JPH08325156A - ステビオール配糖体含有皮膚外用剤及び飲食品 - Google Patents
ステビオール配糖体含有皮膚外用剤及び飲食品Info
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- JPH08325156A JPH08325156A JP7159971A JP15997195A JPH08325156A JP H08325156 A JPH08325156 A JP H08325156A JP 7159971 A JP7159971 A JP 7159971A JP 15997195 A JP15997195 A JP 15997195A JP H08325156 A JPH08325156 A JP H08325156A
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Abstract
及び浴用剤又は飲食品を提供することを目的とする。 【構成】ステビール配糖体を1種又は2種以上含有する
抗アレルギー剤、更に皮膚外用剤及び浴用剤又は飲食
品。 【効果】アレルギー性やアトピー性、接触性の様々な皮
膚炎症、又は、湿疹、肌荒れ、皮膚のかゆみ、カサツキ
などの予防並びにその改善に有効で、更に安全性も高い
ものである。
Description
ビオール配糖体を1種又は2種以上含有する抗アレルギ
ー剤、並びに医薬品・医薬部外品或は化粧品分野の各種
皮膚外用剤・浴用剤及び飲食品への応用に関するもので
ある。
(動物用に使用する製剤も含む)全般において利用で
き、具体的には、アンプル状、カプセル状、丸剤、錠剤
状、粉末状、顆粒状、固形状、液状、ゲル状或いは気泡
性の1)医薬品類、2)医薬部外品類、3)食品類、4)局所又
は全身用の皮膚化粧品類、5)頭皮・頭髪に適用する薬用
及び/又は化粧用の製剤類(例えば、シャンプー剤、リ
ンス剤、トリートメント剤、パーマネント液、整髪料、
ヘアートニック剤、育毛・養毛料など)、6)浴湯に投じ
て使用する浴用剤などが上げられる。
ム、キャンデー等)やかまぼこ、ちくわなどの加工水産
ねり製品、ソーセージ、ハムなどの畜産製品、洋菓子
類、和菓子類、生めん、中華めん、ゆでめん、ソバなど
のめん類、ソース、醤油、タレ、砂糖、ハチミツ、粉末
あめ、水あめなどの調味料、カレー粉、からし粉、コシ
ョウ粉などの香辛料、ジャム、マーマレード、チョコレ
ートスプレッド、漬物、そう菜、ふりかけや、各種野菜
・果実の缶詰・瓶詰など加工野菜・果実類、チーズ、バ
ター、ヨーグルトなど乳製品、果実ジュース、野菜ジュ
ース、乳清飲料、清涼飲料、酒類などの飲料、その他、
健康食品など一般的な飲食品類への使用が上げられる。
I〜III型(即時型)アレルギー、IV型(遅延型)アレ
ルギーに分類されており、I型アレルギーの発症頻度が
最も高い。このI型アレルギーの作用機序は、好塩基球
や肥満細胞がIgE抗体と細胞表面で強く結合し、この
IgE抗体に抗原が結合するとその結果、生じたヒスタ
ミンやプロスタグランジン、ロイコトリエン、セロトニ
ン等のケミカルメディエーターを細胞外に放出し、抗原
の他の組織への拡散を抑制したり、抗原の除去を容易に
する。しかし、この反応が生体に障害を与えることによ
ってアレルギーが発現するのである。
粉アレルギーが上げられるが、これはある種の花粉に対
して、特異的に反応するIgE抗体を産生する人が同じ
花粉と接触すると鼻や目が痒くなり、更に粘膜に炎症が
起こると鼻水や涙の分泌が盛んになるので、最近では非
常に問題になっている。
スホリパーゼA2酵素が活性化されるが、この酵素は細
胞の構成成分であるリン脂質からアラキドン酸を切り出
し、更にアラキドン酸がリポキシゲナーゼ酵素の作用を
受けてロイトコリエンへ変換、又、同様にシクロオキシ
ゲナーゼ酵素の作用を受けてプロスタグランジンに変換
すると言われ、このアラキドン酸代謝反応(図1)は、
最終的にロイトコリエン、プロスタグランジン共に炎症
に関与するケミカルメディエーターを生成するので、従
って、アラキドン酸の代謝活性を抑制する物質は、様々
な要因による抗アレルギー剤として利用でき、最近では
子供から大人に発症すると言われるアトピー性皮膚炎等
の治療剤として有効的なものと考えられている。
(即時型)アレルギーとは別に、IV型(遅延型)アレル
ギー反応があり、この反応は活性化したT細胞が抗原と
反応して、抗原を排除する際に起こる反応で、体内で活
