP H0851800A JP 6185876 A JP6185876 A JP 6185876A JP 18587694 A JP18587694 A JP 18587694A JP H0851800 A JPH0851800 A JP H0851800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
voltage
output
motor
battery voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6185876A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kusaka
康 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP6185876A priority Critical patent/JPH0851800A/ja
Publication of JPH0851800A publication Critical patent/JPH0851800A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧センサに異常等が発生した場合も制御を
継続可能にする。 【構成】 バッテリ出力PB 又はバッテリ電流IB とバ
ッテリ電圧VB の相関関係を利用し、電圧センサの出力
が異常である場合に(206)推定値を採用する(21
0)。制御不能状態を発生させることなく、安定な制御
を継続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速直接トルク制御理
論に則り誘導モータを制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導モータを制御する方法としては、従
来からベクトル制御が採用されてきた。この制御手法は
良好な制御特性が得られる手法ではあるが、制御が複雑
でパラメータも多い等の不具合を有している。このよう
な問題を解決すべく、例えば“瞬時すべり周波数制御に
基づく誘導電動機の新高速トルク制御法”、高橋勲他、
電気通信学会誌B、106巻1号、昭和61年1月、p
p.9−16や、“ディジタルシグナルプロセッサを用
いた誘導電動機の高性能トルク制御”、高橋勲他、電気
通信学会誌D、107巻2号、昭和62年2月、pp.
223−230により、高速直接トルク制御が提案され
ている。
【0003】図13にはこの制御手法に則って構成した
システムが、図14にはその演算部の動作の流れが、そ
れぞれ示されている。
【0004】このシステムは、三相誘導モータ10によ
り電気自動車を駆動するシステムである。モータ10の
駆動電力源としてはバッテリ12が設けられており、イ
ンバータ14はバッテリ12の放電出力PB を三相交流
に変換してモータ10に供給する。インバータ14の動
作は車両コントローラ16及びモータコントローラ18
により制御されている。車両コントローラ16は、アク
セル開度やモータ回転数等の情報に基づきトルク指令T
ref 及び磁束指令Φref を発生させ、モータコントロー
ラ18はこれらの指令Tref 及びΦref が実現されるよ
うインバータ14のスイッチングパターンSu ,Sv ,
Sw を決定する。インバータ14を構成するU,V,W
各相スイッチング素子は、決定されたスイッチングパタ
ーンSu,Sv ,Sw に従いスイッチングする。これに
より、モータ10の出力トルクTはトルク指令Tref 相
当のトルクとなり、また一次磁束Φは磁束指令Φref 相
当の磁束となる。
【0005】モータコントローラ18は、演算部20、
パターンテーブル22、減算器24及び26から構成さ
れている。演算部20は、モータ10の一次電流I1 や
バッテリ12の電圧VB を検出し、パターンテーブル2
2から前回出力されたスイッチングパターンSu ,Sv
,Sw と併用して、車両コントローラ16に供給する
モータ回転数の他推定トルクT及び推定磁束Φを演算す
る。減算器24及び26は、それぞれ、推定トルクT及
び推定磁束Φをトルク指令Tref 及び磁束指令Φref か
ら減じ、得られた制御誤差によりパターンテーブル22
を参照する。これにより、新たなスイッチングパターン
Su ,Sv ,Sw がインバータ14に出力される。演算
部20は、また、トルク指令Tref 及び磁束指令Φref
決定のため、モータ10の回転数を磁束Φの位相の変化
から検出して車両コントローラ16に供給する。
【0006】モータコントローラ18は、推定トルクT
及び推定磁束Φを演算する際、図14に示される手順を
実行する。この図に示されるように、モータコントロー
ラ18は、車両コントローラ16からトルク指令Tref
