JPH08291854A - 車両用差動装置 - Google Patents
車両用差動装置Info
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- JPH08291854A JPH08291854A JP11934395A JP11934395A JPH08291854A JP H08291854 A JPH08291854 A JP H08291854A JP 11934395 A JP11934395 A JP 11934395A JP 11934395 A JP11934395 A JP 11934395A JP H08291854 A JPH08291854 A JP H08291854A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】安価かつ簡単な構造で差動制限を発揮すること
ができる車両用差動装置を提供する。 【構成】オープン差動装置をもとに、サイドギヤ4A,
4Bを、ピニオンギヤ2A,2Bと噛み合う歯部体40
A,40Bと、車軸と一体回転する軸部体41A,41
Bに分離構成し、前記歯部体40A,40Bの内径側と
軸部体41A,41Bの外周側には互いに噛み合うねじ
れ歯部401a,401b,411a,411bを設
け、かつ前記歯部体40A,40Bとハウジング間また
は軸部体41A,41Bとハウジング間に摩擦発生手段
5A,5Bを配している。
ができる車両用差動装置を提供する。 【構成】オープン差動装置をもとに、サイドギヤ4A,
4Bを、ピニオンギヤ2A,2Bと噛み合う歯部体40
A,40Bと、車軸と一体回転する軸部体41A,41
Bに分離構成し、前記歯部体40A,40Bの内径側と
軸部体41A,41Bの外周側には互いに噛み合うねじ
れ歯部401a,401b,411a,411bを設
け、かつ前記歯部体40A,40Bとハウジング間また
は軸部体41A,41Bとハウジング間に摩擦発生手段
5A,5Bを配している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用差動装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】自動車における差動装置は、一般に、図
1に示すようにハウジング1内に左右2個のベベルギヤ
からなるサイドギヤ4,4と2個(または4個)の相対す
るピニオンギヤ2,2を互いに噛み合うように配し、ピ
ニオンギヤ2,2は中心孔にジャーナルピン3を貫通さ
せてハウシング1に支持させており、サイドギヤ4,4
はぞれぞれ左右の車軸A,Bとスプライン嵌合されてい
る。この汎用差動装置においては、エンジントルクを車
軸に伝達する機能と、左右両車軸間の差動を許容してコ
ーナリングを容易にする機能を有している。しかし、左
右車軸へのトルクの伝達が等分であるため、たとえば両
車軸間に大きな路面抵抗の差があったりコーナリングに
よって内外輪への荷重負荷の差が大きいときに、条件の
よい方の車輪も条件の悪い方の車輪と同程度の駆動・制
動力しか得ることができず、車両運動性能が向上しない
という問題があった。この欠点を解消するため、特公昭
61−51696号公報や特開平5−280596号公
報等において、自動差動制限型の差動装置が提案されて
いる。しかしながらこれら先行技術はピニオンギヤとサ
イドギヤが特殊形状となっているため、高精度に加工す
ることに多大なコストがかかり、装置が非常に高価にな
るという問題があった。
1に示すようにハウジング1内に左右2個のベベルギヤ
からなるサイドギヤ4,4と2個(または4個)の相対す
るピニオンギヤ2,2を互いに噛み合うように配し、ピ
ニオンギヤ2,2は中心孔にジャーナルピン3を貫通さ
せてハウシング1に支持させており、サイドギヤ4,4
はぞれぞれ左右の車軸A,Bとスプライン嵌合されてい
る。この汎用差動装置においては、エンジントルクを車
軸に伝達する機能と、左右両車軸間の差動を許容してコ
ーナリングを容易にする機能を有している。しかし、左
右車軸へのトルクの伝達が等分であるため、たとえば両
車軸間に大きな路面抵抗の差があったりコーナリングに
よって内外輪への荷重負荷の差が大きいときに、条件の
よい方の車輪も条件の悪い方の車輪と同程度の駆動・制
動力しか得ることができず、車両運動性能が向上しない
という問題があった。この欠点を解消するため、特公昭
61−51696号公報や特開平5−280596号公
報等において、自動差動制限型の差動装置が提案されて
いる。しかしながらこれら先行技術はピニオンギヤとサ
