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JPH08272796A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH08272796A
JPH08272796A JP7100510A JP10051095A JPH08272796A JP H08272796 A JPH08272796 A JP H08272796A JP 7100510 A JP7100510 A JP 7100510A JP 10051095 A JP10051095 A JP 10051095A JP H08272796 A JPH08272796 A JP H08272796A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の文字を確実に入力できると共に、利用
者に書体や文字コード体系等に関する知識がない場合で
も、任意の文字が入力できるようにした文書処理装置を
提供する。 【構成】 キーボード9やポインティング・デバイス1
0等の文字入力手段から入力を受け取る際に、CPU2
の制御により、文字コードだけではなく書体の情報も受
け取ることができ、前記文字入力手段から、指定された
書体や文字コード体系の文字を入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ等の
文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文書処理装置において文字入力を行う際
に、日本語を入力する場合、文字認識やかな漢字変換を
行うフロントエンドプロセッサとして、かな漢字変換装
置を用いて文字入力を行う方法が一般的に用いられる。
【0003】しかし、最近のかな漢字変換装置は、かな
漢字変換による入力以外の機能を搭載しているものが多
く、多彩な入力が可能である。
【0004】これに対して文書処理装置自体は、複数の
書体や文字コード体系に対応するものが多くなってきて
いる。しかし、一般的に書体やコード体系等といったも
のには、その体系自体に複雑な技術的、歴史的経緯があ
り、利用者には分かり難いルールが含まれており、これ
らのルールを熟知しておかないと、所望の文字が入力で
きない場合がある。
【0005】従来の文書処理装置でよく用いられている
かな漢字入力装置では、書体の指定や文字コード体系の
指定を伴った入力はできなかった。
【0006】また、表示手段の画面上に表示させた仮想
的な端末のキーボード(仮想キーボード)のような文字
入力装置を用いた文書処理装置はあったが、書体や文字
コード体系を指定して入力できるものはなかった。
【0007】また、かな漢字変換装置では、一度かな文
字列を入力してから、かな漢字混じり文字列に変換する
関係上、キーボードで直接入力できない文字や記号、図
形、利用者が読めない漢字等の入力は非常に難しいとい
う問題があった。
【0008】そこで、利用者に分かりやすいように仮想
的な端末のキーボード(仮想キーボード)を表示手段の
画面上に表示させ、この仮想キーボード上のキーに様々
な文字や記号等を割り当てておく。そして、所望の文字
のキーを押すような操作を利用者に行わせて選択させ、
その文字の入力が行えるようにすることで、上述した問
題を解消するようにした文字処理装置が知られている。
【0009】図11及び図12は、互いに異なる文書処
理装置の概略構成を示す図である。文字を入力する場合
にはキーボードを使うのが一般的であるが、日本語を入
力する場合、キーボードに漢字の数だけのキーを持たせ
るのは非現実的である。そこで、利用者に、かなやロー
マ字のアルファベットをキーボードから入力させ、これ
をかな漢字変換し、文書処理装置本体に渡して入力を行
う。
【0010】図11及び図12中、24はキーボードや
ポインティング・デバイス等の入力装置で、通常は、こ
の入力装置24からの入力情報であるかな文字列または
ローマ字文字列をフロント・エンド・プロセッサ等のか
な漢字変換装置25がかな漢字混じり文字列に変換し、
文書処理装置本体26に渡す。この様にして日本語の文
字入力が行われる。
【0011】従来の仮想キーボード23は、このかな漢
字変換装置25や文書処理装置本体26等の一部分にな
っていることが多く、図11のようにキーボードやポイ
ンティング・デバイス等の入力装置24から入力情報を
受け取り、これに基づいて利用者の入力したい文字を決
定して、その文字コードを文書処理装置本体26に直接
渡したり、図12のようにキーボードやポインティング
・デバイス等の入力装置24やフロント・エンド・プロ
セッサ等のかな漢字変換装置25から入力情報を受け取
り、これに基づいて利用者の入力したい文字を決定し
て、その文字コードを文書処理装置本体26に直接渡し
たり、かな漢字変換装置25を介して渡している。
