JPH0840969A - アクロレインおよび触媒の製造方法 - Google Patents
アクロレインおよび触媒の製造方法Info
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- JPH0840969A JPH0840969A JP6180336A JP18033694A JPH0840969A JP H0840969 A JPH0840969 A JP H0840969A JP 6180336 A JP6180336 A JP 6180336A JP 18033694 A JP18033694 A JP 18033694A JP H0840969 A JPH0840969 A JP H0840969A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分子状酸素を用いるプロピレンの気相接触酸
化によるアクロレイン製造用触媒の提供。 【構成】 一般式(Mo)a (Bi)b (Fe)c
(X)d (Z)f (O)g[XはNi、Co、ZはW、
Be、Mg、S、Ca、Sr、Ba、Te、Se、C
e、Ge、Mn、Zn、Cr、Ag、Sb、Pb、A
s、B、P、Nb、Cu、Cd、Sn、Al、Zr、T
i、a、b、c、d、f、gは各元素の原子比率を表
し、a=12とした時、b=0.1〜10、c=0〜2
0、d=0〜20、f=0〜4であり、gは各成分の原
子価を満足するに必要な原子数。]の組成物(1)と、
一般式(2)(A)m (Mo)n (O)p [AはK、R
b、Cs、Tl、m、n、pは各元素の原子比率を表
し、m=2とした時、n=1〜9、p=3n+1]の組
成物(2)と加熱混合、蒸発乾涸、焼成する触媒の製造
方法、及び該触媒を用いるアクロレインの製造方法。 【効果】 気相接触酸化による収率の高いアクロレイン
製造用触媒を提供することができた。
化によるアクロレイン製造用触媒の提供。 【構成】 一般式(Mo)a (Bi)b (Fe)c
(X)d (Z)f (O)g[XはNi、Co、ZはW、
Be、Mg、S、Ca、Sr、Ba、Te、Se、C
e、Ge、Mn、Zn、Cr、Ag、Sb、Pb、A
s、B、P、Nb、Cu、Cd、Sn、Al、Zr、T
i、a、b、c、d、f、gは各元素の原子比率を表
し、a=12とした時、b=0.1〜10、c=0〜2
0、d=0〜20、f=0〜4であり、gは各成分の原
子価を満足するに必要な原子数。]の組成物(1)と、
一般式(2)(A)m (Mo)n (O)p [AはK、R
b、Cs、Tl、m、n、pは各元素の原子比率を表
し、m=2とした時、n=1〜9、p=3n+1]の組
成物(2)と加熱混合、蒸発乾涸、焼成する触媒の製造
方法、及び該触媒を用いるアクロレインの製造方法。 【効果】 気相接触酸化による収率の高いアクロレイン
製造用触媒を提供することができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロピレンを分子状酸素
により気相接触酸化してアクロレインを製造する改良さ
れた方法及びこの接触酸化反応に用いる改良された触媒
の製造方法に関する。
により気相接触酸化してアクロレインを製造する改良さ
れた方法及びこの接触酸化反応に用いる改良された触媒
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プロピレンを分子状酸素により気相接触
酸化してアクロレインを製造する際に用いられる触媒に
関して、従来から数多くの提案がなされている。なかで
も、Mo、Bi及びFeを必須成分として含有する外
に、Co及びNiからなる群から選ばれた1種以上の元
素、およびK、Rb、Cs、Tlからなる群から選ばれ
た1種以上の元素を含有する触媒に関して、数多くの提
案がなされている。しかし、これらの従来提案の触媒は
触媒活性、アクロレインへの選択性、触媒の安定性、触
媒寿命などの触媒性能の点でまだ十分とはいえず、その
改良が望まれていた。
酸化してアクロレインを製造する際に用いられる触媒に
関して、従来から数多くの提案がなされている。なかで
も、Mo、Bi及びFeを必須成分として含有する外
に、Co及びNiからなる群から選ばれた1種以上の元
素、およびK、Rb、Cs、Tlからなる群から選ばれ
た1種以上の元素を含有する触媒に関して、数多くの提
案がなされている。しかし、これらの従来提案の触媒は
触媒活性、アクロレインへの選択性、触媒の安定性、触
媒寿命などの触媒性能の点でまだ十分とはいえず、その
改良が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はMo、
Bi及び好ましくは、Fe、Ni及びCoからなる群か
ら選ばれた1種以上の元素を含有する組成物と、モリブ
デン酸のアルカリ金属塩を含む組成物との混合物である
触媒の存在下でプロピレンを分子状酸素により気相接触
酸化してアクロレインを収率よく製造する、改良された
方法を提供することにある。
Bi及び好ましくは、Fe、Ni及びCoからなる群か
ら選ばれた1種以上の元素を含有する組成物と、モリブ
