JPH08267397A - 変則マイクロミシン刃及びその製造方法 - Google Patents
変則マイクロミシン刃及びその製造方法Info
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- JPH08267397A JPH08267397A JP7293895A JP7293895A JPH08267397A JP H08267397 A JPH08267397 A JP H08267397A JP 7293895 A JP7293895 A JP 7293895A JP 7293895 A JP7293895 A JP 7293895A JP H08267397 A JPH08267397 A JP H08267397A
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- blade
- cut
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- machine blade
- sheet material
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 65
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 53
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 49
- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 切断を始める部分を容易に切断できるように
することによって、ミシン目全体の切断を容易にすると
ともに、機械的手段によっても切断できるようにしたシ
ート材を設けるためのミシン刃及びその製造方法を提供
することを目的とする。 【構成】 ミシン刃17の刃先18は、切込み部4を設
けるべき部分の刃を残すように、切欠部21が設けられ
ている。切欠部21は所定の間隔22で多数設けられ、
このときの間隔22は、ミシン刃17の中央付近Dと両
側付近E,Fとで異ならせている。製造方法について
は、ミシン刃17の刃先部18のうちの切欠くべき位置
に線状部材23を当接し、この線状部材23を摺動す
る。連続する線状部材23を用い、これを一方向へ搬送
させつつ摺動を継続させる。
することによって、ミシン目全体の切断を容易にすると
ともに、機械的手段によっても切断できるようにしたシ
ート材を設けるためのミシン刃及びその製造方法を提供
することを目的とする。 【構成】 ミシン刃17の刃先18は、切込み部4を設
けるべき部分の刃を残すように、切欠部21が設けられ
ている。切欠部21は所定の間隔22で多数設けられ、
このときの間隔22は、ミシン刃17の中央付近Dと両
側付近E,Fとで異ならせている。製造方法について
は、ミシン刃17の刃先部18のうちの切欠くべき位置
に線状部材23を当接し、この線状部材23を摺動す
る。連続する線状部材23を用い、これを一方向へ搬送
させつつ摺動を継続させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシン目を設けること
によって切断を容易にした紙などのシート材に関するも
の、その加工のために使用されるミシン刃に関するも
の、及び、このミシン刃の製造方法に関するものであ
る。
によって切断を容易にした紙などのシート材に関するも
の、その加工のために使用されるミシン刃に関するも
の、及び、このミシン刃の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙などのシート材を容易に切
断できるようにミシン目が使用されており、切断すべき
部分に予めミシン目を設けておき、はさみ等を使用する
ことなくミシン目に沿って切断できるようにしていた。
このミシン目は、断続する無数の短い切込み部が、切断
の予定される仮想線に一致するように設けられ、この切
込み部によって略破線形を構成させていた。そして、切
込み部の長さは数ミリメートル程度であり、一つの切込
み部と隣の切込み部との間も同じ程度の間隔を有するよ
うに設けられていた。従って、切込み部と切込み部との
間の数ミリメートルを破断させることにより、切込み部
による破線を直線的にし、もって、当該位置における切
断を可能にするものであった。
断できるようにミシン目が使用されており、切断すべき
部分に予めミシン目を設けておき、はさみ等を使用する
ことなくミシン目に沿って切断できるようにしていた。
このミシン目は、断続する無数の短い切込み部が、切断
の予定される仮想線に一致するように設けられ、この切
込み部によって略破線形を構成させていた。そして、切
込み部の長さは数ミリメートル程度であり、一つの切込
み部と隣の切込み部との間も同じ程度の間隔を有するよ
うに設けられていた。従って、切込み部と切込み部との
間の数ミリメートルを破断させることにより、切込み部
による破線を直線的にし、もって、当該位置における切
断を可能にするものであった。
【0003】また、上記のようなミシン目を設けるため
に使用されるミシン刃は、長尺な本体に設けられた刃先
のうち、上記シート材に設けるべき切込み部に対応する
部分の刃先を残すように、等間隔の切欠部が断続的に設
けられていた。即ち、シート材のうち切込み部を必要と
しない部分を切欠いていた。そして、このミシン刃をそ
の長手方向がミシン目を設けるべきシート材の幅方向に
