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JPH08500502A - 個々に包装される使い捨て吸収性物品用の再固定可能な接着ファスナシステム - Google Patents

個々に包装される使い捨て吸収性物品用の再固定可能な接着ファスナシステム

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Publication number
JPH08500502A
JPH08500502A JP6506311A JP50631194A JPH08500502A JP H08500502 A JPH08500502 A JP H08500502A JP 6506311 A JP6506311 A JP 6506311A JP 50631194 A JP50631194 A JP 50631194A JP H08500502 A JPH08500502 A JP H08500502A
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JP
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adhesive
packaging
flap
sanitary napkin
absorbent article
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JP6506311A
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アーマー ローチ,ジェニファー
トムズ,ダグラス
リー ブラネイ,テッド
プライエム チショーム,エム.エリザベス
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 衛生ナプキンの包装のような独立した吸収性物品の包装、および、このような包装用の接着ファスナシステムが開示されている。接着ファスナシステムは、包装および使用前後に衛生ナプキンを折り畳み形態に取り外し可能に固定するための接着剤が塗布されたテープタブを含む。接着剤は、包装本体の一部を形成する衛生ナプキンの包装の一部のようなランディング面に固着される。ランディング面は、包装開封時の引き裂きを防止するために補強する必要はない。ファスナシステムは、結合安全性を提供すると同時に、接着剤、テープタブおよびランディング面の性質を慎重に適合させることにより、引き裂かれることなしに容易に開封される。ランディング面の表面特性、弾性係数および厚さが規定されている。接着剤の迅速固着力および塗布重量は、容易に結合し、しっかりと保持し、再固定可能である接着ファスナシステムを提供するように、慎重に選択されている。

Description

【発明の詳細な説明】 個々に包装される使い捨て吸収性物品用の再固定可能な接着ファスナシステム 発明の分野 本発明は、衛生ナプキンおよび成人用失禁製品のような、個々に包装される使 い捨て吸収性物品の包装用の接着ファスナシステムに関する。より詳細には、本 発明は、引き裂き強度に対する補強がなされていない薄いポリプロピレンフィル ムによって包装が構成されている場合でさえも、包装を引き裂くことなしに、容 易に接着し、しっかりと保持し、容易に開放され再固定される、再固定可能な接 着ファスナシステムに関する。 発明の背景 膣排出物を収集するのに使用される衛生ナプキンおよび成人用失禁製品は、当 該技術分野において周知である。吸収性物品のような個々のパッケージング用の 種々の構成も又、当該技術分野において周知である。 個々に包装された衛生ナプキンが、1976年8月10日にスリニバサン等に付与さ れた米国特許第 3,973,567号、1990年4月17日にテイラー等に付与された米国特 許第4,917,675号、1990年3月7日にウーメッシュに付与された欧州特許出願公 報第0357000A1号および1985年12月3 日にスワンソン等に付与された米国特許第4,556,146号に開示されている。スワ ンソン等の特許は、衛生ナプキンを包装し、バックシートの外向き面で接着体を 覆い、使用済みの衛生ナプキンの処理に使用できる3段折り畳み式包装紙を開示 している。 他の3段折り畳み式の構造は、1971年9月14日にフレーザーに付与された米国 特許第3,604,423号および1989年4月6日にフロイド等に付与された国際特許WO8 9/02728号に開示されているようなものが知られている。包装中に包まれた使用 済み衛生ナプキンの廃棄も又、当該技術分野において教示されている。たとえば 1989年4月6日にピグノールに付与された国際特許WO89/02729号および1986年8 月26日にマッティングリーに付与された米国特許第4,608,047号が、このような 目的を意図した2つの包装構造体を開示している。 しかしながら、衛生ナプキンのような使い捨て吸収性物品の改良された個々の 包装に対する調査が継続されてきた。特に、このような包装の所望の基準を全て 満足する包装用の再固定可能なファスナシステムに対する調査が継続されてきた 。 たとえば、個々の使い捨て可能な吸収性物品の包装用の接着ファスナシステム の設計は、一般的に互いに相反する2つの主要な基準に努力を集中してきた。こ のような接着ファスナシステムの目的は、強力な接着接合の安 全性(包装を開けて吸収性物品を取り出そうとするまで包装を接合状態に保つ接 合力)と、使用後に包装内に吸収性物品を処理するときのファスナの再固定可能 性のため、包装開放時のテープの非破壊取り外しの両方を達成することである。 一般に、基材から感圧接着テープを剥離する力が、使用時に接着ファスナシス テムがどのように働くのかを決定するのに最も重要な因子であると信じられてい る。剥離力の特性は、より大きな剥離力がファスナシステムの結合安全性を向上 させるとともに、接着剤が取付けられている物品(すなわち、ランディング面ま たはランディング部材)を引き裂くことなしに取り外すのが困難であることを示 している。かくして、改良された接着剤ファスナシステムを提供する初期の解決 策は、接合安全性と再固定可能性を最適化するために、剥離力を釣り合わせるこ とに焦点を合わせていた。1つの中心領域は、接着剤ファスナシステムの要素の 性質を調整することであった。特に、典型的には非補強包装材料のランディング 面の引張り強度(引き裂き抵抗)は、テープの取り外しによって生ずる大きな引 張り応力に包装材料が耐えることができるように、増大された。しかしながら、 このような包装材料は、硬く派手で高価で、かつ材料の供給源および環境に関し て重荷になる(より多くの材料を必要とする)傾向があった。別の試みでは、包 装材料の強度を 超えないように、テープの性質を調節して接触面積を増大させ剥離力を減少させ た。これらのシステムは高価であり不便であり、小さな圧力では接合安全性が小 さかった。 個々に包装された吸収性物品の包装時に配置された状態に合致するように接合 安全性の大きな接着剤ファスナシステムに対する要請があったので、包装材料の 引き裂きを回避するため、付加的な強度を包装材料に加えなければならなかった 。この付加的な強度は、厚さを増加することによって、および/又は、固定領域 において包装材料の内側または外側に付加的な材料を重ねる等して補強すること によって、包装材料に加えられた。 したがって、本発明の目的は、衛生ナプキンのような個々に包装された吸収性 物品の包装用の再固定可能なファスナシステムを提供することである。本発明の 別の目的は、使用者が開けやすい、個々に包装された衛生ナプキンを提供するこ とである。本発明の目的は又、使用済みの製品の処理に使用することができる包 装を備えた、個々に包装された衛生ナプキンを提供することである。最後に、本 発明の目的は、処理のため包装を閉鎖形態に維持するための改良された閉鎖機構 を提供することである。 発明の概要 本発明は、個々に包装された吸収性物品であって、身 体側、下着側、2つの長さ方向マージンおよび2つの側方マージン、並びに、下 着側に設けられた接着パッチを有する吸収性物品と、下着側に設けられた接着パ ッチに取り外し可能に固定されていて、包装本体および包装フラップを構成する ため少なくとも2つの横方向軸線の回りに折り畳まれた剥離可能な包装紙と、包 装フラップを包装本体に固定するための接着テープファスナシステムとを含み、 該接着テープファスナシステムが、a)包装フラップに固定された第1部分および 包装本体に取り外し可能に固定するための第2部分を含み、接着体が設けられた ファスナ面を有するテープタブと、b)前記ファスナ面が固定されるランディング 面を含み、呼称平均厚が約0.020mm〜約0.036mmのフィルムを有する包装本体の部 分とを含み、前記テープファスナシステムが、約900g/cm以上の動的剪断強度を 有することを特徴とする、個々に包装された吸収性物品である。 