デン酸のアルカリ金属塩を含む組成物との混合物である
触媒の存在下でプロピレンを分子状酸素により気相接触
酸化してアクロレインを収率よく製造する、改良された
方法を提供することにある。
【0004】本発明の目的はMo、Bi及び好ましく
は、Fe、Ni及びCoからなる群から選ばれた1種以
上の元素を含有する組成物と、モリブデン酸のアルカリ
金属塩を含む組成物とを混合物し、加熱混合し、蒸発乾
涸し、焼成することによる、触媒活性、アクロレインへ
の選択性、安定性において改良された、上記アクロレイ
ン製造用触媒の製造方法を提供することにある。
は、Fe、Ni及びCoからなる群から選ばれた1種以
上の元素を含有する組成物と、モリブデン酸のアルカリ
金属塩を含む組成物とを混合物し、加熱混合し、蒸発乾
涸し、焼成することによる、触媒活性、アクロレインへ
の選択性、安定性において改良された、上記アクロレイ
ン製造用触媒の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、一般式
(1)(Mo)a (Bi)b (Fe)c (X)d (Z)
f (O)g (1)[式中、XはNi及びCoからなる群
から選ばれた1種以上の元素を表し、ZはW、Be、M
g、S、Ca、Sr、Ba、Te、Se、Ce、Ge、
Mn、Zn、Cr、Ag、Sb、Pb、As、B、P、
Nb、Cu、Cd、Sn、Al、Zr及びTiからなる
群から選ばれた1種以上の元素を表し、a、b、c、
d、f及びgは各元素の原子比率を表し、aを基準にと
り、a=12とした時に、b=0.1〜10、c=0〜
20、d=0〜20、f=0〜4であり、gは前記各成
分の原子価を満足するのに必要な原子数である。]で示
される組成物(1)と、 一般式(2)(A)m (M
o)n (o)p (2)[式中、AはK、Rb及びCsか
らなる群から選ばれた1種以上の元素を表し、m、n及
びpは各元素の原子比率を表し、mを基準にとり、m=
2とした時に、n=1〜9、p=3n+1である。]で
示される組成物(2)との混合物である触媒の存在下
で、プロピレンを分子状酸素を用いて気相接触酸化する
ことを特徴とするアクロレインの製造方法が提供され、
また、上記組成物(1)と組成物(2)とを加熱混合
し、蒸発乾涸し、焼成することを特徴とする、上記のア
クロレインの製造方法に用いる触媒の製造方法が提供さ
れる。
(1)(Mo)a (Bi)b (Fe)c (X)d (Z)
f (O)g (1)[式中、XはNi及びCoからなる群
から選ばれた1種以上の元素を表し、ZはW、Be、M
g、S、Ca、Sr、Ba、Te、Se、Ce、Ge、
Mn、Zn、Cr、Ag、Sb、Pb、As、B、P、
Nb、Cu、Cd、Sn、Al、Zr及びTiからなる
群から選ばれた1種以上の元素を表し、a、b、c、
d、f及びgは各元素の原子比率を表し、aを基準にと
り、a=12とした時に、b=0.1〜10、c=0〜
20、d=0〜20、f=0〜4であり、gは前記各成
分の原子価を満足するのに必要な原子数である。]で示
される組成物(1)と、 一般式(2)(A)m (M
o)n (o)p (2)[式中、AはK、Rb及びCsか
らなる群から選ばれた1種以上の元素を表し、m、n及
びpは各元素の原子比率を表し、mを基準にとり、m=
2とした時に、n=1〜9、p=3n+1である。]で
示される組成物(2)との混合物である触媒の存在下
で、プロピレンを分子状酸素を用いて気相接触酸化する
ことを特徴とするアクロレインの製造方法が提供され、
また、上記組成物(1)と組成物(2)とを加熱混合
し、蒸発乾涸し、焼成することを特徴とする、上記のア
クロレインの製造方法に用いる触媒の製造方法が提供さ
れる。
【0006】本発明の効果を得るためには、組成物
(1)と組成物(2)とをまず別々に調整することが重
要である。本発明における触媒は、組成物(1)と組成
物(2)とを混合して得られ、その組成物全体の組成は
この分野では公知の組成である。全体の組成が同じであ
るにも拘らず、組成物(1)と組成物(2)を、まず別
々に調整しその後混合して得られる本発明の触媒が、従
来技術の触媒に比べ高い性能を示す理由は明かではない
が、組成物(1)と組成物(2)のそれぞれが、本発明
の対象反応に必要な複数の好ましい活性点を提供し、そ
れらの協奏的効果により高い選択性が発現したものと考
えられる。一方、従来技術の触媒では、組成物(2)の
アルカリ金属元素ないしタリウムが、触媒調整の沈殿課
程で組成物(1)を構成する元素群とで本発明の対象反
応にとって好ましくない相、あるいは不要な相を形成す
るために、選択性があるレベル以上にならないものと考
えられる。
(1)と組成物(2)とをまず別々に調整することが重
要である。本発明における触媒は、組成物(1)と組成
物(2)とを混合して得られ、その組成物全体の組成は
この分野では公知の組成である。全体の組成が同じであ
るにも拘らず、組成物(1)と組成物(2)を、まず別
々に調整しその後混合して得られる本発明の触媒が、従
来技術の触媒に比べ高い性能を示す理由は明かではない
が、組成物(1)と組成物(2)のそれぞれが、本発明