イドギヤが特殊形状となっているため、高精度に加工す
ることに多大なコストがかかり、装置が非常に高価にな
るという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解消するために創案されたもので、その目的と
するところは、簡単かつ安価な構造で差動制限性能を発
揮することができる車両用差動装置を提供することにあ
る。
問題点を解消するために創案されたもので、その目的と
するところは、簡単かつ安価な構造で差動制限性能を発
揮することができる車両用差動装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、車軸にスプライン連結される左右2個のサイ
ドギャとこれと直交する位置にジャーナルピンにより支
持される2つ以上のピニオンギヤをハウジング内に配し
た形式の差動装置において、前記サイドギヤを、ピニオ
ンギヤと噛み合う歯部体と、車軸と一体回転する軸部体
に分離構成し、前記歯部体の内径側と軸部体の外周側に
は互いに噛み合うねじれ歯部を設け、かつ前記歯部体と
ハウジングの間または軸部体とハウジングの間若しくは
歯部体と軸部体の間に摩擦発生手段を配している構成と
したものである。前記摩擦発生手段としては、ハウジン
グに一体回転可能に取付けられた平板部材と、軸部体に
一体回転可能に取付けられた平板部材との組合せが挙げ
られる。
本発明は、車軸にスプライン連結される左右2個のサイ
ドギャとこれと直交する位置にジャーナルピンにより支
持される2つ以上のピニオンギヤをハウジング内に配し
た形式の差動装置において、前記サイドギヤを、ピニオ
ンギヤと噛み合う歯部体と、車軸と一体回転する軸部体
に分離構成し、前記歯部体の内径側と軸部体の外周側に
は互いに噛み合うねじれ歯部を設け、かつ前記歯部体と
ハウジングの間または軸部体とハウジングの間若しくは
歯部体と軸部体の間に摩擦発生手段を配している構成と
したものである。前記摩擦発生手段としては、ハウジン
グに一体回転可能に取付けられた平板部材と、軸部体に
一体回転可能に取付けられた平板部材との組合せが挙げ
られる。
【0005】
【作用】本発明においては、従来のようにサイドギヤが
軸部と歯部とを一体化したものでなく、歯部体と軸部体
とに分割されており、かつそれらがはす歯または多条ね
じなどからなるねじれ歯部により互いに噛み合ってい
る。したがって、エンジントルクがハウジングからジャ
ーナルピンよびピニオンギヤに伝えられ、これからのト
ルクが歯部体に伝えられると、これと噛み合っている軸
部体から車軸へと伝達され、しかも歯部体と軸部体の噛
み合いからトルクに応じてスラスト力が発生する。この
スラスト力が歯部体とハウジング間または軸部体とハウ
ジング間若しくは歯部体と軸部体間のいずれかに配した
摩擦発生手段で受け止められるため摩擦抵抗が発生す
る。これにより入力トルクに比例した差動制限力が得ら
れるため、滑りやすい路面でのトラクションや運動性能
の向上を図ることができる。
軸部と歯部とを一体化したものでなく、歯部体と軸部体
とに分割されており、かつそれらがはす歯または多条ね
じなどからなるねじれ歯部により互いに噛み合ってい
る。したがって、エンジントルクがハウジングからジャ
ーナルピンよびピニオンギヤに伝えられ、これからのト
ルクが歯部体に伝えられると、これと噛み合っている軸
部体から車軸へと伝達され、しかも歯部体と軸部体の噛
み合いからトルクに応じてスラスト力が発生する。この
スラスト力が歯部体とハウジング間または軸部体とハウ
ジング間若しくは歯部体と軸部体間のいずれかに配した
摩擦発生手段で受け止められるため摩擦抵抗が発生す
る。これにより入力トルクに比例した差動制限力が得ら
れるため、滑りやすい路面でのトラクションや運動性能
の向上を図ることができる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。図2ないし図6は本発明の第1実施例を示してい
る。1はハウジングであり、両端にギヤキャリアに軸受
を介して支持されるボス100,100を有し、一端よ
りの外周にはフランジ101を有し、これに図示しない
エンジン出力軸のドライブピニオンと噛み合うリングギ
ヤが取り付けられることで軸線Lを中心として回転され
るようになっている。2A,2Bは外周にベベルギヤ部
20,20を有する2個一対からなるピニオンギヤであ
り、前記ハウジング1内中央部位に軸線Lと直交する関
係で上下に相対して配され、中心にハウジング1で支持
されるジャーナルピン3が貫通している。
する。図2ないし図6は本発明の第1実施例を示してい
