JPH08287603A - 情報記録装置及び情報再生装置 - Google Patents
情報記録装置及び情報再生装置Info
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- JPH08287603A JPH08287603A JP8845395A JP8845395A JPH08287603A JP H08287603 A JPH08287603 A JP H08287603A JP 8845395 A JP8845395 A JP 8845395A JP 8845395 A JP8845395 A JP 8845395A JP H08287603 A JPH08287603 A JP H08287603A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B20/00086—Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスク構造等の規格を変更することなく、
業務用の記録情報が民生用の情報再生装置で再生される
ことを防止することが可能な情報記録装置及び情報再生
装置を提供する。 【構成】 記録情報を記録媒体に記録する際に、当該記
録情報が再生されるべき情報再生装置を特定する再生装
置特定情報を記録情報に多重して記録する。再生時に
は、記録情報の再生に先立って再生装置特定情報を再生
し(ステップS3)、当該再生装置特定情報が示す特定
再生装置と、再生を行っている情報再生装置が異なる場
合に、当該再生を禁止する(ステップS10、ステップ
S7)。ディスク構造等の規格を変更することなく、業
務用の記録情報が民生用の情報再生装置で再生されよう
とした場合に、当該再生を防止できる。
業務用の記録情報が民生用の情報再生装置で再生される
ことを防止することが可能な情報記録装置及び情報再生
装置を提供する。 【構成】 記録情報を記録媒体に記録する際に、当該記
録情報が再生されるべき情報再生装置を特定する再生装
置特定情報を記録情報に多重して記録する。再生時に
は、記録情報の再生に先立って再生装置特定情報を再生
し(ステップS3)、当該再生装置特定情報が示す特定
再生装置と、再生を行っている情報再生装置が異なる場
合に、当該再生を禁止する(ステップS10、ステップ
S7)。ディスク構造等の規格を変更することなく、業
務用の記録情報が民生用の情報再生装置で再生されよう
とした場合に、当該再生を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録装置及び情報
再生装置に関し、より詳細には、光ディスク等の記録媒
体に対して情報を記録する情報記録装置及び当該光ディ
スクから情報を再生する情報再生装置に関する。
再生装置に関し、より詳細には、光ディスク等の記録媒
体に対して情報を記録する情報記録装置及び当該光ディ
スクから情報を再生する情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクやビデオテープ等の記
録媒体は、いわゆるカラオケボックス用や劇場上映用等
の業務用として一般的に用いられている。これらの記録
媒体に記録する情報は、従来、アナログ信号を用いて記
録されていたが、最近では、画質がよい、コンピュータ
等の記録媒体として活用しやすい等の理由によりこれら
の情報をディジタル信号を用いて記録する方法が一般化
しつつある。
録媒体は、いわゆるカラオケボックス用や劇場上映用等
の業務用として一般的に用いられている。これらの記録
媒体に記録する情報は、従来、アナログ信号を用いて記
録されていたが、最近では、画質がよい、コンピュータ
等の記録媒体として活用しやすい等の理由によりこれら
の情報をディジタル信号を用いて記録する方法が一般化
しつつある。
【0003】一方、これらの記録媒体に記録された記録
情報の再生時の用途としては、上記業務用の他、いわゆ
る民生用として活用することも考えられる。より具体的
には、例えば、民生用の用途としては、カラオケ用光デ
ィスクの場合には、一般家庭でのカラオケ練習用として
の用途が考えられ、また、映像再生用光ディスクの場合
には、一般家庭のテレビで再生する場合が考えられる。
情報の再生時の用途としては、上記業務用の他、いわゆ
る民生用として活用することも考えられる。より具体的
には、例えば、民生用の用途としては、カラオケ用光デ
ィスクの場合には、一般家庭でのカラオケ練習用として
の用途が考えられ、また、映像再生用光ディスクの場合
には、一般家庭のテレビで再生する場合が考えられる。
【0004】ここで、光ディスクの場合を例として、音
声信号や映像信号等の記録すべき記録情報を光ディスク
に記録するための従来技術の情報記録装置について、図
9を用いて説明する。
声信号や映像信号等の記録すべき記録情報を光ディスク
に記録するための従来技術の情報記録装置について、図
9を用いて説明する。
【0005】図9に示す情報記録装置100において、
VTR(Video Tape Recorder )101は、記録すべき
音声情報や映像情報等を一時的に記録するものであり、
VTR101から出力された音声情報や映像情報は、信
号処理部102に入力され、ここで、A/D変換された
後、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Grou
p)方式により圧縮処理がなされ、音声情報と映像情報
が時間軸多重され、記録情報信号SR とされる。そし
て、この記録情報信号SR と、コントローラ107から
出力される、例えば、アクセス情報等の付加情報に対応
する付加情報信号S ADが、コントローラ107からの制
御信号SC ’に基づき、多重器103により時間軸多重
され、一つの記録情報ブロック(以下、ストリームとい
う。)を構成し、出力される。その後、当該ストリーム
SS ’が変調器104に入力され、ここで、例えば、リ
ードソロモン符号等のエラー訂正コード(ECC)の付
加の後、例えば、2−3変調等の変調が施され、ディス
ク記録信号SM ’としてマスタリング装置105に出力
される。マスタリング装置105は、光ディスクを製造
する際のマスタ(抜き型)となるスタンパディスクに対
してディスク記録信号S M ’を記録する。そして、この
スタンパディスクを用いて図示しないレプリケーション
装置により、一般に市販される光ディスクとしてのレプ
リカディスクが製造される。ここで、情報記録装置10
0を構成する各部材相互間のタイミング同期は、発振器
106から出力される基準クロック信号CLKに基づい
て行われ、更に、情報記録装置100全体の制御は、コ
ントローラ107により行われる。
VTR(Video Tape Recorder )101は、記録すべき
音声情報や映像情報等を一時的に記録するものであり、
VTR101から出力された音声情報や映像情報は、信
号処理部102に入力され、ここで、A/D変換された
後、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Grou
p)方式により圧縮処理がなされ、音声情報と映像情報
が時間軸多重され、記録情報信号SR とされる。そし
て、この記録情報信号SR と、コントローラ107から
出力される、例えば、アクセス情報等の付加情報に対応
する付加情報信号S ADが、コントローラ107からの制
御信号SC ’に基づき、多重器103により時間軸多重
され、一つの記録情報ブロック(以下、ストリームとい
う。)を構成し、出力される。その後、当該ストリーム
SS ’が変調器104に入力され、ここで、例えば、リ
ードソロモン符号等のエラー訂正コード(ECC)の付
加の後、例えば、2−3変調等の変調が施され、ディス
ク記録信号SM ’としてマスタリング装置105に出力
される。マスタリング装置105は、光ディスクを製造
する際のマスタ(抜き型)となるスタンパディスクに対
してディスク記録信号S M ’を記録する。そして、この
スタンパディスクを用いて図示しないレプリケーション
装置により、一般に市販される光ディスクとしてのレプ
リカディスクが製造される。ここで、情報記録装置10
0を構成する各部材相互間のタイミング同期は、発振器
106から出力される基準クロック信号CLKに基づい
て行われ、更に、情報記録装置100全体の制御は、コ
ントローラ107により行われる。
【0006】以上説明した情報記録装置100は、記録
情報信号SR を光ディスク(スタンパディスク)に記録
する記録装置として広く一般化している。次に、上記の
情報記録装置100により光ディスクに記録された記録
情報を再生する情報再生装置について、その概要を説明
する。
情報信号SR を光ディスク(スタンパディスク)に記録
する記録装置として広く一般化している。次に、上記の
情報記録装置100により光ディスクに記録された記録
情報を再生する情報再生装置について、その概要を説明
する。
【0007】光ディスクに記録された記録情報を再生す