の対象反応に必要な複数の好ましい活性点を提供し、そ
れらの協奏的効果により高い選択性が発現したものと考
えられる。一方、従来技術の触媒では、組成物(2)の
アルカリ金属元素ないしタリウムが、触媒調整の沈殿課
程で組成物(1)を構成する元素群とで本発明の対象反
応にとって好ましくない相、あるいは不要な相を形成す
るために、選択性があるレベル以上にならないものと考
えられる。
【0007】また、本発明の効果を得るには、組成物
(1)と組成物(2)の混合割合については好ましい範
囲がある。即ち、組成物(2)のA、即ちK、Rb叉は
Csと組成物(1)のBiの原子比率A/Biが0.0
2〜1.0の範囲、より好ましくは0.05〜0.5の
範囲となるように混合される。組成物(2)のK、R
b、Cs、又はTlと組成物(1)のBiの原子比率が
0.02未満の場合及び1.0を越える場合には組成物
(1)と組成物(2)の協奏的効果が不十分となり、選
択性、酸化活性が不十分となる。
(1)と組成物(2)の混合割合については好ましい範
囲がある。即ち、組成物(2)のA、即ちK、Rb叉は
Csと組成物(1)のBiの原子比率A/Biが0.0
2〜1.0の範囲、より好ましくは0.05〜0.5の
範囲となるように混合される。組成物(2)のK、R
b、Cs、又はTlと組成物(1)のBiの原子比率が
0.02未満の場合及び1.0を越える場合には組成物
(1)と組成物(2)の協奏的効果が不十分となり、選
択性、酸化活性が不十分となる。
【0008】本発明の方法で使用する組成物(1)及び
組成物(2)は、この分野で通常用いられる方法、例え
ば次のような方法で調整することができる:組成物
(1)は、適当なモリブデン酸塩、例えばモリブデン酸
アンモンを純水に加熱溶解し、これにBi化合物の水溶
液を加え、必要に応じて、Fe、CoおよびNiから選
ばれる1種以上の元素の化合物の水溶液を加え、さらに
必要に応じて、W、Be、Mg、S、Ca、Sr、B
a、Te、Se、Ce、Ge、Mn、Zn、Cr、A
g、Sb、Pb、As、B、P、Nb、Cu、Cd、S
n、Al、Zr及びTiからなる群から選ばれた1種以
上の元素の化合物を加え、また、必要に応じてSiO2
などの担体を加え、得られる泥状懸濁液を乾燥し、仮焼
し、200℃〜650℃の温度範囲で焼成することによ
り得られる;組成物(2)は、適当なモリブデン酸塩、
例えば、モリブデン酸アンモンを純水に加熱溶解し、こ
れにK、Rb、Cs、Tlから選ばれる1種以上の元素
の化合物、例えば、硝酸セシウムをCs:Moの原子比
率2:1〜9となるように加えたのち、硝酸で中和し、
蒸発乾涸し、仮焼し、200〜500℃の温度範囲で焼
成して調整される。
組成物(2)は、この分野で通常用いられる方法、例え
ば次のような方法で調整することができる:組成物
(1)は、適当なモリブデン酸塩、例えばモリブデン酸
アンモンを純水に加熱溶解し、これにBi化合物の水溶
液を加え、必要に応じて、Fe、CoおよびNiから選
ばれる1種以上の元素の化合物の水溶液を加え、さらに
必要に応じて、W、Be、Mg、S、Ca、Sr、B
a、Te、Se、Ce、Ge、Mn、Zn、Cr、A
g、Sb、Pb、As、B、P、Nb、Cu、Cd、S
n、Al、Zr及びTiからなる群から選ばれた1種以
上の元素の化合物を加え、また、必要に応じてSiO2
などの担体を加え、得られる泥状懸濁液を乾燥し、仮焼
し、200℃〜650℃の温度範囲で焼成することによ
り得られる;組成物(2)は、適当なモリブデン酸塩、
例えば、モリブデン酸アンモンを純水に加熱溶解し、こ
れにK、Rb、Cs、Tlから選ばれる1種以上の元素
の化合物、例えば、硝酸セシウムをCs:Moの原子比
率2:1〜9となるように加えたのち、硝酸で中和し、
蒸発乾涸し、仮焼し、200〜500℃の温度範囲で焼
成して調整される。
【0009】本発明において触媒は次のようにして調整
される。即ち、前記した組成物(1)と組成物(2)
を、組成物(2)のK、Rb叉はCsと組成物(1)の
Biの原子比率が0.01〜1.0の範囲、好ましくは
0.02〜0.5の範囲となるように混合する。混合す
る際、水を添加することが触媒性能を高める上でより好
ましい。混合は30℃から300℃の温度範囲で行われ
る。得られた混合物を300℃以下の温度で蒸発乾涸
し、300℃から650℃の温度範囲で焼成する。混合
時に水を加える場合の水添加量には特に制限はないが、
混合が充分におこなえる程度のスラリー状態とするのが
好ましい。また、水を添加する場合、加熱混合を自己発
生圧力の下、オートクレーブ中で行うこともできる。触
媒は、粒状あるいは成形体として固定床で使用される
が、移動床あるいは流動床にも使用できる。 本発明に
おいて触媒の原料は、触媒調整課程で酸化物の形に分解
され得る化合物であることが望ましい。そのような化合
物としては、例えば硝酸塩、アンモニウム塩、有機酸
塩、酸化物、金属酸、金属酸アンモニウム塩などがあ
る。またシリカの原料としては、シリカゾル、シリカゲ
ル、珪酸エステル、珪酸塩などが用いられる。
される。即ち、前記した組成物(1)と組成物(2)
