JPH08224226A - 手の反応能力測定装置 - Google Patents
手の反応能力測定装置Info
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- JPH08224226A JPH08224226A JP7059826A JP5982695A JPH08224226A JP H08224226 A JPH08224226 A JP H08224226A JP 7059826 A JP7059826 A JP 7059826A JP 5982695 A JP5982695 A JP 5982695A JP H08224226 A JPH08224226 A JP H08224226A
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定者が手を用いて、所定のプログラムに
従って、押しボタンを操作することで、該操作時におけ
る手(指先や手の平等)の反応能力を測定できる手の反
応能力測定装置を提供する。 【構成】 被測定者の手の反応能力を測定するための手
の反応能力測定装置であって、複数個の押しボタンと、
被測定者に押しボタンを指または手で押すための押し順
情報を認識させる押し順情報認識付与手段と、押し順情
報に沿った平均的データまたは被測定者が平常時に押し
順情報に従って押しボタンを押して得られた平常時デー
タを記憶する第1記憶手段と、測定時に押し順情報に従
って押しボタンを押して得られた測定時データを記憶す
る第2記憶手段、および測定時データまたは両データの
比較情報を表示する表示手段を有する構成よりなる。
従って、押しボタンを操作することで、該操作時におけ
る手(指先や手の平等)の反応能力を測定できる手の反
応能力測定装置を提供する。 【構成】 被測定者の手の反応能力を測定するための手
の反応能力測定装置であって、複数個の押しボタンと、
被測定者に押しボタンを指または手で押すための押し順
情報を認識させる押し順情報認識付与手段と、押し順情
報に沿った平均的データまたは被測定者が平常時に押し
順情報に従って押しボタンを押して得られた平常時デー
タを記憶する第1記憶手段と、測定時に押し順情報に従
って押しボタンを押して得られた測定時データを記憶す
る第2記憶手段、および測定時データまたは両データの
比較情報を表示する表示手段を有する構成よりなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手の反応能力測定装置
に係り、より詳細には、被測定者が手を用いて、所定の
プログラムに従って、押しボタンを操作することで、該
操作時における手(指先や手の平等)の反応能力を測定
し、例えば、該被測定者の疲労度の度合いを測定できる
手の反応能力測定装置に関する。
に係り、より詳細には、被測定者が手を用いて、所定の
プログラムに従って、押しボタンを操作することで、該
操作時における手(指先や手の平等)の反応能力を測定
し、例えば、該被測定者の疲労度の度合いを測定できる
手の反応能力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定者が自らの疲労度の度合いや反応
能力を自己診断できる装置としては、視覚検査装置があ
る。この視覚検査装置は、『発光素子と、該発光素子の
点滅を制御する発光素子点滅制御部と、該発光素子点滅
制御部を操作して点滅状態を停止・把握する点滅値を表
示する点滅値表示部を備えた構成』よりなる。
能力を自己診断できる装置としては、視覚検査装置があ
る。この視覚検査装置は、『発光素子と、該発光素子の
点滅を制御する発光素子点滅制御部と、該発光素子点滅
制御部を操作して点滅状態を停止・把握する点滅値を表
示する点滅値表示部を備えた構成』よりなる。
【0003】そして、これらの視覚検査装置は、発光素
子の点滅周波数を変化させながら、点滅する発光素子を
見つめることにより、該発光素子の光が、断続(点滅
光)として見えるか、連続光として見えるかを検査し、
断続光として見えた時、あるいは断続光として見えた時
の境界における発光素子の点滅値を確認することで視覚
系の疲れ度合いや視覚系の反応能力を自己診断できる。
子の点滅周波数を変化させながら、点滅する発光素子を
見つめることにより、該発光素子の光が、断続(点滅
光)として見えるか、連続光として見えるかを検査し、
断続光として見えた時、あるいは断続光として見えた時
の境界における発光素子の点滅値を確認することで視覚
系の疲れ度合いや視覚系の反応能力を自己診断できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人間の身体
において、それぞれの個性により、疲れの状態が、視覚
系の疲れとして表れる場合、筋肉系の疲れとして表れる
場合、等いろいろと異なりがある。これらの場合、視覚
系の疲れ度合いの検査しただけでは、実際の疲れの度合
いが測定できないケースが生じる。
において、それぞれの個性により、疲れの状態が、視覚
系の疲れとして表れる場合、筋肉系の疲れとして表れる
場合、等いろいろと異なりがある。これらの場合、視覚
系の疲れ度合いの検査しただけでは、実際の疲れの度合
いが測定できないケースが生じる。
【0005】そこで、本発明者は、このような観点に立
脚し、前記視覚系の疲れの最終的には『脳の疲れ』であ
ることから、該疲れが生じた場合は、通常、例えば、端
末機器の操作においても認められるように、そのキーパ
ンチ操作の入力操作反応が遅くなる等の観点から、手の
反応能力を測定することで、その疲労度の度合いを測定
し得ることを究明した。
脚し、前記視覚系の疲れの最終的には『脳の疲れ』であ
ることから、該疲れが生じた場合は、通常、例えば、端
末機器の操作においても認められるように、そのキーパ
ンチ操作の入力操作反応が遅くなる等の観点から、手の
反応能力を測定することで、その疲労度の度合いを測定
し得ることを究明した。
