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JPH08227238A - 転写・搬送装置 - Google Patents

転写・搬送装置

Info

Publication number
JPH08227238A
JPH08227238A JP7032507A JP3250795A JPH08227238A JP H08227238 A JPH08227238 A JP H08227238A JP 7032507 A JP7032507 A JP 7032507A JP 3250795 A JP3250795 A JP 3250795A JP H08227238 A JPH08227238 A JP H08227238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
roller
transfer belt
bias voltage
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7032507A
Other languages
English (en)
Inventor
Itaru Matsuda
格 松田
Yuko Harasawa
祐子 原沢
Koichi Ishii
宏一 石井
Satoshi Takano
聡 高野
Akio Kutsuwada
昭夫 轡田
Haruji Mizuishi
治司 水石
Noriyuki Itou
伯志 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7032507A priority Critical patent/JPH08227238A/ja
Publication of JPH08227238A publication Critical patent/JPH08227238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾンの発生を極力抑えることができ、且つ
転写紙の剥離時に生じるトナー像の乱れを防止すること
ができて、安定して良好な画像が得られること。 【構成】 像担持体1に当接し、駆動ローラ5と従動ロ
ーラ4に支張された転写ベルト6と、前記像担持体1の
回転に合わせて、転写紙を像担持体1と前記転写ベルト
6との当接部へ送り出すレジストローラ10とを備えた
転写・搬送装置において、前記レジストローラ10の少
なくとも一本に、バイアス電圧を印加して、レジストロ
ーラ10通過後の転写紙の転写面を前記転写の極性と逆
極性に帯電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やプリンタ等
の画像形成装置に用いられ、転写ベルトによって像担持
体上のトナー像の転写を行う転写・搬送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、転写ベルトに転写バイアス電
圧を印加して、感光体上のトナー画像に転写紙を直接接
触させて転写する接触方式の転写・搬送装置は公知であ
る。この接触タイプの転写・搬送装置は、従来の他の転
写方式に比べて、オゾンの発生が少なく、電源容量が小
さくて済み、転写紙の分離搬送性能が良好、等の利点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の転写・搬送装置においては、転写紙を転写ベルトか
ら分離する際、転写によって帯電した転写紙の剥離放電
によって、転写されたトナー画像が乱れてしまう異常画
像が生じ易いという問題点があった。特に、この異常画
像は、低湿の環境条件で転写紙が高抵抗の場合(両面コ
ピー、OHPシート)に生じやすい。この対策として、
特開昭63−83778号公報等に開示されているよう
に、転写紙が転写ベルトから分離するまでの間に、コロ
トロン、針、あるいはブラシ等の除電部材を配置して、
これにACやDCの高電圧を印加し、コロナ放電で帯電
した転写紙を除電する方法があるが、この場合は、オゾ
ンの発生が伴ってくるという問題点があった。また、こ
こで前記除電部材に印加する電圧を0、又は低電圧にす
れば、オゾン発生量は低減できるが、除電が均一に安定
してできないため、剥離時のトナー像乱れが解消できな
くなる。そこで、この発明は上述した従来の問題点を解
消して、オゾンの発生を極力抑えることができて、転写
紙の剥離時に生じるトナー像の乱れを防止することがで
き、安定して良好な画像が得られる転写・搬送装置を提
