JPH08306931A - 連続的にドーピングされたチャネル内領域を有するマルチチャネル構造を備えるアレイの形成 - Google Patents
連続的にドーピングされたチャネル内領域を有するマルチチャネル構造を備えるアレイの形成Info
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- JPH08306931A JPH08306931A JP35478695A JP35478695A JPH08306931A JP H08306931 A JPH08306931 A JP H08306931A JP 35478695 A JP35478695 A JP 35478695A JP 35478695 A JP35478695 A JP 35478695A JP H08306931 A JPH08306931 A JP H08306931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続的にドーピングされたチャネル内領域を
有するマルチチャネル構造を備えるアレイを形成する。 【解決手段】 チャネル内領域の各々がドーパント粒子
の連続分布を有するように、そして、チャネルを通る逆
ゲートバイアス漏洩電流を制御すると共にチャネルを通
るオン電流を大きくは減少しないドーパント粒子の分布
を全チャネル内領域が有するように、各チャネル内領域
にドーパント粒子を注入する。
有するマルチチャネル構造を備えるアレイを形成する。 【解決手段】 チャネル内領域の各々がドーパント粒子
の連続分布を有するように、そして、チャネルを通る逆
ゲートバイアス漏洩電流を制御すると共にチャネルを通
るオン電流を大きくは減少しないドーパント粒子の分布
を全チャネル内領域が有するように、各チャネル内領域
にドーパント粒子を注入する。
Description
【0001】
【従来の技術】フアング(Huang)の米国特許第
4,907,041号は、ミスアラインメントに対する
免疫性のあるゲート内オフセット(intra−gat
e offset)高電圧TFTを開示したものであ
る。
4,907,041号は、ミスアラインメントに対する
免疫性のあるゲート内オフセット(intra−gat
e offset)高電圧TFTを開示したものであ
る。
【0002】本発明は、TFTを使用してディスプレ
イ、センサ、又はメモリアレイ等のアレイ内のセル回路
への接続を制御する際に生じる問題を扱う。逆ゲートバ
イアス漏洩電流はゲートバイアスにより異なり、またア
レイにおけるTFT毎に異なる。
イ、センサ、又はメモリアレイ等のアレイ内のセル回路
への接続を制御する際に生じる問題を扱う。逆ゲートバ
イアス漏洩電流はゲートバイアスにより異なり、またア
レイにおけるTFT毎に異なる。
【0003】2次元(2D)アレイでは、セルのTFT
のオフ中には、そのゲートは安定した低電圧に保持され
るが、そのチャネルリードの電圧は変動する。データラ
イン上の電圧と共に変動するリードもあれば、セルのコ
ンポーネントにより蓄積された帯電レベルが変動する場
合に変動するリードもあり得る。従って、TFTが逆ゲ
ートバイアスを印加され続けたとしても、逆ゲートバイ
アス電圧の大きさは広範囲にわたって変化するおそれが
ある。1つのアレイ内の各TFTに対して異なる逆ゲー
トバイアス電圧で最小の漏洩電流が発生すれば、漏洩電
流は当該アレイにわたって不均一になるであろう。
のオフ中には、そのゲートは安定した低電圧に保持され
るが、そのチャネルリードの電圧は変動する。データラ
イン上の電圧と共に変動するリードもあれば、セルのコ
ンポーネントにより蓄積された帯電レベルが変動する場
合に変動するリードもあり得る。従って、TFTが逆ゲ
ートバイアスを印加され続けたとしても、逆ゲートバイ
アス電圧の大きさは広範囲にわたって変化するおそれが
ある。1つのアレイ内の各TFTに対して異なる逆ゲー
トバイアス電圧で最小の漏洩電流が発生すれば、漏洩電
流は当該アレイにわたって不均一になるであろう。
【0004】逆ゲートバイアス電圧が変化する問題は、
ポリシリコン(poly−Si)TFTに対して特に深
刻である。従来のポリシリコンTFTでは、漏洩電流は
逆ゲートバイアス電圧の大きさが増すにつれて指数関数
的に増大する。故に、1つのアレイ内のTFT同士の間
のわずかな差が、類似した逆ゲートバイアス信号に応答
して漏洩電流における大きな差を生むおそれがある。典
型的に各走査線は多くのTFTのゲートに接続されるの
で、バイアスを調整して最小の漏洩電流を得ることは困
難である。
ポリシリコン(poly−Si)TFTに対して特に深
刻である。従来のポリシリコンTFTでは、漏洩電流は
逆ゲートバイアス電圧の大きさが増すにつれて指数関数
的に増大する。故に、1つのアレイ内のTFT同士の間
のわずかな差が、類似した逆ゲートバイアス信号に応答
して漏洩電流における大きな差を生むおそれがある。典
型的に各走査線は多くのTFTのゲートに接続されるの
で、バイアスを調整して最小の漏洩電流を得ることは困
難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、TFTを有
するアレイにおいて逆ゲートバイアス漏洩電流を制御す
るための新技術の発見に基づくものである。この新技術
は、製造が簡単である単純なマルチチャネル構造を使用
する。この新技術は、一連のチャネルにおける各チャネ
ル内領域がドーパント粒子の適切な連続分布を有するよ
うに、ドーパント粒子を注入する。驚くべきことに、こ
の技術はTFTのオン電流を大きく減少することなく、
ポリシリコンTFTにおいてさえも逆ゲートバイアス漏
洩電流に対して優れた制御を提供する。
するアレイにおいて逆ゲートバイアス漏洩電流を制御す
るための新技術の発見に基づくものである。この新技術
は、製造が簡単である単純なマルチチャネル構造を使用
する。この新技術は、一連のチャネルにおける各チャネ
ル内領域がドーパント粒子の適切な連続分布を有するよ
うに、ドーパント粒子を注入する。驚くべきことに、こ
の技術はTFTのオン電流を大きく減少することなく、
ポリシリコンTFTにおいてさえも逆ゲートバイアス漏
洩電流に対して優れた制御を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術は、例えばLD
D構造にしたりチャネル数をより多くするといった漏洩
電流の減少に対する他の解決法に比べて、実行が安価で
あり単純であるので有利である。LDD構造は、マスキ
ング及び均一性に関する問題につながると共にオン電流
を減少するが、本発明の技術は、オン電流を減ずること
なく均一な結果を生じる方法で単純なマスクを用いて実
行することができる。LDD構造を製造するのに必要な
正確なリソグラフィ等の不確実な処理ステップは本発明
の技術には必要ない。チャネル内領域全体をカバーし、
隣接する面とわずかにオーバーラップするマスクを用い
てチャネル内領域の過度なドーピングを防止することが
できるので、正確なアラインメントは必要ない。より多
くのチャネルを設けることは、キャパシタンスを増大す
る問題につながり、デバイスのサイズを大きくせずに実
行するのが困難であるが、本発明の技術はそれにもかか
わらず有効である。
D構造にしたりチャネル数をより多くするといった漏洩
電流の減少に対する他の解決法に比べて、実行が安価で
あり単純であるので有利である。LDD構造は、マスキ
ング及び均一性に関する問題につながると共にオン電流
を減少するが、本発明の技術は、オン電流を減ずること
なく均一な結果を生じる方法で単純なマスクを用いて実
行することができる。LDD構造を製造するのに必要な
正確なリソグラフィ等の不確実な処理ステップは本発明
の技術には必要ない。チャネル内領域全体をカバーし、
隣接する面とわずかにオーバーラップするマスクを用い
てチャネル内領域の過度なドーピングを防止することが
できるので、正確なアラインメントは必要ない。より多
くのチャネルを設けることは、キャパシタンスを増大す
る問題につながり、デバイスのサイズを大きくせずに実
行するのが困難であるが、本発明の技術はそれにもかか
わらず有効である。
【0007】この技術はまた、最小の漏洩電流を得るた
めのゲートバイアスの調整を妨げる不均一性を軽減する
ので有利である。従来のポリシリコンTFTは、漏洩が
最小となるゲートバイアスを変化させるように、1つの
アレイ内で又は複数のアレイ同士間で異なる。換言すれ
ば、最適なゲートバイアスはTFT毎に、そしてアレイ
毎に異なる。しかしながら本発明の技術では、ポリシリ
コンTFTに対して最悪のケースの逆ゲートバイアス動
作条件を識別することができ、その最悪ケースの動作条
件の下での漏洩電流を、わかっている最大値未満に保持
することができれば、漏洩を最小とするゲートバイアス
はかかる不均一性により変化しない。
めのゲートバイアスの調整を妨げる不均一性を軽減する
ので有利である。従来のポリシリコンTFTは、漏洩が
最小となるゲートバイアスを変化させるように、1つの
アレイ内で又は複数のアレイ同士間で異なる。換言すれ
ば、最適なゲートバイアスはTFT毎に、そしてアレイ
毎に異なる。しかしながら本発明の技術では、ポリシリ
コンTFTに対して最悪のケースの逆ゲートバイアス動
作条件を識別することができ、その最悪ケースの動作条
件の下での漏洩電流を、わかっている最大値未満に保持
することができれば、漏洩を最小とするゲートバイアス
はかかる不均一性により変化しない。
【0008】ドーパント粒子の濃度の異なる領域同士間
にチャネル内領域が内部境界を全く含まない場合に、内
部チャネル領域はドーパント粒子の「連続分布」を有す
る。
にチャネル内領域が内部境界を全く含まない場合に、内
部チャネル領域はドーパント粒子の「連続分布」を有す
る。
【0009】1つのチャネル又は一連のチャネル又は1
つのTFTの「逆ゲートバイアス電圧」は、ゲートとソ
ースの間の電位差VGSであり、このVGSでは1つの
チャネル又は一連のチャネル又はTFTはオフとなる。
つのTFTの「逆ゲートバイアス電圧」は、ゲートとソ
ースの間の電位差VGSであり、このVGSでは1つの
チャネル又は一連のチャネル又はTFTはオフとなる。
【0010】逆ゲートバイアス漏洩電流における「動作
的限界」は、回路が使用される方法により設定される限
界である。
的限界」は、回路が使用される方法により設定される限
界である。
【0011】全ての他のパラメータが一定であると仮定
して、当該範囲において発生する最大の逆ゲートバイア
ス漏洩電流が、当該範囲において発生する最小の逆ゲー
トバイアス漏洩電流の10倍を超えない場合には、逆ゲ
ートバイアス漏洩電流は、「逆ゲートバイアス電圧の範
囲にわたって大きくは増大しない」。
して、当該範囲において発生する最大の逆ゲートバイア
ス漏洩電流が、当該範囲において発生する最小の逆ゲー
トバイアス漏洩電流の10倍を超えない場合には、逆ゲ
ートバイアス漏洩電流は、「逆ゲートバイアス電圧の範
囲にわたって大きくは増大しない」。
【0012】逆ゲートバイアス漏洩電流が、動作中に発
生する逆ゲートバイアス電圧の範囲にわたって大きくは
増大せず、逆ゲートバイアス漏洩電流における動作的限
界を全く超えないことを、1セットのチャネル内領域に
おけるドーパント濃度の分布が確実にする場合には、該
分布は「一連のチャネル又はTFTを通る逆ゲートバイ
アス漏洩電流を制御する」。
生する逆ゲートバイアス電圧の範囲にわたって大きくは
増大せず、逆ゲートバイアス漏洩電流における動作的限
界を全く超えないことを、1セットのチャネル内領域に
おけるドーパント濃度の分布が確実にする場合には、該
分布は「一連のチャネル又はTFTを通る逆ゲートバイ
アス漏洩電流を制御する」。
【0013】全ての他のパラメータが一定であると仮定
して、一連のチャネル又はTFTを通るオン電流が、少
なくともチャネルリードと同じ位の導電性となるように