【0012】仮想キーボード23は、かな漢字変換装置
25とは異なり、必ずしもかなで入力しないといけない
という制約はなく、文字を画面上で見ながら選択するこ
とで、文字入力が行えるために、利用者が読めなかった
り、今まで見たことがない文字や記号の入力が可能にな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
文書編集装置や表計算装置等では、複数の書体で表示や
印刷ができるものが一般的で、書体毎に文字コード体系
が異なっていたり、同じ意味の文字が1つの文字コード
体系や書体に複数あったりするような環境が一般的とな
っている。
【0014】このような環境では、利用者は文書処理装
置の書体変更機能を用いて書体を切り換えながら、複数
書体を利用した文書を作成するが、特定の文字だけを入
力したい場合、また、特定の文字コード体系にしかない
文字を入力したい場合、その文字を入力する度に、文書
処理装置の書体を変更したり、文字コード体系の指定を
変更したりして、入力終了後に入力書体や文字コード体
系を元に戻すような操作を行っていた。
【0015】また、書体と文字コード体系との間に複雑
な関係があったり、同一文字コード体系の書体であって
も、保有する文字が異なるような状況があったりするた
めに、書体や文字コード体系についての詳しい知識や、
書体と文字コード体系の関係に関する詳しい知識を持っ
ている利用者でないと、所望の文字が入力できないとい
う問題があった。
【0016】また、かな漢字変換装置は、かな漢字混じ
り文を文書処理装置に入力するために用いることを目的
としているために、かな漢字変換装置が文書処理装置に
渡すかな漢字混じり文は、JIS等で定められた日本語
文字のコード体系やユニコード(UniCode)等に
のみ対応しており、これら以外の文字コード体系の文字
入力を行えないのが一般的であった。
【0017】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、所望の文字を確実に入力できると共に、
利用者に書体や文字コード体系等に関する知識がない場
合でも、任意の文字が入力できるようにした文書処理装
置を提供しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の文書処理装置は、複数書体を利用
可能な文書処理装置において、かな漢字変換装置等の文
字入力手段から入力を受け取る際に、文字コードと共に
書体の情報も受け取ることができるように制御する制御
手段を具備し、前記文字入力手段から、指定された書体
や文字コード系の文字の入力を可能としたことを特徴と
するものである。
【0019】また、同じ目的を達成するために請求項2
の文書処理装置は、表示手段の画面上に端末のキーボー
ドを模した仮想キーボードを表示し、該仮想キーボード
のキーに文字や記号等を割り当てて、これを利用者に指
示、選択させて文字入力を行う文書処理装置において、
文書処理装置本体が複数の書体や複数の文字コード体系
を保有する場合に予め前記仮想キーボードに入力する書
体や文字コード体系を利用者に選択させる選択手段と、
利用者が前記仮想キーボード上の文字を選択して入力す
る場合に文字コードと共に書体の情報や文字コード体系
等の情報を同時に前記文書処理装置本体に渡すことで利
用者の望む任意の書体や文字コード体系の文字を直接入
力する入力手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0020】
【作用】請求項1の文書処理装置は、かな漢字変換装置
等の文字入力手段から入力を受け取る際に、制御手段の
制御により、文字コードと共に書体の情報も受け取るこ
とができ、前記文字入力手段から、指定された書体や文
字コード系の文字を入力することができる。
【0021】請求項2の文書処理装置は、文書処理装置
本体が複数の書体や複数の文字コード体系を保有する場
合に、選択手段により予め前記仮想キーボードに入力す
る書体や文字コード体系を利用者に選択させ、入力手段
により利用者が前記仮想キーボード上の文字を選択して
入力する場合に文字コードと共に書体の情報や文字コー
ド体系等の情報を同時に前記文書処理装置本体に渡すこ
とで利用者の望む任意の書体や文字コード体系の文字を
直接入力することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図10に基づ
き説明する。
【0023】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1乃至図4に基づき説明する。なお、本発明でいう
仮想キーボードは、文字を画面上に表示して利用者に選
択させる方式の入力装置で、文書処理装置本体のフロン
トエンドで動作するもの全てを総称している。また、本
