JPH08245511A - (メタ)アクリレ―ト化合物の精製方法 - Google Patents
(メタ)アクリレ―ト化合物の精製方法Info
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- JPH08245511A JPH08245511A JP4588495A JP4588495A JPH08245511A JP H08245511 A JPH08245511 A JP H08245511A JP 4588495 A JP4588495 A JP 4588495A JP 4588495 A JP4588495 A JP 4588495A JP H08245511 A JPH08245511 A JP H08245511A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 (メタ)アクリレ―ト化合物の精製工程にお
いて、ゲル物の発生を防止する方法を提供する。 【構成】下記一般式 《式中R1は水素原子またはアルキル基を表わす、R
2は、アルキル基、アルケニル基、脂環式アルキル基、
脂環式アルケニル基、エポキシ含有アルキル基、複素
環、O、N、S原子を含有するアルキル基を表す》で表
わされるメチル(メタ)アクリレ―ト化合物を脱溶媒す
るため、蒸発器を2基以上連結して連続精製する工程に
おいてそれぞれの蒸発器のボトムホ−ルドタンクに分子
状酸素を吹き込むことを特徴とする(メタ)アクリレ―
ト化合物の精製方法 【効果】(メタ)アクリレ―ト化合物の精製工程におい
て、ゲル物の発生を防止することができて長時間の運転
が可能になった。
いて、ゲル物の発生を防止する方法を提供する。 【構成】下記一般式 《式中R1は水素原子またはアルキル基を表わす、R
2は、アルキル基、アルケニル基、脂環式アルキル基、
脂環式アルケニル基、エポキシ含有アルキル基、複素
環、O、N、S原子を含有するアルキル基を表す》で表
わされるメチル(メタ)アクリレ―ト化合物を脱溶媒す
るため、蒸発器を2基以上連結して連続精製する工程に
おいてそれぞれの蒸発器のボトムホ−ルドタンクに分子
状酸素を吹き込むことを特徴とする(メタ)アクリレ―
ト化合物の精製方法 【効果】(メタ)アクリレ―ト化合物の精製工程におい
て、ゲル物の発生を防止することができて長時間の運転
が可能になった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は(メタ)アクリレ―ト化
合物の製造方法に関するものである。(メタ)アクリレ
―ト化合物は熱、紫外線、イオン化放射線、ラジカル重
合開始剤の存在下で容易に単独重合または他の不飽和基
含有化合物と共重合することが可能で、また塗料用樹脂
の中間原料としても有用である。
合物の製造方法に関するものである。(メタ)アクリレ
―ト化合物は熱、紫外線、イオン化放射線、ラジカル重
合開始剤の存在下で容易に単独重合または他の不飽和基
含有化合物と共重合することが可能で、また塗料用樹脂
の中間原料としても有用である。
【0002】
【従来の技術】従来より各種のアクリル酸エステル類モ
ノマ−が知られている。例えばアクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸2−エチルヘキシルおよびそ
れらにラクトン化合物を付加したアダクト等の単官能モ
ノマ―およびトリメチロ―ルプロパントリアクリレ―
ト、ペンタエリスリト―ルトリアクリレ―トおよびそれ
らにラクトン化合物を付加したアダクト等の多官能モノ
マ―が一般的に知られている。これらの内、比較的低沸
点の化合物は、蒸留操作により留出製品としての製品化
が可能で、これらは適当な禁止剤の添加、蒸留装置内へ
の分子状酸素の吹き込み等の重合防止対策による、安定
な製造方法が確立されている。
ノマ−が知られている。例えばアクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸2−エチルヘキシルおよびそ
れらにラクトン化合物を付加したアダクト等の単官能モ
ノマ―およびトリメチロ―ルプロパントリアクリレ―
ト、ペンタエリスリト―ルトリアクリレ―トおよびそれ
らにラクトン化合物を付加したアダクト等の多官能モノ
マ―が一般的に知られている。これらの内、比較的低沸
点の化合物は、蒸留操作により留出製品としての製品化
が可能で、これらは適当な禁止剤の添加、蒸留装置内へ
の分子状酸素の吹き込み等の重合防止対策による、安定
な製造方法が確立されている。