を、組成物(2)のK、Rb叉はCsと組成物(1)の
Biの原子比率が0.01〜1.0の範囲、好ましくは
0.02〜0.5の範囲となるように混合する。混合す
る際、水を添加することが触媒性能を高める上でより好
ましい。混合は30℃から300℃の温度範囲で行われ
る。得られた混合物を300℃以下の温度で蒸発乾涸
し、300℃から650℃の温度範囲で焼成する。混合
時に水を加える場合の水添加量には特に制限はないが、
混合が充分におこなえる程度のスラリー状態とするのが
好ましい。また、水を添加する場合、加熱混合を自己発
生圧力の下、オートクレーブ中で行うこともできる。触
媒は、粒状あるいは成形体として固定床で使用される
が、移動床あるいは流動床にも使用できる。 本発明に
おいて触媒の原料は、触媒調整課程で酸化物の形に分解
され得る化合物であることが望ましい。そのような化合
物としては、例えば硝酸塩、アンモニウム塩、有機酸
塩、酸化物、金属酸、金属酸アンモニウム塩などがあ
る。またシリカの原料としては、シリカゾル、シリカゲ
ル、珪酸エステル、珪酸塩などが用いられる。
【0010】本発明による気相接触酸化反応は、原料ガ
ス組成として1〜10容量%のプロピレン、3〜20容
量%の分子状酸素及び70〜96容量%の希釈ガスから
なる混合ガスを前記した触媒上に250〜450℃の温
度範囲および常圧〜10気圧の圧力下、空間速度300
〜5000/hrで導入する事で実施される。
ス組成として1〜10容量%のプロピレン、3〜20容
量%の分子状酸素及び70〜96容量%の希釈ガスから
なる混合ガスを前記した触媒上に250〜450℃の温
度範囲および常圧〜10気圧の圧力下、空間速度300
〜5000/hrで導入する事で実施される。
【0011】分子状酸素源としては通常空気が使用され
るが、純酸素を使用してもよい。また希釈ガスとして
は、窒素、炭酸ガスなどの不活性ガスに使用される。反
応ガスに含まれる非凝縮性ガスの一部を循環して希釈ガ
スとして使用してもよい。希釈ガスとして水蒸気を併せ
て使用することが、活性、選択性を高める上で好まし
い。その場合、水蒸気は原料ガス中に通常60容量%ま
での量で添加される。
るが、純酸素を使用してもよい。また希釈ガスとして
は、窒素、炭酸ガスなどの不活性ガスに使用される。反
応ガスに含まれる非凝縮性ガスの一部を循環して希釈ガ
スとして使用してもよい。希釈ガスとして水蒸気を併せ
て使用することが、活性、選択性を高める上で好まし
い。その場合、水蒸気は原料ガス中に通常60容量%ま
での量で添加される。
【0012】実施例および比較例によって本発明をさら
に詳細に説明する: [実施例1]水1200mlを加熱撹拌しつつ、パラモ
リブデン酸アンモン127.2grを溶解し、A液とし
た。水180mlに硝酸コバルト139.6gr、硝酸
第二鉄72.2grを溶解し、B液とした。60%硝酸
15mlと水150mlとからなる硝酸水溶液に硝酸ビ
スマス28.6grを溶解し、C液とした。
に詳細に説明する: [実施例1]水1200mlを加熱撹拌しつつ、パラモ
リブデン酸アンモン127.2grを溶解し、A液とし
た。水180mlに硝酸コバルト139.6gr、硝酸
第二鉄72.2grを溶解し、B液とした。60%硝酸
15mlと水150mlとからなる硝酸水溶液に硝酸ビ
スマス28.6grを溶解し、C液とした。
【0013】A液にB液、C液を順次滴下混合し、得ら
れたスラリー溶液を噴霧乾燥し、仮焼し、300℃で焼
成して、Mo/Bi/Fe/Co原子比率が12/1/
3/8なる組成物(1)を得た;また、水200mlを
加熱撹拌しつつ、モリブデン酸アンモン19.6grを
溶解し、次いで硝酸セシウム39.0grを加え、硝酸
で中和した後、蒸発乾涸し、仮焼し、400℃で焼成し
て、Cs/Mo原子比率が2/1なる組成物(2)を得
た;Cs/Bi原子比率が0.05となるよう、組成物
(1)と組成物(2)を232/1の割合で混合し、水
を80wt%となるように加え、100℃で十分に加熱
混合した後、120℃で蒸発乾涸し、400℃で焼成し
て触媒を調整した;得られた触媒1mlを通常の流通式
反応器に充填し、プロピレン6容量%、酸素8容量%、
水蒸気25容量%、残り61容量%が窒素という原料ガ
ス組成、反応温度340℃、空間速度1000/hrと
いう条件で反応を行い、触媒の性能を評価した。その結
果を表1に示す。
れたスラリー溶液を噴霧乾燥し、仮焼し、300℃で焼
成して、Mo/Bi/Fe/Co原子比率が12/1/
3/8なる組成物(1)を得た;また、水200mlを
加熱撹拌しつつ、モリブデン酸アンモン19.6grを
溶解し、次いで硝酸セシウム39.0grを加え、硝酸
で中和した後、蒸発乾涸し、仮焼し、400℃で焼成し
て、Cs/Mo原子比率が2/1なる組成物(2)を得
た;Cs/Bi原子比率が0.05となるよう、組成物
(1)と組成物(2)を232/1の割合で混合し、水
を80wt%となるように加え、100℃で十分に加熱
混合した後、120℃で蒸発乾涸し、400℃で焼成し
て触媒を調整した;得られた触媒1mlを通常の流通式
反応器に充填し、プロピレン6容量%、酸素8容量%、
