JPH08266440A - 浴室ユニット - Google Patents
浴室ユニットInfo
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- JPH08266440A JPH08266440A JP7073262A JP7326295A JPH08266440A JP H08266440 A JPH08266440 A JP H08266440A JP 7073262 A JP7073262 A JP 7073262A JP 7326295 A JP7326295 A JP 7326295A JP H08266440 A JPH08266440 A JP H08266440A
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Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴室ユニットにおいて、配管施工を容易に行
えるのは勿論のこと、浴室ユニットにおいて、壁パネル
の加工の手間を省くとともに、強度低下も来さず、ま
た、防水作業も容易に行えるようにする。 【構成】 カウンタ4で覆われた防水パン3の周縁部に
は、その一部が洗い場側内方に入り込んで凹部3bが形
成されるとともに、配管継パネル22が装着されてお
り、この配管継パネル22は、防水パン3の周縁部から
凹部3bを挟んで立ち上げられる壁板部22aと、この壁
板部22aから凹部3bを覆う状態で洗い場側2内方に膨
出された膨出部22bとが一体形成されてなり、この配
管継パネル22の壁板部22aの上に壁パネル9が載置
される一方、外部から凹部3bを通って外部配管が12
引き込まれ、この外部配管12が配管継パネル22を貫
通して取り付けられた配管継手14を介してカウンタ4
と配管継パネル22との間に配設された内部配管に接続
されている。
えるのは勿論のこと、浴室ユニットにおいて、壁パネル
の加工の手間を省くとともに、強度低下も来さず、ま
た、防水作業も容易に行えるようにする。 【構成】 カウンタ4で覆われた防水パン3の周縁部に
は、その一部が洗い場側内方に入り込んで凹部3bが形
成されるとともに、配管継パネル22が装着されてお
り、この配管継パネル22は、防水パン3の周縁部から
凹部3bを挟んで立ち上げられる壁板部22aと、この壁
板部22aから凹部3bを覆う状態で洗い場側2内方に膨
出された膨出部22bとが一体形成されてなり、この配
管継パネル22の壁板部22aの上に壁パネル9が載置
される一方、外部から凹部3bを通って外部配管が12
引き込まれ、この外部配管12が配管継パネル22を貫
通して取り付けられた配管継手14を介してカウンタ4
と配管継パネル22との間に配設された内部配管に接続
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗い場側の防水パン上
にカウンタが設けられる浴室ユニットに関する。
にカウンタが設けられる浴室ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、浴室ユニットにおいては、カラン
やシャワーなどの給湯器具への配管の外に、追い焚き用
の配管や、さらにはスチームサウナや流湯床暖房などの
器具への配管が設けられるなど、配管数が全体的に増加
する傾向にある。したがって、このような浴室ユニット
においては、配管数が多い場合でも配管施工をできるだ
け容易に行える構成が要求される。
やシャワーなどの給湯器具への配管の外に、追い焚き用
の配管や、さらにはスチームサウナや流湯床暖房などの
器具への配管が設けられるなど、配管数が全体的に増加
する傾向にある。したがって、このような浴室ユニット
においては、配管数が多い場合でも配管施工をできるだ
け容易に行える構成が要求される。
【0003】そのため、従来技術では、たとえば、図7
ないし図9に示すような構成の浴室ユニットが提供され
ている(たとえば、特開平6−93631号公報参照)。
ないし図9に示すような構成の浴室ユニットが提供され
ている(たとえば、特開平6−93631号公報参照)。
【0004】この浴室ユニットは、浴室内に浴槽1に隣
接して洗い場2を構成する防水パン3が配置され、この
防水パン3上の浴槽1と隣り合う一辺側には、カウンタ
天板4aとカウンタエプロン4bとからなるカウンタ4が
その全幅にわたって設けられている。
接して洗い場2を構成する防水パン3が配置され、この
防水パン3上の浴槽1と隣り合う一辺側には、カウンタ
天板4aとカウンタエプロン4bとからなるカウンタ4が
