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JPH083844Y2 - ガス器具用汁受け皿の異常使用防止装置 - Google Patents

ガス器具用汁受け皿の異常使用防止装置

Info

Publication number
JPH083844Y2
JPH083844Y2 JP1991043181U JP4318191U JPH083844Y2 JP H083844 Y2 JPH083844 Y2 JP H083844Y2 JP 1991043181 U JP1991043181 U JP 1991043181U JP 4318191 U JP4318191 U JP 4318191U JP H083844 Y2 JPH083844 Y2 JP H083844Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saucer
juice
tray
soup
abnormal use
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991043181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0579303U (ja
Inventor
眞 神口
Original Assignee
株式会社サン・フロンティア・テクノロジー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー filed Critical 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー
Priority to JP1991043181U priority Critical patent/JPH083844Y2/ja
Publication of JPH0579303U publication Critical patent/JPH0579303U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083844Y2 publication Critical patent/JPH083844Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Cookers (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はガス器具用汁受け皿が異
常使用されるのを防止するための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ガス器具に付属の汁受け皿は使用上の便
宜等のため器具本体から着脱可能な構造を有するが、そ
のため上下(表裏)反転して使用される危険性がある。
反転使用により鍋等の底でバーナ開口が塞がれると内部
に熱がこもり、特に交換式ガスボンベを内蔵したこんろ
などの場合は、ボンベが高熱にさらされるため破裂の虞
れもある。
【0003】本件出願人は前記の点に鑑み汁受け皿の誤
使用防止対策について種々検討し、その対策を施したガ
ス器具の開発を行なって来た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記開発の過
程でなされたもので、その課題とするところは汁受け皿
を反転し、そこへ鍋等をかけた場合には鍋等を傾斜さ
せ、そのままでは使用できないようにして安全性を高め
ることであり、特に汁受け皿のみの改造により最も容易
に実施し得るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、ガス器具本体1の上面の開放部分2を覆うた
め着脱可能に取り付けられ、開放部分2に設置されたバ
ーナ3を露出させるバーナ開口4を有する汁受け皿5の
異常使用を防止する装置として、汁受け皿5の表裏反転
時に上方へ不均等に突出し、鍋等の被加熱物Pを傾斜
せる不均等突出部を前記汁受け皿5の裏面に設けるとい
う手段を講じたものである。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して説明する。各実施例共、
ガス器具の本体1の構造は基本的に同じで良く、上面に
その大部分を占める開放部分2を有し、その側方にガス
ボンベBの収容室Cが設けられている。また開放部分2
の本体底部にはバーナ3が設置されている。
【0007】汁受け皿5は、前記本体1の開放部分2を
塞ぐもので、バーナ3を露出させるためのバーナ開口4
を有し、その周囲には下向きの凹部7が形成され、全体
として汁を受けるための皿状をなしている。
【0008】本体の開放部分2の外縁は外向きの段状の
受け止め部11となっており、汁受け皿5は、その外周
下向きに折曲げられた係止縁12が外側にくるように
受け止め部11に乗ったときに、汁受け皿5が正しいセ
ット状態となる。
【0009】汁受け皿5は金属板材のプレス成形により
前記の皿状に形成され、また上面に3個以上の五徳8が
設けられているが、本考案ではこのような汁受け皿5の
形状、構造或いは製造方法を利用して、それが異常な仕
方で使用されるのを防止する装置を構成する。
【0010】図1乃至図4に示された第1の例では、バ
ーナ開口4の口縁の一部に沿って汁受け皿5の裏側に突
した弧状かつ小片状の不均等突出部6Aを有する。こ
れはバーナ開口4の一部に不均等に突出しているので鍋
の被加熱物Pを乗せたときに水平に置かれず傾斜させ
ることとなる(図4)。この小片状の突出部6Aは汁受
け皿5のプレス成形の際、バーナ開口4を一部残して打
抜き、その残片を曲げ成形することにより形成される。
【0011】図5、図6に示された第2の例では、汁受
け皿5の凹部7が裏側に突出した部分に、別体に形成さ
れた小片状の断面L字形部材を溶接し、不均等突出部6
Bを構成している。この第2の例によると、小片溶接に
手間はかかるが簡単に実施できる。
【0012】図7、図8に示された第3の例は、五徳8
からのびた2個の脚13、14の内、五徳8を汁受け皿
5に止める内側の脚13の止具9を利用して筒ピン状の
不均等突出部6Cを設けた構成を有する。止具9はねじ
を用い、それを筒ピン状の部材に通して、脚13の下端
に形成されたねじ穴に螺着して取り付けることができ
る。この場合も、ねじの長さを長めのものに変え、筒ピ
ン状部材を用意すれば良いので、実施は非常に容易であ
る。
【0013】図9、図10に示された第4の例は、五徳
8からのびた2個の脚13、14の内、汁受け皿5に予
め設けられた孔へ挿込んで位置決めをするだけの突起1
0を汁受け皿5の裏側へ突出するように延長したもので
ある。この突起10を延長したものからなる第4の不均
等突出部6Dは、他の突起10と同様五徳8と一体でも
良いし、棒乃至筒状部材を別製し、後から取付けたもの
でも良い。
【0014】以上の不均等突出部6A、6B、6C、6
Dは、汁受け皿5の裏側へ不均等に突出し、反転された
汁受け皿5に鍋等の被加熱物Pが乗せられたとき、それ
を傾斜させる目的、効果を有するものである。故に各図
記載の通り、最少限1個必要であるが、2個以上設ける
ことも可能であり、そうすると鍋等の被加熱物Pの荷重
や変形等の外力に強くなる。
【0015】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、汁受け皿5をガス器具本体1の上に
反転状態で置くことはできるが、さらに汁受け皿5を反
転させたままで鍋等の被加熱物Pをのせると、不均等突
出部6A、6B、6C、6Dによって鍋等被加熱物P
底が一部突き上げられ、水平に置くことができないので
異状であることが分り、そのままでは使用できないから
かけ直さねばならず、安全性を著しく高めることができ
る。また本考案によれば、汁受け皿5のみの改造によっ
て不均等突出部6A、6B、6C、6Dを設けることが
でき、最小限度の変更で済むため極めて実施し易いとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス器具全体の斜視図。
【図2】汁受け皿裏面の斜視図。
【図3】不均等突出部の第1の例の断面図。
【図4】同上の作用を示す断面図。
【図5】不均等突出部の第2の例の断面図。
【図6】同上の作用を示す断面図。
【図7】不均等突出部の第3の例の断面図。
【図8】同上の作用を示す断面図。
【図9】不均等突出部の第4の例の断面図。
【図10】同上の作用を示す断面図。
【符号の説明】
1 ガス器具の本体 2 開放部分 3 バーナ 4 バーナ関口 5 汁受け皿 6A、6B、6C、6D 不均等突出部 7 凹部 8 五徳

