JPH0823521A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH0823521A JPH0823521A JP6153894A JP15389494A JPH0823521A JP H0823521 A JPH0823521 A JP H0823521A JP 6153894 A JP6153894 A JP 6153894A JP 15389494 A JP15389494 A JP 15389494A JP H0823521 A JPH0823521 A JP H0823521A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な回路構成により、画像記録時のA/D
変換と画像再生時のD/A変換時の時間遅延により発生
する、入力画像、記録画像、再生画像間のズレを解消す
ることができる時間軸補正装置を有する画像表示装置を
提供する。 【構成】 入力されたアナログ画像信号をデジタル画像
信号に変換するA/D変換器2と、該A/D変換器によ
り変換されたデジタル画像信号を記録する画像用メモリ
3と、該画像用メモリに記録されたデジタル画像信号を
再生のためアナログ画像信号に変換するD/A変換器4
と、前記A/D変換器およびD/A変換器での変換時に
発生する遅延時間に基づく画像ズレを補正する時間軸補
正装置とからなり、前記時間軸補正装置が記録/再生時
間発生回路1と、該回路から発生する記録/再生時間を
前記A/D変換器またはD/A変換器で生じた遅延時間
に合わせて制御する記録/再生時間設定手段とからな
る。
変換と画像再生時のD/A変換時の時間遅延により発生
する、入力画像、記録画像、再生画像間のズレを解消す
ることができる時間軸補正装置を有する画像表示装置を
提供する。 【構成】 入力されたアナログ画像信号をデジタル画像
信号に変換するA/D変換器2と、該A/D変換器によ
り変換されたデジタル画像信号を記録する画像用メモリ
3と、該画像用メモリに記録されたデジタル画像信号を
再生のためアナログ画像信号に変換するD/A変換器4
と、前記A/D変換器およびD/A変換器での変換時に
発生する遅延時間に基づく画像ズレを補正する時間軸補
正装置とからなり、前記時間軸補正装置が記録/再生時
間発生回路1と、該回路から発生する記録/再生時間を
前記A/D変換器またはD/A変換器で生じた遅延時間
に合わせて制御する記録/再生時間設定手段とからな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時間軸補正装置を有する
画像表示装置に関する。さらに詳しくは、アナログ画像
信号として入力した画像をデジタル画像信号に変換して
記録し、さらにアナログ画像信号に変換して表示する際
に、入力画像、記録画像、再生画像間の時間ズレを解消
しうる時間軸補正装置を有する画像表示装置に関する。
画像表示装置に関する。さらに詳しくは、アナログ画像
信号として入力した画像をデジタル画像信号に変換して
記録し、さらにアナログ画像信号に変換して表示する際
に、入力画像、記録画像、再生画像間の時間ズレを解消
しうる時間軸補正装置を有する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンやVTR装置などの画像表
示装置でカメラなどで入力した画像を一旦記録し、その
画像を再生するばあい、アナログ画像信号として入力さ
れた入力画像をA/D変換器によりデジタル画像信号と
して画像用メモリに記録し、再生するときにそのデジタ
ル画像信号をD/A変換器によりアナログ画像信号に再
度変換して再生し表示する。
示装置でカメラなどで入力した画像を一旦記録し、その
画像を再生するばあい、アナログ画像信号として入力さ
れた入力画像をA/D変換器によりデジタル画像信号と
して画像用メモリに記録し、再生するときにそのデジタ
ル画像信号をD/A変換器によりアナログ画像信号に再
度変換して再生し表示する。
【0003】このアナログ画像信号をデジタル画像信号
に変換するA/D変換の際およびデジタル画像信号をア
ナログ画像信号に変換するD/A変換の際に変換処理の
ための時間の遅延が発生する。この遅延時間はA/D変
換器とD/A変換器とで異なり、またそれぞれについて
もバラツキがあり一定にはならないため、入力画像、記
録画像、再生画像のあいだで各表示画面間の時間のズレ