及び磁束指令Φref を入力する一方で(100)、電流
センサ28によりモータ10の各相一次電流I1 (瞬時
値)を、電圧センサ30によりバッテリ12の電圧VB
を検出する(102)。演算部20は、検出したバッテ
リ電圧VB 及び前回出力されたスイッチングパターンS
u ,Sv ,Sw に基づき一次電圧V1 (瞬時値)を計算
し(104)、この一次電圧V1 及び検出した一次電流
I1 に基づき一次鎖交磁束Φを推定する(106)。推
定演算式は、
【数1】Φ=∫(V1 −R1 I1 )dt で表される。但し、R1 はモータ10の一次抵抗であり
既知の値である。演算部20は、さらに、推定した磁束
Φ及び検出した一次電流I1 に基づきモータ10の出力
トルクT(瞬時値)を推定する(108)。推定演算式
は、
【数2】T=Φ×I1 で表される。演算部20は、推定したトルクT及び磁束
Φを減算器24及び26に出力する。これにより、トル
クT及び磁束Φは入力したトルク指令Tref 及び磁束指
令Φref と比較され、その結果に基づきスイッチングパ
ターンSu ,Sv,Sw が決定される(110)。すな
わち、磁束Φについては磁束指令Φref に対し
【数3】Φref −ΔΦ≦Φ≦Φref +ΔΦ (ΔΦ:
許容誤差) の関係が維持されるよう、例えばΦ=Φref −ΔΦとΦ
=Φref +ΔΦの2値ヒステリシス比較を行い、トルク
Tについては
【数4】Tref −ΔT≦T≦Tref +ΔT (ΔT:
許容誤差) の関係が維持されるよう、例えばT=Tref −ΔT、T
=Tref 、T=Tref +ΔTの3値ヒステリシス比較を
行う。スイッチングパターンSu ,Sv ,Sw は、磁束
Φの比較結果φ、トルクTの比較結果τ及び磁束Φの位
相θの組み合わせにより決定される。φ=0はΦ=Φre
f −ΔΦ(減磁状態)を、φ=1はΦ=Φref +ΔΦ
(増磁状態)を、τ=−1はT=Tref −ΔT(負偏
差)をτ=0はT=Tref (零偏差)を、τ=+1はT
=Tref +ΔT(正偏差)を、それぞれ表している。
【0007】決定されたスイッチングパターンSu ,S
v ,Sw はインバータ14に出力される(112)。決
定されたスイッチングパターンSu ,Sv ,Sw に応じ
てインバータ14から出力される電圧をベクトルV1
(Su ,Sv ,Sw )にて表すこととすると、磁束Φの
比較結果φ、トルクTの比較結果τ及び磁束Φの位相θ
とベクトルV1 (Su ,Sv ,Sw )の関係は、図15
(a)のように表すことができる。なお、ここでは、イ
ンバータ14が、図15(b)に示されるようなスイッ
チ回路であると考えている。すなわち、ソース側及びシ
ンク側をモータ10のU,V,W各相巻線に選択的に接
続するスイッチSu ,Sv ,Sw によって、インバータ
14が構成されていると考える。ソース側に接続した状
態を“1”、シンク側に接続した状態を“0”というよ
うに、各スイッチSu ,Sv ,Swの状態を表すことと
した場合、インバータ14の出力電圧ベクトルV1 (S
u ,Sv ,Sw )は、図15(c)に示される8通りで
ある。
【0008】このように、高速直接トルク制御理論に則
りシステムを構成することにより、誘導モータ10を好
適に制御できる。例えば、モータ10の一次電圧V1 を
検出する電圧センサは必要でなく、従来からバッテリ1
2の状態を管理するために設けられていた電圧センサ3
0によってバッテリ電圧VB を検出するのみでよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】反面で、この理論にお
いては、バッテリ電圧を検出する電圧センサに故障が発
生し、正確な検出が不可能になると、制御を継続できな
くなる。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、バッテリ電圧セン
サの代替手段を提供することにより、故障、瞬断、ノイ
ズ等によってバッテリ電圧の検出値が不正常値となった
場合にも、高速直接トルク制御理論に則り制御を継続で
きる様にすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の構成に係る制御方法は、通常
時には、バッテリ電圧を電圧センサにより検出し、電圧
センサの出力不正常時には、バッテリの負荷状態に基づ
きバッテリ電圧を推定することを特徴とする。
【0012】本発明の第2の構成に係る制御方法は、電
圧センサの出力不正常時には、モータ要求出力に基づき
バッテリ電圧を推定することを特徴とする。本発明の第
3の構成に係る制御方法は、電圧センサの出力不正常時
には、バッテリ電流に基づきバッテリ電圧を推定するこ
とを特徴とする。本発明の第4の構成に係る制御方法
