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JPH08278957A - 実行不可能解及び無限解の解析支援装置 - Google Patents

実行不可能解及び無限解の解析支援装置

Info

Publication number
JPH08278957A
JPH08278957A JP7887595A JP7887595A JPH08278957A JP H08278957 A JPH08278957 A JP H08278957A JP 7887595 A JP7887595 A JP 7887595A JP 7887595 A JP7887595 A JP 7887595A JP H08278957 A JPH08278957 A JP H08278957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
infinite
inexecutable
process flow
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7887595A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Shibata
朗子 柴田
Tomoaki Miyazaki
知明 宮崎
Tetsuya Kanezashi
哲也 金指
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7887595A priority Critical patent/JPH08278957A/ja
Priority to US08/552,126 priority patent/US5929858A/en
Publication of JPH08278957A publication Critical patent/JPH08278957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、最適化計算の結果求められ
た実行不可能解または、無限解を解析するための情報を
ユーザに分かり易い形態で提供することが可能な実行不
可能解及び無限解の解析支援装置を提供することであ
る。 【構成】 本発明は、プロセスフロー生成手段130
と、プロセスフローの要素の内容を記載したパス名を一
意に付与される変数名と組にして蓄積する変数・要素対
応情報蓄積手段200と、最適化計算の結果を蓄積する
解蓄積手段400と、解蓄積手段400の内容を参照し
て、実行不可能解または無限解判定の原因となった変数
名を取得して、検索したパス名と変数名を所定のフォー
マットに編集して表示手段600表示する編集手段70
0とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実行不可能解及び無限
解の解析支援装置に係り、特に、数理計画問題を解く場
合に、実行不可能解や無限解となった原因の解析を支援
するための実行不可能解及び無限解の解析支援装置に関
する。
【0002】詳しくは、石油・化学プラントの生産計
画、運転計画等を数理計画問題として解く場合に利用で
きる数理計画システムの最適化計算の結果、実行不可能
解または、無限解が得られた場合にGUI(Graphical
User Interface) を使用して解析支援を行う実行不可能
解及び無限解の解析支援装置に関する。
【0003】一般的に、実行不可能解または無限解の原
因解析は、コンピュータとオペレータとの間において、
ポインティングデバイスを用いてプルダウンメニューや
ウィンドウ、アイコン等のグラフィカルな部品群を操作
してユーザインタフェースを行うGUIを使用すること
により、GUIにおけるディスプレイ装置の表示情報を
参照して以下のような手順で行なわれる。
【0004】ステップ1) 実行不可能解または、無限
解の原因となる変数を特定する。 ステップ2) 適切なデータが設定されているかどうか
を確認する。 ステップ3) データが適切でなければ、修正する。 モデリングシステムを使用して数理計画法のモデルデー
タを生成する場合は、数理計画法での定式化を全く意識
しないで、プロセスフローの作成及びデータの入力を行
うことができるというメリットがある。その反面、変数
名を意識することなく自動的にモデルデータが生成され
るため、実行不可能解や無限解になった場合に、原因と
なっている変数がプロセスフロー上の何に相当するのか
を探索するのに、手間が係るというデメリットがある。
【0005】このため、モデリングシステムによって生
成されたモデルデータの変数名がプロセスフロー上のど
の部分に相当するのかを解析した情報がユーザに提供さ
れることが望まれている。
【0006】
【従来の技術】最初に、種々の計画等に使用される最適
解を求めるための処理について説明する。図20は、解
析支援システム構成図である。同図に示すシステムは、
モデリングシステム100、変数マップファイル20
0、モデルデータファイル300、解情報ファイル40
0、数理計画法システム500、ディスプレイ装置60
0及びモデル生成情報ファイル900より構成される。
【0007】モデリングシステム100は、一般的に
は、与えられたデータを数理計画モデルに正確に表現で
き、最初のモデル構築に使用された以外の新しいデータ
にも追随する汎化能力を有するものとし、同図の例で
は、変数マップファイル200、モデルデータファイル
300及びモデル生成情報ファイル900を生成する。
さらに、モデリングシステム100は、数理計画法シス
テム500が計算した演算結果をディスプレイ装置60
0を介してユーザに提示する。
【0008】変数マップファイル200は、モデリング
システム100が生成したモデルデータの変数名と、そ
の変数名が実際のプロセスフロー上で何に相当するのか
を表すパス名の対応情報が格納されるファイルである。
図21は、変数マップの例を示す。変数マップは、モデ
リングシステム100が自動的に命名した変数名と、変
数名が実際のプロセスフロー上の何に相当するのかを表
すパス名より構成される。同図において、“R”で始ま
る変数名は行変数名を、また、“C”で始まる変数名は
列変数名を表す。(*)は、モデリングシステムが命名
した変数“C0000007”がプロセスフロー(詳細
は、後述する)上のラインL1の第1期の入力量のデー
タを表す変数名であることを意味している。
【0009】モデルデータファイル300は、モデリン
グシステム100が生成したモデルデータを格納する。
解情報ファイル400は、数理計画法システム500に
よる最適化計算で求められた解の情報が格納されるファ
イルである。解情報ファイル400には、最適化計算に
おいて、最適解が求められた場合だけでなく、実行不可
能解や無限解が導出された場合にも、その解を得た時点
での解情報が出力される。
【0010】モデリング生成情報ファイル900は、モ
デリングシステム100がモデルデータを生成するとき
に、各変数の詳細情報が格納されるファイルである。図
22は、モデル生成情報ファイルのデータの例を示す。
同図において、“*”が付与されている内容は、式“R
0000014”がプロセスフロー上のラインL9の第
1期の消費量に関する式であることを示し、変数“C0
000013”及び変数“C0000033”の差が
“0”、即ち、第1期における装置から出力されるライ
ンL9の量とプロセスフロー全体から出力されるライン
L9の量が等しいことを表している式であることを意味
している。また、変数“C0000013”及び変数
“C0000033”に設定されている上下限値も併せ
てモデル生成情報ファイル900に格納される。
【0011】ここで、数理計画法システム500が実行
不可能解や無限解であると判定する場合の方法を説明す
る。数理計画法システム500は、すべての制約条件を
満たすことができない状態である解を実行不可能解であ
ると判定する。また、制約条件が所定範囲内において解
を求めるには足りないため、評価値(目的関数値)をい
くらでも大きくあるいは、小さくできる状態となる解を
無限解であると判定する。
【0012】最適化手法としてシンプレックス法を採用
する場合の判定方法を説明する。シンプレックス法は、
各制約式が構成する端点(例えば、n本の制約式なら
ば、n次元多面体の頂点)を辿りながら、目的関数が最
大または、最小となる端点(最適解)を探索していく手
法である。なお、端点を辿る手法は、数学的な行列演算
を用いる。
【0013】シンプレックス法の実行不可能解とは、探
索中にどの方向に行っても実行不可能量(各制約式を満
たさない量の総和)が増加するもしくは変わらない端点
に到達した時点における解を指す。即ち、これ以上実行
不可能量が減少しないと判明した時点の解を意味する。
また、無限解とは、探索中に全ての制約条件を満たした
まま、目的関数値を無限解に大きく或いは、小さくでき
る端点に達した時点における解を指す。即ち、目的関数
を最大にする場合ならば、目的関数に正の係数を持ち、
他の制約条件に無関係に無限に大きくできる変数が存在
すると判明した時点の解を意味する。