が発生する。
に変換するA/D変換の際およびデジタル画像信号をア
ナログ画像信号に変換するD/A変換の際に変換処理の
ための時間の遅延が発生する。この遅延時間はA/D変
換器とD/A変換器とで異なり、またそれぞれについて
もバラツキがあり一定にはならないため、入力画像、記
録画像、再生画像のあいだで各表示画面間の時間のズレ
が発生する。
【0004】このような入力画像、記録画像、再生画像
間での時間ズレを補正するため、従来つぎの2つの方法
が用いられている。
間での時間ズレを補正するため、従来つぎの2つの方法
が用いられている。
【0005】まず第1の方法は図6に入力画像を記録し
再生するまでの一連の処理工程がブロック図で示されて
いるように、記録/再生時間発生回路1より発生する一
定の記録/再生兼用信号を用いる方法である。前述のよ
うにカメラなどにより入力されたアナログ入力画像はA
/D変換器2によりデジタル画像信号に変換し、画像用
メモリ3に記録する。この画像用メモリ3への記録にあ
たっては、時間軸補正装置としての記録/再生時間発生
回路1から一定の記録/再生時間信号を画像用メモリ3
に送り、記録画像信号のA/D変換器2により発生した
遅延を補正する。同時に再生のためデジタル画像信号を
アナログ画像信号に変換するD/A変換器4で発生する
遅延時間を補正しておく。この方法で時間軸を補正する
ばあい、記録信号の補正用の時間と再生信号の補正用の
時間とは同じであり、A/D変換器2による遅延時間と
D/A変換器4による遅延時間とが異なり、また各A/
D変換器2またはD/A変換器4による遅延時間が異な
り、入力画像、記録画像、再生画像間でズレが発生する
という問題がある。
再生するまでの一連の処理工程がブロック図で示されて
いるように、記録/再生時間発生回路1より発生する一
定の記録/再生兼用信号を用いる方法である。前述のよ
うにカメラなどにより入力されたアナログ入力画像はA
/D変換器2によりデジタル画像信号に変換し、画像用
メモリ3に記録する。この画像用メモリ3への記録にあ
たっては、時間軸補正装置としての記録/再生時間発生
回路1から一定の記録/再生時間信号を画像用メモリ3
に送り、記録画像信号のA/D変換器2により発生した
遅延を補正する。同時に再生のためデジタル画像信号を
アナログ画像信号に変換するD/A変換器4で発生する
遅延時間を補正しておく。この方法で時間軸を補正する
ばあい、記録信号の補正用の時間と再生信号の補正用の
時間とは同じであり、A/D変換器2による遅延時間と
D/A変換器4による遅延時間とが異なり、また各A/
D変換器2またはD/A変換器4による遅延時間が異な
り、入力画像、記録画像、再生画像間でズレが発生する
という問題がある。
【0006】また第2の方法は図7にそのブロック図が
示されるように、時間軸補正装置としての記録/再生時
間発生回路を記録時間発生回路18と再生時間発生回路
19とに分割してそれぞれの遅延時間を別々に供給して
遅延を補正するもので、その他の構成は第1の方法に示
したものと同じである。この方法によれば記録用と再生
用にそれぞれ独立の信号を用いているため、入力画像、
記録画像、再生画像それぞれのあいだのズレは解消され
るが、回路が重複し、かつ回路定数調整箇所が複雑で、
A/D変換器またはD/A変換器のバラツキにより発生
する遅延時間のバラツキに対応することが困難である。
示されるように、時間軸補正装置としての記録/再生時
間発生回路を記録時間発生回路18と再生時間発生回路
19とに分割してそれぞれの遅延時間を別々に供給して
遅延を補正するもので、その他の構成は第1の方法に示
したものと同じである。この方法によれば記録用と再生
用にそれぞれ独立の信号を用いているため、入力画像、
記録画像、再生画像それぞれのあいだのズレは解消され
るが、回路が重複し、かつ回路定数調整箇所が複雑で、
A/D変換器またはD/A変換器のバラツキにより発生
する遅延時間のバラツキに対応することが困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の時
間軸補正装置を有する画像表示装置は、時間軸補正装置
として一定の記録/再生兼用信号を用いるばあいは入力
画像、記録画像、再生画像のあいだでズレが発生し、記
録/再生独立信号を用いるばあいには入力画像、記録画
像、再生画像のあいだのズレは解消されるが、回路が複
雑で、遅延時間のバラツキに対する追従性に乏しいとい
