JPH08501008A - 差込み可能なアクセス装置 - Google Patents
差込み可能なアクセス装置Info
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Abstract
(57)【要約】
患者体内の特定の組織に繰返しアクセスできるようにすると共に、差込・挿入された内部カテーテルにより組織に連通できるようにすべく、患者体内に差込まれるアクセスポート(10)が開示されている。本発明のアクセスポートは漏斗状の入口オリフィス(14)を有するハウジング(12)を備えている。入口オリフィス(14)は、縮径されたガイド通路(18)に延びている。連結・連動式バルブは、種々の構成を取り得る(例えば、リーフレットバルブ(38,40)あるいは自己コラプス(self-collapsing)型の管状バルブ)。連結・連動式バルブはアクセスポートハウジングに基づいて・直線上に設けられる。針、ガイドワイヤ、光ファイバあるいは外部カテーテル等の外部フィラメント(48)をアクセスポートに導入し、ハウジング内を通過させて連結・連動式バルブを貫通させることができる。このシステムによれば、患者体内の特定部位への治療用薬剤の導入・体内からの流体の引出し・検出装置もしくは連結・連動式装置の導入が可能になる。
Description
【発明の詳細な説明】
差込み可能なアクセス装置
発明の分野
本発明はカテーテル等のフィラメント(filament:糸状体・線条のもの・単繊
維)を患者に導入・挿入し、治療用の薬剤等を所望の場所に注入しあるいは患者
内の所望の場所から流体を引き出すための装置に関する。より詳しくは、本発明
は経皮部分を有さない差込み装置に係る。そのアクセス部分は皮下に位置するが
、経皮ルートにより繰り返しアクセスすることを可能にする(容易にする)もの
である。
発明の背景及び発明の開示
現在の人間及び動物医療においては、治療用の薬剤等を体内の特定の器官・臓
器あるいは組織に供給しなければならない場合が多い。例えば、広範囲に亘る悪
性の腫瘍を除去等するために、長い処理・手術時間の間中央静脈(central vein
)に化学治療薬等を何度も注入しなければならないことがある。静脈内への薬剤
・麻酔薬注入用の注入装置がなければ、長期間に亘る複数の血管穿刺・点孔によ
り血栓症・静脈硬化症及び小さな直径の周辺血管の破壊が進行する。その他の場
合では、化学治療薬を人体局部・局部組織・局部系統に注入することが望まれる
。同様に、診断用にX線染料・色素(X-ray dye)あるいは対照・対比剤(contr
astagent)を動脈に注入する場合、繰返し動脈にアクセスしなければならないこ
とも時々ある。またその他の場合にあっては、分析のために、体内の離れた・遠
い場所から体液を繰返し取外すことが必要になる。さらに、小径のカテーテルや
光ファイバに検知・検出装置や生理学上の計測装置を組込んで、体内プロセスを
モニターすることも必要になってきた。このような計測装置は、適当な内径を有
する適切に設計されたアクセス装置があれば、より簡単に使用することができる
。
従来の医療技術では、皮を通して用いる(経皮の)カテーテルを用いて血管や
臓器にアクセスして薬剤治療を行ったり、体液を取出したりしていた。このよう
なシステムは一般的には満足のいく作用を奏していたが、例えば患者に対してか
なりの注意を払わなければならない治療の場合は多くの問題点が生じてきた(例
えば、無菌状態で包帯を交換しなけれぼならない場合や、経皮位置との関係上、
カテーテルがかなりの速度で感染・伝染する場合や、高率の・高速度の(high r
ate)静脈血栓症(特に、カテーテルが末端・先端の静脈(extremity vein)内
に位置されるとき)の場合)。
差込み・挿入・インプラント可能な(implantable)装置あるいは「ポート」
が最近市場化されたが、この差込み可能な装置は、経皮カテーテルに比べて著し
い利点を有している。現在入手可能な注入ポートは多くの共通の基礎・基本設計
部分を有している。ポート自体はリザーバを有するハウジングから成り、リザー
バは種々のプラスチックあるいは金属材料で構成されている。リザーバの表面は
高密度の自己シール型(self-sealing)の隔壁で覆われている・囲繞されている
。上記隔壁は、典型的にはシリコンラバーから成る。ポートハウジングに接続さ
れるのは、差込まれたカテーテルであり、このカテーテルが患者内部の静脈やそ
の他の場所(治療用の薬剤等の注入が希望される場所)に連結・連通される。こ
のような装置の差込みは一般的には、局部麻砕をかけた後小さな皮下ポケットを
患者の適切な場所に形成することによって行われる。差込まれたカテーテルは、
所望の注入部位へ押し込まれる。医師がポートを介して薬剤等を注入もしくは除
去したいと望むときは、皮下注射針が用いられる。皮下注射針は、注入ポートの
上の皮膚に穴をあけ、ポート内に挿入される。
現在入手可能な差込可能注入ポートは概して満足のいく機能を有しているが、
多くの課題も有している。これら装置のシールは圧縮ラバー隔壁(compressed r
ubber septum)に依存しており、且つ、大径の針は隔壁をかなり破損してしまう
ので、隔壁を貫通するのに用いることができる針の直径には制限・限界がある。
このような直径限界は、ポートによる作用・効果を著しく減滅してしまう。可撓
外部カテーテルを用いて薬剤注入することが望ましい場合、カテーテルは隔壁を
貫通した針を通って供給されなければならない。このようなカテーテルは非常に
小さな内径を有し、従って、流体流量に対して厳格な制限を課し、また、導入す
ることができるファイバのタイプを制限する。
従来のポートを用いて長時間注入を行う間、注入針は患者の皮膚にテープで留
められて、その位置が保持される。従来のポートでは、針はポートの奥へ侵入・
進行することができない。このため、針がわずかに変位すると(動くと)、針は
ポートから外れてしまう。局部的に・部分的に有毒な材料(locally toxic mate
rial)が注入される場合、このような材料の管外溢出(extravasation)が起き
ると、局部的な組織破壊・破損が生ずる。組織破壊が生じれば、その後、皮膚の
移植や組織の除去等の修正手術が必要になる。
現在入手可能な差込可能な薬剤注入装置はまた、ポートを設置して針により隔
壁を貫通しなければならない医師にとって受入れ可能な(十分な)目標部・表面
(ターゲットエリア)を提供するためにかなりの大きさを有している。ポートハ
ウジングは、隔壁の大きさが大きくなれば、それに伴って大きくなる。なぜなら
、針が取外された後に自己シール(self-sealing)できるように、隔壁を圧縮状
態に保持する構成・装置が必要になるからである。さらに、現在入手可能な注入
ポートは、ポート内であるいは差込まれたカテーテル内で血栓症が生じた場合洗
浄することが困難である。なぜなら、注入装置及び内部カテーテルを洗浄できる
ように貫通皮下注射針の中へ洗浄用ワイヤを挿入することは不可能であるか、不
可能でなくとも非常に難しいからである。現在の注入ポートは、自己シール型の
隔壁の下に保留部・容量を有する。このことにより、所望量の薬剤を注入場所に
至らせるためにはかなりの量の薬剤が必要になる。上記保留容量はさらに、医師
が複数の薬剤(混合しても隔合しない(incompatible)薬剤)を同一の注入場所
へ連続的に供給したいと望む場合に問題を生ずる。加えて、ポートを介して血液
を引出そうとする場合、従来技術に係る注入ポートの保留容量は、血液の凝固が
生ずるおそれのある場所を作ることになる。血液の凝魂が生ずると、その後、上
記場所へのアクセスが妨げられる。さらに、現在の注入ポートでは、ポート隔壁
に穴をあけようとする医師が適切に穴をあけられないおそれがある。もし穴が適
正にあけられなければ、管外溢出につながり、上述のように非常に不都合な結果
が生じてしまう。
本発明は、従来の装置に対して多くの利点を有する差入・挿入可能な(implan
table)注入ポートを提供する。本発明の注入ポートは、漏斗状入口オリフィス
を
有する。この入口オリフィスは、より小さな直径のガイド通路に縮径していく。
ガイド通路は、多要素リーフレット(leaflet:葉形状の)バルブアッセンブリ
等の関節動作(articulating)カテーテルバルブを保持する内部キャビティまで
延びている。またポートは、差込まれたカテーテルに接続される出口通路を有し
ている。本明細書には、本発明の技術的範囲内にある患者アクセスポートの構成
に関し多くの実施例が記載されている。
幾つかの患者治療装置にあっては、アクセスポイントがポートバルブから離れ
ている場合にも用いることができるアクセスポートが必要になることもある。本
願の関連出願に記載された本発明の従前の実施例では、患者アクセスポートはバ
ルブ室を有するハウジングを有している。バルブ室内のバルブは、通常状態にあ
っては、バルブを通る流体流を阻止する。しかし、このバルブは、外部からの可
撓フィラメントを通過させ、差込まれたカテーテルへ(と共に)アクセスできる
ようにする。本発明の一態様にあっては、アクセスシステムのアクセスハウジン
グがバルブから隔てられており、部品同士は可撓管により接続されている。差込
まれたカテーテルはバルブと患者の所望アクセス部位との間に位置される。
本発明の従前の実施例には種々のバルブシステムが記載されると共に、請求の
範囲に請求項として記載された。これらの中には、リーフレットバルブ、ボール
バルブ、フラッパー型バルブ(「flapper」type valve)その他が含まれる。こ
れらバルブ構造の各々は、「連結・連動式カテーテルバルブ(articulating cat
heter valve)」もしくは「連結・連動式バルブ」という表現によって包括され
る。上記「連結・連動式バルブ」とは、1つもしくは2つ以上のバルブ要素を所
定の予想可能な状態に配置・転置することによりアクセスを可能とし、また、こ
れが元の位置に戻ると流体シールが構成されることを意味している。このタイプ
のバルブ機構は従来技術のものとは全く異なっている。従来技術のバルブ機構は
圧縮ゴム隔壁を内蔵し、このゴム隔壁が針により繰返し貫通される(この貫通に
より、バルブシステムが破壊され損傷・破損が生ずる)。本発明の1つの態様(
実施例)にあっては、他のバルブ構造が示されている。このバルブ構造も関節動
作バルブと考えられる。この実施例では、バルブはエラストマー材料から作られ
た比較的
長い通路として構成されている。この通路は、通常状態にあっては平たくなって
おり閉塞状態に保持される(を構成する)。しかし、外部フィラメントはこの通
路を通過(貫通)することができ、通路を開状態とし、アクセス可能な状態を作
る。このようなバルブ構造はアクセスポートのハウジング内に設けることができ
、あるいは、アクセスポートハウジングの出口に接続される管材として構成され
てもよい。
別の患者治療における応用・適用例にあっては、2つの融合しない材料(薬剤
等)を同時注入したり、あるいは、1つの場所から流体を引出すと共に別の場所
には材料を注入しなければならないことがある。このような適用例の1つとして
は、血液透析が挙げられる。血液透析では、血液が周辺・末梢静脈(peripheral
vein)から引出されて処理され、その後、患者に戻される。このような場合、一
対のアクセスルートが必要である。本発明の1つの態様にあっては、アクセスポ
ートは2つの分離した別箇のアクセス通路を有している。上記2つのアクセス通
路は別箇の入口オリフィスとバルブと出口とにより区画形成される(これらは全
