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JPH08242540A - 無停電電源システムの解列方法 - Google Patents

無停電電源システムの解列方法

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Publication number
JPH08242540A
JPH08242540A JP7041479A JP4147995A JPH08242540A JP H08242540 A JPH08242540 A JP H08242540A JP 7041479 A JP7041479 A JP 7041479A JP 4147995 A JP4147995 A JP 4147995A JP H08242540 A JPH08242540 A JP H08242540A
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JP
Japan
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power supply
uninterruptible power
current
supply system
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Application number
JP7041479A
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JP3314572B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Umezawa
一喜 梅沢
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】並列冗長方式で運転する複数台の無停電電源装
置において、不具合の発生した無停電電源装置の解列方
法を提供する。 【構成】UPS10の横流から横流有効成分演算器20
と上,下限判別器21により横流有効成分が上,下限値
に達したときに、UPS10の内部周波数が母線周波数
および基準周波数との高低関係を判別して、UPS10
を解列することにより、確実に素早く解列できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数台の無停電電源
装置(以下、UPSとも称する)を共通の母線に接続
し、該複数台のUPSを並列冗長方式で運転して該母線
の負荷に負荷電流を供給する無停電電源システム(以
下、UPSシステムとも称する)であって、該複数台そ
れぞれのUPSの運転状態を検知して該UPSシステム
から該UPSを解列する無停電電源システムの解列方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、この種の従来の無停電電源シス
テムの解列方法を示すブロック構成図である。図6にお
いて、10は直流電源より出力される直流をインバータ
により交流に変換し、この交流をリアクトルとコンデン
サからなる正弦化フィルタと出力変圧器とを介して出力
するUPS、11は配線用遮断器(以下、MCBと称す
る)、1は母線盤、2は負荷であり、複数台の残りのU
PS(以下、他号機と称する)は複数のMCB200を
介して並列に接続される構成である。
【0003】図6の無停電電源システムの解列方法を以
下に説明する。UPS10の出力電圧がなんらかの不具
合で異常に上昇したときには、UPS10の横流
(ICR)の無効成分が増加することは知られており、こ
のために負荷2の電流IL から母線盤1により各UPS
が分担する分担電流指令値IL * が出力され、電流検出
器12を介したUPS10の出力電流I1 から加算演算
器13で偏差すなわち横流ICRを求め、この横流ICR
無効成分を横流無効成分演算器14で演算し、該無効成
分が上,下限判別器15の上限値以上で、且つ母線の電
圧を電圧検出器16で検出し、この検出値が上,下限判
別器17の上限値以上であれば、AND回路18が動作
してUPS10を解列し、MCB11をトリップさせ
る。
【0004】また、UPS10の出力電圧がなんらかの
不具合で異常に下降したときには、UPS10の横流
(ICR)の無効成分が減少することは知られており、横
流無効成分演算器14で演算した無効成分が上,下限判
別器15の下限値以下で、且つ電圧検出器16の検出値
が上,下限判別器17の下限値以下であれば、AND回
路19が動作してUPS10を解列し、MCB11をト
リップさせる。
【0005】図7は、図6とは別の従来例の無停電電源
システムの解列方法を示すブロック構成図であり、図6
と同一機能を有するものには同一符号を付して、その説
明を省略する。すなわち図7において、UPS10の出
力周波数がなんらかの不具合で異常に上昇したときに
は、UPS10の横流(ICR)の有効成分が増加するこ