その全幅にわたって設けられている。
【0005】防水パン3の周縁部は、パネル載置用の段
部3aが形成され、また、カウンタ4で覆われた箇所の
防水パン3の周縁部は、洗い場2側内方に入り込んで凹
部3bが形成されており、凹部3bを挟む前後の段部3a
の上には、凹部3bを跨ぐ状態で切欠部6aが形成された
壁パネル6が、また、残りの段部3aの上には平板状の
壁パネル7がそれぞれ載置されている。
部3aが形成され、また、カウンタ4で覆われた箇所の
防水パン3の周縁部は、洗い場2側内方に入り込んで凹
部3bが形成されており、凹部3bを挟む前後の段部3a
の上には、凹部3bを跨ぐ状態で切欠部6aが形成された
壁パネル6が、また、残りの段部3aの上には平板状の
壁パネル7がそれぞれ載置されている。
【0006】そして、上記の防水パン3の凹部3bおよ
び壁パネル6の切欠部6aでできる開口を覆う状態でカ
バーパネル8が装着されている。
び壁パネル6の切欠部6aでできる開口を覆う状態でカ
バーパネル8が装着されている。
【0007】すなわち、このカバーパネル8は、壁パネ
ル6の切欠部6a内に嵌め込まれる後部8aと、この後部
8aから洗い場2側内方に膨出された前部8bとが一体形
成されたもので、後部8aの切欠部6a側と前部8bの凹
部3b側の各対向面はそれぞれ開口している。そして、
前部8bの前面側には点検作業口8cが形成されるととも
に、点検作業口8cを封鎖するための蓋10が着脱自在
に取り付けられている。
ル6の切欠部6a内に嵌め込まれる後部8aと、この後部
8aから洗い場2側内方に膨出された前部8bとが一体形
成されたもので、後部8aの切欠部6a側と前部8bの凹
部3b側の各対向面はそれぞれ開口している。そして、
前部8bの前面側には点検作業口8cが形成されるととも
に、点検作業口8cを封鎖するための蓋10が着脱自在
に取り付けられている。
【0008】そして、浴室ユニットの外部にある給湯器
付風呂釜などの機器や上水道などに接続された外部配管
12が防水パン3の凹部3bを通ってカバーパネル8内
に引き込まれ、カバーパネル8の後部8aの前面を貫通
して取り付けられた配管継手14を介して内部配管16
に接続されている。さらに、この内部配管16がカウン
タエプロン4bを通って洗い場側のカラン18に接続さ
れている。
付風呂釜などの機器や上水道などに接続された外部配管
12が防水パン3の凹部3bを通ってカバーパネル8内
に引き込まれ、カバーパネル8の後部8aの前面を貫通
して取り付けられた配管継手14を介して内部配管16
に接続されている。さらに、この内部配管16がカウン
タエプロン4bを通って洗い場側のカラン18に接続さ
れている。
【0009】この構成においては、浴室ユニットの内部
において、カウンタエプロン4bと蓋10とを取り除け
ば、点検作業口8cを通して外部配管12と内部配管1
4との相互の接続作業を容易に行うことができ、また、
両配管12,14の接続後の点検も簡単になるという利
点を有する。
において、カウンタエプロン4bと蓋10とを取り除け
ば、点検作業口8cを通して外部配管12と内部配管1
4との相互の接続作業を容易に行うことができ、また、
両配管12,14の接続後の点検も簡単になるという利
点を有する。
【0010】なお、図中、20は躯体外壁、21は躯体
床面である。
床面である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7な
いし図9に示した従来技術においては、次の問題があ
る。
いし図9に示した従来技術においては、次の問題があ
る。
【0012】(1) 防水パン3の凹部3bを跨いで配置
される壁パネル6には、別途、切欠部6aを形成する必
要があり、そのため余分な工数がかかりるばかりか、壁
パネル6に使用する素材にも制約が生じる。
される壁パネル6には、別途、切欠部6aを形成する必
要があり、そのため余分な工数がかかりるばかりか、壁
パネル6に使用する素材にも制約が生じる。
【0013】また、壁パネル6の切欠部6aによって、
その分、強度が弱くなる。
その分、強度が弱くなる。
【0014】(2) 壁パネ6ルの切欠部6b内にカバー
パネル8の後部8aを嵌め込む構成であるため、壁パネ
ル6とカバーパネル8との接合部分から水漏れが生じな
いように、接合部分の周囲に沿って防水シールを施す必
要があり、防水作業にも手間がかかる。
パネル8の後部8aを嵌め込む構成であるため、壁パネ
ル6とカバーパネル8との接合部分から水漏れが生じな
いように、接合部分の周囲に沿って防水シールを施す必
