JPH08284894A - 遠心送風機 - Google Patents
遠心送風機Info
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- JPH08284894A JPH08284894A JP8905395A JP8905395A JPH08284894A JP H08284894 A JPH08284894 A JP H08284894A JP 8905395 A JP8905395 A JP 8905395A JP 8905395 A JP8905395 A JP 8905395A JP H08284894 A JPH08284894 A JP H08284894A
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- Japan
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- blade
- centrifugal fan
- plate
- blade centrifugal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠心送風機において、高い静圧を発揮できる
ようにする。 【構成】 ケーシング13におけるノーズ部18の近傍
で且つ多翼遠心ファン12における翼片15の内周部側
に配置されるように、乱流抑制板20を設ける。乱流抑
制板20は、翼片15に近接した状態で多翼遠心ファン
12の径方向に沿って延びる形態とする。遠心送風機に
高い静圧が加わり、ケーシング13内のノーズ部18近
傍において多翼遠心ファン12の外周部側から内周部側
へ逆流するような気流、いわゆる乱流が発生したとして
も、その乱流を乱流抑制板20により弱めて低減できる
ようになり、この結果、高い静圧を発揮できるようにな
る。
ようにする。 【構成】 ケーシング13におけるノーズ部18の近傍
で且つ多翼遠心ファン12における翼片15の内周部側
に配置されるように、乱流抑制板20を設ける。乱流抑
制板20は、翼片15に近接した状態で多翼遠心ファン
12の径方向に沿って延びる形態とする。遠心送風機に
高い静圧が加わり、ケーシング13内のノーズ部18近
傍において多翼遠心ファン12の外周部側から内周部側
へ逆流するような気流、いわゆる乱流が発生したとして
も、その乱流を乱流抑制板20により弱めて低減できる
ようになり、この結果、高い静圧を発揮できるようにな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多翼遠心ファンとこの
多翼遠心ファンを包囲する渦巻状のケーシングとを備え
た遠心送風機に関する。
多翼遠心ファンを包囲する渦巻状のケーシングとを備え
た遠心送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遠心送風機の従来構成を図9及
び図10に示す。これら図9及び図10において、遠心
送風機は、モータ1により回転駆動される多翼遠心ファ
ン2と、この多翼遠心ファン2を包囲するように設けら
れた渦巻状のケーシング3とから構成されている。この
うち、多翼遠心ファン2は、主板4の外周部に軸方向に
延びる多数枚の翼片5を円筒状に配列して構成されてい
る。また、ケーシング3は、多翼遠心ファン2の吸入側
に対応する部位に吸気口6を有すると共に、ケーシング
3の巻始め先端部にノーズ部7を有し、さらにこのノー
ズ部7から外側に向けて開口する排気口8を有してい
る。
び図10に示す。これら図9及び図10において、遠心
送風機は、モータ1により回転駆動される多翼遠心ファ
ン2と、この多翼遠心ファン2を包囲するように設けら
れた渦巻状のケーシング3とから構成されている。この
うち、多翼遠心ファン2は、主板4の外周部に軸方向に
延びる多数枚の翼片5を円筒状に配列して構成されてい
る。また、ケーシング3は、多翼遠心ファン2の吸入側
に対応する部位に吸気口6を有すると共に、ケーシング
3の巻始め先端部にノーズ部7を有し、さらにこのノー
ズ部7から外側に向けて開口する排気口8を有してい
る。
【0003】この構成において、モータ1により多翼遠
心ファン2が図9中矢印イ方向へ回転されると、その多
翼遠心ファン2の送風作用により、ケーシング3の外部
の空気が吸気口6からケーシング3内に吸入されて、矢
印ロで示すように多翼遠心ファン2の周方向へ吐出さ
れ、この吐出された空気がケーシング3により集められ
て排気口8から排出されるようになっている。
心ファン2が図9中矢印イ方向へ回転されると、その多
翼遠心ファン2の送風作用により、ケーシング3の外部
の空気が吸気口6からケーシング3内に吸入されて、矢
印ロで示すように多翼遠心ファン2の周方向へ吐出さ
れ、この吐出された空気がケーシング3により集められ
て排気口8から排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来構成のものでは、遠心送風機に高い静圧が加わった場
合、ケーシング3内のノーズ部7近傍において、図9に
矢印ハで示すように、多翼遠心ファン2の外周部側から
