JPH08295224A - 車両用制動圧制御装置 - Google Patents
車両用制動圧制御装置Info
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Abstract
装置において、ブレーキ戻し操作時の制御性を確保す
る。 【構成】 運転者のブレーキペダル10の操作を油圧セ
ンサ12で検出する。コントローラ22は油圧センサ1
2からの検出信号や加速度センサ24からの検出信号に
基づき、緊急状態か否かを判定し、緊急状態の場合には
増圧機構14を駆動してブレーキ油圧を増圧し、最大油
圧まで増圧する。運転者がブレーキ戻し操作を行った場
合には、その戻し操作量に応じて減圧制御をし、減圧時
のゲインを増圧時のゲインよりも小さく設定してより緩
やかに減圧する。また、停止直前においては制御油圧を
0とし、停止直前の制御油圧を0として通常のブレーキ
特性に戻す。
Description
特に緊急時の自動ブレーキ及びその解除に関する。
にはブレーキペダルを踏み込み車両を減速させるが、一
般にこのような緊急時には最大の制動力が必要であるに
もかかわらずブレーキペダルの踏み込み量が十分でない
ため所望の減速度が得られない場合がある。そこで、こ
のような場合にも緊急状態と判定して運転者のブレーキ
操作量によらず最大制動力が得られるようにブレーキ液
圧を調整する自動ブレーキ装置が提案されている。
開示された自動車の制動装置においては、ブレーキの操
作速度が設定値以上のときには緊急時と判定して通常時
よりブレーキ液圧を増大させ、最大制動力が得られるよ
うな構成を提案している。これによれば、同一のブレー
キ操作で緊急時の停止距離をより短くできる。
来技術においては、急ブレーキ操作でブレーキ液圧が最
大液圧まで増圧され、ブレーキ戻し操作により中止す
る、いわばフルブレーキのON/OFFの二値的制御で
あるので、特にブレーキ戻し操作側において車両停止直
前の運転者による微妙な車速制御が不可能であり、停止
距離を車両運転者の自由意志で調整できない問題があ
る。
出してフルブレーキOFF制御する構成でも、アクチュ
エータの応答遅れがあるためブレーキペダルから完全に
足を離してもなおブレーキ液圧が残る可能性があり、停
止時にショックが生じるおそれもあった。
なされたものであり、その目的は従来と同様に緊急時の
ブレーキ踏み込み量が不十分であっても最大の制動力が
得られて安全に停止することができるとともに、ブレー
キ戻し操作においても微妙な制御が可能で停止位置等を
調整可能な車両用制動圧制御装置を提供することにあ
る。
に、本発明は、車速検出手段と、車両運転者のブレーキ
操作を検出する操作検出手段と、検出されたブレーキ操
作が緊急状態であるか否かを判定する判定手段と、緊急
状態と判定された場合に制動液圧を最大圧力まで増圧さ
せるとともに、増圧制御中に検出された車速が所定値以
下となった場合に所定ゲインで制動液圧を減圧させる圧
力制御手段とを有することを特徴とする。
は、車両運転者のブレーキ操作を検出する操作検出手段
と、検出されたブレーキ操作が緊急状態であるか否かを
判定する判定手段と、緊急状態と判定された場合に制動
液圧を運転者のブレーキ操作量に応じて最大圧力まで増
圧させるとともに、運転者のブレーキ戻し操作量に応じ
て制動液圧を減圧させる圧力制御手段とを有することを
特徴とする。
は、前記圧力制御手段が増圧時のゲインよりも減圧時の
ゲインを小さく設定することを特徴とする。
は、前記圧力制御手段が運転者のブレーキ戻し操作を検
出した時に制動圧力の減圧を開始することを特徴とす
る。
明は、運転者のブレーキ戻し速度を検出する検出手段を
備え、前記圧力制御手段はブレーキ戻し速度が大なる程
減圧時のゲインを大きく設定することを特徴とする。
いて最大制動力が得られるまでブレーキ液圧を制御して
維持し、運転者のブレーキ戻し操作が検出されると同時
に減圧させるようなON/OFF的制御を行うのではな
く、緊急状態において最大液圧まで増圧した後、車両の
速度が十分低速になった場合に車両運転者のブレーキ戻
