JPH08501232A - スキー、特にアルペン用スキー又はクロス・カントリー用スキー - Google Patents
スキー、特にアルペン用スキー又はクロス・カントリー用スキーInfo
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- JPH08501232A JPH08501232A JP6507731A JP50773194A JPH08501232A JP H08501232 A JPH08501232 A JP H08501232A JP 6507731 A JP6507731 A JP 6507731A JP 50773194 A JP50773194 A JP 50773194A JP H08501232 A JPH08501232 A JP H08501232A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C5/00—Skis or snowboards
- A63C5/12—Making thereof; Selection of particular materials
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
スキーコア(1)と;下部ストラップ(2)と;上部ストラップ(3)と;下部ストラップの下方に設置され、場合によってはスチールサイドエッジ(5)を有するランニングベース(4)と;上部ストラップ(3)及びスキーコア(1)の双方の縦方向側面(7,8)を越えてランニングベースの直上まで又はスチールサイドエッジ(5)まで延びる半シェル状トップシート(6)と;からなり、トップシート(6)とスキーコア(1)との間に熱可塑性充填材料を設けた形式のスキー(特に、アルペン用スキー又はクロス・カントリー用スキー)。本来的に最大80%の連続気孔を有し、6−12barの圧力及び80−140℃の温度によって圧力方向へプレス又は圧縮できるポリウレタン・硬質フォーム(TPU)を熱可塑性充填材料(9)として使用する。充填材料(9)が、トップシート(6)と上部ストラップ(3)との間に恒久的に圧縮された硬質フォームバーであるのが好ましい。この場合、固定は、フォーム部材の連続気孔内に浸透する熱硬化性接着剤(13)によって行われる。
Description
【発明の詳細な説明】
スキー、特に、アルペン用スキー又はクロス・カントリー用スキー
(技術分野)
本発明は、スキーコアと、下部ストラップと、上部ストラップと、下部ストラ
ップの下方に設置され、場合によってはスチールサイドエッジを有するランニン
グベース(ソール)と、上部ストラップ及びスキーコアの双方の縦方向側面を越
えてランニングベース面の直上まで又はスチールサイドエッジまで延びる半シェ
ル状トップシートとからなり、トップシートとスキーコアとの間に熱可塑性充填
材料を設けた形式のスキー(特に、アルペン用スキー又はクロス・カントリー用
スキー)に関する。
本発明は、更に、この種のスキーの製造法に関する。
(背景技術)
上述の種類のスキー及び製造法は、特に、EP−A−0446965,EP−
A−0428886,EP−A−0459347,EP−A−0461453,
DE−C−3803507又はDE−C−3803483から公知である。公知
の構造及び方法の場合、トップシートとスキーコアとの間の充填材料が、圧力及
び温度を受けて流動状態又は粘稠となり、スキー型内でプレスする際にトップシ
ートとスキーコアとの間の自由範囲又は中空スペース内に流入して上記スペース
を埋める材料であることが肝要である(特に、DE−C−3803483,第3
3欄、第14−17行参照)。公知の構造又は公知の方法によって、トップシー
トが上部ストラップ及びスキーコアの双方の縦方向側面を越えてランニングベー
ス面の直上まで又はスチールサイドエッジまで半シェル状に延びることを特徴と
する、いわゆる“シェル形スキー”を製造できる。公知の構造の場合又は公知の
方法の場合、トップシートとコアとの間に封入された空気の排出が問題である。
このために、特殊な方策を講じなければならない。しかしながら、気泡の封入を
