JPH08504074A - 通信装置内の制御ループの利得を安定させる方法および装置 - Google Patents
通信装置内の制御ループの利得を安定させる方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
利得安定化ループが、制御ループ内の利得の測定値に基づいて、閉ループ送信機300電力制御システムのRF増幅器順方向利得経路210,212,214,302,216,218に対して分離した時間調整を実行する。RF増幅器210,214,216の利得の安定化によって、RF増幅器利得経路210,212,214,302,216,218の段210,214,216内で支配的であるように利得条件が可変しても、送信機の制御ループは機能を続けることができる。部品間の変動および温度効果による段210,214,216内での利得変化の効果は、この利得トリミングによって最小限に抑えられるか、あるいは排除される。
Description
【発明の詳細な説明】
通信装置内の制御ループの利得を安定させる
方法および装置
発明の分野
本発明は、一般に通信装置に関し、さらに詳しくは、このような通信装置内で
利用される制御ループの利得の安定化に関する。
発明の背景
通信装置内で制御ループを用いることは、当技術では周知のことである。しか
し、このような通信装置が採用される時分割多重接続(TDMA:timie divisi
on multipleaccess)通信システム内では、従来の制御ループに伴う新たな問題
が起こっている。たとえば、通信装置がTDMAシステム内の送信機である場合
は、送信機のRF出力はゲートで「オン」,「オフ」制御しなければならない。
さらに、RF電力のゲート制御によるスプリアス出力を最小限に抑えるためには
、精密な包絡線波形に従って、電力を「ランプ」アップおよびダウンしなければ
ならない。ランプ・ダウン,オフ・タイムおよびランプ・アップを含む総
時間は、数十マイクロ秒のオーダーに過ぎず、最大出力電力と最小出力電力の振
幅差は40dBを越えることがある。理想的な基準波形を正確に追跡するために
閉ループRF電力制御システムを実現するために、必要とされる制御ループは広
い帯域幅と大きなダイナミック・レンジを両方とも備えていなければならない。
このような制御ループをもつ送信機を設計する場合に実際に考慮しなければなら
ないことは、温度と部品間の公差とにより、基準信号を追跡する制御ループの能
力が低下することである。送信機内の数多くのRF段における利得の変動によっ
ても、制御ループの基準信号追跡能力が低下する。
単純な第1次制御ループに伴う別の問題点は、制御ループに含まれる多くのR
Fおよびベース帯域増幅器段の利得により、帯域幅が影響を受けやすいというこ
とである。基準信号の高帯域幅に対応するために、閉ループ帯域幅を慎重に制御
しなければならない。増幅器利得またはRF入力駆動レベルが変化すると、閉ル
ープ帯域幅が変わり、それによってシステムはRF包絡線を歪ませたり、不安定
になることがある。
電力制御ループには、新しく各送信機を別々の部品で組み立てた結果生じる利
得のばらつきを処理するという問題もある。ループ内の利得が大きくなると、閉
ループ帯域幅も大きくなる。ループの個別の素子の帯域幅(RF利得制御装置お
よび検出器帯域幅)により、ループが不安定にな
らずに対応できる最大の閉ループ帯域幅が制約を受けるような場合には、この問
題が起こって来る。検出器の設計上の制約(ダイナミック・レンジと検出器の開
ループ帯域幅)は、システムの開ループ帯域幅を設定する傾向がある。
このため、通信装置の異なる段において、とりわけ温度,部品間許容値および
利得の変動があっても、充分なループ性能を発揮する通信装置用の制御ループが
必要である。
図面の簡単な説明
第1図は、一般に、TDMA送信機内の典型的なパルス化されたRF包絡線を
示す。
第2図は、一般に、送信機制御のために通常利用される従来の技術による制御
ループをブロック図に示す。
第3図は、一般に、本発明による制御ループの利得安定化をブロック図に示す
。
第4図は、一般に、本発明による制御ループの利得安定化を行うための利得サ
ンプリングと減衰器調整のタイミングを示す。
第5図は、一般に、本発明による制御ループの利得安定化の代替実施例をブロ
ック図に示す。