要があり、防水作業にも手間がかかる。
【0015】したがって、本発明は、配管施工を容易に
行えるのは勿論のこと、浴室ユニットにおいて、壁パネ
ルの加工の手間を省くとともに、強度低下も来さず、ま
た、防水作業も容易に行えるようにすることを課題とし
ている。
行えるのは勿論のこと、浴室ユニットにおいて、壁パネ
ルの加工の手間を省くとともに、強度低下も来さず、ま
た、防水作業も容易に行えるようにすることを課題とし
ている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、洗い場側の防水パン上にカウンタが設
けられている浴室ユニットにおいて、次のような構成を
とる。
解決するために、洗い場側の防水パン上にカウンタが設
けられている浴室ユニットにおいて、次のような構成を
とる。
【0017】すなわち、請求項1記載に係る本発明で
は、カウンタで覆われた防水パンの周縁部は、その一部
が洗い場側内方に入り込んで凹部が形成されるととも
に、配管継パネルが装着されており、この配管継パネル
は、防水パンの周縁部から凹部を挟んで立ち上げられる
壁板部とこの壁板部から凹部を覆う状態で洗い場側内方
に膨出された膨出部とが一体形成されてなり、この配管
継パネルの前記壁板部の上に壁パネルが載置される一
方、外部から凹部を通って外部配管が引き込まれ、この
外部配管が配管継パネルを貫通して取り付けられた配管
継手を介してカウンタと配管継パネルとの間に配設され
た内部配管に接続されている。
は、カウンタで覆われた防水パンの周縁部は、その一部
が洗い場側内方に入り込んで凹部が形成されるととも
に、配管継パネルが装着されており、この配管継パネル
は、防水パンの周縁部から凹部を挟んで立ち上げられる
壁板部とこの壁板部から凹部を覆う状態で洗い場側内方
に膨出された膨出部とが一体形成されてなり、この配管
継パネルの前記壁板部の上に壁パネルが載置される一
方、外部から凹部を通って外部配管が引き込まれ、この
外部配管が配管継パネルを貫通して取り付けられた配管
継手を介してカウンタと配管継パネルとの間に配設され
た内部配管に接続されている。
【0018】また、請求項2記載に係る発明では、請求
項1記載の浴室ユニットにおいて、膨出部が壁板部の長
手方向に沿って複数並設されている。
項1記載の浴室ユニットにおいて、膨出部が壁板部の長
手方向に沿って複数並設されている。
【0019】
【作用】請求項1記載の構成において、配管継パネルの
壁板部が壁パネルの役目を果していて、これに接合され
る壁パネルは従来のような切欠部を設ける等の加工を施
す必要がない。このため、壁パネルの加工の手間が省
け、壁パネルの素材について余分な制約も受けない。
壁板部が壁パネルの役目を果していて、これに接合され
る壁パネルは従来のような切欠部を設ける等の加工を施
す必要がない。このため、壁パネルの加工の手間が省
け、壁パネルの素材について余分な制約も受けない。
【0020】また、従来のように壁パネル側に切欠部を
設ける必要がないため、壁パネルの強度低下も来さず、
膨出部の間口を広くとれるので、配管数が多くなっても
十分に配管の引き回しスペースを確保することができ
る。
設ける必要がないため、壁パネルの強度低下も来さず、
膨出部の間口を広くとれるので、配管数が多くなっても
十分に配管の引き回しスペースを確保することができ
る。
【0021】さらに、配管継パネルとその上に載置され
る壁パネルとは一辺の接合部分のみですむため、防水作
業も容易に行える。
る壁パネルとは一辺の接合部分のみですむため、防水作
業も容易に行える。
【0022】また、請求項2記載の構成においては、外
部配管と内部配管との接続箇所をより多く確保すること
ができるので、配管数が全体的に増加した場合でも十分
に対処することができる。
部配管と内部配管との接続箇所をより多く確保すること
ができるので、配管数が全体的に増加した場合でも十分
に対処することができる。
【0023】
【実施例】図1および図2は本発明の実施例に係り、図
1は浴室ユニットの洗い場側における縦断面図、図2は
図1の浴室ユニットのカウンタを取り外した状態におけ
る要部の分解斜視図であり、図7ないし図9に示した従
来例に対応する部分には同一の符号を付す。
1は浴室ユニットの洗い場側における縦断面図、図2は
図1の浴室ユニットのカウンタを取り外した状態におけ
る要部の分解斜視図であり、図7ないし図9に示した従
来例に対応する部分には同一の符号を付す。
【0024】この実施例の浴室ユニットは、浴室内に浴
槽1に隣接して洗い場2を構成する防水パン3が配置さ