【0006】ところで、近年、キーパンチ操作や精密作
業を行う機会が増加している。従って、各個人において
も、予め、自分の手の反応能力を自覚し、自己がどの程
度の作業が行え、またどの程度の作業を行った場合、該
反応能力に低下が生じるかを知っておく必要がある。こ
れによって、自己管理ができると共に、過労等を未然に
防止することができる。
業を行う機会が増加している。従って、各個人において
も、予め、自分の手の反応能力を自覚し、自己がどの程
度の作業が行え、またどの程度の作業を行った場合、該
反応能力に低下が生じるかを知っておく必要がある。こ
れによって、自己管理ができると共に、過労等を未然に
防止することができる。
【0007】本発明は、以上のような課題に対処して創
案したものであって、その目的とする処は、被測定者が
手を用いて、所定のプログラムに従って、押しボタンを
操作することで、該操作時における手(指先や手の平
等)の反応能力を測定できる手の反応能力測定装置を提
供することにある。
案したものであって、その目的とする処は、被測定者が
手を用いて、所定のプログラムに従って、押しボタンを
操作することで、該操作時における手(指先や手の平
等)の反応能力を測定できる手の反応能力測定装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、上記課題を解決
するための手段としての本発明の請求項1の手の反応能
力測定装置は、被測定者の手の反応能力を測定するため
の手の反応能力測定装置であって、複数個の押しボタン
と、該被測定者に該押しボタンを指または手で押すため
の押し順情報を認識させる押し順情報認識付与手段と、
該押し順情報に沿った平均的データまたは該被測定者が
平常時に該押し順情報に従って押しボタンを押して得ら
れた平常時データを記憶する第1記憶手段と、該被測定
者が測定時に該押し順情報に従って押しボタンを押して
得られた測定時データを記憶する第2記憶手段、および
該測定時データまたは該両データの比較情報を表示する
表示手段を有する構成としている。
するための手段としての本発明の請求項1の手の反応能
力測定装置は、被測定者の手の反応能力を測定するため
の手の反応能力測定装置であって、複数個の押しボタン
と、該被測定者に該押しボタンを指または手で押すため
の押し順情報を認識させる押し順情報認識付与手段と、
該押し順情報に沿った平均的データまたは該被測定者が
平常時に該押し順情報に従って押しボタンを押して得ら
れた平常時データを記憶する第1記憶手段と、該被測定
者が測定時に該押し順情報に従って押しボタンを押して
得られた測定時データを記憶する第2記憶手段、および
該測定時データまたは該両データの比較情報を表示する
表示手段を有する構成としている。
【0009】請求項2の手の反応能力測定装置は、前記
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記第1記
憶手段の平均時データまたは被測定者が平常時に該押し
順情報に従って押しボタンを押して得られた平常時デー
タが、該押し順情報に沿い前記押しボタンを正しい押し
順で押すのに要する平均的所要時間または被測定者が平
常時に押し順情報に沿い該押しボタンを正しい押し順で
押すのに要した平常時所要時間であり、前記第2記憶手
段の測定時データが被測定者が測定時に押し順情報に沿
い該押しボタンを正しい押し順で押すのに要した測定時
所要時間である構成としている。
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記第1記
憶手段の平均時データまたは被測定者が平常時に該押し
順情報に従って押しボタンを押して得られた平常時デー
タが、該押し順情報に沿い前記押しボタンを正しい押し
順で押すのに要する平均的所要時間または被測定者が平
常時に押し順情報に沿い該押しボタンを正しい押し順で
押すのに要した平常時所要時間であり、前記第2記憶手
段の測定時データが被測定者が測定時に押し順情報に沿
い該押しボタンを正しい押し順で押すのに要した測定時
所要時間である構成としている。
【0010】請求項3の手の反応能力測定装置は、前記
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記第1記
憶手段の平均時データまたは被測定者が平常時に該押し
順情報に従って押しボタンを押して得られた平常時デー
タが、該押し順情報に沿い前記押しボタンを一定時間で
押した際の平均的正解率データまたは被測定者が平常時
に該押し順情報に沿い該押しボタンを一定時間で押した
際の平常時正解率データであり、前記第2記憶手段の測
定時データが、被測定者が測定時に該押し順情報に沿い
該押しボタンを一定時間で押した際の測定時正解率デー
タである構成としている。
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記第1記
憶手段の平均時データまたは被測定者が平常時に該押し
順情報に従って押しボタンを押して得られた平常時デー
タが、該押し順情報に沿い前記押しボタンを一定時間で
押した際の平均的正解率データまたは被測定者が平常時
に該押し順情報に沿い該押しボタンを一定時間で押した
際の平常時正解率データであり、前記第2記憶手段の測
定時データが、被測定者が測定時に該押し順情報に沿い
該押しボタンを一定時間で押した際の測定時正解率デー
タである構成としている。
【0011】請求項4の手の反応能力測定装置は、前記
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記請求項
2の第1,第2記憶手段と、前記請求項3の第1,第2
記憶手段の両記憶手段を有し、該両記憶手段を切り替え
できる構成としている。また請求項5の手の反応能力測
定装置は、前記請求項1〜3の何れかの装置において、
前記押し順情報認識付与手段が、押しボタンを直接また