ドーピングされた場合に流れるオン電流の半分の大きさ
であれば、1セットのチャネル内領域におけるドーパン
ト粒子の分布は、一連のチャネル又はTFTを通る「オ
ン電流を大きくは減少しない」。
して、一連のチャネル又はTFTを通るオン電流が、少
なくともチャネルリードと同じ位の導電性となるように
ドーピングされた場合に流れるオン電流の半分の大きさ
であれば、1セットのチャネル内領域におけるドーパン
ト粒子の分布は、一連のチャネル又はTFTを通る「オ
ン電流を大きくは減少しない」。
【0014】
【発明の実施の形態】図1のアレイ10は、第1走査線
20からM番目の走査線22までのM本の走査線と、第
1データライン24からN番目のデータライン26まで
のN本のデータラインとを含む。m番目の走査線30と
n番目のデータライン32に接続されるセル回路につい
て、より詳細に示す。
20からM番目の走査線22までのM本の走査線と、第
1データライン24からN番目のデータライン26まで
のN本のデータラインとを含む。m番目の走査線30と
n番目のデータライン32に接続されるセル回路につい
て、より詳細に示す。
【0015】図1で示されるように、アレイ10は多数
のファンクションを実行することにより製造されること
ができる。Aと示される1つのファンクションは、m番
目の走査線30と他の走査線を形成する。Bと示される
別のファンクションは、n番目のデータライン32と他
のデータラインを形成し、これは交差点34のような交
差点において走査線と交差する。
のファンクションを実行することにより製造されること
ができる。Aと示される1つのファンクションは、m番
目の走査線30と他の走査線を形成する。Bと示される
別のファンクションは、n番目のデータライン32と他
のデータラインを形成し、これは交差点34のような交
差点において走査線と交差する。
【0016】別のファンクションはセル回路を製造する
ことである。このファンクションはコンポーネント40
を生成し、該コンポーネントはn番目のデータライン3
2から信号を受信したり信号を送信したりするためのデ
ータリードを有する。さらに、C1と示されるこのファ
ンクションの一部は、n番目のデータライン32とコン
ポーネント40のデータリードとの間に接続されたチャ
ネル部分42を形成する。
ことである。このファンクションはコンポーネント40
を生成し、該コンポーネントはn番目のデータライン3
2から信号を受信したり信号を送信したりするためのデ
ータリードを有する。さらに、C1と示されるこのファ
ンクションの一部は、n番目のデータライン32とコン
ポーネント40のデータリードとの間に接続されたチャ
ネル部分42を形成する。
【0017】C2〜C3と示されるこのファンクション
の他の部分は、Q個のゲート領域44〜46を形成し、
ここでQは2以上である。ゲート領域44〜46の各々
は、チャネル50〜52のうちの1つにおいてチャネル
部分42を横切って延在する;示されるようにゲート領
域44はチャネル50においてチャネル部分42と交差
し、ゲート領域46はチャネル52においてチャネル部
分42と交差する。その結果、チャネル部分42はま
た、隣接する一対のチャネル同士の間に各々、(Q−
1)個のチャネル内領域を有する。
の他の部分は、Q個のゲート領域44〜46を形成し、
ここでQは2以上である。ゲート領域44〜46の各々
は、チャネル50〜52のうちの1つにおいてチャネル
部分42を横切って延在する;示されるようにゲート領
域44はチャネル50においてチャネル部分42と交差
し、ゲート領域46はチャネル52においてチャネル部
分42と交差する。その結果、チャネル部分42はま
た、隣接する一対のチャネル同士の間に各々、(Q−
1)個のチャネル内領域を有する。
【0018】C4と示されるこのファンクションのまた
別の部分は、当該セット中の各チャネル内領域がドーパ
ント粒子の連続分布を有し、異なるドーパント濃度を有
する領域同士の内部境界を全く含まないように、図1で
チャネル内領域54により示される(Q−1)個のチャ
ネル内領域をドーピングする。C4と示される部分は、
(Q−1)個のチャネル内領域においてドーパント粒子
を注入して、Q個のチャネルを流れる逆ゲートバイアス
漏洩電流を制御すると共に、Q個のチャネルを通るオン
電流を大きく減少しない、チャネル内領域におけるドー
パント粒子の分布を得る。
別の部分は、当該セット中の各チャネル内領域がドーパ
ント粒子の連続分布を有し、異なるドーパント濃度を有
する領域同士の内部境界を全く含まないように、図1で
チャネル内領域54により示される(Q−1)個のチャ
ネル内領域をドーピングする。C4と示される部分は、
(Q−1)個のチャネル内領域においてドーパント粒子
を注入して、Q個のチャネルを流れる逆ゲートバイアス
漏洩電流を制御すると共に、Q個のチャネルを通るオン
電流を大きく減少しない、チャネル内領域におけるドー
パント粒子の分布を得る。
【0019】別のファンクションは、適切な接続点にお
いて電気接続を形成することである。D1と示されるこ
のファンクションの1つの部分は、n番目のデータライ
ン32とチャネル部分42との間の電気接続を形成す
る。D2と示されるこのファンクションの第2の部分
は、チャネル部分42とコンポーネント40のデータリ
ードとの電気接続を形成する。D3〜D4と示されるこ
のファンクションの多くの部分は1つ以上の電気接続を
形成するので、m番目の走査線30は、ゲート領域44
〜46の各々に電気接続される。かかる接続のために、
m番目の走査線30における信号は、チャネル50〜5
2の導電率を制御する。
いて電気接続を形成することである。D1と示されるこ
のファンクションの1つの部分は、n番目のデータライ
ン32とチャネル部分42との間の電気接続を形成す
る。D2と示されるこのファンクションの第2の部分
は、チャネル部分42とコンポーネント40のデータリ
ードとの電気接続を形成する。D3〜D4と示されるこ
のファンクションの多くの部分は1つ以上の電気接続を
形成するので、m番目の走査線30は、ゲート領域44
〜46の各々に電気接続される。かかる接続のために、
m番目の走査線30における信号は、チャネル50〜5
2の導電率を制御する。
【0020】図2は、図1におけるファンクションを実
行することのできる概略的な動作のシーケンスを示す。
行することのできる概略的な動作のシーケンスを示す。
【0021】ボックス60の動作は、半導体層を堆積
し、リソグラフィによりパターン形成して、図1のチャ
ネル部分42を生成する。故にボックス60の動作は、
図1でC1と示されるファンクションを実行する。ボッ
クス60の動作はまた、データリードと、キャパシタ電
極等のコンポーネント40の他の部分とを生成すること
ができる。
し、リソグラフィによりパターン形成して、図1のチャ
ネル部分42を生成する。故にボックス60の動作は、
図1でC1と示されるファンクションを実行する。ボッ
クス60の動作はまた、データリードと、キャパシタ電
極等のコンポーネント40の他の部分とを生成すること
ができる。
【0022】ボックス62の動作は、ボックス60から
のパターン上に第1絶縁層を堆積する。次にボックス6
4の動作は、ゲート層を堆積してリソグラフィによりパ
ターン形成し、図1のゲート領域44〜46を生成す
る。従ってボックス62の動作は、図1でC2〜C3と
示されるファンクションを実行する。
のパターン上に第1絶縁層を堆積する。次にボックス6
4の動作は、ゲート層を堆積してリソグラフィによりパ
ターン形成し、図1のゲート領域44〜46を生成す
る。従ってボックス62の動作は、図1でC2〜C3と
示されるファンクションを実行する。
【0023】次にボックス66の動作は、マスクを用い
ずに低濃度のドーパントを注入する。ゲート領域44〜
46がチャネル50〜52をカバーするので、チャネル
50〜52はドーパントにさらされないが、チャネル部
分42の他の部分はチャネル内領域54を含めて低濃度
にドーピングされる。ドーパントは、結果的にチャネル
内領域におけるドーパント粒子の分布がオン電流を大き
く減ずることなくチャネル50〜52の逆ゲートバイア
ス漏洩電流を制御するように、注入される。故にボック
ス66の動作は、図1のC4と示されるファンクション
を実行する。
ずに低濃度のドーパントを注入する。ゲート領域44〜
46がチャネル50〜52をカバーするので、チャネル
50〜52はドーパントにさらされないが、チャネル部
分42の他の部分はチャネル内領域54を含めて低濃度
にドーピングされる。ドーパントは、結果的にチャネル
内領域におけるドーパント粒子の分布がオン電流を大き
く減ずることなくチャネル50〜52の逆ゲートバイア
ス漏洩電流を制御するように、注入される。故にボック
ス66の動作は、図1のC4と示されるファンクション
を実行する。
【0024】次にボックス68の動作は、感光層を堆積
してリソグラフィによりパターン形成し、高濃度にドー
ピングされることを免れるべきチャネル内領域54と他
の領域とを覆うマスクを形成する。ボックス68の動作
は次に、高濃度のドーパントを注入し、チャネル部分4
2がn番目のデータライン32に電気接続するポイント
とチャネル50との間にチャネルリードを形成し、チャ
ネル52とコンポーネント40のデータリードとの間に
もチャネルリードを形成する。故にボックス68の動作
は、チャネル部分42とコンポーネント40のデータリ
ードとの間に電気接続を形成し、それは図1のD2で示
されるファンクションである。ゲート層が半導体材料で
あれば、ボックス68の動作はゲート領域44〜46を
導電性にすることもできる。
してリソグラフィによりパターン形成し、高濃度にドー
ピングされることを免れるべきチャネル内領域54と他
の領域とを覆うマスクを形成する。ボックス68の動作
は次に、高濃度のドーパントを注入し、チャネル部分4
2がn番目のデータライン32に電気接続するポイント
とチャネル50との間にチャネルリードを形成し、チャ
ネル52とコンポーネント40のデータリードとの間に
もチャネルリードを形成する。故にボックス68の動作
は、チャネル部分42とコンポーネント40のデータリ
ードとの間に電気接続を形成し、それは図1のD2で示
されるファンクションである。ゲート層が半導体材料で
あれば、ボックス68の動作はゲート領域44〜46を
導電性にすることもできる。
【0025】ボックス70の動作は、走査線層を堆積し
てリソグラフィによりパターン形成し、M個の走査線2
0〜22を生成し、それにより図1でAと示されるファ
ンクションが達成される。故にボックス70の動作は、
ゲート領域44〜46の各々とm番目の走査線30との
間に電気接続を形成する。ゲート領域44〜46が半導
体材料で形成され、m番目の走査線30が金属である場
合には、金属/半導体インタフェースを形成することに
より電気接続が形成される。故にボックス70の動作は
また、図1でD3〜D4と示されるファンクションを実
行する。
てリソグラフィによりパターン形成し、M個の走査線2
0〜22を生成し、それにより図1でAと示されるファ
ンクションが達成される。故にボックス70の動作は、
ゲート領域44〜46の各々とm番目の走査線30との
間に電気接続を形成する。ゲート領域44〜46が半導
体材料で形成され、m番目の走査線30が金属である場
合には、金属/半導体インタフェースを形成することに
より電気接続が形成される。故にボックス70の動作は
また、図1でD3〜D4と示されるファンクションを実
行する。
【0026】ボックス72の動作は第2絶縁層を堆積す
る。次にボックス74の動作は、第1及び第2絶縁層に
おいてリソグラフィにより開口を形成し、チャネル部分
42がn番目のデータライン32に接続する接続点を露
呈する。次にボックス76の動作は、データライン層を
堆積してリソグラフィによりパターン形成し、N個のデ