る。1はハウジングであり、両端にギヤキャリアに軸受
を介して支持されるボス100,100を有し、一端よ
りの外周にはフランジ101を有し、これに図示しない
エンジン出力軸のドライブピニオンと噛み合うリングギ
ヤが取り付けられることで軸線Lを中心として回転され
るようになっている。2A,2Bは外周にベベルギヤ部
20,20を有する2個一対からなるピニオンギヤであ
り、前記ハウジング1内中央部位に軸線Lと直交する関
係で上下に相対して配され、中心にハウジング1で支持
されるジャーナルピン3が貫通している。
【0007】4A,4Bはハウジング1の軸線Lと同心
上に配された2個一対のサイドギヤである。それらサイ
ドギヤ4A,4Bは、従来の差動装置と異なり、歯部体
40A,40Bとスラスト創成用の軸部体41A,41
Bに分割構成されている。歯部体40A,40Bはリン
グ状をなし、それぞれ外周に前記ベベルギヤ部20,2
0と噛み合うべベルギヤ部40a,40bを有してい
る。軸部体41A,41Bは筒状をなし、内面には車軸
A,Bの外周と噛み合うスプライン413a,413b
を有している。そして、図3と図4に示すように、前記
歯部体40A,40Bの内周にはそれぞれリード方向が
異なるねじれ歯部401a,401bが設けられ、ま
た、軸部体41A,41Bの外周にはそれぞれリード方
向が異なるねじれ歯部411a,411bが設けられて
おり、歯部体40Aと軸部体41Aは前記ねじれ歯部4
01a,411aによって互いに噛み合い、歯部体40
Bと軸部体41Bは前記ねじれ歯部401b,411b
によって互いに噛み合うことでアッセンブリとなってい
る。
上に配された2個一対のサイドギヤである。それらサイ
ドギヤ4A,4Bは、従来の差動装置と異なり、歯部体
40A,40Bとスラスト創成用の軸部体41A,41
Bに分割構成されている。歯部体40A,40Bはリン
グ状をなし、それぞれ外周に前記ベベルギヤ部20,2
0と噛み合うべベルギヤ部40a,40bを有してい
る。軸部体41A,41Bは筒状をなし、内面には車軸
A,Bの外周と噛み合うスプライン413a,413b
を有している。そして、図3と図4に示すように、前記
歯部体40A,40Bの内周にはそれぞれリード方向が
異なるねじれ歯部401a,401bが設けられ、ま
た、軸部体41A,41Bの外周にはそれぞれリード方
向が異なるねじれ歯部411a,411bが設けられて
おり、歯部体40Aと軸部体41Aは前記ねじれ歯部4
01a,411aによって互いに噛み合い、歯部体40
Bと軸部体41Bは前記ねじれ歯部401b,411b
によって互いに噛み合うことでアッセンブリとなってい
る。
【0008】前記ねじれ歯部401a,401b,41
1a,411bとは歯筋がつる巻きをなす多条系の歯構
造のものを指し、具体的にはヘリカルギヤ、多条ねじな
どの形態である。図2ないし図5に示すものでは、図2
の矢印で示すドライブ方向において、紙面に対し左側の
歯部体40Aと軸部体41Aのねじれ歯部401a,4
11aは右ねじれ、紙面に対し右側の歯部体40Bと軸
部体41Bのねじれ歯部401b,411bは左ねじれ
となっている。
1a,411bとは歯筋がつる巻きをなす多条系の歯構
造のものを指し、具体的にはヘリカルギヤ、多条ねじな
どの形態である。図2ないし図5に示すものでは、図2
の矢印で示すドライブ方向において、紙面に対し左側の
歯部体40Aと軸部体41Aのねじれ歯部401a,4
11aは右ねじれ、紙面に対し右側の歯部体40Bと軸
部体41Bのねじれ歯部401b,411bは左ねじれ
となっている。
【0009】そして、前記歯部体40A,40Bの軸方
向後端面とハウジング1の対応する内面との間には摩擦
発生手段5A,5Bが配されている。この実施例では、
摩擦発生手段5A,5Bはリングワッシャないしこれに
類する平板部材からなっている。この平板部材は1枚で
もよいが、摩擦抵抗を大きくするため好ましくは複数枚
の平板部材を用い、そのうちの1枚以上をハウシング側
と軸部体側にそれぞれ一体回転可能に取付ける。くわし
くは、この実施例では3枚の平板部材51,52,53
を用いている。このうち2枚の平板部材51,53の内
径縁には、図5のように内方に張り出す突起510,5
30を円周上に等間隔で形成し、また、軸部体41A,
41Bにはねじれ歯部411a,411bよりも軸線方
向後方の直筒状外周面に、図3と図5のように複数の溝
412を等間隔で設け、それら溝412に前記突起51
0,530を嵌め込んでいる。また、中間の1枚の平板
52は内径が前記した平板部材51,53よりも大き