【0014】ディスプレイ装置600は、ユーザが数理
計画法システム500における最適化計算の経過や結果
を取得するための種々の表示情報を表示する。表示情報
のための画面の種類として実行時出力情報表示画面、解
参照用ウィンドウ、実行不可能解/無限解情報表示用ウ
ィンドウが用意されているものとする。図23は、従来
のディスプレイ表示の例を示す図である。同図に示す表
示の例として、ユーザが装置(処理要素)構成や処理フ
ローを設定するためのプロセスフロー610、最適化計
算の経過情報を表示するための実行時出力情報表示画面
620、最適化計算により求められた結果を表示するた
めの解参照用ウィンドウ630、及び値設定テーブル6
50が表示される。これらの各表示画面は、ユーザがポ
インティングデバイスを用いて種々選択することにより
表示される。
【0015】プロセスフロー610は、ユーザが実行し
ようとする内容に基づいて、ポインティングデバイスを
用いて、各要素を処理する装置を表すボックス(図24
の例では、B1,B2,B3,B4)や各種要素の流れ
を示すライン(図24の例では、L1〜L12)を入力
する。また、プロセスフロー610の下部には、図24
に示すように、結果表示部611が設けられており、最
適化計算の結果、求められた解の状態(最適解、実行不
可能解、無限解等)と目的関数値を表示する。
【0016】実行時出力情報表示画面620は、モデリ
ングシステム100による数理計画法のモデルデータ生
成の経過情報、数理計画法システム500の実行経過情
報、及び数理計画法システム500の解情報をモデリン
グシステム100が取得するときの経過情報を表示す
る。
【0017】解参照用ウィンドウ630は、数理計画法
システム500により求められた解を解情報ファイル4
00から読み出して表示するためのウィンドウである。
値設定テーブル650は、最適化計算において必要とな
るプロセスフロー610における各装置(B1,B2,
B3,B4)やプロセスフロー全体の入出力量の上限値
または、下限値の設定、種々の条件値等を各装置毎やプ
ロセスフロー全体のデータとして設定するためのテーブ
ルである。また、値設定テーブル650には、数理計画
方システム500により求められた解を入力したデータ
毎に表示できる。図25は、値設定テーブルの例を示
す。同図では、装置B1の入出力情報を設定するための
値設定テーブルの例である。上段のテーブルは、装置B
1の入力情報テーブルを示し、下段のテーブルは、装置
B1の出力情報テーブルを示す。上限値欄及び下限値欄
にはユーザ入力値を、またアクティビティ欄には数理計
画法システム500の最適化計算により求められた解を
表示する。
【0018】次に、図20における動作について説明す
る。図26は、従来の解析支援システムの処理のフロー
チャートである。 ステップ101) ユーザがモデリングシステム100
を使用して、希望する処理のプロセスフロー610をデ
ィスプレイ装置600上に作成する。
【0019】ステップ102) 次に、ユーザは、モデ
リングシステム100を利用して、値設定テーブル65
0に条件値を入力する。条件値とは、例えば、入荷量を
入力する場合に、最低限nトン(t)の入荷量が必要で
ある、あるいは、工場生産時点における歩留り率は平均
n%未満でなければならない等の数理計画法システム5
00が計算する際に用いる条件を設定する。この設定
は、各装置毎及びプロセスフロー全体のデータとして設
定することが可能である。
【0020】ステップ103) モデリングシステム1
00は、モデルデータを生成し、当該モデルデータにシ
ーケンシャルに変数名を付与して、当該変数名がプロセ
スフロー610上のどの部分に相当するかを示すパス名
と組にして変数マップファイル200に格納する。
【0021】ステップ104) モデリングシステム1
00は、モデルデータを生成したときの式や変数の詳細
情報をモデル生成情報ファイル900に格納する。 ステップ105) 次に、モデリングシステム100
は、モデルデータをモデルデータファイル300に格納
する。
【0022】ステップ106) 数理計画法システム5
00は、モデルデータファイル300からモデルデータ
を入力し、最適化計算を実行して、最適化計算により求
めた解を解情報ファイル400に出力する。 ステップ107) モデリングシステム100は、解情
報ファイル400を参照して解析し、数理計画法システ
ム500の最適化計算結果を読み込み、目的関数の解状
態を取得する。
【0023】ステップ108) モデリングシステム1
00は、取得した最適化計算結果に基づいてディスプレ
イ装置600にプロセスフロー610を表示する。 ステップ109) モデリングシステム100は、取得
した最適化計算結果に基づいて値設定テーブルをディス
プレイ装置600の画面上に表示する。
【0024】ステップ110) ここで、プロセスフロ
ー上の結果表示部611の解状態に実行不可能解または
無限解と表示された場合、または、実行時出力情報表示
画面620に含まれる数理計画法システム500の実行
経過情報中に、実行不可能解または、無限解を検出した
ことが表示された場合、つまり、実行不可能解または無
限解が存在する場合には、ステップ111に移行し、存
在しない場合には、処理を終了する。
【0025】ステップ111) 上記のステップ110
において、実行不可能解または無限解が存在すると判定
された場合には、ユーザは、実行時出力情報表示画面6
20の変数名を参照する。図27の実行時出力情報表示
画面の例において、(A)は最適解になっている場合の
例であり、aに示す“210.00000 ”は最適解が得られた
ときの目的関数の値を表している。(B)は、変数“R0
000012”、“R0000018”、“R0000032”が実行不可能解
判定の原因になっていることを示している。bは、実行
不可能解判定の原因となった行変数番号を示し、cは、
実行不可能解判定の原因となった行変数名、dは、実行
不可能解判定の原因となった行で、現在、基底に入って
いる変数番号、eは、実行不可能解判定の原因となった
行で、現在、基底に入っている変数名を表す。(C)
は、変数“C0000005”が無限解判定の原因となっている
ことを示している。fは、無限解判定の原因となった変
数番号を示し、gは、無限解判定の原因となった変数名
を示す。
【0026】ステップ112) ユーザは、変数マップ
ファイル200、モデル生成情報ファイル900また
は、解参照用ウィンドウ630を参照して原因となって
いる変数名がプロセスフロー610上の何に相当するか
をパス名から判断する。例えば、実行時出力情報表示画
面620上で、変数“R0000009”が、実行不可能解判定
の原因である場合には、ユーザは、変数マップファイル
200を参照して、変数名“R0000009”に対応するパス
名“.INPUT(L1) ”をピックアップする。ここで、実行
不能解判定の原因は、プロセスフロー610上のライン
L1の入力量であることが分かる。
【0027】モデル生成情報ファイル900を参照する
場合には、例えば、図22に示すようなモデル生成情報
ファイルが生成されている場合に、“R0000014”生成時
の詳細情報を検索して取得する。これにより、式“R000
0014”は、変数“C0000013”及び“C0000033”からな
り、これらの変数に実行不可能解の原因があるものと判
定する。
【0028】また、解参照用ウィンドウ630を参照す
る場合には、例えば、図28に示すような解参照用ウィ
ンドウ630が表示されている場合に、“C0000007”が
無限解判定の原因であると判断されている場合には、ユ
ーザは、変数名“C0000007”に対応するパス名“.INPU
T(L1).T1”を解参照用ウィンドウ630を検索して取得
する。これにより、プロセスフロー610上のラインL
1の第1期の入力量のデータが無限解判定の原因である
ものと判定する。
【0029】このようにして、ユーザは、実行不能解や
無限解の原因となった要素を抽出し、分析を行う。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、数理計画法システムの実行時の出力情報
中に含まれている実行不可能解または、無限解判定の原
因となっている変数名に基づいて変数マップファイルや
解参照用ウィンドウ等を参照して、原因となっている変
数名が、プロセスフロー上のどの要素に対応するかをパ
ス名から判断する作業が必要である。このため、本来、
数理計画法の定式化を意識せずに、最適な計画を立案す
ることができるという特徴を有するモデリングシステム
であるにも関わらず、ユーザは、モデリングシステムに
より自動生成された数理計画法のモデルデータから解析
を始めなければならないという矛盾がある。
【0031】従って、実行不可能解や無限解となった原
因の解析を行う要素を把握するまでに上記のような手順
を踏襲しなくてはならず、ユーザの負担が大きいという
問題がある。本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ユーザが設定した内容の範囲で、最適化計算の結果
求められた実行不可能解または、無限解を解析するため