し操作によらず強制的にブレーキ液圧を減圧させる。こ
れにより、車両停止直前でのブレーキ液圧を通常のブレ
ーキ特性に復帰させることができ、ドライバの意志通り
のブレーキ操作性が得られる。
N/OFF的制御ではなく、緊急状態が検出された場合
においても運転者のブレーキ操作量に応じてブレーキ液
圧を最大圧力まで増圧させ、かつ、ブレーキ戻し時にお
いても最大液圧から通常のブレーキ操作の液圧まで急峻
に減圧させるのではなく、運転者のブレーキ戻し操作量
に応じて減圧させる。これにより、ブレーキ液圧の変化
に連続性を持たせ、運転者によるブレーキ制御性を確保
できる。
作時の方がブレーキ踏み込み操作時に比べて運転者によ
る制御性が重視される(逆に言えば、ブレーキ踏み込み
時には制御性よりも緊急性が要求される)ことに鑑み、
圧力制御手段による減圧時、すなわちブレーキ戻し操作
時のゲインを増圧時に比べて小さく設定する。これによ
り、ブレーキ戻し時のブレーキ液圧の変化は増圧時の変
化に比べて緩やかなものとなり、運転者はブレーキ戻し
量の微妙な調節により停止直前の車両の速度を調整可能
となる。
キ戻し操作を検出したときに制動圧力の減圧を開始させ
る。この場合にも、ブレーキ液圧は運転者の戻し操作量
に応じて変化するため、より運転者のブレーキペダル操
作を反映した液圧変化が得られることになる。
減圧時のゲインをブレーキ戻し速度に応じて変化させ、
ブレーキ戻し速度が大なるほど減圧時のゲインを大きく
設定する。これにより、運転者のブレーキペダル操作を
より反映したブレーキ液圧制御が得られ、停止直前の車
両の走行制御が容易となる。
説明する。
転者によるブレーキペダルの踏み込み量や踏み込み速度
等を検出するブレーキ操作検出手段1が設けられ、その
検出信号は緊急操作判定手段2に供給される。緊急操作
判定手段2ではブレーキ操作検出手段1からの検出信号
に基づき緊急状態か否かを判定する。この緊急状態判定
については、本願出願人が先に提案した特願平6−17
2649号に詳述されており、例えば運転者によるブレ
ーキの踏み込み力BFと所定のしきい値を比較し、所定
のしきい値以上のときに緊急状態と判定することができ
る。また、踏み込み速度d(BF)/dtをしきい値と
比較することによっても緊急度の判定は可能であり、運
転者がアクセルペダルを離してからブレーキペダルを踏
み込むまでの踏み替え時間を所定のしきい値と比較する
ことによっても緊急状態の判定は可能である。緊急操作
判定手段2による判定結果はブレーキ制御液圧演算手段
3に供給される。ブレーキ制御液圧演算手段3はこの判
定結果及び車速検出手段6からの検出車速に基づき制御
液圧を決定し、制御信号をブレーキ液圧制御手段4に供
給する。ブレーキ液圧制御手段4では、この演算結果に
基づいて車輪ロック防止機構(ABS)付きブレーキ5
を駆動して緊急時のブレーキ操作を行う構成である。
圧演算手段3及びブレーキ液圧制御手段4の具体的な構
成が示されている。ブレーキペダル10に連動して通常
のブレーキ系統(ア)及び増圧制御用の制御系統(イ)
の2系統が設けられており、これらをチェンジバルブ1
6で適宜切り替える構成である。通常のブレーキ系統
(ア)には油圧センサ12が設けられ、運転者のブレー
キペダル10の操作量及び戻し操作量が検出され、コン
トローラ22に供給される。一方、増圧制御系統(イ)
には増圧機構14が設けられ、コントローラ22からの
制御信号に応じてブレーキ液圧を調整し、緊急時のフル
ブレーキを行う。なお、チェンジバルブ16の後段には
アンチロックブレーキシステム(ABS)18及び車輪
20が設けられる。
6及び加速度センサ24からの検出信号が供給される
が、車速センサ26は図1における車速検出手段6に相
当し、一方、加速度センサ24からの検出信号は緊急度
判定に用いられる。すなわち、上述したようにブレーキ
踏み込み強さや踏み込み速度等によって緊急状態か否か
を判定できるが、車両運転者がブレーキペダルを操作し
て減速が開始され、所定の減速度が得られるまでの時間
によっても緊急状態か否かを判定することが可能であ