は間接的に点灯表示する手段である構成としている。
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記請求項
2の第1,第2記憶手段と、前記請求項3の第1,第2
記憶手段の両記憶手段を有し、該両記憶手段を切り替え
できる構成としている。また請求項5の手の反応能力測
定装置は、前記請求項1〜3の何れかの装置において、
前記押し順情報認識付与手段が、押しボタンを直接また
は間接的に点灯表示する手段である構成としている。
【0012】請求項6の手の反応能力測定装置は、前記
請求項1〜3の何れかの装置において、前記複数個の押
しボタンが、左右対称に並列配列されている構成からな
る。また請求項7の手の反応能力測定装置は、前記請求
項1〜3の何れかの装置において、前記押しボタンに数
字または記号が直接または間接的に表示されている構成
からなる。
請求項1〜3の何れかの装置において、前記複数個の押
しボタンが、左右対称に並列配列されている構成からな
る。また請求項7の手の反応能力測定装置は、前記請求
項1〜3の何れかの装置において、前記押しボタンに数
字または記号が直接または間接的に表示されている構成
からなる。
【0013】
【作用】請求項1の手の反応能力測定装置は、押し順情
報認識付与手段で認識付与された押し順情報(プログラ
ム)に沿って被測定者が測定時に押しボタンを押すこと
により、この結果得られた測定時データが第1記憶手段
に記憶され、かつ表示手段によって前記測定時データま
たは予め被測定者が平常時に測定を行って得て第2記憶
手段に記憶されている平常時データと測定時データの差
等の比較情報差が表示される。従って、被測定者が、こ
の測定時における測定時データが予め記録されている平
常時データあるいは平均的データに比べて良い場合は、
測定時における手の反応能力が優れていることを認識で
き、その結果として、この場合は、疲労度が少なく、反
対の場合は疲労度が大きいということを自己診断でき
る。
報認識付与手段で認識付与された押し順情報(プログラ
ム)に沿って被測定者が測定時に押しボタンを押すこと
により、この結果得られた測定時データが第1記憶手段
に記憶され、かつ表示手段によって前記測定時データま
たは予め被測定者が平常時に測定を行って得て第2記憶
手段に記憶されている平常時データと測定時データの差
等の比較情報差が表示される。従って、被測定者が、こ
の測定時における測定時データが予め記録されている平
常時データあるいは平均的データに比べて良い場合は、
測定時における手の反応能力が優れていることを認識で
き、その結果として、この場合は、疲労度が少なく、反
対の場合は疲労度が大きいということを自己診断でき
る。
【0014】請求項2の手の反応能力測定装置は、該押
し順情報に沿い前記押しボタンを正しい押し順で押すの
に要する平均的所要時間または被測定者が平常時に押し
順情報に沿い該押しボタンを正しい押し順で押すのに要
した平常時所要時間と、測定時データが被測定者が測定
時に押し順情報に沿い該押しボタンを正しい押し順で押
すのに要した測定時所要時間とを比較することで、該測
定時所要時間が、前記平均的所要時間または平常時所要
時間より長時間となる場合は、測定時における手の反応
能力が劣っていることを自己診断でき、また短時間の場
合、該反応能力が優れていることを自己診断できる。す
なわち、被測定者が自己の手の反応能力を測定しようと
する際、前記押し順情報に沿って指示・あるいは指定さ
れている押しボタンを正しく押した場合の測定時所要時
間を測定し、該押しボタンを間違って押した場合は、再
度始めからやり直し、該押しボタンを最後まで押し順情
報にそって正しく押した場合についての測定時所要時間
と、予め測定している平均的所要時間または平常時所要
時間と、その所要時間同士を比較することで、前記反応
能力を測定する。
し順情報に沿い前記押しボタンを正しい押し順で押すの
に要する平均的所要時間または被測定者が平常時に押し
順情報に沿い該押しボタンを正しい押し順で押すのに要
した平常時所要時間と、測定時データが被測定者が測定
時に押し順情報に沿い該押しボタンを正しい押し順で押
すのに要した測定時所要時間とを比較することで、該測
定時所要時間が、前記平均的所要時間または平常時所要
時間より長時間となる場合は、測定時における手の反応
能力が劣っていることを自己診断でき、また短時間の場
合、該反応能力が優れていることを自己診断できる。す
なわち、被測定者が自己の手の反応能力を測定しようと
する際、前記押し順情報に沿って指示・あるいは指定さ
れている押しボタンを正しく押した場合の測定時所要時
間を測定し、該押しボタンを間違って押した場合は、再
度始めからやり直し、該押しボタンを最後まで押し順情
報にそって正しく押した場合についての測定時所要時間
と、予め測定している平均的所要時間または平常時所要
時間と、その所要時間同士を比較することで、前記反応
能力を測定する。
【0015】請求項3の手の反応能力測定装置は、該押
し順情報に従って押しボタンを一定時間で押した際の平
均的正解率データまたは被測定者が平常時に該押し順情
報に沿い該押しボタンを一定時間で押した際の平常時正
解率データと、被測定者が測定時に該押し順情報に沿い
該押しボタンを一定時間で押した際の測定時正解率デー
タとを比較することで、該測定時正解率データが、前記
平均的正解率データまたは平常時正解率データより悪い
場合は、測定時における手の反応能力が劣っていること
を自己診断でき、また良い場合は、該反応能力が優れて
いることを自己診断できる。すなわち、押し順情報に沿
って押しボタンを押した場合、各測定時によって、該押
し順情報にそって一定時間に正しく指定あるいは指示さ
れた押しボタンを正しく押せるとは限らない。そして、
この予め測定等している一定時間内における平均的正解
率データまたは平常時正解率データと、被測定者が測定
する測定時の測定時正解率データを比較することで、前
