JPH084212B2 - 光給電形アナログホトカプラ - Google Patents
光給電形アナログホトカプラInfo
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- JPH084212B2 JPH084212B2 JP61267398A JP26739886A JPH084212B2 JP H084212 B2 JPH084212 B2 JP H084212B2 JP 61267398 A JP61267398 A JP 61267398A JP 26739886 A JP26739886 A JP 26739886A JP H084212 B2 JPH084212 B2 JP H084212B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気的なアナログ信号を光信号の形で伝送
する光給電形アナログホトカプラ(光結合素子)に関す
るものである。
する光給電形アナログホトカプラ(光結合素子)に関す
るものである。
(従来の技術) 一般に、物理的距離のある機器間で信号伝送を行う場
合には金属ケーブルが使用される。ところが金属ケーブ
ルを伝送路とした場合には、誘導雑音や機器間の相互干
渉により、雑音が混入するおそれがある。このような雑
音を大別すると、同相雑音と異相雑音に分類される。
合には金属ケーブルが使用される。ところが金属ケーブ
ルを伝送路とした場合には、誘導雑音や機器間の相互干
渉により、雑音が混入するおそれがある。このような雑
音を大別すると、同相雑音と異相雑音に分類される。
同相雑音は、伝送路における信号線とグランド線が同
レベルで同位相な変動をするものであり、そのため伝送
路回路中を電流が流れることはないが、機器間のグラン
ドレベル変動となる。これに対して異相雑音は、信号自
体が有する雑音や、信号線とグランド線の間に電磁界が
入った場合であり、そのため2線間に電位差が発生して
伝送回路中に流れる。
レベルで同位相な変動をするものであり、そのため伝送
路回路中を電流が流れることはないが、機器間のグラン
ドレベル変動となる。これに対して異相雑音は、信号自
体が有する雑音や、信号線とグランド線の間に電磁界が
入った場合であり、そのため2線間に電位差が発生して
伝送回路中に流れる。
伝送信号は異相信号であり、異相雑音が加わった際に
それを分類することが難しいため、同相雑音の混入を極
力避けるようにしている。
それを分類することが難しいため、同相雑音の混入を極
力避けるようにしている。
このような異相雑音及び同相雑音の混入を防止する方
法の一つとして、ホトカプラを用いた光学的方法でアイ
ソレーションをとる技術が提案されている。
法の一つとして、ホトカプラを用いた光学的方法でアイ
ソレーションをとる技術が提案されている。
従来、このようなホトカプラの技術としては、(財)
光産業技術振興協会監修「光部品・製品 活用事典」
(昭60-9-15)オプトロニクス社P.293-299に記載される
ものがあった。
光産業技術振興協会監修「光部品・製品 活用事典」
(昭60-9-15)オプトロニクス社P.293-299に記載される
ものがあった。
この種のホトカプラは、電気的には絶縁され、光学的
には結合されているLED(発光ダイオード)等からなる
発光部とホトトランジスタ等からなる受光部とを有し、
それらがパッケージ内に設けられている。
には結合されているLED(発光ダイオード)等からなる
発光部とホトトランジスタ等からなる受光部とを有し、
それらがパッケージ内に設けられている。
以上の構成において、入力電気信号が発光部に与えら
れると、その入力電気信号は発光部で光信号に変換され
た後、受光部で再び電気信号に変換されて出力される。
ここで、発光部をLEDで構成した場合、そのLEDはライン
に流れる電流(異相信号)に対してのみ発光し、同相の
電圧変動に対しては入力の端子間電圧レベル変動がない
ため、そのLEDに電流が流れず、発光しない。従って同
相レベルの雑音を光学的結合において完全に除去するこ
とが可能となる。
れると、その入力電気信号は発光部で光信号に変換され
た後、受光部で再び電気信号に変換されて出力される。
ここで、発光部をLEDで構成した場合、そのLEDはライン
に流れる電流(異相信号)に対してのみ発光し、同相の
電圧変動に対しては入力の端子間電圧レベル変動がない
ため、そのLEDに電流が流れず、発光しない。従って同
相レベルの雑音を光学的結合において完全に除去するこ
とが可能となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成のホトカプラでは、ディジタ
ル信号を伝送できるものの、発光部及び受光部の直線性
や温度安定性が悪いために、高速のアナログ信号の伝送
や、信号伝送用の光デバイスに速度制限がある場合には