り、コントローラ22はこの加速度センサ24からの検
出信号に基づいて緊急状態か否かを判定する。要約する
と、図2においてはコントローラ22が図1における緊
急操作判定手段2及びブレーキ制御液圧演算手段3に相
当し、増圧機構14及びチェンジバルブ16がブレーキ
液圧制御手段4に相当する。
ローチャートが示されており、また図5には本実施例に
おけるブレーキ制御液圧(油圧)及びドライバ操作液圧
(油圧)の時間変化が示されている。図3は本実施例に
おける全体処理フローチャートであり、検出手段1によ
りドライバのブレーキ操作を検出すると(S101)、
コントローラ22が緊急状態か否かを判定する(S10
2)。この判定は、上述したようにブレーキペダルの踏
み込み量や踏み込み速度、あるいはアクセルペダルから
ブレーキペダルへの踏み替え時間、さらには所定の減速
度が得られるまでの時間により判定することができる。
判定の結果、緊急状態であると判定された場合には、後
述するブレーキ制御演算を行い(S103)、この演算
されたブレーキ制御値に応じて増圧機構14及びチェン
ジバルブ16を駆動してブレーキを制御する(S10
4)。
詳細処理フローチャートが示されている。図4におい
て、まず車速センサ26にて検出された車速Vがどの範
囲にあるかを判定する。具体的にはあらかじめ設定され
た車速V1、V2(V1>V2:例えばV1=30km
/h,V2=10km/h)との大小関係を判定する。
そして、検出車速VがV1以上の場合には、ブレーキ制
御油圧yを最大油圧Pmax まで増圧する(S203)。
すなわち、図5においては、このS203の処理は時刻
0から時刻t2に該当する。図5(A)において、運転
者は時刻0でブレーキ操作を開始し、時刻t3でブレー
キ戻し操作を開始する。この時刻0からt3における車
速は図5(B)に示すようにV1以上であり、時刻t1
にて緊急状態であると判定された場合には、このS20
3の処理に従いコントローラ22はブレーキ油圧を最大
油圧Pmax に設定する。なお、実際には制御遅れが生ず
るので、時刻t1にて制御を開始したとしても、実際に
ブレーキ油圧が最大値に達するまでにΔtだけ要するこ
とになり、実際に最大油圧に達するのは時刻t1+Δt
である。このようにして、ブレーキ油圧が最大値に設定
されると、この最大制動力により車両の速度は急激に減
少し、やがて設定値V1以下となる。この時には、コン
トローラ22はブレーキ油圧yを
に、コントローラ22は、車速がV1>V>V2の領域
においては、最大油圧Pmax から車速V2で0になるよ
うに直線的にブレーキ油圧を減圧させる。そして、さら
に車両の速度が低下して設定値V2以下となった場合に
は、コントローラ22は制御油圧yを0に維持し、ブレ
ーキ油圧を車両運転者の操作油圧に等しくする(S20
4)。図5(B)においては、時刻t2において設定車
速V1に達し、時刻t4において設定車速V2に達して
いる。従って、時刻t2においてコントローラ22は最
大油圧Pmax から減圧を開始し、時刻t4において制御
油圧を0として運転者の操作油圧に等しくすることにな
る。
が十分低速になった後においては、ブレーキ油圧は完全
に運転者のブレーキペダル操作量で決定されることとな
り、車両運転者は所望の停止位置に車両を停止させるこ
とが可能となる。
キ戻し操作を開始する時点(図5における時刻t3)よ
り前に車速が設定車速V1に達した場合について説明し
たが、車速V1に達する前に車両運転者がブレーキ戻し
操作を開始することも考えられる。この場合には、運転
者によるブレーキ戻し操作開始と同時にコントローラ2
2は制御油圧の減圧を開始する。
度に応じて自動ブレーキのOFFタイミングを決定して
いるので、停止直前には制御油圧を0としてブレーキ油
圧を運転者の操作油圧と等しくすることができ、運転者
による停止直前の微妙なコントロールが可能となる。ま
た、図5からも明らかなように、制御油圧は運転者のブ
レーキ戻し操作が完了する以前に0に設定されるため、
運転者がブレーキペダルから足を離した後においても制
御油圧が残存する事態を防ぐことができ、停止時のショ