記反応能力を測定する。ここで、正解率データには、誤
解率データも含む。
し順情報に従って押しボタンを一定時間で押した際の平
均的正解率データまたは被測定者が平常時に該押し順情
報に沿い該押しボタンを一定時間で押した際の平常時正
解率データと、被測定者が測定時に該押し順情報に沿い
該押しボタンを一定時間で押した際の測定時正解率デー
タとを比較することで、該測定時正解率データが、前記
平均的正解率データまたは平常時正解率データより悪い
場合は、測定時における手の反応能力が劣っていること
を自己診断でき、また良い場合は、該反応能力が優れて
いることを自己診断できる。すなわち、押し順情報に沿
って押しボタンを押した場合、各測定時によって、該押
し順情報にそって一定時間に正しく指定あるいは指示さ
れた押しボタンを正しく押せるとは限らない。そして、
この予め測定等している一定時間内における平均的正解
率データまたは平常時正解率データと、被測定者が測定
する測定時の測定時正解率データを比較することで、前
記反応能力を測定する。ここで、正解率データには、誤
解率データも含む。
【0016】請求項4の手の反応能力測定装置は、前記
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記請求項
2の第1,第2記憶手段と、前記請求項3の第1,第2
記憶手段の両記憶手段を有し、該両記憶手段を切り替え
できるので、任意に測定方法を選択することができる。
請求項5の手の反応能力測定装置は、前記押し順情報認
識付与手段が、押しボタンを直接または間接的に点灯表
示する手段からなるので、被測定者への押し順情報の認
識を容易に行える。
請求項1の手の反応能力測定装置において、前記請求項
2の第1,第2記憶手段と、前記請求項3の第1,第2
記憶手段の両記憶手段を有し、該両記憶手段を切り替え
できるので、任意に測定方法を選択することができる。
請求項5の手の反応能力測定装置は、前記押し順情報認
識付与手段が、押しボタンを直接または間接的に点灯表
示する手段からなるので、被測定者への押し順情報の認
識を容易に行える。
【0017】請求項6の手の反応能力測定装置は、前記
サイズの異なる複数個の押しボタンが、左右対称に並列
配列されているので、左右の手の疲労度を同時に測定す
ることができる。また請求項7の手の反応能力測定装置
は、前記押しボタンに数字または記号が直接または間接
的に表示されているので、押し順情報認識付与を視覚的
手段に限らず聴覚的手段でもって行うことができ、聴覚
系神経の疲労度も自己診断できる。
サイズの異なる複数個の押しボタンが、左右対称に並列
配列されているので、左右の手の疲労度を同時に測定す
ることができる。また請求項7の手の反応能力測定装置
は、前記押しボタンに数字または記号が直接または間接
的に表示されているので、押し順情報認識付与を視覚的
手段に限らず聴覚的手段でもって行うことができ、聴覚
系神経の疲労度も自己診断できる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を具体化
した実施例について説明する。ここに、図1〜図3は、
本発明の実施例を示し、図1は概略構成を示すブロック
図、図2は装置の押しボタンの設けられている部分の平
面図、図3は図2の断面図である。
した実施例について説明する。ここに、図1〜図3は、
本発明の実施例を示し、図1は概略構成を示すブロック
図、図2は装置の押しボタンの設けられている部分の平
面図、図3は図2の断面図である。
【0019】本実施例の手の反応能力測定装置は、平面
四角形状の容器で形成されていて、押しボタン部1と、
データ記録・比較部2、および表示部3を有している。
押しボタン部1は、前記容器の表面に、サイズの異なる
3個の押しボタン4,5,6が左右に対称配置されてい
る。押しボタン4は、親指用の押しボタンで、サイズが
大きく、押しボタン5は、人指し指または中指用の押し
ボタンで、該サイズが押しボタン4より若干小さく、ま
た押しボタン6は、薬指または小指用の押しボタンで、
該サイズが押しボタン5より更に小さいボタンからな
る。
四角形状の容器で形成されていて、押しボタン部1と、
データ記録・比較部2、および表示部3を有している。
押しボタン部1は、前記容器の表面に、サイズの異なる
3個の押しボタン4,5,6が左右に対称配置されてい
る。押しボタン4は、親指用の押しボタンで、サイズが
大きく、押しボタン5は、人指し指または中指用の押し
ボタンで、該サイズが押しボタン4より若干小さく、ま
た押しボタン6は、薬指または小指用の押しボタンで、
該サイズが押しボタン5より更に小さいボタンからな
る。
【0020】押しボタン4,5,6は、それぞれ記録・
データ比較部2に電気的に接続されている。データ記録
・比較部2は、前記容器の内部に設けられていて、被測
定者が手の反応能力を測定する際の押しボタンを押すた
めの順番の指示情報、時間等の押し順情報(本明細書に
おいて押し順情報という)である所定のプログラムを記
録したROMと、被測定者が予め該プログラムに沿って
押しボタン4,5,6を押して得た平常時における平常
時データを記録する第1RAM、被測定者が、該プログ
ラムに沿って押しボタン4,5,6を押して得た測定時
における測定時データを記録する第2RAM、およびこ
れらの両RAMに記録(記憶)された両データを比較
し、両データの差を検出・計測する演算部を有してい
る。ここで、前記平常時データの代わりに、通常の人間
の平均的データを記憶しておいてもよい。この場合、前
記押し順情報(プログラム)に一体としてROMに記憶
させた構成としておくことが好ましい。
データ比較部2に電気的に接続されている。データ記録
・比較部2は、前記容器の内部に設けられていて、被測
定者が手の反応能力を測定する際の押しボタンを押すた
めの順番の指示情報、時間等の押し順情報(本明細書に
おいて押し順情報という)である所定のプログラムを記
