JPH08227470A - 媒体取扱い装置 - Google Patents
媒体取扱い装置Info
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- JPH08227470A JPH08227470A JP7058155A JP5815595A JPH08227470A JP H08227470 A JPH08227470 A JP H08227470A JP 7058155 A JP7058155 A JP 7058155A JP 5815595 A JP5815595 A JP 5815595A JP H08227470 A JPH08227470 A JP H08227470A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、高検知精度を維持しながらセンサ
数の削減を図り、しかも媒体取扱い口の内方を投光素子
が明瞭に照明して媒体の取忘れを解消することができる
媒体取扱い装置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、取引媒体を出入許容して一時収納
する媒体取扱い口を備えた媒体取扱い装置であって、上
記媒体取扱い口の内方底部位置に配設した受光素子と、
この受光素子に向けて可視光線を照射し、この照射した
可視光線の照射部分を外方より視認許容するように配設
した投光素子とを備えたことを特徴とする。
数の削減を図り、しかも媒体取扱い口の内方を投光素子
が明瞭に照明して媒体の取忘れを解消することができる
媒体取扱い装置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、取引媒体を出入許容して一時収納
する媒体取扱い口を備えた媒体取扱い装置であって、上
記媒体取扱い口の内方底部位置に配設した受光素子と、
この受光素子に向けて可視光線を照射し、この照射した
可視光線の照射部分を外方より視認許容するように配設
した投光素子とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動取引機の
硬貨出入口で取扱われるような媒体の取扱い装置に関
し、さらに詳しくは媒体検知構造の簡素化と媒体の取忘
れ防止とを図ることができる媒体取扱い装置に関する。
硬貨出入口で取扱われるような媒体の取扱い装置に関
し、さらに詳しくは媒体検知構造の簡素化と媒体の取忘
れ防止とを図ることができる媒体取扱い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、媒体取扱い装置の一例に自動取引
機の硬貨出入口を例にとって説明すると、図6に示すよ
うに、この硬貨出入口61は自動取引に伴って投入/放
出された硬貨62の有無を検知センサで検知している。
このとき、多数枚の硬貨は容易に検知できるが、少数
枚、例えば一枚の場合は検知精度を高める必要があっ
た。
機の硬貨出入口を例にとって説明すると、図6に示すよ
うに、この硬貨出入口61は自動取引に伴って投入/放
出された硬貨62の有無を検知センサで検知している。
このとき、多数枚の硬貨は容易に検知できるが、少数
枚、例えば一枚の場合は検知精度を高める必要があっ
た。
【0003】したがって、硬貨62の少数枚検知を確実
にするために、小スペースに設定した硬貨出入口の底部
に、投光器63aと受光器63bとの一対からなるフォ
トセンサ等の光電検知センサ63を配設して硬貨出入口
61内に残存する硬貨62の少数枚検知を確実にしてい
る。
にするために、小スペースに設定した硬貨出入口の底部
に、投光器63aと受光器63bとの一対からなるフォ
トセンサ等の光電検知センサ63を配設して硬貨出入口
61内に残存する硬貨62の少数枚検知を確実にしてい
る。
【0004】しかし、光電検知センサ63の検知方向を
硬貨出入口61の底面に沿って検知するように構成した
場合は、底面に沿って平面状に収納された硬貨62の厚
さを検知する必要があるため、この小照射面積の硬貨厚
さに対応させて光軸を絞り、また検知長さを短く設定し
て検知出力を確保している。しかしながら、センサ出力
を高くし過ぎると厚さ方向の正確な検知ができなくなる
ため、センサ出力の低下が余儀なくされ、この結果、塵
埃の付着等によって生じたセンサ汚れに対する耐性が低
くなっていた。
硬貨出入口61の底面に沿って検知するように構成した
場合は、底面に沿って平面状に収納された硬貨62の厚
さを検知する必要があるため、この小照射面積の硬貨厚
さに対応させて光軸を絞り、また検知長さを短く設定し
て検知出力を確保している。しかしながら、センサ出力
を高くし過ぎると厚さ方向の正確な検知ができなくなる
ため、センサ出力の低下が余儀なくされ、この結果、塵
埃の付着等によって生じたセンサ汚れに対する耐性が低
くなっていた。
【0005】また、図7に示すように、硬貨出入口71
