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JPH0836704A - 時間差磁気記録再生装置 - Google Patents

時間差磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH0836704A
JPH0836704A JP6172860A JP17286094A JPH0836704A JP H0836704 A JPH0836704 A JP H0836704A JP 6172860 A JP6172860 A JP 6172860A JP 17286094 A JP17286094 A JP 17286094A JP H0836704 A JPH0836704 A JP H0836704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
reproducing
magnetic tape
tape
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6172860A
Other languages
English (en)
Inventor
Terufumi Ito
照史 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP6172860A priority Critical patent/JPH0836704A/ja
Publication of JPH0836704A publication Critical patent/JPH0836704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録した内容を比較的簡単な操作で直ちに再
生することができる時間差磁気記録再生装置を提供す
る。 【構成】 カセットハウジング部Aと、第1記録再生部
Bと、第2記録再生部Cと、第3ローディング機構D
と、テープストック部Eとからなり、ハウジング部Aに
装着したカセットVから磁気テープMをローディングア
ーム47,48先端のガイドポール49で引き出し、ロ
ーディングアーム8,9で磁気テープを第1記録再生部
Bにローディングした後、ローディングアーム25,2
7で磁気テープMを第2記録再生部Cにローディングさ
せ、第2記録再生部Cで録画した映像を第1記録再生部
Bで再生させる時間差磁気記録再生装置1。また、テー
プストック部Eに一時磁気テープMをストックさせて再
生に時間差を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、録画した内容を直ちに
再生するカセット式磁気記録再生装置に係り、特に、ゴ
ルフ、野球等のスイング、動作を録画しながら、直ちに
再生する時間差磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録(録画または録音)した内容
を直ちに再生するためには、記録後直ちに所望の時間だ
け磁気テープを巻戻し、その位置から再生を開始させて
いた。また、たとえば記録を開始する前にテープカウン
タを「0000」にセットしておけば、記録終了後巻戻
しすると自動的にカウンタ「0000」で停止しその位
置から再生を開始する装置や、記録中に所望のタイミン
グで磁気テープに電気的マーカ信号を記録しておき、巻
戻し時にこのマーカ信号を検出してこの位置から自動的
に再生を開始させる磁気記録再生装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気記録再生装
置は、再生したい箇所までその都度巻戻しを行わなけれ
ばならず、操作が煩雑となったり、さらに直ちに再生し
たい箇所まで巻戻すとなると相当の熟練が必要となる。
例えば、ゴルフのスイングを録画し、このスイングのフ
ォームを直ちに再生してチェックしたいような場合に
は、再生するまでに相当の時間を要する課題がある。本
発明の目的は、記録した内容を比較的簡単な操作で直ち
に再生することができる時間差磁気記録再生装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1の発明では、磁気テープを収納したカセットを
装着するカセットハウジング部と、このカセットハウジ
ング部の前方に設けられ第1ローディング機構を有する
第1記録再生部と、前記カセットハウジング部の側方に
設けられ第2ローディング機構を有する第2記録再生部
と、前記カセットハウジング部に装着され、記録再生位
置にある前記カセットの磁気テープの内側に挿入され、
前記磁気テープを前記第2記録再生部の近傍に導くため
の第3ローディング機構とを設け、まず前記第3ローデ
ィング機構が前記カセット内の磁気テープを前記カセッ
トの側方に引き出し、次に前記第1ローディング機構に
より前記第1記録再生部に前記磁気テープをローディン
グし、最後に前記第2ローディング機構により前記第2
記録再生部に前記磁気テープをローディングして前記第
1記録再生部と前記第2記録再生部とに記録再生したこ
とを特徴とする。
【0005】請求項2の発明では、前記第2記録再生部
に前記第1記録再生部のバックテンション付与機構を設
けたことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明では、前記第2記録再生部
に昇降機構を設け、前記磁気テープが前記第3ローディ
ング機構によりローディングおよびアンローディングさ
れている間は、前記第2記録再生部がテープパスから外
