JPH085047Y2 - 自動車用サンバイザ取付具 - Google Patents
自動車用サンバイザ取付具Info
- Publication number
- JPH085047Y2 JPH085047Y2 JP9254189U JP9254189U JPH085047Y2 JP H085047 Y2 JPH085047 Y2 JP H085047Y2 JP 9254189 U JP9254189 U JP 9254189U JP 9254189 U JP9254189 U JP 9254189U JP H085047 Y2 JPH085047 Y2 JP H085047Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting member
- hole
- boss
- opening
- locking piece
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のルーフインナーパネルにビスを使用
せずにワンタッチで取付けられ、サンバイザの支軸を挿
入することにより確実に固定され、而も取外しも簡単に
できるようにした自動車用サンバイザ取付具に関する。
せずにワンタッチで取付けられ、サンバイザの支軸を挿
入することにより確実に固定され、而も取外しも簡単に
できるようにした自動車用サンバイザ取付具に関する。
[従来技術] 従来サンバイザの支軸を回動可能に支持する取付具に
はルーフインナーパネルにビス止めされており、ビスの
頭部が露出して見苦しいため目隠し用のキャップを取付
けていたが取付手間が多いため実公昭62−3301号、実開
昭63−74323号にかかる考案のように取付が簡単である
ようにしたものがあった。
はルーフインナーパネルにビス止めされており、ビスの
頭部が露出して見苦しいため目隠し用のキャップを取付
けていたが取付手間が多いため実公昭62−3301号、実開
昭63−74323号にかかる考案のように取付が簡単である
ようにしたものがあった。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら実公昭62−3301号の取付装置におけるブ
ラケットにおいては係止用の爪を内方に撓ませてインナ
ーパネルの切欠に係入させるものであり、爪の下方の切
込溝幅とインナーパネルの厚味との間には或る程度の余
裕が必要であるため取付けたブラケットがガタ付き易
く、又、係止用のフランジを上端部に設けたサンバイザ
の支軸をブラケットの孔に圧入し、ブラケットの弾性変
形により挿通するためガタ付きが出易い等の問題点があ
った。
ラケットにおいては係止用の爪を内方に撓ませてインナ
ーパネルの切欠に係入させるものであり、爪の下方の切
込溝幅とインナーパネルの厚味との間には或る程度の余
裕が必要であるため取付けたブラケットがガタ付き易
く、又、係止用のフランジを上端部に設けたサンバイザ
の支軸をブラケットの孔に圧入し、ブラケットの弾性変
形により挿通するためガタ付きが出易い等の問題点があ
った。
又、実開昭63−74323号に係る取付具は板状支持部材
のボスにサンバイザーの支軸を係入して上端にフランジ
を取付けてからインナーパネルに仮止し、次にカバー部
材の突子を支持部材の係合子内に係入して突子上端のフ
ック部を係合子上端より突出させて取付けるものであ
り、押込み時の変形を必要とし、その分支持部材がイン
ナーパネルに対してガタ付き易く、又、支軸の支持部材
への取付け手間がかゝる等問題点があった。
のボスにサンバイザーの支軸を係入して上端にフランジ
を取付けてからインナーパネルに仮止し、次にカバー部
材の突子を支持部材の係合子内に係入して突子上端のフ
ック部を係合子上端より突出させて取付けるものであ
り、押込み時の変形を必要とし、その分支持部材がイン
ナーパネルに対してガタ付き易く、又、支軸の支持部材
への取付け手間がかゝる等問題点があった。
又、上記の取付具は何れも一度取付ければメンテナン
スの際等に取外すことができないものであった。
スの際等に取外すことができないものであった。
本考案は上記の問題点を解決し、サンバイザの取付が
確実であってガタが発生するようなことがなく、外観の
スッキリした取付具であって、必要時にはサンバイザの
支軸を簡単に取外しできるようにした自動車用サンバイ
ザ取付具の提供を目的としている。
確実であってガタが発生するようなことがなく、外観の