使用できないという問題点があった。また、出力側から
入力側へ電源電力を供給しようとする場合、その電力供
給手段を外部に設けなければならず、全体の構成が複雑
化すると共に、取付けスペースが大きくなるという問題
点もあった。
ル信号を伝送できるものの、発光部及び受光部の直線性
や温度安定性が悪いために、高速のアナログ信号の伝送
や、信号伝送用の光デバイスに速度制限がある場合には
使用できないという問題点があった。また、出力側から
入力側へ電源電力を供給しようとする場合、その電力供
給手段を外部に設けなければならず、全体の構成が複雑
化すると共に、取付けスペースが大きくなるという問題
点もあった。
本発明は、前記従来技術が持っていた問題点として、
高速のアナログ信号の伝送や、信号伝送用の光デバイス
に速度制限がある場合には使用できない点と、電力供給
手段を付加したときの構成の複雑化および大形化の点に
ついて解決した光給電形アナログホトカプラを提供する
ものである。
高速のアナログ信号の伝送や、信号伝送用の光デバイス
に速度制限がある場合には使用できない点と、電力供給
手段を付加したときの構成の複雑化および大形化の点に
ついて解決した光給電形アナログホトカプラを提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記問題点を解決するために、光給電形ア
ナログホトカプラにおいて、入力アナログ信号をアナロ
グ/ディジタル変換器(以下、A/D変換器という)でn
ビット(但し、nは2以上の任意の整数)のディジタル
信号に変換し、そのnビットのディジタル信号をn個の
電気/光変換器でn本の光信号に変換する入力部と、前
記n本の光信号をn個の光/電気変換器でn本の電気信
号に変換し、そのn本の電気信号をnビットのディジタ
ル/アナログ変換器(以下、D/A変換器という)でアナ
ログ信号に変換する出力部と、前記入力部及び出力部の
いずれか一方から他方へ電源電力を光エネルギーの形で
供給する電力供給手段とを、一つのモジュール内に収容
している。
ナログホトカプラにおいて、入力アナログ信号をアナロ
グ/ディジタル変換器(以下、A/D変換器という)でn
ビット(但し、nは2以上の任意の整数)のディジタル
信号に変換し、そのnビットのディジタル信号をn個の
電気/光変換器でn本の光信号に変換する入力部と、前
記n本の光信号をn個の光/電気変換器でn本の電気信
号に変換し、そのn本の電気信号をnビットのディジタ
ル/アナログ変換器(以下、D/A変換器という)でアナ
ログ信号に変換する出力部と、前記入力部及び出力部の
いずれか一方から他方へ電源電力を光エネルギーの形で
供給する電力供給手段とを、一つのモジュール内に収容
している。
(作用) 本発明によれば、以上のように光給電形アナログホト
カプラを構成したので、入力アナログ信号はA/D変換器
でnビットのディジタル信号に変換され、そのディジタ
ル信号がn個の電気/光変換器でn本の光信号に変換さ
れて伝送される。伝送されたn本の光信号はn個の光/
電気変換器で再びn本の電気信号に変換され、そのn本
の電気信号がnビットのD/A変換器によってアナログ信
号に変換され、出力される。また、電力供給手段は、電
源電力を出力部から入力部へ、あるいはその逆方向へ電
気的に絶縁された状態で供給する。
カプラを構成したので、入力アナログ信号はA/D変換器
でnビットのディジタル信号に変換され、そのディジタ
ル信号がn個の電気/光変換器でn本の光信号に変換さ
れて伝送される。伝送されたn本の光信号はn個の光/
電気変換器で再びn本の電気信号に変換され、そのn本
の電気信号がnビットのD/A変換器によってアナログ信
号に変換され、出力される。また、電力供給手段は、電
源電力を出力部から入力部へ、あるいはその逆方向へ電
気的に絶縁された状態で供給する。
(実施例) 第1図は、本発明の第1の実施例を示す光給電形アナ
ログホトカプラの構成図である。
ログホトカプラの構成図である。
このホトカプラは、入力アナログ信号Siを入力する信
号入力端子1、出力アナログ信号Soを出力する信号出力
端子2、電源電力PSを入力する電源入力端子3、及び電
源電力IPSを出力する電源出力端子4を有し、その端子
1,4と2,3が、入力部10と出力部20にそれぞれ接続されて
いる。
号入力端子1、出力アナログ信号Soを出力する信号出力
端子2、電源電力PSを入力する電源入力端子3、及び電
源電力IPSを出力する電源出力端子4を有し、その端子
1,4と2,3が、入力部10と出力部20にそれぞれ接続されて
いる。
入力部10は、縦続接続された入力増幅器(IA)11、パ
ルス化回路(MOD)12及び電気/光変換器(E/O)13を有
すると共に、受光素子(SC)14とそれに接続された電源
回路(PSCi)15を有している。入力増幅器11は信号入力