く、図4のように外径縁に複数個の突起520を円周上
に等間隔で形成しており、ハウジング1内には前記突起
520に対応する間隔で溝102を形成しており、これ
ら溝102にそれぞれ突起520をはめこんでいる。そ
して前記ジャーナルピン3には、推力を受け止めるとと
もに摩擦発生手段5A,5Bの外れを防止するため、前
記軸部体41A,41Bの軸方向前端面と接触可能なリ
ング状のスペーサ6を貫挿している。
向後端面とハウジング1の対応する内面との間には摩擦
発生手段5A,5Bが配されている。この実施例では、
摩擦発生手段5A,5Bはリングワッシャないしこれに
類する平板部材からなっている。この平板部材は1枚で
もよいが、摩擦抵抗を大きくするため好ましくは複数枚
の平板部材を用い、そのうちの1枚以上をハウシング側
と軸部体側にそれぞれ一体回転可能に取付ける。くわし
くは、この実施例では3枚の平板部材51,52,53
を用いている。このうち2枚の平板部材51,53の内
径縁には、図5のように内方に張り出す突起510,5
30を円周上に等間隔で形成し、また、軸部体41A,
41Bにはねじれ歯部411a,411bよりも軸線方
向後方の直筒状外周面に、図3と図5のように複数の溝
412を等間隔で設け、それら溝412に前記突起51
0,530を嵌め込んでいる。また、中間の1枚の平板
52は内径が前記した平板部材51,53よりも大き
く、図4のように外径縁に複数個の突起520を円周上
に等間隔で形成しており、ハウジング1内には前記突起
520に対応する間隔で溝102を形成しており、これ
ら溝102にそれぞれ突起520をはめこんでいる。そ
して前記ジャーナルピン3には、推力を受け止めるとと
もに摩擦発生手段5A,5Bの外れを防止するため、前
記軸部体41A,41Bの軸方向前端面と接触可能なリ
ング状のスペーサ6を貫挿している。
【0010】図6は摩擦発生手段5A,5Bの他の例を
示している。(a)は各軸部体41A,41Bのねじれ歯
部411a,411bよりも軸線方向後方部位にそれぞ
れ半径方向に張り出すフランジ部414a,414bを
形成し、これらフランジ部414a,414bの軸線方
向内面を歯部体40A,40Bの軸方向後端面と当接さ
せ、フランジ部414a,414bの軸線方向外面をハ
ウジング内面と摺接させるようにしている。(b)は各軸
部体41A,41Bの後端面外周にそれぞれテーパコー
ン面415a,415bを形成し、このテーパコーン面
415a,415bをハウジング内面のテーパコーン面
と摺接させるようにしている。(C)は軸部体41A,4
1Bのねじれ歯部411a,411bよりも軸線方向後
方部位に半径方向に張り出すフランジ部414a,41
4bを形成する一方、歯部体40A,40Bの軸方向後
端面と前記フランジ部414a,414bの軸線方向内
面との間にハウジング1と一体回転可能な平板部材51
を介在させている。平板部材51をハウジング1と一体
回転可能にするための構成は前記図4と同じであり、平
板部材51の外径縁に複数個の突起510を円周上に等
間隔で形成し、ハウジング1内には前記突起510に対
応する間隔で溝102を形成し、これら溝102にそれ
ぞれ突起510を嵌めるものである。
示している。(a)は各軸部体41A,41Bのねじれ歯
部411a,411bよりも軸線方向後方部位にそれぞ
れ半径方向に張り出すフランジ部414a,414bを
形成し、これらフランジ部414a,414bの軸線方
向内面を歯部体40A,40Bの軸方向後端面と当接さ
せ、フランジ部414a,414bの軸線方向外面をハ
ウジング内面と摺接させるようにしている。(b)は各軸
部体41A,41Bの後端面外周にそれぞれテーパコー
ン面415a,415bを形成し、このテーパコーン面
415a,415bをハウジング内面のテーパコーン面
と摺接させるようにしている。(C)は軸部体41A,4
1Bのねじれ歯部411a,411bよりも軸線方向後
方部位に半径方向に張り出すフランジ部414a,41
4bを形成する一方、歯部体40A,40Bの軸方向後
端面と前記フランジ部414a,414bの軸線方向内
面との間にハウジング1と一体回転可能な平板部材51
を介在させている。平板部材51をハウジング1と一体
回転可能にするための構成は前記図4と同じであり、平
板部材51の外径縁に複数個の突起510を円周上に等
間隔で形成し、ハウジング1内には前記突起510に対
応する間隔で溝102を形成し、これら溝102にそれ
ぞれ突起510を嵌めるものである。
【0011】図7は本発明の第2実施例を示している。
この実施例も基本的な構成は前記第1実施例と同じであ