されていることを特徴とする。
【0007】請求項4の発明では、前記第2記録再生部
で前記磁気テープに記録し、この記録した信号を前記第
1記録再生部で再生したことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明では、前記第1記録再生部
と前記第2記録再生部間のテープパスの途中に前記磁気
テープを一時収納するテープストック部を設けたことを
特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、1本の磁気テープの
テープパスに2系統の記録再生部が設けられるため、一
方の記録再生装置で記録を行い、他方の記録再生装置で
再生を行えば、いちいち巻戻し操作等をしなくても記録
した内容を直ちに再生することができる。また、両方の
記録再生装置で再生を行い、それぞれ別個のディスプレ
イ等で映像表示を行えば一定の時間差で前後の異なる映
像を表示することも可能となるため、ゴルフのフォーム
研究等に新たな可能性をもたらすことができる。
【0010】請求項2の発明によれば、第2記録再生部
に第1記録再生部のバックテンション付与機構を設けた
ため第1記録再生部において安定した記録または再生を
行うことができる。
【0011】請求項3の発明によれば、第2記録再生部
に昇降機構を設けたため、第3ローディング機構が作動
している間は第2記録再生部を磁気テープパスから外す
ことができ、第3ローディング機構による磁気テープの
引き出しおよび収納を円滑に行うことができるととも
に、磁気テープが周囲に接触して傷つくのを防止するこ
とができる。
【0012】請求項4の発明によれば、第2記録再生部
で記録した内容を巻戻し操作をすることなく直ちに第1
記録再生部で再生することができる。
【0013】請求項5の発明によれば、第1記録再生部
と第2記録再生部間のテープパスの途中に磁気テープを
一時収納するテープストック部を設けたため、ストック
させた分だけ再生開始を遅らせることができ、記録した
映像等を所定の時間経過後、直ちに再生することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る時間差磁気記録再生装置
の外観平面図、図2は本発明に係る時間差磁気記録再生
装置の昇降機構の外観側面図である。なお、実施例は、
時間差磁気記録再生装置としてビデオテープレコーダに
実施した場合について説明するが、ビデオテープレコー
ダのような映像記録再生装置に限定されるものではな
く、たとえばディジタル・オーディオ・テープレコーダ
(DAT)等の音声記録再生装置に実施することもでき
る。
【0015】図1において、時間差磁気記録再生装置1
は、磁気テープMを収納したビデオカセットVを装着す
るカセットハウジング部Aと、このカセットハウジング
部Aの前方に設けられた第1記録再生部Bとにより公知
のビデオカセットデッキ部が構成される。そして、前記
カセットハウジング部Aの側方に第2記録再生部C、第
2記録再生部Cの前方に第3ローディング機構D、前記
第2記録再生部Cの側方には前記磁気テープMを一時収
納するためのテープストック部Eがそれぞれ設けられ
る。
【0016】図1は、前記時間差磁気記録再生装置1に
前記磁気テープMがローディングされた状態を示してお
り、このローディング動作については後述することと
し、まず各構成部について説明をする。
【0017】カセットハウジング部Aは、カセットハウ
ジング部Aに装着されたビデオカセットVを第1記録再
生部Bで記録再生が可能となる位置まで誘導するよう構
成されている。ビデオカセットVは、供給リールSに磁
気テープMが巻き取られた状態となっており、供給リー
ルS側からガイドローラ2を介し、また巻取リールT側
からガイドローラ3を介して前記磁気テープMが外部に
取り出される。
【0018】第1記録再生部Bは、供給リールS側にガ
イドレール4,5とテンションアーム6を設け、磁気テ
ープMを誘導する。また、カムガイドポール7を介して
誘導された磁気テープMは、S側ローディングアーム8
及びT側ローディングアーム9によって第1記録再生用
ドラム(回転ヘッド)10にローディングされる。な
お、S側ローディングアーム8はS側シャフトホルダ案
内溝11に沿い、T側ローディングアーム9はT側シャ
フトホルダ案内溝12に沿って、それぞれ右方向に移動
が可能である。さらに、T側ローディングアーム9と巻
取リールT間のテープパスには音声・コントロールヘッ
ド(A/Cヘッド)13、ピンチローラ14及びキャプ
スタン15が設けられている。
【0019】第2記録再生部Cは、前1記録再生部Bか
ら誘導された磁気テープMのテープパスM1にガイドロ
ーラ21,22、テンションアーム23及び全幅消去ヘ
ッド24、S側ローディングアーム25、第2記録再生
用ドラム(回転ヘッド)26、T側ローディングアー
ム、音声・コントロールヘッド(A/Cヘッド)28、
ピンチローラ29及びキャプスタン30が設けられ、磁
気テープMはこれらを経て一端外部に誘導される。な
お、S側ローディングアーム25はS側シャフトホルダ
案内溝31、T側ローディングアーム27はT側シャフ
トホルダ案内溝32に沿って、それぞれ左方向に移動が
可能である。また、一端外部に誘導された磁気テープM
1は再度前記第2記録再生部Cに引き込まれ、ピンチロ
ーラ33およびキャプスタン34を介して前記第1記録
再生部Bに誘導される。
【0020】また、図2に示すように、第2記録再生部
Cは、シャーシ34の下側に取り付けたパンタグラフ3
