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JPH08504609A - 手首の支持牽引装置 - Google Patents

手首の支持牽引装置

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Publication number
JPH08504609A
JPH08504609A JP6506688A JP50668894A JPH08504609A JP H08504609 A JPH08504609 A JP H08504609A JP 6506688 A JP6506688 A JP 6506688A JP 50668894 A JP50668894 A JP 50668894A JP H08504609 A JPH08504609 A JP H08504609A
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JP
Japan
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platform
support
traction device
extensible member
traction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6506688A
Other languages
English (en)
Inventor
ピーター ボリガー,デビッド
Original Assignee
ウェルシュ,ピーター
イレユェロー ピーティーワイ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウェルシュ,ピーター, イレユェロー ピーティーワイ リミテッド filed Critical ウェルシュ,ピーター
Publication of JPH08504609A publication Critical patent/JPH08504609A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices ; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. long-term immobilising or pressure directing devices for treating broken or deformed bones such as splints, casts or braces
    • A61F5/04Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints

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  • Prostheses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、整形外科手術または関節鏡検査手術に用いるための、手首の支持牽引装置に関する。この装置は、前腕を保持するための載せ台(12)と、指を保持するための接続手段(22)と、載せ台および接続手段の間で回動するように接続された伸張性部材(14)とを有する。伸張性部材(14)に付加される制御された伸張力によって、実質的に一定の牽引力が手首に付加される。この装置は、与えられた手首の仮想枢軸のいずれかと一致する軸の周りを、構成部材が必ずしも回動しなくてもよいように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 手首の支持牽引装置 [発明の分野] 本発明は牽引装置に関し、特に整形外科手術の際に、手首などの、患者の肢の 一部を支持および牽引するために適用される装置に関する。 [背景技術] 整形外科手術においては、肢の数箇所に、関節のいずれかの側で牽引力を付加 する必要がある場合がある。手首の手術の場合には、通常、上腕を水平に、前腕 を垂直にかつ指を最上位にした状態で、患者を仰向けに寝かせる。手首は往復台 (carriage)に寄り掛かり、かつ1以上の指が指トラップ(digit trap)内で支 えられているので、患者の腕の一部は制止される。上向きの力を指トラップにか けることにより、手首は牽引力下におかれる。 この従来の手法には、いくつかの不都合がある。第一に、患者の手首は垂直に 保たれなければならず、手術のためにより都合のよい向きに置き直すことができ ない。第二に、整形外科手術においては、腕が垂直に向いているので、モニター スクリーンを見るための外科医の視界が妨げられることがある。第三に従来の手 法はぎこちなく、外科医を疲れさせる。 [発明の要旨] 本発明は、近位部分と、遠位部分と、この近位部分をこの遠位部分に接続する 関節と、これら近位および遠位部分が周りを回動する、仮想関節枢軸とを有する 肢に用いるための、支持牽引装置であって: この肢の近位部分を固着する載せ台(rest)と; 長さを有し、かつ、載せ台に関して、仮想関節枢軸と一致しない部材枢軸の周 りを回動するように、載せ台に回動自在に接続された伸張性部材と; 関節から離れた位置で伸張性部材を肢の遠位部分に取り付けるための接続手段 と; 選択可能な牽引力を関節に付加するように伸張性部材の長さを増大または縮小 するための伸張手段と; 載せ台に関する伸張性部材の回動自在な動きに関わらず、選択可能な牽引力を 実質的に一定に維持するための力供与手段 を備えた支持牽引装置を提供する。 好ましくは、伸張性部材は回動自在かつ固定可能に載せ台に接続され、伸張性 部材は仮想関節枢軸から離れた部材数軸の周りを回動できる。 好ましくは、この装置はさらに伸張性部材に取り付けられたプラットフォーム を有し、伸張性部材が、肢の遠位部分がプラットフォーム上に載りかつプラット フォームの回転によって回転するように、載せ台に回転可能かつ固定可能に接続 される。 [図面の簡単な説明] 本発明の好ましい実施態様は、次に述べる添付の図を参照して説明される: 図1は、本発明による手首の支持牽引装置の第一の好ましい実施態様の平面図 である; 図2は、図1の装置の側面図である; 図3は、使用時における本発明の第一の好ましい実施態様の上面図である。 図4は、使用時における本発明の第一の好ましい実施態様を示す側面図である 。 図5は、本発明の第一の好ましい実施態様で用いられる自在継手の展開斜視図 である。 図6は、本発明の第二の好ましい実施態様の側面図である。 図7は、本発明の第二の好ましい実施態様の平面図である。 図8は、本発明の特に好ましい実施態様の斜視図である。 図9は、本発明の特に好ましい実施態様で用いられるカフ(cuff)の斜視図で ある。 図10は、本発明の特に好ましい実施態様の展開斜視図であり、発明品を組立 てる好ましい方法を図示している。 図11は、本発明の別の特に好ましい実施態様の展開斜視図である。 [好ましい実施態様の詳細な説明] 図1〜4の全体を参照すれば、概して、手首の支持牽引装置10の第一の好ま しい実施態様は、大要において、載せ台12および伸張性部材14を必須的に有 する。患者の前腕16は前腕ストラップ20によって載せ台12に固着される。 指トラップ22は患者の指の1本を伸張性部材14のL字型の箇所26に固着す る。伸張性部材14は、実質的に一定の空気圧または水圧がパイプ32を通って 供給されるジャッキであってもよい。これは、手首28にかかる実質的に一定の 牽引力を維持し、こうして外科医が手首の整形外科手術または関節鏡検査(arth roscopic)手術を行うことを可能にする。 また本発明の第一の好ましい実施態様のさらに詳細な説明に関して図1〜4を 参照すれば、装置10は、指トラップ22が患者の指を前腕16から引き離すよ うに伸張性部材14の長さを増大することにより、手首28に牽引力を付加する 。 ジャッキ30は伸張性部材14に必要な力を供給する。好ましくは、ジャッキ 30は水圧または空気圧によって作動するが、電気的、機械的またはその他の手 段によって作動してもよい。第一の好ましい実施態様において、ジャッキ30に よって供給された力は、伸張性部材14の長さとは無関係に、実質的に一定のま まであり、外科医は圧力調節器33を経てパイプ32を通ってジャッキ30に供 給される水圧または空気圧を調整することにより、力の量を制御できる。 柄(stalk)34は伸張性部材14の一部を形成するためにジャッキ30に取 り付けられ、載せ台12内に固着された自在継手36(図5中に図示)のところ で回動自在に装着される。図5を参照すれば、第一の好ましい実施態様において 、自在継手36は、両端の一方で載せ台12に取り付けられ他端でカップ40に 取り付けられた、箇所39を有する。球38は柄34に取り付けられ、外殻42 によってカップ40中に保持される。代わって、外殻42は、穴46を通過し箇 所39中のねじ山のついた穴48中でねじ留めされた、スクリュークランプ(sc rewclamp)44によって球38を締めつける。スクリュークランプ44がゆるい と、この配置により柄34は、そしてゆえに伸張性部材14は、球38の中心と 実質 的に一致する部材数軸の周りを回動することができる。スクリュークランプ44 が締められると、柄34の回動動作は止められる。 伸張性部材14の回動動作により、手首28の中心と実質的に一致する仮想関 節枢軸の周りを手29が回動的に動作する。伸張性部材14および手29の回動 動作は連結しているが、これらは同じ枢軸の周りでは起こらない;すなわち、部 材枢軸は仮想関節枢軸から離れている。したがって、これらの回動動作の間、伸 張性部材14は手首28にかかる実質的に一定の牽引力を維持するために長さを 変化させなければならない。