水蒸気25容量%、残り61容量%が窒素という原料ガ
ス組成、反応温度340℃、空間速度1000/hrと
いう条件で反応を行い、触媒の性能を評価した。その結
果を表1に示す。
【0014】[実施例2〜11]実施例1と同様にして
調整した組成物(1)と表1に示した組成物(2)を表
1に示したA/Bi原子比率となるように実施例1と同
様の方法で触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施
例1と同様の方法で評価した。
調整した組成物(1)と表1に示した組成物(2)を表
1に示したA/Bi原子比率となるように実施例1と同
様の方法で触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施
例1と同様の方法で評価した。
【0015】その結果を表1に示す。
【0016】[実施例12]実施例1の硝酸コバルトに
代え硝酸ニッケル69.6grを用いた他は実施例1と
同様の方法で触媒を調整した。得られた触媒の性能を実
施例1と同様の方法で評価した。その結果を表1に示
す。
代え硝酸ニッケル69.6grを用いた他は実施例1と
同様の方法で触媒を調整した。得られた触媒の性能を実
施例1と同様の方法で評価した。その結果を表1に示
す。
【0017】[実施例13、14]実施例10と同様に
して調整した組成物(1)と表1に示した組成物(2)
を表1に示した原子比率となるように実施例10と同様
の方法で触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施例
1と同様の方法で評価した。その結果を表1に示す。
[実施例15]実施例1と同様にして調整した組成物
(1)と表1に示した組成物(2)をA/Bi原子比率
が1.2となるように実施例1と同様の方法で触媒を調
整した。得られた触媒の性能を実施例1と同様の方法で
評価した。その結果を表1に示す。[比較例1]実施例
1と同様にして調整した組成物(1)のみを触媒として
使用し、実施例1と同様の方法で評価した。その結果を
表1で示す。
して調整した組成物(1)と表1に示した組成物(2)
を表1に示した原子比率となるように実施例10と同様
の方法で触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施例
1と同様の方法で評価した。その結果を表1に示す。
[実施例15]実施例1と同様にして調整した組成物
(1)と表1に示した組成物(2)をA/Bi原子比率
が1.2となるように実施例1と同様の方法で触媒を調
整した。得られた触媒の性能を実施例1と同様の方法で
評価した。その結果を表1に示す。[比較例1]実施例
1と同様にして調整した組成物(1)のみを触媒として
使用し、実施例1と同様の方法で評価した。その結果を
表1で示す。
【0018】[比較例2]実施例1と同様にして調整し
たCs、Mo比が2/7の組成物(2)のみを触媒とし
て使用し、実施例1と同様の方法で評価した。その結果
を表1に示す。 [比較例3]水1200mlを加熱撹拌しつつ、パラモ
リブデン酸アンモン127.7gr及び硝酸セシウム
0.59grを溶解し、A液とした。水180mlに硝
酸コバルト139.6gr、硝酸第二鉄72.2grを
溶解し、B液とした。60%硝酸15mlと水150m
lとからなる硝酸水溶液に硝酸ビスマス28.6grを
溶解し、C液とした。A液にB液、C液を順次滴下混合
し、得られたスラリー溶液を噴霧乾燥し、仮焼し、40
0℃で焼成して、Mo/Bi/Fe/Co/Cs原子比
率が12.05/1/3/8/0.05なる触媒、即ち
実施例1と同じ組成をもつ触媒を調整した。得られた触
媒の性能を実施例1と同様の方法で評価した。その結果
を表2に示す。
たCs、Mo比が2/7の組成物(2)のみを触媒とし
て使用し、実施例1と同様の方法で評価した。その結果
を表1に示す。 [比較例3]水1200mlを加熱撹拌しつつ、パラモ
リブデン酸アンモン127.7gr及び硝酸セシウム
0.59grを溶解し、A液とした。水180mlに硝
酸コバルト139.6gr、硝酸第二鉄72.2grを
溶解し、B液とした。60%硝酸15mlと水150m
lとからなる硝酸水溶液に硝酸ビスマス28.6grを
溶解し、C液とした。A液にB液、C液を順次滴下混合
し、得られたスラリー溶液を噴霧乾燥し、仮焼し、40
0℃で焼成して、Mo/Bi/Fe/Co/Cs原子比
率が12.05/1/3/8/0.05なる触媒、即ち
実施例1と同じ組成をもつ触媒を調整した。得られた触
媒の性能を実施例1と同様の方法で評価した。その結果
を表2に示す。
【0019】[比較例4]比較例3のパラモリブデン酸
アンモン及び硝酸セシウムの量をそれぞれ128.3g
r及び0.94grと変えた他は比較例3と同様の方法
で、Mo/Bi/Fe/Co/Cs原子比率が12.1
/1/3/8/0.08なる触媒、即ち実施例2と同じ
組成をもつ触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施
例1と同様の方法で評価した。その結果を表2に示す。