の情報をユーザに分かり易い形態で提供することが可能
な実行不可能解及び無限解の解析支援装置を提供するこ
とを目的とする。
【0032】本発明の更なる目的は、プロセスフロー上
に表示されている要素のうち、どの要素が実行不可能解
または、無限解判定の原因となっているかを画面上で特
定色または、ブリンキングで表示することが可能な実行
不可能解及び無限解の解析支援装置を提供することであ
る。
【0033】本発明の更なる目的は、プロセスフローが
階層構造を有する場合において、上記同様に特定色で表
示またはブリンキング可能な実行不可能解及び無限解の
解析支援装置を提供することである。本発明の更なる目
的は、実行不可能解または前記無限解判定の原因となっ
ている変数名とパス名を解参照用ウィンドウに表示し、
さらに、パス名に関する説明文を付与することが可能な
実行不可能解及び無限解の解析支援装置を提供すること
である。
【0034】本発明の更なる目的は、実行不可能解また
は前記無限解判定の原因となっている変数名とパス名を
実行不可能解/無限解情報表示用ウィンドウに表示し、
さらに、パス名に関する説明文を付与することが可能な
実行不可能解及び無限解の解析支援装置を提供すること
である。
【0035】本発明の更なる目的は、プロセスフローと
値設定テーブルを同時に表示でき、実行不可能解または
前記無限解判定の原因を容易に把握することが可能な実
行不可能解及び無限解の解析支援装置を提供することで
ある。
【0036】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、モデリン
グシステムでモデル化された情報に基づいて数理計画法
システムにより最適解を求める際に、実行不可能解また
は、無限解が発生した場合に、該実行不可能解または、
該無限解判定の原因を解析するための解析支援装置であ
って、数値データ及びGUIを使用した表示手段上に生
成される各種要素の流れ及びそれらの要素を処理する手
段を示すプロセスフロー内の実行不可能解または、無限
解判定の原因となっている要素を、所定の方法で他の要
素と区別して表示する出力手段を有する。
【0037】第2の発明は、上記の第1の発明の出力手
段が、プロセスフロー上に表示されている要素のうち、
実行不可能解または、無限解判定の原因となっている要
素を特定の色で表示する第1の表示手段を有する。第3
の発明は、出力手段が実行不可能解または無限解判定の
原因となった変数名の数値情報が設定される値設定格納
手段と、値設定格納手段の内容を表示し、実行不可能解
または無限解判定の原因となった変数名に該当する箇所
を特定の色で表示する値設定画面表示手段とを含む。
【0038】第4の発明は、出力手段が、編集手段によ
り編集されたプロセスフローを表示すると同時に、値設
定画面表示手段による表示も行う二種ウィンドウ表示手
段を含む。第5の発明は、上記の第1の発明の出力手段
が、生成されるプロセスフロー上に表示されている要素
のうち、実行不可能解または、無限解判定の原因となっ
ている要素の該プロセスフロー上の位置を認識し、位置
をブリンキングする第2の表示手段を有する。
【0039】第6の発明は、上記の第1の発明の出力手
段が、階層構造を有するプロセスフロー上に表示されて
いる要素のうち、実行不可能解または、無限解判定の原
因となっている要素及びその要素を包含する上位の階層
内の要素の各プロセスフロー上の位置を認識し、該位置
を特定の色で表示する第3の表示手段を有する。
【0040】第7の発明は、上記の第1の発明の出力手
段が、階層構造を有するプロセスフロー上に表示されて
いる要素のうち、実行不可能解または、無限解判定の原
因となっている要素及びその要素を包含する上位の階層
内の要素の各プロセスフロー上の位置を認識し、該位置
をブリンキングする第4の表示手段を有する。
【0041】第8の発明は、上記の第1の発明の出力手
段が、数理計画法システムの最適化計算の実行時に出力
される実行時出力情報に、実行不可能解または、無限解
判定の原因となっている変数名と該変数名が実際のプロ
セスフロー上で何に相当しているかを示す情報であるパ
ス名、及びパス名の説明文を表示する第5の表示手段を
有する。
【0042】また、第9の発明は、上記の第1の発明の
出力手段が、数理計画法システムの最適化計算の実行で
実行不可能解または無限解が得られた場合に、実行不可
能解または無限解判定の原因となっている変数名と該変
数名が実際のプロセスフロー上で何に相当しているかを
示す情報であるパス名を解参照用ウィンドウの第1の画
面に、変数名と変数名に関する説明文を解参照用ウィン
ドウの切り換えられた第2の画面に表示する第6の表示
手段を有する。
【0043】また、第10の発明は、上記第1の発明の
出力手段が、数理計画法システムの最適化計算の実行で
実行不可能解または無限解が得られた場合に、実行不可
能解または無限解判定の原因となっている変数名と該変
数名が実際のプロセスフロー上で何に相当しているかを
示す情報であるパス名とパス名の説明文を実行不可能解
/無限解情報表示用ウィンドウに表示する第7の表示手
段を有する。
【0044】図1は、本発明の原理構成図である。第1
1の発明は、上記第1の発明の出力手段が、プロセスフ
ローを作成するプロセスフロー生成手段130と、プロ
セスフローの要素の内容を記載したパス名を一意に付与
される変数名と組とする情報と、モデリングシステムに
おいてモデルデータを生成する際に設定される編集の詳
細情報とを蓄積する変数・要素対応情報蓄積手段200
と、数理計画法システムの最適化計算の結果を蓄積する
解蓄積手段400と、解蓄積手段400の内容を参照し
て、内容に実行不可能解または無限解が存在する場合
に、実行不可能解または無限解判定の原因となった変数
名を取得して、変数名で変数・要素対応情報蓄積手段2
00を検索し、検索されたパス名と変数名を所定のフォ
ーマットに編集して表示手段600に表示する編集手段
700とを有する。
【0045】また、第12の発明は、上記の第9の発明
の編集手段700が、変数名またはパス名に対応する説
明文を蓄積するメッセージ蓄積手段と、メッセージ蓄積
手段を変数名またはパス名で検索し、パス名に対応する
説明文を変数名またはパス名と組にして所定のフォーマ
ットに編集するメッセージ編集手段を含む。
【0046】また、第13の発明は、上記の第10の発
明のメッセージ蓄積手段が、変数・要素対応情報蓄積手
段に格納する要素情報毎に対応するメッセージを生成す
るメッセージ生成手段を含む。
【0047】
【作用】本発明では、ユーザが入力したプロセスフロー
と数値データからモデリングシステムが作成したモデル
データを用いて、数理計画法システムで最適化計算した
結果が実行不可能解または無限解になった場合に、プロ
セスフロー上の原因部分をマーキングして表示する、ま
たは、解参照用ウィンドウ、実行時出力情報表示画面、
実行不可能解/無限解情報表示用ウィンドウに表示する
ことにより、以下のように原因の解析を行うことが可能
となる。
【0048】まず、ユーザは、プロセスフロー上に特定
色で表示されたボックスまたはライン等の原因要素を認
識することが可能となる。また、ユーザは、モデリング
システムの実行時出力情報表示画面、解参照用ウィンド
ウ、または、実行不可能解/無限解情報表示用ウィンド
ウに表示されているパス名を見てプロセスフローのどの
ボックスまたはラインのどのデータが実行不可能解また
は無限解判定の原因となっているのかを識別することが
可能となる。
【0049】これにより、ユーザは、上記のようにして
原因要素を認識し、データの設定内容を確認し、実行不
可能解または無限解の原因を解析するためのプロセスを
容易に取得することが可能となる。また、プロセスフロ
ーと共に、当該プロセスフローにおいて実行不可能解ま
たは無限解の判定の原因となった変数名に関する値設定
格納手段(値設定テーブル)も表示し、プロセスフロー
上において、実行不可能解または無限解の判定の原因と
なった箇所を、値設定テーブル上においてもプロセスフ
ローと同様に特定の色で表示することが可能となる。こ
れにより、ユーザは、プロセスフロー上では、実行不可
能解または無限解の判定の原因となった位置を確認し、
表示された値設定テーブル上ではその値を確認すること
が可能となる。
【0050】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を詳細に
説明する。図2は、本発明の一実施例の実行不可能解/
無限解解析支援装置の構成を示す。同図中、図20と同
一構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0051】モデリングシステム100は、変数マップ
生成部110、モデルデータ生成部120、プロセスフ
ロー生成部130、解情報解析部140、出力編集部1
50、出力部160、入力部170、値設定テーブル生
成部190及びディスプレイ装置600より構成され
る。また、各構成要素により参照されるファイルとし
て、変数マップファイル200、モデルデータファイル
300、解情報ファイル400、メッセージファイル8