端子1から供給される入力アナログ信号Siを増幅する回
路、パルス化回路12は入力増幅器11の出力をパルス信号
に変換する回路であって例えばパルス周波数変調回路
(PFM)で構成されている。電気/光変換器13は、パル
ス化回路12の出力を信号伝送用の光信号OPTsに変換する
もので、例えばLED等の発光素子で構成されている。受
光素子14は、電力伝送用の光信号OPTpを受光して電気エ
ネルギーを発生するもので、例えば太陽電池等で構成さ
れている。また、電源回路15は、受光素子14の出力を直
流電力DCに変換し、それを入力部10内の各回路に電源と
して供給すると共に、電源電力IPSの形で電源出力端子
4側へ供給する回路である。
ルス化回路(MOD)12及び電気/光変換器(E/O)13を有
すると共に、受光素子(SC)14とそれに接続された電源
回路(PSCi)15を有している。入力増幅器11は信号入力
端子1から供給される入力アナログ信号Siを増幅する回
路、パルス化回路12は入力増幅器11の出力をパルス信号
に変換する回路であって例えばパルス周波数変調回路
(PFM)で構成されている。電気/光変換器13は、パル
ス化回路12の出力を信号伝送用の光信号OPTsに変換する
もので、例えばLED等の発光素子で構成されている。受
光素子14は、電力伝送用の光信号OPTpを受光して電気エ
ネルギーを発生するもので、例えば太陽電池等で構成さ
れている。また、電源回路15は、受光素子14の出力を直
流電力DCに変換し、それを入力部10内の各回路に電源と
して供給すると共に、電源電力IPSの形で電源出力端子
4側へ供給する回路である。
一方、出力部20は、縦続接続された光/電気変換器
(O/E)21、アナログ化回路(DEM)22及び出力増幅器
(OA)23を有すると共に、電源回路(PSCo)24とそれに
接続された光源(OS)25を有している。光/電気変換器
21は、光信号OPTsを電気的なパルス信号に変換するもの
であって、例えばホトトランジスタ、ホトFET等の受光
素子で構成されている。アナログ化回路22は、パルス周
波数変調方式等を用いて光/電気変換器21の出力をアナ
ログ信号に復調する回路、出力増幅器23は、アナログ化
回路22の出力を増幅して出力アナログ信号Soを信号出力
端子2側へ出力する回路である。電源回路24は、電源入
力端子3から供給される電源電力PSを直流電力DCに変換
し、それを出力部20内の各回路に電源として供給する回
路、また光源25は、電源回路24の出力を光信号OPTpに変
換するもので例えば電球、半導体発光素子等で構成され
ている。
(O/E)21、アナログ化回路(DEM)22及び出力増幅器
(OA)23を有すると共に、電源回路(PSCo)24とそれに
接続された光源(OS)25を有している。光/電気変換器
21は、光信号OPTsを電気的なパルス信号に変換するもの
であって、例えばホトトランジスタ、ホトFET等の受光
素子で構成されている。アナログ化回路22は、パルス周
波数変調方式等を用いて光/電気変換器21の出力をアナ
ログ信号に復調する回路、出力増幅器23は、アナログ化
回路22の出力を増幅して出力アナログ信号Soを信号出力
端子2側へ出力する回路である。電源回路24は、電源入
力端子3から供給される電源電力PSを直流電力DCに変換
し、それを出力部20内の各回路に電源として供給する回
路、また光源25は、電源回路24の出力を光信号OPTpに変
換するもので例えば電球、半導体発光素子等で構成され
ている。
そして、前記入力部10及び出力部20は、一つのモジュ
ール内に収容されている。
ール内に収容されている。
第2図は、第1図の実装例を示す分解斜視図である。
このホトカプラでは、第1図における入力部10の入力
増幅器11、パルス化回路12及び電気/光変換器13と、出
力部20の光/電気変換器21、アナログ化回路22及び出力
増幅器23とが、光電子集積回路(以下、OEICという)で
構成され、それらが絶縁基板30上に形成されている。
増幅器11、パルス化回路12及び電気/光変換器13と、出
力部20の光/電気変換器21、アナログ化回路22及び出力
増幅器23とが、光電子集積回路(以下、OEICという)で
構成され、それらが絶縁基板30上に形成されている。
入力部10と出力部20間における光信号OPTs,OPTpの光
伝送方式としては、空中伝播方式、光ファイバを使用す
る方式、レンズを使用する方式、光導波路を使用する方
式等、種々の方式があり、入力部10と出力部20の絶縁耐
圧、光結合効率等を考慮して適宜選定すればよい。第2
図の実装例では、入力部10と出力部20の間が光導波路31
で結合されている。
伝送方式としては、空中伝播方式、光ファイバを使用す
る方式、レンズを使用する方式、光導波路を使用する方
式等、種々の方式があり、入力部10と出力部20の絶縁耐