合致するようにカッタローラに設置し、シート材の搬送
に合わせてカッタローラを回転させることによって、シ
ート材の幅方向にミシン目を設けるようにしていた。
に使用されるミシン刃は、長尺な本体に設けられた刃先
のうち、上記シート材に設けるべき切込み部に対応する
部分の刃先を残すように、等間隔の切欠部が断続的に設
けられていた。即ち、シート材のうち切込み部を必要と
しない部分を切欠いていた。そして、このミシン刃をそ
の長手方向がミシン目を設けるべきシート材の幅方向に
合致するようにカッタローラに設置し、シート材の搬送
に合わせてカッタローラを回転させることによって、シ
ート材の幅方向にミシン目を設けるようにしていた。
【0004】さらに、上記のミシン刃を製造するには、
長尺なミシン刃本体の長手端辺の片側に連続する刃先を
設け、この刃先のうち、切欠部を設けるべき部分を等間
隔で切欠いていた。
長尺なミシン刃本体の長手端辺の片側に連続する刃先を
設け、この刃先のうち、切欠部を設けるべき部分を等間
隔で切欠いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなミシン目を有するシート材では、ミシン目を構成
する切込み部の間隔が広いため、手作業でゆっくり切断
するときには可能であるものの、バースタ等の機械的手
段によって切断するときには、切断が不十分となった
り、切断を予定していない箇所が破れたりすることがあ
った。特に、最近では、顧客管理等をコンピュータで処
理する企業が多く、その際、請求書や領収書をはじめと
する各種の伝票がコンピュータによって作成され、この
情報をプリンタによって印字する機会が多くなってい
る。そこで、このようなプリンタによって印字させるた
めのシート材は、所定の長さを単位としてミシン目によ
って区切られており、このミシン目の位置において切断
することによって、顧客別に各伝票を分離するようにな
っているが、このときバースタ等の機械的手段によって
切断できることが切望されていた。
ようなミシン目を有するシート材では、ミシン目を構成
する切込み部の間隔が広いため、手作業でゆっくり切断
するときには可能であるものの、バースタ等の機械的手
段によって切断するときには、切断が不十分となった
り、切断を予定していない箇所が破れたりすることがあ
った。特に、最近では、顧客管理等をコンピュータで処
理する企業が多く、その際、請求書や領収書をはじめと
する各種の伝票がコンピュータによって作成され、この
情報をプリンタによって印字する機会が多くなってい
る。そこで、このようなプリンタによって印字させるた
めのシート材は、所定の長さを単位としてミシン目によ
って区切られており、このミシン目の位置において切断
することによって、顧客別に各伝票を分離するようにな
っているが、このときバースタ等の機械的手段によって
切断できることが切望されていた。
【0006】また、上記のようなミシン目を設けること
ができるミシン刃及びその製造方法も存在していなかっ
た。
ができるミシン刃及びその製造方法も存在していなかっ
た。
【0007】本発明は、上記諸点にかんがみ、切断を始
める部分の切断を容易にすることによって全範囲の切断
を容易にし、さらに、機械的手段によって切断できるよ
うなミシン目を、シート材に設けるためのミシン刃及び
その製造方法を提供することを目的とする。
める部分の切断を容易にすることによって全範囲の切断
を容易にし、さらに、機械的手段によって切断できるよ
うなミシン目を、シート材に設けるためのミシン刃及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、ミシン刃の本発明は、長手方向一列に断続する刃先
を有する長尺なミシン刃において、刃先の長さ、又は、
各刃先の間隔を部分的に変化させてなることを特徴とす
るミシン刃を要旨とする。
め、ミシン刃の本発明は、長手方向一列に断続する刃先
を有する長尺なミシン刃において、刃先の長さ、又は、
各刃先の間隔を部分的に変化させてなることを特徴とす
るミシン刃を要旨とする。
【0009】さらに、ミシン刃の製造方法にかかる本発
明は、薄肉の長尺なミシン刃本体の長手方向に連続して
設けられた刃先に対して、直径0.1ないし0.2ミリ
メートルの線状部材によって当接させつつ摺動すること
により、連続する刃先の一部を切欠くことを特徴とする
ミシン刃の製造方法を要旨とする。
明は、薄肉の長尺なミシン刃本体の長手方向に連続して
設けられた刃先に対して、直径0.1ないし0.2ミリ
メートルの線状部材によって当接させつつ摺動すること
により、連続する刃先の一部を切欠くことを特徴とする
ミシン刃の製造方法を要旨とする。
【0010】
【作用】ミシン刃を上記のような構成にすれば、ミシン
刃によって設けられるミシン目は、刃先によって切り込
まれる部分(以下、切込み部という)の長さ、又は、切
込み部と切込み部との間隔部分(以下、不切部という)
の長さが、部分的に変化したものとなる。このようなミ
シン目をシート材に設ければ、切込み部が長く不切部が
短い部分は、シート材の連続状態が弱くなるために分離
し易く、逆に切込み部が短く不切部が長い部分は、シー
ト材の連続状態が強いので分離し難いこととなる。従っ
て、上記のようなミシン目を設けたシート材のうち、分
離し易い部分から切断を開始させることとすることによ
って、当該部分の切断が容易となり、少なくともこの部
分においては、ミシン目に沿って切断される可能性が高
くなる。そして、一部分が切断されれば切断方向が確定