発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっ
ても、複数の機器からなるシステムであっても、更に
は、LAN(域内通信網)等のネットワークを介して処
理が行われるシステムであっても、本発明が適用される
ことはいうまでもない。
【0024】図1は、本発明の第1実施例に係る文書処
理装置のシステム構成を示すブロック図であり、同図
中、1はシステム・バスであり、以下に説明する各構成
ブロックは、このシステム・バス1に接続されている。
2は本装置全体を制御するCPU(中央処理装置)、3
はプログラム・メモリ(PMEM)で、編集処理のため
のプログラムを適宜後述するハードディスク15から選
択/読み込みし、CPU2にて実行する。また、後述す
るキーボード9から入力されたデータは、テキスト・メ
モリでもあるプログラム・メモリ3にコード情報として
格納される。
【0025】4は通信動作を制御する通信制御部、5は
通信ポート、6は通信ポート5とプリンタ7とを接続し
ている通信線である。8は入力制御部で、キーボード9
とマウスからなるポインティング・デバイス(PD)1
0等の入力装置が接続されている。そして、操作者(利
用者)は、キーボード9を操作することにより、システ
ムの動作指令等を行う。また、ポインティング・デバイ
ス10は、後述する表示部13の画面上で画像情報を加
工指示するためのもので、本実施例ではマウスを用いて
いるが、マウスに限られるものではなく、電子ペン等を
用いても構わない。このポインティング・デバイス10
により表示部13の画面上のカーソルをX,Y方向に任
意に移動してコマンドメニュー上のコマンド・アイコン
を選択して処理の指示を行う他、編集や変換等の処理対
象の指示、描画位置の指示等を行う。
【0026】11はビデオ・イメージ・メモリ(VRA
M)、12は表示出力制御部、13はCRT(陰極線
管)からなる表示部である。表示部13の画面上に表示
されるデータは、ビデオ・イメージ・メモリ11上にビ
ットマップデータとして展開されている。例えば、文字
データであれば、そのコードに対応した文字パターンが
ビデオ・イメージ・メモリ11上に展開されており、ま
た、ソフト制御によりビデオ・イメージ・メモリ11の
表示エリアに直接カーソルを発生させて表示することが
可能である。14は外部記憶装置を制御する外部記憶装
置制御部、15はデータファイル用の外部記憶装置とし
てのハードディスク(HD)、16は同じくデータファ
イル用の外部記憶装置としてのフロッピー・ディスク
(FD)で、これらは外部記憶装置制御部14により制
御される。
【0027】図2は、利用者が使用時の表示部13の画
面上でのかな漢字変換装置を利用した文書編集画面の一
部を示す図である。同図において、17は編集等の作業
中に利用者に作業の指示を行わせるメニューを呼び出す
メニューバーと呼ばれる場所で、これを使って利用者は
文書処理装置の持つ様々な機能を選択して指示する。1
8は実際に作業対象となっている文書が表示される作業
領域である。19は現在利用者が文や文字を入力してい
る行である。20はカーソルで、現在利用者が文字を入
力している場所を示す目印である。21は仮想キーボー
ド(文字入力装置)で、本物のコンピュータ用のキーボ
ードを模して画面に表示したもので、複数のキー22が
配置されており、このキー22を利用者に選択させるこ
とで、文字入力が行われる。各キー22にはそれぞれ文
字が割り当ててあり、図1のキーボード9やポインティ
ングデバイス10等の入力装置でキー22を指示する操
作を行うことで、仮想キーボード21のキー22が押下
されたような状態となる。すると仮想キーボード21
は、キー22に割り当てられた文字に対応するコード情
報を文書処理装置本体に渡し、恰も利用者がかな漢字変
換装置等を用いて入力したかのように、文字が入力され
る。
【0028】23は現在の文字の表示を行っている書体
の名前を表示する部分であり、同時にこの部分23はメ
ニューになっていて、これを利用者が操作することで所
望の文字の表示書体を変更することができる。仮想キー
ボードは一般に複数のキーボード面を持っており、それ
によってキーの文字が異なるようになっている。ここで
は、仮想キーボード21を入力装置とした例を示してい
るが、これは書体の指定等を受けて動作する入力装置の
典型的な例として挙げてあるだけで、かな漢字変換装置
等の入力装置でも構わない。また、これらのいかなる入
力装置であっても、本発明を適用できることはいうまで
もない。
【0029】図3は、本実施例に係る文書処理装置の概
略構成を示す図であり、同図中、27は図1のキーボー
ド9やポインティング・デバイス10等の入力装置で、
この入力装置27からの入力情報であるかな文字列また
はローマ字文字列をフロント・エンド・プロセッサ等の
かな漢字変換装置28が「かな漢字混じり文字列」と
「情報付きの文字コード(または文字コードの列)」に