れ、この防水パン3上の浴槽1と隣り合う一辺側には、
カウンタ天板4aとカウンタエプロン4bとからなるカウ
ンタ4がその全幅にわたって設けられている。
槽1に隣接して洗い場2を構成する防水パン3が配置さ
れ、この防水パン3上の浴槽1と隣り合う一辺側には、
カウンタ天板4aとカウンタエプロン4bとからなるカウ
ンタ4がその全幅にわたって設けられている。
【0025】防水パン3の周縁部は、パネル載置用の段
部3aが形成されており、また、カウンタ4で覆われた
箇所の防水パン3の周縁部は、洗い場2側内方に入り込
んで凹部3bが形成されている。
部3aが形成されており、また、カウンタ4で覆われた
箇所の防水パン3の周縁部は、洗い場2側内方に入り込
んで凹部3bが形成されている。
【0026】そして、凹部3b含むその前後の段部3aの
上には、配管接続兼防水用の配管継パネル22が、ま
た、残りの段部3aの上には、壁パネル7がそれぞれ載
置されている。
上には、配管接続兼防水用の配管継パネル22が、ま
た、残りの段部3aの上には、壁パネル7がそれぞれ載
置されている。
【0027】上記の配管継パネル22は、たとえばFR
Pなどでできており、防水パン3の凹部3bを挟む前後
の段部3aの位置から立ち上げられる平板状の壁板部2
2aと、この壁板部22aから凹部3bを覆う状態で洗い
場2側内方に膨出された箱状の膨出部22bとが一体形
成されており、したがって、壁板部22aの膨出部22b
で囲まれた部分および膨出部22bの凹部3bに各対向す
る部分はそれぞれ後方および下方にそれぞれ開口してい
る。
Pなどでできており、防水パン3の凹部3bを挟む前後
の段部3aの位置から立ち上げられる平板状の壁板部2
2aと、この壁板部22aから凹部3bを覆う状態で洗い
場2側内方に膨出された箱状の膨出部22bとが一体形
成されており、したがって、壁板部22aの膨出部22b
で囲まれた部分および膨出部22bの凹部3bに各対向す
る部分はそれぞれ後方および下方にそれぞれ開口してい
る。
【0028】そして、壁板部22aの上部に壁パネル9
が載置されている。このため、壁板部22aの厚さは、
壁パネル9の厚さに一致するように予め設定されてい
る。
が載置されている。このため、壁板部22aの厚さは、
壁パネル9の厚さに一致するように予め設定されてい
る。
【0029】また、膨出部22bは、前面側に点検作業
口22cが形成されるとともに、点検作業口22cを封鎖
するための蓋10がビスなどで着脱自在に取り付けられ
ている。
口22cが形成されるとともに、点検作業口22cを封鎖
するための蓋10がビスなどで着脱自在に取り付けられ
ている。
【0030】浴室ユニットの外部にある給湯器付風呂釜
などの機器や上水道などに接続された外部配管12は、
防水パン3の凹部3aを通って立ち上げられて配管継パ
ネル22の膨出部22b内に引き込まれており、さら
に、この外部配管12が膨出部22bの左右の壁面を貫
通して取り付けられた配管継手14を介して内部配管1
6に接続されている。
などの機器や上水道などに接続された外部配管12は、
防水パン3の凹部3aを通って立ち上げられて配管継パ
ネル22の膨出部22b内に引き込まれており、さら
に、この外部配管12が膨出部22bの左右の壁面を貫
通して取り付けられた配管継手14を介して内部配管1
6に接続されている。
【0031】内部配管16は、本例では、可撓性のある
蛇腹管などが使用されており、この内部配管16がカウ
ンタ4と配管継パネル22との間の空間部分を通って洗
い場2に設けられたカラン18に接続される外、シャワ
ーなどの他の給湯器具や、浴槽1に設けられた風呂追焚
用の循環ノズルや、さらにはスチームサウナや流湯床暖
房などの器具(いずれも図示省略)にそれぞれ接続されて
いる。
蛇腹管などが使用されており、この内部配管16がカウ
ンタ4と配管継パネル22との間の空間部分を通って洗
い場2に設けられたカラン18に接続される外、シャワ
ーなどの他の給湯器具や、浴槽1に設けられた風呂追焚
用の循環ノズルや、さらにはスチームサウナや流湯床暖
房などの器具(いずれも図示省略)にそれぞれ接続されて
いる。
【0032】なお、20は躯体外壁、21は躯体床面で
ある。
ある。
【0033】次に、浴室ユニットの設置手順を説明す
る。
る。
【0034】予め、配管継パネル22の膨出部22bの
左右の壁面を貫通して配管継手14を取り付けておく。
左右の壁面を貫通して配管継手14を取り付けておく。
【0035】次に、洗い場側の防水パン3の浴槽1に隣
接する一辺側の段部3aに配管継パネル22を設置す
る。その際、配管継パネル22の膨出部22bの下部が