ック等も防ぐことができる。
ている。本実施例の構成も上述した第1実施例とほぼ同
様であり、緊急操作判定手段2により緊急状態と判定さ
れると、ブレーキ制御液圧演算手段3が制御液圧を演算
するが、本実施例においては車速検出手段6は設けられ
ておらず、運転者のブレーキ操作量に応じて制御油圧が
決定される。すなわち、全体処理は図3の処理と同様で
あり、まずドライバの操作を検出して緊急状態か否かを
判定し、緊急状態であると判定された場合にはブレーキ
制御演算に移行するが、このブレーキ制御演算において
は、まず車両運転者のブレーキ操作開始時におけるブレ
ーキ操作油圧x1を検出し、これを記憶する(S30
1)。そして、現在の運転者の操作油圧がどの範囲にあ
るかを判定する。そして、ブレーキ操作油圧xがあらか
じめ設定された操作油圧値x2(x2>x1)に対しx
2>x>x1の場合には、運転者のブレーキ操作量に応
じて制御油圧を
第1実施例と同様に最大油圧である。この式から明らか
なように、運転者のブレーキ操作油圧xがx1とx2の
間にある場合には、コントローラ22はこの運転者の操
作油圧xに応じて制御油圧を増圧させ、運転者のブレー
キ操作油圧がx2に達した場合に最大値Pmax となるよ
うに増圧させる。そして、運転者の操作油圧xが設定値
x2以上となった場合には、コントローラ22はこの最
大値Pmax を維持し(S304)、運転者がブレーキ戻
し操作を開始して操作油圧xが再びx1以下となった場
合には制御油圧yを0に減圧する(S305)。なお、
制御油圧を減圧する開始タイミングは、運転者の操作油
圧が設定値x2となった時である。
圧x及び制御油圧yの時間変化が示されている。車両運
転者は0→P→Q→R→S→T→Uのごとくブレーキ操
作を行うが、P点において操作油圧がx1に達し、この
地点からコントローラ22は制御油圧を増大させ、運転
者の操作油圧xがx2に達するQ点において制御油圧は
最大値Pmax に達する。もちろん、このP→Qにおける
制御油圧は、上述した第1実施例のように所定のゲイン
で急峻に増圧されるのではなく、運転者の操作油圧xに
応じて増圧されることになる。Q→Rにおいては運転者
はブレーキを操作し続けるが、操作油圧xはx2以上で
あるので、コントローラ22は制御油圧yを最大値Pma
x に維持し続ける。R点において運転者はブレーキ戻し
操作を開始するが、コントローラ22はこの地点では制
御油圧を減圧せず、最大値Pmaxを維持する。そして、
車両運転者による戻し操作が継続し、操作油圧xが再び
x2に達したS点でコントローラ22は制御油圧の減圧
を開始し、操作油圧xがx1に達した時点で制御油圧が
0となるように運転者の操作油圧に応じて減圧する。こ
のように、増圧時及び減圧時において運転者の操作油圧
に応じてゲインを決定するため、図7(B)に示される
ように増圧時(P→Q)及び減圧時(S→T)が共に同
じゲイン(勾配)で制御油圧が増減することになる。
ブレーキ操作に基づいて比例的に制御油圧を決定するた
め、運転者にとって違和感がなく、さらに、図8のよう
に緊急状態と判定された後に運転者がすぐにブレーキを
戻す事態(P→W→P´)が生じた場合においても、運
転者の意志に反してフルブレーキが行われることがな
く、システムの信頼性がより向上する。なお、図8
(A)における斜線部が増圧機構14によるアシスト分
(制御後油圧)を示しており、その最大値C´はPmax
より小さい。
る。上述した第2実施例においては、運転者のブレーキ
操作量に応じて制御油圧を増減制御したが、本実施例に
おいては、さらにブレーキ操作時の増圧ゲインとブレー
キ戻し操作時の減圧ゲインを変え、ブレーキ戻し時の減
圧をより滑らかにして運転者の制御性を向上させる。な
お、本実施例の基本構成は第2実施例と同様である。
定の操作量x1を記憶する(S401)。そして、制御
開始後の運転者のブレーキ操作量(油圧)の最大値xm
を算出し記憶する(S402)。この算出は、前回まで
の最大値と今回検出された油圧の大小比較を行い、今回
検出された油圧が前回までの最大値より大きい場合には
