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JPH08292019A - 物品検出装置の校正方法 - Google Patents

物品検出装置の校正方法

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Publication number
JPH08292019A
JPH08292019A JP7120519A JP12051995A JPH08292019A JP H08292019 A JPH08292019 A JP H08292019A JP 7120519 A JP7120519 A JP 7120519A JP 12051995 A JP12051995 A JP 12051995A JP H08292019 A JPH08292019 A JP H08292019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equation
image pickup
article
calibration
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7120519A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yamada
直樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP7120519A priority Critical patent/JPH08292019A/ja
Publication of JPH08292019A publication Critical patent/JPH08292019A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザ光を該レーザ光の波長に感度を有する撮
像手段で撮像しながら、投光手段と撮像手段とのキャリ
ブレーション(校正)を一括して行なうことで、測定点
を少なくし、小工数でのキャリブレーション実行を達成
する。 【構成】スリット形状のレーザ光8を投光する投光手段
6と、上記投光手段6からの投光による物品9の表面9
aの投光形状10を検出する撮像手段7とにより物品9
の位置を検出する物品検出装置における上記投光手段6
に対する撮像手段7の撮像特性を校正する物品検出装置
の校正方法であって、スリット光8平面内の3次元座標
系による絶対位置が認識された少なくとも4点P1〜P
4以上の撮像手段7における画素値を検出して、上記撮
像手段7の撮像特性を校正することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば物品(対象
物)の位置を光切断法により検出する物品検出装置にお
ける投光器(投光手段)に対するCCDカメラ(撮像手
段)の撮像特性を校正(キャリブレーション)するよう
な物品検出装置の校正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば台車で搬送されてきた自動
車のボディにおけるフロントガラス接着部に対して、ロ
ボットを用いてフロントガラスを配設および接着するよ
うな場合に、物品としてのボディ(対象物)の位置を正
確に検出する必要がある。従来、このような物品(対象
物)の3次元位置、姿勢を非接触にて計測する装置とし
ては、例えば特開平5−231836号公報に記載のよ
うな光切断法(レーザ切断法と同意)を利用した物品検
出装置がある。
【0003】すなわち、図3に示すように、投光器10
1から対象物102に第1のスリット光103(スリッ
ト形状のレーザ光)を投影し、かつ、このスリット光1
03を走査して各画像(対象物102表面の投光形状の
各画像)をCCDカメラ104を介して画像処理装置1
05内に取込み、同様に投光器106で投光した第2の
スリット光107(スリット形状のレーザ光)を走査し
て各画像(対象物102表面の投光形状の各画像)を上
述のCCDカメラ104と介して画像処理装置105内
に取込み、取込まれたスリット光画像の折れ点、端点よ
り対象物102の稜線等を求めて、対象物102の位
置、姿勢を求める物品検出装置である。なお図3におい
て108はディスプレイ装置、109はキーボード、1
10,111はコントロールアップである。
【0004】この物品検出装置は三角測量の原理を応用
したもので、幾何学的にはスリット光平面とCCDカメ
