JPH08290511A - 積層シ−ト - Google Patents
積層シ−トInfo
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- JPH08290511A JPH08290511A JP7096991A JP9699195A JPH08290511A JP H08290511 A JPH08290511 A JP H08290511A JP 7096991 A JP7096991 A JP 7096991A JP 9699195 A JP9699195 A JP 9699195A JP H08290511 A JPH08290511 A JP H08290511A
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- Japan
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- woven fabric
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Abstract
(57)【要約】
【目的】作業性の良好な梱包材、断熱材、防振材及び防
音材等に優れた効果を有し、且つ、リサイクルしやすい
積層シ−トを提供することを目的とする。 【構成】軟質ポリウレタンシ−トとパルプ不織布とを熱
プレスにより一体に接合した表裏面に異なった凹凸模様
を有する積層ポリウレタンシ−トとして製造することが
できる。
音材等に優れた効果を有し、且つ、リサイクルしやすい
積層シ−トを提供することを目的とする。 【構成】軟質ポリウレタンシ−トとパルプ不織布とを熱
プレスにより一体に接合した表裏面に異なった凹凸模様
を有する積層ポリウレタンシ−トとして製造することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業性の良好な梱包材、
断熱材、防振材及び防音材等に優れた効果を有し、且
つ、リサイクルしやすい積層シ−トに関する。
断熱材、防振材及び防音材等に優れた効果を有し、且
つ、リサイクルしやすい積層シ−トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より発泡ポリウレタンシ−トを梱包
材、断熱材、防振材及び防音材等に使用することは広く
知られている。そして、この発泡ポリウレタンシ−トは
使用に当って、単一層として用いるのみではなく、目的
と用途に応じて他のシ−ト材と、或いは、発泡倍率の異
なった同質の発泡シ−トを積層する等の種々の工夫が行
われている。例えば、床材の裏面に発泡倍率3〜10倍
の軟質高発泡層と凸部を有する発泡倍率1.5〜3倍未
満の軟質低発泡層を順次積層して防音性に優れた建材と
することが知られており(実開昭50−49917号参
照)、また、木質板下面に複数層よりなる遮音用発泡体
が貼着され、隣接する発泡層の発泡倍率を異にした床材
が知られている(実開昭61−47339号参照)。
材、断熱材、防振材及び防音材等に使用することは広く
知られている。そして、この発泡ポリウレタンシ−トは
使用に当って、単一層として用いるのみではなく、目的
と用途に応じて他のシ−ト材と、或いは、発泡倍率の異
なった同質の発泡シ−トを積層する等の種々の工夫が行
われている。例えば、床材の裏面に発泡倍率3〜10倍
の軟質高発泡層と凸部を有する発泡倍率1.5〜3倍未
満の軟質低発泡層を順次積層して防音性に優れた建材と
することが知られており(実開昭50−49917号参
照)、また、木質板下面に複数層よりなる遮音用発泡体
が貼着され、隣接する発泡層の発泡倍率を異にした床材
が知られている(実開昭61−47339号参照)。
【0003】更に、防音性能と所要の圧縮強度を付与さ
せる目的で発泡倍率の高い発泡合成樹脂シ−トの裏面に
凹凸模様を有する合成樹脂シ−トを積層接着した緩衝材
或いは防音床材が知られている(特開平4−35153
8号参照)。
せる目的で発泡倍率の高い発泡合成樹脂シ−トの裏面に
凹凸模様を有する合成樹脂シ−トを積層接着した緩衝材
或いは防音床材が知られている(特開平4−35153
8号参照)。
【0004】他方、発泡ポリウレタンシ−トは摩擦係数
が大きく、このため例えば発泡ポリウレタンシ−トを有
する床材を床面に施工するときの作業性が悪いという欠
点があった。
が大きく、このため例えば発泡ポリウレタンシ−トを有
する床材を床面に施工するときの作業性が悪いという欠