て1つのハウジング内に設けられる)。この「デュアルポート(dual port)」
は、2つの分離された別箇の差込まれたカテーテルに、あるいは2つの穴を有す
るカテーテルに接続することができる。2つのアクセスポート入口オリフィスの
所定の機能・作用の相違を医師に示すために、外部表示部をアクセスハウジング
上に形成してもよい。この外部表示部は医師により触接(palpate)されるもの
である。
差込まれたアクセスポートの使用を容易にするための手段として、差込みプロ
セスを容易にして、患者への外傷を最小にすると共に差込み動作を簡素化したい
という要望が以前からあった。本発明の一態様にあっては、注入ポートは、患者
の例えば前腕部に形成された狭い切開部を通して容易に挿入・差込むことができ
るハウジングを有している。ハウジングにテーパ付「ドラフト(draft:狭い谷
間のようなもの)」を設けることにより、ポートの断面幅よりも狭い幅を有する
切開部を用いることができる。ポートハウジングは、この狭い切開部(切開口)
を通して差込まれ、ポート取付の間、皮膚を切開部周辺において少し拡げる。こ
のような構成では、皮膚が非拡張状態に戻れば、皮膚はポートを所定の位置に保
持
するのに役立つ。また、本発明は、皮膚に形成されるスリットを形成すると共に
、差込まれたアクセスポートを収容する形状にされる皮下ポケットを形成するた
めの特別な手術用器具にも関する。
本発明のすでに開示された実施例に基づくアクセスポートは、ステンレス鋼、
チタンその他の材料等の硬質材料から構成されている。針やトロカール(trocar
)等の先の尖った器具を用いて装置にアクセスする場合は、金属やセラミック等
の硬質材料を入口オリフィス部に用いることは必要であるが、鋭い器具による破
損に対する抵抗は、アクセスポートのその他の部分では一般的には必要ない。設
計の自由度を増大させ、また、アクセスポートの製造コストを低減するため、本
発明の他の態様では幾つかの材料からなる合成・混成・複合ポート(composite
port)が提供される。硬質材料を用いて入口オリフィスの内面を形成してもよい
。入口オリフィスの内面は、いかなる鋭いアクセス器具であっても入口オリフィ
スのフォーカスエリア(集束部位・焦点部位)に導き、その後、内部通路へ導く
。別の材料(例えば、成型可能なポリマー材料)を用いてポートの残りの部分を
構成してもよい。本明細書に記載された合成・複合ポートはさらに、その1つの
特徴として、滑らかに湾曲する通路を有している。この通路は「ニードルストッ
プ(needle stop)」として作用し、従前の実施例(通路の方向が急激に変化す
るもの)に比べて利点を有すると考えられる。
本発明に係るアクセスポートの従前の実施例では、1つのアクセスポートを用
いて患者内の一箇所にアクセスしている。しかし、1つのアクセスポートを用い
て幾つかの場所・部位にアクセスしたい場合も生ずるであろう。したがって、本
発明は、「二又」流路が設けられるアクセスシステムをも包含する。本発明によ
れば、一対のバルブが直列に設けられ、バルブとバルブの間に分岐流路が形成さ
れるる。第1の場所へのアクセスは1つのバルブのみを貫通することにより達成
され、双方のバルブを貫通することにより、第2の場所へアクセスできる。二又
流路システムの他の実施例としては、分岐差込みカテーテルが使用される場合が
ある。この場合、流路は湾曲部を有する操作可能なガイドワイヤあるいはカテー
テルを用いて選択・決定される。上記湾曲部は複数の分岐通路の1つに向けられ
ている。
関連出願に記載されたアクセスポートの実施例では、関節動作バルブを開く機
構が、外部フィラメントとバルブ要素との間に直接係合している。これ以外のバ
ルブ駆動方法・構造も可能である(幾つかのポートシステムにあっては、そのよ
うなバルブ駆動方法の方が有利であろう)。本発明に係るアクセスポートの幾つ
かの実施例では、バルブ機構は外部触接(external palpation:外から触れるこ
と)によって直接駆動・作動される。よって、バルブの開動作は、外部フィラメ
ントとバルブ要素との直接接触のみに依存するものではない。
針やトロカール等の先端が鋭い器具(可撓フィラメントを導入するために用い
られるもの)を用いてアクセスされるように構成された本発明のアクセス装置の
従前の構造の幾つかにあっては、針がバルブ要素に接触してバルブ要素を破損す
るのを防止するための「ニードルストップ(針停止要素)」と称される要素・部
分がポート入口通路に設けられる。前の実施例ではこのようなニードルストップ
は通路の方向を変えることによって(即ち、湾曲・屈曲通路とすることによって
)形成されている。この場合、硬い要素は入口オリフィスとバルブとの間に(を
)進行・進入・通過することができない。本発明の他の態様にあっては、ニード
ルストップの他の構成が示されている。即ち、通路の内径を縮径することによっ
てニードルストップが形成される。装置にアクセスするために針を用い、可撓外
部フィラメントを針の内部に通すときは、針は、通路直径が針の外径より小さく
なるところで停止される。
本発明のアクセスポートを用いた種々のアクセス方法が考えられる。例えば、
従来の針、先端が鋭いトロカール、先端が鋭くない(blunt:鈍い)器具、カテ
ーテルの上に針を設けた合体・組合せ器具(例えば、「Angiocath」 (商標)
)を使用してアクセスすることができる。本発明の他の態様によれば、外部フィ
ラメントの可撓性と、鋭い金属製器具の皮膚貫通能力とを組合せて有するアクセ
ス器具が提供される。合成・組合せアクセスフィラメントの幾つかの実施例が本
明細書に記載されている。この場合、皮膚を貫通するために、鋭い(尖った)硬
質端面を有する可撓もしくは準可撓カテーテルが用いられる。このような装置も
「自
己導入型カテーテル(self-introducing catheter)」と称され、アクセスポー
トと共に使用することができる。この場合、ポートバルブは鋭い先端部と相互作
用(interact)するように設計される(尚、ここでの相互作用は、許容できない
破損や磨滅を生じさせないものである)。
本発明の他の態様によれば、差込・挿入後アクセスポートの入口オリフィスを
位置付ける・その位置を確認・表示する簡易な手段が提供される。このような利
点・特徴は、差込まれたアクセスポートの上にテンプレートを配置することによ
って達成される。テンプレートは、入口オリフィスの位置及び方向に関する指標
・情報を医師に提示・表示する。従って、アクセスポートの目標部位(ターゲッ
トエリア)を見つけて示す工程が簡易化される。
本発明のその他の利点・効果・特徴は、当業者であれば、添付図面を参照しつ
つ好適実施例の記載及び請求の範囲の記載を読むことにより理解できるであろう
。
図面の簡単な説明
図1は本発明に係るアクセスポートアッセンブリの概略図であり、この図では
アクセスハウジングとバルブが可撓カップリング要素により接続された別個の部
材となっている。
図1Aは図1の1A−1A線のアクセスポートアッセンブリ断面図である。
図2は本発明の実施例に係るアクセスポートの断面図であり、この図では関節
動作バルブが比較的長い自己偏平エラストマー管材から成っている。
図2Aは図2の2A−2A線矢視断面図であり、閉状態の管状バルブを示して
いる。
図2Bは図2Aと同様の図であるが、開状態の管状バルブを示している。
図3は本発明の一体形デュアルポートの概略図である。
図4は図3に示したデュアルアクセスポートの平面図であり、2つの孔を有す
カテーテルに接続された状態を示している。
図5は図4の5−5線矢視断面図である。
図6は図4の6−6線矢視断面図である。
図7は患者の腕の概略図であり、この腕に差込まれたアクセスポートが仮想線
で示され、また差込み用に用いられる切開部も示されている。
図8は図7の差込アクセスポートの概略図である。
図9は図8の9−9線矢視断面図である。
図10は図8のポートの正面図であり、入口オリフィスの構成を部分的に示し
ている。
図11は図7から図10に示されたアクセスポートを設置するために切開部及
び皮下ポケットを形成するための外科用器具の概略図である。
図12は図11の外科用器具の概略図であり、その初期位置が実線で示されて
おり、その最終位置が仮想線で示されている。最終位置ではアクセスポートの差
込み用の切開部及びポケットが形成される。
図13は本発明のアクセスポートを、前もって形成された皮下ポケットに挿入
・差込む状態を示している。
図14はアクセスポートを設置するための切開部とアクセスポートの側部寸法
との寸法関係を示している。
図15は本発明のポートの実施例の種々の部品(混成・複合構造(composite
construction)を有する部品)の展開図である。
図16は図15のポート部品の断面図である。
図17は混成構造を有する本発明のポートの断面図である。
図18は図17に示されたものと同様な混成ポートの断面図である(但し、出
口プラグは異なる)。
図19は本発明のアクセスポートの概略図であり、一対の直列接続された関節
動作バルブと共に用いられるものである。この実施例では差込まれたポンプに補
充液を供給することができ、また差込まれたカテーテルにアクセスすることがで
きる。
図20は図19と同様なシステムを示しており、このシステムは複数の流路を
有している。
図21は本発明のアクセスシステムの概略図であり、操作可能なアクセスフィ
ラメントを用いることにより使い分けされる複数の流路を有するシステムを示し
ている。
図22は本発明の他の実施例に係るアクセスポートの概略図であり、手動バル
ブを有するものを示している。
図23は図22の23−23線矢視断面図である。
図24は図23の24−24線矢視断面図である。
図25は図23と同様な断面図であるが、手動バルブが開位置にある状態を示
している。
図26は本発明の他の実施例に係る手動ポートの概略図を示しており、装置の
内部構造が仮想線で示されている。
図27は図26の27−27線矢視断面図である。
図28は図27の28−28線矢視断面図であり、装置が通常の閉状態にある
状態を示している。
図29は図28と同様な図であるが、ポートが手動操作されて装置のバルブが
開かれる状態を示している。
図30は図26のアクセスポートを示しており、外部フィラメントが装置を介
して挿入される様子を示している。
図31は本発明の他の実施例に係る手動アクセスポート(通常の閉状態)の断
面図を示している。
図32は図31のポートの別の断面図であるが、外部フィラメントがアクセス
できる開状態のポートを示している。
図33は図31のアクセスポートの他の断面図であるが、外部駆動力・操作力
が除去されて外部フィラメントが所定の位置にある状態を示している。
図34は本発明の他の実施例に係る手動アクセスポートの概略図であり、移動
可能なシャッタータイプのバルブ要素を有するポートを示している。
図35は図34の35−35線矢視断面図であり、通常の閉状態にある装置を
示している。
図36は図35と同様な断面図であるが、装置に手動駆動力が作用してバルブ
要素が開かれた状態を示している。
図37は図35の37−37線矢視断面図である。
図38は図37の38−38線矢視断面図である。
図39は本発明の他の実施例に係るアクセスポートの断面図であり、ニードル
ストップを形成するように縮径された入口通路を有するポートを示している。
図40は図39のアクセスポートを示しており、アクセス針がハウジング通路
の縮径部に係合している状態を示している。
図41は本発明の自己型導入型カテーテルの概略図である。