ラの視線との交点の位置を求めることに相当する。この
ような光切断法を用いる場合には、予めスリット光平面
とCCDカメラの視線(直線)の位置(数式の係数)を
ある座標系(x軸,y軸,z軸)に対して求めておく準
備が必要であり、この作業をキャリブレーション(校
正)と称し、物品検出装置の初期設定時や何等かの原因
により物品検出装置取付け位置に位置ずれが発生したよ
うな場合、斯るキャリブレーションを行なう。
【0005】従来の物品検出装置の校正方法にあって
は、上述のCCDカメラとレーザスリット光とをそれぞ
れ別々にキャリブレーションしていた関係上、多大な校
正工数を要する問題点があった。以下、この問題点につ
いて更に詳述する。
【0006】いま、校正のための媒介変数をH、カメラ
画像の水平方向画素値をu、カメラ画像の垂直方向画素
値をv(ここにu,vは総合して2次元の値であるがu
とvとはこれらの要素であるため1次元の値となる)、
カメラパラメータをC、カメラの位置、向き、レンズの
焦点距離などのパラメータ全ての要素をC11〜C33、3
次元基準座標系(x軸,y軸,z軸)の値すなわち座標
値を(x,y,z)とするとき、上述の3次元基準座標
系の値(x,y,z)をカメラの画素値(u,v)に変
換するために、CCDカメラに対しては次に[数1]で
示す行列式によりカメラパラメータCの要素C11〜C33
を求める。
【0007】
【数1】
【0008】上述の[数1]で示す行列式はCCDカメ
ラの画像上のどの位置に3次元基準座標値(x,y,
z)が見えるかを示す。ここで、上述の[数1]におけ
るHuはマトリクスの第1行の行ベクトルと列ベクトル
の内積として次の[数2]で示すことができ、Hvはマ
トリクスの第2行の行ベクトルと列ベクトルの積として
次の[数3]で示すことができ、Hはマトリクスの第3
行の行ベクトルと列ベクトルの積として次の[数4]で
示すことができる。
【0009】
【数2】
【0010】
【数3】
【0011】
【数4】
【0012】上述のカメラパラメータの要素C11〜C33
(未知数)を求めるためには、従来にあっては同一平面
上にない少なくとも6点以上の3次元基準座標系の値
(x,y,z)と、その画素値(u,v)を知る必要が
あった。換言すれば未知数を解くために11の方程式が
必要となる。ここに、未知数はC11〜C33の合計11個
であり、11個以上の方程式が必要となるが、3次元座
標系の値1点につき[数2]〜[数4]より2個の方程
式ができ、またHに関する式は他式に代入してHを消去
するので、結局6点以上の3次元計測値が必要となる。
またレーザスリット光に対しては次に[数5]で示す式
によりレーザスリット平面の係数を求める。
【0013】
【数5】
【0014】上述の[数5]においてレーザスリット平
面の各係数AH ,BH ,CH がわかると、対象物の3次
元基準座標系に対して投光器がどの方向に向いているか
がわかるが、これらの各係数AH ,BH ,CH すなわち
未知数を求めるためにはレーザスリット光の同一平面上
の3点の3次元基準座標系の値(x,y,z)を知る必
要があった。
【0015】すなわち従来方法においてはカメラと投光
器とがそれぞれ別々にキャリブレーションされるので、
カメラキャリブレーションのためには同一平面内にない
6点以上(この6点はカメラ側で必要とする数)の代表
点を求める必要があり、投光器キャリブレーションのた
めにはレーザスリット光の同一平面上の3点の代表点を
求める必要があり、合計9点の代表点を求める必要があ
ることから、多大な校正工数を要する問題点があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、レーザ光を該レーザ光の波長に感度を有す
る撮像手段で撮像しながら、投光手段と撮像手段とのキ
ャリブレーション(校正)を一括して行なうことで、測
定点を少なくし、小工数にてキャリブレーションを実行
することができる物品検出装置の校正方法の提供を目的
とする。
【0017】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、物品として4つの角
部を有する部材を用いることで、これら4つの特徴点が
撮像手段の画像から読取りやすくなる物品検出装置の校
正方法の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、スリット形状のレーザ光を投光する投光手段
と、上記投光手段からの投光による物品表面の投光形状
を検出する撮像手段とにより物品の位置を検出する物品
