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JPH08276636A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH08276636A
JPH08276636A JP8247095A JP8247095A JPH08276636A JP H08276636 A JPH08276636 A JP H08276636A JP 8247095 A JP8247095 A JP 8247095A JP 8247095 A JP8247095 A JP 8247095A JP H08276636 A JPH08276636 A JP H08276636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording head
recording
guide rail
recording medium
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8247095A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumori Shimizu
信盛 清水
Hirokazu Ikegami
廣和 池上
Makoto Koike
誠 小池
Yukimichi Someya
幸通 染矢
Kazunori Ikui
一徳 生井
Hiroyuki Kunii
博之 国井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP8247095A priority Critical patent/JPH08276636A/ja
Publication of JPH08276636A publication Critical patent/JPH08276636A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ヘッドと記録媒体との間隔を適正に確保
することが可能な記録装置を提供する。 【構成】 記録ヘッド支持手段(キャリッジC)により
支持された記録ヘッドが記録媒体上を移動しながら記録
媒体に記録を行う記録装置において、前記記録ヘッド支
持手段の変動量に応じて前記記録ヘッドを移動させる記
録ヘッド移動手段(上下動部18)を備えたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置に関し、特に
ガイドレールに取り付けられた記録ヘッドが記録媒体上
を移動しながら記録を行う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のインクジェット記録装置
の平面図である。
【0003】図9に示すように、従来のインクジェット
記録装置は、インクを吐出口から吐出させ、記録媒体
(被記録材)7上に記録を行う記録ヘッド1が、ガイド
レール2に左右動可能に取り付けられている。ガイドレ
ール2は、両端を保持部材3で保持され筐体4に固定さ
れている。記録ヘッド1は、キャリッジ駆動モータ5に
駆動されるベルト6に取り付けられ、キャリッジ駆動モ
ータ5が回転することによりガイドレール2上を移動し
ながら記録媒体7上に記録を行う。
【0004】そして、記録媒体7の全幅(又は、指示さ
れた記録幅の1行分)の記録が終わると、記録媒体7を
保持している搬送ローラ8を搬送ローラモータ9で駆動
し、記録媒体7を記録ヘッド1の移動方向と垂直な方向
に1行分移動させる。その後、再び記録ヘッド1がガイ
ドレール2上を移動しながら1行分の記録を行う。この
動作を繰り返して記録媒体7上に記録を行う。
【0005】このような構成のインクジェット記録装置
においては、通常記録ヘッド1と記録媒体7との間隔が
例えば1.2mmに設定されているが、この間隔が画質
に与える影響が非常に大きい。
【0006】即ち、図10に示すように、前記間隔が大
きすぎると、一定角度θをもって吐出されるインク滴
の、各ノズルの製造バラツキαによる画像上のズレが強
調される。その結果、記録媒体上の意図した位置にイン
ク滴を記録することができず、記録媒体上に記録される
インク滴の位置の精度が悪化し、それぞれのノズルのズ
レ方向が異なることにより直線であるべきものが曲線に
なってしまったり、不連続になってしまう等、印字品位
を大きく損ねてしまう。
【0007】また、逆に前記間隔が近すぎると、記録媒
体に衝突したインクの跳ね返りが、記録ヘッドの吐出口
付近に付着し、正常な吐出状態を妨げ、最悪の場合には
インク吐出が不可能になってしまう。
【0008】従って、従来の構成のインクジェット記録
装置においては、記録ヘッド1と記録媒体7との間隔に
は高精度の寸法が求められ、例えば、その許容値は±
0.1mmの範囲内にあることが望まれる。
【0009】このように記録ヘッドと記録媒体との間隔