図42は図41に示された自己導入型カテーテルの先端の拡大詳細図である。
図43は図42の43−43線矢視断面図である。
図44は本発明の自己誘導・誘導型カテーテルのその他の実施例の先端の拡大
図である。
図45は本発明の自己導入型カテーテルの先端の他の実施例の拡大図である。
図46は差込まれたアクセスポート入口オリフィスの位置決めを容易にするた
めのテンプレートの概略図である。
図47は図46のテンプレートの断面図であり、差込まれたアクセスポートに
アクセスするために用いられる様子を示している。
発明の詳細な説明(実施例)
図1を参照すると、本発明の一実施例に係るアクセスポートアッセンブリが示
されている。先の関連出願に示されたアクセスポートと比較した場合の本発明の
アクセスポートアッセンブリ10の主な特徴は、ポートハウジングに一体化され
ないバルブを設けたことである。
ポートアッセンブリ10はアクセスハウジング12を有しており、このハウジ
ングは漏斗形の入口オリフィス14を区画形成する。入口オリフィス14は縮径
する断面を有するオープンエリア(露出部)を有し、このオープンエリアはフォ
ーカスエリア(集束部)16へ縮径し、その後通路18へ至る(図1A)。図示
されるように、通路18は「ニードルストップ」として作用する屈曲部を形成し
ている。この屈曲部によってニードル等の鋭くて堅いアクセス器具が通路18を
完全に通過して出口ニップル20の外へ出ることを防止する。アクセスポートア
ッセンブリ10がニードル等の鋭いアクセス器具と共に用いられる場合、入口オ
リフィス14の内側面22は金属、セラミックあるいはその他の材料等の堅い材
料から作られる。この部分(材料)は、鋭いアクセス器具によって削られたり抉
られたりせずアクセス器具をフォーカスエリア16へ案内するものである。
アクセスハウジング12は、縫糸あるいはステープル(taple)を通すための
穴21を有する取付用プラットフォーム19により皮下に支持される。ハウジン
グ12から離れたバルブアッセンブリ24は二つの部分26,28を有している
。これら部分は螺合されている。ハウジング部分26は入口ニップル30を有し
、ハウジング部分28は出口ニップル32を有している。ハウジング部分26,
28が螺合組立てされると、内部バルブ室34が区画形成される。このバルブ室
34は、関節式・連結式に作動するバルブ(articulating valve)を有する。こ
の連結式バルブは、ここに開示されたあるいは関連出願に開示されたバルブ形状
・構造のいずれをも採ることができる。リーフレット(leaflet:葉形状の)バル
ブ要素38,40は色々な材料で作ることができる。例えば、リーフレットバル
ブ要素はシリコンラバーシートから作られる。例えば、このシリコンラバーシー
トはショアー硬さ27(A)を有し、その厚さは1.016mm(0.040i
nch)である。図示されるように、関節動作バルブはリーフレットバルブアッ
センブリ36として示されている。このリーフレットバルブアッセンブリは、一
対のリーフレットバルブ要素38と40から成る。ここに記載されたリーフレッ
トバルブ要素38,40及びその他のリーフレットバルブ要素は、2つもしくは
3つ以上の偏向可能な・歪み可能(deflectable)バルブリーフを区画形成する
スリットを有する平らなディスクから構成されている。図1Aに示された通常の
閉位置では、リーフレットバルブアッセンブリ36はバルブ24を通る液体の流
れに対する抵抗となる。導管44はハウジング出口ニップル20とバルブ入口ニ
ップル30とを介してアクセスハウジング12をバルブ24に接続する。このバ
ルブ24はバルブ出口ニップル32は差し込まれたカテーテル46に接続される
。カテーテル46は患者の所望の位置に差し込まれる。尚、このようにはせずに
、出口ニップル32の終端が、例えば周囲の・補助的な・末梢静脈(peripheral
vei
n)等の所望の患者位置に直接位置するようにしてもよい。
実際に用いられる場合、アクセスポートアッセンブリ10は皮下に位置される
。必要とあらば、アクセスハウジング12を支持組織に留めるようにしてもよい
。この場合、縫糸あるいは外科用ステープルあるいはその他の取り付け手段を穴
21に通す。バルブアッセンブリ24がアクセスハウジング12及び差込まれた
カテーテル46に接続部を介してしっかりと保持されているので、バルブアッセ
ンブリ24を別個に支持する必要はないと思われる。差込まれたカテーテル46
を用いて経皮アクセスしたい場合は、外部カテーテル、ワイヤ、あるいは光ファ
イバー等の外部可撓フィラメント(細糸状のもの)48を入口オリフィス14に
挿入し通路18へ押込む。上述したように、もし比較的硬い・強固な器具を用い
てフィラメント(挿入具の外あるいは内に設けられている)を挿入するのであれ
ば、「ニードルストップ」が設けられる。このニードルストップは、挿入具が出
口ニップル20へ至るのを防止する。もし挿入具が出口ニップルへ至ると導管4
4を傷付けてしまう。しかし、ニードルストップは、可撓フィラメント48を装
置に挿入することはできる。外部フィラメント48がリーフレットバルブアッセ
ンブリ36に当接すると、リーフレットバルブ要素38及び40が偏向する・歪
む。外部フィラメント48を取り除く (引抜く)と、バルブ24は通常の閉状
態に戻る。
図2を参照すると本発明の他の実施例に係るアクセスポートが示されており、
符号50が付されている。このアクセスポート50は、本明細書及び関連出願に
記載・開示されたその他の実施例と比較すると、連結式バルブの構成において異
なる。アクセスポート50は、図1に示したのと同じアクセスハウジングを有し
ている。したがって、図1及び図2において共通する要素には同じような符号が
付されている。本実施例では連結式バルブは、比較的長いエラストマー製の自己
偏平(self-flattened)中空管材52として構成されている。この管材52の一
端はハウジング出口ニップル20を覆うように引伸ばされている。管材52は従
来の差込み可能なカテーテルに接続されるか、あるいは円形断面のカテーテルセ
グメント54を一体形成するように構成することもできる。図2Aは通常の偏平
状態での管材52の断面を示している。この状態では、この管材の内部中空通路
56は塞がれている。従って、通常の形状では管材52内での流体の流れは阻止
されている。管材52は内部キャビティー56とこれの周りの流体との間の差圧
により「自己開口(すなわち膨張)」することもあるが、管材52の特性を制御
して所定の圧力抵抗を発生させることもできる。
経皮ルートを通るアクセスが望まれる場合は、可撓外部フィラメントが本明細
書あるいは関連出願において既に説明されたいずれかの手法でアクセスハウジン
グ12に導入される。可撓フィラメント58は通路18を通して導入され、中空
管材52に到達・係合する。フィラメント58を挿入し続けると、内部キャビテ
ィー56が開き(拡がり)、フィラメント58の通過が可能になる。もし望まれ
るならば、この通過は、外部フィラメントが差込みカテーテル54の終端に達す
るまで、あるいはそれを越えるまで、あるいは偏平中空管材52を越えた所定の
地点に至るまで続けられる。上記所定の地点とは、必要に応じて流体を引き出す
ことあるいは、注入することができる地点である。好ましくは、自己偏平管材5
2の内部寸法は外部フィラメント58の外径にほぼ等しい。従って、管材52の
内部と外部フィラメント58との間には小さな隙間しか形成されないか、あるい
は両者の間に隙間は形成されない。よって流体シールが形成される。外部フィラ
メント58を引き出すと、管材52は通常の自己偏平閉塞状態に戻る。
次に図3から図5を参照すると、本発明の他の実施例に係るアクセスポートが
示されており、符号70が付されている。アクセスポート70は、本発明の上述
の実施例とは以下の点で異なる。すなわち、アクセスポート70は一対の別個の
・分離されたアクセスポートの機能・作用を一つの装置に組み込んでいる・一体
化している点で上記実施例と異なっている。この装置は、別個の場所への同時注
入あるいは引出しが必要な場合(例えば、血液透析処理において流体を同時注入
あるいは引出しする場合)に用いられる。
ハウジング72に一体化されているポート74及びポート74´は互いにミラ
ーイメージであるので、一方の説明をすれば十分であろう。アクセスポート74
の構造は関連出願に示された実施例に適合するものであり、通路80へつながる
入口オリフィス76を有している。バルブ室84内には、連結・連動式バルブが
設けられている。このバルブは、本実施例では多要素リーフレットバルブアッセ
ンブリ86である。各アクセスポート74,74´は上述のアクセスポートと同
じような手法でアクセスされる。この場合、種々のタイプの導入具・要素を用い
る。いくつかの場合にあっては、鋭い導入具が用いられる。この導入具は、通路
80の「ニードルストップ」の存在により、バルブ室84に至ることはない。ま
た、入口オリフィス76の内側面及び通路80の一部は硬質材料から形成される
ことが望ましく、入口オリフィス及び通路80により、鋭い先端を有するアクセ
スインスツルメントをフォーカスエリア88に案内し、その後通路80に案内す
る。ハウジング72は、装置を皮下に支持するための取付け面98を有している
。
アクセスポート70は、複数の穴を有する差込みカテーテル90に用いること
ができる。図6に示されるように、このカテーテル90は一対のD字断面の穴1
00及び100´を有している。上記2つの穴は入口ニップル92及び92´に
取り付けられる。複数の穴を有するカテーテル90は一対のオリフィス94及び
96を有する。これらオリフィスの終端はカテーテルの長さ方向に隔てられて位
置され、流体の引出し及び注入(例えば血液透析処理において行われれるもの)
のための分離した別個の場所を形成する。
アクセスポート70のその他の特徴は、差込・挿入の後に触れることができる
外部部分を有していることである。この外部部分はポート74と74´を区別・
識別する役割を果たす。例えば、これらポートは患者の体内の別々の場所に通じ
(連通し)、あるいは引出しや注入のみのための開口ポートに接続される。図3
に示されるように、ハウジング72は一対の矢印型の突起99及び101を有す
る。これら突起は差込・挿入の後に触れることができるものである。また、これ
ら突起は反対方向に向けられており、流体流の所定の方向を示すものである。
本発明のアクセスポートの他の実施例が図7から図10に示されており、符号
102が付されている。アクセスポート102は漏斗状の入口オリフィス106
を有するハウジング104を有している。この入口オリフィス106は、上述の
実施例と同様に、通路110へ延びるフォーカスエリア108に向かって縮径さ
れている。差込まれたカテーテル114への取り付けのために、出口ニップル1
12が設けられている。アクセスポート102は上述の実施例のものとは以下の
2つの点で主に異なる。一つは、アクセスポートハウジング104がほぼ平らな
支持面116を有し、この支持面が縫糸あるいは外科用ステープルのための取り
付け穴を用いることなくポートを皮下に支持することである。もう一つは、アク
セスポートハウジング104がテーパ付きの矢印のような形状を有し、その最も
小さな横断面が出口ニップル112の近くに位置し、そこから入口オリフィス1
06に向かって大きくなっていることである。換言すると、出口ニップル112
と入り口オリフィス106との間に引かれるラインに対して交差する面で見た断
面は、幅が漸次増加する横断面となっている。この順次拡大する横断面は出口ニ