本発明のテープファスナシステムは、包装フラップと包装本体とが同じ材料か らなるときに、第1部分を包装フラップにしっかりと取付け(実質的に恒久的に 取付け)、第2部分を包装本体のランディング面に取り外し可能に取り付けるの に、単一の接着剤を使用することができる点で、独特のものである。好適には、 テープタブが取付けられる包装フラップの部分は、テープタブの第1部分と包装 フラップとの接合の耐久度を一層増大させ るため、テープタブを包装フラップの部分に付ける前に、コロナ放電処理を行う 。この目的のために、普通のコロナ放電処理を使用することができる。しかしな がら、上述のように本発明を実施するためにコロナ放電処理が知られていること は明白には認められない。 本発明のテープファスナシステムは、接合安全性を向上させるとともに、接着 テープとランディング部材(フィルム包装紙)の性質を慎重に適合させ最適化す ることによって、引き裂くことなしに薄いポリエチレンフィルムから接着テープ を取り外すのを一層容易にする。これらの性質は、テープ、バッキング材料およ びフィルム包装紙の物理的性質を適合させることによって最適化され、接着ファ スナシステムは、特別の補強材料または補強部分を必要とせずに、かつ、接合安 全性を犠牲にすることなしに、所望の再固定可能性を提供することができる。 処分のため衛生ナプキンを入れている包装が引張り力を受けるときに接着結合 がどのように挙動するかについての試験、かつ、広範な設計、環境および消費者 の変動を最も良くシミュレートする試験は、動的剪断試験である。動的剪断試験 は、一定速度で力が加えられている剪断モードにおいて破損する前に接着結合の 強度を測定する。典型的な状態での動的剪断試験の結果は、使用時の性能につい て良好な対応関係を示す。かくして、接着ファスナシステムが、後述する試験状 態の下で約900g/cm 以上の動的剪断強度を有しなければならないことが分かった。 本発明の接着ファスナシステムの別の観点では、結合安全性および再固定可能 性は、一定に定められた表面特性を有するランディング部材を提供することによ って高めることができる。ランディング部材の接着面は、平均深さが約2ミクロ ン〜約20ミクロンの表面粗度を有するように、表面加工されている。かかる表面 特性は、接着ファスナシステムの結合安全性を高める。 ファスナシステムが、処分用の包装中に使用済みの衛生ナプキンを保持する際 の応力状態の下では、テープおよびランディング部材は荷重により伸びる。伸び 特性に大きな差がありすぎる場合には、応力が接着結合に伝達され、これにより 剥離力が生じて接着結合の時期早尚の破損を引き起こす。テープおよびランディ ング部材が同じ伸び特性を有する場合には、接着結合に伝達される応力は最小と なり、結合はより強い剪断破損モードに留まる傾向がある。 かくして、本発明では、ランディング部材のヤング係数(弾性係数)を、テー プの弾性係数と略釣り合うように(少なくとも2〜3倍以内)増加させるべきで あることが分かった。したがって、ランディング部材、フィルム包装紙は好適に は、大きな伸びでの大きな応力に耐えるために、約175N/mm2以上のヤング係数( 弾性係数)を 有する。 ランディング部材との接着結合性(迅速な固着)は、軽微な使用圧力でのファ スナシステムの結合強度を決定する。この接着結合性は、結合強度を最大にする ように、並びに、包装開封時(特にテープを急激に引き剥がしたとき)にランデ ィング部材に伝達されるエネルギを最小にするように、調整する必要がある。か くして、接着は少なくとも約35g/cmの迅速固着力を有するのが好ましい。 接着ファスナシステムの改良された結合安全性および再固定可能性は、ランデ ィング部材を補強する必要なしに(これは、接着ファスナシステムのコストを減 少させ環境に対する影響を改善する)、かつ、最小の材料で(これは、コストを 減少させ使い易さおよび美観を改善する)達成される。接着剤の塗布重量は、比 較的小さく、好適には約22g/m2以下である。また、補強を必要としないフィルム 包装紙は、約0.02mm(0.8mil)〜約0.036mm(1.4mil)の比較的薄い厚さ(平均呼称 厚さ)を有する。 図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特に指摘し明白に請求する請求の範囲で終わっているが 、本発明は、同一部材には同一の参照符号が付されている添付図面に関連して以 下の説明から、より良く理解されるであろう。 第1図は、本発明によるフラップ付き衛生ナプキンおよび剥離可能な包装紙の 1つの実施例の平面図である。 第2図は、第1図の線2−2における垂直断面図である。 第3図は、部分的に3つに折り畳まれた形態の包装紙および衛生ナプキンの斜 視図である。 第4図は、完全に3つに折り畳まれた状態を示した第2図の衛生ナプキンおよ び包装紙である。 第5図〜第7図は、剥離可能な包装紙上でのフラップの可能な箇所を示す第3 図と同様な衛生ナプキンの斜視図である。 発明の詳細な説明 本発明は、衛生ナプキンおよび成人用失禁製品のような、個別に包装された使 い捨ての吸収性物品のパッケージのための接着ファスナシステムに関する。この ファスナシステムは、或る好適な使用例で示されている。しかしながら、ファス ナシステムがより広範に使用することができ、特別な形式のパッケージについて の使用に限定されるものでないことを理解すべきである。 第1図に示されるように、本発明は、使い捨ての吸収性物品、特に衛生ナプキ ン20を入れるパッケージに関連して示されている。衛生ナプキン20は、経血 のような膣排出物を収集し、このような排出物で装着者の衣服が汚れないように するために使用される。衛生ナプキン20は、身体側すなわち面20aと、衣服 側すなわち面20bとを有する。衛生ナプキン20は、液体透過性の トップシート22と、液体不透過性のバックシート24と、トップシート22と バックシート24との間の吸収コア26とによって、特徴付けられている。衛生 ナプキン20の周辺部は、2つの長さ方向の側縁(すなわち“側縁”)30と、 2つの側方の側縁(すなわち“端縁”または“端”)32とによって構成されて いる。 所望ならば、衛生ナプキン20はさらに、長さ方向の側縁30から延びた少な くとも1つのフラップ28、好適には各側縁30から延びた2つの対称な対向し たフラップ28を含む。 衛生ナプキン20は、剥離可能な包装紙34の上に置かれている。剥離可能な 包装紙34はバックシート24の外向き面(すなわち、衛生ナプキン20の衣服 に面した側20b)の下に置かれ、バックシート24の外向き面に剥離可能に貼 られている。ここで使用される“剥離可能に貼られる”は、2つの構成要素のう ちの一方の破損または過度の歪みを生じることなしに取付けたり分離したりでき る2つ以上の構成要素の状態をいう。剥離可能な包装紙34は好適には、衛生ナ プキン20が長さ方向の側縁30と側方の側縁32とによって構成されているの で、衛生ナプキン20よりも僅かに大きい。 衛生ナプキン20を装着者の下着に取付けための手段40が、衛生ナプキン2 0および各フラップ28と関連している。特に、各フラップ28は、装着者の下 着と接 触するフラップ28の面と関連したそれ自体接着性のパッチ40bを有しており 、衛生ナプキンの側方中間フラップ28の中央部分は、装着者の下着と接触する 衛生ナプキン20の部分と関連した接着剤40aを有する。より詳細には、この ような接着剤ファスナ40a、40bは両方とも、バックシート24の外向き面 に置かれている。 剥離可能な包装紙34は、バックシート24の中央部分の接着剤40aに接触 しており、所望ならば、フラップ28の接着剤40bにも接触している。ここで 使用する“剥離可能な”は、2つの構成要素のうちの一方の破損または過度の歪 みを生じることなしに、少なくとも一度は第1の構成要素を第2の構成要素から 分離することができる状態をいう。また、剥離可能な包装紙34は、内側に3つ に折り畳まれ包装紙34が外部に曝されたとき、衛生ナプキン20を保護する。 