は、電圧センサの出力不正常時には、バッテリの充電状
態(SOC)の変化を示す情報に基づき逐次補正を加え
ながらバッテリの負荷状態に基づきバッテリ電圧を推定
することを特徴とする。本発明の第5の構成に係る制御
方法は、電圧センサにより検出したバッテリ電圧を利用
しながら、バッテリの負荷状態とバッテリ電圧を対応付
けるマップを通常時において構築し、電圧センサの出力
不正常時には、バッテリの負荷状態にて上記マップを参
照することにより、バッテリ電圧を推定することを特徴
とする。本発明の第6の構成に係る制御方法は、電圧セ
ンサの出力不正常時には、当該出力不正常の期間が所定
期間を越えるまでは従前のバッテリ電圧が現在のバッテ
リ電圧であると推定し、所定期間が越えた後はバッテリ
の負荷状態に基づきバッテリ電圧を推定することを特徴
とする。
【0013】本発明の第7の構成に係る制御方法は、通
常時には、バッテリ電圧を電圧センサにより検出し、電
圧センサの出力不正常時には、バッテリ電圧が所定の値
であると仮定することを特徴とする。本発明の第8の構
成に係る制御方法は、出力不正常となる直前に電圧セン
サが検出したバッテリ電圧を、上記所定の値とすること
を特徴とする。
【0014】本発明の第9の構成に係る制御方法は、電
圧センサの出力不正常時には、使用しているバッテリ電
圧が電圧センサにより検出した値でない旨使用者に警告
することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の第1の構成においては、バッテリ電圧
を検出する電圧センサに故障が発生したり、あるいはこ
のセンサの出力にノイズが重畳する等して当該電圧セン
サの出力が不正常な値になった場合に、バッテリ電圧の
推定値が使用される。従って、当該電圧センサの出力不
正常時にも、高速直接トルク制御理論に則った制御を継
続可能になる。また、バッテリ電圧の推定値に誤差が含
まれていたとしても、その誤差が極端に大きくなけれ
ば、不安定な制御状態が生じることはない。本構成にお
いては、バッテリ電圧をバッテリの負荷状態に基づき推
定しているため、推定値に大きな誤差が生じることがな
く、広い範囲に亘って安定な制御が実現される。
【0016】本発明の第2の構成においては、バッテリ
電圧の推定がモータ要求出力に基づき行われる。ここ
に、モータ要求出力とバッテリ放電出力には相関があ
り、バッテリ放電出力とバッテリ電圧にも相関があるか
ら、モータ要求出力に基づきバッテリ電圧を正確に推定
することが可能である。また、モータ要求出力は、モー
タトルク及び回転数から容易に求めることができる。従
って、本構成においては、電圧センサの出力不正常時に
おける制御誤差が顕著に抑制される。さらに、新たにセ
ンサを付加する必要もない。
【0017】本発明の第3の構成においては、バッテリ
電流に基づきバッテリ電圧が推定される。ここに、バッ
テリ電流とバッテリ電圧には相関があるから、バッテリ
電流に基づきバッテリ電圧を正確に推定することが可能
である。従って、本構成においても、電圧センサの出力
不正常時における制御誤差が顕著に抑制される。なお、
本構成においてはバッテリ電流を検出する電流センサが
必要になるが、これは、従来からバッテリの状態監視の
ために使用されているものを利用すればよいため、新た
にセンサを付加する必要もない。
【0018】本発明の第4の構成においては、バッテリ
のSOCの変化を示す情報に基づき逐次補正を加えなが
ら、バッテリの負荷状態に基づきバッテリ電圧が推定さ
れる。すなわち、バッテリの負荷状態(例えばバッテリ
電流やバッテリ放電出力)とバッテリ電圧の相関関係が
SOCに依存して変動することに鑑み、SOCの変化に
応じて推定動作に補正が加えられる。これにより、本構
成においては、電圧センサの出力不正常時における制御
誤差がさらに抑制される。
【0019】本発明の第5の構成においては、通常時
に、バッテリの負荷状態とバッテリ電圧を対応付けるマ
ップが、検出されるバッテリ電圧を利用しながら、構築
される。電圧センサが出力不正常となると、バッテリの
負荷状態にてマップが参照され、バッテリ電圧が推定さ
れる。すなわち、電圧センサが出力不正常となる以前に
おいてマップとして蓄積されたバッテリ電圧対バッテリ
負荷状態の相関関係が利用されるため、電圧センサの出
力不正常時における制御誤差がさらに抑制される。
【0020】本発明の第6の構成においては、出力不正
常の期間が所定期間を越えるまでは従前のバッテリ電圧
が現在のバッテリ電圧であると推定され、所定期間が越
えた後はバッテリの負荷状態に基づきバッテリ電圧が推
定される。従って、ノイズ等の原因によって比較的短時
間だけ、電圧センサの出力が不正常となった場合に、従
前のバッテリ電圧が代用される。この結果、短時間の出
力不正常に対しては比較的簡単な演算により対応可能に