るが、図示する矢印のドライブ方向において、紙面に対
して左側の歯部体40Aと軸部体41Aのねじれ歯部4
01a,411aは左ねじれ、紙面に対して右側の歯部
体40Bと軸部体41Bのねじれ歯部401b,411
bは右ねじれとなっている。そして、軸部体41A,4
1Bには、ねじれ歯部411a,411bよりも軸線方
向後方部位に半径方向に張り出すフランジ部414a,
414bを形成し、それらフランジ部414a,414
bよりも軸線方向後方に摩擦発生手段5A,5Bを設け
ている。前記フランジ部414a,414bは軸線方向
後面が摩擦用面であり、軸線方向前面が歯部体40A,
40Bと協働して軸線方向内方への移動防止面となって
いる。したがって、実施例1のようなスペーサは用いら
れていない。この実施例では、摩擦発生手段5A,5B
は3枚の平板部材51,52,53を用いている。その
うち、中間の平板部材52が内径に複数の突起520を
有し、それらが軸部体41A,41Bに設けた溝412
にはまることで一体回転されるようになっており、左右
の2枚の平板部材51,53は外径側に設けた突起51
0,530をハウジング内面に設けた溝102に嵌めあ
わせることでハウジングと一体回転されるようになって
いる。その他の構造は第1実施例と同じであるから、同
じ部分について同じ符号を付し、説明は省略する。な
お、第1実施例と第2実施例において、前記平板部材の
枚数は4枚以上であってもよく、またそのハウジング側
と軸部体に取り付ける枚数の振り分けは任意である。ま
た、第1実施例と第2実施例ではピニオンギヤ2A,2
Bが2つであるが、これに限定されるものではなく、4
つなどであってもよい。
この実施例も基本的な構成は前記第1実施例と同じであ
るが、図示する矢印のドライブ方向において、紙面に対
して左側の歯部体40Aと軸部体41Aのねじれ歯部4
01a,411aは左ねじれ、紙面に対して右側の歯部
体40Bと軸部体41Bのねじれ歯部401b,411
bは右ねじれとなっている。そして、軸部体41A,4
1Bには、ねじれ歯部411a,411bよりも軸線方
向後方部位に半径方向に張り出すフランジ部414a,
414bを形成し、それらフランジ部414a,414
bよりも軸線方向後方に摩擦発生手段5A,5Bを設け
ている。前記フランジ部414a,414bは軸線方向
後面が摩擦用面であり、軸線方向前面が歯部体40A,
40Bと協働して軸線方向内方への移動防止面となって
いる。したがって、実施例1のようなスペーサは用いら
れていない。この実施例では、摩擦発生手段5A,5B
は3枚の平板部材51,52,53を用いている。その
うち、中間の平板部材52が内径に複数の突起520を
有し、それらが軸部体41A,41Bに設けた溝412
にはまることで一体回転されるようになっており、左右
の2枚の平板部材51,53は外径側に設けた突起51
0,530をハウジング内面に設けた溝102に嵌めあ
わせることでハウジングと一体回転されるようになって
いる。その他の構造は第1実施例と同じであるから、同
じ部分について同じ符号を付し、説明は省略する。な
お、第1実施例と第2実施例において、前記平板部材の
枚数は4枚以上であってもよく、またそのハウジング側
と軸部体に取り付ける枚数の振り分けは任意である。ま
た、第1実施例と第2実施例ではピニオンギヤ2A,2
Bが2つであるが、これに限定されるものではなく、4
つなどであってもよい。
【0012】
【実施例の作用】車両加速時(エンジントルク入力)に
おいては、図8のようにリングギヤ7を介してハウジン
グ1にトルクが伝達され、そのトルクは、ハウジング1
からジャーナルピン3へ、またジャーナルピン3にはま
っているピニオンギヤ2A,2Bからサイドギヤ4A,
4Bの第1部材としての歯部体40A,40Bへ伝えら
れる。歯部体40A,40Bは内径側にねじれ歯部40
1a,401bを有しており、これらが軸部体41A,
41Bの外径側のねじれ歯部411a,411bと噛み
合っているため、トルクは軸部体41A,41Bからス
プライン413a,413bを介して車軸A,Bに伝達
される。そして、このときに歯部体40A,40Bと軸
部体41A,41Bはねじれ歯部同士の噛み合いである
ため、歯部体40A,40B若しくは軸部体41A,4
1Bには伝達されるトルクに応じてスラスト力が発生
し、これにより摩擦発生手段5A,5Bによりハウジン
グとの間に摩擦抵抗が発生し、トルクバイアス比が制御
される。
おいては、図8のようにリングギヤ7を介してハウジン
グ1にトルクが伝達され、そのトルクは、ハウジング1