ップルから始まり入口オリフィスに向かうものである。この形状は後に詳述する
ように、挿入・差込(implatation)作業を容易にする・簡略化するために特に
形成されたものである。
図9はハウジング104及び出口ニップル112がバルブ室122を形成する
様子を示している。複数の要素からなるリーフレットバルブアッセンブリ124
として構成された連結式バルブが設けられている。リーフレットバルブアッセン
ブリ124は、一対のリングもしくは「ドーナツ」状のバルブ要素126及び1
28を有している。また、別の一対のリーフレットバルブ要素130及び132
がこれらバルブ要素126及び128に挾まれるように設けられている。リング
バルブ要素126及び128並びに本明細書に記載されたその他のリングバルブ
要素は外科用・手術用のシリコンラバー(ショア硬さ50(A)、厚さ1.01
6mm(0.040inch))から形成することができる。上述の実施例と同
様に、リーフレットバルブ130及び132はエラストマー材料(シリコンラバ
ー)からなる薄いシートにより形成される。このシートは1つあるいは2つ以上
の切欠部を有し、これにより2つもしくは3つ以上の偏向可能なバルブリーフが
区画形成される。リーフレットバルブアッセンブリ124の構成に関するこれ以
上の説明は既に本明細書及び関連出願においてなされている。
次に図11及び図12を参照すると、アクセスポート102の設置・配置を容
易にするために特に設計された外科(手術)用具が示されており、符号140が
付されている。外科用具140は、握りハンドル142と支持ディスク144と
を備えている。カッテングブレード146は鋭い切断用先端部148を有し、ま
た、90度に屈曲されたL字状の形状を有する。図12は差込み・挿入ポケット
を形成する際に用いられる外科用具140を示している。図12の外科用具14
0の実線は初期位置を示している。すなわち、切断用先端部148が最初に患者
の皮膚150を突き刺す状態を示している。外科用具140は図12の仮想線で
示された位置まで進められる。この状態にあっては、支持ディスク144は皮膚
150に接触する。カッティングブレード146はポケット152を形成できる
形状を有しており、このポケット152はアクセスポート102を収容・支持す
る寸法を有している。
図14はポートハウジング104の最大幅Bに対する切開部154の幅Aを示
している(特に、幅Bが幅Aよりも大きいことを示している)。アクセスポート
ハウジング104にテーパが形成されているので、アクセスポートを比較的狭い
切開部からポケット152の中へ差込む・挿入することができる。アクセスポー
ト102が切開部154からポケット152へスライド挿入されると、切開部の
周部の皮膚はポートがポケットに完全に入るまで広げられる。ポートがポケット
に完全に入ると、皮膚はほぼ元の状態に戻る。切開部154の幅を最少にするこ
とにより、アクセスポートハウジング104の保持及び支持が強固にされる。ポ
ケット152がポートを収容すべく正確な寸法に形成されているので、アクセス
ポート102の支持はさらに強固なものになっている。
次に図12及び図13を参照して、アクセスポート102を患者の腕156に
差込挿入する場合の代表的な手順を説明する。切開部154及びポケット152
が適切な方法で(例えば上述の外科用具140を用いて)形成される。切開部1
54の周りの皮膚150はピンセットで持ち上げられる。切開部154の位置は
、ポート102を周囲の末梢静脈158の近くに位置させるような位置である。
適切なアクセス装置をポケット152の中に挿入して静脈158を見付け出し、
上記アクセス装置によって静脈を貫通する。この静脈158を貫通した後、ガイ
ド
ワイヤがアクセス装置から供給される(これはその後取り外すことができる)。
その後、大きな直径の静脈拡張器(vein dilator)が設けられ、ガイドワイヤが
取り外される。次に、差込まれたカテーテル114が静脈158内に供給される
。いくつかの場合、差込まれたカテーテル114の末端・遠い方の端を患者の心
臓あるいはその他の離れた場所に至らせることが望ましい。差込まれたカテーテ
ル114の近い方の端は、その後出口ニップル112に取り付けられ、アクセス
ポート102が切開部154からポケット152へ挿入される。最後に、切開部
154が縫糸あるいはステープルを用いて閉じられる。
図15から図18は本発明の他の実施例に係るアクセスポートを示しており、
このアクセスポートには符号170が付されている。上記実施例と比較した場合
のこのアクセスポート170の主な特長は、合成・複合構造を有していることで
ある。すなわち、いくつかの要素は例えば金属やセラミック等の硬質材料から形
成され、その他の部分は例えばポリマープラスチックなどの鋳造可能なあるいは
成型可能な非金属材料から形成されている。アクセスポート170は漏斗状部材
174からなる第一サブアッセンブリを有している。この漏斗状部材174は内
側入口オリフィス176を区画形成しており、この入口オリフィス176がファ
オーカスエリア178に向かって縮径されている。また入口オリフィス176は
、比較的長い湾曲管材182から形成される通路180の一端を形成している。
漏斗状部材174及び管材182の内側面は金属あるいはセラミック等の硬質材
料から形成されている。上記内側面は、入口オリフィス174に入りフォーカス
エリア178及び通路180に至る皮下注射針やトロカール(trocar)等の鋭い
アクセスインスツルメント(器具)を案内できるものである。
管材182は当初は真直ぐなものであるが、その後曲げられて、スムースに曲
がる湾曲通路180を形成する。この通路180により「ニードルストップ」が
形成される。「ニードルストップ」は針等の硬くて鋭いアクセスインスツルメン
トが通路180を完全に通過しないようにする。またその一方で、「ニードルス
トップ」は針等の硬くて鋭いアクセスインスツルメントが通路180を完全に通
過しないようにする。またその一方で、「ニードルストップ」は、より可撓性の
あるフィラメント(例えば外部カテーテル、ガイドワイヤ或いは光ファイバ等)
が通路180及びアクセスポート170を自由に通過できるようにしている。滑
らかに曲がる通路180は、上述の実施例及び関連出願に示された「ニードルス
トップ」の場合のごとく急に方向が変わるポート通路に比べ、利点を有すると考
えられる。すなわち、滑らかに曲げられた通路180内では、挿入された可撓性
のあるフィラメントの捩れがおきにくく、挿入の間フィラメントに作用する摩擦
力が小さい。
バルブハウジング184は管材182に接続されており、内部バルブ室186
を区画形成する。図示された出口プラグ188はバルブ室186に圧入されてお
り、出口ニップル190を形成している。リーフレットバルブアッセンブリ19
2はバルブ室186内に保持されており、一対のリーフレットバルブ要素194
及び196を有すると共に、リング状もしくは「ドーナツ状」バルブ要素198
を有している。これらの機能・作用は本明細書および関連出願において既に十分
に説明されている。各リーフレットバルブ要素194及び196は一つのスリッ
ト195及び197をそれぞれ有しており、このスリットにより各バルブ要素毎
に2つの偏向可能なバルブリーフ(valve leaf)が形成される。関連出願では、
リーフレットバルブ要素は3つもしくは4つ以上のリーフを有するように示され
ている。しかし、1つのスリットを有するバルブ要素194及び196が優れた
シール能力・効果を有することが見出だされ,また多くの応用例において好まし
い構成であることがわかった。接着部199はダウコーニングシラスティク(商
標)メディカル接着剤(Dow Corning Silastic Medical adhesive)タイプAを
用い、リーフレットバルブ要素194と196を接着している。この接着により
、バルブ要素194と196をサブアッセンブリとして組み立てることができる
。この場合、それぞれの方向は予め決められており且つ保持される。
図17に示すように、ポートハウジング200のその他の部分202は成型可
能もしくは鋳造可能な材料から形成されている。上記部分202により、漏斗状
部分174、管材182及びバルブハウジング184を囲繞することができる。
好ましくは、上記部分202はインサート成形方法により上記部品の周りに形成
される。この場合、漏斗状部分174、管材182及びバルブハウジング184
(さらに、出口バルブ188も含まれるであろう)は、モールドキャビティー内
に位置され、その後鋳造可能な材料202がこれら要素の周りに流し込まれこれ
らを囲繞する。出来上がった合成アクセスポート170は、すべてが金属成分か
らなる同じようなポートに比べ、軽量であり、設計の自由度が大きく、また製造
コストを削減できる可能性がある。
ポート170の内、硬化表面を有する必要があるのは次の部品のみである。す
なわち、漏斗状部材174及び通路180の内側面は硬質材料から形成される。
しかし、ポートの他の部分(出口プラグ188を含む)はエラストマープラステ
ィク等の鋳造可能な材料から形成してもよい。図示実施例では、漏斗状部材17
4、管材182及びバルブハウジング184は一体的に形成されている。しかし
このようにはせずに、上記部品を別々に製造し、その後組み立てるようにしても
よい。
本発明の他の実施例に係るアクセスポート206が図18に示されている。こ
のアクセスポートは多くの点でアクセスポート170と同一であるので、共通の
部品・要素には同じような参照符号が付けられている。アクセスポート206が
アクセスポート170と異なる点は、出口プラグ208をバルブハウジング20
9に取り付ける構造に関連している。アクセスポート206の場合、この取り付
けは螺合部によってなされる。さらに、出口プラグ208は材料202によって
囲繞されず、ユニットのその他の部分が囲繞された後にあってもアクセス可能で
ある。この構成により、その後、リーフレットバルブアッセンブリ192の検査
、洗浄および交換が可能になる。
次に図19から図21を参照すると、本発明の複数の実施例が示されている。
これら図にあっては、一つのアクセスポートによって患者の体内の複数の場所へ
アクセスすることができる。図19に示されたアクセスシステム210はアクセ
スハウジング212を有し、このハウジングは差込まれた導管214を介して第
1連結式・連動式カテーテルバルブ216に接続され、その後、分岐回路219
により第2連結式・連動式カテーテルバルブ218に接続されている。第2連結
式・連動式カテーテルバルブ218は差込まれたカテーテル220を介して患者
内の所定の場所に接続される。図示されたアクセスハウジング212は上述のア
クセスハウジング12と同一である。ハウジング12は内部連結式・連動式バル
ブを有していないが、後述の記載から明らかとなるように、内部連結式・連動式
バルブを有する構成とすることも可能である。
アクセスシステム210はさらに、差込まれた治療具(差込み可能な注入ポン
プ222)を有している。このポンプ222は、バルブアッセンブリ216と2
18の間で分岐する分岐路224に接続されていると共に分岐路226にも接続
されている。分岐路226は差込まれたカテーテル220に,バルブ218の後
方において接続されている。比較的長い時間患者に麻酔薬あるいは治療用の薬剤
等を定期的に投与するために、注入ポンンプ222が設けられている。いくつか
の場合にあっては、定期的に注入ポンプ222の中の内部流体リザーバに補充液