回避できないと、スキーの何れにせよ長期の使用後、上記気泡は、外部から見え
る凹み又は膨みを生ずることになる。
更に、公知の方法の場合、トップシートとスキーコアとの間の充填すべき中空
スペースに充填材料の量を正確に合わせる必要がある。なぜならば、充填材料は
、全く又は殆ど圧縮されないからである。従って、チャージ変更時、中空スペー
スの若干の箇所が充填されず、他方、別の箇所には過剰の材料が堆積することに
なる。かくして、スキーの離型時に又は最初の使用時から凹み等の表面損傷を生
ずる応力巣が生ずる。
公知の充填材料の性質にもとづき、使用型内のトップシートとスキーコアとの
間の高さの差を充填材料によって完全に補償することは困難である。充填材料は
、常に、抵抗最小の部分に逃げる。従って、公知の充填材料は、型内の上記高さ
の補償には不適切である。
スキー構造のスキー充填材としてポリウレタン・フォームを使用することは、
チタナール・スキー・ハンドブックのp19から公知である。しかしながら、こ
の公知の材料が、最大12barの高圧及び/又は最高140℃の高温を受けた
場合、材料の破壊が避けられない。スキー充填材として又はスキーコアの製造に
使用されるような公知のポリウレタン・フォームは、圧力及び高温を受けた場合
、変形できず、従って、上記先行技術においても充填材料として使用されない。
(発明の開示)
本発明の課題は、上記先行技術から出発して、その構造にもとづき、製造に必
要な成形操作を著しく減少でき、恒久的な形状安定性を特徴とするスキーを製造
することにある。本発明の別の課題は、この種のスキーの合理的製造法を提供す
ることにある。
上記課題は、本発明にもとづき、それぞれ、請求の範囲第1項及び第8項によ
って解決される。
本発明は、いわゆる“スキー・イン・スキー方式”を特徴とする。本発明に係
る構造は、上部ストラップ、コア及び下部ストラップを有する内側スキーと、ト
ップシート又はシェル、圧縮され固定された硬質フォーム部材及び場合によって
はスチールエッジを備えたランニングベースを有する外側スキーとからなる。上
部ストラップ、コア及び下部ストラップからなる内側スキーは、寸法不変であり
、一方、外側スキーは、本発明に係る圧縮可能な硬質フォーム部材にもとづき、
可
変であり、即ち、上部ストラップとスキー上部型との間のスキー縦方向及び横方
向の高さの差に適合できる。上記の高さの差は、スキー型内での、硬質フォーム
部材のいずれにせよ強い圧縮によって補償される。かくして、スキーの剛性に対
する影響は、全く又は殆ど生じない。スキーの剛性及び剛性分布は、スキーコア
の構造及び寸法のみによって決定される。従って、上記外側スキーは、第1に、
スキー全体の外形付与に役立つのみであり、スキーの物理的性質(例えば、剛性
等)に強い影響を与えることはない。
本来的に最大80%の連続気孔を有する硬質フォーム(TPU)を充填材料と
して使用することによって、側方への流れなく、上記圧縮を達成できる。連続気
孔は、スキー型内で圧力を受けた場合、第1に、圧力方向へ崩壊する。圧縮され
たフォームの恒久的固定は、フォームに接着剤(特に、慣用のエポキシ接着剤)
を含浸することによって達成される。本発明に係る方法にもとづき、最大80%
の連続気孔を有するフォーム部材(特に、硬質フォーム部材)の全面にエポキシ
接着剤を塗布する。上記接着剤は、特に、スキー型に加えられた圧力及び温度に
よって、フォーム部材の連続気孔内に浸透する。かくして、フォーム部材には、
エポキシ接着剤が均一に含浸される。接着剤の硬化時、対応して、圧縮されたフ
ォーム部材が硬化され、同時に、スキーコア又は上部ストラップ及び半シェル状
トップシートに結合される。
トップシートとスキーコアとの間に場合によっては封入される空気は、同じく
、フォーム部材のなお開放した気孔によって受容され、外部へ何らの影響も与え
ることはない。即ち、使用したフォームの本発明に係る連続気孔は、接着剤の浸
透にも封入空気の受容にも極めて有利である。トップシートとスキーコアとの間
の範囲から空気を逃がすため特別な方策を講じる必要はない。更に、DE−C−
3803483に記載の方法とは異なり、トップシートが上部型に配され、下部
