JPH08324757A - チェーンコンベア - Google Patents
チェーンコンベアInfo
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- JPH08324757A JPH08324757A JP13146795A JP13146795A JPH08324757A JP H08324757 A JPH08324757 A JP H08324757A JP 13146795 A JP13146795 A JP 13146795A JP 13146795 A JP13146795 A JP 13146795A JP H08324757 A JPH08324757 A JP H08324757A
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- chain
- conveyor
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- chain conveyor
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 短時間で容易に所定の長さ・幅・高さで製造
することができるとともに、チェーンに付着した木屑等
の付着物が床面に散乱する等の不都合を防止し、さらに
付着物を容易に取除くことができるようにする。 【構成】 並設された複数のコンベアユニット5を有
し、コンベアユニット5が、側フレーム7と、側フレー
ム7の前後端の一方に設けられた、モーター18及び駆
動ホイール20を有する駆動ユニット8と、側フレーム
7の前後端の他方に設けられた従動ホイール32及び付
着物除去ブラシ37を有する従動ユニット9と、両ホイ
ール20、32に掛け渡されたチェーン10とを有して
いる。
することができるとともに、チェーンに付着した木屑等
の付着物が床面に散乱する等の不都合を防止し、さらに
付着物を容易に取除くことができるようにする。 【構成】 並設された複数のコンベアユニット5を有
し、コンベアユニット5が、側フレーム7と、側フレー
ム7の前後端の一方に設けられた、モーター18及び駆
動ホイール20を有する駆動ユニット8と、側フレーム
7の前後端の他方に設けられた従動ホイール32及び付
着物除去ブラシ37を有する従動ユニット9と、両ホイ
ール20、32に掛け渡されたチェーン10とを有して
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動ホイール及び従動
ホイール間に掛け渡されたチェーンの駆動によって物品
を搬送するチェーンコンベアに関する。
ホイール間に掛け渡されたチェーンの駆動によって物品
を搬送するチェーンコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チェーンコンベアは、設置場所・
被搬送物の大きさ等に対応して長さ・幅・高さ等を個別
に設計し、その設計に基づいて基枠を製造し、その基枠
に軸受・ホイール・モーター等の必要部品・装置を組付
けていくことにより製造されていた。通常、チェーンコ
ンベアは、重量物品が載置された木製パレット等の大型
物品を搬送する際に用いられる。
被搬送物の大きさ等に対応して長さ・幅・高さ等を個別
に設計し、その設計に基づいて基枠を製造し、その基枠
に軸受・ホイール・モーター等の必要部品・装置を組付
けていくことにより製造されていた。通常、チェーンコ
ンベアは、重量物品が載置された木製パレット等の大型
物品を搬送する際に用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のチェーンコ
ンベアには以下の如き欠点があった。即ち、基枠の前後
部に軸受取付けのための貫通孔を形成したり、左右の軸
受に回転軸を回転自在に渡したり、これら回転軸にホイ
ールを嵌め止めたり、さらに、回転軸の一方にモーター
を取付けたり、要するにホイール周辺の細々とした組立
て作業をチェーンコンベア毎に行わなければならず、そ
の結果、チェーンコンベアの受注から完成までに多くの
日数を要するという欠点があった。また、被搬送物が重
量物品であるため、チェーンと木製パレットとの摩擦に
よりチェーンに木屑が付着し、この木屑がチェーンの駆
動によって広範囲の床面に散乱してしまうことがあっ
た。
ンベアには以下の如き欠点があった。即ち、基枠の前後