は、適正な範囲内に保たないと印字品位を大きく低下さ
せてしまう。
【0010】特に大判の記録媒体を使用する図面出力用
の記録装置においては、必然的にガイドレールが長くな
り、両端のみで支持されているガイドレールは自重で撓
んでしまう。この撓んだガイドレール上を記録ヘッドが
移動すると、記録ヘッドと記録媒体の間隔は両端で広
く、中央部で狭くなる。従って、ガイドレールの両端部
では印字の位置精度が低下し、また、中央部では記録ヘ
ッドの汚れによる吐出異常が発生するおそれがある。
【0011】また、普通紙より特に厚い記録媒体(例え
ば、ポリエステルフィルム等)を使用する場合は、記録
ヘッドと記録媒体との間隔を適正な範囲に保つために記
録ヘッド位置を変更しなければならない。このため、使
用者が手動でその間隔を調整する手段を持つ記録装置も
見られる。
【0012】そこで、かかるガイドレールの撓みへの対
策の一例として、例えばガイドレールの直径を太くして
ガイドレールそのものの機械的強度を上げて撓み量を所
定値以下に抑制していた。また、他の例としては、図1
1に示すように、ガイドレール2の両端部を保持部材3
で支えるだけでなく、中央部にも保持部材10を幾つか
設け、更にその保持部材10に高さ調整機構11を持た
せ、ガイドレール2の撓みをそれぞれ補正して記録ヘッ
ド1と記録媒体7との間隔を適正範囲内に納めるように
している。また、前述の通り記録ヘッドと記録媒体との
間隔を手動で調整可能とする手段も用いられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガイド
レールの撓み防止手段としてガイドレールの径を大きく
すると、装置自体も大きくならざるを得ず、また、撓み
を十分に抑制するには単に径を太くするだけでは困難で
あった。また、レールの中央に保持部材を追加した撓み
補正手段は、保持部材の部品精度の保証が困難なため調
整追加用の部品点数が増え、記録ヘッドと記録媒体との
間隔を保証するための調整工程を要し、製造工程が煩雑
となり、コストの面で問題があった。
【0014】更に、普通紙より厚い記録媒体に印字する
場合には、その都度記録ヘッドと記録媒体の間隔を調節
しなければならず、手間がかかり装置の操作性上の問題
があった。
【0015】そこで、本発明の目的は、記録ヘッドと記
録媒体との間隔を適正に確保することが可能な記録装置
を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、記録ヘッド支持手段により支
持された記録ヘッドが記録媒体上を移動しながら該記録
媒体に記録を行う記録装置において、前記記録ヘッド支
持手段の変動量に応じて前記記録ヘッドを移動させる記
録ヘッド移動手段を備えたことを特徴とする。
【0017】また、請求項2記載の発明は、前記記録ヘ
ッド移動手段が、前記記録ヘッド支持手段の移動に連動
することを特徴とする。
【0018】また、請求項3記載の発明は、前記記録ヘ
ッド支持手段の変動量を検出する変動量検出手段を備
え、該変動量検出手段の検出した記録ヘッド支持手段の
変動量に応じて前記記録ヘッド移動手段を駆動すること
を特徴とする。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明によれば、記録ヘッド移動
手段は、記録ヘッド支持手段の変動量に応じて記録ヘッ
ドを移動させる。従って、例えば記録ヘッド支持手段で
あるガイドレールが撓んだ場合には、その撓み量と絶対
値が同じであり且つ反対方向に記録ヘッドが移動されて
前記撓み量をキャンセルし、記録ヘッドと被記録媒体と
の間隔が適正値に維持される。
【0020】また、請求項2記載の発明によれば、ガイ
ドレールの撓み量はガイドレールの両端からの位置によ
り決まるので、記録ヘッドを記録ヘッド支持手段のガイ
ドレール方向の移動に連動して移動させる。すると、前
記撓み量をキャンセルし、記録ヘッドと被記録媒体との
間隔を適性値に維持することができる。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、変動
量検出手段は、例えばガイドレールの撓み量を検出す
る。記録ヘッド移動手段は、変動量検出手段(撓み量検
出手段)により検出された撓み量と絶対値が同じであり
且つ反対方向に記録ヘッドを移動させて前記撓み量をキ
ャンセルし、記録ヘッドと被記録媒体との間隔を適正値
に維持する。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。なお、以下の各実施例において、既に説明した部
分には同一符号を付し、重複記載を省略する。
【0023】(1)第1実施例 図1は、第1実施例の要部拡大斜視図である。
【0024】図1に示すように、「記録ヘッド支持手
段」であるキャリッジCは、ガイドレール2に移動自在
に取付けられたキャリッジ本体12と、記録ヘッド(図
示せず)が取付けられる上下動部18とにより構成され
ている。
