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JPH08234161A - カラーパネルディスプレイ装置及び画像情報の処理方法 - Google Patents

カラーパネルディスプレイ装置及び画像情報の処理方法

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Publication number
JPH08234161A
JPH08234161A JP7297408A JP29740895A JPH08234161A JP H08234161 A JPH08234161 A JP H08234161A JP 7297408 A JP7297408 A JP 7297408A JP 29740895 A JP29740895 A JP 29740895A JP H08234161 A JPH08234161 A JP H08234161A
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JP
Japan
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data
color
image information
display
display device
Prior art date
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Application number
JP7297408A
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English (en)
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JP3619973B2 (ja
Inventor
Kuniaki Miyazawa
邦明 宮沢
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TORAI RAITO INVESTMENT Ltd
TRI LIGHT INVESTMENT Ltd
Original Assignee
TORAI RAITO INVESTMENT Ltd
TRI LIGHT INVESTMENT Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TORAI RAITO INVESTMENT Ltd, TRI LIGHT INVESTMENT Ltd filed Critical TORAI RAITO INVESTMENT Ltd
Priority to JP29740895A priority Critical patent/JP3619973B2/ja
Priority claimed from US08/546,330 external-priority patent/US6078304A/en
Publication of JPH08234161A publication Critical patent/JPH08234161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3619973B2 publication Critical patent/JP3619973B2/ja
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高コントラストで階調表現が可能な3色バッ
クライト方式のカラーパネルディスプレイ装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明によれば、画像情報を、映像フレ
ーム内でR、G、B各色の色データが順次切り替わるシ
リアルデータに変換し、さらに、R、G、B各色の色フ
レーム内において1画面分の画像データを表示フレーム
周期で複数回重ね書きし、液晶を間欠的に複数回に分け
て駆動するので、液晶を連続的に駆動した場合に比較し
て、液晶の動作速度を高速化し、大きな動作量を確保
し、結果として短い各色フレーム内で高いコントラスト
の映像を得ることができる。また重ね書きの回数を調整
することにより階調表現が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラーパネルディス
プレイ装置にかかり、特に画像情報に応じて駆動されて
光透過率が変化する複数の画素から構成される表示部
と、その画像情報に応じてそれぞれ独立にオンオフ制御
可能なR、G、B各色のバックライト光源とを備えたカ
ラーパネルディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータなどのO
A機器やテレビジョンなどの家電製品の軽量、薄型化に
ともない、ディスプレイ装置についても軽量化、薄型化
が要求されている。そのため、従来より普及しているC
RTに代わるものとして、液晶表示装置(LCD)など
の軽量、薄型のフラットパネル型ディスプレイの開発が
進められている。
【0003】これらのフラットパネル型ディスプレイに
要求される技術的項目の1つとしてフルカラー化が挙げ
られる。たとえば、TFT方式のカラーLCDは、アク