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス器具本体1の上面の開放部分2を覆
    うため着脱可能に取り付けられ、開放部分2に設置され
    たバーナ3を露出させるバーナ開口4を有する汁受け皿
    5の異常使用を防止する装置であって、汁受け皿5の表
    裏反転時に上方へ不均等に突出し、鍋等の被加熱物Pを
    傾斜させる不均等突出部を前記汁受け皿5の裏面に設け
    たことを特徴とするガス器具用汁受け皿の異常使用防止
    装置。
  2. 【請求項2】 汁受け皿5が金属板材よりなり、そのプ
    レス成形により、バーナ開口4の口縁に沿って裏側に
    分的に突設することによって不均等突出部6Aを形成し
    請求項第1項記載のガス器具用汁受け皿の異常使用防
    止装置。
  3. 【請求項3】 汁受け皿5に形成された凹部7の裏側
    に、溶接により小片状の不均等突出部6Bを取り付けた
    請求項第1項記載のガス器具用汁受け皿の異常使用防止
    装置。
  4. 【請求項4】 汁受け皿5はバーナ開口4を囲むように
    表側上方に突出して設けられた3個以上の五徳8を有
    し、該五徳8を汁受け皿5に止めるねじその他の止具9
    を利用して、汁受け皿5の裏側に突出するピン状の不均
    等突出部6Cが1個又は2個設けられた請求項第1項記
    載のガス器具用汁受け皿の異常使用防止装置。
  5. 【請求項5】 汁受け皿5はバーナ開口4を囲むように
    表側上方に突出して設けられた3個以上の五徳8を有
    し、該五徳8を汁受け皿5に位置決めする脚から汁受け
    皿5の裏側へ突出する突起10からなる不均等突出部6
    Dが1個又は2個設けられた請求項第1項記載のガス器
    具用汁受け皿の異常使用防止装置。
JP1991043181U 1991-05-14 1991-05-14 ガス器具用汁受け皿の異常使用防止装置 Expired - Lifetime JPH083844Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991043181U JPH083844Y2 (ja) 1991-05-14 1991-05-14 ガス器具用汁受け皿の異常使用防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991043181U JPH083844Y2 (ja) 1991-05-14 1991-05-14 ガス器具用汁受け皿の異常使用防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0579303U JPH0579303U (ja) 1993-10-29
JPH083844Y2 true JPH083844Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=12656729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991043181U Expired - Lifetime JPH083844Y2 (ja) 1991-05-14 1991-05-14 ガス器具用汁受け皿の異常使用防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083844Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648241Y2 (ja) * 1988-03-10 1994-12-12 タイガー魔法瓶株式会社 カセット式ガスコンロ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0579303U (ja) 1993-10-29

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