の底部に反射型光電検知センサ72を配設して硬貨73
を検知するようにした場合は、「硬貨が存在しない場
合」でのセンサ72の投光検知チェックができなかっ
た。また、これらのセンサ63,72は一枚の硬貨を検
知するのに、複数個の検知センサを要してコスト高を誘
引し、また硬貨出入口の内方底部が暗く、外方から見難
いため顧客が硬貨の取忘れを生じることがあった。
の底部に反射型光電検知センサ72を配設して硬貨73
を検知するようにした場合は、「硬貨が存在しない場
合」でのセンサ72の投光検知チェックができなかっ
た。また、これらのセンサ63,72は一枚の硬貨を検
知するのに、複数個の検知センサを要してコスト高を誘
引し、また硬貨出入口の内方底部が暗く、外方から見難
いため顧客が硬貨の取忘れを生じることがあった。
【0006】さらに、硬貨の取忘れ防止対策として、こ
の出入口に照明装置を備え、この照明装置をON/OF
Fして点灯/消灯操作することにより硬貨の有無を顧客
に明瞭に知らせるようにした装置も提供されている(例
えば特開昭63ー149786号参照)。しかし、この
場合は、硬貨検知センサとは別に照明装置を新設する必
要があるためコスト高となる問題を有していた。
の出入口に照明装置を備え、この照明装置をON/OF
Fして点灯/消灯操作することにより硬貨の有無を顧客
に明瞭に知らせるようにした装置も提供されている(例
えば特開昭63ー149786号参照)。しかし、この
場合は、硬貨検知センサとは別に照明装置を新設する必
要があるためコスト高となる問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、高
検知精度を維持しながらセンサ数の削減を図り、しかも
媒体取扱い口の内方を投光素子が明瞭に照明して取引媒
体の取忘れを解消することができる媒体取扱い装置の提
供を目的とする。
検知精度を維持しながらセンサ数の削減を図り、しかも
媒体取扱い口の内方を投光素子が明瞭に照明して取引媒
体の取忘れを解消することができる媒体取扱い装置の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
取引媒体を出入許容して一時収納する媒体取扱い口を備
えた媒体取扱い装置であって、上記媒体取扱い口の内方
底部位置に配設した受光素子と、この受光素子に向けて
可視光線を照射し、この照射した可視光線の照射部分を
外方より視認許容するように配設した投光素子とを備え
たことを特徴とする。
取引媒体を出入許容して一時収納する媒体取扱い口を備
えた媒体取扱い装置であって、上記媒体取扱い口の内方
底部位置に配設した受光素子と、この受光素子に向けて
可視光線を照射し、この照射した可視光線の照射部分を
外方より視認許容するように配設した投光素子とを備え
たことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、一つの光源で共通
照射する共通照射型の投光素子と、複数の受光素子とで
取引媒体を検知することを特徴とする。
照射する共通照射型の投光素子と、複数の受光素子とで
取引媒体を検知することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、取引媒体を検知す
ることに基づいて投光素子の投光出力を切換える投光出
力切換え手段を備えたことを特徴とする。
ることに基づいて投光素子の投光出力を切換える投光出
力切換え手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明によれば、投光素子が媒体取扱い口の
内方底部位置を照射し、これを受光素子が受光したとき
取引媒体「無」を検知し、照射が遮られたとき取引媒体
の「有」を検知する。また、このとき取引媒体の外表面
は投光素子の可視光線で照射するため、この可視光線で
照らされた媒体取扱い口の内方底部位置が明瞭に視認許
容される。
内方底部位置を照射し、これを受光素子が受光したとき
取引媒体「無」を検知し、照射が遮られたとき取引媒体
の「有」を検知する。また、このとき取引媒体の外表面
は投光素子の可視光線で照射するため、この可視光線で
照らされた媒体取扱い口の内方底部位置が明瞭に視認許
容される。
【0012】また、共通照射型の投光素子を用いれば、
この一つの光源だけで複数の受光素子に共通照射して取
引媒体を検知動作することができる。
この一つの光源だけで複数の受光素子に共通照射して取
引媒体を検知動作することができる。
【0013】さらに、取引媒体の検知動作に連動して、
投光出力切換え手段により投光出力を、例えば点滅/高
輝度のように切換えれば、取引媒体の有無を一層明瞭に
知らせることができる。
投光出力切換え手段により投光出力を、例えば点滅/高
輝度のように切換えれば、取引媒体の有無を一層明瞭に
知らせることができる。
【0014】
【発明の効果】このように、媒体取扱い口の内方底部位
置に受光素子を配設して、この上面側に介在させる取引