内周部側へ逆流するような気流、いわゆる乱流が発生
し、このために静圧が抑えられてしまい、高い静圧を発
揮することができないものであった。
来構成のものでは、遠心送風機に高い静圧が加わった場
合、ケーシング3内のノーズ部7近傍において、図9に
矢印ハで示すように、多翼遠心ファン2の外周部側から
内周部側へ逆流するような気流、いわゆる乱流が発生
し、このために静圧が抑えられてしまい、高い静圧を発
揮することができないものであった。
【0005】そこで、本発明の目的は、高い静圧を発揮
することができる遠心送風機を提供するにある。
することができる遠心送風機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の手段は、外周部に多数枚の翼片を
有し、回転されることにより空気を軸方向から吸入して
周方向へ吐出する多翼遠心ファンと、この多翼遠心ファ
ンを囲繞するように設けられ、多翼遠心ファンの吸入側
と対応する部位に吸気口を有すると共にノーズ部を有
し、多翼遠心ファンから吐出された空気を集めて排気口
から排出する渦巻状のケーシングと、前記ノーズ部の近
傍で且つ前記多翼遠心ファンにおける翼片の内周部側に
配置されるように前記ケーシングに設けられ、前記翼片
に近接した状態で多翼遠心ファンの径方向に沿って延び
る乱流抑制板とを具備してなる構成としたものである。
めに、本発明の第1の手段は、外周部に多数枚の翼片を
有し、回転されることにより空気を軸方向から吸入して
周方向へ吐出する多翼遠心ファンと、この多翼遠心ファ
ンを囲繞するように設けられ、多翼遠心ファンの吸入側
と対応する部位に吸気口を有すると共にノーズ部を有
し、多翼遠心ファンから吐出された空気を集めて排気口
から排出する渦巻状のケーシングと、前記ノーズ部の近
傍で且つ前記多翼遠心ファンにおける翼片の内周部側に
配置されるように前記ケーシングに設けられ、前記翼片
に近接した状態で多翼遠心ファンの径方向に沿って延び
る乱流抑制板とを具備してなる構成としたものである。
【0007】この場合、乱流抑制板は、多翼遠心ファン
の回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠
心ファンの回転方向側へ0〜30度の角度範囲内に配置
することが好ましく(第2の手段)、また、乱流抑制板
の径方向寸法は、多翼遠心ファンの回転中心と翼片の内
周部側の端部との間の翼片内周半径に対して30〜50
%の範囲内に設定することが好ましい(第3の手段)。
さらに、乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファン
の主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸
法Hとの関係を、h/Hが0.5以下となるように設定
することが好ましい(第4の手段)。
の回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠
心ファンの回転方向側へ0〜30度の角度範囲内に配置
することが好ましく(第2の手段)、また、乱流抑制板
の径方向寸法は、多翼遠心ファンの回転中心と翼片の内
周部側の端部との間の翼片内周半径に対して30〜50
%の範囲内に設定することが好ましい(第3の手段)。
さらに、乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファン
の主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸
法Hとの関係を、h/Hが0.5以下となるように設定
することが好ましい(第4の手段)。
【0008】そして、最も好ましくは、乱流抑制板は、
多翼遠心ファンの回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ
直線から多翼遠心ファンの回転方向側へ約15度の位置
に配置し、乱流抑制板の径方向寸法は、多翼遠心ファン
の回転中心と翼片の内周部側の端部との間の翼片内周半
径に対して約40%となるように設定し、かつ、乱流抑
制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファンの主板との間の
軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸法Hとの関係
を、h/Hが約0.1となるように設定すると良い(第
5の手段)。加えて、乱流抑制板は、ケーシングに一体
に形成することも好ましい(第6の手段)。
多翼遠心ファンの回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ
直線から多翼遠心ファンの回転方向側へ約15度の位置
に配置し、乱流抑制板の径方向寸法は、多翼遠心ファン
の回転中心と翼片の内周部側の端部との間の翼片内周半
径に対して約40%となるように設定し、かつ、乱流抑
制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファンの主板との間の
軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸法Hとの関係