新たに最大値を更新することにより求められる。そし
て、運転者のブレーキ操作量xが増加したか否かが判定
される(S403)。この判定は1制御周期前の運転者
操作量と今回検出された運転者操作量の大小比較により
行われ、運転者の踏み込み/踏み戻しを検出するための
処理である。運転者がブレーキペダルを踏み増ししてい
る場合には、xは増加するのでYESと判定され、次に
フラグflagの値がチェックされる(S406)。こ
のフラグflagは初期値においては0にセットされて
おり、踏み増し時にはこの初期値のままflag=0で
ある。
る場合には、次にS402にて得られた運転者操作量の
最大値xmと所定値x2との大小比較が行われる(S4
04)。このx2は上述した第2実施例と同様に制御油
圧を最大値Pmax とするときの運転者のブレーキ操作量
であり、x2>x1である。そして、運転者の操作量x
mがx2以下の場合、すなわち制御油圧が最大値Pmax
となるまで運転者が操作せずに踏み戻した場合には、フ
ラグflagの値は同様に0に維持したままS406の
処理に移行する。また、xmがx2以上である場合、す
なわち制御油圧が最大値Pmax となるまで運転者がブレ
ーキを操作し、その後運転者のブレーキ踏み戻しが生じ
た場合には、フラグflagの値を0から1にセットす
る(S405)。そして、S406の処理に移行する。
者がブレーキを踏み増ししている場合、あるいは制御油
圧が最大値Pmax となる前に運転者が踏み戻しした場合
には、次にブレーキ操作量xがどの範囲にあるかが判定
される(S407)。すなわち、操作量xと所定値x
1、x2との大小比較が行われ、x2>x>x1の場合
には上述した第2実施例と同様に運転者のブレーキ操作
量に応じて
x2の場合には、コントローラ22は制御油圧を最大値
Pmax に維持する(S409)。また、x≦x1の場
合、すなわちコントローラ22が増圧制御を開始する操
作量x1より小さい場合には、制御油圧yを0として通
常のブレーキ特性に移行する(S410)。
ち制御油圧が最大値Pmax となった後に運転者がブレー
キ踏み戻し操作を行った場合には、同様にして操作量x
の値がどの範囲にあるかが判定され(S411)、x2
>x>x3の場合には、運転者のブレーキ操作量に比例
した制御油圧
は、x3は増圧制御開始時の運転者のブレーキ操作量x
1より小さい操作量(x3<x1)であり、これにより
ブレーキ戻し操作時の減圧制御のゲイン(傾き)は増圧
時のゲインより小さく設定される。なお、x≧x2の場
合には、S409と同様にコントローラ22は制御油圧
yを最大値Pmax に維持され(S413)、x≦x3の
場合には、通常のブレーキ特性に復帰すべく制御油圧y
を0とする(S414)。
ーキ操作量及び制御油圧の時間変化が示されている。運
転者は上述した第2実施例と同様に0→P→Q→R→S
→T→Uのようなブレーキ操作を行い、R→S→T→U
がブレーキ踏み戻し操作に対応している。P→Q間は第
2実施例と同様に運転者のブレーキ操作量に比例して制
御油圧が増圧され、Qにて最大値Pmax となる。また、
Q→R→S間においてはコントローラ22は制御油圧を
最大値Pmax に維持する。そして、運転者のブレーキ操
作量がQと同一のSに達したときにコントローラ22は
制御油圧yを減圧させるが、本実施例では第2実施例と
異なり増圧開始時の運転者のブレーキ操作量x1より小
さい値の操作量x3で制御油圧yが0となるようにゲイ
ンを小さく設定して減圧を行う。図10(B)により、
P→Q間のゲイン(傾き)に比べS→T間のゲインがよ
り小さく、ゆるやかな変化を示すことが明らかであろ
う。
踏み増し時には緊急性が重視されるため迅速に最大油圧
まで制御油圧を増圧する一方、ブレーキ踏み戻し操作時
においては運転者の制御性を重視して急に最大値から通
常ブレーキ特性に復帰する違和感を防止すべくゲインを
小さく設定する。従って、本実施例によれば緊急状態に
おける安全性を確保しつつ、運転者によるブレーキ制御
性の向上を図ることができる。
減圧ゲインを増圧時のゲインよりも小さく設定したが、