う問題がある。
間軸補正装置を有する画像表示装置は、時間軸補正装置
として一定の記録/再生兼用信号を用いるばあいは入力
画像、記録画像、再生画像のあいだでズレが発生し、記
録/再生独立信号を用いるばあいには入力画像、記録画
像、再生画像のあいだのズレは解消されるが、回路が複
雑で、遅延時間のバラツキに対する追従性に乏しいとい
う問題がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決し、簡単な
回路構成により、画像記録時のA/D変換と画像再生時
のD/A変換時の時間遅延により発生する、入力画像、
記録画像、再生画像間のズレを解消することができる時
間軸補正装置を有する画像表示装置を提供することを目
的とする。
回路構成により、画像記録時のA/D変換と画像再生時
のD/A変換時の時間遅延により発生する、入力画像、
記録画像、再生画像間のズレを解消することができる時
間軸補正装置を有する画像表示装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置
は、入力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に
変換するA/D変換器と、該A/D変換器により変換さ
れたデジタル画像信号を記録する画像用メモリと、該画
像用メモリに記録されたデジタル画像信号を再生のため
アナログ画像信号に変換するD/A変換器と、前記A/
D変換器およびD/A変換器での変換時に発生する遅延
時間に基づく画像ズレを補正する時間軸補正装置とから
なる画像表示装置であって、前記時間軸補正装置が記録
/再生時間発生回路と、該回路から発生する記録/再生
時間を前記A/D変換器またはD/A変換器で生じた遅
延時間に合わせて制御する記録/再生時間設定手段とか
らなる。
は、入力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に
変換するA/D変換器と、該A/D変換器により変換さ
れたデジタル画像信号を記録する画像用メモリと、該画
像用メモリに記録されたデジタル画像信号を再生のため
アナログ画像信号に変換するD/A変換器と、前記A/
D変換器およびD/A変換器での変換時に発生する遅延
時間に基づく画像ズレを補正する時間軸補正装置とから
なる画像表示装置であって、前記時間軸補正装置が記録
/再生時間発生回路と、該回路から発生する記録/再生
時間を前記A/D変換器またはD/A変換器で生じた遅
延時間に合わせて制御する記録/再生時間設定手段とか
らなる。
【0010】前記記録/再生時間発生回路はクロックパ
ルスを発生する水晶発振器と、該水晶発振器からのクロ
ックパルスと前記記録/再生時間設定手段からの設定時
間より水平同期パルス幅を定め水平同期信号を発生する
第1のCRTコントローラと、該第1のCRTコントロ
ーラからの水平同期信号と前記水晶発振器のクロックパ
ルスとから動作クロック信号を発生するクロック停止時
間制御回路と、該クロック停止時間制御回路からの動作
クロック信号と前記記録/再生時間設定手段からの設定
時間により記録/再生アドレス信号を発生させるカウン
タとからなることが、A/D変換器またはD/A変換器
における遅延時間に合わせて記録/再生時間信号を供給
することができ、簡単な回路構成で、確実に入力画像、
記録画像、再生画像間でのズレを解消できるため好まし
い。
ルスを発生する水晶発振器と、該水晶発振器からのクロ
ックパルスと前記記録/再生時間設定手段からの設定時
間より水平同期パルス幅を定め水平同期信号を発生する
第1のCRTコントローラと、該第1のCRTコントロ
ーラからの水平同期信号と前記水晶発振器のクロックパ
ルスとから動作クロック信号を発生するクロック停止時
間制御回路と、該クロック停止時間制御回路からの動作
クロック信号と前記記録/再生時間設定手段からの設定
時間により記録/再生アドレス信号を発生させるカウン
タとからなることが、A/D変換器またはD/A変換器
における遅延時間に合わせて記録/再生時間信号を供給
することができ、簡単な回路構成で、確実に入力画像、
記録画像、再生画像間でのズレを解消できるため好まし
い。
【0011】また、前記記録/再生時間設定手段は前記
第1のCRTコントローラよりラスタカウンタを読み取
る手段と、該ラスタカウンタが表示エリア外のとき前記