ータライン24を生成し、それにより図1でBと示され
るファンクションを実行する。従ってボックス76の動
作は、チャネル部分42とn番目のデータライン32と
の間に電気接続を形成する;データライン層が金属であ
る場合には、ボックス74で形成された開口における金
属は金属/半導体インタフェースを形成する。故にボッ
クス76の動作はまた、図1でD1と示されるファンク
ションを実行する。
る。次にボックス74の動作は、第1及び第2絶縁層に
おいてリソグラフィにより開口を形成し、チャネル部分
42がn番目のデータライン32に接続する接続点を露
呈する。次にボックス76の動作は、データライン層を
堆積してリソグラフィによりパターン形成し、N個のデ
ータライン24を生成し、それにより図1でBと示され
るファンクションを実行する。従ってボックス76の動
作は、チャネル部分42とn番目のデータライン32と
の間に電気接続を形成する;データライン層が金属であ
る場合には、ボックス74で形成された開口における金
属は金属/半導体インタフェースを形成する。故にボッ
クス76の動作はまた、図1でD1と示されるファンク
ションを実行する。
【0027】図3は、図1のファンクションを実行する
ために使用されることのできる別の概略的な動作シーケ
ンスを示す。図3のシーケンスは、各チャネルの下にゲ
ート領域があり、頂上にITO層のある構造を生成す
る。
ために使用されることのできる別の概略的な動作シーケ
ンスを示す。図3のシーケンスは、各チャネルの下にゲ
ート領域があり、頂上にITO層のある構造を生成す
る。
【0028】ボックス100の動作は、走査線層を堆積
してリソグラフィによりパターン形成し、走査線を生成
し、それにより図1でAと示されるファンクションを実
行する。ボックス100の動作はまた、ゲート層を堆積
してリソグラフィによりパターン形成し、ゲート領域4
4〜46を形成し、それにより図1でC2〜C3と示さ
れるファンクションを実行する。ゲート層は走査線層と
同じであることが可能であり、この場合にはボックス1
00の動作はまた、図1でD3〜D4と示されるファン
クションも実行する;又は、ゲート層は独立した層であ
ることが可能である。走査線が金属でありゲート層が半
導体材料である場合には、走査線上にゲート層を堆積す
ると、金属/半導体インタフェースが形成され、電気接
続が形成される。故にボックス100の動作はまた、図
1でD3〜D4と示されたファンクションの少なくとも
一部を実行する。
してリソグラフィによりパターン形成し、走査線を生成
し、それにより図1でAと示されるファンクションを実
行する。ボックス100の動作はまた、ゲート層を堆積
してリソグラフィによりパターン形成し、ゲート領域4
4〜46を形成し、それにより図1でC2〜C3と示さ
れるファンクションを実行する。ゲート層は走査線層と
同じであることが可能であり、この場合にはボックス1
00の動作はまた、図1でD3〜D4と示されるファン
クションも実行する;又は、ゲート層は独立した層であ
ることが可能である。走査線が金属でありゲート層が半
導体材料である場合には、走査線上にゲート層を堆積す
ると、金属/半導体インタフェースが形成され、電気接
続が形成される。故にボックス100の動作はまた、図
1でD3〜D4と示されたファンクションの少なくとも
一部を実行する。
【0029】ボックス102の動作は、ボックス100
からのパターン上に第1絶縁層を堆積する。次にボック
ス104の動作は半導体層を堆積する。ボックス106
の動作は、ボックス104からの半導体層の上に第2絶
縁層を堆積する。
からのパターン上に第1絶縁層を堆積する。次にボック
ス104の動作は半導体層を堆積する。ボックス106
の動作は、ボックス104からの半導体層の上に第2絶
縁層を堆積する。
【0030】次にボックス110の動作は、セルフアラ
インメントされるバックサイド露光を実行して、その後
エッチングを行って第2絶縁層をリソグラフィによりパ
ターン形成すると、半導体層において各チャネル50〜
52上にアイランドが含まれることになる。ボックス1
12の動作はマスクを用いずに低濃度のドーパントを注
入するが、ボックス110からのアイランドにより各チ
ャネル50〜52の各々はドーパントにさらされない。
チャネル内領域54をその後形成するチャネル部分42
を含めて半導体層の他の部分は低濃度にドーピングさ
れ、その結果ボックス112の動作は図1でC1及びC
4と示されるファンクションを実行し始める。図2のボ
ックス66と同じように、ドーパントは、チャネル内領
域におけるドーパント粒子の連続分布がオン電流を大き
く減ずることなくチャネル50〜52における逆ゲート
バイアス漏洩電流を制御するように、注入される。
インメントされるバックサイド露光を実行して、その後
エッチングを行って第2絶縁層をリソグラフィによりパ
ターン形成すると、半導体層において各チャネル50〜
52上にアイランドが含まれることになる。ボックス1
12の動作はマスクを用いずに低濃度のドーパントを注
入するが、ボックス110からのアイランドにより各チ
ャネル50〜52の各々はドーパントにさらされない。
チャネル内領域54をその後形成するチャネル部分42
を含めて半導体層の他の部分は低濃度にドーピングさ
れ、その結果ボックス112の動作は図1でC1及びC
4と示されるファンクションを実行し始める。図2のボ
ックス66と同じように、ドーパントは、チャネル内領
域におけるドーパント粒子の連続分布がオン電流を大き
く減ずることなくチャネル50〜52における逆ゲート
バイアス漏洩電流を制御するように、注入される。
【0031】次にボックス114の動作は、感光層を堆
積してリトグラフィによりパターン形成し、チャネル内
領域54と高濃度にドーピングされることを免れるべき
他の領域とを覆うマスクを形成する。ボックス114の
動作は次に、高濃度ドーパントを注入する。チャネル部
分42とコンポーネント40のデータリードがその後形
成されると、それらは高濃度ドーパントのために電気接
続され、その結果ボックス114の動作は図1でD2と
示されるファンクションを実行し始め、C1と示される
ファンクションを実行し続ける。ボックス114の動作
は次に、マスクを取り外し、またチャネルを活性化した
り不活性化したりするためにアニールすることもでき
る。
積してリトグラフィによりパターン形成し、チャネル内
領域54と高濃度にドーピングされることを免れるべき
他の領域とを覆うマスクを形成する。ボックス114の
動作は次に、高濃度ドーパントを注入する。チャネル部
分42とコンポーネント40のデータリードがその後形
成されると、それらは高濃度ドーパントのために電気接
続され、その結果ボックス114の動作は図1でD2と
示されるファンクションを実行し始め、C1と示される
ファンクションを実行し続ける。ボックス114の動作
は次に、マスクを取り外し、またチャネルを活性化した
り不活性化したりするためにアニールすることもでき
る。
【0032】次にボックス116の動作は半導体層をリ
ソグラフィによりパターン形成し、図1のチャネル部分
42を生成し、それにより図1でC1、C4、及びD2
と示されるファンクションを完了する。ボックス116
の動作はまた、図2のボックス60と同じように、デー
タリードとキャパシタ電極等のコンポーネント40の他
の部分とを生成することができる。
ソグラフィによりパターン形成し、図1のチャネル部分
42を生成し、それにより図1でC1、C4、及びD2
と示されるファンクションを完了する。ボックス116
の動作はまた、図2のボックス60と同じように、デー
タリードとキャパシタ電極等のコンポーネント40の他
の部分とを生成することができる。
【0033】次にボックス120の動作は、第3絶縁層
を堆積してリソグラフィによりパヤーン形成し、その結
果それは接続点において半導体層への開口を有すること
になる。次いでボックス122の動作はデータライン層
を堆積してリソグラフィによりパターン形成し、データ
ラインを生成し、それにより図1でBと示されるファン
クションを実行する。故にボックス122の動作は、チ
ャネル部分42とn番目のデータライン32との間に電
気接続を形成し、それはなぜならボックス120で形成
された開口における金属が金属/半導体インタフェース
を形成するからである;従って、ボックス122の動作
は図1でD1と示されるファンクションを実行する。
を堆積してリソグラフィによりパヤーン形成し、その結
果それは接続点において半導体層への開口を有すること
になる。次いでボックス122の動作はデータライン層
を堆積してリソグラフィによりパターン形成し、データ
ラインを生成し、それにより図1でBと示されるファン
クションを実行する。故にボックス122の動作は、チ
ャネル部分42とn番目のデータライン32との間に電
気接続を形成し、それはなぜならボックス120で形成
された開口における金属が金属/半導体インタフェース
を形成するからである;従って、ボックス122の動作
は図1でD1と示されるファンクションを実行する。
【0034】図4のグラフは、チャネル部分42を通る
オン電流IONと逆ゲートバイアス漏洩電流I
OFFが、チャネル内領域におけるドーパント濃度ρの
関数としてアレイ回路10の動作中に如何に変化するか
を示したものである。ION及びIOFFの大きさはロ
グ座標軸に対してプロットされ、駆動電流範囲の電流に
対しては上方の範囲を含み、漏洩電流範囲の電流に対し
ては下方の範囲を含む。
オン電流IONと逆ゲートバイアス漏洩電流I
OFFが、チャネル内領域におけるドーパント濃度ρの
関数としてアレイ回路10の動作中に如何に変化するか
を示したものである。ION及びIOFFの大きさはロ
グ座標軸に対してプロットされ、駆動電流範囲の電流に
対しては上方の範囲を含み、漏洩電流範囲の電流に対し
ては下方の範囲を含む。
【0035】ポリシリコンTFTの場合、例えば、有用
な駆動電流範囲はマイクロアンペアからミリアンペアの
範囲にあり得るが、有用な漏洩電流範囲はサブ−ピコア
ンぺアからナノアンペアの範囲にあり得るので、正確な
範囲はW/L比と他のパラメータに依存する。一般に、
駆動電流範囲及び漏洩電流範囲は、適切な信号対ノイズ
比に対して5以上のオーダーだけ分離されるべきであ
る。
な駆動電流範囲はマイクロアンペアからミリアンペアの
範囲にあり得るが、有用な漏洩電流範囲はサブ−ピコア
ンぺアからナノアンペアの範囲にあり得るので、正確な
範囲はW/L比と他のパラメータに依存する。一般に、
駆動電流範囲及び漏洩電流範囲は、適切な信号対ノイズ
比に対して5以上のオーダーだけ分離されるべきであ
る。
【0036】示されるように、IONはρが0から増大
するにつれて急激に増大し、すぐに上方範囲に到達し、
ついにρ=ρS/Dの時にIMAXの値に達し、このρ
=ρS/Dという濃度では、チャネル内領域の導電率
は、n番目のデータライン32とコンポーネント40の
データリードに接続するチャネルリードの導電率と同じ
大きさであり、この導電率は時にソース/ドレインリー
ドとも称される。大抵のアプリケーションの場合、I
ONの値が(0.5)IMAXより大きければ満足のい
くものであり、故にION=(0.5)IMAXである
ドーパント濃度ρLOWはIONを大きく減ずるとは思
われない。
するにつれて急激に増大し、すぐに上方範囲に到達し、
ついにρ=ρS/Dの時にIMAXの値に達し、このρ
=ρS/Dという濃度では、チャネル内領域の導電率
は、n番目のデータライン32とコンポーネント40の
データリードに接続するチャネルリードの導電率と同じ
大きさであり、この導電率は時にソース/ドレインリー
ドとも称される。大抵のアプリケーションの場合、I
ONの値が(0.5)IMAXより大きければ満足のい
くものであり、故にION=(0.5)IMAXである
ドーパント濃度ρLOWはIONを大きく減ずるとは思
われない。