引き続き第1図を参照して衛生ナプキン20の構成要素を一層詳細に検討する と、衛生ナプキン20は、略中央に、長さ方向の中心線36を有する。ここで使 用する語“長さ方向”とは、典型的には衛生ナプキンの側縁間の中央に位置する 衛生ナプキンの仮想線、軸または方向のことをいい、立った状態の装着者を右半 身と左半身に2分する垂直面と略一致している。また語“側方”とは、衛生ナプ キンの面内であって、長さ方向と略直交する仮 想線、軸または方向のことをいい、装着者に対して略横向きに整列している。 トップシート22は、装着者の方へ向けられ装着者の身体に接触し身体排出物 を受け入れる衣服の構成要素である。トップシート22は液体透過性であり、か つ、可撓性で皮膚への刺激がない。ここで使用する語“可撓性”とは、柔軟であ り、身体の形状に容易に適合し、或いは、外部から力を加えられると簡単に変形 することをいう。トップシート22は派手でなく装着者の分別を表しているのが 好ましい。トップシート22は、衛生的で外観が清浄であり、コア26に収集さ れ吸収された身体排出物を隠すため、幾分不透明である。 トップシート22はさらに、良好な浸透および再湿り特性を示しており、身体 排出物がトップシート22を迅速に浸透してコア26に達するのを可能にするが 、トップシート22を通って装着者の皮膚に達するのを阻止する。適当なトップ シート22は、不織布および有孔ポリオレフィンフィルムで作られる。 トップシート22には、付着した液体をコア26に通す複数の孔が設けられて いる。このような孔は、必須ではないが、フラップ28に設けてもよい。有孔ポ リオレフィンフィルムのトップシート22は、約5〜約60%の開放領域を有し 、孔開け前には厚さが約0.01mm〜約0.05mmであり、孔開け後には厚さが約0.46mm 〜約0.51mmで あるのが適当である。 所望ならば、トップシート22は、コア26への流体の浸透を高めるため、界 面活性剤をスプレーするのがよい。この界面活性剤は典型的には非イオン界面活 性剤であり、皮膚に刺激的でない。界面活性剤の密度は、トッブシート22の平 方cm当たり0.01ミリグラム程度が適当である。適当な界面活性剤は、米国コネチ カット州グリニッジのグリコケミカル社から、ペゴスパース(Pegosperse)200M Lとして販売されている。 特に適当なトップシート22が、1982年8月3日にラデル等に付与された米国 特許第4,342,314号および1984年7月31日にアール等に付与された米国特許第4,4 63,045号に従って製造することができ、液体透過性トップシートの特に好適な実 施例を開示するため、これらの特許をここに参考文献として例示する。米国イン ディアナ州テール・ホートのエチル社ヴィスクィーン・ディビィジョンによって 販売されている、モデルX-3265またはモデルP 1552の孔開きフィルムで作られた トップシート22が、良好に機能するものとして知られている。 バックシート24は、ポリオレフィン・フィルムのような可撓性で液体不透過 性すなわち耐液性の材料であるのがよく、衛生ナプキン20に集められた排出物 、特にコア26に吸収された排出物が、衛生ナプキン20から漏れて装着者の衣 服およびベッドを汚すのを防止するも のであるのがよい。好適には、バックシート24は派手なものではなく、装着者 の裁量に委ねられる。 バックシート24は又、吸収された体液による悪臭が漏れず装着者が悪臭に気 づかないように、悪臭を透過しないものであるのがよい。約0.01〜0.05mm厚(好 適には、約0.02mm厚)の低密度ポリエチレンのバックシート24が、良好に機能 するものとして知られている。エチル社ヴィスクィーン・ディビィジョンによっ てモデルXP-39385として販売されているポリエチレンフィルムが、本発明に特に 適合すると思われる。 また、バックシート24は、トップシート22に対して疎水性である柔らかい 布状材料で作るのがよく、たとえば、ポリエステルまたはポリオレフィン繊維の バックシート24が良好に機能する。特に好適な柔らかい布状バックシート24 の材料は、ポリエステルの不織布材料のラミナ、およびヌックに付与された上述 の米国特許第4,476,180号に記載されているような一軸方向に弾性的に伸長する 弾性フィルムである。 特に好適な実施例では、バックシート24は、トップシート22および中間の 吸収コア26よりも僅かに大きい。このような実施例では、トップシート22お よび中間の吸収コア26は、バックシート24によって周囲を囲まれており、バ ックシート24は、トップシート22の側縁部から約0.5cm〜約1.5cm(好適には 約1.0cm) の半径方向縁部を有する。この形状寸法は、コア26があふれたり衛生ナプキン 20が破損したりした場合に、保護する縁部領域となる。このような実施例では 、バックシート24およびフラップ28は好適には、一体であり同延である。 バックシート24およびトップシート22は好適には、公知の技術により周囲 または全体が接合されており、衛生ナプキン20の周囲全体がこのような接合に よって囲まれており、或いは周囲が部分的に接合されている。トップシート22 とバックシート24との間にコア26を配置する一体組立体とする構成が、適当 である。このような組立体は、2つの互いに対向した主要面、すなわちトップシ ート22によって構成される面とバックシート24によって構成される面とを有 する。 バックシート24の外向き面は好適には、衛生ナプキン20を装着者の下着に 取付けるための手段40を有する。感圧接着体40aが良好に機能することが分 かっている。好適には、長さ方向に向いた接着片40aは、衛生ナプキン20の 前部または後部が装着者の下着から外れないように、良好な保護を提供する。接 着片40aは、連続的なものでも断続的なものでもよい。特に好適な構成では、 2つの長さ方向に向いた片40a、すなわち長さ方向中心線36の各々の側に設 けられた片40aを利用している。 吸収コア26は、体液、特にコアに付着し或いは液体透過性のトップシート2 2を通過した経血を集めるための手段である。コア26は、体液を受入れ保持す る衛生ナプキン20の構成要素である。コア26は、皮膚に順応し皮膚を刺激せ ず、好適には比較的薄いものである。コア26は、矩形または砂時計形状のもの であるのがよい。コア26は好適には、2つの対向面、すなわちバックシート2 4に向いた面とトップシート22に向いた面とを有する。 適当なコア26の材料には、セルロースの詰綿のようなエアフェルト、繊維質 パルプ;ティッシュペーパーの層;吸収性ゲル化材料および当該分野で知られた 他の材料の組合せが含まれるが、これらに限定されるものではない。 コア26は、吸収すべき排出物の全量以上の吸収能力を必要としない。コア2 6は好適には、装着者にとって快適であるように、幅狭であり薄いものである。 ここに記載する実施例では、コア26の能力は、少なくとも約2gの0.9%塩 水である。適当な塩水は、米国イリノイ州ディアフィールドのトラベノール・ラ ボラトリから販売されている。 吸収性ゲル化材料を衛生ナプキン20のコア26に含ませようとする場合には 、1988年4月19日にブラント等に付与された米国特許第32,649号(特に好適な吸 収性ゲ ル化材料を示すため、ここに参考文献として例示する)による吸収性ゲル化材料 が適当である。適当なコア26は、吸収性ゲル化材料のラミネートを含んでおり 、この組織は米国アイオワ州マスケイティンのグレイン・プロセスィング社から モデルNo.L535として購入できる。 コア26は、トップシート22およびバックシート24と位置合わせするよう に寸法決めされている。コア26は好適には、衛生ナプキン20の装着時にコア 26の吸収材料がずたずたになったり外れたりしないように、かつ、排出物の適 当な吸収を確保するように、トップシート22とバックシート24との間に配置 される。この構成は又、一体組立体を提供する。 コア26は、トップシート22に優先的に接合され、バックシート24にも接 合されるのがよい。語“接合”は、第1の部材または構成要素が第2の部材また は構成要素に直接固定または連結される状態、或いは、第1の部材または構成要 素が中間の部材または構成要素に固定または連結され、中間の部材が第2の部材 または構成要素に固定または連結される状態をいう。第1の部材または構成要素 と第2の部材または構成要素との接合関係は、衛生ナプキン20の耐用年数を存 続させることを意図している。 