JPH08297841A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH08297841A JPH08297841A JP10254895A JP10254895A JPH08297841A JP H08297841 A JPH08297841 A JP H08297841A JP 10254895 A JP10254895 A JP 10254895A JP 10254895 A JP10254895 A JP 10254895A JP H08297841 A JPH08297841 A JP H08297841A
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- JP
- Japan
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- track
- error signal
- track error
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高速且つ的確に、しかも安定してシーク動作を
行い得るトラックエラー信号を生成する光ディスク装置
を提供する。 【構成】温度センサ14で得られた温度値を温度・電圧
変換により電圧値に変換し、得られた電圧値(アナログ
信号)をAD変換器13によりデジタル信号に変換し、
この値をデジタル演算部12で取り込み演算処理を行
い、サーボゲインコントロール信号104を生成する。
このサーボゲインコントロール信号104によりゲイン
コントロールアンプ11のアナログスイッチを閉じ、ゲ
インコントロールアンプ11のゲイン値を決定し、差動
増幅器10で得られたトラックエラー信号101を入力
し、トラッククロスパルス生成に必要なトラックエラー
信号102を生成する。
行い得るトラックエラー信号を生成する光ディスク装置
を提供する。 【構成】温度センサ14で得られた温度値を温度・電圧
変換により電圧値に変換し、得られた電圧値(アナログ
信号)をAD変換器13によりデジタル信号に変換し、
この値をデジタル演算部12で取り込み演算処理を行
い、サーボゲインコントロール信号104を生成する。
このサーボゲインコントロール信号104によりゲイン
コントロールアンプ11のアナログスイッチを閉じ、ゲ
インコントロールアンプ11のゲイン値を決定し、差動
増幅器10で得られたトラックエラー信号101を入力
し、トラッククロスパルス生成に必要なトラックエラー
信号102を生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に関
し、特に、情報記録媒体のあるトラックから別のトラッ
クに移動する際に必要とされるトラックエラー信号の生
成に関する。
し、特に、情報記録媒体のあるトラックから別のトラッ
クに移動する際に必要とされるトラックエラー信号の生
成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の光ディスク装置は、情
報記録媒体上に同心円状またはスパイラル状に形成され
た情報トラックに対し、半導体レーザより照射され、集
光レンズによって絞り込まれたレーザ光線を所定の光径
に集束して情報の記録再生を行っている。このように情
報の記録再生を行う場合、情報記録媒体上に形成された
多数の情報トラックの中から特定の情報トラックに光ピ
ックアップを移動させる必要がある。この際、情報トラ
ックと光ピックアップとの位置ズレを表すトラック誤差
信号(以下、トラックエラー信号)が必要となる。従来
このトラックエラー信号は環境温度によってその振幅が
変化してしまい、特に低温になると、常温時に比べて著
しく低下してしまう。このため情報トラック横断数を計
測するのに必要なトラッククロスパルスが生成できない
ということがしばしばあった。
報記録媒体上に同心円状またはスパイラル状に形成され
た情報トラックに対し、半導体レーザより照射され、集
光レンズによって絞り込まれたレーザ光線を所定の光径
に集束して情報の記録再生を行っている。このように情
報の記録再生を行う場合、情報記録媒体上に形成された
多数の情報トラックの中から特定の情報トラックに光ピ
ックアップを移動させる必要がある。この際、情報トラ
ックと光ピックアップとの位置ズレを表すトラック誤差
信号(以下、トラックエラー信号)が必要となる。従来
このトラックエラー信号は環境温度によってその振幅が
変化してしまい、特に低温になると、常温時に比べて著
しく低下してしまう。このため情報トラック横断数を計
測するのに必要なトラッククロスパルスが生成できない
ということがしばしばあった。
【0003】従来の公知例としては実開平5−7371
7号公報が知られている。
7号公報が知られている。
【0004】この従来の光学的記録再生装置について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0005】図3は従来例の光学的記録再生装置の構成
図である。
図である。
【0006】この従来例の光学的記録再生装置は、トラ
ックエラー検出手段と、バンドバスフィルタ,全波整流
器,ピーク検出手段と、AD変換器およびゲインコント
ロールアンプとから構成されている。
ックエラー検出手段と、バンドバスフィルタ,全波整流
器,ピーク検出手段と、AD変換器およびゲインコント
ロールアンプとから構成されている。
【0007】このトラックエラー検出手段により検出さ