第6図は、一般に、本発明を有益に採用するセルラ無線電話システムを示す。
第7図は、一般に、本発明を有益に採用する通信装置を
示す。
好適な実施例の詳細説明
利得安定化ループは、制御ループ内の利得の測定値に基づいて、閉ループ送信
機電力制御システムのRF増幅器利得経路に対する個別の時間調整を実行する。
RF増幅器利得の安定化によって、送信機の制御ループは、RF増幅器利得経路
の段内ではよくあるように利得条件が変化しても機能する。この利得のトリミン
グによって、部品間変動や温度効果による段内での利得の変動が最小限に抑えら
れ、あるいは排除される。
第1図は、TDMA送信機内の典型的なパルス化されたRF包絡線100を一
般的に示す。パルス化されたRF包絡線は、図形内に動的な部分と定常部分を両
方もっている。通信データが最大振幅部分のバースト中に送信される間は、RF
包絡線振幅(出力電力)は一定に保持される。最小振幅部分のバースト中は、送
信機は新たな最大電力または搬送波周波数に関して調整される。第1図に示され
るように、TDMA送信機のバースト状のRF包絡線は、本発明による個別時間
利得安定化ループの理想的な実施例である。
第2図は、送信機制御に通常利用される従来の技術によるアナログ制御ループ
を、一般的にブロック図に示す。この回路構成では、信号Vref200,Vcont
202,Vd et
204がベースバンド信号である。RFin207,RFout208は、RF包
絡線のピーク電圧振幅として表される。高い帯域幅(数百キロヘルツのオーダー
の)をもつ基準信号Vref200が信号RFoutの包絡線振幅を制御する。振幅制
御電圧のベースバンドからRFへの変換は、線形電圧利得伝達関数を有するRF
増幅器利得経路内の電圧可変減衰器(VVA)212内で行われる。RFVVA
利得は、VVAの利得定数と制御電圧の倍数である(RFgain=GVVAxVcont
202)。VVA212とRF結合器218との間のRF増幅器214,216
は線形であり、検出器のRFからベースバンドへの変換も線形応答を有する。検
出器増幅器222から出力される電圧は、結合器218の利得と、RF検出器2
20の利得と、検出器増幅器222の利得と、信号RFout208の包絡線のピ
ーク振幅との倍数である(Vdet204=GcouplerxGdetectorxGdetampxR
Fout208)。ベースバンドからRFへの変換およびRFからベースバンドへ
の変換点において逆伝達関数を選択すると、制御ループは大きなダイナミック・
レンジに渡り一定のループ利得を維持することができる。
信号RFout208の包絡線は、信号RFin206の振幅とVcont202の電
圧の関数として導くことができ、以下の式で表される:
RFOUT=Vcont(GAmplGVVAGAmp2GAmp3)RFin(1)
ただし、GAmpl,GVVA,GAmp2,GAmp3は、それぞれRF増幅器210,VV
A212,RF増幅器2およびRF増幅器3の利得である。
RF結合器218の利得のみが検出器に影響を与えるとすると(信号RFout
は実質的に減衰を起こさずにRF結合器218を通過するのでこれが成立する)
、電圧Vdetと電圧Vcontは、次のように表すことができる:
Vdet=GcouplerGdeterctorGdet ampRFout(2)
ただし1/sは、当業者には理解頂けるように、ループ積分器226のラプラス
変換である。ループ積分器226と制御増幅器228は、第1信号Vcont202
を発生し、これがVVA212を介して制御ループ自身を制御するために利用さ
れる。等式(3)のVcontの式を等式(1)に代入すると、閉ループ制御システ
ム全体に関する解が得られる:
等式(4)の分母は、制御ループの閉ループ帯域幅をシステム内の各増幅器の利
得の関数として示し、さらにRF入力駆動レベルRFinを示す。
結合器と検出器の利得を、以下の式で逆方向経路利得に単純化することができ
る:
Greverse path=GcouplerGdetectorGdet amp(5)
また、RFおよび制御増幅器の利得と、VVA212の利得定数とは、順方向経
路利得と見なされ、次の式となる:
Gforward path=GAmp1GVVAGAmp2GAmp3Gcont amp(6)