接合は、コア26をトップシート22またはバックシト24に接着することよ って行われる。接着剤(図示 せず)は、螺旋のような適当なスプレー形式で、或いは長さ方向のビードに付け るのがよい。接着剤は、装着者の皮膚に粘つかないように、界面活性剤に抵抗し 低感圧性のものであるのがよい。衛生ナプキンの構成要素は又、1991年12月17日 にクリー等によって出願された米国特許出願第07/810,774号に記載されていよう な成分を溶かして接合してもよい。 衛生ナプキン20は、試験重量が約80g、直径約2.54cm、接触表面積約5.lcm2 の脚部が約10.0gのコンパレータ計で測定して、好適には約4mm以下、より好適 には約2mm以下の厚さを有する。また、衛生ナプキン20は好適には、排出物が 目標領域を逃さないように、トップシート22の表面積が少なくとも約100cm2で ある。 衛生ナプキン20は又、長さ方向側縁部30から延びたフラップ28、好適に は各長さ方向側縁部30から延びた1つのフラップ28を有する。フラップ28 は、近位端(または“近位縁”)44を有しており、近位端44は典型的には、 フラップ28の長さ方向側縁部30との取付け接合点と一致している。或いは、 フラップ28の近位端44は、長さ方向側縁部30から離れているがこれと並置 した別の箇所で、衛生ナプキン20に接合してもよい。 フラップ28は、衛生ナプキン20から側方かつ外方に延びており、長さ方向 側縁部30から最も離れたフラ ップ28の部分である遠位端(または“遠位縁”)46で終わっている。フラッ プ28の遠位端46は、衛生ナプキン20の長さ方向中心線36および中央部分 から遠去かる方へ差し向けられている。ここで使用する語“中央部分”とは、フ ラップ28の近位端によって構成される、衛生ナプキン20の中間部分、特に側 方中間の部分のことをいう。フラップ28は所望の形状のものでよいが、好適な 形状が第1図に示されている。 フラップ28は、トップシート22、バックシート24またはこれらの両方の ラミネートの一体接触延長部から構成されるのがよい。或いは、フラップ28は 、衛生ナプキン20の長さ方向側縁部30に接合された別個の独立した材料片で 形成してもよい。各フラップ28の一方の面はトップシート22と略同延であり 、他方の面はバックシート24と略同延である。 フラップ28は好適には、その一方の面を装着者の下着または他方のフラップ 28に取付けるための手段40を有する。取付け手段40は機械的ファスナでも よいが、好適には感圧接着体40bである。感圧接着体40bを選択した場合に は、フラップ28が装着者の下着の股部分を覆うとき、感圧接着体40bが装着 者の下着の外側に面するように、バックシート24と略同延のフラップ28の面 に配置すべきである。約38mm×約19mmの寸法の略矩形の感圧接着体40bのパッ チを各フラップ28に 配置すると、良好に機能する。適当な感圧接着体40は、米国オハイオ州コビン トンのアンカーコンチネンタル社の3シグマ部門によって0.02mmのセンチュリー ・アドヒーシィブA305-4として販売されている。 包装の際、フラップ28は、第2図に示すようにトップシートと対面関係をな すように、トップシート22の上に折り畳まれる。フラップ28は、トップシー ト22から外方へ引かれた衛生ナプキン20の面と略直交する線がフラップ28 のいずれかの面をさえぎる場合には、トップシートと対面関係にあるものとみな される。フラップ28は好適には、トップシート22の最大被覆が得られるよう に、近位端44の周りで折り畳まれる。この構成は、フラップ28によって覆わ れるトップシート22の最大領域、特に装着者の膣と略位置合わせされたトップ シート22の領域を提供するので、トップシート22のこの部分の衛生的かつ綺 麗な外観が助長される。フラップ28を近位端44の周りで折り畳むこと、すな わち、フラップ28をトップシート22と接触状態に保つこと、或いは、フラッ プ28の近位端44と遠位端46との間で他の折り畳みが行われないことは不要 である。フラップ28がトップシート22の方へ面し、フラップ28によって覆 われているトップシート22の部分が容易に汚れることによって外側が汚染され るのを防ぐことが必要なだけである。 フラップ28を第2図の形態に折り畳むと、バックシート24と略同延のフラ ップ28の面に接着剤のパッチ40bが露出する。この接着パッチ40bの汚染 を避けるため、剥離ライナーの分離片で各フラップ28を覆うのがよい。好適な 実施例では、接着パッチ40bは、一方のフラップから他方のフラップに跨がっ た剥離ライナーの単一片によって覆われている。 しかしながら、一方のフラップ28がトップシート22の上に位置し他方のフ ラップ28がバックシート24の上に位置するように、フラップ28をバックシ ート24の上に折り畳み、或いは回旋状に折り畳むことは、当業者には明白であ ろう。このような実施例は全て、本発明の精神および範囲の範囲内にある。 剥離可能な包装紙34は、長さ方向縁部と側方縁部によって構成された周囲を 有する。好適には、剥離可能な包装紙34の側方縁部は、衛生ナプキン20のそ れぞれの側方マージン32を超えて外方へ延びている。この構成は、衛生ナプキ ン20を後述する折り畳まれた形態に隠して保護するのに十分な長さ方向延長部 を備えた剥離可能な包装紙34を提供する。 包装紙34は、向かい合った面を有する。一方の面は、接着体40およびバッ クシート24の外向き面の方を向いた内向き面である。他方の面は、内向き面に 対向し衛生ナプキン20から遠去かる方へ向いた外向き面である。 好適には、内向き面は、簡単かつ便利に扱い易いように、特に接着体40から 分離し易いように、剥離剤が塗布されている。当業者には周知であるようなシリ コン剥離剤の塗布が良好に機能することが分かっている。剥離可能な包装紙34 は、接着体40a、40bの領域にのみ剥離剤を塗布するのがよく、或いは、所 望ならば内向き面全体に剥離剤を塗布してもよい。 剥離可能な包装紙34は、1つ以上のシート材料で作られている。包装紙34 はたとえば、ここに記載されているように、包装紙34の内向き面に取付けられ た接着体40aを覆う普通の剥離片と組み合わせた包装紙34からなる2つの構 成要素を有する。しかしながら、好適には、剥離可能な包装紙34は、接着体4 0aを覆い衛生ナプキン20の包装紙としても役立つ単一シートからなる。 剥離可能な包装紙34は、フィルム、クラフト紙、カレンダード紙、または本 発明の精神および範囲から逸脱しない当業界で周知の他の材料で作られる。或る 好適な剥離可能な包装紙34は、坪量が約40.7×10-3kg/m2(3000ft2当たり25ポ ンド)の機械艷出しまたは機械仕上げ紙で作られている。包装紙の内向き面は、 シリコンのような剥離剤が塗布されている。適当な剥離塗布剤は、米国ウィスコ ンシン州メナーシャのアクロシルによって、シロックス4R/0およびシロックスCI Sとして販売されて いる。しかしながら、本発明に使用される剥離可能な包装紙34は好適にはフィ ルムからなる。 好適には、剥離可能な包装紙34は、可撓性のポリエチレンフィルムである。 ここで使用される“ポリエチレン”フィルムとは、実質的にポリエチレンで作ら れているフィルムのことをいうが、ポリエチレンフィルムには、不透明度、強度 要件、色彩、或いは、ポリエチレンよりも少量の他の物質をフィルムに添加する ことによって達成される他の所望の特性のような特性を提供する種々の添加剤が 含まれる。添加剤の総量は、フィルム材料の45重量%以下、好適には15重量%以 下である。特にフィルムの不透明度については、通常、酸化チタニウムが、フィ ルム材料の5〜9重量%、好適には6.8〜7.8重量%である。本発明において剥離 可能な包装紙34のフィルムに使用される典型的なフィルムは、米国インディア ナ州テール・オー卜のトレッドガー・インダストリーズ社によってX-9068として 製造されている。剥離可能な包装紙34は好適には、ファスナシステムの性能を 高め美的外観を提供するように、後述するように表面模様が付けられている。剥 離可能な包装紙34は又、1991年6月26日にトムスとヌックによって出願された 米国特許出願第07/7251,066号(生分解性バックシートを備えた使い捨て吸収性 物品)に開示されているフィルムのような生分解性のものでもよい。 