されることとなり、その他の部分は単純な引張り荷重を
付加させることによってミシン目に沿った切断が可能と
なるから、バースタ等の機械的手段によって切断させる
ことも容易となる。このときの切断の開始を予定する範
囲は、バースタ等の構造によって異なるであろうが、幅
方向に対して2分の1の位置に一箇所、又は、3分の1
の位置に二箇所になるのが一般的と考えられる。また、
従来と同様に手作業によって切断することを予定する場
合であっても、上記の切断開始予定範囲をシート材の両
側であると仮定すれば、シート材の両側から切断するこ
とが一層容易なものとなる。
刃によって設けられるミシン目は、刃先によって切り込
まれる部分(以下、切込み部という)の長さ、又は、切
込み部と切込み部との間隔部分(以下、不切部という)
の長さが、部分的に変化したものとなる。このようなミ
シン目をシート材に設ければ、切込み部が長く不切部が
短い部分は、シート材の連続状態が弱くなるために分離
し易く、逆に切込み部が短く不切部が長い部分は、シー
ト材の連続状態が強いので分離し難いこととなる。従っ
て、上記のようなミシン目を設けたシート材のうち、分
離し易い部分から切断を開始させることとすることによ
って、当該部分の切断が容易となり、少なくともこの部
分においては、ミシン目に沿って切断される可能性が高
くなる。そして、一部分が切断されれば切断方向が確定
されることとなり、その他の部分は単純な引張り荷重を
付加させることによってミシン目に沿った切断が可能と
なるから、バースタ等の機械的手段によって切断させる
ことも容易となる。このときの切断の開始を予定する範
囲は、バースタ等の構造によって異なるであろうが、幅
方向に対して2分の1の位置に一箇所、又は、3分の1
の位置に二箇所になるのが一般的と考えられる。また、
従来と同様に手作業によって切断することを予定する場
合であっても、上記の切断開始予定範囲をシート材の両
側であると仮定すれば、シート材の両側から切断するこ
とが一層容易なものとなる。
【0011】また、ミシン刃の製造方法を上記のような
構成にすれば、極めて細い線状部材をミシン刃本体の刃
先に当接させた状態で摺動させるので、摺動によって摩
擦される部分の刃先を除去することによって刃先を切欠
くことができる。このときに設けられる切欠部分は、線
状部材の径と同程度となり、非常に微細な切欠部を設け
ることができる。従って、各刃の間隔を所望のものにし
たミシン刃を製造することができる。
構成にすれば、極めて細い線状部材をミシン刃本体の刃
先に当接させた状態で摺動させるので、摺動によって摩
擦される部分の刃先を除去することによって刃先を切欠
くことができる。このときに設けられる切欠部分は、線
状部材の径と同程度となり、非常に微細な切欠部を設け
ることができる。従って、各刃の間隔を所望のものにし
たミシン刃を製造することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、本発明にかかるミシン刃によって、ミシン
目を設けるべきシート材について説明する。この種のシ
ート材としては、図1に示すように、コンピュータに接
続されるプリンタよって印字する際に使用される連続す
るシート材1が代表的である。このシート材1の表面に
は、所定のフォーム2が印刷されていて、このフォーム
2内の所定位置にコンピュータに記憶されている情報を
プリンタによって印字した後に各フォーム2ごとに切断
分離させる。この切断する位置は予め予定されており、
この部分に幅方向のミシン目3が設けられている。この
ミシン目3は、切込み部4が所定のピッチaで断続的に
設けられることによって構成されている。当然のことな
がら、この状態では、連続しているシート材1は、長さ
方向に対して切込み部4において部分的に切断された状
態であり、切込み部4が設けれられていない部分(以
下、不切部という)5においてシート材1の連続状態が
維持されているのである。この不切部5を長く設けれ
ば、シート材1の各フォーム2は強固に連続することと
なり、逆に短く設ければ、連続の状態が低下するのであ
る。また、切込み部3の長さを短く設ければ、シート材
の連続状態は強く、逆に長く設ければ、シート材の連続
状態は弱くなるのである。そこで、本実施例では、図2
に示すように、ミシン目3における切込み部4の長さ、
又は、不切部5の長さを、中央付近Aと両側付近B,C
とで異なるように設けられている。即ち、中央付近Aに
設けられている切込み部4は、両側付近B,Cに設けら
れている切込み部4に比較して長く設けられており、ま
た、不切部5については、中央付近Aのほうが両側付近
B,Cに比較して短く設けられているのである。この結
果、中央付近Aと両側付近B,Cとでは、中央付近Aの
ほうが単位長さ当たりの切込み量が長くなっており、シ
ート材1の連続状態は中央付近Aが両側付近B,Cより
も弱く、中央付近Aの切断が容易な状態となるのであ
る。そして、この箇所(中央付近)Aから切断を開始す
ることによって、ミシン目3に沿った切断を容易にする
ことができ、従って、バースタなどの機械的手段による
切断であってもスムーズな切断ができる。なお、上記の
中央付近Aと両側付近B,Cとの切込み部4及び不切部
5の状態を逆転させることによって、両側付近B,Cの
ほうが切断を容易にすることができ、手作業などのよう
に端辺から切断することを予定するときに適するように
できる。
する。まず、本発明にかかるミシン刃によって、ミシン
目を設けるべきシート材について説明する。この種のシ
