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JPH08281828A - 伝動ベルトの製造方法 - Google Patents

伝動ベルトの製造方法

Info

Publication number
JPH08281828A
JPH08281828A JP9215695A JP9215695A JPH08281828A JP H08281828 A JPH08281828 A JP H08281828A JP 9215695 A JP9215695 A JP 9215695A JP 9215695 A JP9215695 A JP 9215695A JP H08281828 A JPH08281828 A JP H08281828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
identification mark
canvas
rubber
molding die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9215695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Hayashi
丈浩 林
Tatsuya Taniguchi
竜也 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP9215695A priority Critical patent/JPH08281828A/ja
Publication of JPH08281828A publication Critical patent/JPH08281828A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異音が発生しないように識別マークが段差な
くベルト背面に付された伝動ベルトを安価に得る。識別
マークを付す際の熱による背面帆布のスコーチをなくし
て背ゴム層との接着不良をなくす。 【構成】 ゴム付き背面帆布1に識別マーク2をインク
ジェットもしくは印字によって付す。背面帆布1を識別
マーク2がベルト背面側に位置するように他のベルト構
成部材と共に成形金型にセットして加硫成形する。この
加硫成形体を脱型して所定幅に幅切りし、ベルト背面に
識別マーク2が付されたVリブドベルトAを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルト管理上の対策と
してベルト背面に識別マークが付された伝動ベルトの製
造方法に関し、背面掛け使用時における識別マークを付
した領域とその周りの領域との間の段差に起因する騒音
対策を簡易に行おうとするものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、VリブドベルトやVベルト等の
伝動ベルトのベルト背面には、商品名、サイズ、製造ロ
ットNo.等の識別マークが付されている。この識別マ
ークの付け方としては、例えば、図6に示すように、背
面帆布aを成形金型bにセットする際、識別マークcが
付された転写材dを上記背面帆布aと成形金型bとの間
に介装し、さらに、図示しないが、未加硫ゴムシートや
抗張体としてのコード等のベルト構成部材をセットして
加圧加硫することにより、図7に示すように、複数本の
コードe,e,…が埋設された接着ゴム層fの上面に背
ゴム層hが、下面にベルト長手方向に延びる3つのリブ
ゴム層i,i,iがそれぞれ設けられ、かつ上記背ゴム
層hに背面帆布aが被着された伝動ベルトとしてのVリ
ブドベルトjを加硫成形すると同時に、上記背面帆布a
に転写材dの識別マークcを熱転写する方法がある。
【0003】ところが、上述の如き方法では、転写材d
が加硫成形時に加わる圧力によってその厚み分だけVリ
ブドベルトjの背ゴム層h側に埋め込まれた状態になっ
ているため、ベルト成形後に上記転写材dを剥がすとそ
の厚みに相当して段差部kが生じ、このVリブドベルト
jをプーリに背面掛けで使用すると、上記段差部kがプ
ーリを通過する際にプーリと干渉して異音(干渉音)が
発生するという問題がある。また、識別マークcを熱転
写した後の転写材dのベース材は廃棄処分されるため、
その分だけ製造コストが高くなる。
【0004】そこで、例えば特開平5−104654号
公報に開示されているように、識別マークが付された転
写材を用いてゴム付き背面帆布に上記識別マークを予め
熱転写しておき、この識別マークが熱転写された背面帆
布を背ゴム層に加硫接着することにより、背面帆布を成
形金型にセットする際に転写材を背面帆布と成形金型と
の間に介装する必要をなくし、加硫成形時に転写材があ
ることによる段差部が生じないようにしてベルト背面を
フラットにし、背面掛け使用時においてベルトとプーリ
との干渉による異音(干渉音)が発生しないようにする
方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この後者の公
報例の方法では、背面帆布を成形金型にセットする前、