媒体の大きな外表面の照射面積を検知する構成のため、
センサの光軸を絞るような制限や検知長さを短縮するよ
うな制限を受けなくなり、このセンサの出力を十分に確
保できる。このため、センサ汚れ等に対するセンサの耐
性が高くなり、このセンサ性能の低下を回避することが
できる。また、反射型の検知センサでないため、センサ
の投光検知チェックが可能となる。また、投光素子は可
視光線で照明兼用に照射するため、媒体取扱い口の内方
底部位置を明るく照らして見易くなり、取引媒体の有無
を媒体取扱い者が明瞭に視認することができる。このた
め、取引媒体の取忘れ等の発生が低減し、また複数の受
光素子に対し、一光源の投光素子だけで照射して検知動
作することができるため、投光素子数の削減を図って低
コスト化することができる。さらに、硬貨の有無によっ
て投光素子の出力を点滅出力や高輝度出力に切換えれ
ば、取引媒体の存在の有無が一層明瞭化し、取引媒体の
取忘れを完全に解消することができる。
置に受光素子を配設して、この上面側に介在させる取引
媒体の大きな外表面の照射面積を検知する構成のため、
センサの光軸を絞るような制限や検知長さを短縮するよ
うな制限を受けなくなり、このセンサの出力を十分に確
保できる。このため、センサ汚れ等に対するセンサの耐
性が高くなり、このセンサ性能の低下を回避することが
できる。また、反射型の検知センサでないため、センサ
の投光検知チェックが可能となる。また、投光素子は可
視光線で照明兼用に照射するため、媒体取扱い口の内方
底部位置を明るく照らして見易くなり、取引媒体の有無
を媒体取扱い者が明瞭に視認することができる。このた
め、取引媒体の取忘れ等の発生が低減し、また複数の受
光素子に対し、一光源の投光素子だけで照射して検知動
作することができるため、投光素子数の削減を図って低
コスト化することができる。さらに、硬貨の有無によっ
て投光素子の出力を点滅出力や高輝度出力に切換えれ
ば、取引媒体の存在の有無が一層明瞭化し、取引媒体の
取忘れを完全に解消することができる。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は硬貨処理機11に装備される硬貨出入口
12の一例を示し、この硬貨出入口12は上方より硬貨
13を出入許容して入出金取引を許容するものであっ
て、この硬貨出入口12は通常、上面開口部をシャッタ
14で閉鎖して入出金取引待機し、入出金取引時に、こ
の内方に連通する入出金経路15および硬貨の鑑別、入
出金、回収等の各種の処理を行う各処理部16〜22に
より硬貨の取引処理を行う。
述する。図1は硬貨処理機11に装備される硬貨出入口
12の一例を示し、この硬貨出入口12は上方より硬貨
13を出入許容して入出金取引を許容するものであっ
て、この硬貨出入口12は通常、上面開口部をシャッタ
14で閉鎖して入出金取引待機し、入出金取引時に、こ
の内方に連通する入出金経路15および硬貨の鑑別、入
出金、回収等の各種の処理を行う各処理部16〜22に
より硬貨の取引処理を行う。
【0016】図2は硬貨出入口12の縦断面図を示し、
この硬貨出入口12は上面開口部を大きく、また内方底
部位置を小さく形成したお椀形状を有し、このお椀形状
を有することによって、上方からの硬貨13の受入れを
容易にし、また受入れた硬貨を内方の中央底部位置の小
面積の位置に自然に集まるようにし、これにより受入れ
た硬貨13を上方から容易に見れるようにしている。
この硬貨出入口12は上面開口部を大きく、また内方底
部位置を小さく形成したお椀形状を有し、このお椀形状
を有することによって、上方からの硬貨13の受入れを
容易にし、また受入れた硬貨を内方の中央底部位置の小
面積の位置に自然に集まるようにし、これにより受入れ
た硬貨13を上方から容易に見れるようにしている。
【0017】また、硬貨出入口12の上縁部内面にはラ
ンプ等の投光素子23…を、その照射方向を底部に向け
て周設し、この照射方向の底板開口部24…にはホトト
ランジスタ等の受光素子25…を臨ませて配設し、この
場合、投光素子23に照明兼用の可視光線を発光するラ
ンプを用いて硬貨出入口12の内方を明瞭に視認許容し
ている。そして、底部に向けて投光された投光を受光素
子25が受光して硬貨「無」を検知し、照射が遮られた
とき硬貨の「有」を検知している。
ンプ等の投光素子23…を、その照射方向を底部に向け
て周設し、この照射方向の底板開口部24…にはホトト
ランジスタ等の受光素子25…を臨ませて配設し、この
場合、投光素子23に照明兼用の可視光線を発光するラ
ンプを用いて硬貨出入口12の内方を明瞭に視認許容し
ている。そして、底部に向けて投光された投光を受光素
子25が受光して硬貨「無」を検知し、照射が遮られた
とき硬貨の「有」を検知している。
【0018】このように、硬貨出入口12の硬貨検知に
際しては、上方から下方に向けて照射して内方底部位置