この長さの変化は、実質的に一定の水圧下または空 気圧下でジャッキ30中に、およびジャッキ30から柄34を動かすことにより 調節される。スクリュークランプ44がゆるいときに回動動作ができることに加 え、ジャッキ30は球38の中心を実質的に通過する長手方向の軸の周りを回転 することもできる。ジャッキ30の本体にはプラットフォーム18が取り付けら れ、ジャッキ30の回転によってプラットフォーム18が揺れる。図3に示され るように、プラットフォーム18の回転によって手29の回転が、そしてゆえに 手首28の回内または回外が起こるように、手29はプラットフォーム18上に 載る。この様に、プラットフォーム18を回転することにより、外科医は手首2 8を手術に都合の良い向きに置くことができる。こうして得られた回内および回 外の程度が不十分ならば、前腕ストラップ20をゆるめ、前腕16の位置を直し 、そして最後に前腕ストラップ20を再び締めることができる。 手首にかけられた牽引力が肩に付加されるのを防ぐために、装置10を用いる 際に、図3に示すように、前腕16が上腕54と約40度の角度を成しかつ上腕 54が上腕ストラップ56によって載せ台12に固着されるように、肘52は曲 げられるべきである。40度の角度は、二頭筋を通る上腕骨が牽引力に確実に耐 えるために十分大きく、そして腕を標準的な腕台(arm table)上に置きかつ外 科医が腕のどちらか側に座るためには十分小さい。 曲げた腕か、同じ腕の掌側の面か、または他方の腕のうちのいずれかの便宜を はかるために、載せ台12は患者の肩の近位の端で次第に外側に広がっている。 上腕ストラップ56は、上腕54を図3に示した位置で固着するために用いられ るが、別の上腕ストラップ56Aを、同じ腕の掌側の面または他方の腕に用いる こともできる。載せ台12はまた、肘領域に圧力がかからないようにするための 凹部66を有していもよい。載せ台12はオートクレーブで消毒可能な真空成形 されたプラスチックから製造されてもよい。 手首28を支持するために、装置10を図3に示した従来の腕台50上に置く こともできる。載せ台12は腕台50上の位置の広い範囲に置くことができる。 この様に、手首28は手術に都合の良い位置および向きに置くことができ、その 一方でなお、実質的に一定の牽引力がかかる。装置10は好ましくは、無菌の場 所が設けられた後に手首28および前腕16の下に導入される、独立した装置で ある。腕台50の使用により、外科医が自分の腕を載せたり器具を配置できる作 業面が与えられる。必要であれば、装置10は全体が取り外され、標準的な腕台 およびちらかっていない(uncluttered)無菌の場所が残される。 装置10は関節鏡検査手術および手首切開手術(open wrist surgery)の両方 に用いるのに適しており、関節鏡検査の処置から切開処置に発展しても、都合よ く用いられる。この場合、切開処置が牽引力を要しなくても、装置10は単純に かつ容易に取り外され、処置は下にある標準的な腕台上で続けられる。 図6および7は、図1〜4に示した実施態様の特徴と利点を実質的に全て包含 する、本発明の第二の好ましい実施態様を示す。この第二の好ましい実施態様に おいて、手首支持牽引装置72は載せ台74に回動自在に取り付けられた伸張性 部材76を有する。 伸張性部材76は、球38と、プラットフォーム80と、ピストン82とを有 する。ピストン82の一端はプラットフォーム80中の穴86中に滑り込み、穴 86の中から滑り出て、そしてピストン82は、チャンバ88を作るように、滑 動自在の、穴86の壁に対して実質的に気密なシールを形成する。ピストン82 に力を加えるように、空気圧または水圧を、入口90を通してチャンバ88中に 連結してもよい。代わりにピストン82は、プラットフォーム80内にまたはプ ラットフォーム80上に装着された、従来の気圧ジャッキの一部であってもよい 。 プラットフォーム80から離れたピストン82の端には、スプレッダバー(sp reader bar)84が取り付けられる。指サック68は、ボールチェーン86によ ってスプレッダバー84に調節可能に取り付けられ、指24は指サック68中に 保 持される。こうして、入口90を通ってチャンバ88に導入された空気圧または 水圧によって、ピストン82はプラットフォーム80から離れるように滑ろうと する。これによって、順に、牽引力が、スプレッダバー84、ボールチェーン8 6および指24を通って手首28に付加される。前腕16は前腕ストラップ20 によって載せ台74に固着される。ノッチ78は、牽引力が手首28に付加され る際に、前腕ストラップ20が載せ台74上で滑るのを防ぐ。 球38およびカップ40は、載せ台74中の空隙93内に装着され、プラット フォーム80が球38の中心を実質的に通過する軸の周りを回動するようにでき る、固定可能な自在継手を形成する。