を加えることが望ましい。現在入手可能な注入ポンプは、リザーバーの上に設け
られた圧縮ラバー隔壁を有しているので、再充填可能になっている。この隔壁に
は、特別に設計された芯孔なしの皮下注射針を用いてアクセスすることができる
。このようなアクセスはほぼ満足いくように行われ得るが、以下の点で、従前か
ら入手可能な注入ポートと同様な欠点を有している。すなわち、差込まれたカテ
ーテルへの便利な(簡易な)且つ安定的な(多数回の)アクセスができない。便
利な且つ継続的な(多数回の)アクセスは、長時間の注入あるいは皮下組織に対
して腐蝕性のある・苛性な薬等(caustic agent)の注入の場合に必要である。
本発明によれば、注入ポンプ222に補充液を供給したいときには、外部カテ
ーテルがアクセスハウジング212に挿入されて第1連結式・連動式バルブ21
6を貫通する。この際、外部カテーテルが第2連結式・連動式バルブ218の方
へ進行しないように注意すべきである。挿入長さを限定することは、目盛り付き
の外部カテーテルを用いることによって、または所定の長さを有するカテーテル
もしくはアクセスニードル(針)を使用することによって可能となる。この状態
では、外部カテーテルに注入された流体は、分岐路224を介して注入ポンプ2
22に供給される。よって、ポンプのリザーバーには補充液が供給され、その後
外部カテーテルが取り外される。挿入された注入ポンプ222を操作すると、分
岐路226を介して、差込まれたカテーテル220への注入が始まる。
差込まれたカテーテル220を洗浄あるいは移動する必要がある場合、または
カテーテルに直接アクセスする必要がある場合、バルブ216と218の双方が
外部フィラメントによって貫通される。この貫通により、外部フィラメントを、
差込まれたカテーテルの遠い方の端にあるいはそれよりも向こうに位置すること
ができる。尚、ポンプ222を別の治療要素(例えば、濾過装置あるいはいくつ
かのタイプの処理装置)に置換してもよい。本明細書から明らかなように、一体
型の連結式・連動式バルブを有するポートは、アクセスハウジング212とバル
ブ216とが別々になっているポートと同じ効果を奏するように用いることがで
きる。
分岐流システムを有する別の構成が図20に示されている(アクセスシステム
230)。この実施例では、アクセスポート232は、アクセスポートハウジン
グ235内に一体形成されている第1連結式・連動式バルブ234を有している
。アクセスポート232と第2連結式・連動式バルブ238の間に導管236が
延びている。この導管236は、患者の体内の所望の場所に延びる分岐路240
を有している。第2連結式・連動式バルブ238の出口は、差込まれたカテーテ
ル242を介して患者内の別の場所に延びている。
アクセスシステム230の使用方法はアクセスシステム210とほぼ同じであ
る。但し、2つのバルブ234と238の間に挿入される外部フィラメントによ
っては注入ポンプへの補充液の供給が行われない点で異なっている。その変わり
に、患者内の2つの離れた場所の一方への注入が可能になっている。連結式・連
動式バルブ234と238が外部カテーテルによって貫通されると、体内の第2
の離れた場所にアクセスすることができる。従って、患者体内の2つの離れた場
所へのアクセスは1つのアクセスポートの差し込みにより可能になる。アクセス
ポート232は、関連米国特許第5,053,013号に記載されているように
、第1連結式・連動式バルブ234に係合して貫通する針を用いてアクセスでき
るタイプのポートとしてもよい。アクセス用の針は所定の長さしか有していない
の
で、針が第2バルブ238を貫通できないようにシステムを設計することができ
る。したがって、分岐路240を介した場所(第1の場所)への注入が保証され
る。もし第2の離れた場所へのアクセスが望まれるならば、可撓性を有する外部
カテーテルを挿入し第2バルブ238を通過させる。
複数の通路を有するアクセスシステム250の他の実施例が図21に示されて
いる。この実施例では、アクセスポート252は内部連結式・連動式バルブ25
4を有している。この場合、導管256は分岐構造を有しており、3つの別々の
分岐路258,260及び262を有している。各分岐路はそれぞれ連結式・連
動式バルブ264,266及び268を備えている。これらバルブは図1に示し
た連結式・連動式バルブ24と同一のものであってもよい。この場合、分岐路2
58,260及び262により形成される3本の流路のどれを選択するかは、屈
曲端部を有する操作可能なガイドワイヤー270を用いて行われれる。上記3本
の流路は今日、血管造影(撮影)法(angiography)で広く用いられているもの
である。いくつかの応用例にあっては、ポート252に第1バルブ254を設け
なくてもよい。なぜなら、アクセスハウジング252とアクセスしようとする人
体内の場所とは、別々のバルブ264、266及び268によって隔離されてい
るからである。
次に図22から図36を参照すると、アクセスポートの種々の実施例が示され
ている。これら実施例の連結式・連動式バルブは、患者体内の離れた位置へのア
クセスが望まれるとき、医師による外部触診・触接(palpation)により・を介
して手動操作される。本明細書及び関連出願において既に説明された実施例にあ
っては、連結式・連動式バルブを開くための主要機構は、導入された外部フィラ
メントとバルブの要素との間の直接接触によるものである。以下に説明する複数
の実施例にあっては、ポートの外部触診によって、外部フィラメントが連結式・
連動式バルブを貫通する。図22に示されたアクセスポート280は手動操作さ
れるポートの一つの形であり、取り付け面282を有するハウジング281を具
備している。また上述の実施例と同様に、アクセスポート280が漏斗状の入口
オリフィス284を有している。このオリフィス284は通路286へ向かって
縮
径されている。連結式・連動式バルブアッセンブリ288は一対の駆動レバー2
90と290´を有している。これらレバーは、出口管294により形成される
支点292及び292´を中心に旋回(ピボット運動)可能である。エラストマ
ー材料から成るバルブ要素296は、ピン298及び298´を介して駆動レバ
ー290及び290´により保持されている。上記2つのピンは、エラストマー
材料から成るバルブ要素に形成された対応孔300及び300´を通って延びて
いる。内部バルブ室302は、駆動レバー290及び290´の動作のための隙
間を形成する。図24では、エラストマー材料バルブ要素296がその中央にス
リット297を有している。このバルブ要素296は通常の状態ではバルブを通
る流体の流れを阻止するように働く。
差込み・挿入の後にポート280を介してアクセスしたい場合には、医師はポ
ートの上に延びる皮膚層に触接することによりポートの位置を知ることができ、
突出している駆動レバーを感ずることができる。次に、駆動レバー290及び2
90´を手動により内方へ押す(図25の矢印のように)。この力によって、駆
動レバー290及び290´は支点292及び292´を中心に旋回(ピボット
運動)する。これに伴い、駆動レバー290及び290´がバルブ要素スリット
297を図25に示すように開く。この開口動作により、外部から導入されるフ
ィラメント(この場合、針304)を、アクセスポート280を介して導入する
ことができる。手動による力が駆動レバー290及び290´から除去されると
、バルブ要素296はその弾性のために針304を圧迫する・挾む。この動作に
より、導入されたフィラメントがアクセスポート280から意図せずに・不注意
に引き出されないようにする所定の保持力が発生する。
手動アクセスポートの別の例が図26から図30に示されており、符号310
が付されている。アクセスポート310は入口オリフィス312と通路314を
有している。入口オリフィス及び通路は、金属製漏斗状部材316及び管318
により形成されている。図27に示されているように、通路314は「ニードル
ストップ」として作用する上述のように滑らかな湾曲部を有している。アクセス
ポートハウジング320のその他の部分はポリマープラスチック材料等の可撓性
のある成型可能な材料から作られている。上記その他の部分は、上述のように漏
斗状部材316及び管318の周りにインサート成型することができる。ハウジ
ング320は偏向・撓み可能なバルブ要素322及び324を有している。これ
らバルブ要素はスリット326により分離されている。図26に最もよく示され
ているように、ハウジング320には一対の半円筒状のキャビティ328及び3
30が形成されている。これらキャビティにより、バルブ要素322及び324
が偏向できる空間・場所が形成される。出口プラグ332がバルブ要素322及
び324に付設されており、これらバルブ要素は差込まれたカテーテル334に
接続されている。
図28は、通常の形状・構造のハウジング320を示している。この状態では
バルブ要素322及び324は互いの方向に付勢されており、従って入口オリフ
ィス312と出口プラグ332の間の流体通路を閉塞する流体シールを形成する
。しかし、皮下アクセスを望む医師によってハウジングの窪み部336(図26
)が握られ・圧縮されると、ハウジングは図29の矢印で示される方向に作用す
る力により横方向に圧縮される。この力によってハウジング320は図示されて
いるように撓み、その結果、バルブ要素322及び324が分離され、スリット
326が開く。スリットが開くと、外部から導入されるフィラメント340の通
路が形成される。図30は、アクセスポート310及びこれに通された外部フィ
ラメント340を示している。すなわち、この図は皮下アクセス状態を示してい
る。
図31から図33は手動アクセスポート350の他の実施例を示している。こ
の実施例では、ハウジング352は取り付けプラットホーム357及び通路35
6へ縮径していく入口オリフィス354を有している。バルブ室358には、バ
ルブ室内で往復運動することができるアクチュエータスリーブ360を含む多数
のバルブ要素が収容されている。また、バルブ室358内には段付き孔部362
が形成されている。ばね364はアクチュエータースリーブ360を入口オリフ
ィス354の方向に付勢している。インサート366はスリーブ孔362に挿入
され、これの中で往復運動できるようになっている。また、インサート366は
内部孔368及びカム面370を有している。図示されるように、シールブッシ
ュ372がスリーブ孔362の中でインサート356により保持されている。シ
ール用のボール要素374は、カム面370とハウジング352の間に保持され
ている。ハウジング352は駆動・操作用ポスト378を有しており、アクチュ
エーションスリーブ360は、スロット386を通る別の駆動・操作用ポスト3
80を有している。図示されるように、差込まれるカテーテル382は出口ニッ
プル384に取り付けられる。
図31は通常状態(すなわち経皮アクセスが行われない場合)のアクセスポー
ト350を構成する要素・部材の配置・構成を示している。ばね364はアクチ
ュエーションスリーブ360を付勢し、さらに、シールブッシュ372の圧縮を
介してインサート366をボール374に付勢している。カム面370の形状は
、ボール374を通路356及びインサートボア368へ強制的にシール係合さ
せる形状である。この係合により、ポートを通る流体の流れに対する抵抗が形成
される。図32は経皮アクセスを可能にするように駆動・操作されたアクセスポ
ート350を示している。図示されるように、外部触接ポスト378及び380
