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JPH08251946A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

Info

Publication number
JPH08251946A
JPH08251946A JP7055690A JP5569095A JPH08251946A JP H08251946 A JPH08251946 A JP H08251946A JP 7055690 A JP7055690 A JP 7055690A JP 5569095 A JP5569095 A JP 5569095A JP H08251946 A JPH08251946 A JP H08251946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diode
connection point
smoothing capacitor
capacitor
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7055690A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Ogawa
勇 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Lighting Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7055690A priority Critical patent/JPH08251946A/ja
Publication of JPH08251946A publication Critical patent/JPH08251946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半波倍電圧整流平滑回路を有していても、力
率が高く、高調波成分の少ないインバータ装置を得るこ
と。 【構成】 半波倍電圧整流平滑回路の出力側に設けられ
た互いに直列接続のスイッチング素子10、11がオン
・オフしたときに交流電源1の正の半周期においては第
3のダイオード4の存在により第1のコイル21にエネ
ルギーを蓄え、その後に蓄えられたエネルギーを第1の
平滑コンデンサ8に放出させる入力電流を流し、負の半
周期においては第4のダイオード5の存在により第2の
コイル22にエネルギーを蓄え、その後に蓄えられたエ
ネルギーを第2の平滑コンデンサ9に放出させる入力電
流を流すことにより昇圧型チョッパとして機能するか
ら、交流電源1の全周期にわたって入力電流波形が正弦
波状になり、力率が高くなるとともに高調波成分も少な
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商用交流電源を直流
電圧に変換し、この直流電圧をスイッチング素子のオン
・オフによりスイッチングして負荷に供給するインバー
タ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は実開平2−80996号公報に
示された従来のインバータ装置の回路図である。同図に
おいて、1は交流電源、2、3は交流電源の一端にそれ
ぞれ対応してアノード及びカソードが接続された第1の
ダイオード及び第2のダイオードである。8、9は交流
電源の他端にそれぞれ一端が接続された第1の平滑コン
デンサ及び第2の平滑コンデンサである。第1のダイオ
ード及び第2のダイオード2、3と第1の平滑コンデン
サ及び第2の平滑コンデンサ8、9とによって半波倍電
圧整流平滑回路を形成している。10、11は半波倍電
圧整流平滑回路の出力端子間である第1の平滑コンデン
サ及び第2の平滑コンデンサ8、9の両端子間に設けら
れ、互いに直列接続され交互にオン・オフするスイッチ
ング素子、12はスイッチング素子10,11を交互に
オン・オフ制御する制御回路、13、14は回生電流を
流すためにスイッチング素子10、11に逆並列接続さ
れたダイオードである。スイッチング素子10、11と
制御回路12とダイオード13、14とによってインバ
ータ回路を形成している。
【0003】15はスイッチング素子10、11の接続
点に一端が接続された負荷電流制限用インダクタンス素
子であるバラストチョーク、16はバラストチョーク1
5の他端に直列接続された一端が接続された放電灯、1
6a,16bは放電灯16の一対の電極、17は放電灯
16に並列接続された予熱コンデンサ、18は放電灯1
6に一端が接続され、他端がスイッチング素子10の一
端に接続された直流阻止用コンデンサである。バラスト
チョーク15と放電灯16と予熱コンデンサ17と直流
阻止用コンデンサ18とによって負荷回路を形成してい
る。前記のように構成された従来のインバータ装置は、
例えばスイッチング素子10,11が制御回路12によ
ってあるスイッチング周波数で交互にオン・オフされ、
スイッチング素子10,11の接続点から高周波電力を
負荷回路に供給する。そして、バラストチョーク15と
放電灯16に並列接続された予熱コンデンサ17と直流
阻止用コンデンサ18により直列共振回路を構成し、予
熱コンデンサ17の両端から放電に必要な高電圧を発生