に介在する硬貨13の円面全体を平面的に捉えて大きな
照射面積を検知する構成のため、センサ出力に制限を受
けなくなり、センサの出力を十分に確保することができ
る。また、このとき照射された硬貨13の円形外表面は
投光素子23の可視光線で照明兼用に照射しているた
め、この可視光線で照らされた硬貨出入口12の内方底
部位置を明るく明瞭に視認することができ、それゆえ硬
貨出入口12の内方底部に残存する硬貨が少なくても確
実に視認することができる。
際しては、上方から下方に向けて照射して内方底部位置
に介在する硬貨13の円面全体を平面的に捉えて大きな
照射面積を検知する構成のため、センサ出力に制限を受
けなくなり、センサの出力を十分に確保することができ
る。また、このとき照射された硬貨13の円形外表面は
投光素子23の可視光線で照明兼用に照射しているた
め、この可視光線で照らされた硬貨出入口12の内方底
部位置を明るく明瞭に視認することができ、それゆえ硬
貨出入口12の内方底部に残存する硬貨が少なくても確
実に視認することができる。
【0019】図3は硬貨出入口12の制御回路ブロック
図を示し、CPU31はROM32に格納されたプログ
ラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データをR
AM33で読出し可能に記憶する。
図を示し、CPU31はROM32に格納されたプログ
ラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データをR
AM33で読出し可能に記憶する。
【0020】硬貨出入口制御部34は、硬貨13の入出
金取引内容に従ってシャッタ14を開閉制御し、また硬
貨出入口12から入金硬貨を内部に取込み可能に反転動
作させる。
金取引内容に従ってシャッタ14を開閉制御し、また硬
貨出入口12から入金硬貨を内部に取込み可能に反転動
作させる。
【0021】搬送制御部35は、同様に硬貨13の入出
金取引内容に従って硬貨出入口12に連通する内方の入
出金経路15および各処理部16〜22を駆動制御す
る。
金取引内容に従って硬貨出入口12に連通する内方の入
出金経路15および各処理部16〜22を駆動制御す
る。
【0022】また、CPU31は投光素子23の出力を
通常の照射出力だけでなく、点滅出力あるいは高輝度出
力して切換えるように構成した場合は、硬貨13の存在
の有無を一層明瞭化して顧客に知らせることができ、硬
貨13の取忘れを完全に解消することができる。
通常の照射出力だけでなく、点滅出力あるいは高輝度出
力して切換えるように構成した場合は、硬貨13の存在
の有無を一層明瞭化して顧客に知らせることができ、硬
貨13の取忘れを完全に解消することができる。
【0023】このように構成された硬貨出入口12に、
今、硬貨の取忘れが発生しやすい一枚の硬貨13が残存
している場合、この硬貨出入口12の内方を投光素子2
3が可視光線で照明兼用に明瞭に照らすため、この硬貨
出入口12の内方は底部位置を明るく照らして外方から
見易くなり、硬貨取扱い者は硬貨13の有無を明瞭に視
認できる。このため、硬貨取忘れの発生が確実に低減
し、残留硬貨の発生による差金事故が的確に解消され
る。
今、硬貨の取忘れが発生しやすい一枚の硬貨13が残存
している場合、この硬貨出入口12の内方を投光素子2
3が可視光線で照明兼用に明瞭に照らすため、この硬貨
出入口12の内方は底部位置を明るく照らして外方から
見易くなり、硬貨取扱い者は硬貨13の有無を明瞭に視
認できる。このため、硬貨取忘れの発生が確実に低減
し、残留硬貨の発生による差金事故が的確に解消され
る。
【0024】また、視認性を高めるため硬貨出入口12
の内面を鏡面壁にすることもでき、この場合は可視光線
の反射効率が高まり、より一層明るく見易くなる。さら
に、反射型センサでなく、投光/受光して硬貨の有無を
検知する検知構成のため、投光検知チェックを容易に行
うことができる。
の内面を鏡面壁にすることもでき、この場合は可視光線
の反射効率が高まり、より一層明るく見易くなる。さら
に、反射型センサでなく、投光/受光して硬貨の有無を
検知する検知構成のため、投光検知チェックを容易に行
うことができる。
【0025】図4はこの発明の他の実施例の硬貨出入口
41を示し、この硬貨出入口41は断面コ形状の硬貨収
納部を有し、この側面の一側に硬貨42を出入許容する
側面開口部43を開口し、上面中央部にランプ等の可視
光線で照射する1個の投光素子44を配設し、下面に底
板開口部45…を介してホトトランジスタ等の受光素子
46…を配設している。
41を示し、この硬貨出入口41は断面コ形状の硬貨収
納部を有し、この側面の一側に硬貨42を出入許容する
側面開口部43を開口し、上面中央部にランプ等の可視
光線で照射する1個の投光素子44を配設し、下面に底
板開口部45…を介してホトトランジスタ等の受光素子
46…を配設している。