【0003】その点前記化学式で表わされる高沸点(メ
タ)アクリレ―ト化合物、例えば、シクロヘキセニルメ
チル(メタ)アクリレ―ト化合物を酸化剤でエポキシ化
して得られるエポキシ化シクロヘキセニルメチル(メ
タ)アクリレ―ト化合物およびそれらにラクトン化合物
を付加したアダクトは、缶出製品である。これらは、製
造段階で微量の重合物が発生し、これらが塗料用樹脂の
中間原料を合成する際に種々の問題を生じるとともに塗
料の商品価値を著しく低下せしめてしまう問題があっ
た。
タ)アクリレ―ト化合物、例えば、シクロヘキセニルメ
チル(メタ)アクリレ―ト化合物を酸化剤でエポキシ化
して得られるエポキシ化シクロヘキセニルメチル(メ
タ)アクリレ―ト化合物およびそれらにラクトン化合物
を付加したアダクトは、缶出製品である。これらは、製
造段階で微量の重合物が発生し、これらが塗料用樹脂の
中間原料を合成する際に種々の問題を生じるとともに塗
料の商品価値を著しく低下せしめてしまう問題があっ
た。
【0004】これを防ぐために特開平2−262574
号公報においては、反応粗液の中和、水洗後に「重合禁
止剤として分子状酸素含有ガスとともに、記載された重
合禁止剤を、適量添加する」ことが開示されており、ま
た特開平4−149175号公報においては、重合を防
ぐために、溶媒を含有する粗液を2段に分割して脱低沸
処理を行うことを開示している。
号公報においては、反応粗液の中和、水洗後に「重合禁
止剤として分子状酸素含有ガスとともに、記載された重
合禁止剤を、適量添加する」ことが開示されており、ま
た特開平4−149175号公報においては、重合を防
ぐために、溶媒を含有する粗液を2段に分割して脱低沸
処理を行うことを開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の特許公報には、
蒸発器内に分子状酸素を導入することが記載されている
がこれら高沸点化合物を減圧状態で脱溶媒処理するた
め、酸素分子による重合防止効果の持続性が弱く、脱溶
媒されて製品濃度が上がっていく缶出液では2基以上装
置を連結して精製すると、途中の配管内でゲル物が発生
し、長期間における安定製造ができない問題が生じてい
た。
蒸発器内に分子状酸素を導入することが記載されている
がこれら高沸点化合物を減圧状態で脱溶媒処理するた
め、酸素分子による重合防止効果の持続性が弱く、脱溶
媒されて製品濃度が上がっていく缶出液では2基以上装
置を連結して精製すると、途中の配管内でゲル物が発生
し、長期間における安定製造ができない問題が生じてい
た。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、蒸発器を2基以上用い
て、缶出製品である高沸点(メタ)アクリレ―ト化合物
を配管を閉塞させることなく、長期間安定に製造するこ
とを目的とするものである。
て、缶出製品である高沸点(メタ)アクリレ―ト化合物
を配管を閉塞させることなく、長期間安定に製造するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【発明の構成】すなわち、本発明は「下記一般式 《式中R1は水素原子またはアルキル基を表わす、R
2は、アルキル基、アルケニル基、脂環式アルキル基、
脂環式アルケニル基、エポキシ含有アルキル基、複素
環、O、N、S原子を含有するアルキル基を表す》で表
わされるメチル(メタ)アクリレ―ト化合物を脱溶媒す
るため、蒸発器を2基以上連結して連続精製する工程に
おいてそれぞれの蒸発器のボトムホ−ルドタンクに分子
状酸素を吹き込むことを特徴とする(メタ)アクリレ―
ト化合物の精製方法」である。
2は、アルキル基、アルケニル基、脂環式アルキル基、
脂環式アルケニル基、エポキシ含有アルキル基、複素
環、O、N、S原子を含有するアルキル基を表す》で表
わされるメチル(メタ)アクリレ―ト化合物を脱溶媒す
るため、蒸発器を2基以上連結して連続精製する工程に
おいてそれぞれの蒸発器のボトムホ−ルドタンクに分子
状酸素を吹き込むことを特徴とする(メタ)アクリレ―
ト化合物の精製方法」である。
【0008】より具体的には、缶出製品として回収され
る高沸点を有する(メタ)アクリレ―ト化合物を2基以
上の蒸発器を使用して精製する工程において、それぞれ
の蒸発器のボトムホ−ルドタンクに分子状酸素を導入
し、さらに、蒸発器出口および同出口からボトムホ−ル
ドタンク間の移送ライン温度を40℃以下に保持して
(メタ)アクリレ―ト化合物のゲル化を防ぐことにより