る情報再生装置は、光ディスクからディスク記録信号S
M ’を読み出す光ピックアップ、読み出された信号を2
値化する2値化器、2値化された再生信号に対して復調
及びエラー訂正を行う復調器及び復調された再生情報に
対して、例えば、MPEG方式により伸張処理を行い、
D/A変換する信号処理部並びにこれら全体を制御する
コントローラ等により構成されている。
る情報再生装置は、光ディスクからディスク記録信号S
M ’を読み出す光ピックアップ、読み出された信号を2
値化する2値化器、2値化された再生信号に対して復調
及びエラー訂正を行う復調器及び復調された再生情報に
対して、例えば、MPEG方式により伸張処理を行い、
D/A変換する信号処理部並びにこれら全体を制御する
コントローラ等により構成されている。
【0008】上記構成を有する情報再生装置は、例え
ば、CD(Compact Disk)プレーヤ等として広く一般市
場に広まっている。
ば、CD(Compact Disk)プレーヤ等として広く一般市
場に広まっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、光ディスクの場合、ディスク構造等の規格を業務用
と民生用とで同一とすると、民生用の情報再生装置で業
務用の光ディスクが再生されてしまうという問題点があ
った。
ば、光ディスクの場合、ディスク構造等の規格を業務用
と民生用とで同一とすると、民生用の情報再生装置で業
務用の光ディスクが再生されてしまうという問題点があ
った。
【0010】すなわち、例えば、映画を例とすると、ロ
ードショウ上映されてから数か月乃至数年経過した後に
当該映画を記録した民生用の光ディスク(LD(LASER
vision Disk ))等が販売されるのが一般的であり、こ
の場合に、ロードショウ上映中に当該映画を記録した業
務用の光ディスク等が市場に不用に流出すると、それが
人気のある映画等であった場合には、当該映画の製作
者、販売者等に対して大きな損害を与えることとなるの
である。
ードショウ上映されてから数か月乃至数年経過した後に
当該映画を記録した民生用の光ディスク(LD(LASER
vision Disk ))等が販売されるのが一般的であり、こ
の場合に、ロードショウ上映中に当該映画を記録した業
務用の光ディスク等が市場に不用に流出すると、それが
人気のある映画等であった場合には、当該映画の製作
者、販売者等に対して大きな損害を与えることとなるの
である。
【0011】この問題点の解決のためには、業務用と民
生用でディスク構造等の規格を変更すればよいのである
が、これによると、一種類の映画に対して上述の情報記
録装置、記録媒体としての光ディスク等及び情報再生装
置を、少なくとも2種類ずつ準備することが必要とな
り、大量生産が困難になるので、上記の装置等の価格を
下げることが困難となる。
生用でディスク構造等の規格を変更すればよいのである
が、これによると、一種類の映画に対して上述の情報記
録装置、記録媒体としての光ディスク等及び情報再生装
置を、少なくとも2種類ずつ準備することが必要とな
り、大量生産が困難になるので、上記の装置等の価格を
下げることが困難となる。
【0012】また、他の方策として、業務用と民生用で
ディスク構造等の規格を同一とし、市場における流通経
路を業務用と民生用で別経路とする方法も考えられる
が、この方策によっても業務用の映画ソフトの一般市場
への不用な流出を根絶することはできず、例えば、一般
人が情報再生装置及び情報記録装置を所有している場合
には、当該業務用の映画ソフトの複製物が一般市場に広
く出回ることとなる。
ディスク構造等の規格を同一とし、市場における流通経
路を業務用と民生用で別経路とする方法も考えられる
が、この方策によっても業務用の映画ソフトの一般市場
への不用な流出を根絶することはできず、例えば、一般
人が情報再生装置及び情報記録装置を所有している場合
には、当該業務用の映画ソフトの複製物が一般市場に広
く出回ることとなる。
【0013】更に他の方策として、光ディスク上にいわ
ゆるコピーガード信号を多重する方策もあるが、この場
合でも、レプリケーション法により複製光ディスクが製
作された場合には、当該複製ディスクが一般の情報再生
装置で再生されてしまうという問題点がある。
ゆるコピーガード信号を多重する方策もあるが、この場
合でも、レプリケーション法により複製光ディスクが製
作された場合には、当該複製ディスクが一般の情報再生
装置で再生されてしまうという問題点がある。
【0014】そこで、本発明は、上記の各問題点を鑑み
てなされたもので、その目的は、ディスク構造等の規格
を変更することなく、業務用の記録情報が記録された記
録媒体が民生用の情報再生装置で再生されることを防止
することが可能な情報記録装置及び情報再生装置を提供
することにある。
てなされたもので、その目的は、ディスク構造等の規格
を変更することなく、業務用の記録情報が記録された記
録媒体が民生用の情報再生装置で再生されることを防止
することが可能な情報記録装置及び情報再生装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、外部から入力される
音声情報、映像情報等の記録情報を信号処理し、処理記
録情報信号を記録媒体に記録する情報記録装置におい
て、前記記録情報に対応するアクセス情報等の付加情報
に、前記記録情報を再生させるべき情報再生装置を特定
するための再生装置特定情報を含ませ、前記付加情報を
信号処理して多重付加情報信号として出力する多重器等
の多重手段と、前記処理記録情報信号に、前記多重付加
情報信号を付加し、多重付加記録情報信号を出力する付
加器等の付加手段と、前記多重付加記録情報信号を前記
記録媒体に記録するマスタリング装置等の記録手段と、
を備えて構成される。
ために、請求項1に記載の発明は、外部から入力される
音声情報、映像情報等の記録情報を信号処理し、処理記
録情報信号を記録媒体に記録する情報記録装置におい
て、前記記録情報に対応するアクセス情報等の付加情報
に、前記記録情報を再生させるべき情報再生装置を特定
するための再生装置特定情報を含ませ、前記付加情報を
信号処理して多重付加情報信号として出力する多重器等
の多重手段と、前記処理記録情報信号に、前記多重付加
情報信号を付加し、多重付加記録情報信号を出力する付
加器等の付加手段と、前記多重付加記録情報信号を前記
記録媒体に記録するマスタリング装置等の記録手段と、
を備えて構成される。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報記録装置において、前記多重付加情報信号は、前
記記録媒体上において、前記処理記録情報信号とは異な
る領域に記録されるように構成される。
の情報記録装置において、前記多重付加情報信号は、前
記記録媒体上において、前記処理記録情報信号とは異な
る領域に記録されるように構成される。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
のいずれかに記載の情報記録装置において、前記記録媒
体は光ディスクであり、前記多重付加情報信号を、当該
光ディスクを再生する際に、前記処理記録情報信号に対
応する記録情報の再生に先立って情報が再生される前記
光ディスク上の領域に記録するように構成される。
のいずれかに記載の情報記録装置において、前記記録媒
体は光ディスクであり、前記多重付加情報信号を、当該
光ディスクを再生する際に、前記処理記録情報信号に対
応する記録情報の再生に先立って情報が再生される前記
光ディスク上の領域に記録するように構成される。
【0018】請求項4に記載の発明は、記録媒体に記録
された音声情報、映像情報等の記録情報を再生し、再生
情報として出力する情報再生装置において、前記記録媒
体から前記記録情報を検出し、検出信号として出力する
ピックアップ等の検出手段と、前記検出信号を復調し、
再生情報として出力する復調器等の復調手段と、前記再
生情報に含まれるとともに、前記記録情報を再生させる
べき情報再生装置を特定する再生装置特定情報に基づ
き、前記情報再生装置が前記再生装置特定情報により特
定される特定情報再生装置であるか否かを判別するコン
トローラ等の判別手段と、前記判別の結果に基づき、前
記情報再生装置が前記特定情報再生装置でない場合に、
当該情報再生装置による前記記録情報の再生を禁止する
コントローラ等の禁止手段と、を備えて構成される。
された音声情報、映像情報等の記録情報を再生し、再生
情報として出力する情報再生装置において、前記記録媒
体から前記記録情報を検出し、検出信号として出力する
ピックアップ等の検出手段と、前記検出信号を復調し、
再生情報として出力する復調器等の復調手段と、前記再
生情報に含まれるとともに、前記記録情報を再生させる
べき情報再生装置を特定する再生装置特定情報に基づ
き、前記情報再生装置が前記再生装置特定情報により特
定される特定情報再生装置であるか否かを判別するコン
トローラ等の判別手段と、前記判別の結果に基づき、前