00及びモデル生成情報ファイル900がある。
【0052】また、ディスプレイ装置600は、表示画
面として、プロセスフロー610、実行時出力情報表示
画面620、解参照用ウィンドウ630、実行不可能解
/無限解情報表示用ウィンドウ640、値設定テーブル
650の各ウィンドウを有する。
【0053】変数マップ生成部110は、従来の技術と
同様の方法で変数マップファイル200を生成する。変
数マップファイル200の内容は図21に示す構成と同
様であるので、詳細な説明は省略する。また、変数マッ
プ生成部110は、変数マップファイル200の生成時
にメッセージファイル800も同時に作成する。つま
り、変数に対応する要素がプロセスフロー610のどの
要素に対応するかを示す情報(パス名)に関するメッセ
ージ(説明文)を生成して、パス名と組にしてメッセー
ジファイル800に格納する。例えば、パス名が“.IN
PUT(L1).T1”であれば、『入力量』、『L1』、『第1
期』のように単語毎に区切ってメッセージファイル80
0に登録しておき、編集時に文章化する。または、パス
名“.INPUT(L1).T1”に対応する文章として『ラインL
1の、第1期の、入力量』を、メッセージファイル80
0に登録する方法もある。
【0054】モデルデータ生成部120は、従来の技術
と同様の方法により、ユーザが入力部170から入力し
たデータにより生成されたプロセスフロー610と数値
データ(値設定テーブル)からモデルデータを作成し、
モデルデータファイル300に格納する。また、モデル
データ生成部120は、各変数の詳細情報をモデル生成
情報ファイル900に格納する。データの内容は図22
と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0055】プロセスフロー生成部130は、ユーザが
入力部170より装置やラインの指定情報を入力する
と、それらの指定情報をプロセスフロー610上に設定
すると共に、数理計画法システム500による最適化計
算後に、当該計算の結果に基づいて表示できるフォーマ
ットに編集を行うように出力編集部150に指示する。
【0056】解情報解析部140は、解情報ファイル4
00に格納されている最適化計算結果を解析する。図3
は、本発明の一実施例の解情報ファイル400のデータ
の例を示す。解情報ファイル400は、変数名、上限
値、下限値、アクティビティ、パス名などから構成され
る。同図は最適化計算後に出力される解情報ファイル4
00の内容の例を示しており、少なくとも変数名と当該
変数名に対応するパス名の組により構成される。同図に
おいて、上限値または下限値の欄に出力される“none”
はユーザによって上限値または下限値が入力されていな
いことを表す。また、変数や式が持っている値であるア
クティビティは、最適化計算により求められた変数の値
(R0000001, R0000002, …, C0000001, C0000002, …
の値) であり、このアクディビティ欄に表示される。同
図において、データ番号3は、数理計画法システム50
0における最適化計算の結果得られた目的関数の情報を
示す。
【0057】出力編集部150は、解情報解析部140
から解析情報を取得すると、当該情報に基づいて、変数
名やそのパス名や説明文章等を実行時出力情報620
や、解参照用ウィンドウ630や、実行不可能/無限解
情報表示用ウィンドウ640用のフォーマットに編集す
る。また、出力編集部150は、プロセスフロー生成部
130がプロセスフロー610に実行不可能解や無限解
となった原因と判断された変数名に対応するプロセスフ
ロー610上の要素を特殊表示するための編集を行い、
プロセスフロー生成部130で編集されたフォーマット
と共に編集された情報を渡す。また、出力編集部150
は、値設定テーブル650に実行不可能解や無限解とな
った原因と判断された変数名に関する値設定箇所を特殊
表示するための編集を行い、値設定テーブル生成部19
0で編集されたフォーマットと共に編集された情報を渡
す。また、解情報解析部140から渡されるデータをア
クセス先に転送を行う。転送先は値設定テーブル生成部
190、プロセスフロー生成部130、出力部160等
である。
【0058】出力部160は、出力編集部150で各種
編集された編集内容を実行時出力情報表示画面620、
解参照用ウィンドウ630、実行不可能解/無限解情報
表示用ウィンドウ640の中からユーザにより指定され
た画面情報をディスプレイ装置600に渡す。
【0059】値設定テーブル生成部190は、ユーザが
入力部170より装置の移動、物資の入出力情報を入力
すると、それらの入力情報を値設定テーブル650上に
設定すると共に、数理計画法システム500による最適
化計算後に、当該計算結果に基づいて表示できるフォー
マットに編集を行うように出力編集部150に指示す
る。
【0060】ディスプレイ装置600は、プロセスフロ
ー610、実行時出力情報表示画面620、解参照用ウ
ィンドウ630、実行不可能解/無限解情報表示用ウィ
ンドウ640及び値設定テーブル650を出力部160
の指示により表示するものとする。ディスプレイ装置6
00の各表示画面は、出力部160の制御により表示さ
れ、1つのディプレイ画面上に複数の表示画面(ウィン
ドウ)を個々に表示するか、または、同時に表示するこ
とも可能であるものとする。
【0061】入力部170は、ユーザにより指示データ
(例えば、表示ウィンドウの指定)、プロセスフロー6
10への指定情報、値設定テーブル650への入力情報
等が入力される。図4は、本発明の一実施例の実行不可
能解及び無限解の解析支援方法の処理のフローチャート
である。
【0062】ステップ201) ユーザが、入力部17
0よりモデリングシステム100の起動指示を行うと、
プロセスフロー生成部130は、入力部170からユー
ザが指定した情報に従って、プロセスフロー610を生
成して、出力編集部150、出力部160を介してディ
スプレイ装置600に渡す。これにより、ディスプレイ
装置600は、プロセスフロー610を表示する。
【0063】ステップ202) 値設定テーブル生成部
190は、入力部170からユーザが入力した情報に従
って、値設定テーブル650を生成して、出力編集部1
50、出力部160を介してディスプレイ装置600に
渡す。これによりディスプレイ装置600は、値設定テ
ーブル650を表示する。
【0064】ステップ203) 変数マップ生成部11
0は、ステップ201により生成されたプロセスフロー
610の設定内容を示すデータ(パス名)に変数名を自
動的に付与して、変数マップファイル200を生成す
る。また、変数マップ生成部110は、プロセスフロー
610の各設定要素に対応するパス名の意味を表す説明
文を生成してメッセージファイル800に登録する。
【0065】ステップ204) モデリングシステム1
00は、モデルデータを生成したときの式や編集の詳細
情報をモデル生成情報ファイル900に格納する。 ステップ205) 次に、モデルデータ生成部120
は、モデルデータを生成し、生成されたモデルデータを
モデルデータファイル300に格納する。
【0066】ステップ206) 数理計画法システム5
00が、モデルデータファイル300から情報を入力し
て、最適化計算を行い、結果を解情報ファイル400に
格納する。 ステップ207) 解情報解析部140は、解情報ファ
イル400を参照して解析し、数理計画法システム50
0の最適化計算結果を読み込み、目的関数の解状態を取
得する。
【0067】ステップ208) 解情報解析部140
は、出力編集部150を介してプロセスフロー生成部1
30に解情報ファイル400を解析した結果を渡し、こ
の結果に基づいてプロセスフロー生成部130は、プロ
セスフロー610を生成し、出力編集部150、出力部
160を介してディスプレイ装置600に転送する。こ
のとき、出力編集部150は、実行不可能解または無限
解が得られた場合には、原因となっているプロセスフロ
ー610上の位置を特定色で表示するよう編集する。
【0068】ステップ209) 解情報解析部140
は、出力編集部150を介して、値設定テーブル生成部
190に解情報ファイル400を解析した結果を渡す。
この結果に基づいて値設定テーブル生成部190は、値
設定テーブル650を生成する。実行不可能解または、
無限解が取得されている場合には、出力編集部150、
出力部160を介してディスプレイ装置600に転送す
る。このとき、出力編集部150は、原因となっている
値設定テーブル650上の位置を特定色で表示するよう
編集する。
【0069】なお、上記のステップ207とステップ2
08までの処理を図5において詳述し、ステップ209
の処理を図6において詳述する。 ステップ210) 解情報解析部140は、解情報ファ
イル400の内容を解析した結果、解情報ファイル40
0の情報に実行不可能解または、無限解が含まれていな
い場合には、処理を終了する。また、含まれている場合
には、ステップ211に移行する。
【0070】ステップ211) 解情報解析部140
は、実行不能解または、無限解判定の原因となった変数