部に軸受取付けのための貫通孔を形成したり、左右の軸
受に回転軸を回転自在に渡したり、これら回転軸にホイ
ールを嵌め止めたり、さらに、回転軸の一方にモーター
を取付けたり、要するにホイール周辺の細々とした組立
て作業をチェーンコンベア毎に行わなければならず、そ
の結果、チェーンコンベアの受注から完成までに多くの
日数を要するという欠点があった。また、被搬送物が重
量物品であるため、チェーンと木製パレットとの摩擦に
よりチェーンに木屑が付着し、この木屑がチェーンの駆
動によって広範囲の床面に散乱してしまうことがあっ
た。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、短時間で容易に設置場所等に対応する
長さ・幅・高さで製造することができるとともに、チェ
ーンに付着した木屑等の付着物が床面に散乱する等の不
都合を防止し、さらに付着物を容易に取除くことができ
るチェーンコンベアを提供することにある。
で、その目的は、短時間で容易に設置場所等に対応する
長さ・幅・高さで製造することができるとともに、チェ
ーンに付着した木屑等の付着物が床面に散乱する等の不
都合を防止し、さらに付着物を容易に取除くことができ
るチェーンコンベアを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、並設された複数のコンベア
ユニットを有し、コンベアユニットが、側フレームと、
側フレームの前後端の一方に設けられた、駆動源及び駆
動ホイールを有する駆動ユニットと、側フレームの前後
端の他方に設けられた従動ホイール及びチェーンに対す
る付着物除去手段を有する従動ユニットと、両ホイール
に掛け渡されたチェーンとを有するチェーンコンベアと
する。
に、請求項1記載の発明は、並設された複数のコンベア
ユニットを有し、コンベアユニットが、側フレームと、
側フレームの前後端の一方に設けられた、駆動源及び駆
動ホイールを有する駆動ユニットと、側フレームの前後
端の他方に設けられた従動ホイール及びチェーンに対す
る付着物除去手段を有する従動ユニットと、両ホイール
に掛け渡されたチェーンとを有するチェーンコンベアと
する。
【0006】請求項2記載の発明では、付着物除去手段
は従動ユニット内のチェーンの折返し部の上下中央部に
おいてチェーンに対する付着物を除去するものとする。
は従動ユニット内のチェーンの折返し部の上下中央部に
おいてチェーンに対する付着物を除去するものとする。
【0007】請求項3記載の発明では、従動ユニットは
付着物除去手段によって除去された除去物を貯留する貯
留手段を有するものとする。
付着物除去手段によって除去された除去物を貯留する貯
留手段を有するものとする。
【0008】
【作用】本発明は以下の如き作用をなすものである。チ
ェーンコンベアが複数のコンベアユニットによって構成
されるとともに、コンベアユニットが、側フレーム、駆
動ユニット、従動ユニット及びチェーンによって構成さ
れているので、それらを組合わせるだけで設置場所等に
対応した長さ・幅・高さを有するチェーンコンベアを短
時間で容易に製造することができる上に、従動ユニット
内において付着物除去手段によってチェーンに対する付
着物が除去されるので、チェーンの駆動により広範囲の
床面に付着物が散乱することが防止される。また、付着
物除去手段は従動ユニット内のチェーンの折返し部の上
下中央部においてチェーンに対する付着物を除去するの
で、付着物除去手段によって除去された除去物が自然に
落下し易く除去効率がよくなる。さらに、除去物は貯留
手段によって貯留されるので、除去物が床面に散乱する
ことがないとともに、貯留手段を清掃又は交換すること
で容易に除去物を取除くことができる。
ェーンコンベアが複数のコンベアユニットによって構成
されるとともに、コンベアユニットが、側フレーム、駆
動ユニット、従動ユニット及びチェーンによって構成さ
れているので、それらを組合わせるだけで設置場所等に
対応した長さ・幅・高さを有するチェーンコンベアを短
時間で容易に製造することができる上に、従動ユニット
内において付着物除去手段によってチェーンに対する付
着物が除去されるので、チェーンの駆動により広範囲の
床面に付着物が散乱することが防止される。また、付着
物除去手段は従動ユニット内のチェーンの折返し部の上
下中央部においてチェーンに対する付着物を除去するの
で、付着物除去手段によって除去された除去物が自然に