防水パン3の凹部3bを囲む部分に嵌まり込むようにす
る。
接する一辺側の段部3aに配管継パネル22を設置す
る。その際、配管継パネル22の膨出部22bの下部が
防水パン3の凹部3bを囲む部分に嵌まり込むようにす
る。
【0036】そして、この配管継パネル22の壁板部2
2aの上に壁パネル9を載置する。
2aの上に壁パネル9を載置する。
【0037】なお、配管継パネル22とその上の壁パネ
ル9とは、防水パン3上に設置する前に予め接合してお
くこともできる。
ル9とは、防水パン3上に設置する前に予め接合してお
くこともできる。
【0038】防水パン3の他辺の周縁部には、壁パネル
7を直接に設置する。
7を直接に設置する。
【0039】次に、防水パン3の凹部3bを通って立ち
上げられている外部配管12を配管継手14に接続す
る。この接続作業は、配管継パネル22の点検作業口2
2cを通して容易に行うことができる。
上げられている外部配管12を配管継手14に接続す
る。この接続作業は、配管継パネル22の点検作業口2
2cを通して容易に行うことができる。
【0040】続いて、洗い場2に設けられたカラン18
や、図示しないシャワーノズル、風呂追焚用の循環ノズ
ル等に一端側が接続された内部配管16の他端側を配管
継手14に接続する。
や、図示しないシャワーノズル、風呂追焚用の循環ノズ
ル等に一端側が接続された内部配管16の他端側を配管
継手14に接続する。
【0041】引き続いて、点検作業口22cに蓋10を
ビスなどで取り付ける。
ビスなどで取り付ける。
【0042】最後に、カウンタ4を取り付ける。カウン
タ4によって、配管継パネル22や内部配管16は浴室
内からは見えないので、見栄えがよくなる。
タ4によって、配管継パネル22や内部配管16は浴室
内からは見えないので、見栄えがよくなる。
【0043】このように、図1および図2に示した実施
例においては、配管継パネル22の壁板部22aが壁パ
ネルの一部を構成する役目を果していて、これに接合さ
れる壁パネル9は従来のような切欠部を設ける等の加工
を施す必要がないために、壁パネル9の加工の手間が省
けるとともに、その素材についても余分な制約を受ける
ことがない。
例においては、配管継パネル22の壁板部22aが壁パ
ネルの一部を構成する役目を果していて、これに接合さ
れる壁パネル9は従来のような切欠部を設ける等の加工
を施す必要がないために、壁パネル9の加工の手間が省
けるとともに、その素材についても余分な制約を受ける
ことがない。
【0044】さらに、配管継パネル22とその上に載置
される壁パネル9とは一辺の接合部分のみですむため、
シール剤を塗布するなどの防水作業も容易に行える。
される壁パネル9とは一辺の接合部分のみですむため、
シール剤を塗布するなどの防水作業も容易に行える。
【0045】また、壁パネルには切欠部がないので、壁
パネル9の強度低下も来さず、さらに、配管継パネル2
2の膨出部22bの間口を広くとれるので、外部配管1
2および内部配管16の配管数が多くなっても十分に配
管の引き回しスペースを確保することができる。
パネル9の強度低下も来さず、さらに、配管継パネル2
2の膨出部22bの間口を広くとれるので、外部配管1
2および内部配管16の配管数が多くなっても十分に配
管の引き回しスペースを確保することができる。
【0046】
【変形例】上記の実施例では、外部配管12と内部配管
16との接続を、配管継パネル22の膨出部22bの左
右の側面部分に配管継手14を設けることで行っている
が、これに限定されるものではなく、たとえば、図3に
示すように、膨出部22bの点検作業口22cの左右の前
面部分に配管継手14を設けることで行ったり、あるい
は、図4に示すように、膨出部22bの左右の側面部分
のみならず上面部分に配管継手14を設けることで行う
ことも可能である。
16との接続を、配管継パネル22の膨出部22bの左
右の側面部分に配管継手14を設けることで行っている
が、これに限定されるものではなく、たとえば、図3に
示すように、膨出部22bの点検作業口22cの左右の前
面部分に配管継手14を設けることで行ったり、あるい
は、図4に示すように、膨出部22bの左右の側面部分
のみならず上面部分に配管継手14を設けることで行う
ことも可能である。
【0047】また、図5に示すように、配管継パネル2
3の膨出部23b1,23b2を前後二段にわたって設け、
浴室内から見て後方側の膨出部23b1の前面部分に配管
継手14を設けて外部配管と内部配管とを互いに接続す
ることもでき、さらには、図3ないし図5の構成を組み