配管の閉塞を防止することを目的とした、高沸点(メ
タ)アクリレ―ト化合物の精製方法である。
る高沸点を有する(メタ)アクリレ―ト化合物を2基以
上の蒸発器を使用して精製する工程において、それぞれ
の蒸発器のボトムホ−ルドタンクに分子状酸素を導入
し、さらに、蒸発器出口および同出口からボトムホ−ル
ドタンク間の移送ライン温度を40℃以下に保持して
(メタ)アクリレ―ト化合物のゲル化を防ぐことにより
配管の閉塞を防止することを目的とした、高沸点(メ
タ)アクリレ―ト化合物の精製方法である。
【0009】本発明において処理の対象となる具体的な
化合物としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシルおよびそれらにラク
トン化合物を付加したアダクト等の単官能モノマ―およ
びトリメチロ―ルプロパントリアクリレ―ト、ペンタエ
リスリト―ルトリアクリレ―ト、シクロヘキセニルメチ
ル(メタ)アクリレ―ト、同エポキシ化物およびそれら
にラクトン化合物を付加したアダクト等の多官能モノマ
―が挙げられる。これらの中でも特に、シクロヘキセニ
ルメチル(メタ)アクリレ―ト、同エポキシ化物、およ
びそれらにラクトン化合物を付加した化合物に適用する
場合に得られる効果が大である。
化合物としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシルおよびそれらにラク
トン化合物を付加したアダクト等の単官能モノマ―およ
びトリメチロ―ルプロパントリアクリレ―ト、ペンタエ
リスリト―ルトリアクリレ―ト、シクロヘキセニルメチ
ル(メタ)アクリレ―ト、同エポキシ化物およびそれら
にラクトン化合物を付加したアダクト等の多官能モノマ
―が挙げられる。これらの中でも特に、シクロヘキセニ
ルメチル(メタ)アクリレ―ト、同エポキシ化物、およ
びそれらにラクトン化合物を付加した化合物に適用する
場合に得られる効果が大である。
【0010】これらの高沸点を有する(メタ)アクリレ
―ト化合物の精製方法について説明する。これまでに、
反応粗液の精製方法として (1)蒸留よる精製方法 生成物が熱に対して比較的安定である場合には、蒸留に
よって精製する方法が一般的に用いられている。
―ト化合物の精製方法について説明する。これまでに、
反応粗液の精製方法として (1)蒸留よる精製方法 生成物が熱に対して比較的安定である場合には、蒸留に
よって精製する方法が一般的に用いられている。
【0011】(2)水洗による精製方法 反応粗液に有機酸や有機過酸が存在する場合には、その
まま蒸留すると例えばエポキシ化合物の場合、開環ロス
することが多い。このような場合、水洗によって有機酸
や有機過酸を除去した後、通常蒸留によって精製する。
まま蒸留すると例えばエポキシ化合物の場合、開環ロス
することが多い。このような場合、水洗によって有機酸
や有機過酸を除去した後、通常蒸留によって精製する。
【0012】(3)中和による精製方法 水洗によって有機酸や有機過酸を除去できない場合や有
機酸とエポキシ化合物とが反応しやすい場合には、中和
による精製方法を用いる。単に液のPHを中和点まで調
整するだけでは、重合や副反応を誘起する物質を除去で
きない場合にはアルカリ水溶液で重合や副反応を誘起す
る物質を除去した後、蒸留によって精製する。
機酸とエポキシ化合物とが反応しやすい場合には、中和
による精製方法を用いる。単に液のPHを中和点まで調
整するだけでは、重合や副反応を誘起する物質を除去で
きない場合にはアルカリ水溶液で重合や副反応を誘起す
る物質を除去した後、蒸留によって精製する。
【0013】(4)接触時間の短い装置を用いて水洗す
る方法。
る方法。
【0014】(2)の改良法として有機層と水層との接
触時間が短いことが挙げられる。
触時間が短いことが挙げられる。
【0015】どの程度までの滞留時間の短さが必要とさ
れるかは、水洗工程で許容されるロス量および(メタ)
アクリレ−ト化合物と有機酸水溶液との反応速度によっ
て決定される。
れるかは、水洗工程で許容されるロス量および(メタ)
アクリレ−ト化合物と有機酸水溶液との反応速度によっ
て決定される。
【0016】そのような滞留時間が短い装置の代表的な
例として、遠心抽出器があるが、通常水洗工程で一般的
に用いられているミキサ−セトラ−タイプや抽出塔など
の装置を滞留時間が短くなるように工夫を加えても良
い。この処置により、エポキシ化合物のロスを非常に少
なくすることが可能である。
例として、遠心抽出器があるが、通常水洗工程で一般的