落下し易く除去効率がよくなる。さらに、除去物は貯留
手段によって貯留されるので、除去物が床面に散乱する
ことがないとともに、貯留手段を清掃又は交換すること
で容易に除去物を取除くことができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
るが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限
定されるものではない。尚、本明細書において、前とは
図1右側を、後とは同図左側をいい、左とは図1紙面裏
側を、右とは同表側をいう。
るが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限
定されるものではない。尚、本明細書において、前とは
図1右側を、後とは同図左側をいい、左とは図1紙面裏
側を、右とは同表側をいう。
【0010】チェーンコンベア1は、チェーンコンベア
1の設置場所・被搬送物の大きさ等に対応して設計され
・組立て構成された所定の長さ・幅・高さの基枠3と、
この基枠3の上部左右部に取付けられた左右一対のコン
ベアユニット5とを有している。前記基枠3は、ボルト
・ナット・連結部材等を利用して、溶接等の作業なく、
分解可能なように組立てられている。前記コンベアユニ
ット5は、後述の側フレーム7に形成されたT形溝14
(本明細書において、T形溝14とは、開口縁部に相互
に対向する張り出し縁が形成された溝をいい、断面形状
がT字状の溝以外のものであっても開口縁部に相互に対
向する張り出し縁が形成されたものを含むものであ
る。)にナット片23を挿入し、このナット片23に、
基枠3に形成された貫通孔を通じてボルト24をねじ嵌
めることによって、基枠3に分解可能なように固定され
ている。
1の設置場所・被搬送物の大きさ等に対応して設計され
・組立て構成された所定の長さ・幅・高さの基枠3と、
この基枠3の上部左右部に取付けられた左右一対のコン
ベアユニット5とを有している。前記基枠3は、ボルト
・ナット・連結部材等を利用して、溶接等の作業なく、
分解可能なように組立てられている。前記コンベアユニ
ット5は、後述の側フレーム7に形成されたT形溝14
(本明細書において、T形溝14とは、開口縁部に相互
に対向する張り出し縁が形成された溝をいい、断面形状
がT字状の溝以外のものであっても開口縁部に相互に対
向する張り出し縁が形成されたものを含むものであ
る。)にナット片23を挿入し、このナット片23に、
基枠3に形成された貫通孔を通じてボルト24をねじ嵌
めることによって、基枠3に分解可能なように固定され
ている。
【0011】前記コンベアユニット5は、長手方向を前
後方向に向けた側フレーム7と、この側フレーム7の前
後端の一方に設けられた駆動ユニット8と、側フレーム
7の前後端の他方に設けられた従動ユニット9と、後述
の駆動ホイール20と従動ホイール30に掛け渡された
チェーン10とを有している。
後方向に向けた側フレーム7と、この側フレーム7の前
後端の一方に設けられた駆動ユニット8と、側フレーム
7の前後端の他方に設けられた従動ユニット9と、後述
の駆動ホイール20と従動ホイール30に掛け渡された
チェーン10とを有している。
【0012】前記側フレーム7は、アルミニウム等の金
属製押出型材によって構成されており、前後方向に長い
多数のT形溝14を有している。
属製押出型材によって構成されており、前後方向に長い
多数のT形溝14を有している。
【0013】前記駆動ユニット8は、ホイール用開口1
7を有するケーシング16と、このケーシング16に回
転軸19の軸心を左右方向に向けるようにして取付けら
れた減速機及びブレーキ装置を有する正逆回転自在なモ
ーター18と、前記回転軸19にホイール用開口17か
ら上部が露出するようにして嵌め止められた駆動ホイー
ル20と、ケーシング16の所要部を覆うカバー21と
を有している。前記ケーシング16及びカバー21は、
T形溝14にナット片23を挿入し、このナット片23
に、ケーシング16、カバー21に形成された貫通孔を
通じてボルト24をねじ嵌めることによって、側フレー
ム7に分解可能なように固定されている。尚、ここでご
注目戴きたいのは、モーター18、駆動ホイール20は
ケーシング16に組付けられていることである。
7を有するケーシング16と、このケーシング16に回
転軸19の軸心を左右方向に向けるようにして取付けら
れた減速機及びブレーキ装置を有する正逆回転自在なモ