ティブマトリックス方式を採用することによりカラー化
を実現している。かかるTFT方式によれば、ドット単
位でパルス駆動してもコンデンサによってメモリ効果を
持たせることにより、高いデューティー駆動が可能とな
り、コントラストの優れたLCDを提供することが可能
である。しかしながら、VGA仕様の多くのTFTを必
要とするため、コスト高と製造上の歩留まりの悪さとい
う問題点を抱えて今日に至っている。
【0004】一方、STN方式では、単純マトリックス
方式を採用することによりカラー化を実現し、低コスト
のカラーLCDを提供することに成功している。しかし
ながら、フレーム速度が遅く混色が生じやすい上、コン
トラストが悪いという問題点を有している。そこで、高
コントラストと高速フレーム表示を実現するために、た
とえば、2重マトリックス電極駆動方式や、時分割駆動
方式などの各種駆動方式が提案されている。また、大き
な選択パルスの代わりに小さなパルスを分散させて、全
ラインを同時走査して、解像度を下げずに高コントラス
トと高フレーム表示の実現を試みたアクティブアドレッ
シング駆動方式なども提案されている。
【0005】ところで、従来のカラーLCDの多くは、
TFT方式にせよSTN方式にせよ、R(赤)、G
(緑)、B(青)の3原色から成るカラーフィルタを用
いたカラーフィルタ方式を採用している。そして、たと
えばRを点灯する場合には、Rの領域を透過とし、G、
Bの領域を非透過とすることによりカラー表示を行って
いる。しかしながら、単純に考えても、カラーフィルタ
方式の場合には、R、G、B領域ごとにそれぞれ対応す
る画素が必要なため、白黒表示の場合の3倍の画素を駆
動せねばならない。そのため、高解像度の画像を得るた
めには、非常に微細な加工が要求される上、駆動技術も
複雑化し、またカラーフィルタ自体の透過率を向上させ
ねばならず、さらにカラーバランス調整が困難であるな
ど、解決すべき問題点を多く抱えている。
【0006】そこで、最近では、たとえば特開平4−3
38996号公報に開示されているようなR、G、B各
色のそれぞれ独立した光源を順次周期的に点灯し、その
点灯周期に同期して各画素にそれぞれ対応する色信号を
加えることにより、フルカラーの画像を得ることが可能
なR、G、B各色の光源を利用した3色バックライト方
式のカラーパネルディスプレイが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のカラ
ーフィルタ方式では、R、G、B信号をパラレルデータ
のまま処理することが可能なので、たとえばR信号で高
輝度の画像を表示したい場合には、G信号、B信号の挙
動とは無関係に、LCDの駆動回路中のコンデンサのメ
モリ効果を利用することにより、画素のR領域に画像デ
ータを重ね書きすることが可能であり、容易に高いコン
トラストのカラー映像を得ることが可能であった。
【0008】しかしながら、3色バックライト方式で
は、一旦カラー画像情報をR、G、B各色の画像情報が
所定の時間周期で順次切り替わるシリアルデータに変換
した後、各色のシリアルデータの切り替わり周期に同期
させて、R、G、B各色のバックライトを順次点灯させ
ることによりカラー化を実現している。そのため、図1
1に示すように、たとえばR信号で高輝度の画像を表示
したい場合であっても、R信号により所定の画素領域の
液晶をオンにしても、次の周期でG信号、B信号により
オフにされてしまうので、高い透過光量が得られず、高
コントラストのカラー画像を得ることができなかった。
そして、かかる動作性能は、STN方式でカラー化を実
現する場合に、特に顕著に現れるため、その解決が希求
されていた。
【0009】本発明は、3色バックライト方式でパネル
ディスプレイのカラー化を実現しようとする場合に直面
する上記のような問題点に鑑みて成されたものであり、
したがって、本発明の目的は、画素の駆動信号を改良す
ることにより、各画素のフレーム応答性能を高め、高コ
ントラストのカラー映像を得ることが可能であり、特に
STN方式のLCDに最適な新規かつ改良されたカラー
パネルディスプレイ装置を提供することである。
【0010】また本発明の別の目的は、画像情報を高速
に展開し、LCDに対する情報転送速度の高速化を図る
ことが可能な、新規かつ改良されたカラーパネルディス
プレイ装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、画像情報に応じて駆動されて光透過率が
変化する複数の画素から構成される表示部と、その画像
情報に応じてそれぞれ独立にオンオフ制御可能なR、
G、B各色のバックライト光源とを備えた新規かつ改良
された3色バックライト方式のディスプレイ装置を提供
する。そして、本発明の第1の観点によれば、上記ディ
スプレイ装置に、カラー画像情報をR、G、B各色の画
像情報が所定の時間周期で順次切り替わるシリアルデー
タに変換する手段と、各時間周期内のR、G、B各色の
シリアルデータをそれぞれ所定範囲内の複数の画素を駆
動するR、G、B各色の描画データに変換する手段と、
R、G、B各色の描画データに基づいて、各時間周期内
において複数回繰り返して所定範囲内にある複数の画素
を駆動する手段とを設けている。その場合に、画像情報
から獲得される階調情報に応じて、各時間周期内におい