録したROMと、被測定者が予め該プログラムに沿って
押しボタン4,5,6を押して得た平常時における平常
時データを記録する第1RAM、被測定者が、該プログ
ラムに沿って押しボタン4,5,6を押して得た測定時
における測定時データを記録する第2RAM、およびこ
れらの両RAMに記録(記憶)された両データを比較
し、両データの差を検出・計測する演算部を有してい
る。ここで、前記平常時データの代わりに、通常の人間
の平均的データを記憶しておいてもよい。この場合、前
記押し順情報(プログラム)に一体としてROMに記憶
させた構成としておくことが好ましい。
【0021】ここで、前記第1RAMに記憶される平常
時データは、被測定者が平常時に押し順情報で指示され
る押しボタン4,5,6を正しい押し順で押すのに要す
る平常時所要時間の場合と、被測定者が平常時に押し順
情報で指示される押しボタン4,5,6を一定時間で押
した際の平常時正解率データの2種類のデータがある。
そして、第1RAMに記憶される平常時データが、平常
時所要時間の場合は、第2RAMに記憶される測定時デ
ータも測定時における所要時間となる。また前記第1R
AMに記憶される平常時データが、平常時正解率データ
の場合は、第2RAMに記憶される測定時データも測定
時における正解率データとしている。
時データは、被測定者が平常時に押し順情報で指示され
る押しボタン4,5,6を正しい押し順で押すのに要す
る平常時所要時間の場合と、被測定者が平常時に押し順
情報で指示される押しボタン4,5,6を一定時間で押
した際の平常時正解率データの2種類のデータがある。
そして、第1RAMに記憶される平常時データが、平常
時所要時間の場合は、第2RAMに記憶される測定時デ
ータも測定時における所要時間となる。また前記第1R
AMに記憶される平常時データが、平常時正解率データ
の場合は、第2RAMに記憶される測定時データも測定
時における正解率データとしている。
【0022】データ記録・比較部2で演算し、検出・計
測されたデータ差は、容器の押しボタン部1の同じ面に
設けられている表示部3に表示される。表示部3は、液
晶表示板で形成されていて、前記データ差以外に、各平
常時データ、測定時データ、前記プログラム、その他を
表示できる。
測されたデータ差は、容器の押しボタン部1の同じ面に
設けられている表示部3に表示される。表示部3は、液
晶表示板で形成されていて、前記データ差以外に、各平
常時データ、測定時データ、前記プログラム、その他を
表示できる。
【0023】そして、本実施例の手の反応能力測定装置
は、電源をONにした後、まず前記平常時データ、測定
時データとして、所要時間データあるいは正解率データ
の何れか一方を選択する。すなわち、該平常時データ、
測定時データとして、所要時間データを選択した場合
は、前記比較情報(データ)が、押し順情報と正しい順
で押しボタンを押すのに要にした時間を比較すること
で、手の反応能力を測定することができる。また前記平
常時データ、測定時データとして、正解率データを選択
した場合は、一定時間内に、押し間違いが何個あるか等
のデータを比較することで、手の反応能力を測定するこ
とができる。そして、スタートボタンを押して、表示部
3にデータ記録・比較部2のROMに記憶されている押
し順情報(プログラム)を表示させ、このプログラムに
従って、手の反応能力を測定しようとする被測定者が、
該プログラムを視覚的に読み取り、この読み取った押し
順情報で指示されている押しボタン4,5,6を指示通
りに押す。ここで、前記押し順情報は、表示画面に左か
ら右に、あるいは右から左へと流れるように表示される
ようにしている。そして、これを視覚的に読み取ると同
時に、被測定者が該当する押しボタン4,5,6を選択
し、かつ押すと、該当する信号がデータ記録・比較部2
に送られ、第2RAMに記憶される。なお、前記平常時
データ、測定時データとして、所要時間データを選択し
た場合は、被測定者が自己の手の反応能力を測定しよう
とする際、前記押し順情報に沿って指示・あるいは指定
されている押しボタンを間違って押した場合は、再度始
めからやり直し、該押しボタンを最後まで押し順情報に
そって正しく押した場合についての測定時所要時間を測
定する。ここで、押し間違いがあったか否は、データ記
録・比較部2での比較によって検出されて、該押し間違
いがあると、その旨が表示部3若しくはブザーや音声手
段(図示せず)によって被測定者に知らせ、再度、最初
から測定を開始するように指示する。また、前記平常時
データ、測定時データとして、正解率データを選択した
場合は、測定時間をタイマー(図示せず)によって、被
測定者に知らせると共に、押しボタン操作を停止させ
る。
は、電源をONにした後、まず前記平常時データ、測定
時データとして、所要時間データあるいは正解率データ
の何れか一方を選択する。すなわち、該平常時データ、
測定時データとして、所要時間データを選択した場合
は、前記比較情報(データ)が、押し順情報と正しい順
で押しボタンを押すのに要にした時間を比較すること
で、手の反応能力を測定することができる。また前記平
常時データ、測定時データとして、正解率データを選択
した場合は、一定時間内に、押し間違いが何個あるか等
のデータを比較することで、手の反応能力を測定するこ
とができる。そして、スタートボタンを押して、表示部
3にデータ記録・比較部2のROMに記憶されている押
し順情報(プログラム)を表示させ、このプログラムに
従って、手の反応能力を測定しようとする被測定者が、
該プログラムを視覚的に読み取り、この読み取った押し
順情報で指示されている押しボタン4,5,6を指示通
りに押す。ここで、前記押し順情報は、表示画面に左か
ら右に、あるいは右から左へと流れるように表示される
ようにしている。そして、これを視覚的に読み取ると同
時に、被測定者が該当する押しボタン4,5,6を選択
し、かつ押すと、該当する信号がデータ記録・比較部2