つまり加硫成形前に、予め転写材の識別マークを背面帆
布に熱転写することから、背面帆布にゴム引きされてい
る未加硫ゴムが転写時の熱で焼けるいわゆるスコーチが
発生し、背面帆布と背ゴム層との接着性が阻害されると
いう問題がある。また、この後者の方法は、前者の方法
と転写の時期が異なるだけで依然として転写材を用いて
いるため、識別マークを熱転写した後の転写材のベース
材は不要で廃棄処分され、製造コストが高くなるという
問題は残っている。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、識別マークを付す手段
として熱を必要とする転写材の代わりに熱を必要としな
い手段を採用することにより、ベルト背面の識別マーク
を付した領域に段差部ができないようにして背面掛け使
用時において異音が発生しないようにするとともに、背
面帆布のスコーチによる背ゴム層との接着不良をなく
し、さらには、転写材を用いることによる製造コストの
高騰を避けようとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ベルト背面に識別マークが付された伝動
ベルトを製造する方法を対象とし、次のような解決手段
を講じた。
【0008】すなわち、本発明の第1の解決手段は、ま
ず、背ゴム層を構成する未加硫ゴムシートからなるベル
ト構成部材に識別マークを熱転写以外のインクジェット
もしくは印字によって付する。次いで、上記ベルト構成
部材を識別マークがベルト背面側に位置するように他の
ベルト構成部材と共に成形金型にセットして加硫成形す
る。その後、この加硫成形体を所定幅に幅切りすること
によりベルト背面に識別マークが付された伝動ベルトを
得ることを特徴とする。
【0009】本発明の第2の解決手段は、上述の如き前
提において、まず、ベルト構成部材としてのゴム付き処
理された背面帆布に識別マークを熱転写以外のインクジ
ェットもしくは印字によって付す。次いで、上記背面帆
布を識別マークがベルト背面側に位置するように他のベ
ルト構成部材と共に成形金型にセットして加硫成形す
る。その後、この加硫成形体を脱型して所定幅に幅切り
することによりベルト背面に識別マークが付された伝動
ベルトを得ることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成により、本発明の第1の解決手段で
は、背ゴム層を構成する未加硫ゴムシートからなるベル
ト構成部材が他のベルト構成部材と共に成形金型にセッ
トされて加硫成形され、本発明の第2の解決手段では、
ベルト構成部材としてのゴム付き背面帆布が他のベルト
構成部材と共に成形金型にセットされて加硫成形され
る。そして、この加硫成形体が脱型後に所定幅に幅切り
されて伝動ベルトとなる。
【0011】この際、上記背ゴム層を構成する未加硫ゴ
ムシートからなるベルト構成部材や、ベルト構成部材と
してのゴム付き背面帆布には、識別マークが熱転写以外
のインクジェットもしくは印字によって付されているこ
とから、識別マークを転写材を用いて熱転写する場合に
おいて加硫成形時の圧力によって転写材がベルト本体側
に埋め込まれることによる段差部が生じず、ベルト背面
の識別マークを付した領域はフラットであり、したがっ
て、伝動ベルトをプーリに背面掛けで使用する際、伝動
ベルトはプーリを干渉することなくスムーズに通過して
も異音(干渉音)が発生しない。また、転写材が不要で
転写後のベース材の廃棄処分によるコストアップ化が避
けられる。さらに、背面帆布に識別マークを付す場合、
熱転写によるマーク付けの場合の如き熱が背面帆布に作
用せず、背ゴム層との接着不良の原因となるスコーチが
背面帆布に発生しない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】本発明の実施例に係る製造方法では、伝動
ベルトとしてのVリブドベルトA(図5参照)を製造す
る場合を示す。その製造要領を説明するに、まず、図1
に示すように、ベルト構成部材としての糊引き処理され
た背面帆布1に識別マーク2を熱転写以外のインクジェ
ットもしくは印字によって付す。この識別マーク2はイ
ンクや塗料等によって表され、例えばインクジェット方
式による場合にはドットウェル社製のWT0906L
(白インク)等を用いるが、これに限定されるものでは
ない。上記背面帆布1にゴム引き処理を施すのは、生地
の織り目による凹凸をなくして表面を平滑にし識別マー
ク2を鮮明に付さんがためや、耐摩耗性を良くするため
であり、これに用いられるゴムは後述する背ゴム層4等
を構成する未加硫ゴムシートからなるシート(ベルト構
成部材)の例として挙げるものを用いればよい。また、
背面帆布1は、例えば綿糸やナイロン糸等を織成してな
るものであり、伝動ベルト用の帆布として一般によく用
いられるものを用いればよい。
【0014】次いで、図2に示すように、上記背面帆布
1を円筒状の成形金型(成形ドラム)3に巻き付ける。
この際、背面帆布1の識別マーク2を付した面を成形金
型3の外周面に接触させる。なお、上記成形金型3の外