スッキリした取付具であって、必要時にはサンバイザの
支軸を簡単に取外しできるようにした自動車用サンバイ
ザ取付具の提供を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記の目的を達成するために自動車用サンバ
イザ取付具を一方が開口し、他方が閉塞状とされた筒状
の取付部材であって、該取付部材の開口側端部には鍔1a
が設けられていると共に、該取付部材の閉塞状端部には
該取付部材の内孔1′へ同心状に連通し、且つこの内孔
1′より小径の軸孔1″を有するボス1bが突設されてお
り、該取付部材の側壁に設けられた開口部3に前記鍔1a
側から前記ボス1b側に向けて第一の弾性係止片1eが設け
られ、該弾性係止片1eは自由端側が前記取付部材の内孔
1′側へ突出する膨大頭部1e′とされていると共に、前
記取付部材の側壁に設けられた他の開口部5には前記鍔
1a側から前記ボス1b側に向けて第二の弾性係止片1gが設
けられ、該弾性係止片1gは自由端側が前記取付部材の外
方へ向けて突出されており、前記ボス1bの周壁には周側
から軸孔1″に連通する一対の平行な切溝2、2が前記
軸孔1″と直交方向に設けられている取付具本体1と、
環状に湾曲して形成されているスプリングであって、該
スプリングの杆部6aが前記取付具本体1の一対の切溝2
から前記軸孔1″内へ突出されて装着されているロック
スプリング6とよりなる構成としたものであり、又環状
に湾曲して形成されているロックスプリング6の杆部6a
は両端部6a′、6a′が該ロックスプリング6の環状部か
ら外方へ平行して延設されていると共に、取付具本体1
の筒状の周壁には該周壁の閉塞状端部から開口側端部に
亙る操作孔4が設けられ、該操作孔4の閉塞状端部の開
口部が前記ロックスプリング6の両端部間6a′、6a′の
位置に開口しており、該操作孔6に先端部7bが先細状と
されたロック解除具7が該先端部7bを前記閉塞状端部側
にして移動自在に挿入されている構成とする場合もあ
る。
イザ取付具を一方が開口し、他方が閉塞状とされた筒状
の取付部材であって、該取付部材の開口側端部には鍔1a
が設けられていると共に、該取付部材の閉塞状端部には
該取付部材の内孔1′へ同心状に連通し、且つこの内孔
1′より小径の軸孔1″を有するボス1bが突設されてお
り、該取付部材の側壁に設けられた開口部3に前記鍔1a
側から前記ボス1b側に向けて第一の弾性係止片1eが設け
られ、該弾性係止片1eは自由端側が前記取付部材の内孔
1′側へ突出する膨大頭部1e′とされていると共に、前
記取付部材の側壁に設けられた他の開口部5には前記鍔
1a側から前記ボス1b側に向けて第二の弾性係止片1gが設
けられ、該弾性係止片1gは自由端側が前記取付部材の外
方へ向けて突出されており、前記ボス1bの周壁には周側
から軸孔1″に連通する一対の平行な切溝2、2が前記
軸孔1″と直交方向に設けられている取付具本体1と、
環状に湾曲して形成されているスプリングであって、該
スプリングの杆部6aが前記取付具本体1の一対の切溝2
から前記軸孔1″内へ突出されて装着されているロック
スプリング6とよりなる構成としたものであり、又環状
に湾曲して形成されているロックスプリング6の杆部6a
は両端部6a′、6a′が該ロックスプリング6の環状部か
ら外方へ平行して延設されていると共に、取付具本体1
の筒状の周壁には該周壁の閉塞状端部から開口側端部に
亙る操作孔4が設けられ、該操作孔4の閉塞状端部の開
口部が前記ロックスプリング6の両端部間6a′、6a′の
位置に開口しており、該操作孔6に先端部7bが先細状と
されたロック解除具7が該先端部7bを前記閉塞状端部側
にして移動自在に挿入されている構成とする場合もあ
る。
[作用] 以上のように構成された自動車用サンバイザ取付具は
自動車のルーフ部分のインナーパネルに開けられた取付
穴に取付具本体1をボス1b側から鍔1aが穴縁8に当るま
で押込むと外方へ突出している第二の弾性係止片1gの自
由端側が穴縁8に係止され仮止めされて取付けられる。
自動車のルーフ部分のインナーパネルに開けられた取付
穴に取付具本体1をボス1b側から鍔1aが穴縁8に当るま
で押込むと外方へ突出している第二の弾性係止片1gの自
由端側が穴縁8に係止され仮止めされて取付けられる。
次に取付具本体1の内孔1′内に嵌着されるブッシュ
10を有し、先端部に前記ロックスプリング6の並列状の
杆部6a、6aが係入可能な周回溝9aを有する支軸9の先端
