JPH08249126A - 入力制御装置 - Google Patents
入力制御装置Info
- Publication number
- JPH08249126A JPH08249126A JP7079329A JP7932995A JPH08249126A JP H08249126 A JPH08249126 A JP H08249126A JP 7079329 A JP7079329 A JP 7079329A JP 7932995 A JP7932995 A JP 7932995A JP H08249126 A JPH08249126 A JP H08249126A
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- Japan
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- cursor
- main
- auxiliary
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 距離的に大きく離れているデータ入力域等を
交互に繰り返し指定するような場合、カーソル等を広範
囲に移動させることなく、効率良く指定する。 【構成】 CRT表示装置4には主カーソル、補助カー
ソルが表示されており、主カーソルポインタ記憶領域1
1−2は主カーソル位置、補助カーソルポインタ記憶領
域11−3は補助カーソル位置を記憶管理する。カーソ
ルキーが操作されると、主カーソルポインタ記憶領域1
1−2の内容が書き替えられて主カーソルが移動する。
カーソル切り替えキーが操作されると、CPU1は主カ
ーソルポインタ記憶領域11−2と補助カーソルポイン
タ記憶領域11−3との内容を相互に入れ替える。
交互に繰り返し指定するような場合、カーソル等を広範
囲に移動させることなく、効率良く指定する。 【構成】 CRT表示装置4には主カーソル、補助カー
ソルが表示されており、主カーソルポインタ記憶領域1
1−2は主カーソル位置、補助カーソルポインタ記憶領
域11−3は補助カーソル位置を記憶管理する。カーソ
ルキーが操作されると、主カーソルポインタ記憶領域1
1−2の内容が書き替えられて主カーソルが移動する。
カーソル切り替えキーが操作されると、CPU1は主カ
ーソルポインタ記憶領域11−2と補助カーソルポイン
タ記憶領域11−3との内容を相互に入れ替える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータ等における入力制御装置に関す
る。
ーソナルコンピュータ等における入力制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ等の文書処理装
置において、表示画面上のカーソルは文頭、文末、行
頭、行末、次ページ、前ページ等の表示切り替え機能に
よって一気に切り替えられるが、例えば、同一ページ内
において距離的に大きく離れた2つのエリアを交互に指
定して各エリア内にデータを繰り返し入力するような場
合には上下左右のカーソルキーを操作してデータ入力を
行っていた。
置において、表示画面上のカーソルは文頭、文末、行
頭、行末、次ページ、前ページ等の表示切り替え機能に
よって一気に切り替えられるが、例えば、同一ページ内
において距離的に大きく離れた2つのエリアを交互に指
定して各エリア内にデータを繰り返し入力するような場
合には上下左右のカーソルキーを操作してデータ入力を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな場合、カーソルを広範囲に移動する作業を何回も繰
り返さなければならず、使用者に大きな負担をかけてい
た。この発明の課題は、距離的に大きく離れているデー
タ入力域等を交互に繰り返し指定するような場合、カー
ソル等を広範囲に移動させることなく、効率良く指定で
きるようにすることである。
うな場合、カーソルを広範囲に移動する作業を何回も繰
り返さなければならず、使用者に大きな負担をかけてい
た。この発明の課題は、距離的に大きく離れているデー
タ入力域等を交互に繰り返し指定するような場合、カー