させ、放電灯16を点灯させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなインバータ装置では、半波倍電圧整流平滑回路に着
目すると、コンデンサ入力型になっているため、交流電
源1の正の半周期および負の半周期にはそれぞれ平滑コ
ンデンサ8および平滑コンデンサ9に突入電流が流れ
る。そのため、入力電流は図9(a)のように尖塔状の
ものとなり、これによる力率低下、高調波障害が問題と
なっている。本発明はかかる問題を解決するためになさ
れたもので、力率が高く、高調波成分の少ないインバー
タ装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この請求項1の発明に係
るインバータ装置は、交流電源の一端にそれぞれ対応し
てアノードおよびカーソドが接続された第1のタイオー
ドおよび第2のダイオードと、前記交流電源の他端にそ
れぞれ一端が接続された第1の平滑コンデンサおよび第
2の平滑コンデンサと、前記第1のダイオードのカソー
ドと前記第1の平滑コンデンサの他端との間および前記
第2の平滑コンデンサの他端と前記第2のダイオードの
アノードとの間にそれぞれ前記第1のダイオードおよび
前記第2のダイオードと方向が一致するように介挿され
た第3のダイオードおよび第4のダイオードと、前記第
1のダイオードと第3のダイオードとの間および前記第
2のダイオードと第4のダイオードとの間にそれぞれ介
挿された第1のインタクタンス素子および第2のインダ
クタンス素子と、前記第1のインタクタンス素子と第3
のダイオードの接続点および前記第1の平滑コンデンサ
と第2の平滑コンデンサの接続点との間に設けられ、前
記第1のインダクタンス素子と第3のダイオードの接続
点側にカソードが接続された第5のダイオードと、前記
第1の平滑コンデンサと第2の平滑コンデンサの接続点
および前記第2のインダクタンス素子と第4のダイオー
ドの接続点との間に設けられ、前記第1の平滑コンデン
サと第2の平滑コンデンサの接続点側にカソードが接続
された第6のダイオードとからなる直流電源と、該直流
電源の出力端子間に設けられ、互いに直列接続され交互
にオン・オフするスイッチング素子と各々のスイッチン
グ素子に逆並列接続されたダイオードと前記スイッチン
グ素子をオン・オフ制御する制御回路とを備えたインバ
ータ回路と、前記第1のインダクタンス素子と第3のダ
イオードの接続点および前記第2のインダクタンス素子
と第4のダイオードの接続点との間に直列接続された第
1のコンデンサおよび第2のコンデンサと、前記インバ
ータ回路の出力端子と前記第1のコンデンサおよび第2
のコンデンサの中点との間に接続された放電灯及び負荷
電流制限用インダクタンス素子の直列回路よりなる負荷
回路とを備えたものである。
【0006】この請求項2の発明に係るインバータ装置
は、交流電源の一端にそれぞれ対応してアノードおよび
カソードが接続された第1のダイオードおよび第2のダ
イオードと、前記交流電源の他端にインダクタンス素子
を介してそれぞれ一端が接続された第1の平滑コンデン
サおよび第2の平滑コンデンサと、前記第1のダイオー
ドのカソードと前記第1の平滑コンデンサの他端との間
および前記第2の平滑コンデンサの他端と前記第2のダ
イオードのアノードとの間にそれぞれ前記第1のダイオ
ードおよび前記第2のダイオードと方向が一致するよう
に介挿された第3のダイオードおよび第4のダイオード
と、前記第1のダイオードと第3のダイオードの接続点
と前記第1の平滑コンデンサと第2の平滑コンデンサの
接続点との間に設けられ、前記第1のダイオードと第3
のダイオードの接続点側にカソードが接続された第5の
ダイオードと、前記第1の平滑コンデンサと第2の平滑
コンデンサの接続点と前記第2のダイオードと第4のダ
イオードの接続点との間に設けられ、前記第1の平滑コ
ンデンサと第2の平滑コンデンサの接続点側にカソード
が接続された第6のダイオードからなる直流電源と、該
直流電源の出力端子間に設けられ、互いに直列接続され
交互にオン・オフするスイッチング素子と各々のスイッ
チング素子に逆並列接続されたダイオードと前記スイッ
チング素子をオン・オフ制御する制御回路とを備えたイ
ンバータ回路と、前記第1のダイオードと第3のダイオ
ードの接続点と前記第2のダイオードと第4のダイオー
ドの接続点との間に直列接続された第1のコンデンサお
よび第2のコンデンサと、前記インバータ回路の出力端
子と前記第1のコンデンサおよび第2のコンデンサの中
点との間に接続された放電灯及び負荷電流制限用インダ
クタンス素子の直列回路よりなる負荷回路とを備えたも
のである。
【0007】この請求項3の発明に係るインバータ装置
は、請求項1〜2の発明に係るインバータ装置におい
て、前記第5のダイオードと第6のダイオードの接続点
および前記第1の平滑コンデンサと第2の平滑コンデン
サの接続点との間に第3のインダクタンス素子を介挿し
たものである。
【0008】この請求項4の発明に係るインバータ装置
は、交流電源の一端にそれぞれ対応してアノードおよび
カソードが接続された第1のダイオードおよび第2のダ
イオードと、前記交流電源の他端にインダクタンス素子
を介してそれぞれ一端が接続された第1の平滑コンデン
サおよび第2の平滑コンデンサと、前記第1のダイオー
