[go: up one dir, main page]

JPH08251939A - インバータ回路 - Google Patents

インバータ回路

Info

Publication number
JPH08251939A
JPH08251939A JP7048001A JP4800195A JPH08251939A JP H08251939 A JPH08251939 A JP H08251939A JP 7048001 A JP7048001 A JP 7048001A JP 4800195 A JP4800195 A JP 4800195A JP H08251939 A JPH08251939 A JP H08251939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
semiconductor control
transformer
igbts
control element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7048001A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Maruyama
裕之 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP7048001A priority Critical patent/JPH08251939A/ja
Publication of JPH08251939A publication Critical patent/JPH08251939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 IGBT1,2,3,4をブリッジ接続して
成り、PWM制御によって直流を交流に変換するインバ
ータと、トランス19およびコンデンサ10から成り、
インバータの出力を平滑するフィルタとを備えたインバ
ータ回路において、出力波形の高調波成分を少なくし、
前記コンデンサ容量を小型化する。 【構成】 前記インバータの正極側アームのIGBT
1,3にIGBT11,13を各々直列に接続し、トラ
ンス19の1次巻線に互いに所定間隔隔ててタップ19
a,19bを設け、インバータに接続する。インバータ
の交流出力の半サイクルの始まりの第1の期間と終わり
の第3の期間は、IGBT1、4をスイッチング制御
し、前記半サイクルの中間の第2の期間は、IGBT1
をオン制御するとともに、IGBT11および4をスイ
ッチング制御する。これによりインバータの出力波形が
サインカーブに近づき、高調波成分が削減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、UPS装置(無停電電
源装置)に用いられるインバータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のUPS装置のインバータ回路は、
半導体素子、例えばIGBTを用いてPWM制御により
直流を交流に変換している。インバータ回路の出力波形
は図3に示すような波形となる。この出力波形のパルス
数はスイッチング数により決定される。図3の出力波形
は図4に示すようなトランス(L)およびコンデンサ
(C)のフィルタ回路に導入され、サインカーブに近い
波形に成形される。
【0003】図4においてインバータの直流母線P、N
間には、IGBT1,2,3,4がブリッジ接続され、
各IGBTには帰還ダイオード5,6,7,8が各々並
列に接続されている。インバータの交流出力母線間には
フィルタ回路を構成するトランス9の1次巻線が接続さ
れ、該トランス9の2次巻線の両端間にはコンデンサ1
0が接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インバータの出力波形
には高調波成分が多いため、従来は図4の回路のように
トランス9およびコンデンサ10を交流フィルタとして
使用し、波形形成としている。このため現在、コンデン
サ9には、装置容量の20〜30%を占める大容量のも
のを使用する必要があり、不経済であるとともに装置が
大型化するという問題点があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、出力波形の高調波成分を少なくし、交流フ
ィルタのコンデンサ容量を小型化することができるイン
バータ回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体制御素
子をブリッジ接続して成り、PWM制御によって直流電
力を交流電力に変換するインバータと、トランスおよび
コンデンサから成り、前記インバータの出力波形を平滑
するフィルタとを備えたインバータ回路において、
(1)前記インバータの正極側アームを、第1および第
2半導体制御素子から成る第1直列回路と、第3および
第4半導体制御素子から成る第2直列回路とで構成し、
前記トランスの1次巻線に、第1および第2のタップを
互いに所定距離隔てて設け、前記第1および第2半導体
制御素子の共通接続点に前記トランスの1次巻線の一端
を接続するとともに、前記第3および第4半導体制御素
子の共通接続点に前記トランスの1次巻線の他端を接続
し、前記インバータの負極側アームの第5半導体制御素
子と第1直列回路との共通接続点を前記トランスの第1
のタップに接続し、前記インバータの負極側アームの第
6半導体制御素子と第2直列回路との共通接続点を前記
トランスの第2のタップに接続し、前記インバータの交
流出力の半サイクルの始まりの第1の期間は、第1およ
び第6半導体制御素子を所定のタイミングでスイッチン
グ制御し、前記半サイクルの中間の第2の期間は、第1
半導体制御素子をオン制御するとともに、第2および第
6半導体制御素子を所定のタイミングでスイッチング制
御し、前記半サイクルの終わりの第3の期間は、第1お
よび第6半導体制御素子を所定のタイミングでスイッチ
ング制御することを特徴とし、(2)前記半導体制御素
子はIGBTであることを特徴としている。
【0007】
【作用】第1又は第3の期間において、第1および第6
半導体制御素子のオン時に、インバータの電流は、第1
半導体制御素子→トランスの1次巻線の一端→第2のタ
ップ→第6半導体制御素子を介して流れる。また第2の
期間において、第1、第2および第6半導体制御素子の
オン時に、インバータの電流は、第1半導体制御素子→
第2半導体制御素子→トランスの1次巻線の第1のタッ
プ→第2のタップ→第6半導体制御素子を介して流れ
る。
【0008】このように第1又は第3の期間と第2の期
間とでは、トランスの1次巻線のタップが切り換えられ
ることになり、このため交流出力波形はサインカーブに
近くなり、高調波成分が除去されたものとなる。これに
よってフィルタのコンデンサ容量を小さくすることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1において図4と同一部分は同一部号を
もって示しその説明は省略する。図1において図4と異
なる点は、インバータの正極側アームのIGBT1,3
にIGBT11,13を各々直列に接続するとともに、
該IGBT11,13に帰還ダイオード15,17を各
々並列に接続し、フィルタ回路のトランスを、1次巻線
に互いに所定間隔隔てたタップ19a,19bを設けて
成るトランス19で構成したことにある。
【0010】本発明では図1の回路を使用して図2に示
す波形を出力するものである。この時の動作モードは以
下のとおりである。 (1)の期間…IGBT1、4をスイッチング制御す
る。この場合IGBT1、4のオン時のインバータ電流
は、IGBT1→トランス19の1次巻線の一端→タッ
プ19b→IGBT4を介して流れる。
