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JPH08226799A - 弾道弾撃破装置 - Google Patents

弾道弾撃破装置

Info

Publication number
JPH08226799A
JPH08226799A JP3237695A JP3237695A JPH08226799A JP H08226799 A JPH08226799 A JP H08226799A JP 3237695 A JP3237695 A JP 3237695A JP 3237695 A JP3237695 A JP 3237695A JP H08226799 A JPH08226799 A JP H08226799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
arms
view
branch
opened
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3237695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Oba
秀幸 大羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3237695A priority Critical patent/JPH08226799A/ja
Publication of JPH08226799A publication Critical patent/JPH08226799A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飛しょう体の胴体又は翼の表面部にヒンジに
よって取り付けられ、通常時に収納されているアームを
備え、飛来する弾道弾に遭遇する直前に同アームを飛し
ょう体の進行方向にほぼ直角の方向へ開き、同アームに
よって上記弾道弾に衝突してそれを撃破する弾道弾撃破
装置において、弾道弾に対する飛しょう体の直撃範囲を
拡大し、撃破性能の向上を図る。 【構成】 上記アームに、同アームの長手方向とは異な
る方向で、且つ同アームが開かれた時、飛しょう体の進
行方向にほぼ直角となる枝状部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾道弾撃破用飛しょう体
に搭載する弾道弾撃破装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾道弾を撃破することを目的とす
る飛しょう体においては、直撃範囲を拡大するためにア
ームを開いて接触範囲を拡大する方式が用いられてい
る。
【0003】図6は胴体表面に設置した棒状アームを開
く方式を採用した飛しょう体の二面図であり(a)は正
面図、(b)は側面図である。図において1は胴体、2
は棒状アームである。棒状アームは胴体にヒンジを用い
て結合され、収納時は胴体表面に沿って胴体表面の内側
に折りたたまれ、開放時には胴体に対して直角となる位
置へ開かれる。
【0004】図7は翼面に板状アームを設置して広げる
方式を採用した例の図であり、(a)は翼部の斜視図、
(b)は板状アーム開放時の飛しょう体正面図、(c)
は板状アーム収納時の飛しょう体正面図である。図にお
いて、1は胴体、3は翼、4は板状アームである。この
板状アームは、翼にヒンジを用いて結合され、収納時に
は翼面内に収納され、開放時にはそれぞれ所定角度に開
いて固定される。
【0005】弾道弾を撃破するには、機体または翼によ
って弾道弾に直接衝突することが衝突エネルギーの点か
ら望ましいが、しかし、胴体や翼だけで衝突するには非
常に高い誘導精度が必要である。そこで上記の方法が考
案された。図6及び図7に示してあるようにアームを開
いた分だけ衝突範囲が拡大し、その分、誘導精度に対す
る要求が緩和される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した棒状アー
ムを開く方式ではアームが棒状なのでアームの先端程、
円周方向のアーム間隔が広くなり、弾道弾に接触する可
能性が低下するという問題がある。この対策としては、
アームの本数を増加させることが挙げられるが、サイド
スラスタの噴出口等があり、アームを設置できない場合
がある。
【0007】図7に示した翼面に板状アームを設置する
方式では翼スパン長(翼の付け根から翼先端までの長
さ)で、アームの長さが制限され、十分に長いアームを
取付けることができないといった問題がある。
【0008】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、弾
道弾に対する飛しょう体の直撃範囲を拡大した弾道弾撃
破装置を提供し、撃破性能を向上させようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、飛しょう体の胴体又は翼の表面部に
ヒンジによって取り付けられ、通常時に収納されている
アームを備え、飛来する弾道弾に遭遇する直前に同アー
ムを飛しょう体の進行方向にほぼ直角の方向へ開き、同
アームによって上記弾道弾に衝突してそれを撃破する弾
道弾撃破装置において、上記アームに、同アームの長手
方向とは異なる方向で、且つ同アームが開かれた時、飛
しょう体の進行方向にほぼ直角となる枝状部を設けたこ
とを特徴とする弾道弾撃破装置に関するものである。
【0010】
【作用】本発明は枝付きアームを弾道弾と遭遇する直前
に開傘させることで、飛しょう体と弾道弾の直撃範囲を
拡大し、撃破性能を向上するものである。胴体に枝付き
アームを設置する方式ではアーム先端部等に枝状部を設
けることによって、従来のアーム間隔が広いという問題
を解決できる。翼面に枝付きアームを設置する方式で
は、主となるアームを翼の対角線上に設置することで、
従来の板状アーム方式よりアームを長くできる。また、
さらに枝付きとすることで直撃範囲を拡大している。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る飛しょう体
の図であり、(a)はアームを開いた状態の正面図、
(b)は同じ状態の側面図、(c)はアームを閉じた状
態の正面図、(d)は同じ状態の側面図である。図にお
いて、1は胴体、2はアーム、3は翼、5はアームの先
端に設けられているT字形状の枝である。アーム開放状
態図(a),(b)において、アームは8本あり、胴体
から放射状に配置してあり、その先端はT字形状であ
る。翼も撃破能力を有するので前方視において、翼とア
ームが重ならない位置にアームを配置している。次にア
ーム格納状態図(c),(d)において、アームは飛し
ょう体の胴体表面を利用して格納される。アーム先端の
枝部(T字形部)は胴体形状に合わせて円弧状になって
いる。また、枝部(T字形部)の長さを極力長くするた
めに、枝部は前後2段に交互に格納されている。目標と
の会合直前まではアームは格納しておく。会合直前にロ
ックを解除し、バネもしくは少量の炸薬によってアーム
を放出する。アームはヒンジで支持されており、前方か
らの空気力を受けて開く。
【0012】図2は上記第1実施例の他の形状の図であ
り、(a)はアーム開放時の正面図、(b)は同側面
図、(c)はアーム収納時の正面図、(d)は同側面図
である。本例は飛しょう体の胴体にサイドスラスタ6が
設けられている場合の例である。本例はサイドスラスタ
の噴出口が胴体の回りに90°毎に配置されている場合
であり、サイドスラスタの噴出口を避けて枝付き(T字
形)アームを設置できることが示されている。
【0013】図3は本発明の第2実施例に係る飛しょう
体の図であり、(a)はアームを開いた状態の正面図、
(b)は同じ状態の側面図、(c)はアームを閉じた状
態の正面図、(d)は同じ状態の側面図である。図にお
いて、1は胴体、2はアーム、3は翼、5はアームの先
端に設けられているT字形状の枝である。
【0014】本実施例においては、枝付きアームは16
本設置されている。アーム格納時には、アーム先端の枝
部(T字形部)は前後3段に格納されている。機能とし
ては第1実施例と同じであるが、第1実施例と比べアー
ムの本数を増加させた分、円周方向のアーム間隔が狭く
なり、直撃範囲が拡大する。
【0015】図4は上記第1実施例、第2実施例に用い
られる枝付きアームの種々な構造を示す斜視図である。
これらは枝付きアームによる直撃範囲を拡大させるため
のものである。図4(a),(b)はアームの枝部(T
字形部)を胴体格納時には折りたたんでおき、アームを
開いた時に枝部を開く方式である。図4(c)は、アー
ム枝部(T字形部)を円弧状ではなく直線状にし、かつ
2重構造にすることによって、開傘時に枝部を伸ばす方
式である。図4(d)はアームを2重構造にすることに
よってアームをその長さ方向に伸ばす方式である。
(d)と上記(a),(b),(c)と組み合わせると
さらに直撃範囲が拡大する。
【0016】図5は本発明の第3実施例を示す図であ
り、(a)は枝付きアームを備えた翼部の斜視図、
(b)は枝付きアームを広げた時の飛しょう体の正面
図、(c)は枝付きアームを収納した時の飛しょう体の
正面図である。図において、1は胴体、3は翼、7は枝
付きアームである。枝付きアームは主となる棒状アーム
8とそれに付設された枝9とからなっている。枝付きア
ームは翼片面に1個づつで、一枚の翼について計2個設
置されている。本実施例では図5(a)に示した様に翼
の対角線上にアーム8を配置することによってアームの
長さを確保している。
【0017】枝付きアームは、目標との会合直前まで翼
面に格納しておき、会合直前にロックを解除し、バネも
しくは少量の炸薬によって放出する。枝付きアームはヒ
ンジで支持されており、前方からの空気力を受けて開
く。
【0018】
【発明の効果】本発明の弾道弾撃破装置においては、上
記アームに、同アームの長手方向とは異なる方向で、且
つ同アームが開かれた時、飛しょう体の進行方向にほぼ
直角となる枝状部を設けてあるので、弾道弾に対する飛
しょう体の直撃範囲が広大し、撃破性能が向上する。ま
た、飛しょう体への装置の搭載性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る飛しょう体の図であ
り、(a)はアームを開いた状態の正面図、(b)は同
側面図、(c)はアームを閉じた状態の正面図、(d)
は同側面図である。
【図2】上記第1実施例の他の形状の図であり、(a)
はアームを開いた状態の正面図、(b)は同側面図、
(c)はアームを閉じた状態の正面図、(d)は同側面
図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る飛しょう体の図であ
り、(a)はアームを開いた状態の正面図、(b)は同
側面図、(c)はアームを閉じた状態の正面図、(d)
は同側面図である。
【図4】上記第1実施例、第2実施例に用いられる枝付
きアームの種々な構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す図であり、(a)は
枝付きアームを備えた翼部の斜視図、(b)は枝付きア
ームを広げた時の飛しょう体の正面図、(c)は枝付き
アームを収納した時の飛しょう体の正面図である。
【図6】胴体に設けられたアームを開いた時の従来の飛
しょう体の二面図であり、(a)は正面図、(b)は側
面図。
【図7】翼面に板状アームを備えた従来の飛しょう体の
図であり、(a)は翼部の斜視図、(b)は板状アーム
を広げた時の正面図、(c)は板状アームを閉じた時の
正面図である。
【符号の説明】
1 胴体 2 棒状アーム 3 翼 4 板状アーム 5 T字形枝部 6 サイドスラスター 7 枝付きアーム 8 主アーム 9 枝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛しょう体の胴体又は翼の表面部にヒン
    ジによって取り付けられ、通常時に収納されているアー
    ムを備え、飛来する弾道弾に遭遇する直前に同アームを
    飛しょう体の進行方向にほぼ直角の方向へ開き、同アー
    ムによって上記弾道弾に衝突してそれを撃破する弾道弾
    撃破装置において、上記アームに、同アームの長手方向
    とは異なる方向で、且つ同アームが開かれた時、飛しょ
    う体の進行方向にほぼ直角となる枝状部を設けたことを
    特徴とする弾道弾撃破装置。
JP3237695A 1995-02-21 1995-02-21 弾道弾撃破装置 Withdrawn JPH08226799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237695A JPH08226799A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 弾道弾撃破装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237695A JPH08226799A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 弾道弾撃破装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08226799A true JPH08226799A (ja) 1996-09-03

Family

ID=12357243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3237695A Withdrawn JPH08226799A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 弾道弾撃破装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08226799A (ja)

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