ドのカソードと前記第1の平滑コンデンサの他端との間
および前記第2の平滑コンデンサの他端と前記第2のダ
イオードのアノードとの間にそれぞれ前記第1のダイオ
ードおよび前記第2のダイオードと方向が一致するよう
に介挿された第3のダイオードおよび第4のダイオード
と、前記第1のダイオードと第3のダイオードの接続点
と前記交流電源の他端と前記インダクタンス素子の接続
点との間に設けられ、前記第1のダイオードと第3のダ
イオードの接続点側にカソードが接続された第5のダイ
オードと、前記交流電源の他端と前記インダクタンス素
子の接続点と前記第2のダイオードと第4のダイオード
の接続点との間に設けられ、前記交流電源の他端と前記
インダクタンス素子の接続点側にカソードが接続された
第6のダイオードからなる直流電源と、該直流電源の出
力端子間に設けられ、互いに直列接続され交互にオン・
オフするスイッチング素子と各々のスイッチング素子に
逆並列接続されたダイオードと前記スイッチング素子を
オン・オフ制御する制御回路とを備えたインバータ回路
と、前記第1のダイオードと第3のダイオードの接続点
および前記第2のダイオードと第4のダイオードの接続
点との間に直列接続された第1のコンデンサおよび第2
のコンデンサと、前記インバータ回路の出力端子と前記
第1のコンデンサおよび第2のコンデンサの中点との間
に接続された放電灯及び負荷電流制限用インダクタンス
素子の直列回路よりなる負荷回路とを備えてなるもので
ある。
【0009】この請求項5の発明に係るインバータ装置
は、請求項1〜4の発明に係るインバータ装置におい
て、前記第5のダイオードおよび第6のダイオードにそ
れぞれ第3のコンデンサおよび第4のコンデンサを並列
接続したものである。この請求項6の発明に係るインバ
ータ装置は、請求項1〜5の発明に係るインバータ装置
において、前記直流電源の出力端子と、前記負荷回路と
の間にインビーダンス素子を接続したものである。
【0010】
【作用】この請求項1の発明に係るインバータ装置にお
いては、半波倍電圧整流平滑回路の第1及び第2のダイ
オードと第1及び第2の平滑コンデンサとの間に、第1
及び第2のインダクタンス素子と、第3〜第6のダイオ
ードとからなり、第1のインダクタンス素子と第3のダ
イオードとの接続点および第2のインダクタンス素子と
第4のダイオードとの接続点がインバータ回路の出力端
子に負荷回路を介して接続された第1及び第2のコンデ
ンサにそれぞれ接続された回路を設け、その回路は半波
倍電圧整流平滑回路の出力側に設けられた互いに直列接
続のスイッチング素子がオン・オフしたときに交流電源
の正の半周期においては第3のダイオードの存在により
第1のインダクタンス素子にエネルギーを蓄え、その後
に蓄えられたエネルギーを第1の平滑コンデンサに放出
させる入力電流を流し、負の半周期においては第4のダ
イオードの存在により第2のインダクタンス素子にエネ
ルギーを蓄え、その後に蓄えられたエネルギーを第2の
平滑コンデンサに放出させる入力電流を流すことにより
昇圧型チョッパとして機能するから、入力電流波形が正
弦波状になり、力率が高くなるとともに高調波成分も少
なくなる。
【0011】この請求項2の発明に係るインバータ装置
においては、半波倍電圧整流平滑回路の第1及び第2の
ダイオードと第1及び第2の平滑コンデンサとの間に、
インダクタンス素子と、第3〜第6のダイオードとから
なり、第1のダイオードと第3のダイオードとの接続点
および第2のダイオードと第4のダイオードとの接続点
がインバータ回路の出力端子に負荷回路を介して接続さ
れた第1及び第2のコンデンサにそれぞれ接続された回
路を設け、その回路は半波倍電圧整流平滑回路の出力側
に設けられた互いに直列接続のスイッチング素子がオン
・オフしたときに交流電源の正の半周期においては第3
のダイオードの存在によりインダクタンス素子にエネル
ギーを蓄え、その後に蓄えられたエネルギーを第1の平
滑コンデンサに放出させる入力電流を流し、負の半周期
においても第4のダイオードの存在によりそのインダク
タンス素子にエネルギーを蓄え、その後に蓄えられたエ
ネルギーを第2の平滑コンデンサに放出させる入力電流
を流することにより昇圧型チョッパとして機能するか
ら、インダクタンス素子を簡略化しても、入力電流波形
が正弦波状になり、力率が高くなるとともに高調波成分
も少なくなる。
【0012】この請求項3の発明に係るインバータ装置
においては、前記昇圧型チョッパとして機能する回路の
第5のダイオードと第6のダイオードの接続点および半
波倍電圧整流平滑回路の第1の平滑コンデンサと第2の
平滑コンデンサの接続点との間に第2のインダクタンス
素子を介挿し、入力電圧の低い期間にも積極的に入力電
流が流れるようにしたから、第1のインダクタンス素子
による昇圧作用との相乗効果によって入力電流波形はよ
り正弦波に近似する。この請求項4の発明に係るインバ
ータ装置においては、前記第5のダイオードと第6のダ
イオードの接続点および前記第1の平滑コンデンサと第
2の平滑コンデンサの接続点との間にインダクタンス素
子を介挿し、入力電圧の低い期間にも積極的に入力電流
が流れるようにしたから、請求項1〜3の発明に係るイ
ンバータ装置に比べて高次の高調波が含まれるものの第
3次の高調波成分が抑制され、力率も高くなる。
【0013】この請求項5の発明に係るインバータ装置