は接近するように移動され(右に向かう矢印のように)、これによりアクチェー
ションスリーブ360が右へシフトする。その結果、ボール374に作用してい
た保持力が除去される。そして、外部アクセス器具(この場合、針388)は、
ボール374の位置を変化させることができる(下へ向かう矢印のように)。従
って、針は装置を通過することができる。図33は、アクセスポート350を完
全に通過したアクセス針388を示している。この図では外部駆動力(外から作
用する力)は除去されている。ボール要素374が針388の存在のためにその
通常位置に戻ることができないので、ばね364からの圧縮力がシールブッシュ
372に作用している。これにより、その内径が針388の外側を締付け、その
結果、導入される要素の回りの漏れを阻止するシールが形成される。
図34から図38は本発明に係る手動アクセスポート400のその他の実施例
を示している。上述の実施例と同様、この装置も漏斗状の入口オリフィス402
と通路404と取付面405を有している。この実施例では、一対のスライド要
素406及び408が設けられている。各スライド要素は、それぞれ通路410
,
412を有している。ハウジング412は一対の突出アクチュエーションパッド
(柄・台状の部分)414及び416を有している。ハウジング412は好まし
くは可撓性のあるエラストマー材料から成る。図38に最もよく示されているよ
うに、エラストマー材料からなるシールブロック415がスライド要素408に
設けられている。一対のOリングシール417及び419がスライド要素に対向
・接触するように設けられている。スライド要素406及び408はハウジング
412の中に位置し、これらスライド要素は通常の状態では(垂直方向に)ずら
されている。従って、通路410と412は整列状態にはない。よって、ポート
内の流体の流れに対する抵抗が形成される。尚、このとき、ブロック415とO
リング417,419によりシールがされている。もし、アクチュエーションパ
ッド414及び416が矢印で示すように互いの方向に押されるならば、スライ
ド要素406及び408は相手方に対して相対的に移動し、これにより通路41
0及び412が図36に示すような整列状態になる。この整列状態では上記通路
は通路404にも整列している。更にこの状態にあっては、導入される外部フィ
ラメントはアクセスポート400を完全に通過することができる。アクチュエー
ションパッド414及び416に作用する圧力を解除すると、スライド要素40
6及び408は図35に示すそれぞれの通常状態に強制復帰される。これにより
、外部フィラメントに剪断力が作用する。この剪断力は外部フィラメントを損傷
・破損する大きさではないが、ポートからフィラメントが意図せずに抜け落ちる
ことを防止する所定の摩擦力を発生する。
図39及び図40は本発明のその他の実施例に係るアクセスポート420を示
している。上述の実施例と同様に、ハウジング426は通路424に繋がる漏斗
状の入口オリフィスを有している。ハウジング426はバルブ室428を有し、
このバルブ室内にはリーフレットバルブアッセンブリ430からなる連結・連動
式バルブが設けられている。ハウジング426は更に、取り付けプラットフォー
ム432を有している。このアクセスポート420は上述の実施例と比べ以下の
点で異なっている。即ち、針若しくはトロカール等の鋭いアクセスインストゥル
メントがリーフレットバルブアッセンブリ430に係合してこれを破損すること
を防止するための「ニードルストップ」の形状・構成が異なっている。上述の実
施例では、入口通路は、硬いインストゥルメントとバルブアッセンブリとの係合
を防止する方向に変化している。しかし、本実施例では通路424の内径は段状
に変化を有している(内部に段部が形成されている)。この内径は最大直径部4
34から始まり最小直径部436へ縮径している。アクセスポート420は次の
ようなシステムに用いられるように構成されている。即ち、大きなカリパス(ca
liper)針438がアクセス動作に用いられ、導入される可撓フィラメント44
0がその中に挿入されるシステムに用いられるように構成されている。
図40はポート420へのアクセス動作を示している。この図では針438は
小さな直径の部分436を通過することはできない(この部分の直径が小さすぎ
るため)。しかし、可撓フィラメント440はリーフレットバルブアッセンブリ
430に到達・係合することができ、またこれを通過することができる。
図41から図45は、自己導入できるように鋭くされた部分を有する可撓アク
セスフィラメントの種々の実施例を示している。換言すると、これら外部フィラ
メントは、皮膚及びその下の皮下組織を通して本発明のアクセスポートに導入す
ることができる。この場合、針やトロカール等の別の鋭いアクセスインストゥル
メントは必要ない(導入されたフィラメントが導入具の周り或いは内側に位置さ
れた状態で、皮膚及び皮下組織に孔を開けるためには)。図41に示された自己
導入カテーテル450は、コネクター452と、中空フィラメント456と、鋭
い先端を有する金属製の先端部454とを有している。この先端部454は中空
フィラメント456に接着剤あるいはその他の接続要素により連結されている。
これはナイロン若しくはその他材料(現在、カテーテルを製造するのに用いられ
ているもの)等の種々の適合性を有する・同質の材料から作ることができる。図
42に示されるように、鋭い先端部を有する先端部454は円形状のポート45
8を有している。このポートにより、フィラメント456の内側孔とアクセスが
望まれる場所との間の流体連通路が形成される。図43はフィラメント456に
上記先端部454を挿入した状態を示している。
図44は自己導入型(self-introducing)カテーテル462の他の実施例を示
し
ている。この実施例は流体連通ポート464がフィラメント466に設けられて
いるという点で上述の実施例と異なる。図45には自己導入型カテーテル468
の他の実施例が示されている。この図では鋭い先端を有する先端部470は三角
形オリフィス472を有している。
実際に用いられる場合、自己導入型カテーテル450,462及び468の上
記先端部が、差込まれるポート入口オリフィスの部分に位置される。自己導入型
カテーテルが押されると、上記先端部は皮膚を通過してポート入口オリフィスに
係合する。この状態では上記先端部はポートにより方向付けられる。先端部45
4の形状が円錐状であるので、患者を傷付けることはあまりないと考えられる(
斜角・傾斜端部(bevel end cut)を有する従来の皮下注射針に比べて)。更に
、先端部の位置がカテーテルの中央にあるので、リーフレットバルブアッセンブ
リの軟らかい部品を損傷・破損することもないと思われる。従って、繰り返しア
クセスすることができる。
図46及び図47は本発明に係る既に差込まれたアクセスポートヘ容易にアク
セスできるようにするためのテンプレート480を示している。このテンプレー
ト480は患者の皮膚にぴったりと接触する基部面482を有している。基部面
482は隆起部484を有しているが、この隆起部484はアクセスポートの差
込みが終了した後患者の皮膚に適合する形状を有している。テンプレート480
はターゲットエリアを決定する孔486を有している。この孔により、アクセス
インストゥルメントを所定の位置に向けることが容易になる。所定の位置とは、
皮膚の下に位置する図46に仮想線で示されたポート入口オリフィス488の上
の位置である。図47は、テンプレート480が所定の位置に保持された後に皮
膚を貫通するアクセス針490を示している。
上述の記載は本発明の好適実施例を説明するものであるが、請求の範囲に記載
された技術思想から離れることなく種々の変更及び変形が上記実施例に対してな
され得ることは当然である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.外部カテーテル、針、ガイドワイヤあるいは光ファイバ等の外部フィラメン トを患者内に導入可能とするための差込み可能なアクセスポートにおいて、 出口で終了する通路に連通するほぼ漏斗状の入口オリフィスを区画形成するア クセスハウジングが設けられ、上記入口オリフィスは上記通路に皮下的に挿入さ れる外部フィラメントをガイドするものであり、 上記ハウジングは上記ハウジングを皮下的に支持する手段を有し、 上記アクセスハウジングの出口に接続された入口を有すると共に上記患者内の 場所に接続される出口を有するバルブアッセンブリが設けられ、 上記バルブアッセンブリは通常時にあっては上記バルブアッセンブリを通過す る流体の通過を阻止し、一方、外部フィラメントが挿入されると、上記アクセス ハウジング通路を介して挿入されて上記バルブアッセンブリに至る外部フィラメ ントの通過を可能にすべく開口し、 上記アクセスハウジング出口を上記バルブアッセンブリに接続する導管が設け られたことを特徴とする差込み可能なアクセスポート。 2.上記バルブアッセンブリが連結・連動式バルブ(articulating valve)から なる請求項1記載の差込み可能なアクセスポート。 3.上記連結・連動式バルブがリーフレットバルブからなり、上記リーフレット バルブが少なくとも1つのほぼ平板状ディスクからなり、上記ディスクが弾性材 料から成り、少なくとも1つの切欠部が上記ディスクに形成されている請求項2 記載の差込み可能なアクセスポート。 4.上記リーフレットバルブが上記ディスクを少なくとも2つ有し、上記2つの ディスクが重ねられ、上記2つのディスクの一方の上記切欠部が上記2つのバル ブディスクの他方の上記切欠部に整列しない方向に向けられる請求項3記載の差 込み可能なアクセスポート。 5.上記アクセスハウジング通路内に停止手段を設け、上記停止手段は、硬い外 部フィラメントの通過を阻止すると共に、より可撓性のあるフィラメントが挿 入された場合は、上記アクセスハウジングの通路を可能にして上記バルブアッセ ンブリに至るようにする請求項1記載の差込み可能なアクセスポート。 6.上記停止手段が上記ハウジング通路に形成された湾曲部からなる請求項5記 載の差込み可能なアクセスポート。 7.上記導管が可撓性を有する中空エラストマー管からなる請求項1記載の差込 み可能なアクセスポート。 8.上記バルブアッセンブリ出口と上記場所に接続されるべく差込まれたカテー テルをさらに設けた請求項1記載の差込み可能なアクセスポート。 9.外部カテーテル、針、ガイドワイヤあるいは光ファイバ等の外部フィラメン トを患者内に導入可能とするための差込み可能なアクセスポートにおいて、 通路に連通するほぼ漏斗状入口オリフィスを区画形成するアクセスハウジング と、上記アクセスハウジング通路に接続されるバルブとから成り、 上記入口オリフィスは上記通路に皮下的に挿入された上記外部フィラメントを 案内するものであり、上記ハウジングは上記ハウジングを皮下的に取付けるため の手段を有し、 上記バルブは内部キャビティを有する中空管として構成され、上記バルブは通 常時にあっては偏平状態に保持されるエラストマー材料から成り、上記偏平状態 のとき、上記内部キャビティは閉塞され、よって上記バルブを通過する流体の流 れは阻止され、一方、上記バルブは、上記外部フィラメントが上記内部キャビテ ィヘ挿入されると開き、上記フィラメントが上記ハウジング通路を介して上記内 部キャビティに入り上記バルブに至ることを可能とし、 上記バルブは上記患者内の場所へ連通する出口を有する ことを特徴とする差込み可能なアクセスポート。 10.