記情報再生装置が前記特定情報再生装置でない場合に、
当該情報再生装置による前記記録情報の再生を禁止する
コントローラ等の禁止手段と、を備えて構成される。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の情報再生装置において、前記記録媒体は、前記再生装
置特定情報が、前記記録媒体上において、前記記録情報
と異なる領域に記録されている前記記録媒体であるよう
に構成される。
の情報再生装置において、前記記録媒体は、前記再生装
置特定情報が、前記記録媒体上において、前記記録情報
と異なる領域に記録されている前記記録媒体であるよう
に構成される。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
のいずれかに記載の情報再生装置において、前記記録媒
体は光ディスクであり、前記再生装置特定情報が、当該
光ディスクを再生する際に、前記記録情報の再生に先立
って情報が再生される前記光ディスク上の領域に記録さ
れている前記光ディスクであるように構成される。
のいずれかに記載の情報再生装置において、前記記録媒
体は光ディスクであり、前記再生装置特定情報が、当該
光ディスクを再生する際に、前記記録情報の再生に先立
って情報が再生される前記光ディスク上の領域に記録さ
れている前記光ディスクであるように構成される。
【0021】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、多重手段は、
記録情報に対応する付加情報に、記録情報を再生させる
べき情報再生装置を特定するための再生装置特定情報を
含ませ、付加情報を信号処理して多重付加情報信号とし
て出力する。
記録情報に対応する付加情報に、記録情報を再生させる
べき情報再生装置を特定するための再生装置特定情報を
含ませ、付加情報を信号処理して多重付加情報信号とし
て出力する。
【0022】次に、付加手段は、処理記録情報信号に、
多重付加情報信号を付加し、多重付加記録情報信号を出
力する。そして、記録手段は、多重付加記録情報信号を
記録媒体に記録する。
多重付加情報信号を付加し、多重付加記録情報信号を出
力する。そして、記録手段は、多重付加記録情報信号を
記録媒体に記録する。
【0023】よって、記録情報の再生時において、再生
に用いられる情報再生装置が、当該記録情報が再生され
るべき情報再生装置であるか否かを判別できる。請求項
2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用
に加えて、多重付加情報信号は、記録媒体上において、
処理記録情報信号とは異なる領域に記録される。
に用いられる情報再生装置が、当該記録情報が再生され
るべき情報再生装置であるか否かを判別できる。請求項
2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用
に加えて、多重付加情報信号は、記録媒体上において、
処理記録情報信号とは異なる領域に記録される。
【0024】よって、記録情報を記録する領域における
記録密度を向上させることができる。請求項3に記載の
発明によれば、請求項1又は2のいずれかに記載の発明
の作用に加えて、記録媒体は光ディスクであり、記録手
段は、多重付加情報信号を、当該光ディスクを再生する
際に、処理記録情報信号に対応する記録情報の再生に先
立って情報が再生される光ディスク上の領域に記録す
る。
記録密度を向上させることができる。請求項3に記載の
発明によれば、請求項1又は2のいずれかに記載の発明
の作用に加えて、記録媒体は光ディスクであり、記録手
段は、多重付加情報信号を、当該光ディスクを再生する
際に、処理記録情報信号に対応する記録情報の再生に先
立って情報が再生される光ディスク上の領域に記録す
る。
【0025】よって、記録情報の再生時において、再生
に用いられる情報再生装置が、当該記録情報が再生され
るべき情報再生装置であるか否かを、当該記録情報を再
生する前に判別できる。
に用いられる情報再生装置が、当該記録情報が再生され
るべき情報再生装置であるか否かを、当該記録情報を再
生する前に判別できる。
【0026】請求項4に記載の発明は、検出手段は、記
録媒体から記録情報を検出し、検出信号として出力す
る。そして、復調手段は、検出信号を復調し、再生情報
として出力する。
録媒体から記録情報を検出し、検出信号として出力す
る。そして、復調手段は、検出信号を復調し、再生情報
として出力する。
【0027】これと並行して、判別手段は、再生情報に
含まれるとともに、記録情報を再生させるべき情報再生
装置を特定する再生装置特定情報に基づき、情報再生装
置が再生装置特定情報により特定される特定情報再生装
置であるか否かを判別する。
含まれるとともに、記録情報を再生させるべき情報再生
装置を特定する再生装置特定情報に基づき、情報再生装
置が再生装置特定情報により特定される特定情報再生装
置であるか否かを判別する。
【0028】そして、判別の結果に基づき、禁止手段
は、情報再生装置が特定情報再生装置でない場合に、当
該情報再生装置による記録情報の再生を禁止する。よっ
て、情報再生装置が当該記録情報が再生されるべき特定
情報再生装置でない場合に、当該記録情報が再生される
ことを防止することができる。
は、情報再生装置が特定情報再生装置でない場合に、当
該情報再生装置による記録情報の再生を禁止する。よっ
て、情報再生装置が当該記録情報が再生されるべき特定
情報再生装置でない場合に、当該記録情報が再生される
ことを防止することができる。
【0029】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の作用に加えて、記録媒体には、再生装置
特定情報が、当該記録媒体上において記録情報と異なる
領域に記録されている。
に記載の発明の作用に加えて、記録媒体には、再生装置
特定情報が、当該記録媒体上において記録情報と異なる
領域に記録されている。
【0030】よって、再生時に再生装置特定情報が記録
情報と混同されることがない。請求項6に記載の発明に
よれば、請求項4又は5のいずれかに記載の発明の作用
に加えて、記録媒体は光ディスクであり、再生装置特定
情報が、当該光ディスクを再生する際に、記録情報の再
生に先立って情報が再生される光ディスク上の領域に記
録されている。
情報と混同されることがない。請求項6に記載の発明に
よれば、請求項4又は5のいずれかに記載の発明の作用
に加えて、記録媒体は光ディスクであり、再生装置特定
情報が、当該光ディスクを再生する際に、記録情報の再
生に先立って情報が再生される光ディスク上の領域に記
録されている。
【0031】よって、記録情報が再生される前に、情報
再生装置が再生装置特定情報により特定される特定情報
再生装置であるか否かを判別できるので、情報再生装置
が当該記録情報が再生されるべき特定情報再生装置でな
い場合に、当該記録情報が再生されることを防止するこ
とができる。
再生装置が再生装置特定情報により特定される特定情報
再生装置であるか否かを判別できるので、情報再生装置
が当該記録情報が再生されるべき特定情報再生装置でな
い場合に、当該記録情報が再生されることを防止するこ
とができる。
【0032】
【実施例】次に、本発明に好適な実施例について、図面
に基づいて説明する。なお、以下の実施例は、本発明を
光ディスクに対して情報を記録する情報記録装置及び当
該光ディスクから当該情報を再生する情報再生装置に対
して適用した場合について説明する。 (I)情報記録装置 始めに、請求項1乃至3に記載の発明に対応する情報記
録装置の構成及び動作について図1乃至図5を用いて説
明する。
に基づいて説明する。なお、以下の実施例は、本発明を
光ディスクに対して情報を記録する情報記録装置及び当
該光ディスクから当該情報を再生する情報再生装置に対
して適用した場合について説明する。 (I)情報記録装置 始めに、請求項1乃至3に記載の発明に対応する情報記
録装置の構成及び動作について図1乃至図5を用いて説
明する。
【0033】図1に示すように、実施例に係る情報記録
装置S1 は、記録すべき音声情報や映像情報等を一時的
に記録するVTR1と、VTR1から出力された音声情
報や映像情報をA/D変換した後、例えば、MPEG方
式により圧縮処理し、音声情報と映像情報とを時間軸多
重して記録情報信号SR として出力する信号処理部2
と、記録情報信号SR と後述の多重付加情報信号SADD
とを、後述のコントローラ7からの制御信号SCRに基づ
きそれぞれの入力を切り換えることにより時間軸多重
し、ストリームSS を生成して出力する付加手段として
の付加器3と、当該ストリームSS に対して、例えば、
リードソロモン符号等のエラー訂正コード(ECC)の
付加及び2−3変調等の変調を施してディスク記録信号
SM を生成する変調器4と、当該ディスク記録信号SM
を光ディスクを製造する際のマスタ(抜き型)となるス
タンパディスクに対して記録する記録手段としてのマス