ーター18と、前記回転軸19にホイール用開口17か
ら上部が露出するようにして嵌め止められた駆動ホイー
ル20と、ケーシング16の所要部を覆うカバー21と
を有している。前記ケーシング16及びカバー21は、
T形溝14にナット片23を挿入し、このナット片23
に、ケーシング16、カバー21に形成された貫通孔を
通じてボルト24をねじ嵌めることによって、側フレー
ム7に分解可能なように固定されている。尚、ここでご
注目戴きたいのは、モーター18、駆動ホイール20は
ケーシング16に組付けられていることである。
【0014】前記従動ユニット9は、ホイール用開口2
8及び前後方向に長い長孔29を有するケーシング27
と、このケーシング27の長孔29に前後動自在に嵌め
られた、軸心を左右方向に向けたホイール軸30と、こ
のホイール軸30にホイール用開口28から上部が露出
するようにしてベアリング31を介して回転自在に嵌め
られた従動ホイール32と、ケーシング27の所要部を
覆うカバー36とを有している。前記ホイール軸30
に、長孔29の縁部を挟持する左右一対の挟持部材3
3、挟持部材34が設けられている。側面開放の箱状の
挟持部材34は、ボルト35によって長孔29の縁部に
強く押し付けられるようになされている。前記ボルト3
5は、挟持部材34に形成された貫通孔を通じてホイー
ル軸30のねじ孔にねじ嵌められている。
8及び前後方向に長い長孔29を有するケーシング27
と、このケーシング27の長孔29に前後動自在に嵌め
られた、軸心を左右方向に向けたホイール軸30と、こ
のホイール軸30にホイール用開口28から上部が露出
するようにしてベアリング31を介して回転自在に嵌め
られた従動ホイール32と、ケーシング27の所要部を
覆うカバー36とを有している。前記ホイール軸30
に、長孔29の縁部を挟持する左右一対の挟持部材3
3、挟持部材34が設けられている。側面開放の箱状の
挟持部材34は、ボルト35によって長孔29の縁部に
強く押し付けられるようになされている。前記ボルト3
5は、挟持部材34に形成された貫通孔を通じてホイー
ル軸30のねじ孔にねじ嵌められている。
【0015】また、前記従動ユニット9は、チェーン1
0に付着した木屑等の付着物を除去する付着物除去ブラ
シ37を有している。付着物除去ブラシ37は、先端部
が従動ユニット9内のチェーン10の折返し部の上下中
央部に接触するように、カバー36の内側面に組付けら
れている。このような構成によって、チェーン10が駆
動することにより、チェーン10に付着した木屑等の付
着物は付着物除去ブラシ37によって掻き落とされる。
掻き落とされた除去物は、下方に落下しケーシング27
の底面上に堆積する。ケーシング27の底面上に堆積し
た除去物は、ケーシング27を定期的に清掃又は交換す
ることで容易に取除くことができる。
0に付着した木屑等の付着物を除去する付着物除去ブラ
シ37を有している。付着物除去ブラシ37は、先端部
が従動ユニット9内のチェーン10の折返し部の上下中
央部に接触するように、カバー36の内側面に組付けら
れている。このような構成によって、チェーン10が駆
動することにより、チェーン10に付着した木屑等の付
着物は付着物除去ブラシ37によって掻き落とされる。
掻き落とされた除去物は、下方に落下しケーシング27
の底面上に堆積する。ケーシング27の底面上に堆積し
た除去物は、ケーシング27を定期的に清掃又は交換す
ることで容易に取除くことができる。
【0016】前記駆動ホイール20及び従動ホイール3
2に掛け渡されたチェーン10の上下の直線部10a
は、合成樹脂製の断面凸字状のガイドレール38に載っ
ている。前記ガイドレール38は、側フレーム7のT形
溝14に嵌められ上方に抜けないようになされるととも
に、前後端がケーシング16及びケーシング27の当接
部39に当たっていて、前後方向にもずれ動かないよう
になされている。要するに、ガイドレール38はねじ等
を使用することなく、側フレーム7に固定されているも
のである。
2に掛け渡されたチェーン10の上下の直線部10a
は、合成樹脂製の断面凸字状のガイドレール38に載っ
ている。前記ガイドレール38は、側フレーム7のT形
溝14に嵌められ上方に抜けないようになされるととも
に、前後端がケーシング16及びケーシング27の当接
部39に当たっていて、前後方向にもずれ動かないよう
になされている。要するに、ガイドレール38はねじ等