性化されたT細胞が再び同じ抗原と反応すると、種々の
炎症性のリンホカインを放出(図2)し、これらが更
に、細胞性免疫に関与し、マクロファージやリンパ球が
反応局所に集ったり、又、マクロファージの遊走を阻止
したり、血管透過性の亢進などを引き起こし、様々なリ
ンホカインの複合的作用が炎症を起こすと言われてい
る。尚、遅延型アレルギーはアレルゲンの侵入から数時
間たってようやく障害反応が現れはじめ、その後も反応
はゆっくりと進行し最高の強さになるまでに24〜48時間
程度かかるもので、その皮膚症状は、発赤、腫脹、硬
結、局所への単核球湿潤を特徴とする接触皮膚炎が良く
知られている。
ウイルス等)が侵入した局所に障害的な病変を起こして
も、抗原の全身への侵入を防ぎ、抗原を排除するという
観点からは、体の防御反応の現れであるが、しかしなが
ら、最近アレルギー症状を訴える人が非常に増加し、内
因的、局所的又は全身的な症状を引き起こしている。
又、近年の食事文化・環境変化、医薬品や化粧品の発展
などによって、様々な種類のアレルギー性質が存在し、
例えば、食餌アレルギー、花粉アレルギー、薬剤アレル
ギー、接触アレルギーが良く知られるが、これらのアレ
ルギー症状は人々にとって大きな苦痛を与える結果にな
っているのが現状である。
の遊離を抑制する薬物、遊離されたケミカルメディエー
ターに対して拮抗作用を示す薬物、又、IgE抗体産生
を特異的に抑制する薬物等、多数の抗アレルギー剤が開
発されている。しかしながら、これらの抗アレルギー剤
は効力が十分でなかったり、安全性、副作用の面で問題
点があった。
ラグアイ原産の多年草植物:ステビア(ステヒ゛ア レハ゛ウテ゛ィア
ナ ヘ゛ルトニー:Stevia rebaudiana Bertoni(Compositae:キ
ク科))の葉などの成分として知られ、葉から抽出精製
されたステビオール配糖体は、白色〜淡黄色の粉末で、
甘味料の原料として使用されている。
用に関する刊行物としては、1:特開昭48−1843
9(歯磨組成物にステビオサイドを添加し、苦味の防
止)、2:特開昭51−63953(ステビア抽出物の
抗菌性による食品保存法)3:特開昭58−21910
5(乳化助剤としてステビオサイドを配合皮膚または毛
髪化粧料:乳化の安定性)、4:特開平3−15132
1(ステビア濃縮発酵液の浴用剤)などが報告されてい
る。
利用は、上記に示した如く、ほとんどが飲食物の甘味
料、また、化粧品の乳化安定性を目的としたものであ
り、作用・効果については、まだまだ知られていないの
が現状であり、そこで、本発明者らはステビオール配糖
体独自の新規、有用利用とその作用に関する検討、追求
を試み鋭意研究を進めてきた。
み、抗アレルギー剤として有用のある様々な植物または
成分を開発のテーマとし、ステビア中に含まれるステビ
オール配糖体にアラキドン酸の代謝活性抑制作用及び接
触皮膚炎抑制作用を有することを以て、即時型〜遅延型
のアレルギーを抑制する抗アレルギー剤を見出し、更に
皮膚炎症(例えば、発赤、湿疹、浮腫、腫脹)、かゆ
み、肌荒れ、皮膚のカサツキの予防並びにその改善に有
効で、安全性の高い皮膚外用剤及び浴用剤又は飲食品を
提供することをもって、本発明を完成するに至った。
糖体はジテルペンのSteviolの配糖体で下記、化1及び
表1に示す構造を成している。尚、ステビオール配糖体
は、一般的な市販品を用いても良く、公知な製造法又は
化学的合成法によって得られたステビオール配糖体でも
使用可能であり、更にステビオール配糖体を含有するス
テビア抽出物などステビオール配糖体を含有するものも
であれば使用可能であり、必ずしも純品である必要はな
い。更にステビオール配糖体は、これらをそのまま、或
は溶媒として有機溶媒、水又は熱水を用いたり、必要に
応じて、有機溶媒又は水との混合溶媒に溶解させた状態
でも使用でき、有機溶媒抽出と水抽出とが組み合わされ
た状態でも使用することができる。尚、有機溶媒として
はメタノール、エタノール、n−ブタノール、アセト
ン、クロロホルム、酢酸エチル、n−ヘキサン、1,3
−ブチレングリコール、プロピレングリコールなどが上
げられる。尚、ステビオール配糖体には抗アレルギー作
用を有することは全く知られていない。
いが、通常、常温〜常圧下での溶媒の沸点の範囲であれ
ば良く、抽出後は濾過又はイオン交換樹脂を用い、吸着
・脱色・精製して溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状