【0037】IOFFも0から増大するが、下方の漏洩
電流範囲内にあり続ける。しかしながら所与の駆動技術
を用いて満足できるオペレーションを得るためには、I
OFFは、その駆動技術に対する最悪ケースの駆動コン
ディション(WDC)の下で発生し得る、差し支えない
程度の最大の漏洩電流であるIOFF(WDC)を超え
てはならない。
電流範囲内にあり続ける。しかしながら所与の駆動技術
を用いて満足できるオペレーションを得るためには、I
OFFは、その駆動技術に対する最悪ケースの駆動コン
ディション(WDC)の下で発生し得る、差し支えない
程度の最大の漏洩電流であるIOFF(WDC)を超え
てはならない。
【0038】典型的に、コンポーネント40は少なくと
も最小蓄積期間の間に2つ以上の異なる電圧帯域のうち
の1つの帯域内の帯電レベルを蓄積する容量素子を含
む。
も最小蓄積期間の間に2つ以上の異なる電圧帯域のうち
の1つの帯域内の帯電レベルを蓄積する容量素子を含
む。
【0039】所与の駆動技術のWDCは、関連する全て
のファクタの組合わさった影響により、容量素子が最小
蓄積期間中に所定の帯電レベルを保持することが最も困
難となる条件である。逆ゲートバイアス漏洩電流がI
OFF(WDC)を超えると、容量素子はWDCが発生
した時に最小蓄積期間中に帯電レベルをその帯域内に保
持することができず、それが情報の欠如に帰結する。
のファクタの組合わさった影響により、容量素子が最小
蓄積期間中に所定の帯電レベルを保持することが最も困
難となる条件である。逆ゲートバイアス漏洩電流がI
OFF(WDC)を超えると、容量素子はWDCが発生
した時に最小蓄積期間中に帯電レベルをその帯域内に保
持することができず、それが情報の欠如に帰結する。
【0040】図4は、IOFF=IOFF(WDC)で
あるρHIGH未満のドーパント濃度においてIOFF
がどのようにIOFF(WDC)未満にあるかを示して
いる。従って、ρLOW<ρ<ρHIGHに対しては、
IOFFはIOFF(WDC)未満であるので制御され
るが、IONは(0.5)IMAXより大きいため、I
MAXから大きくは減少されない。
あるρHIGH未満のドーパント濃度においてIOFF
がどのようにIOFF(WDC)未満にあるかを示して
いる。従って、ρLOW<ρ<ρHIGHに対しては、
IOFFはIOFF(WDC)未満であるので制御され
るが、IONは(0.5)IMAXより大きいため、I
MAXから大きくは減少されない。
【0041】図5は、チャネル内領域におけるドーパン
ト粒子の分布が漏洩電流を制御する場合にIOFFがゲ
ート−ソース電圧VGSの関数としていかに変化するか
を示す。図5で示されるIOFFの値は、WDCのドレ
イン−ソース電圧VDS(WDC)で生じる。縦軸の左
側の破線は、漏洩電流が制御されないと、VGSがより
大きい負の値へと上昇するにつれてIOFFがI
OFF(WDC)より大きい電流へと指数関数的に上昇
することを示している。これは例えば、チャネル部分4
2における全てのチャネル内領域が図4で示されるρ
S/Dレベルに均一にドーピングされた場合に生じる。
ト粒子の分布が漏洩電流を制御する場合にIOFFがゲ
ート−ソース電圧VGSの関数としていかに変化するか
を示す。図5で示されるIOFFの値は、WDCのドレ
イン−ソース電圧VDS(WDC)で生じる。縦軸の左
側の破線は、漏洩電流が制御されないと、VGSがより
大きい負の値へと上昇するにつれてIOFFがI
OFF(WDC)より大きい電流へと指数関数的に上昇
することを示している。これは例えば、チャネル部分4
2における全てのチャネル内領域が図4で示されるρ
S/Dレベルに均一にドーピングされた場合に生じる。
【0042】しかしながら、チャネル内領域におけるド
ーパント粒子の分布は逆ゲートバイアス漏洩電流を制御
することができる。図5は、IOFFがその最小レベル
IOFFMINを有するVGS(A)からWDCゲート
−ソース電圧であるVGS( B)までの逆バイアスゲー
ト電圧の範囲を示す。VGS(A)からVGS(B)ま
での範囲にわたって、IOFFは、その最小レベルの1
0倍の10(IOFFMIN)より上には増大しない。
IOFFがAからBまでのラインの上の陰影領域内にあ
る限り、逆ゲートバイアス漏洩電流は制御されて所定の
大きさの範囲内にある。ポイントAとBの間のライン
は、IOFFがその範囲全体にわたってIOFFMIN
にあり略一定であることが可能だということを示してい
る。
ーパント粒子の分布は逆ゲートバイアス漏洩電流を制御
することができる。図5は、IOFFがその最小レベル
IOFFMINを有するVGS(A)からWDCゲート
−ソース電圧であるVGS( B)までの逆バイアスゲー
ト電圧の範囲を示す。VGS(A)からVGS(B)ま
での範囲にわたって、IOFFは、その最小レベルの1
0倍の10(IOFFMIN)より上には増大しない。
IOFFがAからBまでのラインの上の陰影領域内にあ
る限り、逆ゲートバイアス漏洩電流は制御されて所定の
大きさの範囲内にある。ポイントAとBの間のライン
は、IOFFがその範囲全体にわたってIOFFMIN
にあり略一定であることが可能だということを示してい
る。
【0043】図6は、チャネル内領域におけるドーパン
ト粒子の分布が逆ゲートバイアス漏洩電流を制御すると
思われるメカニズムを示す。図6のグラフでは、横軸は
部分130のソースからドレインまでのx方向における
位置を測定し、この部分130は高濃度にドーピングさ
れたチャネルリード領域を含むように示される半導体層
の部分である。縦軸は、ソース電圧VSSからドレイン
電圧VDDまで変化する電圧を測定する。
ト粒子の分布が逆ゲートバイアス漏洩電流を制御すると
思われるメカニズムを示す。図6のグラフでは、横軸は
部分130のソースからドレインまでのx方向における
位置を測定し、この部分130は高濃度にドーピングさ
れたチャネルリード領域を含むように示される半導体層
の部分である。縦軸は、ソース電圧VSSからドレイン
電圧VDDまで変化する電圧を測定する。
【0044】部分130は2つのドーピングされていな
いチャネルであるチャネル132及びチャネル134を
含み、それらは各々、”intrinsic(真性)”
に関して”i”とマークされている。チャネルリード1
36は、ソース電圧VSSに接続されており、高濃度の
ドーパント粒子を有することを示すようにρ+とマーク
されている。チャネルリード138も同様にドレイン電
圧VDDに接続されており、高いドーパント濃度を示す
ようにρ+とマークされている。一方チャネル内領域1
40は、低い濃度のドーパント粒子を有することを示す
ようにρ−とマークされ、ここで0<ρ−<ρ+であ
る。
いチャネルであるチャネル132及びチャネル134を
含み、それらは各々、”intrinsic(真性)”
に関して”i”とマークされている。チャネルリード1
36は、ソース電圧VSSに接続されており、高濃度の
ドーパント粒子を有することを示すようにρ+とマーク
されている。チャネルリード138も同様にドレイン電
圧VDDに接続されており、高いドーパント濃度を示す
ようにρ+とマークされている。一方チャネル内領域1
40は、低い濃度のドーパント粒子を有することを示す
ようにρ−とマークされ、ここで0<ρ−<ρ+であ
る。
【0045】部分130は、ホールのトンネリングが抑
制されるために電圧差が維持される2つの接合空乏領域
を有し、ソース−ドレイン電流IDSはその2つの少な
い方の導電率により決定される:空乏領域142は、チ
ャネルリード138とチャネル134の接合部に生じ
る。空乏領域144はチャネル内領域140とチャネル
132との接合部において生じる。それらは連なってい
るので、空乏領域142及び144を通る電流は、他の
漏洩メカニズムが制御されると仮定すれば略等しいはず
である。しかし空乏領域142と144の間の電圧の配
分は、ゲート−ソース電圧VGSの異なる値で変化す
る。
制されるために電圧差が維持される2つの接合空乏領域
を有し、ソース−ドレイン電流IDSはその2つの少な
い方の導電率により決定される:空乏領域142は、チ
ャネルリード138とチャネル134の接合部に生じ
る。空乏領域144はチャネル内領域140とチャネル
132との接合部において生じる。それらは連なってい
るので、空乏領域142及び144を通る電流は、他の
漏洩メカニズムが制御されると仮定すれば略等しいはず
である。しかし空乏領域142と144の間の電圧の配
分は、ゲート−ソース電圧VGSの異なる値で変化す
る。
【0046】図5で示されるように、ゲート−ソース電
圧がVGS(A)以上である場合には、チャネル132
の導電性が高いので、空乏領域144にわたる電圧降下
は、電流が流れるのを可能にするのにちょうどよい大き
さである。典型的なポリシリコンTFTの実行の場合、
これはVGS>−2Vである場合に生じ、それについて
はスターム,J.C.(Sturm,J.C.)、ウ
ー,I.W.(Wu,I.W)、及びハック,M(Ha
ck,M)の「直列薄膜トランジスタの漏洩電流モデリ
ング(Leakage Current Modeli
ng of Series−Connected Th
in Film Transistors)」(IEE
E Transactions on Electro
n Devices,Vol.42,No.8,Aug
ust 1995,p1561〜1563)で述べられ
ている。この状態では、空乏領域142ではホールのト
ンネリングが制限されるために、空乏領域142は空乏
領域144より導電性が小さく、実際のソース−ドレイ
ン電流が制限される。故に、この状態におけるオン電流
及び漏洩電流は、空乏領域142にわたる電圧降下によ
り決定され、この電圧降下はVGSの高い正の値に対し
ては非常に高くなるが、2つの空乏領域142及び14
4が、それらの導電率が等しくなるような電圧降下を有
するVGS(A)においてはその最小値に達するであろ
う。
圧がVGS(A)以上である場合には、チャネル132
の導電性が高いので、空乏領域144にわたる電圧降下
は、電流が流れるのを可能にするのにちょうどよい大き
さである。典型的なポリシリコンTFTの実行の場合、
これはVGS>−2Vである場合に生じ、それについて
はスターム,J.C.(Sturm,J.C.)、ウ
ー,I.W.(Wu,I.W)、及びハック,M(Ha
ck,M)の「直列薄膜トランジスタの漏洩電流モデリ
ング(Leakage Current Modeli
ng of Series−Connected Th
in Film Transistors)」(IEE
E Transactions on Electro
n Devices,Vol.42,No.8,Aug
ust 1995,p1561〜1563)で述べられ
ている。この状態では、空乏領域142ではホールのト
ンネリングが制限されるために、空乏領域142は空乏
領域144より導電性が小さく、実際のソース−ドレイ
ン電流が制限される。故に、この状態におけるオン電流
及び漏洩電流は、空乏領域142にわたる電圧降下によ
り決定され、この電圧降下はVGSの高い正の値に対し
ては非常に高くなるが、2つの空乏領域142及び14
4が、それらの導電率が等しくなるような電圧降下を有
するVGS(A)においてはその最小値に達するであろ
う。
【0047】図5のVGS(B)により表されるWDC
ゲート−ソース電圧は、VGS(A)よりもかなり負で
ある。ドレイン電圧VDD及びソース電圧VSSが一定
に保たれると仮定すれば、チャネル132及び134は
VGS(B)に対して、そしてVGS<VGS(A)の
他の値に対して漏洩電流のみを通す。この状態では、チ
ャネル132のドレインエンドは空乏領域142よりも
導電性が小さくなる。ホールトンネリングが空乏領域1
42で増大するにつれて、空乏領域142にわたる電圧
降下は減少し、故に空乏領域144にわたる電圧降下が