を使用することなく、側フレーム7に固定されているも
のである。
【0017】前記ケーシング27及びカバー36は、ケ
ーシング16及びカバー21と同様の手段によって、側
フレーム7に分解可能なように固定されている。尚、こ
こでご注目戴きたいのは、ホイール軸30、ベアリング
31、従動ホイール32、挟持部材33及び挟持部材3
4はケーシング27に、付着物除去ブラシ37はカバー
36に組付けられていることである。
ーシング16及びカバー21と同様の手段によって、側
フレーム7に分解可能なように固定されている。尚、こ
こでご注目戴きたいのは、ホイール軸30、ベアリング
31、従動ホイール32、挟持部材33及び挟持部材3
4はケーシング27に、付着物除去ブラシ37はカバー
36に組付けられていることである。
【0018】前記従動ユニット9には、ガイドレール3
8に所定のテンションを与えるためのテンション装置で
ある調節ねじ42が設けられている。この調節ねじ42
は、軸心を前後方向に向けるようにして、挟持部材34
用の、側面形状コ字状のガイド部材45の貫通孔、ケー
シング27に形成された耳孔43の貫通孔、ホイール軸
30及び挟持部材34に形成された貫通孔に嵌められ、
ホイール軸30及び挟持部材34を貫通して後方に突出
した部分にナット44がねじ嵌められている。このナッ
ト44は、ホイール軸30とは別部材であるが、ホイー
ル軸30に調節ねじ42が螺合された状態と実質的に同
様の構成とするためのものであるから、このような場合
も、「調節ねじがホイール軸に螺合された構成」に含ま
れるものである。このような場合によって、調節ねじ4
2をナット44にねじ嵌めるように回転させることによ
ってチェーン10のテンションを高め、逆の回転によっ
てチェーン10のテンションを緩めることができる。
8に所定のテンションを与えるためのテンション装置で
ある調節ねじ42が設けられている。この調節ねじ42
は、軸心を前後方向に向けるようにして、挟持部材34
用の、側面形状コ字状のガイド部材45の貫通孔、ケー
シング27に形成された耳孔43の貫通孔、ホイール軸
30及び挟持部材34に形成された貫通孔に嵌められ、
ホイール軸30及び挟持部材34を貫通して後方に突出
した部分にナット44がねじ嵌められている。このナッ
ト44は、ホイール軸30とは別部材であるが、ホイー
ル軸30に調節ねじ42が螺合された状態と実質的に同
様の構成とするためのものであるから、このような場合
も、「調節ねじがホイール軸に螺合された構成」に含ま
れるものである。このような場合によって、調節ねじ4
2をナット44にねじ嵌めるように回転させることによ
ってチェーン10のテンションを高め、逆の回転によっ
てチェーン10のテンションを緩めることができる。
【0019】
【実施例の効果】本実施例では、チェーン10に付着し
た木屑等の付着物を除去するために単にブラシを設置す
るだけでよいので、構造が簡単であるとともに、ケーシ
ング27及びカバー36によって従動ユニット9のほぼ
全面が覆われているので、除去物は周囲気流に影響され
ずにケーシング27の底面上の狭い範囲に集中して落下
するので、除去物の定期的清掃が特に容易に行える。
た木屑等の付着物を除去するために単にブラシを設置す
るだけでよいので、構造が簡単であるとともに、ケーシ
ング27及びカバー36によって従動ユニット9のほぼ
全面が覆われているので、除去物は周囲気流に影響され
ずにケーシング27の底面上の狭い範囲に集中して落下
するので、除去物の定期的清掃が特に容易に行える。
【0020】
(1)ナット44を無くして、ホイール軸30又は挟持
部材34にねじ孔を形成し、このねじ孔に調節ねじ42
をねじ嵌めることもよく、また、耳片43にねじい孔を
構成し、このねじ孔に調節ねじ42を嵌め、調節ねじ4
2の後端に抜け止め座金を嵌めるようにしてもよい。 (2)テンション装置は、チェーン10に当たる、ケー
シング27に位置調節自在に設けられたテンションホイ
ール等であってもよい。 (3)本発明のチェーンコンベアは無人搬送車等に設置
することもできることはいうまでもない。 (4)駆動源はモーター以外であってよい。 (5)コンベアユニット5は、3つ以上あってもよい。 (6)付着物除去ブラシ37は、ケーシング27に組付
けられてもよい。 (7)付着物除去ブラシ7でなく、エアー吹付け等によ
りエンドレス搬送帯10に対する付着物を除去するよう
にしてもよい。 (8)除去物をケーシング27の底面上に落下させるこ