点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
上記の欠点を改良すべき種々検討した結果、発泡ポリウ
レタンシ−トの表裏面を異なった凹凸模様に熱プレスす
ることで優れた防音、防振効果を発揮でき、さらに、こ
れらの片面にパルプ系の不織布を接合することによって
この不織布が滑りやすくなるので、施行時の作業性を向
上できることを見出し、本発明を完成したもので、本発
明は、製造しやすく、作業性の良好な、特に防音性、緩
衝性に優れた積層シ−トを提供することを目的とする。
上記の欠点を改良すべき種々検討した結果、発泡ポリウ
レタンシ−トの表裏面を異なった凹凸模様に熱プレスす
ることで優れた防音、防振効果を発揮でき、さらに、こ
れらの片面にパルプ系の不織布を接合することによって
この不織布が滑りやすくなるので、施行時の作業性を向
上できることを見出し、本発明を完成したもので、本発
明は、製造しやすく、作業性の良好な、特に防音性、緩
衝性に優れた積層シ−トを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、軟質ポ
リウレタンシ−トとパルプ不織布とを熱プレスにより一
体に接合した表裏面に異なった凹凸模様を有する積層ポ
リウレタンシ−トであり、また、凹凸模様を異にする2
つの金型の間に軟質ポリウレタンと不織布とを重ねて加
熱加圧して両者を一体接合することを特徴とする積層ポ
リウレタンシ−トの製造方法である。
リウレタンシ−トとパルプ不織布とを熱プレスにより一
体に接合した表裏面に異なった凹凸模様を有する積層ポ
リウレタンシ−トであり、また、凹凸模様を異にする2
つの金型の間に軟質ポリウレタンと不織布とを重ねて加
熱加圧して両者を一体接合することを特徴とする積層ポ
リウレタンシ−トの製造方法である。
【0007】即ち、本発明の積層シ−トは一度軟質発泡
ポリウレタンを製造し、これを適宜スライスしたシ−ト
にパルプ糸不織布を接合したのでパルプ系不織布の面で
の摩擦係数は小さく、特に建築物の床下防音、防振材と
して施行時にその作業性を向上することができる。更
に、両者の積層に際しては、新たに接着剤を使用するこ
と無く、該ポリウレタンシ−トの表裏面に凹凸模様を付
するための熱プレスと同時に一体接合したので接着剤が
発泡ポリウレタンシ−ト内や不織布内に浸透することが
なく、緩衝性及び防音性の低下を生じることがない。ま
た、接合は単に熱プレスのみで行っているので容易に剥
離することができ、従ってリサイクルが容易となる。
ポリウレタンを製造し、これを適宜スライスしたシ−ト
にパルプ糸不織布を接合したのでパルプ系不織布の面で
の摩擦係数は小さく、特に建築物の床下防音、防振材と
して施行時にその作業性を向上することができる。更
に、両者の積層に際しては、新たに接着剤を使用するこ
と無く、該ポリウレタンシ−トの表裏面に凹凸模様を付
するための熱プレスと同時に一体接合したので接着剤が
発泡ポリウレタンシ−ト内や不織布内に浸透することが
なく、緩衝性及び防音性の低下を生じることがない。ま
た、接合は単に熱プレスのみで行っているので容易に剥
離することができ、従ってリサイクルが容易となる。
【0008】先に示した特開平4−351538号公報
に開示されている緩衝材には不織布を貼着することが記
載されている。しかし、該公報に記載されている緩衝材
は凹凸模様を有する合成樹脂と凹凸模様のない該発泡凸
部より発泡倍率の高い発泡合成樹脂シ−トを接着積層し
た緩衝材はそれぞれ発泡シ−トを別個に製造し、その
後、接着剤を使用して積層するものであって、作業工程
数が多く、コスト高であるばかりでなく、接着剤が発泡
シ−トや不織布に滲みこみ易く緩衝性の低下を生じる等
の欠点がある。また、このような緩衝材では不織布を貼
着するには少なくとも一面は平滑な面にする必要があ
り、平滑な面以外に不織布を貼着することは困難であ
る。即ち緩衝材の両面に凹凸を付けた場合には後工程に
て不織布を良好に貼着することができないという問題が
あった。
に開示されている緩衝材には不織布を貼着することが記
載されている。しかし、該公報に記載されている緩衝材
は凹凸模様を有する合成樹脂と凹凸模様のない該発泡凸
部より発泡倍率の高い発泡合成樹脂シ−トを接着積層し
た緩衝材はそれぞれ発泡シ−トを別個に製造し、その
後、接着剤を使用して積層するものであって、作業工程
数が多く、コスト高であるばかりでなく、接着剤が発泡
シ−トや不織布に滲みこみ易く緩衝性の低下を生じる等
の欠点がある。また、このような緩衝材では不織布を貼
着するには少なくとも一面は平滑な面にする必要があ