ソル等を広範囲に移動させることなく、効率良く指定で
きるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項
(1)記載の発明)の手段は次の通りである。 (1)、第1および第2の指定手段は表示画面上の任意
の位置を指定する。 (2)、選択手段はこの第1および第2の指定手段のい
ずれかの指定を有効とするかを選択する。 (3)、入力制御手段はこの選択手段によって選択され
た方の指定手段が現在指定している表示画面上の位置を
入力対象として設定すると共に、他方の指定手段が現在
指定している表示画面上の位置を入力対象外として設定
する。第2の発明(請求項(2)記載の発明)の手段は
次の通りである。 (1)、第1および第2のカーソル位置記憶手段は表示
画面上のカーソル位置を記憶する。 (2)、カーソル移動手段はカーソル移動指令に応答し
て前記第1のカーソル位置記憶手段の内容を書き替えて
表示画面上のカーソルを移動させる。 (3)、切替手段はカーソル切り替え指令が入力された
際に、前記第1および第2のカーソル位置記憶手段の内
容を相互に入れ替える。 なお、前記第1のカーソル位置記憶手段の内容に基づい
て表示画面上に主カーソルを表示させると共に、前記第
2のカーソル位置記憶手段の内容に基づいて表示画面上
に補助カーソルを表示させ、かつ前記主カーソルと補助
カーソルとを識別可能に表示させる表示制御手段を設け
るようにしてもよい。
(1)記載の発明)の手段は次の通りである。 (1)、第1および第2の指定手段は表示画面上の任意
の位置を指定する。 (2)、選択手段はこの第1および第2の指定手段のい
ずれかの指定を有効とするかを選択する。 (3)、入力制御手段はこの選択手段によって選択され
た方の指定手段が現在指定している表示画面上の位置を
入力対象として設定すると共に、他方の指定手段が現在
指定している表示画面上の位置を入力対象外として設定
する。第2の発明(請求項(2)記載の発明)の手段は
次の通りである。 (1)、第1および第2のカーソル位置記憶手段は表示
画面上のカーソル位置を記憶する。 (2)、カーソル移動手段はカーソル移動指令に応答し
て前記第1のカーソル位置記憶手段の内容を書き替えて
表示画面上のカーソルを移動させる。 (3)、切替手段はカーソル切り替え指令が入力された
際に、前記第1および第2のカーソル位置記憶手段の内
容を相互に入れ替える。 なお、前記第1のカーソル位置記憶手段の内容に基づい
て表示画面上に主カーソルを表示させると共に、前記第
2のカーソル位置記憶手段の内容に基づいて表示画面上
に補助カーソルを表示させ、かつ前記主カーソルと補助
カーソルとを識別可能に表示させる表示制御手段を設け
るようにしてもよい。
【0005】
【作用】第1の発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、選択手段によって第1および第2の指定手段のいず
れかの指定を有効とするかを選択すると、入力制御手段
はこの選択手段によって選択された方の指定手段が現在
指定している表示画面上の位置を入力対象として設定す
ると共に、他方の指定手段が現在指定している表示画面
上の位置を入力対象外として設定する。第2の発明の手
段の作用は次の通りである。カーソル移動指令に応答し
てカーソル移動手段は前記第1のカーソル位置記憶手段
の内容を書き替えて表示画面上のカーソルを移動させ
る。カーソル切り替え指令が入力された際に、切替手段
は第1および第2のカーソル位置記憶手段の内容を相互
に入れ替える。したがって、距離的に大きく離れている
データ入力域等を交互に繰り返し指定するような場合、
カーソル等を広範囲に移動させることなく、効率良く指
定することができる。
ま、選択手段によって第1および第2の指定手段のいず
れかの指定を有効とするかを選択すると、入力制御手段
はこの選択手段によって選択された方の指定手段が現在
指定している表示画面上の位置を入力対象として設定す
ると共に、他方の指定手段が現在指定している表示画面
上の位置を入力対象外として設定する。第2の発明の手
段の作用は次の通りである。カーソル移動指令に応答し
てカーソル移動手段は前記第1のカーソル位置記憶手段