タリング装置5と、コントローラ7から出力されるアク
セス情報等の付加情報に対応する付加情報信号SADと、
コントローラ7から出力される記録情報(記録情報信号
SR )を再生させるべき情報再生装置を特定するための
再生装置特定情報に対応する再生装置特定信号SI とを
多重し、上記の多重付加情報信号SADD を出力する多重
手段としての多重器6と、情報記録装置S1 を構成する
各部材相互間のタイミング同期を取るための基準クロッ
ク信号CLKを出力する発振器8と、情報記録装置S1
全体の制御を行うコントローラ7と、により構成されて
いる。
装置S1 は、記録すべき音声情報や映像情報等を一時的
に記録するVTR1と、VTR1から出力された音声情
報や映像情報をA/D変換した後、例えば、MPEG方
式により圧縮処理し、音声情報と映像情報とを時間軸多
重して記録情報信号SR として出力する信号処理部2
と、記録情報信号SR と後述の多重付加情報信号SADD
とを、後述のコントローラ7からの制御信号SCRに基づ
きそれぞれの入力を切り換えることにより時間軸多重
し、ストリームSS を生成して出力する付加手段として
の付加器3と、当該ストリームSS に対して、例えば、
リードソロモン符号等のエラー訂正コード(ECC)の
付加及び2−3変調等の変調を施してディスク記録信号
SM を生成する変調器4と、当該ディスク記録信号SM
を光ディスクを製造する際のマスタ(抜き型)となるス
タンパディスクに対して記録する記録手段としてのマス
タリング装置5と、コントローラ7から出力されるアク
セス情報等の付加情報に対応する付加情報信号SADと、
コントローラ7から出力される記録情報(記録情報信号
SR )を再生させるべき情報再生装置を特定するための
再生装置特定情報に対応する再生装置特定信号SI とを
多重し、上記の多重付加情報信号SADD を出力する多重
手段としての多重器6と、情報記録装置S1 を構成する
各部材相互間のタイミング同期を取るための基準クロッ
ク信号CLKを出力する発振器8と、情報記録装置S1
全体の制御を行うコントローラ7と、により構成されて
いる。
【0034】次に動作を説明する。VTR1に一時的に
記録された音声情報及び映像情報は、信号処理部2にお
いてA/D変換された後、MPEG方式により圧縮処理
され、時間軸多重されて記録情報信号SR となる。その
後、この記録情報信号SR が多重付加情報信号SAD D と
時間軸多重され、ストリームSS が生成される。このと
き、多重付加情報S ADD には、アクセス情報等の付加情
報に対応する付加情報信号SADと、記録情報が再生され
るべき情報再生装置を特定するための再生装置特定情報
に対応する再生装置特定信号SI とが多重されている。
次に、ストリームSS に対して変調器4によりリードソ
ロモン符号等のエラー訂正コード(ECC)の付加及び
2−3変調等の変調が施され、マスタリング装置5によ
り、変調されたディスク記録信号SM がスタンパディス
クに対して記録される。そして、このスタンパディスク
を用いて図示しないレプリケーション装置により、一般
に市販される光ディスクとしてのレプリカディスクが製
造される。
記録された音声情報及び映像情報は、信号処理部2にお
いてA/D変換された後、MPEG方式により圧縮処理
され、時間軸多重されて記録情報信号SR となる。その
後、この記録情報信号SR が多重付加情報信号SAD D と
時間軸多重され、ストリームSS が生成される。このと
き、多重付加情報S ADD には、アクセス情報等の付加情
報に対応する付加情報信号SADと、記録情報が再生され
るべき情報再生装置を特定するための再生装置特定情報
に対応する再生装置特定信号SI とが多重されている。
次に、ストリームSS に対して変調器4によりリードソ
ロモン符号等のエラー訂正コード(ECC)の付加及び
2−3変調等の変調が施され、マスタリング装置5によ
り、変調されたディスク記録信号SM がスタンパディス
クに対して記録される。そして、このスタンパディスク
を用いて図示しないレプリケーション装置により、一般
に市販される光ディスクとしてのレプリカディスクが製
造される。
【0035】次に、多重器6により付加情報信号SADに
対して多重される再生装置特定信号SI について、図2
を用いて説明する。再生装置特定信号SI (再生装置特
定情報)は、上述のように、再生時に記録情報(記録情
報信号SR )が再生されるべき情報再生装置を特定する
ために用いられる情報であり、例えば、再生装置特定信
号SI に対して1バイトが割り当てられた場合には、図
2に示すように、再生装置特定信号SI が「00h」
(hは8進数を示す。)の場合には、当該記録情報は業
務用、民生用を含めた全ての情報再生装置で再生可能で
あるとされ、再生装置特定信号SI が「01h乃至FF
h」の場合には、当該記録情報は業務用の情報再生装置
のみで再生可能、すなわち民生用の情報再生装置では再
生禁止と定義される。
対して多重される再生装置特定信号SI について、図2
を用いて説明する。再生装置特定信号SI (再生装置特
定情報)は、上述のように、再生時に記録情報(記録情
報信号SR )が再生されるべき情報再生装置を特定する
ために用いられる情報であり、例えば、再生装置特定信
号SI に対して1バイトが割り当てられた場合には、図
2に示すように、再生装置特定信号SI が「00h」
(hは8進数を示す。)の場合には、当該記録情報は業
務用、民生用を含めた全ての情報再生装置で再生可能で
あるとされ、再生装置特定信号SI が「01h乃至FF
h」の場合には、当該記録情報は業務用の情報再生装置
のみで再生可能、すなわち民生用の情報再生装置では再
生禁止と定義される。
【0036】ここで、再生装置特定信号SI が時間軸多
重される付加情報信号SADには、ランダムアクセス等に
関する情報が記述されているのであるが、この付加情報
信号SADは、光ディスクにおいて、図3に示すように、
記録情報(記録情報信号SR)が記録されている領域と
は別の、当該光ディスクの最内周の領域(再生時に、最
初に情報が読み出される領域)に記録される。これは、
当該光ディスクを再生する際に、アクセス情報等の情報
を記録情報に先立って得るためである。この付加情報信
号SADは、記録情報を構成する音声情報及び映像情報が
ISO(International Organization for Standardiza
tion)9660の規格に沿ってファイル管理されている
場合には、その中のボリューム記述子(ボリューム管理
情報)に相当する。このときの基本ボリューム記述子の
内容の例を図4に示す。図4に示すように、基本ボリュ
ーム記述子のうち、バイト番号(以下、8Pという。)
884乃至BP1395は、アプリケーションで使用す
るための、いわば空き領域となっているので、例えば、
図5に示すように、この空き領域のうち、BP1033
に上記の再生装置特定信号SI が、多重器6により多重
される。
重される付加情報信号SADには、ランダムアクセス等に
関する情報が記述されているのであるが、この付加情報
信号SADは、光ディスクにおいて、図3に示すように、
記録情報(記録情報信号SR)が記録されている領域と
は別の、当該光ディスクの最内周の領域(再生時に、最
初に情報が読み出される領域)に記録される。これは、
当該光ディスクを再生する際に、アクセス情報等の情報
を記録情報に先立って得るためである。この付加情報信
号SADは、記録情報を構成する音声情報及び映像情報が
ISO(International Organization for Standardiza
tion)9660の規格に沿ってファイル管理されている
場合には、その中のボリューム記述子(ボリューム管理
情報)に相当する。このときの基本ボリューム記述子の
内容の例を図4に示す。図4に示すように、基本ボリュ
ーム記述子のうち、バイト番号(以下、8Pという。)
884乃至BP1395は、アプリケーションで使用す
るための、いわば空き領域となっているので、例えば、
図5に示すように、この空き領域のうち、BP1033
に上記の再生装置特定信号SI が、多重器6により多重
される。
【0037】以上説明した情報記録装置S1 によれば、
光ディスク上の最内周部分に、当該光ディスクに記録さ
れている記録情報が再生されるべき情報再生装置を特定
するための再生装置特定信号SI が記録されるので、当
該記録情報の再生時において、当該記録情報が業務用
か、或は業務民生両用か、すなわち、業務用情報再生装
置のみを特定情報再生装置とするのか、或は全ての情報
再生装置を特定情報再生装置とし、全ての情報再生装置
で再生可能とするのかを判別できる。 (II)情報再生装置 次に、請求項4乃至6に記載の発明に対応する情報再生
装置の実施例について図6乃至図8を用いて説明する。
光ディスク上の最内周部分に、当該光ディスクに記録さ
れている記録情報が再生されるべき情報再生装置を特定
するための再生装置特定信号SI が記録されるので、当
該記録情報の再生時において、当該記録情報が業務用