【0011】(2)の期間…IGBT1をオン制御して
おき、IGBT4、11をスイッチング制御する。この
場合IGBT1、4、11のオン時のインバータ電流
は、IGBT1→IGBT11→トランス19の1次巻
線のタップ19a→タップ19b→IGBT4を介して
流れる。
【0012】(3)の期間…IGBT1、4をスイッチ
ング制御する。この場合IGBT1、4のオン時のイン
バータ電流は、IGBT1→トランス19の1次巻線の
一端→タップ19b→IGBT4を介して流れる。
【0013】尚次の半サイクルはIGBT2、3、13
の間で前記と同様の制御動作が行われるものである。
【0014】このように(1)又は(3)の期間と
(2)の期間とでは、トランス19の1次巻線のタップ
19a,19bが切り換えられることになり、このため
インバータの出力波形はサインカーブに近くなり、高調
波成分が除去されたものとなる。これによってフィルタ
のコンデンサ10の容量を小さくすることができる。
【0015】尚半導体制御素子は前記IGBTに限らず
他の半導体制御素子を用いても良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常のイ
ンバータの正極側アームに半導体制御素子を直列に追加
し、スイッチングする素子を選択して交流フィルタのト
ランスのタップを切り換えるように構成したので、イン
バータの出力波形の高調波成分が削減され、交流フィル
タのコンデンサの容量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】実施例の動作を説明するためのインバータ出力
波形図。
【図3】従来のインバータ回路の出力波形図。
【図4】従来のインバータ回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1,2,3,4,11,13…IGBT 9,19…トランス 10…コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体制御素子をブリッジ接続して成
    り、PWM制御によって直流電力を交流電力に変換する
    インバータと、トランスおよびコンデンサから成り、前
    記インバータの出力波形を平滑するフィルタとを備えた
    インバータ回路において、 前記インバータの正極側アームを、第1および第2半導
    体制御素子から成る第1直列回路と、第3および第4半
    導体制御素子から成る第2直列回路とで構成し、前記ト
    ランスの1次巻線に、第1および第2のタップを互いに
    所定距離隔てて設け、前記第1および第2半導体制御素
    子の共通接続点に前記トランスの1次巻線の一端を接続
    するとともに、前記第3および第4半導体制御素子の共
    通接続点に前記トランスの1次巻線の他端を接続し、前
    記インバータの負極側アームの第5半導体制御素子と第
    1直列回路との共通接続点を前記トランスの第1のタッ
    プに接続し、前記インバータの負極側アームの第6半導
    体制御素子と第2直列回路との共通接続点を前記トラン
    スの第2のタップに接続し、 前記インバータの交流出力の半サイクルの始まりの第1
    の期間は、第1および第6半導体制御素子を所定のタイ
    ミングでスイッチング制御し、前記半サイクルの中間の
    第2の期間は、第1半導体制御素子をオン制御するとと
    もに、第2および第6半導体制御素子を所定のタイミン
    グでスイッチング制御し、前記半サイクルの終わりの第
    3の期間は、第1および第6半導体制御素子を所定のタ
    イミングでスイッチング制御することを特徴とするイン
    バータ回路。
  2. 【請求項2】 前記半導体制御素子はIGBTであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
JP7048001A 1995-03-08 1995-03-08 インバータ回路 Pending JPH08251939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7048001A JPH08251939A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 インバータ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7048001A JPH08251939A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 インバータ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08251939A true JPH08251939A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12791082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7048001A Pending JPH08251939A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 インバータ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08251939A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377870B1 (ko) * 2000-12-29 2003-04-03 세빛 주식회사 고조파 전력필터 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377870B1 (ko) * 2000-12-29 2003-04-03 세빛 주식회사 고조파 전력필터 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02266868A (ja) 電源装置の制御方式
US4811185A (en) DC to DC power converter
JPH08228484A (ja) 位相制御smrコンバータ
JP2579077B2 (ja) インバータ溶接電源
JPH08251939A (ja) インバータ回路
JP3216736B2 (ja) コンバータ回路
JP2005510198A (ja) 三相電源並列フィードフォワード補償型力率補正回路
JPH10337045A (ja) 単相フルブリッジインバータ装置及び直列単相二重インバータ装置
JP3757729B2 (ja) インバータ装置
JP3054954B2 (ja) コンデンサー交流昇圧回路
JP2001211650A (ja) 電源装置
JP3786260B2 (ja) 高周波変換装置
JP2005278304A (ja) 電力供給装置
JP2551403Y2 (ja) 電源装置
JPS63314176A (ja) 可変電圧・可変周波数電源装置
JP2003116233A (ja) 無停電電源装置
RU2004055C1 (ru) Преобразователь переменного напр жени в посто нное
JP2003348834A (ja) 単相昇降圧コンバータ
JPH01122329A (ja) 電力変換装置
JP2001333581A (ja) インバータ装置
JP3225271B2 (ja) 電子交流降圧回路
JP2547191Y2 (ja) アーク加工用電源装置
JPH09130993A (ja) 無停電電源装置
JP2004080903A (ja) 電力変換装置
JP2737218B2 (ja) 電力交換装置