剥離可能な包装紙34の長さ方向縁部は、図示されているような衛生ナプキン 20の長さ方向側縁部30のまわりにC形に折り畳まれているか、或いは、スワ ンソンに付与された米国特許第4,556,146号に示されているように包装の密封の ため剥離可能な包装紙34の領域を提供するように外方へ延びている。いずれの 構成も、主要面の一方の全体、特にバックシート24と関連した面が、剥離可能 な包装紙34によって保護され、衛生ナプキン20の長さ方向側部マージン30 も同様に保護され、トップシート22の一部も剥離可能な包装紙34によって保 護されるという利点を提供する。 第3図に示されるように、衛生ナプキン20および剥離可能な包装紙34は、 2つの間隔を隔て側方に向いた折り畳み線の周りで折り畳まれる。ここで使用さ れる語“間隔を隔て側方に向いた折り畳み線”とは、側方に略平行に長さ方向片 寄った線のことをいい、衛生ナプキン20および剥離可能な包装紙34は通常、 この線の周りで折り畳まれる。 間隔を隔て側方に向いた折り畳み線の周りで衛生ナプキン20を折り畳むと、 3つの3等分部分、すなわち中央部分51および2つの外側部分52を構成する 折り畳み構造体が得られる。より詳細には、外側部分52は、内部外側部分52 aと外部外側部分52b(より簡単には、第1部分と第3部分)とからなる。し たがって、中 央部分51は第2部分となる。ここで使用される内部および外部外側部分52と は、衛生ナプキン20および剥離可能な包装紙34が第4図のように折り畳まれ たとき、中央部分に対する名称である。内部外側部分52aは全体として中央部 分51に隣接しており、折り畳まれたとき、中央部分51と外部外側部分52b との間にある。これに対して、外部外側部分52bは、内部外側部分52aが介 在しているため、中央部分51から比較的離れている。 第4図の折り畳み構造では、包装紙は、互いに向かい合った主要面、すなわち 外部外側部分52bによっし構成される面と、中央部分51によって構成される 面とを構成している。第4図の構造は、剥離可能な包装紙34とともにe形状に 折り畳まれた衛生ナプキン20を作り出す。剥離可能な包装紙34は好適には、 一方の外側部分52および中央部分51の上に位置するのに十分な長さ方向の寸 法を有する。より詳細には、剥離可能な包装紙34は、接着体40aが曝されな いように、3つの部分51、52の全ての上に位置するのに十分な寸法を有する 。 再び第1図を参照すると、剥離可能な包装紙34は、衛生ナプキン20および 剥離可能な包装紙34を上述の折り畳み構造に維持するための手段を有する。折 り畳み構造を維持するための適当な手段は、商品名ベルクロと して販売されているようなフックおよびループの機械的ファスナ;従来技術に示 されているような接着タブ或いは剥離可能な包装紙34の長さ方向縁部と並置さ れた接着体54を有する。 図面には、トッブシート22の上に位置しトップシート22から外方へ面した 剥離可能な包装紙の長さ方向縁部に接着体54が配置されている後者の実施例が 示されている。或る態様では、内部外側部分52aが中央部分51の上に折り畳 まれたとき、部分50、52aが互いに剥離可能に固定され接着体が外部外側部 分52bと並置されて、内部外側部分52aに剥離可能に固定されるように、接 着体54は、外側部分52に付けられる。或いは、接着体54は、中央部分50 および外部外側部分52bに付けてもよい。 好適には、本発明では、接着体54は、包装フラップを形成する剥離可能な包 装紙34の一部に配置され、包装の本体を形成する包装紙の別の部分に固定され る。 接着体54は、(図示されているような)連続ストリップまたは断続ストリッ プに付けられ、或いは単一箇所に付けられたものでもよい。接着体54を付ける ことは重要ではなく、装着者が衛生ナプキン20および剥離可能な包装紙34を 最初の使用のため開けようとするまで、折り畳み構造を維持するのに十分な剥離 強度を有しており、かつ、使用済みナプキンを処理するために包装紙を 使用するとき接着体を包装フィルムに再び留めることができればよい。 特に好適な実施例では、接着体は、外部外側部分52aの側縁部を超えて長さ 方向に延びたタブ55(好適にはテープタブ)を含み、タブ55に配置されてい る。側縁部を長さ方向に超えて配置されていないテーブタブ55上の接着体54 は、外部外側部分52bの露出面に固定されている。 ファスナシステムの構成部品には、好適にはテープ片からなるタブ55が含ま れる。タブすなわちテープ55は、第1部分55aと第2部分55bとを有する 。第1部分および第2部分は、幾つかの異なるやり方で構成することができる。 たとえば、これらの部分をタブ55などに取付けられた別個の部品とすることも できる。しかしながら、好適には、第1部分および第2部分は、タブ55の隣接 する部分である。 テープタブ55の第1部分55aは好適には、テープタブを包装紙に取付ける 製造工程の際、第1面にしっかりと取付けられる。その結果、第1部分は“固定 部分”とも呼ばれる。この場合には、第1面34′は、第3部分52bの側縁部 に近接した包装紙34の部分である。 テープ55の第2部分55bは、第1面34′の端部を超えて外方へ延びてい る。第2部分は、少なくとも2つの主要な目的に役立つ。第2部分は、ランディ ング部 材34または第2面34″と剥離可能な結合を形成する。第2部分は又、包装を 開閉しようとするとき(すなわち、消費者が2つの面を緩め再び綴ろうとすると き)、消費者によって把持される。その結果、第2面は“タブ部分”、“使用者 部分”または“使用者端”とも呼ばれる。 選択的には、テープタブ55には、その第2部分55bの遠位縁に、グリップ タブを設けてもよい。グリップタブは、たとえば、連結端の側方外側端にファス ナ面54の部分を折り畳むことによって形成される。グリップタブの幅は好適に は2mm〜8mm、より好適には6mm程度である。グリップタブは又、接着体によっ て覆われていない遠位縁を有することによって提供することができる。 テープタブ55は、当該技術分野で周知のテープ支持材料であるテープ支持材 料からなる。たとえば、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、紙の 支持体、または、衛生ナプキンの使用前に剥離可能な包装紙の包装を折り畳み形 態に維持し、かつ、処分のため包装を折り畳み形態に維持するため、テープタブ の一部として有用な所要の強度を提供する他の材料が、テープ支持材料として使 用するのに適当である。特に、約0.15mm厚のポリプロピレンフィルムのテープ支 持材料が、良好に機能することが分かっている。 テープタブは、接着剤の層がテープ支持面に塗布されたファスナ面54を有す る。(ここで使用する“塗布” は、接着剤をテープ支持材料に付けるための特別の技術および方法に限定される ものではない。)ファスナシステムは、動的剪断強度、迅速な固着、ランディン グ部材からの剥離性、および塗布重量の性質を提供する適当な接着剤を使用する 。接着剤の組成は、後述するテープシステム全体の性質と同様に重要ではない。 たとえば、接着剤は、周知のホットメルト塗布プロセスによって(たとえば、ス ロットコーティングプロセスによって)テープ支持材料に塗布されたホットメル ト接着剤である。或いは、接着剤は、溶剤とプロセスで供給してもよい。好適に は、接着剤はエラストマー感圧接着剤である。接着材料は粘着付与されたゴムエ ラストマーからなるのが特に好適である。後述するように、接着剤は好適には、 ここに記載されているような良好な性能を提供するように、比較的小さな塗布重 量に関連した動的剪断強度、迅速な固着値および剥離性を有する。本発明によれ ば、米国ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・マニュファクチュア リング社によってXPF-0115として製造されているようなテープ(テープ支持材料 および接着剤)が、本発明のファスナシステムに満足すべき性能を提供すること が分かっている。 テープタブ55の固定端55aを外部外側部分52bに接合することは、機械 的な手段または好適には接着手段によって行われる。好適な実施例では、テープ タブ5 5のテープ支持材料は、接着剤層の幅全体にわたって覆われている。かくして、 この接着剤は、内部外側部分52aの“使用者端”に露出したファスナ手段を提 供するのみならず、外部外側部分52bの固定端55aにテープタブ55をしっ かり接着する取付けを行う。 接着テープファスナ手段は、ランディング部材(または“ランディング面”) をさらに有する。