カウンタの水平同期位置と水平総文字数を変更する手段
と、前記第1のCRTコントローラの水平同期パルス幅
とx軸表示エリアを変更する手段とにより記録時間の設
定を行うことができる。
第1のCRTコントローラよりラスタカウンタを読み取
る手段と、該ラスタカウンタが表示エリア外のとき前記
カウンタの水平同期位置と水平総文字数を変更する手段
と、前記第1のCRTコントローラの水平同期パルス幅
とx軸表示エリアを変更する手段とにより記録時間の設
定を行うことができる。
【0012】
【作用】本発明によれば、記録時間発生回路と再生時間
発生回路とを共用しながら、記録/再生時間設定手段に
より水平同期パルス幅を設定して時間軸を補正している
ため、記録/再生時間発生回路は1個でA/D変換器お
よびD/A変換器により発生する時間のズレの両方を正
確に補正することができる。さらに、A/D変換器また
はD/A変換器のバラツキによって生じる時間ズレや回
路構成により生じることがある時間ズレが発生しても、
表示装置に表示された画像をみながら記録/再生時間設
定手段により調整することができ、正確に時間軸の補正
をすることができる。
発生回路とを共用しながら、記録/再生時間設定手段に
より水平同期パルス幅を設定して時間軸を補正している
ため、記録/再生時間発生回路は1個でA/D変換器お
よびD/A変換器により発生する時間のズレの両方を正
確に補正することができる。さらに、A/D変換器また
はD/A変換器のバラツキによって生じる時間ズレや回
路構成により生じることがある時間ズレが発生しても、
表示装置に表示された画像をみながら記録/再生時間設
定手段により調整することができ、正確に時間軸の補正
をすることができる。
【0013】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の画像表示
装置について説明する。図1は本発明の画像表示装置の
一実施例のブロック図、図2は本発明の装置の時間軸補
正装置の記録/再生時間発生回路の一例のブロック図、
図3はマイクロコンピュータにより記録/再生時間を設
定するばあいのフローチャート、図4は遅延時間の変動
に対して設定値が追従する手順を示すフローチャートで
ある。
装置について説明する。図1は本発明の画像表示装置の
一実施例のブロック図、図2は本発明の装置の時間軸補
正装置の記録/再生時間発生回路の一例のブロック図、
図3はマイクロコンピュータにより記録/再生時間を設
定するばあいのフローチャート、図4は遅延時間の変動
に対して設定値が追従する手順を示すフローチャートで
ある。
【0014】図1においてCCDカメラ7により撮影し
た画像信号はアナログの入力画像信号としてえられ、A
/D変換器2に送られ、A/D変換器2によりデジタル
化され、画像用メモリ3に記録される。この際に、記録
/再生時間発生回路1からの記録時間信号により、画像
メモリ3への記録時間を遅らせてA/D変換時に発生す
る遅延時間を補正する。本発明ではこの記録/再生時間
発生回路1からの記録時間信号をA/D変換器2におけ
る遅延時間に合わせて、マイクロコンピュータ6である
記録/再生時間設定手段により設定して画像用メモリ3
に送ることに特徴がある。
た画像信号はアナログの入力画像信号としてえられ、A
/D変換器2に送られ、A/D変換器2によりデジタル
化され、画像用メモリ3に記録される。この際に、記録
/再生時間発生回路1からの記録時間信号により、画像
メモリ3への記録時間を遅らせてA/D変換時に発生す
る遅延時間を補正する。本発明ではこの記録/再生時間
発生回路1からの記録時間信号をA/D変換器2におけ
る遅延時間に合わせて、マイクロコンピュータ6である
記録/再生時間設定手段により設定して画像用メモリ3
に送ることに特徴がある。
【0015】記録/再生時間発生回路1の具体的回路例
を図2に示す。図2において、11は第1のCRTコン
トローラで、マイクロコンピュータ6からの遅延時間の
情報と水晶発振器12からのクロックパルスに基づいて
水平同期パルス幅を設定した水平同期信号を発生させ、
該水平同期信号をクロック停止時間制御回路13に供給
するとともに、CCDカメラ7およびモニタTV5に供
給するものである。第1のCRTコントローラとして
は、たとえば(株)日立製作所製IC、商品名HD63
484などが用いられる。12は水晶発振器で一定間隔
のクロックパルスを発生し、クロック停止時間制御回路