なる。
【0021】本発明の第7の構成においては、電圧セン
サの出力不正常時に、バッテリ電圧が所定の値であると
仮定される。従って、当該電圧センサの出力不正常時に
も、制御誤差が問題にならない比較的狭い制御範囲であ
れば、高速直接トルク制御理論に則った制御を継続可能
になる。
【0022】本発明の第8の構成においては、出力不正
常となる直前に電圧センサが検出したバッテリ電圧が、
上記所定の値として使用される。これにより、第7の構
成における制御誤差が抑制される。
【0023】本発明の第9の構成においては、電圧セン
サの出力不正常時に、使用しているバッテリ電圧が電圧
センサにより検出した値でない旨使用者に警告される。
これにより、出力不正常に気が付かないままモータを駆
動し続けることが防止される。特に、第7の構成に応用
した場合に、制御誤差が大きな状況が発生・継続しにく
くなる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0025】(1)システム構成 図1には、後述する各実施例に適するシステムの構成が
示されている。この図に示されているシステムは、電気
自動車を駆動するシステムである。図13との比較から
明らかなように、図1においてはバッテリ12の電流I
B を検出する電流センサ32、バッテリ12のSOCを
検出するSOCセンサ34、及び使用者に対し電圧セン
サ30の出力が不正常であるので使用していない旨警告
するための表示部36が示されている。ただし、これら
の部材は本発明を実施するために付加された部材ではな
い。例えば電流センサ32やSOCセンサ34はバッテ
リ12の管理のために従来から広く用いられてきた部材
であり、また表示部36は、車両の状態を表示する表示
部を、電圧センサ30の出力が不正常であるので使用し
ていない旨警告する目的に転用乃至兼用したものであ
る。
【0026】(2)第1実施例 図2には、本発明の第1実施例におけるモータコントロ
ーラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示され
ている。本実施例におけるモータコントローラ18も従
来例と同様図14に示される手順にて制御を実行してい
る。この図に示されるのは従来例と相違する部分、すな
わちステップ102中のバッテリ電圧VB 入力処理であ
る。
【0027】演算部20は、バッテリ電圧VB を入力す
る(200)一方で、バッテリ出力PB を求める(20
2)。バッテリ出力PB を求めるに当たっては、まず、
モータ10に対して前回タイミングで与えられたトルク
指令Tref とモータ10の回転数の積を計算することに
よりモータ要求出力、すなわちモータ10に対して要求
されている出力を求め、求めたモータ要求出力を、バッ
テリ12の放電効率やインバータ14の電力変換効率を
含むシステム効率で除する。
【0028】演算部20は、次に、PB −VB マップ上
の区間番号nを求める(204)。演算部20に搭載さ
れるPB −VB マップは、図3に示される様にバッテリ
出力PB に対するバッテリ電圧VB の関係を示してお
り、またPB 軸方向に離散化(区間分け)されている。
このステップにおいては、ステップ202において求め
られたバッテリ出力PB がいずれの区間に属するのか判
定される。
【0029】演算部20は、入力したバッテリ電圧VB
が正常な値かそれとも異常な値かを判定する(20
6)。例えば、図3において破線で示される範囲内に属
するか否かを判定する。このような区間判定により、正
常な値か否かを正確に判定できる。この判定の結果“正
常”とされた場合には、演算部20はPB −VB マップ
の区間nに記憶されているバッテリ電圧値を、入力した
バッテリ電圧VB の値に置き換え(更新、208)、電
流I1 の取り込み等を経た上でステップ104に移行す
る。“異常”とされた場合には、演算部20は、採用す
ることができない入力したバッテリ電圧VB に代えて、
PB −VB マップの区間nに記憶されているバッテリ電
圧値を採用し(210)、電流I1 の取り込み等を経た
上でステップ104に移行する。その際、演算部20
は、表示部36に信号を供給し、電圧センサ30の異常
によりバッテリ電圧推定値を使用して制御を行っている
旨使用者に警告する(212)。
【0030】従って、本実施例によれば、電圧センサ3
0の出力が不正常な値になった場合に、要求出力に基づ
きバッテリ出力PB を求め、求めたバッテリ出力PB に
基づきバッテリ電圧VB を推定して検出値に代用するす
るようにしたため、その後も引き続き高速直接トルク制
御理論に則った制御を実行できる。さらに、バッテリ出
力PB はバッテリ電圧VB と良好な相関関係を有してい
るから、推定値に大きな誤差が生じることはなく、安定