圧、光結合効率等を考慮して適宜選定すればよい。第2
図の実装例では、入力部10と出力部20の間が光導波路31
で結合されている。
一方、電力供給系については、光源25が電球で構成さ
れ、その光が太陽電池からなる受光素子25で受光される
構成になっている。
れ、その光が太陽電池からなる受光素子25で受光される
構成になっている。
以上の構成において、信号入力端子1に入力アナログ
信号Siが供給されると、その入力アナログ信号Siは入力
増幅器11で増幅された後、パルス化回路12でパルス信号
に変換される。さらにそのパルス信号は電気/光変換器
13で光信号OPTsに変換され、光導波路31を通して出力部
2側へ伝送される。出力部20に入力された光信号OPTs
は、光/電気変換器21で電気的なパルス信号に変換さ
れ、さらにアナログ化回路22でアナログ信号に再生され
た後、出力増幅器23で増幅され、信号出力端子2を通し
て出力アナログ信号Soの形で外部へ出力される。
信号Siが供給されると、その入力アナログ信号Siは入力
増幅器11で増幅された後、パルス化回路12でパルス信号
に変換される。さらにそのパルス信号は電気/光変換器
13で光信号OPTsに変換され、光導波路31を通して出力部
2側へ伝送される。出力部20に入力された光信号OPTs
は、光/電気変換器21で電気的なパルス信号に変換さ
れ、さらにアナログ化回路22でアナログ信号に再生され
た後、出力増幅器23で増幅され、信号出力端子2を通し
て出力アナログ信号Soの形で外部へ出力される。
一方、電源電力PSが電源入力端子3に供給されると、
その電源電力PSは電源回路24で直流電力DCに変換され、
出力部20内の各回路に電源として供給されると共に、光
源25に与えられる。電源回路24の出力は光源25で光信号
OPTpに変換され、入力部10側へ送出される。その光信号
OPTpは受光素子14で電気信号に変換された後、電源回路
15で直流電力DCに変換され、入力部10内の各回路に供給
されると共に、電源出力端子4を通して電源電力IPSの
形で外部へ出力される。この電源電力IPSは、出力部20
から電気的に絶縁された外部機器用電源として使用され
る。
その電源電力PSは電源回路24で直流電力DCに変換され、
出力部20内の各回路に電源として供給されると共に、光
源25に与えられる。電源回路24の出力は光源25で光信号
OPTpに変換され、入力部10側へ送出される。その光信号
OPTpは受光素子14で電気信号に変換された後、電源回路
15で直流電力DCに変換され、入力部10内の各回路に供給
されると共に、電源出力端子4を通して電源電力IPSの
形で外部へ出力される。この電源電力IPSは、出力部20
から電気的に絶縁された外部機器用電源として使用され
る。
本実施例は、次のような利点を有している。
直流レベルの伝送が可能である。直線性を良くする
ことができる。さらに、温度安定性を良くすることがで
きる。従って、従来の発光部及び受光部の欠点を除去で
きる。
ことができる。さらに、温度安定性を良くすることがで
きる。従って、従来の発光部及び受光部の欠点を除去で
きる。
外部回路を設けなくても、同相雑音成分を除去する
ことが可能である。
ことが可能である。
電力供給系が内蔵されているため、従来のように電
力供給系を外部に設ける場合に比べて、構成の簡単化と
小形化が図れる。また、入力部10に出力部20と絶縁され
た電源出力端子4を有するため、ノイズの影響を受けな
い安定した直流電力の供給が可能になる。
力供給系を外部に設ける場合に比べて、構成の簡単化と
小形化が図れる。また、入力部10に出力部20と絶縁され
た電源出力端子4を有するため、ノイズの影響を受けな
い安定した直流電力の供給が可能になる。
入力部10及び出力部20を、例えば第2図のようにOE
IC化すれば、小形化、高信頼度化、及び量産化が可能で
ある。
IC化すれば、小形化、高信頼度化、及び量産化が可能で
ある。
第3図は、本発明の第2の実施例を示す光給電形アナ
ログホトカプラの構成図である。
ログホトカプラの構成図である。
このホトカプラが第1図のものと異なる点は、第1図
のパルス化回路12が、A/D変換器12A及びパラレル/シリ
アル変換器(以下、P/S変換器という)12Bで構成される
と共に、アナログ化回路22が、シリアル/パラレル変換
器(以下、S/P変換器という)22A及びD/A変換器22Bで構
成されていることである。
のパルス化回路12が、A/D変換器12A及びパラレル/シリ
アル変換器(以下、P/S変換器という)12Bで構成される
と共に、アナログ化回路22が、シリアル/パラレル変換
器(以下、S/P変換器という)22A及びD/A変換器22Bで構
成されていることである。
以上の構成において、入力増幅器11の出力はA/D変換