の内容を書き替えて表示画面上のカーソルを移動させ
る。カーソル切り替え指令が入力された際に、切替手段
は第1および第2のカーソル位置記憶手段の内容を相互
に入れ替える。したがって、距離的に大きく離れている
データ入力域等を交互に繰り返し指定するような場合、
カーソル等を広範囲に移動させることなく、効率良く指
定することができる。
【0006】
(第1実施例)以下、図1〜図3を参照して第1実施例
を説明する。図1はワードプロセッサ等の文書処理装置
を示したブロック図である。CPU1はROM2等に格
納されている各種プログラムにしたがってこの文書処理
装置の全体動作を制御する中央演算処理装置であり、そ
の周辺デバイスとしてCPU1にはキーボード3、CR
T表示装置4、ディスク装置5、印字部6がキーボード
制御部7、CRT制御部8、外部記憶制御部9、印刷制
御部10を介して接続されており、それらの入出力動作
を制御する。すなわち、キーボード3にはCRT表示装
置4のテキスト画面上に表示されているカーソルを移動
させる上下左右のカーソルキー、文書データを入力する
文字キー、各種の機能命令キー等を有し、CPU1はキ
ーボード3からキーボード制御部7を介して入力された
文書データを取り込み、CRT制御部8に与え、テキス
ト画面上のカーソル位置に表示出力させると共に、RA
M11を構成する文書データ記憶領域11−1に格納す
る。また、キーボード3から文書保存指令が入力される
と、文書データ記憶領域11−1内の文書データを読み
出して外部記憶制御部9に与え、ディスク装置5に登録
させ、またキーボード3から文書印刷指令が入力される
と、文書データ記憶領域11−1内の文書データを印刷
制御部10に与え、印字部6に印刷出力させる。
を説明する。図1はワードプロセッサ等の文書処理装置
を示したブロック図である。CPU1はROM2等に格
納されている各種プログラムにしたがってこの文書処理
装置の全体動作を制御する中央演算処理装置であり、そ
の周辺デバイスとしてCPU1にはキーボード3、CR
T表示装置4、ディスク装置5、印字部6がキーボード
制御部7、CRT制御部8、外部記憶制御部9、印刷制
御部10を介して接続されており、それらの入出力動作
を制御する。すなわち、キーボード3にはCRT表示装
置4のテキスト画面上に表示されているカーソルを移動
させる上下左右のカーソルキー、文書データを入力する
文字キー、各種の機能命令キー等を有し、CPU1はキ
ーボード3からキーボード制御部7を介して入力された
文書データを取り込み、CRT制御部8に与え、テキス
ト画面上のカーソル位置に表示出力させると共に、RA
M11を構成する文書データ記憶領域11−1に格納す
る。また、キーボード3から文書保存指令が入力される
と、文書データ記憶領域11−1内の文書データを読み
出して外部記憶制御部9に与え、ディスク装置5に登録
させ、またキーボード3から文書印刷指令が入力される
と、文書データ記憶領域11−1内の文書データを印刷
制御部10に与え、印字部6に印刷出力させる。
【0007】RAM11は文書データ記憶領域11−1
の他、主カーソルポインタ記憶領域11−2、補助カー
ソルポインタ記憶領域11−3等を有する構成で、本実
施例においては、2種類のカーソルを有し、以下、その
一方を主カーソル、他方を補助カーソルと称する。主カ
ーソルポインタ記憶領域11−2は表示画面上の主カー
ソル位置を管理する各種のポインタを記憶し、補助カー
ソルポインタ記憶領域11−3は表示画面上の補助カー
ソル位置を管理する各種のポインタを記憶するもので、
キーボード3上のカーソル切り替えキーが操作される
と、主カーソルポインタ記憶領域11−2の内容と補助
カーソルポインタ記憶領域11−3の内容とが相互に入
れ替えられる。
の他、主カーソルポインタ記憶領域11−2、補助カー
ソルポインタ記憶領域11−3等を有する構成で、本実
施例においては、2種類のカーソルを有し、以下、その
一方を主カーソル、他方を補助カーソルと称する。主カ
ーソルポインタ記憶領域11−2は表示画面上の主カー
ソル位置を管理する各種のポインタを記憶し、補助カー
ソルポインタ記憶領域11−3は表示画面上の補助カー