検出装置における上記投光手段に対する撮像手段の撮像
特性を校正する物品検出装置の校正方法であって、スリ
ット光平面内の3次元座標系による絶対位置が認識され
た少なくとも4点以上の撮像手段における画素値を検出
して、上記撮像手段の撮像特性を校正する物品検出装置
の校正方法であることを特徴とする。
【0019】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記物品には4つの
角部を有する部材を用いて、該4つの角部の撮像手段に
おける画素値を検出して、上記撮像手段の撮像特性を校
正する物品検出装置の校正方法であることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、スリット光平面内の3次元座標系による絶対
位置が認識された少なくとも4点以上の撮像手段におけ
る画素値を検出するので、スリット光平面上の4点の座
標値、画素値の組から少なくとも合計8式が得られ、関
係式の数と未知係数の数とが一致し、また上記4点のう
ちの3点で平面が求まり、残り1点で3次元空間が定ま
るので、測定点が少数であっても求めるべき未知係数の
値を得ることができて、キャリブレーション工数の大幅
な削減を図ることができる効果がある。
【0021】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、物品として4
つの角部を有する部材を用いたので、撮像手段で撮像し
た時、この4つの角部の特徴が明瞭となり、4つの角部
に相当する4点を画像から容易に読取ることができる効
果がある。
【0022】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。本発明の校正方法の説明に先立って、まず図1
を参照して物品検出装置の構成ついて述べると、X軸、
Y軸、Z軸の3軸方向に変位可能なロボット1を設け、
このロボット1のロボットアーム2の先端には支持部材
3,4,5を介して投光手段としてのレーザの投光器6
と、撮像手段としてのCCDカメラ7とを取付けてい
る。
【0023】上述のレーザ投光器6はスリット形状のレ
ーザ光8(以下単にレーザスリット光と略記する)を対
象物としての物品9の表面9aに投光し、上述のCCD
カメラ7はレーザスリット光8の波長に感度を有して、
レーザ投光器6からの投光による物品表面9aの投光形
状10いわゆる影像を検出する。また上述のレーザ投光
器6はレーザ駆動装置11で駆動される一方、上述のC
CDカメラ7は撮像した画像データを次段の画像処理装
置12に供給し、ホスト計算機13は上述のロボット1
およびレーザ駆動装置11を駆動制御する。
【0024】ここで、上述の物品9としては4つの角部
P1,P2,P3,P4を有する部材(例えばマスター
物品)が用いられ、この図1に示す物品検出装置は上述
のレーザ投光器6とCCDカメラ7とにより物品9の位
置を検出する。次に図2に示すフローチャートを参照し
て、レーザ投光器6とCCDカメラ7とを一括してキャ
リブレーションする校正方法について説明する。
【0025】まず、第1の工程S1で、レーザ投光器6
およびCCDカメラ7を所定の位置にセットする。次に
第2の工程S2で、3次元基準座標系(x軸,y軸,z
軸)を定める。次に、第3の工程S3で、CCDカメラ
7で撮像されたカメラ画像のレーザスリット光8上(詳
しくは投光形状10上)の点の3次元座標値(x,y,
z)と画素値(u,v)を4点以上のn点計測する。こ
こで、上述の3次元座標値(x,y,z)は図示しない
三次元測定器を用いてその絶対位置を測定する。次に第
4の工程S4で、本発明の方法によりレーザ投光器6と
CCDカメラ7とを一括してキャリブレーションする。
この第3および第4の工程S3,S4が本発明の特徴で
あるので、この点については後に詳述する。
【0026】キャリブレーション後においては、次の第
5工程S5で、例えば自動車のボディにおけるフロント
ガラス接着部のような計測対象物をセットし、次の第6
の工程S6で、計測対象物をCCDカメラ7で撮像して
対象ポイントの画素値(u,v)(2次元の値)を抽出
し、次の第7の工程S7で、上述の画素値(u,v)か
らキャリブレーションデータに基づいて対象ポイントの
3次元座標値(x,y,z)を計算する。つぎに上述の
第3の工程S3および第4の工程S4に相当する本発明
のキャリブレーション方法について詳細に説明する。
【0027】なお、以下の説明に用いる各種符号の内容
は次の通りである。