を、h/Hが約0.1となるように設定すると良い(第
5の手段)。加えて、乱流抑制板は、ケーシングに一体
に形成することも好ましい(第6の手段)。
【0009】
【作用】第1の手段によれば、遠心送風機に高い静圧が
加わり、ケーシング内のノーズ部近傍において多翼遠心
ファンの外周部側から内周部側へ逆流するような気流、
いわゆる乱流が発生したとしても、その乱流は乱流抑制
板に当たって勢いが弱められるようになり、この結果、
乱流を低減できて、高い静圧を発揮できるようになる。
加わり、ケーシング内のノーズ部近傍において多翼遠心
ファンの外周部側から内周部側へ逆流するような気流、
いわゆる乱流が発生したとしても、その乱流は乱流抑制
板に当たって勢いが弱められるようになり、この結果、
乱流を低減できて、高い静圧を発揮できるようになる。
【0010】また、遠心送風機に低い静圧が加わった場
合は、多翼遠心ファンから空気が吐出される際の気流は
多翼遠心ファンの内周側から外周側への径方向に沿った
流れであり、乱流抑制板はその多翼遠心ファンの径方向
に延びるように設けられているから、その乱流抑制板が
多翼遠心ファンによる気流を妨げることがほとんどなな
く、よってこのような場合に風量が低下したり、騒音が
増大したりすることを極力防止できる。
合は、多翼遠心ファンから空気が吐出される際の気流は
多翼遠心ファンの内周側から外周側への径方向に沿った
流れであり、乱流抑制板はその多翼遠心ファンの径方向
に延びるように設けられているから、その乱流抑制板が
多翼遠心ファンによる気流を妨げることがほとんどなな
く、よってこのような場合に風量が低下したり、騒音が
増大したりすることを極力防止できる。
【0011】そして、乱流抑制板を、多翼遠心ファンの
回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心
ファンの回転方向側へ0〜30度の角度範囲内に配置し
たり(第2の手段)、乱流抑制板の径方向寸法を、多翼
遠心ファンにおける翼片内周半径に対して30〜50%
の範囲内に設定したり(第3の手段)、乱流抑制板の軸
方向の先端部と多翼遠心ファンの主板との間の軸方向隙
間の寸法hと、翼片の軸方向寸法Hとの関係を、h/H
が0.5以下となるように設定した場合(第4の手段)
には、ケーシング内のノーズ部近傍に発生する乱流を乱
流抑制板により効果的に弱めることができるようにな
り、実験結果(図5、図6及び図7参照)から明らかな
ように、高い静圧を得ることができるようになる。
回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心
ファンの回転方向側へ0〜30度の角度範囲内に配置し
たり(第2の手段)、乱流抑制板の径方向寸法を、多翼
遠心ファンにおける翼片内周半径に対して30〜50%
の範囲内に設定したり(第3の手段)、乱流抑制板の軸
方向の先端部と多翼遠心ファンの主板との間の軸方向隙
間の寸法hと、翼片の軸方向寸法Hとの関係を、h/H
が0.5以下となるように設定した場合(第4の手段)
には、ケーシング内のノーズ部近傍に発生する乱流を乱
流抑制板により効果的に弱めることができるようにな
り、実験結果(図5、図6及び図7参照)から明らかな
ように、高い静圧を得ることができるようになる。
【0012】また、第5の手段のように、乱流抑制板
を、多翼遠心ファンの回転中心とノーズ部の先端部とを
結ぶ直線から多翼遠心ファンの回転方向側へ約15度の
位置に配置し、乱流抑制板の径方向寸法を、多翼遠心フ
ァンにおける翼片内周半径に対して約40%となるよう
に設定し、かつ、乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠
心ファンの主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の
軸方向寸法Hとの関係を、h/Hが約0.1となるよう
に設定した場合には、乱流の発生を一層効果的に抑える
ことができて、実験結果(図5、図6及び図7参照)か
ら明らかなように、より一層高い静圧を得ることができ
るようになる。乱流抑制板をケーシングに一体に形成し
た場合には、ケーシングにこれとは別体の乱流抑制板を
取り付ける場合に比べて、部品点数及び組付け工数を少
なくできる利点がある。
を、多翼遠心ファンの回転中心とノーズ部の先端部とを
結ぶ直線から多翼遠心ファンの回転方向側へ約15度の
位置に配置し、乱流抑制板の径方向寸法を、多翼遠心フ
ァンにおける翼片内周半径に対して約40%となるよう
に設定し、かつ、乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠
心ファンの主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の
軸方向寸法Hとの関係を、h/Hが約0.1となるよう
に設定した場合には、乱流の発生を一層効果的に抑える
ことができて、実験結果(図5、図6及び図7参照)か
ら明らかなように、より一層高い静圧を得ることができ
るようになる。乱流抑制板をケーシングに一体に形成し
た場合には、ケーシングにこれとは別体の乱流抑制板を