で広い範囲に亘る制御を容易に実行できる。また、バッ
テリ出力PB を用いているからバッテリ電流センサ32
等を使用する必要がなく、さらにPB −VB マップを用
いているからバッテリ12の実際の挙動及びその履歴を
制御に反映でき、推定値使用時の制御誤差を抑制でき
る。加えて、ステップ212において警告を発するよう
にしたため、使用者が出力不正常に気が付かないままモ
ータ10を駆動し続けることを防止できる。
【0031】(3)第2実施例 図4には、本発明の第2実施例におけるモータコントロ
ーラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示され
ている。この実施例が第1実施例と異なる点は、バッテ
リ出力PB を求めPB −VB マップを利用するのではな
く、バッテリ電流IB を電流センサ32により検出し
(202A)、IB −VB マップ上での区間番号を求め
ている(204A)点にある。すなわち、演算部20
は、図5に示される様にバッテリ電流IB に対するバッ
テリ電圧VB の関係を示すIB −VBマップを搭載して
おり、このIB −VB マップはIB 軸方向に区間分けさ
れている。演算部20は、検出したバッテリ電流IB が
属する区間に関し、第1実施例と同様の処理を実行す
る。
【0032】従って、本実施例においても、第1実施例
と同様の効果を得ることができる。但し、本実施例にお
いては電流センサ32が必要になるが、このセンサには
バッテリ12のSOC検出・管理等に使用するものを転
用できるから、新たなセンサの追加は必要でない。
【0033】(4)第3実施例 図6には、本発明の第3実施例におけるモータコントロ
ーラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示され
ている。この実施例は第1又は第2実施例に改良を加え
た実施例であり、ステップ210に代えステップ210
Aが実行されている。図5に示されるように、バッテリ
電流IB とバッテリ電圧VB の関係はバッテリ12のS
OCに依存しており、同様にバッテリ出力PB とバッテ
リ電圧VB の関係もバッテリ12のSOCに依存してい
る。バッテリ12のSOCは、放電に伴い徐々に低下す
るから、これに伴いバッテリ電流IB 又はバッテリ出力
PB とバッテリ電圧VB の関係も変化する。電圧センサ
30が正常に機能していれば、この変化は、第1又は第
2実施例においてもIB −VB 又はPB −VB マップの
更新(208)により制御に反映されるが、電圧センサ
30の出力が異常であると見なされている状態では反映
されない。本実施例においては、区間nのバッテリ電圧
VB を採用する際、電圧センサ30の出力が異常となっ
た時点からのSOCの変化に応じた補正が施されるため
(210A)、SOC変化に伴うIB−VB 又はPB −
VB 関係の変化が、制御に反映され、制御誤差が抑制さ
れる。但し、本実施例においてはSOCセンサ34が必
要になるが、このセンサにはバッテリ12のSOC検出
・管理等に使用するものを転用できるから、新たなセン
サの追加は必要でない。
【0034】(5)第4実施例 図7には、本発明の第4実施例におけるモータコントロ
ーラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示され
ている。この実施例は第1又は第2実施例に改良を加え
た実施例であり、ステップ206、208及び210に
先立ちステップ214、216、218が、それぞれ実
行されている。この実施例においては、IB −VB 又は
PB −VB マップが複数枚使用されており、SOCセン
サ34から入力したSOCに応じて(214)いずれか
のマップが使用される(216,218)。これによ
り、第3実施例と同様の作用が、ステップ210Aにお
ける補正演算なしで実現される。
【0035】(6)第5実施例 図8には、本発明の第5実施例におけるモータコントロ
ーラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示され
ている。この実施例は第1又は第2実施例に改良を加え
た実施例であり、ステップ210に代えステップ210
Bが、ステップ208実行時にステップ220が、ステ
ップ210B実行時にステップ222が、それぞれ実行
されている。ステップ222では、ステップ206にお
ける判定の結果が“異常”に転じた後のバッテリ電流I
B の積算値Qが計算されており、ステップ210Bでは
積算値Qに基づき補正しながら区間nのバッテリ電圧V
Bを採用している。ステップ220では積算値Qをリセ
ットしている。ここに、バッテリ12のSOCはバッテ
リ12の満充電容量から放電電流量(すなわちバッテリ