取り外し可能レバー92はカップ40上で 固定可能に動作するように適用され、これにより、取り外し可能レバー92の第 一の位置においてカップ40は、プラットフォーム80が載せ台74に関して回 動できるように、球38から離れるように動作し、取り外し可能レバーの第二の 位置においてカップ40は、プラットフォーム80の回動を止めるように、球3 8上に締めつけられる。カップ40は、末端キャップ94によって、空隙93内 に保持されてもよい。 装置72の実質的に全ての構成部材は、好ましくは放射線透過性(radio-luce nt)プラスチックから作られる。これにより、装置から腕を取り外す必要なしに 、手首のエックス線を取ることができる。載せ台74は、好ましくは、装置72 がスタンド上に装着されるようにする溝穴96を有する。加えて、載せ台74は 、例えばより適当な牽引力が手首にかかるように、凹部95を有する形をしてい てもよい。 装置72はいくつかの形態において用いることができる。例えば、第一の形態 においては、この装置を標準的な腕台上に水平におくことができる。この形態に おいて、手首を延ばして横方向にずらすことができるが、手首は屈曲されないか もしれない。第二の形態においては、手首を延ばしたり、横方向にずらしたり、 屈曲したりすることが全てできるように、この装置を装着装置の縁部上に水平に 装着してもよい。第三の形態においては、この装置を従来の位置で垂直スタンド 上に装着してもよい。 図8〜9は本発明による牽引装置98の特に好ましい実施態様を図示している 。 牽引装置98は、他の実施態様と実質的に同様に作動するが、この実施態様にお いては、患者の前腕は載せ台12に取り付けられたポスト102上に保持された カフ100内に固着される。他の実施態様のように、指トラップ22は患者の指 を伸張性部材14に固着し、そして伸張性部材14は、患者の手首にかかる実質 的に一定の牽引力を維持するように実質的に一定の空気圧または水圧と連結され たジャッキであってもよい。 柄34は伸張性部材14の一部を形成するようにジャッキ30に取り付けられ 、そして載せ台12内に固着された自在継手36で回動自在に装着される。図1 0に示されるように、自在継手36は棒120によって載せ台12のへこみ内に 保持された球38を有する。棒120は穴122に偏心的に装着され、レバー1 04の回転よって棒120が球38に押しつけられるようにレバー104に取り 付けられ、これによって外科医はこの牽引装置を好適な向きに固定することがで きる。 他の実施態様のように、伸張性部材14の回動動作により、患者の手首の中心 と実質的に一致した仮想関節枢軸の周りを、患者の手が回動的に動作する。伸張 性部材14および手の回動動作は連結しているが、これらは同じ枢軸の周りでは 起こらない;すなわち、部材枢軸は仮想関節枢軸からは離れている。したがって 、これらの回動動作の際に、伸張性部材14は、手首28にかかる実質的に一定 の牽引力を維持するために、長さを変化させなければならない。この長さの変化 は、実質的に一定の水圧下または空気圧下でジャッキ30の伸張または収縮によ って調節される。 ジャッキ30はまた、自在継手36の中心を実質的に通過する長手方向の軸の 周りを回転することもできる。ジャッキ30の本体にはプラットフォーム18が 取り付けられ、ジャッキの30の回転によってプラットフォーム30が揺れる。 プラットフォーム18の回転によって手の回転が、そしてゆえに手首の回内また は回外が起こるように、患者の手はプラットフォーム18上に載る。この様に、 プラットフォーム18を回転することにより、外科医は手首28を手術に都合の 良い向きに置くことができる。 載せ台12は基部108から突出した2本のピラー(pillars)106上に装 着 され、これにより、都合良く配置された、小型の移送可能な装置が提供される。 図9はカフ100をより詳細に図示している。カフ100は好ましくは使い捨 てであり、そして好ましくは、柔軟な繊維層が積層かまたは他の方法で付着した 、可撓性の、弾性の、実質的に滑り止めの基部を有する長い材料からなる。好ま しくは、この基部はネオプレンであり、繊維層は一方向伸縮性のべロア織物であ る。カフ100は、カフをポスト102に取り付けるための手段を備えた長い材 料を有する。図9に示されるように、カフ100および取り付け手段は好ましく は、織物長さ方向に2つの輪を形成し、そしてこれらの輪のくびれ(necks)を 縫いつけるかまたは他の方法で閉じることにより作られる、2つのチューブ11 を有する。これらの輪は、ポスト102を覆って滑り、これによって、ポスト1 02の間のカフを取り外し可能に保持する。しかし、カフをポスト102に取り 外し可能に取り付けるために、他の取り付け手段を設けてもよい。 カフ100はカフを前腕の周りに固着するための手段を含む。