変換し、文書処理装置本体29に渡す。また、入力装置
27からの「入力情報」は、仮想キーボード21に送ら
れ、仮想キーボード21からの出力として、「文字コー
ドの列」と利用者の選択した書体についての情報である
「書体情報付きの文字コード(または文字コードの
列)」とを同時に渡された場合にも、文書処理装置本体
29はこれらを受け取れるようになっており、この書体
情報に従って文字を解釈及び表示することで、利用者は
任意の書体での文字入力を可能にする。こうすると、利
用者は書体を選択して文字を表示させて、その文字を選
択できるので、書体毎にデザインが異なる場合でも、利
用者は入力したい文字を見てから選択することができ
る。
【0030】次に、本実施例の文書処理装置の動作を図
4を用いて説明する。図4は、本実施例の文書処理装置
の動作の制御手順を示すフローチャートである。まず、
ステップS401で図1のキーボード9やポインティン
グ・デバイス10等の入力装置27からの入力を待っ
て、ステップS402で書体情報付き文字コードが渡さ
れたか否かを判断する。ここで、書体情報の付いていな
い文字コードが渡された場合は、ステップS403で現
在入力している場所や文書処理装置本体29に予め指定
されている書体の情報を図1のプログラム・メモリ3に
取り出し、ステップS404で、取り出した文字コード
と書体情報を、入力された文字としてプログラム・メモ
リ3等に格納し、図1の表示部13の画面に表示した
後、前記ステップS401へ戻る。
【0031】一方、前記ステップS402において書体
情報付き文字コードが渡された場合は、ステップS40
5で入力装置27から指定された書体の情報をプログラ
ム・メモリ3に取り出し、前記ステップS404で、取
り出した文字コードと書体情報を、入力された文字とし
てプログラム・メモリ3等に格納し、図1の表示部13
の画面に表示した後、前記ステップS401へ戻り、次
回の入力を待つ。
【0032】こうすることで、図1のキーボード9やポ
インティング・デバイス10等の入力装置27から任意
の書体の文字を直接入力することができる。
【0033】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図5に基づき説明する。なお、本実施例に係る文書処
理装置の基本的な構成は、上述した第1実施例の図1〜
図3と同一であるから、これらの図を流用して説明す
る。
【0034】本実施例では、入力装置27により指定さ
れた書体や文字コード体系に対して文書処理装置本体2
9が対応できない場合、指示されたものに相当するよう
な他の書体や文字コード体系を文書処理装置本体29が
自動的に選択するようにしたものである。
【0035】こうすることで、文書処理装置本体29が
使用できない書体や文字コード体系が指定された場合で
も、文字化けや入力ミスが生じる可能性を低く押さえ
て、文字入力を行うことが可能になる。
【0036】図5は、本実施例に係る文書処理装置の動
作の制御手順を示すフローチャートである。なお、図5
のステップS501〜ステップS504は、上述した図
4のステップS401〜ステップS404と同一である
から、その説明を省略し、本実施例特有の処理ステップ
について説明する。ステップS505において指定され
た書体やコード体系が、ステップS506で文書処理装
置本体29において使用できないと判断されると、ステ
ップS507でこの書体、文字コード体系及び文字コー
ドで示される文字に近いものを探してプログラム・メモ
リ3に格納した後、前記ステップS504の処理を実行
する。また、前記ステップS506において書体や文字
コードが文書処理装置本体29で使用できると判断され
ると、直接前記ステップS504の処理を実行する。
【0037】こうすることで、文書処理装置本体29に
おいて使用できない書体、文字コード体系及び文字コー
ド等、またはその組み合わせが指定された場合にも、文
字の入力が可能になる。
【0038】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図6に基づき説明する。なお、本実施例に係る文書処
理装置の基本的な構成は、上述した第1実施例の図1〜
図3と同一であるから、これらの図を流用して説明す
る。
【0039】上述した各実施例では、入力装置27から
の利用者の指示で指示可能な書体や文字コード体系が全
て指定できるものであったが、本実施例では、文書処理
装置本体29で実際に入力可能な書体や文字コード体系
の情報を利用者に与えるようにしたものである。このよ
うにすることで、利用者は文書処理装置本体29で利用
可能な書体等のみを入力することができるので、文字化
け等の問題が生じないものである。
【0040】図6は、本実施例に係る文書処理装置の概
略構成を示す図であり、同図において、上述した第1実
施例の図3と同一部分には同一符号が付してある。