供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、請求項1では、駆動ローラと従動ローラに支張
されていて、トナー像を担持した像担持体に当接し、そ
の体積抵抗率が5×108から5×1010Ω・cmである
転写ベルトと、前記像担持体の回転に合わせて、転写紙
を像担持体と前記転写ベルトとの当接部へ送り出すレジ
ストローラとを備え、前記転写ベルトに転写バイアス電
圧を印加すると共に、前記当接部に転写紙を通過させて
前記トナー像の転写を行う転写・搬送装置において、前
記レジストローラの少なくとも一本に、バイアス電圧を
印加して、レジストローラ通過後の転写紙の転写面を前
記転写の極性と逆極性に帯電させること、また、請求項
2では、前記レジストローラの少なくとも一本の表面
を、レジストローラ通過後の前記転写紙の転写面が転写
の極性と逆極性になるような摩擦帯電特性を有する絶縁
材料で形成したこと、また、請求項3では、前記バイア
ス電圧の印加は、両面あるいは合成コピーモード時に行
うようにしたことである。
【0005】
【作用】したがって、請求項1では、レジストローラの
少なくとも一本に、バイアス電圧を印加して、レジスト
ローラ通過後の転写紙の転写面を前記転写の極性と逆極
性に帯電させることにより、転写バイアス出力に影響さ
れずにトナー像乱れが防止される。また、請求項2で
は、前記レジストローラの少なくとも一本の表面は、絶
縁材料で被覆されているため、レジストローラ通過後の
前記転写紙の転写面が転写の極性と逆極性になり、レジ
ストローラにバイアス電圧を印加することなく、転写出
力に影響されずにトナー像乱れが防止される。また、請
求項3では、前記レジストローラへのバイアス電圧の印
加は、両面あるいは合成コピーモード時に行うことによ
り、特に、トナー像乱れの発生し易い時にバイアス電圧
を印加することなり、請求項1と同様の作用がある。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において、像担持体である感光体ドラム1
に近接あるいは接触して、転写紙Pの分離爪18、図示
しないクリーニング装置、除電ランプ、露光手段、現像
装置、そして転写前除電ランプ(PTL)15、転写ベ
ルトユニット19が配置されている。転写ベルトユニッ
ト19は、図2にも示すように、駆動ローラ5と従動ロ
ーラ4によって支張された転写ベルト6と、転写バイア
スローラ11、アース板13等から成っており、駆動ロ
ーラ5は図示しない駆動モータと連結する歯車5bを有
していて、従動ローラ4の表面形状は、軸方向において
両端4aが先細のテーパ状に形成され、転写ベルト6の
片寄りを防止するようになっている。
【0007】転写ベルト6の内面側には、転写バイアス
電圧を印加する転写バイアスローラ11が、その移動方
向において従動ローラ4の下流側に、又、電流をアース
に流す接触板であるアース板13が、転写紙P搬送面で
ない下側の従動ローラ4の近傍にそれぞれ接触配置され
ている。転写バイアスローラ11には高圧電源12が、
アース板13には転写制御板14がそれぞれ接続され、
高圧電源12と転写制御板14も電気的に接続されてい
る。駆動ローラ5は、駆動の際の転写ベルト6に対する
グリップ力を高める機能からEDPMゴム、クロロプレ
ンゴム、あるいはシリコンゴム等の材質が選択されてい
る。転写ベルト6は、無端状のベルトで、図3に示すよ
うに、内側層6aと表面層6bとから成る2層構造で構
成されており、JISK6911に準拠した測定による
電気抵抗がDC100V印加時において、表面層6bの
表面抵抗が1×109〜1×1012Ωで、内側層6aの
電気抵抗が1×107〜1×109Ω、その体積抵抗率が
5×108〜5×1010Ω・cmのものを使用する。従動
ローラ4は、金属等の導電性のローラであるが、前述し
たような電気抵抗の転写ベルト6を支持しているだけで
あり、電気的には他の導電部材とは直接接続されてはい
ない。
【0008】また、転写ベルト6は、図1に示すよう
に、制御板8aからの信号により作動するDCソレノイ
ド8に連結された押し上げレバー9によって支持体7が
押されることにより、駆動ローラ5の支持軸5aを支点
として回動し、感光体ドラム1に当接するようになって
いる。さらに、駆動ローラ5に転写ベルト6を介して当
接し、転写ベルト6の清掃を行うクリーニングブレード
16aが配置され、その下側に回収コイル16bを内蔵
したトナー受け16が配置されている。さらに、転写紙