においては、前記昇圧型チョッパとして機能する回路の
第5のダイオードおよび第6のダイオードにそれぞれ第
3のコンデンサおよび第4のコンデンサを並列接続し、
負荷電流のリップルを抑制するから、入力電圧の周期的
振幅に対して均一な負荷電流としてのランプ電流が流
れ、安定した光出力を得ることができる。この請求項6
の発明に係わるインバータ装置においては、前記昇圧型
チョッパとして機能する回路を設けたものにあって、イ
ンバータ回路の出力端子と、負荷回路との間にインビー
ダンス素子を接続したから、負荷回路の共振周波数とと
もにインビーダンスが変わるため、負荷に大きな電流が
流れるようになる。
【0014】
【実施例】
実施例1.図1は第1の発明に係るインバータ装置の実
施例を示す回路図である。図において、1〜3,8〜1
7は図11の従来例と同一のものである。4、5は第3
のダイオード及び第4のダイオードで、第1のダイオー
ド2のカソードと第1の平滑コンデンサ8の他端との間
及び第2の平滑コンデンサ9の他端と第2のダイオード
3のアノードとの間にそれぞれ第1のダイオード2及び
第2のダイオード3と方向が一致するように介挿されて
いる。20は交流電源1と半波倍電圧整流平滑回路との
間に設けられた入力電流に含まれるノイズ成分を低減す
るためのフィルタ、21,22は昇圧用の第1及び第2
のインダクタンス素子である第1及び第2のコイルで、
第1のダイオード2と第3のダイオード4との間及び第
2のダイオード3と第4のダイオード5との間にそれぞ
れ介挿されている。
【0015】18は第1のコンデンサで、第1のコイル
21と第3のダイオード4との接続点と放電灯16の他
端との間に設けられており、19は第2のコンデンサ
で、第のコイル22と第4のダイオード5との接続点と
放電灯16の他端との間に設けられている。次に、上記
実施例の動作について図7〜図9の波形を用いて説明す
る。図1のように構成されたインバータ装置において、
交流電源1を投入すると、正の半周期にはダイオード
2、コイル21、ダイオード4の経路で平滑コンデンサ
8が充電される。また、負の半周期には平滑コンデン
サ、ダイオード5、コイル22、ダイオード3の経路で
平滑コンデンサ9が充電される。
【0016】ここで電流電源1の正の半周期について、
図1のa−b点間、すなわち、ダイオード6に着目して
インバータ装置の動作を説明する。まずトランジスタ1
1がオンすると、平滑コンデンサ9→ダイオード6→コ
ンデンサ18→放電灯16およびコンデンサ17→バラ
ストチョーク15→トランジスタ11→平滑コンデンサ
9の経路で平滑コンデンサ9の放電電流が流れるように
なる。このときは、ダイオード6はオンしていて、a点
の電圧はb点の電圧に等しく、ダイオード4はオフして
いるので、ダイオード2→コイル21→コンデンサ18
→放電灯16およびコンデンサ17→バラストチョーク
15→トランジスタ11→平滑コンデンサ9の経路で入
力電流が流れる。このとき、コイル21にエネルギーが
蓄えられてゆくため、入力電流が増加するように流れ
る。
【0017】そして、トランジスタ10がオンすると、
コンデンサ18→ダイオード4→トランジスタ10→バ
ラストチョーク15→放電灯16およびコンデンサ17
→コンデンサ18の経路でコンデンサ18の放電電流が
流れるようになる。このときは、ダイオード6はオフし
ていて、a−b点間の電圧が平滑コンデンサ8の電圧を
超えるようになるとダイオード4はオンし、a−b点間
の電圧は平滑コンデンサ8の電圧にクリップされる。こ
のとき、ダイオード2→コイル21→ダイオード4→平
滑コンデンサ8の径路で入力電流が流れる。そして、コ
イル21に蓄えられたエネルギーが平滑コンデンサ8に
放出されるため、平滑コンデンサ8は昇圧され、入力電
流は減少するように流れる。
【0018】このように交流電源1の正の半周期におい
て、入力電流はトランジスタ11のオン期間に増加する
ように流れ、トランジスタ10のオン期間に減少するよ
うに流れる。つまり、インバータ動作一周期分について
の入力電流波形はおおよそ図7に示すようなのこぎり波
状となり、また入力電流の大きさは入力電圧の大きさに
比例するので、交流電源1の正の半周期における入力電
流波形は図8の(a)に示すようにリップルを含んだ正
弦波状の波形になる。そして、入力電流のリップル分は
フィルタ20の作用によって抑制され、入力電流波形は
図8の(b)に示すように正弦波状になる。
【0019】従って、これらコイル21、ダイオード
4,6およびトランジスタ10,11のスイッチング等
一連の動作は、コイルに蓄えられたエネルギーによって
平滑コンデンサを充電する昇圧型チョッパと同等に機能
しているといえる。したがって、交流電源1の正の半周
期においては、昇圧型チョッパの機能およびフィルタ2
0の作用によって入力電流は入力電圧と同様に正弦波状
となり、力率が高くなるとともに高調波成分が低減され
る。
【0020】次に、交流電源1の負の半周期について、
図1のb−c点間、すなわち、ダイオード7に着目して
インバータの動作を説明する。まずトランジスタ10が
オンすると、平滑コンデンサ8→トランジスタ10→バ
ラストチョク15→放電灯16およびコンデンサ17→
コンデンサ19→ダイオード7→平滑コンデンサ8の経
路で平滑コンデンサ8の放電電流が流れるようになる。