取り付ける場合に比べて、部品点数及び組付け工数を少
なくできる利点がある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき図1ないし
図7を参照して説明する。まず、図1及び図2におい
て、遠心送風機は、モータ11により回転駆動される多
翼遠心ファン12と、この多翼遠心ファン12を包囲す
るように設けられた渦巻状をなすケーシング13とから
構成されている。このうち、多翼遠心ファン12は、円
板状をなす主板14の外周部に軸方向に延びる多数枚の
翼片15を円筒状に配列して構成されている。各翼片1
5の主板14側とは反対側の端部(図2中右端部)に
は、リング状をなす側板16が設けられている。また、
ケーシング13は、多翼遠心ファン12の吸入側に対応
する部位にベルマウスから構成された吸気口17を有す
ると共に、ケーシング3の巻始め先端部にノーズ部18
を有し、さらにこのノーズ部18から外側に向けて開口
する排気口19を有している。
図7を参照して説明する。まず、図1及び図2におい
て、遠心送風機は、モータ11により回転駆動される多
翼遠心ファン12と、この多翼遠心ファン12を包囲す
るように設けられた渦巻状をなすケーシング13とから
構成されている。このうち、多翼遠心ファン12は、円
板状をなす主板14の外周部に軸方向に延びる多数枚の
翼片15を円筒状に配列して構成されている。各翼片1
5の主板14側とは反対側の端部(図2中右端部)に
は、リング状をなす側板16が設けられている。また、
ケーシング13は、多翼遠心ファン12の吸入側に対応
する部位にベルマウスから構成された吸気口17を有す
ると共に、ケーシング3の巻始め先端部にノーズ部18
を有し、さらにこのノーズ部18から外側に向けて開口
する排気口19を有している。
【0014】そして、吸気口17近傍のケーシング13
の外面には、図3にも示すように、平板状をなす乱流抑
制板20の基端部の取付部20aがねじ21により取り
付けられている。この乱流抑制板20は、先端部が吸気
口17からケーシング13内に挿入されており、図1に
示すように、ノーズ部18の近傍で且つ多翼遠心ファン
12における翼片15の内周部側に挿入配置されている
と共に、その翼片15の内周部に近接した状態で多翼遠
心ファン12の径方向に延びる形態となっている。
の外面には、図3にも示すように、平板状をなす乱流抑
制板20の基端部の取付部20aがねじ21により取り
付けられている。この乱流抑制板20は、先端部が吸気
口17からケーシング13内に挿入されており、図1に
示すように、ノーズ部18の近傍で且つ多翼遠心ファン
12における翼片15の内周部側に挿入配置されている
と共に、その翼片15の内周部に近接した状態で多翼遠
心ファン12の径方向に延びる形態となっている。
【0015】ここで、乱流抑制板20の設置条件につい
て、さらに詳しく説明する。まず、乱流抑制板20は、
図1において、多翼遠心ファン12の回転中心Oとケー
シング13におけるノーズ部18の先端部とを結ぶ直線
Aから角度θ、具体的には直線Aから多翼遠心ファン1
2の回転方向(矢印B方向)側へ0〜30度の範囲内の
位置が好ましく、より好ましくは約15度の位置に配置
する。
て、さらに詳しく説明する。まず、乱流抑制板20は、
図1において、多翼遠心ファン12の回転中心Oとケー
シング13におけるノーズ部18の先端部とを結ぶ直線
Aから角度θ、具体的には直線Aから多翼遠心ファン1
2の回転方向(矢印B方向)側へ0〜30度の範囲内の
位置が好ましく、より好ましくは約15度の位置に配置
する。
【0016】また、乱流抑制板20の径方向寸法aは、
多翼遠心ファン12の回転中心Oと翼片15の内周部側
の端部との間の翼片内周半径Dに対する比率(a/D)
が30〜50%の範囲内となるように設定することが好
ましく、より好ましくはa/Dが約40%となるように
設定する。
多翼遠心ファン12の回転中心Oと翼片15の内周部側
の端部との間の翼片内周半径Dに対する比率(a/D)
が30〜50%の範囲内となるように設定することが好
ましく、より好ましくはa/Dが約40%となるように
設定する。
【0017】さらに、図2において、乱流抑制板20の
軸方向の先端部と多翼遠心ファン12の主板14との間
の軸方向隙間の寸法hと、多翼遠心ファン12における
翼片15の軸方向寸法Hとの関係を、h/Hが0.5以
下となるように設定することが好ましく、より好ましく
はh/Hが約0.1となるように設定する。
軸方向の先端部と多翼遠心ファン12の主板14との間
の軸方向隙間の寸法hと、多翼遠心ファン12における
翼片15の軸方向寸法Hとの関係を、h/Hが0.5以
下となるように設定することが好ましく、より好ましく
はh/Hが約0.1となるように設定する。
【0018】さて、上記構成において、モータ11によ
り多翼遠心ファン12が図1中矢印B方向へ回転される
と、その多翼遠心ファン12の送風作用により、ケーシ
ング13の外部の空気が吸気口17からケーシング13
内に吸入されて、矢印Cで示すように多翼遠心ファン2
の周方向へ吐出され、この吐出された空気がケーシング
13により集められて排気口19から排出される。