アンモン及び硝酸セシウムの量をそれぞれ128.3g
r及び0.94grと変えた他は比較例3と同様の方法
で、Mo/Bi/Fe/Co/Cs原子比率が12.1
/1/3/8/0.08なる触媒、即ち実施例2と同じ
組成をもつ触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施
例1と同様の方法で評価した。その結果を表2に示す。
【0020】[比較例5]比較例3のパラモリブデン酸
アンモン及び硝酸セシウムの量をそれぞれ129.9g
r及び1.17grと変えた他は比較例3と同様の方法
で、Mo/Bi/Fe/Co/Cs原子比率が12.2
5/1/3/8/0.1なる触媒、即ち実施例3と同じ
組成をもつ触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施
例1と同様の方法で評価した。その結果を表2に示す。
(以下余白) 表1 例 組成物(2) A* /Bi原子 反応温度 転化率 選択率 収率 比率 実施例 1 Cs2 Mo04 0.05 340℃ 96.0% 88.8% 85.2% 2 〃 0.08 340 96.6 88.7 85.7 3 〃 0.1 360 97,2 87.4 84.9 4 Cs2 Mo3 010 0.05 340 95.5 88.1 84.1 5 Cs2 Mo7 022 0.05 340 94.7 88.5 83.8 6 Rb2 Mo04 0.05 340 96.9 88.8 86.0 7 Rb2 Mo6 016 0.05 360 97.6 88.5 86.4 8 K2 Mo04 0.05 340 95.0 89.6 85.1 9 K2 Mo4 013 0.05 360 96.8 87.8 85.0 10 Tl2 MoO4 0.05 340 97.1 88.8 86.2 11 Tl2 MoO13 0.05 360 97.8 88.5 86.5 12 Cs2 Mo04 0.05 340 96.6 87.6 85.5 13 〃 0.08 340 96.9 88.6 85.9 14 〃 0.1 360 96.8 88.5 85.7 15 Cs2 Mo04 1.2 400 97.5 70.4 68.6 比較例 1 ― 0,0 360 57.2 56.5 32.3 2 Cs2 Mo7 022 ― 360 18.5 23.8 4.4 * AはK、Rb、Cs又はTlを示す。
アンモン及び硝酸セシウムの量をそれぞれ129.9g
r及び1.17grと変えた他は比較例3と同様の方法
で、Mo/Bi/Fe/Co/Cs原子比率が12.2
5/1/3/8/0.1なる触媒、即ち実施例3と同じ
組成をもつ触媒を調整した。得られた触媒の性能を実施
例1と同様の方法で評価した。その結果を表2に示す。
(以下余白) 表1 例 組成物(2) A* /Bi原子 反応温度 転化率 選択率 収率 比率 実施例 1 Cs2 Mo04 0.05 340℃ 96.0% 88.8% 85.2% 2 〃 0.08 340 96.6 88.7 85.7 3 〃 0.1 360 97,2 87.4 84.9 4 Cs2 Mo3 010 0.05 340 95.5 88.1 84.1 5 Cs2 Mo7 022 0.05 340 94.7 88.5 83.8 6 Rb2 Mo04 0.05 340 96.9 88.8 86.0 7 Rb2 Mo6 016 0.05 360 97.6 88.5 86.4 8 K2 Mo04 0.05 340 95.0 89.6 85.1 9 K2 Mo4 013 0.05 360 96.8 87.8 85.0 10 Tl2 MoO4 0.05 340 97.1 88.8 86.2 11 Tl2 MoO13 0.05 360 97.8 88.5 86.5 12 Cs2 Mo04 0.05 340 96.6 87.6 85.5 13 〃 0.08 340 96.9 88.6 85.9 14 〃 0.1 360 96.8 88.5 85.7 15 Cs2 Mo04 1.2 400 97.5 70.4 68.6 比較例 1 ― 0,0 360 57.2 56.5 32.3 2 Cs2 Mo7 022 ― 360 18.5 23.8 4.4 * AはK、Rb、Cs又はTlを示す。
【0021】表中の転化率はプロピレン転化率であり、
選択率および収率は、それぞれアクロレインへの選択
率、収率を意味する。(以下余白) 表2 反応温度 転化率 選択率 収率 比較例 3 340℃ 98.4% 83.9% 82.6% 4 340 98.2 84.6 83.1 5 360 98.8 84.0 83.0 表中の転化率はプロピレン転化率であり、選択率および
収率は、それぞれアクロレインへの選択率、収率を意味
する。
選択率および収率は、それぞれアクロレインへの選択
率、収率を意味する。(以下余白) 表2 反応温度 転化率 選択率 収率 比較例 3 340℃ 98.4% 83.9% 82.6% 4 340 98.2 84.6 83.1 5 360 98.8 84.0 83.0 表中の転化率はプロピレン転化率であり、選択率および
収率は、それぞれアクロレインへの選択率、収率を意味