このときは、ダイオード7はオンしていて、c点の電圧
はb点の電圧に等しく、ダイオード5はオフしているの
で、平滑コンデンサ8→トランジスタ10→バラストチ
ョク15→放電灯16およびコンデンサ17→コンデン
サ19→コイル22→ダイオード3の経路で入力電流が
次第に増加するように流れる。このときコイル22にエ
ネルギーが蓄えられてゆくため、入力電流は増加するよ
うに流れる。
【0021】そして、トランジスタ11がオンすると、
コンデンサ19→放電灯16およびコンデンサ17→バ
ラストチョーク15→トランジスタ11→ダイオード5
→コンデンサ19の経路でコンデンサ19の放電流が流
れるようになる.このときは、ダイオード7はオフして
いて、b−c点間の電圧が平滑コンデンサ9の電圧を越
えるようになるとダイオード5はオンし、b−c点間の
電圧は平滑コンデンサ9の電圧にクリップされる。この
とき、平滑コンデンサ9→ダイオード5→コイル22→
ダイオード3の経路で入力電流が流れる。そして、コイ
ル22に蓄えられたエネルギーが平滑コンデンサ9に放
出されるため、平滑コンデンサは昇圧され、入力電流は
減少するように流れる。
【0022】このように交流電源1の負の半周期におい
ても、入力電流はトランジスタ10のオン期間に増加す
るように流れ、トランジスタ11のオン期間に減少する
ように流れる。つまり、インバータ動作一周期分につい
ての入力電流波形はおおよそ図7に示すようなのこぎり
波状となり、また入力電流の大きさは入力電圧の大きさ
に比例するので、交流電源1の負の半周期における入力
電流波形はリップルを含んだ正弦波状の波形になる。そ
して、入力電流のリップル分はフィルタ20の作用によ
って抑制され、入力電流波形は正弦波状になる。
【0023】従って、これらコイル22、ダイオード
5,7およびトランジスタ10,11のスイッチング等
一連の動作は、コイルに蓄えられたエネルギーによって
平滑コンデンサを充電する昇圧型チョッパと同等に機能
しているといえる。したがって、交流電源1の負の半周
期においても、昇圧型チョッパの機能およびフィルタ2
0の作用によって入力電流は入力電圧と同様に正弦波状
となり、力率が高くなるとともに高調波成分が低減され
る。図1のインバータ装置は、以上のようにして図9の
(b)に示すように交流電源1の全周期にわたって入力
電流の高調波成分を低減するのである。
【0024】実施例2.図2は第2の発明に係るインバ
ータ装置の実施例を示す回路図である。同図において、
23は交流電源1の他端と第1の平滑コンデンサ8及び
第2の平滑コンデンサ9の接続点との間に設けられてい
るコイルである。このコイル23は図1の回路図におけ
る2つのコイル21,22の役割を1つにまとめたもの
である。図1の回路では、前述のように、交流電源1の
正の半周期にはコイル21が、負の半周期にはコイル2
2がそれぞれ昇圧作用を担っていた。ところが、図2の
回路におけるコイル23の位置は、交流電源1の正の半
周期および負の半周期すなわち全周期にわたって入力電
流が流れる経路である。したがって、コイル23は、交
流電源1の全周期にわたって昇圧作用を担うことにな
る。
【0025】実施例3.図3は第3の発明に係るインバ
ータ装置の実施例を示す回路図である。同図において
は、図2の回路に加えて、ダイオード6,7の接続点と
平滑コンデンサ8,9の接続点との間にコイル24が介
挿されている。図3のように構成されたインバータ装置
において、交流電源1の正の半周期、トランジスタ11
がオンしているとき、ダイオード6を介して平滑コンデ
ンサ9の放電電流が流れようとするため、コイル24に
はd→b点に向かって電流が流れる。このためa,b点
の電位(ダイオード6はオンしているのでa,b点は同
電位と考える)はd点より低電位となるので、交流電源
1の正の半周期において電圧の低い期間にもダイオード
2を介して入力電流が流れるようになる。
【0026】また、交流電源1の負の半周期、トランジ
スタ10がオンしているとき、ダイオード7を介して平
滑コンデンサ8の放電電流が流れようとするため、コイ
ル24にはb→d点に向かって電流が流れる。このため
b,c点の電位(ダイオード7はオンしているのでb,
c点は同電位と考える)はd点より高電位となるので、
交流電源1の負の半周期において電圧の低い期間にもダ
イオード3を介して入力電流が流れるようになる。つま
り、ダイオード6,7の接続点と平滑コンデンサ8,9
の接続点との間にコイル24を介挿したことによって入
力電圧の低い期間にも積極的に入力電流が流れるように
なる。そして、コイル23による昇圧作用との相乗効果
によって入力電流波形は図9(d)のように(b)に比
べてより正弦波に近似するようになる。
【0027】実施例4.図4は第3の発明に係るインバ
ータ装置の実施例を示す回路図である。同図において
は、図3の回路からコイル23を除いたものである。こ
のコイル24は、図4のようにコイル23による昇圧作
用がない場合でも高調波成分低減効果を有するが、この
場合は入力電圧の低い期間における入力電流の流れ方が
強調されるため、入力電流波形は図9(c)のように
(d)に比べて高次の高調波成分が含まれるが、第3次
の高調波成分が抑制された形になる。
【0028】実施例5.図5は第4の発明に係るインバ
ータ装置の実施例を示す回路図である。同図において