これによって閉ループ伝達関数に関する等式(4)が次のように単純化される:
これが簡単な第1次制御ループである。制御ループの定常状態の出力は、逆方
向経路利得の関数に過ぎない。結合器218および検出器220の利得とオフセ
ット電圧は、温度について安定になるように慎重に設計される。これによりVre f
200は、システムが定常条件にあるときには、RFout202の絶対振幅を正
確に制御することができる。
前述のように、温度と部品公差による送信機の要素内での利得の変化は、送信
機設計における問題の大半を表す。順方向経路内での利得変化に対する閉ループ
帯域幅の感度は、次の関数に従う:
多くのRF段をもつ送信機を設計する際には、等式(8)の△Gは、部品間変
動と温度効果の組み合せによって、20ないし30dBとなる。すなわち、閉ル
ープ帯域幅が、第1次制御システム内では10倍以上変化するということである
。これが、RF包絡線の歪みおよび/または制御ループそのものの不安定性の主
要な原因である。
第3図は、本発明による利得安定化を一般的にブロック図に示す。好適な実施
例においては、ループはアナログ制御ループの利得制御に関する特性を監視して
、監視した特性に基づき順方向経路の利得をそれに従って調整する。第3図に示
される利得安定化ループは、送信機300内に実現され、第2図に示される第1
次RF電力制御ループの他に、いくつかの要素によって構成される。第1アナロ
グ−デジタル(A/D)変換器306は、VVA212に入力される第1信号Vcont
202を監視するために利用され、第2A/D変換器304がRF検出器2
20の出力で第2信号Vdet204を監視するために利用される。好適な実
施例においては、VVA212は、±利得を有する増幅器である。好適な実施例
ではモトローラ製68HC11μPであるマイクロプロセッサ(μP)308が
、A/D変換器304,306からの電圧情報を判断して、適切な修正信号をR
F経路内にある(可変)デジタル段付き減衰器(DSA:digital stepped atte
nuator)302に印加する。DSA302は、本発明による増幅器内の温度と部
品間の変動による順方向経路増幅器内の利得変化に対抗するために用いられる。
等式(7)を、DSA302を加えることによって修正して、第3図のシステ
ムに関する閉ループ伝達関数を次のようにすることができる:
利得安定化ループは、Vdet204を、電圧Vcont202を介するVVA212
の実時間設定を通じてVref200に等しく維持する。好適な実施例においては
、Vcont202は、一次制御ループを制御するために利用される第1信号であり
、順方向利得経路の利得を制御するためには用いられない。同様に好適な実施例
においては、Vref200は、一次制御ループの制御において基準として利用さ
れる。また、等式(7),(9)の伝達関数の定常値は、設定値=0で評価され
ると、DSA302を加えても影響を受け
ない。このことは当業者には理解頂けよう。順方向経路で利得が増大すると、Vcont
202は、Vdet204に対して減少するように見られる。順方向経路で利
得が減少すると、Vcont202はVdet204に対して増大する。好適な実施例
においては、Vdet204は、順方向利得経路の出力において検出される信号R
Fout208のレベルに基づく第2信号である。また、Vcont202,Vdet20
4は、送信機出力電力が定常状態振幅にあるときにμP308によって監視され
る。制御ループ利得に関してVcont202とVdet204との間で必要とされる
関係は、μP308には既知の関係であり、所定の関係である。公称条件下では
、第3図に示される送信機の設計は、Vcont202がVdet204に等しく維持
されていれば単純化されるが、この関係は技術設計上の選択に委ねられる。また
、Vcont202とVdet204との比較が実行されて、修正信号309がVcont
204とVdet204との関係に基づいて発生される。
好適な実施例においては、μP308は、次のバーストで10dB以上の調整
が必要であることを判断するが、これは修正信号309が発生された直後に行わ
れるわけではない。第4図は、本発明による制御ループの利得の安定化を実行す
るための利得サンプリングと減衰器の調整のタイミングを一般的に示す。DSA