本発明の好適な実施例では、ランディング部材は、補強されて いない剥離可能な包装紙34の少なくとも一部を含む。ランディング部材の接着 面(全体として包装紙34の外面と同じ面である)は、衛生ナプキンの使用前ま たは使用後に、剥離可能な包装紙34が折り畳み形態に維持されて衛生ナプキン の周りに包装を形成するとき、テープタブ55の接着体が再固定可能に接着され る面である。 テープタブ上の接着剤の性質およびランディング部材の性質を含む、ファスナ システム全体の性質は、本発明の接着ファスナシステムの性能において重要な設 計基準となる。独立して包装された使い捨ての吸収性物品のための包装用ファス ナシステムは、ランディング面を破損しまたは損傷することなしに、装着者が開 けて吸収性物品を取り去ることができる接着、および、使用済みの吸収性物品を 処分するとき、包装をしっかりと保持する軽微な圧力で再び固定することができ る接着を提供する必要がある。 これらの値は、かかるファスナシステムの材料およびコストを減少させる環境 および経済的必要性に対して釣り合っていなければならない。接着ファスナシス テムの剥離強度、動的剪断強度、接着剤の迅速な固着性および包装フィルムの表 面特性は、ランディング面の付加的な補強の必要なしに、優れた接着安全性なら びに再固定性を提供する際に重要な変数となることが分かっている。 接着剤の剥離強度は、接着ファスナシステムの剥離性を決定する際に重要な変 数となることが分かっている。接着剤の剥離強度は、ランディング部材からの接 着体の取り外し易さを測定する。剥離強度は、衛生ナプキンを折り畳み形態に維 持するのに十分な程大きいが、良好な再固定性を確保するためランディング部材 の引っ張り強度を超える程大きくはない。本発明の接着体の剥離強度は好適には 、100g/cm〜6OOg/cmであり、より好適には100g/cm〜400g/cmである。 本発明で定義されるような接着体の剥離強度は、10mm幅のテープタブの接着面 を包装フィルムのランディング面に付けることによって測定される。25.4mm/sec の一定速度で作動する1,334gのローラによって及ぼされる圧力が、テープタブに 加えられる。サンプルの長さ方向は、包装フィルムの長さ方向と平行である。動 的剪断強度を評価するのに使用される装置は、一定速度の把持分離を備えた市販 の引張り試験装置である。米国オハイオ州ニ ューバリーのEME社によって販売されているような、EME携帯式引張り試験 器#570が、特に有用であることが分かっている。初期の把持距離は50.8mmに 固定されている。試験速度は508mm/分に固定されている。 剥離強度は、テープを90度の角度で剥がすとき、テープをランディング部材 から取り去るのに要するピーク力である。 接着ファスナシステムの動的剪断強度は、使用時の接着安全性の確実な指標で あることが分かっている。動的剪断試験の目的は、所定応力下での剪断モード( すなわち、動的強度)において、接着剤の接合力が働かなくなるのに要する強度 を測定することである。かくして、動的剪断強度は、一定速度の剪断応力の下で 、接着剤の結合力の安全性、耐久性を評価する。 本発明で使用されるような動的剪断強度試験は、ASTMA D882-83の試験の変形 であり、ここに参考文献として例示する。10mm幅のテープタブの接着面が、ラン ディング部材、包装フィルムの接着面に10mmの接合長さで付けられる。25.4mm/ 秒の一定速度で作動する1,334gのローラによって及ぼされる圧力がテープタブに 加えられる。サンプルの長さ方向は、包装フィルムの長さ方向と平行である。動 的剪断強度を評価するのに使用される装置は、一定速度の把持分離を有する市販 されている引張り試験機である。米国オハイオ州ニューベりーのEME社によ って販売されているようなEMF携帯式引張り試験機#570が、特に有用であ ることが分かっている。軽装グリップが、ASTMに従ってEME社から供給されて いる。初期把持距離は50.8mmに固定されている。試験速度は508mm/分に固定され ている。接着結合を失敗させる力(すなわち、ランディング部材からテープを解 放する力)が測定される。衛生ナプキンの包装に使用される、本発明の接着ファ スナシステムの好適な動的剪断強度は、約900g/cmよりも大きく、より好適には 、1,000g/cmよりも大きい。 剥離可能な包装紙34は、テープタブ55の固着、剥離および再固定可能性を 最適にするランディング面(すなわち“固着面”)を形成するように製造される 。ランディング部材との接着剤の強力な接着および良好な結合安全性の両方につ いて、ランディング面は、軽微な使用圧力で接着剤を受け入れなければならない 。典型的には、接着剤がより多くの面を“濡らす”ので、“平滑な”ランディン グ面が結合安全性を高めることが分かっている。しかしながら、エンボス加工し たランディング面が、面全体が接着剤により濡らされないことにより生ずる結合 安全性の減少を犠牲にしても、マット状の外観による美観の向上により一般的に 好まれるものと考えられている。しかしながら、十分な動的剪断強度および美的 外観を提供するランディング部材のランディング面の最適表面粗 度が存在することを発見した。 剥離可能な包装紙34のランディング面は好適には、接着ファスナシステム2 4の結合安全性を高めると考えられる一定の表面特性を有する。一般に、接着面 は規則的な構造を呈していないが、形状に施される多数の偏差、すなわち起伏お よび粗度を有する。粗度の変動するパラメータのうち、平均深さR pm (ISO/DIS 4287/IEまたはDIN4768)は、結合安全性に最も強力に関与するパラメータである 。平均深さは、5つの連続した試料長さ(測定長さの1/5)の5つの深さの平均 である。この深さは、平均線から測定した(すなわち、平均線から逸脱した)最 大の深さである。本発明の好適な実施例では、平均深さR pmは、約2ミクロン 〜約20ミクロン、より好適には、約2ミクロン〜約10ミクロン、さらに好適には 、約3ミクロン〜約8ミクロンである。(平均深さを含む)表面粗度は、米国オ ハイオ州ブルーアッシュのファインプルーフ社によって販売されているようなパ ースメータS 6Pプロフィルメータ装置で測定される。パースメータS 6Pは、2. 5mm の切断長さ(評価長さ12.5mm)および正確でダイアモンドスタイリストブロ ーブのように表面に接触しないT9フォコダインレーザープローブを使用している 。 本発明によれば、ランディング部材54は、好適には熱可塑性フィルム、より 好適には包装フィルム34であり、上述の基準に従った表面特性、すなわち組織 的また は無秩序なパターンで形成された表面模様すなわち表面粗度を有する。一般には 、熱可塑性フィルムの表面模様は、鋼製ロールのニップとゴムロールとの間にフ ィルムを通すことによって形成される。鋼製ロールは、たとえば矩形、円形、或 いは熱可塑性フィルムの特別の使用に望ましいと考えられるような無秩序または 他の形態のようなパターンを有する。熱可塑性フィルムは、互いに押付けられて いる2つのロール間でニップに引き込まれる。表面模様の深さは、鋼製ロールに 設けられたパターンに依存する。熱可塑性フィルムの材料に応じて、熱可塑性フ ィルムを予熱しエンボス加工後に冷却する工程を、全体工程に加えてもよい。包 装フィルムのランディング面は一般に、鋼製ロールによってエンボス加工された 面である。表面模様付け方法および装置に関する詳細な説明が、米国特許第4,43 6,520号、同第4,595,021号、同第 4,546,029号、同第 4,376,147号またはWO88/ 07336号に開示されている。しかしながら、本発明によれば、熱可塑性フィルム の表面模様付けは、たとえば模様付きの鋼製ロールとゴムロールを上述のように 使用する方法によって提供される。この場合には、ゴムロールによって模様付け される材料の面は、ランディング部材の接着面として使用される。好適には、鋼 製ロールは彫刻面を有する。包装フィルムのランディング面の表面模様付けは、 ゴムロールから得られる。 ランディング面は、テープタブ55の弾性係数と密接に相関するヤング係数を 有するように選定される。テープタブ55は典型的には、約175N/m2 〜約350N/m 2の非常に大きなヤング係数を有する。かくして、包装紙のヤング係数を増加さ せてテープタブ55のヤング係数と密接に相関するように、包装紙は好適には、 少なくとも約175N/m2、より好適には約200N/m2、さらに好適には約225N/m2のヤ ング係数を有するようにように選定される。