電流IB の積算値Q)を減じた値であり、SOCの変化
は積算値Qにより表すことができるから、本実施例によ
れば、電流センサ32を用いて、すなわちSOCセンサ
34なしに、第3及び第4実施例と同様の作用を実現で
きる。
【0036】(7)第6実施例 図9には、本発明の第6実施例におけるモータコントロ
ーラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示され
ている。この実施例は第1又は第2実施例に改良を加え
た実施例であり、ステップ210に代えステップ210
Cが、ステップ208実行時にステップ220Aが、ス
テップ210C実行時にステップ222Aが、それぞれ
実行されている。ステップ222Aでは、ステップ20
6における判定の結果が“異常”に転じた後連続して
“異常”と判定された回数Nが計数されており、ステッ
プ210Cでは計数値Nに基づき補正しながら区間nの
バッテリ電圧VB を採用している。ステップ220Aで
は計数値Nをリセットしている。ここに、計数値Nは、
バッテリ12の放電時間を表しており、SOCの変化と
の間に相関を有しているから、本実施例によれば、電流
センサ32やSOCセンサ34なしに、第3乃至第5実
施例と同様の作用を実現できる。
【0037】(8)第7実施例 図10には、本発明の第7実施例におけるモータコント
ローラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示さ
れている。この実施例は第6実施例に改良を加えた実施
例であり、ステップ210Cに代えステップ210又は
210Dが、ステップ208実行時にさらにステップ2
24が、ステップ210及び210D実行に先立ちステ
ップ226が、それぞれ実行されている。ステップ22
6では、計数値Nが所定値N0 を越えたか否かが判定さ
れ、越えていない場合にはステップ224において設定
された異常時用の値が(210D)、越えていない場合
には区間nのバッテリ電圧VB が(210)、それぞれ
採用される。ステップ224においては電圧センサ30
の出力が正常である場合の電圧センサ30の出力が異常
時用の値に設定されるから、ステップ210Dにおいて
採用される異常時用の値は、ステップ206の判定結果
が“異常”に転ずる直前における電圧センサ30の出力
値となる。従って、本実施例によれば、電圧センサ30
の出力がノイズ等によりごく短時間異常となったに過ぎ
ない場合に、一次電圧V1 を求める基礎となるバッテリ
電圧VB の値が変化することがないから、制御がより安
定になる。
【0038】(9)第8実施例 図11には、本発明の第8実施例におけるモータコント
ローラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示さ
れている。この実施例は第7実施例を簡略化したもので
あり、PB −VB 又はIB −VB マップを使用していな
い。従って、ステップ206において“正常”と判定さ
れた場合にはただちに一次電流I1 の取り込みやステッ
プ104に移行する。ステップ206において“異常”
と判定された場合には、演算部20は所定の異常時用の
値を採用する(210D)。従って、本実施例によれ
ば、第1乃至第7実施例のように制御誤差が小さくはな
くまた制御範囲は広くないものの、制御不能状態を防止
できる。
【0039】(10)第9実施例 図12には、本発明の第9実施例におけるモータコント
ローラ18、特に演算部20の動作の流れの一部が示さ
れている。この実施例は第8実施例に改良を加えた実施
例であり、ステップ206において“正常”と判定され
た場合にステップ224が実行されている。従って、本
実施例によれば、電圧センサ30の出力がノイズ等によ
りごく短時間異常となったに過ぎない場合に、一次電圧
V1 を求める基礎となるバッテリ電圧VB の値が変化す
ることがないから、制御がより安定になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の構
成によれば、バッテリ電圧を検出する電圧センサの出力
が不正常な値になった場合に、バッテリ電圧の推定値を
使用するようにしたため、当該電圧センサの出力不正常
時にも、高速直接トルク制御理論に則った制御を継続可
能になる。また、バッテリ電圧をバッテリの負荷状態に
基づき推定しているため、推定値に大きな誤差が生じる
ことがなく、広い範囲に亘って安定な制御を実現でき
る。
【0041】本発明の第2の構成によれば、バッテリ電
圧をモータ要求出力に基づき推定するようにしたため、
バッテリ電圧を正確にかつ容易に推定でき、制御誤差を
顕著に抑制できる。さらに、新たにセンサを付加する必
要もない。
【0042】本発明の第3の構成によれば、バッテリ電