【0028】H…校正のための媒介変数 u…カメラ画像の水平方向画素値(1次元の値) v…カメラ画像の垂直方向画素値(1次元の値) C11〜C33…カメラパラメータCの要素で、カメラの位
置、向き、レンズの焦点距離などのパラメータ全てを示
す x,y,z…3次元基準座標系の値(カメラに撮像され
たレーザ平面上の対象の3次元位置、いわゆる3次元座
標値) C…カメラパラメータ AH ,BH ,CH …レーザスリット平面の係数 DH …定数 k11〜k23,t1 〜t2 …レーザ投光器とCCDカメラ
とを一括にしたパラメータ(未知係数) K…未知係数ベクトル A…基準座標系(x軸、y軸、z軸)に対するキャリブ
レーション代表点の座標値を示すマトリクス(行列) β…カメラの画素値(詳しくはその列ベクトル) a,b,c…レーザスリット平面の係数。
【0029】まず、その原理について述べる。上述の
[数1]中の媒介変数Hを消去する目的で、この[数
1]を変形し、次に[数6][数7]で示す2つの条件
式を求めると共に、上述の[数5]で示した式を次に
[数8]で示すように変形する。
【0030】
【図6】
【0031】
【図7】
【0032】
【図8】
【0033】上述の[図8]においてはCH =0が表わ
せないが、CH =0は例えばx,y平面に対してレーザ
スリット光8が平行になるような特殊なケースであって
支障がないのであえて考慮する必要はない。次に値zを
消去するために[数8]で示す式を[数6][数7]で
示す2つの条件式に代入し、整理して係数を置き換え
て、次に[数9][数10]で示す式を得る。
【0034】
【数9】
【0035】
【数10】
【0036】上述の[数9][数10]で示す式におい
て3次元座標空間におけるレーザスリット上の点の座標
値(x,y,z)と対応するCCDカメラ7の画素値
(u,v)を与えると、[数9][数10]の係数の関
係式が2式得られる。上述の[数9][数10]の式は
不定形(レーザ平面をあらわす数式が定まらない式のこ
と)であるので、係数の値を決定するには任意の係数1
個を任意の値に定める必要がある。このためt3 =1と
する。
【0037】次に、ある点(代表点)の3次元座標値
(x,y,z)(但しzは計算により消去)を知って、
それがレーザ平面上にあり、かつCCDカメラ7で撮像
した時の画素値(u,v)を対応させると、1点につき
2つの関係式が得られるので、n点求めると2nの関係
式が得られ、これを式で表わすと次の[数11]の如く
なる。
【0038】
【数11】
【0039】上述の[数11]中において、基準座標系
(x軸,y軸,z軸)に対するキャリブレーション代表
点の座標値を表わすマトリクスを次の[数12]で示す
ようにAとする。
【0040】
【数12】
【0041】また上述の[数11]中においてレーザ投
光器6とCCDカメラ7のパラメータ(すなわち合計8
つの未知数)を一括して表わす列ベクトルを次に[数1
3]で示すようにKとする。
【0042】
【数13】
【0043】さらに上述の[数11]中においてCCD
カメラ7で撮像された画素値(u,v)を表わす列ベク
トルを次に[数14]で示すようにβとする。
【0044】
【数14】
【0045】次に上述の[数11]を[数12][数1
3][数14]を用いて変形させて[数15]を得る。
【0046】
【数15】
【0047】ここに、Aは基準座標系に対するキャリブ
レーション代表点の座標値を示すマトリクス(定数)、
Kは未知係数ベクトル(変数)、βはCCDカメラ7の
画素値を示す列ベクトル(定数)である。次に上述の未
知数ベクトルKを求めるために最小2乗法により[数1
5]を次に[数16]で示すように変形する。
【0048】
【数16】
【0049】このキャリブレーション結果を[数9]
[数10]で示した式に代入することにより、三次元座
標値(x,y.z)が未知の対象をカメラ画像でとら
え、画素値(u,v)をもとにして、測定対象のx,y
座標値を求めることが可能になる。これにより8個の未
知係数k11,k12,k13,k21,k22,k23,t1 ,t
2を含む2つの関係式が1つの代表点の座標値(x,
y,z)およびカメラ画素値(u,v)の対から得られ
ることになる。
【0050】したがって、レーザ平面上の4点の座標値
(x,y,z)およびカメラ画素値(u,v)の組を決
定すると、4点×2=8の関係式が得られ上述の未知係
数k11〜k23,t1 ,t2 の数と一致するため、求める
べき未知係数k11〜k23,t1 ,t2 の値を得ることが