は、図2の回路のダイオード6,7に並列にコンデンサ
25,26を付加したものである。図5のように構成さ
れたインバータ装置において、コンデンサ25,26の
放電電流は、平滑コンデンサ8,9およびコンデンサ1
8,19の放電電流とともに放電灯16およびコンデン
サ17に流れる電流にかかわるので、コンデンサ25,
26が付加されない場合には、図9(a)のようにラン
プの電流リップルは大きいが、コンデンサ25,26を
付加した場合には、図9(b)のようにランプの電流リ
ップルは小さくなる。
【0029】実施例6.図6は第5の発明に係るインバ
ータ装置の実施例を示す回路図である。同図において
は、図2の回路のバラストチョーク15と放電灯16の
接続点と直流電源の出力端子との間にコンデンサ27,
28を付加したものである。図6の回路においては、コ
ンデンサ25,26を付加することによって、図2にお
けるバラストチョーク15、放電灯16およびコンデン
サ17、コンデンサ18またはコンデンサ19からなる
LC直列共振回路の共振周波数が変化する。今の場合、
前述の直列共振回路の他にバラストチョーク15、コン
デンサ25または26からなるLC直列共振回路が加わ
ることになる。これによって負荷回路のインビーダンス
が変化し、負荷回路に大きな電流が流れるようになる。
【0030】
【発明の効果】第1の発明は、半波倍電圧整流平滑回路
の第1及び第2のダイオードと第1及び第2の平滑コン
デンサとの間に、第1及び第2のインダクタンス素子
と、第3〜第6のダイオードとからなり、第1のインダ
クタンス素子と第3のダイオードとの接続点および第2
のインダクタンス素子と第4のダイオードとの接続点が
インバータ回路の出力端子に負荷回路を介して接続され
た第1及び第2のコンデンサにそれぞれ接続された回路
を設け、その回路は半波倍電圧整流平滑回路の出力側に
設けられた互いに直列接続のスイッチング素子がオン・
オフしたときに交流電源の正の半周期においては第3の
ダイオードの存在により第1のインダクタンス素子にエ
ネルギーを蓄え、その後に蓄えられたエネルギーを第1
の平滑コンデンサに放出させる入力電流を流し、負の半
周期においては第4のダイオードの存在により第2のイ
ンダクタンス素子にエネルギーを蓄え、その後に蓄えら
れたエネルギーを第2の平滑コンデンサに放出させる入
力電流を流すことにより昇圧型チョッパとして機能する
から、入力電流波形が正弦波状になり、力率が高くなる
とともに高調波成分も少なくなるという効果を有する。
また、直流電源は半波倍電圧整流平滑回路として構成し
ているので、例えば100Vの低入力電圧でも負荷とし
てのランプを安定に放電させることができる。
【0031】第2の発明は、半波倍電圧整流平滑回路の
第1及び第2のダイオードと第1及び第2の平滑コンデ
ンサとの間に、インダクタンス素子と、第3〜第6のダ
イオードとからなり、第1のダイオードと第3のダイオ
ードとの接続点および第2のダイオードと第4のダイオ
ードとの接続点がインバータ回路の出力端子に負荷回路
を介して接続された第1及び第2のコンデンサにそれぞ
れ接続された回路を設け、その回路は半波倍電圧整流平
滑回路の出力側に設けられた互いに直列接続のスイッチ
ング素子がオン・オフしたときに交流電源の正の半周期
においては第3のダイオードの存在によりインダクタン
ス素子にエネルギーを蓄え、その後に蓄えられたエネル
ギーを第1の平滑コンデンサに放出させる入力電流を流
し、負の半周期においても第4のダイオードの存在によ
りそのインダクタンス素子にエネルギーを蓄え、その後
に蓄えられたエネルギーを第2の平滑コンデンサに放出
させる入力電流を流することにより昇圧型チョッパとし
て機能するから、インダクタンス素子を簡略化しても、
入力電流波形が正弦波状になり、力率が高くなるととも
に高調波成分も少なくなり、経済的であるという効果を
有する。
【0032】第3の発明は、前記昇圧型チョッパとして
機能する回路の第5のダイオードと第6のダイオードの
接続点および半波倍電圧整流平滑回路の第1の平滑コン
デンサと第2の平滑コンデンサの接続点との間に第2の
インダクタンス素子を介挿し、入力電圧の低い期間にも
積極的に入力電流が流れるようにしたから、第1のイン
ダクタンス素子による昇圧作用との相乗効果によって入
力電流波形はより正弦波に近似するという効果を有す
る。第4の発明は、前記第5のダイオードと第6のダイ
オードの接続点および前記第1の平滑コンデンサと第2
の平滑コンデンサの接続点との間にインダクタンス素子
を介挿し、入力電圧の低い期間にも積極的に入力電流が
流れるようにしたから、第1〜第3の発明に比べて高次
の高調波が含まれるものの第3次の高調波成分が抑制さ
れ、力率も高くなるという効果を有する。
【0033】第5の発明は、前記昇圧型チョッパとして
機能する回路の第5のダイオードおよび第6のダイオー
ドにそれぞれ第3のコンデンサおよび第4のコンデンサ
を並列接続し、負荷電流のリップルを抑制するから、入
力電圧の周期的振幅に対して均一な負荷電流としてのラ
ンプ電流が流れ、安定した光出力を得ることができると
いう効果を有する。第6の発明は、前記昇圧型チョッパ
として機能する回路を設けたものにあって、インバータ
回路の出力端子と、負荷回路との間にインビーダンス素
子を接続したから、負荷回路の共振周波数とともにイン