本実施例においてはさらに減圧時のゲインを小さく設定
する例を示す。なお、基本構成は第3実施例と同一であ
る。
が示されている。処理の流れはほぼ図9に示す第3実施
例の処理と同様であるが、フラグflag=1の場合の
処理が若干異なっている。すなわち、S505でフラグ
flagを1にセットした後、その時の運転者のブレー
キ操作量すなわち運転者がブレーキ戻し操作を開始した
時の操作量x4を記憶する(S506)。次に、S50
7にてフラグflagの値をチェックし、flag=1
の場合には、図9におけるS411の処理と同様に操作
量xの値がどの範囲にあるかを判定する。そして、x4
>x>x3の場合には、コントローラ22は制御油圧y
を
トローラ22は運転者がブレーキ戻し操作を開始した時
点から減圧制御を開始し、運転者のブレーキ操作量がx
3になったときに制御油圧yを0とする減圧制御を行
う。上述した第3実施例においては、図10に示される
ように運転者の操作量がx2となるS点においてコント
ローラ22は減圧制御を開始するが、本実施例において
は図12に示されるように運転者がブレーキ戻し操作を
開始するR点において減圧制御を開始する。従って、図
12(B)に示されるようにR→T間の制御油圧は第3
実施例の場合に比べてより緩やかな変化となり、運転者
のブレーキ戻し操作時の制御性がより向上する。なお、
本実施例においても、あくまで運転者の操作量に比例し
て減圧制御が行われることに留意すべきである。
のブレーキ操作及びブレーキ戻し操作に応じてコントロ
ーラ22が増圧制御及び減圧制御をする構成を示した
が、本実施例においてはブレーキ戻し操作時の戻し速度
に応じて減圧制御を調整する例を示す。上述した各実施
例から明らかなように、ブレーキ戻し操作時の減圧制御
のゲインを小さく、具体的には減圧制御開始時を運転者
のブレーキペダルOFFのタイミングに近付けるほど、
運転者がゆっくりブレーキ戻し操作を行った場合の制御
性は向上する。しかしながら、運転者がすばやい戻し操
作を行った場合には、ブレーキ液圧制御手段4の応答遅
れにより、場合によっては運転者がブレーキペダルを完
全に戻したにもかかわらず制御油圧が残存してしまう可
能性がある。そこで、本実施例においては、このような
事態を防ぐべく運転者のブレーキ戻し操作時の速度を検
出し、その速度が大なるほどゲインを大きくして減圧制
御を迅速に行う。
ャートが示されている。処理の流れは、第3実施例を示
す図9及び第4実施例を示す図11とほぼ同様である
が、フラグflagが1にセットされた場合の処理が若
干異なっている。すなわち、図13においても図11と
同様にフラグflagを1にセットした後に運転者のブ
レーキ戻し操作時の操作量x4を記憶する(S60
6)。そして、第4実施例と同様に(5)式に応じて減
圧制御を行うが、制御油圧=0とする操作量x3をS6
13に示されるように戻し操作時の速度dx/dtに応
じて決定する。すなわち、ブレーキ戻し操作時の速度が
大なるほど、x3は大きく設定される。ここで、x3が
大きく設定されるということは、すなわち運転者のブレ
ーキ戻し操作時点Rにより近いタイミングで減圧制御が
完了し、通常ブレーキ特性に戻ることを意味している。
このようにしてx3が設定された後は、第4実施例と同
様の処理が行われる。
おける減圧制御のゲインを戻し操作速度に応じて変化さ
せるため、運転者がすばやい戻し操作を行った場合にお
いても、ブレーキペダルが完全にOFFとなった後に制
御油圧が残存する事態を確実に防ぐと共に、戻し操作時
におけるブレーキ制御性を確保することができる。
減圧制御のゲインを戻し速度に応じて可変とする構成を
示したが、ブレーキ操作時の増圧ゲインをブレーキ操作
速度に応じて可変とすることも考えられる。本実施例に
おいてはこのように増圧時のゲインをブレーキ操作速度
に応じて、すなわちより緊急度の高い場合にはより大き
なゲインで急峻に最大油圧まで増圧させる例を示す。
ャートが示されている。まず、ブレーキペダルを操作し
た後に生ずる減速度が所定の減速度に達するまでの時間