ヤング係数は、応力下の材料の弾性 挙動を示す材料の弾性係数(すなわち材料定数)である。ヤング係数が大きくな ると、材料に加えられる所定の力から生ずる伸びは小さくなる。換言すれば、ヤ ング係数の大きな材料は、ヤング係数の小さな材料よりも、同じ伸びでは大きな 応力に耐えることができる。特別の理論によって理論付けしようとしなくとも、 約175N/m2以上の比較的大きなヤング係数を要求することにより応力下のランデ ィング面の伸びを減少させることによって、接着剤とランディング面とのより安 定的な接着面が提供される。他方、ランディング面のヤング係数が約175N/m2以 下である場合には、ランディング面は応力を受けると比較的早く伸び、これによ り、テープタブと包装紙との接着面を、包装紙の伸びとともに変形させる。この 伸びは、テープタブによって接着面に沿って補償されなければならない。接着剤 の内部補償は、結合強度を減少させて剥離(すなわち、 接着ファスナシステムの破損)を引き起こす。 本発明で定義されるヤング係数は、ASTM D882-83の方法に一定の修正を加えて 測定したものであり、この方法をここに参考文献として例示する。(この方法で 定義されるヤング係数と、従来技術において使用され測定されている他の弾性係 数とを区別するように注意しなければならない。)ここに参照されている特許を 含む、従前開示されている弾性係数は、本発明による所要のヤング係数よりもか なり小さく、ファスナシステムのランディング面を形成するのは、より小さな限 界値のものである。特に、ASTMの方法で定義されるような弾性係数を測定するAS TM D882-83の方法“一定速度の把持分離試験”は、極く軽微な変更を加えて使用 される。以下の記載では、本発明によるヤング係数を測定する際に使用される特 別の変形が示されている。ヤング係数を求めるための試験試料は、幅が25mm、長 さが200mmである。試料の長さ方向は、包装紙の長さ方向と平行である。試験試 料はその長さ方向において求められ、ASTMの方法に従って条件設定される。ヤン グ係数を求めるのに使用される装置は、一定速度の把持分離体を有する、市販さ れている引張り試験機でよい。米国マサチューセッツ州カートンのインストロン エンジニアリング社によって販売されているようなインストロン4201機が、特に 有用であることが分かっている。供給把持体もASTMの方法に従ってインストロ ン社から供給されている。初期把持距離は50.8mmに固定されている。試験速度は 508mm/分に固定されている。試験手順ならびに弾性係数の計算は、ASTMの方法に 従って行われる。 接着剤の迅速な固着性状も、初期結合強度を提供するのに重要であり、多少と もファスナシステムの再固定可能性に重要である。接着剤の迅速な固着性状は、 表面を濡らし軽微な使用圧力で強力な接着結合を形成する接着剤の能力を測定す る。接着剤の迅速な固着性状は、良好な結合安全性および大きな動的剪断強度を 提供するのに十分な程大きくなければならないが、良好な再固定可能性を確保す るランディング面の粗度を超える程に大きくなくともよい。本発明の接着剤の迅 速な固着性状は好適には、約30g/cm以上である。迅速な固着性状の試験は、幅25 .4mmのテープをランディング面上に置き90度の角度でテープを取り外すことに よって行われる。かくして、この試験は、基材としてランディング面を使用し17 .1g/cm2の貼付圧力を用いることによって、PSTC No.5の変形となる。 接着ファスナシステムの改良された結合安全性および再固定可能性は、ランデ ィング面を補強する必要なしに、最小の材料で達成される。結合安全性と再固定 可能性との最適な均衡を提供する接着剤の好適な塗布重量は、接着剤ごとに異な る。典型的には、塗布重量を大きくする と最小の貼付圧力での接着結合が強くなり、塗布重量を小さくするとランディン グ面が引き裂かれるおそれが減少する。しかしながら、個々の吸収性物品の包装 に使用する本発明の接着ファスナシステムでは、好適な接着剤の最適塗布重量は 好適には約22g/cm2以下で生ずることが分かった。より好適には、最適塗布重量 は約14g/cm2〜約18g/cm、さらに好適には約15g/cm2〜約16g/cm2である。補強を 必要としない包装紙34は、材料コストを減少させるため、約0.020mm(0.8mi1) 〜約0.036mm(1.4mil)、好適には約0.025mm(1.0mil)の比較的薄い計算厚を有する 。 ランディング部材を引き裂くことなしにテープタブを取り外す能力(すなわち 再固定可能性)は、実験室でも消費者の手元でも測定することができる。実験室 での試験では、出来るだけしっかりとテープを置き、次いで実際に取り外す際に ランディング部材が引き裂かれる回数を測定する。テープを出来るだけしっかり と置くために、テープをランディング面上に置き、37.8°C(100°F)で30分以上 温める。次いで、テーブを2.2kgローラで丸め、もう30分37.8°C(100゜F)で温め る。少なくとも30分室温で冷却した後、典型的な消費者がするようにテープタブ を素早く引っ張ることによってテーブタブを取り外す。ランディング部材が引き 裂かれると、破損したものとみなされる。この試験は最悪の場合を行うものであ り、 実際の使用での平均的なランディング部材の引き裂き体験の約6倍以上である。 本発明の接着ファスナシステムでは、最も厳しい実験室試験の再固定可能性は、 好適には約90%以上、より好適には約95%以上、さらに好適には約98%である。 ここで述べた接着ファスナシステムは、他の形式の包装でも使用できる。たと えば、ここに記載した実施例はいずれも、マクローリンの特許に記載されている ものと同様の包装で使用することができ、普通の剥離紙を備えた衛生ナプキンを 折り畳んでこのような包装に挿入することができる。 第5図〜第7図に示されているような剥離可能な包装紙34は、衛生ナプキン 20の処分を助けるため、第2フラップ(すなわち“処分用フラップ”、“処分 用ポーチ”または“ポーチ”)53を有してもよい。(第1フラップは、個々の 包装を閉鎖するのに使用される外部外側部分52bによって形成された、上述の 包装フラップである。)適当な処分用フラップ(すなわちポーチ)が、スワンソ ン等に付与された米国特許第4,556,146号に開示されており、ここに参考文献と して例示する。 処分用フラップ53は、衛生ナプキンの長さ方向マージンを(図示されている ような)C形状に包装するように形成された剥離可能な包装紙34とともに使用 することができる。他の実施例では、フラップ53は、衛生ナ プキン20の一方の主要面のみにかぶせるように形成された(すなわち、衛生ナ プキンの長さ方向マージンを包むようには形成されていない)剥離可能な包装紙 34とともに使用することができる。さらに別の実施例では、フラップ(および /又はスワンソン等の特許に記載された他の特徴)は、衛生ナプキン20の長さ 方向マージンを包むように形成されておらず、および/又は単一の横方向軸線の 回りに折り畳まれた剥離可能な包装紙34とともに使用することができる。 剥離可能な包装紙34には、このような処分用フラップ53についての多くの 可能な位置がある。処分用フラップ53は、包装紙のいずれの面、すなわち、包 装紙34の内向き面にも外向き面にも配置することができる。処分用フラップ5 3は典型的には、包装紙34の橋部の一方に配置される。かくして、処分用フラ ップ53は、内部外側部分52aの端部または外部外側部分52bの端部のとこ ろで、これらの面の1つ以上に配置される。 第5図〜第7図は、処分用フラップ53の3つの好適な位置を示している。こ れらは、53a、53b、53cでそれぞれ示されている。第5図において53 aで示された処分用フラップは、内部外側部分52aの端部に配置されている。 処分用フラップ53aは、包装紙34の外向き面に配置されている。第6図にお いて53bで示された処分用フラップは、内部外側部分52aの内向 き面に配置されている。第7図において53cで示された処分用フラップは、外 部外側部分52bの内向き面に配置されている。処分用フラップ53は、使用済 みの衛生ナプキンを処分すべく包むための選択肢となるように、(後述するよう に)選定される。 衛生ナプキン20は、少なくとも3つの異なる方法で処分するように形成する ことができる。使用者は使用済みの衛生ナプキンを丸めて処分用ポーチ内に(す なわち、処分用フラップ53の下に)入れる。