器12Aでnビットのディジタル信号D1〜Dnに変換され、P
/S変換器12Bでシリアル信号に変換された後、電気/光
変換器13で光信号OPTsに変換されて出力部20へ伝送され
る。伝送された光信号OPTsは光/電気変換器21で電気的
なシリアル信号に変換され、S/P変換器22Aでnビットの
パラレル信号D1〜Dnに変換された後、D/A変換器22Bでア
ナログ信号に変換され、出力増幅器23を通して外部へ出
力される。
器12Aでnビットのディジタル信号D1〜Dnに変換され、P
/S変換器12Bでシリアル信号に変換された後、電気/光
変換器13で光信号OPTsに変換されて出力部20へ伝送され
る。伝送された光信号OPTsは光/電気変換器21で電気的
なシリアル信号に変換され、S/P変換器22Aでnビットの
パラレル信号D1〜Dnに変換された後、D/A変換器22Bでア
ナログ信号に変換され、出力増幅器23を通して外部へ出
力される。
この第3図のホトカプラ構成においても、上記第1の
実施例と同様の利点が得られる。
実施例と同様の利点が得られる。
この第3図において、P/S変換器12B及びS/P変換器22A
を省略すると共に、電気/光変換器13と光/電気変換器
21をA/D変換器12Aのビット数(n)に対応して複数個
(n個)設けた構成にすることもできる。このような構
成のホトカプラは、高速のアナログ信号を扱い、しかも
信号伝送用の光デバイスに速度制限がある場合にも適用
することができる。
を省略すると共に、電気/光変換器13と光/電気変換器
21をA/D変換器12Aのビット数(n)に対応して複数個
(n個)設けた構成にすることもできる。このような構
成のホトカプラは、高速のアナログ信号を扱い、しかも
信号伝送用の光デバイスに速度制限がある場合にも適用
することができる。
以上のような実施例の他に、種々の変形が可能であ
る。その変形例としては、例えば次のようなものがあ
る。
る。その変形例としては、例えば次のようなものがあ
る。
第1図及び第3図において、電源電力PSを出力部20側
に入力しているが、その電源電力PSを入力部10側へ入力
し、それを光信号の形で出力部20側へ伝送するようにし
てもよい。
に入力しているが、その電源電力PSを入力部10側へ入力
し、それを光信号の形で出力部20側へ伝送するようにし
てもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、入力ア
ナログ信号をnビットのディジタル信号に変換した後に
n本の光信号に変換して伝送し、そのn本の光信号をn
本の電気信号に変換した後にアナログ信号に変換するよ
うにしたので、高速のアナログ信号を高S/N比(信号対
雑音化)で直線性良く伝送することができる。しかも、
信号伝送用の光デバイスに速度制限がある場合にも、適
用することができる。その上、電力供給手段を内蔵させ
たので、ノイズのない電源電力の供給が可能になり、さ
らに従来のようにそれらを外部に設ける必要がなく、そ
れらを含む全体の構成が簡単になると共に、小形化の効
果が期待できる。
ナログ信号をnビットのディジタル信号に変換した後に
n本の光信号に変換して伝送し、そのn本の光信号をn
本の電気信号に変換した後にアナログ信号に変換するよ
うにしたので、高速のアナログ信号を高S/N比(信号対
雑音化)で直線性良く伝送することができる。しかも、
信号伝送用の光デバイスに速度制限がある場合にも、適
用することができる。その上、電力供給手段を内蔵させ
たので、ノイズのない電源電力の供給が可能になり、さ
らに従来のようにそれらを外部に設ける必要がなく、そ
れらを含む全体の構成が簡単になると共に、小形化の効
果が期待できる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す光結合形アナログ
ホトカプラの構成図、第2図は第1図の実装例を示す分
解斜視図、第3図は本発明の第2の実施例を示す光結合
形アナログホトカプラの構成図である。 4……電源出力端子、10……入力部、12……パルス化回
路、12A……A/D変換器、12B……P/S変換器、13……電気
/光変換器、14……受光素子、15,24……電源回路、20
……出力部、21……光/電気変換器、22……アナログ化
回路、22A……S/P変換器、22B……D/A変換器、25……光
源、30……絶縁基板、31……導波路、Si……入力アナロ
グ信号、So……出力アナログ信号、OPTs,OPTp……光信
号、PS,IPS……電源電力。
ホトカプラの構成図、第2図は第1図の実装例を示す分
解斜視図、第3図は本発明の第2の実施例を示す光結合
形アナログホトカプラの構成図である。 4……電源出力端子、10……入力部、12……パルス化回
路、12A……A/D変換器、12B……P/S変換器、13……電気
/光変換器、14……受光素子、15,24……電源回路、20