ビーダンスが変わるため、負荷に大きな電流が流れるよ
うになり、負荷に大きな電力を供給できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明に係るインバータ装置の実施例を
示す回路図である。
【図2】 第2の発明に係るインバータ装置の実施例を
示す回路図である。
【図3】 第3の発明に係るインバータ装置の実施例を
示す回路図である。
【図4】 第4の発明に係るインバータ装置の実施例を
示す回路図である。
【図5】 第5の発明に係るインバータ装置の実施例を
示す回路図である。
【図6】 第6の発明に係るインバータ装置の実施例を
示す回路図である。
【図7】 本発明に係る交流電源の正の半周期における
スイッチング素子のオン・オフとの関係を示す入力電流
波形図である。
【図8】 本発明に係る交流電源の一周期分の入力電流
波形図である。
【図9】 入力電圧波形と従来例及び本発明の実施例の
入力電流波形図である。
【図10】 第1、第2及び第5の発明の実施例のラン
プ電流波形図である。
【図11】 従来のインバータ装置の回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源、2 第1ダイオード、3 第2ダイオー
ド、4 第3ダイオード、5 第4ダイオード、6 第
5ダイオード、7 第6ダイオード、8 第1平滑コン
デンサ、9 第2平滑コンデンサ、10,11 スイッ
チング素子(トランジスタ)、12 制御回路、13,
14 ダイオード、15 バラストチョーク(負荷電流
制限用インダクタンス素子)、16 放電灯(負荷)、
17 コンデンサ、18 第1のコンデンサ、19 第
2のコンデンサ、20 フィルタ、21 第1のコイル
(第1のインダクタンス素子)、22 第2のコイル
(第2のインダクタンス素子)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 41/24 H05B 41/24 F 41/29 41/29 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の一端にそれぞれ対応してアノ
    ードおよびカソードが接続された第1のダイオードおよ
    び第2のダイオードと、前記交流電源の他端にそれぞれ
    一端が接続された第1の平滑コンデンサおよび第2の平
    滑コンデンサと、前記第1のダイオードのカソードと前
    記第1の平滑コンデンサの他端との間および前記第2の
    平滑コンデンサの他端と前記第2のダイオードのアノー
    ドとの間にそれぞれ前記第1のダイオードおよび前記第
    2のダイオードと方向が一致するように介挿された第3
    のダイオードおよび第4のダイオードと、前記第1のダ
    イオードと第3のダイオードとの間および前記第2のダ
    イオードと第4のダイオードとの間にそれぞれ介挿され
    た第1のインダクタンス素子および第2のインダクタン
    ス素子と、前記第1のインダクタンス素子と第3のダイ
    オードの接続点および前記第1の平滑コンデンサと第2
    の平滑コンデンサの接続点との間に設けられ、前記第1
    のインダクタンス素子と第3のダイオードの接続点側に
    カソードが接続された第5のダイオードと、前記第1の
    平滑コンデンサと第2の平滑コンデンサの接続点および
    前記第2のインダクタンス素子と第4のダイオードの接
    続点との間に設けられ、前記第1の平滑コンデンサと第
    2の平滑コンデンサの接続点側にカソードが接続された
    第6のダイオードとからなる直流電源と、 該直流電源の出力端子間に設けられ、互いに直列接続さ
    れ交互にオン・オフするスイッチング素子と各々のスイ
    ッチング素子に逆並列接続されたダイオードと前記スイ
    ッチング素子をオン・オフ制御する制御回路とを備えた
    インバータ回路と、 前記第1のインダクタンス素子と第3のダイオードの接
    続点および前記第2のインダクタンス素子と第4のダイ
    オードの接続点との間に直列接続された第1のコンデン
    サおよび第2のコンデンサと、前記インバータ回路の出
    力端子と前記第1のコンデンサおよび第2のコンデンサ
    の中点との間に接続された放電灯及び負荷電流制限用イ
    ンダクタンス素子の直列回路よりなる負荷回路とを備え
    てなるインバータ装置。
  2. 【請求項2】 交流電源の一端にそれぞれ対応してアノ
    ードおよびカソードが接続された第1のダイオードおよ
    び第2のダイオードと、前記交流電源の他端にインダク
    タンス素子を介してそれぞれ一端が接続された第1の平
    滑コンデンサおよび第2の平滑コンデンサと、前記第1
    のダイオードのカソードと前記第1の平滑コンデンサの
    他端との間および前記第2の平滑コンデンサの他端と前
    記第2のダイオードのアノードとの間にそれぞれ前記第
    1のダイオードおよび前記第2のダイオードと方向が一
    致するように介挿された第3のダイオードおよび第4の
    ダイオードと、前記第1のダイオードと第3のダイオー
    ドの接続点と前記第1の平滑コンデンサと第2の平滑コ
    ンデンサの接続点との間に設けられ、前記第1のダイオ