名を解情報ファイル400より取得し、変数マップファ
イル200を参照して対応するパス名を取得して、出力
編集部150に転送する。これにより、出力編集部15
0は、実行時出力情報表示画面620に表示可能な形式
に編集して、実行不可能解/無限解情報として出力部1
60に転送する。出力部160は、当該実行時出力情報
表示画面620をディスプレイ装置600上に表示する
よう制御する。
【0071】ステップ212) また、出力編集部15
0は、解情報解析部140より変数マップファイル20
0で実行不可能解または、無限解判定の原因となった変
数名に対応するパス名を取得した場合には、プロセスフ
ロー610上で当該箇所を特定の色で表示するように編
集する。出力編集部150は、出力部160に対して、
プロセスフロー610上の特定部分のみを特定の色で表
示するように指示する。出力部160は、当該指示に基
づいてディスプレイ装置600を制御する。
【0072】ステップ213) ディスプレイ装置60
0上の解参照用ウィンドウ630の実行不可能解/無限
解表示ボタンがユーザによりクリックされた場合には
(詳細は図14、図15を用いて後述する)、ステップ
214に移行し、クリックされていない場合には、ステ
ップ215に移行する。
【0073】ステップ214) 出力編集部150は、
ユーザにより解参照用ウィンドウ630の実行不可能解
/無限解表示ボタンがクリックされた場合には、解参照
用ウィンドウ630に表示すべく、判定の原因になった
変数名とパス名との対応表、または、判定の原因になっ
た変数名とその変数の説明文章を編集し、出力部160
に転送する。出力部160は、解参照用ウィンドウ63
0の表示を行う。なお、説明文章を表示する場合は、出
力編集部150は、取得したパス名をキーにしてメッセ
ージファイル800を検索して取得した説明文を変数名
と共に編集する。
【0074】ステップ215) 次に、ユーザにより、
実行不可能/無限解情報表示コマンドが入力され、当該
コマンドが実行された場合には、ステップ214に移行
し、入力されない場合には、処理を終了する。 ステップ216) 出力編集部150は、判定の原因に
なった変数名とパス名との対応表または、判定の原因に
なった変数名と変数の説明文章を実行不可能解/無限解
情報表示用ウィンドウ640に表示する形式に編集し、
出力部160に転送する。出力部160は、出力編集部
150の指示により転送された情報を実行不可能解/無
限解情報表示用ウィンドウ640に出力するようディス
プレイ装置600を制御する。
【0075】次に、上記のフローチャートのステップ2
08を詳細に説明する。図5は、本発明の一実施例のプ
ロセスフロー生成の動作を示すフローチャートである。 ステップ301) モデリングシステム100は、当該
最適化計算結果の変数の情報を解情報解析部140に転
送する。
【0076】ステップ302) 解情報解析部140
は、読み込んだ最適化計算結果の目的関数の状態が、実
行不可能解または無限解以外であれば、プロセスフロー
610上に特殊な色での表示のための編集を行わないよ
うに出力編集部150に指示し、ステップ306に移行
する。また、実行不可能解または、無限解が存在してい
る場合には、ステップ303に移行する。
【0077】ステップ303) 解情報解析部140
は、当該実行不可能解または無限解と判定された原因と
なる変数名を、ステップ301で読み込んだ解情報より
取得する。 ステップ304) 解情報解析部140は、取得した変
数名をキーとして変数マップファイル200を検索し
て、当該変数名に対応するパス名を取得する。
【0078】ステップ305) 解情報解析部140
は、実行不可能解又は無限解判定の原因となっているプ
ロセスフロー610上での位置を決定し、その位置情報
と共に特定色で表示するための情報を出力編集部150
に転送する。 ステップ306) 出力編集部150は、ステップ30
2において実行不可能解または無限解が存在しない場合
には、プロセスフロー610に対して特定の色の表示を
行わないように編集して、出力部160にプロセスフロ
ー610の表示を指示する。また、存在する場合には、
プロセスフロー610上の該当位置を特定の色で表示す
るように編集して出力部160に表示を指示する。ディ
スプレイ装置600は出力部160の指示によりプロセ
スフロー610を画面上に表示する。
【0079】次に、値設定テーブル生成部190が、最
適化計算の結果、得られた数値を取得した時点以降の処
理について述べる。図6は、本発明の一実施例の値設定
テーブル生成部の動作を示すフローチャートである。
【0080】ステップ401) モデリングシステム1
00は、当該最適化計算結果の変数の情報を解情報解析
部140に転送する。 ステップ402) 解情報解析部140は、取得した最
適化計算の結果に実行不可能解又は無限解がある場合に
はステップ403に移行し、存在しない場合には、値設
定テーブル生成部190の処理を終了する。
【0081】ステップ403) 解情報解析部130
は、実行不可能解または無限解判定の原因となった変数
名を、ステップ401で読み込んだ解情報より取得す
る。 ステップ404) 解情報解析部140は、取得した変
数名でモデル生成情報ファイル900を検索する。詳細
は後述する。
【0082】ステップ405) 解情報解析部140
は、実行不可能解または無限解判定の原因に関連のある
値設定テーブル650を決定する。 ステップ406) 解情報解析部140は、該当する値
設定テーブル650上の位置(一行または一列)を決定
して、その位置を特定色で表示するための情報を出力編
集部150に転送する。
【0083】ステップ407) 出力編集部150は、
転送された値設定テーブル650に表示するための情報
を、所定のフォーマットに編集して、出力部160に転
送し、出力部160は、その情報をディスプレイ装置6
00に転送する。ディスプレイ装置600は、取得した
実行不可能解または無限解判定の原因に関連のある値設
定テーブル650を自動的に画面表示する。
【0084】次に、上記のステップ404において、取
得した変数名でモデル生成情報ファイル900を検索す
る処理を図22を例に詳細に説明する。 まず、解情報解析部140は、読み込んだ解情報フ
ァイル400の情報から、実行不可能解又は無限解判定
の原因となっている変数名“R0000014”を取得
する。
【0085】 解情報解析部140は、取得した変数
名“R000014”でモデル情報生成情報ファイル9
00を検索する。この結果、以下のことが分かる。・変
数名“R0000014”は、ラインL9の第1期の消
費量に関する式の名前である。 ・ラインL9の消費量に関する式の内容は、 −1.0×(C0000013の値)+1.0×(C0
000033の値)=0 である。 ・変数C0000013は、装置から出力されるライン
L9の第1期の量を表しており、上限値+∞、下限値5
0が設定されている。 ・変数C0000013のパス名から該当する値設定テ
ーブル、即ち、装置からの出力情報テーブルを自動的に
画面表示する。
【0086】これにより、図7に示すような値設定テー
ブルが表示される。同図の例は、第1行目のラインL9
の行が特殊な色で表示される。以下に表示パターン毎に
編集及び表示について説明する。 (1) 実行時出力情報表示画面620への表示方法 解情報解析部140が、解情報ファイル400から、数
理計画法システム500において、実行された最適解の
演算結果について解析する。解析結果のパターンは、最
適解判定、実行不可能解判定、無限解判定がある。図8
は、本発明の一実施例の実行時出力情報表示画面への表
示例(変数名とパス名との対応表)を示す。なお、実行
時出力情報は、モデリングシステム100による数理計
画法のモデルデータ生成の経過情報、数理計画法システ
ム500が起動されてから解の出力が終了するまでの実
行時に出力される情報、及び数理計画法システム500
の解情報をモデリングシステム100が取得するときの
経過情報から成る。
【0087】以下に示す各表示内容は、解情報解析部1
40において、解情報ファイル400を読み込んだ時点
で、実行不可能解や無限解が存在するかを判定し、存在
する場合には、出力編集部150が同図(B),(C)
に示すような出力フォーマットに編集し、出力部160
に渡す内容である。
【0088】図8(A)は、最適解となっている例を示
し、同図(B)は、変数“R0000012”、“R0000018”、
“R0000032”が実行不可能解判定の原因となっている場
合の例を示し、同図(C)は、変数“C0000005”が無限
解判定の原因になっている場合の例を示している。
【0089】同図(B)のaは、数理計画法システムが
出力する実行不可能解判定情報を示しており、実行不可
能解判定の原因となった変数は、この例では3つあるも
のとする。bは、モデリングシステム100が出力する
実行不可能解情報を示しており、モデリングシステム1
00が命名した変数名cと当該変数名がプロセスフロー
610上で何に対応しているかを表すパス名dの組によ
り表示している。このように表示する場合には、解情報