部を軸孔1″に挿入すると、支軸9の先端がロックスプ
リング6の杆部6a、6aを押し開いて進入し、周回溝9aに
杆部6a、6aが係入して支軸9を回動可能に保持する。
10を有し、先端部に前記ロックスプリング6の並列状の
杆部6a、6aが係入可能な周回溝9aを有する支軸9の先端
部を軸孔1″に挿入すると、支軸9の先端がロックスプ
リング6の杆部6a、6aを押し開いて進入し、周回溝9aに
杆部6a、6aが係入して支軸9を回動可能に保持する。
又、同時にブッシュ10が内孔1′に嵌着されて本体1
の第一の弾性係止片1eに当接して膨大頭部1e′を取付具
本体1の外方へ折曲状に弾性変形させて穴縁8に取付具
本体1を係止し、弾性係止片1eはブッシュ10に常に当接
しているので膨大頭部1e′が内方に復帰することがな
く、取付具本体1は確実に取付けられる。
の第一の弾性係止片1eに当接して膨大頭部1e′を取付具
本体1の外方へ折曲状に弾性変形させて穴縁8に取付具
本体1を係止し、弾性係止片1eはブッシュ10に常に当接
しているので膨大頭部1e′が内方に復帰することがな
く、取付具本体1は確実に取付けられる。
ロック解除具7は支軸9を取外したい時に先端方向へ
押出すことにより、ロック解除具7の先細状とされた先
端部7bの傾斜面によりロックスプリング6の両端部6
a′、6a′を押し開き支軸9の周回溝9a内に係入してい
るロックスプリング6の杆部6aを周回溝9aにより脱出さ
せ、支軸9を取外すことができる。
押出すことにより、ロック解除具7の先細状とされた先
端部7bの傾斜面によりロックスプリング6の両端部6
a′、6a′を押し開き支軸9の周回溝9a内に係入してい
るロックスプリング6の杆部6aを周回溝9aにより脱出さ
せ、支軸9を取外すことができる。
[実施例] 以下本考案にかゝる自動車用サンバイザ取付具の実施
例について図面により説明する。
例について図面により説明する。
1は合成樹脂よりなる取付具本体であって、一方が開
口し他方が閉塞状とされた方形の角筒状に形成され、そ
の開口側端部には鍔1aが設けられた取付部材よりなって
いる。又、他方の開口側端部にはこの取付部材の内孔
1′の中心線の延長線を中心線とし、内孔1′よりも小
径とされた軸孔1″を有するボス1bが外方に向けて突設
されている。
口し他方が閉塞状とされた方形の角筒状に形成され、そ
の開口側端部には鍔1aが設けられた取付部材よりなって
いる。又、他方の開口側端部にはこの取付部材の内孔
1′の中心線の延長線を中心線とし、内孔1′よりも小
径とされた軸孔1″を有するボス1bが外方に向けて突設
されている。
取付具本体1の一方の対向する側壁1c、1cにはボス1b
の基部付近から鍔1a手前に亙る切欠により方形の開口部
3、3が対向状に設けられ、各開口部3内に鍔1a側から
ボス1b側に向けて角型の第一の弾性係止片1eが設けられ
ており、この弾性係止片1eは自由端側が前記本体1の内
孔1′内へ鍔1a側からボス1b側へ傾斜状に突出する膨大
頭部1e′となっている。
の基部付近から鍔1a手前に亙る切欠により方形の開口部
3、3が対向状に設けられ、各開口部3内に鍔1a側から
ボス1b側に向けて角型の第一の弾性係止片1eが設けられ
ており、この弾性係止片1eは自由端側が前記本体1の内
孔1′内へ鍔1a側からボス1b側へ傾斜状に突出する膨大
頭部1e′となっている。
又、他方の対向する側壁1d、1dにおける一方の側壁1d
には対向する他方の側壁1dと反対側の側面の幅方向の中
央部に本体1の開口側から閉塞状側に至る前記内孔1′
と平行な操作孔4を有する筒部1fが設けられ、この操作
孔4はボス1bの軸孔1″の径より稍広幅の方形断面とな
っており、その広幅側を軸孔1″に対向させている。
には対向する他方の側壁1dと反対側の側面の幅方向の中
央部に本体1の開口側から閉塞状側に至る前記内孔1′
と平行な操作孔4を有する筒部1fが設けられ、この操作
孔4はボス1bの軸孔1″の径より稍広幅の方形断面とな
っており、その広幅側を軸孔1″に対向させている。
又、筒部1fのない側壁1dと、筒部1fにおける側壁1dと
反対側の側壁とには夫々開口部5が設けられ、この開口
部5内には鍔1a側からボス1b側に向けた第二の弾性係止
片1gが設けられ、この弾性係止片1gは自由端側が取付具
本体1の外方へ突出している。又筒部1fのない側壁1d側
の弾性係止片1gの自由端側は内孔1′内へも傾斜状に突