増大する。VGSの負の値が十分に大きいと、空乏領域
144わたって大きな電圧降下が生じ、漏洩電流の主な
原因となる高い電界効果が発生する。
ゲート−ソース電圧は、VGS(A)よりもかなり負で
ある。ドレイン電圧VDD及びソース電圧VSSが一定
に保たれると仮定すれば、チャネル132及び134は
VGS(B)に対して、そしてVGS<VGS(A)の
他の値に対して漏洩電流のみを通す。この状態では、チ
ャネル132のドレインエンドは空乏領域142よりも
導電性が小さくなる。ホールトンネリングが空乏領域1
42で増大するにつれて、空乏領域142にわたる電圧
降下は減少し、故に空乏領域144にわたる電圧降下が
増大する。VGSの負の値が十分に大きいと、空乏領域
144わたって大きな電圧降下が生じ、漏洩電流の主な
原因となる高い電界効果が発生する。
【0048】チャネル内領域140がρ+のような高い
ドーパント濃度を有する場合には、部分130を通るド
レイン−ソース電流IDSの大きさは、単一チャネルT
FTの場合と同一の逆ゲートバイアス領域におけるスロ
ープを有する。さらに、図5の制御されないIOFFの
破線により示されるように、構造のチャネル数を次第に
多くしても単一ゲートデバイスと同じ逆ゲートバイアス
漏洩電流スロープを有するが、それはなぜなら、最も高
いチャネル電界のポイントが常に、ソースに最も近いチ
ャネルのドレインサイドに移動するからであり、そし
て、得られる空乏領域における接合が他の接合部の全て
と同じドーパント濃度差を有するからである。
ドーパント濃度を有する場合には、部分130を通るド
レイン−ソース電流IDSの大きさは、単一チャネルT
FTの場合と同一の逆ゲートバイアス領域におけるスロ
ープを有する。さらに、図5の制御されないIOFFの
破線により示されるように、構造のチャネル数を次第に
多くしても単一ゲートデバイスと同じ逆ゲートバイアス
漏洩電流スロープを有するが、それはなぜなら、最も高
いチャネル電界のポイントが常に、ソースに最も近いチ
ャネルのドレインサイドに移動するからであり、そし
て、得られる空乏領域における接合が他の接合部の全て
と同じドーパント濃度差を有するからである。
【0049】しかしチャネル内領域140がρHIGH
より小さいドーパント濃度ρ−を有する場合には、図4
で示されるようにIDSはIOFF(WDC)未満にあ
り、ρ−の適切な値では、図5で示されるようにIDS
は逆ゲートバイアス電圧の範囲にわたって制御される。
チャネル132とチャネル内領域140との間の接合部
にわたるドーパント濃度の比較的小さい差は、図4の空
乏領域142と144の相対的な大きさにより示される
ように、空乏領域142にわたって広まるよりも長い距
離にわたって、空乏領域144における電圧降下を広げ
る。従って、空乏領域144における電界も広げられ、
空乏領域144におけるホールトンネリングが制限さ
れ、それによりVGSに対する逆ゲートバイアス漏洩電
流の主な要素である実際のソース−ドレイン電流が制限
される。例えば、空乏領域142が0.2μmの長さで
あり、空乏領域144が1μmの長さであるとすると、
例えばピーク電界は1/5減少され、ピーク電界の関数
として指数関数的に変化するホールトンネリングは非常
に大きく減少される。
より小さいドーパント濃度ρ−を有する場合には、図4
で示されるようにIDSはIOFF(WDC)未満にあ
り、ρ−の適切な値では、図5で示されるようにIDS
は逆ゲートバイアス電圧の範囲にわたって制御される。
チャネル132とチャネル内領域140との間の接合部
にわたるドーパント濃度の比較的小さい差は、図4の空
乏領域142と144の相対的な大きさにより示される
ように、空乏領域142にわたって広まるよりも長い距
離にわたって、空乏領域144における電圧降下を広げ
る。従って、空乏領域144における電界も広げられ、
空乏領域144におけるホールトンネリングが制限さ
れ、それによりVGSに対する逆ゲートバイアス漏洩電
流の主な要素である実際のソース−ドレイン電流が制限
される。例えば、空乏領域142が0.2μmの長さで
あり、空乏領域144が1μmの長さであるとすると、
例えばピーク電界は1/5減少され、ピーク電界の関数
として指数関数的に変化するホールトンネリングは非常
に大きく減少される。
【0050】図7のアレイ150は、第1走査線160
からM番目の走査線162のM個の走査線と、第1デー
タライン166からN番目のデータライン168のN個
のデータラインとを含む。m番目の走査線170とn番
目のデータライン172に接続されるセル回路が詳細に
示されている。
からM番目の走査線162のM個の走査線と、第1デー
タライン166からN番目のデータライン168のN個
のデータラインとを含む。m番目の走査線170とn番
目のデータライン172に接続されるセル回路が詳細に
示されている。
【0051】図7で示されるように、ポリシリコン部分
180と、高濃度にドーピングされたポリシリコンライ
ンであることの可能な導電ライン182は、ライン18
2がチャネル184及び186においてポリシリコン部
分180と交差する交差L字形状を形成する。ライン1
82はm番目の走査線170に電気接続された端部18
8を有し、それはゲート信号を提供する。従ってチャネ
ル184及び186にわたって延在するライン182の
領域は、ゲート領域として作用する。
180と、高濃度にドーピングされたポリシリコンライ
ンであることの可能な導電ライン182は、ライン18
2がチャネル184及び186においてポリシリコン部
分180と交差する交差L字形状を形成する。ライン1
82はm番目の走査線170に電気接続された端部18
8を有し、それはゲート信号を提供する。従ってチャネ
ル184及び186にわたって延在するライン182の
領域は、ゲート領域として作用する。
【0052】ポリシリコン部分180は、貫通金属接続
を含むことのできるデータライン接続点190とコンポ
ーネント192のデータリードとの間で接続される。示
される実施の形態では、ライン182は導電性であり、
m番目の走査線170におけるゲート信号は接続点19
0とコンポーネント192のデータリードとの間の部分
180の導電率を制御する。m番目の走査線170にお
ける電圧が高いと、チャネル184及び186は両方と
も導電率が高くなるが、m番目の走査線170における
電圧が低いと、チャネル184及び186は漏洩電流を
通すだけである。
を含むことのできるデータライン接続点190とコンポ
ーネント192のデータリードとの間で接続される。示
される実施の形態では、ライン182は導電性であり、
m番目の走査線170におけるゲート信号は接続点19
0とコンポーネント192のデータリードとの間の部分
180の導電率を制御する。m番目の走査線170にお
ける電圧が高いと、チャネル184及び186は両方と
も導電率が高くなるが、m番目の走査線170における
電圧が低いと、チャネル184及び186は漏洩電流を
通すだけである。
【0053】ポリシリコン部分180はまた、チャネル
184と186との間にチャネル内領域194を含む。
以下により詳細に記載するように、チャネル領域194
におけるドーパント粒子の分布は、逆ゲートバイアス漏
洩電流を制御するが、オン電流を大きくは減少しない。
184と186との間にチャネル内領域194を含む。
以下により詳細に記載するように、チャネル領域194
におけるドーパント粒子の分布は、逆ゲートバイアス漏
洩電流を制御するが、オン電流を大きくは減少しない。
【0054】図8は、破線で示されたm番目の走査線2
00と、(m+1)番目の走査線202と、n番目のデ
ータライン204と、(n+1)番目のデータライン2
06とを有するアレイ150の一部を示す。図8はま
た、m番目の走査線200とn番目のデータライン20
4に接続されるセルに対するセル回路の部分を示す。
00と、(m+1)番目の走査線202と、n番目のデ
ータライン204と、(n+1)番目のデータライン2
06とを有するアレイ150の一部を示す。図8はま
た、m番目の走査線200とn番目のデータライン20
4に接続されるセルに対するセル回路の部分を示す。
【0055】セルの回路は第1ポリシリコンパターン2
10を含み、このパターン210は、第1接続点212
から第2接続点214まで延在する部分を有し、第2接
続点214からキャパシタ電極216まで延在するライ
ンを有する。
10を含み、このパターン210は、第1接続点212
から第2接続点214まで延在する部分を有し、第2接
続点214からキャパシタ電極216まで延在するライ
ンを有する。
【0056】セルの回路はまた、チャネル222及び2
24において第1ポリシリコンパターン210と交差す
るラインを有する第2ポリシリコンパターン220を含
む。第2ポリシリコンパターン220は端部226から
延在し、端部226でパターン220はm番目の走査線
200に電気接続される。
24において第1ポリシリコンパターン210と交差す
るラインを有する第2ポリシリコンパターン220を含
む。第2ポリシリコンパターン220は端部226から
延在し、端部226でパターン220はm番目の走査線
200に電気接続される。
【0057】図8はまた、高濃度ドーピング中にマスク
される領域である低濃度ドーピング領域230を示す。
その結果、チャネル222と224の間に延在するポリ
シリコンパターン210の部分は、低濃度にドーピング
されたままであることが可能である。第2ポリシリコン
パターン220はまた、高濃度ドーピング中にシールド
として作用するので、チャネル222及び224はドー
ピングされないままであることができる。製造を容易に
するために、低濃度ドーピング領域230上のマスク
は、図8で示されるように第2ポリシリコンパターン2
20と僅かにオーバーラップすることができる。
される領域である低濃度ドーピング領域230を示す。
その結果、チャネル222と224の間に延在するポリ
シリコンパターン210の部分は、低濃度にドーピング
されたままであることが可能である。第2ポリシリコン
パターン220はまた、高濃度ドーピング中にシールド
として作用するので、チャネル222及び224はドー
ピングされないままであることができる。製造を容易に
するために、低濃度ドーピング領域230上のマスク
は、図8で示されるように第2ポリシリコンパターン2
20と僅かにオーバーラップすることができる。
【0058】図9は、石英又はガラスであることの可能
な基板(基体)240を示す断面図であり、その表面2
42に回路244が形成される。回路244は表面24
2上に絶縁層250を含み、その上には、図8で示され
る第1ポリシリコンパターン210の部分であるポリシ
リコン部分252が、m番目の走査線200とn番目の
データライン204それぞれ接続されるセル回路に対し
て形成される。
な基板(基体)240を示す断面図であり、その表面2
42に回路244が形成される。回路244は表面24
2上に絶縁層250を含み、その上には、図8で示され
る第1ポリシリコンパターン210の部分であるポリシ
リコン部分252が、m番目の走査線200とn番目の
データライン204それぞれ接続されるセル回路に対し
て形成される。
【0059】回路244はまた、図8で示されるポリシ
リコン部分252と第2ポリシリコンパターン220の
間の絶縁層256を含む。第2ポリシリコンパターン2
20はまた、高濃度にnドーピングされたポリシリコン
を含み、m番目の走査線200に電気接続される。
リコン部分252と第2ポリシリコンパターン220の
間の絶縁層256を含む。第2ポリシリコンパターン2
20はまた、高濃度にnドーピングされたポリシリコン
を含み、m番目の走査線200に電気接続される。
【0060】回路244は次いで、第2ポリシリコンパ
ターン220をn番目のデータライン204から分離す