解析部140が解情報ファイル400より実行不可能解
の判定の原因となった変数名を取得し、当該変数名で、
変数マップファイル200を検索し、当該変数名に対応
するパス名を取得して、出力編集部150に転送する。
【0090】同図(C)のeは、数理計画法システム5
00が出力するの無限解判定情報を示しており、その変
数番号と変数名の組で表示され、fは、モデリングシス
テム100が出力する無限解情報を示しており、モデリ
ングシステム100が命名した変数名gと当該変数名が
プロセスフロー610上で何に相当するのかを表すパス
名hの組により表示している。このように表示する場合
には、解情報解析部140が解情報ファイル400より
無限解判定の原因となった変数名を取得し、当該変数名
で、変数マップファイル200を検索し、当該変数名に
対応するパス名を取得して、出力編集部150に転送す
る。
【0091】このように、出力編集部150が編集した
内容を出力部160に転送することにより、出力部16
0は、実行出力情報を実行出力情報画面620として表
示する。次に、実行出力情報として、階層構造をもつプ
ロセスフロー図の変数名とパス名の対応表を表示する例
を示す。図9は、本発明の一実施例の実行出力情報表示
画面への表示例(変数名とパス名の対応表)を示す。同
図において、aは、数理計画法システム500が表示す
る実行不可能解判定情報を示し、bは、モデリングシス
テム100が出力する実行不可能解情報を示す。cは、
モデリングシステム100が命名した変数名であり、d
は、変数名のプロセスフロー610上で何に相当するか
を表すパス名である。このように表示する場合には、解
情報解析部140が、解情報ファイル400より取得し
た実行不可能解判定の原因となった変数名をキーとし
て、変数マップファイル200を検索して、当該変数名
に対応しているパス名を取得する。出力編集部150
は、これらの変数名及びパス名を図9に示すフォーマッ
トに編集して、出力部160に渡す。
【0092】次に、実行時出力情報として、変数名と変
数の説明文章を表示する例を示す。図10は、本発明の
一実施例の実行時出力情報表示画面への表示例(変数名
と変数の説明文章)を示す。同図において、aは、数理
計画法システム500が表示する実行不可能解判定情報
を示しており、変数名“R0000052”が実行不可能解判定
の原因となった変数であり、bは、当該変数名“R00000
52”がプロセスフロー610上で何に相当するかを説明
するための文章が表示される。出力編集部150は、当
該変数名に対応するパス名(.C.CB. CONSUME(LC3).T
(1) )を取得し、当該パス名をキー情報にしてメッセー
ジファイル800を検索して、その結果を読み込み、図
10に示すように編集する。出力部160は、出力編集
部150より転送された情報を実行出力情報画面620
に表示する。
【0093】図10の例では、解情報解析部140が変
数マップファイル200を検索して、“R0000052”に対
応するパス名“.C.CB. CONSUME(LC3).T(1) ”を取得し
て、出力編集部150に転送する。出力編集部150
は、当該パス名“.C.CB. CONSUME(LC3).T(1) ”をキー
として、メッセージファイル800を検索して、『図面
型ボックスCの下位図面の、図面型ボックスCBの下位
図面の、ラインLC3の、第1期の、消費量』というメ
ッセージを取得して、実行時出力情報画面用のフォーマ
ットに編集して、出力部160に転送する。これによ
り、出力部160は、図10に示すような実行時出力情
報画面を表示する。なお、以下に説明する各表示画面に
おける編集において、パス名の説明文を表示する場合に
は、上記と同様の方法により説明文を編集するものとす
る。
【0094】(2) プロセスフロー610への表示方
法 数理計画法システム500の最適化計算で実行不可能解
または、無限解が得られた場合、出力部160は、出力
編集部150の指示により実行不可能解または、無限解
の判定の原因となった変数のプロセスフロー610上の
位置をある特定色で表示する。なお、特定色で表示され
る位置情報は、プロセスフロー生成部130が管理して
いるため、解情報解析部140で解析した実行不可能解
または、無限解について出力編集部150で編集処理を
行い、プロセスフロー生成部130に編集内容を転送す
る。これにより、プロセスフロー生成部130は、特定
の色を使用する位置を決定し、出力編集部150に渡
し、出力部160が当該位置の要素を所定の特定の色で
表示するようにディスプレイ装置600を制御する。
【0095】図11は、本発明の一実施例のプロセスフ
ローへの表示例を示す。同図の例では、解情報解析部1
40において、実行不可能解判定の原因となっている変
数名に対応するパス名により、ラインL3、ラインL5
及びラインL7が実行不可能解判定の原因となったこと
を示している。このラインL3、ラインL5及びライン
L7を特殊な色、例えば、ディスプレイ画面が上の他の
ラインが黒で表示されていれば、黒以外の緑、青等の他
の色を用いて表示する。また、ディスプレイ装置がカラ
ー画面表示の機能を持っていない場合には、特殊な色を
使用せずに、当該箇所(ラインL3、ラインL5及びラ
インL7)をブリンキングさせることも可能である。
【0096】また、プロセスフローが階層構造を持つ場
合には、下層部分に実行不可能解または無限解判定の原
因が存在する場合には、原因を有する最上層から下層ま
で辿り着けるように、特殊色で表示する。図12は、本
発明の一実施例の階層構造を有するプロセスフローの例
を示す。同図に示す例は、プロセスフローが第1階層か
ら第3階層までの階層を有する例である。図13は、本
発明の一実施例のプロセスフローへの表示例(階層構造
を持つプロセスフローの下層部分に実行不可能解または
無限解判定の原因が存在する場合)を示す。同図におい
て、矢印は各構成要素の流れを示し、四角形は各要素を
処理する装置を表す。
【0097】図13に示す内容は、第1階層のボックス
Cの下層の、第2階層のボックスCBの下層の、第3階
層のラインLC3に関するデータが実行不可能解また
は、無限解判定の原因になっている例である。これは、
図9中dではパス名“.C.CB.CONSUME(LC3).T(1)”、ま
た、図10中dでは、説明文章“図面ボックスCの下位
図面の、…(省略)”で表されている。
【0098】図13に示す例では、実行不可能解または
無限解と判定された原因を第3階層に属しているライン
LC3が有している。従って、表示する場合には、最上
位図面から表示するため、第1階層を表示し、ボックス
Cを特殊色で表示する。次に、ボックスCに属する第2
階層を表示し、ボックスCBを特殊色で表示する。最後
に、ボックスCBに属する第3階層を表示し、ラインL
C3を表示する。
【0099】(3) 解参照用ウィンドウ630への表
示方法 次に、数理計画法システム500の最適化計算で実行不
可能解または、無限解が得られた場合、実行不可能解ま
たは無限解判定の原因となった変数名とその変数名が実
際のプロセスフロー610上で何に相当するかを表すパ
ス名との対応表を実行不可能解/無限解表示ボタンを使
用して解参照用ウィンドウ630に表示する。
【0100】図14は、本発明の一実施例の解参照用ウ
ィンドウ630への表示例(変数名とパス名との対応
表)を示す。同図は、変数“R0000012”、“R000001
8”、“R0000032”が実行不可能解判定の原因になって
いるものとして説明する。同図(A)において、実行不
可能解/無限解表示ボタン631をクリックすることに
より、同図(B)のウィンドウが表示される。同図
(A)では、出力編集部150が、解参照用ウィンドウ
630の表示情報として、解情報ファイル400にアク
セスして、数理計画法システム500で実行された結果
情報を取得して、同図に示すフォーマットに編集して出
力する。ここで、ユーザが実行不可能解/無限解表示ボ
タン631をクリックすることにより、解情報解析部1
40が、解情報ファイル400をアクセスして、実行不
可能解または無限解の判定の原因になった変数名(“R0
000012”、“R0000018”、“R0000032”) を取得し、当
該変数名をキーとして、変数マップファイル200をア
クセスし、対応するパス名を取得し、当該変数名とパス
名を出力編集部150に転送する。出力編集部150
は、図14(B)に示すフォーマットに編集した情報を
出力部160に転送する。
【0101】このように、解参照用ウィンドウ630
は、初期画面表示時には、解情報ファイル400から取
得した内容を表示しておき、実行不可能解/無限解表示
ボタン631がクリックされた段階で、実行不可能解ま
たは、無限解の情報を参照することが可能となる。
【0102】図15は、本発明の一実施例の解参照用ウ
ィンドウへの表示例(変数名と変数の説明文章)を示
す。同図(A)は、前述の図14の(A)の内容と同様
である。図15(B)は、図15(A)において、実行
不可能解/無限解表示ボタン631がユーザによりクリ
ックされると、解情報解析部140は、解情報ファイル