ート材としては、図1に示すように、コンピュータに接
続されるプリンタよって印字する際に使用される連続す
るシート材1が代表的である。このシート材1の表面に
は、所定のフォーム2が印刷されていて、このフォーム
2内の所定位置にコンピュータに記憶されている情報を
プリンタによって印字した後に各フォーム2ごとに切断
分離させる。この切断する位置は予め予定されており、
この部分に幅方向のミシン目3が設けられている。この
ミシン目3は、切込み部4が所定のピッチaで断続的に
設けられることによって構成されている。当然のことな
がら、この状態では、連続しているシート材1は、長さ
方向に対して切込み部4において部分的に切断された状
態であり、切込み部4が設けれられていない部分(以
下、不切部という)5においてシート材1の連続状態が
維持されているのである。この不切部5を長く設けれ
ば、シート材1の各フォーム2は強固に連続することと
なり、逆に短く設ければ、連続の状態が低下するのであ
る。また、切込み部3の長さを短く設ければ、シート材
の連続状態は強く、逆に長く設ければ、シート材の連続
状態は弱くなるのである。そこで、本実施例では、図2
に示すように、ミシン目3における切込み部4の長さ、
又は、不切部5の長さを、中央付近Aと両側付近B,C
とで異なるように設けられている。即ち、中央付近Aに
設けられている切込み部4は、両側付近B,Cに設けら
れている切込み部4に比較して長く設けられており、ま
た、不切部5については、中央付近Aのほうが両側付近
B,Cに比較して短く設けられているのである。この結
果、中央付近Aと両側付近B,Cとでは、中央付近Aの
ほうが単位長さ当たりの切込み量が長くなっており、シ
ート材1の連続状態は中央付近Aが両側付近B,Cより
も弱く、中央付近Aの切断が容易な状態となるのであ
る。そして、この箇所(中央付近)Aから切断を開始す
ることによって、ミシン目3に沿った切断を容易にする
ことができ、従って、バースタなどの機械的手段による
切断であってもスムーズな切断ができる。なお、上記の
中央付近Aと両側付近B,Cとの切込み部4及び不切部
5の状態を逆転させることによって、両側付近B,Cの
ほうが切断を容易にすることができ、手作業などのよう
に端辺から切断することを予定するときに適するように
できる。
【0013】次に、上記のようなミシン目3をシート材
1に設けるためのミシン刃の実施例について説明する。
上記のミシン目3は、シート材1を印刷する工程のイン
ラインで設けられるため、ミシン刃は、印刷装置の一部
に組み込まれている。そこで、印刷装置10は、図3に
示すように、給紙ユニット11、印刷ユニット12、加
工ユニット13、及び、折り曲げユニット14が一連に
設けられている。シート材1は、給紙ユニット11から
供給され、印刷ユニット12によってフォーム2(図
1)を印刷させた後、加工ユニット13において、シー
ト材1の目的に応じた加工、及び、ミシン目3が設けら
れ、最後に折り曲げユニット14にて所定長さにて折り
曲げられるのである。上記の各ユニットのうち、加工ユ
ニット13には、図4に示すような、シート材1の幅方
向に沿った軸線のミシン目ローラ15と、このミシン目
ローラ15に対向する押圧ローラ16とが設けられてお
り、押圧ローラ16にミシン目ローラ15が押圧されつ
つ、両ローラ15,16がシート材1の搬送速度に合わ
せて回転できるようになっている。そして、このミシン
目ローラ15には、ミシン刃17が保持されており、刃
先部18の先端がミシン目ローラ15の表面よりも僅か
に外方へ突出するとともに、ミシン刃17の長手方向が
ミシン目ローラ15の軸線方向に一致するように調節さ
れている。この両ローラ15,16の間をシート材1が
通過するとき、ミシン刃17の刃先部18に当接した部
分に切込み部4(図1)が設けられるので、刃先部18
の形状に合ったミシン目をシート材1の幅方向に設ける
ことができるである。
1に設けるためのミシン刃の実施例について説明する。
上記のミシン目3は、シート材1を印刷する工程のイン
ラインで設けられるため、ミシン刃は、印刷装置の一部
に組み込まれている。そこで、印刷装置10は、図3に
示すように、給紙ユニット11、印刷ユニット12、加
工ユニット13、及び、折り曲げユニット14が一連に
設けられている。シート材1は、給紙ユニット11から
供給され、印刷ユニット12によってフォーム2(図
1)を印刷させた後、加工ユニット13において、シー
ト材1の目的に応じた加工、及び、ミシン目3が設けら
れ、最後に折り曲げユニット14にて所定長さにて折り
曲げられるのである。上記の各ユニットのうち、加工ユ
ニット13には、図4に示すような、シート材1の幅方
向に沿った軸線のミシン目ローラ15と、このミシン目
ローラ15に対向する押圧ローラ16とが設けられてお
り、押圧ローラ16にミシン目ローラ15が押圧されつ
つ、両ローラ15,16がシート材1の搬送速度に合わ
せて回転できるようになっている。そして、このミシン
目ローラ15には、ミシン刃17が保持されており、刃
先部18の先端がミシン目ローラ15の表面よりも僅か
に外方へ突出するとともに、ミシン刃17の長手方向が
ミシン目ローラ15の軸線方向に一致するように調節さ
れている。この両ローラ15,16の間をシート材1が
通過するとき、ミシン刃17の刃先部18に当接した部
分に切込み部4(図1)が設けられるので、刃先部18
の形状に合ったミシン目をシート材1の幅方向に設ける
ことができるである。