13で水晶発振器12からのクロックパルスを第1のC
RTコントローラ11からの水平同期信号により時間軸
を補正した動作クロック信号とし、その信号は第2のC
RTコントローラ14のクロック(CLK)端子に入力
される。第2のCRTコントローラ14では制御バス1
5を介してマイクロコンピュータ6から送られる遅延時
間の情報とクロック停止時間制御回路13からの動作ク
ロック信号とにより記録/再生アドレス信号を発生させ
て、画像用メモリ3に送り、画像用メモリ3への記録を
遅らせ、または画像用メモリからの再生を先行させてA
/D変換器2またはD/A変換器4における遅延時間を
補正する。この第2のCRTコントローラ14としては
(株)日立製作所IC、商品名HD6445などを使用
することができるが、同期カウンタがあれば充分で、T
TL系列の同期カウンタでもよい。
を図2に示す。図2において、11は第1のCRTコン
トローラで、マイクロコンピュータ6からの遅延時間の
情報と水晶発振器12からのクロックパルスに基づいて
水平同期パルス幅を設定した水平同期信号を発生させ、
該水平同期信号をクロック停止時間制御回路13に供給
するとともに、CCDカメラ7およびモニタTV5に供
給するものである。第1のCRTコントローラとして
は、たとえば(株)日立製作所製IC、商品名HD63
484などが用いられる。12は水晶発振器で一定間隔
のクロックパルスを発生し、クロック停止時間制御回路
13で水晶発振器12からのクロックパルスを第1のC
RTコントローラ11からの水平同期信号により時間軸
を補正した動作クロック信号とし、その信号は第2のC
RTコントローラ14のクロック(CLK)端子に入力
される。第2のCRTコントローラ14では制御バス1
5を介してマイクロコンピュータ6から送られる遅延時
間の情報とクロック停止時間制御回路13からの動作ク
ロック信号とにより記録/再生アドレス信号を発生させ
て、画像用メモリ3に送り、画像用メモリ3への記録を
遅らせ、または画像用メモリからの再生を先行させてA
/D変換器2またはD/A変換器4における遅延時間を
補正する。この第2のCRTコントローラ14としては
(株)日立製作所IC、商品名HD6445などを使用
することができるが、同期カウンタがあれば充分で、T
TL系列の同期カウンタでもよい。
【0016】前述の記録/再生時間発生回路1における
記録/再生アドレス信号を発生するまでの一連の信号例
を図3に示す。図3で(A)、(B)、(C)、(D)
はそれぞれ図2に示されたA、B、C、Dでの信号を意
味し、B、C、Dにそれぞれ付された添字1、2はそれ
ぞれ再生時と記録時の信号であることを意味する。
記録/再生アドレス信号を発生するまでの一連の信号例
を図3に示す。図3で(A)、(B)、(C)、(D)
はそれぞれ図2に示されたA、B、C、Dでの信号を意
味し、B、C、Dにそれぞれ付された添字1、2はそれ
ぞれ再生時と記録時の信号であることを意味する。
【0017】水晶発振器12からは図3(A)に示され
るクロックパルスを発生し、第1のCRTコントローラ
11からは図3(B1)、図3(B2)に示されるよう
な水平同期パルス幅P1、P2が設定された水平同期信
号を発生する。なお、Q1、Q2はそれぞれ開始のx軸
表示エリアで水平バックポーチを表わし、R1、R2は
それぞれ終了のx軸表示エリアで水平フロントポーチを
表わす。クロック停止時間制御回路13からは図3(C
1)および図3(C2)に示されるような水平同期パル
ス幅分時間軸をズラせた動作クロック信号を発生する。
この例では記録用と再生用で4パルス分遅延時間が異な
っていることを示している。また図3(C1)および図
3(C2)でS1、S2はそれぞれ水平同期位置を示
し、T1、T2はそれぞれ水平総文字数を示している。
図3(D1)および図3(D2)はそれぞれ第2のCR
Tコントローラ14から発生される記録/再生アドレス
信号で、A/D変換器2による遅延時間を補正したアド
レス信号が提供される。
るクロックパルスを発生し、第1のCRTコントローラ
11からは図3(B1)、図3(B2)に示されるよう
な水平同期パルス幅P1、P2が設定された水平同期信
号を発生する。なお、Q1、Q2はそれぞれ開始のx軸
表示エリアで水平バックポーチを表わし、R1、R2は
それぞれ終了のx軸表示エリアで水平フロントポーチを
表わす。クロック停止時間制御回路13からは図3(C