れたトラックエラー信号はバンドバスフィルタによりノ
イズ成分を減少させ、コンデンサで直流分をカットし、
全波整流器で全波整流される。整流された信号はピーク
検出器で検出され、AD変換器を通し、ゲイン切り替え
アンプのゲインを制御する。
れたトラックエラー信号はバンドバスフィルタによりノ
イズ成分を減少させ、コンデンサで直流分をカットし、
全波整流器で全波整流される。整流された信号はピーク
検出器で検出され、AD変換器を通し、ゲイン切り替え
アンプのゲインを制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スク装置では、トラックエラー信号を生成する場合、低
温時になるとトラックエラー信号の振幅が低下し、この
ときの振幅がトラッククロスパルスを生成するためのス
ライスレベル以下になるとトラックエラー信号が検出で
きなくなり、トラッククロスパルスの生成ができず、そ
れ故トラック横断数のカウントにミスを生じ、安定なシ
ーク動作が困難になるということがしばしばあった。
スク装置では、トラックエラー信号を生成する場合、低
温時になるとトラックエラー信号の振幅が低下し、この
ときの振幅がトラッククロスパルスを生成するためのス
ライスレベル以下になるとトラックエラー信号が検出で
きなくなり、トラッククロスパルスの生成ができず、そ
れ故トラック横断数のカウントにミスを生じ、安定なシ
ーク動作が困難になるということがしばしばあった。
【0009】このように、従来のトラックエラー信号を
生成する場合は、光ピックアップをあるトラックから目
標とするトラックへ移動するシーク動作を高速かつ安定
に行わせることができなかった。
生成する場合は、光ピックアップをあるトラックから目
標とするトラックへ移動するシーク動作を高速かつ安定
に行わせることができなかった。
【0010】また、実開平5−73717号公報の光学
的記録再生装置も、温度を検出する手段がなく低温時の
トラッククロスパルスの未生成を防ぐことができないた
め、上述したものと同様の問題があった。
的記録再生装置も、温度を検出する手段がなく低温時の
トラッククロスパルスの未生成を防ぐことができないた
め、上述したものと同様の問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、高速且
つ適確に、しかも安定してシーク動作を行い得るトラッ
クエラー信号を生成する光ディスク装置を提供すること
にある。
つ適確に、しかも安定してシーク動作を行い得るトラッ
クエラー信号を生成する光ディスク装置を提供すること
にある。
【0012】そのため、本発明の光ディスク装置は、情
報記録媒体上に同心円状またはスパイラル状に形成され
た情報トラックに対して光ピックアップを移動して位置
決めを行い、情報の記録再生を行う光ディスク装置であ
って、情報トラックと光ピックアップの位置のズレを検
出するトラックエラー信号検出手段と、周囲の温度を検
出する温度検出手段と、温度検出手段で検出した温度を
アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換手段
と、AD変換手段変換されたデジタル信号よりゲイン値
を設定するゲイン設定手段と、トラックエラー信号検出
手段で検出したトラックエラー信号振幅を増幅するオペ
アンプと、オペアンプより出力されたトラックエラー信
号からトラッククロスパルスを検出するトラッククロス
パルス検出手段とを備えていることを特徴としている。
報記録媒体上に同心円状またはスパイラル状に形成され
た情報トラックに対して光ピックアップを移動して位置
決めを行い、情報の記録再生を行う光ディスク装置であ
って、情報トラックと光ピックアップの位置のズレを検
出するトラックエラー信号検出手段と、周囲の温度を検
出する温度検出手段と、温度検出手段で検出した温度を
アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換手段
と、AD変換手段変換されたデジタル信号よりゲイン値
を設定するゲイン設定手段と、トラックエラー信号検出
手段で検出したトラックエラー信号振幅を増幅するオペ
アンプと、オペアンプより出力されたトラックエラー信
号からトラッククロスパルスを検出するトラッククロス
パルス検出手段とを備えていることを特徴としている。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は本発明の光ディスク装置の一実施例
のトラックエラー信号生成の基本構成を示すブロック
図、図2は図1の光ディスク装置のトラックエラー信号
とトラッククロスパルスを示す波形図である。
のトラックエラー信号生成の基本構成を示すブロック
図、図2は図1の光ディスク装置のトラックエラー信号
とトラッククロスパルスを示す波形図である。
【0015】本実施例の光ディスク装置のトラックエラ
ー信号生成部分は、光ディスク装置のうちの光ピックア
ップ内に配置された半導体レーザ1と、光ピックアップ
を構成する他の構成要素であるコリメートレンズ2,偏
光ビームスプリッタ3,1/4波長板4,対物レンズ
6,この対物レンズ6を駆動するアクチュエータ5およ
び2分割光検出器9と、この2分割光検出器9に接続さ
れた差動増幅器10およびゲインコントロールアンプ1
1と、トラッククロスパルス生成器15とを備えてい
る。
ー信号生成部分は、光ディスク装置のうちの光ピックア
ップ内に配置された半導体レーザ1と、光ピックアップ
を構成する他の構成要素であるコリメートレンズ2,偏