302は、送信機出力電力が最大にあるとき(すなわちバースト中)には変化し
ない。
DSA302は、送信機出力電力が次の最小RF出力期間(すなわちバーストと
バーストとの間の期間中)にランプダウンされた後で調整されるに過ぎない。好
適な実施例においては、第4図に示されるバーストは、言語情報のバーストでも
データ情報のバーストでもよい。また、第2図に示されるアナログ制御ループは
、DSA302がバーストとバーストとの間で出力電力が非常に低くなるときに
トグルする短い不連続部を除いては、バースト全体に関してRF包絡線を制御す
る。留意すべき点は、利得安定化ループの応答時間がバースト期間の比に制限さ
れるということである。
DSA302の範囲は、送信機の順方向経路内の最悪の利得変化を包含するた
めに必要な大きさとすることができる。これにより、アナログ制御ループは、キ
ャリブレーションを全然行わずに最適なループ利得(そして最適な帯域幅)で動
作することができる。たとえば、好適な実施例においては、新しい送信機の電源
投入時に、第1バーストがアナログ制御ループ2を通過し、μP308はアナロ
グ・ループ利得が最適であるか否かを判定する。利得の調整が必要である場合は
、新たな利得設定値が次のバーストに適用される。第2バーストによって、ルー
プ利得は最適利得の数dB以内におさまる。段付き減衰器302は、減衰器30
2の±最下位ステップサイズに最も近いループ利得(これはどの減衰器を選択す
るかにより、0.5,1または2d
Bになる)に調整される。各バーストに関して、μP308はこの最適「利得安
定化」値を、電力と周波数に関する表に格納し、この表によって異なる出力電力
/搬送波周波数による利得変化を独立して処理することができる。この表は、周
波数ホッピングに対応する送信機には必要なものであり、制御システム内で利得
が変化すると更新される。公称条件下では、DSA302が通常はその範囲の中
央にあるように経路利得を選択することが望ましい。
第5図は、一般的に、本発明による制御ループの利得安定化を実行するための
送信機500の代替の実施例をブロック図に示す。第5図に示されるように、A
/D変換器304,306とμP308とは、アナログ・コントローラ509と
置き換えられる。ある代替の実施例においては、アナログ・コントローラ509
は、加算接合部と積分器とによって構成されることがある。アナログ・コントロ
ーラ509と電圧制御装置503(±利得をもつ)は、共に監視と利得修正作業
を行う。第5図に示される装置は、第3図に示される分離型装置に対して、連続
動作で利得の安定化を実行する。しかし、送信機500の動作は、アナログ・コ
ントローラ509が修正信号506を発生し、これが電圧制御装置503を調整
するために用いられるという点で、送信機300の動作と類似である。
送信機300,500の実行例には、本発明による利得安定化プロセスを改変
しない種々の他の実行例が可能であ
ることは、当業者には理解頂けよう。たとえば、利得安定化のメカニズムは、ル
ープの利得を制御しているので、利得修正要素が順方向経路および/または逆方
向経路に常駐することができることが判る。また、定常条件下では、ループ利得
判定の際に信号Vref200を第2信号Vdet204に置き換えることもできる。
第6図は、本発明を有益に採用するセルラ無線電話システムを一般的に示す。
第6図に示されるように、移動サービス交換センター(MSC:Mobile service
s Switching Center)606は、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched
Telephone Network)603に結合されている。MSC606は、基地局コント
ローラ(BSC:Base Station Controller)609にも結合され、BSC60
9はMSC606と同様の交換機能を実行するが、MSC606に関して遠隔の
位置でこれを実行する。BSC609には、基地局(BS)612,615が結
合され、これらは好適な実施例においては、信号RFout208を介してMS6
18などの移動局(MS)と通信を行うことができる。BS、ここでは明確にす
るためにBS612からの信号RFout208の送信は、無線チャネルのダウン