好ましくは、こ の手段は、織物の細片の一端に取り付けられたホック留めの留め具(ベルクロ( Velcro)の商標名で市販されているものなど)の細片を有する。 さらに、カフ100は好ましくは、前腕を支持するために心地好いクッション と輪郭を備えた表面を設けるために、載せ台12中の凹部116にかけられる舌 状部(tongue)114を有する。 牽引装置98の実質的に全ての構成部材は、この装置から腕を取り外す必要な しに手首のエックス線を取ることができるように、好ましくは放射線透過性プラ スチックから作られる。 図10は本発明の特に好ましい実施態様の展開斜視図である。図10を参照す れば、本発明品を組み立てるための好ましい方法は、次の工程を含む: 圧力調節器33を、静脈注射用スタンド等の、都合の良い垂直ポスト130に 締めつける。このポスト130は、外科医の視界にゲージ132が入るように、 手術台に近づけることができる。 チューブ134を、150kPa以上、700kPa以下の圧力を有する医療用空気 の供給源に接続する。調節器のダイヤルを回して空気が利用可能であること、お よびゲージが作動していることを確かめ、次いでゲージの読みが零になるように 調節器を調節する。 この装置を、その構成部品に分解し、活性化されたジアルデヒド溶液中に浸漬 することによりこれら部品の使用に備える。空気管路32も同様に準備される。 浸漬の後、十分に濯ぎ、過剰の水分を拭き取る。 使い捨てカフを内包する無菌キットを開封し、カフの突出した舌状部がメイン ブロック(main block)12の凹面を覆うクッシヨンとして置かれるように、カ フを滑らせてポスト102上に全体にわたって載せる。カフの特定の表面が患者 の皮膚と接触することが予期されることを見て確かめる。 患者の皮膚の準備を整えた後で、適当な指にそってできるだけ奥まで指トラッ プを滑らせる。トラップが適切に固着され外れないことを確かめるために、指ト ラップを引張る。 シリンダ球(cylinder ball)38を、載せ台12の対応する溝136中に、 進むところまで垂直に滑り上げる。 外科医が座る位置と反対のブロックの側から固定心棒120を、球38が固着 されるように、ブロック12に滑り通す。心棒の挿入を可能にするために、その 平面150は球に面していなければならない。 載せ台12およびシリンダ138を、ハンドプレート18が最上位になるよう にシリンダを回転しながら、手術台の上に平に置く。固定レバー104を心棒1 20のへこみ中に挿入し、心棒が球を固定するまで回転する。最小限の労力しか 必要としない。過剰の力を用いてはならない。 次に、手首の仮想枢軸が固定球38の約2cm近位側になるように、患者の前腕 を配置する。処置に最も都合の良い手首または手の面が外科医の方を向くように 、腕の向きを合わせる。カフを用いて患者の腕を正しい場所に固着する。一般的 な規準として、麻酔をかけた腕がカフを快適に感じる以上にカフを締めつけては ならない。最小限の張力しか必要としない。留められていない(free)ベルクロ のつまみを取り付けたら、他の側のつまみを、輪を切るように取り外し(unloop )、カフに横方向の安定性を与えるためにこれらのタブを付着させる。このとき もまた、過剰に締めつけてはならない。 空気管路32をハンドプレート18の下にあるルーアー管継手(Luer fitting ) に接続し、助手に空気管路32の他端を圧力調節器33に接続してもらう。助手 は、空気管路32を圧力調節器33に接続する前に、ゲージが零を示しているこ とを確認しなければならない。 ゲージ132の読みが10kPaになり空気がシリンダ138中にシュッと音を たてて入り込むのが聞こえるまで、助手に制御ノブ140を回してもらう。この ときから、処置に絶対的に必須であるより長い時間、圧力が40kPaより上に決 して保たれないように、どのくらいの圧力が付加されているかを監視するのは助 手の責任となる。 ピストン142をシリンダ138と一直線に並べ、通常の10kPaの圧力に対 抗して、ピストンが行程の3分の2だけ入るまでシリンダ中に押し込む。指トラ ップのボールチェーンを、それらがピンと張るように、かつ負荷が均等に配分さ れるように、スプレッダバー144にそって配置する。トラップが指上に固着さ れていることを再度確認する。 次に、有用であれば、ストラップ146をハンドプレート18の下にある差し 口(spigots)に取り付けることにより、手をハンドプレート18に固着しても よい。 圧力を35kPaまで増加させ、追加の牽引力が絶対的に必要な場合のみ増加さ せる。35kPaの圧力は、家用煉瓦の半分の重さによって加えられる力にほぼ等 しい。 手首の屈曲が必要な場合には、ポスト106を基部108に押し込み、ブロッ ク12を図示されるように滑らせてスタンド上に載せることにより、屈曲スタン ドを組み立ててもよい。 