合わせることもできる。
3の膨出部23b1,23b2を前後二段にわたって設け、
浴室内から見て後方側の膨出部23b1の前面部分に配管
継手14を設けて外部配管と内部配管とを互いに接続す
ることもでき、さらには、図3ないし図5の構成を組み
合わせることもできる。
【0048】また、図6に示すように、配管継パネル2
4を、壁板部24aの長手方向(左右方向)に沿って複数
(ここで2つ)の膨出部24b1,24b2を形成し、両膨出
部24b1,24b2の前面側にそれぞれ点検作業口24
c1,24c2を設けるとともに、両膨出部24b1,24b2
間を継板部24dで接続した構成とすることもできる。
4を、壁板部24aの長手方向(左右方向)に沿って複数
(ここで2つ)の膨出部24b1,24b2を形成し、両膨出
部24b1,24b2の前面側にそれぞれ点検作業口24
c1,24c2を設けるとともに、両膨出部24b1,24b2
間を継板部24dで接続した構成とすることもできる。
【0049】このように膨出部24b1,24b2を複数並
設すれば、内部配管と外部配管とを接続する配管継手1
4の設置箇所をより多く確保することができるので、配
管数が全体的に増加した場合でも十分に対処できる。ま
た、左右の膨出部24b1,24b2で挟まれた箇所は、壁
板部24aと継板部24dとで囲まれていて漏水のおそれ
がないため、内部配管の引き回しスペースとして利用す
ることができる。
設すれば、内部配管と外部配管とを接続する配管継手1
4の設置箇所をより多く確保することができるので、配
管数が全体的に増加した場合でも十分に対処できる。ま
た、左右の膨出部24b1,24b2で挟まれた箇所は、壁
板部24aと継板部24dとで囲まれていて漏水のおそれ
がないため、内部配管の引き回しスペースとして利用す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0051】(1) 請求項1記載に係る発明では、配管
継パネルの壁板部が壁パネルの役目を果していて、これ
に接合される壁パネルは従来のような切欠部を設ける等
の加工を施す必要がない。このため、壁パネルの加工の
手間が省け、壁パネルの素材について余分な制約も受け
ない。
継パネルの壁板部が壁パネルの役目を果していて、これ
に接合される壁パネルは従来のような切欠部を設ける等
の加工を施す必要がない。このため、壁パネルの加工の
手間が省け、壁パネルの素材について余分な制約も受け
ない。
【0052】また、従来のように壁パネル側に切欠部を
設ける必要がないため、壁パネルの強度低下も来さず、
膨出部の間口を広くとれるので、配管数が多くなっても
十分に配管の引き回しスペースを確保することができ
る。
設ける必要がないため、壁パネルの強度低下も来さず、
膨出部の間口を広くとれるので、配管数が多くなっても
十分に配管の引き回しスペースを確保することができ
る。
【0053】さらに、配管継パネルとその上に載置され
る壁パネルとは一辺の接合部分のみですむため、防水作
業も容易に行える。
る壁パネルとは一辺の接合部分のみですむため、防水作
業も容易に行える。
【0054】(2) 請求項2記載に係る発明において
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、外部配管と内
部配管との接続箇所をより多く確保することができるの
で、配管数が全体的に増加した場合でも十分に対処する
ことができる。
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、外部配管と内
部配管との接続箇所をより多く確保することができるの
で、配管数が全体的に増加した場合でも十分に対処する
ことができる。
【図1】本発明の実施例に係る浴室ユニットの洗い場側
における縦断面図である。
における縦断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る浴室ユニットのカウンタ
を取り外した状態における要部の分解斜視図である。
を取り外した状態における要部の分解斜視図である。
【図3】配管継パネルの配管継手の設置箇所の変形例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】配管継パネルの配管継手の設置箇所の変形例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】配管継パネルの変形例を示す斜視図である。