り多翼遠心ファン12が図1中矢印B方向へ回転される
と、その多翼遠心ファン12の送風作用により、ケーシ
ング13の外部の空気が吸気口17からケーシング13
内に吸入されて、矢印Cで示すように多翼遠心ファン2
の周方向へ吐出され、この吐出された空気がケーシング
13により集められて排気口19から排出される。
【0019】しかして、遠心送風機に高い静圧が加わ
り、ケーシング13内のノーズ部18近傍において多翼
遠心ファン12の外周部側から内周部側へ逆流するよう
な気流、いわゆる乱流が発生したとしても(図1の二点
鎖線の矢印E参照)、その乱流は乱流抑制板20に当た
って勢いが弱められるようになり、この結果、乱流を低
減でき、図4に示されるように、従来例に比べて高い静
圧を発揮できるようになる。
り、ケーシング13内のノーズ部18近傍において多翼
遠心ファン12の外周部側から内周部側へ逆流するよう
な気流、いわゆる乱流が発生したとしても(図1の二点
鎖線の矢印E参照)、その乱流は乱流抑制板20に当た
って勢いが弱められるようになり、この結果、乱流を低
減でき、図4に示されるように、従来例に比べて高い静
圧を発揮できるようになる。
【0020】ここで、図5は、乱流抑制板20の設置条
件のうち乱流抑制板20の配置位置を示す角度θと、全
閉静圧Ps との関係を示す特性図である。横軸の角度θ
において、プラス(+)は上記直線Aから多翼遠心ファ
ン12の回転方向側(矢印B側)を示し、マイナス
(−)は直線Aから多翼遠心ファン12の回転方向とは
反対側(矢印Bとは反対側)を示している。この図5に
おいて、実線で示す特性線S1は、上記h/Hの比が
0.1で、かつa/Dが40%の場合を示し、破線で示
す特性線S2は、h/Hの比が0.5で、かつa/Dが
50%の場合を示し、二点鎖線で示す特性線S3は、h
/Hの比が0.5で、かつa/Dが30%の場合を示し
ている。
件のうち乱流抑制板20の配置位置を示す角度θと、全
閉静圧Ps との関係を示す特性図である。横軸の角度θ
において、プラス(+)は上記直線Aから多翼遠心ファ
ン12の回転方向側(矢印B側)を示し、マイナス
(−)は直線Aから多翼遠心ファン12の回転方向とは
反対側(矢印Bとは反対側)を示している。この図5に
おいて、実線で示す特性線S1は、上記h/Hの比が
0.1で、かつa/Dが40%の場合を示し、破線で示
す特性線S2は、h/Hの比が0.5で、かつa/Dが
50%の場合を示し、二点鎖線で示す特性線S3は、h
/Hの比が0.5で、かつa/Dが30%の場合を示し
ている。
【0021】この図5から明らかなように、乱流抑制板
20の配置位置を示す角度θが0〜+30度の範囲内に
あるときに静圧が高く、なかでも約15度の位置にある
ときが静圧が最も高いことがわかる。また、特性線S1
が、他の特性線S2及びS3よりも全体に静圧が高いこ
とがわかる。
20の配置位置を示す角度θが0〜+30度の範囲内に
あるときに静圧が高く、なかでも約15度の位置にある
ときが静圧が最も高いことがわかる。また、特性線S1
が、他の特性線S2及びS3よりも全体に静圧が高いこ
とがわかる。
【0022】また、図6は、乱流抑制板20の設置条件
のうち上記a/Dの比率と、全閉静圧Ps との関係を示
す特性図である。この図6において、実線で示す特性線
T1は、h/Hの比が0.1で、かつ角度θが+15度
の場合を示し、破線で示す特性線T2は、h/Hの比が
0.5で、かつ角度θが+30度の場合を示し、二点鎖
線で示す特性線T3は、h/Hの比が0.5で、かつ角
度θが0度の場合を示している。
のうち上記a/Dの比率と、全閉静圧Ps との関係を示
す特性図である。この図6において、実線で示す特性線
T1は、h/Hの比が0.1で、かつ角度θが+15度
の場合を示し、破線で示す特性線T2は、h/Hの比が
0.5で、かつ角度θが+30度の場合を示し、二点鎖
線で示す特性線T3は、h/Hの比が0.5で、かつ角
度θが0度の場合を示している。
【0023】この図6から明らかなように、翼片内周半
径Dに対する乱流抑制板20の径方向寸法aの比率(a
/D)が30〜50%の範囲内にあるときに静圧が高
く、なかでも約40%のときが静圧が最も高いことがわ
かる。また、特性線T1が、他の特性線T2及びT3よ
りも全体に静圧が高いことがわかる。
径Dに対する乱流抑制板20の径方向寸法aの比率(a
/D)が30〜50%の範囲内にあるときに静圧が高
く、なかでも約40%のときが静圧が最も高いことがわ
かる。また、特性線T1が、他の特性線T2及びT3よ
りも全体に静圧が高いことがわかる。
【0024】図7は、乱流抑制板20の設置条件のうち
上記h/Hの比と、全閉静圧Ps との関係を示す特性図
である。この図7において、実線で示す特性線U1は、
a/Dが40%で、かつ角度θが+15度の場合を示
し、破線で示す特性線U2は、a/Dが30%で、かつ
角度θが0度の場合を示し、二点鎖線で示す特性線U3
は、a/Dが50%で、かつ角度θが30度の場合を示
している。
上記h/Hの比と、全閉静圧Ps との関係を示す特性図
である。この図7において、実線で示す特性線U1は、
a/Dが40%で、かつ角度θが+15度の場合を示