【0014】そして、このようなミシン刃17の刃先部
18は、その全体が横断面形状を斜状に研磨されてお
り、図5に示すように、切込み部4(図1)を設けるべ
き部分の刃を残すように、切欠部21が設けられてい
る。ここで、この切欠部21は、刃を除去するように設
けられるので、上記のミシン目ローラ15(図4)によ
って、ミシン目を構成させるとき、この切欠部21の部
分においてはシート材を切り込むことができず、ミシン
目3のうちの不切部5となるのである。この切欠部21
は、刃先部18の刃を落としていればその機能を得るこ
とができるが、ミシン目ローラ15(図4)において使
用するうちに刃先部18は当然に磨耗するため、ある程
度の深さを有して切欠かれている。そして、切欠部21
は所定の間隔22を有して多数設けられ、この間隔22
は中央付近Dと両側付近E,Fとで異なっている。即
ち、中央付近Dの間隔22aは、両側付近E,Fの間隔
22b,22cよりも長くなるように設けられている。
従って、上記のようなミシン刃17によってシート材1
にミシン目を設けるとき、中央付近Dの間隔22aによ
って構成される刃による切込み部4は、両側付近E,F
の間隔22b,22cによって構成される刃による切込
み部4より長くなり、前述のようなミシン目(図2)を
構成させることが可能となる。なお、同様に、図6に示
すように、中央付近Dの間隔22aは、両側付近E,F
の間隔22b,22cよりも短くなるように設けること
によって、切込み部4の長さを逆にすることも可能であ
る。
18は、その全体が横断面形状を斜状に研磨されてお
り、図5に示すように、切込み部4(図1)を設けるべ
き部分の刃を残すように、切欠部21が設けられてい
る。ここで、この切欠部21は、刃を除去するように設
けられるので、上記のミシン目ローラ15(図4)によ
って、ミシン目を構成させるとき、この切欠部21の部
分においてはシート材を切り込むことができず、ミシン
目3のうちの不切部5となるのである。この切欠部21
は、刃先部18の刃を落としていればその機能を得るこ
とができるが、ミシン目ローラ15(図4)において使
用するうちに刃先部18は当然に磨耗するため、ある程
度の深さを有して切欠かれている。そして、切欠部21
は所定の間隔22を有して多数設けられ、この間隔22
は中央付近Dと両側付近E,Fとで異なっている。即
ち、中央付近Dの間隔22aは、両側付近E,Fの間隔
22b,22cよりも長くなるように設けられている。
従って、上記のようなミシン刃17によってシート材1
にミシン目を設けるとき、中央付近Dの間隔22aによ
って構成される刃による切込み部4は、両側付近E,F
の間隔22b,22cによって構成される刃による切込
み部4より長くなり、前述のようなミシン目(図2)を
構成させることが可能となる。なお、同様に、図6に示
すように、中央付近Dの間隔22aは、両側付近E,F
の間隔22b,22cよりも短くなるように設けること
によって、切込み部4の長さを逆にすることも可能であ
る。
【0015】次に、上記のようなミシン刃17の切欠部
21を設けるための方法の実施例について説明する。ミ
シン刃17に一枚ずつ切欠部21を設けることができる
が、本実施例では、製造効率を向上させるため、50枚
程度を積層した状態での製造方法である。図7に示すよ
うに、予め刃先部18を斜状に研磨したミシン刃17を
50枚程度重ねて保持させる。このとき、当然のことな
がら、刃先部18を同じ向きにして積層させる。そし
て、ミシン刃17の刃先部18側には、この刃先部18
に直行する一本の線状部材23を張設する。線状部材2
3は、ミシン刃17を保持しているホルダ24を挟んで
上下に設けられた支持部25,26によって支持されて
いる。この上下の支持部25,26は、一体的に移動で
きるようにし、また、0.001ミリメートル単位でそ
の移動を制御できるようにしておき、ミシン刃17の刃
先部18のうち切欠くべき部分に対して、正確に線状部
材23を当接させる。そして、この状態で、線状部材2
3を摺動させるのである。しかし、細い線状部材23を
刃先部18に当接させつつ往復の摺動をさせるとする
と、線状部材23は簡単に破断することとなる。そこ
で、線状部材23を連続するものを用い、さらに、これ
を一方向へ搬送させるようにすることによって、線状部
材23は破断を免れることができるようになる。
21を設けるための方法の実施例について説明する。ミ
シン刃17に一枚ずつ切欠部21を設けることができる
が、本実施例では、製造効率を向上させるため、50枚
程度を積層した状態での製造方法である。図7に示すよ
うに、予め刃先部18を斜状に研磨したミシン刃17を
50枚程度重ねて保持させる。このとき、当然のことな
がら、刃先部18を同じ向きにして積層させる。そし
て、ミシン刃17の刃先部18側には、この刃先部18
に直行する一本の線状部材23を張設する。線状部材2
3は、ミシン刃17を保持しているホルダ24を挟んで
上下に設けられた支持部25,26によって支持されて
いる。この上下の支持部25,26は、一体的に移動で
きるようにし、また、0.001ミリメートル単位でそ
の移動を制御できるようにしておき、ミシン刃17の刃
先部18のうち切欠くべき部分に対して、正確に線状部
材23を当接させる。そして、この状態で、線状部材2
3を摺動させるのである。しかし、細い線状部材23を
刃先部18に当接させつつ往復の摺動をさせるとする
と、線状部材23は簡単に破断することとなる。そこ
で、線状部材23を連続するものを用い、さらに、これ