り、平滑な面以外に不織布を貼着することは困難であ
る。即ち緩衝材の両面に凹凸を付けた場合には後工程に
て不織布を良好に貼着することができないという問題が
あった。
【0009】これに対し、本発明ではいったん軟質の発
泡ポリウレタンシ−トを製造し、もしくは、スライスし
て発泡ポリウレタンをシ−ト状とした後、これと耐熱性
に優れたパルプ系不織布を積層して凹凸模様を異にする
2つの金型の間に載置して加熱、加圧することによって
ポリウレタンシ−トに凹凸模様を加工すると同時に、該
不織布を一体に接合したものであるので上記の接着剤を
使用した場合に比して緩衝性が低下することがなく、し
かも必要な時には両者を容易に剥離することができるの
でリサイクルしやすいという利点をも有する。
泡ポリウレタンシ−トを製造し、もしくは、スライスし
て発泡ポリウレタンをシ−ト状とした後、これと耐熱性
に優れたパルプ系不織布を積層して凹凸模様を異にする
2つの金型の間に載置して加熱、加圧することによって
ポリウレタンシ−トに凹凸模様を加工すると同時に、該
不織布を一体に接合したものであるので上記の接着剤を
使用した場合に比して緩衝性が低下することがなく、し
かも必要な時には両者を容易に剥離することができるの
でリサイクルしやすいという利点をも有する。
【0010】本発明において使用する発泡ポリウレタン
シ−トの発泡倍率としては40〜60倍であり、また、
この発泡ポリウレタンシ−トの表裏には異なる凹凸模様
をプレス成形によって設けることになるので表裏は異な
る発泡倍率とすることができ、このため振動、衝撃等の
強弱に適応した性能の異なる発泡ポリウレタンシ−トを
積層することなく、1つの発泡層で効率よく吸収するこ
とができる。
シ−トの発泡倍率としては40〜60倍であり、また、
この発泡ポリウレタンシ−トの表裏には異なる凹凸模様
をプレス成形によって設けることになるので表裏は異な
る発泡倍率とすることができ、このため振動、衝撃等の
強弱に適応した性能の異なる発泡ポリウレタンシ−トを
積層することなく、1つの発泡層で効率よく吸収するこ
とができる。
【0011】発泡ポリウレタンシ−トに貼着するパルプ
系不織布は木材パルプを主原料とし、これを乾式法ある
いは湿式法の何れによって製造したものでもよいが、好
ましくは乾式法によって得たものが柔軟性等の観点より
好ましい。そしてその厚さ0.1〜2.0mm程度のも
のである。また、新たに接着剤を使用せずプレス成形す
る際に一体化するので、発泡ウレタンをプレス成形する
ための温度200〜240℃で溶けない不織布が必要と
される。これには、材質としてパルプを使用した不織布
が必要である。
系不織布は木材パルプを主原料とし、これを乾式法ある
いは湿式法の何れによって製造したものでもよいが、好
ましくは乾式法によって得たものが柔軟性等の観点より
好ましい。そしてその厚さ0.1〜2.0mm程度のも
のである。また、新たに接着剤を使用せずプレス成形す
る際に一体化するので、発泡ウレタンをプレス成形する
ための温度200〜240℃で溶けない不織布が必要と
される。これには、材質としてパルプを使用した不織布
が必要である。
【0012】この両者を接合一体化するに際しては、凹
凸模様を異にする2つの金型を使用し、この金型間に発
泡ポリウレタンシ−トとパルプ系不織布を載置して加熱
加圧する。その条件としては得られる積層シ−トの厚み
によって異なるが、例えば5〜50mmの発泡ウレタン
シ−トにパルプ系不織布を合わせ3〜20mm程度の積
層シ−トを得る場合、金型の加熱温度は200〜240
℃で、加圧圧力は、50〜150kg/cm2で時間
は、1〜5分が好ましい。また、加熱温度が200℃未
満、圧力50kg/cm2未満では、表裏面に良好な凹
凸模様が成形されず好ましくない。
凸模様を異にする2つの金型を使用し、この金型間に発
泡ポリウレタンシ−トとパルプ系不織布を載置して加熱
加圧する。その条件としては得られる積層シ−トの厚み
によって異なるが、例えば5〜50mmの発泡ウレタン
シ−トにパルプ系不織布を合わせ3〜20mm程度の積
層シ−トを得る場合、金型の加熱温度は200〜240
℃で、加圧圧力は、50〜150kg/cm2で時間
は、1〜5分が好ましい。また、加熱温度が200℃未
満、圧力50kg/cm2未満では、表裏面に良好な凹
凸模様が成形されず好ましくない。
【0013】得られた積層シ−トを図示する。図1は積
層シ−トの断面図であり、図2はその斜視図である。図
において発泡ポリウレタンシ−ト1とパルプ系不織布2
とは接着剤を使用することなく加熱圧着されている。発