【図6】配管継パネルの他の変形例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】浴室ユニットの平面図である。
【図8】従来例に係る浴室ユニットの洗い場側における
縦断面図である。
縦断面図である。
【図9】従来例に係る浴室ユニットのカウンタを取り外
した状態における要部の分解斜視図である。
した状態における要部の分解斜視図である。
1…浴槽、2…洗い場、3…防水パン、3b…凹部、4
…カウンタ、7,9…壁パネル、10…蓋、12…外部
配管、14…内部配管、22,23…配管継パネル、2
2a,23a,24a…壁板部、22b,23b1,23b2,
24b1,24b2…膨出部、22c,23c,24c1,24
c2…点検作業口、24d…継板部。
…カウンタ、7,9…壁パネル、10…蓋、12…外部
配管、14…内部配管、22,23…配管継パネル、2
2a,23a,24a…壁板部、22b,23b1,23b2,
24b1,24b2…膨出部、22c,23c,24c1,24
c2…点検作業口、24d…継板部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松延 義和 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内
Claims (2)
- 【請求項1】 洗い場側の防水パン上にカウンタが設け
られている浴室ユニットにおいて、 前記カウンタで覆われた防水パンの周縁部には、その一
部が洗い場側内方に入り込んで凹部が形成されるととも
に、配管継パネルが装着されており、この配管継パネル
は、前記防水パンの周縁部から凹部を挟んで立ち上げら
れる壁板部と、この壁板部から前記凹部を覆う状態で洗
い場側内方に膨出された膨出部とが一体形成されてな
り、この配管継パネルの前記壁板部の上に壁パネルが載
置される一方、外部から前記凹部を通って外部配管が引
き込まれ、この外部配管が配管継パネルを貫通して取り
付けられた配管継手を介してカウンタと配管継パネルと
の間に配設された内部配管に接続されていることを特徴
とする浴室ユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載の浴室ユニットにおいて、
前記膨出部は、壁板部の長手方向に沿って複数並設され
ていることを特徴とする浴室ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073262A JPH08266440A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 浴室ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073262A JPH08266440A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 浴室ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266440A true JPH08266440A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13513095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7073262A Pending JPH08266440A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 浴室ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08266440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020165279A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水廻りユニットルームおよびプレハブ構造体 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7073262A patent/JPH08266440A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020165279A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水廻りユニットルームおよびプレハブ構造体 |
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