【0041】図6において図3と異なる点は、図3の構
成に、文書処理装置本体29から、利用可能な書体や文
字コードの情報を仮想キーボード21及びかな漢字変換
装置28に伝える部分を付加したことである。
【0042】こうすることで、仮想キーボード21及び
かな漢字変換装置28は入力可能な書体、文字コード体
系、文字コードの情報を得ることができる。
【0043】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
を図7及び図8に基づき説明する。なお、本実施例に係
る文書処理装置の基本的な構成は、上述した第1実施例
の図1〜図3と同一であるから、これらの図を流用して
説明する。
【0044】図7は、本実施例に係る文書処理装置の概
略構成を示す図であり、同図において上述した第一実施
例の図3と同一部分については、同一符号を付して説明
する。
【0045】入力装置27からの入力情報であるかな文
字列またはローマ字文字列をフロント・エンド・プロセ
ッサ等のかな漢字変換装置28が「かな漢字混じり文字
列」に変換し、文書処理装置本体29に渡す。また、入
力装置27からの「入力情報」は、仮想キーボード21
に送られ、仮想キーボード21からの出力として、文字
コードだけでなく、利用者の選択した書体についての情
報である書体情報を同時に、すなわち、「書体情報付き
の文字コード(または文字コードの列)」として渡す。
更に、かな漢字変換装置28から入力情報を仮想キーボ
ード21に渡す。従って、「書体情報付きの文字コード
(または文字コードの列)」を受け取った文書処理装置
本体29は、この書体情報に従って文字を解釈及び表示
することで、利用者は任意の書体での文字入力を可能に
する。また、書体を選択して文字を表示部13の画面に
表示させて文字を選択することができるので、書体毎に
デザインが異なる場合でも、利用者は入力したい文字を
見てから選択することができる。
【0046】図8は、本実施例に係る文書処理装置の動
作の制御手順を示すフローチャートである。まず、ステ
ップS801でキーボード9やポインティング・デバイ
ス10等の入力装置27からの入力を待って、ステップ
S802で仮想キーボード21のキーが押下されたか否
かを判断する。ここで、仮想キーボード21のキーが押
下された場合は、ステップS803でその押下されたキ
ーに表示してある文字のコードと現在その文字を表示し
ている書体の情報をプログラム・メモリ3に取り出し、
ステップS804で、取り出した文字コードと書体情報
を、文書処理装置本体29に送った後、前記ステップS
801へ戻り、次回の入力を待つ。
【0047】一方、前記ステップS802において仮想
キーボード21のキーが押下されない場合は、ステップ
S805で利用者に使用したい書体を選択させ、ステッ
プS806で選択された書体で、文字の表示をやり直し
た後、前記ステップS801へ戻り、次回の入力を待
つ。
【0048】こうすることで、仮想キーボード21で任
意の書体の文字を直接入力することができる。
【0049】(第5実施例)次に、本発明の第5実施例
を図9及び図10に基づき説明する。なお、本実施例に
係る文書処理装置の基本的な構成は、上述した第1実施
例の図1〜図3と同一であるから、これらの図を流用し
て説明する。
【0050】上述した第4実施例では、仮想キーボード
21でも文字の表示書体が利用者の指示によってのみ決
まるものであったが、本実施例では、文書処理装置本体
29からも書体を指定できるようにしたものである。
【0051】こうすることで、文書処理装置本体29の
状態に従って、文書処理装置本体29が適切な書体を設
定してくることで、利用者は同一の文字や記号を文書内
部の状況に応じた書体で入力することができる。
【0052】図9は、本実施例に係る文書処理装置の概
略構成を示す図であり、同図において上述した第4実施
例の図7と同一部分には同一符号を付して説明する。図
9において図7と異なる点は、仮想キーボード21から
文字コードの列を文書処理装置本体29に渡し、文書処
理装置本体29から仮想キーボード21に書体情報を渡
すようにしたことである。
【0053】図10は、本実施例に係る文書処理装置の
動作の制御手順を示すフローチャートである。まず、ス
テップS1001でキーボード9やポインティング・デ
バイス10等の入力装置27あるいは文書処理装置本体
29からの入力を待って、ステップS1002でどの種
類の入力かを判断する。ここで、仮想キーボード21の
キーが押下された場合は、ステップS1003でその押
下されたキーに表示してある文字のコードと現在その文
字を表示している書体の情報をプログラム・メモリ3に
取り出し、ステップS1004で、取り出した文字コー
ドと書体情報を、文書処理装置本体29に送った後、前
記ステップS1001へ戻り、次回の入力を待つ。
【0054】また、前記ステップS1002において書