ソル位置を管理する各種のポインタを記憶するもので、
キーボード3上のカーソル切り替えキーが操作される
と、主カーソルポインタ記憶領域11−2の内容と補助
カーソルポインタ記憶領域11−3の内容とが相互に入
れ替えられる。
【0008】次に、本実施例の動作を図2に示すフロー
チャートにしたがって説明する。いま、図3に示すよう
に同一ページ内において、距離的に離れた位置A、B、
C、D、Eを交互に指定してラインを入力するため電源
をオンしたものとする。先ず、主カーソルポインタ記憶
領域11−2内の主カーソルページポインタ、主カーソ
ル行ポインタ、主カーソル桁ポインタにそれぞれ“0”
をセットしてその値を初期化するイニシャライズ処理を
行うと共に、補助カーソルポインタ記憶領域11−3内
の補助カーソルページポインタ、補助カーソル行ポイン
タ、補助カーソル桁ポインタにそれぞれ“0”をセット
してその値を初期化するイニシャライズ処理を行う(ス
テップS1)。次に、主カーソルポインタ記憶領域11
−2内の主カーソルページポインタ、主カーソル行ポイ
ンタ、主カーソル桁ポインタから表示座標に変換し、表
示X座標および表示Y座標を求める(ステップS2)。
チャートにしたがって説明する。いま、図3に示すよう
に同一ページ内において、距離的に離れた位置A、B、
C、D、Eを交互に指定してラインを入力するため電源
をオンしたものとする。先ず、主カーソルポインタ記憶
領域11−2内の主カーソルページポインタ、主カーソ
ル行ポインタ、主カーソル桁ポインタにそれぞれ“0”
をセットしてその値を初期化するイニシャライズ処理を
行うと共に、補助カーソルポインタ記憶領域11−3内
の補助カーソルページポインタ、補助カーソル行ポイン
タ、補助カーソル桁ポインタにそれぞれ“0”をセット
してその値を初期化するイニシャライズ処理を行う(ス
テップS1)。次に、主カーソルポインタ記憶領域11
−2内の主カーソルページポインタ、主カーソル行ポイ
ンタ、主カーソル桁ポインタから表示座標に変換し、表
示X座標および表示Y座標を求める(ステップS2)。
【0009】そして、主カーソルポインタ記憶領域11
−2、補助カーソルポインタ記憶領域11−3の内容に
基づいて表示画面上に主カーソルおよび補助カーソルを
表示出力させるが、いま、主カーソルポインタ記憶領域
11−2、補助カーソルポインタ記憶領域11−3の各
ポインタ値はそれぞれ“0”であるため、表示座標
「0、0」の位置に主カーソルおよび補助カーソルがそ
れぞれ表示される(ステップS3)。この状態におい
て、主カーソルをポイントAに移動させるために、下カ
ーソルキーや右カーソルキーを操作する。ここで、右
(左)カーソルキーが操作されたことがステップS4で
検出されると、主カーソルポインタ記憶領域11−2内
のカーソル桁ポインタを1桁分インクリメント(デクリ
メント)する(ステップS5)。この場合、現在のカー
ソル位置に応じて通常と同様にカーソル行ポインタの繰
り上げ(下げ)処理やカーソルページポインタの繰り上
げ(下げ)処理が行われる。また、上(下)カーソルキ
ーが操作されたことがステップS6で検出されると、主
カーソルポインタ記憶領域11−2内のカーソル行ポイ
ンタを1桁分インクリメント(デクリメント)する(ス
テップS7)。この場合、現在のカーソル位置に応じて
通常と同様にカーソルページポインタの繰り上げ(下
げ)処理が行われる。
−2、補助カーソルポインタ記憶領域11−3の内容に
基づいて表示画面上に主カーソルおよび補助カーソルを
表示出力させるが、いま、主カーソルポインタ記憶領域
11−2、補助カーソルポインタ記憶領域11−3の各
ポインタ値はそれぞれ“0”であるため、表示座標
「0、0」の位置に主カーソルおよび補助カーソルがそ
れぞれ表示される(ステップS3)。この状態におい
て、主カーソルをポイントAに移動させるために、下カ
ーソルキーや右カーソルキーを操作する。ここで、右
(左)カーソルキーが操作されたことがステップS4で
検出されると、主カーソルポインタ記憶領域11−2内
のカーソル桁ポインタを1桁分インクリメント(デクリ
メント)する(ステップS5)。この場合、現在のカー
ソル位置に応じて通常と同様にカーソル行ポインタの繰