装置が滑ったり転んだりしないように安定性を与える必要があれば、基部10 8はそのポストなしで用いられてもよい: 手首をずらすには、固定レバー104をゆるめ、シリンダ138の位置を直し 、そして次に再び固定すればよい。回内または回外を実質的に変化させることが 必要になったら、腕の位置をかえられるように、圧力を零にし、カフをゆるめる ことは有用であろう。 必要であれば、装置を通してエックス線またはアイ・アイ(I.I.)像を取って も よいが、この場合の装置は十分に放射線透過性である。 ボールチェーンは、圧力を零にせずにスプレッダバーから取り外してはならな い。この装置は非常に弱い皮膚の患者に用いてはならない。皮膚がある程度弱い 場合には、指トラップをいくつ用いてどの指に負荷をかけるべきか注意深く検討 し、分散する(distraction)力を注意深く監視する。 図11は、力供与手段が、ピストン142をシリンダ138から押し離すこと によって伸張性部材を伸張するように作用する、ばね160である、本発明の別 の特に好ましい実施態様を図示している。 ばね160によって加えられる力は、圧縮の程度によって決定される。このた め、ピストン142には、外科医が腕にかかる牽引力を調節できるように、校正 目盛を刻んでもよい。外科医は、所望の力が得られるまでピストン142をシリ ンダ138中に押し込むことにより、これを行うことができる。外科医は次に、 所望の程度のばね160の圧縮が維持されるように、スプレッダバー144中の ボールチェーン21の位置を調節してもよい。 別の特に好ましい実施態様においては、カフ100および指サック22によっ て手首が保持されるので、手首がその仮想軸の周りを回転すると、伸張部材はほ んのわずかしか直線上に伸張しない。したがって、ばね160によって生じた牽 引力は、この様な回転にも関わらず、外科医が設定したように、実質的に一定に 維持される。 図11の別の特に好ましい実施態様はまた、ピストン142中にグルーブ(gr oove)162を有し、かつシリンダ138中の穴166にねじこまれるねじ16 4を有する。このねじおよびグルーブの配置により、外科医は手動で牽引力を手 首に付加することができ、ねじ164がグルーブ162を圧するようにねじ16 4を締めることにより、外科医は手首を牽引状態に維持したまま装置を固定でき る。この様に装置を用いた場台、ばね160は必須ではなく、外科医が必要な力 を与える。 この様に、手首の支持牽引装置について述べたが、この装置上で、手首は容易 にかつ単純に、手術に都合の良い位置および向きに置かれ、一方でなお、手首に は実質的に一定の牽引力がかけられる。広く記載された本発明の意図または範囲 から離れることなく、特定の実施態様として示された本発明に多くの変更および /または修正を加えてもよいことは、当業者に理解される通りである。したがっ て、本発明の実施態様は、全体において、制限的ではなく、例証的なものとして 考慮されるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年6月2日 【補正内容】 請求の範囲 1. 近位部分と、遠位部分と、この近位部分をこの遠位部分に接続する関節と 、これら近位および遠位部分が周りを回動する、仮想関節枢軸とを有する肢に用 いるための、支持牽引装置であって: この肢の近位部分を固着する載せ台と; 長さを有し、かつ、載せ台に関して、仮想関節枢軸と一致しない部材枢軸の周 りを回動するように、載せ台に回動自在に接続された伸張性部材と; 関節から離れた位置で伸張性部材を肢の遠位部分に取り付けるための接続手段 と; 選択可能な牽引力が関節に付加するように伸張性部材の長さを増大または縮小 するための伸張手段と; 選択可能な牽引力を供与するための力供与手段 を備えた支持牽引装置。 2. 伸張性部材が玉継手によって載せ台に回動自在に接続された、請求の範囲 第1項記載の支持牽引装置。 3. 伸張性部材が載せ台に固定可能に接続された、請求の範囲第1項または第 2項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 4. 力供与手段が、圧力調節弁を通って供給される圧縮気体の供給源を備えた 、請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 5. 力供与手段がばねを備えた、請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか一 項に記載の支持牽引装置。 6. 支持牽引装置の少なくとも一部が放射線透過性物質から製造された、請求 の範囲第1項ないし第5項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 7. 伸張性部材がピストンおよびシリンダを備えた、請求の範囲第1項ないし 第6項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 8. 