からジャーナルピン3へ、またジャーナルピン3にはま
っているピニオンギヤ2A,2Bからサイドギヤ4A,
4Bの第1部材としての歯部体40A,40Bへ伝えら
れる。歯部体40A,40Bは内径側にねじれ歯部40
1a,401bを有しており、これらが軸部体41A,
41Bの外径側のねじれ歯部411a,411bと噛み
合っているため、トルクは軸部体41A,41Bからス
プライン413a,413bを介して車軸A,Bに伝達
される。そして、このときに歯部体40A,40Bと軸
部体41A,41Bはねじれ歯部同士の噛み合いである
ため、歯部体40A,40B若しくは軸部体41A,4
1Bには伝達されるトルクに応じてスラスト力が発生
し、これにより摩擦発生手段5A,5Bによりハウジン
グとの間に摩擦抵抗が発生し、トルクバイアス比が制御
される。
【0013】すなわち、第1実施例おいては、図9のよ
うにトルク伝達方向が矢印の方向である場合、歯部体4
0Aと軸部体41Aが右ねじれのねじれ歯部,歯部体4
0Bと軸部体41Bが左ねじれのねじれ歯部であるた
め、軸部体41A,41Bは(a)のよう内方に向かっ
て荷重が作用するスラストインとなり、歯部体40A,
40Bは反力により(b)のように外方に向かって荷重
が作用するスラストアウトとなる。そして、歯部体40
A,40Bの軸方向端面によるスラスト力により、平板
部材51とハウジング側の平板部材52との間、該平板
部材52と軸部体41A,41B側の平板部材53の
間、および該平板部材53とハウジング内面との間の3
か所で大きな摩擦抵抗が創成されるため、差動が制限さ
れる。従来の差動装置ではサイドギヤとピニオンギヤの
ベベルギヤ部の噛み合いによるスラスト合力f0のみで
あったが、この実施例では、前記歯部体40A,40B
と軸部体41A,41Bのねじれ歯部との噛み合いによ
り歯部体40A,40Bに発生するスライト力f1が追
加されるため、スラスト合力Fはf0+f1と大きくな
り、これにより摩擦力が増大し、ロッキング率すなわち
トルクバイアス比が大きくなる。なお、図6(c)の場合
にはスペース的にはコンパクトでありながら摩擦面数を
多くすることができる。すなわち、歯部体40A,40
Bの軸方向端面によるスラスト力により、歯部体40
A,40Bの軸方向後端面と平板部材51との間、平板
部材51と軸部体41A,41Bのフランジ部414
a,414bの間およびフランジ部414a,414b
とハウジング内面との間の3か所で大きな摩擦抵抗が創
成され、差動が制限される。
うにトルク伝達方向が矢印の方向である場合、歯部体4
0Aと軸部体41Aが右ねじれのねじれ歯部,歯部体4
0Bと軸部体41Bが左ねじれのねじれ歯部であるた
め、軸部体41A,41Bは(a)のよう内方に向かっ
て荷重が作用するスラストインとなり、歯部体40A,
40Bは反力により(b)のように外方に向かって荷重
が作用するスラストアウトとなる。そして、歯部体40
A,40Bの軸方向端面によるスラスト力により、平板
部材51とハウジング側の平板部材52との間、該平板
部材52と軸部体41A,41B側の平板部材53の
間、および該平板部材53とハウジング内面との間の3
か所で大きな摩擦抵抗が創成されるため、差動が制限さ
れる。従来の差動装置ではサイドギヤとピニオンギヤの
ベベルギヤ部の噛み合いによるスラスト合力f0のみで
あったが、この実施例では、前記歯部体40A,40B
と軸部体41A,41Bのねじれ歯部との噛み合いによ
り歯部体40A,40Bに発生するスライト力f1が追
加されるため、スラスト合力Fはf0+f1と大きくな
り、これにより摩擦力が増大し、ロッキング率すなわち
トルクバイアス比が大きくなる。なお、図6(c)の場合
にはスペース的にはコンパクトでありながら摩擦面数を
多くすることができる。すなわち、歯部体40A,40
Bの軸方向端面によるスラスト力により、歯部体40
A,40Bの軸方向後端面と平板部材51との間、平板
部材51と軸部体41A,41Bのフランジ部414
a,414bの間およびフランジ部414a,414b
とハウジング内面との間の3か所で大きな摩擦抵抗が創
成され、差動が制限される。
【0014】第2実例においては、図10のようにトル
ク伝達方向が矢印の方向である場合、歯部体40Aと軸
部体41Aが左ねじれのねじれ歯部,歯部体40Bと軸
部体41Bが右ねじれのねじれ歯部であるため、軸部体
41A,41Bは(a)のよう外方に向かって荷重が作
用するスラストアウトとなり、歯部体40A,40Bは
反力により内方に向かって荷重が作用するスラストイン