り上げ(下げ)処理やカーソルページポインタの繰り上
げ(下げ)処理が行われる。また、上(下)カーソルキ
ーが操作されたことがステップS6で検出されると、主
カーソルポインタ記憶領域11−2内のカーソル行ポイ
ンタを1桁分インクリメント(デクリメント)する(ス
テップS7)。この場合、現在のカーソル位置に応じて
通常と同様にカーソルページポインタの繰り上げ(下
げ)処理が行われる。
【0010】このように上下左右のカーソルキーの操作
に応じて主カーソルポインタ記憶領域11−2内の各種
ポインタ値を更新する処理(ステップS5、S7)が行
われると、ステップS2に戻り、これらのポインタ値か
ら表示座標が求められてカーソル表示が行われるため
(ステップS3)、主カーソルをA点に移動させること
ができる。この場合、補助カーソルは初期位置に表示さ
れたままとなっている。
に応じて主カーソルポインタ記憶領域11−2内の各種
ポインタ値を更新する処理(ステップS5、S7)が行
われると、ステップS2に戻り、これらのポインタ値か
ら表示座標が求められてカーソル表示が行われるため
(ステップS3)、主カーソルをA点に移動させること
ができる。この場合、補助カーソルは初期位置に表示さ
れたままとなっている。
【0011】この状態において、カーソル切り替えキー
を操作したものとすると、ステップS9に進み、主カー
ソルポインタ記憶領域11−2の内容と補助カーソルポ
インタ記憶領域11−3の内容とを相互に入れ替える処
理が行われる。すなわち、主カーソルページポインタと
補助カーソルページポインタとの値が相互に入れ替えら
れ、また、主カーソル行ポインタと補助カーソル行ポイ
ンタとの値が相互に入れ替えられ、更に、主カーソル桁
ポインタと補助カーソル桁ポインタとの値が相互に入れ
替えられる。この結果、主カーソルポインタ記憶領域1
1−2の内容は初期位置に変更され、また、補助カーソ
ルポインタ記憶領域11−3の内容はA点位置に変更さ
れる。そして、ステップS2に戻り、カーソル表示が行
われるため(ステップS3)、主カーソルは初期位置、
補助カーソルはA点位置に移動するようになる。
を操作したものとすると、ステップS9に進み、主カー
ソルポインタ記憶領域11−2の内容と補助カーソルポ
インタ記憶領域11−3の内容とを相互に入れ替える処
理が行われる。すなわち、主カーソルページポインタと
補助カーソルページポインタとの値が相互に入れ替えら
れ、また、主カーソル行ポインタと補助カーソル行ポイ
ンタとの値が相互に入れ替えられ、更に、主カーソル桁
ポインタと補助カーソル桁ポインタとの値が相互に入れ
替えられる。この結果、主カーソルポインタ記憶領域1
1−2の内容は初期位置に変更され、また、補助カーソ
ルポインタ記憶領域11−3の内容はA点位置に変更さ
れる。そして、ステップS2に戻り、カーソル表示が行
われるため(ステップS3)、主カーソルは初期位置、
補助カーソルはA点位置に移動するようになる。
【0012】次に、上下左右のカーソルキーを操作して
主カーソルを初期位置からB点位置に移動する。この状
態において、A点とB点とを結ぶラインを描画するため
にライン入力を指示するキーが操作されると、ステップ
S10で他のキー入力が有ったことが検出されてステッ
プS11に進み、キー入力にしたがった処理が行われ
る。この場合、ライン描画処理が行われるが、文字キー
が入力された場合には文字入力処理が行われ、入力文字
は主カーソル位置にセットされる。そして、ステップS
3に戻り、再びカーソル切り替えキーを操作すると、ス
テップS9で主カーソルポインタ記憶領域11−2の内
容と補助カーソルポインタ記憶領域11−3の内容との
相互入替えが行われるため、主カーソルはA点位置、補
助カーソルはB点位置に移動する(ステップS2、S
3)。
主カーソルを初期位置からB点位置に移動する。この状
態において、A点とB点とを結ぶラインを描画するため
にライン入力を指示するキーが操作されると、ステップ
S10で他のキー入力が有ったことが検出されてステッ
プS11に進み、キー入力にしたがった処理が行われ
る。この場合、ライン描画処理が行われるが、文字キー
が入力された場合には文字入力処理が行われ、入力文字