光ビームスプリッタ3,1/4波長板4,対物レンズ
6,この対物レンズ6を駆動するアクチュエータ5およ
び2分割光検出器9と、この2分割光検出器9に接続さ
れた差動増幅器10およびゲインコントロールアンプ1
1と、トラッククロスパルス生成器15とを備えてい
る。
【0016】このうち、半導体レーザ1は、レーザ駆動
回路(図示せず)により電流を供給され、情報の記録お
よび再生を行うためのレーザ光を照射する。コリメート
レンズ2は、半導体レーザ1から照射された発散性のレ
ーザ光を平行なレーザ光束に変えるためのものである。
偏光ビームスプリッタ3は、情報記録媒体7から反射さ
れる光束を分離するものであって、これにより入射する
光束の光路を曲げずに直進させることができる。1/4
波長板4は、レーザ光束の偏光状態を直線偏光から円偏
光に変えるためのもので、集光レンズ8は平行なレーザ
光束を集光させて情報記録媒体7上に微小光スポットを
形成するためのものである。
回路(図示せず)により電流を供給され、情報の記録お
よび再生を行うためのレーザ光を照射する。コリメート
レンズ2は、半導体レーザ1から照射された発散性のレ
ーザ光を平行なレーザ光束に変えるためのものである。
偏光ビームスプリッタ3は、情報記録媒体7から反射さ
れる光束を分離するものであって、これにより入射する
光束の光路を曲げずに直進させることができる。1/4
波長板4は、レーザ光束の偏光状態を直線偏光から円偏
光に変えるためのもので、集光レンズ8は平行なレーザ
光束を集光させて情報記録媒体7上に微小光スポットを
形成するためのものである。
【0017】情報記録媒体7の表面には微細なピッチで
情報トラックの案内溝が形成されており、案内溝に沿っ
て情報が記録される。情報記録媒体7上に集束された光
スポットの位置が情報トラックの中心からずれると案内
溝による光の回折,散乱により情報記録媒体7により反
射される光のファーフィールドにおける光強度はトラッ
ク方向に対して左右に強度差を生じる。2分割光検出器
9は、この強度差を光スポットの情報トラック中心に対
する位置ずれとして捕え、トラックエラー信号a101
として検出できるようにするためのもので、左右方向に
分離して配置された少なくとも2つの光検出素子を備え
る。
情報トラックの案内溝が形成されており、案内溝に沿っ
て情報が記録される。情報記録媒体7上に集束された光
スポットの位置が情報トラックの中心からずれると案内
溝による光の回折,散乱により情報記録媒体7により反
射される光のファーフィールドにおける光強度はトラッ
ク方向に対して左右に強度差を生じる。2分割光検出器
9は、この強度差を光スポットの情報トラック中心に対
する位置ずれとして捕え、トラックエラー信号a101
として検出できるようにするためのもので、左右方向に
分離して配置された少なくとも2つの光検出素子を備え
る。
【0018】また、情報記録媒体7で反射された反射光
は、集光レンズ8により再び平行な光束に戻され、1/
4波長板4に入射される。偏光ビームスプリッタ3は、
1/4波長板4より出射された反射光の光路を屈折さ
せ、2分割光検出器9へ導く。2分割光検出器9は、反
射光のファーフィールドにおける左右の光強度を分離し
て検出する。2分割光検出器9から出力された反射光の
左右の強度を示す電流は差動増幅器10に入力される。
この差動増幅器10では、左右の光の強度差に対応する
差出力、即ち、トラックエラー信号a101を出力す
る。
は、集光レンズ8により再び平行な光束に戻され、1/
4波長板4に入射される。偏光ビームスプリッタ3は、
1/4波長板4より出射された反射光の光路を屈折さ
せ、2分割光検出器9へ導く。2分割光検出器9は、反
射光のファーフィールドにおける左右の光強度を分離し
て検出する。2分割光検出器9から出力された反射光の
左右の強度を示す電流は差動増幅器10に入力される。
この差動増幅器10では、左右の光の強度差に対応する
差出力、即ち、トラックエラー信号a101を出力す
る。
【0019】次に、トラッククロスパルス103を生成
するためのトラックエラー信号b102をどのように生
成しているのかを図1,図2を参照して説明する。
するためのトラックエラー信号b102をどのように生
成しているのかを図1,図2を参照して説明する。
【0020】差動増幅器10より得られた図2の201
に示すトラックエラー信号a101はゲインコントロー
ルアンプ11に入力される。ゲインコントロールアンプ
11は、1個のオペアンプおよびN個のフィードバック
抵抗とN個のアナログスイッチから成っている。N個の
フィードバック抵抗はそれぞれ異なった抵抗値であり、
この抵抗値により、ゲインコントロールアンプ11のゲ
インが決定されている。アナログスイッチはトリガとな
る信号、例えば、ロウレベルからハイレベルになる信号
を受け取ることにより、スイッチを閉じるように設定さ
れており、アナログスイッチとフィードバック抵抗はそ
れぞれ一対一に対応している。
に示すトラックエラー信号a101はゲインコントロー
ルアンプ11に入力される。ゲインコントロールアンプ
11は、1個のオペアンプおよびN個のフィードバック
抵抗とN個のアナログスイッチから成っている。N個の
フィードバック抵抗はそれぞれ異なった抵抗値であり、
この抵抗値により、ゲインコントロールアンプ11のゲ
インが決定されている。アナログスイッチはトリガとな
る信号、例えば、ロウレベルからハイレベルになる信号
を受け取ることにより、スイッチを閉じるように設定さ
れており、アナログスイッチとフィードバック抵抗はそ