できる。これらの未知係数k11〜k23,t1 ,t2 の値
が求められると、[数11]の全体が明らかとなり、基
準座標系(x軸、y軸、z軸)に対する画素値(u,
v)の対応が明白となる。
【0051】なお、上記4点の座標値、画素値の組が同
一直線上に並ぶとレーザ平面を決定することが不可とな
るので、座標値、画素値が同一直線上にないことが要請
されるのは勿論、4点以上を求めた場合にはキャリブレ
ーション精度の向上を図ることができる。z座標につい
ては上述の[数8]で示した式のレーザスリット平面の
係数a,b,cをキャリブレーションすることで求める
ことができる。つまり、n個のレーザ平面上の座標値を
もとに次に[数17]で示す式を立てる(但しn≧
3)。
【0052】
【数17】
【0053】この[数17]で示す行列式はキャリブレ
ーション値をもとに、どのようにして3次元位置を求め
るかを示し、同式を最小2乗法により解くと、レーザス
リット平面の係数a,b,cを求めることができ、[数
11]と[数17]とを1つの行列式にまとめると次に
[数18]で示す如くなる。
【0054】
【数18】
【0055】上述の[数18]はn個の計測ポイントの
レーザスリット上の座標値(x,y,z)と、それが画
像上のどの位置にうつるか(画素値u,v)により、未
知係数k11,k12,k13,k21,k22,k23,t1 ,t
2 ,a,b,cが全てわかることを示している。したが
って、上述の[数18]の式を解いて未知係数k11〜k
23,t1 ,t2,a,b,cを求め、[数8][数9]
[数10]の式に代入することにより、CCDカメラ7
に撮像されたレーザ平面上の対象の三次元位置を求める
関係式が完成する。
【0056】以上要するに本実施例は、レーザ投光器6
とCCDカメラ7とのキャリブレーションを一括して行
なう方法であって、レーザスリット光8平面内の3次元
座標系による絶対位置が認識された少なくとも4点(図
1のP1〜P4参照)以上の撮像手段(CCDカメラ7
参照)における画素値(u,v)を検出するので、レー
ザスリット光8平面上の4連の座標値(x,y,z)、
画素値(u,v)の組から少なくとも合計8式が得ら
れ、関係式の数と未知係数の数とが一致するので、測定
点が少数(最小4点)であっても求めるべき未知係数の
値を得ることができて、キャリブレーション工数の大幅
な削減を図ることができる効果がある。
【0057】加えて、物品9として4つの角部P1〜P
4を有する部材を用いたので、撮像手段(CCDカメラ
7参照)で撮像した時、この4つの角部P1〜P4の特
徴が明瞭となり、4つの角部P1〜P4に相当する4点
をカメラ画像から容易に読取ることができる効果があ
る。
【0058】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のスリット形状のレーザ光は、実施
例のレーザスリット光8に対応し、以下同様に、投光手
段は、レーザ投光器6に対応し、撮像手段は、固体撮像
素子カメラとしてのCCDカメラ7に対応するも、この
発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の校正方法に用いる物品検出装置の説明
図。
【図2】本発明の物品検出装置の校正方法を示す工程
図。
【図3】従来の物品検出装置の一例を示す説明図。
【符号の説明】
6…レーザ投光器(投光手段) 7…CCDカメラ(撮像手段) 8…レーザスリット光 9…物品 9a…物品表面 10…投光形状 P1〜P4…角部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリット形状のレーザ光を投光する投光手
    段と、上記投光手段からの投光による物品表面の投光形
    状を検出する撮像手段とにより物品の位置を検出する物
    品検出装置における上記投光手段に対する撮像手段の撮
    像特性を校正する物品検出装置の校正方法であって、ス
    リット光平面内の3次元座標系による絶対位置が認識さ
    れた少なくとも4点以上の撮像手段における画素値を検
    出して、上記撮像手段の撮像特性を校正する物品検出装
    置の校正方法。
  2. 【請求項2】上記物品には4つの角部を有する部材を用
    いて、該4つの角部の撮像手段における画素値を検出し
    て、上記撮像手段の撮像特性を校正する請求項1記載の
    物品検出装置の校正方法。
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