周面には、ベルト成形後の脱型時に識別マーク2が成形
金型3側に残らないように例えばシリコン系、フッ素系
及び水媒系等の離型剤が塗布されている。
【0015】さらに、図3及び図4に示すように、背ゴ
ム層4を構成する未加硫ゴムシートからなる背ゴム用シ
ート4´、接着ゴム層5を構成する未加硫ゴムシートか
らなる接着ゴム用シート5´、ベルト構成部材である抗
張体としての複数本のコード6,6,…、同じく上記接
着ゴム層5を構成する未加硫ゴムシートからなる接着ゴ
ム用シート5´、リブゴム層7を構成する未加硫ゴムシ
ートからなるリブゴム用シート7´を順に巻き付けた
後、上記リブゴム層7の形状に対応した凹部8aと凸部
8bとからなる凹凸部が内周面に形成されたゴム等の弾
性体からなる円筒状のスリーブ8を上記成形金型3に外
嵌合する。つまり、上記背面帆布1を識別マーク2がベ
ルト背面側に位置するように他のベルト構成部材と共に
成形金型3にセットし、これを加硫釜にセットして加硫
成形する。
【0016】上記背ゴム用シート4´、接着ゴム用シー
ト5´及びリブゴム用シート7´等の未加硫ゴムは共
に、例えばクロロプレンゴム(CR)、スチレンブタジ
エンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、天然ゴ
ム(NR)、又はこれらのブレンドゴムにベルトの用途
に応じて適宜添加剤を加えた配合ゴムからなるゴム弾性
体で構成されている。
【0017】上記コード6は、例えばポリエステル、ポ
リアミド、アラミド、ガラス等の繊維を撚り合せて、ベ
ルトの用途に応じて適当なコードに形成し、熱延伸処理
及び接着処理が施されているものである。
【0018】その後、得られた筒状の加硫成形体9を脱
型して所定幅に幅切りすることにより、図5に示すよう
に、複数本のコード6,6,…がベルト長手方向に埋設
された接着ゴム層5の上面に背ゴム層4が一体に設けら
れるとともに、下面に3つのリブゴム層7,7,7がベ
ルト長手方向に延びるように一体に設けられ、かつ上記
背ゴム層4に背面帆布1が一体に被着されたVリブドベ
ルトAを得る。そして、このVリブドベルトAの背面帆
布1には識別マーク2が付されている。
【0019】次に、上述の如くして成形された本実施例
のVリブドベルトAと他の方法によって成形されたVリ
ブドベルトとの比較を下記の表1に示す。
【0020】表1中、本実施例は、識別マークをインク
ジェットによって付した場合であるが、ゴム判等を用い
て印字によって識別マークを付しても同様の効果を得る
ことができるものである。比較例1は、背面帆布を成形
金型にセットする際、転写材を背面帆布と成形金型との
間に挟み込んだ場合であり、従来例で説明した前者の場
合が該当する。比較例2は、加硫後の成形体(スラブ)
又はベルトに転写材を圧接して識別マークを熱転写する
場合である。比較例3は、加硫後の成形体(スラブ)又
はベルトにインクジェットにより識別マークを付した場
合である。比較例4は、転写材を用いて背面帆布に予め
識別マークを熱転写しておき、この背面帆布を成形金型
にセットして加硫成形するようにした場合であり、従来
例で説明した後者の公報例の場合が該当する。なお、表
1中、マークの耐久性の評価の仕方は、○印の方が△印
よりも耐久性が優れていることを表す。
【0021】
【表1】
【0022】表1の結果から明らかなように、本実施例
では、ベルト背面の識別マーク2とその周りには段差部
がなく、フラットなベルト背面を得ることができ、この
VリブドベルトAをプーリに背面掛けで使用したが、段
差部に起因する異音(干渉音)は発生しなかった。ま
た、背面帆布1にはスコーチが発生しておらず、背面帆
布1と背ゴム層4とは強固に接着していた。さらに、本
実施例では、転写材を用いていないので、1スラブ当た
りの製造コストの指数が転写材を用いた比較例1,2,
4の100に比べて80と低かった。さらに、本実施例
では、識別マーク2のインクが加硫時の圧力、温度によ
ってゴム表面に定着しており、比較例2,3に比べて消
失し難くなっていた。
【0023】これに対し、比較例1では、識別マーク2
とその周りには50μmの段差部が発生しており、この
Vリブドベルトを背面掛けで使用した場合に大きな異音
(干渉音)が発生した。また、転写材を用いる分だけ製
造コストの指数も100と本実施例よりも高くなってい
た。
【0024】比較例2では、比較例1と同様に転写材を
用いている分だけコストアップになる。また、この比較
例2では、成形されたスラブ又はベルトには、脱型性を
良くするために予め成形金型に塗布した離型剤が付着
し、この離型剤の影響で識別マークの乗りが悪くなって
剥離し易くなる。なお、比較例2では、コードがポリエ
ステル繊維でできている場合、転写時の熱の影響によっ
てコードに寸法変化が起きることがある。
【0025】比較例3では、転写材を用いないので他の
比較例ほど製造コストは高くならないが、比較例2と同
様に成形金型に塗布した離型剤が成形されたスラブ又は
ベルトに付着して識別マークの乗りが悪くなって剥離し
易くなる。