400より実行不可能解または、無限解の判定の原因に
なった変数名を取得して、当該変数名をキーにして、変
数マップファイル200をアクセスして、パス名を取得
すると、当該パス名を出力編集部150に渡す。出力編
集部150は、当該パス名でメッセージファイル800
をアクセスして、当該パス名に対応する説明文章を取得
し、図15(B)に示すフォーマットに編集して、出力
部160に転送する。
【0103】例えば、変数名“R0000012”のパス名
が“.PRODUCT(L3).T1”である場合に、メッセージファ
イル800から検索される説明文章は、“ラインL3
の、第1期の、生産量”である。従って、出力部160
は、変数名と説明文章をクリックにより切り換えられた
解参照用ウィンドウ630に表示する。
【0104】(4) 実行不可能解/無限解情報表示用
ウィンドウ640への表示方法 次に、数理計画法システム500の最適化計算で実行不
可能解または、無限解が得られた場合、実行不可能解ま
たは無限解判定の原因となった変数名とその変数名が実
際のプロセスフロー610上で何に相当するかを表すパ
ス名との対応表を実行不可能解/無限解情報表示用ウィ
ンドウ640に表示する例を示す。
【0105】図16は、本発明の一実施例の実行不可能
解/無限解情報表示用ウィンドウへの表示例(変数名と
パス名との対応表)を示す。同図は、変数“R0000052”
が実行不可能解判定の原因となっている場合を示す。解
情報解析部140は、解情報ファイル400を読み込
み、実行不可能解判定の原因となっている変数名を取得
し、当該変数名で変数マップファイル200を検索し
て、当該変数に対応するパス名を取得し、出力編集部1
50に転送する。出力編集部150は、変数名とパス名
を組にして、図16に示すフォーマットに編集して、出
力部160に転送する。同図の例では、解情報解析部1
40は、実行不可能解判定の原因となっている変数名
“R0000052”を取得し、当該変数名で変数マップファイ
ル200を検索したところ、パス名“.C.CB.CONSUME(LC
3).T(1) ”を取得し、当該変数名“R0000052”とパス名
“.C.CB.CONSUME(LC3).T(1) ”を出力編集部150に転
送する。出力編集部150は、当該情報を図16に示す
実行不可能解/無限解情報表示用ウィンドウ640の出
力フォーマットに編集して、出力部160に転送する。
これにより、出力部160は、当該情報を出力する。
【0106】次に、実行不可能解または無限解判定の原
因となった変数名と変数の説明文章を実行不可能解/無
限解情報表示用ウィンドウ640に表示する例を説明す
る。図17は、本発明の一実施例の実行不可能解/無限
解情報表示用ウィンドウへの表示例(変数名と変数の説
明文章)を示す。解情報解析部140は、解情報ファイ
ル400を読み込み、実行不可能解判定の原因となって
いる変数名を取得し、当該変数名で変数マップファイル
200を検索して、当該変数に対応するパス名を取得
し、出力編集部150に転送する。出力編集部150
は、パス名でメッセージファイル800を検索して、当
該パス名に対応する説明文章を取得し、変数名と説明文
章の組を図17に示すフォーマットに編集する。同図の
例では、解情報解析部140は、実行不可能解判定の原
因となっている変数名“R0000052”を取得し、当該変数
名で変数マップファイル200を検索したところ、パス
名“.C.CB.CONSUME(LC3).T(1) ”を取得し、当該変数名
“R0000052”とパス名“.C.CB.CONSUME(LC3).T(1) ”を
出力編集部150に転送する。出力編集部150は、当
該パス名“.C.CB.CONSUME(LC3).T(1) ”をキーにして、
メッセージファイル800を検索して、説明文章『図面
型ボックスCの下位図面の、図面型ボックスCBの下位
図面の、ラインLC3の、第1期の、消費量』を取得す
る。出力編集部150は、変数名と取得した説明文章を
実行不可能解/無限解情報表示用ウィンドウ640用に
編集して、出力部160に転送する。
【0107】出力部160は、転送された情報を実行不
可能解/無限解情報表示用ウィンドウ640に表示す
る。図18は、本発明の一実施例のディスプレイ装置上
の表示例を示す。同図に示すように、上記の実施例で
は、ディスプレイ表示画面上に表示可能な種々の表示画
面に、実行不可能解または無限解の原因を解析するため
の情報をそれぞれ適合するフォーマットに編集して表示
することが可能となる。
【0108】(5) プロセスフロー610と値設定テ
ーブル650を表示する例 次に、プロセスフロー610を表示すると共に、値設定
テーブル650も同時に表示する例を示す。図19は、
本発明の一実施例のプロセスフローと値設定テーブルを
同時に表示する例を示す。同図に示す例は、同図中、上
段の位置に表示されているプロセスフロー610におい
てラインL9の位置が特殊な色で表示されているとき、
併せて下段に表示されている値設定テーブル650のラ
インL9に該当する行も特殊な色で表示している。この
例では、ユーザがモデリングシステム100を使用して
作成したプロセスフロー610の構成要素のデータに実
行不可能解判定の原因が存在する場合を示している。ま
た、図19において、プロセスフロー610内のライン
L9と値設定テーブル650上のラインL9を同色で表
示する方が、その対応関係において更に有効である。
【0109】なお、上記の実施例において、メッセージ
ファイル800を変数マップ生成部110が変数マップ
ファイル200を生成する際に同時に生成する方法を説
明たが、この例に限定されることなく、ユーザがプロセ
スフローを生成した時点で作成しておいてもよい。
【0110】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0111】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ユーザ
に最初に与えられる情報は、ユーザが作成したプロセス
フロー上への実行不可能解または無限解判定の原因とな
った要素の特定色による表示であるため、ユーザが認識
している範囲の分かりやすい情報で解析を開始すること
が可能となる。
【0112】また、本発明によれば、1つの画面上に種
々表示される、実行時出力情報表示画面、解参照用ウィ
ンドウ、実行不可能解/無限解情報表示用ウィンドウに
変数名及びパス名、さらに、パス名に関する説明文を併
せて表示することが可能となるため、変数マップファイ
ル等をユーザ自身がサーチしなくとも、実行不可能解ま
たは無限解判定の原因となった内容を容易に把握するこ
とができる。
【0113】さらに、本発明によれば、プロセスフロー
と値設定テーブルを対応付けて表示するため、プロセス
フローにおいて、実行不可能解または無限解判定の原因
となった位置(ラインまたは装置)を認識し、当該位置
に対応する値を値設定テーブルを参照することにより把
握できる。また、プロセスフロー及び値設定テーブル上
において実行不可能解または無限解判定の原因となった
部分を特定の色(例えば、同色)で表示するため、その
対応性が容易に把握することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の実行不可能解/無限解解析
支援装置の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の解情報ファイルのデータの
例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の実行不可能解及び無限解の
解析支援方法の処理のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例のプロセスフロー生成部の動
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の値設定テーブル生成部の動
作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例の値設定テーブルの出力例を
示す図である。
【図8】本発明の一実施例の実行時出力情報表示画面へ
の表示例(変数名とパス名との対応表)を示す図であ
る。
【図9】本発明の一実施例の実行時出力情報表示画面へ
の表示例(変数名とパス名との対応表)を示す図であ
る。
【図10】本発明の一実施例の実行時出力情報表示画面
への表示例(変数名と変数の説明文章)を示す図であ
る。
【図11】本発明の一実施例のプロセスフローへの表示
例を示す図である。
【図12】本発明の一実施例の階層構造を有するプロセ
スフローの例を示す図である。
【図13】本発明の一実施例のプロセスフローへの表示
例(階層構造を有するプロセスフロの下層部分に実行不
可能解または無限解判定の原因が存在する場合)を示す
図である。
【図14】本発明の一実施例の解参照用ウィンドウへの
表示例(変数名とパス名との対応表)を示す図である。
【図15】本発明の一実施例の解参照用ウィンドウへの
表示例(変数名と変数の説明文章)を示す図である。
【図16】本発明の一実施例の実行不可能解/無限解情