は主カーソル位置にセットされる。そして、ステップS
3に戻り、再びカーソル切り替えキーを操作すると、ス
テップS9で主カーソルポインタ記憶領域11−2の内
容と補助カーソルポインタ記憶領域11−3の内容との
相互入替えが行われるため、主カーソルはA点位置、補
助カーソルはB点位置に移動する(ステップS2、S
3)。
【0013】この状態において、カーソルキーを操作し
て主カーソルをA点位置からC点位置に移動したのち、
A点とB点とを結ぶラインを描画する(ステップS1
1)。ここで、カーソル切り替えキーを操作すると、ス
テップS9の入れ替え処理によって主カーソルはB点位
置、補助カーソルはC点位置に移動する。更にカーソル
キーを操作して主カーソルをB点位置からD点位置に移
動し、C点とD点とを結ぶラインを描画したのち、再び
カーソル切り替えキーを操作すると、主カーソルはC点
位置、補助カーソルはD点位置に移動する。以下、同様
の動作を繰り返す。このようにA点、B点、C点、D
点、E点を交互に指定して2点間を結ぶラインを順次描
画する場合、主カーソルをB点からC点、C点からD
点、D点からE点へ広範囲に移動する必要はなく、距離
的に近いA点からC点、B点からD点、C点からE点に
移動するだけでよい。
て主カーソルをA点位置からC点位置に移動したのち、
A点とB点とを結ぶラインを描画する(ステップS1
1)。ここで、カーソル切り替えキーを操作すると、ス
テップS9の入れ替え処理によって主カーソルはB点位
置、補助カーソルはC点位置に移動する。更にカーソル
キーを操作して主カーソルをB点位置からD点位置に移
動し、C点とD点とを結ぶラインを描画したのち、再び
カーソル切り替えキーを操作すると、主カーソルはC点
位置、補助カーソルはD点位置に移動する。以下、同様
の動作を繰り返す。このようにA点、B点、C点、D
点、E点を交互に指定して2点間を結ぶラインを順次描
画する場合、主カーソルをB点からC点、C点からD
点、D点からE点へ広範囲に移動する必要はなく、距離
的に近いA点からC点、B点からD点、C点からE点に
移動するだけでよい。
【0014】(第2実施例)以下、図4、図5を参照し
て第2実施例を説明する。図4は第2実施例における文
書処理装置のブロック図であり、基本的には上記第1実
施例と同様であるが、第2実施例は主カーソルと補助カ
ーソルとを識別可能とするためにその表示形態は異な
り、カーソル表示データメモリ13は主カーソル表示デ
ータ(バーカーソル)と補助カーソル表示データ(矩形
カーソル)を記憶し、また主カーソルは点滅表示、補助
カーソルは点灯表示される。
て第2実施例を説明する。図4は第2実施例における文
書処理装置のブロック図であり、基本的には上記第1実
施例と同様であるが、第2実施例は主カーソルと補助カ
ーソルとを識別可能とするためにその表示形態は異な
り、カーソル表示データメモリ13は主カーソル表示デ
ータ(バーカーソル)と補助カーソル表示データ(矩形
カーソル)を記憶し、また主カーソルは点滅表示、補助
カーソルは点灯表示される。
【0015】また、本実施例は図5に示すような住所録
ファイルを入力作成する場合を例にしたもので、「名
前」の欄は表示画面の左端、「電話番号」の欄は表示画
面の右端に位置し、距離的に大きく離れている。このよ
うな住所録ファイルにおいて、「名前」と「電話番号」
の欄を交互に指定し、名前とそれに対応する電話番号を
入力する場合、従来においては名前を入力したのち、カ
ーソルを対応する電話番号欄に移動するため、カーソル
を広範囲に移動させなければならない。このような場
合、本実施例においては補助カーソルが電話番号欄にセ
ットされている状態において、主カーソルを移動して名
前を入力したのち、カーソル切り替えキーを操作する
と、上記第1実施例と同様に、主カーソルポインタ記憶
領域11−2の内容と補助カーソルポインタ記憶領域1
1−3の内容とが相互に入替えられる。このため、主カ
ーソル電話番号欄に、補助カーソルは名前欄に移動す
る。そして、電話番号を入力したのち、再びカーソル切
り替えキーを操作すると、主カーソルは対応する名前欄
に、補助カーソルは電話番号欄に移動する。このように