……出力部、21……光/電気変換器、22……アナログ化
回路、22A……S/P変換器、22B……D/A変換器、25……光
源、30……絶縁基板、31……導波路、Si……入力アナロ
グ信号、So……出力アナログ信号、OPTs,OPTp……光信
号、PS,IPS……電源電力。
Claims (4)
- 【請求項1】入力アナログ信号をアナログ/ディジタル
変換器でnビット(但し、nは2以上の任意の整数)の
ディジタル信号に変換し、そのnビットのディジタル信
号をn個の電気/光変換器でn本の光信号に変換する入
力部と、 前記n本の光信号をn個の光/電気変換器でn本の電気
信号に変換し、そのn本の電気信号をnビットのディジ
タル/アナログ変換器でアナログ信号に変換する出力部
と、 前記入力部及び出力部のいずれか一方から他方へ電源電
力を光エネルギーの形で供給する電力供給手段とを、 一つのモジュール内に収容したことを特徴とする光給電
形アナログホトカプラ。 - 【請求項2】前記電力供給手段は、前記出力部に設けら
れ外部から電力を入力する電源回路及びその出力を光エ
ネルギーに変換する手段と、前記入力部に設けられ前記
光エネルギーを電力に変換する手段及びその電力を前記
入力部と外部へ供給する電源回路とを、備えた特許請求
の範囲第1項記載の光給電形アナログホトカプラ。 - 【請求項3】前記入力部、出力部及び電力供給手段を、
光電子集積回路で構成した特許請求の範囲第1項記載の
光給電形アナログホトカプラ。 - 【請求項4】前記入力部の電源回路は、前記出力部と電
気的に絶縁された電源出力端子を有する特許請求の範囲
第2項記載の光給電形アナログホトカプラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61267398A JPH084212B2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 光給電形アナログホトカプラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61267398A JPH084212B2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 光給電形アナログホトカプラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63121310A JPS63121310A (ja) | 1988-05-25 |
JPH084212B2 true JPH084212B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=17444289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61267398A Expired - Lifetime JPH084212B2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 光給電形アナログホトカプラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084212B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114492106A (zh) * | 2021-12-25 | 2022-05-13 | 北京工业大学 | 光电制氢中局域光热效应的模拟仿真方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139538A (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光伝送方式 |
JPS58142625A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 光ファイバー形ソリッドステートリレー |
JPS61185029A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-18 | 株式会社 ロジカル | 変圧装置 |
JPS61226797A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | 東芝ライテック株式会社 | 表示装置 |
-
1986
- 1986-11-10 JP JP61267398A patent/JPH084212B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63121310A (ja) | 1988-05-25 |
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