接続手段が少なくとも1つのストラップを備えた、請求の範囲第1項ない し第7項記載の支持牽引装置。 9. 載せ台が、肢の近位部分を間に固定する複数のポストを備えた、請求の範 囲第1項ないし第8項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 10. 載せ台がさらに、複数のポストに取り外し可能に固着するように配置さ れたカフを備え、かつ接続手段が、肢の近位部分を載せ台に固着するように配置 された少なくとも1つの箇所を備えた、請求の範囲第9項記載の支持牽引装置。 11. 装置がさらに、伸張性部材に取り付けられたまたはその一部を形成する プラットフォームを備え、伸張性部材が、肢の遠位部分がプラットフォーム上に 載りかつプラットフォームの回転によって回転するように、載せ台に回転可能か つ固定可能に接続された、請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか一項に記 載の支持牽引装置。 12. 載せ台に関する伸張性部材の回動自在な動きに関わらず、力供与手段が 選択可能な牽引力を実質的に一定に維持する、請求の範囲第1項ないし第10項 のいずれか一項に記載の支持牽引装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ボリガー,デビッド ピーター オーストラリア国 2041 ニュー サウス ウェールズ バーチグローブ ゴー ス トリート 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 近位部分と、遠位部分と、この近位部分をこの遠位部分に接続する関節と 、これら近位および遠位部分が周りを回動する、仮想関節枢軸とを有する肢に用 いるための、支持牽引装置であって; この肢の近位部分を固着する載せ台と; 長さを有し、かつ、載せ台に関して、仮想関節枢軸と一致しない部材枢軸の周 りを回動するように、載せ台に回動自在に接続された伸張性部材と; 関節から離れた位置で伸張性部材を肢の遠位部分に取り付けるための接続手段 と; 選択可能な牽引力が関節に付加するように伸張性部材の長さを増大または縮小 するための伸張手段と; 選択可能な牽引力を供与するための力供与手段 を備えた支持牽引装置。 2. 伸張性部材が玉継手によって載せ台に回動自在に接続された、請求の範囲 第2項記載の支持牽引装置。 3. 伸張性部材が載せ台に固定可能に接続された、請求の範囲第1項または第 2項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 4. 力供与手段が、圧力調節弁を通って供給される圧縮気体の供給源を備えた 、請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 5. 力供与手段がばねを備えた、請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか一 項に記載の支持牽引装置。 6. 支持牽引装置の少なくとも一部が放射線透過性物質から製造された、請求 の範囲第1項ないし第5項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 7. 伸張性部材がピストンおよびシリンダを備えた、請求の範囲第1項ないし 第6項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 8. 接続手段が少なくとも1つのストラップを備えた、請求の範囲第1項ない し第7項記載の支持牽引装置。 9. 載せ台が、肢の近位部分を間に固定する複数のポストを備えた、請求の範 囲第1項ないし第8項のいずれか一項に記載の支持牽引装置。 10. 載せ台がさらに、複数のポストに取り外し可能に固着するように配置さ れたカフを備え、かつ接続手段が、肢の近位部分を載せ台に固着するように配置 された少なくとも1つの箇所を備えた、請求の範囲第9項記載の支持牽引装置。 11. 装置がさらに、伸張性部材に取り付けられたまたはその一部を形成する プラットフォームを備え、伸張性部材が、肢の遠位部分がプラットフォーム上に 載りかつプラットフォームの回転によって回転するように、載せ台に回転可能か つ固定可能に接続された、請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか一項に記 載の支持牽引装置。 12. 載せ台に関する伸張性部材の回動自在な動きに関わらず、力供与手段が 選択可能な牽引力を実質的に一定に維持する、請求の範囲第1項ないし第10項 のいずれか一項に記載の支持牽引装置。
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