に用いられているミキサ−セトラ−タイプや抽出塔など
の装置を滞留時間が短くなるように工夫を加えても良
い。この処置により、エポキシ化合物のロスを非常に少
なくすることが可能である。
【0017】本製造法では、反応粗液を以上のような処
理の中の少なくとも一つの処理をした後、脱低沸工程に
運ぶ。水洗さらにアルカリ処理を行った粗液から低沸点
成分を除去する際には重合禁止剤を添加するのが好まし
い。特に反応粗液中に含まれる重合禁止剤としてのハイ
ドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエ−テル、P−
ベンゾキノン、クレゾ−ル、t−ブチルカテコ−ル、
2,4−ジメチル−6−t−ブチルフェノ−ル、2−t
−ブチル−4−メトキシフェノ−ル、3−t−ブチル−
4−メトキシフェノ−ル、2,6−ジ−t−ブチル−P
−クレゾ−ル、2,5−ジヒドロキシ−P−キノン、ピ
ペリジン、エタノ−ルアミン、α−ニトロソ−β−ナフ
ト−ル、ジフェニルアミン、フェノチアジン、N−ニト
ロソフェニルヒドロキシルアミン、N、N−ジエチルヒ
ドロキシルアミン等、あるいは有機過酸の安定剤として
のリン酸水素アンモニウム、ピロリン酸カリウム、ピロ
リン酸−2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸カリ
ウム−2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸ナトリ
ウム−2−エチルヘキシルエステルトリポリリン酸、ト
リポリリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ト
リポリリン酸−2−エチルヘキシルエステル、トリポリ
リン酸カリウム−2−エチルヘキシルエステル、テトラ
ポリリン酸、テトラポリリン酸カリウム、テトラポリリ
ン酸ナトリウム、テトラポリリン酸−2−エチルヘキシ
ルエステル、テトラポリリン酸カリウム−2−エチルヘ
キシルエステル、テトラポリリン酸ナトリウム−2−エ
チルヘキシルエステル、ヘキサメタリン酸カリウム、ヘ
キサメタリン酸ナトリウム等の化合物が水洗あるいはア
ルカリ処理時に抽出され水洗粗液中の含量が減少する場
合もあるが、その際は、アルカリ処理終了後上記の化合
物を適当量補充するのが好ましい。
理の中の少なくとも一つの処理をした後、脱低沸工程に
運ぶ。水洗さらにアルカリ処理を行った粗液から低沸点
成分を除去する際には重合禁止剤を添加するのが好まし
い。特に反応粗液中に含まれる重合禁止剤としてのハイ
ドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエ−テル、P−
ベンゾキノン、クレゾ−ル、t−ブチルカテコ−ル、
2,4−ジメチル−6−t−ブチルフェノ−ル、2−t
−ブチル−4−メトキシフェノ−ル、3−t−ブチル−
4−メトキシフェノ−ル、2,6−ジ−t−ブチル−P
−クレゾ−ル、2,5−ジヒドロキシ−P−キノン、ピ
ペリジン、エタノ−ルアミン、α−ニトロソ−β−ナフ
ト−ル、ジフェニルアミン、フェノチアジン、N−ニト
ロソフェニルヒドロキシルアミン、N、N−ジエチルヒ
ドロキシルアミン等、あるいは有機過酸の安定剤として
のリン酸水素アンモニウム、ピロリン酸カリウム、ピロ
リン酸−2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸カリ
ウム−2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸ナトリ
ウム−2−エチルヘキシルエステルトリポリリン酸、ト
リポリリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ト
リポリリン酸−2−エチルヘキシルエステル、トリポリ
リン酸カリウム−2−エチルヘキシルエステル、テトラ
ポリリン酸、テトラポリリン酸カリウム、テトラポリリ
ン酸ナトリウム、テトラポリリン酸−2−エチルヘキシ
ルエステル、テトラポリリン酸カリウム−2−エチルヘ
キシルエステル、テトラポリリン酸ナトリウム−2−エ
チルヘキシルエステル、ヘキサメタリン酸カリウム、ヘ
キサメタリン酸ナトリウム等の化合物が水洗あるいはア
ルカリ処理時に抽出され水洗粗液中の含量が減少する場
合もあるが、その際は、アルカリ処理終了後上記の化合
物を適当量補充するのが好ましい。
【0018】<脱低沸工程>脱低沸には通常薄膜蒸発器
を用い、特開平4−149175号公報に記載のように