出した膨大頭部1g′となっており、両弾性係止片1g、1g
は共に自由端部の外側面が先細り状の傾斜面とされてい
る。
反対側の側壁とには夫々開口部5が設けられ、この開口
部5内には鍔1a側からボス1b側に向けた第二の弾性係止
片1gが設けられ、この弾性係止片1gは自由端側が取付具
本体1の外方へ突出している。又筒部1fのない側壁1d側
の弾性係止片1gの自由端側は内孔1′内へも傾斜状に突
出した膨大頭部1g′となっており、両弾性係止片1g、1g
は共に自由端部の外側面が先細り状の傾斜面とされてい
る。
前記ボス1bの周壁には周側から軸孔1″に連通する一
対の平行な切溝2、2が軸孔1″と直交方向に、且つ側
壁1cと平行方向に設けられている。
対の平行な切溝2、2が軸孔1″と直交方向に、且つ側
壁1cと平行方向に設けられている。
6は鋼線等のばね素材を略長方形環状に湾曲させたロ
ックスプリングであって、このロックスプリング6の杆
部6aは両端部6a′、6a′がこのロックスプリング6の環
状部から外方に向けて並列されている形状のものであ
り、長辺側の杆部6aを前記切溝2、2内から軸孔1″内
に突出させ、両端部6a′、6a′を前記操作孔4側に向け
て装着されている。
ックスプリングであって、このロックスプリング6の杆
部6aは両端部6a′、6a′がこのロックスプリング6の環
状部から外方に向けて並列されている形状のものであ
り、長辺側の杆部6aを前記切溝2、2内から軸孔1″内
に突出させ、両端部6a′、6a′を前記操作孔4側に向け
て装着されている。
又、前記操作孔4には桿部7aよりも広幅された楔状の
先端部7bを有するロック解除具7が先端部をボス1b側に
して桿部7aを摺動自在に挿入され、楔状の尖端に延設し
た細幅桿部7cを前記ロックスプリング6の両端部6a′、
6a′間に挿入し、先端部7bの桿部7a側面より張出した後
部面を取付具本体1の閉塞状側端面に当接させている。
先端部7bを有するロック解除具7が先端部をボス1b側に
して桿部7aを摺動自在に挿入され、楔状の尖端に延設し
た細幅桿部7cを前記ロックスプリング6の両端部6a′、
6a′間に挿入し、先端部7bの桿部7a側面より張出した後
部面を取付具本体1の閉塞状側端面に当接させている。
尚本実施例はインナーパネルの取付穴の開口面が傾斜
面に設けられているものに使用されるものであって、取
付具本体1の開口端は内孔1′に対して傾斜しており、
これに伴い鍔1aも傾斜し、第一の弾性係止片1eの設置位
置、第二の弾性係止片1gの形状等も段違い或は傾斜状と
されている。
面に設けられているものに使用されるものであって、取
付具本体1の開口端は内孔1′に対して傾斜しており、
これに伴い鍔1aも傾斜し、第一の弾性係止片1eの設置位
置、第二の弾性係止片1gの形状等も段違い或は傾斜状と
されている。
以上のように構成された自動車用サンバイザ取付具は
取付具本体1をボス1b側からインナーパネルにあけた取
付穴に押込むことにより第二の係止片1g、1gが弾性変形
して自由端側を孔縁8に係止して取付具本体1が仮止め
される。
取付具本体1をボス1b側からインナーパネルにあけた取
付穴に押込むことにより第二の係止片1g、1gが弾性変形
して自由端側を孔縁8に係止して取付具本体1が仮止め
される。
次にインナーパネル面にトップシーリングを張った後
サンバイザの支軸9を内孔1′から軸孔1″に押込んで
取付ける。
サンバイザの支軸9を内孔1′から軸孔1″に押込んで
取付ける。
この取付具に用いる支軸9は先端が面取りされ、先端
部付近に本体1の内孔1′に嵌着されるブッシュ10が回
動可能に圧挿されていると共に、支軸9の先端部の周壁
に前記ロックスプリング6の杆部6aが係入する周回溝9a
が設けられているものであって、先端部がロックスプリ
ング6をその弾発力に抗して押し開いて突入し、周回溝
9aがボス1bの切溝2に装着されたロックスプリング6の
位置に達した時にロックスプリング6の杆部6aが元の形
状に復帰して溝9aに係入する。従って支軸9は取付具本
体1に係止される。
部付近に本体1の内孔1′に嵌着されるブッシュ10が回
動可能に圧挿されていると共に、支軸9の先端部の周壁
に前記ロックスプリング6の杆部6aが係入する周回溝9a
が設けられているものであって、先端部がロックスプリ
ング6をその弾発力に抗して押し開いて突入し、周回溝
9aがボス1bの切溝2に装着されたロックスプリング6の
位置に達した時にロックスプリング6の杆部6aが元の形