する。
【0022】
【発明の効果】活性、アクロレインへの選択性、安定性
に優れた新規な触媒を用いることによりアクロレインを
効果的に製造できる。(以下余白)
に優れた新規な触媒を用いることによりアクロレインを
効果的に製造できる。(以下余白)
Claims (8)
- 【請求項1】一般式(1)(Mo)a (Bi)b (F
e)c (X)d (Z)f (O)g (1)[式中、XはN
i及びCoからなる群から選ばれた1種以上の元素を表
し、ZはW、Be、Mg、S、Ca、Sr、Ba、T
e、Se、Ce、Ge、Mn、Zn、Cr、Ag、S
b、Pb、As、B、P、Nb、Cu、Cd、Sn、A
l、Zr及びTiからなる群から選ばれた1種以上の元
素を表し、a、b、c、d、f及びgは各元素の原子比
率を表し、aを基準にとり、a=12とした時に、b=
0.1〜10、c=0〜20、d=0〜20、f=0〜
4であり、gは前記各成分の原子価を満足するのに必要
な原子数である。]で示される組成物(1)と、 一
般式(2)(A)m (Mo)n (o)p (2)[式中、
AはK、Rb、Cs、及びTlからなる群から選ばれた
1種以上の元素を表し、m、n及びpは各元素の原子比
率を表し、mを基準にとり、m=2とした時に、n=1
〜9、p=3n+1である。]で示される組成物(2)
との混合物である触媒の存在下でプロピレンを分子状酸
素を用いて気相接触化することを特徴とするアクロレイ
ンの製造方法。 - 【請求項2】組成物(1)と組成物(2)との混合比
が、A/Biの原子比率で表して0.02〜1.0であ
る請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】組成物3(1)と組成物(2)とを30℃
から300℃以下の温度範囲で加熱混合し、300℃か
ら650℃の温度範囲で焼成して得られた触媒を用いる
請求項1叉は2記載の製造方法。 - 【請求項4】組成物(1)と組成物(2)との加熱混合
を水の存在下で実施して得られた触媒を用いる請求項3
記載の製造方法。 - 【請求項5】一般式(1)(Mo)a (Bi)b (F
e)c (X)d (Z)f (O)g (1)[式中、XはN
i及びCoからなる群から選ばれた1種以上の元素を表
し、ZはW、Be、Mg、S、Ca、Sr、Ba、T
e、Se、Ce、Ge、Mn、Zn、Cr、Ag、S
b、Pb、As、B、P、Nb、Cu、Cd、Sn、A
l、Zr及びTiからなる群から選ばれた1種以上の元
素を表し、a、b、c、d、f及びgは各元素の原子比
率を表し、aを基準にとり、a=12とした時に、b=
0.1〜10、c=0〜20、d=0〜20、f=0〜
4であり、gは前記各成分の原子価を満足するのに必要
な原子数である。]で示される組成物(1)と、 一
般式(2)(A)m (Mo)n (o)p (2)[式中、
AはK、Rb、Cs又はTlからなる群から選ばれた1
種以上の元素を表し、m、n及びpは各元素の原子比率
を表し、mを基準にとり、m=2とした時に、n=1〜
9、p=3n+1である。]で示される組成物(2)と
を加熱混合し、蒸発乾涸し、焼成することを特徴とす
る、アクロレインの製造方法に用いる触媒の製造方法。 - 【請求項6】組成物(1)と組成物(2)との混合比が
A/Biの原子比率で表して0.02〜1.0である請
求項5記載の触媒の製造方法。 - 【請求項7】組成物(1)と組成物(2)とを30℃か
ら300℃の温度範囲で加熱混合し、300℃以下の温
度で蒸発乾涸し、300℃から650℃の温度範囲で焼
成する、請求項5叉は請求項6記載の触媒の製造方法。 - 【請求項8】組成物(1)と組成物(2)との加熱混合
を水の存在下で実施する請求項7記載の触媒の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180336A JPH0840969A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | アクロレインおよび触媒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180336A JPH0840969A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | アクロレインおよび触媒の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0840969A true JPH0840969A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16081447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6180336A Pending JPH0840969A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | アクロレインおよび触媒の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0840969A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010004567A (ko) * | 1999-06-29 | 2001-01-15 | 성재갑 | 아크롤레인 및 아크릴산 제조용 촉매 |