次いで、剥離可能な包装紙34の 残部を、衛生ナプキン20を入れる処分用ポーチ53の部分の回りで折り畳み、 丸め、包み込む。剥離可能な包装紙34にテープタブ55が設けられている場合 には、テープタブ55を使用して、剥離可能な包装紙を折り畳み形態または丸め た形態に固定することができる。或いは、衛生ナプキンを折り畳んだり丸めたり し、処分用フラップを有する端部と反対側の剥離可能な包装紙34の端部に置い てもよい。次いで、衛生ナプキンを包装紙34内で丸める。次いで、処分用フラ ップ53を、剥離可能な包装紙34の丸めた部分まで引っ張って、包装を丸めた 形態に固定する。或いは、従前の変形例において、フラップ53が衛生ナプキン が置かれ丸められた剥離可能な包装紙の反対側にある場合には、処分用フラップ 53を裏返しにして、丸めた衛生ナプキンの上まで引っ張り包装を固定する。 参照符号53bで示した処分用フラップの変形位置は、特に好適な実施例であ る。何故ならば、衛生ナプキン20を3つの異なる方法の全てで処分するように 形成できるからである。処分用フラップの他の2つの変形位置は、使用者が処分 用フラップ53の下に衛生ナプキンを配置する変形例を選択し、かつ、衛生ナプ キン20を丸め、丸めた衛生ナプキンを接着タブ55を使って丸め形態に固定し ようとする場合には、適当ではない。 本発明の精神および範囲の範囲内において他の変形を利用できることは、当該 技術分野の当業者には明白であろう。たとえば、上述の実施例の組合せを利用す ることができ、衛生ナプキン20を折り畳み形態に維持するための他の手段を利 用することもできる。さらに、他の非対称な構造体を利用してもよく、所望の包 装寸法に合わせるため、衛生ナプキン20と剥離可能な包装紙34の相対寸法の 調節をしてもよい。このような変形は全て、本発明の範囲内のものである。 本発明の好適な衛生ナプキンの実施例の説明してきたが、多くの他の衛生ナプ キンの実施例に、本発明のファスナシステムおよび包装紙を設けてもよい。この ような衛生ナプキンの例として、1991年5月21日にオズボーン等によって出願さ れた米国特許出願第07/707,233号(装着者の下着に取付けるための側方伸長可能 な手段を有する衛生ナプキン)、1991年4月23日および1990年8月21 日にオズボーンにそれぞれ付与された米国特許第5,009,653号および同第4,950,2 64号、1990年4月17日にオズボーン3世に付与された米国特許第4,917,697号( フラップおよび応力解放手段を有する衛生ナプキン)、1987年8月18日にファン ・ティルバーグに付与された米国特許第 4,687,478号(フラップ付き衛生ナプキ ン)、1986年5月29日にファン・ティルバーグに付与された米国特許第4,589,87 6号(衛生ナプキン)、および1981年8月25日にマクネールに付与された米国特 許第4,285,343号(衛生ナプキン)がある パンティラインの形態をなした適当な吸収性物品が、1988年4月19日にオズボ ーンに付与された米国特許第4,738,676号(パンティライナ)に開示されている 。適当な吸収性物品(そのうちの幾つかは、成人用失禁製品である)が、1991年 1月3日にバリー・R・フェースト等によって出願された米国特許出願第07/637 ,571号(迅速に装着できる包装された多層吸収本体を有する吸収性物品)に記載 されている。 本特許出願に関連して言及された、全ての特許、特許出願(および、登録中な らびに対応する公表された外国特許出願)および刊行物は、ここに参考文献とし て例示された。しかしながら、ここに参考文献として例示された書類はいずれも 本発明を教示し或いは開示しているものと認められないのは明らかである。また 、ここに記載 された市販されている製品はいずれも本発明を教示し或いは開示しているものと 認められないことも明らかである。 本発明の特定の実施例を説明してきたが、本発明の精神および範囲の範囲から 逸脱することなしに、種々の他の変形および修正をなし得ることは、当業者には 明白であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,M G,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD ,SK,UA,VN (72)発明者 ブラネイ,テッド リー アメリカ合衆国オハイオ州、ウエスト、チ ェスター、ジェリー、ドライブ、7230 (72)発明者 チショーム,エム.エリザベス プライエ ム アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 リッジクリフ、アベニュ、2514

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.個々に包装された吸収性物品であって、身体側、下着側、2つの長さ方向 マージンおよび2つの側方マージン、並びに、下着側に設けられた接着パッチを 有する吸収性物品と、下着側に設けられた接着パッチに取り外し可能に固定され ていて、包装本体および包装フラップを構成するため少なくとも2つの横方向軸 線の回りに折り畳まれた剥離可能な包装紙と、包装フラップを包装本体に固定す るための接着テープファスナシステムとを含み、該接着テープファスナシステム が、 a) 包装フラップに固定された第1部分および包装本体に取り外し可能に固定 するための第2部分を含み、接着体が設けられたファスナ面を有するテープタブ と、 b) 前記ファスナ面が固定されるランディング面を含み、呼称平均厚が約0.02 0mm〜約0.036mmのフィルムを有する包装本体の部分と、を含み、前記テープファ スナシステムが、約900g/cm以上の動的剪断強度を有することを特徴とする、個 々に包装された吸収性物品。 2.前記ランディング面が、平均深さが約2ミクロン〜約10ミクロンの表面粗 度を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の吸収性物品。 3.前記ランディング面が、約175N/mm2以上のヤング係数を有することを特徴 とする請求の範囲第1項に記 載の吸収性物品。 4.前記接着剤が、約35g/cm以上の迅速固着力を有することを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の吸収性物品。 5.前記接着剤が、約22g/m以下の塗布重量を有することを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の吸収性物品。 6.個々に包装された吸収性物品であって、身体側、下着側、2つの長さ方向 マージンおよび2つの側方マージン、並びに、下着側に設けられた接着パッチを 有する吸収性物品と、下着側に設けられた接着パッチに取り外し可能に固定され ていて、包装本体および包装フラップを構成するため少なくとも2つの横方向軸 線の回りに折り畳まれた剥離可能な包装紙と、包装フラップを包装本体に固定す るための接着テープファスナシステムとを含み、該接着テープファスナシステム が、 a) 前記包装フラップに固定された第1部分と、前記包装本体を取り外し可能 に固定するための第2部分とを含み、塗布重量が約14g/m〜約18g/mの接着剤が塗 布されたファスナ面を有するテープタブと、 b) 前記テープのファスナ面が固着されるランディング面を含み、呼称平均厚 が約0.020mm〜約0.036mm、ヤング係数が約200N/mm2以上のフィルムを有する前記 包装本体の部分とを含み、前記固着面が、約3ミクロン〜約 8ミクロンの平均深さをもつ表面粗度を有しており、 前記ファスナシステムが、約35g/cmの以上の迅速固着値を有することを特徴と する、個々に包装された吸収性物品。 7.前記ファスナシステムが、約900g/cm以上の動的剪断強度を有することを 特徴とする請求の範囲第6項に記載の吸収性物品。 8.前記吸収性物品が、成人用失禁下着であることを特徴とする請求の範囲第 6項に記載の吸収性物品。 9.前記吸収性物品が、衛生ナプキンであることを特徴とする請求の範囲第6 項に記載の吸収性物品。 10.前記テープタブの前記第1部分が前記包装フラップの一部に固定されて おり、前記包装フラップの少なくとも前記一部がコロナ放電処理されていること を特徴とする請求の範囲第6項に記載の吸収性物品。
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