して1人分の名前と電話番号を入力したのち、次の人の
名前と電話番号を入力する場合には、下カーソルキーを
操作して主カーソルを次の人の名前欄に移動させる。以
下、同様の動作を繰り返す。
ファイルを入力作成する場合を例にしたもので、「名
前」の欄は表示画面の左端、「電話番号」の欄は表示画
面の右端に位置し、距離的に大きく離れている。このよ
うな住所録ファイルにおいて、「名前」と「電話番号」
の欄を交互に指定し、名前とそれに対応する電話番号を
入力する場合、従来においては名前を入力したのち、カ
ーソルを対応する電話番号欄に移動するため、カーソル
を広範囲に移動させなければならない。このような場
合、本実施例においては補助カーソルが電話番号欄にセ
ットされている状態において、主カーソルを移動して名
前を入力したのち、カーソル切り替えキーを操作する
と、上記第1実施例と同様に、主カーソルポインタ記憶
領域11−2の内容と補助カーソルポインタ記憶領域1
1−3の内容とが相互に入替えられる。このため、主カ
ーソル電話番号欄に、補助カーソルは名前欄に移動す
る。そして、電話番号を入力したのち、再びカーソル切
り替えキーを操作すると、主カーソルは対応する名前欄
に、補助カーソルは電話番号欄に移動する。このように
して1人分の名前と電話番号を入力したのち、次の人の
名前と電話番号を入力する場合には、下カーソルキーを
操作して主カーソルを次の人の名前欄に移動させる。以
下、同様の動作を繰り返す。
【0016】このように距離的に大きく離れているデー
タ入力域を交互に指定してデータを入力する場合、第1
実施例と同様にカーソルを広範囲に移動させる必要はな
く、カーソル切り替えキーを操作するだけでよい。
タ入力域を交互に指定してデータを入力する場合、第1
実施例と同様にカーソルを広範囲に移動させる必要はな
く、カーソル切り替えキーを操作するだけでよい。
【0017】なお、上記実施例は主カーソルと補助カー
ソルとをそれぞれ1つずつ設けたが、例えば補助カーソ
ルを2以上設け、予め決められた順序にしたがっていず
れかの補助カーソルを指定し、この補助カーソルと主カ
ーソルの位置を相互に入れ替えるようにしてもよく、そ
の他、主カーソルと補助カーソルとの数は任意である。
また、アイコンメニュー表示域において、例えばこの表
示域の左端に表示されているアイコンと右端に表示され
ているアイコンとを交互に指定する場合にも適用するこ
とができる。すなわち、左端のアイコンに一方のカーソ
ル、右端のアイコンに他方のカーソルが表示されている
状態において、カーソル切り替えキーが操作される毎に
いずれか一方のカーソルをアクティブにすることによっ
て右端、左端のアイコンを交互に指定するようにしても
よい。
ソルとをそれぞれ1つずつ設けたが、例えば補助カーソ
ルを2以上設け、予め決められた順序にしたがっていず
れかの補助カーソルを指定し、この補助カーソルと主カ
ーソルの位置を相互に入れ替えるようにしてもよく、そ
の他、主カーソルと補助カーソルとの数は任意である。
また、アイコンメニュー表示域において、例えばこの表
示域の左端に表示されているアイコンと右端に表示され
ているアイコンとを交互に指定する場合にも適用するこ
とができる。すなわち、左端のアイコンに一方のカーソ
ル、右端のアイコンに他方のカーソルが表示されている
状態において、カーソル切り替えキーが操作される毎に
いずれか一方のカーソルをアクティブにすることによっ
て右端、左端のアイコンを交互に指定するようにしても
よい。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、距離的に大きく離れ
ているデータ入力域等を交互に繰り返し指定するような
場合、カーソル等を広範囲に移動させることなく、効率
良く指定することができるので、文書等の作成業務が容
易なものとなる。
ているデータ入力域等を交互に繰り返し指定するような
場合、カーソル等を広範囲に移動させることなく、効率
良く指定することができるので、文書等の作成業務が容
易なものとなる。
【図1】第1実施例に係る文書処理装置のブロック構成
図。
図。
【図2】第1実施例の動作を示したフローチャート。
【図3】第1実施例におけるデータの入力状態を具体的