る絶縁層260を含む。n番目のデータライン204上
には、ポリイミドの不活性層262がある。
ターン220をn番目のデータライン204から分離す
る絶縁層260を含む。n番目のデータライン204上
には、ポリイミドの不活性層262がある。
【0061】図9では、ポリシリコン部分252は、チ
ャネルリード領域272、チャネル224、及びチャネ
ル内領域274を含む。チャネルリード領域272は、
n+で示されるように高濃度にnドーピングされたポリ
シリコンを含む。チャネル224は第2ポリシリコンパ
ターン220の下にあるので、「i」と示されるように
ドーピングされない真性ポリシリコンである。チャネル
内領域274は、n−で示されるように低濃度にnドー
ピングされたポリシリコンを含む。第2ポリシリコンパ
ターン220はm番目の走査線200からチャネル領域
270へと信号を提供し、該信号はチャネル224の導
電率を制御する。
ャネルリード領域272、チャネル224、及びチャネ
ル内領域274を含む。チャネルリード領域272は、
n+で示されるように高濃度にnドーピングされたポリ
シリコンを含む。チャネル224は第2ポリシリコンパ
ターン220の下にあるので、「i」と示されるように
ドーピングされない真性ポリシリコンである。チャネル
内領域274は、n−で示されるように低濃度にnドー
ピングされたポリシリコンを含む。第2ポリシリコンパ
ターン220はm番目の走査線200からチャネル領域
270へと信号を提供し、該信号はチャネル224の導
電率を制御する。
【0062】図10は、図9をラインb−bで切断した
別の断面図であり、故に上述したものと同じ層を有して
いる。さらに、ダークマトリックスライン280及び2
82はn番目データライン204のエッジの上の不活性
層262上に形成され、インジウム酸化錫(ITO)ピ
クセル電極290及び292は、ダークマトリックスラ
イン280及び282と僅かにオーバーラップする。
別の断面図であり、故に上述したものと同じ層を有して
いる。さらに、ダークマトリックスライン280及び2
82はn番目データライン204のエッジの上の不活性
層262上に形成され、インジウム酸化錫(ITO)ピ
クセル電極290及び292は、ダークマトリックスラ
イン280及び282と僅かにオーバーラップする。
【0063】図10では、ポリシリコン部分252は、
チャネルリード領域276、チャネル222、及びチャ
ネル内領域274を含む。チャネルリード領域276
は、n+と示されるように高濃度にnドーピングされた
ポリシリコンを含む。チャネル222は第2ポリシリコ
ンパターン220の下にあるので、iで示されるように
ドーピングされない真性ポリシリコンである。チャネル
内領域274は図9で示したものと同じである。第2ポ
リシリコンパターン220はまた、m番目の走査線20
0からチャネル領域278に信号を提供し、この信号は
チャネル222の導電率を制御する。
チャネルリード領域276、チャネル222、及びチャ
ネル内領域274を含む。チャネルリード領域276
は、n+と示されるように高濃度にnドーピングされた
ポリシリコンを含む。チャネル222は第2ポリシリコ
ンパターン220の下にあるので、iで示されるように
ドーピングされない真性ポリシリコンである。チャネル
内領域274は図9で示したものと同じである。第2ポ
リシリコンパターン220はまた、m番目の走査線20
0からチャネル領域278に信号を提供し、この信号は
チャネル222の導電率を制御する。
【0064】ボックス330の動作は、石英又はガラス
の基板の表面を製造することにより開始する。ボックス
330の動作は、任意の必要な洗浄を含むことができ
る。
の基板の表面を製造することにより開始する。ボックス
330の動作は、任意の必要な洗浄を含むことができ
る。
【0065】次にボックス332の動作は、低温の酸化
物(LTO)の第1層を堆積し、これはプラズマ化学蒸
着により堆積されるSiO2であることが可能である。
第1LTO層は0.7μmの厚さで堆積され、次にアニ
ールされることができる。
物(LTO)の第1層を堆積し、これはプラズマ化学蒸
着により堆積されるSiO2であることが可能である。
第1LTO層は0.7μmの厚さで堆積され、次にアニ
ールされることができる。
【0066】ボックス334の動作は、a−Siの層を
0.1μmの厚さで堆積し、シリコン自己イオン注入を
行って性能を高める。ボックス334の動作はまた、6
00℃にて結晶化及びアニーリングを行う。その結果、
a−Siがポリシリコンになる。ボックス334の動作
はリソグラフィを行って、第1ポリシリコンパターン2
10を形成するポリシリコンの部分をカバーするマスク
材料のパターンを生成する。次いでボックス334の動
作はマスク材料のパターンによりカバーされていない領
域を取り除くようにエッチングし、第1ポリシリコンパ
ターン210を残す。
0.1μmの厚さで堆積し、シリコン自己イオン注入を
行って性能を高める。ボックス334の動作はまた、6
00℃にて結晶化及びアニーリングを行う。その結果、
a−Siがポリシリコンになる。ボックス334の動作
はリソグラフィを行って、第1ポリシリコンパターン2
10を形成するポリシリコンの部分をカバーするマスク
材料のパターンを生成する。次いでボックス334の動
作はマスク材料のパターンによりカバーされていない領
域を取り除くようにエッチングし、第1ポリシリコンパ
ターン210を残す。
【0067】ボックス336の動作は、LTOの第2層
を0.085μmの厚さで堆積する。ボックス336の
動作はまた、950℃で150気圧下で酸化を行い、該
第2LTO層をアニールする。
を0.085μmの厚さで堆積する。ボックス336の
動作はまた、950℃で150気圧下で酸化を行い、該
第2LTO層をアニールする。
【0068】ボックス340の動作は、ポリシリコンの
層を0.35μmの厚さで堆積する。ボックス340の
動作はリソグラフィを実行して、第2ポリシリコンパタ
ーン220、又は2つ以上のチャネルにおいて第1ポリ
シリコンパターン210と交差する別の同様のパターン
を形成するポリシリコン部分をカバーするマスク材料パ
ターンを生成する。次いでボックス340の動作はエッ
チングを行って、マスク材料のパターンによりカバーさ
れていない領域を取り除き、第2ポリシリコンパターン
220を残す。次に、動作
層を0.35μmの厚さで堆積する。ボックス340の
動作はリソグラフィを実行して、第2ポリシリコンパタ
ーン220、又は2つ以上のチャネルにおいて第1ポリ
シリコンパターン210と交差する別の同様のパターン
を形成するポリシリコン部分をカバーするマスク材料パ
ターンを生成する。次いでボックス340の動作はエッ
チングを行って、マスク材料のパターンによりカバーさ
れていない領域を取り除き、第2ポリシリコンパターン
220を残す。次に、動作
【0069】ボックス342の動作は、マスクを用いず
に低濃度のnタイプのドーパントを注入する。その結
果、第2ポリシリコンパターン220によりカバーされ
ていない第1ポリシリコンパターン210の全ての露呈
した部分が、ドーパント濃度が全ての位置において略等
しくなるように低濃度にnドーピングされることにな
る。LDD技術と比較すると、ボックス342の動作は
マスクを必要としないが、それはなぜなら、第2ポリシ
リコンライン220がチャネル222及び224をカバ
ーするため、低濃度にnドーピングされたチャネル内領
域274がチャネル222及び224とセルフアライン
メントされるからである。従って、チャネル内領域27
4は、異なるドーパント濃度の領域同士間に内部境界の
ない、ドーパント粒子の連続分布を有する。ドーパント
粒子の局所濃度がその中の全ての適当な量に対する平均
ドーパント濃度に略等しいので、チャネル内領域274
もまた、領域内のドーパント濃度がわずかに変化し得る
としても、均一にドーピングされることになる。
に低濃度のnタイプのドーパントを注入する。その結
果、第2ポリシリコンパターン220によりカバーされ
ていない第1ポリシリコンパターン210の全ての露呈
した部分が、ドーパント濃度が全ての位置において略等
しくなるように低濃度にnドーピングされることにな
る。LDD技術と比較すると、ボックス342の動作は
マスクを必要としないが、それはなぜなら、第2ポリシ
リコンライン220がチャネル222及び224をカバ
ーするため、低濃度にnドーピングされたチャネル内領
域274がチャネル222及び224とセルフアライン
メントされるからである。従って、チャネル内領域27
4は、異なるドーパント濃度の領域同士間に内部境界の
ない、ドーパント粒子の連続分布を有する。ドーパント
粒子の局所濃度がその中の全ての適当な量に対する平均
ドーパント濃度に略等しいので、チャネル内領域274
もまた、領域内のドーパント濃度がわずかに変化し得る
としても、均一にドーピングされることになる。
【0070】ドーパントの注入濃度は、注入の結果チャ
ネル内領域274において得られる分布が、上述のよう
にオン電流を大きく減ずることなく逆ゲートバイアス漏
洩電流を制御するように、選択される。例えば、マルチ
チャネルポリシリコン構造を用いた実験から、チャネル
リードが2×1020cm−3の平均ドーパント濃度を
有する場合には、ボックス342で生成される平均ドー
パント濃度は5×1015cm−3から2×1019c
m−3までの範囲となることができ、1×1017cm
−3より大きい平均濃度はオン電流を維持するのに最も
有効であり、2×1018cm−3未満の平均濃度は逆
ゲートバイアス漏洩電流を制御するのに有効であること
がわかった。例えば、1×1018cm−3の平均濃度
ではIONは約0.7IMAXであり、1×1017c
m−3の平均濃度ではIONは約0.5IMAXであ
る。特定のデバイスに対する実験結果に基づいてそのデ
バイス特有のドーパント濃度が選択されるべきであり、
それはなぜなら、チャネルリードドーパント濃度、チャ
ネルの長さ及び幅、ゲート数、ゲート間の離間等を含め
て種々の他のパラメータが、ドーパント粒子のどのよう
な分布が有効であるのかを決定することができるからで
ある。ドーパント粒子の分布が各チャネル内領域を通じ
て非常に均一であることができるので、各チャネル内領
域中の任意の位置における局所的ドーパント濃度が平均
ドーパント濃度に略等しいことになる。
ネル内領域274において得られる分布が、上述のよう
にオン電流を大きく減ずることなく逆ゲートバイアス漏
洩電流を制御するように、選択される。例えば、マルチ
チャネルポリシリコン構造を用いた実験から、チャネル
リードが2×1020cm−3の平均ドーパント濃度を
有する場合には、ボックス342で生成される平均ドー
パント濃度は5×1015cm−3から2×1019c
m−3までの範囲となることができ、1×1017cm
−3より大きい平均濃度はオン電流を維持するのに最も
有効であり、2×1018cm−3未満の平均濃度は逆
ゲートバイアス漏洩電流を制御するのに有効であること
がわかった。例えば、1×1018cm−3の平均濃度
ではIONは約0.7IMAXであり、1×1017c
m−3の平均濃度ではIONは約0.5IMAXであ
る。特定のデバイスに対する実験結果に基づいてそのデ
バイス特有のドーパント濃度が選択されるべきであり、
それはなぜなら、チャネルリードドーパント濃度、チャ
ネルの長さ及び幅、ゲート数、ゲート間の離間等を含め
て種々の他のパラメータが、ドーパント粒子のどのよう
な分布が有効であるのかを決定することができるからで
ある。ドーパント粒子の分布が各チャネル内領域を通じ
て非常に均一であることができるので、各チャネル内領
域中の任意の位置における局所的ドーパント濃度が平均
ドーパント濃度に略等しいことになる。
【0071】ボックス344の動作はリソグラフィを行
って、セル回路をカバーしないマスク材料パターンを生