圧をバッテリ電流に基づき推定するようにしたため、バ
ッテリ電圧を正確に推定でき、制御誤差を顕著に抑制で
きる。また、バッテリ電流を検出する際には、従来から
バッテリの状態監視のために使用されている電流センサ
を利用できる。
【0043】本発明の第4の構成によれば、バッテリの
SOCの変化を示す情報に基づき逐次補正を加えなが
ら、バッテリの負荷状態に基づきバッテリ電圧を推定す
るようにしたため、制御誤差をさらに抑制できる。
【0044】本発明の第5の構成によれば、通常時に構
築されたバッテリ電圧対バッテリ負荷状態マップを利用
しバッテリ電圧を推定するようにしたため、制御誤差を
さらに抑制できる。
【0045】本発明の第6の構成によれば、出力不正常
の期間が所定期間を越えるまでは従前のバッテリ電圧が
現在のバッテリ電圧であると推定し、所定期間が越えた
後はバッテリの負荷状態に基づきバッテリ電圧を推定す
るようにしたため、短時間の出力不正常に対しては比較
的簡単な演算により対応可能になる。
【0046】本発明の第7の構成によれば、電圧センサ
の出力不正常時にバッテリ電圧を所定値と仮定するよう
にしたため、制御誤差が問題にならない比較的狭い制御
範囲であれば、高速直接トルク制御理論に則った制御を
継続できる。
【0047】本発明の第8の構成によれば、出力不正常
となる直前に電圧センサが検出したバッテリ電圧を、上
記所定値として使用するようにしたため、第7の構成に
おける制御誤差を抑制できる。
【0048】本発明の第9の構成によれば、電圧センサ
の出力不正常時に、使用しているバッテリ電圧が電圧セ
ンサにより検出した値でない旨使用者に警告するように
したため、出力不正常に気が付かないままモータを駆動
し続けることを防止でき、また制御誤差が大きな状況が
発生・継続しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例を実施可能なシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例における演算部の要部動作
を示すフローチャートである。
【図3】この実施例において使用されるPB −IB マッ
プを示す図である。
【図4】本発明の第2実施例における演算部の要部動作
を示すフローチャートである。
【図5】この実施例において使用されるVB −IB マッ
プを示す図である。
【図6】本発明の第3実施例における演算部の要部動作
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第4実施例における演算部の要部動作
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第5実施例における演算部の要部動作
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第6実施例における演算部の要部動作
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第7実施例における演算部の要部動
作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第8実施例における演算部の要部動
作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第9実施例における演算部の要部動
作を示すフローチャートである。
【図13】従来例に係るシステムの構成を示すブロック
図である。
【図14】高速直接トルク制御理論に則った制御の流れ
を示すフローチャートである。
【図15】スイッチングパターンの決定方法を示す図で
あり、(a)はスイッチングテーブルを、(b)はイン
バータ等価回路を、(c)は出力電圧ベクトルを、それ
ぞれ示す図である。
【符号の説明】
10 モータ 12 バッテリ 18 モータコントローラ 20 演算部 22 パターンテーブル 24,26 減算器 28,32 電流センサ 30 電圧センサ 34 SOCセンサ 36 表示部 Φref 磁束指令 Tref トルク指令 Φ 一次鎖交磁束 T トルク Su ,Sv ,Sw スイッチングパターン I1 一次電流 VB バッテリ電圧 IB バッテリ電流 PB バッテリ出力 Q バッテリ電流の積算値 N 連続異常回数の計数値

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ電圧及び前回のスイッチングパ
    ターンに基づきモータ一次電圧を求め、モータ一次電圧
    及びモータ一次電流に基づきモータ一次磁束及びモータ
    トルクの現状値を推定し、要求出力に基づきモータ一次
    磁束及びモータトルクの指令値を求め、推定したモータ
    一次磁束及びモータトルクの現状値と求めたモータ一次