2段に分割して処理するのが良い。アルカリ処理して得
られた液の一段目脱低沸工程では、加熱温度30〜10
0℃、好ましくは30〜60℃の範囲で行うのがよい。
また、その時の圧力は溶媒の物性によって任意に選べる
が加熱温度との関係で減圧で操作するのが一般的であ
る。
を用い、特開平4−149175号公報に記載のように
2段に分割して処理するのが良い。アルカリ処理して得
られた液の一段目脱低沸工程では、加熱温度30〜10
0℃、好ましくは30〜60℃の範囲で行うのがよい。
また、その時の圧力は溶媒の物性によって任意に選べる
が加熱温度との関係で減圧で操作するのが一般的であ
る。
【0019】このようにして得られた薄膜蒸発器の塔底
液中の溶媒濃度は3〜50wt%、より好ましくは10
〜20wt%の範囲にしなければならない。溶媒濃度を
3wt%以下にした場合、高真空にしなければならず、
留出する溶媒をコンデンサ−で補集する際、回収のロス
が大きくなるため好ましくない。
液中の溶媒濃度は3〜50wt%、より好ましくは10
〜20wt%の範囲にしなければならない。溶媒濃度を
3wt%以下にした場合、高真空にしなければならず、
留出する溶媒をコンデンサ−で補集する際、回収のロス
が大きくなるため好ましくない。
【0020】逆に溶媒濃度を50wt%以上にした場
合、2段目脱低沸工程で高真空で行うため留出する溶媒
をコンデンサ−で補修できず、回収のロスが大きくなる
ため好ましくない。2段目脱低沸工程では、加熱温度3
0〜70℃、好ましくは30〜60℃の範囲で行うのが
よい。また、その時の圧力は溶媒の物性によって異なる
が加熱温度との関係で任意に選べる。重合防止効果のあ
る分子状酸素を蒸発器に導入する場所は任意に選べるが
缶出部から吹き込むのが普通である。
合、2段目脱低沸工程で高真空で行うため留出する溶媒
をコンデンサ−で補修できず、回収のロスが大きくなる
ため好ましくない。2段目脱低沸工程では、加熱温度3
0〜70℃、好ましくは30〜60℃の範囲で行うのが
よい。また、その時の圧力は溶媒の物性によって異なる
が加熱温度との関係で任意に選べる。重合防止効果のあ
る分子状酸素を蒸発器に導入する場所は任意に選べるが
缶出部から吹き込むのが普通である。
【0021】吹き込み量は任意に選べるが上限量は真空
系の能力、あるいは塔底液が安定に流下するかどうか、
あるいは留出した溶媒をコンデンサ−で捕集する際の回
収ロスという観点から自ずと制限される。このようなプ
ロセスで現実に製造を行うと製造開始後、数日間で第2
蒸発器の仕込み圧力が上昇し、配管内での詰まりが発生
していることが観察される。
系の能力、あるいは塔底液が安定に流下するかどうか、
あるいは留出した溶媒をコンデンサ−で捕集する際の回
収ロスという観点から自ずと制限される。このようなプ
ロセスで現実に製造を行うと製造開始後、数日間で第2
蒸発器の仕込み圧力が上昇し、配管内での詰まりが発生
していることが観察される。
【0022】さらに、運転を続けると配管内が閉塞して
しまう。ここで製造を停止し、配管の洗浄、交換を行
う。配管内には、重合物が詰まっており、製造不能の状
態が確認される。ロングランの運転では、このような途
中の解体清掃が2〜3回あったこれらの原因は、(メ
タ)アクリル酸エステル化合物のラジカル重合による重
合物が配管内を閉塞させるためである。また、重合原因
を検討した結果、反応工程で使用する有機過酸が微量残
存し、これがラジカル重合開始剤となることが判った。
これに対して、脱低沸工程仕込みに重合禁止剤を添加し
ているが、これだけでは、完全に重合を止めることがで
きない。また、薄膜蒸発器に分子状酸素を任意量吹き込
むが、減圧系のため、持続的効果が無かったことも判明
した。
しまう。ここで製造を停止し、配管の洗浄、交換を行
う。配管内には、重合物が詰まっており、製造不能の状
態が確認される。ロングランの運転では、このような途
中の解体清掃が2〜3回あったこれらの原因は、(メ
タ)アクリル酸エステル化合物のラジカル重合による重
合物が配管内を閉塞させるためである。また、重合原因
を検討した結果、反応工程で使用する有機過酸が微量残
存し、これがラジカル重合開始剤となることが判った。
これに対して、脱低沸工程仕込みに重合禁止剤を添加し
ているが、これだけでは、完全に重合を止めることがで
きない。また、薄膜蒸発器に分子状酸素を任意量吹き込
むが、減圧系のため、持続的効果が無かったことも判明
した。
【0023】これらの状況を鑑み、2段による脱低沸を
安定運転するためには、1段目から2段目に送る途中で