て所定範囲内にある複数の画素を駆動する回数を制御す
る手段をさらに設けることが好ましい。
【0012】また本発明の別の観点によれば、上記ディ
スプレイ装置に、カラー画像情報をR、G、B各色の画
像情報が所定の時間周期で順次切り替わるシリアルデー
タに変換する手段と、各時間周期内のR、G、B各色の
シリアルデータをL個にパラレルに展開する第1データ
バス手段と、所定範囲内のM×N個の画素それぞれにつ
いて順次、各画素に対応するL個のパラレルデータをL
個のアドレスに同時に書き込むことにより、M×N個の
画素情報から成るL個の描画データを格納するメモリ手
段と、L個の描画データからK個の描画データを選択す
る選択手段と、メモリ手段から、選択されたK個の描画
データを、それぞれ、M個の画素情報ずつN回に分けて
読み出す第2データバス手段と、読み出されたK個の描
画データにより所定範囲内のM×N個の画素を時間周期
内においてK回駆動する駆動手段とを設けている。そし
て、その場合に、選択手段は、前記画像情報から獲得さ
れる階調情報に応じて描画データを選択する回数Kを決
定することが可能である。
【0013】さらに本発明の別の観点によれば、上記デ
ィスプレイ装置は、カラー画像情報をR、G、B各色の
画像情報が所定の時間周期で順次切り替わるシリアルデ
ータに変換する手段と、各時間周期内のR、G、B各色
のシリアルデータを要求される全階調数(L)にパラレ
ルに展開する第1データバス手段と、所定範囲内のM×
N個の画素それぞれについて順次、各画素に対応するL
個のパラレルデータをL個のアドレスに同時に書き込む
ことにより、M×N個の画素情報から成るL個の描画デ
ータを格納するメモリ手段と、メモリ手段から、読み出
す描画データに要求される階調数(K)の描画データ
を、それぞれ、M個の画素情報ずつN回に分けて読み出
す第2データバス手段と、読み出されたK個の描画デー
タにより所定範囲内のM×N個の画素を時間周期内にお
いてK回駆動する駆動手段とを備えている。
【0014】さらにまた本発明の別の観点によれば、エ
リアの異なる少なくとも3つのアドレスを有するメモリ
を介して画像情報を処理するに際して、パラレルに展開
するデータエリアのアドレスのみを全アドレス有効に
し、残余のアドレスにより指定されたデータをパラレル
に処理することを特徴とする、画像情報の処理方法が提
供される。その場合に、書き込み動作時と読み出し動作
時とで、全アドレス有効にするデータエリアが異なるよ
うに構成することが可能である。
【0015】本発明によれば、たとえばNTSC方式の
通常のコンポジット信号が、R、G、B各色の色データ
に分離され、これらの色データが所定の周期で切り替わ
るシリアルデータに変換される。なお、ここではR信号
に代表させて本発明の動作を説明することにする。ま
ず、シリアルデータの各周期に含まれるR信号から所定
の範囲、たとえば、640×480ドットの画像を上下
2分割駆動する場合に、640×240ドット分のR色
描画データを形成する。そして、この描画データに基づ
いて、各周期内で複数回反復して上記範囲内の画素を駆
動することにより、液晶を大きく動かすことが可能とな
り、高い輝度を得ることができる。なお、画素を駆動す
る回数を階調情報に応じて調整することにより、たとえ
ば高い輝度が必要な場合には駆動回数を増やし、低い輝
度で十分な場合には駆動回数を減らすことにより、画像
に階調差を生じさせることが可能となり、高コントラス
トの画像を得ることができる。
【0016】本発明の動作をより具体的に説明する。上
記のようにシリアルデータに変換されたR信号は、第1
データバス手段により、要求される全階調数(たとえ
ば、L=256)に応じてパラレルに展開される。そし
て256のデータがそれぞれ別個の階調アドレスを有す
るメモリに格納されることにより、256個の640×
240ドット分のR色描画データが形成される。次い
で、このように一旦メモリ内にR色描画データを形成し
てから、各ラインアドレスに応じて一度に640ドット
分ずつ240回データを読み出すことにより、1回分の
R色描画データが、一度に1ドットずつ640×240
回データを読み出す必要のある従来の順次読み出し動作
よりも遥かに高速に読み出される。そして、本発明によ
れば、このように高速に読み出された各R色描画データ
が、各色フレーム内において、T/256時間にわたり
複数回(最高で256回)読み出され、画素を駆動する
ので、総駆動時間(T)は等しくとも、単にT時間にわ
たり1回だけ画素を駆動する従来の方式に比較して、遥
かに広いダイナミックレンジの液晶動作量を得ることが
可能である。従って、従来の方式に比較して、高コント
ラストの画像を得ることが可能である。なお、画素を駆
動する回数を階調数に応じて選択することにより(たと
えば全階調の場合には256回駆動、1/2階調の場合
には128回駆動)、階調差を表現することも可能であ
る。
【0017】また、本発明に基づいて構成された画像情
報の処理方法によれば、たとえばラインアドレスとデー
タセレクタアドレスにより管理される各画素に関する表
示情報を、階調別の表示データとして階調アドレスによ
り階調化して格納することが可能なメモリ群を準備す
る。それにより、図10に模式的に示すように、書き込
み動作時には、階調アドレスを全アドレス有効にして、
8ビットデータをデコードし、たとえば256本のデー
タバスに展開した後に、ラインドレス(0〜239)と
データセレクタアドレス(0〜639)の指定により、
各階調アドレスに対応して256ビット分がパラレルに
書き込まれる。これに対して、読み出し動作時には、デ
ータセレクタアドレスを全アドレス有効にして、階調ア
ドレス(0〜255)とラインアドレス(0〜239)
の指定により、各ライン分の表示データをパラレルに読
み出すことができる。
【0018】以上のように、この方法によれば、エリア
の異なる3種類のアドレスを、動作別に組み合わせて、
パラレルに展開したいデータエリアのアドレスを全アド
レス有効にすることにより、1回のクロックタイミング
に同時に多量なデータを処理することが可能となり、L
CDへの情報転送速度を高速化し、LCD駆動のレスポ
ンスを高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら、
本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0020】1.フレームの定義 まず、図1を参照しながら、本発明に基づいて構成され
るカラーディスプレイ装置の動作(以下、繰り返し表示
方式と称する。)の基本的概念について説明する。繰り
返し表示方式においては、(1)映像フレーム、(2)
色フレーム、(3)表示フレームの3種類の性質の異な
るフレーム周波数が用意されるているので、これらのフ
レームの概念から説明する。
【0021】(1)映像フレーム この映像フレームは、最も大きなフレーム単位であり、
たとえば40〜50Hz(20〜25mS)程度の周波
数(時間周期)である。NTSC方式のコンポジット信
号は、R、G、B各色の色データに分離した後に、R、
G、B各色の画像情報を、後述する色フレームの時間周
期で順次切り替わるシリアルデータに変換される。そし
て、映像フレームは、このシリアルデータのうちのR、
G、B各色1回分の色フレーム時間周期の合計時間とし
て定義される。この映像フレーム内において、R画像、
G画像、B画像が視覚的に合成されてカラー画像として
認識されるため、この映像フレームをカラー画像として
十分な品質を得ることが可能な程度に設定することによ
り、以下に述べる色フレーム、表示フレームの時間周期
を決定することができる。
【0022】(2)色フレーム 色フレームは、上述のように構成されたシリアルデータ
内で、各色に関する情報が切り替わる時間周期である。
また、映像フレームとの関係で言えば、色フレームは、
映像フレームをR、G、B各色の画像情報を表示させる
ために3つに割り振った時間周期であり、たとえば映像
フレームを40〜50Hz(20〜25mS)程度に設
定したい場合には、色フレームは120Hz〜150H
z(6.6mS〜8.3mS)程度の周波数(時間周
期)である。従って、この色フレームが長ければ、以下
に述べる表示フレームによる繰り返し表示回数が増える
ため、液晶の変化量のダイナミックレンジを広げ、高コ
ントラストの映像を得ることが可能である。しかし、色
フレームが長すぎると、視覚的にはフリッカとして認識
されるため好ましくない。従って、実際には、色フレー
ムは、フリッカやコントラストなどの各種パラメータの
調整値として設定する必要がある。なお、従来の3色バ
ックライト方式では、この色フレームの調整により画質
の向上を図っていたため、得られるコントラストには自
ずと限界があり、特にSTN方式に適用した場合には、
満足のいくカラー画像を得ることができなかった。この
点、本発明による繰り返し表示方式では、以下に述べる
表示フレームの概念を取り入れることにより、より高い
コントラストの画像を得ることができる。
【0023】(3)表示フレーム さて、本発明によれば、R、G、B各色のシリアルデー
タから得られた各色の画像情報は、所定範囲(以下、描
画範囲と称する。)、たとえば、640×480ドット
の画像を上下2分割駆動する場合には640×240ド
ット分の画素を駆動する描画データに変換される。そし
て、この表示フレームは、上記色フレーム内において、
この描画データを用いて上記描画範囲の画素を1回駆動
する時間として定義される。従って、この表示フレーム
の時間周期が長いほど、描画範囲を拡大することが可能
である。しかしながら、後述するように、本発明による
繰り返し表示方式は、各色の色フレーム範囲内で、この
表示フレーム単位で複数回描画を行うことにより積算さ
れる液晶の変化量を拡大し、高コントラストの画像を得
ようとするものなので、表示フレームの時間周期をが短
ければ、それだけ描画回数も増加することにより、より
高いコントラストを得ることが可能である。また、後述
するように、この繰り返し表示方式では、表示フレーム
による描画回数を調整することにより、階調差をつける
ことを意図しているため、表示フレームの時間周期を短
縮して描画回数を増やすことにより、階調数を増加させ
ることができる。従って、表示フレームの時間周期を決
定するにあたっては、描画範囲、コントラスト、階調数
などの各種パラメータを考慮する必要がある。たとえ
ば、全256階調で表現する場合には、1回の色フレー
ム中に256回の表示フレームを挿入する必要があり、
たとえば、色フレームを120Hz〜150Hz(6.
6mS〜8.3mS)と設定した場合には、表示フレー
ムは30KHz〜38KHz(26μS〜33μS)程
度の周波数(時間周期)である。
【0024】2.繰り返し表示方式の基本動作 次に図2を参照しながら、本発明に基づいて構成された
繰り返し表示方式のディスプレイ装置の動作について説
明する。本発明の要旨は、駆動信号に対する液晶の動作
性能が、立ち上がり時には積分特性を示し、立ち下がり
時には微分特性を示すことに着目し、総駆動時間が同じ
であれば、総駆動時間にわたり連続的に液晶を駆動した
結果生じる液晶の動作量よりも、総駆動時間を分割し複
数回にわたり繰り返し液晶を駆動することにより、各駆
動時間に行われた液晶の動作量の積算値の方を高くする
ことにある。
【0025】従来の3色バックライト方式では、動作信
号をTx時間だけオンとし、その間(t0〜t2)液晶
を駆動した後、動作信号をオフとし、液晶を自然減衰さ
せることにより、t0〜t3の表示オン期間を得てい
た。従って、従来の動作信号での液晶の動作量Y1は、
下記の数(1)で表せる。
【0026】
【数1】
【0027】これに対して、繰り返し表示方式では、各
駆動時間(Ta、Tb、…)は短いものの、液晶の立ち
上がり時の動作レスポンスの良好な部分(Y2)を繰り
返し用いているので、従来の方式と総時間数は同じでも
(TX=Ta+Tb+、…、+Tn)、積算された液晶
の動作量Y4としては、従来の液晶動作量Y1よりも大
きな値を得ることができる。すなわち、繰り返し表示方
式での各駆動時間内の液晶の立ち上がり量Y2は下記の
数(2)で表される。
【0028】
【数2】
【0029】また繰り返し表示方式での各駆動時間内の
液晶の立ち下がり量Y3は、下記の数(3)で表され
る。
【0030】
【数3】
【0031】従って、総時間(TX=Ta+Tb+、
…、+Tn)内で得られる液晶の動作の積算量Y4は、
下記の数(4)で表される。以上の結果より、Y4>Y
1となるので、本発明による繰り返し表示方式によれ
ば、同じオン時間であれば、従来の方式よりも遥かに大
きな液晶の動作量を得ることが可能である。すなわち、
図1に即して説明すれば、表示フレームの時間周期を各
駆動時間(Ta、Tb、…+Tn)の合計であるTxと
して設定し、各色フレームの時間周期内で複数回にわた
り繰り返し表示を行うことにより、各色フレーム内で従
来の方式に比較して遥かに高い液晶の動作量を得ること
が可能となる。
【0032】
【数4】
【0033】3.繰り返し表示方式による階調表現 本発明によれば、各色フレーム内での表示フレームによ
る描画回数を調整することにより、表示階調を表現する
ことが可能である。
【0034】すなわち、本発明の繰り返し表示方式によ
れば、図3に示すように、液晶駆動信号のオンオフタイ
ミングを調整することにより、液晶の積算動作量を調整
することが可能となる。たとえば、全ての表示フレーム
において描画を行うことにより液晶の動作を飽和点にま
でに到達させる、全階調の表示を行うことが可能であ
る。またその半分の回数の表示フレームにおいて描画を
行うことにより、液晶の動作を動作効率1にまで到達さ
せることが可能な1/2階調の描画を行うことが可能と
なる。さらにその半分の回数の表示フレームにおいて描
画を行うことにより、液晶の動作を動作効率2にまで到
達させることが可能な1/4階調の描画を行うことがで
きる。このように、本発明によれば、各色フレーム内で
の表示フレームによる描画回数を調整することにより、
表示階調を表現することが可能である。
【0035】なお表示階調を制御する場合には、階調デ
ータに応じて同じ描画情報を複数回読み出して表示を行
うことも可能である。ただし、後述するように階調アド
レスにより管理される描画情報を全階調数だけ予め準備
しておき、階調情報に応じて各描画情報を順次読み出し
て表示を行うことにより、より高速なフレーム応答を得
ることができる。また、後述するように、所定の回数の
表示フレームをセットとして、そのセットの組合わせと
して階調を表示することも可能である。たとえば256
の階調アドレスを有するメモリにより描画情報を管理す
る場合には、256段階の階調データを設定し、その中
から任意の回数の描画情報を読み出すように構成するこ
とも可能であるが、32回分の表示フレームを1セット
として8段階の階調データを構成し、8階調のカラー表
示を行うことも可能である。
【0036】4.システム構成 本発明に基づく繰り返し表示方式によるカラーディスプ
レイ装置のシステム構成の一実施例を図4〜図8に示
す。ただし、当業者であれば、特許請求の範囲に記載さ
れた技術的思想の範囲内において各種システム構成を設
計することが可能であり、それらのシステム構成につい
ても当然に本発明の技術的範囲に属することは言うまで
もない。
【0037】本実施例の構成では、16.6mS毎に入
力されるNTSC方式の通常のコンポジット信号をRG
Bセレクタ10により色分割し、かつ色フレーム毎に
R、G、B各色が周期的に切り替わるRGBシリアルデ
ータに変換した後、A/D変換器12により8ビットの
2値データに変換される。次いで、各色フレームに含ま
れる各色の1画面分の表示データはL/Uセレクタ14
によりそれぞれ上下画面を表す上部画面表示データと下
部画面表示データとに分割され、それぞれデータセレク
タ16U及びデータセレクタ16Dに送られる。たとえ
ば、640×480ドットの表示を行う場合には、上下
各描画領域としてそれぞれ640×240ビットの画面
表示データがデータセレクタ16U、16Dに送られ
る。なお、STNC信号の垂直同期と水平同期とはタイ
ミングデコーダ18によりカウントされ、各種信号の同
期をとるために用いられる。
【0038】さて、データセレクタ16U、16Dに送
られた画像データは、データセレクタ16U、16Dに
より画面上の位置に応じて、第1データバス20U、2
0Dを介して必要な階調数分、たとえば256にパラレ
ルに展開され、アドレスカウンタ22U、22Dから送
られるラインアドレス信号及び階調アドレス信号に応じ
て、データ構成RAM群24U、24Dに展開される。
結果として、1つの映像フレーム分の画像情報に関して
R、G、B各色の色フレームにつき256の階調アドレ
スに管理される640×240ビット分の画像データが
格納されることになる。なお、データ構成RAM群24
U、24Dへの書き込みタイミングについては、図7に
示すような動作タイミングで実施することが可能であ
る。
【0039】この点を図5及び図6を参照しながら詳述
する。なお、図5には、1画素分のメモリ構成が示され
ており、図6には、データ構成RAM群24U、24D
にそれぞれ展開されたデータの配列とデータの内容が示
されている。図5に示すように、1画素分の画像データ
はR、G、B各色について、データセレクタ24から第
1データバス20により階調数に応じて256にパラレ
ルに展開され、それぞれ階調アドレスカウンタ22aに
管理される256の格納位置に格納される。なお、これ
らの画素データの1画面上での位置情報はラインアドレ
スカウンタ22bにより管理されている。このようにし
て、データ構成RAM群24U、24Dには、図6に示
すように、640のデータセレクトエリア及び240の
ラインアドレスにより規定される各画素領域につき、そ
れぞれ256の階調アドレス分だけ、画像情報が展開さ
れ格納されることになる。そして、この様子を模式的に
示したのが図1であり、各画像データが各色フレームに
つき階調分だけ表示フレームとして重ねられて格納され
る様子が示されている。
【0040】以上のようにして、データ構成RAM群2
4U、24Dに格納された画像データは第2データバス
手段26U、26Dにより、ラインカウンタ28U、2
8Dによりカウントされて1回に1ラインずつ240ラ
イン分読み出されて、640×480ドットの表示領域
を有する上下各液晶表示部30U、30Dの各画素を駆
動することが可能である。そして、その際に、本発明に
よる繰り返し表示方式によれば、各画面の階調情報に応
じて、図3に示すように、読み出す画像データが格納さ
れている階調アドレスを指定することにより、必要な数
の画像情報が順次読み出される。このようにシステムを
構成することにより、従来の方式に比較して液晶の動作
量を拡大するとともに、液晶動作の階調化を図り、さら
に表示部への高速の情報転送を実現することが可能であ
る。なお、データ構成RAM群24U、24Dからの読
み出しタイミングについては、図8に示すような動作タ
イミングで実施することが可能である。また、より具体
的な表示動作のタイミングについては、図9を参照しな
がら後述する。
【0041】5.繰り返し表示方式の表示動作タイミン
グ 次に、以上のように構成された、本発明による繰り返し
表示方式を実施可能なシステムの表示動作の一例につい
て、図9に示すタイミングチャートを参照しながら説明
する。なお、図9に示す実施例では、説明を簡略にする
ために、32ドット(4ビット×8クロック)×32ド
ットの描画領域にカラー表示を行うものとする。
【0042】たとえば、100nSのパルス信号をドッ
トクロック信号として制御を行う場合には、1パルス
(100nS)で1ドット分の4ビットのデータ表示を
行うことができるので、32ドットの1ライン分のデー
タ表示させるためには、800nSが必要である。この
ようにして、1ラインずつ32ライン分表示することに
より1画面分の画像情報を表示することが可能であり、
この動作に要する時間周期が本発明によれば表示フレー
ムとして設定されることは既に説明したとおりである。
そして、本実施例の場合は、表示フレームとして25.
6μSが必要である。さらに、本発明によれば、この表
示フレームを256回反復して、6.55mSの色フレ
ームを構成し、描画を繰り返し表示することにより、高
いコントラストを得ることが可能である。また階調を表
現するために、本実施例では、256回分の表示フレー
ムをさらに819.2μS分、32セットの表示フレー
ムごとに8段階の階調データを設定し、階調アドレスに
より描画回数を管理させる構成を採用している。なお、
本実施例では、32回の連続する表示フレームを1セッ
トにして階調データを構成しているが、それぞれ、1+
8n番目、2+8n番目、…8+8n番目(ただし、n
=0、1、…31)ごとの表示フレームを1セットにし
て階調データを構成することも可能であることは言うま
でもない。このようにして、256回分の表示フレーム
によりR、G、B各色の色フレームが構成され、R、
G、B各色の色フレームを1回ずつ表示させることによ
り19.66mS分の映像フレームが構成され、結果的
に、高いコントラストで、所望の階調を有するカラー映
像が、高いレスポンスで表示されるのである。
【0043】なお、以上の実施例では、液晶表示装置
(LCD)を例に挙げて本発明の説明を行ったが、本発
明はかかる実施例に限定されるものではない。本発明
は、3色バックライト方式のあらゆるパネルディスプレ
イに応用することが可能であり、たとえば本願出願人に
かかる磁性流体ディスプレイ(特願平5−191787
号、特願平5−270063号、特願平6−15681
6号)などのパネルディスプレイによりカラー表示を行
う場合にも好適に適用できる。また、本発明方法はST
N方式のLCDに特に好適に採用されるものであるが、
本発明はSTN方式に限らず、TFT方式、ECB方
式、強誘電性方式、フィールド順次方式などの各種方式
のLCDに対しても適用することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に説明するような優れた効果を奏することが可
能である。
【0045】(1)繰り返し表示方式による液晶の動作
速度の高速化 本発明によれば、各色フレーム内で1画面分の画像デー
タを複数回重ね書きし、液晶を間欠的に複数回に分けて
駆動するので、液晶を連続的に駆動した場合に比較し
て、液晶の動作速度を高速化し、大きな動作量を確保
し、結果として短い各色フレーム内で高いコントラスト
の映像を得ることができる。
【0046】(2)繰り返し表示方式の表示回数制御に
よる液晶動作の階調化 本発明によれば、各色フレーム内で1画面分の画像デー
タを重ね書きする回数を調整することにより、短い各色
フレーム内で階調差を表現することが可能である。すな
わち、高い輝度を得たい場合には、繰り返し表示回数を
増やし、より低い輝度で十分な場合には、繰り返し表示
回数を減らすことにより、階調差を表現することができ
る。
【0047】(3)LCDに対する情報転送の高速化 本発明のシステム構成の一実施例によれば、ラインアド
レスとデータセレクタアドレスにより管理される各画素
に関する表示情報を、階調別の表示データとして階調ア
ドレスにより階調化して格納することが可能なメモリ群
を準備している。従って、図10に模式的に示すよう
に、書き込み動作時には、階調アドレスを全アドレス有
効にして、8ビットデータをデコードし、たとえば25
6本のデータバスに展開した後に、ラインドレス(0〜
239)とデータセレクタアドレス(0〜639)の指
定により、各階調アドレスに対応して256ビット分が
パラレルに書き込まれる。これに対して、読み出し動作
時には、データセレクタアドレスを全アドレス有効にし
て、階調アドレス(0〜255)とラインアドレス(0
〜239)の指定により、各ライン分の表示データをパ
ラレルに読み出す。
【0048】以上のように、本発明では、エリアの異な
る3種類のアドレスを、動作別に組み合わせて、パラレ
ルに展開したいデータエリアのアドレスを全アドレス有
効にすることにより、1回のクロックタイミングに同時
に多量なデータを処理することが可能となり、LCDへ
の情報転送速度を高速化し、LCD駆動のレスポンスを
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において採用される映像フレ
ーム、色フレーム、表示フレームの概念を説明する説明
図である。
【図2】本発明による繰り返し表示方式を採用したディ
スプレイ装置の一実施例に関する液晶の動作を説明する
説明図である。
【図3】本発明による繰り返し表示方式を採用したディ
スプレイ装置の一実施例に関する表示階調表現を説明す
る説明図である。
【図4】本発明による繰り返し表示方式を採用したディ
スプレイ装置の駆動回路の一実施例を示すシステム構成
図である。
【図5】図4に示すシステムに適用可能な1画素分のメ
モリ構成を示すシステム構成図である。
【図6】図4に示すシステムに適用可能なメモリ群に展
開されたデータの配列とデータの内容を示す説明図であ
る。
【図7】図4に示すシステムに適用可能なメモリの書き
込み動作のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図8】図4に示すシステムに適用可能なメモリの読み
出し動作のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図9】本発明による繰り返し表示方式を採用したディ
スプレイ装置のさらに別の実施例の表示動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図10】本発明による画像情報の処理方法の概略を示
す説明図である。
【図11】従来の3色バックライト方式の色スイッチの
動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 RGBセレクタ 12 A/D変換器 14 L/Uセレクタ 16 データセレクタ 18 タイミングデコーダ 20 第1データバス 22 アドレスカウンタ 24 データ構成RAM群 26 第2データバス 28 ラインカウンタ 30 液晶表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595138166 トライ ライト インベストメント リミ テッド ホンコン国 カオルーン,ティムシャツ イ,キャントン ロード 30,シルバーコ ード タワーワン ユニット 907 (72)発明者 宮沢 邦明 埼玉県新座市野火止8−12−30−221

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じて駆動されて光透過率が
    変化する複数の画素から構成される表示部と、その画像
    情報に応じてそれぞれ独立にオンオフ制御可能なR、
    G、B各色のバックライト光源とを備えたディスプレイ
    装置において、 カラー画像情報をR、G、B各色の画像情報が所定の時
    間周期で順次切り替わるシリアルデータに変換する手段
    と、 前記各時間周期内のR、G、B各色のシリアルデータを
    それぞれ所定範囲内の複数の画素を駆動するR、G、B
    各色の描画データに変換する手段と、 前記R、G、B各色の描画データに基づいて、前記各時
    間周期内において複数回繰り返して前記所定範囲内にあ
    る複数の画素を駆動する手段と、 を備えたことを特徴とするカラーパネルディスプレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 さらに前記画像情報から獲得される階調
    情報に応じて、前記各時間周期内において前記所定範囲
    内にある複数の画素を駆動する回数を制御する手段を設
    けたことを特徴とする、請求項1に記載のカラーパネル
    ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 画像情報に応じて駆動されて光透過率が
    変化する複数の画素から構成される表示部と、その画像
    情報に応じてそれぞれ独立にオンオフ制御可能なR、
    G、B各色のバックライト光源とを備えたディスプレイ
    装置において、 カラー画像情報をR、G、B各色の画像情報が所定の時
    間周期で順次切り替わるシリアルデータに変換する手段
    と、 前記各時間周期内のR、G、B各色のシリアルデータを
    L個にパラレルに展開する第1データバス手段と、 所定範囲内のM×N個の画素それぞれについて順次、各
    画素に対応するL個のパラレルデータをL個のアドレス
    に同時に書き込むことにより、M×N個の画素情報から
    成るL個の描画データを格納するメモリ手段と、 前記L個の描画データからK個の描画データを選択する
    選択手段と、 前記メモリ手段から、選択されたK個の描画データを、
    それぞれ、M個の画素情報ずつN回に分けて読み出す第
    2データバス手段と、 読み出されたK個の描画データにより所定範囲内のM×
    N個の画素を前記時間周期内においてK回駆動する駆動
    手段と、 を備えたことを特徴とするカラーパネルディスプレイ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、前記画像情報から獲得
    される階調情報に応じて描画データを選択する回数Kを
    決定することを特徴とする、請求項3に記載のカラーパ
    ネルディスプレイ。
  5. 【請求項5】 画像情報に応じて駆動されて光透過率が
    変化する複数の画素から構成される表示部と、その画像
    情報に応じてそれぞれ独立にオンオフ制御可能なR、
    G、B各色のバックライト光源とを備えたディスプレイ
    装置において、 カラー画像情報をR、G、B各色の画像情報が所定の時
    間周期で順次切り替わるシリアルデータに変換する手段
    と、 前記各時間周期内のR、G、B各色のシリアルデータを
    要求される全階調数(L)にパラレルに展開する第1デ
    ータバス手段と、 所定範囲内のM×N個の画素それぞれについて順次、各
    画素に対応するL個のパラレルデータをL個のアドレス
    に同時に書き込むことにより、M×N個の画素情報から
    成るL個の描画データを格納するメモリ手段と、 前記メモリ手段から、読み出す描画データに要求される
    階調数(K)の描画データを、それぞれ、M個の画素情
    報ずつN回に分けて読み出す第2データバス手段と、 読み出されたK個の描画データにより所定範囲内のM×
    N個の画素を前記時間周期内においてK回駆動する駆動
    手段と、 を備えたことを特徴とするカラーパネルディスプレイ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ディスプレイ装置は、STN方式の
    液晶表示装置であることを特徴とする、請求項1、2、
    3、4又は5のいずれかに記載のカラーパネルディスプ
    レイ装置。
  7. 【請求項7】 エリアの異なる少なくとも3つのアドレ
    スを有するメモリを介して画像情報を処理するに際し
    て、パラレルに展開するデータエリアのアドレスのみを
    全アドレス有効にし、残余のアドレスにより指定された
    データをパラレルに処理することを特徴とする、画像情
    報の処理方法。
  8. 【請求項8】 書き込み動作時と読み出し動作時とで、
    全アドレス有効にするデータエリアが異なることを特徴
    とする、請求項7に記載の画像情報の処理方法。
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