状に復帰して溝9aに係入する。従って支軸9は取付具本
体1に係止される。
又、ブッシュ10も内孔1′に嵌着され、その下端部に
設けた鍔10aが本体1の鍔1aに密着し、このブッシュ10
に圧挿されている支軸9はブッシュ10との間の適度の摩
擦抵抗により、回転させた位置で固定される。
設けた鍔10aが本体1の鍔1aに密着し、このブッシュ10
に圧挿されている支軸9はブッシュ10との間の適度の摩
擦抵抗により、回転させた位置で固定される。
更にメンテナンス時にはロック解除具10を鍔1a側から
先端方向に押出すことによりロックスプリング6は両端
部6a′、6a′がロック解除具7の楔状先端部7bの両斜面
により押開かれ、ロックスプリング6の杆部6a、6aが支
軸9の周回溝9aより外れるので支軸9は取外し可能とな
る。
先端方向に押出すことによりロックスプリング6は両端
部6a′、6a′がロック解除具7の楔状先端部7bの両斜面
により押開かれ、ロックスプリング6の杆部6a、6aが支
軸9の周回溝9aより外れるので支軸9は取外し可能とな
る。
[効果] 本考案にかかる自動車用サンバイザ取付具は上記のよ
うに構成されているので取付具はインナーパネルの取付
穴に押込むだけで第二の弾性係止片により係止されて取
付けられ、支軸のボス部への挿入により支軸は回転可能
にロックされると共に第一の弾性係止片により本止めさ
れて取付が非常に簡単であり、又、ビスの使用は皆無で
あるため外観がスッキリしている。
うに構成されているので取付具はインナーパネルの取付
穴に押込むだけで第二の弾性係止片により係止されて取
付けられ、支軸のボス部への挿入により支軸は回転可能
にロックされると共に第一の弾性係止片により本止めさ
れて取付が非常に簡単であり、又、ビスの使用は皆無で
あるため外観がスッキリしている。
又、取付は第一の弾性係止片が取付穴の穴縁に強制的
に変形されて係止されるので確実に取付けられ、取付が
弛むことはない。
に変形されて係止されるので確実に取付けられ、取付が
弛むことはない。
更に手入等の際にはロック解除具を押上げることによ
り支軸が取外し可能となるので便利である。
り支軸が取外し可能となるので便利である。
第1図は本考案にかゝる自動車用サンバイザ取付具の一
実施例の斜視図、第2図は同正面図、第3図は同平面
図、第4図は同底面図、第5図は仮止状態を示す実施例
の第3図におけるX−X視斜視図、第6図は同Y−Y断
面図、第7図はロック解除具の斜視図、第8図はサンバ
イザ支軸を装着した実施例の第3図におけるX−X視断
面図、第9図は同Y−Y断面図である。 1……取付具本体、1a……鍔、1b……ボス、1e、1g……
弾性係止片2……切溝、3……窓、4……操作孔、5…
…窓、6……ロックスプリング、7……ロック解除具、
8……取付孔縁、9……支軸、10……ブッシュ。
実施例の斜視図、第2図は同正面図、第3図は同平面
図、第4図は同底面図、第5図は仮止状態を示す実施例
の第3図におけるX−X視斜視図、第6図は同Y−Y断
面図、第7図はロック解除具の斜視図、第8図はサンバ
イザ支軸を装着した実施例の第3図におけるX−X視断
面図、第9図は同Y−Y断面図である。 1……取付具本体、1a……鍔、1b……ボス、1e、1g……
弾性係止片2……切溝、3……窓、4……操作孔、5…
…窓、6……ロックスプリング、7……ロック解除具、
8……取付孔縁、9……支軸、10……ブッシュ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松尾 常志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)考案者 恵南 学 広島県東広島市八本松町大字原1454番地の 34 株式会社ヒロタニ八本松工場内 (72)考案者 藤井 孝 広島県東広島市八本松町大字原1454番地の 34 株式会社ヒロタニ八本松工場内 (72)考案者 三浦 幸久 広島県東広島市八本松町大字原1454番地の 34 株式会社ヒロタニ八本松工場内 (56)参考文献 特開 昭50−52718(JP,A) 実開 昭61−144849(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】一方が開口し、他方が閉塞状とされた筒状
の取付部材であって、該取付部材の開口側端部には鍔が
設けられていると共に、該取付部材の閉塞状端部には該
取付部材の内孔へ同心状に連通し、且つこの内孔より小