か、或は業務民生両用か、すなわち、業務用情報再生装
置のみを特定情報再生装置とするのか、或は全ての情報
再生装置を特定情報再生装置とし、全ての情報再生装置
で再生可能とするのかを判別できる。 (II)情報再生装置 次に、請求項4乃至6に記載の発明に対応する情報再生
装置の実施例について図6乃至図8を用いて説明する。
【0038】始めに、図6を用いて、実施例に係る情報
再生装置の構成について説明する。図6に示すように、
実施例に係る情報再生装置S2 は、上述の情報記録装置
S 1 により記録情報信号SR に再生装置特定信号SI が
多重して記録されている光ディスクDKから記録情報信
号SR 及び多重付加情報信号SADD が含まれるディスク
記録信号SM を検出し、検出信号SP として出力する検
出手段としての光ピックアップ10と、読み出された検
出信号SP を一定のスレッショルド(閾値)によって2
値化する2値化器11と、2値化された検出信号SP に
対して復調及びエラー訂正を行い、再生情報SL として
出力する復調手段としての復調器12と、再生情報SL
に対してMPEG方式により伸張処理を行い、D/A変
換して出力信号SO として出力する信号処理部13と、
2値化された検出信号SP からクロック成分を検出し、
抽出クロック信号CLKP として出力するクロック成分
検出器14と、抽出クロック信号CLKP と後述の発振
器18からの基準クロック信号CLKとを位相比較し比
較信号を出力する位相比較器15と、当該比較信号から
高域成分を除去し、スピンドルモータ17の回転数制御
のための制御信号SSPとして出力するLPF(Low Pass
Filter )16と、制御信号SSPに基づく回転数制御の
下、光ディスクDKを回転するスピンドルモータ17
と、情報再生装置S2 を構成する各部材相互間のタイミ
ング同期を取るための基準クロック信号CLKを出力す
る発振器18と、情報再生装置S2 全体の制御を行うと
ともに、再生された再生装置特定信号SI に基づき、情
報再生装置S2 が再生装置特定信号SI (再生装置特定
情報)により特定される特定情報再生装置であるか否か
を判別する判別手段並びに判別の結果に基づき、情報再
生装置S2 が特定情報再生装置でない場合に、当該記録
情報の再生を禁止する禁止手段としてのコントローラ1
9と、コントローラ19からの制御信号SD に基づき、
光ディスクDKを排出(イジェクト)する光ディスク排
出機構20と、により構成されている。
再生装置の構成について説明する。図6に示すように、
実施例に係る情報再生装置S2 は、上述の情報記録装置
S 1 により記録情報信号SR に再生装置特定信号SI が
多重して記録されている光ディスクDKから記録情報信
号SR 及び多重付加情報信号SADD が含まれるディスク
記録信号SM を検出し、検出信号SP として出力する検
出手段としての光ピックアップ10と、読み出された検
出信号SP を一定のスレッショルド(閾値)によって2
値化する2値化器11と、2値化された検出信号SP に
対して復調及びエラー訂正を行い、再生情報SL として
出力する復調手段としての復調器12と、再生情報SL
に対してMPEG方式により伸張処理を行い、D/A変
換して出力信号SO として出力する信号処理部13と、
2値化された検出信号SP からクロック成分を検出し、
抽出クロック信号CLKP として出力するクロック成分
検出器14と、抽出クロック信号CLKP と後述の発振
器18からの基準クロック信号CLKとを位相比較し比
較信号を出力する位相比較器15と、当該比較信号から
高域成分を除去し、スピンドルモータ17の回転数制御
のための制御信号SSPとして出力するLPF(Low Pass
Filter )16と、制御信号SSPに基づく回転数制御の
下、光ディスクDKを回転するスピンドルモータ17
と、情報再生装置S2 を構成する各部材相互間のタイミ
ング同期を取るための基準クロック信号CLKを出力す
る発振器18と、情報再生装置S2 全体の制御を行うと
ともに、再生された再生装置特定信号SI に基づき、情
報再生装置S2 が再生装置特定信号SI (再生装置特定
情報)により特定される特定情報再生装置であるか否か
を判別する判別手段並びに判別の結果に基づき、情報再
生装置S2 が特定情報再生装置でない場合に、当該記録
情報の再生を禁止する禁止手段としてのコントローラ1
9と、コントローラ19からの制御信号SD に基づき、
光ディスクDKを排出(イジェクト)する光ディスク排
出機構20と、により構成されている。
【0039】ここで、上記情報記録装置S1 による記録
においては、再生時にクロックが自己抽出することがで
きるように、記録情報SR と共にクロックが変調されて
いるので、クロック成分検出器14において、抽出クロ
ック信号CLKP を検出することができる。
においては、再生時にクロックが自己抽出することがで
きるように、記録情報SR と共にクロックが変調されて
いるので、クロック成分検出器14において、抽出クロ
ック信号CLKP を検出することができる。
【0040】次に、情報再生装置S2 の動作について図
7及び図8を用いて説明する。情報再生装置S2 は、業
務用に用いられる場合と、民生用に用いられる場合で
は、図6に示す構成は共通であるが、異なる動作を行
う。この動作は、コントローラ19に含まれるROM
(Read Only Memory)に記憶されたフローチャート(図
7又は図8参照)に基づいて行われる。そして、情報再
生装置S2 を業務用に用いる場合には、業務用の動作
(図7参照)を記憶したROMがコントローラ19に組
込まれ、情報再生装置S2 を民生用に用いる場合には、
民生用の動作(図8参照)を記憶したROMがコントロ
ーラ19に組込まれる。そして、これらのフローチャー
トに基づき、それぞれの動作が実行される。
7及び図8を用いて説明する。情報再生装置S2 は、業
務用に用いられる場合と、民生用に用いられる場合で
は、図6に示す構成は共通であるが、異なる動作を行
う。この動作は、コントローラ19に含まれるROM
(Read Only Memory)に記憶されたフローチャート(図
7又は図8参照)に基づいて行われる。そして、情報再
生装置S2 を業務用に用いる場合には、業務用の動作
(図7参照)を記憶したROMがコントローラ19に組
込まれ、情報再生装置S2 を民生用に用いる場合には、
民生用の動作(図8参照)を記憶したROMがコントロ
ーラ19に組込まれる。そして、これらのフローチャー
トに基づき、それぞれの動作が実行される。
【0041】先ず、業務用の情報再生装置S2 の動作に
ついて図7のフローチャートに基づいて説明する。始め
に、光ディスクDKが挿入されたか否かが判断される
(ステップS1)。光ディスクDKが挿入されていない
場合(ステップS1;NO)にはそのまま待機し、光デ
ィスクDKが挿入された場合(ステップS1;YE
S)、次に再生開始か否かが判断される(ステップS
2)。このとき、リモコン等の図示しない入力装置によ
り再生開始命令が入力されるまでは、コントローラ19
は待機状態となる(ステップS2;NO)。再生開始が
命令されると(ステップS2;YES)、スピンドルモ
ータ17を回転させてPLL(Phase Locked loop )に
引込み、光ディスクDKの最内周に記録されている多重
付加情報(多重付加情報信号S ADD )を読み出す(ステ
ップS3)。ここで、図7に示す動作を行う情報再生装
置S2 は、業務用に使用されるものであるので、多重付
加情報信号SADD に含まれる再生装置特定信号SI の内
容(「00h」乃至「FFh」)に関係なく次のステッ
プS4に移行する。ステップS4においては、多重付加
情報信号SADD に含まれる付加情報信号SADに対応する
アクセス情報が読み出され、当該アクセス情報に含まれ
る各タイトルやファイル情報が、論理アドレスとしてテ
ーブルにセットされる。その後、通常再生、スキップ等
の特殊再生及びアクセス等を行うためのメインルーチン
が実行される(ステップS5)。そして、図示しない入
力装置によりディスク排出(イジェクト)を示す命令が
入力されたか否かが判断され(ステップS6)、入力さ
れていない場合には(ステップS6;NO)、そのまま
メインルーチンを継続し、イジェクトが入力された場合
には(ステップS6;YES)、コントローラ19から
制御信号SD が出力され、これにより、ディスク排出機
構20が光ディスクDKを排出する(ステップS7)。
その後、再び光ディスクDKが挿入された場合に上記ス
テップS1乃至ステップS7の動作を繰返すべく、ステ
ップS1に戻る。
ついて図7のフローチャートに基づいて説明する。始め
に、光ディスクDKが挿入されたか否かが判断される
(ステップS1)。光ディスクDKが挿入されていない
場合(ステップS1;NO)にはそのまま待機し、光デ
ィスクDKが挿入された場合(ステップS1;YE
S)、次に再生開始か否かが判断される(ステップS
2)。このとき、リモコン等の図示しない入力装置によ