に示した図。
に示した図。
【図4】第2実施例における文書処理装置のブロック構
成図。
成図。
【図5】第2実施例におけるデータ入力状態を具体的に
示した図。
示した図。
1 CPU 2 ROM 3 キーボード 4 CRT表示部 7 キーボード制御部 8 CRT制御部 11 RAM 11−1 文書データ記憶領域 11−2 主カーソルポインタ記憶領域 11−3 補助カーソルポインタ記憶領域 13 カーソル表示データメモリ
Claims (3)
- 【請求項1】表示画面上の任意の位置を指定する第1お
よび第2の指定手段と、 この第1および第2の指定手段のいずれかの指定を有効
とするかを選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された方の指定手段が現在指
定している表示画面上の位置を入力対象として設定する
と共に、他方の指定手段が現在指定している表示画面上
の位置を入力対象外として設定する入力制御手段とを具
備したことを特徴とする入力制御装置。 - 【請求項2】表示画面上のカーソル位置を記憶する第1
および第2のカーソル位置記憶手段と、 カーソル移動指令に応答して前記第1のカーソル位置記
憶手段の内容を書き替えて表示画面上のカーソルを移動
させるカーソル移動手段と、 カーソル切り替え指令が入力された際に、前記第1およ
び第2のカーソル位置記憶手段の内容を相互に入れ替え
る切替手段とを具備したことを特徴とする入力制御装
置。 - 【請求項3】前記第1のカーソル位置記憶手段の内容に
基づいて表示画面上に主カーソルを表示させると共に、
前記第2のカーソル位置記憶手段の内容に基づいて表示
画面上に補助カーソルを表示させ、かつ前記主カーソル
と補助カーソルとを識別可能に表示させる表示制御手段
を設けたことを特徴とする請求項(2)記載の入力制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079329A JPH08249126A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 入力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079329A JPH08249126A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 入力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249126A true JPH08249126A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13686853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7079329A Pending JPH08249126A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 入力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08249126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007060773A1 (ja) * | 2005-11-24 | 2007-05-31 | Sony Computer Entertainment Inc. | 文字入力装置および文字入力方法 |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7079329A patent/JPH08249126A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007060773A1 (ja) * | 2005-11-24 | 2007-05-31 | Sony Computer Entertainment Inc. | 文字入力装置および文字入力方法 |
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