とすれば良い。更に多くの場合は、そのままの状態で利
用できるが、必要ならば、その効力に影響のない範囲で
更に脱臭、脱色等の精製処理を加えても良く、脱臭・脱
色等の精製処理手段としては、活性炭カラムなどを用い
れば良く、抽出物質により一般的に適用される通常の手
段を任意に選択して行えば良い。
抗アレルギー剤として利用できる他、皮膚外用剤及び浴
用剤又は飲食品へ配合できるが、その配合量としては特
に規定するものではないが、、抗アレルギー剤、化粧料
又は飲食品の種類、品質、期待される作用の程度によっ
て若干異なるが、通常、0.005重量%以上(以下、
重量%で表わす)好ましくは1〜40%が良い。尚、配
合量が0.005%より少ないと効果が充分期待できな
い。
及び浴用剤又は飲食品は、前記の必須成分に加え必要に
応じ、本発明の効果を損なわない範囲内で、医薬品類、
医薬部外品類、化粧品類、飲食品類などの製剤に使用さ
れる成分や添加剤を併用して製造することができる。
油,ウイキョウ油,エゴマ油,オリブ油,オレンジ油,
オレンジラファー油,ゴマ油,カカオ脂,カミツレ油,
カロット油,キューカンバー油,牛脂,牛脂脂肪酸,ク
クイナッツ油,サフラワー油,大豆油,ツバキ油,トウ
モロコシ油,ナタネ油,パーシック油,ヒマシ油,綿実
油,落花生油,タートル油,ミンク油,卵黄油,カカオ
脂,パーム油,パーム核油,モクロウ,ヤシ油,牛脂,
豚脂,硬化油,硬化ヒマシ油など)
ウ,ラノリン,液状ラノリン,還元ラノリン,硬質ラノ
リン,カンデリラロウ,モンタンロウ,セラックロウな
ど)
フィン,オゾケライド,セレシン,マイクロクリスタン
ワックス,ポリエチレン末,スクワレン,スクワラン,
プリスタンなど)
ルミチン酸,ステアリン酸,ベヘン酸,オレイン酸,1
2-ヒドロキシステアリン酸,ウンデシレン酸,トール
油,ラノリン脂肪酸などの天然脂肪酸、イソノナン酸,
カプロン酸,2−エチルブタン酸,イソペンタン酸,2
−メチルペンタン酸,2−エチルヘキサン酸,イソペン
タン酸などの合成脂肪酸)
ール,ラウリルアルコール,セタノール,ステアリルア
ルコール,オレイルアルコール,ラノリンアルコール,
コレステロール,フィトステロールなどの天然アルコー
ル、2−ヘキシルデカノール,イソステアリルアルコー
ル,2−オクチルドデカノールなどの合成アルコー
ル)、更に、多価アルコール類(酸化エチレン,エチレ
ングリコール,ジエチレングリコール,トリエチレング
リコール,エチレングリコールモノエチルエーテル,エ
チレングリコールモノブチルエーテル,ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル,ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル,ポリエチレングリコール,酸化プロピ
レン,プロピレングリコール,ポリプロピレングリコー
ル,1,3−ブチレングリコール,グリセリン,バチル
アルコール,ペンタエリトリトール,ソルビトール,マ
ンニトール,ブドウ糖,ショ糖など)
パルミチン酸イソプロピル,ステアリン酸ブチル,ラウ
リン酸ヘキシル,ミリスチン酸ミリスチル,オレイン酸
オレイル,オレイン酸デシル,ミリスチン酸オクチルド
デシル,ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル,乳酸セチ
ル,乳酸ミリスチル,フタル酸ジエチル,フタル酸ジブ
チル,酢酸ラノリン,モノステアリン酸エチレングリコ
ール,モノステアリン酸プロピレングリコール,ジオレ
イン酸プロピレングリコールなど)
ム,ステアリン酸マグネシウム,ステアリン酸亜鉛,ス
テアリン酸カルシウム,パルミチン酸亜鉛,ミリスチン
酸マグネシウム,ラウリン酸亜鉛,ウンデシレン酸亜鉛
など)
ゴム,ベンゾインゴム,ダンマルゴム,グアヤク脂,ア
イルランド苔,カラヤゴム,トラガントゴム,キャロブ
ゴム,クインシード,寒天,カゼイン,デキストリン,
ゼラチン,ペクチン,デンプン,カラギーナン,カルボ
キシアルキルキチン又はキトサン,ヒドロキシアルキル
キチン又はキトサン,低分子キトサン,キトサン塩,硫
酸化キチンまたはキトサン,リン酸化キチン又はキトサ
ン,アルギン酸及びその塩,ヒアルロン酸及びその塩,
コンドロイチン硫酸,ヘパリン,エチルセルロース,メ
チルセルロース,カルボキシメチルセルロース,カルボ