分子状酸素を導入することによって、重合防止効果を継
続させる処置をとる。導入場所は、どの場所でも良いが
プロセス的に可能な場所として、薄膜蒸発器ボトムの液
ホ−ルドタンクにバブリングさせるように吹き込む。さ
らに、2段目の薄膜蒸発器ボトムの液ホ−ルドタンクに
もバブリングさせるように吹き込む。
安定運転するためには、1段目から2段目に送る途中で
分子状酸素を導入することによって、重合防止効果を継
続させる処置をとる。導入場所は、どの場所でも良いが
プロセス的に可能な場所として、薄膜蒸発器ボトムの液
ホ−ルドタンクにバブリングさせるように吹き込む。さ
らに、2段目の薄膜蒸発器ボトムの液ホ−ルドタンクに
もバブリングさせるように吹き込む。
【0024】また、残存する有機過酸が熱分解によっ
て、ラジカルを発生する重合開始剤として作用しないよ
うに、薄膜蒸発器出口の缶出ラインを冷却することも有
効である。この冷却処置は、2重管に冷水を流すように
して行い、10〜40℃程度まで冷却することが望まし
い。冷却温度が10℃未満になると粘度が上昇するため
送液がスム−ズに行なわれないだけでなく、エネルギ−
経済性の観点からも好ましくない。。
て、ラジカルを発生する重合開始剤として作用しないよ
うに、薄膜蒸発器出口の缶出ラインを冷却することも有
効である。この冷却処置は、2重管に冷水を流すように
して行い、10〜40℃程度まで冷却することが望まし
い。冷却温度が10℃未満になると粘度が上昇するため
送液がスム−ズに行なわれないだけでなく、エネルギ−
経済性の観点からも好ましくない。。
【0025】このような処置によって、脱低沸工程を2
段連続でつないでも、重合物による配管内の閉塞がなく
安定製造できる。
段連続でつないでも、重合物による配管内の閉塞がなく
安定製造できる。
【0026】本発明における分子状酸素というのは具体
的には、空気または酸素と窒素を適宜混合したものをい
う。それらの混合比率は、爆発範囲外の組成になるよう
に選定することが好ましい。
的には、空気または酸素と窒素を適宜混合したものをい
う。それらの混合比率は、爆発範囲外の組成になるよう
に選定することが好ましい。
【0027】本発明において、脱溶媒される溶媒という
のはエステルを製造した粗液の場合は出発原料である未
反応のアルコ−ル等、処理対象物がエポキシ化の工程を
経て得られたものの場合はその時使用した酢酸エチルの
ような溶媒等である。
のはエステルを製造した粗液の場合は出発原料である未
反応のアルコ−ル等、処理対象物がエポキシ化の工程を
経て得られたものの場合はその時使用した酢酸エチルの
ような溶媒等である。
【0028】以下に実施例を示し本発明の効果を具体的
に説明するが、本発明は、これらの実施例によって限定
されるものではない。
に説明するが、本発明は、これらの実施例によって限定
されるものではない。
【0029】図1は本発明の精製方法を実施するための
装置の一例を示したフロ−シ−トであり、A−Aおよび
B−Bが1段目および2段目薄膜蒸発器からの缶出液の
ボトムホ−ルドタンクに分子状酸素を吹き込むことを示
している。
装置の一例を示したフロ−シ−トであり、A−Aおよび
B−Bが1段目および2段目薄膜蒸発器からの缶出液の
ボトムホ−ルドタンクに分子状酸素を吹き込むことを示
している。
【0030】1−1は1段目薄膜蒸発器、2−2は2段
目薄膜蒸発器、3−3は1段目薄膜蒸発器からの缶出液
のボトムホ−ルドタンク、4−4は2段目薄膜蒸発器か
らの缶出液のボトムホ−ルドタンク、5−5は1段目薄
膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまでのライン、6−6
は2段目薄膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまでのライ
ン、7−7は反応粗液入口、8−8は製品取出口であ
る。
目薄膜蒸発器、3−3は1段目薄膜蒸発器からの缶出液
のボトムホ−ルドタンク、4−4は2段目薄膜蒸発器か
らの缶出液のボトムホ−ルドタンク、5−5は1段目薄
膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまでのライン、6−6
は2段目薄膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまでのライ
ン、7−7は反応粗液入口、8−8は製品取出口であ
る。
【0031】[実施例1]メタクリル酸とシクロヘキセ
ンメタノ−ルとのエステルのエポキシ化物であるエポキ