1)および図3(C2)に示されるような水平同期パル
ス幅分時間軸をズラせた動作クロック信号を発生する。
この例では記録用と再生用で4パルス分遅延時間が異な
っていることを示している。また図3(C1)および図
3(C2)でS1、S2はそれぞれ水平同期位置を示
し、T1、T2はそれぞれ水平総文字数を示している。
図3(D1)および図3(D2)はそれぞれ第2のCR
Tコントローラ14から発生される記録/再生アドレス
信号で、A/D変換器2による遅延時間を補正したアド
レス信号が提供される。
【0018】つぎに、一連の遅延時間の補正を行うため
の記録時間の設定手段について、マイクロコンピュータ
6での手順を図4(a)を参照しながら説明する。
の記録時間の設定手段について、マイクロコンピュータ
6での手順を図4(a)を参照しながら説明する。
【0019】まず第1のCRTコントローラ11よりラ
スタカウンタを読み取り、ラスタが画面のどの位置にあ
るかを確認し(S1)、表示エリアの外か否かを判定す
る(S2)。表示エリア内であれば待機するため元に戻
り、表示エリアの外であればS3で、A/D変換器2の
遅延時間を設定して第2のCRTコントローラ14の水
平同期位置および水平総文字数を変更する。ついで第1
のCRTコントローラ11の水平同期パルス幅、x軸表
示エリアを変更する(S4)。その結果、第1のCRT
コントローラから水平同期信号が発せられ、クロック停
止時間制御回路13および第2のCRTコントローラ1
4を経てA/D変換器2で生じる遅延時間に合わせた記
録時間信号を画像用メモリ3へ提供することができる。
スタカウンタを読み取り、ラスタが画面のどの位置にあ
るかを確認し(S1)、表示エリアの外か否かを判定す
る(S2)。表示エリア内であれば待機するため元に戻
り、表示エリアの外であればS3で、A/D変換器2の
遅延時間を設定して第2のCRTコントローラ14の水
平同期位置および水平総文字数を変更する。ついで第1
のCRTコントローラ11の水平同期パルス幅、x軸表
示エリアを変更する(S4)。その結果、第1のCRT
コントローラから水平同期信号が発せられ、クロック停
止時間制御回路13および第2のCRTコントローラ1
4を経てA/D変換器2で生じる遅延時間に合わせた記
録時間信号を画像用メモリ3へ提供することができる。
【0020】つぎに、画像用メモリ3に記録された信号
を再生するばあいは、画像用メモリ3に記録されたデジ
タル画像信号はD/A変換器4によりアナログ画像信号
に変換され、モニタTV5に表示される。このデジタル
化に際し記録/再生時間発生回路1からの再生時間信号
がD/A変換器4における遅延時間を考慮した信号にな
るように、マイクロコンピュータ6より記録/再生時間
発生回路1を制御し、画像用メモリ3への再生時間を進
める。このマイクロコンピュータ6による記録/再生時
間設定手段は前述の記録時間信号の発生と同様に行われ
る。またこのD/A変換器4における遅延時間の補正を
行うための再生時間信号の時間の設定について、記録/
再生時間設定手段での手順を図4(b)を参照しながら
説明する。
を再生するばあいは、画像用メモリ3に記録されたデジ
タル画像信号はD/A変換器4によりアナログ画像信号
に変換され、モニタTV5に表示される。このデジタル
化に際し記録/再生時間発生回路1からの再生時間信号
がD/A変換器4における遅延時間を考慮した信号にな
るように、マイクロコンピュータ6より記録/再生時間
発生回路1を制御し、画像用メモリ3への再生時間を進
める。このマイクロコンピュータ6による記録/再生時
間設定手段は前述の記録時間信号の発生と同様に行われ
る。またこのD/A変換器4における遅延時間の補正を
行うための再生時間信号の時間の設定について、記録/
再生時間設定手段での手順を図4(b)を参照しながら
説明する。
【0021】まず、D/A変換器4による遅延時間また
はモニタTV5による画像ズレに合わせてマイクロコン
ピュータ6に入力された時間ズレ情報により第2のCR
Tコントローラ14の水平同期位置および水平総文字数
を変更する(S11)。つぎに第1のCRTコントロー
ラ11の水平同期パルス幅およびx軸表示エリアをマイ
クロコンピュータ6に入力された時間ズレ情報に合わせ
て変更する(S12)。その結果、水平同期パルス幅分
ズラせた水平同期信号が発生され、クロック停止時間制
御回路13および第2のCRTコントローラ14を経