    磁束及びモータトルクの指令値とを比較してスイッチン
    グパターンを決定し、決定したスイッチングパターンに
    従いモータ一次電流を交番させることにより、誘導モー
    タを制御する方法において、 通常時には、バッテリ電圧を電圧センサにより検出し、 上記電圧センサの出力不正常時には、バッテリの負荷状
    態に基づきバッテリ電圧を推定することを特徴とする制
    御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御方法において、 上記電圧センサの出力不正常時には、モータ要求出力に
    基づきバッテリ電圧を推定することを特徴とする制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の制御方法において、 上記電圧センサの出力不正常時には、バッテリ電流に基
    づきバッテリ電圧を推定することを特徴とする制御方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の制御方法において、 上記電圧センサの出力不正常時には、バッテリの充電状
    態の変化を示す情報に基づき逐次補正を加えながらバッ
    テリの負荷状態に基づきバッテリ電圧を推定することを
    特徴とする制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の制御方法において、 電圧センサにより検出したバッテリ電圧を利用しなが
    ら、バッテリの挙動とバッテリ電圧を対応付けるマップ
    を通常時において構築し、 上記電圧センサの出力不正常時には、バッテリの負荷状
    態にて上記マップを参照することにより、バッテリ電圧
    を推定することを特徴とする制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の制御方法において、 上記電圧センサの出力不正常時には、当該出力不正常の
    期間が所定期間を越えるまでは従前のバッテリ電圧が現
    在のバッテリ電圧であると推定し、所定期間が越えた後
    はバッテリの負荷状態に基づきバッテリ電圧を推定する
    ことを特徴とする制御方法。
  7. 【請求項7】 バッテリ電圧及び前回のスイッチングパ
    ターンに基づきモータ一次電圧を求め、モータ一次電圧
    及びモータ一次電流に基づきモータ一次磁束及びモータ
    トルクの現状値を推定し、要求出力に基づきモータ一次
    磁束及びモータトルクの指令値を求め、推定したモータ
    一次磁束及びモータトルクの現状値と求めたモータ一次
    磁束及びモータトルクの指令値とを比較してスイッチン
    グパターンを決定し、決定したスイッチングパターンに
    従いモータ一次電流を交番させることにより、誘導モー
    タを制御する方法において、 通常時には、バッテリ電圧を電圧センサにより検出し、 上記電圧センサの出力不正常時には、バッテリ電圧が所
    定の値であると仮定することを特徴とする制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の制御方法において、 出力不正常となる直前に電圧センサが検出したバッテリ
    電圧を、上記所定の値とすることを特徴とする制御方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8記載の制御方法におい
    て、 上記電圧センサの出力不正常時には、使用しているバッ
    テリ電圧が電圧センサにより検出した値でない旨使用者
    に警告することを特徴とする制御方法。
JP6185876A 1994-08-08 1994-08-08 誘導モータの制御方法 Pending JPH0851800A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005049366A1 (en) * 2003-11-19 2005-06-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Abnormality monitoring apparatus in load drive circuit
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JP2018074724A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 京セラ株式会社 蓄電装置コントローラ、蓄電装置、および蓄電池ユニットの充電方法

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