体の変更を指示された場合は、ステップS1005で利
用者に使用したい書体を選択させ、ステップS1006
で選択された書体で、文字の表示をやり直した後、前記
ステップS1001へ戻り、次回の入力を待つ。
【0055】更に、前記ステップS1002において文
書処理装置本体29に書体を指定された場合は、前記ス
テップS1005をスキップして前記ステップS100
6の処理を実行する。
【0056】こうすることで、仮想キーボード21は、
文書処理装置本体29からも書体が指定できるようにな
り、文書処理装置本体29が入力位置の書体を指定して
くれれば、自ずと入力状況に応じた書体を自動的に選択
することができる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1の
文書処理装置によれば、文字入力手段から書体や文字コ
ード体系等を指定して文字入力ができるので、利用者が
所望の書体や文字コード体系の文字を直接入力すること
ができるという効果を奏する。また、本発明の請求項2
の文書処理装置によれば、複数の書体が利用可能な文書
編集装置や表計算装置等の環境での使用に対し、利用可
能な任意の書体の文字を見て確認しながら入力すること
が可能であるから、実際にその書体の文字が文書処理装
置本体に入力されるので、利用者は書体や文字コード体
系等に不慣れであっても、容易且つ確実に文字入力する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る文書処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】同実施例に係る文書処理装置における操作画面
の一例を示す図である。
【図3】同実施例に係る文書処理装置の概略構成を示す
図である。
【図4】同実施例に係る文書処理装置の動作の制御手順
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る文書処理装置の動作
の制御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施例に係る文書処理装置の概略
構成を示す図である。
【図7】本発明の第4実施例に係る文書処理装置の概略
構成を示す図である。
【図8】同実施例に係る文書処理装置の動作の制御手順
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第5実施例に係る文書処理装置の概略
構成を示す図である。
【図10】同実施例に係る文書処理装置の動作の制御手
順を示すフローチャートである。
【図11】従来の文書処理装置の概略構成を示す図であ
る。
【図12】図11とは異なる従来の文書処理装置の概略
構成を示す図である。
【符号の説明】
2 CPU(制御手段) 9 キーボード(文字入力手段、選択手段、入力手
段) 10 ポインティング・デバイス(文字入力手段、選択
手段、入力手段) 13 表示部(表示手段) 21 仮想キーボード 22 キー 29 文書処理装置本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数書体を利用可能な文書処理装置にお
    いて、かな漢字変換装置等の文字入力手段から入力を受
    け取る際に、文字コードと共に書体の情報も受け取るこ
    とができるように制御する制御手段を具備し、前記文字
    入力手段から、指定された書体や文字コード系の文字の
    入力を可能としたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 表示手段の画面上に端末のキーボードを
    模した仮想キーボードを表示し、該仮想キーボードのキ
    ーに文字や記号等を割り当てて、これを利用者に指示、
    選択させて文字入力を行う文書処理装置において、文書
    処理装置本体が複数の書体や複数の文字コード体系を保
    有する場合に予め前記仮想キーボードに入力する書体や
    文字コード体系を利用者に選択させる選択手段と、利用
    者が前記仮想キーボード上の文字を選択して入力する場
    合に文字コードと共に書体の情報や文字コード体系等の
    情報を同時に前記文書処理装置本体に渡すことで利用者
    の望む任意の書体や文字コード体系の文字を直接入力す
    る入力手段とを具備したことを特徴とする文書処理装
    置。
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JPWO2006123412A1 (ja) * 2005-05-18 2008-12-25 株式会社コアアプリ 文字コード入力支援システム、文字コード入力支援プログラム
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