Pの搬送方向Aの搬送路上、転写ベルト6の上流側にレ
ジストローラ上10aとレジストローラ下10bから成
るレジストローラ10が、又転写ベルト6の後流側に、
加熱ローラ17aと加圧ローラ17bから成る定着装置
17がそれぞれ配置されている。
【0009】なお、転写ベルトユニット19は、図4に
示すように、装置本体3に対して着脱自在に設けられて
おり、クリーニングブレード16aを有するクリーニン
グ装置16やバイアスローラ11に電圧を印加する高圧
電源12は、装置本体3に設けられている。上記構成に
おいて、図示しないハロゲンランプにより照射された原
稿は、前記露光手段により感光体ドラム1に投影され
る。この際、光の強弱により感光体ドラム1上のマイナ
ス電荷が消え、静電潜像が形成される。次に、前記現像
装置によって感光体ドラム1上の静電潜像にトナーを付
着させ可視像(トナー像)を形成する。現像装置の現像
スリーブには感光体ドラム1の帯電電位より低いマイナ
スのバイアス電圧が印加されており、現像キャリアの撹
拌によってプラスに正帯電したトナーを、感光体ドラム
1上の潜像に付着させ像を形成している。その後、PT
L15によって転写前の感光体ドラム1を全面露光し、
表面電位を低下させて転写効率を向上させている。
【0010】転写工程においては、レジストローラ10
まで搬送され、待機していた転写紙Pは、図5に示すよ
うに、感光体ドラム1上のトナー像とタイミングを合わ
せてレジストローラ10より矢印A方向に送り出され
る。それと共に、転写ベルト6も、転写紙Pの先端が感
光体ドラム1と転写ベルト6の当接部の近傍まで来たと
同時に、押し上げレバー9により押し上げられて、感光
体ドラム1に当接する。この時、当接部には幅4mm〜
8mmのニップ部Bが形成される。転写紙Pがニップ幅
Bに進入すると転写バイアス電圧が転写バイアスローラ
11に印加され、転写ベルト6上には感光体ドラム1上
のトナーの極性と逆の極性の電荷が付与されて転写が行
われる。この時、アース板13は、ニップ部Bの上流側
において転写紙Pへ電荷注入するのを抑える。
【0011】この実施例では、図6に示すように、表面
が−800Vに帯電した感光体ドラム1にプラスのトナ
ーを現像させ、PTL15により感光体ドラム1上の表
面電位を低下させてから、転写バイアスローラ11に−
1.5Kv〜−6.5Kvの電圧をかけてトナーを転写紙
Pに転写する。同図において、帯電電荷の大きさを丸印
の大きさによって表してあり、PTL15によって帯電
電荷が少なくなっている状態は、除電前を示す丸印より
小さく示されている。
【0012】転写条件としては、図1及び図2にも示す
ように、高圧電源12から出力された出力電流値をI1
とし、転写ベルト6を介してアース板13よりアース側
へ流れる帰還電流値をI2とした時、I1−I2=Iout
(Ioutは定数)となるようにI1の値を制御する。この
実施例の場合のIoutは、搬送速度330mm/sec、有
効バイアスローラ長310mmにおいて、Iout=−3
5μA±5μAに設定した場合に良好な転写が得られ
た。尚、感光体ドラム1側に流れる電流Ioutの値は、
一義的なものではなく、搬送速度が遅い場合には減ら
し、反対に搬送速度が早い時やPTL15を用いない場
合には増やすことになる。
【0013】転写バイアスローラ11により転写バイア
ス電圧が印加されると転写紙Pが帯電し、感光体ドラム
1のトナー像が転写紙Pに転写されると同時に、転写ベ
ルト6上の真電荷と転写紙Pの分極電荷とにより静電気
力を発生して、転写紙Pは転写ベルト6上に吸着され、
感光体ドラム1より離れる。転写搬送される転写紙P
は、アース板13から転写ベルト6を介して徐々に除電
され、帯電量が緩和される。そして、静電吸着力が弱ま
った転写紙Pは、駆動ローラ5の位置で転写ベルト6か
ら分離する。
【0014】これら一連の動作が終了すると、押し上げ
レバー9が解除され、転写ベルト6は感光体ドラム1か
ら離れる。これは、転写ベルト6と感光体ドラム1との
長期接触による感光体ドラム1の汚染を防止するためで
ある。この際、搬送中の転写ベルト6は、転写紙P上に
転写されずに飛散したトナーや、直接転写ベルト6上に
付着した残留トナー及び転写紙Pから出る紙粉も存在し
ている。これらは駆動ローラ5に当接しているクリーニ
ングブレード16aによって掻き取られ、トナー受け1
6に落下する。トナー受け16に捕集された紙粉やトナ
ーは、回収コイル16bによって転写ベルトユニット1
9からコピー機本体の図示しない廃トナー回収ボトルに