て、D/A変換器4で生じる遅延時間に合わせた再生時
間信号を画像用メモリ3へ提供することができる。
はモニタTV5による画像ズレに合わせてマイクロコン
ピュータ6に入力された時間ズレ情報により第2のCR
Tコントローラ14の水平同期位置および水平総文字数
を変更する(S11)。つぎに第1のCRTコントロー
ラ11の水平同期パルス幅およびx軸表示エリアをマイ
クロコンピュータ6に入力された時間ズレ情報に合わせ
て変更する(S12)。その結果、水平同期パルス幅分
ズラせた水平同期信号が発生され、クロック停止時間制
御回路13および第2のCRTコントローラ14を経
て、D/A変換器4で生じる遅延時間に合わせた再生時
間信号を画像用メモリ3へ提供することができる。
【0022】また本発明によれば記録/再生時間信号を
マイクロコンピュータ6の記録/再生時間設定手段によ
り制御しているため、A/D変換器2またはD/A変換
器4の特性のバラツキや回路構成などにより発生するこ
とがある遅延時間の変動に対しても、モニタTV5を見
ながら容易に設定値を変更することができ、遅延時間の
変動に対しても容易に追従することができる。この遅延
時間の変動に対する追従のためのマイクロコンピュータ
の手順を記録時間の調整を例にとり図5のフローチャー
トを参照しながら説明する。
マイクロコンピュータ6の記録/再生時間設定手段によ
り制御しているため、A/D変換器2またはD/A変換
器4の特性のバラツキや回路構成などにより発生するこ
とがある遅延時間の変動に対しても、モニタTV5を見
ながら容易に設定値を変更することができ、遅延時間の
変動に対しても容易に追従することができる。この遅延
時間の変動に対する追従のためのマイクロコンピュータ
の手順を記録時間の調整を例にとり図5のフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0023】図5において、まず入力画像と再生画像画
像間のズレをモニタTV上で確認する(S21)。ズレ
が発生していなければ(S22でNO)とくに調整の必
要がないが、ズレが発生しておれば(S22でYES)
記録時間の設定をし直す(S23)。具体的にはモニタ
TV5上の画像のズレにより前述のドットクロックパル
の何パルス分をズラすかをマイクロコンピュータ6に入
力し、前述と同様の補正をすることにより、画面上の画
像のズレを補正することができる。
像間のズレをモニタTV上で確認する(S21)。ズレ
が発生していなければ(S22でNO)とくに調整の必
要がないが、ズレが発生しておれば(S22でYES)
記録時間の設定をし直す(S23)。具体的にはモニタ
TV5上の画像のズレにより前述のドットクロックパル
の何パルス分をズラすかをマイクロコンピュータ6に入
力し、前述と同様の補正をすることにより、画面上の画
像のズレを補正することができる。
【0024】このようにしてA/D変換器2やD/A変
換器4などのバラツキに基づく遅延時間の変動に対して
も設定値を変更するだけで容易に追従することができ
る。
換器4などのバラツキに基づく遅延時間の変動に対して
も設定値を変更するだけで容易に追従することができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば記録/再生時間設定手段
により記録/再生時間発生回路を制御しているため、記
録/再生時間発生回路を記録時間用と再生時間用の別々
の回路にしないで共通にして簡略化しながら入力画像、
記録画像、再生画像間のズレを解消するとともに、A/
D変換器などの部品特性や回路構成のバラツキに基づく
遅延時間のバラツキがあっても充分追従して補正するこ
とができる。その結果、後続の画像処理を簡単、かつ、
高精度になしうる効果がある。
により記録/再生時間発生回路を制御しているため、記
録/再生時間発生回路を記録時間用と再生時間用の別々
の回路にしないで共通にして簡略化しながら入力画像、
記録画像、再生画像間のズレを解消するとともに、A/
D変換器などの部品特性や回路構成のバラツキに基づく
遅延時間のバラツキがあっても充分追従して補正するこ
とができる。その結果、後続の画像処理を簡単、かつ、
高精度になしうる効果がある。
【図1】本発明の時間軸補正装置の一実施例を用いた画
像表示装置の入力画像から再生画像までの一連の処理を
表わしたブロック図である。
像表示装置の入力画像から再生画像までの一連の処理を