し、破線で示す特性線U2は、a/Dが30%で、かつ
角度θが0度の場合を示し、二点鎖線で示す特性線U3
は、a/Dが50%で、かつ角度θが30度の場合を示
している。
【0025】この図7から明らかなように、h/Hの比
が0.5以下にあるときに静圧が高く、なかでも約0.
1のときが静圧が高いことがわかる。また、特性線U1
が、他の特性線U2及びU3よりも全体に静圧が高いこ
とがわかる。
が0.5以下にあるときに静圧が高く、なかでも約0.
1のときが静圧が高いことがわかる。また、特性線U1
が、他の特性線U2及びU3よりも全体に静圧が高いこ
とがわかる。
【0026】したがって、これら図5〜図7において、
乱流抑制板20の設置条件として、角度θが約+15度
の位置に配置し、a/Dの比率が約40%となるように
設定し、かつh/Hの比が約0.1となるように設定し
た場合が、最も好ましいことがわかる。しかもこの場
合、ケーシング13に乱流抑制板20を設けるという簡
単な構造で、高い静圧を発揮することができる。
乱流抑制板20の設置条件として、角度θが約+15度
の位置に配置し、a/Dの比率が約40%となるように
設定し、かつh/Hの比が約0.1となるように設定し
た場合が、最も好ましいことがわかる。しかもこの場
合、ケーシング13に乱流抑制板20を設けるという簡
単な構造で、高い静圧を発揮することができる。
【0027】また、遠心送風機に低い静圧が加わった場
合は、多翼遠心ファン12から空気が吐出される際の気
流は多翼遠心ファン12の内周側から外周側への径方向
に沿った流れであり、この場合、乱流抑制板20はその
多翼遠心ファン12の径方向に延びるように設けられて
いるから、その乱流抑制板20が多翼遠心ファン12に
よる気流を妨げることがほとんどななく、よってこのよ
うな場合に風量が低下したり、騒音が増大したりするこ
とを極力防止できる。このことは、図4において、静圧
が低くなっても(静圧が0に近くなっても)、風量Qは
従来例とほとんど変わらないから、風量の低下がないこ
とからもわかる。
合は、多翼遠心ファン12から空気が吐出される際の気
流は多翼遠心ファン12の内周側から外周側への径方向
に沿った流れであり、この場合、乱流抑制板20はその
多翼遠心ファン12の径方向に延びるように設けられて
いるから、その乱流抑制板20が多翼遠心ファン12に
よる気流を妨げることがほとんどななく、よってこのよ
うな場合に風量が低下したり、騒音が増大したりするこ
とを極力防止できる。このことは、図4において、静圧
が低くなっても(静圧が0に近くなっても)、風量Qは
従来例とほとんど変わらないから、風量の低下がないこ
とからもわかる。
【0028】図8は本発明の第2実施例を示したもので
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の点
が異なっている。すなわち、ケーシング13を合成樹脂
製とし、このケーシング13に、乱流抑制板22を一体
成形により形成している。
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の点
が異なっている。すなわち、ケーシング13を合成樹脂
製とし、このケーシング13に、乱流抑制板22を一体
成形により形成している。
【0029】このような構成とした場合には、ケーシン
グ13にこれとは別体の乱流抑制板20を取り付ける場
合に比べて、部品点数を少なくできると共に組付け工数
を少なくできる利点がある。
グ13にこれとは別体の乱流抑制板20を取り付ける場
合に比べて、部品点数を少なくできると共に組付け工数
を少なくできる利点がある。
【0030】なお、乱流抑制板20,22は、平板状に
限られず、若干円弧状をなすように曲げられていても良
い等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して
実施できる。
限られず、若干円弧状をなすように曲げられていても良
い等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して
実施できる。
【0031】
【発明の効果】本発明の遠心送風機によれば、ケーシン
グにおけるノーズ部の近傍で且つ多翼遠心ファンにおけ
る翼片の内周部側に配置されるように乱流抑制板を設け
たことにより、遠心送風機に高い静圧が加わり、ケーシ
ング内のノーズ部近傍において乱流が発生したとして
も、その乱流を乱流抑制板により弱めて低減できるよう
になり、この結果、高い静圧を発揮できるようになる。
また、乱流抑制板は多翼遠心ファンの径方向に沿って設
けているので、静圧が低い場合に、その乱流抑制板が多
翼遠心ファンによる気流を妨げることがほとんどなな
く、よってこのような場合に風量が低下したり、騒音が
増大したりすることを極力防止できる。しかも、これを
乱流抑制板を設けるという簡単な構成で達成できる。
グにおけるノーズ部の近傍で且つ多翼遠心ファンにおけ
る翼片の内周部側に配置されるように乱流抑制板を設け
たことにより、遠心送風機に高い静圧が加わり、ケーシ
ング内のノーズ部近傍において乱流が発生したとして
も、その乱流を乱流抑制板により弱めて低減できるよう