搬送される。一方、転写後において、感光体ドラム1上
に残留しているトナーは前記クリーニング装置で掻き落
とされる。最後に、クリーニング後の感光体ドラム1上
の残留電荷を消去するため、前記除電ランプによって全
面露光を行い、次のコピーに備える。
【0015】次に、転写紙Pが転写ベルト6から剥離す
る際に、トナー像の乱れが生じる理由について説明す
る。帯電した電荷量Qの転写紙Pが転写ベルト6から分
離する際に、転写紙Pと転写ベルト6との空隙が増すに
つれて空隙の静電容量Cが減少するため、V=Q/Cの
関係から、空隙間の電位Vが上昇すると、パッシェンの
法則により、ある電位と空隙の関係で放電を起こすこと
から、ベルト分離部6cでも放電を起こし、その放電の
結果、トナー像が乱れてしまうものである。転写紙Pが
低湿度や高抵抗紙でなければ、ベルト分離部6cに至る
までに転写紙Pの電荷が自己除電や漏洩によって減衰し
て電荷量Qが下がり、放電するレベルに至らない。これ
らの放電現象は、放電を起こす空隙が広い程、トナー像
の乱れ方も形状的に大きくなる。
【0016】また、転写紙Pの転写直後の感光体ドラム
1からの分離部でも高電界下にあるため、上述したよう
な剥離放電が生じ、その結果、転写ベルト6に吸着した
転写紙Pの表面には転写と逆極性の電荷が転移する。そ
こで、レジストローラ10にバイアス電圧を印加する実
施例について、図7を参照して説明する。同図におい
て、レジストローラ上10a(以後、上ローラ10aと
言う)は、芯金10a1に絶縁材料として中抵抗ゴム1
0a2を被覆して成り、芯金10a1にプラスのバイアス
電圧が印加される。この中抵抗ゴム10a2は、EPD
Mゴムに導電材料としてカーボンブラックを分散させた
もので、体積固有抵抗が105〜1010Ω・cmの特性を
有しており、ゴム層の厚みは、0.5〜3.0mmであ
る。このゴム材料としては、クロロプレンゴム、ウレタ
ンゴム、エピクロルヒドリンゴム等であっても良い。
【0017】レジストローラ下10b(以後、下ローラ
10bと言う)は金属ローラから成る。この構成におい
て、図8に示すように、上ローラ10aの回転するタイ
ミング(同図は、2回連続してコピーを行った場合を示
す)に同期して、上ローラ10aに+500〜2000
Vのプラスのバイアス電圧を印加する。この結果、転写
紙Pの転写面がプラス極性(転写極性と逆極性)に帯電
され、転写バイアス出力を規定しなくてもベルト分離部
6cでの放電が抑制される。なお、逆に、上ローラ10
aを金属ローラ、下ローラ10bを中抵抗ゴムローラと
して、上ローラ上10aにバイアス電圧を印加しても良
い。また、上ローラ10aへのバイアス電圧印加は、両
面コピー又は合成コピーモードに実施し、トナー像乱れ
の発生しにくい通常モード時には、同バイアス印加を行
わないようにする。これにより、通常時にバイアス電圧
を印加することによる影響、例えば、転写電流値の補正
の必要性や、バイアスリークの危険性等が避けられる。
【0018】また、図9に示すように、上ローラ10a
の芯金10a1を、絶縁材料であるテトラフルオロエチ
レン(PTFE)10a2’で被覆する構成にすること
もできる。PTFE10a2’は、さらにコーティング
又はチューブにて被覆されている。このPTFEの他に
もマイナス側に強い摩擦帯電特性を有するものであれば
同様に用いることができる。この構成において、転写紙
Pが給送された時、上ローラ10aのPTFE10
2’と転写紙Pとの摩擦帯電により、転写紙Pの転写
面はプラス(転写極性と逆極性)に帯電される。特に、
この帯電は、図示しない両面トレイから再給紙された時
に顕著となる。この結果、転写バイアス出力を規定しな
くても、ベルト分離部6cでの放電が抑えられる。な
お、以上の実施例においては、レジストローラ10を用
いた例を示したが、図示しない両面コピートレイの再給
紙ローラ等を用いて、前記バイアス電圧印加や前記PT
EF処理を施すことによっても同様の効果を期待でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、レジストローラの少なくとも一本に、バイアス電圧
を印加して、レジストローラ通過後の転写紙の転写面を
前記転写の極性と逆極性に帯電させるので、オゾンの発
生が少なく、転写バイアス出力に影響されずにトナー像
乱れを防止することができ、安定して良好な画像を得る
ことができる。また、請求項2によれば、前記レジスト
ローラの少なくとも一本の表面を、レジストローラ通過
後の前記転写紙の転写面が転写の極性と逆極性になるよ
うな摩擦帯電特性を有する絶縁材料で被覆したので、バ
イアス電圧を印加することなく、簡単な構成により請求
項1と同様な効果を奏するものである。また、請求項3
では、前記バイアス電圧の印加は、両面あるいは合成コ
ピーモード時に行うので、トナー像乱れの発生し易い時
にバイアス電圧を印加することなり、請求項1と同様の
効果を奏すると共に、両面あるいは合成コピーモード時
以外の時にもバイアス印加を行った時に生じる、転写電
流の補正の必要性や、バイアスリークの危険性を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の転写・搬送装置を示す全体
概略構成図である。
【図2】転写ベルトユニットを示す平面図である。
【図3】転写ベルトの構成を示す断面図である。
【図4】転写ベルトユニットを取り外した状態を示す斜
視図である。
【図5】転写・搬送装置の動作を示す説明図である。
【図6】転写・搬送装置の転写時の電荷状態を示す説明
図である。
【図7】絶縁材料で被覆したレジストローラを示す構成
図である。
【図8】レジストローラへのバイアス電圧印加のタイミ
ングを示すタイムチャートである。
【図9】PTFEで被覆したレジストローラを示す構成
図である。
【符号の説明】
1 像担持体 4 従動ローラ 5 駆動ローラ 6 転写ベルト 10 レジストローラ 10a2,10a2’ 絶縁材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 聡 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 轡田 昭夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 伯志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ローラと従動ローラに支張されてい
    て、トナー像を担持した像担持体に当接し、その体積抵
    抗率が5×108から5×1010Ω・cmである転写ベル
    トと、前記像担持体の回転に合わせて、転写紙を像担持
    体と前記転写ベルトとの当接部へ送り出すレジストロー
    ラとを備え、前記転写ベルトに転写バイアス電圧を印加
    すると共に、前記当接部に転写紙を通過させて前記トナ
    ー像の転写を行う転写・搬送装置において、 前記レジストローラの少なくとも一本に、バイアス電圧
    を印加して、レジストローラ通過後の転写紙の転写面を
    前記転写の極性と逆極性に帯電させることを特徴とする
    転写・搬送装置。
  2. 【請求項2】前記レジストローラの少なくとも一本の表
    面を、レジストローラ通過後の前記転写紙の転写面が転
    写の極性と逆極性になるような摩擦帯電特性を有する絶
    縁材料で形成したことを特徴とする請求項1記載の転写
    ・搬送装置。
  3. 【請求項3】前記バイアス電圧の印加は、両面あるいは
    合成コピーモード時に行うことを特徴とする請求項1記
    載の転写・搬送装置。
JP7032507A 1995-02-21 1995-02-21 転写・搬送装置 Pending JPH08227238A (ja)

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JP (1) JPH08227238A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546217B2 (en) 1999-02-26 2003-04-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Photosensitive member cartridge
US7184678B2 (en) 2003-12-19 2007-02-27 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus with improved separatability of transfer material
EP4468085A1 (en) * 2023-05-12 2024-11-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (6)

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