り再生開始命令が入力されるまでは、コントローラ19
は待機状態となる(ステップS2;NO)。再生開始が
命令されると(ステップS2;YES)、スピンドルモ
ータ17を回転させてPLL(Phase Locked loop )に
引込み、光ディスクDKの最内周に記録されている多重
付加情報(多重付加情報信号S ADD )を読み出す(ステ
ップS3)。ここで、図7に示す動作を行う情報再生装
置S2 は、業務用に使用されるものであるので、多重付
加情報信号SADD に含まれる再生装置特定信号SI の内
容(「00h」乃至「FFh」)に関係なく次のステッ
プS4に移行する。ステップS4においては、多重付加
情報信号SADD に含まれる付加情報信号SADに対応する
アクセス情報が読み出され、当該アクセス情報に含まれ
る各タイトルやファイル情報が、論理アドレスとしてテ
ーブルにセットされる。その後、通常再生、スキップ等
の特殊再生及びアクセス等を行うためのメインルーチン
が実行される(ステップS5)。そして、図示しない入
力装置によりディスク排出(イジェクト)を示す命令が
入力されたか否かが判断され(ステップS6)、入力さ
れていない場合には(ステップS6;NO)、そのまま
メインルーチンを継続し、イジェクトが入力された場合
には(ステップS6;YES)、コントローラ19から
制御信号SD が出力され、これにより、ディスク排出機
構20が光ディスクDKを排出する(ステップS7)。
その後、再び光ディスクDKが挿入された場合に上記ス
テップS1乃至ステップS7の動作を繰返すべく、ステ
ップS1に戻る。
【0042】以上が、情報再生装置S2 を業務用として
使用する場合の動作であり、再生装置特定信号SI の内
容に関係なく記録情報が再生される。次に、民生用の情
報再生装置S2 の動作について図8のフローチャートに
基づいて説明する。なお、図8のフローチャートにおい
て、図7に示すフローチャート(業務用の情報再生装置
S2 の動作)と同様の動作については、同じステップ番
号を付し、細部の説明は省略する。
使用する場合の動作であり、再生装置特定信号SI の内
容に関係なく記録情報が再生される。次に、民生用の情
報再生装置S2 の動作について図8のフローチャートに
基づいて説明する。なお、図8のフローチャートにおい
て、図7に示すフローチャート(業務用の情報再生装置
S2 の動作)と同様の動作については、同じステップ番
号を付し、細部の説明は省略する。
【0043】民生用の情報再生装置S2 においては、業
務用の情報再生装置S2 の動作に加えて、多重付加情報
信号SADD が読み出された後に(ステップS3)、当該
多重付加情報信号SADD に含まれる再生装置特定信号S
I の内容が「00h」(全ての情報再生装置S2 で再生
可能であることを意味する(図2参照)。)で有るか否
かが判断される(ステップS10)。そして、「00
h」であった場合には(ステップS10;NO)、現在
再生されている光ディスクDKに記録されている記録情
報は、全ての情報再生装置S2 で再生可能であるので、
そのまま、次のステップS4に移行し、以降図7に示す
動作と同様の動作が実行される。一方、再生用途信号の
内容が「00h」でない場合には(ステップS10;Y
ES)、現在再生されている光ディスクDKに記録され
ている記録情報(記録情報信号SR)は、業務用の情報
再生装置S2 でのみ再生が許可されるべきものであり、
図8に示すフローチャートの動作が行われる民生用の情
報再生装置S2 では再生が禁止されるべきものである、
すなわち、民生用の情報再生装置S2 は再生装置特定信
号SI が示す特定情報再生装置ではないので(図2参
照)、当該再生を禁止すべく、ステップS7に移行して
コントローラ19から制御信号SD が出力され、光ディ
スクDKが排出される。
務用の情報再生装置S2 の動作に加えて、多重付加情報
信号SADD が読み出された後に(ステップS3)、当該
多重付加情報信号SADD に含まれる再生装置特定信号S
I の内容が「00h」(全ての情報再生装置S2 で再生
可能であることを意味する(図2参照)。)で有るか否
かが判断される(ステップS10)。そして、「00
h」であった場合には(ステップS10;NO)、現在
再生されている光ディスクDKに記録されている記録情
報は、全ての情報再生装置S2 で再生可能であるので、
そのまま、次のステップS4に移行し、以降図7に示す
動作と同様の動作が実行される。一方、再生用途信号の
内容が「00h」でない場合には(ステップS10;Y
ES)、現在再生されている光ディスクDKに記録され
ている記録情報(記録情報信号SR)は、業務用の情報
再生装置S2 でのみ再生が許可されるべきものであり、
図8に示すフローチャートの動作が行われる民生用の情
報再生装置S2 では再生が禁止されるべきものである、
すなわち、民生用の情報再生装置S2 は再生装置特定信
号SI が示す特定情報再生装置ではないので(図2参
照)、当該再生を禁止すべく、ステップS7に移行して
コントローラ19から制御信号SD が出力され、光ディ
スクDKが排出される。
【0044】以上が、情報再生装置S2 を民生用として
使用する場合の動作であり、再生装置特定信号SI の内
容に基づいて、当該光ディスクDKに記録されている記
録情報が民生用に再生されるべきものでない場合には、
再生が禁止され、光ディスクDKが排出される。
使用する場合の動作であり、再生装置特定信号SI の内
容に基づいて、当該光ディスクDKに記録されている記
録情報が民生用に再生されるべきものでない場合には、
再生が禁止され、光ディスクDKが排出される。
【0045】以上説明したように、実施例に係る情報再
生装置S2 を民生用に用いる場合には、再生装置特定信
号SI の内容に基づいて、当該光ディスクDKに記録さ
れている記録情報が業務用にのみ再生されるべきもので
ある場合、すなわち、民生用の情報再生装置S2 が再生
装置特定信号SI が示す特定情報再生装置ではないとき
には、再生が禁止され、光ディスクDKが排出されるの
で、光ディスクDKの構造等の規格を変更することな
く、ROMを交換するだけで、業務用に再生されるべき
記録情報が民生用の情報再生装置S2 で再生されること
を防止することができる。 (III )変形例 上述の実施例においては、記録情報(記録情報信号
SR )が再生されるべき特定情報再生装置を業務用の情
報再生装置としたが、本発明はこれに限られるものでは
なく、2種類以上の特定情報再生装置を設定することも
可能である。この場合には、図2に示す再生装置特定信
号を2種類以上設定すると共に、当該区分に対応して、
図8に示すフローチャートにおけるステップS10の判
断を2回以上行うようなフローチャートを、判断回数毎
に複数個用意し、そのいずれかをROMに記憶させるよ
うにすればよい。
生装置S2 を民生用に用いる場合には、再生装置特定信
号SI の内容に基づいて、当該光ディスクDKに記録さ
れている記録情報が業務用にのみ再生されるべきもので
ある場合、すなわち、民生用の情報再生装置S2 が再生
装置特定信号SI が示す特定情報再生装置ではないとき
には、再生が禁止され、光ディスクDKが排出されるの
で、光ディスクDKの構造等の規格を変更することな
く、ROMを交換するだけで、業務用に再生されるべき
記録情報が民生用の情報再生装置S2 で再生されること
を防止することができる。 (III )変形例 上述の実施例においては、記録情報(記録情報信号
SR )が再生されるべき特定情報再生装置を業務用の情
報再生装置としたが、本発明はこれに限られるものでは
なく、2種類以上の特定情報再生装置を設定することも
可能である。この場合には、図2に示す再生装置特定信
号を2種類以上設定すると共に、当該区分に対応して、
図8に示すフローチャートにおけるステップS10の判
断を2回以上行うようなフローチャートを、判断回数毎
に複数個用意し、そのいずれかをROMに記憶させるよ
うにすればよい。
【0046】また、情報再生装置を扱う使用者が、当該
情報再生装置に含まれているスイッチ等を操作すること
により、当該情報再生装置の設定を変更し、当該情報再
生装置が再生装置特定情報により特定される特定情報再
生装置でない場合に再生を禁止するように構成すること
もできる。
情報再生装置に含まれているスイッチ等を操作すること
により、当該情報再生装置の設定を変更し、当該情報再
生装置が再生装置特定情報により特定される特定情報再
生装置でない場合に再生を禁止するように構成すること
もできる。
【0047】より具体的には、記録情報の記録時におい
て、当該記録情報が大人用であった場合に、当該大人用
の記録情報である旨を再生装置特定情報として記録す
る。そして、情報再生装置において、スイッチ等を操作
することにより当該情報再生装置が子供用(大人用の記
録情報は再生禁止)となるように設定する。これによ
り、上記スイッチの設定以前は当該大人用の記録情報が
再生可能であるが、スイッチの設定後は再生不可能とな