型には配されていないことによって、空気の放出が更に容易化される。
約80−200g/m2の量の接着剤をフォーム部材に塗布するのが好ましい
。
本発明にもとづき前形成した硬質フォーム部材は、TPU=熱可塑性ポリウレ
タンから構成するのが好ましい。この硬質フォーム部材は、スキーの長さ及び巾
にわたつて、一定の高さを有するか、スキーの通常の形状に対応してダブルくさ
び状に構成される。結局、硬質フォーム部材は、第1に、上部型と上部ストラッ
プとの間の補償すべき高さ差に依存する。
本発明に係るスキーを製造する場合、いわゆる“外側スキー”の可変性にもと
づき、必要なスキー型は、先行技術の場合よりも本質的に少ない。
更に、少なくとも約60%(好ましくは、最大80%)の本発明に係る開放気
孔率によって、充填材料が、圧縮時に側方へ逃げるのが避けられる。大きい開放
気孔率によって、充填材料は、圧縮時に、第1に、圧力方向へ、規則的に折重ね
られるか、崩壊される。従って、先行技術の場合とは異なり、追出された充填材
料容積のために側方の自由スペースを設ける必要はない。
熱加工可能な硬質ウレタンからなる及び/又はイソシアヌル酸塩グループを含
む密度が100kg/m3以上のフォーム・ブロツクを充填材料として使用する
のが好ましい。この種のフォームの出発化合物として、脂肪族、環式脂肪族、芳
香族及び複素環式ポリイソシアナート又はこれらの混合物を使用する。適切なイ
ソシアナートは、1,4−テトラメチレンジイソシアナート、1,12−ドデカ
ンジイソシアナート、シクロブテン−1,7−ジイソシアナート、フエニレンジ
イソシアナート、トルイレンジイソシアナート、ジフエニルエタンジイソシアナ
ート、ジフエニルメタンジイソシアナート、ナフチレンジイソシアナート、ヘキ
サメチレンジイソシアナート又はカルボジイミド基、ウレタン基、イソシアヌラ
ート基、尿素基、アロファナート基又はビウレット基を有する改質イソシアナー
トである。入手が容易なイソシアナート(例えば、2,4−及び/又は2,6−
トルイレンジイソシアナート、4,4′−及び/又は2,4−ジフェニルメタン
ジイソシアナート、これらから誘導した改質イソシアナート)を使用するのが好
ましい。
別の出発化合物として、少なくともヒドロキシル基を有する分子量400−1
0,000のポリエーテル及びポリエステルの混合物を使用する。OH数が少な
くとも400の混合物を使用するのが好ましい。
発泡剤として、通常、水及び/又は気化し易い炭化水素又はハロゲン化炭化水
素(例えば、塩化メチレン、トリクロロモノフルオルメタン)を使用する。
重付加反応の触媒としては、すべての慣用の触媒、例えば、有機金属化合物(
例えば、オクタン酸亜鉛、酪酸ジメチル亜鉛、酪酸ジブチル亜鉛、酢酸ジブチル
亜鉛、オレイン酸鉛、五酸化バナジウム又はこれらの混合物)、第3アミン(例
えば、トリエチレンジアミン、トリエチレンアミン、ジメチルシクロヘキシルア
ミン、N−エチルピペリジン、テトラメチルテトラメチレンジアミン又はこれら
の混合物)を使用する。
ポリウレタン・フォームは、通常の添加物、例えば、鎖延長剤及び/又は架橋
剤、反応遅延剤(例えば、H3PO4の如き酸性反応物質)、表面活性剤(例えば
、乳化剤)、泡安定剤、色素、充填物質等を含むことができる。
フォームは、例えば、単段法、プレポリマー法又はセミプレポリマー法に基づ
き製造でき、次いで、更に加工できる。使用が好ましいTPU(熱可塑性ポリウ
レタン・フォーム部材)の上記製造法に関して、US−A−2764565及び
Viewegら監修、Kunststoff−Handbuch、Vol.、1
966刊、Carl出版(例えば、p121−205)を参照する。製造した高
さ約12cmのフォーム・ブロックを、本発明に係る用途のために、ノコギリで
所望の巾及び長さに切断する。請求の範囲第8項に対応して、このように切断し
たバーをスキー型内に設置する。上記バーは、赤外線の照射によって又は加熱チ
ャンバ又は加熱トンネル内に装入することによって、あらかじめ、約200℃の
温度に約10分保持できる。次いで、上記温度に加熱したバーを直ちにスキー型
内に導入し、スキー型内で6−12bar(場合によっては、15bar)の所