とにより貯留するのではなく、従動ユニット9下部に取
外し可能な回収用トレーを設け、そのトレー上に除去物
を落下させて貯留するようにしてもよい。
部材34にねじ孔を形成し、このねじ孔に調節ねじ42
をねじ嵌めることもよく、また、耳片43にねじい孔を
構成し、このねじ孔に調節ねじ42を嵌め、調節ねじ4
2の後端に抜け止め座金を嵌めるようにしてもよい。 (2)テンション装置は、チェーン10に当たる、ケー
シング27に位置調節自在に設けられたテンションホイ
ール等であってもよい。 (3)本発明のチェーンコンベアは無人搬送車等に設置
することもできることはいうまでもない。 (4)駆動源はモーター以外であってよい。 (5)コンベアユニット5は、3つ以上あってもよい。 (6)付着物除去ブラシ37は、ケーシング27に組付
けられてもよい。 (7)付着物除去ブラシ7でなく、エアー吹付け等によ
りエンドレス搬送帯10に対する付着物を除去するよう
にしてもよい。 (8)除去物をケーシング27の底面上に落下させるこ
とにより貯留するのではなく、従動ユニット9下部に取
外し可能な回収用トレーを設け、そのトレー上に除去物
を落下させて貯留するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のような構成によって以下
のような効果を奏する。請求項1記載の発明では、チェ
ーンコンベアが複数のコンベアユニットによって構成さ
れるとともに、コンベアユニットが、側フレーム、駆動
ユニット、従動ユニット及びエンドレス搬送帯によって
構成されているので、それらを組合わせるだけで設置場
所等に対応した長さ・幅・高さを有するチェーンコンベ
アを短時間で容易に製造することができる上に、従動ユ
ニットが付着物除去手段を有しているので、チェーンに
対する付着物が従動ユニット内で除去されて広範囲の床
面に散乱することがない。
のような効果を奏する。請求項1記載の発明では、チェ
ーンコンベアが複数のコンベアユニットによって構成さ
れるとともに、コンベアユニットが、側フレーム、駆動
ユニット、従動ユニット及びエンドレス搬送帯によって
構成されているので、それらを組合わせるだけで設置場
所等に対応した長さ・幅・高さを有するチェーンコンベ
アを短時間で容易に製造することができる上に、従動ユ
ニットが付着物除去手段を有しているので、チェーンに
対する付着物が従動ユニット内で除去されて広範囲の床
面に散乱することがない。
【0022】請求項2記載の発明では、付着物除去手段
は従動ユニット内のチェーンの折返し部の上下中央部に
おいてチェーンに対する付着物を除去するので、折返し
部の上部において付着物が除去される場合のように除去
物がチェーン上に落下したり、折返し部の下部において
付着物が除去される場合のように付着物除去手段によっ
て除去物の落下が妨げられるという不都合がなく、付着
物除去手段によって除去された除去物が自然に落下し易
く除去効率がよくなる。
は従動ユニット内のチェーンの折返し部の上下中央部に
おいてチェーンに対する付着物を除去するので、折返し
部の上部において付着物が除去される場合のように除去
物がチェーン上に落下したり、折返し部の下部において
付着物が除去される場合のように付着物除去手段によっ
て除去物の落下が妨げられるという不都合がなく、付着
物除去手段によって除去された除去物が自然に落下し易
く除去効率がよくなる。
【0023】請求項3記載の発明では、除去物は貯留手
段によって貯留されるので、除去物が床面に散乱するこ
とがないとともに、貯留手段を清掃又は交換することで
容易に除去物を取除くことができる。
段によって貯留されるので、除去物が床面に散乱するこ
とがないとともに、貯留手段を清掃又は交換することで
容易に除去物を取除くことができる。
【図1】本発明の実施例を示す簡略断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図2のA部分拡大図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】図4のVII−VII線断面図である。
【図8】図2のB部分の一部破砕拡大図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図8のX−X線拡大断面図である。
1 チェーンコンベア 5 コンベアユニット 7 側フレーム 8 駆動ユニット 9 従動ユニット 10 チェーン 18 モーター(駆動源) 20 駆動ホイール 27 ケーシング(従動側) 32 従動ホイール 36 カバー(従動側) 37 付着物除去ブラシ
Claims (3)
- 【請求項1】 並設された複数のコンベアユニットを有
し、コンベアユニットが、側フレームと、側フレームの
前後端の一方に設けられた、駆動源及び駆動ホイールを
有する駆動ユニットと、側フレームの前後端の他方に設
けられた従動ホイール及びチェーンに対する付着物除去
手段を有する従動ユニットと、両ホイールに掛け渡され
たチェーンとを有するチェーンコンベア。 - 【請求項2】 付着物除去手段は従動ユニット内のチェ
ーンの折返し部の上下中央部においてチェーンに対する
付着物を除去する請求項1記載のチェーンコンベア。 - 【請求項3】 従動ユニットは付着物除去手段によって
除去された除去物を貯留する貯留手段を有する請求項1
又は2記載のチェーンコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13146795A JPH08324757A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | チェーンコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13146795A JPH08324757A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | チェーンコンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324757A true JPH08324757A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15058650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13146795A Pending JPH08324757A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | チェーンコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08324757A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001253532A (ja) * | 2000-03-09 | 2001-09-18 | Satake Corp | 無端チェーンコンベア清掃装置 |
JP2007230712A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Daio Paper Corp | ログ搬送装置 |
CN108887957A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-27 | 白家乐 | 一种中小学生书写板 |
JP2019168166A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社ノダ | 単板乾燥装置 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13146795A patent/JPH08324757A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001253532A (ja) * | 2000-03-09 | 2001-09-18 | Satake Corp | 無端チェーンコンベア清掃装置 |
JP2007230712A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Daio Paper Corp | ログ搬送装置 |
JP2019168166A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社ノダ | 単板乾燥装置 |
CN108887957A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-27 | 白家乐 | 一种中小学生书写板 |
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