リンク上で行われ、MS618からBS612への通信は、無線チャネルのアッ
プリンク上で行われる。
第7図は、本発明を有益に採用する通信装置を一般的に図示する。第7図に示
されるように、通信装置はBS61
2を図示するが、第7図の通信装置は、インターフェース700を排除したMS
618を実質的に示すこともある。また、第7図に示されるブロック図は、第6
図のBS615にも適用する。また、好適な実施例においては、発明者Kotzin他
による本件にも参考文献として含まれる米国特許第5,081,641号に説明
されているものと同様の時分割多重(TDM)バス・インターフェースであるイ
ンターフェース700が、マイクロプロセッサ・デジタル信号プロセッサ(DS
P)706に結合され、DSP706は、好適な実施例においては、モトローラ
製56000DSPである。DSP706には、メモリ・ブロック703とDS
P712とが結合され、DSP712は被受信信号等化のために利用される。D
SP706は、同様に送信機300(または送信機500)に結合され、この送
信機が本発明により利得の安定化を実行する。好適な実施例においては、信号R
Fout208は、TDM/TDMAフォーマットである。
本発明による好適な実施例は、アナログ制御ループを有する送信機として示さ
れるが、第3図に示される利得安定化ループ回路構成300は、利得,帯域幅お
よび大きなダイナミック・レンジの厳格な要件を有する制御システムを実現する
任意の装置内に有益に採用することができる。たとえば、利得安定化ループは、
同様に第7図の受信機718などの受信機内に有益に採用することもでき、これ
が、
たとえば自動利得制御(AGC:automatic gain control)ループを実現する。
発明は特定の実施例に関して図示および説明されているが、本発明の精神およ
び範囲から逸脱することなく形態と詳細において種々の変更が可能であることは
当業者には理解頂けよう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.通信装置内で制御ループの利得を安定化する方法であって: 前記制御ループの利得に関する特性を監視する段階;および 前記の監視された特性に基づいて前記制御ループの利得を調整する段階; によって構成されることを特徴とする方法。 2.特性を監視する前記段階が、前記制御ループ内で第1および第2信号を監 視する段階によってさらに構成される請求項1記載の方法。 3.前記制御ループ内で前記の監視された第1および第2信号を比較して、修 正信号を発生する段階によってさらに構成される請求項2記載の方法。 4.前記被監視特性に基づいて前記制御ループの利得を調整する前記段階が、 前記修正信号を利用して前記制御ループの利得を調整する段階によってさらに構 成される請求項3記載の方法。 5.制御ループによって制御される利得経路を有する通信装置であって: 前記制御ループを制御するために利用される第1信号; 第2信号;および 前記第1および第2信号に結合され、前記利得経路の利 得を調整するために利用される修正信号を発生するコントローラ; によって構成されることを特徴とする通信装置。 6.前記通信装置が基地局または移動局のいずれか一方に実現される送信機で ある請求項5記載の通信装置。 7.前記通信装置が基地局または移動局のいずれか一方に実現される受信機で ある請求項5記載の通信装置。 8.前記第2信号が、前記順方向利得経路の出力において検出された信号のレ ベルに基づく信号によってさらに構成される請求項5記載の通信装置。 9.前記第2信号が、基準の目的で利用される信号のレベルに基づく信号によ ってさらに構成される請求項5記載の通信装置。 10.制御ループにより制御される利得経路を有し、時分割多重接続(TDM A)通信システム内で利用される通信装置であって: バーストの第1時間期間中に、前記制御ループを制御するために利用される第 1信号、および第2信号を監視する手段; バーストの前記第1時間期間中に、第2信号を監視する手段;および バーストの第2時間期間中に、バースト間の時間期間中に利得経路の利得を調 整するために利用される修正信号を発生する手段; によって構成されることを特徴とする通信装置。
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