定圧力でプレスする。型内のプレス時間は、80−140℃の温度において約5
−10分である。
本発明に係るスキーの詳細及びこの種のスキーの本発明に係る製造法の詳細を
請求の範囲に開示した。
添付の図面を参照して、以下に、本発明に係るスキーの製造を簡単に説明する
。
(図面の簡単な説明)
第1,2図は、製造法の2つの段階を示すための略横断面図である。
(発明を実施するための最良の形態)
図示の如く、まず、横断面がほぼ台形状のスキーコア1,上部ストラップ3,
下部ストラップ2、ランニングベース4及びスチールエッジ5を下部型11内に
設置する。
スキーコア又は上部ストラップ3上に、本来的に最大約80%の開放気孔率を
有し圧力及び温度によって圧縮される硬質フォームからなる層を設置する。この
硬質フォーム層又はバーには、全面に、あらかじめ、接着剤13(特に、エポキ
シ接着剤)が塗布されている。別個の加工工程において前成形した、ABSポリ
エステルなどからなるトップシートについても同様である。トップシートを参照
数字6で示した。製造すべきスキーの上面及び側壁を決定する成形キャビティ1
4を有し三次元的に作用する上部型12によって、トップシート6をプレスし、
スキーコア1上のフォーム層9を圧縮してスキーコアの上面及び双方の縦側面に
密着させる。この場合、トップシートとスキーコアとが恒久的に結合されるまで
、下部型及び上部型を対応する相対位置に保持する。トップシート6とスキーコ
ア1又は上部ストラップ3との間に配設されたフォーム層がもとの厚さの約60
%(好ましくは、20%)に対応する厚さに圧縮されるよう、高い圧力を上部型
12によってトップシートを介してスキーコアに加える(第2図参照)。更に、
約6−12bar(好ましくは、最大15bar)の圧力及び約80−140℃
(好ましくは、最高160℃)の温度において、約5−20分(特に、約10分
)にわたつてフォーム層9を圧縮する。
トップシート6とスキーコア1の双方の側面との間に場合によっては生ずる中
空スペース10には、接着剤13が充填される。すべての場合、実際上、フォー
ム材料9が上記中空スペース内に逃げることはない。更に、中空スペース10は
、過剰の接着剤のみを受容できるにすぎない僅かな又は狭い間隙である。上述の
如く、接着剤の大半は、フォームバー9の連続気孔内に浸透するので、上記フォ
ームバーは、圧縮・熱硬化後、恒久的に固定される。
トップシート6は、上部ストラップ3及びスキーコア1の双方の縦側面7,8
を越えてランニングベースの直上まで又は側部のスチールエッジ5まで半シェル
状に延びるよう設計されている。
トップシート6の厚さが、約0.5−1.2mm(特に、約0.9mm)であ
れば好ましい。
圧力及び温度によってもとの厚さの20%まで硬質フォームバー9を圧縮した
後は、トップシートとスキーコアとの間の充填層には、略気孔は存在しない。な
お存在する気孔は、封入空気の受容に役立つので、上記封入空気が、外部に作用
を及ぼすことはない。
硬質フォームバーは、本質的に、スキーの全長にわたつて延びる。硬質フォー
ムバーは、スキーコア1及び/又はスキー型11,12の寸法に依存して、スキ
ーの長さ及び巾にわたって異なる態様に圧縮できる。更に、局部的に異なる圧縮
によって、表面構造を構成できる。更に、スキー縦方向の異なる圧縮によって、
スキーの長さ方向の剛性をある程度調節できる。
出願資料に開示のすべての特徴は、個々に又は組合せて先行技術に比して新規
である限り、発明に本質的であるとして請求される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.スキーコア(1)と;下部ストラップ(2)と;上部ストラップ(3)と; 下部ストラップの下方に設置され、場合によってはスチールサイドエッジ(5) を有するランニングベース(4)と;上部ストラップ(3)及びスキーコア(1 )の双方の縦方向側面(7,8)を越えてランニングベースの直上まで又はスチ ールサイドエッジ(5)まで延びる半シェル状トップシート(6)とからなり、 トップシート(6)とスキーコア(1)との間に熱可塑性充填材料を設けた形式 のスキー(特に、アルペン用スキー又はクロス・カントリー用スキー)において 、本来的に最大80%の連続気孔を有し、6−12barの圧力及び80−14 0℃の温度によって圧力方向へプレス又は圧縮できるポリウレタン・硬質フォー ムを熱可塑性充填材料(9)として使用することを特徴とするスキー。 