5、偏心カム36およびこの偏心カム36の偏心孔36
aに回転伝達機構(不図示)が取り付けられた昇降用モ
ータ(不図示)からなる昇降機構Fにより昇降可能に構
成されている。従って、第2記録再生部Cを降下させた
場合、第2記録再生部Cをテープパスから外すことがで
きる。
【0021】また、第2記録再生部Cの前方には第3ロ
ーディング機構Dが設けられている。 第3ローディン
グ機構Dは、ローディング用モータ41、プーリ42,
43、駆動ベルト44、ラックギヤ45、ピニオンギヤ
46からなる駆動系と、ローディングアーム47、48
およびこのローディングアーム48の開放端に取り付け
たガイドポール49とで構成される。そして、ピニオン
ギヤ46にローディングアーム47の一端が固定され、
ピニオンギヤ46の回動によりローディングアーム47
が時計方向または反時計方向に揺動可能であり、ローデ
ィングアーム47の他端にローディングアーム48の一
端が軸支され、軸47aを支点としてローディングアー
ム48が時計方向または反時計方向に揺動可能である。
図1の状態(ローディング状態)では、ローディングア
ーム48の他端に取り付けられたガイドポール49が前
記第2記録再生部Cの側方で、かつ往路側テープパスM
1と復路側テープパスM2の間に配置されている。
【0022】テープストック部Eは、第2記録再生部C
から引き出された磁気テープMを一時収納するスペース
で、床面に対して略垂直な壁面E1を矩形状に折り曲げ
て配設する。また、壁面E1の上部には前記磁気テープ
Mの出入口E2が設けられている。このように、前記時
間差磁気記録再生装置1は、第1記録再生部B、第2記
録再生部Cおよびテープストック部Eを上から順に配置
し、重力の作用を利用して磁気テープMがテープストッ
ク部Eに収納されるよう構成する。
【0023】次に、前記時間差磁気記録再生装置1のロ
ーディング動作について説明する。図3は発明に係る時
間差磁気記録再生装置の初期状態における外観平面図、
図4は発明に係る時間差磁気記録再生装置のローディン
グ途中における外観平面図である。
【0024】図3において、ビデオカセットVを図示し
ないカセット挿入口から挿入すると、ビデオカセットV
はカセットハウジング部Aに装着され、カセットハウジ
ング部AはビデオカセットVを第1記録再生部Bで記録
再生が可能となる位置まで誘導する。この状態では磁気
テープMがカセット内から引き出されていない(これを
初期状態という。)。
【0025】ビデオカセットVは、供給リールSに磁気
テープMが巻き取られた状態となっており、また、磁気
テープMの引き出し部M3の内側には巻取リールT側か
らガイドローラ3、キャプスタン15、T側ローディン
グアーム9、S側ローディングアーム8、ガイドローラ
2が当接している。また、ローディングアーム48の先
端に取り付けられたガイドポール49はこの引き出し面
M3の内側近傍に配設された状態となっている。
【0026】このように、初期状態において、T側およ
びS側ローディングアーム9,8は、シャフトホルダ案
内溝12,11の右端に移動しており、かつローディン
グアーム47は反時計方向に揺動してローディングアー
ム48の縁部がカムガイドポール7に当接することによ
り、ローディングアーム47,48の揺動が制止されて
いる。また、ピンチローラ14はキャプスタン15から
離れている。
【0027】次に、前述した昇降機構Fにより第2記録
再生部Cが下降し、その後図4において、ローディング
用モータ41が回動し、この回動力はプーリ42、ベル
ト44、プーリ43、ラックギヤ45、ピニオンギャ4
6を介してローデイングアーム47に伝達され、ローデ
ィングアーム47を時計方向に揺動させる。ローディン
グアーム47の揺動に伴い、ローディングアーム48お
よびガイドポール49も同方向に移動し、前記ガイドポ
ール49の移動に伴って磁気テープMの引き出し面M3
がカセットの側方(図4の下方向)の第2記録再生部C
を縦断する位置まで引き出される。なお、ローディング
アーム48は、ローディングアーム47の側面に形成さ
れた突起部(ストッパ)47bにより反時計方向への揺
動が制限される。
【0028】続いて、T側ローディングアーム9および
S側ローディングアーム8は、それぞれシャフトホルダ
案内溝12,11に沿って左方向に移動し、磁気テープ
Mが第1記録再生用ドラム10にローディングされる。
同時に、A/Cヘッド13が磁気テープMの外側から当
接し、ピンチローラ14とキャプスタン15とで磁気テ
ープMが押圧される。
【0029】次に、前述した昇降機構Fにより第2記録
再生部Cが第1記録再生部Bと同じ高さまで上昇し、第
2記録再生部Cがテープパスに配置される。また、図1
において、S側ローディングアーム25およびT側ロー
ディングアーム27が、それぞれシャフトホルダ案内溝
31,32に沿って右方向に移動し、磁気テープMが第
2記録再生用ドラム26にローディングされる。同時
に、テンションアーム6,23を介してF/Eヘッド2
4が磁気テープMの外側から当接するとともに、A/C
ヘッド28が磁気テープMの外側から当接する。さら
に、ピンチローラ29とキャプスタン30、およびカム
ガイドポール7の近傍に設けられた図示しないバックテ
ンション制御用のピンチローラやキャプスタンで磁気テ
ープMが押圧され、ローディングは完了する。
【0030】ローディングは完了後に、図示しないテー
プ駆動用モータが磁気テープMを供給リールS側から巻
取リールT側に駆動し、第1及び第2記録再生用ドラム
10,26により映像が記録または再生される。