【0026】比較例4では、比較例1,2と同様に転写
材を用いている分だけコストアップになる。また、背面
帆布を成形金型にセットする前段階で転写材を用いて背
面帆布に識別マークを熱転写するので、背面帆布に糊引
きされている未加硫ゴムに転写時の熱によってスコーチ
が発生し、背ゴム層との接着性が低下する。
【0027】なお、上記実施例では、ベルト背面に設け
た背面帆布1に識別マーク2を付した場合を示したが、
背面帆布1がなくて背ゴム層4が露出したタイプの伝動
ベルトにおいては、背ゴム層4を構成する背ゴム用シー
ト4´に識別マーク2をインクジェットもしくは印字に
よって付し、この背ゴム用シート4´を識別マーク2が
ベルト背面側に位置するように他のベルト構成部材と共
に成形金型3にセットして加硫成形すればよい。
【0028】また、上記実施例では、伝動ベルトがVリ
ブドベルトAである場合を示したが、Vベルト等他の伝
動ベルトであってもよいことはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明によれば、加硫成形前の段階で、背ゴム層を構成す
る未加硫ゴムシートからなるベルト構成部材に識別マー
クを熱転写以外のインクジェットもしくは印字によって
付す。請求項2に係る本発明によれば、同じく加硫成形
前の段階で、ベルト構成部材としてのゴム付き背面帆布
に識別マークを熱転写以外のインクジェットもしくは印
字によって付す。したがって、転写材を用いて熱転写に
より識別マークを付す場合の如き転写材の埋没による段
差部をなくしてベルト背面の識別マークを付した領域を
フラットにすることができ、伝動ベルトをプーリに背面
掛けで使用する際のプーリとの干渉による異音発生を防
止することができる。また、廃棄処分となる転写材のベ
ース材がいらず、製造コストを低減することができる。
さらには、識別マークの熱転写による熱が背面帆布に作
用することによるスコーチの発生をなくして背ゴム層と
背面帆布との接着不良をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】識別マークが付された背面帆布の正面図であ
る。
【図2】背面帆布を成形金型にセットする状態を示す斜
視図である。
【図3】Vリブドベルトが加硫成形された直後の成形装
置を示す断面図である。
【図4】ベルト構成部材を成形金型とスリーブとの間に
セットした状態を示す図3のIV−IV線における断面図で
ある。
【図5】識別マークが付されたVリブドベルトを部分的
に示す斜視図である。
【図6】従来例において転写材を背面帆布と共に成形金
型にセットする状態を示す斜視図である。
【図7】従来例において識別マークが熱転写されたVリ
ブドベルトを部分的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 背面帆布(ベルト構成部材) 2 識別マーク 3 成形金型 4´ 背ゴム用シート(ベルト構成部材) 5´ 接着ゴム用シート(ベルト構成部材) 6 コード(ベルト構成部材) 7´ リブゴム用シート(ベルト構成部材) 9 加硫成形体 A Vリブドベルト(伝動ベルト)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト背面に識別マークが付された伝動
    ベルトを製造する方法であって、 背ゴム層を構成する未加硫ゴムシートからなるベルト構
    成部材に識別マークを熱転写以外のインクジェットもし
    くは印字によって付し、 次いで、上記ベルト構成部材を識別マークがベルト背面
    側に位置するように他のベルト構成部材と共に成形金型
    にセットして加硫成形し、 その後、この加硫成形体を脱型して所定幅に幅切りする
    ことによりベルト背面に識別マークが付された伝動ベル
    トを得ることを特徴とする伝動ベルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 ベルト背面に識別マークが付された伝動
    ベルトを製造する方法であって、 ベルト構成部材としてのゴム付き背面帆布に識別マーク
    を熱転写以外のインクジェットもしくは印字によって付
    し、 次いで、上記背面帆布を識別マークがベルト背面側に位
    置するように他のベルト構成部材と共に成形金型にセッ
    トして加硫成形し、 その後、この加硫成形体を脱型して所定幅に幅切りする
    ことによりベルト背面に識別マークが付された伝動ベル
    トを得ることを特徴とする伝動ベルトの製造方法。
JP9215695A 1995-04-18 1995-04-18 伝動ベルトの製造方法 Pending JPH08281828A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6103349A (en) * 1997-02-18 2000-08-15 Bando Chemical Industries, Ltd. Belt
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