表わしたブロック図である。
【図2】本発明の時間軸補正装置の一実施例の記録/再
生時間発生回路の一例のブロック図である。
生時間発生回路の一例のブロック図である。
【図3】図2の記録/再生時間発生回路の各部での信号
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図4】本発明の装置により記録/再生時間を設定する
一例のフローチャートである。
一例のフローチャートである。
【図5】本発明の装置により遅延時間の変動に対し記録
時間信号を調整する一例のフローチャートである。
時間信号を調整する一例のフローチャートである。
【図6】従来の時間軸補正装置を用いた入力画像から再
生画像までの一連の処理を表わしたブロック図である。
生画像までの一連の処理を表わしたブロック図である。
【図7】従来の時間軸補正装置を用いた入力画像から再
生画像までの一連の処理を表わしたブロック図である。
生画像までの一連の処理を表わしたブロック図である。
1 記録/再生時間発生回路 2 A/D変換器 3 画像用メモリ 4 D/A変換器 6 マイクロコンピュータ 11 第1のCRTコントローラ 12 水晶発振器 13 クロック停止時間制御回路 14 第2のCRTコントローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 入力されたアナログ画像信号をデジタル
画像信号に変換するA/D変換器と、該A/D変換器に
より変換されたデジタル画像信号を記録する画像用メモ
リと、該画像用メモリに記録されたデジタル画像信号を
再生のためアナログ画像信号に変換するD/A変換器
と、前記A/D変換器およびD/A変換器での変換時に
発生する遅延時間に基づく画像ズレを補正する時間軸補
正装置とからなる画像表示装置であって、前記時間軸補
正装置が記録/再生時間発生回路と、該回路から発生す
る記録/再生時間を前記A/D変換器または前記D/A
変換器で生じた遅延時間に合わせて制御する記録/再生
時間設定手段とからなる画像表示装置。 - 【請求項2】 前記記録/再生時間発生回路は、クロッ
クパルスを発生する水晶発振器と、該水晶発振器からの
クロックパルスと前記記録/再生時間設定手段からの設
定時間より水平同期パルス幅を定め水平同期信号を発生
する第1のCRTコントローラと、該第1のCRTコン
トローラからの水平同期信号と前記水晶発振器のクロッ
クパルスとから動作クロック信号を発生するクロック停
止時間制御回路と、該クロック停止時間制御回路からの
動作クロック信号と前記記録/再生時間設定手段からの
設定時間により記録/再生アドレス信号を発生させるカ
ウンタとからなる請求項1記載の画像表示装置。 - 【請求項3】 前記記録/再生時間設定手段は前記第1
のCRTコントローラよりラスタカウンタを読み取る手
段と、該ラスタカウンタが表示エリア外のとき前記カウ
ンタの水平同期位置と水平総文字数を変更する手段と、
前記第1のCRTコントローラの水平同期パルス幅とx
軸表示エリアを変更する手段とにより記録時間の設定を
行う請求項2記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6153894A JPH0823521A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6153894A JPH0823521A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823521A true JPH0823521A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15572441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6153894A Pending JPH0823521A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823521A (ja) |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP6153894A patent/JPH0823521A/ja active Pending
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