上記アクセスハウジング通路の終端が出口内に位置し、上記バルブが上記ハ ウジング出口に取付けられる請求項9記載の差込み可能なアクセスポート。 11.上記バルブの終端が円形断面を有するカテーテルセグメント内に位置し、上 記カテーテルセグメントが上記患者内の上記場所に連通する請求項10記載の差 込み可能なアクセスポート。 12.上記外部フィラメントの挿入の際上記バルブが上記外部フィラメントに接触 すると、上記バルブが開く請求項9記載の差込み可能なアクセスポート。 13.上記バルブは上記アクセスハウジングの外部触接(external palpation)に 応じて開き、これが上記バルブに伝達されて上記バルブ内部キャビティを強制的 に開く請求項9記載の差込み可能なアクセスポート。 14.上記アクセスハウジング内に停止手段が設けられ、上記停止手段は、硬質フ ィラメントの通過を阻止する一方で、より可撓性のあるフィラメントが挿入され ると、上記可撓性のあるフィラメントが上記アクセスハウジングを通過して上記 バルブ内に至るのを可能にする請求項9記載の差込み可能なアクセスポート。 15.上記停止手段が上記ハウジング通路内に形成された湾曲部からなる請求項1 4記載の差込み可能なアクセスポート。 16.外部カテーテル、針、ガイドワイヤあるいは光ファイバ等の外部フィラメン トを患者内へ導入可能にするための差込み可能なアクセスポートであって、 第1及び第2のほぼ漏斗状の入口オリフィスを区画形成するハウジングと、 上記ハウジングを皮下に支持する取付け手段と、 上記第1及び第2入口オリフィスからそれぞれ延びる第1及び第2ハウジング 通路であって、第1及び第2出口オリフィスをそれぞれ区画形成する第1及び第 2ハウジング通路と、 上記第1及び第2通路にそれぞれ設けられ、第1及び第2連結・連動式をする バルブ手段とから成り、 上記第1及び第2バルブ手段の各々が、上記外部フィラメントの上記バルブ手 段の通過を可能にすると共に、上記バルブ手段を通過する流体の流れを阻止する ことを特徴とする差込み可能なアクセスポート。 17.上記出口オリフィスの各々にカテーテルが接続された請求項16記載の差込 み可能なアクセスポート。 18.上記カテーテルは上記各出口オリフィスに連通し、上記患者内の場所を区別 する請求項17記載の差込み可能なアクセスポート。 19.上記カテーテルは2つの孔を有するカテーテルから成り、上記孔の各々は流 体ポートを有し、各流体ポートが上記カテーテルに沿って隔てられて設けられる 請求項17記載の差込み可能なアクセスポート。 20.上記ポートハウジングが少なくとも1つの物理的部分を有し、上記物理的部 分は、差込みの後触れることができ、上記物理的部分は上記第1及び第2のバル ブ手段を介して導入される上記外部フィラメントの所望の機能・作用を異ならせ る請求項17記載の差込み可能なアクセスポート。 21.上記物理的部分は、流体の注入の際には上記第1入ロオリフィスを作動させ 、流体の取出しの際には上記第2入ロオリフィスを作動させる請求項20記載の 差込み可能なアクセスポート。 22.外部カテーテル、針、ワイヤあるいは光ファイバ等の可撓フィラメントによ り内部カテーテルにアクセスできるようにするための差込み可能な患者アクセス ポートにおいて、 入口オリフィスと1つの出口オリフィスとを有するハウジングが設けられ、上 記入口オリフィスは上記入口オリフィスから上記出口オリフィスに連通する通路 に向かって減少していく中空断面を有し、上記ハウジングにより、上記入口オリ フィスに導入されたフィラメントが上記通路に入るように案内されると共に上記 通路内を通過し、 少なくとも1つの連結・連動式バルブが上記ハウジング通路内に設けられ、上 記バルブは通常状態にあっては閉じられており、上記バルブを通る流体の流れに 対する抵抗となり、また上記フィラメントが挿入されると、上記バルブは上記フ ィラメントが上記バルブを通過できるように開き、このことにより上記フィラメ ントが上記出口オリフィスを介して上記内部カテーテルに連通することができ、 上記ハウジングは取付手段を有し、上記取付手段は上記ハウジングを皮下的に 支持するものであり、 上記ハウジングはテーパー部分を有し、上記テーパー部分は上記出口オリフィ スから上記入口オリフィスに向かってその幅寸法が減少し、このことにより 上記ポートを皮膚切開部から挿入することができ、皮膚が上記ポートの挿入によ り広げられる ことを特徴とする差込み可能な患者アクセスポート。 23.上記ハウジングが略プリズム形状を有し、その頂点が上記出口オリフィスに 位置する請求項22記載の差込み可能な患者アクセスポート。 24.外部フィラメントにより患者内部の選択された場所へ繰返しアクセスできる ようにする方法において、 上記フィラメントを収容する入口オリフィスと出口オリフィスとを有するハウ ジングを具備するアクセスポートを設けるステップと、 カテーテルを設けるステップと、 患者の皮膚に切開部を形成するステップと、 上記切開部を介して上記場所を患者内に位置付けるステップと、 カテーテルの一端を上記場所に取り付けるステップと、 上記カテーテルの他端を上記ポート出口オリフィスに取付けるステップと、 上記ポートを上記切開部を介して皮下位置に挿入するステップと、 上記切開部を閉じるステップとからなる方法。 25.上記挿入ステップの間上記切開部が伸びて開くことができるような形状を上 記アクセスポートが有しており、上記切開部を形成するステップにおいて上記切 開部が上記切開部の伸展が可能となるような寸法に形成される請求項24記載の 方法。 26.上記場所が患者の腕の周辺静脈である請求項25記載の方法。 27.上記切開部を形成するためのブレードを有する切断具を設けるステップと、 皮下ポケットを切断して上記ポートを収容するステップと、上記切断具を用いて 上記切開部と上記ポケットを形成するステップとを更に有する請求項25記載の 方法。 28.外部カテーテル、針、ワイヤあるいは光ファイバ等の外部フィラメントによ り患者内の周辺静脈に繰返しアクセスできるようにするための方法において、 上記フィラメントを収容する入口オリフィスと出口オリフィスとを有するハ ウジングを具備するアクセスポートを設け、上記アクセスポートの断面が上記出 口オリフィスから上記入口オリフィスに向かって拡大されており、 カテーテルを設け、 患者の皮膚に切開部を形成し、 上記切開部を介して静脈を位置付け、 上記カテーテルの一端を静脈に取付け、 上記カテーテルの他端を上記ポート出口オリフィスに取付け、 上記ポートを上記切開部を介して皮下位置に挿入し、 上記切開部を閉じることを特徴とする方法。 29.外部カテーテル、針、ガイドワイヤもしくは光フィアバ等の外部フィラメン トを患者内に導入可能とするための差込み可能なアクセスポートにおいて、 入口オリフィスを区画形成する入口漏斗状部材を設け、上記入口オリフィスの 断面はフォーカスエリア(集束部)に向かって減少し、上記入口オリフィスは硬 い表面を有し、この硬い表面により、上記入口オリフィスが上記フォーカスエリ アに接触すると金属製の針あるいはトロカール等の鋭いアクセス器具が案内され 、 上記フォーカスエリアから伸びる通路が形成され、この通路により出口オリフ ィスが形成され、 上記通路内にバルブ手段が設けられ、上記バルブ手段は通常状態にあっては、 上記バルブを通過する流体の通過を阻止するが、上記外部フィラメントが挿入さ れると、上記バルブ手段は上記外部フィラメントが上記ハウジング通路を通って 上記バルブ入口に至ることを可能にすべく開くことができ、 上記ポートは少なくとも2つの材料から成り、第1の材料が上記入口オリフィ スを形成し、第2の材料は成型可能な材料であって、上記ポートの少なくとも一 部を形成することを特徴とする差込み可能なアクセスポート。 30.針、外部カテーテル、操作可能なワイヤあるいは光ファイバ等のフィラメン トによって患者内の所定の組織にアクセス可能とするための差込み可能なアクセ ス装置であって、上記フィラメントが上記装置に皮下的に挿入される差込み 可能なアクセス装置において、 漏斗状の入口オリフィスとフォーカスエリアとを有するハウジングを設け、上 記入口オリフィスは縮径する断面を有し、これにより上記フィラメントを上記装 置に挿入するためのターゲットエリアが形成され、上記入口オリフィスによって 、これに導入された上記フィラメントが上記フォーカスエリアに向けられ、 上記入口オリフィス及び上記フォーカスエリアから延びる通路を有する本体が 設けられ、上記通路は出口オリフィス内の上記所定の組織まで延び、 上記通路は上記フィラメントが上記装置に挿入されるとき上記入口オリフィス からの上記フィラメントを収容し、 上記通路にバルブ手段が設けられ、上記バルブ手段は通常状態にあっては閉じ られており、上記通路内での流体流に対する抵抗となり、又上記バルブ手段は上 記フィラメントが挿入されると上記バルブ手段を通過することを可能とし、これ により上記フィラメントが上記バルブ手段を開して上記所定の組織に連通するこ とができ、上記通路は少なくとも2つの分岐路に分かれ、1つの分岐路内に上記 バルブ手段が設けられ、 上記アクセス手段を皮下的に取付けるための取付手段が設けられたことを特徴 とする差込み可能なアクセス装置。 31.上記通路のそれぞれにバルブ手段が設けられ、各バルブ手段は通常状態にあ っては閉じられており、上記バルブ手段を通る流体流に対する抵抗となり、また 上記各バルブ手段は上記操作可能なワイヤが挿入されると上記バルブ手段を通過 可能とする構成を有し、このことにより上記フィラメントが上記所定の組織に連 通することができる請求項30記載の差込み可能なアクセス装置。 32.上記通路が上記所定の組織に連通する3つの分岐路に分岐される請求項30 記載の差込み可能なアクセス装置。 33.上記3つの分岐路の各々にバルブ手段が設けられ、このバルブ手段により分 岐路内を流体の流れが阻止され、また上記各バルブ手段は上記操作可能なワイヤ が挿入されると上記バルブ手段を通過可能とする構成を有し、これにより上 記フィラメントが上記所定の組織に連通することができる請求項32記載の差込 み可能なアクセス装置。 34.上記通路の上記分岐の上流に第2のバルブ手段が設けられ、この第2バルブ 手段が上記通路を第1及び第2部分に分離し、上記第1部分が上記入口オリフィ スから上記第2バルブ手段へ延び、上記第2部分が上記第2バルブ手段を超えて 延び、上記第2部分が上記分岐路へ分離する請求項30記載の差込み可能なアク セス装置。 35.上記分岐路の一方が上記所定の組織へ延び、上記分岐路の他方が別の所定の 組織へ延びる請求項34記載の差込み可能なアクセス装置。 36.上記分岐路の1つが上記バルブ手段の下流において上記バルブ手段を有する 上記分岐路と接続され、上記接続分岐路が直列配置されたポンプ手段を有し、こ のポンプ手段により上記所定の組織に材料・薬剤が供給される請求項34記載の 差込み可能なアクセス装置。 37.上記バルブ手段が上記第2のバルブ手段に軸方向に整列している請求項34 記載の差込み可能なアクセス装置。 38.上記通路が上記分岐路の1つに軸方向に整列している請求項30記載の差込 み可能なアクセス装置。 39.