を一方向へ搬送させるようにすることによって、線状部
材23は破断を免れることができるようになる。
【0016】上記のような製造方法を実現するために、
図7に示すような装置を用いた。即ち、本装置には、ミ
シン刃17を保持するためのホルダ24が設けられてお
り、ミシン刃17の長手方向を横向きにして保持できる
ようになっている。このホルダ24を挟んだ上下には支
持部25,26が設けられており、線状部材23を上下
方向に張設できるようになっている。また、両支持部2
5,26は筒状に成形されており、その中空内部に線状
部材23が貫通させることができるようになっている。
下側の支持部26の後方には図示せぬ巻取装置が設けら
れており、線状部材23を上側の支持部25から下側の
支持部26へ送ることができるようになっている。ま
た、この巻取装置が線状部材23を引っ張るとともに、
上側の支持部25内における線状部材23の供給に抵抗
力を付与させることによって、線状部材23を張った状
態に維持できるのである。また、下側の支持部26から
は上向きに水を噴出できるようになっており、切欠いた
ときに出るミシン刃17の金属粉を洗い流すことができ
るとともに、線状部材23が摩擦によって高温となるこ
とを防止するようになっている。そして、図8に示すよ
うに、上下の支持部25,26は作動部27に固定され
ており、この作動部27は、制御装置29によって、
0.001ミリメートル単位でシーケンス制御されつつ
作動するようになっている。そのため、上下の支持部2
5,26によって張設される線状部材23を、上記の制
御に従いつつ移動させることが可能となっている。一
方、ホルダ24は固定するテーブル28に装着されてい
る。従って、ミシン刃17の刃先部18に対して、線状
部材23の直径分だけの幅を有する切欠部21(図5)
を設け、かつ、0.001ミリメートル単位で間隔22
(図5)を設定できるのである。
図7に示すような装置を用いた。即ち、本装置には、ミ
シン刃17を保持するためのホルダ24が設けられてお
り、ミシン刃17の長手方向を横向きにして保持できる
ようになっている。このホルダ24を挟んだ上下には支
持部25,26が設けられており、線状部材23を上下
方向に張設できるようになっている。また、両支持部2
5,26は筒状に成形されており、その中空内部に線状
部材23が貫通させることができるようになっている。
下側の支持部26の後方には図示せぬ巻取装置が設けら
れており、線状部材23を上側の支持部25から下側の
支持部26へ送ることができるようになっている。ま
た、この巻取装置が線状部材23を引っ張るとともに、
上側の支持部25内における線状部材23の供給に抵抗
力を付与させることによって、線状部材23を張った状
態に維持できるのである。また、下側の支持部26から
は上向きに水を噴出できるようになっており、切欠いた
ときに出るミシン刃17の金属粉を洗い流すことができ
るとともに、線状部材23が摩擦によって高温となるこ
とを防止するようになっている。そして、図8に示すよ
うに、上下の支持部25,26は作動部27に固定され
ており、この作動部27は、制御装置29によって、
0.001ミリメートル単位でシーケンス制御されつつ
作動するようになっている。そのため、上下の支持部2
5,26によって張設される線状部材23を、上記の制
御に従いつつ移動させることが可能となっている。一
方、ホルダ24は固定するテーブル28に装着されてい
る。従って、ミシン刃17の刃先部18に対して、線状
部材23の直径分だけの幅を有する切欠部21(図5)
を設け、かつ、0.001ミリメートル単位で間隔22
(図5)を設定できるのである。
【0017】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、ミシン目のパターンは、中央付近と両側付近とに区
別したもののみを示したが、これは、切断を開始させる
範囲をどの位置に設定するかによって当然異なる。ま
た、実施例において示したシート材は、コンピュータに
接続されるプリンタに使用されるものについて説明した
が、このようなシート材に限られないことは、本発明の
趣旨から当然である。
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、ミシン目のパターンは、中央付近と両側付近とに区
別したもののみを示したが、これは、切断を開始させる
範囲をどの位置に設定するかによって当然異なる。ま
た、実施例において示したシート材は、コンピュータに
接続されるプリンタに使用されるものについて説明した
が、このようなシート材に限られないことは、本発明の
趣旨から当然である。
【0018】
【発明の効果】以上のように、ミシン刃にかかる発明
は、長手方向一列に断続する刃を有する長尺なミシン刃
において、刃先の長さ、又は、各刃先の間隔を部分的に
変化させてなることを特徴とする変則マイクロミシン刃
を要旨とするので、このようなミシン刃を使用してシー
ト材にミシン目を設けるとき、刃先によって設けられる
切込み部の長さを変化させることができ、又は、各刃先
の間隔によって切込み部が設けられない部分(不切部)
の長さを変化させることができる。このように、切込み
部の長さ又は不切部の長さを部分的に変化させることに
よって、切込み部が長く不切部が短い部分は、シート材
の連続状態が弱くなるために分離し易く、逆に切込み部
が短く不切部が長い部分は、シート材の連続状態が強い
ので分離し難いこととなる。従って、上記のようなミシ