【0026】このように、複数の受光素子46…に対
し、一光源の1個の投光素子44を配置するだけで検知
動作することができるため、投光素子数を削減して低コ
スト化を図ることができる。
し、一光源の1個の投光素子44を配置するだけで検知
動作することができるため、投光素子数を削減して低コ
スト化を図ることができる。
【0027】上述のように、硬貨出入口の内方底部に位
置させる硬貨の平面的な円形外表面のを照射検知する構
成のため、センサの光軸を絞ったり、検知長さを短縮す
るような制限を受けなくなり、この検知センサの出力を
十分に確保できる。このため、センサ汚れ等に対するセ
ンサの耐性が高くなり、センサ性能の低下を回避するこ
とができる。また、反射型の検知センサでないためセン
サの投光検知チェックが可能となる。
置させる硬貨の平面的な円形外表面のを照射検知する構
成のため、センサの光軸を絞ったり、検知長さを短縮す
るような制限を受けなくなり、この検知センサの出力を
十分に確保できる。このため、センサ汚れ等に対するセ
ンサの耐性が高くなり、センサ性能の低下を回避するこ
とができる。また、反射型の検知センサでないためセン
サの投光検知チェックが可能となる。
【0028】また、投光素子は可視光線で照明兼用に照
射するため、硬貨出入口の内方底部位置を明るく照らし
て見易くなり、硬貨の有無を硬貨取扱い者は明瞭に視認
することができる。このため、硬貨取忘れの発生が低減
し、また複数の受光素子に対し、一光源の投光素子だけ
で照射検知できるため、投光素子数の削減を図って低コ
スト化することができる。さらに、硬貨の有無によって
投光素子の出力を点滅出力や高輝度出力に切換えれば、
硬貨の存在の有無が一層明瞭化し、硬貨の取忘れを完全
に解消することができる。
射するため、硬貨出入口の内方底部位置を明るく照らし
て見易くなり、硬貨の有無を硬貨取扱い者は明瞭に視認
することができる。このため、硬貨取忘れの発生が低減
し、また複数の受光素子に対し、一光源の投光素子だけ
で照射検知できるため、投光素子数の削減を図って低コ
スト化することができる。さらに、硬貨の有無によって
投光素子の出力を点滅出力や高輝度出力に切換えれば、
硬貨の存在の有無が一層明瞭化し、硬貨の取忘れを完全
に解消することができる。
【0029】図5は紙幣処理装置51の紙幣出入口52
に適用した場合を示し、この紙幣出入口52は紙幣53
を出入許容して入出金取引するものであって、この紙幣
出入口52は通常、上面開口部をシャッタ54で閉鎖し
て入出金取引待機し、入出金取引時に、この内方に連通
する入出金搬送系55および収納処理系56により紙幣
の取引処理を行う。
に適用した場合を示し、この紙幣出入口52は紙幣53
を出入許容して入出金取引するものであって、この紙幣
出入口52は通常、上面開口部をシャッタ54で閉鎖し
て入出金取引待機し、入出金取引時に、この内方に連通
する入出金搬送系55および収納処理系56により紙幣
の取引処理を行う。
【0030】この場合、紙幣出入口52は紙幣53を立
姿で出入して収納する構成にしているため、投受光方向
はこの紙幣の照射面積が広くとれる水平方向に沿って投
光素子57と受光素子58を配設して、紙幣の53の有
無を検知する。
姿で出入して収納する構成にしているため、投受光方向
はこの紙幣の照射面積が広くとれる水平方向に沿って投
光素子57と受光素子58を配設して、紙幣の53の有
無を検知する。
【0031】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の媒体取扱い装置は、実施例の硬
貨処理機11と紙幣処理装置51に対応し、以下同様
に、取引媒体は、硬貨13,42と紙幣53に対応し、
媒体取扱い口は、硬貨出入口12,41と紙幣出入口5
2に対応し、投光出力切換え手段は、CPU31に対応
するも、この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定
されるものではない。
応において、この発明の媒体取扱い装置は、実施例の硬
貨処理機11と紙幣処理装置51に対応し、以下同様
に、取引媒体は、硬貨13,42と紙幣53に対応し、
媒体取扱い口は、硬貨出入口12,41と紙幣出入口5
2に対応し、投光出力切換え手段は、CPU31に対応
するも、この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【図1】この発明の硬貨処理機を示す内部構成図。
【図2】この発明の硬貨出入口の内部照射状態を示す縦
断面図。
断面図。
【図3】この発明の硬貨出入口の制御回路ブロック図。
【図4】この発明の他の実施例の硬貨出入口の内部照射
状態を示す縦断面図。
状態を示す縦断面図。
【図5】この発明の他の実施例の紙幣処理装置を示す内
部構成図。
部構成図。
【図6】従来の硬貨出入口の底部照射状態の一例を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図7】従来の硬貨出入口に反射型光電検知センサを用