【0031】一方、アンローディング動作はローディン
グ動作の逆となる。図1において、まず第2記録再生用
ドラム26から磁気テープMが外され、続いて第1記録
再生ドラム10から磁気テープMが外された後、昇降機
構Fにより第2記録再生部Cが下降し、最後にローディ
ングアーム47が反時計方向に揺動し、カムガイドポー
ル7にローディングアーム48の縁部が当接することに
より、ローディングアーム47の動きでガイドポール4
9が前述した初期状態の位置(図3)に配置される。
【0032】ところで、請求項1の発明は、ローディン
グアーム48先端のガイドポール49により磁気テープ
Mが第2記録再生部Cを縦断する位置まで引き出され、
かつ磁気テープMが第1記録再生用ドラム10および第
2記録用ドラム26にローディングされるまでの構成が
該当する。
【0033】請求項1の発明によれば、1本のテープパ
スに対し2箇所の記録再生部B,Cが設けられるため、
録画後に巻戻しすることなく直ちに再生したり、一定の
時間差で異なる映像を2つのディスプレイ等に表示させ
ることが可能となる。従って、簡単な操作で録画した内
容を即再生することが可能となる他、一定の時間差で前
後の映像を表示することも可能となるため、ゴルフのフ
ォーム研究等に利用することができる。
【0034】請求項2の発明は、第2記録再生部Cに設
けたピンチローラ33とキャプスタン34とが該当す
る。第2記録再生部Cの復路側テープパスM2に磁気テ
ープMを両側から押圧して駆動するピンチローラ33と
キャプスタン34とを設けたので、第1記録再生用ドラ
ム10で記録再生する際のバックテンションを制御する
ことができる。また、同第2記録再生部Cの往路側テー
プパスM1と第1記録再生部Bの往路側テープパスM1
にそれぞれテンションアーム23,6を設けることによ
り第2記録再生用ドラム26で記録再生する際のバック
テンションを制御することができる。
【0035】請求項3の発明は、第2記録再生部Cに設
けた昇降機構Fが該当する。第2記録再生部Cを昇降可
能としたため、第3ローディング機構がローディングお
よびアンローディングされている間は第2記録再生部C
を下降させて磁気テープパスから外すことができる。従
って、第3ローディング機構による磁気テープMの引き
出しおよび収納を円滑に行うことができ、また磁気テー
プMが周囲に接触して磁気テープMが傷つくのを防ぐこ
とができる。
【0036】請求項4の発明は、第2記録再生用ドラム
26を記録用として用い、第1記録再生用ドラム10を
再生用として用いた構成が該当する。この発明によれ
ば、第2記録再生部で記録した内容を巻戻し操作をする
ことなく直ちに第1記録再生部で再生することができ
る。従って、巻戻しの時間を待つ必要がなく、しかも操
作が簡単化されるため、特に、ゴルフ、野球等のスイン
グ、動作を録画し、直ちに再生させるのに好適である。
【0037】請求項5の発明は、第1記録再生部Bと第
2記録再生部C間のテープパスの途中に磁気テープMを
一時収納するテープストック部Eを設けた構成が該当す
る。例えば、第2記録再生部Cで記録した直後の磁気テ
ープを一時テープストック部Eに収納しておけば、その
収納した分の時間だけ第1記録再生部Bで再生開始する
のを遅らせることができる。すなわち、記録した画像を
たとえば5秒後に再生したい場合は、5秒間分の磁気テ
ープをこのテープストック部に収納させるようにすれば
よい。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1本の磁気テ
ープのテープパスに2系統の記録再生部が設けられるた
め、一方の記録再生装置で記録を行い、他方の記録再生
装置で再生を行えば、その都度巻戻し操作等をしなくて
も記録した内容を直ちに再生することができる。また、
両方の記録再生装置で再生を行い、それぞれ別個のディ
スプレイ等で映像表示を行えば一定の時間差で前後の異
なる映像を表示することも可能となるため、ゴルフ、ボ
ーリング、各種スポーツのフォーム研究等に新たな可能
性をもたらすことができる。
【0039】請求項2の発明によれば、第2記録再生部
に第1記録再生部のバックテンション付与機構を設けた
ため、第1記録再生部において安定した記録または再生
を行うことができる。
【0040】請求項3の発明によれば、第2記録再生部
に昇降機構を設けたため、第3ローディング機構が作動
している間は第2記録再生部を磁気テープパスから外す
ことができる。従って、第3ローディング機構による磁
気テープの引き出しおよび収納を円滑に行うことがで
き、また磁気テープが周囲に接触して傷つくのを防止す
ることができる。
【0041】請求項4の発明によれば、第2記録再生部
で記録した内容を巻戻し操作をすることなく直ちに第1
記録再生部で再生することができる。
【0042】請求項5の発明によれば、第1記録再生部
と第2記録再生部間のテープパスの途中に磁気テープを
一時収納するテープストック部を設けたため、ストック
させた分だけ再生開始を遅らせることができる。すなわ
ち、記録した映像等をたとえば5秒後にディスプレイに
表示させたい場合は、5秒間分の磁気テープをこのテー
プストック部に収納させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時間差磁気記録再生装置の外観平
面図
【図2】本発明に係る時間差磁気記録再生装置の昇降機
構の外観側面図
【図3】本発明に係る時間差磁気記録再生装置の初期状
態における外観平面図
【図4】本発明に係る時間差磁気記録再生装置のローデ
ィング途中における外観平面図