泡ポリウレタンシ−ト1の表面には連続しない規則的な
凹部模様を有し、また、パルプ系不織布2には波形状の
模様を有する。この発泡シ−トの模様は一例であって、
この模様に限定されるものではなく、適宜に決定すると
良い。
層シ−トの断面図であり、図2はその斜視図である。図
において発泡ポリウレタンシ−ト1とパルプ系不織布2
とは接着剤を使用することなく加熱圧着されている。発
泡ポリウレタンシ−ト1の表面には連続しない規則的な
凹部模様を有し、また、パルプ系不織布2には波形状の
模様を有する。この発泡シ−トの模様は一例であって、
この模様に限定されるものではなく、適宜に決定すると
良い。
【0014】
【実施例及び比較例】以下、実施例をもって、更に具体
的に本発明について説明する。 実施例 イソチアネ−ト化合物にポリオ−ル化合物を加え、これ
に発泡剤、触媒、整泡剤等を加えて発泡倍率約42倍の
軟質発泡ウレタンブロック(600×1000×200
0mm)を得た。得られた軟質発泡ウレタンを600×
1000×12(mm)に自動スプリクタ−カット機で
スライスカットして、発泡ウレタンシ−トを得た。ま
た、同様にカットしたパルプ系不織布(商品名:キノク
ロス(本州製紙社製))厚み1mmを上記の発泡ウレタ
ンシ−トに重ね合わせ、プレス機にセットした。プレス
機は、上型、下型に異なる凹凸模様を有する上下一組み
の型を備えたもので、プレス温度240℃、プレス圧力
100kg/cm2で2分間加熱加圧プレスした。得ら
れたシ−トは、図2で示すような表裏に異なる凹凸模様
を有する一面には不織布が積層固定されたシ−トで、こ
の不織布面では滑りやすいものであった。また、この積
層シ−トは、手で容易に剥離することができた。 比較例1 不織布として、ポリエステル系樹脂のものを使用した以
外は、実施例と同様に加熱加圧プレス成型を行った。し
かし、得られた積層シ−トは不織布が部分的に溶けてプ
レス金型にひっついて良好なシ−トは得られなかった。 比較例2 プレス温度を150℃としてこれ以外は比較例1と同様
に行ったが、表裏面とも凹凸模様がはっきりしないもの
となり、良好なシ−トは得られなかった。
的に本発明について説明する。 実施例 イソチアネ−ト化合物にポリオ−ル化合物を加え、これ
に発泡剤、触媒、整泡剤等を加えて発泡倍率約42倍の
軟質発泡ウレタンブロック(600×1000×200
0mm)を得た。得られた軟質発泡ウレタンを600×
1000×12(mm)に自動スプリクタ−カット機で
スライスカットして、発泡ウレタンシ−トを得た。ま
た、同様にカットしたパルプ系不織布(商品名:キノク
ロス(本州製紙社製))厚み1mmを上記の発泡ウレタ
ンシ−トに重ね合わせ、プレス機にセットした。プレス
機は、上型、下型に異なる凹凸模様を有する上下一組み
の型を備えたもので、プレス温度240℃、プレス圧力
100kg/cm2で2分間加熱加圧プレスした。得ら
れたシ−トは、図2で示すような表裏に異なる凹凸模様
を有する一面には不織布が積層固定されたシ−トで、こ
の不織布面では滑りやすいものであった。また、この積
層シ−トは、手で容易に剥離することができた。 比較例1 不織布として、ポリエステル系樹脂のものを使用した以
外は、実施例と同様に加熱加圧プレス成型を行った。し
かし、得られた積層シ−トは不織布が部分的に溶けてプ
レス金型にひっついて良好なシ−トは得られなかった。 比較例2 プレス温度を150℃としてこれ以外は比較例1と同様
に行ったが、表裏面とも凹凸模様がはっきりしないもの
となり、良好なシ−トは得られなかった。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は軟質発泡ウ
レタンシ−トの表裏に異なる凹凸を(加熱加圧熱)プレ
ス成形することで、容易に設けることができる。このよ
うに異なる凹凸模様を設けたことで表裏で異なる発泡倍
率とすることができるので、振動、衝撃等の強弱に適応
した性能を2層積層することなく、一つの発泡層で効率
よく吸収することができる。さらに、前記のプレス成形
時に、パルプ系不織布を同時に積層することができるの
で、床の防振、防音材として施工する場合(主に室内用
表面板材とコンクリ−ト床の間に施工する)に、軟質発
泡ウレタンシ−トでは床面の板材との滑りが悪く施工し
にくかったものを、不織布を積層することで滑りやすく
なり施行性を向上する事が出来る。
レタンシ−トの表裏に異なる凹凸を(加熱加圧熱)プレ
ス成形することで、容易に設けることができる。このよ
うに異なる凹凸模様を設けたことで表裏で異なる発泡倍