るのである。
て、当該記録情報が大人用であった場合に、当該大人用
の記録情報である旨を再生装置特定情報として記録す
る。そして、情報再生装置において、スイッチ等を操作
することにより当該情報再生装置が子供用(大人用の記
録情報は再生禁止)となるように設定する。これによ
り、上記スイッチの設定以前は当該大人用の記録情報が
再生可能であるが、スイッチの設定後は再生不可能とな
るのである。
【0048】このようにすれば、通常は全ての記録情報
を再生可能な情報再生装置において、情報再生装置の使
用者が当該情報再生装置を特定用途のみ(上記の例で
は、子供用のみ)再生可能となるように設定し、当該特
定用途に合致しない記録情報の再生を禁止するようにす
ることができる。
を再生可能な情報再生装置において、情報再生装置の使
用者が当該情報再生装置を特定用途のみ(上記の例で
は、子供用のみ)再生可能となるように設定し、当該特
定用途に合致しない記録情報の再生を禁止するようにす
ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、記録情報に対応する付加情報に、記録情
報を再生させるべき情報再生装置を特定するための再生
装置特定情報が含まれて記録されているので、記録情報
の再生時において、再生に用いられる情報再生装置が、
当該記録情報が再生されるべき情報再生装置であるか否
かを判別できる。
発明によれば、記録情報に対応する付加情報に、記録情
報を再生させるべき情報再生装置を特定するための再生
装置特定情報が含まれて記録されているので、記録情報
の再生時において、再生に用いられる情報再生装置が、
当該記録情報が再生されるべき情報再生装置であるか否
かを判別できる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、多重付加情報信号が、記
録媒体上において処理記録情報信号とは異なる領域に記
録されて入るので、記録情報を記録する領域における記
録密度を向上させることができる。
に記載の発明の効果に加えて、多重付加情報信号が、記
録媒体上において処理記録情報信号とは異なる領域に記
録されて入るので、記録情報を記録する領域における記
録密度を向上させることができる。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2のいずれかに記載の発明の効果に加えて、多重付
加情報信号が、当該光ディスクを再生する際に、処理記
録情報信号に対応する記録情報の再生に先立って情報が
再生される光ディスク上の領域に記録されるので、記録
情報の再生時において、再生に用いられる情報再生装置
が、当該記録情報が再生されるべき情報再生装置である
か否かを、当該記録情報を再生する前に判別できる。
又は2のいずれかに記載の発明の効果に加えて、多重付
加情報信号が、当該光ディスクを再生する際に、処理記
録情報信号に対応する記録情報の再生に先立って情報が
再生される光ディスク上の領域に記録されるので、記録
情報の再生時において、再生に用いられる情報再生装置
が、当該記録情報が再生されるべき情報再生装置である
か否かを、当該記録情報を再生する前に判別できる。
【0052】請求項4に記載の発明によれば、再生装置
特定情報に基づき、情報再生装置が再生装置特定情報に
より特定される特定情報再生装置であるか否かが判別さ
れ、情報再生装置が特定情報再生装置でない場合に、当
該情報再生装置による記録情報の再生が禁止されるの
で、情報再生装置が当該記録情報が再生されるべき特定
情報再生装置でない場合に、当該記録情報が再生される
ことを防止することができる。
特定情報に基づき、情報再生装置が再生装置特定情報に
より特定される特定情報再生装置であるか否かが判別さ
れ、情報再生装置が特定情報再生装置でない場合に、当
該情報再生装置による記録情報の再生が禁止されるの
で、情報再生装置が当該記録情報が再生されるべき特定
情報再生装置でない場合に、当該記録情報が再生される
ことを防止することができる。
【0053】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、再生装置特定情報が、記
録媒体上において記録情報と異なる領域に記録されてい
るので、再生時に再生用途情報が記録情報と混同される
ことがない。
に記載の発明の効果に加えて、再生装置特定情報が、記
録媒体上において記録情報と異なる領域に記録されてい
るので、再生時に再生用途情報が記録情報と混同される
ことがない。
【0054】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
又は5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、再生装
置特定情報が、当該光ディスクを再生する際に、記録情
報の再生に先立って情報が再生される光ディスク上の領
域に記録されているので、記録情報が再生される前に、
情報再生装置が再生装置特定情報により特定される特定
情報再生装置であるか否かを判別でき、情報再生装置が
当該記録情報が再生されるべき特定情報再生装置でない
場合に、当該記録情報が再生されることを防止すること
ができる。
又は5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、再生装
置特定情報が、当該光ディスクを再生する際に、記録情
報の再生に先立って情報が再生される光ディスク上の領
域に記録されているので、記録情報が再生される前に、
情報再生装置が再生装置特定情報により特定される特定
情報再生装置であるか否かを判別でき、情報再生装置が
当該記録情報が再生されるべき特定情報再生装置でない
場合に、当該記録情報が再生されることを防止すること
ができる。
【図1】実施例に係る情報記録装置の概要構成ブロック
を示す図である。
を示す図である。
【図2】再生装置特定信号の構成を説明する図である。
【図3】光ディスク上の記録領域区分を示す図である。
【図4】基本ボリューム記述子の内容を示す表図であ
る。
る。
【図5】再生装置特定信号の割当てを示す図である。
【図6】実施例の情報再生装置の概要構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】業務用情報再生装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】民生用情報再生装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図9】従来技術の情報記録装置の概要構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1、101…VTR 2、13、102…信号処理部 3…付加器 4、104…変調器 5、105…マスタリング装置 6、103…多重器 7、19、107…コントローラ 8、18、106…発振器 10…ピックアップ 11…2値化器 12…復調器 14…クロック成分検出器 15…位相比較器 16…LPF 17…スピンドルモータ 20…光ディスク排出機構 DK…光ディスク SR …記録情報信号 SCR、SD 、SCP、SSP、SC ’…制御信号 SP …検出信号 SS 、SS ’…ストリーム SM 、SM ’…ディスク記録信号 SAD…付加情報信号 SADD …多重付加情報信号 SI …再生装置特定信号 SL …再生情報 SO …出力信号 CLK…基準クロック信号 CLKP …抽出クロック信号
Claims (6)
- 【請求項1】 外部から入力される記録情報を信号処理
し、処理記録情報信号を記録媒体に記録する情報記録装
置において、 前記記録情報に対応する付加情報に、前記記録情報を再
生させるべき情報再生装置を特定するための再生装置特
定情報を含ませ、前記付加情報を信号処理して多重付加
情報信号として出力する多重手段と、 前記処理記録情報信号に、前記多重付加情報信号を付加
し、多重付加記録情報信号を出力する付加手段と、 前記多重付加記録情報信号を前記記録媒体に記録する記
録手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録装置におい
て、 前記多重付加情報信号は、前記記録媒体上において、前
記処理記録情報信号とは異なる領域に記録されることを
特徴とする情報記録装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載の情報
記録装置において、 前記記録媒体は光ディスクであり、 前記多重付加情報信号を、当該光ディスクを再生する際
に、前記処理記録情報信号に対応する記録情報の再生に
先立って情報が再生される前記光ディスク上の領域に記
録することを特徴とする情報記録装置。 - 【請求項4】 記録媒体に記録された記録情報を再生
し、再生情報として出力する情報再生装置において、 前記記録媒体から前記記録情報を検出し、検出信号とし
て出力する検出手段と、 前記検出信号を復調し、再生情報として出力する復調手