ン目を設けたシート材のうち、分離し易い部分から切断
を開始させることとすることによって、当該部分の切断
が容易となり、少なくともこの部分においては、ミシン
目に沿って切断される可能性が高くなる。そして、一部
分が切断されれば切断方向が確定されることとなり、そ
の他の部分は単純な引張り荷重を付加させることによっ
てミシン目に沿った切断が可能となるから、バースタ等
の機械的手段によって切断させることができるようにな
る。このように、機械的手段によってミシン目に沿った
切断が可能となることから事務処理量を軽減することが
できる。
は、長手方向一列に断続する刃を有する長尺なミシン刃
において、刃先の長さ、又は、各刃先の間隔を部分的に
変化させてなることを特徴とする変則マイクロミシン刃
を要旨とするので、このようなミシン刃を使用してシー
ト材にミシン目を設けるとき、刃先によって設けられる
切込み部の長さを変化させることができ、又は、各刃先
の間隔によって切込み部が設けられない部分(不切部)
の長さを変化させることができる。このように、切込み
部の長さ又は不切部の長さを部分的に変化させることに
よって、切込み部が長く不切部が短い部分は、シート材
の連続状態が弱くなるために分離し易く、逆に切込み部
が短く不切部が長い部分は、シート材の連続状態が強い
ので分離し難いこととなる。従って、上記のようなミシ
ン目を設けたシート材のうち、分離し易い部分から切断
を開始させることとすることによって、当該部分の切断
が容易となり、少なくともこの部分においては、ミシン
目に沿って切断される可能性が高くなる。そして、一部
分が切断されれば切断方向が確定されることとなり、そ
の他の部分は単純な引張り荷重を付加させることによっ
てミシン目に沿った切断が可能となるから、バースタ等
の機械的手段によって切断させることができるようにな
る。このように、機械的手段によってミシン目に沿った
切断が可能となることから事務処理量を軽減することが
できる。
【0019】また、ミシン刃の製造方法にかかる発明
は、薄肉の長尺なミシン刃本体の長手方向に連続して設
けられた刃先に対して、直径0.1ないし0.2ミリメ
ートルの線状部材によって当接させつつ摺動することに
より、連続する刃先の一部を切欠くことを特徴とするミ
シン刃の製造方法を要旨とするので、ミシン刃の刃先に
対して線状部材と同程度の、即ち、0.1ないし0.2
ミリメートル程度の幅の切欠部を設けることができる。
従って、シート材にミシン目を設けたときの、不切部の
長さを0.1ミリメートル程度の極めて短い状態に設け
ることができる。また、幅の太い切欠部を設けようとす
るときには、上記のような幅の狭い切欠部を数本並べる
ようにすればよいので、自由な幅の切欠部を設けること
ができる。さらに、切欠部と切欠部との間隙、即ち、各
刃先の長さについても何ら制限されることなく、長いも
のであっても、短いものであっても任意に加工できる。
これにより、ミシン刃の刃先と切欠部との状態を自由に
設けることができので、このようなミシン刃によって設
けられるミシン目のうち、切断を開始させようとする位
置を予め決定しておき、その切断を開始させようとする
位置における切欠部の幅を狭く、かつ、切欠部と切欠部
との間隙を大きくするように加工でき、このような加工
をすることによって、前記した変則のミシン刃を設ける
ことができるのである。
は、薄肉の長尺なミシン刃本体の長手方向に連続して設
けられた刃先に対して、直径0.1ないし0.2ミリメ
ートルの線状部材によって当接させつつ摺動することに
より、連続する刃先の一部を切欠くことを特徴とするミ
シン刃の製造方法を要旨とするので、ミシン刃の刃先に
対して線状部材と同程度の、即ち、0.1ないし0.2
ミリメートル程度の幅の切欠部を設けることができる。
従って、シート材にミシン目を設けたときの、不切部の
長さを0.1ミリメートル程度の極めて短い状態に設け
ることができる。また、幅の太い切欠部を設けようとす
るときには、上記のような幅の狭い切欠部を数本並べる
ようにすればよいので、自由な幅の切欠部を設けること
ができる。さらに、切欠部と切欠部との間隙、即ち、各
刃先の長さについても何ら制限されることなく、長いも
のであっても、短いものであっても任意に加工できる。
これにより、ミシン刃の刃先と切欠部との状態を自由に
設けることができので、このようなミシン刃によって設
けられるミシン目のうち、切断を開始させようとする位
置を予め決定しておき、その切断を開始させようとする
位置における切欠部の幅を狭く、かつ、切欠部と切欠部
との間隙を大きくするように加工でき、このような加工
をすることによって、前記した変則のミシン刃を設ける
ことができるのである。
【0020】なお、本発明においては、シート材に設け
たミシン目のうち、切込み部と切込み部との間隙、即
ち、ミシン刃における切欠部の幅を、0.1ミリメート
ル程度の極めて細い状態にすることができるので、この
ようなミシン目に沿って切断したとき、破断する部分が
非常に小さく、切断部端辺にできるいわゆるギザギザが
小さく、各シート材を個別に切断分離したときの各シー
ト片の外観がよいものである。
たミシン目のうち、切込み部と切込み部との間隙、即
ち、ミシン刃における切欠部の幅を、0.1ミリメート
ル程度の極めて細い状態にすることができるので、この
ようなミシン目に沿って切断したとき、破断する部分が
非常に小さく、切断部端辺にできるいわゆるギザギザが
小さく、各シート材を個別に切断分離したときの各シー