となる。そして、図7のように、軸部体41A,41B
のフランジ部414a,414bにより3枚の平板部材
51,52,53はハウジング内面に押しつけられ、フ
ランジ部414a,414bの軸線方向後面と平板部材
51との間、ハウジング側の平板部材51と軸部体41
A,41B側の平板部材52との間および該平板部材5
2とハウジング側の平板部材53の間の3か所で大きな
摩擦抵抗が創成される。この実施例では前記歯部体40
A,40Bと軸部体41A,41Bのねじれ歯部との噛
み合いにより軸部体41A,41Bに発生するスライト
力f1が追加されるためスラスト合力Fはf0+f1と大
きくなり、これにより摩擦力が増大し、ロッキング率す
なわちトルクバイアス比が大きくなる。
ク伝達方向が矢印の方向である場合、歯部体40Aと軸
部体41Aが左ねじれのねじれ歯部,歯部体40Bと軸
部体41Bが右ねじれのねじれ歯部であるため、軸部体
41A,41Bは(a)のよう外方に向かって荷重が作
用するスラストアウトとなり、歯部体40A,40Bは
反力により内方に向かって荷重が作用するスラストイン
となる。そして、図7のように、軸部体41A,41B
のフランジ部414a,414bにより3枚の平板部材
51,52,53はハウジング内面に押しつけられ、フ
ランジ部414a,414bの軸線方向後面と平板部材
51との間、ハウジング側の平板部材51と軸部体41
A,41B側の平板部材52との間および該平板部材5
2とハウジング側の平板部材53の間の3か所で大きな
摩擦抵抗が創成される。この実施例では前記歯部体40
A,40Bと軸部体41A,41Bのねじれ歯部との噛
み合いにより軸部体41A,41Bに発生するスライト
力f1が追加されるためスラスト合力Fはf0+f1と大
きくなり、これにより摩擦力が増大し、ロッキング率す
なわちトルクバイアス比が大きくなる。
【0015】一方、車両減速時すなわちタイヤからの減
速トルクが入力したときには、前記と逆に車軸→軸部体
41A,41B→歯部体40A,40B→ピニオンギヤ
2A,2B→ハウジング1へとトルクが伝達されるが、
このときには軸部体41A,41Bは歯部体40A,4
0Bへスラスト力を作用させるだけで、ハウジング1と
の摩擦力は生じない。以上のことから、本発明によれ
ば、入力されるトルクによって自動的にトルクセンシン
グされて差動が制限され、また、入力されるトルクの方
向によってそのロッキング率を変化させることができ、
車両のすべりやすい路面でのトラクションや運動性能の
向上を図ることができる。
速トルクが入力したときには、前記と逆に車軸→軸部体
41A,41B→歯部体40A,40B→ピニオンギヤ
2A,2B→ハウジング1へとトルクが伝達されるが、
このときには軸部体41A,41Bは歯部体40A,4
0Bへスラスト力を作用させるだけで、ハウジング1と
の摩擦力は生じない。以上のことから、本発明によれ
ば、入力されるトルクによって自動的にトルクセンシン
グされて差動が制限され、また、入力されるトルクの方
向によってそのロッキング率を変化させることができ、
車両のすべりやすい路面でのトラクションや運動性能の
向上を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によると
きには、汎用の差動装置におけるサイドギヤの構成を変
更するだけの簡単かつ安価な構造により入力トルクの方
向とトルクの大きさに応じた差動制限を実現することが
できるというすぐれた効果が得られる。請求項2によれ
ば、摩擦発生手段が少なくとも2枚の平板部材からなっ
ているため摩擦個所が増し、差動制限をより確実にする
ことができるというすぐれた効果が得られる。
きには、汎用の差動装置におけるサイドギヤの構成を変
更するだけの簡単かつ安価な構造により入力トルクの方
向とトルクの大きさに応じた差動制限を実現することが
できるというすぐれた効果が得られる。請求項2によれ
ば、摩擦発生手段が少なくとも2枚の平板部材からなっ
ているため摩擦個所が増し、差動制限をより確実にする
ことができるというすぐれた効果が得られる。
【図1】従来の車両用差動装置の縦断側面図である。
【図2】本発明による車両用差動装置の第1実施例を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図3】第1実施例における歯部体と軸部体との取り合
いを示す部分切欠図である。
いを示す部分切欠図である。
【図4】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図5】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図6】第1実施例における摩擦発生手段の他の実施例