【0025】キャリッジ本体12は、キャリッジ駆動手
段(図示せず)によりガイドレール2に沿って駆動され
る。ガイドレール2には、長手方向に沿ってギヤ13が
刻設され、該ギヤ13と対応する平歯車14が、キャリ
ッジ本体12上に回動可能に取り付けられている。平歯
車14はギヤ13に噛合されているので、キャリッジ本
体12がガイドレール2に沿って移動すると回転する。
平歯車14の中心軸にはウォームギヤ15が形成され、
該ウォームギヤ15は歯車16に噛合されている。ここ
に、キャリッジ本体12がガイドレール2の全幅を移動
すると、歯車16が1回転するようにウォームギヤ15
と歯車16との回転比が設定されている。歯車16の軸
は、偏芯カム17に接続されている。
【0026】キャリッジ本体12の手前側面には、記録
ヘッド保持機構、記録ヘッドへの印字信号線等の接続部
(図示せず)が備えられた「記録ヘッド移動手段」であ
る上下動部18が取り付けられている。上下動部18
は、キャリッジ本体12に対してガイド溝19を介して
上下方向に摺動自在に連結されている。また、上下動部
18は図示しないバネにより下方に付勢され、上下動部
18の右側面に突設されたストッパ34が偏芯カム17
のカム面に当接されている。
【0027】次に、動作を説明する。
【0028】キャリッジ12がガイドレール2の端部よ
り移動を開始すると平歯車14が回転され、以下順次、
ウォームギヤ15,歯車16が回転されて偏芯カム17
が回転される。偏芯カム17の回転に従いストッパ34
を介して上下動部18が上下に駆動される。ここに、偏
芯カム17はキャリッジ12のガイドレール2全幅の移
動により1回転するようになっている。従って、上下動
部18は、ガイドレール2上の両端間を移動する間に、
偏芯カム17の形状に応じて上下動することになる。
【0029】また、図2に示すように、偏芯カム17の
上下方向の作動量20(Y軸方向)は、ガイドレール2
上のキャリッジ12の位置(X軸方向)におけるガイド
レール2の撓み量21と等しくなるように設定されてい
る。即ち、ガイドレール2の長さ,太さ,材質等は既知
であり、また、キャリッジCの重量も既知である。よっ
て、キャリッジCのガイドレール2上の存在位置に応じ
た、その作動量(撓み量)を計算および実験等により求
めることができ、図2に示す特性図を予め求めることが
できる。
【0030】従って、上下動部18がガイドレール2上
のどの位置に存在しても、ガイドレール2の下方への撓
み量だけ偏芯カム17の回転により上方向に移動させる
ことが可能なので、上下動部18上の記録ヘッド1と記
録媒体7との間隔22は、常に一定に保たれる。
【0031】以上の構成および動作から明らかなよう
に、太い部材を使用することによるガイドレールのコス
トの上昇や、製造時における煩雑な調整を行うことな
く、無調整で十分な精度を確保することが可能となり、
画像品位の低下の防止が可能となる。
【0032】(2)第2実施例 図3は第2実施例の要部拡大斜視図である。
【0033】本実施例と第1実施例との相違点は、変動
量検出手段を設けた点と、第1実施例では上下動部の駆
動手段としてギヤや偏芯カムを使用していたのに対し、
本実施例ではモータを使用した点である。
【0034】図3に示すように、キャリッジC1 はキャ
リッジ本体12と上下動部18とを備えて構成されてい
る。キャリッジ本体12はキャリッジ駆動手段(図示せ
ず)によりガイドレール2Aに沿って移動され、ガイド
レール2Aと平行にキャリッジの移動間隔より長い帯状
のリニアスケール23が配設され、リニアスケール23
の材料としては、薄い金属板や表面に金属を蒸着したマ
イラー等で帯状に形成したものが好適である。リニアス
ケール23は記録装置本体に固定されていて、次に説明
するように高さ方向の基準部材として機能するので、曲
りや撓みを起こすことがないように構成されている。
【0035】ここに、図4に示すように、従来のリニア
スケール23Aはガイドレール方向に第1パルス発生手
段24が設けられ、第1パルス発生手段24としてはス
リット,電極,磁気等が用いられている。該第1パルス
発生手段24は、キャリッジ上に取り付けられたセンサ
(図示せず)により検出された情報に基づいてパルス信
号を発生し、該パルス信号はキャリッジC1 のガイドレ
ール方向の位置情報として機能する。
【0036】これに対して本実施例のリニアスケール2
3は、図5に示すように、従来の第1パルス発生手段2
4に加えて、ガイドレール2Aと平行方向に帯状の第2
パルス発生手段26が形成されている。該第2パルス発
生手段26をキャリッジ本体12上に配設された「変動
量検出手段」である鉛直方向センサ27が検出し、該セ
ンサ27によりパルス信号を発生する。
【0037】そして、ガイドレール2Aの撓みが発生し
た場合には、鉛直方向センサ27も同時に下方に下がる
ので、高さ方向の基準部材である第2パルス発生手段2
6に対する位置ズレが検出される。この位置ズレに対応