US6337424B1 (en) | 2000-04-28 | 2002-01-08 | Saudi Basic Industries Corporation | Catalysts oxidation of lower olefins to unsaturated aldehydes, methods of making and using the same |
KR100324872B1 (ko) * | 1999-06-10 | 2002-02-28 | 김충섭 | 아크롤레인의 제조방법 |
WO2003097233A1 (en) | 2002-05-16 | 2003-11-27 | Lg Chem, Ltd. | Method for preparing a catalyst for partial oxidation of propylene |
JP2004351295A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Nippon Shokubai Co Ltd | 不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸製造用触媒、その製造方法、および不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸の製造方法 |
WO2005079980A1 (en) * | 2004-02-25 | 2005-09-01 | Lg Chem, Ltd. | Catalyst for partial oxidation and preparation method thereof |
CN111068696A (zh) * | 2018-10-18 | 2020-04-28 | 中国石油化工股份有限公司 | 负载型丙烯醛催化剂及其应用 |
CN116332812A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-06-27 | 浙江南郊化学有限公司 | 一种催化氧化制备2-氯-3-甲基-4-甲磺酰基苯甲酸的方法 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6180336A patent/JPH0840969A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2003097233A1 (en) | 2002-05-16 | 2003-11-27 | Lg Chem, Ltd. | Method for preparing a catalyst for partial oxidation of propylene |
KR100513664B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2005-09-07 | 주식회사 엘지화학 | 프로필렌의 부분 산화 반응용 촉매의 제조 방법 |
JP2004351295A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Nippon Shokubai Co Ltd | 不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸製造用触媒、その製造方法、および不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸の製造方法 |
WO2005079980A1 (en) * | 2004-02-25 | 2005-09-01 | Lg Chem, Ltd. | Catalyst for partial oxidation and preparation method thereof |
CN100415370C (zh) * | 2004-02-25 | 2008-09-03 | Lg化学株式会社 | 用于部分氧化的催化剂及其制备方法 |
US7544633B2 (en) | 2004-02-25 | 2009-06-09 | Lg Chem, Ltd. | Catalyst for partial oxidation and preparation method thereof |
CN111068696A (zh) * | 2018-10-18 | 2020-04-28 | 中国石油化工股份有限公司 | 负载型丙烯醛催化剂及其应用 |
CN116332812A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-06-27 | 浙江南郊化学有限公司 | 一种催化氧化制备2-氯-3-甲基-4-甲磺酰基苯甲酸的方法 |
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