シ化シクロヘキセニルメチルメタアクリレ―トを含有す
る水洗後の粗液をSUS製スミス式薄膜蒸発器を2器連
続につないで脱低沸を行った。操作条件は1段目加熱温
度60℃圧力150mmHg、2段目加熱温度60℃圧
力40mmHgで薄膜蒸発器下部から酸素/窒素の混合
ガスを4Nm3 /hrで吹き込んだ。このような条件で、
運転すると数日目で、2段目仕込み口の圧力計の上昇が
認められやがて仕込み不能になる運転を停止し、解体し
てみると、配管内は、重合物で閉塞していた。
ンメタノ−ルとのエステルのエポキシ化物であるエポキ
シ化シクロヘキセニルメチルメタアクリレ―トを含有す
る水洗後の粗液をSUS製スミス式薄膜蒸発器を2器連
続につないで脱低沸を行った。操作条件は1段目加熱温
度60℃圧力150mmHg、2段目加熱温度60℃圧
力40mmHgで薄膜蒸発器下部から酸素/窒素の混合
ガスを4Nm3 /hrで吹き込んだ。このような条件で、
運転すると数日目で、2段目仕込み口の圧力計の上昇が
認められやがて仕込み不能になる運転を停止し、解体し
てみると、配管内は、重合物で閉塞していた。
【0032】また、2段目出口の配管内にも重合物が認
められた。
められた。
【0033】[実施例2]実施例1の配管内の重合物に
よる閉塞を防止するため、1段目の薄膜蒸発器の下部に
設置しているホ−ルドタンクにバブリング方式で78NL
/hr の混合ガスを、また、2段目のホ−ルドタンクには
20NL/hr の混合ガスを吹き込んだ。
よる閉塞を防止するため、1段目の薄膜蒸発器の下部に
設置しているホ−ルドタンクにバブリング方式で78NL
/hr の混合ガスを、また、2段目のホ−ルドタンクには
20NL/hr の混合ガスを吹き込んだ。
【0034】また、薄膜蒸発器出口のホ−ルドタンクま
での缶出ラインを2重管にして冷水による冷却を行い、
ホ−ルドタンクでの液温度を20℃に下げるようにし
た。このような対策を施し、実施例1と同様の条件で運
転した結果、約1ヵ月間運転を停止させることなく運転
できた。
での缶出ラインを2重管にして冷水による冷却を行い、
ホ−ルドタンクでの液温度を20℃に下げるようにし
た。このような対策を施し、実施例1と同様の条件で運
転した結果、約1ヵ月間運転を停止させることなく運転
できた。
【0035】停止後配管内を点検したが重合物は殆どな
く、重合が防止され安定運転できていることがわかっ
た。
く、重合が防止され安定運転できていることがわかっ
た。
【図1】本発明の精製方法を実施するための装置のフロ
−シ−トである。
−シ−トである。
A−A:1段目薄膜蒸発器ボトムホ−ルドタンクへの分
子状酸素吹き込み個所 B−B:2段目薄膜蒸発器ボトムホ−ルドタンクへの分
子状酸素吹き込み個所 1−1:1段目薄膜蒸発器 2−2:2段目薄膜蒸発器 3−3:ボトムホ−ルドタンク 4−4:ボトムホ−ルドタンク 5−5:1段目薄膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまで
のライン 6−6:2段目薄膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまで
のライン 7−7:反応粗液入口 8−8:製品取出口
子状酸素吹き込み個所 B−B:2段目薄膜蒸発器ボトムホ−ルドタンクへの分
子状酸素吹き込み個所 1−1:1段目薄膜蒸発器 2−2:2段目薄膜蒸発器 3−3:ボトムホ−ルドタンク 4−4:ボトムホ−ルドタンク 5−5:1段目薄膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまで
のライン 6−6:2段目薄膜蒸発器出口からホ−ルドタンクまで
のライン 7−7:反応粗液入口 8−8:製品取出口
Claims (2)
- 【請求項1】下記一般式 《式中R1は水素原子またはアルキル基を表わす、R
2は、アルキル基、アルケニル基、脂環式アルキル基、
脂環式アルケニル基、エポキシ含有アルキル基、複素
環、O、N、S原子を含有するアルキル基を表す》で表
わされるメチル(メタ)アクリレ―ト化合物を脱溶媒す
るため、蒸発器を2基以上連結して連続精製する工程に
おいてそれぞれの蒸発器のボトムホ−ルドタンクに分子
状酸素を吹き込むことを特徴とする(メタ)アクリレ―
ト化合物の精製方法。 - 【請求項2】蒸発器の出口および必要に応じて同出口か
らボトムホ−ルドタンク間の移送ライン温度を、40℃
以下に冷却する請求項1記載の(メタ)アクリレ−ト化