した情報がパルス信号として鉛直方向センサ27から出
力される。
【0038】このパルス信号は、記録装置本体内の制御
部(図示せず)に入力され、制御部では入力されたパル
ス信号に基づきキャリッジ本体12のガイドレール2A
に対して垂直な方向の移動量を計算する。符号28はパ
ルスモータであり、符号29はパルスモータ28に接続
されたピニオン歯車であり、符号30はピニオン歯車2
9に噛合されるラックである。
【0039】次に動作を説明する。
【0040】前述の如くガイドレール2Aは、ガイドレ
ール2A自体の重さやキャリッジの重さにより撓む。ガ
イドレール2Aが撓むとキャリッジ本体12が下がり記
録ヘッドと記録媒体の間隔が狭くなる。
【0041】しかし、リニアスケール23自体は非常に
軽量で取付時に長手方向に張力を加えて取り付けられて
いるため、撓みが殆ど発生しない。従って、リニアスケ
ール23は、キャリッジ本体12に対し相対的に上方向
に移動され、キャリッジ本体12上に配設された鉛直方
向センサ27はキャリッジ本体12の鉛直方向の移動量
を検出する。
【0042】制御部(図示せず)では、検出された信号
に基づきキャリッジ本体12の移動量を計算しパルスモ
ータ28の駆動量(パルス数)を計算する。パルスモー
タ28の駆動量は検出されたキャリッジ本体12の上下
方向の移動量に等しく、かつキャリッジ本体12の上下
方向の移動方向とは、逆方向となる。制御部は計算され
た移動量と移動方向をパルスモータ28に出力する。パ
ルスモータ28は、入力された移動量と移動方向に従っ
て回転する。これにより、ピニオン歯車29が回転して
上下動部18に設けられたラック30を駆動する。それ
によって上下動部18はガイドレール2Aの撓みによっ
て移動した間隔と等しく逆方向に移動する。従って、上
下動部18に保持される記録ヘッドと記録媒体の間隔
は、一定に保たれる。
【0043】更に、厚い記録媒体に記録する際には、図
示しない記録装置本体上の操作パネルの所定スイッチを
押下し、処理手段に厚い記録媒体に記録を行うことを指
示する。処理手段では、記録媒体が厚いことによる記録
ヘッドと記録媒体の間隔の減少を補正するため、パルス
モータ28を駆動して、上下動部18を所定量移動させ
る。以上の操作により、記録ヘッドと記録媒体の間隔が
適正範囲に補正される。
【0044】(3)第3実施例 図6は第3実施例の要部拡大斜視図である。
【0045】本実施例では上下動部の駆動手段としてソ
レノイドを使用した点が、前記第2実施例と相違する。
【0046】図6に示すように、前記第2実施例と同様
に、鉛直方向センサ27により検出された信号は、記録
装置本体の制御部(図示せず)に入力される。制御部で
は、移動が検出されるとキャリッジ上のソレノイド31
を駆動する信号を発生させる。
【0047】ソレノイド31の可動芯32には、上下動
部18がレバー33を介して結合されている。従って、
上下動部18は、ソレノイド31が駆動されることによ
り上下方向に移動する。
【0048】次に動作を説明する。
【0049】前述の如くキャリッジC2 の移動により、
ガイドレール2A自体の重さやキャリッジC2 の重さに
よりガイドレール2Aが撓む。ガイドレール2Aが撓む
とキャリッジ本体12が下がり記録ヘッドと記録媒体の
間隔が狭くなる。
【0050】そして、前述と同様に鉛直方向センサ27
はキャリッジ本体12が鉛直方向に移動したことを検出
し、検出パルス信号を発生する。この検出パルス信号に
基づき制御部は、ソレノイド31に駆動信号を出力し、
ソレノイド31は、該駆動信号によって駆動され、可動
芯32を動かす。可動芯32は、上下動部18のレバー
33に結合されているので、可動芯32が動くとそれに
よって、上下動部18が移動する。
【0051】図7に示すように、ソレノイド31はガイ
ドレール2A上のキャリッジC2 の位置におけるガイド
レール2Aの撓み量21によって記録ヘッドと記録媒体
の間隔が狭くなった時に作動するように設定されてい
る。作動量は符号35で示すように、ソレノイドのオン
・オフに従って階段状になる。従って、図8に示すよう
に、上下動部18に保持されている記録ヘッドと記録媒
体の間隔22が許容範囲内に維持される。
【0052】なお、本実施例では記録媒体が水平に載置
搬送される場合について説明したが、記録媒体が水平以
外(例えば、垂直)の配置状態の場合にも本発明を適用
可能であるのは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項記載の発
明によれば、記録ヘッド支持手段により支持された記録
ヘッドが記録媒体上を移動しながら該記録媒体に記録を
行う記録装置において、前記記録ヘッド支持手段の変動
量に応じて前記記録ヘッドを移動させる記録ヘッド移動
手段を備え、前記記録ヘッド移動手段は前記記録ヘッド
支持手段の移動に連動するようにし、更に、前記記録ヘ
ッド支持手段の変動量を検出する変動量検出手段を備