径の軸孔を有するボスが突設されており、該取付部材の
側壁に設けられた開口部に前記鍔側から前記ボス側に向
けて第一の弾性係止片が設けられ、該弾性係止片は自由
端側が前記取付部材の内孔側へ突出する膨大頭部とされ
ていると共に、前記取付部材の側壁に設けられた他の開
口部には前記鍔側から前記ボス側に向けて第二の弾性係
止片が設けられ、該弾性係止片は自由端側が前記取付部
材の外方へ向けて突出されており、前記ボスの周壁には
周側から軸孔に連通する一対の平行な切溝が前記軸孔と
直交方向に設けられている取付具本体と、環状に湾曲し
て形成されているスプリングであって、該スプリングの
杆部が前記取付具本体の一対の切溝から前記軸孔内へ突
出されて装着されているロックスプリングとよりなるこ
とを特徴とする自動車用サンバイザ取付具。 - 【請求項2】環状に湾曲して形成されているロックスプ
リングの杆部は両端部が該ロックスプリングの環状部か
ら外方へ並行して延設されていると共に、取付具本体の
筒状の周壁には該周壁の閉塞状端部から開口側端部に亙
る操作孔が設けられ、該操作孔の閉塞状端部側の開口部
が前記ロックスプリングの両端部間の位置に開口してお
り、該操作孔に先端部が先細状とされたロック解除具が
該先端部を前記閉塞状端部側にして移動自在に挿入され
ていることを特徴とする請求項1記載の自動車用サンバ
イザ取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9254189U JPH085047Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車用サンバイザ取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9254189U JPH085047Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車用サンバイザ取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333709U JPH0333709U (ja) | 1991-04-03 |
JPH085047Y2 true JPH085047Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31641962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9254189U Expired - Lifetime JPH085047Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車用サンバイザ取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085047Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11752841B2 (en) | 2020-08-19 | 2023-09-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Lock release tool |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013222996A1 (de) * | 2013-11-12 | 2015-05-28 | Robert Bosch Gmbh | Scheibenwischvorrichtung |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP9254189U patent/JPH085047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11752841B2 (en) | 2020-08-19 | 2023-09-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Lock release tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333709U (ja) | 1991-04-03 |
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