により緊急か否かを判定する(S701)。加速度セン
サ24で検出された減速度が所定の減速度に達するまで
の時間が所定のしきい値以下である場合には、緊急と判
定されるが、この時の時刻tG を記憶する(S70
2)。そして、この所定の減速度Gthが得られるまでの
時刻tG に応じて制御油圧が最大値Pmax に達するまで
の操作量x2を決定する。具体的には、S703に示さ
れるように、時間tG が小さいほど最大値に達する操作
量x2を小さく設定し、より急峻に制御油圧を最大値ま
で増圧する。これにより、運転者がすばやくブレーキペ
ダルを操作し、より緊急度の高い状況においてはより急
峻に制御油圧を最大値まで増圧させることが可能とな
る。
が、これら各実施例の構成に加え、車両の走行路の勾配
を検出するセンサを新たに設け、勾配に応じて増圧時及
び減圧時のゲインを可変とすることも考えられる。すな
わち、車両が上り坂を走行している場合には、増圧時及
び減圧時のゲインをより小さく設定し、逆に下り坂を走
行している場合には、そのゲインを大きく設定する。こ
れにより、走行路に応じた緊急ブレーキ特性が得られる
こととなり、システムの信頼性がより向上する。
キ操作検出手段1として油圧センサ12と加速度センサ
24を用いているが、これをマスタシリンダ油圧センサ
のみとすることもでき、あるいはブレーキストロークセ
ンサのみでブレーキ操作検出手段を構成することも可能
である。
緊急時の制動距離を短くして安全性を図ると共に、ブレ
ーキ戻し操作時の運転者による制御性を向上させ、停止
位置の微妙な調整等を可能とすることができる。
トである。
フローチャートである。
油圧の時間変化を示すグラフ図である。
算の処理フローチャートである。
油圧の時間変化を示すグラフ図である。
油圧との関係を示すグラフ図である。
算の処理フローチャートである。
御油圧の時間変化を示すグラフ図である。
処理フローチャートである。
の時間変化を示すグラフ図である。
処理フローチャートである。
である。
機構、16 チェンジバルブ、18 車輪ロック防止機
構(ABS)、20 車輪、22 コントローラ、24
加速度センサ(Gセンサ)、26 車速センサ。
Claims (5)
- 【請求項1】 車速検出手段と、 車両運転者のブレーキ操作を検出する操作検出手段と、 検出されたブレーキ操作が緊急状態であるか否かを判定
する判定手段と、 緊急状態と判定された場合に制動液圧を最大圧力まで増
圧させるとともに、増圧制御中に検出された車速が所定
値以下となった場合に所定ゲインで制動液圧を減圧させ
る圧力制御手段と、 を有することを特徴とする車両用制動圧制御装置。 - 【請求項2】 車両運転者のブレーキ操作を検出する操
作検出手段と、 検出されたブレーキ操作が緊急状態であるか否かを判定
する判定手段と、 緊急状態と判定された場合に制動液圧を運転者のブレー
キ操作量に応じて最大圧力まで増圧させるとともに、運
転者のブレーキ戻し操作量に応じて制動液圧を減圧させ
る圧力制御手段と、 を有することを特徴とする車両用制動圧制御装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の車両用制動圧制御装置に
おいて、 前記圧力制御手段は、増圧時のゲインよりも減圧時のゲ
インを小さく設定することを特徴とすることを特徴とす
る車両用制動圧制御装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の車両用制動圧制御装置に
おいて、 前記圧力制御手段は、運転者のブレーキ戻し操作を検出
した時に制動液圧の減圧を開始することを特徴とする車
両用制動圧制御装置。 - 【請求項5】 請求項2または請求項3または請求項4
記載の車両用制動圧制御装置において、 さらに、運転者のブレーキ戻し速度を検出する検出手段
を備え、前記圧力制御手段はブレーキ戻し速度が大なる
程減圧時のゲインを大きく設定することを特徴とする車
両用制動圧制御装置。
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