え、該変動量検出手段の検出した記録ヘッド支持手段の
変動量に応じて前記記録ヘッド移動手段を駆動するよう
にしたので、記録ヘッドと記録媒体との間隔を一定範囲
内に保つことが可能になり、例えばガイドレールのコス
トの上昇や、製造時における煩雑な調整を行う事なく無
調整で十分な精度を保つことが可能となり、画像品位の
低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部斜視図である。
【図2】同第1実施例におけるレールの撓みとカムの作
動量の関係を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部斜視図である。
【図4】従来のリニアスケールの拡大図である。
【図5】第2実施例で用いるリニアスケールの拡大図で
ある。
【図6】本発明の第3実施例の要部斜視図である。
【図7】同第3実施例におけるレールの撓みとソレノイ
ドのオン・オフの関係を示す図である。
【図8】同第3実施例におけるレールの撓みとソレノイ
ドの作動量の関係を示す図である。
【図9】従来のインクジェット記録装置の要部平面図で
ある。
【図10】従来のインクジェット記録装置における、記
録ヘッドと被記録材との距離に応じてインク着弾位置の
ズレを示す図である。
【図11】従来例の問題点の説明図である。
【符号の説明】
C キャリッジ 2,2A ガイドレール 12 キャリッジ本体 17 カム 18 上下動部 19 ガイド溝 23 リニアスケール 26 鉛直方向のパルス発生手段 27 鉛直方向センサ 28 パルスモータ 29 ピニオン歯車 30 ラック 31 ソレノイド 33 レバー 34 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染矢 幸通 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 生井 一徳 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 国井 博之 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッド支持手段により支持された記
    録ヘッドが記録媒体上を移動しながら該記録媒体に記録
    を行う記録装置において、 前記記録ヘッド支持手段の変動量に応じて前記記録ヘッ
    ドを移動させる記録ヘッド移動手段を備えたことを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッド移動手段は、前記記録ヘ
    ッド支持手段の移動に連動することを特徴とする請求項
    1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッド支持手段の変動量を検出
    する変動量検出手段を備え、該変動量検出手段の検出し
    た記録ヘッド支持手段の変動量に応じて前記記録ヘッド
    移動手段を駆動することを特徴とする請求項1記載の記
    録装置。
JP8247095A 1995-04-07 1995-04-07 記録装置 Pending JPH08276636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8247095A JPH08276636A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8247095A JPH08276636A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 記録装置

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ID=13775404

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JP8247095A Pending JPH08276636A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 記録装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212147A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ
JP2015160406A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置、および、液体吐出装置の偏位量検出方法
JP2018122584A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 株式会社リコー 画像形成装置及び液体吐出装置

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