2.充填材料(9)が、本質的に、スキーボデーの上面を越えて且つ双方の上部 側縁の直上にのみ延び、更に、中空スペース(10)には、スキーコア(1)と トップシート(6)との間に塗布された接着剤(13)(特に、エポキシ接着剤 )のみが充填されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載のスキー。 3.トップシート(6)が、ABS、ポリエステル等からなり、約0.5−1. 2mm(特に、約0.9mm)の厚さを有することを特徴とする請求の範囲第1 項又は第2項記載のスキー。 4.充填材料(9)が、圧力及び温度によってもとの厚さの少なくとも約60% に(好ましくは、20%までに)圧縮されており、かくして、トップシート(6 )とスキーコア(1)又は上部ストラップ(3)との間には、ほぼ気孔のない充 填層が得られることを特徴とする請求の範囲第1−3項の1つに記載のスキー。 5.充填材料(9)が、スキーの長さ及び巾にわたつて異なる態様で圧縮され、 特に、局部的に異なる態様で圧縮され、かくして、対応して、表面構造が構成さ れ、場合によっては、対応して、スキーの剛性がスキーの長さ方向へ調節される ことを特徴とする請求の範囲第4項記載のスキー。 6.充填材料(9)が、圧縮前に全面に接着剤(13)(特に、エポキシ接着剤 )を備えた硬質フォーム部材又はバーとして使用され、上記接着剤は、圧縮時に 、 フォームバー(9)の連続気孔内に浸透し、かくして、圧縮されたフォームバー は、接着剤の浸透を受け、対応して固定され、同時に、スキーコア(1)又は上 部ストラップ(3)及びトップシート(6)に結合されることを特徴とする請求 の範囲第1−5項の1つに記載のスキー。 7.約80−200g/m2の量の接着剤(13)を塗布することを特徴とする 請求の範囲第6項記載のスキー。 8.スキーの製造法において、a)別個の加工工程において、ABS、ポリエス テル等からなるトップシートを最終形状にほぼ対応する形状に加工し、b)スキ ーコアを上部ストラップ、下部ストラップ、ランニングベース及び場合によるス チールエッジとともに下部型(11)内に設置し、c)スキーコア又は上部スト ラップ上に、本来的に最大約80%の開放気孔率を有し圧力及び温度によって圧 縮される硬質フォームから前形成した層を設置し、硬質フォーム層(特に、その 上面及び下面)に、あらかじめ、接着剤(特に、エポキシ接着剤)を塗布した後 、硬質フォーム層上にトップシートを設置し、d)三次元的に作用する上部型( 12)によって、トップシートをプレスし、スキーコア上のフォーム層を圧縮し てスキーコアの上面及び双方の縦側面に密着させ、この場合、トップシートとス キーコアとが恒久的に結合されるまで、下部型及び上部型を対応する相対位置に 保持することを特徴とする方法。 9.トップシートとスキーコア又は上部ストラップとの間に配設されたフォーム 層がもとの厚さの約60%(好ましくは、20%)に対応する厚さに圧縮される よう、高い圧力を上部型12によってトップシートを介してスキーコアに加える ことを特徴とする請求の範囲第8項記載の方法。 10.約6−12barの圧力及び約80−140℃の温度において、約5−2 0分にわたってフォーム層9を圧縮することを特徴とする請求の範囲第8項又は 第9項記載の方法。
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08501232A true JPH08501232A (ja) | 1996-02-13 |
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Family Applications (1)
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