合物の精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4588495A JPH08245511A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | (メタ)アクリレ―ト化合物の精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4588495A JPH08245511A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | (メタ)アクリレ―ト化合物の精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08245511A true JPH08245511A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12731672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4588495A Pending JPH08245511A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | (メタ)アクリレ―ト化合物の精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08245511A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007176829A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Toagosei Co Ltd | (メタ)アクリレートの製造方法 |
JP2009091334A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | アダマンチル(メタ)アクリレート類の製造方法 |
JP2010155797A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Toagosei Co Ltd | (メタ)アクリレートの製造方法 |
JP2011504475A (ja) * | 2007-11-23 | 2011-02-10 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 不飽和化合物の精製方法、及び製造装置 |
US11932723B2 (en) | 2018-12-28 | 2024-03-19 | Daicel Corporation | High-purity 3,4-epoxycyclohexylmethyl methacrylate |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP4588495A patent/JPH08245511A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007176829A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Toagosei Co Ltd | (メタ)アクリレートの製造方法 |
JP2009091334A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | アダマンチル(メタ)アクリレート類の製造方法 |
JP2011504475A (ja) * | 2007-11-23 | 2011-02-10 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 不飽和化合物の精製方法、及び製造装置 |
JP2010155797A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Toagosei Co Ltd | (メタ)アクリレートの製造方法 |
US11932723B2 (en) | 2018-12-28 | 2024-03-19 | Daicel Corporation | High-purity 3,4-epoxycyclohexylmethyl methacrylate |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050705 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |