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JPH08224631A - 線条材の曲げ加工装置 - Google Patents

線条材の曲げ加工装置

Info

Publication number
JPH08224631A
JPH08224631A JP7033576A JP3357695A JPH08224631A JP H08224631 A JPH08224631 A JP H08224631A JP 7033576 A JP7033576 A JP 7033576A JP 3357695 A JP3357695 A JP 3357695A JP H08224631 A JPH08224631 A JP H08224631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear material
bending
clamp
linear
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7033576A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Fukunaga
実 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP7033576A priority Critical patent/JPH08224631A/ja
Publication of JPH08224631A publication Critical patent/JPH08224631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 線条材の曲げ加工形状の変更を、段取り替え
等の作業を必要とせずに容易に行える線条材の曲げ加工
装置を提供する。 【構成】 線条材3を一方向に送込む線条材送込み機構
5と、線条材3の送込み方向の先で線条材3をクランプ
する線条材主クランプ具13と、線条材主クランプ具1
3より線条材3の送込み方向の先で線条材主クランプ具
13に隣接して配置されて線条材3をクランプ部24で
クランプした状態でクランプ部24を回転して線条材3
を曲げる線条材曲げ機構23と、線条材3の送込み方向
に向かって線条材主クランプ具13の手前の位置で線条
材3を切断する線条材切断機構19とを備えた構造とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用電気接
続箱内で電気回路を構成する配線等に使用する円形断面
の線材や矩形断面の条材等の線条材を曲げ加工する用途
等に使用する線条材の曲げ加工装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の線条材の曲げ加工装置
は、治具プレート上の溝に線条材を押え込んで、その溝
の形状に沿わせることにより該線条材の曲げ加工を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな線条材の曲げ加工装置では、線条材の曲げ加工の際
にその形状に合わせた治具が必要になるため、その形状
を変更する時には治具プレートの段取り替え等の作業が
必要になり、線条材の曲げ加工形状の変更が容易でな
く、作業能率が悪い問題点があった。
【0004】本発明の目的は、線条材の曲げ加工形状の
変更を、段取り替え等の作業を必要とせずに容易に行え
る線条材の曲げ加工装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る線条材の曲
げ加工装置は、線条材を一方向に送込む線条材送込み機
構と、前記線条材の送込み方向の先で該線条材をクラン
プする線条材主クランプ具と、該線条材主クランプ具よ
り前記線条材の送込み方向の先で該線条材主クランプ具
に隣接して配置されて前記線条材をクランプ部でクラン
プした状態で該クランプ部を回転して該線条材を曲げる
線条材曲げ機構と、前記線条材の送込み方向に向かって
前記線条材主クランプ具の手前の位置で該線条材を切断
する線条材切断機構とを備えていることを特徴とする。
【0006】この場合、前記線条材曲げ機構を搭載して
いて前記クランプ部の位置を前記線条材の送込み方向に
対して直交する方向に移動する線条材曲げ機構用移動機
構を設けることが好ましい。
【0007】
【作用】このような線条材の曲げ加工装置は、線条材送
込み機構で線条材を一方向に所定寸法だけ送込み、この
線条材の送込み方向の先で該線条材を線条材主クランプ
具でクランプすると共に、該線条材主クランプ具より線
条材の送込み方向の先で該線条材主クランプ具に隣接し
て配置された線条材曲げ機構のクランプ部で該線条材を
クランプする。かかる状態で、該クランプ部を回転して
該線条材を所要の角度曲げる。
【0008】このようにして曲げ加工を行うと、線条材
の曲げ加工形状の変更を、段取り替え等の作業を必要と
せずに容易に行うことができる曲げ加工が終了した線条
材の末端を線条材切断機構で切断する。
【0009】この場合、線条材曲げ機構を搭載していて
そのクランプ部の位置を線条材の送込み方向に対して直
交する方向に移動する線条材曲げ機構用移動機構を設け
ていると、該線条材曲げ機構用移動機構の移動によりク
ランプ部の位置を線条材の送込み方向に対して直交する
方向に所要の距離移動し、その位置でクランプ部で線条
材をクランプし、線条材曲げ機構によりクランプ部を回
転して該線条材の別の箇所を所要の角度曲げる操作を行
うことができる。このため線条材送込み機構で線条材を
送らずに線条材の別の箇所の曲げを行うことができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明に係る線条材の曲げ加工装置
の一実施例を示したものである。本実施例の線条材の曲
げ加工装置は、線条材サプライ部1に配置された線条材
ロール2から繰り出される線条材3がローラ式ガイド4
を経て線条材送込み機構5に送込まれるようになってい
る。該線条材送込み機構5は、線条材3をクランプする
線条材送りクランプ具6と、該線条材送りクランプ具6
を開閉操作する線条材送りクランプ具開閉シリンダ7
と、該線条材送りクランプ具開閉シリンダ7を支持した
スタンド8と、線条材送りクランプ具6の前後でスタン
ド8上に立設されていて線条材3をサポートする線条材
サポート具9,10と、スタンド8を介して線条材送り
クランプ具6と線条材送りクランプ具開閉シリンダ7と
線条材サポート具9,10とを線条材3の送り方向に移
動する線条材送り方向移動機構部11とを備えた構造に
なっている。該線条材送り方向移動機構部11は作業台
12上を移動するようになっている。
【0011】線条材3の送込み方向の先で該線条材3を
クランプできるように線条材主クランプ具13が配置さ
れている。該線条材主クランプ具13は、線条材主クラ
ンプ具開閉シリンダ14で開閉操作を受けるようになっ
ている。該線条材主クランプ具開閉シリンダ14は、作
業台12上に立設されたスタンド15に支持されてい
る。
【0012】また、線条材3の送り方向に対して線条材
主クランプ具13の手前で該線条材3をクランプできる
ように、線条材補助クランプ具16が配置されている。
該線条材補助クランプ具16は、線条材補助クランプ具
開閉シリンダ17で開閉操作を受けるようになってい
る。該線条材補助クランプ具開閉シリンダ17は、スタ
ンド15に支持されている。また、スタンド15には、
線条材3を線条材補助クランプ具16や線条材主クラン
プ具13に正しく送込めるようにガイドするガイド手段
としての位置合せチューブ18が支持されている。
【0013】線条材主クランプ具13と線条材補助クラ
ンプ具16との間の位置に対応して、曲げ加工が終了し
た線条材3の末端を切断する線条材切断機構19が配置
されている。該線条材切断機構19は、線条材主クラン
プ具13と線条材補助クランプ具16との間で刃20
a,20bで切断する切断治具21と、該切断治具21
の刃20a,20bのいずれか一方または双方を駆動す
る切断治具操作シリンダ22とを備えて構成されてい
る。該切断治具操作シリンダ22は、作業台12上に支
持されている。
【0014】線条材主クランプ具13より線条材3の送
込み方向の先で該線条材主クランプ具13に隣接した位
置には、該線条材3を曲げる線条材曲げ機構23が配置
されている。該線条材曲げ機構23は、線条材3をクラ
ンプするクランプ部24と、該クランプ部24を開閉操
作するクランプ部開閉シリンダ25と、該クランプ部開
閉シリンダ25を回転自在に支持するブラケット26
と、該ブラケット26に支持されていて該クランプ部開
閉シリンダ25を介してクランプ部24を垂直軸の回り
に回転するクランプ部回転シリンダ27とを備えて構成
されている。
【0015】線条材曲げ機構23は、昇降機構28で昇
降されるようになっている。該昇降機構28は、縦向き
のスタンド29と、該スタンド29に支持された昇降ガ
イド30と、該昇降ガイド30にガイドされて線条材曲
げ機構23を昇降させる昇降治具31とを備えて構成さ
れている。
【0016】該昇降機構28の下の作業台12上には、
該昇降機構28を介して線条材曲げ機構23のクランプ
部24の位置を線条材3の送込み方向に対して直交する
方向に移動する線条材曲げ機構用移動機構32が設けら
れている。
【0017】次に、このような線条材の曲げ加工装置に
よる線条材3の曲げ操作について、該図1及び図2
(A)〜(D)を参照して説明する。
【0018】線条材送りクランプ具6,線条材補助クラ
ンプ具16,線条材主クランプ具13,クランプ部24
を図1の状態で総て開の状態にしておく。また、刃20
a,20bも開の状態にしておく。
【0019】かかる状態で、線条材送りクランプ具6を
閉にして線条材3をクランプした状態で、線条材送り方
向移動機構部11をクランプ部24側に所要距離移動さ
せることにより、線条材3を所要距離前進移動させる。
これにより曲げ加工すべき線条材3の先端部は、位置合
せチューブ18でガイドされて線条材補助クランプ具1
6の間と、刃20a,20bの間と、線条材主クランプ
具13の間と、線条材曲げ機構23のクランプ部24の
間とを通り、図2(A)に示すように、クランプ部24
から所要長さ突出される。
【0020】線条材送り方向移動機構部11の送り動作
が停止されると、線条材補助クランプ具16と線条材主
クランプ具13とクランプ部24とを閉にし、これらで
線条材3をそれぞれクランプする。
【0021】クランプが終了すると、クランプ部回転シ
リンダ27の駆動により線条材曲げ機構23が垂直軸の
回りに所要角度、この場合には図2(B)に示すように
90度回転し、このときのクランプ部24の回転により該
クランプ部24にクランプされている線条材3を90度曲
げる。
【0022】この90度曲げが終了すると、線条材送りク
ランプ具6,線条材補助クランプ具16,線条材主クラ
ンプ具13,クランプ部24を総て開の状態に戻し、線
条材送り方向移動機構部11を元の位置に戻すと共に、
昇降機構28を作動させて線条材曲げ機構23を下降さ
せ、下降位置でクランプ部回転シリンダ27を逆駆動さ
せてクランプ部24を図2(C)に示すように元に姿勢
に戻す。
【0023】この状態で、線条材送りクランプ具6を閉
にして線条材3をクランプした状態で、線条材送り方向
移動機構部11をクランプ部24側に所要の曲げピッチ
だけ移動させる。
【0024】次いで、昇降機構28を作動させて線条材
曲げ機構23を上昇させてクランプ部24間に線条材3
が通る状態にする。
【0025】次に、線条材補助クランプ具16と線条材
主クランプ具13とクランプ部24とを閉にし、これら
で線条材3をそれぞれクランプする。
【0026】クランプが終了すると、クランプ部回転シ
リンダ27の逆駆動により線条材曲げ機構23が垂直軸
の回りに前回とは逆回りに所要角度、この場合には図2
(D)に示すように90度回転し、このときのクランプ部
24の回転により該クランプ部24にクランプされてい
る線条材3を90度前回とは逆向きに曲げる。
【0027】このような線条材3の送りと曲げを繰り返
すことにより、線条材3を例えば図3に示すように曲げ
加工することができる。
【0028】曲げが終了した線条材3は、切断治具操作
シリンダ22の駆動により切断治具21の刃20a,2
0bを相互に接近する方向に移動させて切断する。線条
材3の切断治具21による切断時には、切断箇所の両側
で線条材3を線条材主クランプ具13と線条材補助クラ
ンプ具16でクランプした状態で行う。
【0029】この場合の線条材3の曲げピッチは、例え
ば図4における一方向への曲げピッチA,A´,A´´
…、その反対方向への曲げピッチB,B´,B´´…
は、線条材送り方向移動機構部11による線条材3の送
り長さで決定することができる。
【0030】また、線条材3の曲げは、図2(B)の状
態で、クランプ部24が開になった後で、線条材曲げ機
構用移動機構32を線条材3の送り方向に対して直交す
る方向に所要の曲げピッチだけ、曲り状態にある線条材
3の先端側部分に沿って移動させ、停止した位置でクラ
ンプ部24を閉にしてクランプ部回転シリンダ27の逆
駆動により線条材曲げ機構23を垂直軸の回りに前回と
は逆回りに所要角度、この場合には線条材3を90度前回
とは逆向きに曲げることにより行うこともできる。この
ような曲げは、線条材3の剛性がある程度大きいときに
有効である。
【0031】このように線条材曲げ機構23を線条材3
の送り方向に対して直交する方向に線条材曲げ機構用移
動機構32で移動させると、線条材送り方向移動機構部
11を停止させた状態でも曲げピッチの設定を行うこと
ができる。
【0032】線条材3としては、裸線のみならず、被覆
線でもよいことは勿論である。
【0033】また、線条材3の曲げ角度は、90度に限定
されるものではなく、適宜な角度に曲げることも容易で
ある。
【0034】なお、線条材3をクランプ部24でクラン
プして線条材曲げ機構23を一方向に90度回転して該線
条材3を90度曲げ、クランプ部24のクランプを外して
該線条材曲げ機構23を下降させ、かかる状態で該線条
材3を線条材送込み機構5で所要の曲げピッチだけ送
り、しかる後、線条材曲げ機構23を上昇させてクラン
プ部24で該線条材3をクランプし、該線条材曲げ機構
23を前回と同じに一方向に90度回転して該線条材3を
90度曲げると、該線条材3をコ字状に曲げることもでき
る。
【0035】図5(A)(B)は、線条材3を円弧状に
曲げる線条材曲げ機構23の例を示したものである。こ
の場合の線条材曲げ機構23においては、クランプ部2
4の一方の把持片に一体に円弧曲げ治具33が設けら
れ、クランプ部回転シリンダ27でクランプ部24を回
転する回転軸34の先端側にクランク部34aが設けら
れてクランプ部24が円弧運動をできるように構成さ
れ、ブラケット26にはクランク部34aの円弧運動を
許容するように円弧長孔35が設けられた構造になって
いる。
【0036】このような線条材曲げ機構23において
は、図5(A)に示すようにクランプ部24で線条材3
をクランプした状態でクランプ部回転シリンダ27によ
り回転軸34を矢印方向に回転すると、線条材3は円弧
曲げ治具33の円弧面33aに図5(B)に示すように
巻き付けられて、円弧状に曲げられる。
【0037】図6及び図7は、前述したようにして曲げ
加工して得た曲げ成形線条材3aを電気接続箱36に組
み込む過程を示したものである。この電気接続箱36
は、図6に示すように、複数層の絶縁板37上にそれぞ
れ複数のバスバー回路導体38が配置された積層体から
なり、各バスバー回路導体38にはその端部を直角に立
ち上げて通常端子38aまたはV溝端子38bを設け、
下層の通常端子38aまたはV溝端子38bはそれより
上層の絶縁板37を貫通させて表面に露出させた構造に
なっている。これら中の特定の2つのV溝端子38bの
V溝に曲げ成形線条材3aを図7に示すように圧入して
電気的接続を行う。
【0038】なお、線条材3の曲げピッチの設定を線条
材送込み機構5のみで行う場合には、線条材曲げ機構用
移動機構32を省略される。この場合には、昇降機構2
8は作業台12上に直接設置されることになる。
【0039】以上説明した本発明の主な態様を挙げる
と、下記の通りである。
【0040】(1) 線条材を一方向に送込む線条材送
込み機構と、前記線条材の送込み方向の先で該線条材を
クランプする線条材主クランプ具と、該線条材主クラン
プ具より前記線条材の送込み方向の先で該線条材主クラ
ンプ具に隣接して配置されて前記線条材をクランプ部で
クランプした状態で該クランプ部を回転して該線条材を
曲げる線条材曲げ機構と、前記線条材の送込み方向に向
かって前記線条材主クランプ具の手前の位置で該線条材
を切断する線条材切断機構とを備えていることを特徴と
する線条材の曲げ加工装置。
【0041】(2) 前記線条材曲げ機構は、昇降機構
で昇降されるようになっていることを特徴とする第1項
に記載の線条材の曲げ加工装置。
【0042】(3) 前記線条材曲げ機構が前記昇降機
構を介して搭載されていて前記クランプ部の位置を前記
線条材の送込み方向に対して直交する方向に移動する線
条材曲げ機構用移動機構を備えていることを特徴とする
第2項に記載の線条材の曲げ加工装置。
【0043】(4) 前記線条材曲げ機構は、前記クラ
ンプ部と、該クランプ部を開閉操作するクランプ部開閉
シリンダと、該クランプ部開閉シリンダを介して前記ク
ランプ部を垂直軸の回りに回転するクランプ部回転シリ
ンダとを有して構成されていることを特徴とする第1項
〜第3項のいずれか1つに記載の線条材の曲げ加工装
置。
【0044】(5) 前記線条材の送込み方向に向かっ
て前記線条材切断機構の刃位置の手前の位置で該線条材
をクランプする線条材補助クランプ具が配置されている
ことを特徴とする第1項〜第4項のいずれか1つに記載
の線条材の曲げ加工装置。
【0045】(6)前記線条材の送込み方向に向かって
前記線条材補助クランプ具の手前の位置で該線条材が該
前記線条材補助クランプ具と後続の前記線条材主クラン
プ具と前記クランプに正しく供給されるようにガイドす
るガイド手段が設けられていることを特徴とする第5項
に記載の線条材の曲げ加工装置。
【0046】(7) 前記線条材曲げ機構は、前記クラ
ンプ部における一方の把持片に一体に円弧曲げ治具が設
けられ、前記クランプ部を前記クランプ部開閉シリンダ
と共にクランプ部回転シリンダで回転する回転軸の先端
側にクランク部が設けられて前記クランプ部が円弧運動
をできるように構成された構造になっていることを特徴
とする第1項〜第6項のいずれか1つに記載の線条材の
曲げ加工装置。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る線条材の曲げ加工装置によ
れば、下記のような優れた効果を得ることができる。
【0048】(A)線条材をクランプ部でクランプした
状態で該クランプ部を回転して該線条材を曲げる線条材
曲げ機構を備えているので、線条材をクランプ部でクラ
ンプする位置を変えてから該クランプ部を回転して曲げ
ることにより線条材の曲げ加工形状の変更を行うことが
でき、このため線条材の曲げ加工形状の変更を段取り替
え等の作業を必要とせずに容易に行うことができる。
【0049】(B)線条材を一方向に送込む線条材送込
み機構の存在により、該線条材を容易に加工位置まで送
込むことができる。
【0050】(C)線条材曲げ機構に隣接して線条材主
クランプ具が配置されているので、該線条材主クランプ
具で線条材をクランプした状態で線条材曲げ機構による
線条材の曲げを行えるので、線条材の曲げ加工を該線条
材の材質に拘らず容易に行うことができる。
【0051】(D)線条材曲げ機構を搭載していてその
クランプ部の位置を線条材の送込み方向に対して直交す
る方向に移動する線条材曲げ機構用移動機構を設ける
と、該線条材曲げ機構用移動機構の移動によりクランプ
部の位置を線条材の送込み方向に対して直交する方向に
所要の距離移動し、その位置でクランプ部で線条材をク
ランプし、線条材曲げ機構によりクランプ部を回転して
該線条材の別の箇所を所要の角度曲げる操作を行うこと
ができ、このため線条材送込み機構で線条材を送らずに
線条材の別の箇所の曲げを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線条材の曲げ加工装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】(A)〜(D)は図1に示す装置で線条材の曲
げ加工を行う工程図である。
【図3】図1に示す装置で線条材に複数回の曲げ加工が
加えられた状態を示す斜視図である。
【図4】線条材の曲げピッチの種々の例を示す説明図で
ある。
【図5】(A)(B)は本実施例で線条材に円弧状曲げ
を行う線条材曲げ機構による曲げ工程を示す斜視図であ
る。
【図6】電気接続箱に曲げ成形線条材を組み込む前の状
態を示す斜視図である。
【図7】電気接続箱に曲げ成形線条材を組み込んだ状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 線条材サプライ部 2 線条材ロール 3 線条材 3a 曲げ成形線条材 4 ローラ式ガイド 5 線条材送込み機構 6 線条材送りクランプ具 7 線条材送りクランプ具開閉シリンダ 8 スタンド 9,10 線条材サポート具 11 線条材送り方向移動機構部 12 作業台 13 線条材主クランプ具 14 線条材主クランプ具開閉シリンダ 15 スタンド 16 線条材補助クランプ具 17 線条材補助クランプ具開閉シリンダ 18 位置合せチューブ(ガイド手段) 19 線条材切断機構 20a,20b 刃 21 切断治具 22 切断治具操作シリンダ 23 線条材曲げ機構 24 クランプ部 25 クランプ部開閉シリンダ 26 ブラケット 27 クランプ部回転シリンダ 28 昇降機構 29 スタンド 30 昇降ガイド 31 昇降治具 32 線条材曲げ機構用移動機構 33 円弧曲げ治具 33a 円弧面 34 回転軸 34a クランク部 35 円弧長孔 36 電気接続箱 37 絶縁板 38 バスバー回路導体 38a 通常端子 38b V溝端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線条材を一方向に送込む線条材送込み機
    構と、前記線条材の送込み方向の先で該線条材をクラン
    プする線条材主クランプ具と、該線条材主クランプ具よ
    り前記線条材の送込み方向の先で該線条材主クランプ具
    に隣接して配置されて前記線条材をクランプ部でクラン
    プした状態で該クランプ部を回転して該線条材を曲げる
    線条材曲げ機構と、前記線条材の送込み方向に向かって
    前記線条材主クランプ具の手前の位置で該線条材を切断
    する線条材切断機構とを備えていることを特徴とする線
    条材の曲げ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記線条材曲げ機構を搭載していて前記
    クランプ部の位置を前記線条材の送込み方向に対して直
    交する方向に移動する線条材曲げ機構用移動機構を備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の線条材の曲げ
    加工装置。
JP7033576A 1995-02-22 1995-02-22 線条材の曲げ加工装置 Pending JPH08224631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7033576A JPH08224631A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 線条材の曲げ加工装置

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JP7033576A JPH08224631A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 線条材の曲げ加工装置

Publications (1)

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JPH08224631A true JPH08224631A (ja) 1996-09-03

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ID=12390367

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