報表示用ウィンドウへの表示例(変数名とパス名との対
応表)を示す図である。
【図17】本発明の一実施例の実行不可能解/無限解情
報表示用ウィンドウへの表示例(変数名と変数の説明文
章)を示す図である。
【図18】本発明の一実施例のディスプレイ装置上の表
示例を示す図である。
【図19】本発明の一実施例のプロセスフローと値設定
テーブルを同時に表示する例を示す図である。
【図20】解析支援システム構成図である。
【図21】変数マップファイルの例を示す図である。
【図22】モデル生成情報ファイルのデータの例を示す
図である。
【図23】従来のディスプレイ装置上の表示例を示す図
である。
【図24】従来のディスプレイ表示されているプロセス
フローの例を示す図である。
【図25】値設定テーブルの例を示す図である。
【図26】従来の解析支援システムの処理のフローチャ
ートである。
【図27】数理計画法システムの実行時出力情報表示画
面への表示例を示す図である。
【図28】従来の方法による、解参照用ウィンドウの例
を示す図である。
【符号の説明】
100 モデリングシステム 110 変数マップ生成部 120 モデルデータ生成部 130 プロセスフロー生成部、プロセスフロー生成手
段 140 解情報解析部 150 出力編集部 160 出力部、表示手段 170 入力部 190 値設定テーブル生成部、値設定格納手段、値設
定画面表示手段 200 変数マップファイル、変数・要素対応情報蓄積
手段 300 モデルデータファイル 400 解情報ファイル、解蓄積手段 600 ディスプレイ装置 610 プロセスフロー 620 実行時出力情報表示画面 630 解参照ウィンドウ 640 実行不可能解/無限解情報表示用ウィンドウ 700 編集手段 800 メッセージファイル 900 モデル生成情報ファイル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モデリングシステムでモデル化された情
    報に基づいて数理計画法システムにより最適解を求める
    際に、実行不可能解または、無限解が発生した場合に、
    該実行不可能解または、該無限解の発生原因を解析する
    ための解析支援装置であって、 数値データ及びGUI(Graphical User Interface) を
    使用した表示手段上に生成される各種要素の流れ及び該
    要素を処理する手段を示すプロセスフロー内の前記実行
    不可能解または、前記無限解判定の原因となっている要
    素を、他の要素と区別して表示する出力手段を有するこ
    とを特徴とする実行不可能解及び無限解の解析支援装
    置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、 前記プロセスフロー上に表示されている要素のうち、前
    記実行不可能解または、前記無限解判定の原因となって
    いる要素を特定の色で表示する第1の表示手段を有する
    請求項1記載の実行不可能解及び無限解の解析支援装
    置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、 前記実行不可能解または前記無限解判定の原因となった
    変数名の数値情報が設定される値設定格納手段と、 前記値設定格納手段の内容を表示し、前記実行不可能解
    または前記無限解判定の原因となった変数名に該当する
    箇所を特定の色で表示する値設定画面表示手段とを含む
    請求項1記載の実行不可能解及び無限解の解析支援装
    置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、 前記第1の表示手段により編集されたプロセスフローを
    表示すると同時に、前記値設定画面表示手段による表示
    も行う二種ウィンドウ表示手段を含む請求項2及び3記
    載の実行不可能解及び無限解の解析支援装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、 前記プロセスフロー図上に表示されている要素のうち、
    前記実行不可能解または、前記無限解判定の原因となっ
    ている要素の該プロセスフロー上の位置を認識し、該位
    置をブリンキングする第2の表示手段を有する請求項1
    記載の実行不可能解及び無限解の解析支援装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、 階層構造を有するプロセスフロー上に表示されている要
    素のうち、前記実行不可能解または、前記無限解判定の
    原因となっている要素及び該要素を包含する上位の階層
    内の要素の各プロセスフロー上の位置を認識し、該位置
    を特定の色で表示する第3の表示手段を有する請求項1
    記載の実行不可能解及び無限解の解析支援装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は、 階層構造を有するプロセスフロー上に表示されている要
    素のうち、前記実行不可能解または、前記無限解判定の
    原因となっている要素及び該要素を包含する上位の階層
    内の要素の各プロセスフロー上の位置を認識し、該位置
    をブリンキングする第4の表示手段を有する請求項1記
    載の実行不可能解及び無限解の解析支援装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、 前記数理計画法システムの計算の実行時に出力される実
    行時出力情報表示画面に、前記実行不可能解または、前
    記無限解判定の原因となっている変数名と該変数名が実
    際のプロセスフロー上で何に相当しているかを示す情報
    であるパス名及び該パス名に関する説明文を表示する第
    5の表示手段を有する請求項1記載の実行不可能解及び
    無限解の解析支援装置。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、 前記数理計画法システムの計算の実行で実行不可能解ま
    たは無限解が得られた場合に、前記実行不可能解または
    前記無限解判定の原因となっている変数名と該変数名が
    実際のプロセスフロー上で何に相当しているかを示す情
    報であるパス名を解参照用ウィンドウの第1の画面に、
    該変数名と該変数名に関する説明文を該解参照用ウィン
    ドウの切り換えられた第2の画面に表示する第6の表示
    手段を有する請求項1記載の実行不可能解及び無限解の
    解析支援装置。
  10. 【請求項10】 前記出力手段は、 前記数理計画法システムの計算の実行で実行不可能解ま
    たは無限解が得られた場合に、前記実行不可能解または
    前記無限解判定の原因となっている変数名と該変数名が
    実際のプロセスフロー上で何に相当しているかを示す情
    報であるパス名と該パス名に関する説明文を実行不可能
    解/無限解情報表示用ウィンドウに表示する第7の表示
    手段を有する請求項1記載の実行不可能解及び無限解の
    解析支援装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、 前記プロセスフローを作成するプロセスフロー生成手段
    と、 前記プロセスフローの要素の内容を記載したパス名を一
    意に付与される変数名と組とする情報と、前記モデリン
    グシステムにおいてモデルデータを生成する際に設定さ
    れる変数の詳細情報とを蓄積する変数・要素対応情報蓄
    積手段と、 前記数理計画法システムの計算の結果を蓄積する解蓄積
    手段と、 前記解蓄積手段の内容を参照して、該内容に実行不可能
    解または無限解が存在する場合に、該実行不可能解また
    は該無限解判定の原因となった変数名を取得して、該変
    数名で前記変数・要素対応情報蓄積手段を検索し、検索
    された前記パス名と前記変数名を所定のフォーマットに
    編集してプロセスフローとして前記表示手段に表示する
    編集手段とを有する請求項1記載の実行不可能解及び無
    限解の解析支援装置。
  12. 【請求項12】 前記編集手段は、 前記変数名または前記パス名に対応する説明文を蓄積す
    るメッセージ蓄積手段と、 前記メッセージ蓄積手段を前記変数名または前記パス名
    で検索し、前記パス名に対応する説明文を前記変数名ま
    たは前記パス名と組にして所定のフォーマットに編集す
    るメッセージ編集手段を含む請求項11記載の実行不可
    能解及び無限解の解析支援装置。
  13. 【請求項13】 前記メッセージ蓄積手段は、 前記変数・要素対応情報蓄積手段に格納する要素情報毎
    に対応するメッセージを生成するメッセージ生成手段を
    含む請求項12記載の実行不可能解及び無限解の解析支
    援装置。
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