【符号の説明】
1…時間差磁気記録再生装置、8,9…第1ローデイン
グ機構、10…第1記録再生用ドラム、26…第2記録
再生用ドラム、25,27…第2ローディング機構、3
3…ピンチローラ、34…キャプスタン、47,48…
ローディングアーム、49…ガイドポール、A…カセッ
トハウジング、B…第1記録再生部、C…第2記録再生
部、D…第3ローディング機構、E…テープストック
部、F…昇降機構、M…磁気テープ、V…ビデオカセッ
ト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを収納したカセットを装着す
    るカセットハウジング部と、このカセットハウジング部
    の前方に設けられ第1ローディング機構を有する第1記
    録再生部と、前記カセットハウジング部の側方に設けら
    れ第2ローディング機構を有する第2記録再生部と、前
    記カセットハウジング部に装着され、記録再生位置にあ
    る前記カセットの磁気テープの内側に挿入され、前記磁
    気テープを前記第2記録再生部の近傍に導くための第3
    ローディング機構とを設け、まず前記第3ローディング
    機構が前記カセット内の磁気テープを前記カセットの側
    方に引き出し、次に前記第1ローディング機構により前
    記第1記録再生部に前記磁気テープをローディングし、
    最後に前記第2ローディング機構により前記第2記録再
    生部に前記磁気テープをローディングして前記第1記録
    再生部と前記第2記録再生部とに記録再生したことを特
    徴とする時間差磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第2記録再生部に前記第1記録再生
    部のバックテンション付与機構を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の時間差磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2記録再生部に昇降機構を設け、
    前記磁気テープが前記第3ローディング機構によりロー
    ディングおよびアンローディングされている間は、前記
    第2記録再生部がテープパスから外されていることを特
    徴とする請求項1記載の時間差磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2記録再生部で前記磁気テープに
    記録し、この記録した信号を前記第1記録再生部で再生
    したことを特徴とする請求項1記載の時間差磁気記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 前記第1記録再生部と前記第2記録再生
    部間のテープパスの途中に前記磁気テープを一時収納す
    るテープストック部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の時間差磁気記録再生装置。
JP6172860A 1994-07-25 1994-07-25 時間差磁気記録再生装置 Pending JPH0836704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6172860A JPH0836704A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 時間差磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6172860A JPH0836704A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 時間差磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0836704A true JPH0836704A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15949643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6172860A Pending JPH0836704A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 時間差磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0836704A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010187379A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Japan Create:Kk 携帯型表示装置
JP2011193515A (ja) * 2011-05-09 2011-09-29 Nec Casio Mobile Communications Ltd 携帯端末装置及びプログラム

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JP2011193515A (ja) * 2011-05-09 2011-09-29 Nec Casio Mobile Communications Ltd 携帯端末装置及びプログラム

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