を示す部分的断面図ある。
を示す部分的断面図ある。
【図7】本発明の第2実施例を示す半断側面図である。
【図8】本発明におけるトルク伝達系統を示す説明図で
ある。
ある。
【図9】第1実施例のスラスト力方向を示す説明図であ
る。
る。
【図10】第2実施例のスラスト力方向を示す説明図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 ハウジング 2A,2B ピニオンギヤ 3 ジャーナルピン 4A,4B サイドギヤ 40A,40B 歯部体 41A,41B 軸部体 5A,5B 摩擦発生部材 401a,401b,411b,411b ねじれ歯部 51,52,53 平板部材
Claims (2)
- 【請求項1】車軸にスプライン連結される左右2個のサ
イドギヤとこれと直交する位置にジャーナルピンにより
支持される2つ以上のピニオンギヤをハウジング内に配
した形式の差動装置において、サイドギヤ4A,4B
を、ピニオンギヤ2A,2Bと噛み合う歯部体40A,
40Bと、車軸と一体回転する軸部体41A,41Bに
分離構成し、前記歯部体40A,40Bの内径側と軸部
体41A,41Bの外周側には互いに噛み合うねじれ歯
部401a,401b,411a,411bを設け、か
つ前記歯部体40A,40Bとハウジングの間または軸
部体41A,41Bとハウジングの間若しくは歯部体4
0A,40Bと軸部体41A,41Bの間に摩擦発生手
段5A,5Bを配していることを特徴とする車両用差動
装置。 - 【請求項2】摩擦発生手段5A,5Bが、ハウジング1
に一体回転可能に取付けられた平板部材と、軸部体41
A,41Bに一体回転可能に取付けられた平板部材であ
る請求項1に記載の車両用差動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11934395A JPH08291854A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 車両用差動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11934395A JPH08291854A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 車両用差動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08291854A true JPH08291854A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14759144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11934395A Pending JPH08291854A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 車両用差動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08291854A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE47033E1 (en) | 2003-08-04 | 2018-09-11 | Bend Research, Inc. | Pharmaceutical compositions of adsorbates of amorphous drugs and lipophilic microphase-forming materials |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP11934395A patent/JPH08291854A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE47033E1 (en) | 2003-08-04 | 2018-09-11 | Bend Research, Inc. | Pharmaceutical compositions of adsorbates of amorphous drugs and lipophilic microphase-forming materials |
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