に送られ、第2RAMに記憶される。なお、前記平常時
データ、測定時データとして、所要時間データを選択し
た場合は、被測定者が自己の手の反応能力を測定しよう
とする際、前記押し順情報に沿って指示・あるいは指定
されている押しボタンを間違って押した場合は、再度始
めからやり直し、該押しボタンを最後まで押し順情報に
そって正しく押した場合についての測定時所要時間を測
定する。ここで、押し間違いがあったか否は、データ記
録・比較部2での比較によって検出されて、該押し間違
いがあると、その旨が表示部3若しくはブザーや音声手
段(図示せず)によって被測定者に知らせ、再度、最初
から測定を開始するように指示する。また、前記平常時
データ、測定時データとして、正解率データを選択した
場合は、測定時間をタイマー(図示せず)によって、被
測定者に知らせると共に、押しボタン操作を停止させ
る。
【0024】ところで、被測定者は表示部3に表示され
るプログラムに従って対応する押しボタン4,5,6を
押していくわけであるが、手の反射能力が劣ってくる
と、使用する指を間違えたり、また押す押しボタン4,
5,6を間違えたり、あるいはその反応時間が遅くな
る。従って、このことから被測定者は、現在、どの程度
疲れているかを把握することができる。しかし、これら
のデータは、その測定時におけるデータであり、該被測
定者が平常時においては、どの程度の反射能力を有して
いるか個性差があり、一概に決められるものでない。そ
こで、被測定者が、その測定を行う前に、すなわち平常
時に、予め、これと同様に操作を行っておいて、その平
常時におけるデータをデータ記録・比較部2の第1RA
Mに記憶させておく。
るプログラムに従って対応する押しボタン4,5,6を
押していくわけであるが、手の反射能力が劣ってくる
と、使用する指を間違えたり、また押す押しボタン4,
5,6を間違えたり、あるいはその反応時間が遅くな
る。従って、このことから被測定者は、現在、どの程度
疲れているかを把握することができる。しかし、これら
のデータは、その測定時におけるデータであり、該被測
定者が平常時においては、どの程度の反射能力を有して
いるか個性差があり、一概に決められるものでない。そ
こで、被測定者が、その測定を行う前に、すなわち平常
時に、予め、これと同様に操作を行っておいて、その平
常時におけるデータをデータ記録・比較部2の第1RA
Mに記憶させておく。
【0025】そして、前記測定時のデータが第1RAM
に記憶されると、このデータが演算部で、第2記憶部に
予め記憶されている平常時におけるデータと比較され、
その差が演算され、表示部3に表示される。この差が、
例えば、+〜0表示(測定時データが予め記録されてい
る平常時データあるいは平均的データに比べて良い場
合)の場合は、反応能力に低下がなく、疲労度が少ない
ということが把握でき、−表示(測定時データが予め記
録されている平常時データあるいは平均的データに比べ
て劣る場合)は、反応能力が劣り、疲労度が大きいとい
うことを自己診断できる。特に、特定の押しボタンの押
し忘れの有無や回数等についても測定できる。
に記憶されると、このデータが演算部で、第2記憶部に
予め記憶されている平常時におけるデータと比較され、
その差が演算され、表示部3に表示される。この差が、
例えば、+〜0表示(測定時データが予め記録されてい
る平常時データあるいは平均的データに比べて良い場
合)の場合は、反応能力に低下がなく、疲労度が少ない
ということが把握でき、−表示(測定時データが予め記
録されている平常時データあるいは平均的データに比べ
て劣る場合)は、反応能力が劣り、疲労度が大きいとい
うことを自己診断できる。特に、特定の押しボタンの押
し忘れの有無や回数等についても測定できる。
【0026】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できる構成を含む。因みに、押しボタン部1の各
押しボタンにテンキーを兼ねる構成とすることによっ
て、手の反応能力測定の他に、計算能力(疲労度が増す
と計算能力が低下する)を測定することで、その疲労度
を検出することができる。また、押しボタンにスプリン
グや弾性ゴム板その他の弾性体を介在させて押圧力を保
持させ、この押圧力を検出するセンサーを設けることに
より、この押圧力の変化を検出することで、その疲労度
の測定ができる。この場合についても、予め、平常時に
おける被測定者の押圧力(各指について)を記憶させて
おく必要がある。また、前記押し順情報付与手段は、装
置内に内蔵する構成でなく、別途、テキスト等によって
情報付与する構成としてもよいことは当然である。ま
た、押しボタンには、押しボタン、キー、面スイッチ、
接触スイッチ等、接触することで、信号を発する各種ス
イッチを含む。
れるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できる構成を含む。因みに、押しボタン部1の各
押しボタンにテンキーを兼ねる構成とすることによっ
て、手の反応能力測定の他に、計算能力(疲労度が増す
と計算能力が低下する)を測定することで、その疲労度
を検出することができる。また、押しボタンにスプリン
グや弾性ゴム板その他の弾性体を介在させて押圧力を保
持させ、この押圧力を検出するセンサーを設けることに
より、この押圧力の変化を検出することで、その疲労度
の測定ができる。この場合についても、予め、平常時に
おける被測定者の押圧力(各指について)を記憶させて
おく必要がある。また、前記押し順情報付与手段は、装
置内に内蔵する構成でなく、別途、テキスト等によって
情報付与する構成としてもよいことは当然である。ま
た、押しボタンには、押しボタン、キー、面スイッチ、
接触スイッチ等、接触することで、信号を発する各種ス
イッチを含む。
【0027】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1の手の反応能力測定装置によれば、押し順情
報(プログラム)に沿って被測定者が測定時に押しボタ
ンを押すことにより、この結果得られた測定時データが
第1記録手段に記録され、かつ表示手段によって前記測
定時データまたは予め被測定者が平常時に測定を行って
得て第2記録手段に記録されている平常時データまたは
平均的データと測定時データの比較情報が表示されるの
で、この測定時における測定時データが予め記録されて
いる平常時データあるいは平均的データに比べて良い場
合は、反応能力が劣り、結果として疲労度が少なく、反
対の場合は疲労度が大きいということを自己診断できる
という効果を有する。
の請求項1の手の反応能力測定装置によれば、押し順情
報(プログラム)に沿って被測定者が測定時に押しボタ
ンを押すことにより、この結果得られた測定時データが
第1記録手段に記録され、かつ表示手段によって前記測
定時データまたは予め被測定者が平常時に測定を行って
得て第2記録手段に記録されている平常時データまたは
平均的データと測定時データの比較情報が表示されるの
で、この測定時における測定時データが予め記録されて
いる平常時データあるいは平均的データに比べて良い場
合は、反応能力が劣り、結果として疲労度が少なく、反
対の場合は疲労度が大きいということを自己診断できる
という効果を有する。
【0028】請求項2の手の反応能力測定装置によれ
ば、請求項1の効果に加えて、押し順情報に沿い前記押
しボタンを正しい押し順で押すのに要する平均的所要時
間または被測定者が平常時に押し順情報に沿い該押しボ
タンを正しい押し順で押すのに要した平常時所要時間
と、測定時データが被測定者が測定時に押し順情報に沿
い該押しボタンを正しい押し順で押すのに要した測定時
所要時間とを比較することで、該測定時所要時間が、前
記平均的所要時間または平常時所要時間より長時間とな
る場合は、測定時における手の反応能力が劣っているこ
とを自己診断でき、また短時間の場合、該反応能力が優
れていることを自己診断できるという効果を有する。
ば、請求項1の効果に加えて、押し順情報に沿い前記押
しボタンを正しい押し順で押すのに要する平均的所要時
間または被測定者が平常時に押し順情報に沿い該押しボ
タンを正しい押し順で押すのに要した平常時所要時間
と、測定時データが被測定者が測定時に押し順情報に沿
い該押しボタンを正しい押し順で押すのに要した測定時
所要時間とを比較することで、該測定時所要時間が、前
記平均的所要時間または平常時所要時間より長時間とな
る場合は、測定時における手の反応能力が劣っているこ
とを自己診断でき、また短時間の場合、該反応能力が優
れていることを自己診断できるという効果を有する。
【0029】請求項3の手の反応能力測定装置によれ
ば、請求項1の効果に加えて、押し順情報に従って押し
ボタンを一定時間で押した際の平均的正解率データまた
は被測定者が平常時に該押し順情報に沿い該押しボタン
を一定時間で押した際の平常時正解率データと、被測定
者が測定時に該押し順情報に沿い該押しボタンを一定時
間で押した際の測定時正解率データとを比較すること
で、該測定時正解率データが、前記平均的正解率データ
または平常時正解率データより悪い場合は、測定時にお
ける手の反応能力が劣っていることを自己診断でき、ま
た良い場合は、該反応能力が優れていることを自己診断
できるという効果を有する。
ば、請求項1の効果に加えて、押し順情報に従って押し
ボタンを一定時間で押した際の平均的正解率データまた
は被測定者が平常時に該押し順情報に沿い該押しボタン
を一定時間で押した際の平常時正解率データと、被測定
者が測定時に該押し順情報に沿い該押しボタンを一定時
間で押した際の測定時正解率データとを比較すること
で、該測定時正解率データが、前記平均的正解率データ
または平常時正解率データより悪い場合は、測定時にお
ける手の反応能力が劣っていることを自己診断でき、ま
た良い場合は、該反応能力が優れていることを自己診断
できるという効果を有する。
【0030】請求項4の手の反応能力測定装置によれ
ば、前記請求項2の第1,第2記憶手段と、前記請求項
3の第1,第2記憶手段の両記憶手段を有し、該両記憶
手段を切り替えできるので、任意に測定方法を選択する
ことができるという効果を有する。
ば、前記請求項2の第1,第2記憶手段と、前記請求項
3の第1,第2記憶手段の両記憶手段を有し、該両記憶
手段を切り替えできるので、任意に測定方法を選択する
ことができるという効果を有する。
【0031】請求項5の手の反応能力測定装置は、前記
押し順情報認識付与手段が、押しボタンを直接または間
接的に点灯表示する手段からなるので、被測定者への押
し順情報の認識を容易に行えるという効果を有する。
押し順情報認識付与手段が、押しボタンを直接または間
接的に点灯表示する手段からなるので、被測定者への押
し順情報の認識を容易に行えるという効果を有する。
【0032】請求項6の手の反応能力測定装置によれ
ば、複数個の押しボタンが、左右対称に並列配列されて
いるので、左右の手の反応能力を同時に測定することが
でき、また請求項7の手の反応能力測定装置は、前記押
しボタンに数字または記号が直接または間接的に表示さ
れているので、押し順情報認識付与を視覚的手段に限ら
ず聴覚的手段でもって行え、聴覚系神経の疲労度や反応
能力も自己診断できるという効果を有する。
ば、複数個の押しボタンが、左右対称に並列配列されて
いるので、左右の手の反応能力を同時に測定することが
でき、また請求項7の手の反応能力測定装置は、前記押
しボタンに数字または記号が直接または間接的に表示さ
れているので、押し順情報認識付与を視覚的手段に限ら
ず聴覚的手段でもって行え、聴覚系神経の疲労度や反応
能力も自己診断できるという効果を有する。
【図1】本発明の実施例を示す概略構成のブロック図で
ある。
ある。
【図2】装置の押しボタンの設けられている部分の平面
図である。
図である。
【図3】図2の断面図である。
1・・・押しボタン部、2・・・データ記録・比較部、
3・・・表示部、4,5,6・・・押しボタン部
3・・・表示部、4,5,6・・・押しボタン部
Claims (7)
- 【請求項1】 被測定者の手の反応能力を測定するため
の手の反応能力測定装置であって、複数個の押しボタン
と、該被測定者に該押しボタンを指または手で押すため
の押し順情報を認識させる押し順情報認識付与手段と、
該押し順情報に沿った平均的データまたは該被測定者が
平常時に該押し順情報に従って押しボタンを押して得ら
れた平常時データを記憶する第1記憶手段と、該被測定
者が測定時に該押し順情報に従って押しボタンを押して
得られた測定時データを記憶する第2記憶手段、および
該測定時データまたは該両データの比較情報を表示する
表示手段を有することを特徴とする手の反応能力測定装
置。 - 【請求項2】 前記第1記憶手段の平均時データまたは
被測定者が平常時に該押し順情報に従って押しボタンを
押して得られた平常時データが、該押し順情報に沿い前
記押しボタンを正しい押し順で押すのに要する平均的所
要時間または被測定者が平常時に押し順情報に沿い該押
しボタンを正しい押し順で押すのに要した平常時所要時
間であり、前記第2記憶手段の測定時データが被測定者
が測定時に押し順情報に沿い該押しボタンを正しい押し
順で押すのに要した測定時所要時間である請求項1に記
載の手の反応能力測定装置。 - 【請求項3】 前記第1記憶手段の平均時データまたは
被測定者が平常時に該押し順情報に従って押しボタンを
押して得られた平常時データが、該押し順情報に沿い前
記押しボタンを一定時間で押した際の平均的正解率デー
タまたは被測定者が平常時に該押し順情報に沿い該押し
ボタンを一定時間で押した際の平常時正解率データであ
り、前記第2記憶手段の測定時データが、被測定者が測
定時に該押し順情報に沿い該押しボタンを一定時間で押
した際の測定時正解率データである請求項1に記載の手
の反応能力測定装置。 - 【請求項4】 請求項2の第1,第2記憶手段と、請求
項3の第1,第2記憶手段の両記憶手段を有し、該両記
憶手段を切り替えできる請求項1に記載の手の反応能力
測定装置。 - 【請求項5】 前記押し順情報認識付与手段が、押しボ
タンを直接または間接的に点灯表示する手段からなる請
求項1〜4の何れかに記載の手の反応能力測定装置。 - 【請求項6】 前記複数個の押しボタンが、左右対称に
並列配列されている請求項1〜5の何れかにに記載の手
の反応能力測定装置。 - 【請求項7】 前記押しボタンに数字または記号が直接
または間接的に表示されている請求項1〜6の何れかに
記載の手の反応能力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059826A JPH08224226A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 手の反応能力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059826A JPH08224226A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 手の反応能力測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08224226A true JPH08224226A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=13124429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7059826A Pending JPH08224226A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 手の反応能力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08224226A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7292884B2 (en) | 2004-02-02 | 2007-11-06 | Tanita Corporation | Impedance based reaction performance measuring device |
JP2011004840A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Chiba Univ | 上肢運動機能複合診断装置 |
KR20210080298A (ko) * | 2016-03-31 | 2021-06-30 | 주식회사 네오펙트 | 패그보드형 재활훈련시스템 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7059826A patent/JPH08224226A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7292884B2 (en) | 2004-02-02 | 2007-11-06 | Tanita Corporation | Impedance based reaction performance measuring device |
JP2011004840A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Chiba Univ | 上肢運動機能複合診断装置 |
KR20210080298A (ko) * | 2016-03-31 | 2021-06-30 | 주식회사 네오펙트 | 패그보드형 재활훈련시스템 |
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