段と、 前記再生情報に含まれるとともに、前記記録情報を再生
させるべき情報再生装置を特定する再生装置特定情報に
基づき、前記情報再生装置が前記再生装置特定情報によ
り特定される特定情報再生装置であるか否かを判別する
判別手段と、 前記判別の結果に基づき、前記情報再生装置が前記特定
情報再生装置でない場合に、当該情報再生装置による前
記記録情報の再生を禁止する禁止手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の情報再生装置におい
て、 前記記録媒体は、前記再生装置特定情報が、前記記録媒
体上において、前記記録情報と異なる領域に記録されて
いる前記記録媒体であることを特徴とする情報再生装
置。 - 【請求項6】 請求項4又は5のいずれかに記載の情報
再生装置において、 前記記録媒体は光ディスクであり、 前記再生装置特定情報が、当該光ディスクを再生する際
に、前記記録情報の再生に先立って情報が再生される前
記光ディスク上の領域に記録されている前記光ディスク
であることを特徴とする情報再生装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8845395A JPH08287603A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 情報記録装置及び情報再生装置 |
DE1996620046 DE69620046T2 (de) | 1995-04-13 | 1996-04-12 | Gerät zur Aufzeichnung und Wiedergabe von Informationen |
EP19960302593 EP0739008B1 (en) | 1995-04-13 | 1996-04-12 | Apparatus for recording and reproducing information |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8845395A JPH08287603A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 情報記録装置及び情報再生装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004910A Division JP2002251868A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08287603A true JPH08287603A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13943226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8845395A Pending JPH08287603A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 情報記録装置及び情報再生装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0739008B1 (ja) |
JP (1) | JPH08287603A (ja) |
DE (1) | DE69620046T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2002082838A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置、光ディスク、記録方法、コンピュータ読取可能な記録媒体。 |
WO2005101380A1 (ja) * | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 光ディスク、光ディスク駆動装置、光ディスク駆動方法、データプロセッシング装置、及び光ディスク記録/再生装置 |
CN100346631C (zh) * | 2000-10-20 | 2007-10-31 | 日本先锋公司 | 信息输出记录装置和方法、记录系统和方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09297798A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マルチメディア機器のコピー防止装置 |
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---|---|---|---|---|
JPS63253568A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-20 | Victor Co Of Japan Ltd | デジタル信号記録再生装置 |
US5027396A (en) * | 1990-05-07 | 1991-06-25 | Xerox Corporation | Execution protection for floppy disks |
JPH0644755A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-18 | Sony Corp | ビデオ信号の伝送方法及び記録装置 |
JP3217137B2 (ja) * | 1992-07-28 | 2001-10-09 | 株式会社日立製作所 | 映像信号記録装置、再生装置及び伝送装置 |
JP3084969B2 (ja) * | 1992-10-16 | 2000-09-04 | 松下電器産業株式会社 | 再生装置と記録装置とケース入り記録媒体と記録媒体の初期化装置 |
JP2776209B2 (ja) * | 1993-07-22 | 1998-07-16 | 日本ビクター株式会社 | 光ディスク及び情報記録再生装置 |
US5412718A (en) * | 1993-09-13 | 1995-05-02 | Institute Of Systems Science | Method for utilizing medium nonuniformities to minimize unauthorized duplication of digital information |
JP2853727B2 (ja) * | 1994-02-22 | 1999-02-03 | 日本ビクター株式会社 | 再生プロテクト方法及びプロテクト再生装置 |
-
1995
- 1995-04-13 JP JP8845395A patent/JPH08287603A/ja active Pending
-
1996
- 1996-04-12 DE DE1996620046 patent/DE69620046T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-04-12 EP EP19960302593 patent/EP0739008B1/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100346631C (zh) * | 2000-10-20 | 2007-10-31 | 日本先锋公司 | 信息输出记录装置和方法、记录系统和方法 |
WO2005101380A1 (ja) * | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 光ディスク、光ディスク駆動装置、光ディスク駆動方法、データプロセッシング装置、及び光ディスク記録/再生装置 |
US8259557B2 (en) | 2004-04-08 | 2012-09-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Recording and reproduction control of optical disc, optical disc driving apparatus, optical disc driving method, data processing apparatus, and optical disc recording/reproducing apparatus using version of specification information included in the optical disc |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0739008A1 (en) | 1996-10-23 |
DE69620046T2 (de) | 2002-10-24 |
EP0739008B1 (en) | 2002-03-27 |
DE69620046D1 (de) | 2002-05-02 |
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