針、外部カテーテル、ワイヤあるいは光ファイバなどのフィラメント及び患 者内の内部カテーテルによって所定の組織へアクセスすることができるようにす るための差込み可能なアクセス装置であって、上記フィラメントが上記装置に皮 下的に挿入された差込み可能なアクセス装置において、 漏斗状の入口オリフィスとフォーカスエリアと通路と出口オリフィスとを有す るハウジングを設け、上記入口オリフィスは縮径する断面を有し、これにより上 記フィラメントを上記装置へ挿入するためのターゲットエリアが形成され、上記 入口オリフィスによって、導入された上記フィラメントを上記フォーカスエリア の方向に向けることができ、上記通路は上記入口オリフィスの上記フオーカスエ リアから延びて上記入口オリフィスを上記出口オリフィスに接続する通路であり 、上記通路は上記入口オリフィスからの上記フィラメントを収容し、 上記内部カテーテルは上記出口オリフィスの所で上記通路に接続されて上記所定 の組織に至り、 上記通路内にバルブ手段が設けられ、上記バルブ手段は通常状態にあっては閉 じられ、上記通路を通過する流体流に対する抵抗となり、また上記バルブ手段は 上記装置の外部触接により手動操作されると上記フィラメントが上記バルブ手段 を通過できるようにし、これにより上記フィラメントが上記内部カテーテルに連 通することができることを特徴とする差込み可能なアクセス装置。 40.上記バルブ手段が一対の旋回可能な顎部を有し、これら顎部は通常状態にあ っては閉じられ上記通路を通過する流体流に対する抵抗となり、また上記顎部は 外部触接により手動操作されると開いて上記フィラメントが上記バルブ手段を通 過できるようにする請求項39記載の差込み可能なアクセス装置。 41.上記ハウジングが柔軟な材料からなり、上記入口オリフィスが硬質材料から なる表面により区画形成され、上記フィラメントを損傷なく上記入口オリフィス に向けることができる請求項39記載の差込み可能アクセス装置。 42.上記通路が硬質材料からなる表面により区画形成された請求項41記載の差 込み可能なアクセス装置。 43.上記バルブ手段が開状態のとき、上記通路が、上記フィラメントを方向付け て上記バルブ手段を通過させるようにする請求項42記載の差込み可能なアクセ ス装置。 44.上記バルブ手段が一対のほぼ平行なプレート部材からなり、上記プレート部 材が外部触接の間変更されて隔てられることにより、上記プレート部材同士の問 を上記フィラメントが通過できるようにする請求項39記載の差込み可能なアク セス装置。 45.上記バルブ手段がボールと上記ボールをシートに弾性付勢するための付勢手 段とからなり、上記ボール及び上記付勢手段により上記通路が閉塞され、よって 上記フィラメントが上記バルブ手段へ挿入されるのが阻止される請求項39記載 の差込み可能なアクセス装置。 46.上記外部触接によって上記付勢手段が作動不能となり、よって上記ボールが 上記フィラメントが上記バルブを通過できる位置に移動する請求項45記載の差 込み可能なアクセス装置。 47.上記付勢手段により、上記ボールは、上記フィラメントが上記バルブ手段に 挿入され外部触接が除去されたとき、上記フィラメントに保持係合する位置に移 動する請求項46記載の差込み可能なアクセス装置。 48.上記バルブ手段が貫通孔を有するバルブ部材からなり、上記バルブ部材が弾 性材料からなり、上記貫通孔が上記付勢手段の影響下において閉塞される請求項 45記載の差込み可能なアクセス装置。 49.上記バルブ手段が貫通孔を有するバルブ部材からなり、上記バルブ部材が弾 性材料から形成され、上記フィラメントが上記バルブ手段に挿入され外部触接が 解除されたとき、上記貫通孔は上記付勢手段の影響下において閉塞されて上記フ ィラメントにシール係合する請求項45記載の差込み可能なアクセス装置。 50.上記フィラメントが上記バルブ手段に挿入されると、上記フィラメントを所 定の位置に保持する積極作動手段が更に設けられた請求項39記載の差込み可能 なアクセス装置。 51.上記バルブ手段が一対のほぼ平行なプレート部材からなり、各プレート部材 は孔を有しており、上記孔は通常状態では整列状態にはなく上記装置を通る流体 流に対する抵抗となり、上記外部触接により上記孔はほぼ整列され、このことに より上記フィラメントが上記バルブを通過することができ、上記フィラメントが 上記内部カテーテルと連通することができる請求項39記載の差込み可能なアク セス装置。 52.外部カテーテルを同軸上に有する針等のフィラメントにより内部カテーテル へアクセス可能とするための差込み可能なアクセス装置であって、患者の皮膚の 下に差込み可能なアクセス装置において、 漏斗状の入口オリフィスと通路出口オリフィスとを有するハウジングが設けら れ、上記入口オリフィスは縮径する断面を有し、この縮径断面により上記フィラ メントを挿入するためのターゲットエリアが形成され、また上記入口オリフィス に導入された上記フィラメントを上記通路に向けてこれの中に導くこと ができ、上記通路は上記入口オリフィスを上記出口オリフィスに接続し、上記通 路は縮径する断面を有する喉部を有し、上記喉部は上記針のさらなる挿入を阻止 するが上記外部カテーテルのさらなる挿入は許容する寸法に縮径され、 上記通路内にバルブ手段が設けられ、上記バルブ手段は通常状態にあっては閉 じられて上記通路を通過する流体流に対する抵抗となり、上記バルブ手段は上記 外部カテーテルが挿入されると上記バルブ手段を通過できるようにすることによ り上記外部カテーテルを上記内部カテーテルに連通させることができ、 上記アクセス装置を皮下的に取付るための取付手段が設けられたことを特徴と する差込み可能なアクセス装置。 53.針、外部カテーテル、ワイヤあるいは光ファイバ等のフィラメントによって 内部カテーテルへアクセス可能とするための差込み可能なアクセス装置であって 、患者の皮膚の下に差込み可能なアクセス装置において、 漏斗状の入口オリフィスと通路と出口オリフィスとを有するハウジングとが設 けられ、上記入口オリフィスが縮径する断面を有し、この縮径により上記フィラ メントを挿入するためのターゲットエリアが形成され、また上記入口オリフィス に導入された上記フィラメントを上記通路に向けてこれの中に案内することがで き、上記通路は上記入口オリフィスを上記出口オリフィスに接続し、 上記通路内にリーフレットバルブが設けられ、上記リーフレットバルブは通常 状態にあっては閉じられて上記通路を通過する流体流に対する抵抗となり、また 上記リーフレットバルブは上記フィラメントが挿入されると上記リーフレットバ ルブを通過できるようにすることによって上記フィラメントを上記内部カテーテ ルに連通させ、上記リーフレットバルブはエラストマー材料からなる弾性ディス クを有し、上記ディスクには1つのスリットが形成されて上記ディスクを2つの 部分に分割し、 上記アクセス装置を皮下的に取付るための取付手段が設けられたことを特徴と する差込み可能なアクセス装置。 54.上記リーフレットバルブがエラストマー材料からなる第2の弾性ディスクを 有し、上記第2の弾性ディスクには1つのスリットが形成されて上記第2の弾 性ディスクを2つの部分に分割する請求項53記載の差込み可能なアクセス装置 。 55.上記2つの弾性ディスクのスリットが角度的に非整列位置にある請求項54 記載の差込み可能なアクセス装置。 56.同軸上に設けられた外部カテーテルを有する針等のフィラメントにより内部 カテーテルへアクセスできるようにするための差込み可能なアクセス装置であっ て、患者の皮膚の下に差込み可能なアクセス装置において、 漏斗状の入口オリフィスと通路と出口オリフィスとを有するハウジングが設け られ、上記入口オリフィスは縮径する断面を有し、この縮径により上記フィラメ ントを挿入するためのターゲットエリアが形成され、また上記入口オリフィスに 導入された上記フィラメントを上記通路に向けてこれの中に案内することができ 、上記通路は上記入口オリフィスを上記出口オリフィスに接続し、上記通路は滑 らかに曲がる入口通路部を有し、この入口通路部により上記針が上記装置へ挿入 される深さを制限し、その一方で上記滑らかに曲がる入口通路部は上記外部カテ ーテルが更に上記装置へ挿入されることを可能とし、 上記通路内にバルブ手段が設けられ、上記バルブ手段は通常状態にあっては閉 じられて上記通路を通過する流体流に対する抵抗となり、また上記バルブ手段は 上記外部カテーテルが挿入されると上記バルブ手段を通過できるようにすること により上記外部カテーテルを上記内部カテーテルに連通させ、 上記アクセス装置を皮下的に取付るための取付手段が設けられたことを特徴と する差込み可能なアクセス装置。 57.上記入口通路の上記滑らかな入口通路部が、上記入口通路部を区画形成する 管を曲げることによって形成される請求項56記載の差込み可能なアクセス装置 。 58.患者に差込まれるアクセス装置に用いられるテンプレートであって、上記ア クセス装置はハウジングと入口オリフィスと通路と上記通路内に設けられたバル ブと出口オリフィスとからなり、上記出口オリフィスには内部カテーテルが接続 され、針、外部カテーテル、ワイヤあるいは光ファイバなどのフィラメン トにより所定の組織にアクセスできるようにするアクセス装置に用いられるテン プレートにおいて、 上記アクセス装置が差込まれる部分において上記テンプレートを上記患者の上 に支持する形状を有する基部と、 上記基部内に形成されて上記アクセス装置にほぼ対応する形状を有する対応・ 適合区域と、 上記対応・適合区域に形成されて上記入口オリフィスの形状にほぼ対応する孔 とを具備し、 上記基部と適合区域とにより、上記テンプレートを上記差込まれたアクセス装 置の上の上記患者上に位置することができ、 上記孔は上記アクセス装置が上記患者に差込まれたときに上記入口オリフィス の位置を示すように位置されており、従って上記フィラメントを上記孔に挿入す ることにより、上記フィラメントを上記アクセス装置に容易且つ正確に皮下挿入 できることを特徴とするテンプレート。 59.上記基部は上記差込まれたアクセス装置の位置において、上記患者の形状に 一致する請求項58記載のテンプレート。 60.患者内に自己導入される自己導入型カテーテルであって、弾性材料からなる 比較的長い管状部材が設けられ、上記管状部材を貫通する通路が形成され、上記 管状部材は上記患者に挿入される第1端と第2端とを有し、 上記第1端に硬質材料からなる先端部が取付られ、この先端部は外側に鋭く尖 った先端を有するほぼ円錐形状を有し、上記鋭い先端により上記先端部及び上記 カテーテルが上記患者を突き刺し患者内に侵入することができ、上記カテーテル が上記患者内に挿入されたとき上記患者の内側に位置される上記カテーテル内に 孔が形成されており、上記孔により上記カテーテルを流体が通過することができ ることを特徴とする自己導入型カテーテル。 61.上記管状体がゴム製である請求項60記載の自己導入型カテーテル。 62.上記先端部が金属製である請求項60記載の自己導入型カテーテル。 63.上記孔が上記管状体の中に形成されている請求項60記載の自己導入型カテ ーテル。 64.上記孔が楕円形である請求項63記載の自己導入型カテーテル。 65.上記孔が長円形である請求項63記載の自己導入型カテーテル。 66.上記孔が上記先端部に形成されている請求項60記載の自己導入型カテーテ ル。 67.上記孔が円形である請求項66記載の自己導入型カテーテル。 68.上記孔が三角形である請求項66記載の自己導入型カテーテル。 69.上記孔が上記先端部の上記円錐形状にほぼ対応・一致する方向に向けられた 請求項68記載の自己導入型カテーテル。 70.上記カテーテルは、上記カテーテルが上記患者に挿入されたときに上記患者 の内部に位置する2つの孔を有し、上記2つの孔により流体がカテーテルを通過 することができる請求項60記載の自己導入型カテーテル。 71.上記2つの孔が上記先端部に形成されている請求項70記載の自己導入型カ テーテル。
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