いた場合の縦断面図。
いた場合の縦断面図。
11…硬貨処理機 12,41…硬貨出入口 13,42…硬貨 23,44,57…投光素子 25,46,58…受光素子 31…CPU 51…紙幣処理装置 52…紙幣出入口 53…紙幣
Claims (3)
- 【請求項1】取引媒体を出入許容して一時収納する媒体
取扱い口を備えた媒体取扱い装置であって、上記媒体取
扱い口の内方底部位置に配設した受光素子と、上記受光
素子に向けて可視光線を照射し、この照射した可視光線
の照射部分を外方より視認許容するように配設した投光
素子とを備えた媒体取扱い装置。 - 【請求項2】投光素子は、複数の受光素子に一つの光源
で共通照射する共通照射型に設定した請求項1記載の媒
体取扱い装置。 - 【請求項3】投光素子には、取引媒体を検知することに
基づいて投光出力を切換える投光出力切換え手段を備え
た請求項1または2記載の媒体取扱い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058155A JPH08227470A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 媒体取扱い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058155A JPH08227470A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 媒体取扱い装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227470A true JPH08227470A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=13076112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7058155A Pending JPH08227470A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 媒体取扱い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08227470A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299875A (ja) * | 2008-09-12 | 2008-12-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP2009059306A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Glory Ltd | 貨幣処理機 |
JP2012160121A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Toshiba Tec Corp | 硬貨処理装置 |
JP2012164151A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Toshiba Tec Corp | 硬貨処理装置 |
JP2013020639A (ja) * | 2012-09-28 | 2013-01-31 | Glory Ltd | 貨幣処理機 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP7058155A patent/JPH08227470A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009059306A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Glory Ltd | 貨幣処理機 |
JP2008299875A (ja) * | 2008-09-12 | 2008-12-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP2012160121A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Toshiba Tec Corp | 硬貨処理装置 |
JP2012164151A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Toshiba Tec Corp | 硬貨処理装置 |
JP2013020639A (ja) * | 2012-09-28 | 2013-01-31 | Glory Ltd | 貨幣処理機 |
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