    ードと第3のダイオードの接続点側にカソードが接続さ
    れた第5のダイオードと、前記第1の平滑コンデンサと
    第2の平滑コンデンサの接続点と前記第2のダイオード
    と第4のダイオードの接続点との間に設けられ、前記第
    1の平滑コンデンサと第2の平滑コンデンサの接続点側
    にカソードが接続された第6のダイオードからなる直流
    電源と、 該直流電源の出力端子間に設けられ、互いに直列接続さ
    れ交互にオン・オフするスイッチング素子と各々のスイ
    ッチング素子に逆並列接続されたダイオードと前記スイ
    ッチング素子をオン・オフ制御する制御回路とを備えた
    インバータ回路と、 前記第1のダイオードと第3のダイオードの接続点と前
    記第2のダイオードと第4のダイオードの接続点との間
    に直列接続された第1のコンデンサおよび第2のコンデ
    ンサと、前記インバータ回路の出力端子と前記第1のコ
    ンデンサおよび第2のコンデンサの中点との間に接続さ
    れた放電灯及び負荷電流制限用インダクタンス素子の直
    列回路よりなる負荷回路とを備えてなるインバータ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第5のダイオードと第6のダイオー
    ドの接続点および前記第1の平滑コンデンサと第2の平
    滑コンデンサの接続点との間に第3のインダクタンス素
    子を介挿してなる請求項1〜2のいずれかに記載のイン
    バータ装置。
  4. 【請求項4】 交流電源の一端にそれぞれ対応してアノ
    ードおよびカソードが接続された第1のダイオードおよ
    び第2のダイオードと、前記交流電源の他端にインダク
    タンス素子を介してそれぞれ一端が接続された第1の平
    滑コンデンサおよび第2の平滑コンデンサと、前記第1
    のダイオードのカソードと前記第1の平滑コンデンサの
    他端との間および前記第2の平滑コンデンサの他端と前
    記第2のダイオードのアノードとの間にそれぞれ前記第
    1のダイオードおよび前記第2のダイオードと方向が一
    致するように介挿された第3のダイオードおよび第4の
    ダイオードと、前記第1のダイオードと第3のダイオー
    ドの接続点と前記交流電源の他端と前記インダクタンス
    素子の接続点との間に設けられ、前記第1のダイオード
    と第3のダイオードの接続点側にカソードが接続された
    第5のダイオードと、前記交流電源の他端と前記インダ
    クタンス素子の接続点と前記第2のダイオードと第4の
    ダイオードの接続点との間に設けられ、前記交流電源の
    他端と前記インダクタンス素子の接続点側にカソードが
    接続された第6のダイオードからなる直流電源と、 該直流電源の出力端子間に設けられ、互いに直列接続さ
    れ交互にオン・オフするスイッチング素子と各々のスイ
    ッチング素子に逆並列接続されたダイオードと前記スイ
    ッチング素子をオン・オフ制御する制御回路とを備えた
    インバータ回路と、 前記第1のダイオードと第3のダイオードの接続点およ
    び前記第2のダイオードと第4のダイオードの接続点と
    の間に直列接続された第1のコンデンサおよび第2のコ
    ンデンサと、前記インバータ回路の出力端子と前記第1
    のコンデンサおよび第2のコンデンサの中点との間に接
    続された放電灯及び負荷電流制限用インダクタンス素子
    の直列回路よりなる負荷回路とを備えてなるインバータ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第5のダイオードおよび第6のダイ
    オードにそれぞれ第3のコンデンサおよび第4のコンデ
    ンサを並列接続してなる請求項1〜4のいずれかに記載
    のインバータ装置。
  6. 【請求項6】 前記直流電源の出力端子と、前記負荷回
    路との間にインピーダンス素子を接続してなる請求項1
    〜5のいずれかに記載のインバータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002334798A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Wako Denken Kk インバータ点灯装置
AT512239A1 (de) * 2011-11-28 2013-06-15 Felix Dipl Ing Dr Himmelstoss Stellglied mit zwei spulen und einem kondensator zur ansteuerung von leuchtmitteln oder als ladevorrichtung von superkapazitäten oder batterien
AT514765A3 (de) * 2014-11-21 2015-12-15 Avl List Gmbh Schaltung zur Begrenzung von Gleichtaktspannungen

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