成するが、図8の低濃度にドーピングされた領域230
をカバーするランドを含むので、チャネル内領域274
はカバーされることになる。ランドは第2ポリシリコン
パターン220とわずかにオーバーラップするので、低
濃度にドーピングされた領域230は第2ポリシリコン
パターン220の一部を含み、これによりランドのエッ
ジを第2ポリシリコンパターン220のエッジと整合さ
せる困難が回避される。マスク材料のパターンはまた、
周辺回路が基板上に形成されている領域をカバーするこ
ともできる。ボックス344の動作は次いで、高濃度の
nタイプドーパントを注入し、第2ポリシリコンパター
ン220を導電性にして、第1ポリシリコンパターン2
10にチャネルリード272及び276を形成する。次
いでボックス344の動作は、適切なプラズマレジスト
エッチングによりマスク材料を取り除く。
って、セル回路をカバーしないマスク材料パターンを生
成するが、図8の低濃度にドーピングされた領域230
をカバーするランドを含むので、チャネル内領域274
はカバーされることになる。ランドは第2ポリシリコン
パターン220とわずかにオーバーラップするので、低
濃度にドーピングされた領域230は第2ポリシリコン
パターン220の一部を含み、これによりランドのエッ
ジを第2ポリシリコンパターン220のエッジと整合さ
せる困難が回避される。マスク材料のパターンはまた、
周辺回路が基板上に形成されている領域をカバーするこ
ともできる。ボックス344の動作は次いで、高濃度の
nタイプドーパントを注入し、第2ポリシリコンパター
ン220を導電性にして、第1ポリシリコンパターン2
10にチャネルリード272及び276を形成する。次
いでボックス344の動作は、適切なプラズマレジスト
エッチングによりマスク材料を取り除く。
【0072】ボックス346の動作はリソグラフィを行
って、周辺回路をカバーせずにセル回路をカバーするマ
スク材料パターンを製造する。ボックス346の動作は
次に、周辺回路に高濃度のρタイプドーパントを注入し
て導電域を形成する。次にボックス346の動作はマス
ク材料を取り除く。ボックス346の動作はまた、60
0℃にて結晶化アニーリングを行う。
って、周辺回路をカバーせずにセル回路をカバーするマ
スク材料パターンを製造する。ボックス346の動作は
次に、周辺回路に高濃度のρタイプドーパントを注入し
て導電域を形成する。次にボックス346の動作はマス
ク材料を取り除く。ボックス346の動作はまた、60
0℃にて結晶化アニーリングを行う。
【0073】ボックス348の動作は、金属層を0.1
〜0.2μmの厚さで堆積して走査線層を生成する。走
査線層は例えば、3つ又は4つの0.01μmのTiW
層が2つ又は3つの0.05μmのAlCu層により分
離されるハイブリッドTiW/AlCu多積層であるこ
とが可能である。
〜0.2μmの厚さで堆積して走査線層を生成する。走
査線層は例えば、3つ又は4つの0.01μmのTiW
層が2つ又は3つの0.05μmのAlCu層により分
離されるハイブリッドTiW/AlCu多積層であるこ
とが可能である。
【0074】ボックス348の動作は次にリソグラフィ
を実行して、走査線を形成する走査線層の部分をカバー
するマスク材料パターンを生成する。次にボックス34
8の動作はエッチングを行って、マスク材料のパターン
によりカバーされていない領域を取り除き、走査線を残
す。次いで、ボックス348の動作はマスク材料を取り
除く。
を実行して、走査線を形成する走査線層の部分をカバー
するマスク材料パターンを生成する。次にボックス34
8の動作はエッチングを行って、マスク材料のパターン
によりカバーされていない領域を取り除き、走査線を残
す。次いで、ボックス348の動作はマスク材料を取り
除く。
【0075】ボックス350の動作は、第3LTO層を
0.7μmの厚さで堆積する。ボックス350の動作は
また水素処理を行って、第1ポリシリコンパターン21
0におけるチャネルを不活性化し、適切な湿式酸素エッ
チングを行って水素処理の結果ダメージを受けた層を取
り除く。ボックス346で形成された走査線が第1ポリ
シリコンパターン210におけるチャネル上に存在しな
いため、この水素処理は、第1ポリシリコンパターン2
10におけるチャネルの性質を低下させない。
0.7μmの厚さで堆積する。ボックス350の動作は
また水素処理を行って、第1ポリシリコンパターン21
0におけるチャネルを不活性化し、適切な湿式酸素エッ
チングを行って水素処理の結果ダメージを受けた層を取
り除く。ボックス346で形成された走査線が第1ポリ
シリコンパターン210におけるチャネル上に存在しな
いため、この水素処理は、第1ポリシリコンパターン2
10におけるチャネルの性質を低下させない。
【0076】ボックス352の動作はリソグラフィを実
行して、第1接続点212及び第2接続点214と、デ
ータライン層の金属がボックス334で形成された層と
接触するあらゆる他の領域とはカバーしないが他の領域
は全てカバーするマスク材料パターンを生成する。ボッ
クス352の動作は次いでエッチングを行い、カバーさ
れていない領域の、ボックス336及びボックス350
からの第2及び第3のLTO層において開口を形成す
る。次いでボックス352の動作はマスク材料を取り除
く。
行して、第1接続点212及び第2接続点214と、デ
ータライン層の金属がボックス334で形成された層と
接触するあらゆる他の領域とはカバーしないが他の領域
は全てカバーするマスク材料パターンを生成する。ボッ
クス352の動作は次いでエッチングを行い、カバーさ
れていない領域の、ボックス336及びボックス350
からの第2及び第3のLTO層において開口を形成す
る。次いでボックス352の動作はマスク材料を取り除
く。
【0077】ボックス354の動作は、データ金属層を
0.5μmの厚さで堆積する。データ金属層は例えば、
上述のようにハイブリッドTiW/AlCu多積層であ
ることが可能である。ボックス354の動作は次にリソ
グラフィを行って、データラインを形成するデータライ
ン層をカバーすると共に第2接続点214に対する開口
をカバーするマスク材料パターンを生成する。次いでボ
ックス354の動作はエッチングを行って、マスク材料
パターンによりカバーされていない領域を取り除き、デ
ータラインを残す。次いで、ボックス354の動作はマ
スク材料を取り除く。
0.5μmの厚さで堆積する。データ金属層は例えば、
上述のようにハイブリッドTiW/AlCu多積層であ
ることが可能である。ボックス354の動作は次にリソ
グラフィを行って、データラインを形成するデータライ
ン層をカバーすると共に第2接続点214に対する開口
をカバーするマスク材料パターンを生成する。次いでボ
ックス354の動作はエッチングを行って、マスク材料
パターンによりカバーされていない領域を取り除き、デ
ータラインを残す。次いで、ボックス354の動作はマ
スク材料を取り除く。
【0078】ボックス356の動作は、ポリイミドの不
活性化層を1.5μmの厚さで堆積する。ボックス35
6の動作はリソグラフィを実行して、第2接続点214
と、接触のためにデータライン層の金属を露呈すべき任
意の他の領域とをカバーしないマスク材料パターンを生
成する。ボックス356の動作は次いでエッチングを行
い、カバーされていない領域の不活性化層に開口を形成
する。次にボックス356の動作はマスク材料を取り除
く。
活性化層を1.5μmの厚さで堆積する。ボックス35
6の動作はリソグラフィを実行して、第2接続点214
と、接触のためにデータライン層の金属を露呈すべき任
意の他の領域とをカバーしないマスク材料パターンを生
成する。ボックス356の動作は次いでエッチングを行
い、カバーされていない領域の不活性化層に開口を形成
する。次にボックス356の動作はマスク材料を取り除
く。
【0079】ボックス360の動作は、TiWのダーク
マトリックス層を0.1μmの厚さで堆積する。ボック
ス360の動作はリソグラフィを行って、例えば、各デ
ータラインのエッジに沿う領域や第2接続点214の回
りの領域等、遮光が必要な領域においてのみダークマト
リックス層をカバーするマスク材料パターンを生成す
る。次にボックス360の動作はエッチングを行い、カ
バーされていない領域を取り除く。次いで、ボックス3
60の動作はマスク材料を取り除く。
マトリックス層を0.1μmの厚さで堆積する。ボック
ス360の動作はリソグラフィを行って、例えば、各デ
ータラインのエッジに沿う領域や第2接続点214の回
りの領域等、遮光が必要な領域においてのみダークマト
リックス層をカバーするマスク材料パターンを生成す
る。次にボックス360の動作はエッチングを行い、カ
バーされていない領域を取り除く。次いで、ボックス3
60の動作はマスク材料を取り除く。
【0080】ボックス362の動作はITOを0.05
5μmの厚さで堆積する。ボックス362の動作はリソ
グラフィを行って、光透過セル領域においてITO層を
カバーするマスク材料パターンを生成する。ボックス3
62の動作は次いでエッチングを行い、カバーされてい
ない領域を取り除く。ボックス362の動作は、マスク
材料を取り除き、280℃にてITO層をアニールす
る。
5μmの厚さで堆積する。ボックス362の動作はリソ
グラフィを行って、光透過セル領域においてITO層を
カバーするマスク材料パターンを生成する。ボックス3
62の動作は次いでエッチングを行い、カバーされてい
ない領域を取り除く。ボックス362の動作は、マスク
材料を取り除き、280℃にてITO層をアニールす
る。
【0081】上述のアレイは、いくつかの駆動方法のい
ずれかにおいて信号を提供することにより、液晶ディス
プレイにおいて動作されることが可能である。
ずれかにおいて信号を提供することにより、液晶ディス
プレイにおいて動作されることが可能である。
【0082】ドット又はピクセル反転駆動技術の場合、
WDCはVGS=−7V、及びVDS=+5Vの時に発
生する。フレーム反転、ゲートライン反転、及びコラム
反転等の他の駆動技術の場合、WDCはVGS=−2
V、及びVDS=+10Vである時に発生する。
WDCはVGS=−7V、及びVDS=+5Vの時に発
生する。フレーム反転、ゲートライン反転、及びコラム
反転等の他の駆動技術の場合、WDCはVGS=−2
V、及びVDS=+10Vである時に発生する。
【0083】図12のグラフは、数値計算によりシミュ
レーションされた2つのデバイスに対するゲート−ソー
ス電圧VGSの関数としてのドレイン−ソース電流濃度
JDSを示す。曲線400は、各チャネル内領域におい
て5×1017cm−3の平均ドーパント濃度を有する
マルチチャネルポリシリコンTFTに対するシミュレー
ション結果を示す。曲線402は、各チャネル内領域に
おいて2×1019cm−3の平均ドーパント濃度を有
するマルチチャネルポリシリコンTFTに対するシミュ
レーション結果を示す。両ケースにおいて、TFTのチ
ャネルリードは2×1019cm−3の平均ドーパント
濃度を有するものと仮定した。
レーションされた2つのデバイスに対するゲート−ソー
ス電圧VGSの関数としてのドレイン−ソース電流濃度
JDSを示す。曲線400は、各チャネル内領域におい
て5×1017cm−3の平均ドーパント濃度を有する
マルチチャネルポリシリコンTFTに対するシミュレー
ション結果を示す。曲線402は、各チャネル内領域に
おいて2×1019cm−3の平均ドーパント濃度を有
するマルチチャネルポリシリコンTFTに対するシミュ
レーション結果を示す。両ケースにおいて、TFTのチ
ャネルリードは2×1019cm−3の平均ドーパント
濃度を有するものと仮定した。
【0084】曲線402は、チャネル内領域を高濃度に
ドーピングした場合に、逆ゲートバイアス漏洩電流濃度
がその最小値から指数関数的に如何に上昇するかを示
し、一方曲線400は、低濃度にドーピングされたチャ