キシエチルセルロース,カルボキシエチルセルロースナ
トリウム,ヒドロキシエチルセルロース,ヒドロキシプ
ロピルセルロース,ニトロセルロース,結晶セルロー
ス,ポリビニルアルコール,ポリビニルメチルエーテ
ル,ポリビニルピロリドン,ポリビニルメタアクリレー
ト,ポリアクリル酸塩,ポリエチレンオキサイドやポリ
プロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド又
はその架橋重合物,カルボキシビニルポリマー,ポリエ
チレンイミンなど)
ン酸塩,スルホン酸塩,硫酸エステル塩,リン酸エステ
ル塩)」、「カチオン界面活性剤(アミン塩,四級アン
モニウム塩)」、「両性界面活性剤:カルボン酸型両性
界面活性剤(アミノ型,ベタイン型),硫酸エステル型
両性界面活性剤,スルホン酸型両性界面活性剤,リン酸
エステル型両性界面活性剤」、「非イオン界面活性剤
(エーテル型非イオン界面活性剤,エーテルエステル型
非イオン界面活性剤,エステル型非イオン界面活性剤,
ブロックポリマー型非イオン界面活性剤,含窒素型非イ
オン界面活性剤)」、「その他の界面活性剤(天然界面
活性剤,タンパク質加水分解物の誘導体,高分子界面活
性剤,チタン・ケイ素を含む界面活性剤,フッ化炭素系
界面活性剤)」
レチナール(ビタミンA1),デヒドロレチナール(ビ
タミンA2),カロチン,リコピン(プロビタミン
A)」、「ビタミンB群:チアミン塩酸塩,チアミン硫
酸塩(ビタミンB1),リボフラビン(ビタミンB2),
ピリドキシン(ビタミンB6),シアノコバラミン(ビ
タミンB12),葉酸類,ニコチン酸類,パントテン酸
類,ビオチン類,コリン,イノシトール類」、「ビタミ
ンC群:アスコルビン酸及びその誘導体」、「ビタミン
D群:エルゴカルシフェロール(ビタミンD2),コレ
カルシフェロール(ビタミンD3),ジヒドロタキステ
ロール」、「ビタミンE群:トコフェロール及びその誘
導体,ユビキノン類」、「ビタミンK群:フィトナジオ
ン(ビタミンK1),メナキノン(ビタミンK2),メナ
ジオン(ビタミンK3),メナジオール(ビタミン
K4)」やその他、フェルラ酸,γ−オリザノールなど
ン,トレオニン,メチオニン,フェニルアラニン,トリ
プトファン,リジン,グリシン,アラニン,アスパラギ
ン,グルタミン,セリン,システイン,シスチン,チロ
シン,プロリン,ヒドロキシプロリン,アスパラギン
酸,グルタミン酸,ヒドロキシリジン,アルギニン,オ
ルニチン,ヒスチジンなどや,それらの硫酸塩,リン酸
塩,硝酸塩,クエン酸塩,あるいはピロリドンカルボン
酸の如きアミノ酸誘導体など)
(植物類にあっては、水,有機溶媒(エタノール,プロ
ピレングリコール,1,3−ブチレングリコールなど)
の1種又は2種以上の混液で抽出されたエキスが望まし
い。又,動物組織にあっては,前記植物と同法により得
られるエキスの他,組織を加水分解して得られたエキス
などであっても良い。これらは保湿成分として,或いは
これまでに知られる種々の美容効果,医療的効果を目的
として用いられる。)、例えば,アセンヤク(阿仙薬),
アシタバ,アセロラ,アルテア,アルニカ,アボカド,
アマチャ(甘茶),アロエ,アロエベラ,イラクサ,イチ
ョウ(銀杏葉,銀杏),ウイキョウ(茴香),ウコン(鬱
金),ウスバサイシン(細辛),ウメ(烏梅),ウラジロガ
シ,ウワウルシ,ノイバラ(営実),ヒキオコシ(延命
草),オウギ(黄耆),コガネバナ(オウゴン),ヤマザク
ラ(桜皮),キハダ(黄柏),オウレン(黄連),オタネニン
ジン(人参),オトギリソウ(弟切草),オドリコソウ,オ
ランダガラシ,オレンジ,イトヒメハギ(遠志),ウツボ
グサ(夏枯草),ツルドクダミ(何首烏),エンジュ(槐
花),ヨモギ(ガイ葉),ガジュツ(莪朮),クズ(葛根),
カノコソウ(吉草根),カミツレ,キカラスウリ(瓜呂
根),カワラヨモギ(茵チン蒿),カンゾウ(甘草),フキ
タンポポ(款冬花,款冬葉),キイチゴ,キウイ果実,
キキョウ(桔梗),キク(菊花),キササゲ(梓実),ミカン
属植物果実(枳実),タチバナ(橘皮),キュウリ,ウドま
たはシシウド(羌活,独活),アンズ(杏仁),クコ(地骨
皮,枸杞子,枸杞葉),クララ(苦参),クスノキ,クマ
ザサ,グレープフルーツ果実,ニッケイ(桂皮),ケイガ
イ(ケイガイ),エビスグサ(決明子),マルバアサガオ又
はアサガオ(ケン牛子),,ベニバナ(紅花),ゴバイシ