ト片の外観がよいものである。
【図1】シート材の説明図である。
【図2】ミシン目部分の拡大図である。
【図3】印刷装置の概略を示す斜視図である。
【図4】ミシン目を設ける部分の説明図である。
【図5】ミシン刃の正面図である。
【図6】ミシン刃の正面図である。
【図7】ミシン刃の製造装置の部分的な斜視図である。
【図8】ミシン刃の製造装置の全体的な斜視図である。
1 シート材 2 フォーム 3 ミシン目 4 切込み部 5 不切部 10 印刷装置 11 給紙ユニット 12 印刷ユニット 13 加工ユニット 14 折り曲げユニット 15 ミシン目ローラ 16 押圧ローラ 17 ミシン刃 18 刃先部 21 切欠部
Claims (5)
- 【請求項1】 長手方向一列に断続する刃先を有する長
尺なミシン刃において、刃先の長さを部分的に変化させ
てなることを特徴とする変則マイクロミシン刃。 - 【請求項2】 長手方向一列に断続する刃先を有する長
尺なミシン刃において、各刃先の間隔を部分的に変化さ
せてなることを特徴とする変則マイクロミシン刃。 - 【請求項3】 長手方向一列に断続する刃先を有する長
尺なミシン刃において、刃先の長さ、及び、各刃先の間
隔を部分的に変化させてなることを特徴とする変則マイ
クロミシン刃。 - 【請求項4】 薄肉の長尺なミシン目刃本体の長手方向
に連続して設けられた刃先に対して、直径0.1ないし
0.2ミリメートルの線状部材によって当接させつつ摺
動することにより、連続する刃先の一部を切欠くことを
特徴とするミシン刃の製造方法。 - 【請求項5】 前記ミシン刃によって設けられたミシン
目を有してなる請求項1ないし3記載のミシン刃を使用
するシート材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7293895A JPH08267397A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 変則マイクロミシン刃及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7293895A JPH08267397A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 変則マイクロミシン刃及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08267397A true JPH08267397A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13503819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7293895A Pending JPH08267397A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 変則マイクロミシン刃及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08267397A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010173321A (ja) * | 2009-01-31 | 2010-08-12 | K D K Kk | 裂断可能な情報通信体及びその製造方法 |
JP2010280438A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | K D K Kk | 開封容易な包装体 |
JP2011255921A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Kawakami Sangyo Co Ltd | プラスチック気泡シート及びその製造方法 |
JP2013134939A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Fujikura Ltd | 面発光用導光板の製造方法 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7293895A patent/JPH08267397A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010173321A (ja) * | 2009-01-31 | 2010-08-12 | K D K Kk | 裂断可能な情報通信体及びその製造方法 |
JP2010280438A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | K D K Kk | 開封容易な包装体 |
JP2011255921A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Kawakami Sangyo Co Ltd | プラスチック気泡シート及びその製造方法 |
JP2013134939A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Fujikura Ltd | 面発光用導光板の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041118 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050404 |