とは知られており、この横流ICRの有効成分を横流有効
成分演算器20で演算し、該有効成分が上,下限判別器
21の上限値以上で、且つ母線の周波数を電圧検出器1
6,周波数検出器22を介して検出し、この検出値が
上,下限判別器22の上限値以上であれば、AND回路
18が動作してUPS10を解列し、MCB11をトリ
ップさせる。
【0006】また、UPS10の出力周波数がなんらか
の不具合で異常に下降したときには、UPS10の横流
(ICR)の有効成分が減少することは知られており、横
流有効成分演算器20で演算した有効成分が上,下限判
別器21の下限値以下で、且つ周波数検出器22の検出
値が上,下限判別器23の下限値以下であれば、AND
回路19が動作してUPS10を解列し、MCB11を
トリップさせる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の無停電電源
システムの解列方法によると、UPSの並列台数が多い
ときには、いずれかのUPSに先述の不具合が生じて
も、母線の電圧または周波数の変化は僅かであり、この
ために該不具合のUPSを解列するのに時間がかかり、
この間、無停電電源システムに擾乱を与えてしまうとい
う問題があった。
【0008】また、それぞれのUPSの前記正弦化フィ
ルタのコンデンサについては、該コンデンサに不具合が
発生しても、この結果としての母線の電圧の変化から該
UPSを解列していたという問題もあった。この発明の
目的は、上記問題点を解決する無停電電源システムの解
列方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】直流電源より出力される
直流をインバータにより交流に変換し、この交流をリア
クトルとコンデンサからなる正弦化フィルタと出力変圧
器とを介して出力する複数台の無停電電源装置を共通の
母線に接続し、該複数台の無停電電源装置を並列冗長方
式で運転して該母線の負荷に負荷電流を供給する無停電
電源システムであって、該複数台それぞれの無停電電源
装置の運転状態を検知して該無停電電源システムから該
無停電電源装置を解列する無停電電源システムの解列方
法において、この第1の発明は、前記無停電電源装置の
横流の有効成分が所定の上限値以上で、該無停電電源装
置の内部周波数が前記母線の周波数より高く、且つ該内
部周波数が前記無停電電源システムの基準周波数より高
いときと、前記無停電電源装置の横流の有効成分が所定
の下限値以下で、該無停電電源装置の内部周波数が前記
母線の周波数より低く、且つ該内部周波数が前記無停電
電源システムの基準周波数より低いときとに当該無停電
電源装置を解列させる。
【0010】第2の発明は、前記無停電電源システムの
解列方法において、前記無停電電源装置の横流の無効成
分が所定の上限値以上で、該無停電電源装置の電圧設定
値と電圧検出値との偏差に基づく電圧調節演算値が電圧
調節演算の推定値に基づく上限値より大きく、且つ前記
母線の電圧が所定の上限値より高いときと、前記無停電
電源装置の横流の無効成分が所定の下限値以下で、該無
停電電源装置の前記電圧調節演算値が電圧調節演算の推
定値に基づく下限値より小さく、且つ前記母線の電圧が
所定の下限値より低いときとに当該無停電電源装置を解
列させる。
【0011】第3の発明は、前記第2の発明の無停電電
源システムの解列方法において、前記無停電電源装置の
電圧調節演算の推定値は、該無停電電源装置の前記電圧
設定値と、前記直流電源の電圧と、前記正弦化フィルタ
の回路定数と、前記出力変圧器の変圧比と、前記負荷電
流に基づく該無停電電源装置の分担電流指令値とにより
演算する。
【0012】第4の発明は、前記無停電電源システムの
解列方法において、前記無停電電源装置の正弦化フィル
タのコンデンサの電流の検出値とコンデンサ電流指令値
との偏差が所定値以上になったときに該無停電電源装置
を解列させる。第5の発明は、前記無停電電源システム
の解列方法において、前記無停電電源装置の正弦化フィ
ルタのコンデンサの電流の推定値とコンデンサ電流指令
値との偏差が所定値以上になったときに該無停電電源装
置を解列させる。
【0013】第6の発明は、前記第5の発明の無停電電
源システムの解列方法において、前記無停電電源装置の
コンデンサの電流の推定値は、前記インバータの出力電
流と、前記出力変圧器の変圧比と、該出力変圧器の励磁
電流と、該無停電電源装置の出力電流から演算して推定
する。第7の発明は、前記第4乃至第6の発明の無停電
電源システムの解列方法において、前記コンデンサ電流
指令値は、前記無停電電源システムが定格出力電圧時の
それぞれの無停電電源装置の正弦化フィルタのコンデン
サの電流に基づく値とする。
【0014】
【作用】この第1の発明によれば、周波数が不具合にな
ったUPSに対して、母線の周波数と該UPSの内部周
波数とを直接比較して判別し、且つUPSシステムの基
準周波数と前記内部周波数とを直接比較して判別するの
で、前記周波数の不具合が確実に素早く判別して解列す
ることができる。
【0015】また、第2,第3の発明によれば、電圧が
不具合になったUPSに対して、該UPSの電圧設定値
と電圧検出値との偏差に基づく電圧調節演算値と電圧調
節演算の推定値とを直接比較して判別するので、前記電
圧の不具合が確実に素早く判別して解列することができ
る。さらに第3〜第7の発明によれば、正弦化フィルタ
のコンデンサが不具合になったUPSに対して、コンデ
ンサ電流指令値と、検出値または推定値とを比較して判
別するようにしているので、前記コンデンサの不具合に
よる解列を直接的に行うことができる。
【0016】
【実施例】以下に記載するこの発明の実施例において、
図6,図7に示した従来例と同一機能を有するものには
同一符号を付して、その説明を省略する。図1は、この
発明の第1の実施例を示す無停電電源システムの解列方
法のブロック構成図である。
【0017】図1において、UPS10の出力周波数が
なんらかの不具合で異常に上昇すると、UPS10の横
流ICRから横流有効成分演算器20で求めた有効成分が
上,下限判別器21の上限値以上となり、UPS10の
内部周波数と、電圧検出器16と周波数検出器22とを
介して検出した母線の周波数とを高,低判別器31で比
較し、同時に前記内部周波数と無停電電源システムの基
準周波数設定器100の基準周波数とを高,低判別器3
2で比較し、いずれも前記内部周波数がより高いと判別
されるとAND回路33が動作し、これによりAND回
路18が動作して、UPS10を解列させ、MCB11
をトリップさせる。
【0018】また、UPS10の出力周波数がなんらか
の不具合で異常に下降すると、UPS10の横流ICR
ら横流有効成分演算器20で求めた有効成分が上,下限
判別器21の下限値以下となり、UPS10の内部周波
数と、電圧検出器16と周波数検出器22とを介して検
出した母線の周波数とを高,低判別器31で比較し、同
時に前記内部周波数と無停電電源システムの基準周波数
設定器100の基準周波数とを高,低判別器32で比較
し、いずれも前記内部周波数がより低いと判別されると
AND回路34が動作し、これによりAND回路19が
動作して、UPS10を解列させ、MCB11をトリッ
プさせる。
【0019】なお、図1の基準周波数設定器100の基
準周波数は、複数台の無停電電源装置の並列冗長方式で
は、この無停電電源システムの水晶発振器などから構成
される基準周波数設定器の出力周波数であり、また複数
台の無停電電源装置の並列冗長方式で、且つ商用電源と
の商用同期方式の無停電電源システムでは、該商用電源
の周波数となる。
【0020】図2は、この発明の第2の実施例を示す無
停電電源システムの解列方法のブロック構成図である。
図2において、UPS10の出力電圧がなんらかの不具
合で異常に上昇すると、UPS10の横流ICRから横流
無効成分演算器14で求めた有効成分が上,下限判別器
15の上限値以上となり、UPS10に内蔵する電圧調
節器の出力と電圧調節演算の推定値(AVR推定値)と
を上,下限判別器41で比較し、前記電圧調節器の出力
がAVR推定値に基づく所定の上限値以上で、且つ電圧
検出器16の検出値が上,下限判別器17の上限値以上
であれば、AND回路42が動作し、これによりAND
回路18が動作して、UPS10を解列させ、MCB1
1をトリップさせる。
【0021】また、UPS10の出力電圧がなんらかの
不具合で異常に下降すると、UPS10の横流ICRから
横流無効成分演算器14で求めた有効成分が上,下限判
別器15の下限値以下となり、UPS10に内蔵する電
圧調節器の出力と電圧調節演算の推定値(AVR推定
値)とを上,下限判別器41で比較し、前記電圧調節器
の出力がAVR推定値に基づく所定の下限値以下で、且
つ電圧検出器16の検出値が上,下限判別器17の下限
値以下であれば、AND回路43が動作し、これにより
AND回路19が動作して、UPS10を解列させ、M
CB11をトリップさせる。
【0022】上記AVR推定値を求める方法について、
図3を参照しつつ以下に説明する。図3において、UP
S10は、整流器,平滑用コンデンサ,蓄電池などから
なる直流電源10aより出力される直流を、半導体スイ
ッチ素子,PWM制御回路,電圧調整器などからなるイ
ンバータ10bにより交流に変換し、この交流をリアク
トル(L)とコンデンサ(C)からなる正弦化フィルタ
10cと出力変圧器10dとを介して出力する構成であ
り、UPS10の出力電圧は電圧設定器10eより設定
される。
【0023】前記AVR推定値は、電圧設定器10eの
電圧設定値V* と、直流電源10aの電圧VDCと、正弦
化フィルタ10cの回路定数(L,C)と、出力変圧器
10dの変圧比(α)と、負荷電流IL に基づくUPS
10の分担電流指令値IL *とにより式(1)に示す演
算を電圧調節演算推定器40で行う。
【0024】
【数1】 AVR推定値 =[(1+L/C)V* +ωL・IL * ]・α/VDC …(1) ここで、ωは出力電圧角周波数、Lはリアクトルのイン
ダクタンス値、Cはコンデンサのキャパシタンス値であ
る。
【0025】また、図2の上,下限判別器41では、式
(1)で求められるAVR推定値の、例えば1.1倍を
上限値とし、0.9倍を下限値とするようにする。図4
は、この発明の第3の実施例を示す無停電電源システム
の解列方法のブロック構成図である。図4において、U
PS10の正弦化フィルタ10cのコンデンサの電流を
電流検出器10fで検出し、検出された電流の高調波分
をフィルタ51で除去し、この値をIC としてコンデン
サ電流指令値IC * との偏差を加算演算器52で求め、
レベル判定器53で該偏差が所定値以上になったとき
に、前記コンデンサが不具合になったと判定し、UPS
10を解列させ、MCB11をトリップさせる。
【0026】上記コンデンサ電流指令値IC * は、UP
S10の出力電圧すなわち無停電電源システムが定格出
力電圧時の電圧をVとすると、式(2)で表される。
【0027】
【数2】 IC * =ωC・V・cos(ωt) …(2) また、図4のレベル判定器53の判定値は式(2)で求
めたIC * の、例えば10%とし、この値を前記偏差が
越えたときに解列信号を出力するようにする。図5は、
この発明の第4の実施例を示す無停電電源システムの解
列方法のブロック構成図である。
【0028】図5において、UPS10の正弦化フィル
タ10cのコンデンサの電流を推定するために、インバ
ータ10bの出力電流を電流検出器10gで検出し、こ
の検出値I0 とし、出力変圧器10dの励磁電流を正弦
化フィルタ10cのコンデンサとMCB11をそれぞれ
開放して求め、これをIE として記憶し、出力変圧器1
0dの変圧比(α)と、電流検出器12の検出値IL
から、式(3)で示すように求められる。
【0029】
【数3】 コンデンサ電流推定値 =(I0 −IE )・α−IL …(3) 式(3)で求めたコンデンサ電流推定値とコンデンサ電
流指令値IC * との偏差を加算演算器52で求め、レベ
ル判定器53で該偏差が所定値以上になったときに、前
記コンデンサが不具合になったと判定し、UPS10を
解列させ、MCB11をトリップさせる。
【0030】
【発明の効果】この第1から第3の発明によれば、UP
Sの並列台数に依存することなく、不具合になったUP
Sを確実に素早く判別して解列するので、無停電電源シ
ステムの母線への影響が最小限となる。また、第4から
第7の発明によれば、従来好適な解列方法が無かったU
PSの正弦化フィルタのコンデンサの不具合に対して
も、該UPSを確実に素早く判別して解列することがで
き、特に第5乃至第6の発明は、電流検出器を該コンデ
ンサに直列に挿入しないので、該電流検出器が有するイ
ンダクタンスによるフィルタ効果に対する影響が皆無で
ある。
【0031】いずれの発明も、高信頼性を要求される、
例えば電算機電源として最適な無停電電源システムであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す無停電電源シス
テムの解列方法の構成図
【図2】この発明の第2の実施例を示す無停電電源シス
テムの解列方法の構成図
【図3】図2の動作説明図
【図4】この発明の第3の実施例を示す無停電電源シス
テムの解列方法の構成図
【図5】この発明の第4の実施例を示す無停電電源シス
テムの解列方法の構成図
【図6】従来例を示す無停電電源システムの解列方法の
構成図
【図7】別の従来例を示す無停電電源システムの解列方
法の構成図
【符号の説明】
1…母線盤、2…負荷、10…UPS、10a…直流電
源、10c…正弦化フィルタ、10d…出力変圧器、1
0e…電圧設定器、10f,10g,12…電流検出
器、11,200…MCB、13,52…加算演算器、
14…横流無効成分演算器、15,17,21,23,
41…上,下限判別器、16…電圧検出器、18,1
9,33,34,42,43…AND回路、20…横流
有効成分演算器、22…周波数検出器、31,32…
高,低判別器、40…電圧調節演算推定器、51…フィ
ルタ、53…レベル判定器、60…コンデンサ電流推定
器、100…基準周波数設定器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源より出力される直流をインバータ
    により交流に変換し、この交流をリアクトルとコンデン
    サからなる正弦化フィルタと出力変圧器とを介して出力
    する複数台の無停電電源装置を共通の母線に接続し、該
    複数台の無停電電源装置を並列冗長方式で運転して該母
    線の負荷に負荷電流を供給する無停電電源システムであ
    って、該複数台それぞれの無停電電源装置の運転状態を
    検知して該無停電電源システムから該無停電電源装置を
    解列する無停電電源システムの解列方法において、 前記無停電電源装置の横流の有効成分が所定の上限値以
    上で、該無停電電源装置の内部周波数が前記母線の周波
    数より高く、且つ該内部周波数が前記無停電電源システ
    ムの基準周波数より高いときと、 前記無停電電源装置の横流の有効成分が所定の下限値以
    下で、該無停電電源装置の内部周波数が前記母線の周波
    数より低く、且つ該内部周波数が前記無停電電源システ
    ムの基準周波数より低いときとに当該無停電電源装置を
    解列させることを特徴とする無停電電源システムの解列
    方法。
  2. 【請求項2】直流電源より出力される直流をインバータ
    により交流に変換し、この交流をリアクトルとコンデン
    サからなる正弦化フィルタと出力変圧器とを介して出力
    する複数台の無停電電源装置を共通の母線に接続し、該
    複数台の無停電電源装置を並列冗長方式で運転して該母
    線の負荷に負荷電流を供給する無停電電源システムであ
    って、該複数台それぞれの無停電電源装置の運転状態を
    検知して該無停電電源システムから該無停電電源装置を
    解列する無停電電源システムの解列方法において、 前記無停電電源装置の横流の無効成分が所定の上限値以
    上で、該無停電電源装置の電圧設定値と電圧検出値との
    偏差に基づく電圧調節演算値が電圧調節演算の推定値に
    基づく上限値より大きく、且つ前記母線の電圧が所定の
    上限値より高いときと、 前記無停電電源装置の横流の無効成分が所定の下限値以
    下で、該無停電電源装置の前記電圧調節演算値が電圧調
    節演算の推定値に基づく下限値より小さく、且つ前記母
    線の電圧が所定の下限値より低いときとに当該無停電電
    源装置を解列させることを特徴とする無停電電源システ
    ムの解列方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の無停電電源システムの解
    列方法において、 前記無停電電源装置の電圧調節演算の推定値は、該無停
    電電源装置の前記電圧設定値と、前記直流電源の電圧
    と、前記正弦化フィルタの回路定数と、前記出力変圧器
    の変圧比と、前記負荷電流に基づく該無停電電源装置の
    分担電流指令値とにより演算することを特徴とする無停
    電電源システムの解列方法。
  4. 【請求項4】直流電源より出力される直流をインバータ
    により交流に変換し、この交流をリアクトルとコンデン
    サからなる正弦化フィルタと出力変圧器とを介して出力
    する複数台の無停電電源装置を共通の母線に接続し、該
    複数台の無停電電源装置を並列冗長方式で運転して該母
    線の負荷に負荷電流を供給する無停電電源システムであ
    って、該複数台それぞれの無停電電源装置の運転状態を
    検知して該無停電電源システムから該無停電電源装置を
    解列する無停電電源システムの解列方法において、 前記無停電電源装置の正弦化フィルタのコンデンサの電
    流の検出値とコンデンサ電流指令値との偏差が所定値以
    上になったときに該無停電電源装置を解列させることを
    特徴とする無停電電源システムの解列方法。
  5. 【請求項5】直流電源より出力される直流をインバータ
    により交流に変換し、この交流をリアクトルとコンデン
    サからなる正弦化フィルタと出力変圧器とを介して出力
    する複数台の無停電電源装置を共通の母線に接続し、該
    複数台の無停電電源装置を並列冗長方式で運転して該母
    線の負荷に負荷電流を供給する無停電電源システムであ
    って、該複数台それぞれの無停電電源装置の運転状態を
    検知して該無停電電源システムから該無停電電源装置を
    解列する無停電電源システムの解列方法において、 前記無停電電源装置の正弦化フィルタのコンデンサの電
    流の推定値とコンデンサ電流指令値との偏差が所定値以
    上になったときに該無停電電源装置を解列させることを
    特徴とする無停電電源システムの解列方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の無停電電源システムの解
    列方法において、 前記無停電電源装置のコンデンサの電流の推定値は、前
    記インバータの出力電流と、前記出力変圧器の変圧比
    と、該出力変圧器の励磁電流と、該無停電電源装置の出
    力電流から演算して推定することを特徴とする無停電電
    源システムの解列方法。
  7. 【請求項7】請求項4乃至請求項6に記載の無停電電源
    システムの解列方法において、 前記コンデンサ電流指令値は、前記無停電電源システム
    が定格出力電圧時のそれぞれの無停電電源装置の正弦化
    フィルタのコンデンサの電流に基づく値とすることを特
    徴とする無停電電源システムの解列方法。
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