(五倍子),コンフリー、コパイバ、クチナシ(山梔子),
ゲンチアナ,ホオノキ(厚朴),ヒナタイノコズチ(牛
膝),ゴシュユ(呉茱萸),ゴボウ,チョウセンゴミシ(五
味子),米,米ぬか,コムギ,ミシマサイコ(柴胡),サ
フラン,サボンソウ,サンザシ(山ザ子),サンショウ
(山椒),サルビア,サンシチニンジン(三七人参),シイ
タケ(椎茸),ジオウ(地黄),シクンシ(使君子),ムラ
サキ(紫根),シソ(紫蘇葉,紫蘇子),カキ(柿蒂),シャ
クヤク(芍薬),オオバコ(車前子,車前草),ショウガ
(生姜),ショウブ(菖蒲),トウネズミモチ(女貞子),シ
モツケソウ,シラカバ,スイカズラ(金銀花,忍冬),セ
イヨウキヅタ,セイヨウノコギリソウ,セイヨウニワト
コ,アズキ(赤小豆),ニワトコ(接骨木),ゼニアオイ,
センキュウ(川キュウ),センブリ(当薬),クワ(桑白
皮,桑葉),ナツメ(大棗),ダイズ,タラノキ,チクセ
ツニンジン(竹節人参),ハナスゲ(知母),ワレモコウ
(地楡),ドクダミ(十薬),フユムシナツクサタケ(冬虫
夏草),トウガラシ,ホオズキ(登呂根),タチジャコウ
ソウ,リョクチャ(緑茶),コウチャ(紅茶),チョウジ
(丁子),ウンシュウミカン(陳皮),ツバキ,ツボクサ,
トウガラシ(番椒),トウキ(当帰),トウキンセンカ,ダ
イダイ(橙皮),ワレモコウ(地楡),トウモロコシ(南蛮
毛),トチュウ(杜仲,杜仲葉),トマト,ナンテン(南天
実),ニンニク(大サン),オオムギ(麦芽),ハクセン(白
蘚皮),ジャノヒゲ(麦門冬),パセリ,バタタ,ハッカ
(薄荷),ハマメリス,バラ,ビワ葉(枇杷葉),マツホド
(茯リョウ),ブドウまたはその葉,ヘチマ,ボダイジ
ュ,ボタン(牡丹皮),ホップ,マイカイ(マイ瑰花),松
葉,マロニエ,マンネンロウ,ムクロジ,メリッサ,メ
リロート,ボケ(木瓜),モヤシ,モモ(桃仁,桃葉),ヒ
オウギ(射干),ビンロウジュ(檳ロウ子),メハジキ(益
母草),ヤグルマギク,ユキノシタ(虎耳草),ヤマモモ
(楊梅皮),ヤシャブシ(矢車),ハトムギ(ハトムギ,
ヨクイニン),モウコヨモギ,ヤマヨモギ,ラベンダ
ー,リンゴ果実,マンネンタケ(霊芝),レモン果実,レ
ンギョウ(連翹),レンゲソウ,ゲンノショウコ(老鸛
草),ハシリドコロ(ロート根),鶏トサカ,牛・人の胎
盤抽出物,豚・牛の胃,十二指腸,或いは腸の抽出物若
しくはその分解物,水溶性コラーゲン,水溶性コラーゲ
ン誘導体,コラーゲン加水分解物,エラスチン,エラス
チン加水分解物,水溶性エラスチン誘導体,シルク蛋
白,シルク蛋白分解物,牛血球蛋白分解物など)
エキス,亜鉛含有酵母エキス,ゲルマニウム含有酵母エ
キス,セレン含有酵母エキス,マグネシウム含有酵母エ
キス,米醗酵エキス,ユーグレナ抽出物,脱脂粉乳の乳
酸発酵物など)やα−ヒドロキシ酸(グリコール酸,ク
エン酸,リンゴ酸,酒石酸,乳酸など)
ム,タルク,カオリン,ベントナイト,マイカ,雲母チ
タン,オキシ塩化ビスマス,酸化ジルコニウム,酸化マ
グネシウム,酸化亜鉛,酸化チタン,炭酸カルシウム,
炭酸マグネシウム,黄酸化鉄,ベンガラ,黒酸化鉄,グ
ンジョウ,酸化クロム,水酸化クロム,カーボンブラッ
ク,カラミンなど)
体,サルチル酸誘導体,アントラニル酸誘導体,クマリ
ン誘導体,アミノ酸系化合物,ベンゾトリアゾール誘導
体,テトラゾール誘導体,イミダゾリン誘導体,ピリミ
ジン誘導体,ジオキサン誘導体,カンファー誘導体,フ
ラン誘導体,ピロン誘導体,核酸誘導体,アラントイン
誘導体,ニコチン酸誘導体,ビタミンB6誘導体,オキ
シベンゾン,ベンゾフェノン,グアイアズレン,シコニ
ン,バイカリン,バイカレイン,ベルベリンなど)
酸,アラントイン,塩化亜鉛,硫酸亜鉛,酸化亜鉛,カ
ラミン,p−フェノールスルホン酸亜鉛,硫酸アルミニ
ウムカリウム,レソルシン,塩化第二鉄,タンニン酸な
ど)
テアリン酸エステル,トコフェロール及びそのエステル
誘導体,ノルジヒドログアセレテン酸,ブチルヒドロキ
シトルエン(BHT),ブチルヒドロキシアニソール
(BHA),パラヒドロキシアニソール,没食子酸プロ
ピル,セサモール,セサモリン,ゴシポールなど)
ン,カオリン,サリチル酸,サリチル酸ナトリウム,サ
リチル酸メチル,アセチルサリチル酸,塩酸ジフェンヒ
ドラミン,d又はdl−カンフル,ヒドロコルチゾン,
グアイアズレン,カマズレン,マレイン酸クロルフェニ
ラミン,グリチルリチン酸及びその塩,グリチルレチン
酸及びその塩など)
化ベンザルコニウム,塩化ベンゼトニウム,塩化メチル
ロザニリン,クレゾール,グルコン酸カルシウム,グル
コン酸クロルヘキシジン,スルファミン,マーキュロク
ロム,ラクトフェリン又はその加水分解物など)
ソキノリニウム液,ジンクピリチオン,ビフェナミン,
チアントール,カスタリチンキ,ショウキョウチンキ,
トウガラシチンキ,塩酸キニーネ,強アンモニア水,臭
素酸カリウム,臭素酸ナトリウム,チオグリコール酸な
ど)
ム,アンバーグリスなどの天然動物性香料、アニス精
油,アンゲリカ精油,イランイラン精油,イリス精油,
ウイキョウ精油,オレンジ精油,カナンガ精油,カラウ
ェー精油,カルダモン精油,グアヤクウッド精油,クミ
ン精油,黒文字精油,ケイ皮精油,シンナモン精油,ゲ
ラニウム精油,コパイババルサム精油,コリアンデル精
油,シソ精油,シダーウッド精油,シトロネラ精油,ジ
ャスミン精油,ジンジャーグラス精油,杉精油,スペア
ミント精油,西洋ハッカ精油,大茴香精油,チュベロー
ズ精油,丁字精油,橙花精油,冬緑精油,トルーバルサ
ム精油,バチュリー精油,バラ精油,パルマローザ精
油,檜精油,ヒバ精油,白檀精油,プチグレン精油,ベ
イ精油,ベチバ精油,ベルガモット精油,ペルーバルサ
ム精油,ボアドローズ精油,芳樟精油,マンダリン精
油,ユーカリ精油,ライム精油,ラベンダー精油,リナ
ロエ精油,レモングラス精油,レモン精油,ローズマリ
ー精油,和種ハッカ精油などの植物性香料、その他合成
香料など)
素,アカネ色素,アナトー色素,イカスミ色素,ウコン
色素,エンジュ色素,オキアミ色素,柿色素,カラメ
ル,金,銀,クチナシ色素,コーン色素,タマネギ色
素,タマリンド色素,スピルリナ色素,ソバ全草色素,
チェリー色素,海苔色素,ハイビスカス色素,ブドウ果
汁色素,マリーゴールド色素,紫イモ色素,紫ヤマイモ
色素,ラック色素,ルチンなど)
ス,ガラクトース,キシロース,マンノース,麦芽糖,
蜂蜜,ブドウ糖,ミラクリン,モネリンなど)
コラバミン,酵母,小麦胚芽,卵黄粉末,ヘミセルロー
ス,ヘム鉄など)
ー,マーガリン,粉乳,ホエー,練乳など)
封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清
涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分
解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖
蛋白質及びその分解物、血流促進剤、消炎剤・抗アレル
ギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創傷治療剤、増泡
剤、増粘剤、口腔用剤、消臭・脱臭剤、苦味料、調味
料、酵素などが上げられ、本発明の抗アレルギー剤と今
日までに知られている抗炎症剤・抗アレルギー作用を有
する成分との併用によっては、相加的及び相乗的な抗ア
レルギー・抗炎症作用が期待できる。
用剤及び浴用剤又は飲食品の剤型は任意であり、アンプ
ル状、カプセル状、丸剤、錠剤状、粉末状、顆粒状、固
形状、液状、ゲル状、気泡状、乳液状、クリーム状、軟
膏状、シート状などの医薬品類、医薬部外品類、皮膚・
頭髪用化粧品類及び浴用剤、飲食品類に配合して用いる
ことができる。
剤、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイ
ル、パックなどの基礎化粧料、洗顔料や皮膚洗浄料、シ
ャンプー、リンス、ヘアートリートメント、整髪料、パ
ーマ剤、ヘアートニック、染毛料、育毛・養毛料などの
頭髪化粧料、ファンデーション、口紅、頬紅、アイシャ
ドウ、アイライナー、マスカラなどのメークアップ化粧
料、香水類、浴用剤、その他、歯磨き類、口中清涼剤・
含嗽剤、液臭・防臭防止剤、衛生綿類、ウエットティシ
ュなどが上げられる。
ム、キャンデー等)やかまぼこ、ちくわなどの加工水産
ねり製品、ソーセージ、ハムなどの畜産製品、洋菓子
類、和菓子類、生めん、中華めん、ゆでめん、ソバなど
のめん類、ソース、醤油、タレ、砂糖、ハチミツ、粉末
あめ、水あめなどの調味料、カレー粉、からし粉、コシ
ョウ粉などの香辛料、ジャム、マーマレード、チョコレ
ートスプレッド、漬物、そう菜、ふりかけや、各種野菜
・果実の缶詰・瓶詰など加工野菜・果実類、チーズ、バ
ター、ヨーグルトなど乳製品、果実ジュース、野菜ジュ
ース、乳清飲料、清涼飲料、酒類などの飲料、その他、
健康食品など一般的な飲食品類への使用が上げられる。
レルギー剤、又は皮膚外用剤及び浴用剤又は飲食品への
添加の方法については、予め加えておいても、製造途中
で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すれば良
い。
が、本発明がこれらに制約されるものではない。
脂質が破壊されてアラキドン酸が遊離し、各種酵素の作
用を受けて化学伝達物質の1つであるプロスタグランジ
ン、ロイコトリエンに代謝され、その結果、各種のアレ
ルギー症状を発現する。従って、このアラキドン酸の代
謝活性を抑制する作用を有する物質は抗アレルギー剤と
しての利用が期待できる。本試験では、ステビオシド及
びステビオシド・レバウディオサイド−A・ズルコサイ
ド−Bの混合物水溶液を処方し、新納らの方法(「3,4-
Dihydroxychalcone類のマウスアラキドン酸耳浮腫に対
する作用」:日本薬学会第113年会)を参照して、その
作用の検討を行った。 (試験方法) a.試料 ステビオシドを2,000mg/kg及び各々ステビオシド:レバ
ウディオサイド−A:ズルコサイド−B=1:18:1
混合物を2,000mg/kg含有する水溶液を経口投与した。
尚、陽性対照としてインドメタシンを20mg/kg含有する
水溶液を経口投与した。 b.経口投与における浮腫腫脹率の測定 上記の水溶液をあらかじめアラキドン酸塗布の約1時間
前にマウス(Slc:ICR系雌性マウス,約6週齢)に経口
にてゾンデ以て投与した。次に、アセトンに溶解した5
W/W%アラキドン酸(SIGMA製)20μlを塗布し、1時間
後耳介をパンチ切除(直径5.0mm)した。同様に左側耳
介も切除を行い、左右耳介の重量差よりアラキドン酸耳
浮腫腫脹率を測定した。判定はブランクとして精製水の
みを投与した対照群の耳浮腫腫脹率と比較して耳浮腫抑
制率を算出した。尚、試験にはマウスを8〜9匹使用し
た。
ビオール配糖体は経口投与によるアラキドン酸代謝活性
抑制作用を有することが確認された。 尚、インドメタ
シンも強いアラキドン酸代謝活性抑制作用を確認した
が、マウスに胃腸障害を引き起こす副作用が報告されて
いる。
リンパ球は、再び同一抗原に接触すると、マクロファー
ジやリンパ球を活性化させる種々のリンホカインを放出
し、炎症反応を引き起こす。従って、再び同一抗原に対
して起こる一連の炎症反応を抑制するような物質は遅延
型アレルギー剤としての利用が期待できる。本試験で
は、ステビオシド及びステビオシド・レバウディオサイ
ド−A・ズルコサイド−Bの混合物を含有する親水軟膏
を処方し、中村らの方法(日薬理誌,76,595(1980))に
準じて、オキサゾロン(oxazolone)誘発接触皮膚炎反応
に対する、その作用の検討を行った。
ド−A:ズルコサイド−B=1:4:1の混合物を1重
量%になる量を含有する親水軟膏を常法により製造、使
用した。尚、陽性対照としてグリチルリチンジカリウム
を10重量%になる量を含有する親水軟膏を使用した。 b.経皮投与における浮腫腫脹率の測定 まず、マウス(Slc:ICR系雌性マウス,約6週齢)の剪
毛腹部皮膚にエタノールに溶解した3W/W%オキサゾロ
ン(Aldrich製)0.1mlを塗布し、6日後右側耳介皮膚の両
面にアセトンに溶解した3W/W%オキサゾロン20μlを
塗布により惹起した。その約24時間後にオキサゾロン
を塗布した耳介をパンチ切除(直径5.0mm)し、同様に
左側耳介も切除を行い、左右耳介の重量の差より腫脹率
を測定し、接触皮膚炎抑制試験を行った。尚、上記の軟
膏剤を惹起の約3,2,1時間前と惹起の約17,18
時間後の計5回右側耳介に塗布し、惹起直前及び惹起後
約19時間目に軟膏剤を拭き取る。判定は右側耳介に基
剤のみを塗布した対照群と比較し抑制率を求めた。尚、
試験にはマウスを8〜9匹使用した。
ビオール配糖体は経皮投与において、陽性対照のグリチ
ルリチンジカリウムに比べ、強い接触皮膚炎抑制作用を
有することが確認された。
サイド−Bの各々50W/W%水溶液を作成し、背部を剪
毛した日本白色家兎(雌性,1群3匹,体重2.3kg前
後)の皮膚に適用した。判定は、適用後24,48,72時間に
一次刺激性の評点法にて紅斑及び浮腫を指標として行っ
た。その結果は、すべての動物において、何等、紅斑及
び浮腫を認めず陰性と判定された。
ズルコサイド−Bの各々50W/W%水溶液を作成し、側
腹部を剪毛したハートレー系モルモット(雌性,1群3
匹,体重320g前後)の皮膚に1日1回、週5回,0.5ml
/匹を塗布した。塗布は2週に渡って行い、剪毛は各週
の最終塗布日に行った。判定は、各塗布日及び最終塗布
日の翌日に一次刺激性の評点法にて紅斑及び浮腫を指標
として行った。その結果は、すべての動物において、2
週間に渡って何等、紅斑及び浮腫を認めず陰性と判定さ
れた。
ズルコサイド−Bを試験前、4時間絶食させたddy系マ
ウス(雄性及び雌性,1群5匹,5週齢)に 2,000mg/
kg量経口投与し、毒性症状の発現、程度などを経時的に
観察した。その結果、すべてのマウスにおいて14日間何
等異状を認めず、又、解剖の結果も異状がなかった。よ
って、LD50は2,000mg/kg以上と判定された。
の製造 上記の評価結果に従い、以下にその処方例を示すが、各
処方例は各製品の製造における常法により製造したもの
で良く、配合量のみを示した。又、本発明はこれらに限
定されるわけではない。
用剤を実際に使用した場合の効果について検討を行っ
た。使用テストは乾燥ぎみの肌や湿疹,じんましん,ア
トピー性皮膚炎などの皮膚疾患で悩む2〜30歳の10
名をパネラーとし、毎日、朝と夜の2回、洗顔後に処方
例1の乳液の適量を顔面に3ヶ月に渡って塗布すること
により行った。
する浴用剤についても、乾燥ぎみの肌や湿疹,じんまし
ん,アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患で悩む、1〜65
歳の20名を対象に、3ヶ月間、必ず1日1回適量の浴
用剤を溶解させた浴湯に入浴してもらい、使用テストを
実施した。対照には、乳液,浴用剤からステビール配糖
体を除いたものを同様な方法にて処方したものを用い
た。又、評価方法は下記の基準にて行い、結果は表4の
ごとくで表中の数値は人数を表す。尚、使用期間中に皮
膚の異常を訴えた者はなかった。
肌、肌荒れが改善された。 やや有効:湿疹などの炎症に伴う赤みやかゆみ、乾燥
肌、肌荒れがやや改善された。 無 効:使用前と変化なし。
ビール配糖体含有皮膚外用剤及び浴用剤の使用は、湿疹
による炎症、かゆみ、乾燥肌、肌荒れなどの皮膚疾患の
改善に対して、良好な効果が確認された。
した場合の効果について検討を行った。使用テストは乾
燥ぎみの肌や湿疹,じんましん,アトピー性皮膚炎など
の皮膚疾患で悩む5〜40歳の10名をパネラーとし、
毎日、朝と夜の2回、処方例13のクッキー5枚(ステヒ゛
オシト゛約75mg含有)を3ヶ月に渡って飲食してもらった。
ものを同様な方法にて処方したものを用いた。又、評価
方法は下記の基準にて行い、結果は表5のごとくで表中
の数値は人数を表す。尚、使用期間中に異常を訴えた者
はなかった。
肌、肌荒れが改善された。 やや有効:湿疹などの炎症に伴う赤みやかゆみ、乾燥
肌、肌荒れがやや改善された。 無 効:使用前と変化なし。
ビール配糖体含有食品の使用は、湿疹による炎症、かゆ
み、乾燥肌、肌荒れなどの皮膚疾患の改善に対して、良
好な効果が確認された。
ン酸の代謝活性抑制作用及び接触皮膚炎抑制作用を有
し、人又は動物に対して内用又は外用しても安全なもの
である。従って、抗アレルギー剤として利用でき、湿
疹、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花
粉症等の各種アレルギー性疾患の予防、治療に有効的で
ある。更に、あらゆる形態の製剤(医薬品類、医薬部外
品類、化粧品類、食品類)への応用も可能であり、本発
明のステビール配糖体含有皮膚外用剤及び浴用剤又は飲
食品は、アレルギー性の皮膚炎症(例えば、発赤、湿
疹、浮腫、腫脹など)やアトピー性皮膚炎、接触性皮膚
炎、更に、湿疹、肌荒れ、皮膚のカサツキ、かゆみ、な
どといったトラブルを有する皮膚・頭皮に対して、その
予防及び改善を目的として使用することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】ステビオール配糖体を1種又は2種以上含
有することを特徴とする抗アレルギー剤。 - 【請求項2】ステビオール配糖体を1種又は2種以上含
有することを特徴とする皮膚外用剤及び浴用剤。 - 【請求項3】ステビオール配糖体を1種又は2種以上含
有することを特徴とする飲食品。
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