率とすることができるので、振動、衝撃等の強弱に適応
した性能を2層積層することなく、一つの発泡層で効率
よく吸収することができる。さらに、前記のプレス成形
時に、パルプ系不織布を同時に積層することができるの
で、床の防振、防音材として施工する場合(主に室内用
表面板材とコンクリ−ト床の間に施工する)に、軟質発
泡ウレタンシ−トでは床面の板材との滑りが悪く施工し
にくかったものを、不織布を積層することで滑りやすく
なり施行性を向上する事が出来る。
【図1】本発明にかかる積層シ−トの層構成を示した断
面図である。
面図である。
【図2】本発明にかかる積層シ−トの斜視部である。
1 発泡ポリウレタンシ−ト 2 パルプ系不織布
3 凹部
3 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 軟質ポリウレタンシ−トとパルプ不織布
とを熱プレスにより一体に接合した表裏面に異なった凹
凸模様を有する積層シ−ト。 - 【請求項2】 凹凸模様を異にする2の金型の間に軟質
ポリウレタンと不織布とを重ねて加熱加圧して両者を一
体接合することを特徴とする積層シ−トの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096991A JPH08290511A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 積層シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096991A JPH08290511A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 積層シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08290511A true JPH08290511A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14179677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7096991A Pending JPH08290511A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 積層シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08290511A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100466182B1 (ko) * | 2002-09-16 | 2005-01-13 | 허봉락 | 방진부재 |
DE102011106883A1 (de) * | 2011-07-07 | 2013-01-10 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Formteil mit texturierter Oberfläche sowie Verfahren zur Herstellung des Formteils |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP7096991A patent/JPH08290511A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100466182B1 (ko) * | 2002-09-16 | 2005-01-13 | 허봉락 | 방진부재 |
DE102011106883A1 (de) * | 2011-07-07 | 2013-01-10 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Formteil mit texturierter Oberfläche sowie Verfahren zur Herstellung des Formteils |
US10005207B2 (en) | 2011-07-07 | 2018-06-26 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Molded part and method for manufacturing the molded part |
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