れぞれ一対一に対応している。
【0021】一方、ゲインコントロールアンプ11のゲ
イン値は環境温度によって決定されるが、この環境温度
を検出するのが温度センサ14である。検出された環境
温度(以下、温度称す)は温度センサ14で温度に対応
した電圧レベルに変換される。温度センサ14によって
変換された電圧値(アナログ信号)はAD変換器13に
入力する。AD変換器13はいくつかのコンパレータを
もっており、それぞれ異なったコンパレート電圧(基準
となる電圧)が入力されている。AD変換器13に入力
された電圧はこのコンパレータで逐次比較され、その大
小により“0”あるいは“1”といったデジタル値に変
換され、“0”と“1”から成るデジタル信号として出
力される。AD変換器13から出力されたデジタル信号
はデジタル演算部12へ入力される。デジタル演算部1
2は得られたデジタル値を演算処理し、サーボゲインコ
ントロール信号104を生成する。サーボゲインコント
ロール信号104は、ゲインコントロールアンプ11の
N個のアナログスイッチにそれぞれつながっており、デ
ジタル演算部12によってN個のアナログスイッチの
内、1つだけを閉じることによりゲインコントロールア
ンプ11のゲインを決定する。
イン値は環境温度によって決定されるが、この環境温度
を検出するのが温度センサ14である。検出された環境
温度(以下、温度称す)は温度センサ14で温度に対応
した電圧レベルに変換される。温度センサ14によって
変換された電圧値(アナログ信号)はAD変換器13に
入力する。AD変換器13はいくつかのコンパレータを
もっており、それぞれ異なったコンパレート電圧(基準
となる電圧)が入力されている。AD変換器13に入力
された電圧はこのコンパレータで逐次比較され、その大
小により“0”あるいは“1”といったデジタル値に変
換され、“0”と“1”から成るデジタル信号として出
力される。AD変換器13から出力されたデジタル信号
はデジタル演算部12へ入力される。デジタル演算部1
2は得られたデジタル値を演算処理し、サーボゲインコ
ントロール信号104を生成する。サーボゲインコント
ロール信号104は、ゲインコントロールアンプ11の
N個のアナログスイッチにそれぞれつながっており、デ
ジタル演算部12によってN個のアナログスイッチの
内、1つだけを閉じることによりゲインコントロールア
ンプ11のゲインを決定する。
【0022】ゲインコントロールアンプ11から出力さ
れた図2の202に示すトラックエラー信号b102は
環境温度に影響されることなく一定の振幅のままトラッ
ククロスパルス生成器15に入力され、トラッククロス
パルス生成器15は情報トラック横断数計測に必要な図
2の203に示すトラッククロスパルス103を出力す
る。このトラッククロスパルス103により、本実施例
の光ディスク装置は、高速且つ適確に、常時安定したシ
ーク動作を行う。
れた図2の202に示すトラックエラー信号b102は
環境温度に影響されることなく一定の振幅のままトラッ
ククロスパルス生成器15に入力され、トラッククロス
パルス生成器15は情報トラック横断数計測に必要な図
2の203に示すトラッククロスパルス103を出力す
る。このトラッククロスパルス103により、本実施例
の光ディスク装置は、高速且つ適確に、常時安定したシ
ーク動作を行う。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置は、トラックエラー信号を生成する場合、光ピッ
クアップをある情報トラックから目標とする情報トラッ
クへ移動する際に情報トラック横断数の計測に必要なト
ラックエラー信号の振幅を、温度センサ,AD変換器,
デジタル演算部およびゲインコントロールアンプによ
り、周囲の温度によらず一定に保つことができるので、
常に安定した正確なトラッククロスパルスを生成するこ
とができ、低温時におけるトラックエラー信号振幅の低
下によるトラッククロスパルスの未生成を防ぎ、高速且
つ適確で、安定したシーク動作を実現することができる
という効果がある。
ク装置は、トラックエラー信号を生成する場合、光ピッ
クアップをある情報トラックから目標とする情報トラッ
クへ移動する際に情報トラック横断数の計測に必要なト
ラックエラー信号の振幅を、温度センサ,AD変換器,
デジタル演算部およびゲインコントロールアンプによ
り、周囲の温度によらず一定に保つことができるので、
常に安定した正確なトラッククロスパルスを生成するこ
とができ、低温時におけるトラックエラー信号振幅の低
下によるトラッククロスパルスの未生成を防ぎ、高速且
つ適確で、安定したシーク動作を実現することができる
という効果がある。
【0024】本発明の光ディスク装置は、温度を検出す
る手段を有しトラックエラー信号の振幅を周囲の温度に
よらず一定に保つことにより、実開平5−73717号
公報の光学的記録再生装置に対する課題も解決し、低温
時のトラッククロスパルスの未生成を防ぎ、高速で安定
なシーク動作を行うことができるという効果がある。
る手段を有しトラックエラー信号の振幅を周囲の温度に
よらず一定に保つことにより、実開平5−73717号
公報の光学的記録再生装置に対する課題も解決し、低温
時のトラッククロスパルスの未生成を防ぎ、高速で安定
なシーク動作を行うことができるという効果がある。
【0025】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例のトラック
エラー信号生成の基本構成を示すブロック図である。