ネル内領域におけるドーパント粒子の分布が逆ゲートバ
イアス電圧の範囲にわたって漏洩電流濃度を制御するこ
とを示している。その結果、大きい逆ゲートバイアス電
圧に対しては、漏洩電流の大きさは、チャネル内領域を
低濃度にドーピングされた場合よりも高濃度にドーピン
グされた場合の方がより大きい。曲線400及び402
はまた、チャネル内領域を低濃度にドーピングした場合
の方が高濃度にドーピングした場合よりも、得られるオ
ン電流を大きく減少しないことを示している。
ドーピングした場合に、逆ゲートバイアス漏洩電流濃度
がその最小値から指数関数的に如何に上昇するかを示
し、一方曲線400は、低濃度にドーピングされたチャ
ネル内領域におけるドーパント粒子の分布が逆ゲートバ
イアス電圧の範囲にわたって漏洩電流濃度を制御するこ
とを示している。その結果、大きい逆ゲートバイアス電
圧に対しては、漏洩電流の大きさは、チャネル内領域を
低濃度にドーピングされた場合よりも高濃度にドーピン
グされた場合の方がより大きい。曲線400及び402
はまた、チャネル内領域を低濃度にドーピングした場合
の方が高濃度にドーピングした場合よりも、得られるオ
ン電流を大きく減少しないことを示している。
【0085】上述の技術はテストチップにおいて実行さ
れた。一構造当りのチャネル数を1から8まで変えた。
ドーピングの構成は;LDD領域を有さないチャネルリ
ードを高濃度にドーピングし、チャネル内領域を高濃度
にドーピングした構成と;LDD領域を有するチャネル
リードを高濃度にドーピングし、チャネル内領域を高濃
度にドーピングした構成と;チャネルリードを高濃度に
ドーピングし、チャネル内領域を低濃度にドーピングし
た構成と;を含む。チャネルリードを2×1020cm
−3の濃度でドーピングし、低濃度にドーピングされる
チャネル内領域を1×1017cm−3から1×10
19cm−3の範囲の濃度でドーピングした。チャネル
の幅を1〜50μmの範囲で変化させた。チャネルの長
さを1〜50μmの範囲で変化させた。いくつかの異な
るプロセスを使用した。
れた。一構造当りのチャネル数を1から8まで変えた。
ドーピングの構成は;LDD領域を有さないチャネルリ
ードを高濃度にドーピングし、チャネル内領域を高濃度
にドーピングした構成と;LDD領域を有するチャネル
リードを高濃度にドーピングし、チャネル内領域を高濃
度にドーピングした構成と;チャネルリードを高濃度に
ドーピングし、チャネル内領域を低濃度にドーピングし
た構成と;を含む。チャネルリードを2×1020cm
−3の濃度でドーピングし、低濃度にドーピングされる
チャネル内領域を1×1017cm−3から1×10
19cm−3の範囲の濃度でドーピングした。チャネル
の幅を1〜50μmの範囲で変化させた。チャネルの長
さを1〜50μmの範囲で変化させた。いくつかの異な
るプロセスを使用した。
【0086】図13及び図14は、50μmの幅及び長
さを有し、1000Åのチャネル層及びオキサイド層の
厚さを有する2チャネル構造に対するテスト結果の例を
示す。図13のチャネル内領域は1×1018cm−3
の平均ドーパント濃度を有したが、図14のチャネル内
領域はチャネルリードと同じレベルにドーピングした。
各図において、上の曲線はVDS=10Vでの結果を示
し、中間の曲線はVDS=5Vでの結果を、そして下の
曲線はVDS=0.1Vでの結果を示す。
さを有し、1000Åのチャネル層及びオキサイド層の
厚さを有する2チャネル構造に対するテスト結果の例を
示す。図13のチャネル内領域は1×1018cm−3
の平均ドーパント濃度を有したが、図14のチャネル内
領域はチャネルリードと同じレベルにドーピングした。
各図において、上の曲線はVDS=10Vでの結果を示
し、中間の曲線はVDS=5Vでの結果を、そして下の
曲線はVDS=0.1Vでの結果を示す。
【0087】図に見るように、図13のチャネル内領域
におけるドーパント粒子の分布は、オン電流を大きく減
少することなく逆ゲートバイアス漏洩電流を制御した。
一方図14では、漏洩電流は、中間及び高いドレイン−
ソースバイアスに対する逆ゲートバイアス電圧の増大と
共に指数関数的に増大したが、チャネルリード同士間に
高い電界効果があるべきでない低いドレイン−ソースバ
イアスに対して制御された。
におけるドーパント粒子の分布は、オン電流を大きく減
少することなく逆ゲートバイアス漏洩電流を制御した。
一方図14では、漏洩電流は、中間及び高いドレイン−
ソースバイアスに対する逆ゲートバイアス電圧の増大と
共に指数関数的に増大したが、チャネルリード同士間に
高い電界効果があるべきでない低いドレイン−ソースバ
イアスに対して制御された。
【図1】チャネル内領域がドーパント粒子の連続分布を
有するマルチチャネル構造を各セルが含むアレイの概略
図であり、該アレイを生成する際に実行されるファンク
ションを示している。
有するマルチチャネル構造を各セルが含むアレイの概略
図であり、該アレイを生成する際に実行されるファンク
ションを示している。
【図2】図1のものと同じアレイを生成する概略的な動
作のシーケンスを示すフローチャートである。
作のシーケンスを示すフローチャートである。
【図3】図1のものと同じアレイを生成する別の概略的
な動作のシーケンスを示すフローチャートである。
な動作のシーケンスを示すフローチャートである。
【図4】図1のチャネル内領域におけるドーパント濃度
の関数として最大のオン電流と最大の逆ゲートバイアス
漏洩電流を示すグラフである。
の関数として最大のオン電流と最大の逆ゲートバイアス
漏洩電流を示すグラフである。
【図5】図1と同じ構造に対するゲート−ソース電圧の
関数としてドレイン−ソース電流の一例を示すグラフで
ある。
関数としてドレイン−ソース電流の一例を示すグラフで
ある。
【図6】図1と同じ構造において、チャネル内領域にお
けるドーパント粒子の分布が異なる逆ゲートバイアスで
如何に漏洩電流を制御し得るかを示す図であり、概略図
とグラフを組み合わせて示している。
けるドーパント粒子の分布が異なる逆ゲートバイアスで
如何に漏洩電流を制御し得るかを示す図であり、概略図
とグラフを組み合わせて示している。
【図7】ドーパント粒子の連続分布を有するチャネル内
領域を備える2チャネルポリシリコン(poly−S
i)TFTを各セルが含むアレイの実施形態の概略図で
ある。
領域を備える2チャネルポリシリコン(poly−S
i)TFTを各セルが含むアレイの実施形態の概略図で
ある。
【図8】図7の1つのセルの回路における第1及び第2
ポリシリコン層の概略的なレイアウトを示す図である。
ポリシリコン層の概略的なレイアウトを示す図である。
【図9】図8をラインa−aに沿って切断したセル回路
の断面図である。
の断面図である。
【図10】図8をラインb−bに沿って切断したセル回
路の断面図である。
路の断面図である。
【図11】図7のアレイを生成する際の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】チャネル内領域における2つのドーパント粒
子分布に対するゲート−ソース電圧の関数としてドレイ
ン−ソース電流をシミュレーションした結果を示すグラ
フである。
子分布に対するゲート−ソース電圧の関数としてドレイ
ン−ソース電流をシミュレーションした結果を示すグラ
フである。
【図13】従来の方法でドーピングされたチャネル内領
域に対するゲート−ソース電圧の関数としてドレイン−
ソース電流の測定値を示すグラフである。
域に対するゲート−ソース電圧の関数としてドレイン−
ソース電流の測定値を示すグラフである。
【図14】逆ゲートバイアス漏洩電流を制御するドーパ
ント粒子の分布を有するチャネル内領域に対するゲート
−ソース電圧の関数としてドレイン−ソース電流の測定
値を示すグラフである。
ント粒子の分布を有するチャネル内領域に対するゲート
−ソース電圧の関数としてドレイン−ソース電流の測定
値を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イーウェイ ウ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94024 ロス アルトス ミゲル アヴェ ニュー 1201
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の表面にアレイ回路を形成する方法
であって、該アレイ回路が、 走査線と、 データラインと、 各走査線及び各データラインに対してセル回路と、を含
み、該セル回路が走査線及びデータラインに接続され、
該セル回路が、前記データラインから信号を受信したり
前記データラインに信号を送信したりするためのデータ
リードを含むコンポーネントと、前記走査線の制御下で
前記データラインと前記データリードとの間の電気接続
を提供するためのポリシリコン薄膜トランジスタと、を
含み、該ポリシリコン薄膜トランジスタが、 前記データラインへの電気接続のための第1接続点と前
記データリードへの電気接続のための第2接続点との間
の一連のチャネルと、 チャネル内領域と、を含み、該チャネル内領域の1つが
該一連のチャネルにおいて隣接する各対のチャネル同士
間にあり、 前記チャネル内領域の各々がドーパント粒子の連続分布
を有するように、そして前記チャネルを通る逆ゲートバ
イアス漏洩電流を制御すると共に前記チャネルを通るオ
ン電流を大きく減少しないドーパント粒子の分布を前記
チャネル領域が有するように、前記チャネル内領域の各
々にドーパント粒子を注入することを特徴とする基板の
表面にアレイ回路を形成する方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US367984 | 1995-01-03 | ||
US08/367,984 US5608557A (en) | 1995-01-03 | 1995-01-03 | Circuitry with gate line crossing semiconductor line at two or more channels |
US56072495A | 1995-11-20 | 1995-11-20 | |
US560724 | 1995-11-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306931A true JPH08306931A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=27004003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35478695A Withdrawn JPH08306931A (ja) | 1995-01-03 | 1995-12-29 | 連続的にドーピングされたチャネル内領域を有するマルチチャネル構造を備えるアレイの形成 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08306931A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100433079C (zh) * | 2004-02-04 | 2008-11-12 | 卡西欧计算机株式会社 | 有源矩阵面板 |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35478695A patent/JPH08306931A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100433079C (zh) * | 2004-02-04 | 2008-11-12 | 卡西欧计算机株式会社 | 有源矩阵面板 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |