JPH08239458A - ポリエステルポリオール及び2成分ポリウレタンコーティング組成物におけるバインダーとしてのそれらの使用 - Google Patents
ポリエステルポリオール及び2成分ポリウレタンコーティング組成物におけるバインダーとしてのそれらの使用Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短い波のUV光にさらされる時に黄変のない
ことなどの産業上の要件を満たしそして特に自動車再仕
上げ及び重車両ラッカー塗のために最も適切である新し
い2成分ポリウレタンコーティング組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、 a)少なくとも3個のヒドロキシル基及び3〜8個の炭
素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式アルコール
を含むアルコール成分と、 b)イタコン酸、マレイン酸、それらの無水物及び/又
はフマル酸を含むカルボン酸成分との〔ただし、成分
a)又は成分b)のどちらかの少なくとも10モル%
が、1〜18個の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式飽
和又は不飽和モノアルコール又はモノカルボン酸である
という条件がある〕エステル化生成物である、60〜4
00のヒドロキシル価を有するポリエステルポリオール
に関する。本発明はまた、バインダーとしてこれらのポ
リエステルポリオール及びラッカーポリイソシアネート
を含む2成分ポリウレタンコーティング組成物に関し、
そして基体、特に自動車基体をコートするためのそれら
の使用に関する。
ことなどの産業上の要件を満たしそして特に自動車再仕
上げ及び重車両ラッカー塗のために最も適切である新し
い2成分ポリウレタンコーティング組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、 a)少なくとも3個のヒドロキシル基及び3〜8個の炭
素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式アルコール
を含むアルコール成分と、 b)イタコン酸、マレイン酸、それらの無水物及び/又
はフマル酸を含むカルボン酸成分との〔ただし、成分
a)又は成分b)のどちらかの少なくとも10モル%
が、1〜18個の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式飽
和又は不飽和モノアルコール又はモノカルボン酸である
という条件がある〕エステル化生成物である、60〜4
00のヒドロキシル価を有するポリエステルポリオール
に関する。本発明はまた、バインダーとしてこれらのポ
リエステルポリオール及びラッカーポリイソシアネート
を含む2成分ポリウレタンコーティング組成物に関し、
そして基体、特に自動車基体をコートするためのそれら
の使用に関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新しいポリエステ
ルポリオールに、そして好ましくは自動車再仕上げのた
めのそして重車両をコートするための2成分ポリウレタ
ンコーティング組成物(2K PURコーティング組成
物)におけるバインダー成分としてのそれらの使用に関
する。
ルポリオールに、そして好ましくは自動車再仕上げのた
めのそして重車両をコートするための2成分ポリウレタ
ンコーティング組成物(2K PURコーティング組成
物)におけるバインダー成分としてのそれらの使用に関
する。
【0002】
【従来の技術】比較的剛直な基体例えば金属又は木材
を、有機ポリイソシアネート及びヒドロキシ官能ポリア
クリレート、ポリエーテル及びポリエステルを基にして
2成分ポリウレタンコーティング組成物によってコート
することは知られている。生成するコーティングは、特
に、優れた硬度、非常に良好な接着及び高い耐候性によ
って区別される。これらの組成物及びコーティングの背
後にある化学的原理は、なかんずく、Hans Wag
ner及びHans Friedrich Sarxに
よって“Lackkunstharze”(ラッカーの
ための合成樹脂)、Carl Hanser Verl
ag出版社、ミュンヘン、153〜173頁、1971
中で述べられている。先行技術の2成分ポリウレタンコ
ーティング組成物、殊に芳香族ポリエステルポリオール
を基にしたものは、特に短い波のUV光にさらされる時
に黄変する傾向を有するコーティングをしばしばもたら
すので、それらは、自動車再仕上げ及び重車両ラッカー
塗りにおける屋外暴露、チョーキング及び黄変に対して
耐えるコーティングのためのこの点に関する要件を満た
すことがしばしばできない。黄変を受け易いコーティン
グ組成物の典型的な例は、DE−AS 1,271,8
67によるバインダーである。これらのバインダー(芳
香族ポリエステルポリオール及びヘキサメチレンジイソ
シアネートを基にしたポリイソシアネート)は、200
0ウェザロメーター時間後に光沢の損失、チョーキング
又は色合い変化のいずれも示さないけれども、それら
は、短い波のUV光への1000時間の暴露の後で顕著
に黄変する。
を、有機ポリイソシアネート及びヒドロキシ官能ポリア
クリレート、ポリエーテル及びポリエステルを基にして
2成分ポリウレタンコーティング組成物によってコート
することは知られている。生成するコーティングは、特
に、優れた硬度、非常に良好な接着及び高い耐候性によ
って区別される。これらの組成物及びコーティングの背
後にある化学的原理は、なかんずく、Hans Wag
ner及びHans Friedrich Sarxに
よって“Lackkunstharze”(ラッカーの
ための合成樹脂)、Carl Hanser Verl
ag出版社、ミュンヘン、153〜173頁、1971
中で述べられている。先行技術の2成分ポリウレタンコ
ーティング組成物、殊に芳香族ポリエステルポリオール
を基にしたものは、特に短い波のUV光にさらされる時
に黄変する傾向を有するコーティングをしばしばもたら
すので、それらは、自動車再仕上げ及び重車両ラッカー
塗りにおける屋外暴露、チョーキング及び黄変に対して
耐えるコーティングのためのこの点に関する要件を満た
すことがしばしばできない。黄変を受け易いコーティン
グ組成物の典型的な例は、DE−AS 1,271,8
67によるバインダーである。これらのバインダー(芳
香族ポリエステルポリオール及びヘキサメチレンジイソ
シアネートを基にしたポリイソシアネート)は、200
0ウェザロメーター時間後に光沢の損失、チョーキング
又は色合い変化のいずれも示さないけれども、それら
は、短い波のUV光への1000時間の暴露の後で顕著
に黄変する。
【0003】短い波のUV光にさらされる時の2K P
URコーティングの黄変し易さのかなりの改善は、EP
−A 0,318,800及びEP−A 0,571,
829中で述べられたポリエステルポリオールによって
達成することができる。しかしながら、これらのポリエ
ステルポリオールは、自動車再仕上げ及び重車両ラッカ
ー塗のための2K PURコーティングを製造するため
には適切ではない。何故ならば、乾燥時間(部分乾燥及
び完全乾燥)が長すぎるからであり、そして生成するコ
ーティングが高度に弾性的であってそして、かくして、
必要とされる表面硬度を持たないからである。EP−A
0,494,442は、耐UVコーティングをまた与
える熱硬化性1成分コーティング組成物を述べている。
これらのコーティング組成物中で使用されるポリエステ
ルポリオールは、自動車再仕上げ及び重車両ラッカー塗
のための2K PURコーティング中のポリオール成分
としての使用のためには適切ではない。何故ならば、ポ
リエステルの分岐度、硬度及びOH含量が、溶媒及び化
学薬品に耐える速乾性の硬いコーティングを達成するた
めには低すぎるからである。
URコーティングの黄変し易さのかなりの改善は、EP
−A 0,318,800及びEP−A 0,571,
829中で述べられたポリエステルポリオールによって
達成することができる。しかしながら、これらのポリエ
ステルポリオールは、自動車再仕上げ及び重車両ラッカ
ー塗のための2K PURコーティングを製造するため
には適切ではない。何故ならば、乾燥時間(部分乾燥及
び完全乾燥)が長すぎるからであり、そして生成するコ
ーティングが高度に弾性的であってそして、かくして、
必要とされる表面硬度を持たないからである。EP−A
0,494,442は、耐UVコーティングをまた与
える熱硬化性1成分コーティング組成物を述べている。
これらのコーティング組成物中で使用されるポリエステ
ルポリオールは、自動車再仕上げ及び重車両ラッカー塗
のための2K PURコーティング中のポリオール成分
としての使用のためには適切ではない。何故ならば、ポ
リエステルの分岐度、硬度及びOH含量が、溶媒及び化
学薬品に耐える速乾性の硬いコーティングを達成するた
めには低すぎるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、産業上の要件を満たしそして特に自動車再仕上げ及
び重車両ラッカー塗のために最も適切である新しい2成
分ポリウレタンコーティング組成物を提供することであ
る。この新しいコーティング組成物は以下の要件を満た
さなければならない: 1.短い波のUV光にさらされる時に黄変のないフィル
ム表面:コーティングは、本質的な黄変なしに少なくと
も1000時間の期間の間、短い波のUV光(波長<4
00nm)への暴露に耐えなければならない。 2.光及び風雨に対する良好な耐性:コーティングは、
2000ウェザロメーター時間及び工業的雰囲気におけ
る風化の後で光沢の損失、チョーキング又は色合い変化
のいずれをも示してはならない。 3.室温での速い乾燥:コーティングは、約3時間後に
は“サンド(sand)”乾燥そして約8時間後には完
全乾燥でなければならない(DIN 53150)。 4.溶媒及び化学薬品に対する非常に良好な耐性:コー
ティングは、一般的なラッカー溶媒、例えばキシレン、
酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン及びスーパ
ーグレードガソリン、並びに化学薬品例えば苛性ソー
ダ、硫酸、木の(tree)樹脂、パンクレアチン及び
タールの影響に、損傷なしで耐えなければならない。 5.高いフィルム硬度及び機械的強度:コーティング
は、できる限り少ない日数(3〜7)の後で硬度(振子
型減衰(damping)>120s)を有し、そして
かくして耐引掻性かつ耐摩耗性でなければならない。 6.適切な処理時間:最小でも、新たに製造されたコー
ティング組成物は6時間の処理時間を持たなければなら
ない、即ち、DIN 4mmカップからの流れ時間とし
て測定される粘度は6時間以内に二倍になってはならな
い。
は、産業上の要件を満たしそして特に自動車再仕上げ及
び重車両ラッカー塗のために最も適切である新しい2成
分ポリウレタンコーティング組成物を提供することであ
る。この新しいコーティング組成物は以下の要件を満た
さなければならない: 1.短い波のUV光にさらされる時に黄変のないフィル
ム表面:コーティングは、本質的な黄変なしに少なくと
も1000時間の期間の間、短い波のUV光(波長<4
00nm)への暴露に耐えなければならない。 2.光及び風雨に対する良好な耐性:コーティングは、
2000ウェザロメーター時間及び工業的雰囲気におけ
る風化の後で光沢の損失、チョーキング又は色合い変化
のいずれをも示してはならない。 3.室温での速い乾燥:コーティングは、約3時間後に
は“サンド(sand)”乾燥そして約8時間後には完
全乾燥でなければならない(DIN 53150)。 4.溶媒及び化学薬品に対する非常に良好な耐性:コー
ティングは、一般的なラッカー溶媒、例えばキシレン、
酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン及びスーパ
ーグレードガソリン、並びに化学薬品例えば苛性ソー
ダ、硫酸、木の(tree)樹脂、パンクレアチン及び
タールの影響に、損傷なしで耐えなければならない。 5.高いフィルム硬度及び機械的強度:コーティング
は、できる限り少ない日数(3〜7)の後で硬度(振子
型減衰(damping)>120s)を有し、そして
かくして耐引掻性かつ耐摩耗性でなければならない。 6.適切な処理時間:最小でも、新たに製造されたコー
ティング組成物は6時間の処理時間を持たなければなら
ない、即ち、DIN 4mmカップからの流れ時間とし
て測定される粘度は6時間以内に二倍になってはならな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、本明細
書中で後で述べるポリエステルポリオールを2成分ポリ
ウレタンコーティング組成物中のポリヒドロキシル成分
の少なくとも一部として使用することによって本発明に
従って達成することができる。生成するコーティング
は、良好な耐性特性を有し、そして殊に黄変に耐え、速
乾性でかつ硬い。
書中で後で述べるポリエステルポリオールを2成分ポリ
ウレタンコーティング組成物中のポリヒドロキシル成分
の少なくとも一部として使用することによって本発明に
従って達成することができる。生成するコーティング
は、良好な耐性特性を有し、そして殊に黄変に耐え、速
乾性でかつ硬い。
【0006】本発明は、 a)a1)少なくとも3個のヒドロキシル基及び3〜8
個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式アル
コール、 a2)必要に応じて、2個のヒドロキシル基及び2〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式ア
ルコール、並びに a3)必要に応じて、1個のヒドロキシル基及び1〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式
の、必要に応じて不飽和なアルコールを含むアルコール
成分と、 b)b1)イタコン酸、マレイン酸、それらの無水物及
び/又はフマル酸、 b2)必要に応じて、b1)の下で述べたもの以外の、
少なくとも2個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又
は脂環式飽和又は不飽和ジカルボン酸及び/又はそれら
の無水物、並びに b3)必要に応じて、1〜18個の炭素原子を有する一
種以上の脂肪族又は脂環式飽和又は不飽和モノカルボン
酸及び/又はそれらの無水物を含むカルボン酸成分と
の、成分a3)を成分a)の全モル数を基にして少なく
とも10モル%の量で使用するか、又は成分b3)を成
分b)の全モル数を基にして少なくとも10モル%の量
で使用するという条件下での、エステル化生成物であ
る、60〜400のヒドロキシル価を有するポリエステ
ルポリオールに関する。
個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式アル
コール、 a2)必要に応じて、2個のヒドロキシル基及び2〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式ア
ルコール、並びに a3)必要に応じて、1個のヒドロキシル基及び1〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式
の、必要に応じて不飽和なアルコールを含むアルコール
成分と、 b)b1)イタコン酸、マレイン酸、それらの無水物及
び/又はフマル酸、 b2)必要に応じて、b1)の下で述べたもの以外の、
少なくとも2個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又
は脂環式飽和又は不飽和ジカルボン酸及び/又はそれら
の無水物、並びに b3)必要に応じて、1〜18個の炭素原子を有する一
種以上の脂肪族又は脂環式飽和又は不飽和モノカルボン
酸及び/又はそれらの無水物を含むカルボン酸成分と
の、成分a3)を成分a)の全モル数を基にして少なく
とも10モル%の量で使用するか、又は成分b3)を成
分b)の全モル数を基にして少なくとも10モル%の量
で使用するという条件下での、エステル化生成物であ
る、60〜400のヒドロキシル価を有するポリエステ
ルポリオールに関する。
【0007】本発明はまた、バインダーとしてこれらの
ポリエステルポリオール及びラッカーポリイソシアネー
トを含む2成分ポリウレタンコーティング組成物に関す
る。最後に、本発明は、これらの2成分ポリウレタンコ
ーティング組成物によってコートされたコート基体、特
に自動車基体に関する。
ポリエステルポリオール及びラッカーポリイソシアネー
トを含む2成分ポリウレタンコーティング組成物に関す
る。最後に、本発明は、これらの2成分ポリウレタンコ
ーティング組成物によってコートされたコート基体、特
に自動車基体に関する。
【0008】本発明によるポリエステルポリオールは、
EP−A 0,318,800、EP−A 0,49
4,442及びEP−A 0,571,829並びにド
イツ公開特許明細書第43 43 452号によるポリ
エステルポリオールとはそれらの組成において全く実質
的に異なる。加えて、本発明によるポリエステルポリオ
ールは、上のヨーロッパ特許出願中に開示されていない
応用を特に意図されている。前に述べたコーティングの
応用における使用のための本発明によるポリエステルポ
リオールの特に良好な適性は、ポリエステルポリオール
を製造するための出発物質及びそれらの量の選択に起因
する。本発明のポリエステルポリオールは、60〜40
0、好ましくは80〜350そして更に好ましくは10
0〜300のヒドロキシル価、0.5〜80、好ましく
は0.5〜60そして更に好ましくは0.5〜50の酸
価、及び500〜10,000、好ましくは600〜
5,000の、出発物質の化学量論から計算することが
できる数平均分子量を有する。本発明によるポリエステ
ルポリオールは、高度に粘性な実質的に無色透明な樹脂
であり、そしてラッカー溶媒、例えば、炭化水素例えば
トルエン、キシレン及び高級アルキルベンゼン;エステ
ル例えば酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸
メチルグリコール、酢酸エチルグリコール及び酢酸メト
キシプロピル;ケトン例えばアセトン、メチルエチルケ
トン及びメチルイソブチルケトン;並びにこれらの溶媒
の混合物中に溶けて透明な溶液を与える。
EP−A 0,318,800、EP−A 0,49
4,442及びEP−A 0,571,829並びにド
イツ公開特許明細書第43 43 452号によるポリ
エステルポリオールとはそれらの組成において全く実質
的に異なる。加えて、本発明によるポリエステルポリオ
ールは、上のヨーロッパ特許出願中に開示されていない
応用を特に意図されている。前に述べたコーティングの
応用における使用のための本発明によるポリエステルポ
リオールの特に良好な適性は、ポリエステルポリオール
を製造するための出発物質及びそれらの量の選択に起因
する。本発明のポリエステルポリオールは、60〜40
0、好ましくは80〜350そして更に好ましくは10
0〜300のヒドロキシル価、0.5〜80、好ましく
は0.5〜60そして更に好ましくは0.5〜50の酸
価、及び500〜10,000、好ましくは600〜
5,000の、出発物質の化学量論から計算することが
できる数平均分子量を有する。本発明によるポリエステ
ルポリオールは、高度に粘性な実質的に無色透明な樹脂
であり、そしてラッカー溶媒、例えば、炭化水素例えば
トルエン、キシレン及び高級アルキルベンゼン;エステ
ル例えば酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸
メチルグリコール、酢酸エチルグリコール及び酢酸メト
キシプロピル;ケトン例えばアセトン、メチルエチルケ
トン及びメチルイソブチルケトン;並びにこれらの溶媒
の混合物中に溶けて透明な溶液を与える。
【0009】アルコール成分a)は、個々の成分a1)
並びに必要に応じてa2)及び/又はa3)から成る。
成分a1)は、少なくとも3個のヒドロキシル基及び3
〜8、好ましくは3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ア
ルコール、例えばグリセロール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリトリトール、ソルビトール及びこれらの
アルコールの混合物から選択される。成分a2)は、2
個のヒドロキシル基及び2〜18、好ましくは2〜8個
の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式アルコール、例え
ばエチレングリコール、プロパンジオール−1,2及び
−1,3、ブタンジオール−1,3、−2,3及び−
1,4、ペンタンジオール−1,5、2,2−メチル−
1,3−プロパンジオール、ヘキサンジオール−1,6
及び−2,5、2−メチル−2,4−ペンタンジオー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチ
ル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール、2,2
−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−ブチル−
2−エチル−1,3−プロパンジオール、1,4−シク
ロヘキサン−ジメタノール、シクロヘキサンジオール−
1,2、−1,3及び−1,4、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−シクロヘキシル)−プロパン、オクタヒドロ
−4,7−メタノ−1H−インデンジメタノール並びに
これらの混合物から選択される。
並びに必要に応じてa2)及び/又はa3)から成る。
成分a1)は、少なくとも3個のヒドロキシル基及び3
〜8、好ましくは3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ア
ルコール、例えばグリセロール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリトリトール、ソルビトール及びこれらの
アルコールの混合物から選択される。成分a2)は、2
個のヒドロキシル基及び2〜18、好ましくは2〜8個
の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式アルコール、例え
ばエチレングリコール、プロパンジオール−1,2及び
−1,3、ブタンジオール−1,3、−2,3及び−
1,4、ペンタンジオール−1,5、2,2−メチル−
1,3−プロパンジオール、ヘキサンジオール−1,6
及び−2,5、2−メチル−2,4−ペンタンジオー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチ
ル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール、2,2
−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−ブチル−
2−エチル−1,3−プロパンジオール、1,4−シク
ロヘキサン−ジメタノール、シクロヘキサンジオール−
1,2、−1,3及び−1,4、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−シクロヘキシル)−プロパン、オクタヒドロ
−4,7−メタノ−1H−インデンジメタノール並びに
これらの混合物から選択される。
【0010】成分a3)は、1個のヒドロキシル基及び
1〜18、好ましくは1〜12そして更に好ましくは1
〜9個の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式アルコー
ル、例えばメタノール、エタノール、1−及び2−プロ
パノール、1−及び2−ブタノール、イソブタノール、
tert.−ブタノール、1−、2−及び3−ペンタノ
ール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−1−
ブタノール、2,2−ジメチルプロパノール、1−、2
−及び3−ヘキサノール、4−メチル−2−ペンタノー
ル、2−エチル−1−ブタノール、2,2−ジメチル−
プロパノール、1−オクタノール、2−エチル−1−ヘ
キサノール、1−ノナノール、トリメチル−1−ヘキサ
ノール、1−デカノール、1−ドデカノール、1−テト
ラデカノール、1−ヘキサデカノール、1−オクタデカ
ノール、シクロヘキサノール、2−、3−及び4−メチ
ルシクロヘキサノール、ヒドロキシメチルシクロヘキサ
ン、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、4−
tert.−ブチルシクロヘキサノール並びにこれらの
モノアルコールの混合物から選択される。エーテル酸素
を含む対応するモノアルコールもまた適切であるが、こ
れらはそれほど好ましくはない。
1〜18、好ましくは1〜12そして更に好ましくは1
〜9個の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式アルコー
ル、例えばメタノール、エタノール、1−及び2−プロ
パノール、1−及び2−ブタノール、イソブタノール、
tert.−ブタノール、1−、2−及び3−ペンタノ
ール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−1−
ブタノール、2,2−ジメチルプロパノール、1−、2
−及び3−ヘキサノール、4−メチル−2−ペンタノー
ル、2−エチル−1−ブタノール、2,2−ジメチル−
プロパノール、1−オクタノール、2−エチル−1−ヘ
キサノール、1−ノナノール、トリメチル−1−ヘキサ
ノール、1−デカノール、1−ドデカノール、1−テト
ラデカノール、1−ヘキサデカノール、1−オクタデカ
ノール、シクロヘキサノール、2−、3−及び4−メチ
ルシクロヘキサノール、ヒドロキシメチルシクロヘキサ
ン、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、4−
tert.−ブチルシクロヘキサノール並びにこれらの
モノアルコールの混合物から選択される。エーテル酸素
を含む対応するモノアルコールもまた適切であるが、こ
れらはそれほど好ましくはない。
【0011】カルボン酸成分b)は、個々の成分b1)
並びに必要に応じてb2)及び/又はb3)から成る。
成分b1)は、フマル酸、マレイン酸及びイタコン酸、
後の二つの名前を挙げた酸の無水物、並びにこれらの混
合物から選択される。成分b2)は、成分b1)として
の使用のために述べたもの以外の、少なくとも2個の炭
素原子を有する脂肪族又は脂環式飽和又は不飽和ジカル
ボン酸及び/又はそれらの無水物から選択される。その
例は、シュウ酸、マロン酸、ジメチルマロン酸、コハク
酸、無水コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、アゼライン酸、ヘキサヒドロフタル
酸、ヘキサヒドロフタル酸無水物、テトラヒドロフタル
酸、テトラヒドロフタル酸無水物、シクロヘキサン−
1,4−ジカルボン酸及びこれらの混合物を含む。成分
b3)は、1〜18、好ましくは1〜12そして更に好
ましくは1〜8個の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式
飽和又は不飽和モノカルボン酸から選択される。その例
は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草
酸、2−メチルブタン酸、3−メチルブタン酸、2,2
−ジメチルプロピオン酸、2−エチルブタン酸、2−エ
チルヘキサン酸、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、
テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、シ
クロヘキサンカルボン酸、シクロヘキセン酸、対応する
無水物及びこれらの混合物を含む。
並びに必要に応じてb2)及び/又はb3)から成る。
成分b1)は、フマル酸、マレイン酸及びイタコン酸、
後の二つの名前を挙げた酸の無水物、並びにこれらの混
合物から選択される。成分b2)は、成分b1)として
の使用のために述べたもの以外の、少なくとも2個の炭
素原子を有する脂肪族又は脂環式飽和又は不飽和ジカル
ボン酸及び/又はそれらの無水物から選択される。その
例は、シュウ酸、マロン酸、ジメチルマロン酸、コハク
酸、無水コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、アゼライン酸、ヘキサヒドロフタル
酸、ヘキサヒドロフタル酸無水物、テトラヒドロフタル
酸、テトラヒドロフタル酸無水物、シクロヘキサン−
1,4−ジカルボン酸及びこれらの混合物を含む。成分
b3)は、1〜18、好ましくは1〜12そして更に好
ましくは1〜8個の炭素原子を有する脂肪族又は脂環式
飽和又は不飽和モノカルボン酸から選択される。その例
は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草
酸、2−メチルブタン酸、3−メチルブタン酸、2,2
−ジメチルプロピオン酸、2−エチルブタン酸、2−エ
チルヘキサン酸、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、
テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、シ
クロヘキサンカルボン酸、シクロヘキセン酸、対応する
無水物及びこれらの混合物を含む。
【0012】不飽和成分b1)は、本発明のポリエステ
ルポリオールが少なくとも0.6重量%、好ましくは
2.0〜12.0重量%そして更に好ましくは3.0〜
11.5重量%のオレフィン性不飽和二重結合(C=
C、分子量24として計算して)を含むような量で使用
する。加えて、一官能成分a3)を成分a)の全モル数
を基にして少なくとも10モル%の量で使用するか、又
は一官能成分b3)を成分b)の全モル数を基にして少
なくとも10モル%の量で使用する。一官能成分a3)
とb3)の両方の使用もまた可能であるが、それほど好
ましくはない。
ルポリオールが少なくとも0.6重量%、好ましくは
2.0〜12.0重量%そして更に好ましくは3.0〜
11.5重量%のオレフィン性不飽和二重結合(C=
C、分子量24として計算して)を含むような量で使用
する。加えて、一官能成分a3)を成分a)の全モル数
を基にして少なくとも10モル%の量で使用するか、又
は一官能成分b3)を成分b)の全モル数を基にして少
なくとも10モル%の量で使用する。一官能成分a3)
とb3)の両方の使用もまた可能であるが、それほど好
ましくはない。
【0013】好ましいポリエステルポリオールは、 a)30〜90モル%の成分a1)、0〜60モル%の
成分a2)及び10〜50モル%の成分a3)を含むア
ルコール成分の53.5〜65.8当量%と、 b)10〜100モル%の成分b1)及び0〜90モル
%の成分b2)を含むカルボン酸成分の34.2〜4
6.5当量%との反応生成物、又は a)30〜100モル%の成分a1)、0〜70モル%
の成分a2)を含むアルコール成分の53.5〜65.
8当量%と、 b)10〜90モル%の成分b1)、0〜80モル%の
成分b2)及び10〜50モル%の成分b3)のカルボ
ン酸成分の34.2〜46.5当量%との反応生成物
〔ここで、a)及びb)、a1)〜a2)、並びにb
1)〜b3)のパーセントは、各々の場合において、加
えると100になる〕でありそして80〜350のヒド
ロキシル価を有するものである。
成分a2)及び10〜50モル%の成分a3)を含むア
ルコール成分の53.5〜65.8当量%と、 b)10〜100モル%の成分b1)及び0〜90モル
%の成分b2)を含むカルボン酸成分の34.2〜4
6.5当量%との反応生成物、又は a)30〜100モル%の成分a1)、0〜70モル%
の成分a2)を含むアルコール成分の53.5〜65.
8当量%と、 b)10〜90モル%の成分b1)、0〜80モル%の
成分b2)及び10〜50モル%の成分b3)のカルボ
ン酸成分の34.2〜46.5当量%との反応生成物
〔ここで、a)及びb)、a1)〜a2)、並びにb
1)〜b3)のパーセントは、各々の場合において、加
えると100になる〕でありそして80〜350のヒド
ロキシル価を有するものである。
【0014】特に好ましいポリエステルポリオールは、 a)35〜80モル%の成分a1)、好ましくはトリメ
チロールプロパン、グリセロール及び/又はペンタエリ
トリトール、5〜45モル%の成分a2)、好ましくは
ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール及び/又は1,6−ヘキサンジオール、並びに
15〜45モル%の成分a3)、好ましくはシクロヘキ
サノール及び/又は2−エチルヘキサノールを含むアル
コール成分の54.4〜63.4当量%と、 b)25〜100モル%の成分b1)、好ましくは無水
マレイン酸、並びに0〜75モル%の成分b2)、好ま
しくはコハク酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
フタル酸、それらの無水物、シクロヘキサン−1,4−
ジカルボン酸及び/又はアジピン酸を含むカルボン酸成
分の36.6〜45.6当量%との反応生成物、又は a)35〜95モル%の成分a1)、好ましくはトリメ
チロールプロパン、グリセロール及び/又はペンタエリ
トリトール、5〜65モル%の成分a2)、好ましくは
ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール及び/又はヘキサンジオールを含むアルコール
成分の54.4〜63.4当量%、並びに b)20〜80モル%の成分b1)、好ましくは無水マ
レイン酸、5〜65モル%の成分b2)、好ましくはコ
ハク酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル
酸、それらの無水物、シクロヘキサン−1,4−ジカル
ボン酸及び/又はアジピン酸、並びに15〜45モル%
の成分b3)、好ましくはシクロヘキサン酸及び/又は
2−エチルヘキサン酸のカルボン酸成分の36.6〜4
5.6当量%の反応生成物〔ここで、a)及びb)、a
1)〜a2)、並びにb1)〜b3)のパーセントは、
各々の場合において、加えると100になる〕でありそ
して100〜300のOH価を有するものである。
チロールプロパン、グリセロール及び/又はペンタエリ
トリトール、5〜45モル%の成分a2)、好ましくは
ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール及び/又は1,6−ヘキサンジオール、並びに
15〜45モル%の成分a3)、好ましくはシクロヘキ
サノール及び/又は2−エチルヘキサノールを含むアル
コール成分の54.4〜63.4当量%と、 b)25〜100モル%の成分b1)、好ましくは無水
マレイン酸、並びに0〜75モル%の成分b2)、好ま
しくはコハク酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
フタル酸、それらの無水物、シクロヘキサン−1,4−
ジカルボン酸及び/又はアジピン酸を含むカルボン酸成
分の36.6〜45.6当量%との反応生成物、又は a)35〜95モル%の成分a1)、好ましくはトリメ
チロールプロパン、グリセロール及び/又はペンタエリ
トリトール、5〜65モル%の成分a2)、好ましくは
ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール及び/又はヘキサンジオールを含むアルコール
成分の54.4〜63.4当量%、並びに b)20〜80モル%の成分b1)、好ましくは無水マ
レイン酸、5〜65モル%の成分b2)、好ましくはコ
ハク酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル
酸、それらの無水物、シクロヘキサン−1,4−ジカル
ボン酸及び/又はアジピン酸、並びに15〜45モル%
の成分b3)、好ましくはシクロヘキサン酸及び/又は
2−エチルヘキサン酸のカルボン酸成分の36.6〜4
5.6当量%の反応生成物〔ここで、a)及びb)、a
1)〜a2)、並びにb1)〜b3)のパーセントは、
各々の場合において、加えると100になる〕でありそ
して100〜300のOH価を有するものである。
【0015】本発明によるポリエステルポリオールは、
既知のやり方で、例えば、“Ullmanns Enc
yclopaedie der Technische
nChemie”,Verlag Chemie We
inheim出版社、第4版(1980)、19巻、6
1頁以降中で、又はH Wagner及びH FSar
xによって“Lackkunstharze”,Car
l HanserVerlag出版社、ミュンヘン、8
6〜152頁中で詳細に述べられたようにして製造され
る。エステル化は、必要に応じて触媒量の一般的なエス
テル化触媒、例えば酸、塩基又は遷移金属化合物例えば
チタンテトラブチラートの存在下で約80〜260℃、
好ましくは100〜240℃で行われる。エステル化反
応は、ヒドロキシル及び/又は酸価に関する及び/又は
粘度に関する所望の値が達成されるまで実施される。酸
価に関する所望の値にまで到達せず、そして製造された
ポリエステルのジカルボン酸無水物との酸エステル生成
の引き続く反応によって所望の酸価を調節することもま
た可能である。適切なジカルボン酸無水物の例は、無水
マレイン酸、無水コハク酸、テトラヒドロフタル酸無水
物及びヘキサヒドロフタル酸無水物である。
既知のやり方で、例えば、“Ullmanns Enc
yclopaedie der Technische
nChemie”,Verlag Chemie We
inheim出版社、第4版(1980)、19巻、6
1頁以降中で、又はH Wagner及びH FSar
xによって“Lackkunstharze”,Car
l HanserVerlag出版社、ミュンヘン、8
6〜152頁中で詳細に述べられたようにして製造され
る。エステル化は、必要に応じて触媒量の一般的なエス
テル化触媒、例えば酸、塩基又は遷移金属化合物例えば
チタンテトラブチラートの存在下で約80〜260℃、
好ましくは100〜240℃で行われる。エステル化反
応は、ヒドロキシル及び/又は酸価に関する及び/又は
粘度に関する所望の値が達成されるまで実施される。酸
価に関する所望の値にまで到達せず、そして製造された
ポリエステルのジカルボン酸無水物との酸エステル生成
の引き続く反応によって所望の酸価を調節することもま
た可能である。適切なジカルボン酸無水物の例は、無水
マレイン酸、無水コハク酸、テトラヒドロフタル酸無水
物及びヘキサヒドロフタル酸無水物である。
【0016】本発明による2K PURコーティング組
成物においては、本発明によるポリエステルポリオール
は、ポリヒドロキシル成分としてポリウレタンコーティ
ング技術から知られた他の有機ポリヒドロキシル化合物
と混合して使用することができる。これらの他のポリヒ
ドロキシル化合物は、既知のポリエステル(本発明によ
るポリエステルポリオール以外の)、ポリエーテル、ポ
リカーボネート、ポリウレタン及びポリアクリレートポ
リオールを含む。これらの既知のポリオールの中では、
ポリアクリレートポリオールが好ましい。適切なポリア
クリレートポリオールは、他のオレフィン性不飽和モノ
マー、例えばブチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、スチレン、アクリル酸、アクリロニトリル及び/又
はメタクリロニトリルと共にヒドロキシル基を有するモ
ノマーから製造される、前に開示したラッカー溶媒中に
可溶性であるコポリマーである。適切なヒドロキシルを
有するモノマーは、好ましくは、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、並びにプロピレンオキシドをア
クリル酸及び/又はメタクリル酸と反応させることによ
って得られるヒドロキシプロピル−(メタ)アクリレー
ト異性体混合物である。ポリアクリレートポリオールの
ヒドロキシル基含量は、一般に、固体を基にして0.5
〜6重量%である。
成物においては、本発明によるポリエステルポリオール
は、ポリヒドロキシル成分としてポリウレタンコーティ
ング技術から知られた他の有機ポリヒドロキシル化合物
と混合して使用することができる。これらの他のポリヒ
ドロキシル化合物は、既知のポリエステル(本発明によ
るポリエステルポリオール以外の)、ポリエーテル、ポ
リカーボネート、ポリウレタン及びポリアクリレートポ
リオールを含む。これらの既知のポリオールの中では、
ポリアクリレートポリオールが好ましい。適切なポリア
クリレートポリオールは、他のオレフィン性不飽和モノ
マー、例えばブチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、スチレン、アクリル酸、アクリロニトリル及び/又
はメタクリロニトリルと共にヒドロキシル基を有するモ
ノマーから製造される、前に開示したラッカー溶媒中に
可溶性であるコポリマーである。適切なヒドロキシルを
有するモノマーは、好ましくは、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、並びにプロピレンオキシドをア
クリル酸及び/又はメタクリル酸と反応させることによ
って得られるヒドロキシプロピル−(メタ)アクリレー
ト異性体混合物である。ポリアクリレートポリオールの
ヒドロキシル基含量は、一般に、固体を基にして0.5
〜6重量%である。
【0017】本発明による2K PURコーティング組
成物においては、本発明によるポリエステルポリオール
は、ポリヒドロキシル成分の総重量を基にして90まで
の、好ましくは70までのヒドロキシル当量%の前に述
べた他のポリオールと混合して使用される。しかしなが
ら、本発明によるポリエステルポリオールを単独のポリ
オール成分として使用することが特に好ましい。2K
PURコーティング組成物におけるポリヒドロキシル成
分のための反応パートナーは、既知の“ラッカーポリイ
ソシアネート”、即ち、好ましくはウレタン基、ウレト
ジオン基、アロファネート基、そして特にビウレット基
及び/又はイソシアヌレート基を有するものである。こ
れらのラッカーポリイソシアネートは、モノマー状ジイ
ソシアネート例えば1,6−ジイソシアナトヘキサン、
1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソ
シアナトメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソシア
ネート)、1−メチル−2,4−ジイソシアナトシクロ
ヘキサン、及び混合物を基にして35重量%までの1−
メチル−2,6−ジイソシアナトシクロヘキサン、2,
4−ジイソシアナトトルエンとこれらとの混合物、及び
混合物を基にして35重量%までの2,6−ジイソシア
ナトトルエンとこれらとの混合物、及びモノマー状ジイ
ソシアネートの混合物から製造される。脂肪族的に及び
/又は脂環式的に結合されたイソシアネート基を有する
“ラッカーポリイソシアネート”が好ましくは使用され
る。
成物においては、本発明によるポリエステルポリオール
は、ポリヒドロキシル成分の総重量を基にして90まで
の、好ましくは70までのヒドロキシル当量%の前に述
べた他のポリオールと混合して使用される。しかしなが
ら、本発明によるポリエステルポリオールを単独のポリ
オール成分として使用することが特に好ましい。2K
PURコーティング組成物におけるポリヒドロキシル成
分のための反応パートナーは、既知の“ラッカーポリイ
ソシアネート”、即ち、好ましくはウレタン基、ウレト
ジオン基、アロファネート基、そして特にビウレット基
及び/又はイソシアヌレート基を有するものである。こ
れらのラッカーポリイソシアネートは、モノマー状ジイ
ソシアネート例えば1,6−ジイソシアナトヘキサン、
1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソ
シアナトメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソシア
ネート)、1−メチル−2,4−ジイソシアナトシクロ
ヘキサン、及び混合物を基にして35重量%までの1−
メチル−2,6−ジイソシアナトシクロヘキサン、2,
4−ジイソシアナトトルエンとこれらとの混合物、及び
混合物を基にして35重量%までの2,6−ジイソシア
ナトトルエンとこれらとの混合物、及びモノマー状ジイ
ソシアネートの混合物から製造される。脂肪族的に及び
/又は脂環式的に結合されたイソシアネート基を有する
“ラッカーポリイソシアネート”が好ましくは使用され
る。
【0018】ウレタン基を有するラッカーポリイソシア
ネートは、2,4−及び必要に応じて2,6−ジイソシ
アナトトルエン又は1−メチル−2,4−及び必要に応
じて1−メチル−2,6−ジイソシアナトシクロヘキサ
ンと当量未満の量のトリメチロールプロパン又はそれら
と単純なジオール、例えば異性体のプロパン若しくはブ
タンジオールとの混合物との反応生成物を含む。実質的
にモノマーを含まない形のウレタン基を有するラッカー
ポリイソシアネートの製造は、DE−PS 1,09
0,196中に述べられている。特に好ましいものであ
る、ビウレット基を有するラッカーポリイソシアネート
は、好ましくは、1,6−ジイソシアナトヘキサンを基
にしたものである。これらのポリイソシアネートの製造
は、EP−B1−0,003,505、DE−PS
1,101,394、US−PS 3,358,010
及びUS−PS 3,903,127中に述べられてい
る。
ネートは、2,4−及び必要に応じて2,6−ジイソシ
アナトトルエン又は1−メチル−2,4−及び必要に応
じて1−メチル−2,6−ジイソシアナトシクロヘキサ
ンと当量未満の量のトリメチロールプロパン又はそれら
と単純なジオール、例えば異性体のプロパン若しくはブ
タンジオールとの混合物との反応生成物を含む。実質的
にモノマーを含まない形のウレタン基を有するラッカー
ポリイソシアネートの製造は、DE−PS 1,09
0,196中に述べられている。特に好ましいものであ
る、ビウレット基を有するラッカーポリイソシアネート
は、好ましくは、1,6−ジイソシアナトヘキサンを基
にしたものである。これらのポリイソシアネートの製造
は、EP−B1−0,003,505、DE−PS
1,101,394、US−PS 3,358,010
及びUS−PS 3,903,127中に述べられてい
る。
【0019】これまた特に好ましいものである、イソシ
アヌレート基を有するラッカーポリイソシアネートは、
GB−PS 1,060,430、GB−PS 1,5
06,373及びGB−PS 1,485,564中に
述べられている、前に述べたジイソシアネート、例えば
ジイソシアナトトルエンから製造されるトリマー及び/
又は混合トリマー;DE−PS 1,644,809及
びDE−OS 3,144,672中で述べられてい
る、ジイソシアナトトルエンと1,6−ジイソシアナト
ヘキサンとから製造される混合トリマー;そして好まし
くは、US−PS4,324,879、US−PS
4,288,586、DE−OS 3,100,26
2、DE−OS 3,100,263、DE−OS
3,033,860及びDE−OS 3,144,67
2中で述べられている、1,6−ジイソシアナトヘキサ
ン及び/又はイソホロンジイソシアネートから製造され
る脂肪族及び/又は脂肪族/脂環式トリマー及び/又は
混合トリマーを含む。本発明による使用において用いら
れるラッカーポリイソシアネートは、一般に、5〜25
重量%のイソシアネート含量、2.0〜5.0、好まし
くは2.8〜4.0の平均NCO官能価、及び2重量%
未満、好ましくは0.5重量%未満のモノマー状ジイソ
シアネートの残留含量を有する。前に述べたラッカーポ
リイソシアネートの混合物もまた使用することができ
る。
アヌレート基を有するラッカーポリイソシアネートは、
GB−PS 1,060,430、GB−PS 1,5
06,373及びGB−PS 1,485,564中に
述べられている、前に述べたジイソシアネート、例えば
ジイソシアナトトルエンから製造されるトリマー及び/
又は混合トリマー;DE−PS 1,644,809及
びDE−OS 3,144,672中で述べられてい
る、ジイソシアナトトルエンと1,6−ジイソシアナト
ヘキサンとから製造される混合トリマー;そして好まし
くは、US−PS4,324,879、US−PS
4,288,586、DE−OS 3,100,26
2、DE−OS 3,100,263、DE−OS
3,033,860及びDE−OS 3,144,67
2中で述べられている、1,6−ジイソシアナトヘキサ
ン及び/又はイソホロンジイソシアネートから製造され
る脂肪族及び/又は脂肪族/脂環式トリマー及び/又は
混合トリマーを含む。本発明による使用において用いら
れるラッカーポリイソシアネートは、一般に、5〜25
重量%のイソシアネート含量、2.0〜5.0、好まし
くは2.8〜4.0の平均NCO官能価、及び2重量%
未満、好ましくは0.5重量%未満のモノマー状ジイソ
シアネートの残留含量を有する。前に述べたラッカーポ
リイソシアネートの混合物もまた使用することができ
る。
【0020】本発明による2成分ポリウレタンコーティ
ング組成物においては、ポリオール成分及びポリイソシ
アネート成分は、5:1〜1:2、好ましくは1.5:
1〜1:1.2のイソシアネート基対ヒドロキシル基の
当量比に対応する量で存在する。これらの二つの成分を
混合することによって得られる2成分バインダーは、約
4〜24時間の限定された処理(加工)時間を有するに
過ぎず、そして溶媒なしの形で又は好ましくは既知の添
加剤とブレンドされてのどちらかで処理される。それら
は、混合物に、又はそれらが一緒に混合される前の個々
の成分に添加することができる。適切な添加剤の例は、
溶媒例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸メトキシプロ
ピル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
トルエン、キシレン、ホワイトスピリット及びこれらの
混合物を含む。溶媒は、コーティング組成物の重量を基
にして70までの、好ましくは50重量%までの量で使
用される。
ング組成物においては、ポリオール成分及びポリイソシ
アネート成分は、5:1〜1:2、好ましくは1.5:
1〜1:1.2のイソシアネート基対ヒドロキシル基の
当量比に対応する量で存在する。これらの二つの成分を
混合することによって得られる2成分バインダーは、約
4〜24時間の限定された処理(加工)時間を有するに
過ぎず、そして溶媒なしの形で又は好ましくは既知の添
加剤とブレンドされてのどちらかで処理される。それら
は、混合物に、又はそれらが一緒に混合される前の個々
の成分に添加することができる。適切な添加剤の例は、
溶媒例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸メトキシプロ
ピル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
トルエン、キシレン、ホワイトスピリット及びこれらの
混合物を含む。溶媒は、コーティング組成物の重量を基
にして70までの、好ましくは50重量%までの量で使
用される。
【0021】その他の添加剤は、可塑剤例えばリン酸ト
リクレシル、フタル酸ジエステル及びクロロパラフィ
ン;顔料及び充填剤例えば二酸化チタン、硫酸バリウ
ム、チョーク及びカーボンブラック;触媒例えばN,N
−ジメチルベンジルアミン、N−メチルモリホリン、オ
クタン酸亜鉛、オクタン酸スズ−II及びジブチルスズ
ジラウレート;均展剤;増粘剤;安定剤例えば置換され
たフェノール;接着促進剤例えば有機官能シラン;光安
定剤;並びにUV吸収剤を含む。適切な光安定剤の例
は、立体的に障害を受けたアミン例えばDE−OS
2,417,353(=US−PS 4,123,41
8及びUS−OS 4,110,304)及びDE−O
S 2,456,864(=US−OS 3,993,
655及びUS−PS 4,221,701)中に述べ
られたものを含む。好ましい光安定剤は、ビス−(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−ピペリジル−4)−セ
バケート、ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−ピ
ペリジル−4)−セバケート、n−ブチル−(3,5−
ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−
マロン酸−ビス−(1,2,2,6,6−ペンタメチル
ピペリジル−4)−エステルを含む。
リクレシル、フタル酸ジエステル及びクロロパラフィ
ン;顔料及び充填剤例えば二酸化チタン、硫酸バリウ
ム、チョーク及びカーボンブラック;触媒例えばN,N
−ジメチルベンジルアミン、N−メチルモリホリン、オ
クタン酸亜鉛、オクタン酸スズ−II及びジブチルスズ
ジラウレート;均展剤;増粘剤;安定剤例えば置換され
たフェノール;接着促進剤例えば有機官能シラン;光安
定剤;並びにUV吸収剤を含む。適切な光安定剤の例
は、立体的に障害を受けたアミン例えばDE−OS
2,417,353(=US−PS 4,123,41
8及びUS−OS 4,110,304)及びDE−O
S 2,456,864(=US−OS 3,993,
655及びUS−PS 4,221,701)中に述べ
られたものを含む。好ましい光安定剤は、ビス−(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−ピペリジル−4)−セ
バケート、ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−ピ
ペリジル−4)−セバケート、n−ブチル−(3,5−
ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−
マロン酸−ビス−(1,2,2,6,6−ペンタメチル
ピペリジル−4)−エステルを含む。
【0022】充填剤及び顔料に付着する水分は、事前の
乾燥によって、又は水吸収性物質、例えばモレキュラー
シーブゼオライトの使用によって除去することができ
る。コーティングの硬化は、室温で起きることができそ
して最適の特性を達成するために温度の上昇を必要とし
ない。しかしながら、バインダーを再仕上げコーティン
グとして使用する時には、20〜60分以内の約60〜
100℃、好ましくは60〜80℃への温度上昇が、乾
燥及び硬化時間を短縮するためにしばしば推奨される。
本発明に従って使用されるラッカーは、重車両例えば航
空機、鉄道及び路面電車車両、ローリー上部構造物並び
に類似物をコートするために殊に適切である。本発明の
2K PURコーティング組成物のための応用の更に好
ましい分野は、自動車再仕上げラッカーである。本発明
のコーティング組成物はまた、腐食保護応用、例えば橋
及び動力マストのために、そして木材をコートするため
にも適切である。
乾燥によって、又は水吸収性物質、例えばモレキュラー
シーブゼオライトの使用によって除去することができ
る。コーティングの硬化は、室温で起きることができそ
して最適の特性を達成するために温度の上昇を必要とし
ない。しかしながら、バインダーを再仕上げコーティン
グとして使用する時には、20〜60分以内の約60〜
100℃、好ましくは60〜80℃への温度上昇が、乾
燥及び硬化時間を短縮するためにしばしば推奨される。
本発明に従って使用されるラッカーは、重車両例えば航
空機、鉄道及び路面電車車両、ローリー上部構造物並び
に類似物をコートするために殊に適切である。本発明の
2K PURコーティング組成物のための応用の更に好
ましい分野は、自動車再仕上げラッカーである。本発明
のコーティング組成物はまた、腐食保護応用、例えば橋
及び動力マストのために、そして木材をコートするため
にも適切である。
【0023】本発明によるコーティング組成物の特別な
利点は、十分に長い保存寿命及び室温での急速な乾燥で
ある。生成するコーティングは、1〜2日後に高い極限
硬度、溶媒及び化学薬品の影響に対する特に良好な耐
性、良好な光沢を維持しながらの光及び風雨に対する耐
性そして、最後に、短い波長、例えば短い波のUV光に
さらされる時の黄変に対する耐性を有するが、これは先
行技術と比較して優れている。本発明によるコーティン
グ組成物は、既知のやり方例えばはけ塗、吹付又は浸漬
によってコートされるべき基体に塗布することができ
る。本発明によるコーティング組成物は、コートされる
べき基体の上のプライマー、中間塗及び殊に仕上塗の両
方を製造するために適切である。
利点は、十分に長い保存寿命及び室温での急速な乾燥で
ある。生成するコーティングは、1〜2日後に高い極限
硬度、溶媒及び化学薬品の影響に対する特に良好な耐
性、良好な光沢を維持しながらの光及び風雨に対する耐
性そして、最後に、短い波長、例えば短い波のUV光に
さらされる時の黄変に対する耐性を有するが、これは先
行技術と比較して優れている。本発明によるコーティン
グ組成物は、既知のやり方例えばはけ塗、吹付又は浸漬
によってコートされるべき基体に塗布することができ
る。本発明によるコーティング組成物は、コートされる
べき基体の上のプライマー、中間塗及び殊に仕上塗の両
方を製造するために適切である。
【0024】
【発明の実施の形態】後続の実施例は本発明をずっと詳
細に説明するのに役立つ。特記しない限り、すべてのパ
ーセントは重量を基にしている。 本発明によるポリエステルポリオールのための一般的な
製造手順 1.モノアルコールa3)から製造されるポリエステル 撹拌機、加熱、自動温度制御、窒素入り口、カラム、水
分離器及び受け器を備えた反応器中にジカルボン酸無水
物及びモノアルコールを量り込み、窒素の流れを原材料
混合物を通して流しながら100〜150℃に加熱し
た。100〜150℃での3時間の撹拌後に、残りのポ
リエステル成分を添加しそして、撹拌下でかつ混合物を
通して窒素を流しながら160〜200℃に加熱した。
反応水そして多分小量のモノアルコールを留去した。分
離されたモノアルコールは反応器に返した。蒸留が完了
した時に、水分離器を蒸留ブリッジで置き換え、そして
カラムのヘッド温度が90℃未満に低下するまで160
〜200℃で撹拌した。カラムを取り外し、そして所望
の酸価及び/又は粘度が得られるまで増加した窒素流れ
の下で縮合反応を続けた。反応しなかったモノアルコー
ルを留去した。
細に説明するのに役立つ。特記しない限り、すべてのパ
ーセントは重量を基にしている。 本発明によるポリエステルポリオールのための一般的な
製造手順 1.モノアルコールa3)から製造されるポリエステル 撹拌機、加熱、自動温度制御、窒素入り口、カラム、水
分離器及び受け器を備えた反応器中にジカルボン酸無水
物及びモノアルコールを量り込み、窒素の流れを原材料
混合物を通して流しながら100〜150℃に加熱し
た。100〜150℃での3時間の撹拌後に、残りのポ
リエステル成分を添加しそして、撹拌下でかつ混合物を
通して窒素を流しながら160〜200℃に加熱した。
反応水そして多分小量のモノアルコールを留去した。分
離されたモノアルコールは反応器に返した。蒸留が完了
した時に、水分離器を蒸留ブリッジで置き換え、そして
カラムのヘッド温度が90℃未満に低下するまで160
〜200℃で撹拌した。カラムを取り外し、そして所望
の酸価及び/又は粘度が得られるまで増加した窒素流れ
の下で縮合反応を続けた。反応しなかったモノアルコー
ルを留去した。
【0025】 2.モノカルボン酸b3)から製造されるポリエステル すべての原材料を上で述べたような反応器中に一緒に量
り込み、そして撹拌下でかつ混合物を通して窒素を流し
ながら160〜200℃に加熱した。反応水及び小量の
モノカルボン酸を留去した。モノカルボン酸は反応器に
返した。蒸留が完了した時に、水分離器を蒸留ブリッジ
で置き換え、そしてカラムのヘッド温度が90℃未満に
低下するまで160〜200℃で撹拌を行った。カラム
を取り外し、そして所望の酸価及び/又は粘度が得られ
るまで増加した窒素流れの下で縮合させた。反応しなか
ったモノカルボン酸を留去した。製造された個々のポリ
エステル及び/又はポリエステルポリアクリレートに関
する組成及び特徴データを実施例1〜11中に述べる。
“モル”で与えられた量は、“g”で引用された重量か
ら理解することができるように、各々の場合において本
当の“モル”数ではなくてモル比に関する。ヒドロキシ
ル及び酸価に関する数字は“mgKOH/g”を基にし
ている。
り込み、そして撹拌下でかつ混合物を通して窒素を流し
ながら160〜200℃に加熱した。反応水及び小量の
モノカルボン酸を留去した。モノカルボン酸は反応器に
返した。蒸留が完了した時に、水分離器を蒸留ブリッジ
で置き換え、そしてカラムのヘッド温度が90℃未満に
低下するまで160〜200℃で撹拌を行った。カラム
を取り外し、そして所望の酸価及び/又は粘度が得られ
るまで増加した窒素流れの下で縮合させた。反応しなか
ったモノカルボン酸を留去した。製造された個々のポリ
エステル及び/又はポリエステルポリアクリレートに関
する組成及び特徴データを実施例1〜11中に述べる。
“モル”で与えられた量は、“g”で引用された重量か
ら理解することができるように、各々の場合において本
当の“モル”数ではなくてモル比に関する。ヒドロキシ
ル及び酸価に関する数字は“mgKOH/g”を基にし
ている。
【0026】実施例1(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 2.05モルのシクロヘキサノール 615g 3.83モルのトリメチロールプロパン 1539g 1.18モルのネオペンチルグリコール 369g 1.86モルの無水マレイン酸 546g 3.81モルのテトラヒドロフタル酸無水物 1737g ヒドロキシル価: 178 酸価: 17.1 実施例2(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 2.20モルのシクロヘキサノール 660g 4.10モルのトリメチロールプロパン 1647g 1.25モルのネオペンチルグリコール 390g 4.00モルの無水マレイン酸 1188g 2.00モルのヘキサヒドロフタル酸無水物 945g ヒドロキシル価: 178 酸価: 13.8
【0027】実施例3(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 2.86モルのシクロヘキサノール 860g 4.10モルのトリメチロールプロパン 1650g 1.27モルのネオペンチルグリコール 395g 5.59モルの無水マレイン酸 1644g 0.62モルのヘキサヒドロフタル酸無水物 287g ヒドロキシル価: 168 酸価: 14.9 実施例4(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 4.78モルのトリメチロールプロパン 1920g 1.49モルのネオペンチルグリコール 465g 2.41モルのシクロヘキサン酸 924g 1.02モルのアジピン酸 447g 4.09モルの無水マレイン酸 1203g ヒドロキシル価: 157 酸価: 2.8
【0028】実施例5(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 4.49モルのトリメチロールプロパン 1803g 1.38モルのネオペンチルグリコール 432g 2.41モルのシクロヘキサン酸 924g 2.29モルの無水マレイン酸 672g 2.29モルのテトラヒドロフタル酸無水物 1044g ヒドロキシル価: 159 酸価: 7.7 実施例6(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 4.70モルのトリメチロールプロパン 1890g 1.47モルのネオペンチルグリコール 459g 1.19モルのシクロヘキサン酸 456g 1.19モルの2−エチルヘキサン酸 513g 4.33モルの無水マレイン酸 1272g 0.66モルのヘキサヒドロフタル酸無水物 306g ヒドロキシル価: 173 酸価: 5.3
【0029】実施例7(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 4.81モルのトリメチロールプロパン 1935g 1.51モルのネオペンチルグリコール 471g 1.19モルのシクロヘキサン酸 456g 1.19モルの2−エチルヘキサン酸 513g 5.21モルの無水マレイン酸 1533g ヒドロキシル価: 169 酸価: 5.3 実施例8(本発明による) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 4.54モルのトリメチロールプロパン 1827g 1.41モルのネオペンチルグリコール 441g 2.35モルの2−エチルヘキサン酸 1014g 3.47モルの無水マレイン酸 1020g 1.25モルのヘキサヒドロフタル酸無水物 579g ヒドロキシル価: 162 酸価: 4.8 実施例9(本発明による) 41.95重量%のスチレン、32.53重量%のヒド
ロキシエチルメタクリレート、24.57重量%のブチ
ルアクリレート及び0.95重量%のアクリル酸から製
造されたヒドロキシ官能ポリアクリレートの60重量
部、並びに実施例3からのポリエステルの40重量部の
混合物。 ヒドロキシル価: 157 酸価: 11.5
ロキシエチルメタクリレート、24.57重量%のブチ
ルアクリレート及び0.95重量%のアクリル酸から製
造されたヒドロキシ官能ポリアクリレートの60重量
部、並びに実施例3からのポリエステルの40重量部の
混合物。 ヒドロキシル価: 157 酸価: 11.5
【0030】実施例10(比較) 以下のものから製造されたポリエステル 量り込まれた量 2.50モルのトリメチロールプロパン 1950g 1.65モルの無水フタル酸 1420g 0.60モルのアジピン酸 512g 1.15モルの2−エチルヘキサン酸 966g 0.16モルの無水マレイン酸 87g ヒドロキシル価: 167 酸価: 14.7 実施例11(比較) 60重量部の実施例9からのポリアクリレートポリオー
ル、及び40重量部の実施例10からのポリエステルの
混合物。 ヒドロキシル価: 155 酸価: 11.3
ル、及び40重量部の実施例10からのポリエステルの
混合物。 ヒドロキシル価: 155 酸価: 11.3
【0031】実施例12(使用) この実施例は、実施例1〜8及び10によるポリエステ
ルポリオール、並びに実施例9及び11によるポリオー
ル混合物を基にしたすぐ使えるコーティング組成物の製
造、それらの塗布、並びに生成するコーティングの試験
を述べる。一般的なコーティング特性を評価するため
に、白いコーティング組成物を製造した。この目的のた
めに、実施例1〜11からのポリオールを種々の添加剤
及び白い顔料と共に供給し、そして振盪装置(“Red
Devil”)で粉砕した。次に、ポリヒドロキシル
成分を、ほぼ1:1のNCO/OH当量比でラッカーポ
リイソシアネートと混合した。“ラッカーポリイソシア
ネート”は、1,6−ジイソシアナトヘキサンを基にし
た、イソシアヌレート基を含むポリイソシアネートであ
り、酢酸ブチル/ソルベントナフサ100(容量比1:
1)中の90%溶液であり、溶液のNCO含量は約1
9.4重量%、そして溶液の遊離1,6−ジイソシアナ
トヘキサン含量は0.5%未満であった。固体(即ち、
固体のポリオール及びポリイソシアネート成分の和)を
基にして、以下の割合の添加剤を使用した:
ルポリオール、並びに実施例9及び11によるポリオー
ル混合物を基にしたすぐ使えるコーティング組成物の製
造、それらの塗布、並びに生成するコーティングの試験
を述べる。一般的なコーティング特性を評価するため
に、白いコーティング組成物を製造した。この目的のた
めに、実施例1〜11からのポリオールを種々の添加剤
及び白い顔料と共に供給し、そして振盪装置(“Red
Devil”)で粉砕した。次に、ポリヒドロキシル
成分を、ほぼ1:1のNCO/OH当量比でラッカーポ
リイソシアネートと混合した。“ラッカーポリイソシア
ネート”は、1,6−ジイソシアナトヘキサンを基にし
た、イソシアヌレート基を含むポリイソシアネートであ
り、酢酸ブチル/ソルベントナフサ100(容量比1:
1)中の90%溶液であり、溶液のNCO含量は約1
9.4重量%、そして溶液の遊離1,6−ジイソシアナ
トヘキサン含量は0.5%未満であった。固体(即ち、
固体のポリオール及びポリイソシアネート成分の和)を
基にして、以下の割合の添加剤を使用した:
【0032】
【表1】 表1 成分 固体を基にした重量% PUR触媒(Desmorapid PP、 0.3 Bayer AG、MPA中の10%溶液) 光安定剤(Tinuvin 292、Ciba 1.0 Geigy、Basle、キシレン中の10%溶液) 二酸化チタン(Bayertitan R−KB−4、 80.0 Bayer AG) 沈降防止剤(Bentone 38、Kronos 0.7 GmbH、Leverkusen、Solvesso 100溶媒、Exxon、及びAnti−Terra U顔料分散剤、Byk Chemieの85:5 ブレンド中の10%溶液) 均展剤(Baysilone−oil OL 17、 0.1 Bayer AG、MPA中の10%溶液)
【0033】酢酸メトキシプロピル(MPA)、キシレ
ン及び酢酸n−ブチル(6:1:3)の混合物を溶媒と
して使用した。以下の含量を与えるように希釈を行っ
た:約30重量%のバインダー、約24重量%の顔料、
約0.6重量%の添加剤、約45重量%の溶媒。流れ時
間(DIN 53211;4mmのノズル)は約18秒
であった。かくしてコーティング組成物はすぐ吹付可能
であった。コーティング組成物をガラスパネルに塗布し
(湿りフィルム厚さ 約100μm)、そして室温及び
30分間60℃での両方で乾燥させた。乾燥速度(DI
N53 150)を測定し、そして次にコーティングを
室温で7日間貯蔵した。乾いたフィルム厚さは約50μ
mであった。
ン及び酢酸n−ブチル(6:1:3)の混合物を溶媒と
して使用した。以下の含量を与えるように希釈を行っ
た:約30重量%のバインダー、約24重量%の顔料、
約0.6重量%の添加剤、約45重量%の溶媒。流れ時
間(DIN 53211;4mmのノズル)は約18秒
であった。かくしてコーティング組成物はすぐ吹付可能
であった。コーティング組成物をガラスパネルに塗布し
(湿りフィルム厚さ 約100μm)、そして室温及び
30分間60℃での両方で乾燥させた。乾燥速度(DI
N53 150)を測定し、そして次にコーティングを
室温で7日間貯蔵した。乾いたフィルム厚さは約50μ
mであった。
【0034】次に、Koenig硬度(DIN 53
157)、60°の角度でのガードナー光沢(DIN
67 530)、スーパーグレード石油の存在下での耐
溶媒性(室温で3日貯蔵後に)及びエリクセンカッピン
グ(cupping)を試験した。短い波のUV光に対
する暴露に際しての黄変に対する耐性もまた、QUV試
験(QUV−加速耐候試験機、ASTM G 53−7
7)を使用して試験した。この試験のために、実施例1
〜11のポリオールを基にした透明なコーティング組成
物を、既にまず下塗りされそして白い下塗りによってコ
ートされていたアルミニウムシート(68mmx150
mm)に塗布した。これらの透明なコーティング組成物
を作るためには、表1中で述べた調合から二酸化チタン
及び沈降防止剤を省略し、そして溶媒混合物によって約
43%の固体含量を得た。コーティング組成物を吹付塗
布しそして乾燥(60℃で30分)した後で、それらを
室温で7日間貯蔵し、そして次にQUV試験機(Q−P
anel Company)で試験した。全部で100
0時間の間続いたサイクルは、約280〜370nm
(最大 313nm)の波長でのフィルターを通さない
UV光への激しい暴露の4時間及び暗闇中での4時間か
ら成っていた。標本を洗浄した後で、総括的な色の差
(△E、さらされなかったパネルと比較して)を、比色
計を使用して測定して、起こった黄変を測定した。実施
例1〜11のポリエステルによって製造されたコーティ
ングに関する試験の結果を表2中に述べる。
157)、60°の角度でのガードナー光沢(DIN
67 530)、スーパーグレード石油の存在下での耐
溶媒性(室温で3日貯蔵後に)及びエリクセンカッピン
グ(cupping)を試験した。短い波のUV光に対
する暴露に際しての黄変に対する耐性もまた、QUV試
験(QUV−加速耐候試験機、ASTM G 53−7
7)を使用して試験した。この試験のために、実施例1
〜11のポリオールを基にした透明なコーティング組成
物を、既にまず下塗りされそして白い下塗りによってコ
ートされていたアルミニウムシート(68mmx150
mm)に塗布した。これらの透明なコーティング組成物
を作るためには、表1中で述べた調合から二酸化チタン
及び沈降防止剤を省略し、そして溶媒混合物によって約
43%の固体含量を得た。コーティング組成物を吹付塗
布しそして乾燥(60℃で30分)した後で、それらを
室温で7日間貯蔵し、そして次にQUV試験機(Q−P
anel Company)で試験した。全部で100
0時間の間続いたサイクルは、約280〜370nm
(最大 313nm)の波長でのフィルターを通さない
UV光への激しい暴露の4時間及び暗闇中での4時間か
ら成っていた。標本を洗浄した後で、総括的な色の差
(△E、さらされなかったパネルと比較して)を、比色
計を使用して測定して、起こった黄変を測定した。実施
例1〜11のポリエステルによって製造されたコーティ
ングに関する試験の結果を表2中に述べる。
【0035】
【表2】
【0036】急速な乾燥の後で、実施例1〜11からの
ポリオールを基にした2K PURコーティングは、高
い振り子硬度を有し、非常に光沢があり、弾性的であり
そしてスーパーグレード石油の影響に対して耐性であっ
た。色測定の結果は、比較実施例10及び11と比較し
て実施例1〜9からの本発明によるラッカーの優れたU
V耐性を特に示す。
ポリオールを基にした2K PURコーティングは、高
い振り子硬度を有し、非常に光沢があり、弾性的であり
そしてスーパーグレード石油の影響に対して耐性であっ
た。色測定の結果は、比較実施例10及び11と比較し
て実施例1〜9からの本発明によるラッカーの優れたU
V耐性を特に示す。
【0037】例証の目的のためにこれまで本発明を詳細
に説明してきたけれども、このような詳細は単にその目
的のためだけであること、並びに本発明を特許請求の範
囲によって限定して良い以外は本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく当業者はその中で変更を加えること
ができることが理解されるべきである。
に説明してきたけれども、このような詳細は単にその目
的のためだけであること、並びに本発明を特許請求の範
囲によって限定して良い以外は本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく当業者はその中で変更を加えること
ができることが理解されるべきである。
【0038】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。 1. a)a1)少なくとも3個のヒドロキシル基及び
3〜8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環
式アルコール、 a2)必要に応じて、2個のヒドロキシル基及び2〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式ア
ルコール、並びに a3)必要に応じて、1個のヒドロキシル基及び1〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式飽
和又は不飽和アルコールから成るアルコール成分と、 b)b1)イタコン酸、マレイン酸、それらの無水物及
び/又はフマル酸、 b2)必要に応じて、b1)の下で述べたもの以外の、
少なくとも2個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又
は脂環式飽和又は不飽和ジカルボン酸及び/又はそれら
の無水物、並びに b3)必要に応じて、1〜18個の炭素原子を有する一
種以上の脂肪族又は脂環式飽和又は不飽和モノカルボン
酸及び/又はそれらの無水物から成るカルボン酸成分と
の、成分a3)を成分a)の全モル数を基にして少なく
とも10モル%の量で使用するか、又は成分b3)を成
分b)の全モル数を基にして少なくとも10モル%の量
で使用するという条件下での、エステル化生成物であ
る、60〜400のヒドロキシル価を有するポリエステ
ルポリオール。
である。 1. a)a1)少なくとも3個のヒドロキシル基及び
3〜8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環
式アルコール、 a2)必要に応じて、2個のヒドロキシル基及び2〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式ア
ルコール、並びに a3)必要に応じて、1個のヒドロキシル基及び1〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式飽
和又は不飽和アルコールから成るアルコール成分と、 b)b1)イタコン酸、マレイン酸、それらの無水物及
び/又はフマル酸、 b2)必要に応じて、b1)の下で述べたもの以外の、
少なくとも2個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又
は脂環式飽和又は不飽和ジカルボン酸及び/又はそれら
の無水物、並びに b3)必要に応じて、1〜18個の炭素原子を有する一
種以上の脂肪族又は脂環式飽和又は不飽和モノカルボン
酸及び/又はそれらの無水物から成るカルボン酸成分と
の、成分a3)を成分a)の全モル数を基にして少なく
とも10モル%の量で使用するか、又は成分b3)を成
分b)の全モル数を基にして少なくとも10モル%の量
で使用するという条件下での、エステル化生成物であ
る、60〜400のヒドロキシル価を有するポリエステ
ルポリオール。
【0039】2. a)30〜90モル%の成分a
1)、0〜60モル%の成分a2)及び10〜50モル
%の成分a3)を含むアルコール成分の53.5〜6
5.8当量%と、 b)10〜100モル%の成分b1)及び0〜90モル
%の成分b2)を含むカルボン酸成分の34.2〜4
6.5当量%〔ここで、a)及びb)、a1)〜a
3)、並びにb1)及びb2)のパーセントは、各々の
場合において、加えると100になる〕とのエステル化
生成物でありそして80〜350のヒドロキシル価を有
する、上記1記載のポリエステルポリオール。 3. a)30〜100モル%の成分a1)、0〜70
モル%の成分a2)を含むアルコール成分の53.5〜
65.8当量%と、 b)10〜90モル%の成分b1)、0〜80モル%の
成分b2)及び10〜50モル%の成分b3)のカルボ
ン酸成分の34.2〜46.5当量%〔ここで、a)及
びb)、a1)及びa2)、並びにb1)〜b3)のパ
ーセントは、各々の場合において、加えると100にな
る〕とのエステル化生成物でありそして80〜350の
ヒドロキシル価を有する、上記1記載のポリエステルポ
リオール。
1)、0〜60モル%の成分a2)及び10〜50モル
%の成分a3)を含むアルコール成分の53.5〜6
5.8当量%と、 b)10〜100モル%の成分b1)及び0〜90モル
%の成分b2)を含むカルボン酸成分の34.2〜4
6.5当量%〔ここで、a)及びb)、a1)〜a
3)、並びにb1)及びb2)のパーセントは、各々の
場合において、加えると100になる〕とのエステル化
生成物でありそして80〜350のヒドロキシル価を有
する、上記1記載のポリエステルポリオール。 3. a)30〜100モル%の成分a1)、0〜70
モル%の成分a2)を含むアルコール成分の53.5〜
65.8当量%と、 b)10〜90モル%の成分b1)、0〜80モル%の
成分b2)及び10〜50モル%の成分b3)のカルボ
ン酸成分の34.2〜46.5当量%〔ここで、a)及
びb)、a1)及びa2)、並びにb1)〜b3)のパ
ーセントは、各々の場合において、加えると100にな
る〕とのエステル化生成物でありそして80〜350の
ヒドロキシル価を有する、上記1記載のポリエステルポ
リオール。
【0040】4. バインダーとしてラッカーポリイソ
シアネート及び上記1記載のポリエステルポリオール
を、必要に応じて他の有機ポリヒドロキシル化合物と混
合して含む、2成分ポリウレタンコーティング組成物。 5. バインダーとしてラッカーポリイソシアネート及
び上記1記載のポリエステルポリオールを、必要に応じ
て全ヒドロキシル当量を基にして90ヒドロキシル当量
%までの、ポリアクリレートポリオール、上記1記載の
もの以外のポリエステルポリオール、ポリカーボネート
ポリオール、ウレタン基を有するポリオール及びこれら
の混合物から成る群から選ばれたもう一つのポリヒドロ
キシル化合物と混合して含む、2成分ポリウレタンコー
ティング組成物。 6. 上記4記載のコーティング組成物によってコート
されたコート基体。
シアネート及び上記1記載のポリエステルポリオール
を、必要に応じて他の有機ポリヒドロキシル化合物と混
合して含む、2成分ポリウレタンコーティング組成物。 5. バインダーとしてラッカーポリイソシアネート及
び上記1記載のポリエステルポリオールを、必要に応じ
て全ヒドロキシル当量を基にして90ヒドロキシル当量
%までの、ポリアクリレートポリオール、上記1記載の
もの以外のポリエステルポリオール、ポリカーボネート
ポリオール、ウレタン基を有するポリオール及びこれら
の混合物から成る群から選ばれたもう一つのポリヒドロ
キシル化合物と混合して含む、2成分ポリウレタンコー
ティング組成物。 6. 上記4記載のコーティング組成物によってコート
されたコート基体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 175/14 PHU C09D 175/14 PHU
Claims (3)
- 【請求項1】 a)a1)少なくとも3個のヒドロキシ
ル基及び3〜8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族
又は脂環式アルコール、 a2)必要に応じて、2個のヒドロキシル基及び2〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式ア
ルコール、並びに a3)必要に応じて、1個のヒドロキシル基及び1〜1
8個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又は脂環式飽
和又は不飽和アルコールから成るアルコール成分と、 b)b1)イタコン酸、マレイン酸、それらの無水物及
び/又はフマル酸、 b2)必要に応じて、b1)の下で述べたもの以外の、
少なくとも2個の炭素原子を有する一種以上の脂肪族又
は脂環式飽和又は不飽和ジカルボン酸及び/又はそれら
の無水物、並びに b3)必要に応じて、1〜18個の炭素原子を有する一
種以上の脂肪族又は脂環式飽和又は不飽和モノカルボン
酸及び/又はそれらの無水物から成るカルボン酸成分と
の、成分a3)を成分a)の全モル数を基にして少なく
とも10モル%の量で使用するか、又は成分b3)を成
分b)の全モル数を基にして少なくとも10モル%の量
で使用するという条件下での、エステル化生成物であ
る、60〜400のヒドロキシル価を有するポリエステ
ルポリオール。 - 【請求項2】 バインダーとしてラッカーポリイソシア
ネート及び請求項1記載のポリエステルポリオールを、
必要に応じて他の有機ポリヒドロキシル化合物と混合し
て含む、2成分ポリウレタンコーティング組成物。 - 【請求項3】 請求項2記載のコーティング組成物によ
ってコートされたコート基体。
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