エラー信号生成の基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置のトラックエラー信号と
トラッククロスパルスを示す波形図である。
トラッククロスパルスを示す波形図である。
【図3】従来例の光学的記録再生装置の構成図である。
1 半導体レーザ 2 コリメートレンズ 3 偏光ビームスプリッタ 4 1/4波長板 5 アクチュエータ 6 対物レンズ 7 情報記録媒体 8 集光レンズ 9 2分割光検出器 10 差動増幅器 11 ゲインコントロールアンプ 12 デジタル演算部 13 AD変換器 14 温度センサ 15 トラッククロスパルス生成器 101 トラックエラー信号a 102 トラックエラー信号b 103 トラッククロスパルス 104 サーボゲインコントロール信号
Claims (1)
- 【請求項1】 情報記録媒体上に同心円状またはスパイ
ラル状に形成された情報トラックに対して光ピックアッ
プを移動して位置決めを行い、情報の記録再生を行う光
ディスク装置であって、前記情報トラックと光ピックア
ップの位置のズレを検出するトラックエラー信号検出手
段と、周囲の温度を検出する温度検出手段と、前記温度
検出手段で検出した温度をアナログ信号からデジタル信
号に変換するAD変換手段と、前記AD変換手段変換さ
れたデジタル信号よりゲイン値を設定するゲイン設定手
段と、前記トラックエラー信号検出手段で検出したトラ
ックエラー信号振幅を増幅するオペアンプと、前記オペ
アンプより出力されたトラックエラー信号からトラック
クロスパルスを検出するトラッククロスパルス検出手段
とを備えていることを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254895A JPH08297841A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254895A JPH08297841A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08297841A true JPH08297841A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14330307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10254895A Pending JPH08297841A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08297841A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01241026A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-26 | Alpine Electron Inc | 光学式ディスクプレーヤ |
JPH04206037A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-28 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
JPH04325971A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-16 | Olympus Optical Co Ltd | 光学的情報記録再生装置のアクチュエータ駆動装置 |
JPH05258319A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-10-08 | Sony Corp | 利得調整装置 |
JPH06302104A (ja) * | 1993-04-12 | 1994-10-28 | Sony Corp | 記録又は再生装置 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP10254895A patent/JPH08297841A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01241026A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-26 | Alpine Electron Inc | 光学式ディスクプレーヤ |
JPH04206037A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-28 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
JPH04325971A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-16 | Olympus Optical Co Ltd | 光学的情報記録再生装置のアクチュエータ駆動装置 |
JPH05258319A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-10-08 | Sony Corp | 利得調整装置 |
JPH06302104A (ja) * | 1993-04-12 | 1994-10-28 | Sony Corp | 記録又は再生装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970722 |