になり、この結果、高い静圧を発揮できるようになる。
また、乱流抑制板は多翼遠心ファンの径方向に沿って設
けているので、静圧が低い場合に、その乱流抑制板が多
翼遠心ファンによる気流を妨げることがほとんどなな
く、よってこのような場合に風量が低下したり、騒音が
増大したりすることを極力防止できる。しかも、これを
乱流抑制板を設けるという簡単な構成で達成できる。
【0032】そして、乱流抑制板を、多翼遠心ファンの
回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心
ファンの回転方向側へ0〜30度の角度範囲内に配置し
たり、乱流抑制板の径方向寸法を、多翼遠心ファンにお
ける翼片内周半径に対して30〜50%の範囲内に設定
したり、乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファン
の主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸
法Hとの関係を、h/Hが0.5以下となるように設定
した場合には、ケーシング内のノーズ部近傍に発生する
乱流を乱流抑制板により効果的に弱めることができるよ
うになり、より高い静圧を得ることができるようにな
る。
回転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心
ファンの回転方向側へ0〜30度の角度範囲内に配置し
たり、乱流抑制板の径方向寸法を、多翼遠心ファンにお
ける翼片内周半径に対して30〜50%の範囲内に設定
したり、乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファン
の主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸
法Hとの関係を、h/Hが0.5以下となるように設定
した場合には、ケーシング内のノーズ部近傍に発生する
乱流を乱流抑制板により効果的に弱めることができるよ
うになり、より高い静圧を得ることができるようにな
る。
【0033】また、乱流抑制板を、多翼遠心ファンの回
転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心フ
ァンの回転方向側へ約15度の位置に配置し、乱流抑制
板の径方向寸法を、多翼遠心ファンにおける翼片内周半
径に対して約40%となるように設定し、かつ、乱流抑
制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファンの主板との間の
軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸法Hとの関係
を、h/Hが約0.1となるように設定した場合には、
乱流の発生を一層効果的に抑えることができて、より一
層高い静圧を得ることができるようになる。乱流抑制板
をケーシングに一体に形成した場合には、ケーシングに
これとは別体の乱流抑制板を取り付ける場合に比べて、
部品点数及び組付け工数を少なくできる利点がある。
転中心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心フ
ァンの回転方向側へ約15度の位置に配置し、乱流抑制
板の径方向寸法を、多翼遠心ファンにおける翼片内周半
径に対して約40%となるように設定し、かつ、乱流抑
制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファンの主板との間の
軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸法Hとの関係
を、h/Hが約0.1となるように設定した場合には、
乱流の発生を一層効果的に抑えることができて、より一
層高い静圧を得ることができるようになる。乱流抑制板
をケーシングに一体に形成した場合には、ケーシングに
これとは別体の乱流抑制板を取り付ける場合に比べて、
部品点数及び組付け工数を少なくできる利点がある。
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の断面図
【図2】図1中X−X線に相当する部分での断面図
【図3】要部の分解斜視図
【図4】風量と静圧との関係を示す特性図
【図5】角度θと全閉静圧との関係を示す特性図
【図6】a/Dの比率と全閉静圧との関係を示す特性図
【図7】h/Hの比と全閉静圧との関係を示す特性図
【図8】本発明の第2実施例を示す要部の斜視図
【図9】従来構成を示す図1相当図
【図10】図2相当図
11はモータ、12は多翼遠心ファン、13はケーシン
グ、14は主板、15は翼片、17は吸気口、18はノ
ーズ部、19は排気口、20は乱流抑制板、22は乱流
抑制板である。
グ、14は主板、15は翼片、17は吸気口、18はノ
ーズ部、19は排気口、20は乱流抑制板、22は乱流
抑制板である。
Claims (6)
- 【請求項1】 外周部に多数枚の翼片を有し、回転され
ることにより空気を軸方向から吸入して周方向へ吐出す
る多翼遠心ファンと、 この多翼遠心ファンを囲繞するように設けられ、多翼遠
心ファンの吸入側と対応する部位に吸気口を有すると共
にノーズ部を有し、多翼遠心ファンから吐出された空気
を集めて排気口から排出する渦巻状のケーシングと、 前記ノーズ部の近傍で且つ前記多翼遠心ファンにおける
翼片の内周部側に配置されるように前記ケーシングに設
けられ、前記翼片に近接した状態で多翼遠心ファンの径
方向に沿って延びる乱流抑制板とを具備してなる遠心送
風機。 - 【請求項2】 乱流抑制板は、多翼遠心ファンの回転中
心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心ファン
の回転方向側へ0〜30度の角度範囲内に配置したこと
を特徴とする請求項1記載の遠心送風機。 - 【請求項3】 乱流抑制板の径方向寸法は、多翼遠心フ
ァンの回転中心と翼片の内周部側の端部との間の翼片内
周半径に対して30〜50%の範囲内に設定したことを
特徴とする請求項1記載の遠心送風機。 - 【請求項4】 乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠心
ファンの主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸
方向寸法Hとの関係を、h/Hが0.5以下となるよう
に設定したことを特徴とする請求項1記載の遠心送風
機。 - 【請求項5】 乱流抑制板は、多翼遠心ファンの回転中
心とノーズ部の先端部とを結ぶ直線から多翼遠心ファン
の回転方向側へ約15度の位置に配置し、 乱流抑制板の径方向寸法は、多翼遠心ファンの回転中心
と翼片の内周部側の端部との間の翼片内周半径に対して
約40%となるように設定し、 かつ、乱流抑制板の軸方向の先端部と多翼遠心ファンの
主板との間の軸方向隙間の寸法hと、翼片の軸方向寸法
Hとの関係を、h/Hが約0.1となるように設定した
ことを特徴とする請求項1記載の遠心送風機。 - 【請求項6】 乱流抑制板は、ケーシングに一体に形成
したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の遠心送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8905395A JPH08284894A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 遠心送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8905395A JPH08284894A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 遠心送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08284894A true JPH08284894A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13960131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8905395A Pending JPH08284894A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 遠心送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08284894A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015079670A1 (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | 株式会社デンソー | 送風機 |
US9702373B2 (en) | 2013-09-24 | 2017-07-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Single suction type centrifugal fan |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP8905395A patent/JPH08284894A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9702373B2 (en) | 2013-09-24 | 2017-07-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Single suction type centrifugal fan |
WO2015079670A1 (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | 株式会社デンソー | 送風機 |
JP2015105575A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 株式会社デンソー | 送風機 |
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